JP3864884B2 - 電話システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット電話機能を備えたコンピュータを経由してインターネット電話による通話を行い得る電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータにインターネット電話用のソフトを搭載してインターネット電話を利用できるようにしたもの(たとえば、特許文献1参照)が知られているが、この種の従来装置においては、その送受話装置としては専用のヘッドセット(ヘッドホンまたはイヤホンとマイクとが一体化された装置)を利用するものが一般的である。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−86209号公報(第3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような送受話装置は、インターネット通話機能を利用する専用の装置であるため、インターネット通話機能を利用する時以外に他の用途で使用することができなかった。
【0005】
そこで、インターネット通話機能を利用するための装置として、他の用途で利用される装置を流用することができればインターネット通話機能を利用するためだけに専用の装置を用意する必要がなくなるため好適である。
【0006】
ここで、本発明者らは、インターネット通話機能のために流用する装置として、たとえば電話回線網経由で伝送される音声信号に基づく音声を送受話器から入出力することにより、音声通話を実現することができる周知の電話端末を利用することができるIP電話装置を案出した。
【0007】
そのIP電話装置においては、周知の電話端末とパーソナルコンピュータとの間はケーブル通信のための音声信号が相互にやり取りできるように構成されているが、そのパーソナルコンピュータに対してリモート操作を行う場合には、インターネット電話用のソフトなどを起動させたりするための制御用の信号を送出する必要があり、その制御用信号のため、専用のケーブル、端子などが新たに必要となり、接続が面倒で、しかも、コストアップとなるものであった。
【0008】
本発明は、上記の点に鑑みて提案されたものであって、上記周知の電話端末とパーソナルコンピュータとの間で制御用の信号送受のために専用のケーブル、端子などを設けることなく、安価に、かつ、電話端末とパーソナルコンピュータとを簡単に接続することができる電話システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明の電話システムは、インターネット上の端末との間でインターネット電話に伴う通信処理を制御するアプリケーションソフトを備えたコンピュータと、電話回線網に接続されるとともにオーディオケーブルを介して前記コンピュータに接続されたIP電話装置とからなり、当該IP電話装置により前記電話回線網又はインターネットを介して他の端末との間で送受信される音声信号に基づく通話を実行可能な電話システムであって、前記IP電話装置は、前記電話回線網に接続するための電話回線接続手段と、通話用の送受話器と、前記オーディオケーブルの一方端に接続され、前記コンピュータとの間で音声信号を入出力するための第1の音声信号入出力端子と、操作者の操作によって、前記インターネット電話の通話開始指令を入力するための通話開始指令入力手段と、前記通話開始指令入力手段から前記インターネット電話の通話開始指令が入力されると、前記送受話器を介して入力される音声信号の出力先、および前記送受話器から音声として出力する音声の入力先を、前記電話回線接続手段から前記第1の音声信号入出力端子に切り替える音声信号経路切替手段と、前記通話開始指令入力手段から前記インターネット電話の通話開始指令が入力されると、制御コマンドをDTMF信号により前記オーディオケーブルを介して前記コンピュータに送信する制御コマンド送信手段と、前記通話開始指令入力手段から前記インターネット電話の通話開始指令が入力されると、前記コンピュータで前記アプリケーションソフトが起動しているか否かを問い合せる問合せコマンドをDTMF信号により前記オーディオケーブルを介して前記コンピュータに送信する問合せコマンド送信手段と、前記問合せコマンド送信手段からの問い合わせに対して、前記コンピュータから前記アプリケーションソフトが起動していないとの応答があると、前記アプリケーションソフトを起動させる起動コマンドをDTMF信号により前記オーディオケーブルを介して前記コンピュータに送信する起動コマンド送信手段とを備え、前記コンピュータは、前記オーディオケーブルの他方端に接続され、前記IP電話装置との間で音声信号を入出力するための第2の音声信号入出力端子と、前記IP電話装置から送信される前記制御コマンドを受信すると、前記アプリケーションソフトに前記インターネット電話に伴う通信処理を制御させるインターネット電話制御手段と、前記IP電話装置から前記問合せコマンドを受信すると、前記アプリケーションソフトが起動しているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段の判別結果をDTMF信号により前記オーディオケーブルを介して前記IP電話装置に送信する応答手段と、前記IP電話装置から前記起動コマンドを受信すると、前記アプリケーションソフトを起動させるソフト起動手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
このような電話システムによれば、インターネットに接続されたコンピュータを音声信号としてのDTMF信号によりリモート操作できるので、ユーザがコンピュータを直に操作する必要はなく、コンピュータを経由してインターネット電話による通話を行う上で使い勝手を良くすることができる。しかも、コンピュータに対してIP電話装置を安価なオーディオケーブルを介して接続でき、コンピュータをDTMF信号によりリモート操作することができる。
【0011】
また、請求項2に記載した発明の電話システムは、請求項1に記載の電話システムであって、前記通話用の送受話器は、種類の異なる複数の送受話手段からなり、前記音声信号経路切替手段は、前記送受話器のいずれかの送受話手段から通話を開始するための操作が入力されると、前記電話回線接続手段または前記第1の音声信号入出力端子を介して入力される音声信号の伝送先および前記電話回線接続手段または前記第1の音声信号入出力端子を介して出力する音声信号の伝送元を、前記通話を開始するための操作が入力された前 記送受話手段に設定することを特徴とする。
【0012】
さらに、請求項3に記載した発明の電話システムは、請求項2に記載の電話システムであって、前記複数の送受話手段には、無線通信手段を介して無線通信により接続される子機端末が含まれ、前記音声信号経路切替手段は、前記子機端末から前記無線通信手段を介して通話を開始するための操作が入力されると、前記電話回線接続手段または前記第1の音声信号入出力端子を介して入力される音声信号の伝送先および前記電話回線接続手段または前記第1の音声信号入出力端子を介して出力する音声信号の伝送元を前記無線通信手段に設定する。
【0013】
また、請求項4に記載した発明の電話システムは、請求項3に記載の電話システムであって、前記IP電話装置は、前記無線通信手段を介して無線通信により前記子機端末から前記インターネット電話の通話開始指令が入力されると、制御コマンドをDTMF信号により前記オーディオケーブルを介して前記コンピュータに送信する第2の制御コマンド送信手段を備える。
【0014】
このような電話システムによれば、請求項3に記載の電話システムによる効果に加えて、IP電話装置に接続された無線通信手段を介して接続される子機端末からもコンピュータをリモート操作できるので、コンピュータを経由してインターネット電話による通話を行う上で使い勝手をより良くすることができる。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0022】
図1は、本発明に係るIP電話システムを説明するためのブロック図である。
【0023】
IP電話システム1は、図1に示すように、電話回線網100経由で伝送される音声信号に基づく音声通話を行う機能を有するIP電話装置10と、インターネット200経由でデータ通信可能なパーソナルコンピュータ(以降、PCとする)20とが、音声信号を伝送可能なオーディオケーブル300を介して接続されてなるものである。
【0024】
IP電話装置10は、装置全体の動作を制御する制御部11、音声信号に基づく音声の再生および音声信号の記録を行う録再部12、ユーザインターフェース部(以降、ユーザI/Fとする)13、IP電話装置10本体から取り外した状態で使用する送受話器であるハンドセット14、音声を入出力する音声入出力部15、無線通信用の無線通信部16、電話回線網100経由で伝送される音声信号を入出力するNCU(Network Control Unit)17、オーディオケーブル300経由で伝送される音声信号を入出力する音声信号インターフェース部(以降、音声I/Fとする)18、IP電話装置10内部における音声信号の伝送経路を切り替える経路切替部19、IP電話装置10本体(無線通信部16)との間で無線通信を行う無線通信用の子機端末30などを備えている。
【0025】
これらのうち、録再部12は、あらかじめ記録された各種音声信号に基づく音声を再生するメッセージ録再部12aと、留守録によるメッセージを音声信号として記録するメッセージ録再部12bとからなり、メッセージ録再部12aには、着信を受けた際に利用される呼出音、音声通話を保留する際に利用される保留音、留守録機能によりメッセージの録音を開始する旨を示す留守録メッセージなどの音声信号が記録されている。
【0026】
また、ユーザI/F13は、複数のキーで構成される操作キー13aおよび各種情報を表示する表示パネル13bからなり、操作キー13aは、複数の数字キー、音声通話の保留を開始・終了するための保留キー、外部との音声信号の入出力に利用する伝送経路をNCU17から音声I/F18に切り替えるための切替キー、音声通話を開始するための外線キー、音声通話を終了するための切キーなどで構成される。
【0027】
また、音声入出力部15は、スピーカ15a、マイク15bおよびこれらを駆動する駆動回路15cで構成され、スピーカ15aから各種音声信号に基づく音声を出力する以外に、スピーカ15aおよびマイク15bを送受話器として音声通話(ハンズフリー通話)を行うために使用することもできる。
【0028】
また、無線通信部16は、子機端末30との間で音声信号を含めた各種信号を無線通信で送受信することにより無線通話を実現する。経路切替部19は、制御部11の指令を受けて、IP電話装置10外部との音声信号の入出力に使用する伝送経路を、NCU17または音声I/F18のいずれかに切り替える。なお、この伝送経路は、初期状態においてNCU17に切り替えられている。
【0029】
また、この経路切替部19は、送受話器として機能する各構成(ハンドセット14、音声入出力部15、子機端末30(無線通信部16)のいずれか;以降、送受話器類とする)により通話を開始するための操作(以降、オフフック操作とする)が行われた場合に、外部から入力される音声信号の伝送先および外部へ出力する音声信号の伝送元を、いずれかの送受話器類に設定する。具体的には、ハンドセット14がIP電話装置10本体から取り外された場合はハンドセット14に設定され、ユーザI/F13の操作キー13aにより外線キーが押下された場合は音声入出力部15に設定され、子機端末30により通話を開始するための操作(後述の操作キー33を構成する外線キーによる)が行われた場合には無線通信部16に設定される。一方、送受話器類により通話を終了するための操作(以降、オンフック操作とする)が行われた場合には、いずれかの送受話器類に設定された音声信号の伝送先および伝送元を解除する。具体的には、ハンドセット14がIP電話装置10本体に戻された場合、ユーザI/F13の操作キー13aにより切キーが押下された場合、または、子機端末30により通話を終了するための操作が行われた場合に、音声信号の伝送先および伝送元が解除される。
【0030】
また、子機端末30は、子機端末30全体の動作を制御する制御部31、スピーカとマイクおよびこれらを駆動する駆動回路からなる送受話部32、複数のキーで構成される操作キー33、各種情報を表示する表示パネル34、あらかじめ記録された各種音声信号に基づく音声を再生する再生部35、スピーカおよびスピーカを駆動する駆動回路からなり再生部35で再生された音声を出力するスピーカ部36、IP電話装置10本体(の無線通信部16)との間で音声信号を含めた各種信号を無線信号により送受信する無線通信部37などを備えている。この子機端末30の備える操作キー33は、複数の数字キー、音声通話を開始するための外線キー、音声通話を終了するための切キー、音声通話の保留を開始・終了するための保留キーなどで構成される。また、再生部35には、着信を受けた際に利用される呼出音、音声通話を保留する際に利用される保留音などの音声信号が記録される。
【0031】
PC20は、PC20全体の動作を制御する制御部21、各種情報を記憶する記憶部22、PC20をインターネット200に接続するための通信部23、オーディオケーブル300を介して音声信号を入出力する音声信号インターフェース部(以降、音声I/Fとする)24、キーボードおよびマウスなどからなる操作部25、ディスプレイ26などを備えている。
【0032】
また、このPC20には、インターネット200経由で伝送される音声信号に基づく音声通話を実現する機能(以降、インターネット通話機能とする)を有している。このインターネット通話機能は、記憶部22に組み込まれたアプリケーションソフト(以降、通話用ソフトとする)で示される手順に従って以下に示す通話開始処理、送受話処理および通話終了処理を実行することにより実現される機能である。
【0033】
まず、通話開始処理は、インターネット200を介してデータ通信可能な他のPCのうち、同じ通話用ソフトが組み込まれたPCとのコネクションを確立(論理的な通信路の接続)することによって、このPCとのデータ通信を開始するための処理である。この通話開始処理は、通話用ソフトが起動した状態で操作部25により相手側のPCを指定する操作が行われた際に実行される。なお、通話用ソフトは、この通話開始処理が行われて、インターネット通信機能による音声通話が開始された以降、通話終了処理が行われてインターネット通信機能による音声通話が終了されるまでの間、音声通話が開始されたことを通知するための制御信号である通知信号を、音声I/F24およびオーディオケーブル300を介してIP電話装置10へ出力し続けるように構成されている。
【0034】
また、送受話処理は、音声信号に基づいてパケット単位のデータを生成し、このデータを通信部23およびインターネット200経由で、コネクション確立中のPCへ送信すると共に、インターネット200および通信部23経由でコネクション確立中のPCから送信されてきたパケット単位のデータに基づいて音声信号を生成する処理である。本実施形態においては、オーディオケーブル300および音声I/F24経由でIP電話装置10から入力される音声信号に基づきパケット単位のデータが生成され、このデータがインターネット200に出力される。また、パケット単位のデータに基づいて生成された音声信号は音声I/F24およびオーディオケーブル300経由でIP電話装置10に出力される。この送受話処理は、通話開始処理が実行された後、通話終了処理が実行されるまで繰り返し実行される処理であり、これによって、PC20(に接続されたIP電話装置10)とインターネット200を介して接続されたPCとの間で音声通話が実現される。
【0035】
そして、通話終了処理は、コネクション確立中のPCとのコネクションを解放(論理的な通信路の切断)することによって、インターネット通話機能の利用を終了する処理である。この通話終了処理は、操作部25により通話相手として別のPCを指定する操作や、通話用ソフトを終了させるための操作が行われた際に実行される。なお、通話用ソフトは、通話用ソフト自身を終了させる操作が行われた際に、この通話用ソフトの組み込まれたPCからコネクション確立中のPCへ、コネクションの解放を通知するための解放信号を送信させるように構成されており、PC20は、この解放信号を受信した場合にも通話終了処理を実行する。
【0036】
なお、詳細な説明は省略するが、このPC20の通信部23からインターネット200までに至る通信経路のうち一部の区間(利用者側から電話局側までの区間)には、IP電話装置10のNCU17から電話回線網100に至る区間を接続する電話回線が併用されている。この区間においては、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber line)技術によって、電話回線網100を介して伝送される音声信号と、インターネット200を介して伝送されるデータとが重畳された状態で伝送される。
【0037】
また、図2にPC20におけるインターネット電話関連のソフトウェア構成を模式的に示す。この図に示すように、PC20には、インターネット電話機能を実現するためのソフトウェアとして、インターネット電話アプリケーションソフト40、データリンクソフト41、USBドライバ42、LANドライバ43、音声入出力ドライバ44などがインストールされている。これらのうち、インターネット電話アプリケーションソフト40を除くデータリンクソフト41、LANドライバ43、音声入出力ドライバ44については、PC20を立ち上げるのに伴い起動され、いつでもすぐに利用できるが、インターネット電話アプリケーションソフト40は、基本的にはユーザが手動で起動しなければならず、通常、PC20を立ち上げただけでは自動的に起動されない。
【0038】
インターネット電話アプリケーションソフト40は、インターネット200上の電話相手先にインターネット電話をかけたり、インターネット200上の電話発呼元からのインターネット電話による着呼を受けたりするなどといったインターネット電話に伴う通信処理を制御する。データリンクソフト41は、インターネット電話アプリケーションソフト40とIP電話装置10との間におけるコマンドや音声のやり取りを仲介する。このデータリンクソフト41には、インターネット電話アプリケーションソフト40をたとえばAPI(Application Program Interface )を介してコントロールする機能が搭載されている。LANドライバ43は、通信部23を介してインターネット電話アプリケーションソフト40とインターネット200との間におけるデータのやり取りを仲介する。音声入出力ドライバ44は、音声I/F24を介してインターネット電話アプリケーションソフト40と経路切替部19との間におけるDTMF信号や音声信号のやり取りを仲介する。
【0039】
上記IP電話装置10のNCU17は、電話回線網に接続するための電話回線接続手段を実現している。音声I/F18は、外部から入力されるインターネット電話実行指令にしたがいインターネットを介してコンピュータとの間で通話用の音声信号を入出力するための音声信号入出力端子を実現している。ユーザI/F13は、操作者の操作によって、インターネット電話の通話開始指令を入力するための通話開始指令入力手段を実現している。経路切替部19は、通話開始指令入力手段からインターネット電話の通話開始指令が入力されると、送受話器を介して入力される音声信号の出力先、および送受話器から音声として出力する音声信号の入力先を、電話回線接続手段から前記音声信号入出力端子に切り替える音声信号経路切替手段を実現している。制御部11は、通話開始指令入力手段からインターネット電話の通話開始指令が入力されると、音声信号入出力端子からコンピュータに対してインターネット電話を実行させるための制御コマンドを音声信号として出力し、そのコンピュータにインターネット上の端末との間で音声信号を送受信させるコンピュータ制御手段を実現している。
【0040】
また、無線通信部16は、電話機を外部接続するための電話機接続手段を実現している。オーディオケーブル300は、IP電話装置をインターネットに接続されたコンピュータに対して接続するためのコンピュータ接続手段を実現している。PC20のインターネット電話アプリケーションソフト40およびデータリンクソフト41は、インターネット電話用のプログラムとしてコンピュータに組み込まれ、インターネット電話に伴う通信処理を制御するためのコンピュータプログラムであって、コンピュータに接続されたIP電話装置からのDTMF信号による制御信号に応じて、インターネット電話に伴う通信処理をコンピュータに行わせるコンピュータプログラムを実現している。
【0041】
次に、要点となる動作について図面を参照して説明する。
【0042】
図3は、インターネット電話をかける(発呼)場合のIP電話装置10の処理手順を示すフローチャートである。なお、子機端末30からインターネット電話をかける場合も、処理手順としては図3と同様の内容となる。
【0043】
まず、インターネット電話を開始するための操作がなされると(S1:YES)、IP電話装置10の制御部11は、PC20に動作状況を問い合わせするためのコマンドを送る(S2)。インターネット電話を開始するための操作としては、たとえば「5」のテンキーを1秒以上長押しするなどが挙げられる。このとき、コマンドは、DTMF信号として音声I/F18からオーディオケーブル300を通じてPC20に送られる。
【0044】
上記のコマンド送信に対してPC20から応答があると(S3:YES)、制御部11は、さらにPC20に対してインターネット電話アプリケーションソフト40がすでに起動中にあるか否かを問い合わせする(S4)。このとき、PC20は、音声I/F24を通じてDTMF信号としてのコマンドを受信し、このコマンドを内部表現形式の命令語に変換して意味内容を解釈する。
【0045】
PC20上においてインターネット電話アプリケーションソフト40が起動されていない場合(S4:NO)、制御部11は、PC20に対してインターネット電話アプリケーションソフト40を起動するためのコマンド(起動コマンド)を送出する(S5)。この起動コマンドも、DTMF信号として音声I/F18からオーディオケーブル300を通じてPC20に送られる。PC20は、音声I/F24を通じてDTMF信号としての起動コマンドを受信し、それに応じてデータリンクソフト41がAPIを介してインターネット電話アプリケーションソフト40を自動起動させる。
【0046】
その後、PC20からインターネット電話アプリケーションソフト40の起動に成功した旨の応答があると(S6:YES)、制御部11は、相手先電話番号が入力されたか否かを判断する(S7)。なお、インターネット電話アプリケーションソフト40の起動成功については、その旨を音声や表示により報知するようにしても良い。
【0047】
相手先電話番号が入力されると(S7:YES)、制御部11は、その相手先電話番号をDTMF信号によりPC20に伝える一方、インターネット電話アプリケーションソフト40に相手先電話番号を発信させるためのリモート操作コマンドをPC20に対して送出する(S8)。この際における相手先電話番号やリモート操作コマンドも、DTMF信号として音声I/F18からオーディオケーブル300を通じてPC20に送られる。PC20は、音声I/F24を通じてDTMF信号としての相手先電話番号やリモート操作コマンドを受信し、それに応じてインターネット電話アプリケーションソフト40によりインターネット電話のための通信処理が行われる。なお、相手先電話番号の入力は、必ずしもインターネット電話アプリケーションソフト40の起動後に行う必要はなく、インターネット電話を開始するための操作直後であっても良い。また、電話帳ダイヤルや短縮ダイヤルにより行っても良い。
【0048】
そうした後、制御部11は、内部で擬似的に生成した呼出音をハンドセット14の内蔵スピーカから出力させる(S9)。
【0049】
そして、PC20から相手先との接続が確立した旨の応答があると(S10:YES)、制御部11は、呼出音の出力を停止させる一方で、通話処理に移行する(S11)。この通話処理によれば、ハンドセット14とPC20との間で経路切替部19などを通じて音声信号がやり取り可能とされる。つまり、ハンドセット14は、PC20の音声I/F24に直接繋がれたような状態とされ、このハンドセット14を介してインターネット電話による通話が行われる。
【0050】
その後、インターネット電話を終了するための操作がなされると(S12:YES)、制御部11は、インターネット電話アプリケーションソフト40にインターネット電話接続を切断させるためのリモート操作コマンドをPC20に対して送出し(S13)、このインターネット電話発呼処理を終える。インターネット電話を終了するための操作としては、単にハンドセット14を所定位置に戻してオンフック状態とするほか、特定のキー入力が必要としても良い。このときにおけるリモート操作コマンドも、DTMF信号として音声I/F18からオーディオケーブル300を通じてPC20に送られる。PC20は、音声I/F24を通じてDTMF信号としてのリモート操作コマンドを受信し、それに応じてインターネット電話による接続を切断するための通信処理がインターネット電話アプリケーションソフト40により行われる。
【0051】
S12において、インターネット電話を終了するための操作がなされない場合(S12:NO)、制御部11は、S11に戻って通話処理を継続する。
【0052】
S10において、PC20から相手先との接続が確立した旨の応答がない場合(S10:NO)、制御部11は、表示パネル13bに「接続不可」を表示させた後(S14)、インターネット電話発呼処理を終える。なお、接続不可の場合には、その旨の音声をハンドセット14の内蔵スピーカから出力させるようにしても良い。
【0053】
S7において、相手先電話番号が入力されていない場合(S7:NO)、制御部11は、相手先電話番号が入力されるまで待つ。なお、所定時間が経過しても相手先電話番号が入力されない場合には、インターネット電話発呼処理を終えて元の待機状態に戻っても良い。
【0054】
S6において、PC20からインターネット電話アプリケーションソフト40の起動に失敗した旨の応答があると(S6:NO)、制御部11は、PC20の動作状況を確認すべきメッセージをハンドセット14の内蔵スピーカから音声出力させ(S15)、その後インターネット電話発呼処理を終える。これにより、PC20上のシステムエラーなどによりインターネット電話アプリケーションソフト40が正常に起動されない場合には、PC20に問題があることをユーザが確実に知ることができ、PC20上のシステムエラーなどを解除した後、再度インターネット電話をかけることができる。もちろん、PC20の動作状況を確認すべきメッセージは、表示パネル13bに文字で表示させるようにしても良い。
【0055】
S4において、インターネット電話アプリケーションソフト40がすでに起動されている場合(S4:YES)、制御部11は、インターネット電話アプリケーションソフト40の起動コマンドをPC20に送出することなく、そのままS7に進む。
【0056】
S3において、動作状況の問い合わせに対してPC20から何ら応答がない場合(S3:NO)、制御部11は、そもそもPC20そのものが電源投入により起動されていない状態と判断し、S15に進む。これにより、PC20自体が稼動状態にないことをユーザが確実に知ることができ、PC20をユーザが立ち上げた後、インターネット電話をかけることができる。
【0057】
S1において、インターネット電話を開始するための操作がない場合(S1:NO)、制御部11は、インターネット電話の開始操作がなされるまで待機状態を続ける。
【0058】
次に、図4は、IP電話装置10からの要求に応じてPC20がインターネット電話に接続する際の処理手順を示すフローチャートである。なお、子機端末30からIP電話装置10を経由してインターネット電話をかける場合も、PC20の処理手順としては図4と同様の内容となる。
【0059】
PC20上では、データリンクソフト41がIP電話装置10から動作状況を問い合わせするためのコマンドがあるか否か監視している(S20)。
【0060】
上記コマンドを受信すると(S20:YES)、データリンクソフト41は、インターネット電話アプリケーションソフト40がすでに起動中か未起動状態かを調査する(S21)。
【0061】
そして、データリンクソフト41は、調査結果に応じてインターネット電話アプリケーションソフト40の起動または未起動をIP電話装置10に対して応答する(S22)。
【0062】
また、データリンクソフト41は、IP電話装置10からインターネット電話アプリケーションソフト40を起動するための起動コマンドがあるか否か監視している(S23)。
【0063】
起動コマンドを受信すると(S23:YES)、データリンクソフト41は、APIを介してインターネット電話アプリケーションソフト40を自動的に起動させる(S24)。
【0064】
そして、データリンクソフト41は、インターネット電話アプリケーションソフト40の起動成功または起動失敗をIP電話装置10に対して応答する(S25)。
【0065】
さらに、データリンクソフト41は、IP電話装置10から入力された相手先電話番号の通知とともに、その相手先電話番号をインターネット電話アプリケーションソフト40に発信させるためのリモート操作コマンドがあるか否か監視している(S26)。
【0066】
相手先電話番号を発信させるためのリモート操作コマンドを受信すると(S26:YES)、データリンクソフト41は、IP電話装置10から伝えられた相手先電話番号をインターネット電話アプリケーションソフト40に自動的に発信させる(S27)。
【0067】
そして、データリンクソフト41は、相手先電話番号の発信に応じてインターネット200上の相手先とのインターネット電話による接続成功または接続失敗をIP電話装置10に対して応答する(S28)。
【0068】
インターネット電話による接続成功の場合、データリンクソフト41は、通話音声中継処理を実行する(S29)。この通話音声中継処理によれば、インターネット電話アプリケーションソフト40を通じてインターネット200上の相手先とIP電話装置10のハンドセット14を使用するユーザとの通話音声が双方向にやり取りされ、これによりインターネット電話による通話が可能とされる。
【0069】
その後、データリンクソフト41は、IP電話装置10からインターネット電話接続を切断するためのリモート操作コマンドがあるか否か監視している(S30)。
【0070】
インターネット電話接続を切断するためのリモート操作コマンドを受信すると(S30:YES)、データリンクソフト41は、インターネット電話アプリケーションソフト40にインターネット電話接続を切断させ(S31)、このインターネット電話接続処理を終える。
【0071】
S30において、IP電話装置10からインターネット電話接続を切断するためのリモート操作コマンドがない場合(S30:NO)、データリンクソフト41は、S20に戻ってインターネット電話接続処理を周期的に繰り返す。
【0072】
S26において、相手先電話番号を発信させるためのリモート操作コマンドない場合(S26:NO)、データリンクソフト41は、S30に進む。
【0073】
S23において、起動コマンドがない場合(S23:NO)、データリンクソフト41は、S26に進む。
【0074】
S20において、動作状況を問い合わせするためのコマンドがない場合(S20:NO)、データリンクソフト41は、S23に進む。
【0075】
したがって、本実施形態によれば、IP電話装置10からインターネット電話をかけようとする際、PC20上のインターネット電話アプリケーションソフト40が起動されていない場合、IP電話装置10からの起動コマンドに応じてインターネット電話アプリケーションソフト40が自動的に起動されるので、ユーザがPC20を直に操作してソフトを起動させたり起動状態にあるかなどをわざわざ確認する必要はなく、PC20を経由してインターネット電話をかける上で使い勝手を良くすることができる。
【0076】
また、インターネット電話アプリケーションソフト40を自動的に起動させた後にあっても、ユーザがPC20を直に操作して相手先電話番号を入力したり、インターネット電話を開始したり終了するための操作をPC20上でわざわざ行う必要はないので、これによってもインターネット電話を利用する上で使い勝手を良くすることができる。
【0077】
もちろん、子機端末30を用いてインターネット電話をかける場合にも、IP電話装置10を経由してPC20上のインターネット電話アプリケーションソフト40を遠隔制御できるので、上記したのと同様の効果を得ることができる。特に子機端末30を用いる場合、PC20の設置場所からある程度離れた場所からでも子機端末30を操作するだけでインターネット電話をかけることができる。
【0078】
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
【0079】
インターネット電話をかける場合には、相手先電話番号の前に特定のキー入力、たとえば「#」などを入力する必要があるとしても良い。
【0080】
図4のS1におけるインターネット電話を開始するための操作としては、たとえば単にハンドセット14をオフフック状態とするだけでも良い。もちろん、子機端末30からオフフック信号を受信した状態でも、インターネット電話を開始するための操作がなされたのと同様である。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜3に記載した発明の電話システムによれば、インターネットに接続されたコンピュータをDTMF信号によりリモート操作できるので、リモート操作のための専用の制御用のケーブル、端子などを設ける必要はなく、またコンピュータに対してIP電話装置を安価なオーディオケーブルを介して接続できるので、コンピュータを経由してインターネット電話による通話を行うIP電話装置を安価に実現できる。
【0082】
さらに、請求項4に記載した発明の電話システムによれば、請求項3に記載の電話システムによる効果に加えて、IP電話装置に接続された無線通信手段を介して接続される子機端末からもコンピュータをリモート操作できるので、コンピュータを経由してインターネット電話による通話を行う上で使い勝手をより良くすることができる。
【0083】
【0084】
【0085】
【0086】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るIP電話システムを説明するためのブロック図である。
【図2】 PCにおけるインターネット電話関連のソフトウェア構成を模式的に示す模式図である。
【図3】 インターネット電話をかける(発呼)場合のIP電話装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】 IP電話装置からの要求に応じてPCがインターネット電話に接続する際の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 IP電話システム
10 IP電話装置
11 制御部
12 録再部
13 ユーザI/F
13a 操作キー
13b 表示パネル
14 ハンドセット
15 音声入出力部
16 外部電話機器接続部
16a 無線通信部
16b 外部機器接続端子
17 NCU
18 音声I/F
19 経路切替部
20 PC
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
24 音声I/F
25 操作部
30 子機端末
31 制御部
32 送受話部
33 操作キー
34 表示パネル
35 再生部
36 スピーカ部
37 無線通信部
100 電話回線網
200 インターネット
300 オーディオケーブル
Claims (4)
- インターネット上の端末との間でインターネット電話に伴う通信処理を制御するアプリケーションソフトを備えたコンピュータと、電話回線網に接続されるとともにオーディオケーブルを介して前記コンピュータに接続されたIP電話装置とからなり、当該IP電話装置により前記電話回線網又はインターネットを介して他の端末との間で送受信される音声信号に基づく通話を実行可能な電話システムであって、
前記IP電話装置は、
前記電話回線網に接続するための電話回線接続手段と、
通話用の送受話器と、
前記オーディオケーブルの一方端に接続され、前記コンピュータとの間で音声信号を入出力するための第1の音声信号入出力端子と、
操作者の操作によって、前記インターネット電話の通話開始指令を入力するための通話開始指令入力手段と、
前記通話開始指令入力手段から前記インターネット電話の通話開始指令が入力されると、前記送受話器を介して入力される音声信号の出力先、および前記送受話器から音声として出力する音声の入力先を、前記電話回線接続手段から前記第1の音声信号入出力端子に切り替える音声信号経路切替手段と、
前記通話開始指令入力手段から前記インターネット電話の通話開始指令が入力されると、制御コマンドをDTMF信号により前記オーディオケーブルを介して前記コンピュータに送信する制御コマンド送信手段と、
前記通話開始指令入力手段から前記インターネット電話の通話開始指令が入力されると、前記コンピュータで前記アプリケーションソフトが起動しているか否かを問い合せる問合せコマンドをDTMF信号により前記オーディオケーブルを介して前記コンピュータに送信する問合せコマンド送信手段と、
前記問合せコマンド送信手段からの問い合わせに対して、前記コンピュータから前記アプリケーションソフトが起動していないとの応答があると、前記アプリケーションソフトを起動させる起動コマンドをDTMF信号により前記オーディオケーブルを介して前記コンピュータに送信する起動コマンド送信手段とを備え、
前記コンピュータは、
前記オーディオケーブルの他方端に接続され、前記IP電話装置との間で音声信号を入出力するための第2の音声信号入出力端子と、
前記IP電話装置から送信される前記制御コマンドを受信すると、前記アプリケーションソフトに前記インターネット電話に伴う通信処理を制御させるインターネット電話制御手段と、
前記IP電話装置から前記問合せコマンドを受信すると、前記アプリケーションソフトが起動しているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段の判別結果をDTMF信号により前記オーディオケーブルを介して前記IP電話装置に送信する応答手段と、
前記IP電話装置から前記起動コマンドを受信すると、前記アプリケーションソフトを起動させるソフト起動手段とを備えたことを特徴とする電話システム。 - 前記通話用の送受話器は、種類の異なる複数の送受話手段からなり、
前記音声信号経路切替手段は、前記送受話器のいずれかの送受話手段から通話を開始するための操作が入力されると、前記電話回線接続手段または前記第1の音声信号入出力端子を介して入力される音声信号の伝送先および前記電話回線接続手段または前記第1の音声信号入出力端子を介して出力する音声信号の伝送元を、前記通話を開始するための操作が入力された前記送受話手段に設定する請求項1に記載の電話システム。 - 前記複数の送受話手段には、無線通信手段を介して無線通信により接続される子機端末が含まれ、
前記音声信号経路切替手段は、前記子機端末から前記無線通信手段を介して通話を開始するための操作が入力されると、前記電話回線接続手段または前記第1の音声信号入出力端子を介して入力される音声信号の伝送先および前記電話回線接続手段または前記第1の音声信号入出力端子を介して出力する音声信号の伝送元を前記無線通信手段に設定する請求項2に記載の電話システム。 - 前記IP電話装置は、前記無線通信手段を介して無線通信により前記子機端末から前記インターネット電話の通話開始指令が入力されると、制御コマンドをDTMF信号により前記オーディオケーブルを介して前記コンピュータに送信する第2の制御コマンド送信手段を備える請求項3に記載の電話システム。
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