JP3893087B2 - 巻線機のステータ取付治具およびステータの巻線方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レゾルバ、モータなどの電気回転装置におけるステータの巻線にたるみを形成する巻線機のステータ取付治具およびステータの巻線方法に係り、特に、ステータ巻線の交差による不具合を解消する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気回転装置の一例であるレゾルバとして、例えば図5に示すVRレゾルバ(バリアブルリラクタンスレゾルバ)が知られている。図5に示すVRレゾルバは、ステータ1の内側にコア(図示略)を設けたもので、ステータ1は、内周部に複数の磁極歯2を有する環状のステータスタック3の外周にコネクタ部4を設けて概略構成されている。ここで、コネクタ部4には複数の出力ピン5が取り付けられ、出力ピン5には、磁極歯2に巻回したステータ巻線6の端部が絡げられている。
【0003】
図5は、ステータ1を巻線機に装着した状態を示している。巻線機には、ロッド7が設けられており、ロッド7は、ステータ1のコネクタ部4と内周部との間に配置される。この状態でステータ巻線6は磁極歯2に巻回されるとともに、その端部は、ロッド7を乗り越えて出力ピン5に絡げられた後に固着される。ロッド7は、ステータ1への巻線が完了した後にステータ巻線6の下から抜き出されるので、ステータ巻線6にたるみが設けられ、これによって温度変化等によるステータ巻線6の断線が防止される。
【0004】
また、ステータ巻線6にたるみを設ける他の技術として、図6に示すように、出力ピン5の近傍に迂回ピン8を固定し、磁極歯2および出力ピン5との間でステータ巻線6を迂回ピン8の外側に迂回させるようにしたものがある。この技術では、ステータ1への巻線が完了した後に迂回ピン8が抜き取られるので、ステータ巻線6にたるみが設けられ、これによって温度変化等によるステータ巻線6の断線が防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図5に示す従来の技術では、巻線機にロッド7を駆動する機構が必要なため、巻線機の構成が複雑化するという問題がある。また、巻線機におけるロッド7の安定した動作を確保することが難しく、このため、たるみ量を均一に管理することが困難となり信頼性が低いという問題もある。また、図6に示す技術では、ステータ1に対して迂回ピン8の取付け/取外しという作業が必要となり、製造工数が増加するという問題がある。さらに、迂回ピン8を取り付ける位置などに制約があり、十分なたるみを持たせることができず、温度変化によるステータ巻線6の断線防止を十分に果せない場合もある。
【0006】
さらに、上記従来技術では、出力ピン5の本数が多くなるとステータ巻線6のたるみの部分でそれらが互いに交差することがある。そのような場合には、振動等によってステータ巻線6どうしが擦れ合って被膜が傷つき、短絡や断線等の重大な不具合に発展することが懸念される。
したがって、本発明は、巻線機を複雑化したり製造工数を増加させることがなく、しかもステータ巻線に安定したたるみを付与することができるのは勿論のこと、たるみの部分でのステータ巻線の交差を防止することができる巻線機のステータ取付治具およびステータの巻線方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の磁極突起を内周部に有するとともに複数の接続部が設けられたコネクタ部を外周部に有する環状のステータを支持することにより、巻線機によってステータ巻線が磁極突起に巻回され、かつ、ステータ巻線の端部が接続部に接続される作業を補助する巻線機のステータ取付治具において、ステータをステータ取付治具に支持したときに接続部と内周部との間に設けられた隙間を貫通してステータの一面に突出し、接続部と磁極突起との間で張設されるステータ巻線を乗り越えさせる突出部材を備え、この突出部材は、複数のステータ巻線を区分けして乗り越えさせる複数の凹部を備えていることを特徴としている。
【0008】
また、本発明は、複数の磁極突起を内周部に有するとともに複数の接続部が設けられたコネクタ部を外周部に有する環状のステータをステータ取付治具に支持し、巻線機によってステータ巻線を磁極突起に巻回し、かつ、ステータ巻線の端部を接続部に接続するステータの巻線方法において、ステータの接続部と内周部との間に隙間を設け、ステータ取付治具に、ステータを支持したときに隙間を貫通してステータの一面に突出する突出部材を設け、この突出部材に複数の凹部を設け、接続部と磁極突起との間でステータ巻線を調節する際に、ステータ巻線を区分けしてそれぞれの凹部を乗り越えさせることを特徴としている。
【0009】
本発明によれば、ステータをステータ取付治具で支持するとステータの一面から突出部材が突出し、この突出部材によってステータ巻線にたるみが付与されるので、上記従来技術のように巻線機を複雑化したり製造工数を増やす必要がない。また、突出部材のステータからの突出量にはほとんど変動がないから、ステータ巻線に安定したたるみを付与することができる。さらに、接続部と磁極突起との間でステータ巻線を張設する際に、ステータ巻線を区分けしてそれぞれの凹部を乗り越えさせるから、ステータ巻線どうしを交差させることなく巻線を行うことができる。
