JP3860999B2 - Mold clamping device and mold clamping method of injection compression molding machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動サーボモータとボールねじ装置による型開閉手段と油圧シリンダによる型締手段を有する射出圧縮成形機において、射出圧縮成形のため寸開位置保持又は圧縮工程中の可動ダイプレートの倒れ、傾きを防止する型締装置および型締方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の複数の型締専用シリンダを有する射出圧縮成形機においては、金型を少量開いた位置(寸開位置)で一旦停止固定し、可塑化溶融樹脂を一定量射出し、次いで複数の型締シリンダにより固定ダイプレートに対して可動ダイプレートを型締して圧縮成形を行っているが、寸開位置に可動ダイプレートを停止させる工程を油圧シリンダの作動圧と背圧を加減して位置決めをする場合は、射出圧縮成形機が大型になるほど微妙な調整が難しく、寸開位置を精度良く保持することが困難である。
【0003】
特開2000−229342号に公示されている寸開位置を高精度で決める方法は、可動ダイプレートの進退手段とは別の、可動ダイプレートの進退方向に伸びたフレームに取付けられたサーボモータ駆動のボールねじと、このボールねじに螺合し、ボールねじの回転により軸方向に移動する可動ダイプレート停止用ストッパを有し、圧縮成形を行うに際し、型閉をして可動ダイプレートを前進限にした後、前記ボールねじを回転させてストッパを予め定めた型圧縮代だけ後退させることで可動ダイプレートの停止位置を決定するようにしたものである。
【0004】
また、非対称な形状の部品を成形する場合、圧縮時に型内圧分布が非対称になるため各型締シリンダの負荷が不均等となり、固定金型と可動金型が平行に閉まらず、成形品の肉厚が不均一になるという不具合が生じる。このような金型間の相対的な傾きを防止するための装置方法が、種々提案されている。
【0005】
そのような提案の中で、特開平5−269750号に公示されたものは、図8に示すように、固定金型103と可動金型107との間に成形素材100を収納して、複数の型締シリンダ65a、65b(65c、65d)の型締により成形品を成形する型締装置において、各型締シリンダ65a、65b(65c、65d)のラム位置を計測する位置センサ7a、7b(7c、7d)と、作動油圧の圧力を調整する減圧弁710と、各型締シリンダ65a、65b(65c、65d)に接続された電磁サーボ弁66a、66b(66c、66d)と、前記位置センサが検出した各型締シリンダ65a、65b(65c、65d)のラム位置を規定値と比較し、その差が閾値を外れたときに、型締シリンダ65a、65b(65c、65d)に増減速の指令を出す制御装置とからなり、少なくとも可動金型107が固定金型103に対して平行移動及び所定の可変速度で固定金型103に向かって移動しているときに、型締シリンダ65a、65b(65c、65d)が指令より遅れ、その各型締シリンダ65a、65b(65c、65d)の遅れ量の差が所定値より大きくなったときに、所定値以内になるように型締シリンダ65a、65b(65c、65d)の移動を増減速して平行移動を行うものである。
【0006】
また、別の従来例の中には、比例電磁流量調整弁を使用して可動型盤を平行移動動作させるものもあるが、この場合、制御はオープンループとなり、圧力制御は困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
特開2000−229342号に公示されている従来例は、移動ダイプレートの寸開後、溶融材料を金型内に射出すると、溶融材料の圧力により移動ダイプレートは予め定めた型圧縮代だけ後退してストッパに当接し、ストッパは、移動ダイプレートがその位置を越えて後退しないように位置決めしているが、そのとき力点がダイプレートの下部にのみ集中しているため、ダイプレートが傾いてボールねじに曲げがかかり、ボールねじナットが変形してボールが齧り、ボールねじが破損する不具合が発生する。また、ダイプレートの傾きにより、タイバーを案内しているタイバーブッシュが摩耗して型盤平行度が狂ってくる不具合が発生する。
【0008】
また、特開平5−269750号によって公示された、従来の型締平行移動制御方法及び装置は、型締圧力を電磁パイロット付減圧弁で制御しているが、減圧弁のオーバーライド特性により、型締圧力の−15kg/cm2〜−20kg/cm2の圧力から可動ダイプレートの移動速度が低下し、型締圧力が20kg/cm2程度の場合は移動速度が出なくなる。また、サーボ弁の入口圧力(元圧)が減圧弁の設定によって変化するため、設定圧が低いほどサーボ弁の制御レスポンスが低下する。さらに、サーボ弁の入口圧力(元圧)が変わるとフィードバック制御の最適ゲインも変わるため、最適なゲインでの速度制御ができなくなる。このように、従来例の装置は、圧力制御の繰り返し性、再現性、安定性が不十分であり、また、電磁パイロット付減圧弁は高価であるので、装置のコストが高くなる。
【0009】
本発明は、射出圧縮前の可動ダイプレートの寸開時に、可動ダイプレートを正確に位置決めして平行保持制御させ、射出圧縮工程においても可動ダイプレートを平行移動制御させて成形品の板厚を均等にし、型開閉用のボールねじに曲げ変形を起こさぬようにしてボールねじの寿命を向上させることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点に対し、本発明は以下の構成及び方法を特徴とする。
(1)固定側金型を取付け基盤に固設された固定ダイプレートと、可動側金型を取付け基盤上を金型取付面に直角方向に往復移動可能な可動ダイプレートと、サーボモータによって回転位置と回転速度を駆動制御されるボールねじ機構を用いた可動ダイプレート移動手段と、固定ダイプレートに付属する複数の油圧型締シリンダと、同型締シリンダのピストンロッドと一体で可動ダイプレートの貫通孔に貫通可能な複数のタイバーと、可動ダイプレートに取付けられた割りナットの内側溝によりタイバーに設けられたリング状溝又はねじと噛合ってタイバーと可動ダイプレートを着脱可能なタイバー脱着手段と、各々のタイバーに設けられ固定ダイプレートとタイバーとの相対位置を検出する複数の位置検出センサと、油圧及び油量が可変である油圧源から各型締シリンダに至る油圧配管にそれぞれ設けられ各型締シリンダへの作動油流量を個別に調整可能なサーボ弁と、圧縮型締前に可動ダイプレートを小寸法開き側に移動するとき、その後に位置保持するとき及び圧縮型締時に可動ダイプレートを平行位置制御することができる制御回路を内蔵した制御装置とを備え、前記可動ダイプレート移動手段は、前記可動ダイプレートの対角の位置に平行に設置されサーボモータによって回転位置と回転速度を同期駆動制御される2組若しくはそれ以上の組数のボールねじ機構を用いて構成され、油圧及び油量が可変である前記油圧源は、油圧ポンプと、同油圧ポンプを回転制御するインバータモータ又はサーボモータとを具えて構成され、且つ、少なくとも可動ダイプレートの小寸法開き側に移動後の位置保持において、ボールねじの負荷トルクがサーボモータの回転トルク規定値を超えないときは可動ダイプレート移動手段のボールねじの駆動だけで行い、ボールねじの負荷トルクがサーボモータの回転トルク規定値を超えたときには、その回転トルク規定値を超えた部分のトルクを油圧に換算し、油圧サーボ弁により作動油圧をフィードバック制御をして型締シリンダを作動させるように構成されてなることを特徴とする射出圧縮成形機の型締装置。
