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JP3813750B2 - Color filter manufacturing method and color filter - Google Patents

Color filter manufacturing method and color filter Download PDF

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JP3813750B2
JP3813750B2 JP33070298A JP33070298A JP3813750B2 JP 3813750 B2 JP3813750 B2 JP 3813750B2 JP 33070298 A JP33070298 A JP 33070298A JP 33070298 A JP33070298 A JP 33070298A JP 3813750 B2 JP3813750 B2 JP 3813750B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶カラーディスプレイ、撮像素子等の製造に使用されるカラーフィルターに関する。更に詳しくは透明性、流動性、貯蔵安定性に優れたカラーフィルター用着色組成物を用いたカラーフィルターに関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶ディスプレイ等に使用されるカラーフィルターは、現在フォトレジストに顔料を分散させた着色組成物を、スピンコート法、コーティング法、電着法或は転写法により基板に塗布後、フォトマスクを介して、露光後現像してパターン化し、画素を形成させる顔料分散法により主に作製されている。
青色カラーフィルター形成用の顔料として、通常、ε型銅フタロシアニンブルーが用いられているが、顔料と樹脂、溶剤等を通常の分散機で分散させるだけでは、顔料が充分に分散しないことから透明性に欠け、カラーフィルターとして透過率が不十分であり、上記青色顔料はカラーフィルター用着色組成物用の顔料としては不満足なものであった。
【0003】
又、フォトレジストに一般的に使用される樹脂としては、アルカリ水溶液がパターニングの現像液に使用できることから、酸価が高いアクリル系レジストが主に採用されている。しかしながら、上記の顔料と高酸価アクリル系樹脂からなる顔料分散液では、顔料の凝集が起こり、レジストの粘度が高くなりやすく、又、経時でレジストが増粘し、レジストの貯蔵安定性が悪い場合が多い。
以上のような困難さを伴った顔料分散法により、カラーフィルターを作製する場合、使用する着色組成物はスピンコート法により基板に塗布されるが、着色組成物の粘度が高かったり、顔料が凝集してチクソトロピックな粘性を示す場合には、塗布面の中央部が盛り上がり、大画面のカラーフィルターを作成する場合には基板の中央部と周辺部では色相にむらや濃度差が発生する原因となっている。
【0004】
従って、カラーフィルター用着色組成物は、通常、顔料分が5〜10重量%の範囲にあるにもかかわらず、その分散状態は顔料粒子同士が凝集せず、且つ一般的な常乾塗料や焼き付け塗料に比べて5〜20センチポアズ程度粘度が低く、貯蔵安定性に優れたものでなければならない。
上記の要求を満たすために、従来、顔料がフタロシアニン化合物の場合には、該化合物に下記の一般式〔I〕又は〔II〕で表されるフタロシアニン誘導体を添加したり又は該化合物を該誘導体で処理する方法が提案されている。

Figure 0003813750
(但し、式中Pcはフタロシアニン骨格、R1は水素、アルキル基、又は、ヒドロキシアルキル基、R2はアルキル基、シクロアルキル基、ヒドロキシアルキル基、又は、アミノアルキル基、R3は無置換もしくは置換のオルトフェニレン基を表し、nは1〜4の整数である。)
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、カラーフィルターの更なる性能向上の要請から、コントラストを上げるため顔料分を高める必要が出てきた。上記顔料誘導体を使用することによっては、顔料の分散性向上による透明性の改良や、顔料濃度が高くなることによる粘度の増大、貯蔵安定性の低下等を抑制することは困難となり、改善が要望されている。
【0006】
本発明者らは高顔料濃度における上記顔料誘導体使用の上記の問題点を解決し、カラーフィルター用着色剤の色品位の向上及び低粘度化を可能にする顔料改質剤を開発すべく鋭意研究した結果、特定なフタロシアニン化合物が優れた分散性向上処理剤として作用し、着色組成物の低粘度化が達成でき、且つ貯蔵時の増粘ゲル化の防止及びカラーフィルターとして最も重要な透明性も向上することを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明は、カラーフィルター用基板に青色を含む着色パターンを形成する工程を含むカラーフィルターの製造方法において、上記青色着色パターンを、下記のカラーフィルター用着色組成物を使用して形成することを特徴とするカラーフィルターの製造方法お よびカラーフィルターである。