【0010】
突出部材の凹部に通すステータ巻線の本数は2本以下であることが望ましく、本数が2本の場合には、ステータ巻線を凹部の両端にそれぞれ通すようにしてステータ巻線どうしの間に充分な距離を確保することが望ましい。また、ステータ巻線の巻線が完了したら、ステータの内周部にワニスを塗布してステータ巻線を固定する。この場合において、ステータ取付治具にステータを支持したままワニスを塗布すると、ステータ巻線どうしの距離が保持されたまま固定されるので、ステータ巻線どうしの交差を確実に防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1〜図4を参照して説明する。これらの図において符号10はVRレゾルバであり、VRレゾルバ10は、ステータ11と、ステータ11内に配置される図示しないロータとから構成されている。図において符号12はステータスタック(ステータ)であり、ステータスタック12は、磁性材料からなる薄板と絶縁材料とを交互に積層し、それら全体を絶縁カバーで覆って構成されている。図3において中符号13はステータスタック12の一部である磁極歯(磁性突起)であり、磁極歯13は、中央に向けて突出する首部13aと、ロータに所定のギャップを空けて対向する略円弧状の傘部13bとからなり、首部13aにステータ巻線14が巻回されている。
【0012】
ステータスタック12には、外周側へ突出する一対のアーム15が形成され、それらアーム15の間には、コネクタ部16がステータスタック12の外周との間に隙間17を空けて固定されている。コネクタ部16には、L字状をなす複数の出力ピン(接続部)18が埋め込まれている。出力ピン18の上端部は、コネクタ部16の上面から突出し、そこにはステータ巻線14の端部が絡げられ、溶接等の手段によって固着されている。また、出力ピン18の他端部は、コネクタ部16の背面部から突出し、そこにはソケットを介して又は直接に外部側配線が接続される。
【0013】
図2において符号20はステータ取付治具である。ステータ取付治具20は、その上にステータスタック12を載置したときにステータスタック12が位置決めされるように形成されている。また、ステータ取付治具20には、上方へ向けて突出するプレート(突出部材)21が取り付けられ、プレート21の上端部には、複数の溝(凹部、この実施形態では3つ)21aが形成されている。
【0014】
ステータスタック12をステータ取付治具20に取り付けた状態では、プレート21は、隙間17を通ってステータスタック12の上面に突出する。そのとき、溝21aの底が磁極歯13から出力ピン18に至る直線経路よりも高い位置となるように寸法設定されている。
【0015】
次に、上記のようなステータスタック12に巻線を行う手順について説明する。まず、ステータスタック12をステータ取付治具20に載置し、プレート21の上端部をステータスタック12の上面から突出させる。この状態でステータ取付治具20およびステータスタック12を巻線機に装着する。巻線機は、所定の磁極歯13にステータ巻線14を巻回し、巻回し終わったらステータ巻線14の端部14aをプレート21の溝21aに通すようにして出力ピン18側へ送る。次いで、巻線機は、ステータ巻線14の端部14aを出力ピン18に絡げてそこに溶着させる。このような作業を繰り返すことにより、全ての出力ピン18にステータ巻線14の端部14aを絡げてゆく。また、その際には、両端の溝21aに1本のステータ巻線14、中央の溝21aの両端に2本のステータ巻線14をそれぞれ通すようにする。
【0016】
ステータ巻線14を巻回しおよび絡げる作業はステータ巻線14に張力がかかった状態で行われるため、ステータ巻線14は溝21aの底に押圧される。換言すると、ステータ巻線14は、溝21aの底によって上方に突き上げられ、磁極歯13、溝21aおよび出力ピン18の間で山型をなす。したがって、巻線が完了したステータ11をステータ取付治具20から取り外すと、ステータ巻線14の上方へ突き上げられた部分がたるみとなる。なお、巻線が完了したらステータスタック12の内周部にワニスが塗布され、ステータ巻線14が被覆される。その際、ワニスは、ステータスタック12の隙間17の近傍まで設けられ、その間に延在するステータ巻線14の端部14aが固定される。
【0017】
上記実施形態によれば、ステータスタック12をステータ取付治具20で支持するとステータスタック12の上面からプレート21が突出し、このプレート21の溝21aによってステータ巻線14にたるみが付与されるので、巻線機を複雑化したり製造工数を増やす必要がない。また、プレート21の溝21aの底の突出高さにはほとんど変動がないこと、およびステータ巻線14が溝21aの底に押圧されることから、ステータ巻線14に安定したたるみを付与することができる。さらに、出力ピン18に至るステータ巻線14が溝21aによって区分けけされるので、ステータ巻線14どうしを交差させることなく巻線を行うことができる。したがって、振動等によってステータ巻線14の端部どうしが擦れ合うようなことがなく、短絡や断線などのトラブルの発生を未然に防止することができる。
【0018】
