JP3733786B2 - 電磁駆動弁を有する内燃機関 - Google Patents
電磁駆動弁を有する内燃機関 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3733786B2 JP3733786B2 JP14238299A JP14238299A JP3733786B2 JP 3733786 B2 JP3733786 B2 JP 3733786B2 JP 14238299 A JP14238299 A JP 14238299A JP 14238299 A JP14238299 A JP 14238299A JP 3733786 B2 JP3733786 B2 JP 3733786B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- idle
- internal combustion
- combustion engine
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D17/00—Controlling engines by cutting out individual cylinders; Rendering engines inoperative or idling
- F02D17/02—Cutting-out
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L9/00—Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically
- F01L9/20—Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by electric means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D13/00—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
- F02D13/02—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
- F02D13/06—Cutting-out cylinders
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/008—Controlling each cylinder individually
- F02D41/0087—Selective cylinder activation, i.e. partial cylinder operation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B75/021—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having six or more strokes per cycle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D13/00—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
- F02D13/02—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
- F02D13/0203—Variable control of intake and exhaust valves
- F02D13/0215—Variable control of intake and exhaust valves changing the valve timing only
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D13/00—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
- F02D13/02—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
- F02D13/0242—Variable control of the exhaust valves only
- F02D13/0249—Variable control of the exhaust valves only changing the valve timing only
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D13/00—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
- F02D13/02—Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
- F02D13/0253—Fully variable control of valve lift and timing using camless actuation systems such as hydraulic, pneumatic or electromagnetic actuators, e.g. solenoid valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/0002—Controlling intake air
- F02D2041/001—Controlling intake air for engines with variable valve actuation
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁駆動弁を有する内燃機関に係り、特に、一部の気筒の燃焼を休止させる休止気筒制御を実行可能な電磁駆動弁を有する内燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば特開平7−279697号公報に開示される如く、一部の気筒を休止させる休止気筒制御を実行し得る内燃機関が知られている。この内燃機関において休止気筒制御における気筒の休止は、燃料噴射及び点火を停止すると共に、吸気弁及び排気弁を閉弁保持することにより実現される。以下、休止気筒制御において休止させられる気筒を休止気筒と称し、また、休止気筒中にも燃焼が行われる気筒を作動気筒と称す。休止気筒制御によれば、休止気筒における燃料噴射の遮断及びポンピングロスの低減等により燃費を向上させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、休止気筒制御には、休止気筒が特定の気筒に固定される場合と、休止気筒が順次変更される場合とがある。休止気筒が固定される場合には、休止気筒の燃焼室のガスがピストンの摺動面を介してクランクケース側へ徐々に漏れることで、休止気筒の筒内圧は作動気筒の筒内圧に比べて低圧となる。この場合、作動気筒と休止気筒との間の筒内圧の相違に起因してトルク変動が生じ、内燃機関の振動が大きくなってしまう。また、休止気筒が順次変更される場合には、上記したガスの漏れに伴う休止気筒の筒内圧の低下はほとんど生じない。このため、休止気筒におけるピストンの上死点では、燃焼室内の既燃ガスが圧縮されることで筒内圧は燃焼時とほぼ等しい値まで上昇する。かかる休止気筒での筒内圧の上昇が、作動気筒での燃焼に伴う筒内圧の上昇と同時に生ずるタイミングと、同時に生じないタイミングとで、内燃機関全体の筒内圧の和は変動することとなる。この場合にも、内燃機関の出力トルクが変動することで内燃機関の振動は大きくなる。しかしながら、上記従来の内燃機関では、休止気筒制御の実行に伴う振動の増大については顧みられておらず、機関の振動を抑制するための対策は何ら講じられていない。
【0004】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、休止気筒制御の実行中に内燃機関の振動を抑制し得る電磁駆動弁を有する内燃機関を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、請求項1に記載する如く、吸気弁及び排気弁がそれぞれ電磁駆動弁により構成され、一部の気筒を休止させる休止気筒制御を実行可能な電磁駆動弁を有する内燃機関であって、
前記休止気筒制御の実行中に、休止気筒の筒内圧を制御する休止気筒筒内圧制御手段を備え、
前記休止気筒制御における休止気筒は順次変更され、
前記休止気筒筒内圧制御手段は、休止気筒のピストンの上死点において何れかの作動気筒が燃焼中である場合に、その休止気筒の筒内圧を減少させることを特徴とする電磁駆動弁を有する内燃機関により達成される。
【0006】
請求項1記載の発明において、休止気筒筒内圧制御手段は、休止気筒の筒内圧を制御する。従って、本発明によれば、休止気筒制御の実行中に、休止気筒の筒内圧を制御することで、筒内圧の変動に起因する内燃機関の振動を抑制できる。なお、本明細書における気筒の休止とは、燃焼、燃焼ガスの排気、及び混合気の吸気の何れも行われることなくピストンが往復動する状態をいうものとする。
また、前記休止気筒制御における休止気筒は順次変更され、前記休止気筒筒内圧制御手段は、休止気筒におけるピストンの上死点において何れかの作動気筒の燃焼中である場合に、その休止気筒の筒内圧を減少させることとしてもよい。
この場合、休止気筒制御における休止気筒は順次変更される。従って、休止気筒の燃焼室からのガスの漏れはほとんど生じないため、休止気筒におけるピストンの上死点では筒内圧は燃焼時とほぼ同じ値まで上昇する。かかる休止気筒における筒内圧の上昇が、何れかの作動気筒の燃焼中に生ずると、燃焼に伴う筒内圧の上昇と休止気筒での筒内圧の上昇とが重畳することで、内燃機関の振動が増大する。これに対して、休止気筒筒内圧制御手段は、休止気筒のピストンの上死点において何れかの作動気筒の燃焼中である場合に、その休止気筒の筒内圧を減少させる。このため、作動気筒での燃焼に伴う筒内圧の上昇と休止気筒での圧縮による筒内圧の上昇とが同時に生ずることが防止され、これにより、内燃機関の振動が抑制される。また、休止気筒が順次変更されることで、休止気筒における潤滑油切れや温度低下が抑制され、休止気筒の作動の再開が円滑に行われる。
【0007】
この場合、請求項2に記載する如く、請求項1記載の電磁駆動弁を有する内燃機関において、
前記休止気筒筒内圧制御手段は、排気弁を開弁させることにより休止気筒の筒内圧を制御することとしてもよい。
請求項2記載の発明において、排気弁が開弁すると、燃焼室から排気側へガスが流出し、又は、排気側から燃焼室へガスが流入することで、筒内圧は変化する。従って、休止気筒筒内圧制御手段は、排気弁を開閉させることにより休止気筒の筒内圧を制御することができる。また、排気弁が開閉されることで、休止気筒から排気ガスが吸気管へ逆流し、又は、休止気筒制御の終了後に新気が排気管へ流出することが防止される。このため、休止気筒筒内圧制御手段が筒内圧を制御しても内燃機関の動作が影響を受けることはない。
【0010】
また、請求項4に記載する如く、請求項3記載の電磁駆動弁を有する内燃機関において、
作動中の気筒の筒内圧を計測又は予測する作動気筒筒内圧検知手段を有し、
前記休止気筒筒内圧制御手段は、作動気筒の筒内圧に基づいて休止気筒の筒内圧を増加させることとしてもよい。
【0013】
更に、請求項3に記載する如く、請求項1項記載の電磁駆動弁を有する内燃機関において、
前記休止気筒制御は、内燃機関を6サイクルで運転することにより実現されることとしてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施例である内燃機関の構成図を示す。本実施例の内燃機関は電子制御ユニット(以下、ECUと称す)10により制御される。内燃機関は、シリンダブロック12を備えている。シリンダブロック12の内部には、シリンダ14およびウォータジャケット16が形成されている。本実施例の内燃機関は、4つのシリンダを備える4気筒型内燃機関である。図1は、複数のシリンダのうち一のシリンダ14を表す。
【0015】
