JP3832190B2 - Weather strip - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば車両のドア用開口等の周縁に装着されるウェザストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のウェザストリップは、断面ほぼU字状のトリム部と、そのトリム部の一側外面に形成された中空シール部とを備えている。そして、トリム部の内側面には保持リップが突出形成され、トリム部が車両ボディのドア用開口のフランジに装着された状態で、保持リップがフランジの側面に圧接されて、ウェザストリップが装着状態に保持されるようになっている。
【0003】
従来、この種のウェザストリップを製作する場合、ドア用開口の上下両側及び前後両側と対応するほぼ直線状の部分については、トリム部及び中空シール部が押出成形によって成形されている。これに対して、ドア用開口の四隅部と対応するコーナ部については、例えば次の2つの成形方法が採られている。
【0004】
すなわち、その1つの方法では、直線状に押出成形されたトリム部及び中空シール部のうちで、中空シール部の一部を切欠除去する。そして、その切欠除去部と対応するトリム部を湾曲させた状態で、その湾曲部の側面に中空シール部を型成形によって成形するものである。
【0005】
また、他の方法では、直線状に押出成形されたトリム部及び中空シール部を予め所定の長さに切断して2本の押出成形部とし、この2本の押出成形部を型内に所定の位置関係をもって配置する。そして、それらの押出成形部の切断端部間を湾曲状に接続するように、コーナ部のトリム部及び中空シール部を型成形によって成形するものである。
【0006】
ここで、前記コーナ部の各成形方法においては、中空シール部を中空状に型成形するために、中芯が使用されている。そして、中空シール部の成形後に、その中芯を中空シール部内から抜き取るために、中空シール部の一端縁に沿って開口部が設けられている。また、この開口部は、中空シール部の端縁にトリム部の一側外面と接触可能な折返し部を残して形成されている。これは、そのウェザストリップがドア用開口に装着された状態で、ドアが中空シール部に圧接された際に、コーナ部の中空シール部が偏平状に変形されるのを抑制するためである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来のウェザストリップでは、前記折返し部が形成されているため、その折返し部の部分が中芯の抜き取り方向に対してアンダーカット状態となる。このため、コーナ部の中空シール部内から中芯を抜き取る作業を自動化することが困難で、作業者が手作業にて折返し部を外側に弾性変形させながら、中芯を注意深く抜き取る必要があるという問題があった。しかも、中芯の抜き取り時に折返し部に無理な力が掛かって、コーナ部の中空シール部が破損しやすいという問題があった。そして、これらのため、製品コストの高騰を招くという問題があった。
【0008】
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、コーナ部の中空シール部を型成形する際に、中芯を中空シール部内から容易に抜き取ることができ、製品コストの低減が可能なウェザストリップを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、EPDMゴムにより押出成形された直線状部と湾曲状のコーナ部を有し、そのコーナ部には前記直線状部のEPDMゴムよりも硬質のPE、PP等の硬質材料により型成形された断面ほぼU字状のトリム部と、そのトリム部の一側外面にTPO等の熱可塑性エラストマーにより型成形された中空シール部とを設け、その中空シール部は、その一端縁に成形用の中芯を抜き取るための開口部を前記トリム部の一側外面に接触可能に対応する折返し部を残して形成したウェザストリップにおいて、前記コーナ部における中空シール部が圧接された際に、前記折返し部は前記トリム部の一側外面に接触して当該中空シール部が前記開口部の形成箇所において偏平状に変形されないように形成され、前記折返し部の一部には、中芯の抜き取り時に折返し部の変形を容易にするための切欠部を設け、前記中芯は2個の部材から構成され、それぞれの中芯を前記押出成形された直線状部との連結位置側からコーナ部の中央側へ移動させて中芯を抜き取る時において、それぞれの中芯が折返し部に対して最初に当接する部分に、かつ折返し部の幅方向に前記切欠部をそれぞれ延長形成したことを特徴とするものである。
【0010】