【0013】
(2)上記(1)に記載する射出圧縮成形機の型締装置を用い、可動ダイプレート移動手段により可動ダイプレートを型閉の位置に移動して停止し、割りナットをタイバーのリング状溝又はねじに噛み合わせてタイバーが可動ダイプレートから抜け出さないようにした後、型締シリンダの型締側室を昇圧して、一旦型締めし、型締シリンダの両側室の油圧を下げて互通状態とし、可動ダイプレート移動手段により可動ダイプレートを型閉の位置から小寸法戻して金型間に所定の隙間を作り、その後型締シリンダの型締側室に通じる通路を切換弁においてブロックし、射出ユニットより金型のキャビティ内へ一定量の溶融樹脂を射出し、次いで型締シリンダの型締側室を昇圧して圧縮型締めを行う射出圧縮成形機の型締方法において、可動ダイプレートの小寸法開き側に移動後の位置保持は、ボールねじの負荷トルクがサーボモータの回転トルク規定値を超えないときは可動ダイプレート移動手段のボールねじの駆動だけで行い、ボールねじの負荷トルクがサーボモータの回転トルク規定値を超えたときには、その回転トルク規定値を超えた部分のトルクを油圧に換算し、油圧サーボ弁により作動油圧をフィードバック制御をして型締シリンダを作動させることを特徴とする射出圧縮成形機の型締方法。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明に係り本発明者が検討した一検討例の型締装置の構成と作用を図に基づいて説明する。図1は4本のタイバーを備えた射出成形機の型締装置を示す側面図(一部断面図)及び油圧系統図、図2は図1の型締装置の制御装置を示すブロック図、図3は図1の型締装置の型盤平行位置制御プログラムの例である。
【0018】
図において、1は基盤で、基盤1の一端には固定金型4を取付けた固定ダイプレート2が固設されている。基盤1の上には固定ダイプレート2に対向して可動金型5を取付けた可動ダイプレート3が移動可能に載置される。22は基盤1に固設されたガイドレールであり、このガイドレール22にガイドされたリニアベアリング21が、台26を介して可動ダイプレート3を支えている。
固定ダイプレート2にはストロークが少なく断面積の大きな複数(本例では4基)の型締シリンダ9A、9B、9C、9Dが設けられる。型締シリンダ9C、9D、は固定ダイプレート2の縦の中心面に対して型締シリンダ9A、9Bと対称に設けられている。この型締シリンダ9A〜9Dの中を摺動するラム6A、6B、6C、6Dはその一側面にそれぞれタイバー7A、7B、7C、7Dが直結され、このタイバー7A、7B、7C、7Dは対向する可動ダイプレート3が型閉のため近づいてきたとき、可動ダイプレート3に明けられた4個の挿通孔を貫通する。
【0019】
27A、27B、27C、27Dは各タイバー7A、7B、7C、7Dに取付けられた位置センサであり、位置センサ27A、27B、27C、27Dは固定ダイプレート2に取付けられた検出目盛溝又は検出目盛磁石を有するスケールと組んで固定ダイプレート2と各タイバー7A、7B、7C、7Dとの相対位置(又は、これを言い換えれば、ラム6A、6B、6C、6Dのそれぞれの基準位置からの移動距離)を検出する。
【0020】
可動ダイプレート3の移動方向に平行に設置され、基盤1に取付けられた軸受箱17と軸受箱18によって回転可能に、軸方向を拘束して支えられ、サーボモータ15により動力伝動ベルト16を介して駆動されるボールねじ軸13と、可動ダイプレート3の下方に固設された支持台25に取付けられボールねじ軸13に螺合し、ボールねじ軸13の回転により直線移動するボールねじナット14とで可動ダイプレート3の型開閉手段を構成している。ボールねじ軸13は制御装置37によりサーボモータ15を介して、回転数、回転速度が制御される。
タイバー7A、7B、7C、7Dの先端部は、それぞれ等ピッチの複数のリング溝部を形成し、一方可動ダイプレート3の反金型側面には、各タイバー7A、7B、7C、7Dのリング状溝部又はねじと噛合するようになっていて、対向して対になった4組の割りナット11が、タイバー7A、7B、7C、7Dの軸直角方向に油圧シリンダ等で移動してタイバー7A、7B、7C、7Dを挟んで固定するように設けられている。8は射出シリンダを示す。
【0021】
この型開閉装置は、図1の金型が開いた状態、即ち、可動ダイプレート3が、2点鎖線で示すような、充分に固定ダイプレート2から離れた状態から、実線で示したように金型4と金型5が閉となるまで、可動ダイプレート3はサーボモータ15で駆動されるボールねじ軸13の回転によって移動する。制御装置37に内蔵する型盤移動速度制御回路は可動ダイプレート3をゆっくり加速し、一定速度で移動した後、減速して金型5が金型4に接触する寸前に停止する。
【0022】
この可動ダイプレート3の停止位置で割りナット11が作動して割りナット11の内側リング溝がタイバー7A、7B、7C、7Dの先端部のリング溝と係合してタイバー7A〜7Dと結合する。次に、型締シリンダ9A、9B、9C、9Dの型締側室2a、2cを昇圧して、一旦型締めし、次いで、型締シリンダ9A〜9Dの両側室の油圧を下げて連通状態とし、ボールねじ軸13を回転駆動して可動ダイプレート3を型閉の位置から小寸法戻して固定金型4と可動金型5の間に所定の隙間を作り(寸開工程)、型締シリンダ9A〜9Dの型締側室2a、2cに通じる通路45A〜45Dを4方向切換弁34と2方向切換弁35A〜35Dにおいてブロックし、射出シリンダ8より金型のキャビティ内へ一定量の溶融樹脂を射出し、次いで可変流量油圧ポンプ31を高速で回転して作動油を高圧にし、4方向切換弁34を開き、型締シリンダ9A〜9Dの型締側室2a、2cを昇圧して圧縮型締めを行うことができる。
【0023】
高圧の状態を保持する間に金型キャビティ内の溶融樹脂は冷却固化して成形品となり、冷却固化後、2方向切換弁35A〜35Dを開いて、型締シリンダ9A〜9Dのラム6A〜6Dのヘッド側2b、2dにも同圧の圧油が送り込まれ、型締シリンダ9A〜9Dのラム6A〜6Dの両側に同じ油圧が作用し、油圧作動面積の差によりヘッド2b、2d側の油圧作動力が大きくなり、離型力を生じ、金型が離型する。この工程の後、割りナット11が逆作動してタイバー7A〜7Dとの結合を外し、ボールねじ軸13が型閉のときと逆回転して可動金型5と可動ダイプレート3を開側に移動させ、元の全開位置に停止する。成形品が取り出された後、次の型閉が始まる。
【0024】