シリンダ14の内部にはピストン18が配設されている。ピストン18は、シリンダ14の内部を、図1における上下方向に摺動することができる。シリンダブロック12の上部には、シリンダヘッド20が固定されている。シリンダヘッド20には、各シリンダ毎に吸気ポート22および排気ポート24が形成されている。
【0016】
シリンダヘッド20の底面、ピストン18の上面、およびシリンダ14の側壁は、燃焼室26を画成している。上述した吸気ポート22および排気ポート24は、共に燃焼室26に開口している。吸気ポート22の燃焼室26側の開口端部、および、排気ポート24の燃焼室26側の開口端部には、それぞれバルブシート28、30が形成されている。燃焼室26には、また、点火プラグ32の先端が露出している。
【0017】
シリンダヘッド20には電磁駆動弁38及び40が組み込まれている。電磁駆動弁38は吸気弁42を備えている。吸気弁42は、バルブシート28に着座することにより吸気ポート22と燃焼室26との間を遮断し、また、バルブシート28から離座することにより吸気ポート22と燃焼室26との間を導通させる。一方、電磁駆動弁40は排気弁44を備えている。排気弁44は、バルブシート30に着座することにより排気ポート24と燃焼室26との間を遮断し、また、バルブシート30から離座することにより排気ポート24と燃焼室26との間を導通させる。
【0018】
電磁駆動弁38及び40は、同一の構成を有している。以下、図2を参照して、それらの代表例として、電磁駆動弁40の構成および動作について説明する。図2は、電磁駆動弁40の全体構成を表す断面図を示す。
図2に示す如く、排気弁44は、上方へ延びる弁軸45を備えている。弁軸45はシリンダヘッド20の内部に固定されたバルブガイド46により軸方向に変位可能に保持されている。電磁駆動弁40は、また、弁軸45の上方に設けられたアーマチャシャフト48を備えている。アーマチャシャフト48は、非磁性材料で構成されたロッド状の部材である。アーマチャシャフト48の下端面は弁軸45の上端面に当接している。
【0019】
弁軸45の上端部には、ロアリテーナ50が固定されている。ロアリテーナ50の下部にはロアスプリング52が配設されている。ロアスプリング52の下端は、シリンダヘッド20に当接している。ロアスプリング52は、ロアリテーナ50およびアーマチャシャフト48を、図2における上方へ向けて付勢している。
【0020】
アーマチャシャフト48の上端部には、アッパリテーナ54が固定されている。アッパリテーナ54の上部には、アッパスプリング56の下端部が当接している。アッパスプリング56の周囲には、その外周を取り巻くように円筒状のアッパキャップ57が配設されている。アッパスプリング56の上端部は、アッパキャップ57に螺着されたアジャストボルト58に当接している。アッパスプリング56は、アッパリテーナ54およびアーマチャシャフト48を、図2における下方へ向けて付勢している。
【0021】
アーマチャシャフト48の外周には、アーマチャ60が接合されている。アーマチャ60は、軟磁性材料で構成された環状の部材である。アーマチャ60の上方には、アッパコイル62及びアッパコア64が配設されている。また、アーマチャ60の下方には、ロアコイル66及びロアコア68が配設されている。アッパコア64およびロアコア68は、共に磁性材料で構成された部材である。アーマチャシャフト48は、アッパコア64およびロアコア68の中央部に、摺動可能に保持されている。また、アッパコイル62及びロアコイル66はECU10に接続する。ECU10は、アッパコイル62及びロアコイル66に所定の励磁電流を供給する。
【0022】
アッパコア64およびロアコア68の外周には、外筒74が配設されている。アッパコア64およびロアコア68は、両者間に所定の間隔が確保されるように、外筒74により保持されている。アッパキャップ57は、アッパコア64の上端面に固定されている。また、アジャスタボルト58は、アーマチャ60の中立位置がアッパコア64とロアコア68の中央となるように調整されている。
【0023】
次に、電磁駆動弁40の動作について説明する。電磁駆動弁40においてアーマチャ60がアッパコア64に当接した状態では、排気弁44はバルブシート28に着座する。この状態は、アッパコイル62に所定の励磁電流が供給されることにより維持される。以下、排気弁44がバルブシート28に着座した位置を排気弁44の全閉位置と称す。
【0024】
排気弁44が全閉位置に維持されている状態で、アッパコイル62に供給されていた励磁電流が遮断されると、アーマチャ60に作用していた電磁力が消滅する。アーマチャ60に作用していた電磁力が消滅すると、アッパスプリング56に付勢されることにより、アーマチャ60が図2における下方へ向けて変位する。アーマチャ60の変位量が所定値に達した時点で、ロアコイル66に適当な励磁電流が供給されると、今度はアーマチャ60をロアコア68側へ吸引する吸引力、すなわち、排気弁44を図2において下方へ変位させる吸引力が発生する。
【0025】
アーマチャ60に対して上記の吸引力が作用すると、アーマチャ60は、排気弁44と共に、ロアスプリング52の付勢力に抗して図2における下方へ向けて変位する。排気弁44の変位は、アーマチャ60がロアコア68と当接するまで継続する。以下、アーマチャ60がロアコア68に当接した状態での排気弁44の位置を全開位置と称す。この状態は、ロアコイル66に所定の励磁電流が供給されることにより維持される。
【0026】
排気弁44が全開位置に維持されている状態で、ロアコイル66に供給されていた励磁電流が遮断されると、アーマチャ60に作用していた電磁力が消滅する。アーマチャ60に作用していた電磁力が消滅すると、ロアスプリング52に付勢されることにより、アーマチャ60が図2における上方へ向けて変位する。アーマチャ60の変位量が所定値に達した時点で、アッパコイル62に適当な励磁電流が供給されると、今度はアーマチャ60をアッパコア64側へ吸引する吸引力、すなわち、排気弁44を図2において上方へ変位させる吸引力が発生する。
【0027】
アーマチャ60に対して上記の吸引力が作用すると、アーマチャ60は、排気弁44と共に、アッパスプリング56の付勢力に抗して図2における上方へ向けて変位する。排気弁44の変位は、アーマチャ60がアッパコア64と当接するまで、すなわち、排気弁44が全閉位置に達するまで継続する。
上述の如く、電磁駆動弁40によれば、アッパコイル62に所定の励磁電流を供給することにより排気弁44を全閉位置に向けて変位させることができると共に、ロアコイル66に所定の励磁電流を供給することにより排気弁44を全開位置に向けて変位させることができる。従って、電磁駆動弁40によれば、アッパコイル62とロアコイル66とに交互に励磁電流を供給することにより、排気弁44を、全開位置と全閉位置との間で繰り返し往復運動させることができる。
【0028】
吸気弁42を備える電磁駆動弁38は、上述した電磁駆動弁40と同様に作動する。従って、本実施例によれば、ECU10が、電磁駆動弁38、40のアッパコイル62およびロアコイル66に対して、それぞれ、適当なタイミングで交互に励磁電流を供給することにより、吸気弁42及び排気弁44を任意のタイミングで開閉駆動することができる。
【0029】
再び図1を参照するに、内燃機関は吸気マニホールド80を備えている。吸気マニホールド80はサージタンク82と各吸気ポート22とを連通する複数の枝管を備えている。各枝管には、燃料噴射弁83が配設されている。燃料噴射弁83はECU10から付与される指令信号に応じて燃料を枝管内に噴射する。
サージタンク82の上流側には、吸気管84が連通している。吸気管84には、スロットルバルブ86が配設されている。吸気管84のスロットルバルブ86より上流側の部位にはエアフローメータ87が配設されている。エアフローメータ87は、吸気管84に吸入される空気の流量(以下、吸入空気量と称す)に応じた信号をECU10に向けて出力する。ECU10は、エアフローメータ87の出力信号に基づいて吸入空気量を検出する。吸気管84の上流側端部にはエアクリーナ88が連通している。従って、吸気管84にはエアクリーナ88により濾過された外気が流入する。また、内燃機関の排気ポート24には、排気通路90が連通している。
【0030】
内燃機関には、また、クランク角センサ94が設けられている。クランク角センサ94の出力信号はECU10に供給されている。ECU10はクランク角センサ94の出力信号に基づいてクランク角CAを検出する。
本実施例の内燃機関において、一部の気筒について、燃料噴射及び点火を停止することにより、その気筒を休止させる休止気筒制御を実現することができる。休止気筒制御によれば、休止気筒における燃料噴射の停止及びポンピングロスの低減により燃費の向上が図られる。本実施例の内燃機関では、休止気筒制御における休止気筒は例えば#1気筒及び#4気筒に固定されている。
【0031】
従前の休止気筒制御においては、休止気筒の吸気弁42及び排気弁44は常に閉弁保持される。しかしながら、休止気筒が特定の気筒に固定されている場合に、休止気筒の吸気弁42及び排気弁44が常に閉弁保持されるものとすると、休止気筒の燃焼室26からピストン18の摺動面を介してクランクケース側へガスが徐々に漏出することにより、休止気筒の筒内圧は低圧となる。このため、作動気筒と休止気筒との間で筒内圧のピーク値に差異が生ずることに起因して、全ての気筒が作動する状態(以下、全気筒運転状態と称す)に比べて内燃機関の振動が増大してしまう。
【0032】
これに対して、本実施例の内燃機関は、休止気筒の排気弁44を所定時期に開弁させることにより、休止気筒の筒内圧の低下を防止して内燃機関の振動を抑制し得る点に特徴を有している。
先ず、図3及び図4を参照して、従前の如く休止気筒の吸気弁42及び排気弁44を常に閉弁保持した場合の各気筒の筒内圧の変化、及びそれに伴う内燃機関の振動を、全気筒運転状態と比較して説明する。
【0033】
図3は、全気筒運転状態での#4気筒の排気弁44の開閉動作、#3・#4気筒の筒内圧の変化、及び、内燃機関の振動波形をそれぞれ(A)〜(C)に示す図である。また、図4は、休止気筒制御の実行中に休止気筒の吸気弁42及び排気弁44を常に閉弁保持した場合について示す図3と同様の図である。
なお、図3(B)には、#3・#4気筒の筒内圧を代表的に示しているが、 #1・#2気筒の筒内圧も、各気筒の行程に同期して#3・#4気筒とほぼ同じ変化を示す。同様に、図4(B)には、作動気筒として#3気筒の筒内圧を、休止気筒として#4気筒の筒内圧を、それぞれ代表的に示しているが、#2気筒及び#1気筒の筒内圧も、各気筒の行程に同期して#3気筒及び#4気筒の筒内圧とほぼ同様の変化を示す。また、図3(C)及び図4(C)に示す内燃機関の振動波形は、シリンダヘッド20にクランク軸周りのローリング振動を計測する加速度ピックアップを取り付けて、その出力信号を表示したものであり、縦軸は加速度を表している。更に、図3及び図4において、横軸は、内燃機関のクランク角を#4気筒のピストン18の上死点(TDC)及び下死点(BDC)を基準として表示している。
【0034】
図3(B)に示す如く、全気筒運転状態では、#3気筒及び#4気筒の筒内圧は各気筒の爆発時期に同期してほぼ同じピーク値まで上昇する。この場合、図3(C)に示す如く、内燃機関の振動は比較的小さく抑えられる。
一方、休止気筒制御の実行中に休止気筒の吸気弁42及び排気弁44を閉弁保持した場合には、上記の如く休止気筒の燃焼室26からクランクケース側へガスが漏れることにより筒内圧は低下する。このため、図4(B)に示す如く、休止気筒である#4気筒の筒内圧は、ピストン18が上死点近傍に達した際に僅かに増加するのみであり、そのピーク値は極めて小さい。また、休止気筒制御の実行中に全気筒運転状態と同じ出力トルクを得るためには、作動気筒のそれぞれが発生すべきトルクは、全気筒運転状態において各気筒が発生するトルクよりも大きくなる。このため、図4(B)に示す如く、作動気筒である#3気筒の筒内圧のピーク値は、全気筒運転状態でのピーク値に比べて大きくなっている。
【0035】
このように、休止気筒制御において休止気筒の吸気弁42及び排気弁44を常に閉弁保持する場合には、休止気筒の筒内圧が減少し、かつ、作動気筒の筒内圧が増加することで休止気筒と作動気筒との間の筒内圧の差異が大きくなる。従って、内燃機関全体としてみると、全気筒運転状態では、筒内圧には1サイクルの間に4つのピークが180゜CA間隔で生ずるのに対して、休止気筒制御の実行中は、筒内圧には1サイクルの間に全気筒運転状態よりも大きな2つのピークが360゜CA間隔で生ずる。つまり、休止気筒制御の実行中は、全気筒運転状態に比べて大きな筒内圧のピークがより長い間隔で生ずることとなる。その結果、内燃機関の出力トルクの変動も大きくなり、図4(C)に示す如く、休止気筒制御の実行中における内燃機関の振動は、全気筒運転状態と比較して増加する。
