JP3881959B2 - 伝送フォーマット判定方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、伝送フォーマット判定方法に関する。より特定的には、この発明は、3rd Generation Partnership Project(3GPP)において規定された通信方式において、送信データに付随して送信されるReadMuller符号化されたTFCI(Transport Format Combination Indicator)に基づいて送信データの伝送フォーマットを判定する伝送フォーマット判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
3GPP規定通信方式においては、通信における様々な要求に答えるため、様々なサービスを通信可能としており、通信速度も最大2Mbpsまで対応できるような仕様が規定されている。
【0003】
サービスとしても音声や動画のような連続的なデータから高速パケットまで存在し、複数のサービスを多重して1つもしくは複数の物理レイヤ上のチャネル(物理チャネル)において伝送する特徴を有する。
【0004】
3GPP規定通信方式においては、上記のような多種のデータの通信を行うために、レイヤ3メッセージにおいて、伝送フォーマットの組合せの集合 (Transport Format Combination Set-TFCS) の合意が行なわれ、その中のどの伝送フォーマットの組合せ(Transport Format Combination TFC)で伝送されるかは、伝送流量によって送信側の第2レイヤのサブレイヤであるMAC(Medium Access Control)レイヤにおいて選別され、伝送データに付随して伝送フォーマットの組み合わせを指し示すインジケータ(Transport Format Combination Indicator-TFCI)が伝送される。
【0005】
また、第2レイヤにおいて、選定された伝送フォーマットに基づき、伝送データそのものの誤り訂正符号化および物理チャネルへのマッピングが行われる。受信側においては物理チャネルから伝送のためのチャネルへのフォーマット変換/誤り訂正復号処理を行うために、どの伝送フォーマットの組み合わせ(TFC)で伝送されたかを認識する手段として、データに付随して送信されるTFCIをもってそのフォーマットを認識する必要がある。そのTFCIから、上記の伝送フォーマットの組合せの集合(TFCS)を参照し、伝送フォーマットの組み合わせ(TFC)を認識し、物理チャネルから伝送のためのチャネル(トランスポートチャネル)へのフォーマット変換/誤り訂正復号処理が行われる。
【0006】
ここにおいて、本通信は無線通信であることから伝送環境が悪いケースを想定する必要がある。3GPP規定通信方式においては、実際の送信データは符号化率1/3のTurbo符号もしくは符号化率1/2もしくは1/3の畳み込み符号を用い、誤り訂正保護を行うことが規定されている。
【0007】
また、データに付随して送信されるTFCIも(32,10)sub-code of second order Reed-Muller codeもしくは(16,5) bi-orthogonal code (first order Reed-Muller code) を用いることが規定されている。このTurbo符号や畳み込み符号に比べ、Reed-Muller符号は訂正能力が低い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記で述べたように物理チャネルから複数のトランスポートチャネルへのフォーマット変換やその後に行われる誤り訂正復号化処理などは、TFCIの誤り訂正復号結果をもとに行われる。つまり、TFCIの検出に誤りが存在すると、データそのものの誤り訂正復号が不可能となる。このことから、TFCIの誤り特性が、ボトルネックとなり、全体の受信特性を決めてしまう結果となる。
【0009】
各トランスポートチャネルの伝送フォーマットの数はトランスポートチャネルの種別によって異なる。たとえば、ISDNやAVなどの連続的に送信される(回線交換系)データが割当てられるトランスポートチャネルの伝送フォーマットは2通り、すなわち固定の長さのBLOCK長であるものと、存在しないもののしか事実上あり得ない。また、この場合、1度データ送信が始まってしまえば、無線上の回線において、そのチャネルが停止されるまで、データが途切れることは事実上あり得ない。
