JP3859891B2 - トリガー式液体噴出容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はトリガー式の液体噴出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特開平10−249252号が示すように、容器体口頸部へ嵌合させた装着筒内から主筒を起立し、該主筒前面からシリンダを、かつ主筒上端から射出筒を、それぞれ前方突出し、又射出筒前部に枢着させて垂設したトリガーの上方後部に、上記シリンダ内へ嵌合させたプランジャ前端部を連結し、かつトリガーを前方付勢させ、トリガーの前後方向揺動で容器体内液体をシリンダ内へ吸込み、かつ該シリンダ内液体を射出筒前端から噴出可能に設けたトリガー式の液体噴出容器が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなトリガー式液体噴出容器において、容器体内液体を使い切った場合は、口頸部から装着筒を螺脱させて、主筒を容器体から取り外した後、詰替え容器の液体を口頸部から容器体内へ注入して詰替えを行う。
しかし、このような詰替えによる場合は、注意を要する注入作業に加えて、装着筒の螺脱及び螺合が必要であり多少の手間を要するため、詰替えによらないより簡便な手段が求められていた。
【0004】
請求項1記載の発明に係るトリガー式液体噴出容器は、詰替え液体収納用袋を容器体底面から容器体内へ収納するだけで袋装着が行えるようにして、袋交換をワンタッチで可能にしようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、液体吸上げ用の吸込み弁2付き起立筒3下部を、該起立筒に付設した第1外向きフランジ4を介して垂設した基筒5で囲成し、該基筒の下部に付設した第2外向きフランジ6上面へ、上端に有する内向きフランジ7を係合させて、容器体口頸部螺合用のキャップ状筒8を垂下するトリガー式の液体噴出器1と、
周壁31上端部から上記キャップ状筒8へ螺合させた口頸部33を起立すると共に、周壁下部へほぼ等間隔に複数の嵌合孔36を穿設した下端面開放の容器体30と、
上記周壁31の下端部内面へ底壁部41を着脱自在に、かつその底壁部の下部外周面を周壁下端外方へ露出させて嵌合させると共に、その底壁部の上面外周部または下部外周面から嵌合用突部43を有する複数の弾性係合板44を突設して、その嵌合用突部43を上記周壁の嵌合孔36へ着脱自在に嵌合させ、更に底壁部41の上面前部から弾性軸受片45を突設すると共に、底壁部41の上面後部から肉薄ヒンジ46を介して突出した固定棒47の前端部を上記弾性軸受片45へ着脱自在に嵌合させた底板40と、
上記容器体30内へ収納させた袋体51の下端部を、上記底壁部41上面と固定棒47との間隙を介して該固定棒へ巻掛けた、耐水性を有し、かつ柔軟な詰替え液体収納用袋50とからなり、
上記起立筒3の下部内から剛性の吸上げパイプ60を容器体上部内まで垂下し、該吸上げパイプの下端部を傾斜させて鋭利に形成して、該下端部を上記袋50の上部内へ水密に突刺した。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るトリガー式液体噴出容器の実施形態を図面を参照しながら説明する。
1はトリガー式液体噴出器で、液体吸上げ用の吸込み弁2を有する起立筒3下端部を、該起立筒下端部に付設した第1外向きフランジ4を介して垂設した基筒5で囲成し、該基筒の下部外面に付設した第2外向きフランジ6上面へ、上端に有する内向きフランジ7を係合させて、容器体口頸部螺合用のキャップ状筒8を垂下する。
【0007】
一方、起立筒3外面へ嵌合させた垂直筒9前面からシリンダ10を、かつ起立筒3上端からノズル付き射出筒11を、それぞれ前方突設し、シリンダ10内へ嵌合させたプランジャ12前端部をトリガー13へ連結させ、トリガー13を前後動させると、容器体内の詰替え液体収納用袋50の液体がシリンダ10内へ吸い込まれ、かつこのシリンダ内液体が射出筒11前端のノズルから噴出される。
【0008】
30は容器体で、周壁31上端部から肩部32を介して口頸部33を起立し、該口頸部外面へキャップ状筒8を螺合させている。
一方、周壁31下端面を開放して、周壁の下端部内面を下向き段部を介して大内径部34に、かつ下端部外面を上向き段部を介して大外径部35に、それぞれ形成すると共に、周壁31下端部の左右両面に三角形状の嵌合孔36を穿設する。
【0009】
40は底板で、周壁31の大内径部34へ底壁部41を着脱自在に嵌合させ、かつその底壁部の下面外周から把持筒42を垂下して、該把持筒上面を周壁31下端へ当接させている。
また、底壁部41上面の左右両側の前後方向中間部から三角形状の嵌合用突部43を有する弾性係合板44を突設して、その嵌合突部43を嵌合孔36へ着脱自在に嵌合させる。
さらに、底壁部41の上面前部から軸孔を有する弾性軸受片45を突設すると共に、底壁部41の上面後部から肉薄ヒンジ46を介して固定棒47を突出し、該固定棒の前端部を弾性軸受片45の軸孔へ着脱自在に嵌合させたる。
なお、上記では弾性係合板44を底壁部41上面から突設するが、これに限らず把持筒42の外周面から突設してもよい。
【0010】