【0036】
図5は、本実施例の内燃機関において、全気筒運転状態から休止気筒制御を開始する場合の#1気筒〜#4気筒における吸気弁42及び排気弁44の開閉動作をそれぞれ(A)〜(D)に示すタイムチャートである。なお、図5及び以下に示す同様のタイムチャートにおいて、" IN" 及び" EX" はそれぞれ吸気弁42及び排気弁44を表すものとする。また、横軸は内燃機関のクランク角を各気筒のピストン18の上死点(TDC)及び下死点(BDC)で表示しており、各図中の最上段には爆発が行われる気筒の番号を表示している。図6は、図5に示すタイムチャートに従って休止気筒の吸気弁42及び排気弁44を開閉させた場合について示す上記図3及び図4と同様の図である。
【0037】
本実施例では、休止気筒制御の実行中は、休止気筒である#1気筒及び#4気筒において点火が休止されると共に、図5(A)及び(D)にそれぞれ斜線を付して示す如く、下死点(BDC)より手前から所定期間にわたって排気弁44が開弁される。内燃機関の運転中は、排気通路90には大気圧にほぼ等しい圧力の排気ガスが充満している。このため、上記の如く排気弁44が開弁されると、排気通路90から燃焼室26へ排気ガスが再吸入されることで、休止気筒の筒内圧はほぼ大気圧まで増加する。そして、ピストン18が上死点に向けて変位する過程で排気弁44が閉弁されると、その後、燃焼室26へ再吸入された排気ガスが圧縮される。このため、図6(B)に示す如く、排気弁44の閉弁後、休止気筒である#4気筒の筒内圧が上昇して#3気筒と#4気筒との間の筒内圧の差異は小さくなる。その結果、図6(C)に示す如く、内燃機関の振動は、図5(C)に示す従前の休止気筒制御の場合に比べて小さく抑制される。
【0038】
ところで、休止気筒においても上死点近傍では筒内圧は大気圧を上回る場合がある。このように筒内圧が大気圧を上回った状態で排気弁44を開弁させても、排気通路90から燃焼室26へ排気ガスを再吸入することはできない。従って、休止気筒における排気弁44の開弁タイミングは、筒内圧が大気圧以下になるまでピストン18が上死点から下死点に向けて変位した時点となるように設定される。
【0039】
また、休止気筒の筒内圧のピーク値は、排気弁44が閉弁されるタイミングに依存する。すなわち、排気弁44の閉弁タイミングが下死点に近いほど、再吸入された排気ガスが大きな度合いで圧縮されるために筒内圧のピーク値は大きくなる。排気弁44の閉弁タイミングは、内燃機関の負荷に応じて、休止気筒の筒内圧によって生ずる加速度の変化が作動気筒の筒内圧によって生ずる加速度変化とほぼ一致するように設定される。
【0040】
以下、本実施例において、ECU10が実行する具体的な処理について説明する。図7は、本実施例において休止気筒制御を実現すべくECU10が実行するルーチンのフローチャートである。図7に示すルーチンは、その処理が終了する毎に繰り返し起動される。図7に示すルーチンが起動されると、先ずステップ100の処理が実行される。
【0041】
ステップ100では、休止気筒制御の開始要求が発せられているか否かが判別される。その結果、休止気筒制御の開始要求が発せられていなければ、今回のルーチンは終了される。一方、ステップ100において休止気筒制御の開始要求が発せられていれば、次にステップ102の処理が実行される。
ステップ102では、#1気筒及び#4気筒の燃料噴射及び点火を禁止する処理が実行される。
【0042】
ステップ104では、#1気筒及び#4気筒の吸気弁42及び排気弁44が閉弁される。この閉弁処理は、燃焼行程及び排気行程が終了した時点で実行される。
ステップ106では、作動気筒の筒内圧のピーク値PMAX を推定する処理が実行される。作動気筒の筒内圧は、内燃機関の負荷にほぼ比例する。そこで、本ステップ106では、ピーク値PMAX を吸入空気量に基づいて推定することとしている。ただし、作動気筒である#2気筒又は#3気筒に筒内圧センサを設け、筒内圧のピーク値PMAX を直接検出することとしてもよい。
【0043】
ステップ108では、作動気筒の筒内圧のピーク値PMAX に基づいて、休止気筒における排気弁44の閉弁タイミングTclose が決定される。
ステップ110では、現時点が休止気筒における排気弁44の開弁タイミングTopenであるか否かが判別される。なお、開弁タイミングTopenは、上記の如く、休止気筒の筒内圧が大気圧を下回るタイミングとなるように予め設定されている。ステップ110において、現時点が開弁タイミングTopenであれば、次にステップ112において#1気筒及び#4気筒の排気弁44が開弁された後、ステップ114の処理が実行される。一方、ステップ110において、現時点が開弁タイミングTopenでなければ、次にステップ116の処理が実行される。
【0044】
ステップ116では、現時点が排気弁44の閉弁タイミングTclose であるか否かが判別される。その結果、現時点が閉弁タイミングTclose であれば、次にステップ118において#1気筒及び#4気筒の排気弁44が閉弁された後、ステップ114の処理が実行される。一方、ステップ116において、現時点が閉弁タイミングTclose でなければ、次にステップ114の処理が実行される。
【0045】
ステップ114では、休止気筒制御の終了要求が発せられているか否かが判別される。その結果、終了要求が発せられていなければ、再び上記ステップ106の処理が実行される。一方、ステップ114において、休止気筒制御の終了要求が発せられていれば、次にステップ120において、#1気筒及び#4気筒の燃料噴射及び点火の禁止を解除する処理が実行された後、今回のルーチンは終了される。
【0046】
上述の如く、本実施例の内燃機関では、休止気筒制御中に休止気筒の排気弁44を開弁させることにより、休止気筒の筒内圧を増加させる。従って、本実施例によれば、休止気筒制御中に、休止気筒と作動気筒との間の筒内圧の差異を小さくして内燃機関の振動を抑制することができる。
なお、上記実施例では、ECU10が図7に示すルーチンのステップ110、112、116、118の処理を実行することにより特許請求の範囲に記載した休止気筒筒内圧制御手段が、ECU10が図7に示すルーチンのステップ106、108の処理を実行することにより特許請求の範囲に記載した作動気筒筒内圧検知手段が、それぞれ実現されている。
【0047】
ところで、上記実施例では、休止気筒である#1気筒及び#4気筒について、ピストン18が一往復する間に一回排気弁44を開弁させるものとした。しかしながら、休止気筒における筒内圧の低下は気筒の休止後、直ちに生ずるものではないため、必ずしも毎回排気弁44を開弁させる必要はない。例えば、図8に示す如く、ピストン18が1往復する毎に#1気筒及び#4気筒とで交互に排気弁44を開弁させることとしてもよい。あるいは、ピストン18が数往復する毎に排気弁44を開弁させることとしてもよい。
【0048】
また、休止気筒の筒内圧を増加させる手段として、吸気弁42を開弁させることにより燃焼室26に新気を吸入させることも考えられる。しかし、休止気筒の燃焼室26に新気を吸入させると、休止気筒の作動が開始される際に、新気がそのまま排気通路90へ排出される。この場合、排気通路90における空燃比がリーン側へ変化することで、触媒による排気ガスの浄化性能が低下する可能性がある。また、休止気筒の燃焼室26に新気を吸入させる場合には、新気により筒内が冷却され、休止気筒の作動再開を円滑に行えない場合も生じ得る。これに対して、上記実施例では、燃焼室26に既燃ガスを再吸入させるので、休止気筒の作動が開始される際には、この既燃ガスが再び排気通路90へ排出され、排気通路90の空燃比が影響を受けることはない。また、高温の既燃ガスが燃焼室26に吸入されることで、休止気筒の冷却も防止される。このように、本実施例によれば、休止気筒制御の終了後の気筒の再始動時における不都合を回避しつつ、休止気筒制御中の内燃機関の振動を抑制することが可能となっている。
【0049】
次に、本発明の第2実施例について説明する。本実施例は、休止気筒制御において休止気筒を順次変更する場合に、内燃機関の振動を抑制し得る点に特徴を有している。
図9は、各気筒において燃焼行程が終了する下死点から次の下死点までピストン18が一往復する間、吸気弁42及び排気弁44を閉弁保持することにより気筒を順次休止させる場合の、#1〜#4気筒の吸気弁42及び排気弁44の開閉動作をそれぞれ(A)〜(D)に示すタイムチャートである。図9に示す動作例は、内燃機関を6サイクルで運転することにより休止気筒制御を実現するものであり、従前より休止気筒制御において休止気筒を順次変更する手法として知られている。以下、内燃機関を6サイクル運転することにより休止気筒を順次変更する休止気筒制御を6サイクル休止気筒制御と称す。本実施例のシステムは、6サイクル休止気筒制御の実行中における内燃機関の振動を抑制するものである。先ず、図9を参照して、従前の6サイクル休止気筒制御における内燃機関の動作について説明する。
【0050】
例えば図9(A)に示す#1気筒では、区間T1及びT2においてそれぞれ吸気行程及び圧縮行程が行われ、続く区間T3で燃焼行程が行われる。区間T3に続く区間T4及びT5では、吸気弁42及び排気弁44が閉弁保持されることで、#1気筒は休止される。この休止区間T4及びT5では、それぞれ、ピストン18が上死点及び下死点に向けて変位することにより、燃焼室26は吸気ポート22及び排気ポート24の両方から遮断された状態で圧縮及び膨張される。そして、区間T5に続く区間T6で排気弁44が開弁されることにより排気行程が行われた後、再び、吸気、圧縮、爆発、休止(圧縮)、休止(膨張)、及び排気の各行程が行われる。他の気筒でも同様に、燃焼行程が終了した直後、ピストン18が下死点と上死点との間を一往復する間は、吸気弁42及び排気弁44が閉弁保持されることで、吸気、圧縮、爆発、休止(圧縮)、休止(膨張)、及び排気の各行程が実現されることとなる。すなわち、図9に示す6サイクル休止気筒制御では、内燃機関は吸気、圧縮、爆発、休止(圧縮)、休止(膨張)、及び排気の6サイクルで運転され、休止気筒は、燃焼順序に従って、#1気筒、#3気筒、#2気筒、#4気筒と順次変更されることになる。
【0051】
図9からわかるように、#3気筒の爆発は#1気筒よりも180゜CAだけ遅れて行われ、#2気筒の爆発は#3気筒よりも360゜CAだけ遅れて行われる。また、#4気筒の爆発は#2気筒よりも180゜CAだけ遅れて行われ、更に、#1気筒の爆発は#4気筒よりも360゜CAだけ遅れて行われる。従って、180゜CA毎に各気筒で順次燃焼が行われる場合を基準とすると、#1気筒→#3気筒→#2気筒→#4気筒の燃焼順序において#3気筒と#2気筒との間、及び、#4気筒と#1気筒との間で、それぞれ、燃焼が休止されることとなる。
【0052】
図10(A)は、図9に示すタイムチャートに従って内燃機関が運転された場合の6サイクルにわたる#1〜#4気筒の筒内圧の変化を、それぞれ実線、一点鎖線、二点鎖線、及び破線で示す。また、図10(B)は、全気筒の筒内圧の和(以下、合成筒内圧と称す)の変化を示す。
上記第1実施例で述べたように、休止気筒における燃焼室26からクランクケース側へのガスの漏れは徐々に生ずる。従って、6サイクル休止気筒制御のように、燃焼行程の後、直ちに気筒を休止させる場合には、休止気筒の燃焼室26には既燃ガスがほとんど漏出することなく残存している。この場合、休止気筒においてピストン18が上死点に向けて変位すると、既燃ガスが圧縮されることにより、上死点において筒内圧は爆発時とほぼ同じ値まで上昇する。このため、図10(A)に示す如く、各気筒の筒内圧は、燃焼行程が開始される上死点及びその次の上死点で最大値となるような変化を示すことになる。すなわち、各気筒の筒内圧には、6サイクル当たり2つのピークが現れる。
【0053】