【0010】
また、TFCの決定の処理単位と、TFCIの伝送単位が異なる場合がある。TFCIの伝送単位は、1無線フレーム単位(物理チャネル上における伝送単位)であり、TFCの決定が2無線フレーム単位やそれ以上の場合が存在する。その場合、2度同じTFCIが伝送される場合が存在する。
【0011】
また、トランスポートチャネルごとに伝送フォーマットは存在するがそれぞれのトランスポートチャネル処理単位が異なる場合がある。たとえば、2つのトランスポートチャネルが存在するとして、一方のトランスポートチャネルAの処理単位は2無線フレーム単位であり、他方のトランスポートチャネルBが4無線フレーム単位であったとすると、トランスポートチャネルAの伝送フォーマットは2無線フレーム単位に変更され、トランスポートチャネルBの伝送フォーマットは4無線フレーム単位に変更することが可能である。TFCIは各トランスポートチャネルの最小処理単位で変更されるので、この場合TFCIは2無線フレーム単位で変更することが可能になる。
【0012】
それゆえに、この発明の主たる目的は、回線交換系のデータであるデータそのものの特性、各トランスポートチャネルの処理単位および各トランスポートチャネルの伝送フォーマットの変更周期などを考慮し、有用な伝送フォーマット判定方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る伝送フォーマット判定方法は、データとその伝送フォーマットを示す識別符号とを受信する第1のステップと、受信された識別符号を復号する第2のステップと、第2のステップにおける復号結果が所定の伝送フォーマットに含まれるか否かを判定し、復号結果が所定の伝送フォーマットに含まれる場合、復号結果の軟判定シンボルの信頼度が第1のしきい値よりも大きいか否かを判定し、信頼度が第1のしきい値よりも大きければ、復号結果の信頼性に関する尤度情報が第2のしきい値よりも大きいか否かを判定し、各判定結果に応じて復号結果の妥当性を判断する第3のステップと、受信されたデータの種類が回線交換または連続的なデータであるか否かを判定する第4のステップと、第3のステップにおいて復号結果が所定の伝送フォーマットに含まれないか、信頼度が第1のしきい値以下であるか、あるいは尤度情報が第2のしきい値以下であることに応じて復号結果の妥当性がないと判断された場合、第4のステップで判定された種類に基づいて、伝送フォーマットを判定する第5のステップを含む。
【0014】
また、この発明に係る他の伝送フォーマット判定方法は、1つの伝送時間内の各フレームごとに、送信されてくるデータとその伝送フォーマットを示す識別符号とを受信する第1のステップと、1つの伝送時間内に受信した他のフレームの識別符号より復号され、その復号結果が所定の伝送フォーマットに含まれるとともに、復号結果の軟判定シンボルの信頼度が第1のしきい値よりも大きく、かつ復号結果の信頼性に関する尤度情報が第2のしきい値よりも大きい場合に、復号結果の妥当性があると判定し、確定伝送フォーマットの有無を判定する第2のステップと、第2のステップにおいて確定伝送フォーマット有りと判定された場合、当該フレーム内のデータの伝送フォーマットをこの確定伝送フォーマットと同じと判定する第3のステップを含む。
【0015】
また、この発明に係るさらに他の伝送フォーマット判定方法は、1つの伝送時間内の各フレームごとに、送信されてくるデータとその伝送フォーマットを示す識別符号を受信する第1のステップと、各フレームごとに当該フレーム内の識別符号を復号する第2のステップと、第2のステップにおける各フレームごとの復号結果とそれぞれの復号結果が所定の伝送フォーマットに含まれるか否かを判定し、復号結果が所定の伝送フォーマットに含まれる場合、復号結果の軟判定シンボルの信頼度が第1のしきい値よりも大きいか否かを判定し、第1のしきい値よりも大きければ、復号結果の信頼性に関する尤度情報が第2のしきい値よりも大きいか否かを判定し、各判定結果に応じて判断する復号結果の妥当性に基づいて、1つの伝送時間内の確定伝送フォーマットを判定する第3のステップを含む。
【0016】
