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JP3879766B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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本発明は、複数色のサブ画素からなる画素を配列して画像表示領域を構成し、カラー画像を形成する画像表示装置に関し、例えば、CRT、液晶等のディスプレイ装置、フロントプロジェクタ、リアプロジェクタ等の投写型のディスプレイ装置に利用することができる。
液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、プロジェクタ等の画像表示装置は、従来より、赤色光、緑色光、青色光を射出するサブ画素からなる画素をマトリクス状に配置して画像表示領域を構成し、入力される画像情報に基づいて赤色光、緑色光、青色光ごとに各サブ画素で光変調を行い、各サブ画素から射出される色光を画像表示領域上で加法混色法により組み合わせることで、各画素に所望の色を表示させている。
例えば、液晶ディスプレイの場合、赤、緑、青の三原色のサブ画素を三角形状、矩形状等に組み合わせて1つの画素を構成し、この画素が画像表示領域上にマトリクス状に配列されている。そして、入力される赤、緑、青の信号を含む画像信号に基づいて各サブ画素で光変調を行い、各画素のサブ画素から赤、青、緑の色光を射出させ、各色光を混合することにより、各画素に所望の色を表示させている。
一方、カラープリンタ等の印刷装置は、通常、減法混色法による色表示が採用され、例えば、シアン、マゼンダ、黄を三原色とし、これらの色を被印刷面上で重ね合わせることにより、所望の色を表示するようになっている。
このような画像表示装置および印刷装置をパーソナルコンピュータ等に接続し、画像表示装置に表示されたカラー画像を編集した後、印刷装置によりカラー印刷しようとすると、各々の混色法が異なるため、画像表示装置上で表示可能な色の領域と、印刷装置で印刷可能な色の領域とにずれが生じ、編集の際に目的とした色合いの印刷物が得られないという問題がある。
また、これらの装置による表示画像または印刷物を観察する観察者の視覚は、赤、緑、青や、シアン、マゼンダ、黄等の三原色を組み合わせて表示可能な色の範囲よりも広い範囲の色を認識することができるため、観察者の視覚に相当する色の表示が可能な画像表示装置が望まれている。
本発明の目的は、広範な色を表示することができ、特に、印刷物相当の色を表示することのできる画像表示装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の画像表示装置は、複数色のサブ画素からなる画素を配列して画像表示領域を構成した画像表示装置であって、前記複数色のサブ画素は、赤色のサブ画素、緑色のサブ画素、青色のサブ画素及び、シアン色、マゼンダ色、黄色のいずれか一つのサブ画素で構成され、前記4種類のサブ画素は、矩形状に配列され、平面四角形状に形成されており、前記画素は、前記4種類のサブ画素からなり、行方向に配列されてなり、前記画素の各サブ画素は、4種類の異なる色のサブ画素と相互に隣接するように配列されてなることを特徴とする。
また、画像表示装置は、シアン色、マゼンダ色、黄色のいずれか一つのサブ画素はシアン色のサブ画素であり、シアン色のサブ画素と赤色のサブ画素とが行方向に相互に隣接して配置されていることを特徴とする。
また、画像表示装置は、緑色のサブ画素と青色のサブ画素とが行方向に相互に隣接して配置されていることを特徴とする。
また、本発明の参考例に係る画像表示装置は、複数色のサブ画素からなる画素をマトリクス状に配列して画像表示領域を構成し、各サブ画素から射出される色光を、該画像表示領域上で加法混色法により組み合わせてカラー画像を形成する画像表示装置であって、色度図上の赤色、緑色、青色の各点を結んで形成される三角形状の領域以外の色度図上の点として規定される他の色の色光を射出するサブ画素を備えていることを特徴とする。
ここで、所定の色を表示する画素は、上述した液晶ディスプレイのように、複数色のサブ画素を平面的に配列して構成してもよいが、三板式プロジェクタのように、混合する色光毎に液晶パネル等の光変調装置を設け、各色光毎に光変調装置で画像情報に基づく変調を施した後、プリズム等で各色光を投写面上で重畳することにより、各画素に所望の色を表示できるように構成してもよい。
また、所定の色を表示する画素は、赤、緑、青の各色光を射出する3種類のサブ画素を少なくとも備え、さらに色度図上の赤色、緑色、青色の各点を結んで形成される三角形状の領域以外の色度図上の点として規定される色の色光を射出するサブ画素を少なくとも1つ以上含む、4種類以上のサブ画素から構成されていることが好ましい。