このウェザストリップでは、コーナ部の中空シール部から中芯を抜き取る際に、折返し部が中芯の抜き取り方向に弾性変形しやすいものとなる。このため、折返し部に無理な力が掛かることなく、中芯を中空シール部内から容易に抜き取ることができる。よって、コーナ部の中空シール部の型成形作業を自動化することができるとともに、コーナ部の中空シール部の破損を抑制することができて、製品コストを低減することができる。また、このウェザストリップでは、コーナ部の中空シール部内から中芯を抜き取る際に、折返し部に対して局部的に無理な力が掛かるのがより確実に抑制される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明を車両のドア用開口に装着されるウェザストリップに具体化した一実施形態を、図面に基づいて説明する。
【0017】
図1及び図2に示すように、この実施形態のウェザストリップ11は、車両のドア用開口の上下両側及び前後両側と対応する直線状部12と、ドア用開口の四隅部と対応するコーナ部13とを備えている。直線状部12は、断面ほぼU字状のトリム部14と、そのトリム部14の一側外面に形成された中空シール部15とから構成されている。トリム部14は、EPDMソリッドゴム等の軟質材料により押出成形され、その内部に、例えば金属板製のインサート16が埋設されている。中空シール部15は、EPDMスポンジゴム等の一層軟質な材料により押出成形されている。
【0018】
前記直線状部12のトリム部14の一側内面には、複数の突条17が長手方向へ延びるように形成されている。トリム部14の他側内面には、保持リップ18が長手方向へ延びるように突出形成されている。そして、これら突条17及び保持リップ18が車両ボディのドア用開口のフランジ19の両側面に圧接することにより、トリム部14がそのフランジ19を挟持するようになっている。これにより、ウェザストリップ11が、ドア用開口の周縁に装着状態で保持されるようになっている。
【0019】
前記コーナ部13は、押出成形にて連続的に成形された直線状部12を切断した状態で、それらの切断端部間を湾曲状に接続するように形成されている。このコーナ部13は、断面ほぼU字状のトリム部20と、そのトリム部20の一側外面に形成された中空シール部21とから構成されている。トリム部20は、直線状部12のトリム部14の切断端部に接続されるように、例えばPE、PP等の硬質材料により型成形されている。なお、ここでいう硬質材料とは、前記直線状部12のトリム部14及び中空シール部15に比べて硬質な材料である。そして、この硬質材料は、作業者がコーナ部13の両側の直線状部12を内側に向かって接近させたとき、その接近移動に追従して弾性変形可能な程度の柔軟性は有している。中空シール部21は、直線状部12の中空シール部15の切断端部に接続されるように、例えばTPO等の熱可塑性エラストマー、EPDMソリッドゴム、EPDMスポンジゴム等のゴム材料といった軟質材料により型成形されている。
【0020】
図2及び図3に示すように、前記コーナ部13における中空シール部21の一端縁には、開口部22が中空シール部21の延長方向に沿って形成されている。そして、中空シール部21の型成形後に、2個の成形用の中芯23A,23Bを中空シール部21内から、この開口部22を介して図4の矢印方向へそれぞれ抜き取るようになっている。
【0021】
図1〜図4に示すように、前記中空シール部21の開口部22側の端縁には、トリム部20の一側外面と接触可能な折返し部24が形成されている。そして、ウェザストリップ11がドア用開口のフランジ19に装着された状態で、図示しないドアが中空シール部15,21に圧接された際に、この折返し部24がトリム部20の一側外面に接触して、コーナ部13の中空シール部21が開口部22の形成箇所において偏平状に変形されないようになっている。
【0022】
前記折返し部24には、2個の中芯23A,23Bと対応するように、2本のほぼ直線状の切欠部25A,25Bが折返し部24の幅方向へ延長形成されている。これらの切欠部25A,25Bは、図4に示すように、2個の中芯23A,23Bの抜き取り時において、それらの中芯23A,23Bの端部が折返し部24に対して最初に当接する部分に形成されている。そして、中芯23A,23Bが図4の矢印方向へ抜き取られるとき、折返し部24が切欠部25A,25Bにて複数に分割された状態で外側へ、中芯23A,23Bの移動方向に沿って弾性変形される。そして、折返し部24に無理な力が掛かることなく、中芯23A,23Bの抜き取りを容易に行うことができるようになっている。
【0023】
よって、このウェザストリップ11におけるコーナ部13の中空シール部21の型成形に際しては、中空シール部21の外面を成形する図示しない可動型を、シリンダ等により固定型から離型移動させるとともに、中空シール部21の内面を成形する中芯23A,23Bを、シリンダ等により中空シール部21内から抜き取り移動させるように構成することができる。このため、コーナ部13の型成形を作業者の手作業によることなく、自動的に行うことができる。
【0024】
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) このウェザストリップ11では、コーナ部13における中空シール部21の一端縁の折返し部24に、中芯23A,23Bの抜き取り時にその折返し部24の変形を容易にするための切欠部25A,25Bが形成されている。