また、この発明に係るさらに他の伝送フォーマット判定方法は、回線交換または連続的なデータとその伝送フォーマットを示す識別符号とを各フレームごとに受信する第1のステップと、受信された識別符号を復号する第2のステップと、第2のステップにおける復号結果に基づいて、伝送フォーマットを判定する第3のステップと、第3のステップにおいて、データ内容有りを示す伝送フォーマットが判定された場合、この伝送フォーマットを確定伝送フォーマットとし、以降の通信中に受信されたデータの伝送フォーマットを確定伝送フォーマットと同じと判定する第4のステップを含む。
【0017】
また、この発明に係るさらに他の伝送フォーマット判定方法は、データの伝送フォーマットを示す識別符号を復号し、この復号結果が所定の伝送フォーマットに含まれないか、復号結果の軟判定シンボルの信頼度が第1のしきい値以下であるか、あるいは復号結果の信頼性に関する尤度情報が第2のしきい値以下であることに応じて復号結果の妥当性がないと判断された場合に、データの種類が回線交換または連続的なデータであるか否かに基づいて伝送フォーマットを判定する。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の一実施例におけるW−CDMA無線通信端末装置の全体の構成を示すブロック図である。図1において、アンテナ1は無線部2に接続されている。無線部2はダウンコンバータ21とアップコンバータ22とを含む。ダウンコンバータ21は受信帯域の高周波信号をベースバンド信号に変換し、アップコンバータ22はベースバンド信号を送信帯域の高周波信号に変換する。
【0019】
ベースバンド信号変復調部3はベースバンド復調部31とベースバンド変調部32とを含む。ベースバンド復調部31は無線部2にてダウンコンバートされAD変換された信号に対しベースバンド復調を行う。CDMA方式においては、逆拡散復調およびレイク合成等が行われる。ベースバンド変調部32は通信路符号化部4において誤り訂正符号化および物理チャネルに変換された信号にベースバンド変調を行う。CDMA方式においては拡散変調が行われる。
【0020】
通信路符号化部4は送信系の物理フォーマット変換部44と、インタリーブを含む誤り訂正符号化45と、誤り検出符号化部46を含むとともに、受信系の物理フォーマット変換部41と、デインタリーブを含む誤り訂正復号化部42と、誤り検出部43とを含む。
【0021】
物理フォーマット変換部41は受信した1つもしくは複数の物理チャネルを定められた1つもしくは複数のトランスポートチャネルに多重および分離し、誤り訂正復号化部42はトランスポートチャネルのBLOCKの誤り訂正復号を行い、誤り検出部43は訂正後のトランスポートチャネルのBLOCKの誤り検出を行う。誤り検出符号化部46は上位レイヤから転送された1つもしくは複数のトランスポートチャネルのBLOCKの誤り検出符号の付加を行い、誤り訂正符号化部45はその誤り検出符号が付加されたデータに対し、誤り訂正符号化を行い、物理フォーマット変換部では、複数のトランスポートチャネルを多重化し、の物理チャネルにマッピングする。
【0022】
無線通信制御部5は無線通信のためのプロトコル制御と、そのための無線部2とベースバンド変復調部3と通信路符号化部4の制御と、端末IF部6との通信を行う。端末IF部6はカメラやLCDなど、ユーザIFのためのモジュールのIF機能を有するものであり、データフォーマット変換部61と端末IF制御部62と音声符号化/復号化部63と各モジュールIF部64とを含む。
【0023】
図2はこの発明の一実施例における通信路符号化部受信系制御のための、受信データとTFCIの処理の流れを示す図である。図1に示したベースバンド信号変復調部3にて復調処理されたTFCIとデータは、図2に示すように分離され、データは一時メモリに蓄積される。物理チャネル上を伝送しているTFCIは、物理チャネルのフォーマットに合わせるためにあるbitの繰り返し処理(repetition)もしくはあるbitの抜き取り処理が施されているが、その繰り返し処理もしくは抜き取り処理の逆の処理を行い、誤り訂正符号化後のbit数に変換される。
【0024】
その後、誤り訂正復号処理がなされ、復号化されたTFCIが得られる。このTFCIをもとに、各トランスポートチャネルの伝送フォーマットが決定され、その決定された伝送フォーマットにしたがってデータの処理が行なわれる。