顔料と顔料改質剤と感光性樹脂ワニスとからなるカラーフィルター用着色組成物において、顔料が青色顔料であって、顔料改質剤が下記の一般式(I)又は(II)で表される化合物であることを特徴とするカラーフィルター用着色組成物。
【0008】
Figure 0003813750
(但し、Mは水素、銅、コバルト、ニッケル、又は鉄で、R1は水素原子、炭素数1〜5のアルキル基又はピペリジル基、R2は炭素数1〜5のアルキル基、ヒドロキシアルキル(炭素数2〜4)基、ピリジノ基又はピリミジノ基で、nは1〜3の整数であり、p及びmは0〜2の整数である。)
【0009】
本発明で用いるカラーフィルター用着色組成物は、本発明の上記の顔料誘導体を単独又は、混合物として顔料改質剤として使用することにより、特異的に顔料粒子の凝集を防止することが可能となる。従って、分散が良くなることにより透明性が向上する。又、着色組成物の構造粘性が低減され、低い粘度が発現する。その結果として着色組成物の増粘、ゲル化が抑制され、貯蔵安定性も向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に好ましい実施の形態を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
本発明で使用し、主として本発明を特徴づける顔料改質剤である上記フタロシアニン誘導体の合成について一例を挙げると、例えば、銅フタロシアニンを従来公知の方法に従って濃硫酸又は発煙硫酸とクロロスルホン酸混合物中でパラホルムアルデヒドを反応させてクロロメチル化し、特定の複素環式アミン類と反応させることによって下記の一般式(I)又は(II)で表される化合物を得ることができる。
【0011】
Figure 0003813750
(但し、Mは水素、銅、コバルト、ニッケル、又は鉄で、R1は水素原子、炭素数1〜5のアルキル基又はピペリジル基、R2は炭素数1〜5のアルキル基、ヒドロキシアルキル(炭素数2〜4)基、ピリジノ基又はピリミジノ基で、nは1〜3の整数であり、p及びmは0〜2の整数である。)
【0012】
上記のフタロシアニンに導入する複素環式アミンとしては、例えば、ピペリジン、4−メチルピペリジン、4−ピペリジノピペリジン等のピペリジン類;1−メチルピペラジン、1−エチルピペラジン、1−ヒドロキシエチルピペラジン、1−[2−(2−ヒドロキシエトキシ)エチル]ピペリジン、1−(2−ピリジノ)ピペラジン、1−(2−ピリミジノ)ピペラジン等のピペラジン類等が挙げられる。
【0013】
本発明で使用する顔料の改質剤は、本発明で用いる着色組成物に使用される顔料100重量部に対して、0.5〜50重量部、好ましくは1〜30重量部の割合で使用される。使用量が0.5重量部未満では本発明の効果は不十分であり、一方、50重量部を超えて使用しても使用する量に見合った効果は得られない。
【0014】
本発明で使用する顔料は、青色顔料としては、例えば、ε型銅フタロシアニンブルーが挙げられる。
【0015】
本発明の着色組成物の製造方法は、特に制限されないが、例えば、下記の種々の方法が挙げられる。
(イ)硫酸等に顔料及び顔料改質剤を溶解した後、水中に析出させ、両者を固溶体にして樹脂ワニスに添加する方法。
(ロ)水又は有機溶媒中に顔料を均一に懸濁させ、顔料改質剤を含有する溶液を添加し、使用する顔料表面に顔料改質剤を沈着させたものを樹脂ワニスに加える方法。
(ハ)使用する顔料と顔料改質剤とをアトライター、ボールミル等の湿式媒体分散機で微分散し、樹脂ワニスに添加する方法。
(ニ)樹脂ワニス中に顔料と顔料改質剤とをプレミキシング時に添加し、湿式媒体分散機で分散処理する方法。
【0016】
本発明において顔料を分散させて着色組成物にするための感光性樹脂ワニスとしては、従来からカラーフィルター用着色組成物に使用されている公知のワニスが用いられ、特に限定されない。又、媒体として樹脂ワニスに適切な溶剤、水系媒体が使用される。又、必要に応じて従来公知の添加剤、例えば、分散助剤、平滑化剤、密着化剤等が添加使用される。
【0017】
上記樹脂ワニス中の樹脂バインダーに対する顔料の添加割合は、樹脂バインダー100重量部に対し、5重量部〜500重量部の範囲が好ましい。
樹脂ワニスとしては、感光性の樹脂ワニスが使用される。感光性樹脂ワニスとしては、例えば、紫外線硬化性インキ、電子線硬化インキ等に用いられる感光性樹脂ワニスが挙げられる
【0018】