50は詰替え液体収納用袋で、耐水性を有し、かつ柔軟な袋体51を容器体30内へ収納させて、その下端部を、底壁部41上面と固定棒47との間隙を介して該固定棒へ巻掛けている。
なお、袋体51は、周壁31の横断面形状とほぼ同一形状の楕円形状の底壁を有し、かつ上下長さを通常の袋よりも長くして、固定棒47への巻掛け部を確保している。
【0011】
60は吸上げパイプで、起立筒3下端部内から剛性を有する細長筒を容器体30の上方中央部内まで垂下し、かつ該細長筒の下端部を傾斜させて鋭利に形成して、該下端部を詰替え液体収納用袋50の上方中央部内へ水密に突刺している。
【0012】
次に本実施形態の作用について説明する。
容器体30内へ詰替え液体収納用袋50を収納するには、図2に示すように固定棒47へ詰替え液体収納用袋50の上端部を巻掛けて、固定棒前端部を弾性軸受片45の軸孔へ係合させた後、図3に示すように底板40を上方に向けて袋50を容器体30内へ収納させる。
上記の如く、吸上げパイプ60は容器体30の中央部に位置しているため、同パイプは袋50の底壁中央部を突刺すことが可能である。しかも同パイプ60は比較的短いため突刺し時に折れたり、曲がったりすることがない。
【0013】
なお、底板40を周壁31内面へ嵌合させるには、両弾性係合板44を内方へやや屈曲させて、嵌合用突部43の左右の側面を周壁31下端内面へ係合させた状態で底壁部41を周壁31内へ押し込めばよく、すると嵌合用突部43は周壁内面沿いに下降して嵌合孔36内へ嵌合し、同時に底壁部41も大内径部34内へ嵌合する。
周壁31から底板40を取り外すには、両嵌合用突部43を内方へ押し込んでこれらを嵌合孔36から離脱させた状態で底板40を持ち上げればよい。
【0014】
液体を噴出させるにはトリガー13を前後方向へ揺動させればよく、すると詰替え液体収納用袋50内の液体がシリンダ10内へ吸い込まれ、かつ吸い込まれたシリンダ内液体は射出筒11から噴出される。
袋50内液体が減少すると袋50内が負圧化して、袋が平たく薄くなるため、吸上げパイプ60が短くても袋下部内の液体が吸込み不能になるというようなことがない。
【0015】
【発明の効果】
請求項1記載の発明に係るトリガー式液体噴出容器は、吸上げパイプ下端部を傾斜させて、容器体内へ収納させた詰替え液体収納用袋を突刺し、かつ容器体周壁内面へ底板を着脱自在に嵌合させたので、容器体底面から袋を容器体内へ収納させるだけで袋装着が可能であり、従って、袋交換がワンタッチで行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトリガー式液体噴出容器の一部を示す一部断面図。
【図2】同じく、詰替え液体収納用袋の収納手順を示す説明図。
【図3】同じく、詰替え液体収納用袋の収納手順を示す説明図。
【符号の説明】
1 トリガー式液体噴出器
2 吸込み弁
3 起立筒
4 第1外向きフランジ
5 基筒
6 第2外向きフランジ
7 内向きフランジ
8 キャップ状筒
30 容器体
31 周壁
32 肩部
33 口頸部
41 底壁部
43 嵌合用突部
44 弾性係合板
45 弾性軸受片
46 肉薄ヒンジ
47 固定棒
50 詰替え液体収納用袋
51 袋体
60 吸上げパイプ
Claims (1)
- 液体吸上げ用の吸込み弁2付き起立筒3下部を、該起立筒に付設した第1外向きフランジ4を介して垂設した基筒5で囲成し、該基筒の下部に付設した第2外向きフランジ6上面へ、上端に有する内向きフランジ7を係合させて、容器体口頸部螺合用のキャップ状筒8を垂下するトリガー式の液体噴出器1と、
周壁31上端部から上記キャップ状筒8へ螺合させた口頸部33を起立すると共に、周壁下部へほぼ等間隔に複数の嵌合孔36を穿設した下端面開放の容器体30と、
上記周壁31の下端部内面へ底壁部41を着脱自在に、かつその底壁部の下部外周面を周壁下端外方へ露出させて嵌合させると共に、その底壁部の上面外周部または下部外周面から嵌合用突部43を有する複数の弾性係合板44を突設して、その嵌合用突部43を上記周壁の嵌合孔36へ着脱自在に嵌合させ、更に底壁部41の上面前部から弾性軸受片45を突設すると共に、底壁部41の上面後部から肉薄ヒンジ46を介して突出した固定棒47の前端部を上記弾性軸受片45へ着脱自在に嵌合させた底板40と、
上記容器体30内へ収納させた袋体51の下端部を、上記底壁部41上面と固定棒47との間隙を介して該固定棒へ巻掛けた、耐水性を有し、かつ柔軟な詰替え液体収納用袋50とからなり、
上記起立筒3の下部内から剛性の吸上げパイプ60を容器体上部内まで垂下し、該吸上げパイプの下端部を傾斜させて鋭利に形成して、該下端部を上記袋50の上部内へ水密に突刺した
ことを特徴とするトリガー式液体噴出容器。
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Cited By (2)
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1998
- 1998-12-28 JP JP37198198A patent/JP3859891B2/ja not_active Expired - Fee Related
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