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JP3843137B2 - ホースクリップとそれのための固定用部材 - Google Patents

ホースクリップとそれのための固定用部材 Download PDF

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Description

本願発明は、ホースクリップ帯金の自由端を止めるための固定用部材を有するホースクリップと、この目的のためにホースクリップと共に使用するのに適した固定用部材とに関する。
既知の形態のホースクリップは、帯金の長さ方向に沿って一連の接合部を有する前記帯金の一端が連結されているハウジングを有する。前記帯金は、その他端部が前記ハウジングを通過するように円形にカールされていて、前記ハウジング内で回転可能に装着されているウォームは、その回転が、回転方向次第で前記帯金の取り囲んでいる部分の円周長を減少させたり或いは増加させたりするように前記他端部の接合部に係合している。
上記のクランプ装置は、従来通り「ホースクリップ」(アメリカ合衆国では「ホースクランプ」)として参照されるが、上部を軟らかなホースが通過する短い突出部へ前記ホースをクランプすること以外にも様々な目的に利用され得る。したがって、「ホースクリップ」と言う用語は、ホースをクランプすることだけのための装置として限定的に理解されるべきではなく、本文では、上述した一般的な種類のクランプ装置として参照されるように広い意味で使用される。
種々の型の道路標識を、金属バンドを使って街灯柱、電信柱等へ取付けることは知られている。これらを取付けるには特殊な機具を必要とし、前記バンドを取り除く際は切り取らなければならない。これらの作業には、特殊工具が必要であり、そのような標識の取付けや取外しを簡素化するため上記の種類のホースクリップの使用が提案されている。
上記のホースクリップに関連する問題は、物体の回りでのホースクリップの締め付けが、前記帯金の円周長を前記帯金の自由端がちょうどハウジングに係合したところにある初期位置から相当に減少することを要求する場合、前記ハウジングから突出する相当長い自由端部分が存在することである。この自由端部分は、前記帯金の前記取り囲んでいる部分から離れて延在し、当該帯金の近辺にいる人に怪我をさせる可能性がある。
前記帯金の回りに、従来の調整可能なベルトとバックルの使用の方法と同様な方法で前記自由端が通過するループを配設することは可能ではあるが、前記自由端はホースクリップの完全な締め付け終了後にそのようなループから簡単に取外せるだろう。そのような構成は、公衆が接近でき、なおかつちょっとした破壊行為にさえも侵されやすい場所での使用には全く適していない。このような理由により、たとえば、道路標識を街灯柱等へ取付けるためのホースクリップの使用は一般に広く適用されていない。
本願発明の主要な目的は、安全な方法、なおかつ前記ホースクリップが任意の物体にクランプされる際に前記自由端が解放されないため、突出している自由端部分が容認されない環境においての前記クリップの使用が可能となるような方法においてホースクリップの前記帯金の自由端部分を止めることが出来る手段を提供することにある。
本願発明の1つの特徴によれば、固定用部材がクランプされるべき物体を取り囲むための帯金を有するウォーム駆動ホースクリップと共に使用するために配設され、前記帯金は前記ウォームによる係合用のため前記帯金に沿って一定の間隔を置いた複数の接合部を有し、前記固定用部材は前記帯金上でスライド可能な装着用に配置され、装着された際は、前記固定用部材は前記帯金の自由端が前記固定用部材の中へ進入出来るように形成され、前記固定用部材は前記帯金と前記帯金が回りに締め付けられる物体との間でクランプされるように前記帯金の内向き表面に対向して置くのに適した保持部を有し、更に前記固定用部材は前記帯金の自由端が前記固定用部材の中へ挿入されるときに前記自由端に係合可能な留め金部材を有し、前記留め金部材はその後は前記自由端の前記固定用部材からの引き抜きに抵抗する。