上記図9(B)及び(C)から分かるように、#2気筒における爆発は、その時点での休止気筒である#3気筒の上死点近傍のタイミングで行われる。また、図9(A)及び(D)から分かるように、#1気筒における爆発は、その時点での休止気筒である#4気筒の上死点近傍のタイミングで行われる。このため、図10(A)の時点t1の近傍では、#2気筒の爆発に伴う筒内圧のピークと、その時点で休止気筒である#3気筒の圧縮に伴う筒内圧のピークとがほぼ同時に現れる。同様に、図10(A)の時点t4の近傍では、#1気筒の爆発に伴う筒内圧のピークと、その時点で休止気筒である#4気筒の圧縮に伴う筒内圧のピークとがほぼ同時に現れる。これに対して、時点t2、t3、t5、t6の近傍では、それぞれ、作動気筒である#4気筒の爆発、休止気筒である#2気筒の圧縮、作動気筒である#3気筒の爆発、及び休止気筒である#1気筒の圧縮による筒内圧のピークのみが生じ、他の気筒の筒内圧のピークは現れない。このため、図10(B)に示す如く、合成筒内圧のピーク値は、2つの気筒の筒内圧上昇がほぼ同時に生ずる時点t1、t4の近傍と、一の気筒の筒内圧上昇のみが生ずる時点t2、t3、t5、t6の近傍とで変化し、その結果、内燃機関の振動は増大することになる。
【0054】
これに対して、本実施例の内燃機関は、休止気筒における上死点が、他の気筒の爆発のタイミングと一致する場合には、その休止気筒の排気弁44を開弁させて休止気筒における筒内圧の上昇を抑制することにより、内燃機関の振動を抑制する。
図11は、本実施例における#1〜#4気筒の吸気弁42及び排気弁44の開閉動作をそれぞれ(A)〜(D)に示すタイムチャートである。図11(C)及び(D)にそれぞれ斜線を付して示す如く、#3気筒及び#4気筒では、燃焼行程が終了した後の休止期間中に排気弁44が開弁される。
【0055】
図12(A)は、図11に示すタイムチャートに従って内燃機関が運転された場合の各気筒の筒内圧の変化を示す。また、図12(B)は、合成筒内圧の変化を示す。#3気筒及び#4気筒の休止期間では、排気弁44が開弁されることでピストン18が上死点に向けて変位しても筒内圧は上昇しない。このため、図12(A)に示す如く、時点t1の近傍での#2気筒の爆発に伴う筒内圧の上昇時に、休止中の#3気筒の筒内圧が上昇することが防止される。同様に、時点t4の近傍での#1気筒の爆発に伴う筒内圧の上昇時に、休止中の#4気筒の筒内圧が上昇することが防止される。すなわち、各気筒における筒内圧のピークは、それぞれ単独に生ずることとなる。その結果、図12(B)に示す如く、合成筒内圧のピーク値はほぼ一定に保たれ、内燃機関の振動が抑制される。
【0056】
このように、本実施例では、6サイクル休止気筒制御において、休止気筒における上死点が、他の気筒における爆発のタイミングと重複する場合に、その休止気筒の排気弁44を開弁することで、爆発に伴う筒内圧の上昇と休止気筒の筒内圧の上昇とが同時に生ずることが防止される。従って、本実施例によれば、6サイクル休止気筒制御の実行中における内燃機関の振動を抑制することができる。
【0057】
また、休止気筒が特定の気筒に固定される場合は、休止気筒において温度低下や潤滑油切れが生じ、休止気筒の作動を円滑に再開できない場合がある。これに対して、6サイクル休止気筒制御によれば、休止気筒が順次変更されることで上記の不都合を回避することができる。
なお、上記第2実施例では、ECU10が図11(C)及び(D)に示すタイミングで#1気筒及び#4気筒の排気弁44を開弁させることにより特許請求の範囲に記載した休止気筒筒内圧制御手段が実現されている。
【0058】
ところで、上記図11に示すタイムチャートでは、#3気筒及び#4気筒において、休止中の全期間にわたって排気弁44を開弁させるものとしたが、休止気筒の排気弁44の開閉タイミングは、内燃機関の振動が最小限に抑制されるように実験的に定められることが好ましい。
また、休止気筒の筒内圧を減少させる手段として、吸気弁42を開弁させることも考えられる。しかし、吸気弁42を開弁させると、休止気筒内の既燃ガスが吸気管84からあの気筒へまわりこみ、作動気筒の動作に悪影響を与えてしまう。これに対して、本実施例では、休止気筒の筒内圧を減少させる手段として排気弁44を開弁させることで、かかる不都合を回避することが可能となっている。
【0059】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、休止気筒制御の実行中における内燃機関の振動を抑制することができる。また、休止気筒が順次変更される場合に休止気筒制御の実行中における内燃機関の振動を抑制することができる。
また、請求項2記載の発明によれば、内燃機関の動作に影響を与えることなく、休止気筒制御の実行中における内燃機関の振動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電磁駆動弁の制御装置が適用された内燃機関の構成図である。
【図2】内燃機関が備える電磁駆動弁の全体構成を示す断面図である。
【図3】図3(A)は、全気筒運転状態における#4気筒の排気弁の開閉状態を示す図である。
図3(B)は、全気筒運転状態における#3・#4気筒の筒内圧の時間変化を示す図である。
図3(C)は、全気筒運転状態における内燃機関の振動波形を示す図である。
【図4】図4(A)は、従前の休止気筒制御における#4気筒の排気弁の開閉状態を示す図である。
図4(B)は、従前の休止気筒制御における#3・#4気筒の筒内圧の時間変化を示す図である。
図4(C)は、従前の休止気筒制御における内燃機関の振動波形を示す図である。
【図5】本実施例において全気筒運転状態から休止気筒制御を開始する場合の各気筒の吸気弁及び排気弁の開閉動作を示すタイムチャートである。
【図6】図6(A)は、本実施例の休止気筒制御における#4気筒の排気弁の開閉状態を示す図である。
図6(B)は、本実施例の休止気筒制御における#3・#4気筒の筒内圧の時間変化を示す図である。
図6(C)は、本実施例の休止気筒制御における内燃機関の振動波形を示す図である。
【図7】本実施例において休止気筒制御を実現すべくECUが実行するルーチンのフローチャートである。
【図8】本実施例の変形例において全気筒運転状態から休止気筒制御を開始する場合の各気筒の吸気弁及び排気弁の開閉動作を示すタイムチャートである。
【図9】従前の6サイクル休止気筒制御における各気筒の吸気弁及び排気弁の開閉動作を示すタイムチャートである。
【図10】図10(A)は、従前の6サイクル休止気筒制御における各気筒の筒内圧の時間変化を示す図である。
図10(B)は、従前の6サイクル休止気筒制御における合成筒内圧の時間変化を示す図である。
【図11】本発明の第2実施例に係わる6サイクル休止気筒制御における各気筒の吸気弁及び排気弁の開閉動作を示すタイムチャートである。
【図12】図12(A)は、本実施例の6サイクル休止気筒制御における各気筒の筒内圧の時間変化を示す図である。
図12(B)は、本実施例の6サイクル休止気筒制御における合成筒内圧の時間変化を示す図である。
【符号の説明】
10 ECU
38、40 電磁駆動弁
44 排気弁
Claims (3)
- 吸気弁及び排気弁がそれぞれ電磁駆動弁により構成され、一部の気筒を休止させる休止気筒制御を実行可能な電磁駆動弁を有する内燃機関であって、
前記休止気筒制御の実行中に、休止気筒の筒内圧を制御する休止気筒筒内圧制御手段を備え、
前記休止気筒制御における休止気筒は順次変更され、
前記休止気筒筒内圧制御手段は、休止気筒のピストンの上死点において何れかの作動気筒が燃焼中である場合に、その休止気筒の筒内圧を減少させることを特徴とする電磁駆動弁を有する内燃機関。 - 請求項1記載の電磁駆動弁を有する内燃機関において、
前記休止気筒筒内圧制御手段は、排気弁を開閉させることにより休止気筒の筒内圧を制御することを特徴とする電磁駆動弁を有する内燃機関。 - 請求項1記載の電磁駆動弁を有する内燃機関において、前記休止気筒制御は、内燃機関を6サイクルで運転することにより実現されることを特徴とする電磁駆動弁を有する内燃機関。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14238299A JP3733786B2 (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | 電磁駆動弁を有する内燃機関 |
US09/563,157 US6332446B1 (en) | 1999-05-21 | 2000-05-01 | Internal combustion engine having solenoid-operated valves and control method |
EP00110628A EP1054148B1 (en) | 1999-05-21 | 2000-05-18 | Internal combustion engine having solenoid-operated valves and control method |
DE60000899T DE60000899T2 (de) | 1999-05-21 | 2000-05-18 | Brennkraftmaschine mit Elektromagnetventilen und Verfahren zur Steuerung einer solchen Maschine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14238299A JP3733786B2 (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | 電磁駆動弁を有する内燃機関 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000328972A JP2000328972A (ja) | 2000-11-28 |
JP3733786B2 true JP3733786B2 (ja) | 2006-01-11 |
Family
ID=15314074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14238299A Expired - Fee Related JP3733786B2 (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | 電磁駆動弁を有する内燃機関 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6332446B1 (ja) |
EP (1) | EP1054148B1 (ja) |
JP (1) | JP3733786B2 (ja) |
DE (1) | DE60000899T2 (ja) |
Families Citing this family (112)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10000216A1 (de) * | 2000-01-05 | 2001-07-12 | Bosch Gmbh Robert | Steuerung eines Mehrzylinder-Verbrennungsmotors mit individuell ansteuerbaren Einlaßventilen |
GB2367859A (en) * | 2000-10-12 | 2002-04-17 | Lotus Car | Methods of operating i.c. engines having electrically controlled actuators for the inlet and/or exhaust valves |
DE10064650B4 (de) * | 2000-12-22 | 2016-04-28 | Robert Bosch Gmbh | Elektronische Verfahren und Einrichtung der Steuerung von Gaswechselventilen eines Verbrennungsmotors mit variabler Öffnungsfunktion |
JP2002349304A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-12-04 | Yamaha Motor Co Ltd | 気筒数制御エンジン |
DE10159758A1 (de) * | 2001-12-05 | 2003-07-24 | Daimler Chrysler Ag | Verfahren zum Betrieb einer mehrzylindrigen Brennkraftmaschine |
US6705258B2 (en) * | 2002-02-20 | 2004-03-16 | Mick Corse | Valve system for variable displacement diesel engine |
US6782737B2 (en) | 2002-04-08 | 2004-08-31 | Cummins, Inc. | System for estimating peak cylinder pressure in an internal combustion engine |
FR2842864B1 (fr) * | 2002-07-26 | 2005-11-11 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Moteur a combustion interne muni d'un processeur et d'actionneurs electromecaniques de commande de soupapes |
FR2842863B1 (fr) * | 2002-07-26 | 2006-06-30 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Moteur a combustion interne comprenant un processeur et des cylindres dont les soupapes sont commandees par des actionneurs electromecaniques |
JP2005098291A (ja) * | 2003-08-26 | 2005-04-14 | Denso Corp | 内燃機関の制御装置 |
US7260467B2 (en) * | 2003-12-12 | 2007-08-21 | Ford Global Technologies, Llc | Cylinder deactivation method to minimize drivetrain torsional disturbances |
US6871617B1 (en) | 2004-01-09 | 2005-03-29 | Ford Global Technologies, Llc | Method of correcting valve timing in engine having electromechanical valve actuation |
US7079935B2 (en) | 2004-03-19 | 2006-07-18 | Ford Global Technologies, Llc | Valve control for an engine with electromechanically actuated valves |
US7140355B2 (en) * | 2004-03-19 | 2006-11-28 | Ford Global Technologies, Llc | Valve control to reduce modal frequencies that may cause vibration |
US6938598B1 (en) | 2004-03-19 | 2005-09-06 | Ford Global Technologies, Llc | Starting an engine with electromechanical valves |
US7383820B2 (en) | 2004-03-19 | 2008-06-10 | Ford Global Technologies, Llc | Electromechanical valve timing during a start |
US7165391B2 (en) | 2004-03-19 | 2007-01-23 | Ford Global Technologies, Llc | Method to reduce engine emissions for an engine capable of multi-stroke operation and having a catalyst |
US7128687B2 (en) | 2004-03-19 | 2006-10-31 | Ford Global Technologies, Llc | Electromechanically actuated valve control for an internal combustion engine |
US7063062B2 (en) | 2004-03-19 | 2006-06-20 | Ford Global Technologies, Llc | Valve selection for an engine operating in a multi-stroke cylinder mode |
US7194993B2 (en) | 2004-03-19 | 2007-03-27 | Ford Global Technologies, Llc | Starting an engine with valves that may be deactivated |
US7028650B2 (en) * | 2004-03-19 | 2006-04-18 | Ford Global Technologies, Llc | Electromechanical valve operating conditions by control method |
US7107947B2 (en) * | 2004-03-19 | 2006-09-19 | Ford Global Technologies, Llc | Multi-stroke cylinder operation in an internal combustion engine |
US7128043B2 (en) | 2004-03-19 | 2006-10-31 | Ford Global Technologies, Llc | Electromechanically actuated valve control based on a vehicle electrical system |
US7066121B2 (en) | 2004-03-19 | 2006-06-27 | Ford Global Technologies, Llc | Cylinder and valve mode control for an engine with valves that may be deactivated |
US7021289B2 (en) | 2004-03-19 | 2006-04-04 | Ford Global Technology, Llc | Reducing engine emissions on an engine with electromechanical valves |
US7107946B2 (en) * | 2004-03-19 | 2006-09-19 | Ford Global Technologies, Llc | Electromechanically actuated valve control for an internal combustion engine |
US7032581B2 (en) | 2004-03-19 | 2006-04-25 | Ford Global Technologies, Llc | Engine air-fuel control for an engine with valves that may be deactivated |
US7031821B2 (en) | 2004-03-19 | 2006-04-18 | Ford Global Technologies, Llc | Electromagnetic valve control in an internal combustion engine with an asymmetric exhaust system design |
US7555896B2 (en) | 2004-03-19 | 2009-07-07 | Ford Global Technologies, Llc | Cylinder deactivation for an internal combustion engine |
US7559309B2 (en) | 2004-03-19 | 2009-07-14 | Ford Global Technologies, Llc | Method to start electromechanical valves on an internal combustion engine |
US7032545B2 (en) * | 2004-03-19 | 2006-04-25 | Ford Global Technologies, Llc | Multi-stroke cylinder operation in an internal combustion engine |
US7240663B2 (en) | 2004-03-19 | 2007-07-10 | Ford Global Technologies, Llc | Internal combustion engine shut-down for engine having adjustable valves |
US7055483B2 (en) | 2004-03-19 | 2006-06-06 | Ford Global Technologies, Llc | Quick starting engine with electromechanical valves |
US7017539B2 (en) | 2004-03-19 | 2006-03-28 | Ford Global Technologies Llc | Engine breathing in an engine with mechanical and electromechanical valves |
US7072758B2 (en) | 2004-03-19 | 2006-07-04 | Ford Global Technologies, Llc | Method of torque control for an engine with valves that may be deactivated |
ATE466183T1 (de) * | 2004-06-30 | 2010-05-15 | Ford Global Tech Llc | Verfahren und vorrichtung zum betreiben einer mehrzylindrigen fremdgezündeten viertakt- brennkraftmaschine mit zylinderabschaltung |
WO2006116549A2 (en) * | 2005-04-27 | 2006-11-02 | Ticketmaster | Methods and systems for determining user location |
BRPI0520523B1 (pt) | 2005-09-12 | 2018-06-05 | Volvo Lastvagnar Ab | Método para operação de um motor de combustão interna |
FR2893676B1 (fr) * | 2005-11-24 | 2008-01-04 | Inst Francais Du Petrole | Procede pour controler l'admission et/ou l'echappement d'au moins un cylindre desactive d'un moteur a combustion interne |
US20090007877A1 (en) * | 2007-07-05 | 2009-01-08 | Raiford Gregory L | Systems and Methods to Control Torsional Vibration in an Internal Combustion Engine with Cylinder Deactivation |
JP4703622B2 (ja) * | 2007-10-09 | 2011-06-15 | 本田技研工業株式会社 | 気筒休止機構を備えた内燃機関の制御装置 |
FR2939476A1 (fr) * | 2008-12-10 | 2010-06-11 | Inst Francais Du Petrole | Procede pour controler le fonctionnement d'un moteur a combustion interne avec desactivation d'au moins un cylindre |
JP5271228B2 (ja) * | 2009-09-30 | 2013-08-21 | 本田技研工業株式会社 | 可変サイクルエンジン |
JP5460221B2 (ja) * | 2009-09-30 | 2014-04-02 | 本田技研工業株式会社 | 6サイクルエンジン |
US8006670B2 (en) * | 2010-03-11 | 2011-08-30 | Ford Global Technologies, Llc | Engine control with valve deactivation monitoring using exhaust pressure |
FR2965015B1 (fr) * | 2010-09-22 | 2013-04-12 | Valeo Sys Controle Moteur Sas | Procede de gestion d'une desactivation de cylindres d'un moteur thermique et dispositif de gestion d'un tel moteur |
DE102011015368B4 (de) * | 2011-03-29 | 2023-07-27 | Audi Ag | Verfahren zum Betreiben einer Brennkraftmaschine unter Wechsel vom Vollmotorbetrieb zum Teilmotorbetrieb |
US20120312263A1 (en) * | 2011-05-26 | 2012-12-13 | Arrieta Francisco A | Variable Geometry Cam Shafts For Multiple-Cylinder Internal Combustion Engines |
US8443784B2 (en) | 2011-10-06 | 2013-05-21 | GM Global Technology Operations LLC | Internal combustion engine and method for control |
US9145822B2 (en) * | 2012-07-16 | 2015-09-29 | Ford Global Technologies, Llc | Method and device for controlling a four-stroke internal combustion engine |
US8955498B2 (en) | 2012-07-24 | 2015-02-17 | Ford Global Technologies, Llc | Variable valve timing for EGR control |
US9002624B2 (en) | 2012-07-24 | 2015-04-07 | Ford Global Technologies, Llc | Variable valve timing for cylinder deactivation |
US8893671B2 (en) | 2012-08-22 | 2014-11-25 | Jack R. Taylor | Full expansion internal combustion engine with co-annular pistons |
US9534550B2 (en) | 2012-09-10 | 2017-01-03 | GM Global Technology Operations LLC | Air per cylinder determination systems and methods |
US9458779B2 (en) | 2013-01-07 | 2016-10-04 | GM Global Technology Operations LLC | Intake runner temperature determination systems and methods |
US9382853B2 (en) | 2013-01-22 | 2016-07-05 | GM Global Technology Operations LLC | Cylinder control systems and methods for discouraging resonant frequency operation |
US9416743B2 (en) | 2012-10-03 | 2016-08-16 | GM Global Technology Operations LLC | Cylinder activation/deactivation sequence control systems and methods |
US9726139B2 (en) | 2012-09-10 | 2017-08-08 | GM Global Technology Operations LLC | System and method for controlling a firing sequence of an engine to reduce vibration when cylinders of the engine are deactivated |
US9458780B2 (en) | 2012-09-10 | 2016-10-04 | GM Global Technology Operations LLC | Systems and methods for controlling cylinder deactivation periods and patterns |
US9650978B2 (en) | 2013-01-07 | 2017-05-16 | GM Global Technology Operations LLC | System and method for randomly adjusting a firing frequency of an engine to reduce vibration when cylinders of the engine are deactivated |
US10227939B2 (en) | 2012-08-24 | 2019-03-12 | GM Global Technology Operations LLC | Cylinder deactivation pattern matching |
US9719439B2 (en) * | 2012-08-24 | 2017-08-01 | GM Global Technology Operations LLC | System and method for controlling spark timing when cylinders of an engine are deactivated to reduce noise and vibration |
US9376973B2 (en) | 2012-09-10 | 2016-06-28 | GM Global Technology Operations LLC | Volumetric efficiency determination systems and methods |
US9638121B2 (en) | 2012-08-24 | 2017-05-02 | GM Global Technology Operations LLC | System and method for deactivating a cylinder of an engine and reactivating the cylinder based on an estimated trapped air mass |
US9458778B2 (en) | 2012-08-24 | 2016-10-04 | GM Global Technology Operations LLC | Cylinder activation and deactivation control systems and methods |
US9057324B2 (en) | 2012-12-12 | 2015-06-16 | Caterpillar Inc. | Six-stroke engine system with blowdown turbocharger |
US9151222B2 (en) | 2012-12-12 | 2015-10-06 | Caterpillar Inc. | Six-stroke combustion cycle engine and process |
US9133764B2 (en) | 2012-12-12 | 2015-09-15 | Caterpillar Inc. | Six-stroke engine system with blowdown exhaust recirculation |
US8978602B2 (en) | 2012-12-12 | 2015-03-17 | Caterpillar Inc. | Six-stroke engine power density matching system and method |
US8978601B2 (en) | 2012-12-12 | 2015-03-17 | Caterpillar Inc. | Six-stroke engine system with blowdown exhaust system |
US9181830B2 (en) | 2012-12-12 | 2015-11-10 | Caterpillar Inc. | After-treatment system and method for six-stroke combustion cycle |
US8978603B2 (en) | 2012-12-12 | 2015-03-17 | Caterpillar Inc. | Six-stroke internal combustion engine valve activation system and method for operating such engine |
US9494092B2 (en) | 2013-03-13 | 2016-11-15 | GM Global Technology Operations LLC | System and method for predicting parameters associated with airflow through an engine |
JP5759512B2 (ja) * | 2013-06-10 | 2015-08-05 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
US20140326202A1 (en) * | 2013-07-26 | 2014-11-06 | Robert E. Wagner | Six Stroke Internal Combustion Engine and a Method of Operation |
FR3010452A1 (fr) * | 2013-09-10 | 2015-03-13 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Moteur a combustion de vehicule automobile a desactivation de cylindre amelioree |
FR3010451B1 (fr) * | 2013-09-10 | 2022-01-14 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Moteur a combustion de vehicule automobile a desactivation de cylindre adaptee |
