JP3942447B2 - ネットワークサーバ及びネットワーク - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークサーバ及びネットワークに関するものである。例えば、移動通信端末装置とネットワークサーバ間でのパケット転送方式のLANシステムを構成するサーバ及びそのネットワークに適用することができる。
【0002】
【従来の技術】
近年、企業におけるLAN環境は、例えば広域網やインターネット等と接続されるようになり、構内の閉じた利用から広域の企業網としての利用へ移行しつつある。また、パソコンや携帯情報端末等の小型化及び高性能化に伴い、出張等の移動時に少なくとも無線通信機能を備えた移動通信端末装置(LAN端末)を持ち運ぶ機会が多くなっている。
【0003】
このような背景により、どの場所にいても所持者がLAN端末を用いた無線通信によるLAN環境で仕事をすることできる移動型のLANシステムがある。
【0004】
このような移動型のLANシステムは、所持者がどの場所に移動しても同じLAN環境で仕事ができるロジカルなLAN環境が望まれており、そのサービスの1つとして、例えば移動先でも同じIPアドレスの使用を可能とするモバイルIPによるものが提案されている。
【0005】
従来のモバイルIPを使用した移動型LANシステム例が、以下の参考文献に記載されているので簡単に説明する。
【0006】
参考文献:RFC2002“IP Mobillity Support”
図2は、従来のモバイルIPを使用した移動型LANシステムの全体構成を示したブロック図である。
【0007】
図2に示すように、従来のモバイルIPを使用した移動型LANシステムは、それぞれ複数のアクセスポイント(AP)と接続し、通信可能範囲内でLAN端末(MN)と無線通信するエージェントサーバを備えた複数のサブネットワークが、例えばインターネット等を介して接続されて、1つのネットワークを構成している。
【0008】
図2では、これらサブネットワークについて、移動するLAN端末(MN)8がもっとも頻繁に接続するサブネットワークをホームネットワークとし、LAN端末8が移動先で接続するサブネットワークをリモートネットワークとする。なお、図2は2つのリモートネットワークを備えた場合を示している。
【0009】
また、ホームネットワークが備えるエージェントサーバをホームエージェントサーバ(HA)2とし、リモートネットワークが備えるエージェントサーバをフォーリンエージェントサーバ(FA)1−1及び1−2とする。
【0010】
このときのモバイルIPは、このリモートネットワークとホームネットワークの間のパケット転送プロトコルである。
【0011】
図2において、LAN端末8は、リモートネットワーク1のフォーリンエージェントサーバ1−1が管轄する通信可能範囲内に位置しており、アクセスポイント3−1〜3−nを介して無線通信している。
【0012】
このとき、フォーリンエージェントサーバ1−1は、自己の通信可能範囲内に、自サブネットワークの識別符号を含むアドバタイズメント信号を周期的に送信しており、LAN端末8は、このアドバタイズメント信号に基づいてサブネットワークの識別をしている。
【0013】
その後、LAN端末8がリモートネットワーク2の通信可能範囲内に移動しようとする場合、移動しようとするLAN端末8は、アドバタイズメント信号の識別符号の変化に基づいて、サブネットワーク間の移動を検出し、自己の登録信号を移動しようとする先のフォーリンエージェントサーバ1−2に送信する。
【0014】
フォーリンエージェントサーバ1−2は、LAN端末8からの登録信号を受信すると、ホームエージェントサーバ2にLAN端末8の移動を通知し、フォーリンエージェントサーバ1−2とホームエージェントサーバ2間のパケット転送が開始される。
【0015】
このようにして、LAN端末8の移動によってもLAN環境を使用することができるが、モバイルIPの環境におけるLAN端末8の移動無線通信では、VoIP(Voice Over IP)伝送を実現するために、移動するLAN端末とフォーリンエージェントサーバ間の無線通信路で誤りに強いヘッダ圧縮を行う必要がある。
【0016】
これは、無線通信路特有問題として、有限の無線リソースを有効活用するための伝送効率向上や、雑音、干渉及びフェージングなどに起因する無線伝送誤りやパケットロスがあるためである。
【0017】
このヘッダ圧縮技術について以下の参考文献に記載されている。
【0018】
参考文献:RFC2508 “Compressing IP/UDP/RTP Headers for Low−Speed Serial Links”
したがって、LAN端末8が、リモートネットワーク1の通信可能範囲内からリモートネットワーク2通信可能範囲内に移動する場合、LAN端末8と通信しているフォーリンエージェントサーバ1−1が管理するLAN端末8との通信に係るヘッダ圧縮情報(以下、「コンテキスト」)を、フォーリンエージェントサーバ1−2ヘ転送することにより、モバイルIP環境下での移動無線通信が確立される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のモバイルIPを使用した移動型LANシステムは、LAN端末8の移動の態様によって、以下のような問題がある。
【0020】
すなわち、従来のモバイルIP使用環境下での移動型LANシステムにおいて、LAN端末8が移動しようとする移動先が複数存在する場合には、LAN端末8との通信に係るヘッダ圧縮情報(コンテキスト)が、予め決められた移動先候補のネットワークのエージェントサーバにのみ転送されるので、LAN端末8が、移動先候補以外のネットワークに移動した場合には、シームレスなハンドオフを行うことができないという問題がある。
【0021】
その結果として、例えばVoIP等のストリーミング系のアプリケーションが一時的に途切れてしまう。
【0022】
そのため、モバイルIPの環境における移動型LANシステムにおいて、少なくとも無線通信機能を備えたLAN端末の移動先が複数存在する場合であっても、シームレスなハンドオフを行うことができるネットワークサーバ及びネットワークが求められている。
【0023】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、第1の本発明のネットワークサーバは、当該ネットワークで無線通信する移動通信端末装置の当該ネットワークからの移動を検知して、その移動先ネットワークのネットワークサーバに、当該移動通信端末装置との通信接続情報を与えるネットワークサーバにおいて、移動通信端末装置の移動を検知する移動検知手段と、移動通信端末装置が移動通信し得る複数の他ネットワークの中から、移動通信端末装置の移動先ネットワークを1つ予測する移動先予測手段と、移動通信端末装置との通信接続情報を分割する通信接続情報分割手段と、移動先予測手段により予測された移動先ネットワークの移動先ネットワークサーバに、上記通信接続情報を送信すると共に、上記移動先予測手段により予測された移動先ネットワークに近隣する少なくとも1以上のネットワークのネットワークサーバに、上記通信接続情報分割手段によって分割された分割通信接続情報を送信する通信手段とを備えることを特徴とする。
【0024】
また、第2の本発明のネットワークは、それぞれ移動通信端末装置と通信し得る複数のサブネットワークが接続され、サブネットワーク間を移動する移動通信端末装置の通信接続情報を通信するネットワークにおいて、各サブネットワークは、第1の本発明のネットワークサーバを備えることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態
本発明のネットワークサーバ及びネットワークの第1の実施形態について図1及び図3〜図5を参照して詳説する。
【0026】
図5は、本実施形態に係るモバイルIPを使用する移動型LANシステムの全体構成を示した構成図である。
【0027】
第1の実施形態は、図5に示すモバイルIP環境下での移動型LANシステムを構成するネットワークにおいて、少なくとも無線通信機能を備えた移動可能なLAN端末8が、あるサブネットワークに属する通信可能範囲から別のサブネットワークに属する通信可能範囲に移動する場合の適用である。
【0028】
(A−1)第1の実施形態の構成
図5に示すように、本実施形態に係る移動型LANシステムは、ホームネットワークと3つのリモートネットワークとから構成されている。なおリモートネットワークの数が限定されないことは当然である。
【0029】
ホームネットワークは、ホームエージェントサーバ(HA)2と、固定通信端末(CN)7とが接続されている。この固定通信端末7は、移動できるLAN端末8と通信可能な端末であり、図5では1個のみ表したが複数個備えるようにしても良い。
【0030】
リモートネットワークは、それぞれフォーリンエージェントサーバ(FA)1−1〜1−3を備える。なお、リモートネットワークは、LAN端末8と通信可能な少なくとも1以上の固定通信端末(図5に図示しない)を備えるようにしても良い。
【0031】
ホームエージェントサーバ2及びフォーリンエージェントサーバ1−1〜1−3は、それぞれアクセスポイント(AP)と接続されており、LAN端末8は、それらアクセスポイントを介して通信することによりLANシステムを活用する。
【0032】
また、各エージェントサーバ1−1〜1−3及び2は、それぞれ自己が管轄する通信可能範囲内に、自エージェントサーバの識別符号を含んだアドバタイズメント信号を周期的に送信するものである。
【0033】
図1は、第1の実施形態に係るエージェントサーバの内部構成を示したブロック図である。このエージェントサーバは、各リモートネットワークのフォーリンエージェントサーバ1−1〜1−3及びホームエージェントサーバ2に適用できるものである。
【0034】
図1に示すように、エージェントサーバは、移動検知部10と、移動先予測部11と、コンテキスト送受信部12と、コンテキスト分割部13と、他候補コンテキスト送受信部14と、他候補コンテキスト要求部15とを備えるものである。
【0035】
移動検知部10は、アクセスポイントを介して通信しているLAN端末8が移動することを検知するものであり、移動したLAN端末8を検知した場合に、その検知した情報を移動先予測部11及びコンテキスト分割部13に与えるものである。
【0036】
移動先予測部11は、移動検知部10からLAN端末8の移動が検知された情報を受け取り、次にLAN端末8が移動して通信を可能とする移動先を予測して、その予測した移動先に対応するサブネットワークの移動先予測エージェントサーバを、ネットワークに接続する移動可能な他サブネットワークの中から1つ決定するものである。また、移動先予測部11は、予測して決定したサブネットワークの移動先予測エージェントサーバに関する情報をコンテキスト送受信部12に与えるものである。
【0037】
コンテキスト送受信部12は、移動先予測部11から予測されたサブネットワークの移動先予測エージェントサーバに関する情報を受け取り、その予測された移動先予測エージェントサーバに対して、LAN端末8との移動通信に係る通信接続情報(例えばヘッダ圧縮情報等であり、以下では「コンテキスト」とする。)を送信するものである。また、移動先のエージェントサーバにおいては、移動前のエージェントサーバから与えられたコンテキストを受信するものである。
【0038】
また、移動先のエージェントサーバにおいて、コンテキスト送受信部12は、移動前のエージェントサーバのコンテキスト送受信部12から与えられたコンテキストを、ネットワークを介してホームネットワークのホームエージェントサーバ2に与える。移動先エージェントサーバとホームエージェントサーバ2間の通信を可能とするためである。したがって、移動先エージェントサーバがホームエージェントサーバ2であるときには、そのままコンテキストの送信はされない。
【0039】
コンテキスト分割部13は、移動検知部10から検知情報を受け取り、LAN端末8との移動通信に係るコンテキストを、LAN端末8との通信接続中に変更されない部分コンテキストと、更新される部分コンテキストとに分割して部分コンテキストを生成するものである。コンテキスト分割部13は、生成した部分コンテキストを他候補コンテキスト送受信部14に与えるものである。コンテキスト分割部は、移動先エージェントサーバがLAN端末8との通信接続に係るネゴシエーションできる情報を生成するようにする。
【0040】
他候補コンテキスト送受信部14は、コンテキスト分割部13から分割された部分コンテキストを受け取り、それら部分コンテキストのうちLAN端末8との通信接続中に変更されない部分コンテキストを、移動先予測部11によって予測された移動先予測エージェント以外のLAN端末8の移動可能な複数の他サブネットワークのエージェントサーバに送信するものである。また、後述する他候補コンテキスト要求部15からの指示により、残りの部分コンテキストを要求する移動先エージェントサーバに、更新されたコンテキストを送信するものである。
【0041】
また、他候補コンテキスト送受信部14は、自エージェントサーバがLAN端末8の移動先のエージェントサーバであるときには、移動前のエージェントサーバから部分コンテキストを受信するものである。
【0042】
他候補コンテキスト要求部15は、LAN端末8の移動後、LAN端末8と通信するサブネットワークのエージェントサーバから部分コンテキスト要求を受け取り、その要求に応じた部分コンテキストを送信することを、他候補コンテキスト送受信部14に指示するものである。
【0043】
すなわち、他候補コンテキスト要求部15は、LAN端末8が、移動先予測部11によって予測された移動先予測サブネットワーク以外の複数の他サブネットワークのいずれかに移動した場合に、LAN端末8が移動したそのサブネットワークのエージェントサーバから部分コンテキストに対する残りの部分コンテキストの送信要求を受け取るものである。
【0044】
(A−2)第1の実施形態の動作
以下では、第1の実施形態のエージェントサーバのコンテキスト送信動作及び受信動作について説明する。
【0045】
図3は、第1の実施形態に係るエージェントサーバのコンテキスト送信動作処理を説明するフローチャートである。
【0046】
アクセスポイント3−1〜3−nを介してフォーリンエージェントサーバ1−1と通信しているLAN端末8が、リモートネットワーク1の通信範囲から脱しようとする場合、フォーリンエージェントサーバ1−1の移動検知部10によって、LAN端末8の移動が検知される。
【0047】
移動検知部10によってLAN端末8の移動が検知されると、移動先予測部11によって、他のリモートネットワークの中から、LAN端末8の移動先リモートネットワークが1つ予測される(ステップ101)。
【0048】
移動先予測部11によってLAN端末8の移動先リモートネットワークが予測されると、その予測された移動先リモートネットワークのエージェントサーバに、LAN端末8との移動通信に係るコンテキストを送信する(ステップ102)。
【0049】
例えば図5において、移動先予測部11によってLAN端末8がリモートネットワーク2に属する通信範囲に移動すると予測されると、リモートネットワーク2のフォーリンエージェントサーバ1−2に、LAN端末8との通信に係るコンテキストが送信される。
【0050】
また、移動検知部10によってLAN端末8の移動が検知されると、コンテキスト分割部13によって、LAN端末8と接続中に変更されないコンテキストと、更新されたコンテキストとに分割され、部分コンテキストが生成される(ステップ103)。
【0051】
コンテキスト分割部13によって分割された部分コンテキストのうち、LAN端末8との接続中に変更されないコンテキストは、他候補コンテキスト送受信部14によって、移動先予測部11が予測した1つのリモートネットワーク以外でLAN端末8の移動可能な少なくとも1以上のリモートネットワークのフォーリンエージェントサーバに送信される(ステップ104)。
【0052】
例えば図5において、移動先予測部11が予測したリモートネットワーク2以外で、LAN端末8の移動可能なリモートネットワーク3に対して、変更されない部分コンテキストが、他候補コンテキスト送受信部14によってリモートネットワーク3のフォーリンエージェントサーバ1−3に送信される。
【0053】
LAN端末8が、移動先予測部11によって予測された移動先リモートネットワーク2に移動した場合には、そのリモートネットワーク2のフォーリンエージェントサーバ1−2にコンテキストが与えられているので、シームレスなハンドオフを行なうことができる。
【0054】
一方、LAN端末8が、移動先予測部11によって予測された移動先リモートネットワーク2以外のリモートネットワーク3に移動した場合には、以下のような処理がなされる。
【0055】
フォーリンエージェントサーバ1−1の他候補コンテキスト送受信部14からのLAN端末8との通信中に変更されない部分コンテキストは、フォーリンエージェントサーバ1−3の他候補コンテキスト送受信部14により受け取られる(ステップ201)。
【0056】
フォーリンエージェントサーバ1−3において、後述する処理により、残りの部分コンテスト送信要求がフォーリンエージェントサーバ1−1に送信される。
【0057】
フォーリンエージェントサーバ1−3からの部分コンテキストの送信要求は、フォーリンエージェントサーバ1−1の他候補コンテキスト要求部15に与えられる(ステップ105)。
【0058】
他候補コンテキスト要求部15に部分コンテキスト送信要求が与えられると、他候補コンテキスト要求部15は、他候補コンテキスト送受信部に指示を行ない、残りの更新された部分コンテキストが、フォーリンエージェント1−1の他候補コンテキスト送受信部14から要求元のフォーリンエージェント1−3の他候補コンテキスト送受信部14へ与えられる(ステップ106)。
【0059】
図4は第1の実施形態のエージェントサーバのコンテキスト受信動作を説明したフローチャートである。
【0060】
LAN端末8が、リモートネットワーク1に属する通信範囲から移動した場合に、移動前のリモートネットワーク1のフォーリンエージェントサーバ1−1からのコンテキスト又は部分コンテキストは、移動先エージェントサーバのコンテキスト送受信部12によって受信される(ステップ201)。
【0061】
移動前のフォーリンエージェントサーバ1−1から受け取ったコンテキスト又は部分コンテキストは、移動先エージェントサーバのコンテキスト送受信部12によって部分コンテキストであるか否か判断される(ステップ202)。
【0062】
移動先エージェントサーバのコンテキスト送受信部12によって受信されたコンテキストが、部分コンテキストでないと判断された場合には、その受信したコンテキストが分割されていないコンテキストであるので、そのままコンテキスト受信動作は終了する。
【0063】
すなわち、移動前のエージェントサーバ1−1の移動先予測部11によって予測されたサブネットワークの属する通信可能範囲に、LAN端末8が移動したこととなる。
【0064】
また、移動先エージェントサーバのコンテキスト送受信部12によって受信されたコンテキストが、部分コンテキストであると判断された場合には、移動先エージェントサーバの他候補コンテキスト要求部15が、移動前のリモートネットワーク1のフォーリンエージェントサーバ1−1に対して、受信した部分コンテキストに対する残りの部分コンテキストを要求する(ステップ203)。
【0065】
部分コンテキスト要求後、移動前のフォーリンエージェントサーバ1−1から送信された残りの部分コンテキストは、移動先エージェントサーバの他候補コンテキスト送受信部14によって受信される(ステップ204)。
【0066】
(A−3)第1の実施形態の効果
以上、第1の実施形態によれば、コンテキスト分割部13及び他候補コンテキスト送受信部14を備えることにより、移動先予測部11が予測したサブネットワークのエージェントサーバ以外であって、LAN端末8の移動可能なサブネットワークのエージェントサーバに対して、コンテキストを分割した部分コンテキストを送信するができるので、LAN端末8が、移動先予測部11によって予測された移動先予測サブネットワークに移動しなかった場合にも、シームレスなハンドオフを行うことができる。
【0067】
(B)第2の実施形態
以下、本発明のネットワークサーバ及びネットワークの第2の実施形態について図5〜図7を参照して説明する。
【0068】
第2の実施形態は、第1の実施形態のモバイルIPを使用した移動型LANシステムの全体構成と同様の構成を備えており、エージェントサーバの内部構成が第1の実施形態と異なる。
【0069】
(B−1)第2の実施形態の構成
図6は、第2の実施形態のエージェントサーバの内部構成を示したブロック図である。
【0070】
図6に示すように、第2の実施形態のエージェントサーバは、移動検知部10と、移動先予測部11と、コンテキスト送受信部12と、コンテキスト分割部13と、次候補移動先予測部21、次候補コンテキスト送受信部22と、次候補コンテキスト要求部23とを備えるものである。
【0071】
図6に示す第2の実施形態のエージェントサーバが備える構成要件のうち、第1の実施形態のエージェントサーバの構成要件と対応する構成要件については、対応する番号を付しており、これら構成要件の機能説明は省略する。
【0072】
次候補移動先予測部21は、移動検知部10からLAN端末8の移動検知情報を受け取り、移動先予測部11によって予測された移動先予測エージェントサーバ以外で、次に予測されるLAN端末8が移動可能な他サブネットワークの次候補移動先予測エージェントサーバを更に予測するものである。
【0073】
コンテキスト分割部13は、次候補移動先予測部21により予測された次候補移動先予測エージェントサーバに与えるコンテキストを、LAN端末8と通信中に変更されないコンテキストと、更新されるコンテキストとに分割して、部分コンテキストを生成するものである。
【0074】
次候補コンテキスト送受信部22は、コンテキスト分割部13により分割された部分コンテキストのうち変更されない部分コンテキストを、次候補移動先予測部21によって予測された次候補移動先予測エージェントサーバに送信するものである。また、次候補コンテキスト送受信部22は、後述する次候補コンテキスト要求部23からの指示により、次候補移動先予測部21により予測された次候補移動先予測エージェントサーバに対して、送信した部分コンテキストに対応する残りの部分コンテキストを送信するものである。
【0075】
次候補コンテキスト要求部23は、自エージェントが移動前のエージェントサーバである場合、次候補移動先予測部21により予測された次候補移動先予測エージェントサーバからの部分コンテキスト送信要求を受け取り、残りの部分コンテキストを送信することを、次候補コンテキスト送受信部22に指示するものである。また、次候補コンテキスト要求部23は、自エージェントサーバが移動先エージェントサーバである場合、受信した部分コンテキストに対応する部分コンテキストを、移動前のエージェントサーバに要求するものである。
【0076】
(B−2)第2の実施形態の動作
図7は、本実施形態のエージェントサーバのコンテキスト送信動作を説明するフローチャートである。
【0077】
以下の説明では、図5において、リモートネットワーク1の通信可能範囲内に存在するLAN端末8の移動に関する場合である。
【0078】
アクセスポイントを介して通信しているLAN端末8の移動が移動検知部10によって検知され、そのLAN端末8の移動の検知に応じて、移動先予測部11によって移動先予測リモートネットワーク2が予測されて、その予測されたリモートネットワーク2のフォーリンエージェントサーバ1−2に、コンテキストが送信されるまでの動作は第1の実施形態と同じである(ステップ301〜302)。
【0079】
移動検知部10によるLAN端末8の移動が検知されると、次候補移動先予測部21によって、移動先予測部11によって予測されたリモートネットワーク2以外の移動先で、LAN端末8の移動可能な次候補移動先予測リモートネットワーク3が予測される(ステップ303)。
【0080】
次候補移動先予測部21によって次候補移動先予測リモートネットワーク3が予測されると、コンテキスト分割部13によって、次候補移動先予測部21によって予測された次候補移動先予測フォーリンエージェントサーバ1−3に送信するコンテキストが、LAM端末8と通信中に変更されないコンテキストと、更新されたコンテキストとに分割される(ステップ304)。
【0081】
コンテキスト分割部13によって分割された部分コンテキストは、次候補コンテキスト送受信部に与えられ、その部分コンテキストのうち変更されないコンテキストが、次候補コンテキスト送受信部22によって、次候補移動先予測フォーリンエージェントサーバ3に送信される(ステップ305)。
【0082】
LAN端末8が、リモートネットワーク2の通信可能範囲に移動した場合、そのままリモートネットワーク2において通信が行なわれる。
【0083】
LAN端末8が、リモートネットワーク3の通信可能範囲に移動した場合、以下のように処理される。
【0084】
移動先のフォーリンエージェントサーバ1−3からの部分コンテキストの送信要求は、移動前のフォーリンエージェントサーバ1−1の次候補コンテキスト要求部23により受信される(ステップ306)。
【0085】
部分コンテキストの送信要求を受信した次候補コンテキスト要求部23から、残りの部分コンテキストの送信指示が、次候補コンテキスト送受信部22に与えられ、残りの部分コンテキストが次候補コンテキスト送受信部22から送信される(ステップ307)。
【0086】
(B−3)第2の実施形態の効果
以上、第2の実施形態によれば、次候補移動先予測部21を備えることにより、移動先予測部11によって予測された移動先予測エージェントサーバ以外であって、LAN端末8の移動可能な次候補移動先予測エージェントサーバを予測することができるので、その次候補移動先予測エージェントサーバに対して、部分コンテキストを送信することができるので、LAN端末8が、移動先予測部11によって予測されたネットワークに移動しなかった場合でも、シームレスなハンドオフを行うことができる。
【0087】
(C)他の実施形態
第1及び第2の実施形態では、移動先予測部11及び次候補移動先予測部21が、LAN端末8の移動先として予測するエージェントは、リモートネットワークに関するものであったが、LAN端末8が移動可能であればホームネットワークに関するものを予測することもできる。すなわち、エージェントサーバは、フォーリンエージェントサーバ及びホームエージェントサーバのいずれにも適用できる。
【0088】
また、第1及び第2の実施形態において、コンテキスト送受信部12、他候補コンテキスト送受信部14及び次候補コンテキスト送受信部22について、機能構成を明確にするために異なる送受信手段として示したが、送信する又は受信するコンテキストの種別を判断することができる機能を備えることができるのであれば、これらを1つのコンテキスト送受信部としてもよい。
【0089】
さらに、本発明に係る移動型LANシステムの全体構成は、図5に示す構成に限られることがないのは当然である。したがって、例えば図5において、各エージェントサーバは、アクセスポイント(AP)として既存の移動通信に係る基地局を利用し、それら基地局を統括する管制局を介した情報を受け取り、LANシステムの構成とするようにしても良い。
【0090】
【発明の効果】
以上、本発明のネットワークサーバによれば、移動通信端末装置の移動を検知する移動検知手段と、移動通信端末装置が移動通信し得る複数の他ネットワークの中から、移動通信端末装置の移動先ネットワークを1つ予測する移動先予測手段と、移動通信端末装置との通信接続情報を分割する通信接続情報分割手段と、移動先予測手段により予測された移動先ネットワークの移動先ネットワークサーバに、上記通信接続情報を送信すると共に、上記移動先予測手段により予測された移動先ネットワークに近隣する少なくとも1以上のネットワークのネットワークサーバに、上記通信接続情報分割手段によって分割された分割通信接続情報を送信する通信手段とを備えることにより、移動通信端末装置が、予測された1の移動先ネットワークに移動せず、その他の近隣するネットワークに移動した場合でも、シームレスはハンドオフを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るエージェントサーバの内部構成を示したブロック図である。
【図2】移動型LANシステムの全体構成を示した概念図である。
【図3】第1の実施形態に係るエージェントサーバによるコンテキストの送信動作を示したフローチャートである。
【図4】第1の実施形態に係るエージェントサーバによるコンテキストの受信動作を示したフローチャートである。
【図5】第1及び第2の実施形態に係る移動型LANシステムの全体構成を示す概念図である。
【図6】第2の実施形態に係るエージェントサーバの内部構成を示したブロック図である。
【図7】第2の実施形態に係るエージェントサーバによるコンテキストの送信動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1(1−1〜1−3)…フォーリンエージェントサーバ、
2…ホームエージェントサーバ、
8…少なくとも無線通信機能を備えたLAN端末(モバイル端末)、
10…移動検知部、11…移動先予測部、12…コンテキスト送受信部、
13…コンテキスト分割部、14…他候補コンテキスト送受信部、
15…他候補コンテキスト要求部、21…次候補移動先予測部、
22…次候補コンテキスト送受信部、23…次候補コンテキスト要求部。
Claims (6)
- 当該ネットワークで無線通信する移動通信端末装置の当該ネットワークからの移動を検知して、その移動先ネットワークのネットワークサーバに、当該移動通信端末装置との通信接続情報を与えるネットワークサーバにおいて、
上記移動通信端末装置の移動を検知する移動検知手段と、
上記移動通信端末装置が移動通信し得る複数の他ネットワークの中から、上記移動通信端末装置の移動先ネットワークを1つ予測する移動先予測手段と、
上記移動通信端末装置との上記通信接続情報を分割する通信接続情報分割手段と、
上記移動先予測手段により予測された移動先ネットワークの移動先ネットワークサーバに、上記通信接続情報を送信すると共に、上記移動先予測手段により予測された移動先ネットワークに近隣する少なくとも1以上のネットワークのネットワークサーバに、上記通信接続情報分割手段によって分割された分割通信接続情報を送信する通信手段と
を備えることを特徴とするネットワークサーバ。 - 上記通信接続分割手段は、上記通信接続情報を、通信接続中にその情報内容が変更されない分割接続情報と、その情報内容が更新される分割接続情報とに分割し、
上記通信手段は、上記移動先ネットワークに近隣する少なくとも1以上のネットワークのネットワークサーバに、上記通信接続情報の変更されない分割接続情報を送信することを特徴とする請求項1に記載のネットワークサーバ。 - 上記移動先予測手段によって予測された移動先ネットワークに近隣する他ネットワークのうち、上記移動通信端末装置の次候補ネットワークに近隣する他ネットワークのうち、上記移動通信端末装置の次候補ネットワークを更に予測する次候補移動先予測手段を備え、
上記通信手段は、上記次候補移動先予測手段によって予測された次候補ネットワークの次候補ネットワークサーバに、上記変更されない分割接続情報を送信することを特徴とする請求項1に記載のネットワークサーバ。 - 上記移動通信端末装置の移動先のネットワークが上記移動先予測手段によって予測された移動先ネットワークに近接するネットワークに移動した場合、そのネットワークのネットワークサーバからの分割接続情報要求に応じて、対応する更新される分割接続情報の送信を上記通信手段に指示する更新分割接続情報要求手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のネットワークサーバ。
- 上記通信手段は、上記移動通信端末装置の移動前のネットワークのネットワークサーバからの情報が、通信接続情報若しくは変更されない分割接続情報であるか否かを判断する通信接続情報判断部を備え、
上記通信接続情報判断部によって上記送信情報が変更されない分割接続情報であると判断された場合、上記更新分割接続情報要求手段は、上記移動前のネットワークのネットワークサーバに、対応する更新される分割接続情報を要求することを特徴とする請求項3に記載のネットワークサーバ。 - それぞれ移動通信端末装置と通信し得る複数のサブネットワークが接続され、サブネットワーク間を移動する移動通信端末装置の通信接続情報を通信するネットワークにおいて、
上記各サブネットワークは、請求項1〜5のいずれかに記載のネットワークサーバを備えることを特徴とするネットワーク。
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