上記型締シリンダ9A〜9Dの油圧制御回路は、制御装置37、型締時及び離型時の高圧、寸開時の低圧を設定した油圧設定パネル54、油圧ポンプ駆動用モータ32、モータ32を回転制御駆動するインバータ38、可変流量油圧ポンプ31、ブロックポートを有する4方向切換弁34、同油圧ポンプ31より圧し出された作動油を4方向切換弁34まで供給する供給配管44、4方向切換弁34から型締シリンダ9A〜9Dのポート2a、2cまで配設された型締側配管45A〜45D、4方向切換弁34から型締シリンダ9A〜9Dのポート2b、2dまで配設された離型側配管46A〜46D、型締側配管45A〜45Dと離型側配管46A〜46Dとを結んだ配管上に設置された2方向切換弁35A〜35D、型締側配管45に設置された油圧検出センサ39とで構成されている。なお、36は安全弁の役目をするリリーフ弁、40は作動油タンクである。
【0025】
制御装置37には、可動ダイプレート3が寸開位置での保持又は圧縮型締するとき、可動ダイプレート3が傾いたり捩じれたりしないように、図2に示すような、固定ダイプレート2に対して常に平行を保つように制御する可動ダイプレート平行位置制御回路が内蔵されている。このダイプレート平行位置制御回路は、ボールねじナット14の移動距離算出回路53、寸開工程時と型締時に回路を切換える切換スイッチ51、制御基準距離と各タイバーに取付けられた位置センサ27A〜27Dの検出値とを比較し、位置センサ27A〜27Dの検出値が制御基準距離になるように、各サーボ弁33A〜33Dをフィードバック制御する型締シリンダ9A〜9D用PID制御回路52A〜52D、作動油圧が規定油圧を保持するように規定油圧と油圧センサ39の検出値を比較してフィードバック制御する作動油圧PID制御回路55とで構成されている。
【0026】
図3の制御プログラムの例を参照しながら、可動ダイプレート平行位置制御方法による工程を説明する。
(1)サーボモータ15によりボールねじ軸13を駆動回転し、可動ダイプレート3を閉側へ高速移動させる。
(2)サーボモータ15の速度制御機能を用いて可動ダイプレート3を減速し、可動ダイプレート3を停止させる。
(3)4組の割りナット11を作動させて可動ダイプレート3とタイバー7A〜7Dを結合する。
(4)油圧ポンプ31を駆動し、低圧の規定油圧に制御し、4方向切換弁34を型締側に切換え、型締シリンダ9A〜9Dの型締側2a、2cに作動油を送り、金型4と金型5を締切る。
【0027】
(5)4方向切換弁34を離型側へ切換え、各2方向切換弁35A〜35Dを開く。
(6)各サーボ弁33A〜33Dを作動状態にし、ボールねじ軸13を緩速で逆回転して金型開の方向へ可動ダイプレート3を戻し、位置センサ27A〜27Dが固定ダイプレート2と各タイバー7A〜7Dとの移動距離を検出し、この距離をボールねじナット14の移動距離と比較して各型締シリンダ9A〜9D毎に備えられたPID制御回路52A〜52Dにより各サーボ弁33A〜33Dをフィードバック制御して、タイバーに直結した各ラム6A〜6Dをボールねじナット14の移動に追随させ、可動ダイプレート3を緩速平行移動させ、所定距離移動し(金型の圧縮型締め開始位置で)停止する(寸開制御)。
【0028】
(7)4方向切換弁34をブロック状態に切換えて各ラム6A〜6Dを固定する。
(8)寸開の状態のまま金型キャビティ内に定量の溶融樹脂を射出する。
(9)ボールねじ軸は回転停止して位置保持。各位置センサが検出した可動ダイプレートのボールねじ軸との相対距離を零にする(すなわち、可動ダイプレートの金型4、5締切位置からの相対移動距離をタイバーの各位置検出センサで検出し、その相対移動距離が、ボールねじの回転数から換算したボールねじナットの金型4、5締切位置から寸開位置までの距離に一致する)様にサーボ弁をフィードバック制御し、各型締シリンダのラムを移動して可動ダイプレートの傾きを無くす。(寸開保持制御)
(10)モータ32を全力回転して油圧ポンプ31を駆動し、高圧の作動油を供給し、各サーボ弁33A〜33Dを開き、圧縮型締を開始する。
(11)タイバー7Aの位置センサ27Aの検出値を可動ダイプレート3とタイバー7との相対移動距離の基準値とし、この基準値と各型締シリンダのタイバー7B〜7Dの位置センサ27B〜27Dの検出値とを比較して、PID制御回路52B〜52Dによりサーボ弁33B〜33Dをフィードバック制御して、ラム6B〜6Dをラム6Aの移動に追随させ可動ダイプレート3を平行移動させる。
(12)上記(11)の工程の間、作動油圧が規定高圧を保持するように、作動油圧PID制御回路で規定高圧と油圧センサ39の検出値を比較してフィードバック制御して高圧作動油で圧縮型締を続ける。
【0029】
(13)適当な時間金型締切のまま圧力保持し、冷却、固化をさせる。
(14)2方向切換弁35A〜35Dを開き、型締シリンダ9A〜9Dのヘッド側2b、2d側にも同圧の圧油が送り込まれ、ラム6A〜6Dの両側の油圧作動面積の差により、ラム6A〜6Dに離型方向の力が生じ、金型が離型する。
(15)割りナット11を逆作動してタイバー7A〜7Dとの結合を外し、ボールねじ軸13が型閉のときと逆回転して可動ダイプレート3を開側に移動させ、元の全開位置に停止する。成形品が取り出され、射出圧縮成形の工程の1サイクルを終了する。
【0030】
型締の速度は可変流量油圧ポンプ31の回転速度で制御することができる。
型締工程中、金型キャビティへの溶融樹脂の射出、保持冷却が行われ、溶融樹脂が固化する間は同油圧ポンプ31は完全に停止した状態である。
【0031】
次に、本発明の実施の一形態を図に基づいて説明する。図4は射出成形機の型締装置を示す側面図及び型締装置の油圧作動を示す油圧系統図、図5は図4の型締装置の制御装置を示すブロック図、図6は図4の型締装置の可動ダイプレート平行位置制御プログラムの例、図7は図4の型締装置の寸開時にボールねじに掛かるトルクと型締シリンダによる助勢を示す図である。
【0032】
図4と図1を比較して分かるように、本実施の形態は、前記の検討例の型締装置の可動ダイプレートを開閉する手段であるボールねじを2組、可動ダイプレートの対角の位置に設けたものであり、金型の中心(射出シリンダの中心軸線)に対して対称に設置されている。この構成以外の部分は前記検討例と全く同じであるので、構成の説明は省略する。従って、一対のボールねじ及びその周辺の装置を除く型締装置を構成する大部分は前記検討例と同じ部品番号を付してある。
【0033】
図4におけるボールねじ及びその周辺の構造について説明する。
同じサイズ容量のボールねじ軸63Aとボールねじ軸63Bは、可動ダイプレート3の対角の位置に、即ち、金型の中心線(射出シリンダ8の中心軸線)に対して対称に、平行に設置されている。ボールねじ軸63Aは軸受箱17を介して基盤1に回転可能に、軸方向を拘束して支えられ、減速機付サーボモータ65Aと軸継ぎ手で直結され駆動される。ボールねじ軸63Bは軸受箱17を介して固定ダイプレート2に固設された台板66に回転可能に、軸方向を拘束して支えられ、減速機付サーボモータ65Bと軸継ぎ手で直結され駆動される。
【0034】
ボールねじ軸63Aに螺合するボールねじナット14Aは、可動ダイプレート3に固設されたブラケット25Aに取付けられ、ボールねじ軸63Bに螺合するボールねじナット14Bは、可動ダイプレート3に固設されたブラケット25Bに取付けられる。サーボモータ65Aとサーボモータ65Bを同期して同方向に回転することにより、また、両方のボールねじ軸のねじとボールねじナット14との螺合を可動ダイプレート3が正しい面方向となるようにセットして置けば、可動ダイプレート3は傾くことなく平行移動することができ、且つ、ボールねじナット14A、14Bは可動ダイプレート3を進退させる力を2分して分け合うことができる。
【0035】
このように、同サイズの2組のボールねじ装置を可動ダイプレート3の対角に設けると、ボールねじナット14A、14Bが力を2分して可動ダイプレート3を平行移動することができるので、可動ダイプレート3が傾くことなくボールねじ軸63A、63Bが曲げ力を受けず、ボールねじナット14A、14Bを変形させるような捩じれが生じないので、ボールねじの許容負荷容量限度近くでの使用が可能となる。
従って、寸開工程において、ボールねじだけで間に合う場合もあり、ボールねじの負荷容量不足の場合は型締シリンダ9の僅かな助勢で寸開が可能である。
【0036】
図5の型締装置の制御装置67を示すブロック図は、一対のサーボモータ65A、65Bのどちらかの回転数を基準にすれば良く、その他は第1の実施形態のブロック図である図2と同じである。
図6の制御プログラムの例を参照しながら、可動ダイプレート平行位置制御方法による工程を説明する。
(1)サーボモータ65A、65Bを同期回転させ、ボールねじ軸63A、63Bを駆動し、可動ダイプレート3を閉側へ高速移動させる。
(2)サーボモータ65A、65Bの速度制御機能を用いて可動ダイプレート3を減速し、可動ダイプレート3を停止させる。
【0037】
(3)4組の割りナット11を作動させて可動ダイプレート3とタイバー7A〜7Dを結合する。
(4) 可変流量油圧ポンプ31を駆動し、低圧の規定油圧に制御し、4方向切換弁34を型締側に切換え、型締シリンダ9A〜9Dの型締側2a、2cに作動油を送り、金型4と金型5を締切る。
(5)4方向切換弁34は型締側に切換えたまま、同油圧ポンプ31を停止し、各2方向切換弁35A〜35Dを開いて、型締シリンダ9A〜9Dの両側室を無圧で通にし、ボールねじ軸63A、63Bを緩速で逆回転して金型開の方向へ可動ダイプレート3を戻す(ボールねじ機構だけによる寸開制御)。
【0038】
(6)このとき、図7に示すように、ボールねじ軸63A、63Bに掛かるトルクTが、ボールねじ装置のトルク規定値T0を超えたとき、可変流量油圧ポンプ31を低圧の規定油圧に制御して回し、4方向切換弁34を離型側へ切換え(各2方向切換弁35A〜35Dは開いたままの状態)、各サーボ弁33A〜33Dを作動状態にしてトルクTがトルク規定値T0を超えた図7にハッチングで示したTAのトルク分だけを助勢する。さらに、位置センサ27A〜27Dは固定ダイプレート2と各タイバー7A〜7Dとの移動距離を検出し、この距離をボールねじナット14の移動距離と比較して各型締シリンダ9A〜9D毎に備えられたPID制御回路52A〜52Dにより各サーボ弁33A〜33Dをフィードバック制御して、タイバーに直結した各ラム6A〜6Dをボールねじナット14A又は14Bの移動に追随させ、可動ダイプレート3を緩速平行移動させる。可動ダイプレート3は所定距離移動し(金型の圧縮型締め開始位置で)停止する(ボールねじ機構に型締シリンダの圧し力を助勢した寸開制御)。
【0039】
(7)4方向切換弁34をブロック状態に切換えて各ラム6A〜6Dを固定する。
(8)寸開の状態のまま金型キャビティ内に定量の溶融樹脂を射出する。
(9)このとき、図7に示すように、射出力によって生じるボールねじ軸63A、63Bに掛かるトルクTが、ボールねじ装置のトルク規定値T0を超えたとき、可変流量油圧ポンプ31を低圧の規定油圧に制御して回し、4方向切換弁34を型締側へ切換え(各2方向切換弁35A〜35Dは閉じたままの状態)、各サーボ弁33A〜33Dを作動状態にしてトルクTがトルク規定値T0を超えた図7にハッチングで示したTAのトルク分だけを助勢する。さらに、位置センサ27A〜27Dは固定ダイプレート2と各タイバー7A〜7Dとの相対移動距離を検出し、この相対距離を零にするように各型締シリンダ9A〜9D毎に備えられたPID制御回路52A〜52Dにより各サーボ弁33A〜33Dをフィードバック制御して、タイバーに直結した各ラム6A〜6Dをボールねじナット14A又は14Bの保持に対して傾かない様、可動ダイプレート3を緩速で平行にする。可動ダイプレート3は所定距離移動し(金型の圧縮型締め開始位置で)保持する(ボールねじ機構に型締シリンダの圧し力を助勢した寸開保持制御)。
(10)モータ32を全力回転して可変流量油圧ポンプ31を駆動し、高圧の作動油を供給し、各サーボ弁33A〜33Dを開き、圧縮型締を開始する。
(11)タイバー7Aの位置センサ27Aの検出値を可動ダイプレート3とタイバー7との相対移動距離の基準値とし、この基準値と各型締シリンダのタイバー7B〜7Dの位置センサ27B〜27Dの検出値とを比較して、PID制御回路52B〜52Dによりサーボ弁33B〜33Dをフィードバック制御して、ラム6B〜6Dをラム6Aの移動に追随させ可動ダイプレート3を平行移動させる。
(12)上記(11)の工程の間、作動油圧が規定高圧を保持するように、作動油圧PID制御回路で規定高圧と油圧センサ39の検出値を比較してフィードバック制御して高圧作動油で圧縮型締を続ける。
【0040】
(13)適当な時間金型締切のまま圧力保持し、冷却、固化をさせる。
(14)2方向切換弁35A〜35Dを開き、型締シリンダ9A〜9Dのヘッド側2b、2d側にも同圧の圧油が送り込まれ、ラム6A〜6Dの両側の油圧作動面積の差により、ラム6A〜6Dに離型方向の力が生じ、金型が離型する。
(15)割りナット11を逆作動してタイバー7A〜7Dとの結合を外し、ボールねじ軸63A、63Bが型閉のときと逆回転して可動ダイプレート3を開側に移動させ、元の全開位置に停止する。成形品が取り出され、射出圧縮成形の工程の1サイクルを終了する。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば射出圧縮成形機において、型締装置に可動ダイプレート移動手段のボールねじを2組若しくはそれ以上の組数、可動ダイプレート対角の位置に平行に設けて可動ダイプレートの寸開及び保持を複数組のボールねじで行わせ、ボールねじナットの負荷容量の不足分は、固定ダイプレートと各タイバーの相対位置検出センサの検出値を可動ダイプレート移動手段のボールねじの回転数から換算した可動ダイプレートの位置と一致させるように油圧サーボ弁により作動油の流量を制御して型締シリンダを作動させ、可動ダイプレートを平行に保つようにしたので、寸開、保持及び圧縮型締の工程においてボールねじの精度の高い速度制御、停止位置制御ができ、ボールねじに曲力負荷が働かない。また、少なくとも可動ダイプレートの小寸法開き側に移動後の位置保持において、ボールねじの負荷トルクがサーボモータの回転トルク規定値を超えないときは可動ダイプレート移動手段のボールねじの駆動だけで行い、ボールねじの負荷トルクがサーボモータの回転トルク規定値を超えたときには、その回転トルク規定値を超えた部分のトルクを油圧に換算し、油圧サーボ弁により作動油圧をフィードバック制御をして型締シリンダを作動させる型締シリンダのラムがボールねじへの過剰トルクを負担するので、ボールねじに掛かる負荷は軽くなり、ボールねじの寿命が長くなる。また、型締シリンダの担当負荷が少ないので、油圧作動につきものの起動遅れ、オーバーラン等が抑えられ、ボールねじによる可動ダイプレートの速度制御、停止位置制御はより確実となる。
【0044】
また、型締油圧シリンダの油圧源を、油圧ポンプと、それを回転制御するサーボモータ又はインバータモータを具えて構成したので、上記の可動ダイプレートの寸開、及び保持並びに圧縮型締時に、制御装置の指示によりモータを回転制御することにより、油圧ポンプから油量、油圧共、必要な最小限度の作動油を送り出して運転が可能であるので、一般の定圧定量ポンプを使用した設備に比べ、使用する作動油は少なくて済み、電力エネルギーも少なく、ランニングコストを大幅に節約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係り検討された一検討例の射出成形機の型締装置を示す側面図及び型締装置の油圧作動を示す油圧系統図である。
【図2】 図1の型締装置の制御装置を示すブロック図である。
【図3】 図1の型締装置の型盤平行位置制御プログラムの例である。
【図4】 本発明の実施の一形態に係る射出成形機の型締装置を示す側面図及び型締装置の油圧作動を示す油圧系統図である。
【図5】 図4の型締装置の制御装置を示すブロック図である。
【図6】 図4の型締装置の型盤平行位置制御プログラムの例である。
【図7】 図4の型締装置の寸開時にボールねじに掛かるトルクと型締シリンダによる助勢を示す図である。
【図8】 従来の型締装置と電磁サーボ弁部分の模式図である。
【符号の説明】
2 固定ダイプレート
3 可動ダイプレート
4 固定金型
5 可動金型
6A、6B、6C、6D ラム
9A、9B、9C、9D 型締シリンダ
11 割りナット
13、63A、63B ボールねじ軸
14、14A、14B ボールねじナット
15,65A、65B サーボモータ
27A、27B、27C、27D タイバー位置センサ
33A、33B、33C、33D サーボ弁
34 4方向切換弁
35A、35B、35C、35D 2方向切換弁
37 制御装置
38 インバータ
39 油圧センサ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an injection compression molding machine having a mold opening / closing means using an electric servo motor and a ball screw device and a mold clamping means using a hydraulic cylinder, and holding the open position for injection compression molding or tilting of the movable die plate during the compression process, The present invention relates to a mold clamping device and a mold clamping method for preventing inclination.
[0002]
[Prior art]
In a conventional injection compression molding machine having a plurality of mold clamping cylinders, the mold is temporarily stopped and fixed at a small open position (dimension position), a certain amount of plasticized molten resin is injected, and then a plurality of mold clamping is performed. Compression molding is performed by clamping the movable die plate against the fixed die plate by the cylinder, but the process of stopping the movable die plate at the open position is adjusted by adjusting the hydraulic cylinder operating pressure and back pressure. In this case, the larger the injection compression molding machine is, the more difficult it is to make fine adjustments, and it is difficult to accurately maintain the opening position.
[0003]
The method for determining the opening position disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-229342 with high accuracy is driven by a servo motor attached to a frame extending in the advancing and retreating direction of the movable die plate separately from the advancing and retreating means of the movable die plate. And a movable die plate stop stopper that is screwed onto this ball screw and moves in the axial direction by the rotation of the ball screw. When performing compression molding, the mold is closed and the movable die plate is moved forward. After that, the stop position of the movable die plate is determined by rotating the ball screw and retracting the stopper by a predetermined die compression allowance.
[0004]
Also, when molding asymmetrically shaped parts, the pressure distribution in the mold becomes asymmetric during compression, resulting in an uneven load on each clamping cylinder, the fixed mold and the movable mold do not close in parallel, and the molded product meat is not closed. There is a problem that the thickness becomes uneven. Various apparatus methods for preventing such relative inclination between molds have been proposed.
[0005]
Among such proposals, one disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 5-269750 is that a plurality of
[0006]
Another conventional example uses a proportional electromagnetic flow rate adjusting valve to move the movable platen in parallel. In this case, the control is open loop, and pressure control is difficult.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional example disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 2000-229342, when the molten material is injected into the mold after the movable die plate is opened, the movable die plate is retracted by a predetermined die compression allowance due to the pressure of the molten material. The stopper is positioned so that the moving die plate does not move backward beyond that position, but the force point is concentrated only on the lower part of the die plate so that the die plate is tilted. The ball screw is bent, the ball screw nut is deformed, the ball is rolled, and the ball screw is damaged. In addition, due to the tilt of the die plate, the tie bar bush that guides the tie bar wears out, resulting in a problem that the parallelism of the platen becomes out of order.
[0008]
Further, in the conventional mold clamping parallel movement control method and apparatus announced by Japanese Patent Laid-Open No. 5-269750, the mold clamping pressure is controlled by the pressure reducing valve with an electromagnetic pilot. -15kg / cm of pressure2~ -20kg / cm2The moving speed of the movable die plate decreases from the pressure of the mold, and the clamping pressure is 20 kg / cm2If it is about, the movement speed will not come out. Further, since the inlet pressure (original pressure) of the servo valve changes depending on the setting of the pressure reducing valve, the control response of the servo valve decreases as the set pressure decreases. Furthermore, when the inlet pressure (source pressure) of the servo valve is changed, the optimum gain of feedback control is also changed, so that speed control with the optimum gain cannot be performed. As described above, the conventional apparatus has insufficient pressure control repeatability, reproducibility, and stability, and the pressure reducing valve with an electromagnetic pilot is expensive, which increases the cost of the apparatus.
[0009]
In the present invention, when the movable die plate before injection compression is opened, the movable die plate is accurately positioned and controlled in parallel, and the movable die plate is also controlled in parallel in the injection compression process to control the thickness of the molded product. An object is to improve the life of the ball screw by equalizing and preventing bending deformation of the ball screw for opening and closing the mold.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
To solve the above problems, the present invention is characterized by the following configurations and methods.
(1) A fixed die plate with a fixed die fixed to the mounting base, a movable die plate that can move back and forth in a direction perpendicular to the die mounting surface on the mounting base, and a servo motor. Movable die plate moving means using a ball screw mechanism whose position and rotational speed are driven and controlled, a plurality of hydraulic clamping cylinders attached to the stationary die plate, and a piston rod of the clamping cylinder penetrate through the movable die plate. A plurality of tie bars that can penetrate through the holes, and a tie bar detachable means that can be attached to and detached from the tie bar and the movable die plate by meshing with a ring-shaped groove or screw provided in the tie bar by an inner groove of a split nut attached to the movable die plate , Multiple position detection sensors provided on each tie bar to detect the relative position of the fixed die plate and tie bar, and the hydraulic pressure and oil quantity are variable Servo valves that are individually installed in the hydraulic piping from the hydraulic pressure source to each mold clamping cylinder and can individually adjust the flow rate of hydraulic oil to each mold clamping cylinder, and the movable die plate is moved to the small dimension opening side before compression mold clamping When holding the position afterPressureAnd a control device with a built-in control circuit that can control the parallel position of the movable die plate during compaction clampingThe movable die plate moving means includes two or more pairs of ball screw mechanisms installed in parallel to the diagonal positions of the movable die plate and controlled to synchronously control the rotational position and rotational speed by a servo motor. The hydraulic pressure source that is configured using the hydraulic pressure and the oil amount is variable includes a hydraulic pump and an inverter motor or a servo motor that controls the rotation of the hydraulic pump, and at least a small size of the movable die plate If the load torque of the ball screw does not exceed the specified torque value of the servo motor when the position is maintained after moving to the open side, the ball screw load torque is controlled only by driving the ball screw of the movable die plate moving means. When the specified torque exceeds the specified torque value, the torque exceeding the specified torque value is converted to hydraulic pressure, and the hydraulic servo It is configured to actuate the clamping cylinder and the feedback control of the hydraulic pressure byBecomeIt is characterized byClamping device for injection compression molding machine.
[0013]
(2)the above(1)Injection compression molding machineUsing a mold clamping deviceThe movable die plate is moved to the mold closing position by the movable die plate moving means and stopped. The split nut is engaged with the ring-shaped groove or screw of the tie bar so that the tie bar does not come out of the movable die plate. Pressurize the mold clamping side chamber of the clamping cylinder, clamp the mold once, lower the hydraulic pressure in the chambers on both sides of the clamping cylinder to make them communicate with each other, and move the movable die plate back from the mold closed position by the movable die plate moving means. A predetermined gap is formed between the molds, and then the passage leading to the mold clamping side chamber of the clamping cylinder is blocked by the switching valve, and a certain amount of molten resin is injected into the mold cavity from the injection unit, and then the clamping cylinder In the mold clamping method of an injection compression molding machine that pressurizes the mold clamping side chamber and performs compression mold clamping,If the load torque of the ball screw does not exceed the specified torque of the servo motor, the position of the movable die plate after moving to the small dimension opening side is held only by driving the ball screw of the movable die plate moving means. When the load torque of the servo motor exceeds the specified torque value of the servo motor, the torque of the portion exceeding the specified torque value is converted to hydraulic pressure, and the hydraulic pressure is controlled by the hydraulic servo valve to operate the mold clamping cylinder. MakeIt is characterized byClamping method for injection compression molding machine.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
BookinventionExample of the study that the present inventor examinedThe structure and operation of the mold clamping apparatus will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a side view (partially sectional view) showing a mold clamping device of an injection molding machine having four tie bars and a hydraulic system diagram, and FIG. 2 is a block diagram showing a control device of the mold clamping device in FIG. 3 is an example of a mold platen parallel position control program of the mold clamping apparatus of FIG.
[0018]
In the figure, reference numeral 1 denotes a base, and a
The
[0019]
27A, 27B, 27C, 27D are position sensors attached to the tie bars 7A, 7B, 7C, 7D, and the
[0020]
It is installed in parallel with the moving direction of the
The tip portions of the tie bars 7A, 7B, 7C, and 7D form a plurality of ring grooves with equal pitches, respectively, while the tie bars 7A, 7B, 7C, and 7D are ring-shaped on the side opposite to the mold of the
[0021]
This mold opening and closing device is as shown by the solid line from the state in which the mold of FIG. 1 is opened, that is, the
[0022]
The split nut 11 is actuated at the stop position of the
[0023]
While the high pressure state is maintained, the molten resin in the mold cavity is cooled and solidified to form a molded product. After cooling and solidification, the two-
[0024]
The hydraulic control circuit of the
[0025]
The
[0026]
The process by the movable die plate parallel position control method will be described with reference to the control program example of FIG.
(1) The ball screw
(2) The
(3) The four sets of split nuts 11 are operated to couple the
(4) The
[0027]
(5) The four-
(6) The
[0028]
(7) The four-
(8) A fixed amount of molten resin is injected into the mold cavity in the open state.
(9) The ball screw shaft stops rotating and maintains its position. The relative distance between the movable die plate and the ball screw shaft detected by each position sensor is set to zero (that is, the relative movement distance of the movable die plate from the
(10) The
(11) The detection value of the
(12) During the step (11), the operating oil pressure PID control circuit compares the specified high pressure with the detected value of the
[0029]
(13) Hold the pressure with the mold deadline for an appropriate time, and cool and solidify.
(14) The two-
(15) The split nut 11 is reversely operated to disconnect the tie bars 7A to 7D, and the
[0030]
The mold clamping speed can be controlled by the rotational speed of the variable flow
During the mold clamping process, injection of molten resin into the mold cavity and holding cooling are performed, and the
[0031]
next,The present inventionThe fruitOutoneA form is demonstrated based on figures. 4 is a side view showing the mold clamping device of the injection molding machine and a hydraulic system diagram showing the hydraulic operation of the mold clamping device, FIG. 5 is a block diagram showing the control device of the mold clamping device of FIG. 4, and FIG. An example of the movable die plate parallel position control program of the mold clamping device, FIG. 7 is a diagram showing the torque applied to the ball screw when the mold clamping device of FIG.
[0032]
As can be seen by comparing FIG. 4 and FIG.BookThe embodiment isExample of the above studyTwo sets of ball screws, which are means for opening and closing the movable die plate of the mold clamping device, are provided at diagonal positions of the movable die plate, and are symmetrical with respect to the center of the mold (center axis of the injection cylinder) Is installed. Other than this configurationExample of examinationThe description of the configuration is omitted. Therefore, most of the mold clamping device excluding the pair of ball screws and the peripheral devices isExample of examinationThe same part number is attached.
[0033]
The ball screw and its peripheral structure in FIG. 4 will be described.
The
[0034]
A ball screw nut 14A screwed to the
[0035]
In this way, if two sets of ball screw devices of the same size are provided at the opposite corners of the
Therefore, in the dimensioning process, there are cases where the ball screw alone is sufficient, and in the case where the load capacity of the ball screw is insufficient, the dimension clamping process can be performed with a slight assist.
[0036]
The block diagram showing the
The process by the movable die plate parallel position control method will be described with reference to the example of the control program of FIG.
(1) The servo motors 65A and 65B are rotated synchronously, the
(2) The
[0037]
(3) The four sets of split nuts 11 are operated to couple the
(4) The variable flow
(5) While the four-
[0038]
(6) At this time, as shown in FIG. 7, when the torque T applied to the
[0039]
(7) The four-
(8) A fixed amount of molten resin is injected into the mold cavity in the open state.
(9) At this time, as shown in FIG. 7, when the torque T applied to the
(10) The variable flow
(11) The detection value of the
(12) During the step (11), the operating oil pressure PID control circuit compares the specified high pressure with the detected value of the
[0040]
(13) Hold the pressure with the mold deadline for an appropriate time, and cool and solidify.
(14) The two-
(15) The split nut 11 is reversely operated to disconnect from the tie bars 7A to 7D, and the
[0041]
【The invention's effect】
The present inventionAccording to injection compression molding machine,Two or more pairs of ball screws for moving die plate moving means are provided in the mold clamping device in parallel to the diagonal position of the movable die plate, and the movable die plate is opened and held by a plurality of sets of ball screws. The shortage of the load capacity of the ball screw nutDetection value of relative position detection sensor between fixed die plate and each tie barAllowedTo match the position of the movable die plate converted from the number of rotations of the ball screw of the moving die plate moving meansTo hydraulicSince the servo cylinder controlled the flow rate of hydraulic oil and operated the mold clamping cylinder, the movable die plate was kept parallel.PressureHigh-precision speed control and stop position control of the ball screw can be performed in the compaction clamping process, and bending load is applied to the ball screw.Absent. Also, if the load torque of the ball screw does not exceed the specified torque of the servo motor at least when the position of the movable die plate is moved to the small dimension opening side, it is only necessary to drive the ball screw of the movable die plate moving means. When the load torque of the ball screw exceeds the specified torque value of the servo motor, the torque of the part exceeding the specified torque value is converted to hydraulic pressure, and the hydraulic pressure is controlled by the hydraulic servo valve to perform mold clamping. Operate the cylinderThe clamping cylinder ramExcess torque to the ball screwTherefore, the load on the ball screw is lightened and the life of the ball screw is prolonged.The In addition, since the load assigned to the mold clamping cylinder is small, start delay, overrun, etc. associated with hydraulic operation can be suppressed, and the speed control and stop position control of the movable die plate by the ball screw are more reliable.
[0044]
Also,The hydraulic source of the mold clamping hydraulic cylinder is composed of a hydraulic pump and a servo motor or inverter motor that controls the rotation of the hydraulic pump.BecauseOpening the movable die plate, andBihoWhen holding and compressing the mold, it is possible to operate the pump by controlling the rotation of the motor according to the instructions of the control device, so that the required minimum amount of hydraulic fluid can be sent from the hydraulic pump. Compared to equipment using pumps, less hydraulic oil is used, less energy is consumed, and running costs can be saved significantly.The
[Brief description of the drawings]
[Figure 1] Main departureClearlyPerson in chargeAn example of an investigationFIG. 2 is a side view showing a mold clamping device of an injection molding machine and a hydraulic system diagram showing hydraulic operation of the mold clamping device.
FIG. 2 is a block diagram showing a control device of the mold clamping device of FIG. 1;
FIG. 3 is an example of a mold platen parallel position control program of the mold clamping apparatus of FIG. 1;
FIG. 4 The present inventionThe fruitOutoneIt is the side view which shows the mold clamping apparatus of the injection molding machine which concerns on a form, and the hydraulic system figure which shows the hydraulic action of a mold clamping apparatus.
FIG. 5 is a block diagram showing a control device of the mold clamping device of FIG. 4;
6 is an example of a mold platen parallel position control program of the mold clamping device of FIG. 4;
7 is a diagram showing torque applied to the ball screw and assisting by the mold clamping cylinder when the mold clamping device of FIG. 4 is opened. FIG.
FIG. 8 is a schematic view of a conventional mold clamping device and an electromagnetic servo valve portion.
[Explanation of symbols]
2 Fixed die plate
3 Movable die plate
4 Fixed mold
5 Movable mold
6A, 6B, 6C, 6DLamb
9A, 9B, 9C, 9DClamping cylinder
11 Split nut
13, 63A, 63B Ball screw shaft
14, 14A, 14B Ball screw nut
15, 65A, 65B Servo motor
27A, 27B, 27C, 27D Tie bar position sensor
33A, 33B, 33C, 33D Servo valve
34 Four-way selector valve
35A, 35B, 35C, 35D 2-way switching valve
37 Controller
38 Inverter
39 Hydraulic sensor
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