ところで、上記実施形態では、4本のステータ巻線14を3つの溝21aに通しているため、中央の溝21aに2本のステータ巻線14が通される。その2本のステータ巻線14どうしが接近していると、ステータ11をステータ取付治具20から取り外してステータ巻線14をたるませたときに、両者が交差する可能性がある。そのために、上記実施形態では、2本のステータ巻線14を溝21aの底の両端に通している。また、両側の溝21aにおいては、ステータ巻線14をプレート21の端の位置で通すようにして隣接するステータ巻線14との距離を確保している。そのようなステータ巻線14の溝21a内における位置は、出力ピン18と溝21aとの相対位置によって決まる。したがって、溝21aの位置は、各ステータ巻線14が溝21a内で上記のように配置されるように設計される。
【0019】
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、以下のように種々の変更が可能である。図4(A)は、4本の出力ピン18に対して4つの溝21aを有するプレート21の変更例である。このような態様によれば、1つの溝21aに1本のステータ巻線を通すことができるから、溝21aの幅を狭くすることによって、出力ピン18と溝21aとの位置関係にかかわらずステータ巻線14どうしの間隔を確保することができる。なお、ステータ巻線14を溝21aに挿入し易くするために、溝21aをY字状にすることも好適な態様の一つである。
【0020】
図4(B)は、溝21aの両側の柱を丸棒に形成した変更例である。このような変更例では、ステータ巻線14が柱と擦れ合ったときにステータ巻線14の被膜が損傷を受けにくいという利点がある。
【0021】
上記実施例では、1つのプレート21に複数の溝21aを形成しているが、プレートを複数にして各プレートに溝を形成することもできる。また、ステータスタック12をステータ取付治具20に支持した状態でワニスの塗布を行うと、ステータ巻線14どうしの間隔が保持された状態で固定されるので、ステータ巻線14どうしの交差を効果的に防止することができる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ステータの接続部と内周部との間に隙間を設け、ステータ取付治具にステータを支持したときに隙間を貫通してステータの一面に突出する複数の凹部を有する突出部材を設け、接続部と磁極突起との間でステータ巻線を調節する際に、ステータ巻線を区分けしてそれぞれの凹部を乗り越えさせるから、巻線機を複雑化したり製造工数を増加させることがなく、ステータ巻線に安定したたるみを付与することができ、かつ、たるみの部分でのステータ巻線の交差を防止することができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態において用いられるVRレゾルバおよびステータ取付治具の一部を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施形態において用いられるVRレゾルバおよびステータ取付治具の一部を示す側断面図である。
【図3】 本発明の実施形態において用いられるVRレゾルバおよびステータ取付治具の一部を示す平面図である。
【図4】 実施形態のステータ取付治具のプレートの変更例を示す斜視図である。
【図5】 ステータ巻線にたるみを設ける従来の技術を示す斜視図である。
【図6】 ステータ巻線にたるみを設ける従来の技術の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
11…ステータ、12…ステータスタック(ステータ)、
13…磁極歯(磁性突起)、14…ステータ巻線、16…コネクタ部、
17…隙間、18…接続部(出力ピン)、20…ステータ取付治具、
21…プレート(突出部材)、21a…溝(凹部)。
Claims (2)
- 複数の磁極突起を内周部に有するとともに複数の接続部が設けられたコネクタ部を外周部に有する環状のステータを支持することにより、巻線機によってステータ巻線が上記磁極突起に巻回され、かつ、ステータ巻線の端部が上記接続部に接続される作業を補助する巻線機のステータ取付治具において、
上記ステータをステータ取付治具に支持したときに上記接続部と上記内周部との間に設けられた隙間を貫通して上記ステータの一面に突出し、上記接続部と上記磁極突起との間で張設されるステータ巻線を乗り越えさせる突出部材を備え、この突出部材は、複数のステータ巻線を区分けして乗り越えさせる複数の凹部を備えていることを特徴とする巻線機のステータ取付治具。 - 複数の磁極突起を内周部に有するとともに複数の接続部が設けられたコネクタ部を外周部に有する環状のステータをステータ取付治具に支持し、巻線機によってステータ巻線を上記磁極突起に巻回し、かつ、ステータ巻線の端部を上記接続部に接続するステータの巻線方法において、
上記ステータの上記接続部と上記内周部との間に隙間を設け、上記ステータ取付治具に、上記ステータを支持したときに上記隙間を貫通して上記ステータの一面に突出する突出部材を設け、この突出部材に複数の凹部を設け、上記接続部と上記磁極突起との間でステータ巻線を張設する際に、ステータ巻線を区分けしてそれぞれの凹部を乗り越えさせることを特徴とするステータの巻線方法。
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