感光性樹脂ワニスの具体例としては、例えば、感光性環化ゴム系樹脂、感光性フェノール系樹脂、感光性ポリアクリレート系樹脂、感光性ポリアミド系樹脂、感光性ポリイミド系樹脂等、及び不飽和ポリエステル系樹脂、ポリエステルアクリレート系樹脂、ポリエポキシアクリレート系樹脂、ポリウレタンアクリレート系樹脂、ポリエーテルアクリレート系樹脂、ポリオールアクリレート系樹脂等のワニス、或はこれらに更に反応性希釈剤としてモノマーが加えられたワニスが挙げられる。上記感光性樹脂ワニスの中で好適な樹脂としては、アルカリ現像可能な分子内にフリーのカルボン酸を有するアクリレート系の樹脂が望ましい。
【0019】
前記の顔料改質剤を含む顔料と上記のワニスにベンゾインエーテル、ベンゾフェノン等の光重合開始剤を加え、従来公知の方法により練肉することにより、本発明で用いる感光性着色組成物とすることができる。又、上記の光重合開始剤に代えて熱重合開始剤を使用して熱重合性着色組成物とすることができる。
【0020】
上記の感光性着色組成物を用いて基板上にカラーフィルターのパターンを形成する場合には、透明基板上に該感光性着色組成物を、例えば、スピンコート、低速回転コーターやロールコーターやナイフコーター等を用いて全面コーティングを行うか、或は各種の印刷方法による全面印刷又はパターンよりやや大きな部分印刷を行い、予備乾燥後フォトマスクを密着させ、超高圧水銀灯を使用して露光を行ってパターンを焼き付けする。次いで現像及び洗浄を行い、必要に応じポストベークを行うことによりカラーフィルターのパターンを形成することができる。
【0021】
【実施例】
次に合成例、実施例、比較例及び参考例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。尚、文中部又は%とあるのは重量基準である。
合成例1
公知の方法で合成したビス−(クロロメチル)銅フタロシアニン10部をピペリジン50部に加え120〜130℃で5時間加熱する。この混合物を冷却し、水を加え、生成した沈殿を濾過し中性になるまで水洗する。ビス−(ピペリジノメチル)銅フタロシアニン(顔料改質剤1)を10部得た。この化合物は希酢酸に溶解した。
【0022】
合成例2
公知の方法で合成したビス−(クロロメチル)銅フタロシアニン10部を4−ヒドロキシエチルピペラジン50部に加え140〜150℃で7時間加熱する。この混合物を冷却し水を加え、生成した沈殿を濾過し中性になるまで水洗する。ビス−(4−ヒドロキシエチルピペラジル)銅フタロシアニン(顔料改質剤2)を10部得た。この化合物は希酢酸に溶解した。
【0023】
合成例3〜6
合成例2と同様にして、ピペリジンの代わりに下記表1の複素環式アミンを使用して、顔料改質剤3〜6を得る。
【0024】
Figure 0003813750
【0025】
顔料処理例1
ε型銅フタロシアニンブルー顔料(C.I.ピグメントブルー15:6)のプレスケーキ(固形分45%)を顔料分が100部になるように取り、水2,000部を加え充分に解膠する。これに顔料改質剤1の6%希酢酸溶液170部を加え1時間攪拌する。10%炭酸ナトリウム水溶液を徐々に滴下しアルカリ性になるまで加える、その後1時間攪拌して濾過する。中性になるまで充分に水洗し、80℃で乾燥して110部の処理顔料1を得た。
【0026】
顔料処理例2
ε型銅フタロシアニンブルー顔料(C.I.ピグメントブルー15:6)のプレスケーキ(固形分45%)を顔料分が100部になるように取り、水2,000部を加え充分に解膠する。これに顔料改質剤2の5%硫酸溶液200部を加え1時間攪拌する。10%炭酸ナトリウム水溶液を徐々に滴下しアルカリ性になるまで加える、その後1時間攪拌して濾過する。中性になるまで充分に水洗し、80℃で乾燥して109部の処理顔料2を得た。
【0027】
実施例1
アクリル樹脂ワニス(メタクリル酸/ブチルアクリレート/スチレン/ヒドロキシエチルアクリレート=25/50/15/10のモル比で共重合させたもの。分子量12000、固形分30%)50部にε型銅フタロシアニンブルー顔料(C.I.ピグメントブルー15:6)20部と合成例1で得られた顔料改質剤1を2部及び溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート)(以下PGMAcと略す。)を20部配合し、プレミキシングの後、横型ビーズミルで分散し、青色のベースカラーを得た。
【0028】
実施例2〜6
実施例1で使用した顔料改質剤1の代わりに合成例2〜6で得られた顔料改質剤2〜6を使用して実施例1と同様にして青色のベースカラーを得た。
【0029】
実施例7、8
実施例1で使用した顔料と顔料改質剤の代わりに顔料処理例1及び2で得られた処理顔料1又は処理顔料2を20部使用して同様にして青色のベースカラーを得た。
【0030】
合成例7(比較例顔料改質剤)
ピペリジンの代わりにN,N−ジメチルプロピレンジアミンを使用し、合成例1と同様にしてビス−(N,N−ジメチルアミノプロピルアミノメチル)銅フタロシアニン(顔料誘導体1)を10部得た。
【0031】
顔料処理例3
顔料処理例1と同様にして、顔料改質剤1の代わりに顔料誘導体1を使用して処理顔料3を110部得た。
【0032】
比較例1
顔料改質剤1に代えて顔料誘導体1を使用したことを除いて実施例1と同様にして、青色のベースカラーを得た。
【0033】
比較例2
実施例6と同様にして、処理顔料1の代わりに処理顔料3を使用して青色のベースカラーを得た。
【0034】
上記の実施例1〜8及び比較例1、2のベースカラーをそれぞれスピンナーでガラス基板に塗布し、乾燥後、塗膜の最大光透過率を測定した。又、ベースカラーを室温で1ヶ月間貯蔵し、粘度の変化を測定した。その結果を表2に示す。
【0035】
Figure 0003813750
【0036】
表2から明らかなように実施例1〜8のカラーフィルター用着色組成物は、比較例1、2の組成物に比べて最大光透過率は高く、初期粘度、貯蔵粘度(1ヶ月)も低く、カラーフィルター用着色組成物として優れた性質を示している。
【0037】
参考例1
実施例1で使用したアクリル樹脂ワニス50部にアンスラキノニルレッド顔料(C.I.ピグメントレッド177)20部と顔料改質剤として2,4−ビス[アンスラキノニル(−1’)−アミノ]−6−(N,N−ジメチルアミノ)エチルアミノ−s−トリアジンを2部及びPGMAcを20部配合し、プレミキシングの後、横型ビーズミルで分散し、赤色のベースカラーを得た。
【0038】
参考例2
参考例1で使用したアンスラキノニルレッドに代えてブロム化フタロシアニングリーン(C.I.ピグメントグリーン36)を使用し、参考例1と同様の操作にて緑色のベースカラーを得た。
【0039】
実施例
RGBのカラーフィルターを得るために、下記の表3の配合によりR、G及びBの感光性顔料分散液を得た。
【0040】
Figure 0003813750
【0041】
シランカップリング剤処理を行ったガラス基板をスピンコートにセットし、上記のRのカラーフィルター用感光性顔料分散液を最初300rpmで5秒間、次いで1,200rpmで5秒間の条件でスピンコートした。次いで80℃で10分間プリベークを行い、モザイク状のパターンを有するフォトマスクを密着させ、超高圧水銀灯を用い100mJ/cm2の光量で露光を行った。次いで専用現像液及び専用リンスで現像及び洗浄を行い、ガラス基板上に赤色のモザイク状パターンを形成させた。
引き続いて緑色モザイク状パターン及び青色モザイク状パターンを上記のG及びBのカラーフィルター用感光性顔料分散液を用いて上記の方法に準じて塗布及び焼き付けを行って形成し、RGBのカラーフィルターを得た。得られたカラーフィルターは優れた分光カーブ特性を有し、耐光性、耐熱性、等の堅牢性に優れ、又、光の透過性にも優れた性質を有し、液晶カラーディスプレイ用カラーフィルターとして優れた性質を有した。
【0042】
【発明の効果】
上記本発明によれば、フタロシアニン顔料誘導体をカラーフィルターの青色パターン形成用着色組成物に分散性向上処理剤として添加して使用することにより、着色組成物の製造の工程においても安定に製造することができ、又、最終的にカラーフィルター用着色組成物として使用される際にも優れた分光カーブ特性を有し、鮮明で冴えた、透明感の高い、しかも耐光性、耐熱性、耐溶剤性、耐薬品性、耐水性等の諸堅牢性に優れたカラーフィルターを得ることができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a liquid crystal color display, a color filter that is used by the production of such an imaging device. More particularly transparency, fluidity, a color filter using an excellent coloring composition for color filter storage stability.
[0002]
[Prior art]
Color filters used for liquid crystal displays, etc. are currently applied to a substrate by spin coating, coating, electrodeposition or transfer methods, and a colored composition in which a pigment is dispersed in a photoresist. It is mainly produced by a pigment dispersion method in which a pattern is formed by developing after exposure to form pixels.