【0025】
図3はこの発明の一実施例の動作を説明するためのフローチャートであり、図4は図3に示したTFCIの復号結果の妥当性を判定する一例のフローチャートであり、図5A〜図5Cは、ある2つのチャネルの伝送フォーマットの集合の具体例およびその伝送フォーマットの組合わせの集合の一例を示す表である。図6は図5の例に基づいた時間ごとのトランスポートチャネルでみた、各トランスポートチャネルおよびTFCIの伝送例を示す図であり、図7A〜図7Dは、図5A〜図5Cに示した例において、トランスポートチャネル#1にパケット交換系のデータを割り当て、トランスポートチャンネル#2に回線交換系のデータを割り当てた場合の時間ごとのトランスポートチャネルレベルでみた、各トランスポートチャネルおよびTFCIの伝送例である。
【0026】
図1〜図7を参照して、この発明の実施例について詳細に説明する。
物理チャネル上を複数のトランスポートチャネルが多重化されて伝送される。一例として、図5A〜図5Cに示す例を考える。この場合、トランスポートチャネルが2つであり、トランスポートチャネル#1とトランスポートチャネル#2が存在するとする。また、各トランスポートチャネルには伝送時間間隔(処理単位)が存在し、トランスポートチャネル#1の処理単位が20msecであり、トランスポートチャネル#2の処理単位が40msecであるとする。
【0027】
それぞれのトランスポートチャネルには、伝送時間間隔ごとの伝送フォーマットが規定されており、トランスポートチャネル#1の伝送フォーマットは、図5Aに示すように320bit×0,320bit×1,320bit×2,320×3の4種類であるとする。
【0028】
また、トランスポートチャネル#2の伝送フォーマットは、図5Bに示すように120bit×0,120bit×1の2種類であるとする。これらの2つのトランスポートチャネルは、多重化されて送信されるため、トランスポートチャネルの伝送フォ−マットには組合せが存在する。その伝送フォーマットの組合せ(TFC)とその集合(TFCS)を図5Cに示す。
【0029】
また、このTFCを示す識別符号をTFCIと呼ぶ。すなわち、TFCIが0であれば、トランスポートチャネル#1の伝送フォーマットがTF0(320bit×0)、トランスポートチャネル#2の伝送フォーマットがTF0(120bit×0)の組合せを、TFCIが5であれば、トランスポートチャネル#1の伝送フォーマットがTF1(320bit×1)、トランスポートチャネル#2の伝送フォーマットがTF1(120bit×1)の組合せを示すことになる。
【0030】
データとTFCIとが合わせて送信され、受信側では、受信したTFCIからTFCS(図5Cの表)を参照し、この最小送信単位のデータのトランスポートチャネルごとの伝送フォーマットを決定し、データの物理チャネルから複数のトランスポートチャネルへのフォーマット変換および誤り訂正復号処理が行なわれる。以下に、この発明の実施例における伝送フォーマット決定処理方法について説明する。
【0031】
図3に示すステップ(図示ではSPと略称する)SP1において、TFCIの復号結果が妥当であるかを判定する。すなわちTFCIには誤り検出符号化が施されていないため、誤り訂正復号結果として出力される値に誤りがあるか否かを判定する。この判定の一実施例として図4にフローチャートを示す。図4に示すステップSP21において、TFCIが復号されるとともに復号結果に対応する信頼性に関する尤度情報が出力される。
【0032】
ステップSP22において、復号化されたTFCIがTFCSの中に存在するか否かが判定される。復号化されたTFCIがTFCSの中に存在しなければ、ステップSP23において、TFCIの復号結果は妥当でないと判定される。TFCIがTFCSの中に存在すれば、ステップSP24において符号化された(復号前)のTFCIの軟判定シンボルの信頼度があるしきい値よりも大きいか否かが判定される。ここで、あるしきい値とは、固定的なあるレベルであるものとする。信頼度があるしきい値よりも小さければステップSP25において、復号化されたTFCIは妥当でないと判定される。
【0033】
