JP3823632B2 - Digital seal printer - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技衝分野】
本発明は各種書類に押印する印鑑の印刷に関し、特に印鑑のイメージデータをメモリに記憶しておくことによって、自動的に書類に捺印を行うデジタル印鑑印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、企業における連絡書や作業指示書等の書類から役所で取り扱う書類までワープロやパーソナルコンピュータ等のOA機器で作成される。そして、このような機器で作成された文書は、プリンタ装置によってプリントアウトされ、例えば保管される。この場合、書類によっては作成者、確認者、承認者の順に確認作業を行い、例えば捺印を付して保管される書類もある。
【0003】
しかし、上述のような処理は書類を印刷後、作成者、確認者、承認者がそれぞれ押印を行うための面倒であると共に、押印の忘れや不完全な押印を行う可能性があり、このような問題を無くすため、特許公開公報平成5年54044号の発明がある。この発明は上記問題を解決するため、作成者や確認者、承認者等の印鑑のイメージ情報もメモリに記憶し、書類の発行と共に印鑑の押印も行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例では印刷作業中の試し印刷による出力と正式書類との区別がつかず、また各人が保有するコピー書類と正式書類(マスター書類)との区別もつかない。また、印鑑データ(イメージデータ)のセキュリティーの問題もある。
【0005】
本発明は上記課題を解決するため、コピー書類と正式書類(マスター書類)との区別が容易であり、印鑑データのセキュリティーの確保できるデジタル印鑑印刷装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題は請求項1記載の発明によれば、デジタル印鑑情報及び該デジタル印鑑情報を用いたマスター書類印刷の完了情報を記憶する可搬性記憶手段と、ホスト機器による文書データ作成において、第1の読み出し手段に装填された前記可搬性記憶手段から前記デジタル印鑑情報を読み出し、前記文書データに付加する付加手段と、前記ホスト機器から送信された文書データに基づき印刷処理を行う印刷手段と、該印刷処理において、第2の読み出し手段に装填された前記可搬性記憶手段から前記デジタル印鑑情報を読み出し、前記文書データに付加されたデジタル印鑑情報と照合し、前記可搬性記憶手段に記憶されたデジタル印鑑情報が正確であるか否かを判断することにより、前記印刷手段に前記文書データの印刷を許可する許可手段と、前記文書データに基づく印刷を所定部数のみマスター書類として、前記文書データ中の前記デジタル印鑑情報を印鑑色で印刷し、前記所定部数の印刷を終えた後の印刷は前記デジタル印鑑情報を黒色で印刷するマスター印刷制御手段と、前記マスター書類印刷が完了すると前記マスター書類完了情報を前記可搬性記憶手段に書き込む書込手段と、を有することを特徴とするデジタル印鑑印刷装置を提供することによって達成できる。
【0007】
ここで、記憶手段は、デジタル印鑑情報を記憶する構成であり、このデジタル印鑑情報は印鑑の印影をデジタル情報としてイメージ記録し、そのサイズや形態を記憶する。また、このデジタル印鑑情報には印鑑を所有する人のパーソナル情報も記憶され、例えばパーソナル情報としてコード番号や社員番号等が対応する。したがって、デジタル印鑑情報には印鑑自体の情報と当該印鑑の所有者のパーソナル情報を含むものである。
【0008】
また、付加手段は上記記憶手段からデジタル印鑑情報を読み出し、文書データに付加するものであり、文書データとしてはパーソナルコンピュータ等のホスト機器がアプリケーションに従って作成する文書データ等の印刷データである。また、文書データに対するデジタル印鑑情報の付加は、例えばオア(OR)回路によるオア合成等を使用する。
【0009】
また、判断手段は上記付加手段によって付加されたデジタル印鑑情報を含む文書データの印刷の可否を判断するものであり、例えば記憶手段に記憶されたデジタル印鑑情報が正確であるか否か、上記デジタル印鑑情報に含まれるパーソナル情報が正確であるか否か等を判断する。
【0010】
さらに、印刷手段はマスター書類として前記文書データとは異なる色でデジタル印鑑情報を印刷するものであり、例えばマスター書類は一部である。マスター書類を印刷するか否かの確認は、例えば以下の方法である。すなわち、上記デジタル印鑑情報が存在すること、カラー印刷が可能なプリンタ装置を使用すること、最終承認者の確認があること等である。
【0011】
このように構成することにより、デジタル印鑑情報が付加された文書データの印刷出力において、マスター書類は上記条件が揃った場合出力され、しかも文書データとは異なった色でデジタル印鑑情報が印刷されるので、マスター書類とコピーや試し印刷と確実に区別でき、書類の信頼性も増す。
【0012】
また、可搬性記憶媒体としてはICカードが対応するが、FD等のフレキシブルディスクやCD−ROM等であってもよい。また、これらの記憶媒体に上記デジタル印鑑情報やパーソナル情報が記憶され、この記憶媒体からの情報の読み出しは、ICカード読取り装置や各種ドライバが使用される。
【0013】
このように構成することにより、記憶媒体を自由に携帯し、例えばネットワークで接続されたコンピュータやプリンタ装置を使用し、デジタル印鑑情報やパーソナル情報の読み出しを行い、デジタル印鑑情報を含む文書データの印刷を行うことができる。
【0014】
前記許可手段は、例えば前記記憶手段に記憶されたデジタル印鑑情報の信頼性に基づいて前記印刷の可否を判断する構成である。
【0015】
ここで、デジタル印鑑情報の信頼性とは、記憶媒体に記憶されたデジタル印鑑情報のみではなく、パーソナル情報の正確性も判断され、上記デジタル印鑑情報が正確である場合、以後の印刷処理を行うことができる。
【0016】
このように構成することにより、デジタル印鑑情報を含む文書データの印刷が不用意に行われることが防止され、セキュリティーを確実に確保することができる。
【0017】
さらに、前記印刷手段は、例えば前記文書データを黒色で印刷し、前記デジタル印鑑情報を赤色で印刷する構成である。
【0018】
このように構成することにより、デジタル印鑑情報のみが赤色で印刷された文書データはマスター書類である確認することができ、容易にマスター書類の確認を行うことができる。
【0019】
また、本例ではデジタル印鑑情報を赤色で印刷し、文書データを黒色で印刷したが、デジタル印鑑情報の印刷色を文書データの印刷色と異ならせる構成であればよく、例えば文書データを青色で印刷し、デジタル印鑑情報を赤色で印刷してもよく、また他も色の組み合わせであってもよい。
【0020】
また、前記印刷手段は、例えば最後の承認者の承認完了後、1部のみマスター書類として印刷を行う構成である。ここで、承認者は複数であっても、1人であってもよく、対象となる文書データに対する承認者の中で最後の承認者が文書データに対する承認を行った後、1部のみマスター書類の印刷を許す構成である。
【0021】
このように構成することにより、マスター書類は1部のみとなり、例えばその後印刷される当該文書データは、コピー又は試し印刷等であり、マスター書類と確実に区別することができる。
【0022】
尚、追記として、以下のような構成であってもよい。
前記印刷手段は、複数枚のマスター書類を作成する際、全てのマスター書類は上記のように文書データと異なる色のデジタル印鑑情報の印刷が行われる。
【0023】
すなわち、例えば契約書のように債権者と債務者が同じマスター書類を1枚ずつもつ場合、2枚のマスター書類を作成する必要があり、この場合でも2枚の書類がマスター書類であることが異なる色のデジタル印鑑情報から確認できる。この場合、黒色の文書データに赤色のデジタル印鑑情報が印刷されることが通常である。
【0024】
また、上記デジタル印鑑情報は暗号化されている構成である。
すなわち、デジタル印鑑情報を知るためには暗号化されたデジタル印鑑情報を復号した後処理する必要がある。したがって、このように構成することにより、デジタル印鑑情報のセキュリティーを確実に確保することができる。
【0025】
また、複数の承認者が存在する場合の最後の承認者の確認は、例えば承認完了フラグをセットすることにより、最後の承認者が承認処理を行った時、承認完了フラグをセットする構成とすることにより、最後の承認者の確認を行う。
【0026】
