Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP3735741B2 - Fused pyrimidine derivative - Google Patents

Fused pyrimidine derivative Download PDF

Info

Publication number
JP3735741B2
JP3735741B2 JP30789896A JP30789896A JP3735741B2 JP 3735741 B2 JP3735741 B2 JP 3735741B2 JP 30789896 A JP30789896 A JP 30789896A JP 30789896 A JP30789896 A JP 30789896A JP 3735741 B2 JP3735741 B2 JP 3735741B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
pyrimidine
butyl
phenyl
triazolo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30789896A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPH09202786A (en
Inventor
恭生 小路
隆志 岡村
直応 澁谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP30789896A priority Critical patent/JP3735741B2/en
Publication of JPH09202786A publication Critical patent/JPH09202786A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3735741B2 publication Critical patent/JP3735741B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、新規な縮環ピリミジン誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明化合物は、文献未載の新規化合物である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、後記するように医薬品として有用な化合物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、下記式(1)で表される縮環ピリミジン誘導体が提供される。
【0005】
【化2】

Figure 0003735741
【0006】
〔式中、R1 はアルキル基又はフェニル基を、R2 はフリル基、チエニル基、ピリジル基、ナフチル基又は置換基として低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、ハロゲン置換低級アルキル基、ニトロ基、フェニル低級アルコキシ基、フェノキシ基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル基、低級アルキルスルホニル基、ハロゲン置換低級アルコキシ基、低級アルコキシカルボニル基、シアノ基、フェニル基、ジ低級アルコキシホスホリル低級アルキル基、N−(トリ低級アルコキシベンゾイル)アミノ基、低級アルカノイルオキシ基及びヒドロキシル基から選ばれる基の1〜3個を有することのあるフェニル基を、R3 は水素原子、低級アルキル基又は−(CO)R2 (R2 は前記に同じ)を、Xは窒素原子、CH又はC−Ph(Phはフェニル基)を示し、Y及びZは、Xが窒素原子の場合、YはCHでZはCH、C−CN又はC(CO)NH2 を、XがCH又はC−Phの場合、Y及びZはそれぞれ窒素原子を示す。〕
上記一般式(1)で表される本発明の縮環ピリミジン誘導体は、医薬として有用である。特に、本発明誘導体は、鎮痛剤(術後疼痛、偏頭痛、痛風、慢性疼痛、神経因性疼痛、癌性疼痛等)、抗炎症剤、抗菌剤、血糖降下剤、脂質低下剤、血圧低下剤、制癌剤等として有用であり、なかでも、鎮痛剤として好ましく用いられ、これは従来の鎮痛剤に見られる副作用を示さない特徴を有している。
【0007】
【発明の実施の態様】
本発明誘導体を示す上記一般式(1)において定義される各基としては、それぞれ次の各基を例示できる。
【0008】
即ち、低級アルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル基等の直鎖又は分枝鎖状低級アルキル基を例示できる。また、アルキル基としては、上記低級アルキル基に加えて、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル基等を例示できる。
【0009】
低級アルコキシ基としては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ基等を例示できる。
【0010】
ハロゲン原子には、弗素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子が包含される。
【0011】
ハロゲン置換低級アルキル基としては、トリフルオロメチル、ペンタフルオロエチル、ヘプタフルオロプロピル、ノナフルオロブチル、ウンデカフルオロペンチル、トリデカフルオロヘキシル基等を例示できる。
【0012】
フリル基には、2−フリル及び3−フリル基が包含される。
【0013】
チエニル基には、2−チエニル及び3−チエニル基が包含される。
【0014】
ピリジル基には、2−ピリジル、3−ピリジル及び4−ピリジル基が包含される。
【0015】
ナフチル基には、1−ナフチル及び2−ナフチル基が包含される。
【0016】
フェニル低級アルコキシ基としては、ベンジルオキシ、2−フェニルエトキシ、3−フェニルプロポキシ、4−フェニルブトキシ、5−フェニルペンチルオキシ、6−フェニルヘキシルオキシ基等を例示できる。
【0017】
低級アルキルチオ基としては、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、ブチルチオ、ペンチルチオ、ヘキシルチオ基等を例示できる。
【0018】
低級アルキルスルフィニル基としては、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニル、ブチルスルフィニル、ペンチルスルフィニル、ヘキシルスルフィニル基等を例示できる。
【0019】
低級アルキルスルホニル基としては、メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、ブチルスルホニル、ペンチルスルホニル、ヘキシルスルホニル基等を例示できる。
【0020】
ハロゲン置換低級アルコキシ基としては、トリフルオロメトキシ、ペンタフルオロエトキシ、ヘプタフルオロプロポキシ、ノナフルオロブトキシ、ウンデカフルオロペンチルオキシ、トリデカフルオロヘキシルオキシ基等を例示できる。
【0021】
低級アルコキシカルボニル基としては、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、ペンチルオキシカルボニル、ヘキシルオキシカルボニル基等を例示できる。
【0022】
ジ低級アルコキシホスホリル低級アルキル基としては、ジメトキシホスホリルメチル、ジエトキシホスホリルメチル、ジプロポキシホスホリルメチル、ジブトキシホスホリルメチル、ジペンチルオキシホスホリルメチル、ジヘキシルオキシホスホリルメチル、2−(ジメトキシホスホリル)エチル、2−(ジエトキシホスホリル)エチル、3−(ジエトキシホスホリル)プロピル、4−(ジエトキシホスホリル)ブチル、5−(ジエトキシホスホリル)ペンチル、6−(ジエトキシホスホリル)ヘキシル基等を例示できる。
【0023】
N−(トリ低級アルコキシベンゾイル)アミノ基としては、N−(3,4,5−トリメトキシベンゾイル)アミノ、N−(3,4,5−トリエトキシベンゾイル)アミノ、N−(3,4,5−トリプロポキシベンゾイル)アミノ、N−(2,3,4−トリメトキシベンゾイル)アミノ、N−(2,4,5−トリメトキシベンゾイル)アミノ基等を例示できる。
【0024】
置換基として低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、ハロゲン置換低級アルキル基、ニトロ基、フェニル低級アルコキシ基、フェノキシ基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル基、低級アルキルスルホニル基、ハロゲン置換低級アルコキシ基、低級アルコキシカルボニル基、シアノ基、フェニル基、ジ低級アルコキシホスホリル低級アルキル基、N−(トリ低級アルコキシベンゾイル)アミノ基、低級アルカノイルオキシ基及びヒドロキシル基から選ばれる基の1〜3個を有することのあるフェニル基としては、無置換のフェニル基の他に以下の各置換フェニル基を例示できる。
【0025】
2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、4−メチルフェニル、4−エチルフェニル、4−プロピルフェニル、4−ブチルフェニル、4−t−ブチルフェニル、4−ペンチルフェニル、4−ヘキシルフェニル、2,3−ジメチルフェニル、2,4−ジメチルフェニル、3,4−ジメチルフェニル、3,5−ジメチルフェニル、3,4,5−トリメチルフェニル、2−メトキシフェニル、3−メトキシフェニル、4−メトキシフェニル、4−エトキシフェニル、4−プロポキシフェニル、4−ブトキシフェニル、4−ペンチルオキシフェニル、4−ヘキシルオキシフェニル、2,3−ジメトキシフェニル、2,4−ジメトキシフェニル、2,5−ジメトキシフェニル、2,6−ジメトキシフェニル、3,4−ジメトキシフェニル、3,5−ジメトキシフェニル、2,3,4−トリメトキシフェニル、2,3,5−トリメトキシフェニル、2,3,6−トリメトキシフェニル、2,4,5−トリメトキシフェニル、2,4,6−トリメトキシフェニル、3,4,5−トリメトキシフェニル、3,4,5−トリエトキシフェニル、2−フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、2−クロロフェニル、3−クロロフェニル、4−クロロフェニル、2−ブロモフェニル、3−ブロモフェニル、4−ブロモフェニル、4−ヨードフェニル、2,3−ジクロロフェニル、2,4−ジクロロフェニル、2,5−ジクロロフェニル、2,4,6−トリクロロフェニル、2,4−ジクロロ−5−フルオロフェニル、2−トリフルオロメチルフェニル、3−トリフルオロメチルフェニル、4−トリフルオロメチルフェニル、4−ペンタフルオロエチルフェニル、4−ヘプタフルオロプロピルフェニル、4−ノナフルオロブチルフェニル、4−ウンデカフルオロペンチルフェニル、4−トリデカフルオロヘキシルフェニル、2,3−ビス(トリフルオロメチル)フェニル、2,4−ビス(トリフルオロメチル)フェニル、3,4−ビス(トリフルオロメチル)フェニル、3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル、3,4,5−トリス(トリフルオロメチル)フェニル、2−ニトロフェニル、3−ニトロフェニル、4−ニトロフェニル、2−ベンジルオキシフェニル、3−ベンジルオキシフェニル、4−ベンジルオキシフェニル、4−(2−フェニルエトキシ)フェニル、4−(3−フェニルプロポキシ)フェニル、4−(4−フェニルブトキシ)フェニル、4−(5−フェニルペンチルオキシ)フェニル、4−(6−フェニルヘキシルオキシ)フェニル、2,4−ジベンジルオキシフェニル、3,5−ジベンジルオキシフェニル、4−ベンジルオキシ−3,5−ジメトキシフェニル、2−フェノキシフェニル、3−フェノキシフェニル、4−フェノキシフェニル、2−メチルチオフェニル、3−メチルチオフェニル、4−メチルチオフェニル、4−エチルチオフェニル、4−プロピルチオフェニル、4−ブチルチオフェニル、4−ペンチルチオフェニル、4−ヘキシルチオフェニル、2,4−ジメチルチオフェニル、3,4−ジメチルチオフェニル、3,5−ジメチルチオフェニル、2−メチルスルフィニルフェニル、3−メチルスルフィニルフェニル、4−メチルスルフィニルフェニル、4−エチルスルフィニルフェニル、4−プロピルスルフィニルフェニル、4−ブチルスルフィニルフェニル、4−ペンチルスルフィニルフェニル、4−ヘキシルスルフィニルフェニル、2−メチルスルホニルフェニル、3−メチルスルホニルフェニル、4−メチルスルホニルフェニル、4−エチルスルホニルフェニル、4−プロピルスルホニルフェニル、4−ブチルスルホニルフェニル、4−ペンチルスルホニルフェニル、4−ヘキシルスルホニルフェニル、2−トリフルオロメトキシフェニル、3−トリフルオロメトキシフェニル、4−トリフルオロメトキシフェニル、4−ペンタフルオロエトキシフェニル、4−ヘプタフルオロプロポキシフェニル、4−ノナフルオロブトキシフェニル、4−ウンデカフルオロペンチルオキシフェニル、4−トリデカフルオロヘキシルオキシフェニル、2−メトキシカルボニルフェニル、3−メトキシカルボニルフェニル、4−メトキシカルボニルフェニル、4−エトキシカルボニルフェニル、4−プロポキシカルボニルフェニル、4−ブトキシカルボニルフェニル、4−ペンチルオキシカルボニルフェニル、4−ヘキシルオキシカルボニルフェニル、2−シアノフェニル、3−シアノフェニル、4−シアノフェニル、(1,1′−ビフェニル)−4−イル、(1,1′−ビフェニル)−3−イル、(1,1′−ビフェニル)−2−イル、2−(ジエトキシホスホリルメチル)フェニル、3−(ジエトキシホスホリルメチル)フェニル、4−(ジエトキシホスホリルメチル)フェニル、4−(ジメトキシホスホリルメチル)フェニル、4−(ジプロポキシホスホリルメチル)フェニル、4−(ジブトキシホスホリルメチル)フェニル、4−(ジペンチルオキシホスホリルメチル)フェニル、4−(ジヘキシルオキシホスホリルメチル)フェニル、4−〔2−(ジメトキシホスホリル)エチル〕フェニル、4−〔2−(ジエトキシホスホリル)エチル〕フェニル、4−〔N−(3,4,5−トリメトキシベンゾイル)アミノ〕フェニル、3−〔N−(3,4,5−トリメトキシベンゾイル)アミノ〕フェニル、2−〔N−(3,4,5−トリメトキシベンゾイル)アミノ〕フェニル、4−〔N−(3,4,5−トリエトキシベンゾイル)アミノ〕フェニル、4−〔N−(3,4,5−トリプロポキシベンゾイル)アミノ〕フェニル、4−〔N−(2,3,4−トリメトキシベンゾイル)アミノ〕フェニル、4−〔N−(2,4,6−トリメトキシベンゾイル)アミノ〕フェニル、2−アセトキシフェニル、3−アセトキシフェニル、4−アセトキシフェニル、4−プロピオニルオキシフェニル、4−ブチリルオキシフェニル、4−バレリルオキシフェニル、4−ピバロイルオキシフェニル、4−ヘキサノイルオキシフェニル、4−ヘプタノイルオキシフェニル、2,3−ジアセトキシフェニル、2,4−ジアセトキシフェニル、3,4−ジアセトキシフェニル、3,5−ジアセトキシフェニル、3,4,5−トリアセトキシフェニル、4−アセトキシ−3,5−ジメトキシフェニル、2−ヒドロキシフェニル、3−ヒドロキシフェニル、4−ヒドロキシフェニル、2,3−ジヒドロキシフェニル、2,4−ジヒドロキシフェニル、3,4−ジヒドロキシフェニル、3,5−ジヒドロキシフェニル、3,4,5−トリヒドロキシフェニル。
【0026】
上記一般式(1)で表わされる本発明誘導体の内で、医薬品有効成分として好ましいものは、該一般式(1)中、R1 がアルキル基でXがCH又はC−Phである化合物及びXが窒素原子でZがC−CN又はC(CO)NH2 である化合物から選ばれ、そのうちでもR1 がアルキル基であるものはより好ましく、特に、R1 がn−ブチル基でR3 が水素原子である縮環ピリミジン誘導体は、好適である。また、この好適な縮環ピリミジン誘導体のうちでは、更にR2 が置換基として低級アルキル基、ハロゲン原子の1〜2個又は低級アルコキシ基の3個を有するフェニル基もしくはナフチル基であるものが好ましい。
【0027】
本発明誘導体中、最も好ましい一つの具体例としては、5−n−ブチル−7−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルアミノ)−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンを例示することができる。
【0028】
本発明誘導体は、各種の方法により製造することができる。その具体例を下記に反応工程式を挙げて詳述する。
【0029】
【化3】
Figure 0003735741
【0030】
〔式中、R1、R2、X、Y及びZは前記に同じ。R3aは基−(CO)R2(R2は前記に同じ)を、Aはハロゲン原子を示す。〕
上記反応工程式−1において、ニトリル誘導体(2)と化合物(3)との縮環反応は、ベンゼン、トルエン、キシレン、酢酸、エタノール等の不活性溶媒中、室温〜還流温度の範囲の条件下にて3〜50時間程度を要して行われる。尚、両化合物の使用割合は、ほぼ当モル量程度とするのが一般的である。
【0031】
上記反応により得られる化合物(4)は、次いでこれを酸ハロゲン化物(5)と反応させることにより、本発明化合物(1a)に変換できる。尚、この際、副生成物として化合物(1b)が得られる場合もある。この反応は、適当な溶媒中、脱酸剤の存在下に実施できる。ここで、溶媒としては例えばベンゼン、トルエン、キシレン、石油エーテル等の芳香族乃至脂肪族炭化水素類、ジエチルエーテル、ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン(THF)、1,4−ジオキサン等の鎖状乃至環状エーテル類、アセトン、エチルメチルケトン、アセトフェノン等のケトン類、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素等を例示できる。また脱酸剤としては、トリエチルアミン、N,N−ジエチルアニリン、N−メチルモルホリン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン等の第3級アミン類や、水素化ナトリウム、水素化カリウム等のアルカリ金属水素化物等を好ましく例示できる。
【0032】
上記反応における化合物(4)に対する酸ハロゲン化物(5)及び脱酸剤の使用量は、特に限定的ではないが、通常酸ハロゲン化物は等モル量程度、脱酸剤は等モル量〜過剰モル量程度とするのがよく、反応は室温〜還流温度の範囲の条件下に約0.5〜20時間程度で終了する。尚、一般に酸ハロゲン化物の使用量を増加させれば、化合物(1b)の収量が増大する傾向にある。
【0033】
また、化合物(1a)に対して、再度酸ハロゲン化物(5)との反応を上記と同様に行なえば、化合物(1b)を得ることができる。
【0034】
ここで、上記反応工程式−1における中間化合物(4)は、例えば下記反応工程式−2に示す方法によっても製造することができる。
【0035】
【化4】
Figure 0003735741
【0036】
〔式中、R1 、X、Y及びZは前記に同じ。Eは低級アルキル基を、Qはハロゲン原子をそれぞれ示す。〕
上記反応工程式−2における化合物(6)と化合物(3)との縮合反応は、適当な不活性溶媒中、室温〜溶媒の沸点範囲の温度条件下で実施される。ここで用いられる不活性溶媒としては、例えば酢酸、エタノール、ベンゼン、トルエン、キシレン、THF等を例示できる。化合物(6)と化合物(3)との使用割合は、一般にほぼ等モル量程度とするのがよく、反応は約2〜5時間程度を要して完了する。
【0037】
上記により得られる化合物(7)のハロゲン化反応は、適当なハロゲン化剤、例えばオキシ塩化リン、オキシ臭化リン等を用いて実施できる。上記ハロゲン化剤は、溶媒をも兼ねるので、該反応には特に溶媒を利用する必要はないが、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の他の不活性溶媒を用いることもできる。また、必要に応じて、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエチルアミン等の脱酸剤を1〜10倍モル量添加することもできる。反応は、室温〜150度々程度の温度条件下に、約0.5〜12時間程度を要して実施される。
【0038】
上記反応により得られるハロゲン化物(8)は、これをアンモニア水で処理することにより化合物(4)に変換できる。この処理は、特に溶媒を必要とせず、通常化合物(8)を過剰量のアンモニア水と共に約100〜150℃程度で1〜12時間程度加熱することにより実施できる。
【0039】
【化5】
Figure 0003735741
【0040】
〔式中、R1 、R2 、A、Q、X、Y及びZは前記に同じ。R3bは低級アルキル基を示す。〕
本発明化合物(1c)は、上記反応工程式−3に示す方法により製造することができる。即ち、まず化合物(8)とアミン(9)とを、メタノール、エタノール等の不活性溶媒中、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の脱酸剤の存在下に、還流温度程度の温度条件下で、1〜6時間程度処理して化合物(10)を得、これを酸ハロゲン化物(5)と反応させることにより、化合物(1c)とすることができる。
【0041】
上記化合物(10)と酸ハロゲン化物(5)との反応は、先の反応工程式−1において示した方法に準じて実施することができる。
【0042】
【化6】
Figure 0003735741
【0043】
〔式中、R1 、X、Y及びZは前記に同じ。R2aは置換基として低級アルカノイルオキシ基を有し、更に低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、ハロゲン置換低級アルキル基、ニトロ基、フェニル低級アルコキシ基、フェノキシ基、ハロゲン置換低級アルコキシ基、シアノ基、フェニル基及び低級アルカノイルオキシ基から選ばれる基の1〜2個を有することのあるフェニル基を、R3cは水素原子、低級アルキル基又は基−(CO)−R2a(R2aは前記に同じ)を、R2bはR2aで定義された置換フェニル基における低級アルカノイルオキシ基に対応する箇所がヒドロキシル基となったものを、R3dは水素原子、低級アルキル基又は基−(CO)−R2b(R2bは前記に同じ)を、それぞれ示す。〕
本発明化合物(1d)は、これを加水分解することにより、本発明化合物(1e)に変換することができる。該加水分解反応は、メタノール、エタノール等の不活性溶媒中、水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カリウム水溶液と処理することにより実施できる。反応は、一般に0℃〜室温の温度条件下で、10分〜3時間で完了する。
【0044】
【化7】
Figure 0003735741
【0045】
〔式中、R1 、X、Y及びZは前記に同じ。R2cは置換基として低級アルキルチオ基を有し、更に低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、ハロゲン置換低級アルキル基、ニトロ基、フェニル低級アルコキシ基、フェノキシ基、ハロゲン置換低級アルコキシ基、シアノ基、フェニル基及び低級アルキルチオ基から選ばれる基の1〜2個を有することのあるフェニル基を、R3eは水素原子、低級アルキル基又は基−(CO)−R2c(R2cは前記に同じ)を、R2dはR2cで定義された置換フェニル基における低級アルキルチオ基に対応する箇所が低級アルキルスルフィニル基又は低級アルキルスルホニル基となったものを、R3fは水素原子、低級アルキル基又は基−(CO)−R2d(R2dは前記に同じ)を、それぞれ示す。〕
化合物(1f)の酸化反応は、酢酸、ジクロロメタン、四塩化炭素等の不活性溶媒中、酸化剤として過酸化水素水、m−クロロ過安息香酸、過ヨウ素酸ナトリウム等を用いて行なわれる。
【0046】
ここで、上記酸化反応を、低級アルキルスルフィニル基までにとどめる場合、上記酸化剤の使用量は1〜少過剰当量とし、0℃〜室温程度の温度にて15分〜2時間反応させればよい。
【0047】
一方、上記酸化反応を、低級アルキルスルホニル基まで進行させる場合、上記酸化剤の使用量は2〜過剰当量とし、更に必要に応じてタングステン酸ナトリウム等の触媒を添加して、室温〜還流温度程度にて15分〜2時間反応を行なうのがよい。尚、該スルホニル化合物は、上記スルフィニル化合物を再度酸化することによっても製造することができる。その場合の反応条件は、上記した2通りの条件のいずれでもよい。
【0048】
本発明誘導体は、これに常法に従い適当な酸性化合物を付加反応させて、医薬的に許容される酸付加塩とすることができ、本発明はかかる酸付加塩をも包含する。該酸付加塩は遊離形態の本発明誘導体と同様の薬理活性を有しており、同様に医薬品有効成分として利用できる。
【0049】
上記酸付加塩を形成し得る酸性化合物としては、例えば塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸等の無機酸及びマレイン酸、フマール酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸等の有機酸を例示することができる。
【0050】
また、本発明化合物のうち、R3 が水素原子であるものは、これを常法に従ってアルカリ金属塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩等やアルカリ土類金属塩、例えばカルシウム塩、マグネシウム塩等、その他銅塩等とすることができ、之等の塩類も本発明の範囲に包含され、同様の医薬品有効成分として利用することができる。
【0051】
上記それぞれの工程により得られる目的化合物は、通常の分離手段により容易に単離、精製することができる。この分離手段としては、慣用される各種方法、例えば溶媒抽出法、再結晶法、カラムクロマトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー等を例示できる。
【0052】
【実施例】
以下、本発明を更に詳しく説明するため、本発明化合物の製造のための原料化合物の製造例を参考例として挙げ、次いで本発明化合物の製造例を実施例として挙げる。
【0053】
【参考例1】
4−アミノ−8−シアノ−2−フェニルイミダゾ〔1,5−a〕ピリミジンの製造
5−アミノ−4−シアノイミダゾール1.9g及びベンゾイルアセトニトリル2.6gを酢酸5mlに溶かし、100℃で24時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣にクロロホルム−酢酸エチルを加え、析出した結晶を濾取し、水及び酢酸エチルで順次洗浄し、エタノールより再結晶して、目的化合物630mg(融点:314〜316℃)を得た。
【0054】
【参考例2〜10】
参考例1と同様にして、以下の原料化合物を製造した。
【0055】
(2)4−アミノ−2−n−ブチル−8−シアノイミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン(融点:256〜258℃)
(3)7−アミノ−5−エチル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン(融点:194〜197℃、再結晶溶媒:エタノール−n−ヘキサン)
(4)7−アミノ−5−n−プロピル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン(融点:139〜142℃、再結晶溶媒:エタノール−n−ヘキサン)
(5)7−アミノ−5−n−ブチル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン(融点:149〜151℃、再結晶溶媒:クロロホルム−n−ヘキサン)
(6)7−アミノ−5−n−ペンチル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン(融点:178〜181℃、再結晶溶媒:エタノール−n−ヘキサン)
(7)7−アミノ−5−n−オクチル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン(融点:148〜150℃、再結晶溶媒:エタノール−n−ヘキサン)
(8)4−アミノ−2−n−ブチル−8−カルバモイルイミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン
(9)7−アミノ−5−n−ブチル−2−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン(融点:211〜213℃、再結晶溶媒:エタノール−n−ヘキサン)
(10)7−アミノ−5−エチル−2−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン(融点:224〜226℃、再結晶溶媒:エタノール−n−ヘキサン)
【0056】
【参考例11】
7−アミノ−5−n−ブチル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンの製造
工程(1)
3−アミノ−1,2,4−トリアゾール34.6gと3−オキソへプタン酸メチルエステル65.0gのトルエン40ml溶液を110℃で3時間加熱還流した。冷後、トルエンを減圧留去し、残渣をエタノール−n−ヘキサンより再結晶して、5−n−ブチル−7−ヒドロキシ−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンの無色結晶63.9gを得た。
【0057】
工程(2):
上記工程(1)で得られた結晶19.2gにオキシ塩基リン80mlを加え、1時間加熱還流した。反応終了後、減圧濃縮し、残渣を氷水中に注ぎ、混合物を無水酢酸ナトリウムで中和し、ジクロロメタンで抽出し、有機層を集めた。これを飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液:酢酸エチル:n−ヘキサン=1:2)で精製して、5−n−ブチル−7−クロロ−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンの淡赤色油状物14.9gを得た。
【0058】
上記工程で得られた化合物8.8gと25%アンモニア水100mlとをステンレス密閉管中に封入し120℃で22時間加熱した。冷後、析出した結晶を濾取し、水洗後、メタノール−n−ヘキサンより再結晶して、目的化合物の無色結晶3.7gを得た。このものは、参考例5の(5)に示す化合物と同一であった。
【0059】
【実施例1】
8−シアノ−2−フェニル−4−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジンの製造
ピリジン3.0ml中に参考例1で得られた結晶300mgを加え、氷冷攪拌下、3,4,5−トリメトキシベンゾイル クロリド294mgを加えた。この懸濁液を0℃で1時間攪拌後、室温で10時間攪拌した。反応混合液中にクロロホルムを加え、析出した結晶を濾取し、水、エタノール及びクロロホルムで順次洗浄して、目的化合物の結晶100mgを得た。得られた化合物の構造及び融点を第1表に示す。
【0060】
【実施例2〜13】
実施例1と同様にして、第1表に記載の各化合物を製造した。
【0061】
【表1】
Figure 0003735741
【0062】
【表2】
Figure 0003735741
【0063】
【実施例14〜39】
適当な出発物質を用い、上記参考例及び実施例と同様の反応を行なって、以下の各化合物を製造することができ、本発明は、之等の各化合物も当然に包含する。
【0064】
実施例14…4−ベンゾイルアミノ−2−n−ブチル−8−シアノイミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0065】
実施例15…2−n−ブチル−8−シアノ−4−(2−トリフルオロメチルベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0066】
(融点:192〜195℃、再結晶溶媒:ジエチルエーテル)
実施例16…2−n−ブチル−8−シアノ−4−(2−メチルベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0067】
実施例17…2−n−ブチル−4−(2−クロロベンゾイルアミノ)−8−シアノイミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0068】
(融点:205〜207℃、再結晶溶媒:エタノール−水)
実施例18…8−シアノ−2−エチル−4−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0069】
実施例19…8−シアノ−2−n−オクチル−4−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0070】
実施例20…2−n−ブチル−4−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0071】
実施例21…2−エチル−4−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0072】
実施例22…2−n−オクチル−4−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0073】
実施例23…2−n−ブチル−4−(2−トリフルオロメチルベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0074】
実施例24…2−n−ブチル−4−(2−メチルベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0075】
実施例25…2−n−ブチル−4−(2−クロロベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0076】
実施例26…5−メチル−7−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルアミノ)−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0077】
実施例27…5−フェニル−7−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルアミノ)−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0078】
実施例28…7−ベンゾイルアミノ−5−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0079】
実施例29…7−(2−メチルベンゾイルアミノ)−5−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0080】
実施例30…7−(2−クロロベンゾイルアミノ)−5−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0081】
実施例31…5−フェニル−7−(2−トリフルオロメチルベンゾイルアミノ)−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0082】
実施例32…5−n−ブチル−7−(3,4,5−トリエトキシベンゾイルアミノ)−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0083】
実施例33…5−n−ブチル−7−(2−ペンタフルオロエチルベンゾイルアミノ)−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0084】
実施例34…5−n−ヘキシル−7−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルアミノ)−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0085】
実施例35…5−n−ヘプチル−7−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルアミノ)−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0086】
実施例36…5−n−ノニル−7−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルアミノ)−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0087】
実施例37…5−n−デシル−7−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルアミノ)−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0088】
実施例38…5−n−ブチル−7−(2,3,4−トリメトキシベンゾイルアミノ)−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0089】
実施例39…5−n−ブチル−7−(2,4,5−トリメトキシベンゾイルアミノ)−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0090】
【実施例40及び41】
2−n−ブチル−8−シアノ−4−(2−メトキシベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン及び2−n−ブチル−8−シアノ−4−〔N,N−ビス(2−メトキシベンゾイル)アミノ〕イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジンの製造
参考例2で得られた化合物及び2−メトキシベンゾイル クロリドを用いて、実施例1と同様の反応を行ない、粗生成物をジクロロメタン−ジエチルエーテルより再結晶して、2−n−ブチル−8−シアノ−4−(2−メトキシベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジンの無色結晶を得た。次に、上記再結晶母液を濃縮し、残渣を酢酸エチルより再結晶して、2−n−ブチル−8−シアノ−4−〔N,N−ビス(2−メトキシベンゾイル)アミノ〕イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジンの無色結晶を得た。得られた各化合物の構造及び融点を第2表に示す。
【0091】
【実施例42〜54】
実施例1と同様にして、第2表に記載の各化合物を製造した。
【0092】
【実施例55】
5−n−ブチル−7−(2−メチルスルフィニルベンゾイルアミノ)−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンの製造
実施例54で得られた化合物1.0gの酢酸20ml溶液に30%過酸化水素水0.4gを加え、室温で6時間攪拌した。反応終了後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液…クロロホルム:酢酸エチル=1:2→クロロホルム:メタノール=10:1)で精製し、更にエタノール−n−ヘキサンより再結晶して、目的化合物の無色結晶0.76gを得た。得られた化合物の構造及び融点を第2表に示す。
【0093】
【実施例56】
5−n−ブチル−7−(2−メチルスルホニルベンゾイルアミノ)−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンの製造
実施例54で得られた化合物1.0gの酢酸20ml溶液に30%過酸化水素水0.8gを加え、80℃で2時間攪拌した。反応終了後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液…クロロホルム:酢酸エチル=1:2→クロロホルム:メタノール=10:1)で精製し、更にエタノール−n−ヘキサンより再結晶して、目的化合物の無色結晶0.67gを得た。得られた化合物の構造及び融点を第2表に示す。
【0094】
【実施例57】
実施例1と同様にして、第2表に記載の化合物を製造した。
【0095】
【実施例58】
実施例56と同様にして、第2表に記載の化合物を製造した。
【0096】
【実施例59〜74】
実施例1と同様にして、第2表に記載の各化合物を製造した。
【0097】
【実施例75】
実施例55と同様にして、第2表に記載の化合物を製造した。
【0098】
【実施例76】
実施例1と同様にして、第2表に記載の化合物を製造した。
【0099】
【実施例77】
5−n−ブチル−7−(4−ヒドロキシベンゾイルアミノ)−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンの製造
実施例76で得られた化合物1.41gのエタノール20ml懸濁液を0℃に冷却し、そこに2N水酸化ナトリウム水溶液5mlを加え、0℃で1時間撹拌した。反応終了後、減圧濃縮し、残渣を水で希釈してジクロロメタンで洗浄した。水層に塩酸を加えて酸性とし、析出した粗結晶を瀘取し、エタノール−クロロホルム−n−ヘキサンより再結晶して、目的化合物の無色結晶1.12gを得た。得られた化合物の構造及び融点を第2表に示す。
【0100】
【実施例78】
5−n−ブチル−7−〔N−n−ブチル−N−(3,4,5−トリメトキシベンゾイル)アミノ〕−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジンの製造
参考例11の工程(2)で得られた化合物3.16g、n−ブチルアミン1.10g及び無水炭酸水素ナトリウム1.26gをエタノール20ml中に加え、100℃で2時間撹拌した。反応終了後、減圧濃縮し、残渣に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を集め、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して、粗生成物を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液;クロロホルム:酢酸エチル=1:2)で精製し、更にn−ヘキサンより再結晶して、5−n−ブチル−7−n−ブチルアミノ−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン2.72gを得た。次に、得られた化合物1.12g及び3,4,5−トリメトキシベンゾイル クロリド1.08gを用いて、実施例1と同様にして、目的化合物の無色結晶0.52gを得た。得られた化合物の構造及び融点を第2表に示す。
【0101】
【表3】
Figure 0003735741
【0102】
【表4】
Figure 0003735741
【0103】
【表5】
Figure 0003735741
【0104】
【表6】
Figure 0003735741
【0105】
【表7】
Figure 0003735741
【0106】
【表8】
Figure 0003735741
【0107】
【表9】
Figure 0003735741
【0108】
【表10】
Figure 0003735741
【0109】
【実施例79〜141】
適当な出発物質を用い、参考例及び実施例と同様の反応を行なって、以下の各化合物を製造することができ、本発明は、之等の各化合物も包含する。
【0110】
実施例79…7−(4−ベンジルオキシベンゾイルアミノ)−5−n−ブチル−2−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0111】
実施例80…7−(2−ベンジルオキシベンゾイルアミノ)−5−n−ブチル−2−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0112】
実施例81…5−n−ブチル−7−(2−フェノキシベンゾイルアミノ)−2−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0113】
実施例82…5−n−ブチル−7−(2−メチルチオベンゾイルアミノ)−2−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0114】
実施例83…5−n−ブチル−7−(2−メチルスルフィニルベンゾイルアミノ)−2−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0115】
実施例84…5−n−ブチル−7−(2−メチルスルホニルベンゾイルアミノ)−2−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0116】
実施例85…5−n−ブチル−7−(2−クロロベンゾイルアミノ)−2−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0117】
実施例86…5−n−ブチル−7−(2,4−ジクロロ−5−フルオロベンゾイルアミノ)−2−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0118】
実施例87…5−n−ブチル−7−(2−ニトロベンゾイルアミノ)−2−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0119】
実施例88…5−n−ブチル−2−フェニル−7−(2−トリフルオロメチルベンゾイルアミノ)−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0120】
実施例89…5−n−ブチル−2−フェニル−7−(4−トリフルオロメトキシベンゾイルアミノ)−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0121】
実施例90…5−n−ブチル−7−(4−メトキシカルボニルベンゾイルアミノ)−2−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0122】
実施例91…5−n−ブチル−7−(4−シアノベンゾイルアミノ)−2−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0123】
実施例92…5−n−ブチル−2−フェニル−7−(2−フェニルベンゾイルアミノ)−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0124】
実施例93…5−n−ブチル−7−(4−ジエトキシホスホリルメチルベンゾイルアミノ)−2−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0125】
実施例94…5−n−ブチル−2−フェニル−7−〔4−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルアミノ)ベンゾイルアミノ〕−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0126】
実施例95…5−n−ブチル−7−(1−ナフトイルアミノ)−2−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0127】
実施例96…5−n−ブチル−7−(2−フロイルアミノ)−2−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0128】
実施例97…5−n−ブチル−2−フェニル−7−(2−テノイルアミノ)−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0129】
実施例98…5−n−ブチル−7−(イソニコチノイルアミノ)−2−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0130】
実施例99…7−(2−アセトキシベンゾイルアミノ)−5−n−ブチル−2−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0131】
実施例100…5−n−ブチル−7−(2−ヒドロキシベンゾイルアミノ)−2−フェニル−1,2,4−トリアゾロ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0132】
実施例101…2−n−ブチル−4−(ベンジルオキシベンゾイルアミノ)−8−シアノイミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0133】
実施例102…2−n−ブチル−8−シアノ−4−(2−フェノキシベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0134】
実施例103…2−n−ブチル−8−シアノ−4−(2−メチルチオベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0135】
実施例104…2−n−ブチル−8−シアノ−4−(2−メチルスルフィニルベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0136】
実施例105…2−n−ブチル−8−シアノ−4−(2−メチルスルホニルベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0137】
実施例106…2−n−ブチル−8−シアノ−4−(4−トリフルオロメトキシベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0138】
実施例107…2−n−ブチル−8−シアノ−4−(4−メトキシカルボニルベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0139】
実施例108…2−n−ブチル−8−シアノ−4−(4−シアノベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0140】
実施例109…2−n−ブチル−8−シアノ−4−(2−フェニルベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0141】
実施例110…2−n−ブチル−8−シアノ−4−(4−ジエトキシホスホリルメチルベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0142】
実施例111…2−n−ブチル−8−シアノ−4−〔4−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルアミノ)ベンゾイルアミノ〕イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0143】
実施例112…2−n−ブチル−8−シアノ−4−(2−フロイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0144】
実施例113…2−n−ブチル−8−シアノ−4−(2−テノイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0145】