信頼度があるしきい値よりも大きければ、ステップSP26において、復号結果に対応する信頼性に関する尤度情報があるしきい値よりも大きいか否かが判定される。この復号結果に対応する信頼性に関する情報は、TFCIの復号処理の際に出力されるものとする。尤度情報があるしきい値よりも小さければ、ステップSP27において復号化されたTFCIは妥当でないと判定し、しきい値よりも大きければ、ステップSP28において復号化されたTFCIが妥当であると判定される。
【0034】
このようにして、TFCIが妥当であると判定されると、図3のステップSP2において、各トランスポートチャネルの1処理単位内の伝送フォーマットが確定される。ただし、すでに確定しているトランスポートチャンネルの伝送フォーマットは初めに確定したものに従うものとする。
【0035】
しかし、TFCIの復号結果に誤りがあると判定したときは、ステップSP3においてトランスポートチャネルの1処理単位内において伝送フォーマットが既に確定しているか否かが判定される。ここでの1処理単位とは前述のとおり20msec(トランスポートチャネル#1)あるいは40msec(トランスポートチャネル#2)である。TFCIは10msecごとに伝送されるが、1処理単位が20msecであれば同じTFCIが2回伝送されることとなり、1回目のTFCIで伝送フォーマットが確定していれば、ステップSP4において今回復号されたTFCIに信憑性がなくともそのすでに確定している伝送フォーマットに従う。
【0036】
図3に示すステップSP3において、1処理単位内において伝送フォーマットが確定していないものと判定された場合には、ステップSP5において現在受信しているあるトランスポートチャネルに割り当てられているデータが連続的なデータ、すなわち回線交換系のデータであるか否かが判定される。回線交換系のデータでなければ、ステップSP6において、伝送フォーマットが最大である場合、たとえば図5Aであれば、TF3、図5BであればTF1として必要なメモリ領域が確保される。回線交換系のデータであれば、ステップSP7において受信開始後、過去に1度でもTF0以外の伝送フォーマット、すなわち、データありのTFCIを受信したか否かが判定される。無線回線が開かれてから、すなわち、無線通信制御部5が無線回線を開いてから、アプリケーションレイヤからデータを送信するため、通信開始時にデータが存在しない時間帯が生まれる。この処理は、そのデータが存在しない区間に対応する処置である。
【0037】
TF0(120×0または320×0bit)以外の伝送フォーマットを受信したことがなければ、ステップSP8においてデータが存在しないものとする。TF0以外の伝送フォーマットを受信したことがあれば、ステップSP9においてデータが音声であるか否かが判定され、音声でなければSP11において、データが存在する伝送フォーマットとされる。回線交換系で、かつ音声以外のデータは連続的なデータであるため、その伝送フォーマットは存在するか、存在しないかの2通りしか事実上あり得ない。たとえば、図5Bに示すトランスポートチャネル#2のような場合である。音声であることが判定されれば、ステップSP10において最大レートの伝送フォーマットとされる。
【0038】
音声などは回線交換のデータであるが、無音,背景雑音,音声データなどの複数の伝送フォーマットが存在する。この場合、無音か背景雑音は、実際の音声データに比べて利用者の立場に立てば差ほど重要ではない。
【0039】
また、無音や背景雑音のデータに対して、誤った変換/信号処理を音声データとして行なったとしても、誤り検出でエラーとなり、音声CODEC部においては無音として処理される。したがって、音そのもののデータとして処理を行なうことが一番有用であるということになる。
【0040】
なお、図3に示したフローチャートは1無線フレーム単位(たとえば、10msec)すなわち,TFCIが伝送される単位ごとに繰り返し行なわれる。
【0041】
次に、図6に示す伝送例を参照してより具体的に説明する。図6は物理チャネル上の1単位(1無線フレーム10msec)ごとに図5Aおよび図5Bの例における2つのトランスポートチャネルが多重化されて伝送され、その伝送フォーマットが遷移する例である。
【0042】
図5Aに示すトランスポートチャネル#1の伝送時間間隔(処理単位)は20msecであるため、2無線フレーム単位で同じ伝送フォーマットとなる。また、同様に、トランスポートチャネル#2の伝送時間間隔は40msecであるため、
4無線フレーム単位で同じ伝送フォーマットとなる。また、当然のことながら、TFCIは多重化されているトランスポートチャネルの最小の伝送時間間隔(この場合は20msec)で変化することとなる。
【0043】
また、図7Aおよび図7Bはトランスポートチャネル#1のデータがパケット交換系のデータであり、トランスポートチャネル#2のデータが連続的なデータ(ISDNやAV)であった場合の例を示している。図7Cおよび図7Dはトランスポートチャネル#1のデータおよびトランスポートチャネル#2のデータがともにパケット交換系のデータである場合の例を示している。
【0044】
図7Aは、トランスポートチャネル#2のデータが連続的なデータ(ISDNやAV)であるため、途中からTF0となっているが、実際にはあり得ない例である。
【0045】
図7Bは5フレーム目でErrとなっている。これは図4においてTFCIの復号結果が妥当でないと判定されたことを示す。このとき、図3において、トランスポートチャネル#2の伝送フォーマットは、ステップSP1において妥当でないと判定され、ステップSP3において確定していないと判定され、ステップSP5において回線交換系データであると判定され、ステップSP7においてTF0以外のデータを受信したことがあると判定され、ステップSP9において音声でないと判定され、ステップSP11において存在すると判定されることになる。この場合、トランスポートチャネル#2の伝送フォーマットはTF1とみなされる。
【0046】
従来例では、TFCIがErrとなれば、データのフォーマット変換,復号処理そのものが不可能となったが、この実施例では、連続的なデータであるという特性をもとに適切に処理することが可能となる。
【0047】
また、トランスポートチャネル#1の伝送フォーマットはステップSP1において妥当でないと判定され、ステップSP3において確定していないと判定され、ステップSP5において回線交換系データでないと判定され、ステップSP6においてメモリの最大領域が確保され、そのときのデータを破棄し、信頼度0のデータに差し替える。この処理は、次のフレームのTFCIが正しく判定されることを期待した処理であり、たとえば、次のTFCIによりTFが正当と判定された場合、次のフレームのデータとともに誤り訂正により正しく復号されることが期待できる。特に、処理単位が40msecなど長いものに対して有効である。
【0048】
図7Cは7番目の無線フレームにおいてTFCIの復号結果が妥当でないと判定したときの例である。
【0049】
このとき、トランスポートチャネル#1の伝送フォーマットは、ステップSP1において妥当でないと判定され、ステップSP3において確定していないと判定され、ステップSP5において回線交換系データでないと判定され、不定のため、ステップSP6においてメモリの最大領域が確保され、次のTFCIによって判定が行なわれる。一方、トランスポートチャネル#2の伝送フォーマットはステップSP1において妥当でないと判定され、ステップSP3において確定していると判定され、すでに確定しているTF1として処理される。
【0050】
これにより従来例では、データの変換復号処理そのものが不可能となったが、この実施例では1伝送時間間隔においてTFCIが一定であるという特性をもとに適当な処理をすることが可能となる。
【0051】
図7Dの例では、6番目の無線フレームにおいてTFCIがErrとなっており、トランスポートチャネル#1およびトランスポートチャネル#2はともに、すでに確定している伝送フォーマットで処理を行なわれることとなる。
【0052】
以上のように、この発明の実施例によれば、データとともに伝送されるTFCIに誤りがあっても、送信データの特性,1伝送時間間隔においてTFCIが変更されないという特性を利用し、TFCIが正確に検出できない場合であっても、データそのものの処理を適当に行なうことを可能にする。また、誤り検出bitの存在しない誤り訂正復号結果に対して、復号結果の妥当性を判定する方法を示すことができる。
【0053】
【産業上の利用可能性】
この発明によれば、送信データの特性,1伝送時間間隔においてTFCIが変更されないという特性を利用し、TFCIが正確に検出できない場合であっても、データそのものの処理を適切に行なうことを可能にする。また、誤り検出bitの存在しない誤り訂正復号結果に対して、復号結果の妥当性を判定する方法を示すことができ、携帯電話装機などの無線通信を行なう端末装置に利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例におけるW−CDMA無線通信端末装置の全体の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の通信路符号化部受信系制御のための、受信データとTFCIの処理の流れを示す図である。
【図3】 この発明の一実施例の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】 図3に示したTFCIの復号結果の妥当性を判断する一例のフローチャートである。
【図5】 ある2つのチャネルの伝送フォーマットの集合の具体例およびその伝送フォーマット組合わせの集合の一例を示す表である。
【図6】 図5の例に基づいた時間ごとのトランスポートチャネルでみた、各トランスポートチャネルおよびTFCIの伝送例を示す図である。
【図7】 図5に示した例において、トランスポートチャネル#1にパケット交換系のデータを割り当てており、トランスポートチャネル#2に回線交換系のデータを割り当てた場合の時間ごとのトランスポートチャネルレベルでみた、各トランスポートチャネルおよびTFCIの伝送例を示す図である。
Claims (14)
- データとその伝送フォーマットを示す識別符号とを受信する第1のステップ、
前記受信された識別符号を復号する第2のステップ、
前記第2のステップにおける復号結果が所定の伝送フォーマットに含まれるか否かを判定し、前記復号結果が前記所定の伝送フォーマットに含まれる場合、前記復号結果の軟判定シンボルの信頼度が第1のしきい値よりも大きいか否かを判定し、前記信頼度が前記第1のしきい値よりも大きければ、前記復号結果の信頼性に関する尤度情報が第2のしきい値よりも大きいか否かを判定し、各判定結果に応じて前記復号結果の妥当性を判断する第3のステップ、
前記受信されたデータの種類が回線交換または連続的なデータであるか否かを判定する第4のステップ、および
前記第3のステップにおいて前記復号結果が前記所定の伝送フォーマットに含まれないか、前記信頼度が前記第1のしきい値以下であるか、あるいは前記尤度情報が前記第2のしきい値以下であることに応じて前記復号結果の妥当性がないと判断された場合、前記第4のステップで判定された種類に基づいて、前記伝送フォーマットを判定する第5のステップを含む、伝送フォーマット判定方法。 - 前記伝送フォーマットはデータ内容有りを示す第1の種類のフォーマットと、データ内容無しを示す第2の種類のフォーマットを含み、
前記第4のステップにおいて前記判定された種類が回線交換または連続的なデータであると判定された場合、前記第5のステップにおいて前記第1の種類のフォーマットを受信したことがあるか否かを判定し、前記第1の種類のフォーマットを受信したことがある場合、受信したデータが音声であるか否かを判定することを特徴とする、請求項1に記載の伝送フォーマット判定方法。 - 1つの伝送時間内の各フレームごとに、送信されてくるデータとその伝送フォーマットを示す識別符号とを受信する第1のステップ、
前記1つの伝送時間内に受信した他のフレームの識別符号より復号され、その復号結果が所定の伝送フォーマットに含まれるとともに、前記復号結果の軟判定シンボルの信頼度が第1のしきい値よりも大きく、かつ前記復号結果の信頼性に関する尤度情報が第2のしきい値よりも大きい場合に、前記復号結果の妥当性があると判定し、確定伝送フォーマットの有無を判定する第2のステップ、および
前記第2のステップにおいて確定伝送フォーマット有りと判定された場合、当該フレーム内のデータの伝送フォーマットをこの確定伝送フォーマットと同じと判定する第3のステップを含む、伝送フォーマット判定方法。 - さらに、当該フレームにおける識別符号を復号し、その復号結果が所定の伝送フォーマットに含まれるか否かを判定し、前記復号結果が前記所定の伝送フォーマットに含まれる場合、前記復号結果の軟判定シンボルの信頼度が前記第1のしきい値よりも大きいか否かを判定し、前記第1のしきい値よりも大きければ、前記復号結果の信頼性に関する尤度情報が前記第2のしきい値よりも大きいか否かを判定し、各判定結果に応じて前記復号結果の妥当性を判断する第4のステップ、および
前記第4のステップにおいて妥当性なしと判断された場合、前記第3のステップの判定を行なうことを特徴とする、請求項3に記載の伝送フォーマット判定方法。 - 1つの伝送時間内の各フレームごとに、送信されてくるデータとその伝送フォーマットを示す識別符号を受信する第1のステップ、
各フレームごとに当該フレーム内の識別符号を復号する第2のステップ、および
前記第2のステップにおける各フレームごとの復号結果とそれぞれの復号結果が所定の伝送フォーマットに含まれるか否かを判定し、前記復号結果が前記所定の伝送フォーマットに含まれる場合、前記復号結果の軟判定シンボルの信頼度が第1のしきい値よりも大き いか否かを判定し、前記第1のしきい値よりも大きければ、前記復号結果の信頼性に関する尤度情報が第2のしきい値よりも大きいか否かを判定し、各判定結果に応じて判断する前記復号結果の妥当性に基づいて、前記1つの伝送時間内の確定伝送フォーマットを判定する第3のステップを含む、伝送フォーマット判定方法。 - 前記復号結果は、前記復号結果が所定の伝送フォーマットに含まれない場合、前記復号結果の軟判定シンボルの信頼度が前記第1のしきい値以下であるか、あるいは前記復号結果の信頼性に関する尤度情報が前記第2のしきい値以下であることに応じて妥当性なしと判定されることを特徴とする、請求項5に記載の伝送フォーマット判定方法。
- 前記復号結果は、前記復号結果が所定の伝送フォーマットに含まれるとともに、前記復号結果の軟判定シンボルの信頼度が前記第1のしきい値よりも大きく、かつ前記復号結果の信頼性に関する尤度情報が前記第2のしきい値よりも大きい場合に、妥当性有りと判定されることを特徴とする、請求項6に記載の伝送フォーマット判定方法。
- 回線交換または連続的なデータとその伝送フォーマットを示す識別符号とを各フレームごとに受信する第1のステップ、
前記受信された識別符号を復号する第2のステップ、
前記第2のステップにおける復号結果に基づいて、前記伝送フォーマットを判定する第3のステップ、および
前記第3のステップにおいて、データ内容有りを示す伝送フォーマットが判定された場合、この伝送フォーマットを確定伝送フォーマットとし、以降の通信中に受信されたデータの伝送フォーマットを前記確定伝送フォーマットと同じと判定する第4のステップを含む、伝送フォーマット判定方法。 - データの伝送フォーマットを示す識別符号を復号し、この復号結果が所定の伝送フォーマットに含まれないか、前記復号結果の軟判定シンボルの信頼度が第1のしきい値以下であるか、あるいは前記復号結果の信頼性に関する尤度情報が第2のしきい値以下であることに応じて前記復号結果の妥当性がないと判断された場合に、前記データの種類が回線交換または連続的なデータであるか否かに基づいて前記伝送フォーマットを判定することを特徴とする、伝送フォーマット判定方法。
- 前記復号結果の妥当性がない場合であって、かつ1処理単位内に確定伝送フォーマットが存在しない場合に、前記データの種類に基づいて前記伝送フォーマットを判定することを特徴とする、請求項9に記載の伝送フォーマット判定方法。
- 前記復号結果の妥当性がない場合であって、かつ1処理単位内に確定伝送フォーマットが存在する場合には、前記伝送フォーマットをその確定伝送フォーマットであると判定することを特徴とする、請求項9に記載の伝送フォーマット判定方法。
- 前記復号結果の妥当性がある場合、その復号結果に対応する伝送フォーマットを1処理単位の確定伝送フォーマットとすることを特徴とする、請求項9に記載の伝送フォーマット判定方法。
- 前記復号結果の妥当性は、誤り訂正復号結果として出力される値に誤りがあるか否かに基づいて判定されることを特徴とする、請求項9に記載の伝送フォーマット判定方法。
- 前記伝送フォーマットはデータ内容有りを示す第1の種類のフォーマット、およびデータ内容無しを示す第2の種類のフォーマットを含むものであり、前記データの種類が回線交換または連続的なデータである場合には、前記第1の種類のフォーマットを受信したことがあるか否かを判定し、前記第1の種類フォーマットを受信したことがある場合、受信したデータが音声であるか否かを判定することを特徴とする、請求項9に記載の伝送フォーマット判定方法。
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