このように構成することにより、最後の承認者の確認を確実に行うことができ、マスター書類の印刷をより確実に行うことができる。
また、判断手段が行う判断処理は、例えば暗号化されているデジタル印鑑情報を復号し、チェックデジットの計算を行うことによって判断する。
【0027】
このように構成することにより、デジタル印鑑情報を含む文書データの印刷を確実に行うことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は本実施形態のデジタル印鑑印刷システム構成図である。
【0029】
同図において、1はパーソナルコンピュータ等のホスト機器であり、2はプリンタ装置である。ホスト機器1とプリンタ装置2は、例えばセントロニクスインターフェイスを介して接続され、ホスト機器1から文書データ等の印刷データがプリンタ装置2に供給される。また、ホスト機器1には、ディスプレイや不図示のキーボード、マウス等が配設され、ユーザによって後述するように操作される。また、ホスト機器1にはICカード読取り装置3が設けられ、後述するICカードを装着することによってデジタル印鑑情報やパーソナル情報が読み取られる。
【0030】
プリンタ装置2は上記ホスト機器1から供給される印刷データを印刷し、用紙(記録紙)に出力する。また、プリンタ装置2は不図示のインターフェイスコントローラとプリンタコントローラで構成され、ホスト機器1から供給される印刷データをインターフェイスコントローラで解析し、プリンタコントローラによって用紙への印刷処理を行う。
【0031】
また、このプリンタ装置2もICカード読取り装置4を有し、ICカードを装着することによってデジタル印鑑情報やパーソナル情報の読み出しを行うことができる。尚、このICカード読取り装置4はプリンタ装置2用であり、前述のICカード読取り装置3はホスト機器1用であり、両ICカード読取り装置3及び4の構成は異なる。
【0032】
一方、ICカード5は何れのICカード読取り装置3及び4に対してもデータの読取りが可能であり、本例で使用するICカード5は以下の構成である。すなわち、CPUを内蔵し、ROMとRAMを有し、RAM部分には本システムで使用可能であることを示すコードが書き込まれている。捺印プログラムやプリンタ装置のファームウエアが本例のICカード5に対してアクセスを行う時は、上記コードによって、ICカード5のCPUと相互にデータ交換が可能であることを確認する。また、後述するが、この機能によってもICカード5に書き込まれた暗号化キーコード、デジタル印鑑データ、マスター印刷に関する情報が保護される。
【0033】
図2は上記構成のICカード5のRAM領域のフォーマットを示す図である。ICカード5のRAMには、暗号化キーコードエリア5a、パーソナルコードエリア5b、発行書類登録テーブル5cの各エリアで構成されている。暗号化キーコードエリア5aは後述するプリントデータに追加する捺印情報や、デジタル印鑑情報の暗号化及び復号化にも使用されるキーデータであり、本システムの運用範囲内で統一したコードを用いる。この暗号化キーコードによって、例えば所属部署内で発行された書類であれば、捺印された複写印刷をプリントすることができる。
【0034】
また、パーソナルコードエリア5bは、各々のICカード所有者毎の個別データを記憶するエリアであり、所有者を示すパーソナルコードとディジタル印鑑データからなる。パーソナルコードは、例えば社員番号のようにシステム運用範囲内の所有者を一意的に特定できるコードである。
【0035】
また、ディジタル印鑑データは、印鑑サイズ、印鑑色、印鑑ベクタデータで構成され、印鑑サイズの情報は、例えば(X/Y)の座標データとして記憶され、印鑑色のデータは赤色、橙色、等の色コードで記憶され、実際の印鑑情報は印鑑ベクタデータとして記憶されている。このように、ディジタル印鑑データは、使用するデバイスの解像度に依存しないようにベクタデータで構成され、大きさや捺印時の色は予め設定し、表示や印刷時に変形や変色しない構成である。
【0036】
さらに、発行書類登録テーブル5cは、発行書類番号1、2、・・・nで構成され、マスタ印刷(ディジタル印鑑データの上記指定色(上記記憶した色)での印刷)待ちの書類番号を登録する領域である。また、各エリア(発行書類番号エリア)は、有効/無効書き込みエリア、書類番号エリアで構成されている。
【0037】
有効/無効書き込みエリアには、書類発行者が本例の捺印プログラムを用いて最初の捺印を行うときに書類番号を書き込んで「有効」なデータとした時、「有効」の設定が行われ、承認処理が完了した書類をマスタ印刷した時点で「無効」の設定が行われる。
【0038】
ここで、書類番号はそのICカード5に登録されている発行種類毎にユニークな番号であり、例えば捺印処理時の日時などのデータと連番の組み合わせ型式で登録されている。また、発行書類番号エリアには、当該ICカード5の所有者が発行した数の書類番号が書き込まれる。
【0039】
一方、図3はホスト機器1からプリンタ装置2へ送信するデータのフォーマットの一部であり、印刷データに追加する印鑑印刷コマンドのフォーマットである。一般に、印刷データは接続されたプリンタ装置2の制御コードによって、ページ単位で記述されている。したがって、同図に示すフォーマットは先頭ページの他、捺印が施されるページ毎にデータが追加される。但し、同じページ内に複数の捺印が行われる場合には、先に設定されているフォーマットに追加する構成である。
【0040】
図3(a)において、印鑑印刷コマンドは、その先頭に印鑑印刷コマンドを示すコードが記述され、次に暗号化データのデータ長が記述される。この印鑑印刷コマンドを未サポート、或いは前述のICカード読取り装置4が設定されていないプリンタ装置、又は適正なICカード5が装着されていない条件では、デジタル印鑑情報の印刷を行わない。この場合、例えば指定された長さのデータを読み捨てることによってディジタル印鑑データの印刷を止める。したがって、この構成によってデータの誤認識を防止できる。
【0041】
また、上述のデータ長の情報の次に、暗号化データが記述される。この暗号化データは、ICカード5の暗号キーコードを用いて暗号化されるデータである。このデータ内容は、図3(b)に示すように、暗号化データ内容1(捺印情報)、暗号化データ内容2(ディジタル印鑑情報)、及びチェックディジットで構成される。
【0042】
暗号化データ内容1は、各書類の先頭ページにのみ配置される書類の印刷時に用いられる捺印情報である。したがって、先頭ページ以外には暗号化データ内容1は書き込まれない。また、各暗号化データ内容1(捺印情報)は、固定長であり、捺印情報であることを示す捺印情報コード、書類番号、発行者のパーソナルコード、最終承認者のパーソナルコード、及び承認完了フラグから成る。
【0043】
書類番号は、発行者のICカード5の発行書類登録テーブルに書き込まれる番号と同じ番号が記述される。発行者のパーソナルコードは、後述するマスタ書類の印刷者を特定するために用いられる。最終承認者パーソナルコードは、承認作業の終了を確認するために記述するコードであり、例えば承認者が複数存在する書類について有効である。このパーソナルコードを持つICカード5所有者が捺印作業を行うと、上述の承認完了フラグがオンになる構成である。
【0044】
また、暗号化データ内容2(ディジタル印鑑情報)は、捺印する印鑑データの実体データを記述するエリアである。ディジタル印鑑情報は、印刷データに対する捺印処理を行うページのみに記述され、ディジタル印鑑情報であることを示すディジタル印鑑情報コード、捺印された印鑑の実データを記述する領域からなる。尚、図3(c)には、デジタル印鑑情報1、2、・・・が示され、それぞれ印字位置、印鑑サイズ、印鑑色、印鑑ベクタデータの情報で構成される。
【0045】
ここで、印字位置は印鑑を印字する位置のデータであり、対象となるページの印鑑印字位置を(X/Y)座標で示す。また、印鑑サイズ、印鑑色、印鑑ベクタデータの情報は、前述のICカード5のRAM領域に登録されたデータと同じである。すなわち、使用されるICカード5のデータが当該エリアに印鑑情報として書き込まれる。
【0046】
尚、図3(a)に示すチェックディジットは、復号化されたデータが正当なものであることを保証するために使用される。例えば、暗号解読後のデータから得られたチェックディジットが適合しない場合、復号化に用いられたICカード5は正当なものではないと判断される。すなわち、復号化に用いられたICカード5と暗号化に用いられたICカード5は異なるカードであると判断し、捺印処理又は捺印データの印刷を拒否するための用いられる。以上の構成において、以下に本実施形態の処理動作を説明する。
【0047】
