JP3899984B2 - 過電圧保護回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用、医療用または産業用などの電気機器や電子機器において使用されるCMOS集積回路を、電源から印加されるおそれのある過電圧やサージから保護する過電圧保護回路に関し、特に、CMOS集積回路とともに同一半導体基板上に作製可能な過電圧保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、たとえば自動車用として車載される制御システム、およびこの制御システムに内蔵される集積回路等の電気部品や電子部品では、種々の過電圧保護回路が考案されている。これは、自動車用の電気部品や電子部品は、電源電圧が比較的大きく変動し易い環境で使用されるが、その電源電圧の変動に起因する誤動作や破壊を防ぐ必要があるからである。
【0003】
従来の一般的な過電圧保護回路は、ツェナーダイオードや抵抗等を、被保護対象であるICチップに対して外付けした構成である。しかし、ツェナーダイオードや抵抗等を外付けしたのでは、部品点数や組立工数が多くなり、コストの増大を招く。そのため、近年、ICチップの内部に、バイポーラトランジスタを用いた過電圧保護回路を組み込む提案がなされている(たとえば、特開平6−245366号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、バイポーラトランジスタを用いた上記従来の過電圧保護回路では、その作製にあたってBiCMOS製造プロセスが必要となるため、製造コストが増大するという問題点がある。また、保護回路を構成する素子数が多く、さらには入力される電源電圧が高電圧化した場合にそなえて素子の高耐圧化を図る箇所が多いため、保護回路の回路面積が増大するという問題点や、製造プロセスが複雑化することによる製造コストの増大という問題点がある。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、被保護対象である集積回路とともに同一半導体基板上に設けることができる、少ない素子数で構成可能な過電圧保護回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明にかかる過電圧保護回路は、外部から電源電圧が供給される外部電源端子と、外部から接地電位が供給される接地端子と、外部から供給される電源電圧を被保護対象である集積回路に供給する内部電源端子と、前記外部電源端子と前記接地端子との間に接続され、かつ前記外部電源端子から供給される電圧を分圧する分圧手段と、前記外部電源端子と前記接地端子との間に接続され、かつ前記分圧手段の分圧点の電圧に応じて、前記電源電圧または前記接地電圧のいずれか一方の電圧を出力する信号発生手段と、前記外部電源端子と前記内部電源端子との間に接続され、かつ前記信号発生手段の出力に応じてオン/オフの切り替え動作をおこなうスイッチング手段と、を具備し、前記分圧手段は、抵抗素子にツェナーダイオードが直列に接続された直列接続体であり、前記分圧手段、前記信号発生手段および前記スイッチング手段は被保護対象の前記集積回路と同一半導体基板上に形成されていることを特徴とする。
【0007】
この発明によれば、被保護対象である集積回路とともに同一半導体基板上に、外部から供給される電圧を分圧する分圧手段、この分圧手段の分圧点の電圧を入力とする信号発生手段、および過電圧が集積回路に供給されるのを遮断するスイッチング手段が作製される。
【0008】
この発明において、信号発生手段およびスイッチング手段をP型高耐圧MOSトランジスタを用いて構成してもよい。そうすれば、過電圧保護回路の高耐圧化が容易である。この場合、外部から供給された電源電圧がツェナーダイオードのブレークダウン電圧以上の大きさになると、ツェナーダイオードのブレークダウンが起こり、分圧点の電圧がツェナーダイオードのブレークダウン電圧Vrにクランプされる。それによって、信号発生手段を構成するP型高耐圧MOSトランジスタのスレッショルド電圧をVthとすると、スイッチング手段を構成するP型高耐圧MOSトランジスタがオン状態からオフ状態へ(または、オフ状態からオン状態へ)遷移するときの電源電圧はVth+Vrとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかる過電圧保護回路の構成を示す回路図である。この過電圧保護回路1は、分圧手段2、信号発生手段3およびスイッチング手段4を備えており、被保護対象であるCMOS集積回路5と同一半導体基板上に形成されている。
【0010】
図1において、符号11は、外部から電源電圧が供給される外部電源端子である。符号12は、外部から接地電位が供給される接地端子である。符号13は、外部電源端子11に印加された電源電圧をCMOS集積回路5に供給する内部電源端子である。符号14は、CMOS集積回路5に接地電位を供給する接地端子である。
【0011】
分圧手段2は、たとえば第1の抵抗素子21とツェナーダイオード23を備えている。第1の抵抗素子21の一端は外部電源端子11に接続され、他端はツェナーダイオード23のカソード端子に接続されている。ツェナーダイオード23のアノード端子は接地端子12,14に接続されている。
【0012】
信号発生手段3は、たとえば第1のP型高耐圧MOSトランジスタ(以下、第1のPDMOSと称する)31と第2の抵抗素子32を備えている。第1のPDMOS31において、そのソース端子は外部電源端子11に接続されており、そのゲート端子はツェナーダイオード23のカソード端子、すなわち分圧手段2の分圧点に接続されている。第1のPDMOS31のドレイン端子は第2の抵抗素子32の一端に接続されている。第2の抵抗素子32の他端は接地端子12,14に接続されている。
【0013】
スイッチング手段4は、たとえば第2のP型高耐圧MOSトランジスタ(以下、第2のPDMOSと称する)41を備えている。第2のPDMOS41において、そのソース端子は外部電源端子11に接続されており、そのゲート端子は第1のPDMOS31のドレイン端子に接続されている。第2のPDMOS41のドレイン端子は内部電源端子13に接続されている。
【0014】
つぎに、第1のPDMOS31および第2のPDMOS41の構造等について説明する。図2は、本発明の実施の形態にかかる過電圧保護回路を構成するP型の高耐圧MOSトランジスタの一例を示す断面図である。図2の左側部分に、これらPDMOS31,41の構造の一例を示す縦断面図を示す。また、図2の右側部分に、PDMOS31,41と同一半導体基板に集積されたCMOS集積回路5のnチャネルMOSFET76およびpチャネルMOSFET75の断面図を示す。
【0015】
p型基板61の主面側にはnウェル領域62が形成されている。このnウェル領域62の表面層に、少し離れてpオフセット領域67とpソース領域65が形成されている。pオフセット領域67の表面の一部には厚い酸化膜(LOCOS)66が選択的に形成されている。pオフセット領域67の表面層において、この酸化膜66を挟んでpソース領域65の反対側にpドレイン領域68が形成されている。
【0016】
また、nウェル領域62において、pソース領域65の外側には、nウェル領域62より不純物濃度が高いnベース領域63が形成されている。図2において、符号69はゲート絶縁膜であり、符号70はゲート電極であり、符号71はソース電極であり、符号72はドレイン電極である。
【0017】
ここで、PDMOS31,41のnウェル領域62はpチャネルMOSFET75のnウェル領域73と同時に形成される。また、PDMOS31,41のpオフセット領域67およびnベース領域63は、第1および第2の各抵抗素子21,32やCMOS集積回路5内の抵抗素子と同時に形成可能である。
【0018】
そのため、PDMOS31,41のnウェル領域62、pオフセット領域67およびnベース領域63をそれぞれ形成するための専用マスクおよびイオン注入等の工程は不要である。したがって、実質的には専用マスクや工程を追加せずにPDMOS31,41が作製可能であるため、CMOS集積回路5の作製と同時に過電圧保護回路1が作製される。
【0019】
ここで、実施の形態にかかる過電圧保護回路1の特徴をより明確とするため、本出願人が先に出願した過電圧保護回路(特願2001−116064)について説明する。図4は、▲1▼において提案した過電圧保護回路の構成を示す回路図である。図4に示すように、先願にかかる過電圧保護回路101が図1に示す実施の形態と異なるのは、分圧手段102において、ツェナーダイオード23の代わりに、抵抗素子22が接続されていることである。その他の構成は図1の構成と同じであるので、図1と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0020】
先願にかかる過電圧保護回路101の動作について説明する。外部電源端子11に印加された電源電圧(以下、Vcc電圧とする)は、分圧手段102により分圧される。この分圧された電圧(以下、Vdiv電圧とする)は第1のPDMOS31のゲート端子に印加される。
【0021】
Vcc電圧とVdiv電圧の差の絶対値が小さい場合、すなわちVcc電圧が小さい場合には、第1のPDMOS31のドレイン出力電圧は、おおよそ接地端子12より供給される接地電圧(以下、GND電圧とする)となる。したがって、第2のPDMOS41はオン状態となり、内部電源端子13にVcc電圧が供給される。
【0022】
一方、Vcc電圧とVdiv電圧の差の絶対値が大きい場合、すなわちVcc電圧が大きい場合には、第1のPDMOS31のドレイン出力電圧はおおよそVcc電圧となる。したがって、第2のPDMOS41はオフ状態となり、内部電源端子13が外部電源端子11から切り離されるので、内部電源端子13にVcc電圧が供給されない。つまり、Vcc電圧が遮断される。このような動作により、CMOS集積回路5へのVcc電圧の供給および遮断が制御される。
【0023】
図4に示す構成の過電圧保護回路101において、外部電源端子11より入力される過電圧からCMOS集積回路5を保護するためには、電源電圧の供給状態から遮断状態へ(または、遮断状態から供給状態へ)切り替わるための動作点(Vcc電圧)を、CMOS集積回路5の最大定格電圧以下に設定しておけばよい。そうすれば、CMOS集積回路5に最大定格電圧を超える電圧が印加されるのを防ぐことができる。
【0024】
第2のPDMOS41をオン状態からオフ状態へ(または、オフ状態からオン状態へ)遷移させるためのVcc電圧(以下、過電圧スレッショルド電圧Vovpとする)は、第1のPDMOS31のスレッショルド電圧をVth、分圧手段102の抵抗素子21および抵抗素子22の抵抗値をそれぞれR1およびR2とすると、つぎの(1)式であらわされる。
【0025】
Vovp=Vth×(R1+R2)/R1 ・・・(1)
【0026】
なお、上記(1)式は、第1のPDMOS31のドレイン出力電圧をGND電圧からVcc電圧へ(または、Vcc電圧からGND電圧へ)遷移させるための、Vcc電圧とVdiv電圧との差の絶対値がおおよそ第1のPDMOS31のスレッショルド電圧となることから得られる近似式である。
【0027】
前記(1)式から明らかなように、先願にかかる過電圧保護回路101では、過電圧スレッショルド電圧Vovpは、第1のPDMOS31のスレッショルド電圧Vthを(R1+R2)/R1倍に増幅した値となる。つまり、第1のPDMOS31のスレッショルド電圧Vthの、製造条件等によるばらつきや温度特性は、(R1+R2)/R1倍に増幅されて過電圧スレッショルド電圧Vovpに影響を及ぼすことになる。
【0028】
したがって、先願にかかる過電圧保護回路101では、過電圧スレッショルド電圧Vovpの初期的なばらつきおよび温度特性が大きくなってしまう可能性がある。この対策として、スレッショルド電圧の初期的なばらつきおよび温度特性の小さいPDMOS、すなわち高精度のPDMOSを使用する必要がある。しかし、高精度のPDMOSを製造すると、製造コストが増大するという不都合がある。
【0029】
つぎに、実施の形態にかかる過電圧保護回路1(図1参照)の動作について説明する。図1に示す構成の過電圧保護回路1では、外部電源端子11に印加されたVcc電圧がツェナーダイオード23のブレークダウン電圧Vrよりも低い場合には、分圧手段2から出力されるVcc電圧を分圧したVdiv電圧はおおよそVcc電圧となる。したがって、Vcc電圧とVdiv電圧の差の絶対値が小さいので、第1のPDMOS31のドレイン出力電圧はおおよそGND電圧となり、第2のPDMOS41がオン状態となって内部電源端子13にVcc電圧が供給される。
【0030】
一方、Vcc電圧がブレークダウン電圧Vr以上になると、ツェナーダイオード23のブレークダウンが起こり、Vdiv電圧はブレークダウン電圧Vrにクランプされる。それによって、Vcc電圧とVdiv電圧(=Vr)の差の絶対値が大きくなり、第1のPDMOS31のドレイン出力電圧はおおよそVcc電圧となる。したがって、第2のPDMOS31がオフ状態となり、内部電源端子13へのVcc電圧の供給が遮断される。
【0031】
本実施の形態にかかる過電圧保護回路1(図1参照)では、過電圧スレッショルド電圧Vovpは、第1のPDMOS31のスレッショルド電圧Vthと、ツェナーダイオード23のブレークダウン電圧Vrとを足し合わせた値となる。すなわち、過電圧スレッショルド電圧Vovpはつぎの(2)式で表される。
【0032】
Vovp=Vth+Vr ・・・(2)
【0033】
したがって、本実施の形態では、第1のPDMOS31のスレッショルド電圧Vthの、製造条件等によるばらつきや温度特性の影響は、増幅されずに過電圧スレッショルド電圧Vovpに及ぶので、過電圧スレッショルド電圧Vovpの初期的なばらつきおよび温度特性は、図4に示す先願にかかる過電圧保護回路101よりも小さくなる。
【0034】
本実施の形態の有効性を検証するため、本発明者らは、図1に示す過電圧保護回路1と、図4に示す過電圧保護回路101について、各温度における過電圧スレッショルド電圧Vovpの値を計算により求めた。また、試作をおこない、各温度における過電圧スレッショルド電圧Vovpの値を実測した。図3に、本実施の形態にかかる過電圧保護回路1の計算結果および実測結果を示す。また、図5に、先願にかかる過電圧保護回路101の計算結果および実測結果を示す。
【0035】
図3の計算結果と図5の計算結果とを比較すると、各温度において、本実施の形態にかかる過電圧保護回路1の過電圧スレッショルド電圧Vovpの初期ばらつきは、先願にかかる過電圧保護回路101の過電圧スレッショルド電圧Vovpの初期ばらつきの半分以下であることがわかる。つまり、本実施の形態によれば、過電圧スレッショルド電圧Vovpの初期ばらつきを、先願にかかる過電圧保護回路101の過電圧スレッショルド電圧Vovpの初期ばらつきの半分以下に制御することができる。
【0036】
また、本実施の形態によれば、図3の計算結果と図5の計算結果との比較より、過電圧スレッショルド電圧Vovpの温度特性が、先願にかかる過電圧保護回路101よりも改善されることがわかる。これは、温度変化に対して、図3の実測結果では過電圧スレッショルド電圧Vovpの値が8〜8.3Vとほぼ一定であるのに対して、図5の実測結果では8〜6.3Vに変化していることからも証明された。
【0037】
なお、試作にあたっては、本実施の形態にかかる過電圧保護回路1(図1参照)と先願にかかる過電圧保護回路101(図4参照)を、同一のウェハ上に、同一の製造プロセスでもって同時に作製した。したがって、図3および図5の実測結果には、製造プロセス、製造ロットおよびウェハに関わる素子条件等の違いはないと見なすことができる。また、図3および図5の計算結果については、計算時に素子特性の定数として同一の値を用いた。ただし、計算結果については、ロットやウェハが異なることによる素子ばらつきを考慮して計算をおこない、計算値の最小値および最大値を求めた。
【0038】
上述した実施の形態によれば、被保護対象であるCMOS集積回路5とともに同一半導体基板上に、少ない素子数で構成可能な安価な過電圧保護回路1を設けることができる。また、実施の形態によれば、第2のPDMOS41がオン状態からオフ状態(または、オフ状態からオン状態)へ遷移するときの電圧に及ぼす、第1のPDMOS31のスレッショルド電圧Vthのばらつきの影響が大きくなるのを回避することができる。したがって、スレッショルド電圧の初期ばらつきおよび温度特性がともに小さい高精度のPDMOSを用いずに済むので、コストの低減を図ることができる。
【0039】
なお、図3および図4、並びにそれらに関連した説明において示した数値は一例であり、本発明はこれらの数値に限定されるものではない。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、被保護対象である集積回路とともに同一半導体基板上に、外部から供給される電圧を分圧する分圧手段、この分圧手段の分圧点の電圧を入力とする信号発生手段、および過電圧が集積回路に供給されるのを遮断するスイッチング手段が作製される。したがって、被保護対象である集積回路とともに同一半導体基板上に、少ない素子数で構成可能な安価な過電圧保護回路を設けることができるという効果が得られる。
【0041】
また、本発明によれば、過電圧保護回路の高耐圧化が容易であるという効果が得られる。また、本発明によれば、信号発生手段を構成するPDMOSのスレッショルド電圧をVthとすると、スイッチング手段を構成するPDMOSがオン状態からオフ状態(または、オフ状態からオン状態)へ遷移するときの電源電圧はVth+Vrとなるので、この遷移するときの電圧に及ぼす、信号発生手段を構成するPDMOSのスレッショルド電圧Vthのばらつきの影響が大きくなるのを回避することができる。したがって、スレッショルド電圧の初期ばらつきおよび温度特性がともに小さい高精度のPDMOSを用いずに済み、コストを低減することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる過電圧保護回路の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる過電圧保護回路を構成するP型の高耐圧MOSトランジスタの一例を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかる過電圧保護回路の過電圧スレッショルド電圧値の計算結果および実測結果を示す特性図である。
【図4】本出願人の先願にかかる過電圧保護回路の構成を示す回路図である。
【図5】本出願人の先願にかかる過電圧保護回路の過電圧スレッショルド電圧値の計算結果および実測結果を示す特性図である。
【符号の説明】
1 過電圧保護回路
2 分圧手段
3 信号発生手段
4 スイッチング手段
5 CMOS集積回路
11 外部電源端子
12,14 接地端子
13 内部電源端子
21 第1の抵抗素子
23 ツェナーダイオード
31 第1のPDMOS
32 第2の抵抗素子
41 第2のPDMOS
Claims (4)
- 外部から電源電圧が供給される外部電源端子と、
外部から接地電位が供給される接地端子と、
外部から供給される電源電圧を被保護対象である集積回路に供給する内部電源端子と、
前記外部電源端子と前記接地端子との間に接続され、かつ前記外部電源端子から供給される電圧を分圧する第1の抵抗素子にツェナーダイオードが直列に接続された直列接続体からなる分圧手段と、
前記外部電源端子と前記接地端子との間に接続され、かつ前記分圧手段のツェナーダイオードと前記第1の抵抗素子との接続点の電圧に応じて、前記電源電圧または前記接地電圧のいずれか一方の電圧を出力する、前記接続点と接続されるゲート端子を入力端子とし、かつドレイン端子を出力端子とする第1の高耐圧MOSトランジスタに、第2の抵抗素子がその一端を当該第1の高耐圧MOSトランジスタのドレイン端子と接続することによって直列に接続された直列接続体よりなるインバータ回路を備えた信号発生手段と、
ソース端子が前記外部電源端子に接続され、かつドレイン端子が前記内部電源端子に接続され、かつゲート端子が前記信号発生手段の前記第1の高耐圧MOSトランジスタのドレイン端子と前記第2の抵抗素子の一端との接続点に接続された第2の高耐圧MOSトランジスタを備え、前記信号発生手段の出力に応じて前記ツェナーダイオードが導通時にオフし、前記ツェナーダイオードが非導通時にオンするスイッチング手段と、を具備し、
前記分圧手段、前記信号発生手段および前記スイッチング手段は被保護対象の前記集積回路と同一半導体基板上に形成されていることを特徴とする過電圧保護回路。 - 前記第1、第2の高耐圧MOSトランジスタがP型高耐圧MOSトランジスタであることを特徴とする請求項1に記載の過電圧保護回路。
- 前記ツェナーダイオードのブレークダウン電圧は被保護対象の前記集積回路の最大定格電圧以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の過電圧保護回路。
- 被保護対象の前記集積回路はMOSトランジスタの集積回路であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の過電圧保護回路。
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