さらに、他の色のサブ画素は、減法混色法における三原色、シアン、マゼンダ、黄色のいずれかであるのが好ましく、特に、少なくともシアンを含むのが好ましい。
このような本発明によれば、画素が他の色の色光を射出するサブ画素を含んで構成されているので、図1に示すように、赤(R)、緑(G)、青(B)の各点を結んで形成される、通常の画像表示装置で表示できる色の色度図上の領域Aを、他の色のサブ画素が付加された分だけ拡張することができる。従って、画像表示装置に従来よりも広範な色を表示させることにより、印刷物相当の色を画像表示装置上に表示させることができる。特に、他の色の色光を射出するサブ画素をシアン(C)、マゼンダ(M)、黄(Y)のいずれかとすることにより、印刷物相当の色をより忠実に再現することのできる画像表示装置とすることができる。
また、シアン色は、画面表示上の色と印刷物上の色との間の相違の大きな要因となるので、他の色の色光を射出するサブ画素としてシアン色を採用すれば、このような相違を解消することができ、画像表示装置上に印刷物相当の色をより忠実に再現することができる。
以上において、上述した画像表示装置は、赤色、緑色、青色からなる画像信号を、4種類以上のサブ画素のそれぞれに供給される画像信号に変換する画像処理回路を備えているのが好ましい。
具体的には、本発明の画像表示装置の1つの画素が赤、緑、青、シアンの4種類の色光を射出する4つのサブ画素から構成されている場合、画像処理回路は、赤色、緑色、青色からなる画像信号を、赤色、緑色、青色、およびシアン色からなる画像信号に変換するように構成するのが好ましい。
このように、画像処理回路を備えていることにより、パーソナルコンピュータ等で通常使用されるRGB信号を、画像処理回路で4種類以上の色からなる画像信号に変換して、4種類以上の色光からなる色を画像表示装置で表示することができる。例えば、上述したように、画像表示装置の1つの画素が赤(R)、緑(G)、青(B)、シアン(C)の4種類の色光を射出する4つのサブ画素から構成されている場合において、画素上にシアン色を表示することを考える。
RGB信号におけるシアン色は、補色関係にある赤色信号の強度が0とされ、図1のR、G、Bの各点からなる三角形の辺GB上の点A1として規定される。このRGB信号を画像処理回路で変換することにより、正しいシアン色である点Cの色を画素上で表示することが可能となる。画像処理回路による変換は、画像処理回路内部にRGB信号をRGBC信号に変換する関数を設定し、入力されたRGB信号を演算処理してRGBC信号を求めることも考えられるが、最も簡便な方法としては、RGB信号とRGBC信号とを対応させたLUT(Look Up Table)を予め画像処理回路内部の記憶領域に保存しておき、所定のRGB信号が画像処理回路に入力されたら、これに対応するRGBC信号をLUTから呼び出し、画像処理回路は、このRGBC信号を出力すればよい。
このようなLUTを印刷装置に応じて設定することにより、印刷装置によって印刷特性に相違があっても、常に印刷物特性に応じた画像を表示することのできる画像表示装置とすることができる。
また、本発明は、サブ画素の配列に応じて設定され、該サブ画素から射出される色光の点灯制御を行う電気光学素子を備えた画像表示装置に採用するのが好ましい。
ここで、電気光学素子を備えた画像表示装置としては、例えば、複数の走査線と、走査線と直交する複数のデータ線と、走査線およびデータ線の間に直列接続される電気光学物質とを備えた画像表示装置を採用することができ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等が考えられる。また、駆動方式は、アクティブマトリクス、パッシブマトリクスを問わず、本発明を採用することができる。
すなわち、このような電気光学素子を備えた画像表示装置は、CRTディスプレイ等と比較して、薄型、軽量、省スペースという特徴を有するため、パーソナルコンピュータ等に用いられる画像表示装置として好適であり、パーソナルコンピュータの印刷装置との関係で本発明を採用することの有用性は高い。
さらに、画像表示装置で印刷物相当の画像を表示できる他の構成としては、複数色のサブ画素からなる画素をマトリックス状に配列し、各サブ画素から射出される色光を、画像表示領域上で加法混色法により組み合わせてカラー画像を形成する画像表示装置であって、複数色のサブ画素のそれぞれは、印刷物の色特性に応じた発光特性を有する画像表示装置を採用することができる。
ここで、印刷物の色特性に応じた発光特性を有するサブ画素としては、具体的には、シアン色、マゼンダ色、および黄色の色光をそれぞれ射出する3種類のサブ画素を採用することができる。
また、画像表示装置に入力される画像信号がRGB信号である場合、前記と同様に画像処理回路を備えているのが好ましく、変換の方法もLUTを利用した方法を採用することができる。
このような本発明によれば、サブ画素が印刷物の色特性に応じた発光特性を有しているので、画像表示装置で印刷物の色特性に応じた画面を表示することができ、印刷物相当の色を画像表示装置上で再現することができる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
図2には、本発明の第1実施形態に係る画像表示システム1が示されている。
画像表示システム1は、カラー画像データを作成する画像処理装置であるパーソナルコンピュータ2と、パーソナルコンピュータ2から入力されたカラー画像データをカラー画像として形成・表示する画像表示装置である液晶ディスプレイ3と、パーソナルコンピュータ2で作成されたカラー画像を印刷する印刷装置であるカラープリンタ4とを含んで構成されている。
パーソナルコンピュータ2は、カラー画像データを赤色(R)、緑色(G)、青色(B)からなる画像信号で作成するとともに、この作成したカラー画像データを液晶ディスプレイ3に出力するようになっている。
カラープリンタ4は、減法混色法による色表示が採用され、シアン色、マゼンダ色、黄色を三原色とし、これらの色を被印刷面上で重ね合わせることにより、所望の色を表示するようになっている。
液晶ディスプレイ3は、画像入力端子31、信号増幅回路32、液晶ディスプレイ3全体を制御するCPU33、画像処理回路34、画像表示領域35とを含んで構成されている。画像入力端子31は、パーソナルコンピュータ2からの画像信号が入力されるようになっている。信号増幅回路32は、画像入力端子31に入力した画像信号の各色を増幅させ、画像処理回路34に出力するようになっている。
画像表示領域35は、カラー画像が表示される図3に示されるように、マトリクス状に配列された複数の画素36で構成されている。画素36は、赤色光、緑色光、青色光の各色光を射出する3つのサブ画素36R、36G、36Bと、シアン色光を射出するサブ画素36Cとの4種類のサブ画素36R、36G、36B、36Cが矩形状に配列され、平面四角形状に形成されている。ここで、シアン色光を射出するサブ画素36Cは、色度図上の赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各点を結んで形成される三角形状の領域以外の、色度図上の点として規定されたものである(図1)。
各サブ画素36R、36G、36B、36C、つまり、各画素36には、図4に示されるように、パネル状に形成された電気光学素子である液晶素子50が設けられている。この液晶素子50は、入射した色光を図示しない外部からの画像情報に基づいて光変調し、入射側とは反対側から変調光束を射出する透過型の液晶素子である。液晶素子50は、硝子等で構成された2枚の透明な基板(対向基板51、TFT基板52)の間にツイステッドネマチック(TN)液晶53が封入されたものである。対向基板51には、共通電極54および不要光を遮光するためのブラックマトリクス55等が形成され、他方のTFT基板52には、画素電極56、スイッチング素子としての薄膜トランジスタ(TFT)57等が形成され、TFT57を介して画素電極56に電圧が印加されると、共通電極54との間に挟まれた液晶53が駆動されるという構成である。なお、TFT基板52には、複数の走査線58と複数のデータ線59とが交差して配置され、その交差部付近にTFT57がゲートを走査線58、ソースをデータ線59、ドレインを画素電極56に接続して配置される。そして、走査線58には、順次選択電圧が印加され、それに応じてオンしたX軸方向の画素36のTFT57を介して各画素36の駆動電圧が画素電極56に印加される。TFT57は、非選択電圧の印加によりオフとなり、印加された駆動電圧を図示しない蓄積容量等に保持する。また、TFT基板52および対向基板51の光射出側および光入射側には、それぞれ偏光板61、62が設けられている。つまり、液晶ディスプレイ3は、その駆動方式がアクティブマトリクス方式となっている。
このような液晶素子50で各サブ画素36R、36G、36B、36Cから射出される4種類の色光の点灯制御を行うとともに、各サブ画素36R、36G、36B、36Cから射出される4種類の色光が画像表示領域35上で加法混色法により組み合わさることで、カラー画像が液晶ディスプレイ3(画像表示領域35)に形成・表示されるようになっている。従って、赤、青、緑の各点を結んで形成される、通常の液晶ディスプレイ3で表示できる色の色度図上の領域が、シアン色のサブ画素36Cが付加された分だけ拡張され、これにより、液晶ディスプレイ3に従来よりも広範な色が表示可能となり、印刷物相当の色を当該液晶ディスプレイ3上に表示させることができるようになっている。
画像処理回路34は、パーソナルコンピュータ2から出力された赤色(R)、緑色(G)、青色(B)からなる画像信号を、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)、およびシアン色(C)からなる画像信号に変換するものであり、演算処理部と記憶部とを備えて構成されている。演算処理部は、カラープリンタ4の印刷特性に応じてRGB信号をRGBC信号に変換する部分である。記憶部には、所定の強度のRGB信号と、これに対応する強度のRGBC信号とを対応させたLUT(Look Up Table)が設けられている。例えば、演算処理部に、シアン色のみを表示させるRGB信号、例えば、R=0、G=100、B=100の強度のRGB信号が入力された場合、当該演算処理部は、このRGB信号の強度に対応する強度のRGBC信号(R=0、G=10、B=10、C=100)をLUTから取得し、当該RGBC信号を出力する。これにより、画像処理領域35にシアン色が表示されるようになっている。なお、この画像処理回路34で変換された赤色(R)、緑色(G)、青色(B)、およびシアン色(C)からなる画像信号は、液晶素子50を通って画像表示領域35に入力される。
このような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、画素36がシアン色の色光を射出するサブ画素36Cを含んで構成されているので、印刷物相当の色をより忠実に再現することのできる液晶ディスプレイ3とすることができるとともに、表示可能な色の範囲が広くなり、観察者の視覚に相当する色を表示することができる。また、サブ画素として、画面表示上の色と印刷物上の色との間の相違の大きな要因となるシアン色を採用したので、このような相違を解消することができ、液晶ディスプレイ3上に印刷物相当の色をより忠実に再現することができる。
さらに、液晶ディスプレイ3に画像処理回路34を備えたので、パーソナルコンピュータ2等で通常使用されるRGB信号を、画像処理回路34で4種類のRBGC信号に変換して、4種類の色光からなる色を液晶ディスプレイ3で表示することができる。また、RGB信号とRGBC信号とを対応させたLUTを予め画像処理回路34内部の記憶部に設けたので、このLUTをカラープリンタ4に応じて設定することにより、カラープリンタ4によって印刷特性に相違があっても、常に印刷物特性に応じた画像を表示することのできる液晶ディスプレイ3とすることができる。さらに、画素36を、4種類のサブ画素36R、36G、36B、36Cを矩形状に配列し、平面四角形状に形成したので、サブ画素36R、36G、36B、36Cの配列の単純化を行うことができる。
さらに、液晶ディスプレイ3は、サブ画素36R、36G、36B、36Cの配列に応じて設定され、該サブ画素36R、36G、36B、36Cから射出される色光の点灯制御を行う液晶素子50を備えて構成されているので、CRTディスプレイ等と比較して、薄型、軽量、省スペースという特徴を有し、パーソナルコンピュータ2等に用いられる画像表示装置として好適である。
図5には、本発明の第2実施形態に係る画像表示システム70が示されている。なお、前記第1実施形態と同一または相当構成部品には、同じ符号を付し、説明を省略もしくは簡略する。本実施形態は、前記第1実施形態のパーソナルコンピュータ2から出力された赤色(R)、緑色(G)、青色(B)からなる画像信号を、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)、およびシアン色(C)からなる画像信号に変換する画像処理回路34を、パーソナルコンピュータ2から出力された赤色(R)、緑色(G)、青色(B)からなる画像信号を、シアン色(C)、マゼンダ色(M)、および黄色(Y)からなる画像信号に変換する画像処理回路71としたものである。この際、画素は、印刷物の色特性に応じた発光特性を有する、シアン色の色光を射出するサブ画素と、マゼンダ色の色光を射出するサブ画素と、黄色の色光を射出するサブ画素とから構成されている。
画像処理回路71は、演算処理部と記憶部とを備えて構成されている。演算処理部は、カラープリンタ4の印刷特性に応じてRGB信号をCMY信号に変換する部分である。記憶部には、所定の強度のRGB信号と、これに対応する強度のCMY信号とを対応させたLUT(Look Up Table)が設けられている。例えば、演算処理部に、緑色のみを表示させるRGB信号、例えば、R=0、G=100、B=0の強度のRGB信号が入力された場合、当該演算処理部は、このRGB信号の強度に対応する強度のCMY信号(C=100、M=0、Y=100)をLUTから取得し、当該CMY信号を出力する。これにより、画像処理領域35に緑色が表示されるようになっている。なお、この画像処理回路71で変換されたシアン色(C)、マゼンダ色(M)、および黄色(Y)からなる画像信号は、液晶素子50を通って画像表示領域35に入力される。
このような本実施形態によれば、前記実施形態と同様の効果が得られるうえ、サブ画素が印刷物の色特性に応じた発光特性を有しているので、液晶ディスプレイ3で印刷物の色特性に応じた画面を表示することができ、印刷物相当の色を当該液晶ディスプレイ3上で再現することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、画像表示装置としては、電気光学素子を備えた液晶ディスプレイ3に限らず、例えば、CRTディスプレイ等の各画素から画像情報に応じて射出される色光を直視する直視型や、プロジェクタ等の投写型が採用できる。
また、本発明の画像表示装置としては、アクティブマトリクス方式の液晶ディスプレイに限らず、パッシブマトリクス方式の液晶ディスプレイも採用することができる。
さらに、前記実施形態では、液晶ディスプレイ3は、シアン色の色光を射出するサブ画素36Cを備えていたが、これに限らず、例えば、マゼンダ色の色光を射出するサブ画素を備えてもよいし、黄色の色光を射出するサブ画素を備えてもよく、要するに、色度図上の赤色、緑色、青色の各点を結んで形成される三角形状の領域以外の色度図上の点として規定されるサブ画素を備えていればよい。
また、前記実施形態では、液晶ディスプレイ3は、画像処理回路34、71を備えていたが、これに限らず、例えば、パーソナルコンピュータ内部で画像信号を変換できるようになっていれば、なくてもよい。
さらに、前記第1実施形態では、画素は、赤色光、緑色光、青色光、およびシアン色光を射出する4種類のサブ画素36R、36G、36B、36Cで構成されていたが、これに限らず、例えば、赤色光、緑色光、青色光、シアン色光、およびマゼンダ色光を射出する5種類のサブ画素で構成してもよいし、赤色光、緑色光、青色光、シアン色光、マゼンダ色光、および黄色光を射出する6種類のサブ画素で構成してもよい。
さらに、電気光学素子としては、液晶素子に限らず、例えば、プラズマ素子、有機EL素子、DMD(Digital Micromirror Device)等が採用できる。要するに、各画素または画素を構成するサブ画素毎に明るさを制御して画像を表示するものであればよく、実施に当たって適宜選択すればよい。
また、前記第2実施形態では、画像表示装置として液晶ディスプレイを用いていたが、これに限らず、例えば、三板式プロジェクタを用いてもよい。この場合、混合する色光(RGB信号)毎に液晶パネル等の光変調装置を設け、各色光毎に光変調装置で画像情報に基づく信号(CMY信号)に変調を施した後、プリズム等で各色光を投写面上で重畳することにより、各画素に所望の色を表示することができる。
以上に述べたように、本発明の画像表示装置によれば、色度図上の赤色、緑色、青色の各点を結んで形成される三角形状の領域以外の色度図上の点として規定される他の色の色光を射出するサブ画素を備えているので、赤、青、緑の各点を結んで形成される、通常の画像表示装置で表示できる色の色度図上の領域を、他の色のサブ画素が付加された分だけ拡張することができる。従って、画像表示装置に従来よりも広範な色を表示させることにより、印刷物相当の色を画像表示装置上に表示させることができる。特に、他の色の色光を射出するサブ画素をシアン、マゼンダ、黄のいずれかとすることにより、印刷物相当の色をより忠実に再現することのできる画像表示装置とすることができるという効果がある。
本発明の第1実施形態における色度図である。 前記実施形態における画像表示システムを示す図である。 前記実施形態における画素を示す図である。 前記実施形態における液晶素子を示す分解斜視図である。 本発明の第2実施形態における画像表示システムを示す図である。
符号の説明
34、71 画像処理回路
35 画像表示領域
36 画素
36R、36G、36B、36C サブ画素

Claims (3)

  1. 複数色のサブ画素からなる画素を配列して画像表示領域を構成した画像表示装置であって、
    前記複数色のサブ画素は、赤色のサブ画素、緑色のサブ画素、青色のサブ画素及び、シアン色、マゼンダ色、黄色のいずれか一つのサブ画素で構成され、
    前記4種類のサブ画素は、矩形状に配列され、平面四角形状に形成されており、
    前記画素は、前記4種類のサブ画素からなり、行方向に配列されてなり、
    前記画素の各サブ画素は、4種類の異なる色のサブ画素と相互に隣接するように配列されてなることを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    シアン色、マゼンダ色、黄色のいずれか一つのサブ画素はシアン色のサブ画素であり、
    シアン色のサブ画素と赤色のサブ画素とが行方向に相互に隣接して配置されていることを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項2に記載の画像表示装置において、
    緑色のサブ画素と青色のサブ画素とが行方向に相互に隣接して配置されていることを特徴とする画像表示装置。
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