Ε-type copper phthalocyanine blue is usually used as a pigment for forming a blue color filter, but transparency is not achieved by simply dispersing the pigment, resin, solvent, etc. with an ordinary disperser. The blue pigment was unsatisfactory as a pigment for a color filter coloring composition.
[0003]
Further, as a resin generally used for a photoresist, an acrylic resist having a high acid value is mainly employed because an alkaline aqueous solution can be used as a patterning developer. However, in a pigment dispersion composed of the above-mentioned pigment and a high acid value acrylic resin, the aggregation of the pigment occurs, the resist viscosity tends to increase, and the resist thickens with time, resulting in poor storage stability of the resist. There are many cases.
When producing a color filter by the pigment dispersion method with the above difficulties, the coloring composition to be used is applied to the substrate by the spin coating method, but the viscosity of the coloring composition is high or the pigment is aggregated. When thixotropic viscosity is exhibited, the center of the coating surface rises, and when creating a color filter with a large screen, uneven hues and density differences occur at the center and the periphery of the substrate. It has become.
[0004]
Therefore, although the coloring composition for a color filter usually has a pigment content in the range of 5 to 10% by weight, the dispersed state does not agglomerate the pigment particles, and a general normal dry paint or baking is performed. The viscosity should be about 5 to 20 centipoise lower than that of the paint and excellent in storage stability.
In order to satisfy the above requirements, conventionally, when the pigment is a phthalocyanine compound, a phthalocyanine derivative represented by the following general formula [I] or [II] is added to the compound, or the compound is added with the derivative. A method of processing has been proposed.
Figure 0003813750
(Wherein Pc is a phthalocyanine skeleton, R 1 is hydrogen, an alkyl group, or a hydroxyalkyl group, R 2 is an alkyl group, a cycloalkyl group, a hydroxyalkyl group, or an aminoalkyl group, and R 3 is unsubstituted or Represents a substituted orthophenylene group, and n is an integer of 1 to 4.)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, due to the demand for further improvement of the color filter, it has become necessary to increase the pigment content in order to increase the contrast. Use of the above pigment derivatives makes it difficult to improve transparency by improving the dispersibility of the pigment, and to prevent an increase in viscosity and a decrease in storage stability due to an increase in the pigment concentration. Has been.
[0006]
The present inventors have intensively studied to solve the above problems of using the above pigment derivatives at high pigment concentrations and to develop pigment modifiers that can improve the color quality and lower the viscosity of colorants for color filters. As a result, a specific phthalocyanine compound acts as an excellent dispersibility-improving treatment agent, can achieve a low viscosity of the coloring composition, and prevents the thickening gel during storage and the most important transparency as a color filter. The improvement was found and the present invention was completed.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
That is, according to the present invention, in the method for producing a color filter including a step of forming a colored pattern containing blue on the color filter substrate, the blue colored pattern is formed using the following colored composition for color filter. which is a manufacturing method you and color filters of the color filter which is characterized.
Table In coloring composition for color filter comprising a pigment and a pigment modifying agent and a photosensitive resin varnish, the pigment is a blue Irokao fee, a pigment modifier general formula (I) or (II) A coloring composition for a color filter, which is a compound to be obtained .
[0008]
Figure 0003813750
(Wherein, M is hydrogen, copper, cobalt, nickel, or iron, R 1 represents a hydrogen atom, an alkyl group or a piperidyl group of 1 to 5 carbon atoms, R 2 is an alkyl group having 1 to 5 carbon atoms, hydroxyalkyl ( A group having 2 to 4 carbon atoms, a pyridino group or a pyrimidino group, n is an integer of 1 to 3, and p and m are integers of 0 to 2).
[0009]
The coloring composition for a color filter used in the present invention can specifically prevent aggregation of pigment particles by using the above pigment derivative of the present invention alone or as a pigment modifier as a mixture. . Therefore, transparency is improved by improving dispersion. Further, the structural viscosity of the colored composition is reduced, and a low viscosity is developed. As a result, thickening and gelation of the colored composition are suppressed, and storage stability is also improved.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, the present invention will be described in more detail with reference to preferred embodiments.
An example of the synthesis of the phthalocyanine derivative, which is a pigment modifier that is mainly used to characterize the present invention, is copper phthalocyanine in a mixture of concentrated sulfuric acid or fuming sulfuric acid and chlorosulfonic acid according to a conventionally known method. A compound represented by the following general formula (I) or (II) can be obtained by reacting with paraformaldehyde in chloromethylation and reacting with a specific heterocyclic amine.