先ず、図4に示すシステム構成図を使用して本例の基本的動作について説明する。先ず、ホスト機器1は予めインストールされているアプリケーションを使用して印刷データを作成する(図4に示す▲1▼)。例えば、ワードプロセッサのアプリケーションを使用して文書データを作成する。
【0048】
次に、この印刷データ(文書データ)はプリントドライバに送られ、プリンタ装置2に対応する印刷データに変換される(図4に示す▲2▼)。その後、上記印刷データはプリンタ装置2に送られ(図4に示す▲3▼)、前述のインターフェイスコントローラによって印刷データに含まれるコマンドが解析され、プリンタエンジンによって用紙に印刷される(図4に示す▲4▼)。
【0049】
以上は基本的な動作であり、本例では更に以下に説明する捺印プログラムが実行される。この処理はデジタル印鑑情報を上述の印刷データに付加してプリンタ装置2に送信する処理であり、プリンタ装置2ではこの情報に基づいて印刷処理を行う。以下、具体的に説明する。
【0050】
図5は上述の捺印プログラムを説明するフローチャートである。先ず、ユーザは上述のようにして作成した印刷データにデジタル印鑑情報を付加すべく、前述のICカード読取り装置3にICカード5を挿入する。次に、ホスト機器1内の不図示のCPUは、このICカード5の確認処理を行う(ステップ(以下Sで示す)1)。この処理は、ICカード読取り装置3を参照し、本システムで使用可能なICカード5が挿入されているか確認するものである。
【0051】
次に、捺印処理対象となるプリントデータ(印刷データ)の指定を行う(S2)。この指定は、例えばホスト機器1のキーボードを操作して行う。また、このプリントデータ(印刷データ)は、前述のようにアプリケーションに従って作成され、記憶されている文書データ等である。
【0052】
ここで、印刷データの指定があると、この指定を受けて当該印刷データ(例えば、文書ファイル)を読み出す(S3)。また、印刷するページ数を算出し、当該ページ数分の捺印データテンポラリ(捺印データ領域)を確保する(S4)。また、既に印鑑印刷コマンドが存在するか否か判断する(S5)。すなわち、読み出した印刷データに対し、既に捺印処理が行われているか判断し、読み出した印刷データの状態を確認する。
【0053】
ここで、印刷データ内に印鑑印刷コマンドが存在しなければ(S5がNo )、書類発行者としての処理を行う。すなわち、挿入されているICカード5からパーソナルコードを読み出し(S6)、最終承認予定者のパーソナルコードを書き込み(S7)、先頭ページ用の捺印データ領域に上記発行者のパーソナルコード、及び最終承認予定者のパーソナルコードを書き込む(S8)。すなわち、図2に示すICカード5のRAM領域からパーソナルコードを読み出し、図3(b)に示す発行者パーソナルコードの領域にこの情報を書き込み、最終承認予定者のパーソナルコードを例えばキーボードを操作して入力する。また、上記先頭ページ用の捺印データ領域には、捺印情報を示すコード、及び書類番号をセットする。
【0054】
次に、ICカード発行書類領域に書類名をセットする(S9)。すなわち、ICカード5内の発行書類登録テーブル5cに書類番号を登録する。この書類番号は、上述の図3(b)に登録した書類番号と同じ番号が登録される。
【0055】
一方、上記判断(S5)において、既に印鑑印刷コマンドがある場合(S5がYes)、ICカード5内の暗号化キーコードを呼び出し(S10)、捺印データを解読し、データの正当性を確認し、各ページ毎の捺印データ領域にセットする(S11)。
【0056】
また、チェックディジットを計算して合致するか否か判断する(S12)。ここで、チェックデジットが一致しない時(S12がNo )、プログラムを終了し、捺印処理の追加を認めない。一方、チェックディジットが合致する時(S12がYes)、印刷データに対する全ページの処理が完了したか判断し(S13)、更に既に承認処理が完了している文書データであるか判断する(S14)。
【0057】
ここで、文書データに対する全ページの処理が完了していなければ(S13がNo )、上述の処理を継続し、全ページに対する処理を完了させる。また、既に承認処理が完了している印刷データである場合には(S14がYes)、プログラムを終了し、捺印処理の追加を認めない。
【0058】
すなわち、最終承認者まで捺印処理が進んでいるか判断し、最終承認者まで捺印処理が進んでいれば、更に捺印処理を行わないものである。
尚、上述の承認処理の完了の有無は、承認完了フラグの「オン」、「オフ」を確認して行う。したがって、承認完了フラグが「オン」である場合にはプログラムを終了し、捺印処理の追加を認めず、承認完了フラグが「オフ」であれば、以降の捺印処理へ移行する。
【0059】
また、上記捺印処理に移行する前、指定されている最終承認者に変更があるか判断する(S15)。そして、最終承認者に変更がある場合には(S15がYes)、変更された最終承認者のパーソナルコードの指定を行う(S16)。
【0060】
一方、前述のように最終承認者まで捺印が終わっていない場合、又は最終承認者が変更された場合には、以下の捺印処理を行う。図6はこの捺印処理を説明するフローチャートである。
【0061】
先ず、ICカード読取り装置3に装着されたICカード5に登録されているディジタル印鑑データを呼び出す(S17)。そして、プリントデータ(印刷データ)のプレビュー表示を行い、プリントデータ(印刷データ)のプレビュー表示上で印鑑データの捺印位置を指定する(S18)。例えば、表示画面を見ながら印鑑データの捺印位置をマウス等を操作して決定する。
【0062】
次に、上述のようにして印鑑データの捺印位置を決定した後、当該指定位置の情報を捺印データ領域に登録する(S19)。すなわち、プリントデータの対応するページの捺印データ領域に印刷位置とディジタル印鑑データを追加する。例えば、図3(c)の印字位置のエリアに追加した捺印の位置情報を(X、Y)座標を用いて登録する。また、使用する印鑑のサイズも登録する。さらに、使用する印鑑の色や形状を印鑑ベクタデータとして登録する。すなわち、上記印鑑データの捺印位置のデータ以外は、前述のICカード5のRAM領域から読み出して登録する。
【0063】
次に、捺印の必要なページ全てに対してディジタル印鑑データの位置指定を行ったか判断し(S20)、捺印の必要なページ全てに対してディジタル印鑑データの位置指定を繰り返す(S20がNo 、S18、S19)。
【0064】
その後、全てのページに対する捺印位置の指定や使用する印鑑の情報の入力処理が終了すると(S20がYes)、挿入されているICカード5からパーソナルコードを呼び出し、最終承認者のコードと比較する(S21、S22)。すなわち、上記処理によってディジタル印鑑データを捺印する処理が最終承認者まで達したか判断する。
【0065】
ここで、この時ディジタル印鑑データを捺印した人物が最終承認者であれば承認完了フラグを「オン」にする(S23)。このように承認完了フラグを「オン」にセットした場合、後述するように以後ディジタル印鑑データのセットを行うことができず、更に承認完了フラグの「オン」がマスター印刷の条件になる。
【0066】
次に、ICカード5からキーコードを読み出し(S24)、先頭ページから順に捺印データ領域を確認する(S25)。例えば、この確認処理によって、データが存在すればチェックディジットを計算し(S26)、ICカード5内のキーコードを使用して暗号化し、暗号化されたデータの長さを調べて印鑑印刷コマンドの作成を終了する(S27)。そして、印刷データに上記情報を追加する(S28)。
【0067】
その後、全ての捺印データ領域に対する上記処理が完了したか判断し(S29)、全捺印データ領域に対する処理が完了するまで上述の処理を継続する(S29がNo、S25〜S28)。そして、全ての捺印データ領域に対する処理が完了すると上述の捺印処理を終了する(S29がYes)。
【0068】
このようにしてホスト機器1における捺印データ領域のデータ作成が完了し、この情報が付加された印刷データはホスト機器1からプリンタ装置2へ送られる。
【0069】
図7はプリンタ装置における処理を説明するフローチャートであり、印刷データ受信時の処理を説明するフローチャートである。先ず、プリンタ装置2に入力した印刷データは、不図示の受信インターフェイスを介してインターフェイスコントローラに入力する。インターフェイスコントローラでは、データ長パラメータとそのパラメータに示されるデータを受信し、解析する(ステップ(以下STで示す)1)。そして、例えば印刷データ内に印鑑印刷コマンドが存在する場合、プリンタ装置2に接続されたICカード読取り装置4を調べる(ST2、ST3)。ここで、ICカード読取り装置4にICカード5が挿入されていない場合(ST2がNo)、又は本システムで使用可能なICカード5が挿入されていない場合(ST3がNo)、受信したデータを破棄し、次のデータ受信処理に移行する(ST4)。この場合、印鑑データを付加した印刷物を印刷することはセキュリティー上問題であり、印刷処理を行わない。
【0070】
一方、上述の判断(ST2、ST3)が共にイエス(Yes)であれば、適合するICカード5がICカード読取り装置4に装着されているものと判断し、ICカード5の暗号化キーコードを読み出す(ST5)。そして、暗号化されているデータを解読し、チェックディジットを確認する(ST6)。
【0071】
ここで、チェックディジットも合致すれば以下のマスター書類の確認処理に移行する。一方、チェックディジットが合致しない場合(ST7がNo)、正当性が確認できないため、取り込んだデータを破棄し印鑑データの印刷処理は行わない(ST4)。
【0072】
チェックディジットが合致する場合(ST7がYes)、以下のマスター書類の確認処理(ST8以降の処理)を行う。先ず、復号されたデータに捺印情報コードを含むか否か判断する(ST8)。ここで、捺印情報コードが含まれていなければ(ST8がNo)、マスター印刷フラグをオフする(ST13)。一方、捺印情報コードが含まれていれば(ST8がYes)、次の判断を行う。
【0073】
次の判断ではカラー印刷が可能か否か判断する(ST9)。マスタ書類では、印鑑データを指定色で印刷するため、カラープリンタであることが必須である。したがって、プリンタ装置2がカラープリンタではない場合(ST9がNo)、前述と同様マスター印刷フラグをオフする(ST13)。一方、プリンタ装置2がカラープリンタである場合(ST9がYes)、次の判断を行う。
【0074】
次に、承認完了フラグがオンであるか否か判断する(ST10)。マスタ書類では、既に最終承認者までの承認作業が完了していることがマスタ書類印刷の条件となる。したがって、最終承認者までの承認作業が完了していない場合、即ち承認完了フラグがオフである場合(ST10がNo)、マスター印刷フラグをオフにする(ST13)。したがって、この場合マスター印刷フラグはオフのまま維持される。一方、最終承認者までの承認作業が完了している場合(ST10がYes)、次の判断を行う。
【0075】
次に、印刷者がICカードの所有者であるか否か判断する(ST11)。そして、印刷者がICカードの所有者ではない場合(S11がNo)、マスター印刷フラグをオフにする(ST13)。一方、印刷者がICカードの所有者である場合(ST11がYes)、次の判断に移行する。
【0076】
次の判断ではマスタ書類が未印刷であるか否か判断する(ST12)。マスタ書類の印刷では、承認作業完了後初めての印刷であることが、マスタ書類印刷の条件となる。したがって、承認作業完了後初めての印刷ではない場合(S12がNo)、マスター印刷フラグをオフにする(ST13)。一方、承認作業完了後初めての印刷である場合(S13がYes)、全てのマスター書類確認のための判断を終了する。
【0077】
次に、上述の全ての条件に合致した場合、ICカード5内の発行書類登録テーブルから該当する書類番号を無効にし、以後同じ書類がマスタ印刷されないようにする(ST14)。そして、マスタ印刷フラグをオンし、マスタ印刷の実行を可能とする(ST15)。
【0078】
次に、図8に示す処理を行い、ディジタル印鑑情報コードを含む場合(ST16がYes)、印鑑専用のイメージメモリにディジタル印鑑データを展開する(ST17)。ここで、カラーページプリンタによる印刷では、例えばシアン(C)/マゼンタ(M)/イエロー(Y)/ブラック(K)の4色のトナーが使用され、これらの各色毎のイメージメモリが必要である。したがって、本例においても印鑑専用のイメージメモリが4色分が用意され、ディジタル印鑑データに記載された色情報に従って適切な色分解処理を行い、描画処理を行う。但し、マスタ印刷フラグがオフの時、全ての描画作業を終了後に、シアン(C)/マゼンタ(M)/イエロー(Y)/ブラック(K)のメージメモリの内容を、ブラック(K)のイメージメモリにオア(OR)加算し、シアン(C)/マゼンタ(M)/イエロー(Y)のイメージメモリをクリアして印鑑データが、例えば黒のみで印刷されるようにする(ST18、ST19)。
【0079】
以上のようにして、印刷条件を設定した後、デジタル印鑑の印刷を含むプリントデータ(印刷データ)の印刷を行う。図9はこの印刷処理を説明するフローチャートである。先ず、不図示のカウンタを"1"にセットし(ステップ(以下STPで示す)1)、印刷データとデジタル印鑑データをオア(OR)加算し、印刷データとデジタル印鑑データの加算データをプリンタエンジンに送出する(STP2)。この作業は、上述のシアン(C)/マゼンタ(M)/イエロー(Y)/ブラック(K)の色毎に行われる。したがって、マスタ印刷フラグがオンであり、指定色通りに展開が行われた状態のままであれば印鑑データがカラーで印刷される。次に、マスタ印刷フラグがオンであり、上記カウンタの値が“1”であるか判断する(STP3)。マスタ印刷フラグがオンであり、上記カウンタの値が“1”だった場合(STP3がYES)には、印鑑印刷用イメージメモリの内容を黒用イメージメモリに統合する(STP4)。
【0080】
すなわち、この処理は、マスタ印刷フラグがオンであり、且つ複写枚数が指定されている場合、指定枚数分のマスタ書類が印刷されてしまうことを防止するため、1枚目の印刷を行った後、印鑑印刷用イメージメモリのシアン(C)/マゼンタ(M)/イエロー(Y)のデータを、印鑑印刷用ブラック(K)のイメージメモリにオア(OR)加算(統合)し、シアン(C)/マゼンタ(M)/イエロー(Y)のイメージメモリをクリアするものである。
一方、マスタ印刷フラグがオフ、又はカウンタの値が " 1 " でなければ(STP3がNo)、カウンタを+1した値がコピー枚数より少ないか判断する(STP5)。コピー枚数に達していなければ、STP2,STP3,STP5の処理を繰り返して指定された枚数の複写を行う。
【0081】
以上のように、本実施形態によれば、プリントデータに捺印情報を暗号化して付加し、承認完了後の発行者による最初の印刷のみを印鑑をカラー出力可能としたことにより、複写機を使うことなくプリンタだけで、マスタ書類とその複写書類、及び文書作成中の試し印刷を見た目で容易に区別できるものである。
【0082】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によればマスタ書類とその複写書類、及び文書作成中の試し印刷を見た目で容易に区別でき、書類の混乱を招くことがなくなる。
【0083】
また、印刷データやデジタル印鑑情報のセキュリティーを確実に確保でき、書類の安全性を確実に確保できるデジタル印鑑印刷装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のディジタル印鑑システムのシステム構成図である。
【図2】ICカード内の構成を示す図である。
【図3】プリントデータに追加する印鑑印刷コマンドのフォーマットである。
【図4】本実施形態の基本動作を説明する図である。
【図5】本実施形態を処理動作を説明するフローチャートであり、捺印プログラムを説明するフローチャートである。
【図6】本実施形態を処理動作を説明するフローチャートであり、捺印プログラムを説明するフローチャートである。
【図7】本実施形態を処理動作を説明するフローチャートであり、印鑑印刷コマンド受信時の処理を説明するフローチャートである。
【図8】本実施形態を処理動作を説明するフローチャートであり、印鑑印刷コマンド受信時の処理を説明するフローチャートである。
【図9】本実施形態を処理動作を説明するフローチャートであり、印刷処理を説明するフローチャートである[0001]
[Technological field to which the invention belongs]
The present invention relates to printing of a seal stamp for stamping various documents, and more particularly to a digital seal stamp printing apparatus for automatically stamping a document by storing image data of the seal stamp in a memory.
[0002]
[Prior art]
Today, documents such as correspondences and work instructions in companies and documents handled at government offices are created by OA devices such as word processors and personal computers. A document created by such a device is printed out by a printer device and stored, for example. In this case, some documents are checked in the order of creator, checker, and approver, and for example, some documents are stored with a seal.
[0003]
However, the process described above is troublesome for the creator, the confirmer, and the approver to perform stamping after printing the document, and forgetting the stamp or imperfect stamping may occur. In order to eliminate problems,5There is an invention of No. 54044 per year. In order to solve the above problems, the present invention stores image information of seals such as a creator, a confirmer, and an approver in a memory, and performs seal stamping as well as issuing documents.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above conventional example, it is not possible to distinguish between the output by trial printing during the printing operation and the official document, and there is no distinction between the copy document held by each person and the formal document (master document). There is also a security problem with seal data (image data).
[0005]
In order to solve the above-described problems, the present invention provides a digital seal stamp printing apparatus that can easily distinguish between a copy document and a formal document (master document) and can ensure the security of seal data.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, the digital seal stamp information is provided.And completion information of master document printing using the digital seal stamp informationRememberPortabilityStorage means;In the document data creation by the host device, the portability loaded in the first reading meansFrom the storage meansDesiRead the Tal seal information,SaidAdditional means for adding to document data;Printing means for performing a printing process based on document data transmitted from the host device, and reading the digital seal stamp information from the portable storage means loaded in a second reading means in the printing process, Permission means for permitting the printing means to print the document data by collating with the added digital seal stamp information and determining whether the digital seal stamp information stored in the portable storage means is accurate. , A predetermined number of copies based on the document dataOnly as master document,The digital seal stamp information in the document data is printed in seal color, and after the predetermined number of copies have been printed, master printing control means for printing the digital seal stamp information in black, and when the master document printing is completed Writing means for writing the master document completion information into the portable storage means;This can be achieved by providing a digital seal printing apparatus characterized by having
[0007]
Here, the storage means is configured to store digital seal stamp information, and this digital seal stamp information records an image of the seal stamp as digital information and stores its size and form. The digital seal stamp information also stores personal information of the person who owns the seal, for example as personal information.TThe code number and employee number correspond. Therefore, the digital seal stamp information includes information on the seal stamp itself and personal information of the owner of the seal stamp.
[0008]
Further, the adding means is from the storage means.DesiTal seal stamp information is read out and added to document data. The document data is print data such as document data created by a host device such as a personal computer in accordance with an application. In addition, digital seal stamp information is added to document data using, for example, OR synthesis using an OR circuit.
[0009]
The judging means is added by the adding means.DesiDetermines whether or not document data including tall seal information can be printed. For example, whether or not the digital seal stamp information stored in the storage means is accurate, or whether the personal information included in the digital seal stamp information is accurate. Judge whether or not.
[0010]
Further, the printing means prints the digital seal stamp information in a color different from the document data as a master document. For example, the master document is a part. The confirmation of whether or not to print the master document is, for example, the following method. That is, the presence of the digital seal stamp information, the use of a printer capable of color printing, the confirmation of the final approver, and the like.
[0011]
With this configuration, in the printout of document data to which digital seal stamp information is added, the master document is output when the above conditions are met, and the digital seal stamp information is printed in a color different from that of the document data. Therefore, it is possible to reliably distinguish the master document from copying and test printing, and the reliability of the document is increased.
[0012]
Also portableAs a storage medium, an IC card corresponds, but a flexible disk such as an FD or a CD-ROM may be used. Further, the digital seal stamp information and personal information are stored in these storage media, and an IC card reader and various drivers are used to read information from the storage media.
[0013]
With this configuration, the storage medium can be freely carried, for example, using a computer or printer connected via a network, digital seal stamp information and personal information can be read, and document data including digital seal stamp information can be printed. It can be performed.
[0014]
Said permissionThe means is configured to determine whether or not the printing is possible based on, for example, the reliability of the digital seal stamp information stored in the storage means.
[0015]
Here, the reliability of the digital seal stamp information means that not only the digital seal stamp information stored in the storage medium but also the accuracy of personal information is judged, and if the digital seal stamp information is accurate, the subsequent printing process is performed. be able to.
[0016]
With this configuration, it is possible to prevent the document data including the digital seal stamp information from being inadvertently printed, and to ensure security.
[0017]
furtherThe printing unit is configured to print the document data in black and print the digital seal stamp information in red, for example.
[0018]
With this configuration, the document data in which only the digital seal information is printed in red can be confirmed as a master document, and the master document can be easily confirmed.
[0019]
In this example, the digital seal stamp information is printed in red and the document data is printed in black. However, the digital seal stamp information may be printed in a color different from the print color of the document data. For example, the document data is printed in blue. The digital seal stamp information may be printed in red, or any other color combination.
[0020]
AlsoThe printing unit is configured to print only one copy as a master document after the approval of the last approver is completed, for example. Here, there may be a plurality of approvers or one approver, and the target document dataVs.In this configuration, after the last approver approves the document data, only one copy of the master document is permitted.
[0021]
With this configuration, there is only one copy of the master document. For example, the document data to be printed thereafter is a copy or trial print, and can be reliably distinguished from the master document.
[0022]
As an additional note, the following configuration may be used.
When the printing means creates a plurality of master documents, all the master documents are printed with digital seal stamp information in a color different from the document data as described above.
[0023]
That is, for example, if the creditor and the debtor have the same master document one by one, such as a contract, it is necessary to prepare two master documents, and even in this case, the two documents may be master documents. It can be confirmed from digital seal information of different colors. In this case, red digital seal stamp information is usually printed on black document data.
[0024]
The digital seal stamp information is encrypted.
That is, in order to know the digital seal stamp information, it is necessary to decrypt and process the encrypted digital seal stamp information. Therefore, by configuring in this way, it is possible to ensure the security of the digital seal stamp information.
[0025]
The confirmation of the last approver when there are a plurality of approvers is configured to set the approval completion flag when the last approver performs the approval process, for example, by setting an approval completion flag. To confirm the last approver.
[0026]
By comprising in this way, confirmation of the last approver can be performed reliably and a master document can be printed more reliably.
The determination process performed by the determination unit is performed by, for example, decrypting encrypted digital seal stamp information and calculating a check digit.
[0027]
With this configuration, it is possible to reliably print document data including digital seal stamp information.
[0028]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
<First Embodiment>
FIG. 1 is a configuration diagram of a digital seal printing system according to the present embodiment.
[0029]
In the figure, 1 is a host device such as a personal computer, and 2 is a printer device. The host device 1 and the printer device 2 are connected via, for example, a Centronics interface, and print data such as document data is supplied from the host device 1 to the printer device 2. The host device 1 is provided with a display, a keyboard (not shown), a mouse, and the like, and is operated by a user as described later. The host device 1 is provided with an IC card reading device 3, and digital seal stamp information and personal information are read by mounting an IC card described later.
[0030]
The printer device 2 prints the print data supplied from the host device 1 and outputs it to paper (recording paper). The printer device 2 includes an interface controller (not shown) and a printer controller, and print data supplied from the host device 1 is analyzed by the interface controller, and printing processing on paper is performed by the printer controller.
[0031]
The printer device 2 also has an IC card reader 4 and can read digital seal stamp information and personal information by mounting the IC card. The IC card reading device 4 is for the printer device 2, the IC card reading device 3 is for the host device 1, and the configurations of the IC card reading devices 3 and 4 are different.
[0032]
On the other hand, the IC card 5 can read data to any of the IC card readers 3 and 4, and the IC card 5 used in this example has the following configuration. That is, it has a CPU, ROM and RAM, and a code indicating that it can be used in this system is written in the RAM portion. When the marking program or the firmware of the printer apparatus accesses the IC card 5 of this example, it is confirmed by the above code that data can be exchanged with the CPU of the IC card 5. As will be described later, this function also protects the encryption key code, digital seal data, and master print information written in the IC card 5.
[0033]
FIG. 2 is a diagram showing the format of the RAM area of the IC card 5 having the above configuration. The RAM of the IC card 5 includes an encryption key code area 5a, a personal code area 5b, and an issuance document registration table 5c. The encryption key code area 5a is key data used for encryption and decryption of seal information to be added to print data, which will be described later, and digital seal stamp information, and a code that is unified within the operating range of this system is used. With this encryption key code, for example, if it is a document issued in the department to which it belongs, a stamped copy can be printed.
[0034]
The personal code area 5b is an area for storing individual data for each IC card owner, and includes a personal code indicating the owner and digital seal stamp data. The personal code is a code that can uniquely identify an owner within the system operation range such as an employee number.
[0035]
The digital seal data is composed of seal size, seal color, and seal vector data. The seal size information is, for example, (X/Y) is stored as coordinate data, seal color data is stored in color codes such as red and orange, and actual seal information is stored as seal vector data. As described above, the digital seal stamp data is configured by vector data so as not to depend on the resolution of the device to be used. The size and color at the time of stamping are set in advance, and are not deformed or discolored during display or printing.
[0036]
Further, the issuance document registration table 5c is composed of issuance document numbers 1, 2,..., N, and registers document numbers waiting for master printing (printing of the digital seal data in the specified color (the stored color)). It is an area to do. Each area (issued document number area) includes a valid / invalid writing area and a document number area.
[0037]
In the valid / invalid writing area, when the document issuer performs the first stamping using the stamping program of this example and the document number is written to be “valid” data, “valid” is set. The “invalid” setting is made when the document for which the approval process is completed is master-printed.
[0038]
Here, the document number is a unique number for each issuance type registered in the IC card 5, and is registered in a combination type of data and serial numbers such as date and time at the time of the stamping process. In the issued document number area, the number of document numbers issued by the owner of the IC card 5 is written.
[0039]
On the other hand, FIG. 3 shows a part of the format of data to be transmitted from the host device 1 to the printer device 2 and the format of the seal print command to be added to the print data. In general, print data is described in units of pages by a control code of the connected printer device 2. Therefore, in the format shown in the figure, data is added for each page to be stamped in addition to the first page. However, when a plurality of markings are performed on the same page, the format is added to the previously set format.
[0040]
In FIG. 3A, the seal print command has a code indicating the seal print command written at the head, and then the data length of the encrypted data. The digital seal stamp information is not printed under the condition that this seal stamp printing command is not supported, or the printer device in which the IC card reader 4 is not set or the proper IC card 5 is not mounted. In this case, for example, the printing of the digital seal stamp data is stopped by discarding the data of the designated length. Therefore, erroneous recognition of data can be prevented by this configuration.
[0041]
The encrypted data is described next to the data length information. This encrypted data is data that is encrypted using the encryption key code of the IC card 5. As shown in FIG. 3B, the data content is composed of encrypted data content 1 (stamping information), encrypted data content 2 (digital seal stamp information), and a check digit.
[0042]
The encrypted data content 1 is seal information used when printing a document arranged only on the first page of each document. Therefore, the encrypted data content 1 is not written except for the first page. Each encrypted data content 1 (stamping information) has a fixed length and is a stamping information code indicating that it is stamping information, a document number, a personal code of the issuer, a personal code of the final approver, and an approval completion flag. Consists of.
[0043]
As the document number, the same number as the number written in the issued document registration table of the IC card 5 of the issuer is described. The issuer's personal code is used to specify the master document printer who will be described later. The final approver personal code is a code written for confirming the end of the approval work, and is effective for a document having a plurality of approvers, for example. When the owner of the IC card 5 having this personal code performs the sealing work, the above-described approval completion flag is turned on.
[0044]
Encrypted data content 2 (digital seal stamp information) is an area for describing the actual data of the seal stamp data to be stamped. The digital seal stamp information is described only on the page where the printing process is performed on the print data, and includes an area describing a digital seal stamp information code indicating digital seal stamp information and actual data of the stamp stamp. FIG. 3C shows digital seal stamp information 1, 2,..., Each of which includes information on the print position, seal size, seal color, and seal vector data.
[0045]
Here, the printing position is data of the position where the seal stamp is printed, and the stamp printing position of the target page is indicated by (X / Y) coordinates. The information on the seal size, seal color, and seal vector data is the same as the data registered in the RAM area of the IC card 5 described above. That is, data of the IC card 5 to be used is written as seal information in the area.
[0046]
In addition, FIG.a) Is used to ensure that the decrypted data is valid. For example, if the check digit obtained from the decrypted data does not match, it is determined that the IC card 5 used for decryption is not valid. That is, the IC card 5 used for the decryption and the IC card 5 used for the encryption are determined to be different cards, and are used for rejecting the seal processing or the printing of the seal data. In the above configuration, the processing operation of this embodiment will be described below.
[0047]
First, the basic operation of this example will be described using the system configuration diagram shown in FIG. First, the host device 1 creates print data using an application installed in advance ((1) shown in FIG. 4). For example, document data is created using a word processor application.
[0048]
Next, this print data (document data) is sent to a print driver and converted into print data corresponding to the printer apparatus 2 ((2) shown in FIG. 4). Thereafter, the print data is sent to the printer apparatus 2 ((3) shown in FIG. 4), the command included in the print data is analyzed by the interface controller, and printed on the paper by the printer engine (shown in FIG. 4). (4)).
[0049]
The above is the basic operation. In this example, a stamping program described below is further executed. This process is a process of adding digital seal stamp information to the above-described print data and transmitting it to the printer apparatus 2. The printer apparatus 2 performs a print process based on this information. This will be specifically described below.
[0050]
FIG. 5 is a flowchart for explaining the above-described marking program. First, the user inserts the IC card 5 into the above-described IC card reader 3 in order to add digital seal stamp information to the print data created as described above. Next, a CPU (not shown) in the host device 1 performs a confirmation process for the IC card 5 (step (hereinafter referred to as S) 1). This process refers to the IC card reader 3 and confirms whether an IC card 5 usable in the present system is inserted.
[0051]
Next, the print data (print data) to be processed is designated (S2). This designation is performed by operating the keyboard of the host device 1, for example. The print data (print data) is document data created and stored according to an application as described above.
[0052]
If print data is specified, the print data (for example, a document file) is read in response to the specification (S3). Further, the number of pages to be printed is calculated, and the stamp data temporary (mark data area) for the number of pages is secured (S4). Further, it is determined whether or not a seal printing command already exists (S5). That is, it is determined whether the read print data has already undergone a sealing process, and the state of the read print data is confirmed.
[0053]
Here, if there is no seal print command in the print data (S5 is No), processing as a document issuer is performed. That is, the personal code is read from the inserted IC card 5 (S6), the personal code of the final approval candidate is written (S7), and the issuer's personal code and final approval schedule are written in the stamp data area for the first page. The personal code of the person is written (S8). That is, the personal code is read from the RAM area of the IC card 5 shown in FIG. 2, and this information is written in the issuer personal code area shown in FIG. 3B. Enter. A code indicating the stamp information and a document number are set in the stamp data area for the first page.
[0054]
Next, the document name is set in the IC card issuing document area (S9). That is, the document number is registered in the issued document registration table 5c in the IC card 5. As this document number, the same document number as that registered in FIG. 3B is registered.
[0055]
On the other hand, in the above judgment (S5), if there is already a seal printing command (S5 is Yes), the encryption key code in the IC card 5 is called (S10), the seal data is decrypted, and the validity of the data is confirmed. Then, it is set in the stamp data area for each page (S11).
[0056]
Further, a check digit is calculated to determine whether or not they match (S12). Here, when the check digits do not match (S12 is No), the program is terminated and the addition of the marking process is not permitted. On the other hand, when the check digits match (S12 is Yes), it is determined whether all pages of the print data have been processed (S13), and further, it is determined whether the document data has already been approved (S14). .
[0057]
Here, if the processing of all the pages for the document data has not been completed (No in S13), the above-described processing is continued and the processing for all the pages is completed. If the print data has already been approved (Yes in S14), the program is terminated and the addition of the seal process is not permitted.
[0058]
That is, it is determined whether the stamping process has progressed to the final approver. If the stamping process has progressed to the final approver, no further stamping process is performed.
Whether or not the above-described approval process has been completed is confirmed by confirming whether the approval completion flag is “on” or “off”. Therefore, if the approval completion flag is “ON”, the program is terminated, the addition of the stamping process is not permitted, and if the approval completion flag is “OFF”, the process proceeds to the subsequent stamping process.
[0059]
Further, before shifting to the above-described sealing process, it is determined whether there is a change in the designated final approver (S15). If there is a change in the final approver (S15 is Yes), the changed personal code of the final approver is designated (S16).
[0060]
On the other hand, as described above, when the final approver has not been stamped or when the final approver has been changed, the following stamping process is performed. FIG. 6 is a flowchart for explaining the marking process.
[0061]
First, the digital seal data registered in the IC card 5 attached to the IC card reader 3 is called (S17). Then, a preview display of the print data (print data) is performed, and the seal position of the seal data is designated on the preview display of the print data (print data) (S18). For example, the seal position of the seal data is determined by operating a mouse or the like while viewing the display screen.
[0062]
Next, after determining the seal position of the seal data as described above, the information on the designated position is registered in the seal data area (S19). That is, the printing position and digital seal data are added to the stamp data area of the corresponding page of the print data. For example, the position information of the seal added to the print position area in FIG. 3C is registered using the (X, Y) coordinates. Also, register the size of the seal to be used. Furthermore, the color and shape of the seal used are registered as seal vector data. That is, data other than the seal position data in the seal data is read out from the RAM area of the IC card 5 and registered.
[0063]
Next, it is determined whether the digital seal stamp data position has been designated for all pages that require stamping (S20), and the digital seal stamp data location designation is repeated for all pages that require stamping (S20 is No, S18). , S19).
[0064]
Thereafter, when the designation of the stamping positions for all the pages and the input process of the seal stamp information to be used are completed (Yes in S20), the personal code is called from the inserted IC card 5 and compared with the code of the final approver ( S21, S22). That is, it is determined whether the process of stamping the digital seal data has reached the final approver by the above process.
[0065]
Here, if the person who stamped the digital seal data at this time is the final approver, the approval completion flag is set to “ON” (S23). When the approval completion flag is set to “ON” as described above, the digital seal stamp data cannot be subsequently set as will be described later, and the approval completion flag “ON” becomes a condition for master printing.
[0066]
Next, the key code is read from the IC card 5 (S24), and the stamp data area is confirmed in order from the first page (S25). For example, by this confirmation processing, if data exists, a check digit is calculated (S26), encrypted using the key code in the IC card 5, and the length of the encrypted data is checked to determine the seal printing command. The creation ends (S27). Then, the information is added to the print data (S28).
[0067]
Thereafter, it is determined whether or not the above processing for all the stamp data areas has been completed (S29), and the above processing is continued until the processing for all the stamp data areas is completed (S29 is No, S25 to S28). When the processing for all the stamp data areas is completed, the above-described stamp processing is terminated (Yes in S29).
[0068]
In this way, the data creation of the seal data area in the host device 1 is completed, and the print data to which this information is added is sent from the host device 1 to the printer device 2.
[0069]
FIG. 7 is a flowchart for explaining processing in the printer apparatus, and is a flowchart for explaining processing at the time of receiving print data. First, print data input to the printer apparatus 2 is input to the interface controller via a reception interface (not shown). The interface controller receives and analyzes the data length parameter and the data indicated by the parameter (step (hereinafter referred to as ST) 1). For example, when a seal printing command is present in the print data, the IC card reader 4 connected to the printer 2 is checked (ST2, ST3). Here, when the IC card 5 is not inserted into the IC card reader 4 (No in ST2), or when the IC card 5 usable in this system is not inserted (No in ST3), the received data is Discard and move to the next data reception process (ST4). In this case, printing a printed material with seal data added is a security problem, and no printing process is performed.
[0070]
On the other hand, if both the above determinations (ST2, ST3) are yes, it is determined that a compatible IC card 5 is mounted on the IC card reader 4, and the encryption key code of the IC card 5 is determined. Read (ST5). Then, the encrypted data is decrypted and the check digit is confirmed (ST6).
[0071]
Here, if the check digit also matches, the process proceeds to the following master document confirmation process. On the other hand, if the check digits do not match (ST7 is No), the validity cannot be confirmed, so the captured data is discarded and the seal data is not printed (ST4).
[0072]
If the check digits match (ST7 is Yes), the following master document confirmation process (process after ST8) is performed. First, it is determined whether or not the decrypted data includes a seal information code (ST8). If the seal information code is not included (ST8 is No), the master print flag is turned off (ST13). On the other hand, if the seal information code is included (ST8 is Yes), the following determination is made.
[0073]
In the next determination, it is determined whether or not color printing is possible (ST9). The master document must be a color printer in order to print seal data in a specified color. Therefore, when the printer apparatus 2 is not a color printer (ST9 is No), the master print flag is turned off as described above (ST13). On the other hand, when the printer apparatus 2 is a color printer (ST9 is Yes), the following determination is performed.
[0074]
Next, it is determined whether or not the approval completion flag is on (ST10). In the master document, the condition for printing the master document is that the approval work up to the final approver has already been completed. Accordingly, when the approval work up to the final approver is not completed, that is, when the approval completion flag is off (ST10 is No), the master print flag is turned off (ST13). Therefore, in this case, the master print flag is kept off. On the other hand, when the approval work up to the final approver has been completed (Yes in ST10), the following determination is performed.
[0075]
Next, it is determined whether the printer is the owner of the IC card (ST11). If the printer is not the owner of the IC card (S11 is No), the master print flag is turned off (ST13). On the other hand, when the printer is the owner of the IC card (ST11 is Yes), the process proceeds to the next determination.
[0076]
In the next determination, it is determined whether or not the master document is unprinted (ST12). In the printing of the master document, the first printing after completion of the approval work is a condition for printing the master document. Therefore, if it is not the first printing after completion of the approval work (No in S12), the master print flag is turned off (ST13). On the other hand, if it is the first printing after completion of the approval work (Yes in S13), the determination for confirming all the master documents is ended.
[0077]
Next, when all of the above conditions are met, the corresponding document number is invalidated from the issued document registration table in the IC card 5, and thereafter the same document is not master-printed (ST14). Then, the master printing flag is turned on to enable execution of master printing (ST15).
[0078]
Next, the process shown in FIG. 8 is performed, and when the digital seal stamp information code is included (ST16 is Yes), the digital seal stamp data is developed in the image memory dedicated to the seal stamp (ST17). Here, in printing by a color page printer, for example, toners of four colors of cyan (C) / magenta (M) / yellow (Y) / black (K) are used, and an image memory for each of these colors is required. . Accordingly, also in this example, four colors of image memory dedicated to the seal stamp are prepared, and appropriate color separation processing is performed according to the color information described in the digital seal stamp data, and drawing processing is performed. However, when the master print flag is off, after all drawing operations are finished, the contents of the cyan (C) / magenta (M) / yellow (Y) / black (K) image memory are changed to the black (K) image. OR (OR) is added to the memory, and the cyan (C) / magenta (M) / yellow (Y) image memory is cleared so that the seal data is printed, for example, only in black (ST18, ST19).
[0079]
After setting the printing conditions as described above, print data (print data) including printing of a digital seal stamp is printed. FIG. 9 is a flowchart for explaining this printing process. First, a counter (not shown) is set to "1" (step (hereinafter referred to as STP) 1), and OR (OR) is added to the print data and the digital seal data.AndSends the addition data of the print data and digital seal data to the printer engine(STP2). This operation is performed for each color of cyan (C) / magenta (M) / yellow (Y) / black (K). Therefore, if the master print flag is on and the development is performed according to the designated color, the seal data is printed in color.Next, it is determined whether the master print flag is on and the value of the counter is “1” (STP3). If the master print flag is on and the counter value is “1” (STP3 is YES), the contents of the image memory for seal printing are integrated into the black image memory (STP4).
[0080]
YouThat is, in this process, when the master print flag is on and the number of copies is designated, the first print is performed to prevent the designated number of master documents from being printed. rear,Of image memory for seal printingCyan (C) / Magenta (M) / Yellow (Y)Data for stamp printingOR (OR) addition to black (K) image memory(Integration)Cyan (C) / Magenta (M) / Yellow (Y)ofClear image memoryIs a thing.
On the other hand, the master print flag is off or the counter value is " 1 " If not (STP3 is No), it is determined whether the value obtained by incrementing the counter is less than the number of copies (STP5). If the number of copies has not been reached, the processes of STP2, STP3, and STP5 are repeated to perform the designated number of copies.
[0081]
As described above, according to the present embodiment, the stamp information is encrypted and added to the print data, and only the first printing by the issuer after the approval is completed can be used to output the seal in color, thereby using the copying machine. The printer can easily distinguish the master document, the copied document, and the test print during document creation with only a printer.
[0082]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the master document, the copied document, and the test print during document creation can be easily distinguished from each other without causing confusion of the document.
[0083]
In addition, it is possible to provide a digital seal printing apparatus that can ensure the security of print data and digital seal stamp information and can ensure the safety of documents.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system configuration diagram of a digital seal stamp system according to an embodiment.
[Figure 2]It is a figure which shows the structure in an IC card.
[Fig. 3]This is the format of the seal print command to be added to the print data.
[Fig. 4]It is a figure explaining the basic operation of this embodiment.
FIG. 5 is a flowchart for explaining a processing operation according to the present embodiment, and a flowchart for explaining a marking program.
FIG. 6 is a flowchart for explaining a processing operation according to the present embodiment, and a flowchart for explaining a marking program.
FIG. 7 is a flowchart for explaining a processing operation according to the present embodiment, and is a flowchart for explaining a process when a seal print command is received.
FIG. 8 is a flowchart for explaining the processing operation of the present embodiment, and is a flowchart for explaining a process when a seal print command is received.
FIG. 9 is a flowchart for explaining a processing operation according to the present embodiment, and a flowchart for explaining a printing process.
Claims (1)
ホスト機器による文書データ作成において、第1の読み出し手段に装填された前記可搬性記憶手段から前記デジタル印鑑情報を読み出し、前記文書データに付加する付加手段と、
前記ホスト機器から送信された文書データに基づき印刷処理を行う印刷手段と、
該印刷処理において、第2の読み出し手段に装填された前記可搬性記憶手段から前記デジタル印鑑情報を読み出し、前記文書データに付加されたデジタル印鑑情報と照合し、前記可搬性記憶手段に記憶されたデジタル印鑑情報が正確であるか否かを判断することにより、前記印刷手段に前記文書データの印刷を許可する許可手段と、
前記文書データに基づく印刷を所定部数のみマスター書類として、前記文書データ中の前記デジタル印鑑情報を印鑑色で印刷し、前記所定部数の印刷を終えた後の印刷は前記デジタル印鑑情報を黒色で印刷するマスター印刷制御手段と、
前記マスター書類印刷が完了すると前記マスター書類完了情報を前記可搬性記憶手段に書き込む書込手段と、
を有することを特徴とするデジタル印鑑印刷装置。 Portability storage means for storing digital seal stamp information and completion information of master document printing using the digital seal stamp information ;
In the document data created by the host device, and adding means for reading the digital seal stamp information from the portability storage means loaded in a first readout means is added to the document data,
Printing means for performing printing processing based on document data transmitted from the host device;
In the printing process, the digital seal stamp information is read from the portable storage unit loaded in the second reading unit, collated with the digital seal stamp information added to the document data, and stored in the portable storage unit Permission means for permitting the printing means to print the document data by determining whether the digital seal stamp information is accurate;
Only a predetermined number of copies based on the document data are used as a master document, the digital seal stamp information in the document data is printed with a seal color, and after the predetermined number of copies are printed, the digital seal stamp information is printed in black. Master printing control means to perform,
A writing means for writing the master document completion information to the portable storage means when the master document printing is completed;
A digital seal printing apparatus characterized by comprising:
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