実施例114…2−n−ブチル−8−シアノ−4−(イソニコチノイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0146】
実施例115…4−(2−アセトキシベンゾイルアミノ)−2−n−ブチル−8−シアノイミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0147】
実施例116…2−n−ブチル−8−シアノ−4−(2−ヒドロキシベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0148】
実施例117…2−n−ブチル−4−(2−ベンジルオキシベンゾイルアミノ)−8−カルバモイルイミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0149】
実施例118…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(2−フェノキシベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0150】
実施例119…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(2−クロロベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0151】
実施例120…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(2,4−ジクロロベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0152】
実施例121…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(2−ニトロベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0153】
実施例122…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(2−トリフルオロメチルベンゾイルアミノ)−イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0154】
実施例123…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(2−メチルチオベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0155】
実施例124…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(2−メチルスルフィニルベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0156】
実施例125…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(2−メチルスルホニルベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0157】
実施例126…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(4−トリフルオロメトキシベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0158】
実施例127…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(4−メトキシカルボニルベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0159】
実施例128…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(4−シアノベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0160】
実施例129…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(2−フェニルベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0161】
実施例130…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(4−ジエトキシホスホリルメチルベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0162】
実施例131…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−〔4−(3,4,5−トリメトキシベンゾイルアミノ)ベンゾイルアミノ〕イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0163】
実施例132…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(1−ナフトイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0164】
実施例133…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(2−フロイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0165】
実施例134…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(2−テノイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0166】
実施例135…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(イソニコチノイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0167】
実施例136…4−(2−アセトキシベンゾイルアミノ)−2−n−ブチル−8−カルバモイルイミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0168】
実施例137…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(2−ヒドロキシベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0169】
実施例138…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(2−メトキシベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0170】
実施例139…2−n−ブチル−4−(4−t−ブチルベンゾイルアミノ)−8−カルバモイルイミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0171】
実施例140…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−(2−ブロモベンゾイルアミノ)イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。
【0172】
実施例141…2−n−ブチル−8−カルバモイル−4−〔N,N−ビス(2−メトキシベンゾイル)アミノ〕イミダゾ〔1,5−a〕ピリミジン。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a novel condensed ring pyrimidine derivative.
[0002]
[Prior art]
The compound of the present invention is a novel compound not described in any literature.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a compound useful as a pharmaceutical as described later.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
According to the present invention, a condensed ring pyrimidine derivative represented by the following formula (1) is provided.
[0005]
[Chemical 2]
Figure 0003735741
[0006]
[In the formula, R 1 Represents an alkyl group or a phenyl group, R 2 Is a furyl group, a thienyl group, a pyridyl group, a naphthyl group or a lower alkyl group, a lower alkoxy group, a halogen atom, a halogen-substituted lower alkyl group, a nitro group, a phenyl lower alkoxy group, a phenoxy group, a lower alkylthio group, a lower alkyl as a substituent. Sulfinyl group, lower alkylsulfonyl group, halogen-substituted lower alkoxy group, lower alkoxycarbonyl group, cyano group, phenyl group, di-lower alkoxyphosphoryl lower alkyl group, N- (tri-lower alkoxybenzoyl) amino group, lower alkanoyloxy group and hydroxyl A phenyl group which may have 1 to 3 groups selected from the group R Three Is a hydrogen atom, a lower alkyl group or — (CO) R 2 (R 2 Is the same as above, X represents a nitrogen atom, CH or C-Ph (Ph is a phenyl group), and Y and Z are, when X is a nitrogen atom, Y is CH and Z is CH, C-CN or C (CO) NH 2 In the case where X is CH or C-Ph, Y and Z each represent a nitrogen atom. ]
The condensed pyrimidine derivative of the present invention represented by the general formula (1) is useful as a medicine. In particular, the derivatives of the present invention are analgesics (postoperative pain, migraine, gout, chronic pain, neuropathic pain, cancer pain, etc.), anti-inflammatory agents, antibacterial agents, hypoglycemic agents, lipid lowering agents, blood pressure lowering agents. It is useful as an agent, an anticancer agent and the like, and among them, it is preferably used as an analgesic agent, and has a feature that does not exhibit the side effects found in conventional analgesics.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
As each group defined in the general formula (1) showing the derivative of the present invention, the following groups can be exemplified.
[0008]
That is, examples of the lower alkyl group include linear or branched lower alkyl groups such as methyl, ethyl, propyl, isopropyl, butyl, isobutyl, tert-butyl, pentyl, and hexyl groups. Examples of the alkyl group include heptyl, octyl, nonyl and decyl groups in addition to the above lower alkyl group.
[0009]
Examples of lower alkoxy groups include methoxy, ethoxy, propoxy, isopropoxy, butoxy, pentyloxy, hexyloxy groups and the like.
[0010]
Halogen atoms include fluorine, chlorine, bromine and iodine atoms.
[0011]
Examples of the halogen-substituted lower alkyl group include trifluoromethyl, pentafluoroethyl, heptafluoropropyl, nonafluorobutyl, undecafluoropentyl, and tridecafluorohexyl groups.
[0012]
Furyl groups include 2-furyl and 3-furyl groups.
[0013]
Thienyl groups include 2-thienyl and 3-thienyl groups.
[0014]
Pyridyl groups include 2-pyridyl, 3-pyridyl and 4-pyridyl groups.
[0015]
Naphthyl groups include 1-naphthyl and 2-naphthyl groups.
[0016]
Examples of the phenyl lower alkoxy group include benzyloxy, 2-phenylethoxy, 3-phenylpropoxy, 4-phenylbutoxy, 5-phenylpentyloxy and 6-phenylhexyloxy groups.
[0017]
Examples of the lower alkylthio group include a methylthio group, an ethylthio group, a propylthio group, a butylthio group, a pentylthio group, and a hexylthio group.
[0018]
Examples of the lower alkylsulfinyl group include methylsulfinyl, ethylsulfinyl, propylsulfinyl, butylsulfinyl, pentylsulfinyl, hexylsulfinyl groups and the like.
[0019]
Examples of the lower alkylsulfonyl group include methylsulfonyl, ethylsulfonyl, propylsulfonyl, butylsulfonyl, pentylsulfonyl, hexylsulfonyl groups and the like.
[0020]
Examples of the halogen-substituted lower alkoxy group include trifluoromethoxy, pentafluoroethoxy, heptafluoropropoxy, nonafluorobutoxy, undecafluoropentyloxy, and tridecafluorohexyloxy groups.
[0021]
Examples of the lower alkoxycarbonyl group include methoxycarbonyl, ethoxycarbonyl, propoxycarbonyl, butoxycarbonyl, pentyloxycarbonyl, hexyloxycarbonyl group and the like.
[0022]
Examples of the di-lower alkoxyphosphoryl lower alkyl group include dimethoxyphosphorylmethyl, diethoxyphosphorylmethyl, dipropoxyphosphorylmethyl, dibutoxyphosphorylmethyl, dipentyloxyphosphorylmethyl, dihexyloxyphosphorylmethyl, 2- (dimethoxyphosphoryl) ethyl, 2- ( Examples include diethoxyphosphoryl) ethyl, 3- (diethoxyphosphoryl) propyl, 4- (diethoxyphosphoryl) butyl, 5- (diethoxyphosphoryl) pentyl, 6- (diethoxyphosphoryl) hexyl groups and the like.
[0023]
Examples of the N- (tri-lower alkoxybenzoyl) amino group include N- (3,4,5-trimethoxybenzoyl) amino, N- (3,4,5-triethoxybenzoyl) amino, N- (3,4, Examples thereof include 5-tripropoxybenzoyl) amino, N- (2,3,4-trimethoxybenzoyl) amino, and N- (2,4,5-trimethoxybenzoyl) amino group.
[0024]
Lower alkyl group, lower alkoxy group, halogen atom, halogen-substituted lower alkyl group, nitro group, phenyl lower alkoxy group, phenoxy group, lower alkylthio group, lower alkylsulfinyl group, lower alkylsulfonyl group, halogen-substituted lower alkoxy group as substituents 1 to 3 groups selected from a lower alkoxycarbonyl group, a cyano group, a phenyl group, a di-lower alkoxyphosphoryl lower alkyl group, an N- (tri-lower alkoxybenzoyl) amino group, a lower alkanoyloxy group and a hydroxyl group. As the phenyl group having, the following substituted phenyl groups can be exemplified in addition to the unsubstituted phenyl group.
[0025]
2-methylphenyl, 3-methylphenyl, 4-methylphenyl, 4-ethylphenyl, 4-propylphenyl, 4-butylphenyl, 4-t-butylphenyl, 4-pentylphenyl, 4-hexylphenyl, 2,3 -Dimethylphenyl, 2,4-dimethylphenyl, 3,4-dimethylphenyl, 3,5-dimethylphenyl, 3,4,5-trimethylphenyl, 2-methoxyphenyl, 3-methoxyphenyl, 4-methoxyphenyl, 4 -Ethoxyphenyl, 4-propoxyphenyl, 4-butoxyphenyl, 4-pentyloxyphenyl, 4-hexyloxyphenyl, 2,3-dimethoxyphenyl, 2,4-dimethoxyphenyl, 2,5-dimethoxyphenyl, 2,6 -Dimethoxyphenyl, 3,4-dimethoxyphenyl, 3,5-di Toxiphenyl, 2,3,4-trimethoxyphenyl, 2,3,5-trimethoxyphenyl, 2,3,6-trimethoxyphenyl, 2,4,5-trimethoxyphenyl, 2,4,6-trimethoxy Methoxyphenyl, 3,4,5-trimethoxyphenyl, 3,4,5-triethoxyphenyl, 2-fluorophenyl, 3-fluorophenyl, 4-fluorophenyl, 2-chlorophenyl, 3-chlorophenyl, 4-chlorophenyl, 2-bromophenyl, 3-bromophenyl, 4-bromophenyl, 4-iodophenyl, 2,3-dichlorophenyl, 2,4-dichlorophenyl, 2,5-dichlorophenyl, 2,4,6-trichlorophenyl, 2,4 -Dichloro-5-fluorophenyl, 2-trifluoromethylphenyl, 3-trifluoromethyl Enyl, 4-trifluoromethylphenyl, 4-pentafluoroethylphenyl, 4-heptafluoropropylphenyl, 4-nonafluorobutylphenyl, 4-undecafluoropentylphenyl, 4-tridecafluorohexylphenyl, 2,3- Bis (trifluoromethyl) phenyl, 2,4-bis (trifluoromethyl) phenyl, 3,4-bis (trifluoromethyl) phenyl, 3,5-bis (trifluoromethyl) phenyl, 3,4,5- Tris (trifluoromethyl) phenyl, 2-nitrophenyl, 3-nitrophenyl, 4-nitrophenyl, 2-benzyloxyphenyl, 3-benzyloxyphenyl, 4-benzyloxyphenyl, 4- (2-phenylethoxy) phenyl 4- (3-phenylpropoxy) phenyl, 4- (4-phenylbutoxy) phenyl, 4- (5-phenylpentyloxy) phenyl, 4- (6-phenylhexyloxy) phenyl, 2,4-dibenzyloxyphenyl, 3,5-dibenzyloxyphenyl, 4-benzyloxy-3,5-dimethoxyphenyl, 2-phenoxyphenyl, 3-phenoxyphenyl, 4-phenoxyphenyl, 2-methylthiophenyl, 3-methylthiophenyl, 4-methylthiophenyl, 4-ethylthiophenyl, 4- Propylthiophenyl, 4-butylthiophenyl, 4-pentylthiophenyl, 4-hexylthiophenyl, 2,4-dimethylthiophenyl, 3,4-dimethylthiophenyl, 3,5-dimethylthiophenyl, 2-methylsulfinyl Phenyl, 3-methylsulfinylphenyl, -Methylsulfinylphenyl, 4-ethylsulfinylphenyl, 4-propylsulfinylphenyl, 4-butylsulfinylphenyl, 4-pentylsulfinylphenyl, 4-hexylsulfinylphenyl, 2-methylsulfonylphenyl, 3-methylsulfonylphenyl, 4-methyl Sulfonylphenyl, 4-ethylsulfonylphenyl, 4-propylsulfonylphenyl, 4-butylsulfonylphenyl, 4-pentylsulfonylphenyl, 4-hexylsulfonylphenyl, 2-trifluoromethoxyphenyl, 3-trifluoromethoxyphenyl, 4-triphenyl Fluoromethoxyphenyl, 4-pentafluoroethoxyphenyl, 4-heptafluoropropoxyphenyl, 4-nonafluorobutoxyphenyl, 4-undeca Fluoropentyloxyphenyl, 4-tridecafluorohexyloxyphenyl, 2-methoxycarbonylphenyl, 3-methoxycarbonylphenyl, 4-methoxycarbonylphenyl, 4-ethoxycarbonylphenyl, 4-propoxycarbonylphenyl, 4-butoxycarbonylphenyl 4-pentyloxycarbonylphenyl, 4-hexyloxycarbonylphenyl, 2-cyanophenyl, 3-cyanophenyl, 4-cyanophenyl, (1,1′-biphenyl) -4-yl, (1,1′-biphenyl) ) -3-yl, (1,1′-biphenyl) -2-yl, 2- (diethoxyphosphorylmethyl) phenyl, 3- (diethoxyphosphorylmethyl) phenyl, 4- (diethoxyphosphorylmethyl) phenyl, 4 -(Dimethoxyphospho Rylmethyl) phenyl, 4- (dipropoxyphosphorylmethyl) phenyl, 4- (dibutoxyphosphorylmethyl) phenyl, 4- (dipentyloxyphosphorylmethyl) phenyl, 4- (dihexyloxyphosphorylmethyl) phenyl, 4- [2- ( Dimethoxyphosphoryl) ethyl] phenyl, 4- [2- (diethoxyphosphoryl) ethyl] phenyl, 4- [N- (3,4,5-trimethoxybenzoyl) amino] phenyl, 3- [N- (3,4) , 5-trimethoxybenzoyl) amino] phenyl, 2- [N- (3,4,5-trimethoxybenzoyl) amino] phenyl, 4- [N- (3,4,5-triethoxybenzoyl) amino] phenyl 4- [N- (3,4,5-tripropoxybenzoyl) amino] phenyl, 4- [N- (2,3 4-trimethoxybenzoyl) amino] phenyl, 4- [N- (2,4,6-trimethoxybenzoyl) amino] phenyl, 2-acetoxyphenyl, 3-acetoxyphenyl, 4-acetoxyphenyl, 4-propionyloxyphenyl 4-butyryloxyphenyl, 4-valeryloxyphenyl, 4-pivaloyloxyphenyl, 4-hexanoyloxyphenyl, 4-heptanoyloxyphenyl, 2,3-diacetoxyphenyl, 2,4-di Acetoxyphenyl, 3,4-diacetoxyphenyl, 3,5-diacetoxyphenyl, 3,4,5-triacetoxyphenyl, 4-acetoxy-3,5-dimethoxyphenyl, 2-hydroxyphenyl, 3-hydroxyphenyl, 4-hydroxyphenyl, 2,3-dihydroxypheny , 2,4-dihydroxyphenyl, 3,4-dihydroxyphenyl, 3,5-dihydroxyphenyl, 3,4,5-hydroxyphenyl.
[0026]
Among the derivatives of the present invention represented by the above general formula (1), preferred as an active pharmaceutical ingredient is R in the general formula (1). 1 Is an alkyl group and X is CH or C-Ph and X is a nitrogen atom and Z is C-CN or C (CO) NH 2 Selected from the compounds of which R 1 Is more preferably an alkyl group, particularly R 1 Is n-butyl group and R Three A condensed pyrimidine derivative in which is a hydrogen atom is preferred. Among the preferable condensed ring pyrimidine derivatives, R 2 Is preferably a phenyl group or naphthyl group having a lower alkyl group, 1 to 2 halogen atoms or 3 lower alkoxy groups as a substituent.
[0027]
Among the derivatives of the present invention, one of the most preferred specific examples is 5-n-butyl-7- (3,4,5-trimethoxybenzoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine. Can be illustrated.
[0028]
The derivative of the present invention can be produced by various methods. Specific examples thereof will be described in detail below with reference to reaction process formulas.
[0029]
[Chemical 3]
Figure 0003735741
[0030]
[In the formula, R 1 , R 2 , X, Y and Z are the same as above. R 3a Is a group-(CO) R 2 (R 2 Represents the same as above, and A represents a halogen atom. ]
In the above reaction process formula-1, the ring condensation reaction between the nitrile derivative (2) and the compound (3) is carried out under conditions in the range of room temperature to reflux temperature in an inert solvent such as benzene, toluene, xylene, acetic acid and ethanol. It takes about 3 to 50 hours. In general, the ratio of both compounds used is about equimolar amount.
[0031]
The compound (4) obtained by the above reaction can then be converted to the compound (1a) of the present invention by reacting it with an acid halide (5). In this case, compound (1b) may be obtained as a by-product. This reaction can be carried out in a suitable solvent in the presence of a deoxidizing agent. Here, examples of the solvent include aromatic or aliphatic hydrocarbons such as benzene, toluene, xylene, and petroleum ether, and chain or cyclic ethers such as diethyl ether, dimethoxyethane, tetrahydrofuran (THF), and 1,4-dioxane. And ketones such as acetone, ethyl methyl ketone, and acetophenone, and halogenated hydrocarbons such as dichloromethane, chloroform, carbon tetrachloride, and 1,2-dichloroethane. Deoxidizers include tertiary amines such as triethylamine, N, N-diethylaniline, N-methylmorpholine, pyridine, 4-dimethylaminopyridine, and alkali metal hydrides such as sodium hydride and potassium hydride. Etc. can be preferably exemplified.
[0032]
The amount of the acid halide (5) and the deoxidizing agent used for the compound (4) in the above reaction is not particularly limited. Usually, the acid halide is about equimolar amount, and the deoxidizing agent is equimolar amount to excess molar amount. The reaction is completed in about 0.5 to 20 hours under conditions ranging from room temperature to reflux temperature. In general, if the amount of acid halide used is increased, the yield of compound (1b) tends to increase.
[0033]
Further, when the compound (1a) is again reacted with the acid halide (5) in the same manner as described above, the compound (1b) can be obtained.
[0034]
Here, the intermediate compound (4) in the above reaction process formula-1 can also be produced, for example, by the method shown in the following reaction process formula-2.
[0035]
[Formula 4]
Figure 0003735741
[0036]
[In the formula, R 1 , X, Y and Z are the same as above. E represents a lower alkyl group, and Q represents a halogen atom. ]
The condensation reaction between the compound (6) and the compound (3) in the above reaction step formula-2 is carried out in a suitable inert solvent under a temperature condition ranging from room temperature to the boiling point of the solvent. Examples of the inert solvent used here include acetic acid, ethanol, benzene, toluene, xylene, THF and the like. In general, the ratio of compound (6) to compound (3) should be approximately equimolar, and the reaction takes about 2 to 5 hours to complete.
[0037]
The halogenation reaction of the compound (7) obtained as described above can be carried out using a suitable halogenating agent such as phosphorus oxychloride, phosphorus oxybromide and the like. Since the halogenating agent also serves as a solvent, it is not particularly necessary to use a solvent for the reaction, but other inert solvents such as benzene, toluene, xylene and the like can also be used. If necessary, a deoxidizing agent such as N, N-dimethylaniline, N, N-diethylaniline, triethylamine or the like can be added in an amount of 1 to 10 moles. The reaction is carried out under a temperature condition of about room temperature to about 150 degrees and takes about 0.5 to 12 hours.
[0038]
The halide (8) obtained by the above reaction can be converted to the compound (4) by treating it with aqueous ammonia. This treatment does not particularly require a solvent, and can usually be carried out by heating the compound (8) together with an excess amount of aqueous ammonia at about 100 to 150 ° C. for about 1 to 12 hours.
[0039]
[Chemical formula 5]
Figure 0003735741
[0040]
[In the formula, R 1 , R 2 , A, Q, X, Y and Z are the same as above. R 3b Represents a lower alkyl group. ]
This invention compound (1c) can be manufactured by the method shown to the said reaction process Formula-3. That is, first, the compound (8) and the amine (9) are subjected to a temperature condition of about the reflux temperature in an inert solvent such as methanol and ethanol in the presence of a deoxidizing agent such as sodium hydrogen carbonate, sodium carbonate, and potassium carbonate. The compound (10) is obtained by treatment for about 1 to 6 hours under the reaction, and the compound (1c) can be obtained by reacting it with the acid halide (5).
[0041]
The reaction of the compound (10) and the acid halide (5) can be carried out according to the method shown in the previous reaction step formula-1.
[0042]
[Chemical 6]
Figure 0003735741
[0043]
[In the formula, R 1 , X, Y and Z are the same as above. R 2a Has a lower alkanoyloxy group as a substituent, and further includes a lower alkyl group, a lower alkoxy group, a halogen atom, a halogen-substituted lower alkyl group, a nitro group, a phenyl lower alkoxy group, a phenoxy group, a halogen-substituted lower alkoxy group, a cyano group, A phenyl group which may have 1 to 2 groups selected from a phenyl group and a lower alkanoyloxy group; 3c Is a hydrogen atom, a lower alkyl group or a group-(CO) -R 2a (R 2a Is the same as above), R 2b Is R 2a A group in which the position corresponding to the lower alkanoyloxy group in the substituted phenyl group defined in the above is a hydroxyl group 3d Is a hydrogen atom, a lower alkyl group or a group-(CO) -R 2b (R 2b Are the same as above). ]
This invention compound (1d) can be converted into this invention compound (1e) by hydrolyzing this. The hydrolysis reaction can be carried out by treatment with an aqueous sodium hydroxide solution or an aqueous potassium hydroxide solution in an inert solvent such as methanol or ethanol. The reaction is generally completed in 10 minutes to 3 hours under a temperature condition of 0 ° C. to room temperature.
[0044]
[Chemical 7]
Figure 0003735741
[0045]
[In the formula, R 1 , X, Y and Z are the same as above. R 2c Has a lower alkylthio group as a substituent, and further includes a lower alkyl group, a lower alkoxy group, a halogen atom, a halogen-substituted lower alkyl group, a nitro group, a phenyl lower alkoxy group, a phenoxy group, a halogen-substituted lower alkoxy group, a cyano group, and a phenyl group. A phenyl group which may have 1 to 2 groups selected from a group and a lower alkylthio group, 3e Is a hydrogen atom, a lower alkyl group or a group-(CO) -R 2c (R 2c Is the same as above), R 2d Is R 2c A group in which the position corresponding to the lower alkylthio group in the substituted phenyl group defined in the above is a lower alkylsulfinyl group or a lower alkylsulfonyl group; 3f Is a hydrogen atom, a lower alkyl group or a group-(CO) -R 2d (R 2d Are the same as above). ]
The oxidation reaction of compound (1f) is carried out using hydrogen peroxide, m-chloroperbenzoic acid, sodium periodate, or the like as an oxidizing agent in an inert solvent such as acetic acid, dichloromethane, or carbon tetrachloride.
[0046]
Here, when the oxidation reaction is limited to the lower alkylsulfinyl group, the amount of the oxidizing agent used is 1 to a small excess equivalent, and the reaction may be performed at a temperature of about 0 ° C. to room temperature for 15 minutes to 2 hours. .
[0047]
On the other hand, when the oxidation reaction proceeds to a lower alkylsulfonyl group, the amount of the oxidizing agent used is 2 to excess equivalent, and if necessary, a catalyst such as sodium tungstate is added, and the temperature is about room temperature to reflux temperature. The reaction is preferably carried out at 15 minutes to 2 hours. The sulfonyl compound can also be produced by oxidizing the sulfinyl compound again. The reaction conditions in that case may be any of the two conditions described above.
[0048]
The derivative of the present invention can be converted into a pharmaceutically acceptable acid addition salt by adding an appropriate acidic compound thereto according to a conventional method, and the present invention includes such an acid addition salt. The acid addition salt has the same pharmacological activity as the free form of the derivative of the present invention, and can also be used as an active pharmaceutical ingredient.
[0049]
Examples of acidic compounds that can form the acid addition salts include inorganic acids such as hydrochloric acid, sulfuric acid, phosphoric acid, and hydrobromic acid, and maleic acid, fumaric acid, malic acid, tartaric acid, citric acid, methanesulfonic acid, and benzenesulfone. An organic acid such as an acid can be exemplified.
[0050]
Among the compounds of the present invention, R Three Can be converted to an alkali metal salt such as sodium salt or potassium salt or alkaline earth metal salt such as calcium salt or magnesium salt or other copper salt according to a conventional method. Such salts are also included in the scope of the present invention and can be used as similar active pharmaceutical ingredients.
[0051]
The target compound obtained in each of the above steps can be easily isolated and purified by ordinary separation means. Examples of the separation means include various conventional methods such as solvent extraction, recrystallization, column chromatography, ion exchange chromatography and the like.
[0052]
【Example】
Hereinafter, in order to describe the present invention in more detail, production examples of raw material compounds for the production of the compound of the present invention are given as reference examples, and then production examples of the compound of the present invention are given as examples.
[0053]
[Reference Example 1]
Preparation of 4-amino-8-cyano-2-phenylimidazo [1,5-a] pyrimidine
1.9 g of 5-amino-4-cyanoimidazole and 2.6 g of benzoylacetonitrile were dissolved in 5 ml of acetic acid and stirred at 100 ° C. for 24 hours. The reaction mixture was concentrated under reduced pressure, chloroform-ethyl acetate was added to the residue, the precipitated crystals were collected by filtration, washed successively with water and ethyl acetate, recrystallized from ethanol, and 630 mg of the target compound (melting point: 314 to 316 ° C. )
[0054]
[Reference Examples 2 to 10]
In the same manner as in Reference Example 1, the following raw material compounds were produced.
[0055]
(2) 4-amino-2-n-butyl-8-cyanoimidazo [1,5-a] pyrimidine (melting point: 256-258 ° C.)
(3) 7-amino-5-ethyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine (melting point: 194-197 ° C., recrystallization solvent: ethanol-n-hexane)
(4) 7-amino-5-n-propyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine (melting point: 139-142 ° C., recrystallization solvent: ethanol-n-hexane)
(5) 7-amino-5-n-butyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine (melting point: 149-151 ° C., recrystallization solvent: chloroform-n-hexane)
(6) 7-amino-5-n-pentyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine (melting point: 178-181 ° C., recrystallization solvent: ethanol-n-hexane)
(7) 7-amino-5-n-octyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine (melting point: 148 to 150 ° C., recrystallization solvent: ethanol-n-hexane)
(8) 4-Amino-2-n-butyl-8-carbamoylimidazo [1,5-a] pyrimidine
(9) 7-amino-5-n-butyl-2-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine (melting point: 211-213 ° C., recrystallization solvent: ethanol-n-hexane)
(10) 7-amino-5-ethyl-2-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine (melting point: 224 to 226 ° C., recrystallization solvent: ethanol-n-hexane)
[0056]
[Reference Example 11]
Preparation of 7-amino-5-n-butyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine
Process (1)
A solution of 34.6 g of 3-amino-1,2,4-triazole and 65.0 g of 3-oxoheptanoic acid methyl ester in 40 ml of toluene was heated to reflux at 110 ° C. for 3 hours. After cooling, toluene was distilled off under reduced pressure, and the residue was recrystallized from ethanol-n-hexane to give colorless 5-n-butyl-7-hydroxy-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine. 63.9 g of crystals were obtained.
[0057]
Step (2):
80 ml of oxybase phosphorus was added to 19.2 g of the crystals obtained in the above step (1), and the mixture was heated to reflux for 1 hour. After completion of the reaction, the reaction mixture was concentrated under reduced pressure, the residue was poured into ice water, the mixture was neutralized with anhydrous sodium acetate, extracted with dichloromethane, and the organic layer was collected. This was washed with saturated brine, dried over anhydrous sodium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The obtained residue was purified by silica gel column chromatography (eluent: ethyl acetate: n-hexane = 1: 2) to give 5-n-butyl-7-chloro-1,2,4-triazolo [1,5 -A] 14.9 g of a pale red oil of pyrimidine was obtained.
[0058]
8.8 g of the compound obtained in the above step and 100 ml of 25% aqueous ammonia were sealed in a stainless steel sealed tube and heated at 120 ° C. for 22 hours. After cooling, the precipitated crystals were collected by filtration, washed with water, and recrystallized from methanol-n-hexane to obtain 3.7 g of the target compound as colorless crystals. This was the same as the compound shown in Reference Example 5 (5).
[0059]
[Example 1]
Preparation of 8-cyano-2-phenyl-4- (3,4,5-trimethoxybenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine
300 mg of the crystal obtained in Reference Example 1 was added to 3.0 ml of pyridine, and 294 mg of 3,4,5-trimethoxybenzoyl chloride was added with stirring under ice cooling. The suspension was stirred at 0 ° C. for 1 hour and then at room temperature for 10 hours. Chloroform was added to the reaction mixture, and the precipitated crystals were collected by filtration and washed successively with water, ethanol and chloroform to obtain 100 mg of the target compound crystals. The structure and melting point of the obtained compound are shown in Table 1.
[0060]
Examples 2 to 13
In the same manner as in Example 1, each compound shown in Table 1 was produced.
[0061]
[Table 1]
Figure 0003735741
[0062]
[Table 2]
Figure 0003735741
[0063]
Examples 14 to 39
The following compounds can be prepared by carrying out the same reactions as in the above Reference Examples and Examples using appropriate starting materials, and the present invention naturally includes these compounds.
[0064]
Example 14 4-Benzoylamino-2-n-butyl-8-cyanoimidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0065]
Example 15 ... 2-n-butyl-8-cyano-4- (2-trifluoromethylbenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0066]
(Melting point: 192-195 ° C., recrystallization solvent: diethyl ether)
Example 16 2-n-butyl-8-cyano-4- (2-methylbenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0067]
Example 17 ... 2-n-butyl-4- (2-chlorobenzoylamino) -8-cyanoimidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0068]
(Melting point: 205-207 ° C., recrystallization solvent: ethanol-water)
Example 18 ... 8-cyano-2-ethyl-4- (3,4,5-trimethoxybenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0069]
Example 19 ... 8-cyano-2-n-octyl-4- (3,4,5-trimethoxybenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0070]
Example 20 2-n-butyl-4- (3,4,5-trimethoxybenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0071]
Example 21 2-ethyl-4- (3,4,5-trimethoxybenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0072]
Example 22 2-n-octyl-4- (3,4,5-trimethoxybenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0073]
Example 23 ... 2-n-butyl-4- (2-trifluoromethylbenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0074]
Example 24 ... 2-n-butyl-4- (2-methylbenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0075]
Example 25 ... 2-n-butyl-4- (2-chlorobenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0076]
Example 26. 5-methyl-7- (3,4,5-trimethoxybenzoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0077]
Example 27. 5-phenyl-7- (3,4,5-trimethoxybenzoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0078]
Example 28: 7-benzoylamino-5-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0079]
Example 29 7- (2-Methylbenzoylamino) -5-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0080]
Example 30... 7- (2-Chlorobenzoylamino) -5-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0081]
Example 31... 5-phenyl-7- (2-trifluoromethylbenzoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0082]
Example 32 ... 5-n-butyl-7- (3,4,5-triethoxybenzoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0083]
Example 33 ... 5-n-butyl-7- (2-pentafluoroethylbenzoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0084]
Example 34 ... 5-n-hexyl-7- (3,4,5-trimethoxybenzoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0085]
Example 35 ... 5-n-heptyl-7- (3,4,5-trimethoxybenzoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0086]
Example 36... 5-n-nonyl-7- (3,4,5-trimethoxybenzoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0087]
Example 37 ... 5-n-decyl-7- (3,4,5-trimethoxybenzoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0088]
Example 38 ... 5-n-butyl-7- (2,3,4-trimethoxybenzoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0089]
Example 39 ... 5-n-butyl-7- (2,4,5-trimethoxybenzoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0090]
Examples 40 and 41
2-n-butyl-8-cyano-4- (2-methoxybenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine and 2-n-butyl-8-cyano-4- [N, N-bis (2- Preparation of methoxybenzoyl) amino] imidazo [1,5-a] pyrimidine
Using the compound obtained in Reference Example 2 and 2-methoxybenzoyl chloride, the same reaction as in Example 1 was performed, and the crude product was recrystallized from dichloromethane-diethyl ether to give 2-n-butyl-8- Colorless crystals of cyano-4- (2-methoxybenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine were obtained. Next, the recrystallized mother liquor was concentrated and the residue was recrystallized from ethyl acetate to give 2-n-butyl-8-cyano-4- [N, N-bis (2-methoxybenzoyl) amino] imidazo [1 , 5-a] pyrimidine colorless crystals were obtained. Table 2 shows the structure and melting point of each compound obtained.
[0091]
Examples 42 to 54
In the same manner as in Example 1, each compound shown in Table 2 was produced.
[0092]
Example 55
Preparation of 5-n-butyl-7- (2-methylsulfinylbenzoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine
To a solution of 1.0 g of the compound obtained in Example 54 in 20 ml of acetic acid, 0.4 g of 30% aqueous hydrogen peroxide was added and stirred at room temperature for 6 hours. After completion of the reaction, water was added and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous sodium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography (eluent: chloroform: ethyl acetate = 1: 2 → chloroform: methanol = 10: 1), and recrystallized from ethanol-n-hexane to give colorless crystals of the target compound. 76 g was obtained. The structure and melting point of the obtained compound are shown in Table 2.
[0093]
Example 56
Preparation of 5-n-butyl-7- (2-methylsulfonylbenzoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine
To a solution of 1.0 g of the compound obtained in Example 54 in 20 ml of acetic acid, 0.8 g of 30% aqueous hydrogen peroxide was added and stirred at 80 ° C. for 2 hours. After completion of the reaction, water was added and extracted with ethyl acetate. The ethyl acetate layer was washed with saturated brine, dried over anhydrous sodium sulfate, and concentrated under reduced pressure. The residue was purified by silica gel column chromatography (eluent: chloroform: ethyl acetate = 1: 2 → chloroform: methanol = 10: 1), and recrystallized from ethanol-n-hexane to give colorless crystals of the target compound. 67 g was obtained. The structure and melting point of the obtained compound are shown in Table 2.
[0094]
Example 57
In the same manner as in Example 1, the compounds described in Table 2 were produced.
[0095]
Example 58
In the same manner as in Example 56, the compounds shown in Table 2 were produced.
[0096]
Examples 59-74
In the same manner as in Example 1, each compound shown in Table 2 was produced.
[0097]
Example 75
In the same manner as in Example 55, the compounds shown in Table 2 were produced.
[0098]
Example 76
In the same manner as in Example 1, the compounds described in Table 2 were produced.
[0099]
Example 77
Preparation of 5-n-butyl-7- (4-hydroxybenzoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine
A suspension of 1.41 g of the compound obtained in Example 76 in 20 ml of ethanol was cooled to 0 ° C., and 5 ml of 2N aqueous sodium hydroxide solution was added thereto, followed by stirring at 0 ° C. for 1 hour. After completion of the reaction, the reaction mixture was concentrated under reduced pressure, and the residue was diluted with water and washed with dichloromethane. Hydrochloric acid was added to the aqueous layer to make it acidic, and the precipitated crude crystals were collected and recrystallized from ethanol-chloroform-n-hexane to obtain 1.12 g of the objective compound as colorless crystals. The structure and melting point of the obtained compound are shown in Table 2.
[0100]
Example 78
Preparation of 5-n-butyl-7- [Nn-butyl-N- (3,4,5-trimethoxybenzoyl) amino] -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine
3.16 g of the compound obtained in the step (2) of Reference Example 11, 1.10 g of n-butylamine and 1.26 g of anhydrous sodium hydrogen carbonate were added to 20 ml of ethanol and stirred at 100 ° C. for 2 hours. After completion of the reaction, the mixture was concentrated under reduced pressure, water was added to the residue, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was collected, dried over anhydrous sodium sulfate, and concentrated under reduced pressure to obtain a crude product. This was purified by silica gel column chromatography (eluent: chloroform: ethyl acetate = 1: 2), and recrystallized from n-hexane to give 5-n-butyl-7-n-butylamino-1,2, There were obtained 2.72 g of 4-triazolo [1,5-a] pyrimidine. Next, 0.52 g of colorless crystals of the target compound was obtained in the same manner as in Example 1 using 1.12 g of the obtained compound and 1.08 g of 3,4,5-trimethoxybenzoyl chloride. The structure and melting point of the obtained compound are shown in Table 2.
[0101]
[Table 3]
Figure 0003735741
[0102]
[Table 4]
Figure 0003735741
[0103]
[Table 5]
Figure 0003735741
[0104]
[Table 6]
Figure 0003735741
[0105]
[Table 7]
Figure 0003735741
[0106]
[Table 8]
Figure 0003735741
[0107]
[Table 9]
Figure 0003735741
[0108]
[Table 10]
Figure 0003735741
[0109]
Examples 79-141
The following compounds can be produced by carrying out the same reactions as in Reference Examples and Examples using appropriate starting materials, and the present invention also includes these compounds.
[0110]
Example 79... 7- (4-Benzyloxybenzoylamino) -5-n-butyl-2-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0111]
Example 80... 7- (2-Benzyloxybenzoylamino) -5-n-butyl-2-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0112]
Example 81. 5-n-butyl-7- (2-phenoxybenzoylamino) -2-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0113]
Example 82. 5-n-butyl-7- (2-methylthiobenzoylamino) -2-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0114]
Example 83 ... 5-n-butyl-7- (2-methylsulfinylbenzoylamino) -2-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0115]
Example 84 ... 5-n-butyl-7- (2-methylsulfonylbenzoylamino) -2-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0116]
Example 85 ... 5-n-butyl-7- (2-chlorobenzoylamino) -2-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0117]
Example 86. 5-n-butyl-7- (2,4-dichloro-5-fluorobenzoylamino) -2-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0118]
Example 87. 5-n-butyl-7- (2-nitrobenzoylamino) -2-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0119]
Example 88... 5-n-butyl-2-phenyl-7- (2-trifluoromethylbenzoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0120]
Example 89 ... 5-n-butyl-2-phenyl-7- (4-trifluoromethoxybenzoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0121]
Example 90... 5-n-butyl-7- (4-methoxycarbonylbenzoylamino) -2-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0122]
Example 91. 5-n-butyl-7- (4-cyanobenzoylamino) -2-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0123]
Example 92... 5-n-butyl-2-phenyl-7- (2-phenylbenzoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0124]
Example 93 ... 5-n-butyl-7- (4-diethoxyphosphorylmethylbenzoylamino) -2-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0125]
Example 94 ... 5-n-butyl-2-phenyl-7- [4- (3,4,5-trimethoxybenzoylamino) benzoylamino] -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine .
[0126]
Example 95 ... 5-n-butyl-7- (1-naphthoylamino) -2-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0127]
Example 96: 5-n-butyl-7- (2-furoylamino) -2-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0128]
Example 97... 5-n-butyl-2-phenyl-7- (2-thenoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0129]
Example 98 ... 5-n-butyl-7- (isonicotinoylamino) -2-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0130]
Example 99 7- (2-acetoxybenzoylamino) -5-n-butyl-2-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0131]
Example 100... 5-n-butyl-7- (2-hydroxybenzoylamino) -2-phenyl-1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
[0132]
Example 101-2-n-butyl-4- (benzyloxybenzoylamino) -8-cyanoimidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0133]
Example 102 ... 2-n-butyl-8-cyano-4- (2-phenoxybenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0134]
Example 103 ... 2-n-butyl-8-cyano-4- (2-methylthiobenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0135]
Example 104... 2-n-butyl-8-cyano-4- (2-methylsulfinylbenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0136]
Example 105 2-n-butyl-8-cyano-4- (2-methylsulfonylbenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0137]
Example 106 2-n-butyl-8-cyano-4- (4-trifluoromethoxybenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0138]
Example 107: 2-n-butyl-8-cyano-4- (4-methoxycarbonylbenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0139]
Example 108 2-n-butyl-8-cyano-4- (4-cyanobenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0140]
Example 109 ... 2-n-butyl-8-cyano-4- (2-phenylbenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0141]
Example 110 2-n-butyl-8-cyano-4- (4-diethoxyphosphorylmethylbenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0142]
Example 111 ... 2-n-butyl-8-cyano-4- [4- (3,4,5-trimethoxybenzoylamino) benzoylamino] imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0143]
Example 112... 2-n-butyl-8-cyano-4- (2-furoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0144]
Example 113 ... 2-n-butyl-8-cyano-4- (2-thenoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0145]
Example 114 ... 2-n-butyl-8-cyano-4- (isonicotinoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0146]
Example 115 ... 4- (2-acetoxybenzoylamino) -2-n-butyl-8-cyanoimidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0147]
Example 116 ... 2-n-butyl-8-cyano-4- (2-hydroxybenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0148]
Example 117... 2-n-butyl-4- (2-benzyloxybenzoylamino) -8-carbamoylimidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0149]
Example 118 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (2-phenoxybenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0150]
Example 119 ... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (2-chlorobenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0151]
Example 120... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (2,4-dichlorobenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0152]
Example 121 ... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (2-nitrobenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0153]
Example 122 ... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (2-trifluoromethylbenzoylamino) -imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0154]
Example 123 ... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (2-methylthiobenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0155]
Example 124 ... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (2-methylsulfinylbenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0156]
Example 125 ... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (2-methylsulfonylbenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0157]
Example 126 ... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (4-trifluoromethoxybenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0158]
Example 127 ... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (4-methoxycarbonylbenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0159]
Example 128... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (4-cyanobenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0160]
Example 129 ... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (2-phenylbenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0161]
Example 130 ... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (4-diethoxyphosphorylmethylbenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0162]
Example 131... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- [4- (3,4,5-trimethoxybenzoylamino) benzoylamino] imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0163]
Example 132 ... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (1-naphthoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0164]
Example 133 ... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (2-furoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0165]
Example 134 ... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (2-thenoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0166]
Example 135 ... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (isonicotinoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0167]
Example 136... 4- (2-acetoxybenzoylamino) -2-n-butyl-8-carbamoylimidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0168]
Example 137 ... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (2-hydroxybenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0169]
Example 138 ... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (2-methoxybenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0170]
Example 139 ... 2-n-butyl-4- (4-t-butylbenzoylamino) -8-carbamoylimidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0171]
Example 140... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- (2-bromobenzoylamino) imidazo [1,5-a] pyrimidine.
[0172]
Example 141... 2-n-butyl-8-carbamoyl-4- [N, N-bis (2-methoxybenzoyl) amino] imidazo [1,5-a] pyrimidine.

Claims (6)

一般式
【化1】
Figure 0003735741
〔式中、R1 はアルキル基又はフェニル基を、R2 はフリル基、チエニル基、ピリジル基、ナフチル基又は置換基として低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子、ハロゲン置換低級アルキル基、ニトロ基、フェニル低級アルコキシ基、フェノキシ基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル基、低級アルキルスルホニル基、ハロゲン置換低級アルコキシ基、低級アルコキシカルボニル基、シアノ基、フェニル基、ジ低級アルコキシホスホリル低級アルキル基、N-(トリ低級アルコキシベンゾイル)アミノ基、低級アルカノイルオキシ基及びヒドロキシル基から選ばれる基の1〜3個を有するフェニル基を、R3 は水素原子、低級アルキル基又は-(CO)R2 (R2 は前記に同じ)を、Xは窒素原子、CH又はC-Ph(Phはフェニル基)を示し、Y及びZは、Xが窒素原子の場合、YはCHでZはCH、C-CN又はC(CO)NH2 を、XがCH又はC-Phの場合、Y及びZはそれぞれ窒素原子を示す。〕
で表される縮環ピリミジン誘導体。
General formula [Chemical formula 1]
Figure 0003735741
[Wherein, R 1 represents an alkyl group or a phenyl group, R 2 represents a furyl group, a thienyl group, a pyridyl group, a naphthyl group, or a substituent as a lower alkyl group, a lower alkoxy group, a halogen atom, a halogen-substituted lower alkyl group, a nitro group, Group, phenyl lower alkoxy group, phenoxy group, lower alkylthio group, lower alkylsulfinyl group, lower alkylsulfonyl group, halogen-substituted lower alkoxy group, lower alkoxycarbonyl group, cyano group, phenyl group, di-lower alkoxyphosphoryl lower alkyl group, N - (tri-lower alkoxy benzoylamino) amino group, a full Eniru group that have a 1 to 3 groups selected from a lower alkanoyloxy group and hydroxyl group, R 3 is a hydrogen atom, a lower alkyl group or - (CO) R 2 (R 2 is the same as above), X represents a nitrogen atom, CH or C-Ph (Ph is a phenyl group), and Y and Z are X In the case of a primary atom, Y is CH, Z is CH, C—CN or C (CO) NH 2, and when X is CH or C—Ph, Y and Z are each a nitrogen atom. ]
A condensed pyrimidine derivative represented by:
請求項1に記載の一般式中、R1 がアルキル基でXがCH又はC-Phである化合物及びXが窒素原子でZがC-CN又はC(CO)NH2 である化合物から選ばれる請求項1に記載の縮環ピリミジン誘導体。2. The compound of the general formula according to claim 1, wherein R 1 is an alkyl group and X is CH or C—Ph, and X is a nitrogen atom and Z is C—CN or C (CO) NH 2 2. The condensed ring pyrimidine derivative according to claim 1. R1 がアルキル基である請求項2に記載の縮環ピリミジン誘導体。3. The condensed pyrimidine derivative according to claim 2, wherein R 1 is an alkyl group. R1 がn-ブチル基でR3 が水素原子である請求項3に記載の縮環ピリミジン誘導体。4. The condensed pyrimidine derivative according to claim 3, wherein R 1 is an n-butyl group and R 3 is a hydrogen atom. R2 が置換基として低級アルキル基、ハロゲン原子の1〜2個又は低級アルコキシ基の3個を有するフェニル基もしくはナフチル基である請求項4に記載の縮環ピリミジン誘導体。5. The condensed ring pyrimidine derivative according to claim 4, wherein R 2 is a phenyl group or naphthyl group having a lower alkyl group, 1 to 2 halogen atoms or 3 lower alkoxy groups as a substituent. 5-n-ブチル-7-(3,4,5-トリメトキシベンゾイルアミノ)-1,2,4-トリアゾロ[1,5-a]ピリミジンである請求項5に記載の縮環ピリミジン誘導体。6. The condensed pyrimidine derivative according to claim 5, which is 5-n-butyl-7- (3,4,5-trimethoxybenzoylamino) -1,2,4-triazolo [1,5-a] pyrimidine.
JP30789896A 1995-11-24 1996-11-19 Fused pyrimidine derivative Expired - Fee Related JP3735741B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30789896A JP3735741B2 (en) 1995-11-24 1996-11-19 Fused pyrimidine derivative

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-305566 1995-11-24
JP30556695 1995-11-24
JP30789896A JP3735741B2 (en) 1995-11-24 1996-11-19 Fused pyrimidine derivative

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09202786A JPH09202786A (en) 1997-08-05
JP3735741B2 true JP3735741B2 (en) 2006-01-18

Family

ID=26564353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30789896A Expired - Fee Related JP3735741B2 (en) 1995-11-24 1996-11-19 Fused pyrimidine derivative

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3735741B2 (en)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001022997A1 (en) * 1999-09-29 2001-04-05 Mitsubishi Pharma Corporation Analgesics
SE0102764D0 (en) 2001-08-17 2001-08-17 Astrazeneca Ab Compounds
GB0226930D0 (en) 2002-11-19 2002-12-24 Astrazeneca Ab Chemical compounds
AU2005293343B2 (en) 2004-10-16 2009-03-19 Astrazeneca Ab Process for making phenoxy benzamide compounds
TW200738621A (en) 2005-11-28 2007-10-16 Astrazeneca Ab Chemical process
TW200825063A (en) 2006-10-23 2008-06-16 Astrazeneca Ab Chemical compounds
MX2009005478A (en) * 2006-11-27 2009-08-12 Lundbeck & Co As H Heteroaryl amide derivatives.
RU2009121756A (en) 2006-12-21 2011-01-27 Астразенека Аб (Se) NEW CRYSTAL COMPOUND USEFUL AS A GLUCOKINASE ACTIVATOR (GLK)
WO2008124153A1 (en) 2007-04-10 2008-10-16 H. Lundbeck A/S Heteroaryl amide analogues as p2x7 antagonists
AR076221A1 (en) 2009-04-09 2011-05-26 Astrazeneca Ab DERIVED FROM PIRAZOL [4,5-E] PYRIMIDINE AND ITS USE TO TREAT DIABETES AND OBESITY
CU24379B1 (en) * 2013-12-19 2019-02-04 Novartis Ag DERIVATIVES OF [1,2,4] TRIAZOLO [1,5-A] PYRIMIDINE AS PROTEASOME INHIBITORS FOR THE TREATMENT OF PARASITARY DISEASES SUCH AS LEISHMANIASIS

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09202786A (en) 1997-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE3787707T2 (en) Pyrazolotriazine compounds.
DE69523864T2 (en) PYRAZOLO [1,5-a] PYRIMIDINE DERIVATIVES
JP3735741B2 (en) Fused pyrimidine derivative
DE60122939T2 (en) SUBSTITUTED ARYL COMPOUNDS AS NEW, CYCLOOXYGENASE-2 SELECTIVE INHIBITORS, COMPOSITIONS, AND USE PROCESSES
JPS59161346A (en) Manufacture of phenol derivative
JPH0517470A (en) Pyrazole derivative
EP0129846A2 (en) (3-Amino-1H-pyrazol-4-yl)(aryl)methanones
FI76809C (en) Process for the preparation of therapeutically useful novel 5- (3-pyridyl) pyrrolo / 1,2-cisthiazole-7-carboxamide derivatives.
EP0226357A1 (en) Quinolone cardiac stimulants
PL190265B1 (en) Method of obtaining 2-aryl-3-aryl-halopyridines useful as cox-2 inhibitors
RU2001128229A (en) NEW SYNTHESIS AND CRYSTALLIZATION OF COMPOUNDS CONTAINING A PIPERASINE RING
JPH1129480A (en) Pharmaceutical composition containing fused pyrimidine derivative
JP3156026B2 (en) Phosphonic acid diester derivatives
JP4000433B2 (en) Pyrazolo [1,5-a] pyrimidine derivatives
JP2007308510A (en) Derivative of 2-aminobenzenesulfonic acid and 2-aminobenzenesulfonyl chloride, its production method, and its use as synthetic intermediate
EP1081149B1 (en) PYRAZOLO 1,5-a]PYRIMIDINE DERIVATIVES
KR100271998B1 (en) Pyrazolo (1,5-a) pyrimidine derivatives
CZ177892A3 (en) AMINOMETHYL SUBSTITUTED 2,3-DIHYDROPYRAN(2,3-b)PYRIDINES, PROCESS OF THEIR PREPARATION AND THEIR USE IN MEDICAMENTS
JP3479708B2 (en) Benzoic acid derivative
JP3163413B2 (en) Painkillers
JP3163412B2 (en) Pyrazolo [1,5-a] pyrimidine derivatives
JPS63243079A (en) Thiazole derivative
RU2041876C1 (en) Process for preparing 1,2,3,9-tetrahydro -9-methyl -3-[(2-methyl-1h-imidazol -1-yl)methyl]-4h- carbazol-4-one or salts thereof or hydrates thereof, and intermediate products of synthesis thereof
KR100267059B1 (en) 3-vinylquinoline derivatives and pharmaceutically acceptable salts thereof
JPH0556350B2 (en)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050928

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051011

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111104

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees