JP3833525B2 - solenoid valve - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソレノイドの励磁作用下に変位する可動鉄心と流体通路を開閉する弁体とを直接的に連結した電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、アクチュエータへ圧力流体を供給する、あるいは圧縮空気を大気中に排気することにより圧縮空気の流れ方向を制御する電磁弁が用いられている。
【0003】
例えば、実開昭60−178678号公報には、この種の従来技術に係る電磁弁が開示されている。図6に示すように、この電磁弁1では、弁ボディ2の第1および第2流体ポート3、4の連通を相互に切り換える吸気用弁体5と、弁ボディ2の第3流体ポート6の連通を相互に切り換える排気用弁として機能するシール部材7が装着された可動鉄心8が配設され、弁ボディ2の内部には、吸気用弁体5と可動鉄心8との間に連接棒9a、9bが2本挿通されている。
【0004】
弁ボディ2の上部のケーシング10内に配設されるソレノイド部11へ電流が供給されていないオフ状態では、可動鉄心8が第1スプリング12によって下方(矢印B方向)に変位し、シール部材7が第1着座部13に着座して第3流体ポート6と電磁弁1の内部との連通が遮断されるとともに、可動鉄心8による連接棒9a、9bへの押圧作用下に弁体5が第2スプリング14のばね力に抗して下方に変位するため、第2着座部15より離間して第1流体ポート3と第2流体ポート4とが連通した状態にある。
【0005】
また、ソレノイド部11へ電流を供給すると、励磁作用下に可動鉄心8が固定鉄心16側に吸引され、第1スプリング12のばね力に抗して上方(矢印A方向)に変位するため、シール部材7が第1着座部13より離間し、第3流体ポート6と電磁弁1の内部とが連通した状態となるとともに、連接棒9a、9bにより押圧されていた弁体5が第2スプリング14のばね力によって第2着座部15に着座して第1流体ポート3と第2流体ポート4との連通が遮断される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来技術に係る電磁弁1において、可動鉄心8のシール部材7および弁体5は、それぞれ第1および第2スプリング12、14のばね力によって第1および第2着座部13、15にそれぞれ着座してシールする構成としている。しかしながら、第1スプリング12と第2スプリング14のそれぞれのばね力の関係によって、弁体5が前記第1および第2着座部13、15を押圧する際に安定したシート力が得られないとともに、弁体5の開閉動作に対する応答速度が安定しないという問題がある。
【0007】
また、前記弁体5が着座した第2着座部15に対するシート力を向上させるためには、第2スプリング14のばね力を増大させて第2着座部15に対して押圧する必要がある。しかしながら、第2スプリング14のばね力を増大させると、弁体5の上面と可動鉄心8の下面との間に挿通される連接棒9a、9bが弁体5を介して上方に変位する。従って、可動鉄心8が前記連接棒9a、9bの押圧作用下に半強制的に上方に変位するのに伴ってシール部材7が第1着座部13より離間するため、第3流体ポート6と電磁弁1の内部との気密が保持できなくなる。
【0008】
この場合、第1スプリング12のばね力を第2スプリング14と同様に増大させることにより前記問題は解決するが、第1および第2スプリング12、14の相互のばね力のバランス調整が難しいという他の問題がある。また、第1スプリング12のばね力を増大させると、その励磁作用下に可動鉄心8を上方に吸引する際の抵抗力となるため、電磁弁1の吸引力を大きくする必要があり、それに伴って電磁弁1の消費電力が大きくなるとともに、電磁弁1の装置全体の構成が大型化するという問題もある。
【0009】
本発明は、前記の問題を考慮してなされたものであり、可動鉄心と弁体とを直接的に連結することにより部品点数を削減するとともに、弁体のシート力を向上させることが可能な電磁弁を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本発明は、ソレノイドの励磁作用下に可動鉄心を吸引し、該可動鉄心の変位作用下に弁体を変位させる電磁弁において、
複数のポートと、該複数のポートと連通し前記弁体が着座する一組の弁座部とを有するバルブボディと、
前記一組の弁座部に着座する弾性部を有し、前記可動鉄心に対して所定間隔離間した連結部と、該連結部の端部から前記可動鉄心側に向かって延在する一組のアーム部と、前記アーム部の端部に形成され、前記可動鉄心の側面に形成された係合溝に嵌着される係合爪とを有する弁体と、
前記弁体とバルブボディとの間に介装され、前記弁体を一方の弁座部側に向かって付勢するスプリングと、
を備え、
前記弁体は、前記アーム部を介して前記可動鉄心に連結され、前記ソレノイドの励磁作用下に前記弁体が前記可動鉄心と共に前記一方の弁座部から離間し、前記可動鉄心と前記連結部との間に設けられた他方の弁座部に前記弾性部を介して着座することにより、前記複数のポート間の流体の連通状態と非連通状態とを相互に切り換えることを特徴とする。
【0013】
本発明によれば、弁体と可動鉄心とを該弁体のアーム部を介して連結することにより、前記可動鉄心の吸引作用下にバルブボディに形成された一組の弁座部の連通状態と非連通状態との切り換えを行う。従って、可動鉄心の吸引作用下に一組の弁座部の開閉を直接的に行うことができるため、常時安定したシート力を得ることができる。また、本発明では、従来技術に係る電磁弁において吸気用と排気用の2種類設けられていた弁を単一の弁体とすることができるため、部品点数を削減することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に係る電磁弁について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0015】
図1〜図4において、参照符号20は、本発明の実施の形態に係る電磁弁を示す。
【0016】
この電磁弁20は、所定間隔離間し、並列に配置された複数の第1〜第3ポート22、24、26が側面に形成されるバルブボディ28と、該バルブボディ28の上部に一体的に連結される金属製の薄板材からなるボンネット30と、前記ボンネット30の内部に配設されるソレノイド部32と、前記ソレノイド部32の励磁作用下に第1〜第3ポート22、24、26の連通状態を相互に切り換える弁機構部34とを有する。
【0017】
バルブボディ28の側面には、下方から順に図示しない圧力流体供給源から圧力流体が供給される第1ポート22と、該第1ポート22の上方に所定間隔離間して形成され、流体が排出される第2ポート24と、さらに該第2ポート24の上方に所定間隔離間して形成され、後述する室36の内部の流体を大気中に開放する第3ポート26とが形成されている。
【0018】
バルブボディ28の略中央部には、前記第1〜第3ポート22、24、26とそれぞれ連通する室36が形成され、該室36の略中央下部には、室36側へ所定長突出した第1弁座部38が形成されている。該第1弁座部38の略中央には、バルブボディ28の内部を介して前記第1ポート22と連通する通路40が形成されている。
【0019】
また、前記室36の上部側に形成される段部には、樹脂製材料からなるガイド部材42が一体的に装着されている。前記ガイド部材42の外周面の溝部には、第1シール部材44が装着されるとともに、略中央部には、第1弁座部38の方向に向かって所定長突出した第2弁座部46が形成されている。前記第2弁座部46の略中央部には、先端部から軸線方向に沿って延在する第1連通路48が形成され、また、前記第1連通路48と連通し、且つ略直交する第2連通路50(図2および図4参照)が、ガイド部材42の内部に形成されている。
【0020】
前記第2連通路50は、ガイド部材42の外周部に形成される凹部52に連通している。前記凹部52は、ガイド部材42に装着される第1シール部材44および後述する第2シール部材72によって気密が保持されている。
【0021】
図2および図4に示されるように、ガイド部材42の外側には、第1弁座部38の方向に向かって所定長突出したフランジ部54が形成されている。
【0022】
さらに、第1〜第3ポート22、24、26の一端面には、図1および図3に示されるように、弾性材料からなるガスケット56が内部に形成される環状溝を介して一体的に装着され、図示しない他の流体機器等に接続した際における各ポート22、24、26の気密を保持している。
【0023】
前記ボンネット30の上面には、図示しない電源からソレノイド部32に電流を供給するための一組のリード線60a、60b(図2および図4参照)が接続されている。
【0024】
ソレノイド部32は、前記ボンネット30の内部に配設され、且つコイル62が巻回されたボビン64と、前記ボンネット30に一端部が連結された固定鉄心66と、該ボビン64の内部に配設され、後述するばね部材82の作用下に固定鉄心66から離間する方向に付勢された可動鉄心68とからなる。なお、前記固定鉄心66および可動鉄心68は、断面略長方形状に形成される。
【0025】
図1および図3に示されるように、バルブボディ28とボビン64との間には、例えば、永久磁石等の磁性体からなるリング体70が挟持されるように設けられ、前記リング体70とガイド部材42との接合面には、ガイド部材42の溝部を介して第2シール部材72が装着されている。該リング体70は、内部に前記可動鉄心68が挿通する孔部74を有する。なお、可動鉄心68の外周面とリング体70の孔部74との間には、所定間隔だけ離間するクリアランスが設けられているため、リング体70と可動鉄心68とが接触することがなく、該可動鉄心68の摺動抵抗となることがない。
【0026】
ボビン64とボンネット30との間には、該ボビン64の上部に形成される溝部を介して第3シール部材76が装着され、ボビン64とボンネット30との気密を保持している。
【0027】
弁機構部34は、可動鉄心68と直接的に連結され、該可動鉄心68と連動する弁体78と、該弁体78の略中央部に一体的に装着される弾性部80と、ガイド部材42の第2弁座部46の段部と弁体78との間に介装される単一のばね部材82とからなる。前記弁体78は断面略コ字状に形成され(図1および図3参照)、該弁体78の二又状に分岐したアーム部83a、83bの一端部には、所定長内側へ膨出する一組の係合爪部84a、84bが形成され、前記係合爪部84a、84bは、可動鉄心68の側面に形成される係合溝86a、86bに係合されている。なお、前記係合溝86a、86bは、係合爪部84a、84bの形状に対応した形状に形成され、図5に示されるように、可動鉄心68を弁体78に対して矢印C方向に略水平に変位させることにより、係合溝86a、86bの内部に係合爪部84a、84bが挿入され、弁体78と可動鉄心68とが確実に直接的に連結される。その結果、弁体78が可動鉄心68の変位作用下に一体的に変位する。
【0028】
また、前記アーム部83a、83bの他端部を連結する連結部87の略中央部に配設される弾性部80は、弁体78の略中央部に形成される装着孔88の内部に溶融した樹脂製材料を導入して固化させる一体成形によって形成されている。すなわち、弾性部80は、装着孔88の内部に導入された溶融した樹脂製材料の固化作用下に弁体78と一体的に装着され、弾性部80の上面81aおよび下面81bが外部に露呈した状態となる。その結果、図1に示されるように、可動鉄心68の変位作用下に第1弁座部38に着座した際において第1弁座部38に押圧されるため、通路40と室36との気密が確実に保持される。
【0029】
さらに、ばね部材82は、弁体78を第1弁座部38に押圧する方向に付勢している。
【0030】
本発明の実施の形態に係る電磁弁20は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
【0031】
図1は、コイル62に対してリード線60a、60b(図2参照)より電流を供給していない非励磁状態にあり、弁体78の弾性部80の下面81bがばね部材82のばね力の作用下に第1弁座部38に着座して第1ポート22と第2ポート24との連通が遮断されたオフ状態を示している。
【0032】
また、この際、第2ポート24は、図2に示されるように、弾性部80の上面81aとガイド部材42の第2弁座部46およびフランジ部54との間に画成される間隙を介して室36と第1連通路48とが連通した状態にあるため、第2ポート24が第2連通路50および凹部52を介して第3ポート26と連通している状態にある。そのため、外部に連通された第3ポート26と連通している室36は、大気開放状態となる。
【0033】
このようなオフ状態において、図示しない電源を付勢してコイル62に通電することにより該コイル62が励磁され、その励磁作用下によって可動鉄心68がボンネット30の固定鉄心66側(矢印X1方向)に吸引される。その結果、図2および図4に示されるように、電磁弁20がオフ状態からオン状態に切り換わる。
【0034】
すなわち、ばね部材82のばね力に抗して、可動鉄心68が固定鉄心66側(矢印X1方向)に向かって微小距離だけ変位することにより、可動鉄心68と連結された弁体78が一体的に上昇する。その際、可動鉄心68の上端部が固定鉄心66の端面に当接することにより変位終端位置となる(図3および図4参照)。
【0035】
従って、可動鉄心68の変位作用下に弁体78の弾性部80の下面81bが第1弁座部38より離間することにより、図3に示されるように、第1ポート22と第2ポート24とが通路40および室36を介して連通したオン状態となる。その結果、第1ポート22から図示しない圧力流体供給源によって供給された圧力流体は、弾性部80と第1弁座部38との間の間隙を通過し、室36および第2ポート24を介して図示しない流体機器に供給される。
【0036】
また、この際、弾性部80の上面81aが弁体78の変位作用下に第2弁座部46の先端およびフランジ部54の先端に当接するため、第1連通路48が閉塞され、該第1連通路48と室36との連通が遮断される。なお、可動鉄心68の上方に付勢される吸引力が弁体78の弾性部80に一体的に付与されるため、該弾性部80の上面81aが第2弁座部46の先端に強力に押圧され、より一層確実に第1連通路48の気密が保持される。すなわち、第2ポート24と第3ポート26との連通をより一層確実にシールすることができる。
【0037】
以上により、本実施の形態では、可動鉄心68の係合溝86a、86bに弁体78の係合爪部84a、84bを係合させることにより可動鉄心68と弁体78とを直接的に連結し、且つ前記弁体78の連結部87に弾性部80を設ける。その結果、可動鉄心68の変位作用下に連結部87の弾性部80の上面81aおよび下面81bによって第1および第2弁座部38、46の開閉を交互に行うことができるため、従来技術における弁体5と可動鉄心8のシール部材7のように2つの開閉部材を設ける必要がない。その結果、構造を簡素化することができ、部品点数を削減することができる。
【0038】
また、従来技術に係る電磁弁1において、可動鉄心8側と弁体5側の双方にそれぞれ配設されていた第1および第2スプリング12、14を、本実施の形態に係る電磁弁20では、単一のばね部材82とすることができるため、双方のスプリング12、14のばね力を相互に調整し、弁体5およびシール部材7のシート力を調整するという煩雑な作業が不要となる。
【0039】
さらに、第2弁座部46に着座する際の弾性部80の押圧力が可動鉄心68の吸引力によって付勢されているため、従来のスプリング12、14による着座部13、15への押圧力と比較して、より一層シート力を向上させるとともに安定したシート力を得ることができ、第2弁座部46の気密を確実に保持することができる。
【0040】
さらにまた、弁体78を可動鉄心68と直接的に連結することにより、該弁体78が可動鉄心68の変位に対して一体的に変位するため、可動鉄心68の変位に対する弁体78の開閉動作の応答性をより一層向上させることができる。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果が得られる。
【0042】
すなわち、弁体と可動鉄心とを該弁体のアーム部を介して連結し、該可動鉄心の吸引作用下にバルブボディに形成された一組の弁座部の連通状態と非連通状態との切り換えを行うことにより前記一組の弁座部の開閉を行うことができる。その結果、弁体のシート力を向上させることができるとともに、常時安定したシート力を得ることができる。
【0043】
また、本発明では、従来技術に係る電磁弁において2種類設けられていた弁体を単一とすることができるため、部品点数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電磁弁の弁閉時における縦断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った縦断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る電磁弁の弁開時における縦断面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿った縦断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る電磁弁の可動鉄心と弁体との組立説明図である。
【図6】従来技術に係る電磁弁の縦断面図である。
【符号の説明】
20…電磁弁 22…第1ポート
24…第2ポート 26…第3ポート
28…バルブボディ 30…ボンネット
32…ソレノイド部 34…弁機構部
36…室 38…第1弁座部
40…通路 42…ガイド部材
44…第1シール部材 46…第2弁座部
48…第1連通路 50…第2連通路
52…凹部 54…フランジ部
56…ガスケット 60a、60b…リード線
62…コイル 64…ボビン
66…固定鉄心 68…可動鉄心
70…リング体 72…第2シール部材
74…孔部 76…第3シール部材
78…弁体 80…弾性部
81a…上面 81b…下面
82…ばね部材 83a、83b…アーム部
84a、84b…係合爪部 86a、86b…係合溝
87…連結部 88…装着孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electromagnetic valve in which a movable iron core that is displaced under the excitation action of a solenoid and a valve body that opens and closes a fluid passage are directly connected.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, an electromagnetic valve that controls the flow direction of compressed air by supplying pressurized fluid to an actuator or exhausting compressed air into the atmosphere has been used.
[0003]
For example, Japanese Utility Model Laid-Open No. 60-178678 discloses an electromagnetic valve according to this type of prior art. As shown in FIG. 6, in the electromagnetic valve 1, the
[0004]
In an off state in which no current is supplied to the
[0005]
Further, when a current is supplied to the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the electromagnetic valve 1 according to the related art, the
[0007]
Further, in order to improve the seating force on the
[0008]
In this case, the problem is solved by increasing the spring force of the
[0009]
The present invention has been made in consideration of the above-described problems, and can directly reduce the number of parts and improve the seat force of the valve body by directly connecting the movable iron core and the valve body. An object is to provide a solenoid valve.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides an electromagnetic valve that attracts a movable iron core under the excitation action of a solenoid and displaces the valve body under the displacement action of the movable iron core.
A valve body having a plurality of ports and a set of valve seat portions that communicate with the plurality of ports and on which the valve bodies are seated;
A pair of elastic members seated on the set of valve seats, a connecting portion spaced apart from the movable core by a predetermined distance, and a set of sets extending from the end of the connecting portion toward the movable core A valve body having an arm portion and an engagement claw formed at an end portion of the arm portion and fitted in an engagement groove formed on a side surface of the movable iron core;
A spring that is interposed between the valve body and the valve body and biases the valve body toward one valve seat portion;
With
The valve body is connected to the movable iron core via the arm portion, and the valve body is separated from the one valve seat portion together with the movable iron core under the excitation action of the solenoid, and the movable iron core and the connecting portion wherein said by sitting through the elastic part, to switch a non-communicating state with the communication state of the fluid between the front Kifuku number of ports to each other to the other valve seat provided between the .
[0013]
According to the present invention, by connecting the valve body and the movable core through the arm portion of the valve body, communicating state of the set of valve seat portion formed in the valve body under the suction action of the movable iron core And switch to non-communication state. Therefore, since a set of valve seat portions can be directly opened and closed under the suction action of the movable iron core, a stable seat force can be obtained at all times. Further, in the present invention, since two types of valves for intake and exhaust are provided in the electromagnetic valve according to the prior art as a single valve body , the number of parts can be reduced.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Preferred embodiments of the electromagnetic valve according to the present invention will be described in detail below with reference to the accompanying drawings.
[0015]
1-4,
[0016]
The
[0017]
A side surface of the
[0018]
A
[0019]
A
[0020]
The
[0021]
As shown in FIGS. 2 and 4, a
[0022]
Further, as shown in FIGS. 1 and 3, a
[0023]
A pair of
[0024]
The
[0025]
As shown in FIGS. 1 and 3, a
[0026]
A
[0027]
The
[0028]
Further, the
[0029]
Further, the
[0030]
The
[0031]
1 is in a non-excited state in which no current is supplied to the
[0032]
At this time, the
[0033]
In such an off state, a power source (not shown) is energized to energize the
[0034]
That is, the
[0035]
Accordingly, when the
[0036]
At this time, the
[0037]
As described above, in the present embodiment, the
[0038]
In the electromagnetic valve 1 according to the prior art, the first and
[0039]
Further, since the pressing force of the
[0040]
Furthermore, since the
[0041]
【The invention's effect】
According to the present invention, the following effects can be obtained.
[0042]
That is, the valve body and the movable iron core are connected via the arm part of the valve body, and a communication state and a non-communication state of a pair of valve seat portions formed on the valve body under the suction action of the movable iron core. By switching, the set of valve seat portions can be opened and closed. As a result, the seating force of the valve body can be improved and a stable seating force can be obtained at all times.
[0043]
Moreover, in this invention, since the valve body provided in two types in the solenoid valve which concerns on a prior art can be made into single, a number of parts can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a solenoid valve according to an embodiment of the present invention when the valve is closed.
2 is a longitudinal sectional view taken along line II-II in FIG.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view of the solenoid valve according to the embodiment of the present invention when the valve is opened.
4 is a longitudinal sectional view taken along line IV-IV in FIG. 3;
FIG. 5 is an assembly explanatory diagram of the movable iron core and the valve body of the electromagnetic valve according to the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a longitudinal sectional view of a solenoid valve according to the prior art.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
複数のポートと、該複数のポートと連通し前記弁体が着座する一組の弁座部とを有するバルブボディと、
前記一組の弁座部に着座する弾性部を有し、前記可動鉄心に対して所定間隔離間した連結部と、該連結部の端部から前記可動鉄心側に向かって延在する一組のアーム部と、前記アーム部の端部に形成され、前記可動鉄心の側面に形成された係合溝に嵌着される係合爪とを有する弁体と、
前記弁体とバルブボディとの間に介装され、前記弁体を一方の弁座部側に向かって付勢するスプリングと、
を備え、
前記弁体は、前記アーム部を介して前記可動鉄心に連結され、前記ソレノイドの励磁作用下に前記弁体が前記可動鉄心と共に前記一方の弁座部から離間し、前記可動鉄心と前記連結部との間に設けられた他方の弁座部に前記弾性部を介して着座することにより、前記複数のポート間の流体の連通状態と非連通状態とを相互に切り換えることを特徴とする電磁弁。In an electromagnetic valve that attracts a movable iron core under the excitation action of a solenoid and displaces the valve body under the displacement action of the movable iron core,
A valve body having a plurality of ports and a set of valve seat portions that communicate with the plurality of ports and on which the valve bodies are seated;
A pair of elastic members seated on the set of valve seats, a connecting portion spaced apart from the movable core by a predetermined distance, and a set of sets extending from the end of the connecting portion toward the movable core A valve body having an arm portion and an engagement claw formed at an end portion of the arm portion and fitted in an engagement groove formed on a side surface of the movable iron core;
A spring that is interposed between the valve body and the valve body and biases the valve body toward one valve seat portion;
With
The valve body is connected to the movable iron core via the arm portion, and the valve body is separated from the one valve seat portion together with the movable iron core under the excitation action of the solenoid, and the movable iron core and the connecting portion wherein said by sitting through the elastic part, to switch a non-communicating state with the communication state of the fluid between the front Kifuku number of ports to each other to the other valve seat provided between the solenoid valve.
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