本願発明の第2の特徴によれば、クランプされるべき物体を取り囲むための帯金を有するウォーム駆動ホースクリップが配設されていて、前記帯金は前記ウォームによる係合用の前記帯金に沿って一定の間隔を置いた複数の接合部と、前記帯金上にスライド可能に装着され、なおかつ前記帯金の自由端が進入可能に形成された固定用部材とを有し、前記固定用部材は、前記帯金と回りに前記帯金が締め付けられる物体との間にクランプするために前記帯金の前記内向きの表面に対向して置く保持部と、前記自由端を前記固定用部材の中へ挿入する際に前記自由端の前記固定用部材からの引き抜きに抵抗するように前記自由端に係合可能な留め金部材とを有している。
ホースクリップの前記帯金上で支持される前記固定用部材が、前記クリップが物体の回りに完全に締め付けられた際に、前記帯金の自由端が前記固定用部材から解放不可能となるように前記帯金の自由端へ係合する役目を果たす留め金部材を有していることは強調されるべきである。したがって、前記自由端が前記帯金の取り囲んでいる部分に対し近接して保持されることによって、前記クリップの突出部分による怪我の危険性は最少化される。この効果は前記帯金の自由端上の前記接合部に係合する前記留め金を有することによって向上され得る。
好ましい一実施例では、前記固定用部材は適切な形成作業によって一片の金属薄板から造られる。そのような固定用部材は、前記帯金上に横たわることと、それに関連して、前記帯金の自由端が挿入される通路を画定することとに適した上側部分を有する。この場合、前記留め金部材は、都合よく、前記帯金の外向きの表面に向かって前記固定用部材の上側部分から下方向かつ前方向に向かって突出した歯形の形態を有していて、前記帯金の自由端の挿入される前記通路への挿入方向を向いている。
固定用部材についての一実施例では、前記保持部は、前記上側部分を上部に置く前記帯金の部分に十分に平行に前記上側部分を保持するよう前記帯金の内向きの表面に係合する。択一的な実施例においては、前記保持部は、前記帯金が物体の回りに締め付けられているとき以外は前記固定部材が前記帯金に関して枢軸回転可能となるように改造される。これは、前記上側部分の一端に最も近い任意の位置で前記帯金の内向きの表面に係合する前記保持部によって達成されており、前記帯金の自由端は前記固定用部材の前記一端の中へと挿入される。
固定用部材、及び、前記固定用部材を使ったウォーム駆動ホースクリップの上述してある両方に関する試行と試験の結果、前記クリップの最終締め付け以前の、所望の最終位置における前記固定用部材の位置決めは少々実行しづらいことが明白となっている。その結果、向上した形態の固定用部材が開発され、それは、前記ホースクリップ帯金の自由端に隣接していて、前記ホースクリップの締め付け以前の前記帯金の接合部に係合可能な突起部を有する。そのため、前記固定用部材は前記クリップの調整と初期締め付けの間は前記帯金の自由端の領域に止まっている。前記クリップの最終締め付けにおいては、前記固定用部材の前記保持部は前記帯金の自由端上に横たわり、前記自由端の前記固定用部材からの引き抜けを遮っている。
前記向上した固定用部材の実施例に関し、前記突起部は前記留め金部材に多少類似しており、そのため、それは前記帯金の上向きの表面に向かって前記固定用部材の上側部分から下方向へ突出している。しかし、前記留め金部材の場合、前記固定用部材の上側部分から前方へ突出しており、そのため、前記帯金の自由端の挿入される前記固定用部材によって画定された前記通路への挿入方向を向いているが、前記突起部は、それとは異なり、下方向かつ後方向に向かって突出しているため、前記留め金部材の前記方向とは反対方向を向いている。
ウォーム駆動ホースクリップと共に使用するための3つの特定した固定用部材の実施例を、単に例としてのみ、添付図面を参照しながら以下に詳細に説明する。
図1は、本願発明の第1の実施例としての固定用部材を備えている従来のウォーム駆動ホースクリップの端部図である。
図2は、前記固定用部材を備えている図1のホースクリップの一部についての側面図である。
図3は、第1の実施例としての固定用部材の等角投影図である。
図4は、締め付け以前の図1と図2についてのホースクリップと固定用部材の詳細な断面図である。
図5は、図4の図に類似しているが、前記ホースクリップが締め付けられた状態にある図である。
図6は、第2の実施例としての固定用部材の等角投影図である。
図7は、前記ホースクリップが締め付けられた状態にある図6のホースクリップと固定用部材の詳細な断面図である。
図8は、向上した形態の固定用部材の等角投影図である。