[0011]
Figure 0003813750
(Wherein, M is hydrogen, copper, cobalt, nickel, or iron, R 1 represents a hydrogen atom, an alkyl group or a piperidyl group of 1 to 5 carbon atoms, R 2 is an alkyl group having 1 to 5 carbon atoms, hydroxyalkyl ( A group having 2 to 4 carbon atoms, a pyridino group or a pyrimidino group, n is an integer of 1 to 3, and p and m are integers of 0 to 2).
[0012]
Examples of the heterocyclic amine introduced into the phthalocyanine include piperidines such as piperidine, 4-methylpiperidine and 4-piperidinopiperidine; 1-methylpiperazine, 1-ethylpiperazine, 1-hydroxyethylpiperazine, 1 And piperazines such as-[2- (2-hydroxyethoxy) ethyl] piperidine, 1- (2-pyridino) piperazine, 1- (2-pyrimidino) piperazine, and the like.
[0013]
The pigment modifier used in the present invention is used in a ratio of 0.5 to 50 parts by weight, preferably 1 to 30 parts by weight, based on 100 parts by weight of the pigment used in the coloring composition used in the present invention. Is done. If the amount used is less than 0.5 parts by weight, the effect of the present invention is insufficient. On the other hand, even if the amount used exceeds 50 parts by weight, an effect commensurate with the amount used cannot be obtained.
[0014]
Pigment used in the present invention, as the blue pigment, for example, ε-type copper phthalocyanine blue over.
[0015]
Although the manufacturing method in particular of the coloring composition of this invention is not restrict | limited, For example, the following various methods are mentioned.
(A) A method in which a pigment and a pigment modifier are dissolved in sulfuric acid and the like, and then precipitated in water, and both are made into a solid solution and added to a resin varnish.
(B) A method in which the pigment is uniformly suspended in water or an organic solvent, a solution containing the pigment modifier is added, and the pigment modifier deposited on the surface of the pigment to be used is added to the resin varnish.
(C) A method in which the pigment to be used and the pigment modifier are finely dispersed by a wet medium dispersing machine such as an attritor or a ball mill and added to the resin varnish.
(D) A method in which a pigment and a pigment modifier are added to a resin varnish at the time of premixing and the dispersion treatment is performed by a wet medium disperser.
[0016]
In the present invention, the photosensitive resin varnish for dispersing a pigment to form a colored composition is a known varnish conventionally used in a colored composition for a color filter, and is not particularly limited. Moreover, a solvent and an aqueous medium suitable for the resin varnish are used as the medium. Further, conventionally known additives such as a dispersion aid, a smoothing agent, and an adhesive agent are added and used as necessary.
[0017]
The ratio of the pigment to the resin binder in the resin varnish is preferably in the range of 5 to 500 parts by weight with respect to 100 parts by weight of the resin binder.
As the resin varnish, a photosensitive resin varnish is used. The photosensitive resin varnish, for example, UV curable ink, a photosensitive resin varnish used for the electron beam curing inks such like et be.
[0018]
Specific examples of the photosensitive resin varnish include, for example, a photosensitive cyclized rubber resin, a photosensitive phenol resin, a photosensitive polyacrylate resin, a photosensitive polyamide resin, a photosensitive polyimide resin, and an unsaturated polyester. Varnishes such as polyester resins, polyester acrylate resins, polyepoxy acrylate resins, polyurethane acrylate resins, polyether acrylate resins, polyol acrylate resins, or varnishes to which monomers are further added as reactive diluents. Can be mentioned. Among the above photosensitive resin varnishes, an acrylate resin having a free carboxylic acid in a molecule capable of alkali development is desirable.
[0019]
By adding a photopolymerization initiator such as benzoin ether or benzophenone to the pigment containing the pigment modifier and the varnish, and kneading by a conventionally known method , the photosensitive coloring composition used in the present invention is obtained. Can do. Moreover, it can replace with said photoinitiator and can use it as a thermopolymerizable coloring composition using a thermal polymerization initiator.
[0020]
In the case of forming a color filter pattern on a substrate using the above photosensitive coloring composition, the photosensitive coloring composition is formed on a transparent substrate by, for example, spin coating, low-speed rotation coater, roll coater, knife coater. The entire surface is coated using various printing methods, or the entire surface printing by various printing methods or a partial printing slightly larger than the pattern is performed. After pre-drying, the photomask is adhered, and exposure is performed using an ultra-high pressure mercury lamp. Bake. Subsequently, development and washing are performed, and post-baking is performed as necessary to form a color filter pattern.
[0021]
【Example】
Next, the present invention will be described more specifically with reference to synthesis examples, examples, comparative examples and reference examples. In the text, “%” or “%” is based on weight.
Synthesis example 1
10 parts of bis- (chloromethyl) copper phthalocyanine synthesized by a known method is added to 50 parts of piperidine and heated at 120 to 130 ° C. for 5 hours. The mixture is cooled, water is added and the resulting precipitate is filtered and washed with water until neutral. 10 parts of bis- (piperidinomethyl) copper phthalocyanine (pigment modifier 1) were obtained. This compound was dissolved in dilute acetic acid.
[0022]
Synthesis example 2
10 parts of bis- (chloromethyl) copper phthalocyanine synthesized by a known method is added to 50 parts of 4-hydroxyethylpiperazine and heated at 140 to 150 ° C. for 7 hours. The mixture is cooled, water is added and the precipitate formed is filtered and washed with water until neutral. 10 parts of bis- (4-hydroxyethylpiperazyl) copper phthalocyanine (pigment modifier 2) was obtained. This compound was dissolved in dilute acetic acid.
[0023]
Synthesis Examples 3-6
In the same manner as in Synthesis Example 2, pigment modifiers 3 to 6 are obtained using the heterocyclic amine shown in Table 1 below instead of piperidine.
[0024]
Figure 0003813750
[0025]
Pigment treatment example 1
ε-type copper phthalocyanine blue pigment (CI Pigment Blue 15: 6) press cake (solid content 45%) is taken so that the pigment content becomes 100 parts, and 2,000 parts of water is added and sufficiently peptized. . To this, 170 parts of a 6% dilute acetic acid solution of pigment modifier 1 is added and stirred for 1 hour. A 10% aqueous sodium carbonate solution is gradually added dropwise until alkaline, then stirred for 1 hour and filtered. It was sufficiently washed with water until neutral, and dried at 80 ° C. to obtain 110 parts of treated pigment 1.
[0026]
Pigment treatment example 2
ε-type copper phthalocyanine blue pigment (CI Pigment Blue 15: 6) press cake (solid content 45%) is taken so that the pigment content becomes 100 parts, and 2,000 parts of water is added and sufficiently peptized. . 200 parts of a 5% sulfuric acid solution of pigment modifier 2 is added to this and stirred for 1 hour. A 10% aqueous sodium carbonate solution is gradually added dropwise until alkaline, then stirred for 1 hour and filtered. It was sufficiently washed with water until neutral, and dried at 80 ° C. to obtain 109 parts of treated pigment 2.
[0027]
Example 1
Acrylic resin varnish (methacrylic acid / butyl acrylate / styrene / hydroxyethyl acrylate copolymerized at a molar ratio of 25/50/15/10. Molecular weight 12000, solid content 30%) 50 parts ε-type copper phthalocyanine blue pigment (CI Pigment Blue 15: 6) 20 parts, 2 parts of the pigment modifier 1 obtained in Synthesis Example 1 and 20 parts of a solvent (propylene glycol monomethyl ether acetate) (hereinafter abbreviated as PGMAc) are blended. After premixing, the mixture was dispersed with a horizontal bead mill to obtain a blue base color.
[0028]
Examples 2-6
A blue base color was obtained in the same manner as in Example 1 except that the pigment modifiers 2 to 6 obtained in Synthesis Examples 2 to 6 were used in place of the pigment modifier 1 used in Example 1.
[0029]
Examples 7 and 8
A blue base color was obtained in the same manner by using 20 parts of treated pigment 1 or treated pigment 2 obtained in pigment treatment examples 1 and 2 instead of the pigment and pigment modifier used in Example 1.
[0030]
Synthesis example 7 (comparative example pigment modifier)
N, N-dimethylpropylenediamine was used instead of piperidine, and 10 parts of bis- (N, N-dimethylaminopropylaminomethyl) copper phthalocyanine (pigment derivative 1) was obtained in the same manner as in Synthesis Example 1.
[0031]
Pigment treatment example 3
In the same manner as in Pigment Processing Example 1, 110 parts of treated pigment 3 were obtained using pigment derivative 1 instead of pigment modifier 1.
[0032]
Comparative Example 1
A blue base color was obtained in the same manner as in Example 1 except that the pigment derivative 1 was used in place of the pigment modifier 1.
[0033]
Comparative Example 2
In the same manner as in Example 6, a blue base color was obtained using the treated pigment 3 instead of the treated pigment 1.
[0034]
The base colors of Examples 1 to 8 and Comparative Examples 1 and 2 were each applied to a glass substrate with a spinner, and after drying, the maximum light transmittance of the coating film was measured. The base color was stored at room temperature for 1 month, and the change in viscosity was measured. The results are shown in Table 2.
[0035]
Figure 0003813750
[0036]
As is clear from Table 2, the color filter coloring compositions of Examples 1 to 8 have a higher maximum light transmittance and lower initial viscosity and storage viscosity (one month) than the compositions of Comparative Examples 1 and 2. It exhibits excellent properties as a coloring composition for a color filter.
[0037]
Reference example 1
50 parts of acrylic resin varnish used in Example 1, 20 parts of anthraquinonyl red pigment (CI Pigment Red 177) and 2,4-bis [anthraquinonyl (-1 ′)-amino as a pigment modifier ] -6 parts of 6- (N, N-dimethylamino) ethylamino-s-triazine and 20 parts of PGMAc were mixed and dispersed by a horizontal bead mill after premixing to obtain a red base color.
[0038]
Reference example 2
Instead of anthraquinonyl red used in Reference Example 1, brominated phthalocyanine green (CI Pigment Green 36) was used, and a green base color was obtained in the same manner as in Reference Example 1.
[0039]
Example 9
In order to obtain RGB color filters, photosensitive pigment dispersions of R, G and B were obtained according to the formulation shown in Table 3 below.
[0040]
Figure 0003813750
[0041]
The glass substrate treated with the silane coupling agent was set on a spin coat, and the above-mentioned photosensitive pigment dispersion for R color filter was spin-coated at 300 rpm for 5 seconds and then at 1200 rpm for 5 seconds. Next, prebaking was performed at 80 ° C. for 10 minutes, a photomask having a mosaic pattern was brought into close contact, and exposure was performed with an ultrahigh pressure mercury lamp at a light amount of 100 mJ / cm 2 . Next, development and washing were performed with a dedicated developer and a dedicated rinse, and a red mosaic pattern was formed on the glass substrate.
Subsequently, a green mosaic pattern and a blue mosaic pattern are formed by applying and baking according to the above method using the above-described photosensitive pigment dispersions for G and B color filters to obtain RGB color filters. It was. The obtained color filter has excellent spectral curve characteristics, excellent fastness such as light resistance, heat resistance, etc., and also has excellent light transmission properties, as a color filter for liquid crystal color display It had excellent properties.
[0042]
【The invention's effect】
According to the present invention, by using a phthalocyanine pigment derivative added as a dispersibility-improving treatment agent to a blue composition for forming a blue pattern of a color filter, the phthalocyanine pigment derivative can be stably produced even in the process of producing the colored composition. In addition, it has excellent spectral curve characteristics when it is finally used as a coloring composition for color filters, and is clear, crisp, highly transparent, and has light resistance, heat resistance, and solvent resistance. A color filter excellent in various fastnesses such as chemical resistance and water resistance can be obtained.

Claims (2)

カラーフィルター用基板に青色を含む着色パターンを形成する工程を含むカラーフィルターの製造方法において、上記青色着色パターンを、下記のカラーフィルター用着色組成物を使用して形成することを特徴とするカラーフィルターの製造方法。
顔料と顔料改質剤と感光性樹脂ワニスとからなるカラーフィルター用着色組成物において、顔料が青色顔料であって、顔料改質剤が下記の一般式(I)又は(II)で表される化合物であることを特徴とするカラーフィルター用着色組成物。
Figure 0003813750
(但し、Mは水素、銅、コバルト、ニッケル、又は鉄で、R1は水素原子、炭素数1〜5のアルキル基又はピペリジル基、R2は炭素数1〜5のアルキル基、ヒドロキシアルキル(炭素数2〜4)基、ピリジノ基又はピリミジノ基で、nは1〜3の整数であり、p及びmは0〜2の整数である。)
In the color filter manufacturing method including the step of forming a colored pattern containing blue on the substrate for color filter, the blue colored pattern is formed using the following colored composition for color filter, Manufacturing method.
Table In coloring composition for color filter comprising a pigment and a pigment modifying agent and a photosensitive resin varnish, the pigment is a blue Irokao fee, a pigment modifier general formula (I) or (II) A coloring composition for a color filter, which is a compound to be obtained.
Figure 0003813750
(Wherein, M is hydrogen, copper, cobalt, nickel, or iron, R 1 represents a hydrogen atom, an alkyl group or a piperidyl group of 1 to 5 carbon atoms, R 2 is an alkyl group having 1 to 5 carbon atoms, hydroxyalkyl ( A group having 2 to 4 carbon atoms, a pyridino group or a pyrimidino group, n is an integer of 1 to 3, and p and m are integers of 0 to 2).
請求項1に記載の方法により青色着色パターンが形成されてなることを特徴とするカラーフィルター。A color filter, wherein a blue coloring pattern is formed by the method according to claim 1.
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