KR101534932B1 (ko) * | 2013-10-21 | 2015-07-07 | 현대자동차주식회사 | 차량용 cda를 이용한 뱅크 제어 방법 |
SE1550267A1 (sv) * | 2014-03-07 | 2015-09-08 | Scania Cv Ab | A method for controlling an internal combustion engine, an internal combustion engine controlled by such a method and avehicle comprising such an internal combustion engine. |
SE538790C2 (sv) * | 2014-03-07 | 2016-11-29 | Scania Cv Ab | Förbränningsmotor, fordon som innefattar en sådan förbränningsmotor och förfarande för att styra en sådan förbränningsmotor |
US9441550B2 (en) | 2014-06-10 | 2016-09-13 | GM Global Technology Operations LLC | Cylinder firing fraction determination and control systems and methods |
US9341128B2 (en) | 2014-06-12 | 2016-05-17 | GM Global Technology Operations LLC | Fuel consumption based cylinder activation and deactivation control systems and methods |
US9556811B2 (en) | 2014-06-20 | 2017-01-31 | GM Global Technology Operations LLC | Firing pattern management for improved transient vibration in variable cylinder deactivation mode |
EP3006700A1 (fr) * | 2014-09-12 | 2016-04-13 | Peugeot Citroën Automobiles Sa | Moteur à combustion de véhicule automobile à désactivation de cylindre adaptée |
US9599047B2 (en) | 2014-11-20 | 2017-03-21 | GM Global Technology Operations LLC | Combination cylinder state and transmission gear control systems and methods |
US10337441B2 (en) | 2015-06-09 | 2019-07-02 | GM Global Technology Operations LLC | Air per cylinder determination systems and methods |
US10507834B2 (en) | 2016-06-09 | 2019-12-17 | Ford Global Technologies, Llc | Cylinder deactivation control for driveline braking |
US10337418B2 (en) | 2016-06-09 | 2019-07-02 | Ford Global Technologies, Llc | System for reactivating deactivated cylinders |
US10626813B2 (en) | 2016-06-09 | 2020-04-21 | Ford Global Technologies, Llc | System and method for controlling engine knock |
US10316775B2 (en) | 2016-06-09 | 2019-06-11 | Ford Global Technologies, Llc | System and method for controlling engine torque while deactivating engine cylinders |
US10711715B2 (en) | 2016-06-09 | 2020-07-14 | Ford Global Technologies, Llc | System and method for improving cylinder deactivation |
US10316774B2 (en) | 2016-06-09 | 2019-06-11 | Ford Global Technologies, Llc | System for method for controlling engine knock of a variable displacement engine |
US10337431B2 (en) | 2016-06-09 | 2019-07-02 | Ford Global Technologies, Llc | System and method for controlling busyness of cylinder mode changes |
US10107216B2 (en) * | 2016-06-09 | 2018-10-23 | Ford Global Technologies, Llc | System and method for reactivating engine cylinders |
US10107217B2 (en) | 2016-06-09 | 2018-10-23 | Ford Global Technologies, Llc | System and method for determining engine knock |
US10337444B2 (en) | 2016-06-09 | 2019-07-02 | Ford Global Technologies, Llc | System and method for controlling fuel for reactivating engine cylinders |
DE102017112317A1 (de) | 2016-06-09 | 2017-12-14 | Ford Global Technologies, Llc | System und verfahren zum verbessern der zylinderabschaltung |
US10151223B2 (en) | 2016-06-09 | 2018-12-11 | Ford Global Technologies, Llc | Valve deactivating system for an engine |
DE102017112665A1 (de) | 2016-06-09 | 2017-12-14 | Ford Global Technologies, Llc | System zum abschalten von motorzylindern |
US10208687B2 (en) | 2016-06-09 | 2019-02-19 | Ford Global Technologies, Llc | System and method for operating an engine oil pump |
US10690064B2 (en) | 2016-06-09 | 2020-06-23 | Ford Global Technologies, Llc | System for deactivating engine cylinders |
US10227936B2 (en) | 2016-06-09 | 2019-03-12 | Ford Global Technologies, Llc | System and method for adjusting intake manifold pressure |
US10156195B2 (en) | 2016-06-09 | 2018-12-18 | Ford Global Technologies, Llc | System and method for selecting a cylinder deactivation mode |
US10024256B2 (en) | 2016-06-09 | 2018-07-17 | Ford Global Technologies, Llc | System and method for intake manifold pressure control |
US10371070B2 (en) | 2016-06-09 | 2019-08-06 | Ford Global Technologies, Llc | Active cylinder configuration for an engine including deactivating engine cylinders |
US11480120B2 (en) | 2016-06-09 | 2022-10-25 | Ford Global Technologies, Llc | System and method for mitigating cylinder deactivation degradation |
US10215576B2 (en) * | 2016-08-25 | 2019-02-26 | GM Global Technology Operations LLC | Energy-optimized vehicle route selection |
US10215106B2 (en) * | 2016-12-22 | 2019-02-26 | Ford Global Technologies, Llc | System and method for adjusting exhaust valve timing |
EP3578782B1 (en) * | 2017-03-23 | 2021-04-21 | Mazda Motor Corporation | Engine control device |
JP7119403B2 (ja) * | 2018-02-09 | 2022-08-17 | トヨタ自動車株式会社 | エンジン制御装置 |
BR112022000126A2 (pt) * | 2019-08-05 | 2022-02-22 | Jacobs Vehicle Systems Inc | Potência positiva combinada e operação de desativação do cilindro com evento de válvula secundária |
US11982248B2 (en) * | 2021-10-25 | 2024-05-14 | Transportation Ip Holdings, Llc | Methods and systems for diagnosing engine cylinders |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5585553U (ja) * | 1978-12-08 | 1980-06-12 | ||
JPS55131539A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-13 | Nissan Motor Co Ltd | Multicylinder internal combustion engine |
JPS55151131A (en) * | 1979-05-15 | 1980-11-25 | Nissan Motor Co Ltd | Apparatus for controlling number of cylinders to be supplied with fuel |
JPS562432A (en) * | 1979-06-22 | 1981-01-12 | Nissan Motor Co Ltd | Shock reducing device for number of cylinder controlling engine |
JPS5853178B2 (ja) * | 1979-12-12 | 1983-11-28 | 日産自動車株式会社 | 気筒数制御エンジン |
JPS5735133A (en) | 1980-08-06 | 1982-02-25 | Mitsubishi Motors Corp | Drive method and structure of multicylinder engine |
DE3316446A1 (de) | 1982-05-07 | 1983-11-10 | Nissan Motor Co., Ltd., Yokohama, Kanagawa | Vierzylinder-verbrennungsmotor |
DE4126204A1 (de) * | 1991-08-08 | 1993-02-11 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zur steuerung der kraftstoffeinspritzung in eine dieselbrennkraftmaschine |
JP3601837B2 (ja) * | 1992-11-16 | 2004-12-15 | 三菱自動車工業株式会社 | 休筒機構付きエンジンの燃料制御装置 |
JPH07119502A (ja) | 1993-10-28 | 1995-05-09 | Nippondenso Co Ltd | 減筒機構における弁の制御方法 |
US5408966A (en) * | 1993-12-23 | 1995-04-25 | Ford Motor Company | System and method for synchronously activating cylinders within a variable displacement engine |
JPH07279697A (ja) | 1994-04-08 | 1995-10-27 | Toyota Motor Corp | 可変休止気筒エンジンの運転方法 |
US5832885A (en) * | 1994-09-21 | 1998-11-10 | Moyer; David F. | Hybrid internal combustion engine |
JP3535233B2 (ja) * | 1994-10-18 | 2004-06-07 | ヤマハマリン株式会社 | 船外機用2サイクルエンジンの運転制御装置 |
US5797371A (en) * | 1995-03-09 | 1998-08-25 | Sanshin Kogyo Kabushiki Kaisha | Cylinder-disabling control system for multi-cylinder engine |
US5467748A (en) * | 1995-03-16 | 1995-11-21 | Ford Motor Company | Internal combustion engine with intake port throttling and exhaust camshaft phase shifting for cylinder deactivation |
DE19606584C2 (de) * | 1995-04-19 | 1997-07-31 | Porsche Ag | Verfahren zur Zylinderabschaltung einer Brennkraftmaschine |
DE19606585C2 (de) * | 1995-04-19 | 1997-12-18 | Porsche Ag | Verfahren zur Zylinderzuschaltung einer Brennkraftmaschine |
US5642703A (en) * | 1995-10-16 | 1997-07-01 | Ford Motor Company | Internal combustion engine with intake and exhaust camshaft phase shifting for cylinder deactivation |
DE19733137A1 (de) * | 1997-07-31 | 1999-02-04 | Fev Motorentech Gmbh & Co Kg | Verfahren zur Steuerung von elektromagnetischen Aktuatoren zur Betätigung von Gaswechselventilen an Kolbenbrennkraftmaschinen |
US5975052A (en) * | 1998-01-26 | 1999-11-02 | Moyer; David F. | Fuel efficient valve control |
US6138636A (en) * | 1998-05-26 | 2000-10-31 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Apparatus for controlling multi-cylinder internal combustion engine with partial cylinder switching-off mechanism |
-
1999
- 1999-05-21 JP JP14238299A patent/JP3733786B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-05-01 US US09/563,157 patent/US6332446B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-05-18 DE DE60000899T patent/DE60000899T2/de not_active Expired - Fee Related
- 2000-05-18 EP EP00110628A patent/EP1054148B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1054148A2 (en) | 2000-11-22 |
EP1054148A3 (en) | 2001-08-08 |
US6332446B1 (en) | 2001-12-25 |
DE60000899T2 (de) | 2003-05-28 |
JP2000328972A (ja) | 2000-11-28 |
EP1054148B1 (en) | 2002-12-04 |
DE60000899D1 (de) | 2003-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3733786B2 (ja) | 電磁駆動弁を有する内燃機関 | |
US7400966B2 (en) | Method for auto-ignition operation and computer readable storage device for use with an internal combustion engine | |
US6161521A (en) | Internal combustion engine having deceleration fuel shut off and camshaft controlled charge trapping | |
JP4415876B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
US20090120390A1 (en) | Control device and method for internal combustion engine | |
EP2020495A2 (en) | Engine equipped with adjustable valve timing mechanism | |
JP6123175B2 (ja) | 直噴エンジンの燃料噴射装置 | |
RU2703872C2 (ru) | Способ и система для управления двигателем | |
US6269793B1 (en) | Internal combustion engine having deceleration fuel shut off and camshaft controlled charge trapping | |
GB2119853A (en) | Four-cylinder I.C. engine operable with two effective cylinders | |
JPH05141336A (ja) | 内燃機関の点火装置 | |
KR102160518B1 (ko) | 배기가스 봉입을 동반한 실린더 셧오프 시, 가스 스프링 작용을 보상하기 위한 방법 | |
US10655546B2 (en) | Control device for internal combustion engine | |
JP2020026751A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP4104518B2 (ja) | 可変気筒内燃機関 | |
US7000586B2 (en) | Control device for compression ignition operation of internal combustion engine | |
JP4743139B2 (ja) | 内燃機関の燃料噴射量制御装置 | |
JP4140351B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP4200712B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁機構制御装置 | |
JP3510044B2 (ja) | 内燃機関の電磁駆動弁の始動方法 | |
JP7285390B1 (ja) | 4ストロークエンジン | |
JP2001020763A (ja) | 電磁駆動弁を有する内燃機関 | |
JP3985355B2 (ja) | 内燃機関の動弁装置 | |
JPH06200832A (ja) | 2ストロークエンジン | |
JP7275416B1 (ja) | 独立スロットル型4ストロークエンジン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20031225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040106 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040304 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050927 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051010 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081028 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101028 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101028 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111028 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111028 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121028 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |