JP3878811B2 - 周波数多重トランシーバー及び漏話の消去方法 - Google Patents
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Description
本発明は、請求項1乃至9の上位概念に記載の周波数多重トランシーバー及び周波数多重トランシーバーでの漏話の消去方法に関する。
【0002】
モービル無線装置の構成の際、HF段を強い干渉信号又は他の不所望な信号による過負荷から保護する手段を設ける必要がある。干渉信号の電位源は、トランシーバーが所謂全2重周波数多重モードで作動される場合に、トランシーバーの送信分路によって発生される漏話である。この作動モードで、送信分路によって形成された漏話が非常に強い場合、トランシーバーの受信分路は、殊に、比較的弱い受信信号レベルの場合には十分に作動しないことがある。
【0003】
他方、所謂ソフトウェアにより定義されたモービル無線装置又は同様のテレコミュニケーション装置では、HF段によって非常に広幅な(例えば、数百メガヘルツ領域〜ギガヘルツ領域)周波数スペクトルがカバーされる。その理由は、モービル無線装置は、将来場合によっては複数の基準(GSM,DECT,UMTS等)もカバーする必要がある点にある。
【0004】
更に、ソフトウェアにより定義されたモービル無線装置により、2重通信の間隔を可変且つフレキシブルに調整することができる。従って、この場合に、送信分路からの漏話が特に臨界点であり、この臨界点は、検出される必要がある。
【0005】
理論的には、送信分路によって発生される漏話の、その種の消去に関しては、フィルタのように作用する送受切替器、帯域通過フィルタ、又は、帯域遮断フィルタを使用して、受信分路内の漏話を低減することができる。この技術思想は、当然、ソフトウェアにより定義されたテレコミュニケーション無線装置でも使用することができる。しかし、それに対して、一般的にソフトウェアにより定義された装置では、このことは該当しない。つまり、この場合には、例えば、フィルタ又は送受切替器を同調可能に構成して、可変の周波数帯域又は送受切替器間隔を使用することができるようにする必要がある。その種の同調可能なフィルタ、送受切替器等は、しかし構成するのが難しく、今のところ、大きさ、重量、エネルギ消費及び直線性の要求に起因して、モービル無線装置等の製品用には使用できない。
【0006】
要するに、漏話を消去するのを困難にしている2つの基本的な問題点がある:
a)殊に、複数の基準(DECT,UMTS,GSM)に従って作動するモービル無線装置によってカバーされる必要がある大きな送信/受信周波数領域、及び
b)伝送帯域幅自体内での漏話の周波数依存性(周波数特性)
漂遊電磁界の影響を低減するための別の公知の技術は、HF段での漏話のアナログ消去である。この技術によると、送信分路の送信電力の一部分が消去信号として分岐され、送信信号に関して180°位相シフトされて、受信分岐内の送信信号と同じ周波数と結合される。そのために、減衰素子及び移相器が設けられる。しかし、伝送帯域幅自体内で漏話の周波数依存性(周波数特性)がある場合には、所要の180°移相は殆ど達成できない。と言うのは、減衰素子及び移相器は、一般に平坦な伝送曲線を有しているからである。
【0007】
従って、本発明が基づく課題は、伝送帯域幅自体内での漏話及び/又は複数基準をカバーするモービル無線装置での漏話の周波数依存性(周波数特性)の場合でも十分に満足できる結果が達成できる、周波数多重トランシーバーでの漏話を消去するための技術を提供することである。
【0008】
本発明によると、この課題は、独立請求項記載の要件により解決される。本発明の核心的な技術思想の特に有利な実施例は、従属請求項から得られる。
【0009】
本発明によると、周波数多重トランシーバーが設けられており、周波数多重トランシーバーは、ベースバンドブロック、局部発振器を有する送信分路及び第1の受信分路を有している。送信分路及び第1の受信分路は、相互に種々異なる周波数で同時に送受信する(全2重技術)。更に、局部発振器に依存して信号を供給される混合器を有する所謂補助送信分路が設けられており、その際、この補助送信分路は、第1の受信分路と接続されていて、受信信号に対して信号を加算し、該信号の位相は、受信分路内の漏話成分の位相に対して、加算乃至重畳点で180°だけずらされており、その際、この信号は、送信信号と同じ周波数領域を有している。つまり、漏話のアクティブ消去が行われている。本発明によると、補助送信分路は、送信分路とは独立して、ベースバンドブロックによって信号を供給可能である。
【0010】
ベースバンドブロックは、送信分路の漏話を検出して、それから、補助送信分路に漏話の検出に依存して信号を供給することができる。
【0011】
ベースバンドブロックは、送信分路の漏話の振幅及び位相を、送信周波数の関数として検出することができる。
【0012】
送信分路の漏話の検出のために、有利には、受信信号及び漏話は、フィルタリングにより除去されずにベースバンドブロックに供給されるようにすることができる。
【0013】
送信分路の漏話の検出のために、第2の受信分路が設けられており、該第2の受信分路は、別の混合器を有しており、該別の混合器は、丁度使用されている送信周波数に基づいて漏話をダウンコンバートするようにすることができる。
【0014】
ベースバンドブロックは、送信分路の、検出される漏話が最小になるように、補助送信分路に信号を供給することができる。
【0015】
ベースバンドブロックは、周波数領域内で反転された送信信号に漏話の伝達関数を乗算して得られた信号を、補助送信分路に供給する(請求項7)ことができる。つまり、補助送信分路用のベースバンドブロックによって形成された信号には、周波数領域内に、漏話の(周波数スペクトル)の伝達関数の乗算成分が、同様に周波数空間内で計算されずに反転された送信信号と共に存在する。漏話の周波数依存性は検出されるので、この周波数依存性は、通常のように、周波数スペクトルの形式で形成される。この周波数依存性は、反転送信信号用の重み付けを形成するが、しかし、この反転送信信号を周波数スペクトル空間内に換算する必要がある。従って、周波数空間内での補助送信分路用の信号、つまり、時間空間のフーリエ変換された信号が考慮される。
【0016】
時間領域内で、ベースバンドブロックは、時間領域内で送信信号に漏話を畳込み計算して得られた信号を、補助送信分路に供給する(請求項8)ことができる。つまり、反転送信信号の重み付けが、漏話の周波数依存値と共に周波数空間内で算出されるが、信号処理は時間空間内で行われるので、畳込み計算し、時間領域内で、補助送信分路用の信号を考察する必要がある。
【0017】
本発明によると、更に、周波数多重トランシーバーでの漏話の消去方法が提案されている。周波数多重トランシーバーは、ベースバンドブロック、送信分路及び第1の受信分路を有しており、相互に種々異なる周波数で同時に送受信する。更に、補助送信分路が設けられており、この補助送信分路は、第1の受信分路と接続されていて、受信信号に対して信号を加算し、該信号の位相を、漏話成分の位相に対して、加算乃至重畳点で180°だけずらし、その際、信号を、送信信号と同じ周波数乃至同じ周波数領域を有しているようにし、その結果、漏話をアクティブに消去することができる。その際、ベースバンドブロックは、補助送信分路に、送信分路とは独立に信号を供給して、漏話を最小にする。
【0018】
ベースバンドブロックによって、送信分路の漏話を検出し、補助送信分路に漏話の検出に依存して信号を供給することができる。
【0019】
ベースバンドブロックによって、送信分路の漏話の振幅及び位相を、送信周波数の関数として検出することができる。
【0020】
送信分路の漏話の検出のために、受信信号及び漏話を、フィルタリングにより除去せずにベースバンドブロックに供給する(請求項12)ことができる。
【0021】
送信分路の漏話の検出のために、第2の受信分路を用いることができ、該第2の受信分路で、丁度使用されている、送信分路の送信周波数に基づいて漏話を低減することができる。
【0022】
ベースバンドブロックにより、周波数領域内で反転された送信信号に漏話の伝達関数を乗算して得られた信号を、補助送信分路に供給することができる。
【0023】
ベースバンドブロックにより、時間領域内で送信信号に漏話を畳込み計算して得られた信号を、補助送信分路に供給することができる。
【0024】
以下、本発明について図示の実施例を用いて詳細に説明する。それにより、本発明の別の特徴、特性及び利点が明らかとなる。
【0025】
その際、図には、本発明の周波数多重トランシーバーの実施例のブロック図が示されている。
【0026】
図から分かるように、電力増幅器3乃至ノイズの少ない受信増幅器4とベースバンドブロック18との間に全部で4つの送受信分路が設けられており、即ち:
−信号の読み出しのために使用される本来の送信分路S1、
−信号の受信のために使用される本来の第1の受信分路E1、
−本来の送信機能はないが、第1の送信分路S1の漏話のアクティブな消去のためだけに使用される所謂補助送信分路S2、
−第1の受信分路E1と異なって本来の受信機能はないが、全2重(デユプレックス)作動での送信分路S1によって生じる漏話の検出のためだけに使用される第2の受信分路E2が設けられている。
【0027】
以下、図示の本発明の、全2重方式で作動される周波数多重トランシーバーの個別分路について、詳細に説明する。
【0028】
先ず、その際、送信分路S1について説明する。送信すべきデータは、ベースバンドブロック18から、例えば、第1の中間周波数TX1でデジタル/アナログ変換器8に供給される。このデジタル/アナログ変換器8は、それから、データのI成分とQ成分とを混合器7に供給し、混合器7は、周波数TXLOの局部発振器6と接続されており、従って、送信すべきデータを送信周波数領域に変換する。混合器7の出力信号は、電力増幅器3に出力され、この電力増幅器は、送受切替器2を用いてアンテナ1と接続されている。送受信作動のために、種々異なる2つのアンテナが用いられている場合、当然、送受切替器2は必要ない。
【0029】
次に、第1の受信分路E1について説明する。全2重作動では、第1の送信分路S1での送信作動と同時に、信号がアンテナ1によって受信され、送受切替器2を用いてノイズの少ない受信増幅器(LNA,Low Noise Amplifier)に供給される。受信増幅器4の出力信号は、混合器10に出力され、混合器は、受信周波数RXLOの局部発振器9と接続されている。従って、受信信号は、中間周波数RX1にダウンコンバートされ、受信信号のI成分及びQ成分が検出され、第1のフィルタ13を用いてAD変換器16に供給され、AD変換器は、そのようにしてデジタル化されたデータを、それから、ベースバンドブロックに供給する。
【0030】
次に、補助送信分路S2について説明する。この補助送信分路S2には、送信分路S1から独立してベースバンドブロック18によって、信号が供給される。つまり、補助送信分路S2用の送信信号のベースバンド信号がDA変換器14に出力される。このDA変換器は、それから、相応のI′/Q′成分を第2の中間周波数TX2で混合器11に供給する。混合器11は、供給されたデータ、即ち、I′/Q′成分を送信周波数TXL0に変換し、この送信周波数は、送信分路S1で丁度使用されている単数乃至複数の周波数乃至周波数帯域に丁度相応する。その際、補助送信分路S2は、ベースバンドブロック18によって、補助送信分路S2内の信号の位相が、第1の受信分路E1での漏話成分に対して正確に180°だけ偏移されるようにされる。
【0031】
補助送信分路S2の混合器11の出力信号は、更に増幅器5によって電力増幅され、それから、カップラ19に供給されて、そのようにして増幅された信号が第1の受信分路E1内で入力結合される。ベースバンドブロック18によって、補助送信分路S2に信号が供給されるが、その際、補助送信分路S2の出力信号がカップラ19によって第1の受信分路E1内に入力結合され、それにより、全2重作動中送信分路S1によって生じる漏話が消去又は少なくとも明らかに低減される。
【0032】
次に、第2の受信分路E2について説明する。この受信分路は、以下更に詳細に説明されるように、単にオプションであり、どうしても設けなければならないというわけではない。第2の受信分路E2で、第1の受信分路E1の受信増幅器4の出力信号が混合器12に供給され、混合器は、周波数TXL0の送信局部発振器6と接続され、従って、第1の受信分路E1から取り出された信号が、中間周波数RX2にダウンコンバートされる。第1の受信分路1の受信増幅器4の出力信号は、本来の受信信号の他に、当然重畳していて全2重作動時の第1の送信分路S1の漏話を有している点に注意する必要がある。第2の受信分路E2の混合器12の出力信号は、ノイズ成分のみを除去するフィルタ回路15を介してA/D変換器17に供給され、このA/D変換器は、更に、そのようにデジタル化されたデータをベースバンドブロック18に供給する。既述のように、第2の受信分路E2は、単にオプショナルに設けられ、この場合、第1の送信分路S1の、ことにより周波数に依存する漏話がある場所を検出するために使用される。受信信号、もっと正確に言うと、受信有効信号と、例えば、フィルタ回路の入力側の信号とを区別する必要がある。フィルタ回路の入力側の信号は、種々異なる効果に基づいて抑制すべきノイズ成分を含み、このノイズ成分はフィルタリングにより除去される。この例は、周波数混合の積又は限界周波数の高調波の発生である。送信分路S1の漏話の検出のために、受信信号及び漏話は、ノイズ成分のみをフィルタリングにより除去するフィルタ回路15によって除去されずにベースバンドブロック18に供給されるのであり、つまり、その都度関心のある有効信号成分、つまり、一方では、例えば、音声内容を含む受信信号の有効信号成分、及び、一方では、漏話信号は、出来る限りフィルタリングにより除去されないままである。
【0033】
次に、図示の全2重(周波数多重)トランシーバーの作動について説明する。本発明によると、漏話成分の消去のために、以下のステップが実施される:
本発明によると、補助送信分路S2が設けられており、この補助送信分路は、送信分路S1とは別個にベースバンドブロック18によって信号を供給されるようにすることができる。この補助送信分路S2の出力電力、即ち、増幅器5の相応の増幅度は、本来の送信分路S1の電力増幅器3によって形成される出力電力に較べて著しく小さい。その理由は、カップラが使用されているか、又は、送信信号乃至受信信号の分離のために2つのアンテナが使用されている場合、漏話は、送信分路電力以下の一般的に少なくとも15dBであるからである。従って、補助送信分路S2内でのエネルギ消費は、殊に、補助送信増幅器5によるエネルギ消費は、本来の送信分路S1でのエネルギ消費に較べて非常に小さい。
【0034】
直ぐ次のステップとして、ベースバンドブロック18での漏話が検出される。従って、漏話の位相及び振幅が検出される。そのための前提条件は、ベースバンド内でのチャネル選択が行われるという点にある(本発明は、特にソフトウェアディファインドラジオ("Software Defined Radio")の技術領域も利用し、つまり、この場合、送信及び受信バンドは、例えば、GSM又はEGSM標準の場合のように予め固定されておらず、ソフトウェアを介して、どの送信乃至受信バンドを移動電話が丁度利用しているのか、定義され、従って、ベースバンド内において、ソフトウェアディファインドラジオ("Software Defined Radio")でチャネル選択が行われる)。つまり、漏話が本来の受信信号に重畳されて、ベースバンドブロック18にプリフィルタリングにより除去されずに出力される。つまり、漏話信号を含まない信号は、漏話信号の周波数成分を無くすようにフィルタリングにより除去される。フィルタ回路15は、受信信号内でフィルタリングによる除去を行うという機能を有していない。寧ろ、フィルタ回路15の役割は、所要のように外部バンドを減衰することにある。第2の受信分路の意味は、漏話信号が、第1の受信分路のフィルタによって、十分な精度で検出することができなくても、漏話信号を特別に検出することができるように変えることにある。殊に、第1の受信分路のフィルタ用の減衰条件は、漏話信号を明瞭に検出することができないようでよい。それに対して、第2の受信分路中のフィルタは、漏話信号を特に良好に検出することができるように最適化することができる。図示の場合のように、本来の受信信号に重畳された漏話が第1の受信分路E1でフィルタリングにより除去されて(フィルタ13)ベースバンドブロック18に供給される場合、付加的な中間周波数回路(混合器12)を有する第2の受信分路E2が設けられる。従って、漏話を別個に検出することができる。
【0035】
直ぐ次のステップとして、漏話の検出後、正確に言うと、漏話の位相も振幅も検出された後、ベースバンドブロック18内で、アルゴリズムが実行されて、補助送信分路S2の出力信号の位相及び振幅が、ベースバンドブロック18による相応の信号供給によって、漏話がアクティブに補償される(カップラ19)ように調整される。ベースバンドブロック18による補助送信分路S2への信号供給は、連続的に検出された漏話が受容可能な所定の限界レベル以下に低下するように行われる。ベースバンドブロック18で連続的に検出された漏話が、前述の限界レベル以下に低下すると即座に、トランシーバー、即ち、正確に言うと、受信分路E1が作動され、その際、受信分路E1の作動が、送信分路S1からの漏話によって妨げられない。
【0036】
送信分路S1の送信帯域幅内の漏話が強い周波数依存度を有している場合、漏話の、この周波数依存度がベースバンドブロック18内で検出され、評価され、場合によっては、漏話の位相及び振幅が、送信周波数領域内の周波数に依存してベースバンドブロック18内に記憶される。従って、漏話の程度が周波数の関数として示される伝達関数を、漏話に配属することができるので、送信帯域幅内の漏話が強い周波数依存度を有している場合、補助送信分路S2には、周波数領域内で反転された送信信号に漏話の伝達関数を乗算して得られた信号が供給される。漏話の程度は、ベースバンド内で周波数に依存して検出されるので、伝達関数の周波数スペクトルは、漏話がカップラーを用いて受信信号から除去される必要があるので、反転送信信号と乗算される必要があるが、周波数に依存しない漏話の簡単な場合には、送信信号の各周波数に対して、漏話の程度は同じであるので、簡単に反転信号を使うことができる。つまり、ソフトウェアにより定義された、信号を時間領域内で処理する、つまり、情報が時間の関数として伝送されるテレコミュニケーション無線装置の場合、ベースバンドブロック18内で、そのために畳込み計算が実行される。ちなみに、移動電話のようなテレコミュニケーション無線装置では、信号は、時間領域内で処理される。つまり、発呼信号又は入呼信号は、その情報が時間の関数として伝送されるような信号である。例えば、送信増幅器又は受信増幅器も、僅かな減衰で、確実に時間領域内で処理される。これに対して択一的に、時間信号をフーリエ変換により周波数信号に換算してから後続処理するようにしてもいい。
【0037】
本発明によると、殊にソフトウェア定義テレコミュニケーション無線装置の場合、送信分路からの漏話がアクティブに消去され、即ち、所定の限界レベル以下にされ、その結果、受信分路は、漏話によって最早妨害されない。その際、本発明は、従来技術に対して、送信発振器の側波帯ノイズを抑圧できるという別の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の周波数多重トランシーバーの実施例のブロック図
【符号の説明】
1 アンテナ
2 送受切替器
3 送信電力増幅器
4 受信増幅器
5 補助送信増幅器
6 局部発振器(送信分路S1)
7 混合器
8 D/A変換器
9 受信局部発振器
10 混合器
11 混合器
12 混合器
13 フィルタ
14 D/A変換器
15 フィルタ
16 A/D変換器
17 A/D変換器
18 ベースバンドブロック
19 カップラ
S1: 送信分路
S2: 補助送信分路
E1: 第1の受信分路
E2: 第2の受信分路
Claims (15)
- 周波数多重トランシーバーにおいて、
ベースバンドブロック(18)、局部発振器(6)を有する送信分路(S1)及び第1の受信分路(E1)は、相互に種々異なる周波数で同時に送受信されるように相互に接続されており、
前記局部発振器(6)によって供給される混合器(11)を有する補助送信分路(S2)は、前記第1の受信分路(E1)と接続されていて、前記受信信号(E1)に対して信号を加算し、該信号の位相は、前記第1の受信分路(E1)内の漏話成分の位相に対して、加算乃至重畳点で180°だけずらされ、且つ、送信信号と同じ周波数領域を有しており、
前記補助送信分路(S2)は、前記第1の送信分路(S1)とは独立して、前記ベースバンドブロック(18)によって、前記混合器(11)の出力側に補償信号が出力されるように供給可能である
ことを特徴とする周波数多重トランシーバー。 - ベースバンドブロック(18)は、送信分路(S1)の漏話を検出して、漏話の検出に依存して補助送信分路(S2)に信号を供給する請求項1記載の周波数多重トランシーバー。
- ベースバンドブロック(18)は、送信分路(S1)の漏話の振幅及び位相を、送信周波数の関数として検出する請求項2記載の周波数多重トランシーバー。
- 送信分路(S1)の漏話の検出のために、受信信号及び漏話は、フィルタリングにより除去されずにベースバンドブロック(18)に供給される請求項2又は3記載の周波数多重トランシーバー。
- 送信分路(S1)の漏話の検出のために、第2の受信分路(E2)が設けられており、該第2の受信分路は、別の混合器(12)を有しており、該別の混合器は、丁度使用されている送信周波数に基づいて前記漏話をダウンコンバートする請求項2又は3記載の周波数多重トランシーバー。
- ベースバンドブロック(18)は、送信分路(S1)の、検出される漏話が最小になるように、補助送信分路(S2)に信号を供給する請求項1から5迄の何れか1記載の周波数多重トランシーバー。
- ベースバンドブロック(18)は、周波数領域内で反転された送信信号に漏話の伝達関数を乗算して得られた信号を、補助送信分路(S2)に供給する請求項1から6迄の何れか1記載の周波数多重トランシーバー。
- ベースバンドブロック(18)は、時間領域内で送信信号に漏話を畳込み計算して得られた信号を、補助送信分路(S2)に供給する請求項1から7迄の何れか1記載の周波数多重トランシーバー。
- 周波数多重トランシーバーでの漏話の消去方法において、
ベースバンドブロック(18)、送信分路(S1)及び第1の受信分路(E1)を、相互に種々異なる周波数で同時に送受信し、
前記第1の受信分路(E1)と接続されている補助送信分路(S2)により、前記受信信号(E1)に対して信号を加算し、該信号の位相を、前記第1の受信分路(E1)内の漏話成分の位相に対して、加算乃至重畳点で180°だけずらし、その際、前記信号を、送信信号と同じ周波数乃至周波数領域を有しているようにし、
前記ベースバンドブロック(18)によって、前記補助送信分路(S2)に、前記送信分路(S1)とは独立に信号を供給して、漏話を最小にする
ことを特徴とする周波数多重トランシーバーでの漏話の消去方法。 - ベースバンドブロック(18)によって、送信分路(S1)の漏話を検出し、補助送信分路(S2)に漏話の検出に依存して信号を供給する請求項9記載の方法。
- ベースバンドブロック(18)によって、送信分路(S1)の漏話の振幅及び位相を、送信周波数の関数として検出する請求項10記載の方法。
- 送信分路(S1)の漏話の検出のために、受信信号及び漏話を、フィルタリングにより除去せずにベースバンドブロック(18)に供給する請求項10又は11記載の方法。
- 送信分路(S1)の漏話の検出のために、第2の受信分路(E2)を設け、該第2の受信分路に、別の混合器(12)を設け、該別の混合器により、丁度使用されている送信周波数に基づいて前記漏話をダウンコンバートする請求項10又は11記載の方法。
- ベースバンドブロック(18)により、周波数領域内で反転された送信信号に漏話の伝達関数を乗算して得られた信号を、補助送信分路(S2)に供給する請求項9から13迄の何れか1記載の方法。
- ベースバンドブロック(18)により、時間領域内で送信信号に漏話を畳込み計算して得られた信号を、補助送信分路(S2)に供給する請求項9から14迄の何れか1記載の方法。
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