【0025】
このため、コーナ部13の中空シール部21を型成形する際に、折返し部24が中芯23A,23Bの抜き取り方向に弾性変形しやすいものとなる。これにより、折返し部24に無理な力が掛かることなく、中芯23A,23Bを中空シール部21内から容易に抜き取ることができる。従って、中空シール部21の型成形作業を自動化することができるとともに、中空シール部21の破損を抑制することができて、製品コストを低減することができる。
【0026】
また、コーナ部13の中空シール部21がTPO等のゴム材料に比べて伸縮性の低い材料で形成される場合には、中空シール部21が破損しやすいものとなる。このような構成のウェザストリップ11では、前記のように折返し部24に切欠部25A,25Bを設けることで、コーナ部13の中空シール部21の破損をより確実に抑制することができて、製品のコスト低減効果が特に顕著なものとなる。
【0027】
(2) このウェザストリップ11では、その折返し部24に、中芯23A,23Bの個数に応じて2本の切欠部25A,25Bが形成されている。このため、折返し部24がより弾性変形しやすくなって、コーナ部13の中空シール部21内からの2個の中芯23A,23Bを抜き取る際に、折返し部24に無理な力が掛かるのを適切に抑制することができ、各中芯23A,23Bを一層容易に抜き取ることができる。
【0028】
(3) このウェザストリップ11では、その折返し部24の各切欠部25A,25Bが、2個の中芯23A,23Bの抜き取り時において、それらの中芯23A,23Bが折返し部24に対して最初に当接する部分に形成されている。このため、コーナ部13の中空シール部21内から各中芯23A,23Bを抜き取る際に、折返し部24に対して局部的に無理な力が掛かるのをより確実に抑制することができて、コーナ部13の中空シール部21が破損するおそれを一層確実に抑制することができる。
【0029】
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。このように構成した場合でも、前記実施形態の効果とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0030】
・ 前記実施形態では、折返し部24に2本の切欠部25A,25Bが形成されているが、この切欠部を折返し部24におけるコーナ部13のコーナ中央に1本形成し、または折返し部24上に3本以上の複数本形成してもよい。
【0031】
・ 前記実施形態では、折返し部24上に切欠部25A,25Bがほぼ一線状に形成されているが、この切欠部25A,25Bはある程度の幅を持って溝状に形成してもよい。
【0033】
・ 前記実施形態では、車両のドア用開口の周縁に装着されるウェザストリップ11に具体化されているが、車両のサンルーフ、バックドア用、トランク、ボンネット等の開口周縁に装着されるウェザストリップに具体化してもよい。
【0034】
【発明の効果】
この発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、コーナ部の中空シール部を型成形する際に、中芯を中空シール部内から容易に抜き取ることができて、製品コストを低減することができる。加えて、コーナ部の中空シール部内から中芯を抜き取る際に、折返し部に対して局部的に無理な力が掛かるのをより確実に抑制することができる。
【0035】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、コーナ部の中空シール部内から中芯を抜き取る際に、折返し部がより弾性変形しやすくなって、中芯を一層容易に抜き取ることができる。
【0036】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の発明の効果に加えて、複数の中芯が存在する場合、それらの中芯の抜き取り時に、折返し部に無理な力が掛かるのを適切に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のウェザストリップの一実施形態を示す要部斜視図。
【図2】 図1のウェザストリップを背面下方から見て示す要部斜視図。
【図3】 図1の3−3線における拡大断面図。
【図4】 コーナ部の成形方法を説明する断面図。
【符号の説明】
11…ウェザストリップ、12…直線状部、13…コーナ部、14,20…トリム部、15,21…中空シール部、19…フランジ部、22…開口部、23A,23B…中芯、24…折返し部、25A,25B…切欠部。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a weather strip that is mounted on the periphery of a vehicle door opening or the like, for example.
[0002]
[Prior art]
Generally, this type of weather strip includes a trim portion having a substantially U-shaped cross section and a hollow seal portion formed on one outer surface of the trim portion. A retaining lip protrudes from the inner surface of the trim part, and the holding lip is pressed against the side surface of the flange while the trim part is mounted on the flange of the vehicle body door opening, and the weather strip is mounted. Is supposed to be retained.
[0003]
Conventionally, when this type of weather strip is manufactured, a trim portion and a hollow seal portion are formed by extrusion molding for substantially linear portions corresponding to the upper and lower sides and the front and rear sides of the door opening. On the other hand, for the corner portions corresponding to the four corner portions of the door opening, for example, the following two molding methods are adopted.
[0004]
That is, in the one method, a part of the hollow seal part is removed by cutting out of the trim part and the hollow seal part that are linearly extruded. Then, in a state where the trim portion corresponding to the notch removal portion is curved, a hollow seal portion is formed on the side surface of the curved portion by molding.
[0005]
In another method, the trim part and the hollow seal part extruded in a straight line are cut into a predetermined length in advance to form two extruded parts, and the two extruded parts are predetermined in the mold. It arranges with the positional relationship of. And the trim part and hollow seal part of a corner part are shape | molded by die-molding so that between the cutting | disconnection edge parts of those extrusion molding parts may be connected in a curved shape.
[0006]
Here, in each method of forming the corner portion, an inner core is used in order to mold the hollow seal portion into a hollow shape. Then, after the hollow seal portion is formed, an opening is provided along one edge of the hollow seal portion in order to extract the core from the hollow seal portion. Moreover, this opening part is formed leaving the folding | returning part which can contact the one side outer surface of a trim part in the edge of a hollow seal part. This is to prevent the hollow seal portion of the corner portion from being deformed into a flat shape when the weather strip is attached to the door opening and the door is pressed against the hollow seal portion.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in this conventional weather strip, since the folded portion is formed, the folded portion is in an undercut state with respect to the extraction direction of the core. For this reason, it is difficult to automate the work of extracting the core from the hollow seal part of the corner part, and it is necessary for the operator to carefully extract the core while elastically deforming the folded part to the outside manually. was there. In addition, there is a problem that an excessive force is applied to the folded portion when the core is removed, and the hollow seal portion of the corner portion is easily damaged. For these reasons, there has been a problem that the product cost increases.
[0008]
The present invention has been made paying attention to such problems existing in the prior art. An object of the present invention is to provide a weather strip that can easily remove the inner core from the hollow seal portion when the hollow seal portion of the corner portion is molded, and can reduce the product cost.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, a first aspect of the present invention, has a curved corner portion and the linear portion which is extruded by EPDM rubber, EPDM rubber of the straight portion at its corner portion A trim portion having a substantially U-shaped cross section molded by a hard material such as PE or PP, which is harder than the above, and a hollow seal portion molded by a thermoplastic elastomer such as TPO on one outer surface of the trim portion. In the weather strip, the hollow seal portion is formed with an opening for extracting a molding core at one end edge thereof, leaving a folded portion corresponding to an outer surface of the trim portion so as to be in contact with the corner. When the hollow seal portion is pressed into contact with each other , the folded portion comes into contact with the outer surface of one side of the trim portion so that the hollow seal portion is not deformed into a flat shape at the position where the opening is formed. In addition , a part of the folded portion is provided with a notch portion for facilitating the deformation of the folded portion when the middle core is removed , and the middle core is composed of two members, and each of the middle cores is extruded. in case the connecting position side with molded linear section that sampling the corrugating is moved toward the center of the corner portion, the first portion abutting against each wick folded portion in a, and the folded portion The notch portions are formed so as to extend in the width direction .
[0010]
In this weather strip, when the central core is extracted from the hollow seal portion of the corner portion, the folded portion is easily elastically deformed in the extraction direction of the central core. For this reason, the inner core can be easily extracted from the hollow seal portion without applying an excessive force to the folded portion. Therefore, the mold forming operation of the hollow seal portion of the corner portion can be automated, the breakage of the hollow seal portion of the corner portion can be suppressed, and the product cost can be reduced. Further, in this weather strip, it is more reliably suppressed that an unreasonable force is locally applied to the folded portion when the core is extracted from the hollow seal portion of the corner portion.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment in which the present invention is embodied in a weather strip mounted on a vehicle door opening will be described with reference to the drawings.
[0017]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0018]
A plurality of
[0019]
The
[0020]
As shown in FIGS. 2 and 3, an
[0021]
As shown in FIGS. 1 to 4, a folded
[0022]
In the folded
[0023]
Therefore, when molding the
[0024]
Therefore, according to this embodiment, the following effects can be obtained.
(1) In this
[0025]
For this reason, when the
[0026]
Further, when the
[0027]
(2) In this
[0028]
(3) In this
[0029]
(Example of change)
In addition, this embodiment can also be changed and embodied as follows. Even in such a configuration, it is possible to obtain substantially the same effect as that of the above-described embodiment.
[0030]
In the above-described embodiment, the two
[0031]
In the above embodiment, the
[0033]
In the embodiment, the
[0034]
【The invention's effect】
Since this invention is comprised as mentioned above, there exist the following effects.
According to the first aspect of the present invention, when the hollow seal portion of the corner portion is molded, the core can be easily extracted from the hollow seal portion, and the product cost can be reduced. In addition, when the core is extracted from the hollow seal portion of the corner portion, it is possible to more surely prevent an unreasonable force from being applied locally to the folded portion.
[0035]
According to the invention described in claim 2, in addition to the effect of the invention described in claim 1, when the core is extracted from the hollow seal portion of the corner portion, the folded portion becomes more easily elastically deformed. The core can be removed more easily.
[0036]
According to the invention described in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a main part of an embodiment of a weather strip according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a main part of the weather strip of FIG.
3 is an enlarged cross-sectional view taken along line 3-3 in FIG.
FIG. 4 is a cross-sectional view illustrating a method for forming a corner portion.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記コーナ部における中空シール部が圧接された際に、前記折返し部は前記トリム部の一側外面に接触して当該中空シール部が前記開口部の形成箇所において偏平状に変形されないように形成され、前記折返し部の一部には、中芯の抜き取り時に折返し部の変形を容易にするための切欠部を設け、前記中芯は2個の部材から構成され、それぞれの中芯を前記押出成形された直線状部との連結位置側からコーナ部の中央側へ移動させて中芯を抜き取る時において、それぞれの中芯が折返し部に対して最初に当接する部分に、かつ折返し部の幅方向に前記切欠部をそれぞれ延長形成したことを特徴とするウェザストリップ。 It has a linear portion and a curved corner portion extruded by EPDM rubber , and the corner portion is substantially cross-section molded by a hard material such as PE or PP harder than the EPDM rubber of the linear portion. A U-shaped trim portion and a hollow seal portion molded with a thermoplastic elastomer such as TPO are provided on one outer surface of the trim portion, and the hollow seal portion has a molding core at one end edge thereof. In the weather strip formed by leaving the folded portion corresponding to the outer surface of one side of the trim portion so that the opening for extraction can be contacted,
When the hollow sealing portion in the corner portion is pressed, the folded portion is formed so as not to be deformed into a flat shape in the area where the said hollow seal part in contact with the one side outer surface of the trim part the opening In addition, a part of the folded portion is provided with a notch for facilitating the deformation of the folded portion when the middle core is extracted , and the middle core is composed of two members, and each of the middle cores is formed by the extrusion molding. in case the connecting position side of the straight portion, which is that sampling the corrugating is moved toward the center of the corner portion, first to the abutting portion, and the folded portion against the core in the each folded portion A weather strip characterized in that the notches are extended in the width direction .
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