図9は、締め付け以前の図8のホースクリップと固定用部材の詳細な断面図である。
図10は、図9の図に類似しているが、ホースクリップが締め付けられた状態にある図である。
図1と2は、ヘッド11を有するウォームが回転可能に装着されているハウジング10からなる従来通りの設計のウォーム駆動ホースクリップを示す。前記ヘッドは6角形状部12と横断溝13とを有しており、それらのいずれかが前記ウォームの回転運動の実行に使用される。ある特定な目的での使用においては、前記ウォームは、それを回転させるには特殊工具を必要とする安全ヘッドを有し得る。
ハウジング10は帯金15の一端の領域14に連結され、当該帯金は前記ウォームによる係合のため位置16において前記ハウジングへ再進入するようカールされている。前記帯金の自由端部分17は前記ハウジングの後方へ突出している。一連の接合部18が前記帯金に沿って前記帯金の自由端から少なくとも途中において形成される。前記接合部は、前記帯金を通して形成された一連の溝によって画定され得るか、或いは、プレス作業によって形成される突起した部分或いはぎざぎざした部分からなり得る。
図1と図2のホースクリップには、前記帯金の取り囲んでいる部分上にスライド可能に装着された固定用部材20が配設されている。固定用部材20は、図3で最良に見られるように、開口22が内部にある上部表面21を有するようにプレス作業によって金属薄板から形成されており、前記開口には、前記上部表面21の端部24から下方向かつ前方向に突出している留め金23がある。前記上部表面21の2つの側端には、それらに沿って、前記上部表面の端部24の後方へと突出しているフランジ25がある。フランジ25の突出部分26は、前記帯金の内向きの表面19に係合可能な突起27を形成するように折り曲っている。
使用する場合、固定用部材20を備えている図1と図2のホースクリップは、図4の28で示してある円筒形の物体のような、クランプされるべき物体の回りに適正に配置される。もし適しているのであれば、自由端部分17は前記ウォームを反時計方向に回転させることによってハウジング10から非係合され、それによって、前記帯金は前記物体の回りを通過可能になり、その後、前記自由端部分は再び前記ハウジングへ係合される。それから前記ホースクリップは、前記ウォームを時計方向に回転させることによって前記物体の回りで軽く締められ、その後、図4に示されているように、自由端部分17が前記帯金に対して保持されている間に、自由端部分17が前記固定用部材の上部表面21の真下で捕らえられるまで固定用部材20は前記帯金に沿ってスライドされる。この動作の間に、上部表面21は帯金15の外向きの表面から離れて枢軸旋回でき、固定用部材20の前記上部表面の下に自由端部分17の通路を提供する。
前記ウォームを連続的に時計方向に回転させることによる前記ホースクリップの連続した締め付けは、物体28と帯金15の内向きの表面19との間の突起27と物体28とをクランプし、前記突起に対する負荷圧力は図5に示してあるように帯金15の隣接する表面に十分に平行となるように上部表面21に下方向への枢軸回転を与える。この動作は留め金23を前記帯金の自由端部分における接合部18に係合させる。完全に締め付けられた際は、留め金23は前記帯金の自由端部分を止め、前記自由端部分が前記固定用部材から抜け出るのを遮る。前記クリップが完全に締め付けられた際には、前記帯金の自由端は最終的には前記固定用部材の中へ押し入れられ、前記自由端が前記帯金の取り囲んでいる部分に出来るだけ近接して据えられていることを確実にする。
前記ホースクリップを物体28から解放するためには、前記ウォームを反時計方向に回転して突起27上の圧力を除去し、そうすることによって前記固定用部材を図4で示してある位置へと戻すことが可能となる。その後前記固定用部材は、前記自由端部分を解放するため前記帯金に沿ってスライドさせ、前記ホースクリップを取り除く作業を従来通りの方法で行う。
図6と図7は、より常設的な取付けが要求される環境での使用のための固定用部材の第2の実施例を示す。これらの図面では、図1から図5に示されているのと同様のパーツに対しては同様の参照図番が与えられており、ここで再び記載することはしない。
図6に示されている固定用部材30は、2対の対向する突起31と32を有し、これら突起は固定用部材30の上部表面35の2端において側面フランジ33と34から内側にそれぞれ突出している。上部表面35は十分に平面であり、突起31と32は、前記上部表面が上部へ上部表面35を置く前記帯金の部分に十分に平行であることを保持するように配列される。
図6に示されている固定用部材30を具備したホースクリップは、図3の固定用部材20を具備したホースクリップとほぼ同様な方法で使用される。しかしながら、固定用部材30の上部表面35の真下で捕らえられている前記帯金の自由端部分17と共に前記ホースクリップの締め付け完了の際は、前記ホースクリップを弛めるために前記ウォームが反時計方向に回転されたとしても、自由端部分17は解放不可能である。前記ホースクリップを取り除きたいならば、帯金15の自由端を解放するように前記帯金を適当な位置で切断するか、或いは、固定用部材30を苦労して取り除かなければならない。
図8は前記固定用部材の改良した形態を示し、図3と比較した場合、突起23Aが上部表面21の端部24から中央で突出しており、その突起は止め金23と比較して下方向かつ後方向へ向いていることが分かる。また突起23Aは留め金23よりも短いが、本願発明の他の実施例においては必要ではない。
図8の固定用部材は、図1と図2に描写されているようなホースクリップに関連して図3の固定用部材20と全く同様な方法で使用される。前記固定用部材は、図9と図10に描写されている円筒形の物体28のようなクランプされるべき物体の回りに適正に配置された前記ホースクリップ上に装着される。前記改良した固定用部材は、帯金15の自由端17Aの近くに隣接して、なおかつ締め付け以前に位置づけられ、図9に示されるように上方へ枢軸回転されるため、突起23Aは前記帯金の接合部18に係合する。前記接合部が前記帯金に沿って一連の溝によって画定されている場合のホースクリップの描写形態では、突起23Aは溝の中に位置しているが、前記突起の長さは、当該突起が前記帯金の内向きの表面の後方に延在して突出しないような長さが好ましい。
前記帯金が前記ホースクリップのウォームを回転することによって締め付けられる場合、前記固定用部材は、前記帯金の自由端部分17と基礎となる主要な帯金部分15との間の相対移動には関係なく、前記帯金の自由端17A上に止まるだろう。
上述した以前の固定用部材の実施例と同様に、前記帯金の連続する締め付けは、物体28と帯金の内向き表面19との間の突起27と物体28とを締め付ける。これら突起への負荷圧力は、図10で示すように帯金15の隣接した表面に対して十分に平行に置けるように上部表面21を下方向へと枢軸回転させる。この動作は突起23を前記帯金の自由端部分における接合部18に係合させる。同じ動作は突起23Aを接合部18から遠ざかるようにして持ち上げ、これによって、前記帯金の自由端が最終的には前記固定用部材の中へと押し入れられることが可能となり、前記自由端が前記帯金の取り囲んでいる部分へ可能な限り接近して位置づけられることを確実なものとする。強調されるべきこととして、完全に締め付けられた際は、留め金23は前記帯金の自由端部分を止め、前記自由端部分が前記固定用部材から抜け出るのを遮る。
前記ホースクリップは以前の実施例のために上述してある方法と同様な方法で解放され得る。

Claims (18)

  1. クランプされるべき物体を取り囲むための帯金を有するウォーム駆動ホースクリップと共に使用するための固定用部材であって、前記帯金はそれに沿って前記ウォームによる係合用の一定の間隔を置いた複数の接合部を有し、前記固定用部材は前記帯金上にスライド可能な装着用に配置され、装着された際は、前記固定用部材は前記帯金の自由端が前記固定用部材の中へ進入し得るように形成され、前記固定用部材は前記物体の回りに帯金を締め付ける上で前記帯金と回りに前記帯金が締め付けられる前記物体との間でクランプされるように前記帯金の内向き表面に対向して配置するのに適した保持部を有し、及び、前記固定用部材は更に前記自由端が前記固定用部材の中へ挿入された際に前記帯金の自由端に係合可能な留め金部材を有し、前記留め金部材は前記自由端の前記固定用部材からの引き抜きに抵抗することからなる前記ウォーム駆動ホースクリップと共に使用するための前記固定用部材。
  2. クランプされるべき物体を取り囲むための帯金を有するウォーム駆動ホースクリップであって、前記帯金はそれに沿って前記ウォームによる係合用の一定の間隔を置いた複数の接合部と、前記帯金上にスライド可能に装着され、なおかつ前記帯金の自由端が内部へ進入可能となるように形成された固定用部材とを有し、前記固定用部材は前記帯金と回りに前記帯金が締め付けられる物体との間にクランプするために前記帯金の内向きの表面に対向して置く保持部と、前記自由端の前記固定用部材からの引き抜きに抵抗するように前記自由端を前記固定用部材の中へ挿入した際に前記自由端に係合可能な留め金部材とを有することからなる前記ウォーム駆動ホースクリップ。
  3. 前記留め金具が前記帯金の自由端上の前記接合部に係合可能であることを特徴とする請求項2に記載のウォーム駆動ホースクリップ。
  4. 前記固定用部材が前記帯金上に横たわることと、それに関連して前記帯金の自由端が挿入され得る通路を画定することとに適した上側部分を有することを特徴とする請求項2或いは3に記載のウォーム駆動ホースクリップ。
  5. 前記留め金部材が前記固定用部材の上側部分から前記帯金の外向きの表面に向かって下方向かつ前方向に向かって突出した歯形の形態を有し、なおかつ前記帯金の自由端が挿入される前記通路への挿入方向にあることを特徴とする請求項4に記載のウォーム駆動ホースクリップ。
  6. 前記固定用部材の前記保持部が前記帯金の内向きの表面に係合し、前記上側部分を上部に置く前記帯金の部分に十分に平行に前記上側部分を保持することを特徴とする請求項4或いは5に記載のウォーム駆動ホースクリップ。
  7. 前記固定用部材の前記保持部が前記帯金の長さ方向に沿って一定の間隔が置かれ、なおかつ前記帯金の内向きの表面の回りにフックするように配列されている少なくとも2対の指状突起からなることを特徴とする請求項6に記載のウォーム駆動ホースクリップ。
  8. 前記保持部が前記固定用部材の前記上側部分から一定の間隔を置いて保持され、なおかつ前記固定用部材の前記上側部分に十分に平行にある板状であることを特徴とする請求項6に記載のウォーム駆動ホースクリップ。
  9. 前記上側部分と前記保持部分は共に前記帯金に沿ってスライド移動用の前記帯金を取り囲むバンドを画定することを特徴とする請求項6に記載のウォーム駆動ホースクリップ。
  10. 前記固定用部材が前記ホースクリップ帯金の自由端に隣接しており、なおかつ前記ホースクリップの締め付け以前の前記ホースクリップ帯金の接合部に係合可能な突起を有するため前記固定用部材は前記クリップの調整と初期締め付けの間は前記自由端の付近に止まることを特徴とする請求項2から9のいずれか1つに記載のウォーム駆動ホースクリップ。
  11. 前記突起が前記固定用部材の前記上側部分から前記帯金の上向きの表面に向かって下方向に突出していることを特徴とする請求項10に記載のウォーム駆動ホースクリップ。
  12. 前記突起が前記留め金部材とは反対方向に前記固定用部材の前記上側部分から下方向かつ後方向に突出することを特徴とする請求項11に記載のウォーム駆動ホースクリップ。
  13. 前記帯金が物体の回りを締め付けられているとき以外は、前記保持部は前記固定用部材の前記帯金に関する枢軸回転が可能となるように改造されることを特徴とする請求項2から5のいずれか1つに記載のウォーム駆動ホースクリップ。
  14. 前記保持部が前記帯金の内向きの表面に係合する一対の対向する指状突起を有することを特徴とする請求項13に記載のウォーム駆動ホースクリップ。
  15. 前記帯金の自由端が前記固定用部材の中へ挿入される前記上側部分の端部に最も近い任意の位置において、前記保持部が前記帯金の内向きの表面に係合することを特徴とする請求項13或いは請求項14に記載のウォーム駆動ホースクリップ。
  16. 前記保持部が前記上側部分の前記端部から前記帯金に沿って一定の間隔が置かれた任意の位置において前記帯金の内向きの表面に係合することを特徴とする請求項15に記載のウォーム駆動ホースクリップ。
  17. 前記固定用部材がその長さの途中に前記帯金の取り囲んでいる部分の曲率と同一方向の曲がりを有することを特徴とする請求項16に記載のウォーム駆動ホースクリップ。
  18. 前記固定用部材が金属薄板からプレス形成された1片からなることを特徴とする請求項2から17のいずれか1つに記載のウォーム駆動ホースクリップ。
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