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JP3728697B2 - Aluminum alloy plate for caulking and manufacturing method thereof - Google Patents

Aluminum alloy plate for caulking and manufacturing method thereof Download PDF

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JP3728697B2
JP3728697B2 JP2003136434A JP2003136434A JP3728697B2 JP 3728697 B2 JP3728697 B2 JP 3728697B2 JP 2003136434 A JP2003136434 A JP 2003136434A JP 2003136434 A JP2003136434 A JP 2003136434A JP 3728697 B2 JP3728697 B2 JP 3728697B2
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JP
Japan
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aluminum alloy
mass
less
stress relaxation
caulking
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一徳 小林
晃三 星野
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、かしめ加工用アルミニウム合金板及びその製造方法に関し、特に120乃至160℃の温度域でも応力緩和することなく使用できるかしめ加工用アルミニウム合金板及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
アルミニウム合金は軽量で強度が高く、熱及び電気伝導性、並びに耐食性に優れていることから、飲料缶及び鍋等の日用品、エンジン及びその周辺部品、並びに電線等の幅広い分野で使用されている。
【0003】
その一方で、アルミニウム合金は、例えば、ボルト形状に加工した後にネジ止めに供した場合、120乃至160℃程度の温度環境下で長期間使用すると、応力緩和により締結強度が低下しやすいため、この温度域で使用されることはなかった。
【0004】
また、かしめ加工に際しても同様で、120乃至160℃の温度範囲では応力緩和が顕著であるため、アルミニウム合金はかしめ部を有する部品にも使用されることはなかった。
【0005】
上述したように、アルミニウム合金は、120乃至160℃程度の温度条件下ではクリープ又は応力緩和現象が顕著となるため、単独で使用されることはほとんどなく、ボルト止め又はねじ切り等においてはSUS等の他の金属と併用され、また多少の変形が許容できる用途のみで使用されているのが現状である。
【0006】
なお、電気自動車の電池群、電気機器(インバータ、モータ等)間を電気的に接続したり、各電池間の接続、インバータ内の回路等の大電流を通電するための導電体(端子類)に、従来の銅に比べて軽量なアルミニウム合金を使用することが提案されている(特許文献1:特開2000−207940号公報)。この公報には、JIS規格H4180において規定されるアルミニウム又はアルミニウム合金の1060、6101、6063及び6061合金等を比較し、アルミニウム導体としては、強度と導電率が優れた6101合金相当材が最も適していると記載されている。
【0007】
一方、銅合金は導電性が優れていることから、電線及び端子類に使用されており、その多くの部分でかしめ加工が施され、応力緩和は一般的な評価試験となっている(非特許文献1参照)。
【0008】
また、120乃至160℃の温度下での銅合金の応力緩和特性は、JIS規格H3250において規定されるC2600(70%Cu−Zn合金)を160℃の温度に1000時間保持した場合、残存応力20%以下(応力緩和80%強)であることが開示されている(非特許文献2参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−207940号公報
【非特許文献1】
村上陽太郎編、「銅および銅合金の基礎と工業技術」、第1版、日本伸銅協会、昭和63年5月25日、p.384
【非特許文献2】
村上陽太郎編、「伸銅品データブック」、第1版、日本伸銅協会、平成9年8月1日、p.187
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、変形が許容されない部品においても、軽量化の要求が強くなれば、アルミニウム合金を単独で使用する必要性が生じる。
【0011】
この場合に、アルミニウム合金を端子材に使用することは既に提案されているが(特許文献1)、従来のアルミニウム合金は、かしめ加工用としては性能的に不十分である。従って、クリープ及び応力緩和が少なく、アルミニウム合金を単独で使用しても、変形しにくく、変形が許容されない部品への適用を可能とするアルミニウム合金の開発が強く要望されている。
【0012】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、高い導電性を有し、初期に強い応力でボルト締め及びかしめが可能であり、また120乃至160℃の温度下に長時間放置されても強度低下が少なく、120乃至160℃の温度域において応力緩和が少ないアルミニウム合金板及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るかしめ加工用アルミニウム合金板は、Cu:0.03乃至0.5質量%、Mn:0.005乃至0.3質量%、Fe:0.05乃至1.0質量%以下を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、前記不可避的不純物のうち、Si:0.2質量%以下に規制した組成を有し、圧延率30乃至80%にて冷間圧延を施し、加熱速度20℃/時以上で300℃以上に加熱した後、20℃/時以上の冷却速度で冷却したものであって、結晶粒径が35乃至300μmであり、表面に形成された酸化皮膜の平均膜厚が10nm以下であると共に、導電率が58%IACS以上、160℃における応力緩和率が60%以下であることを特徴とする。
【0014】
また、本発明に係るかしめ加工用アルミニウム合金板の製造方法は、アルミニウム合金を溶解し、鋳造し、均質化熱処理し、熱間圧延し、その後、圧延率30乃至80%にて冷間圧延を施し、加熱速度20℃/時以上で300℃以上に加熱した後、20℃/時以上の冷却速度で冷却することにより、上記構成のかしめ加工用アルミニウム合金を製造することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、具体的に説明する。本発明者らは、アルミニウム合金と前記応力緩和特性との関係を前述した応力緩和試験により鋭意実験研究し、その結果、高い導電性を有し、且つ、応力緩和が少ないアルミニウム合金板を開発するに至った。なお、応力緩和が少ない場合に応力緩和性が向上し、逆に、応力緩和が大きい場合に応力緩和性が低下したものとなることはいうまでもない。
【0016】
以下に、本発明のアルミニウム合金板の成分添加理由及び組成限定理由について詳細に説明する。
【0017】
Cu:0.03乃至0.5質量%
本発明のかしめ加工用アルミニウム合金板に含まれるCuは、材料強度及び応力緩和特性に影響する元素である。Cu含有量が0.03質量%未満では、材料強度が低下し、応力緩和が大きくなる。逆に、Cu含有量が0.5質量%を超えると、耐食性が低下すると共に、かしめ加工性が低下する。このため、Cu含有量は、0.03乃至0.5質量%とする。
【0018】
Mn:0.005乃至0.3質量%
Mnは、Cuと同様に材料強度及び応力緩和特性に影響を及ぼす元素である。Mn含有量が0.005質量%未満では、応力緩和が大きくなり、Mn含有量が0.3質量%を超えると、かしめ加工性が低下し、同時に応力緩和も大きくなる。このため、Mn含有量は、0.005乃至0.3質量%とする。
【0019】
Fe:0.05乃至1.0質量%
Fe含有量が0.05質量%未満では、材料強度が低下し、応力緩和が大きくなる。また、Feが1.0質量%を超えると、かしめ加工性が低下し、同時に、応力緩和も大きくなる。従って、Fe含有量は、0.05乃至1.0質量%とする。
【0020】
不可避的不純物
Si:0.2質量%以下
不可避的不純物であるSiの含有量が0.2質量%を超えると、かしめ加工性が低下し、応力緩和が大きくなる。従って、Si含有量は0.2%以下に規制する。なお、Siは、スクラップ等を原材料として使用した場合に、不可避的にアルミニウム合金中に混入する。
【0021】
なお、固溶したCu、Mn、Fe及びSiが転位を捕獲して転位の移動を抑制し、応力緩和性を向上させる。このため、固溶可能な範囲で上記各元素を増加させた方が、応力緩和性の向上に及ぼす効果は大きい。
【0022】
その他の不可避的不純物
Crは、結晶粒を微細化し易いため、その含有量を0.3質量%以下に規制する。Znは、含有量が0.3質量%を超えると応力緩和性が低下するため、0.3質量%以下に規制する。Tiは、鋳塊組織微細化に寄与するが、含有量が0.1質量%を超えると応力緩和性が低下するため、0.1質量%以下に規制する。Zrは、含有量が0.15質量%を超えると巨大化合物AlZrを生成し易くなり、かしめ加工性を劣化させるため、0.15質量%以下に規制する。
【0023】
結晶粒径:35乃至300μm
結晶粒径が35μm未満になると、転位の消滅サイトである粒界までの距離が短くなり、且つ粒界の面積も大きくなるため、応力緩和特性が低下する。また、結晶粒径を大きくすると、転位の消滅サイトである粒界までの距離が長くなり、且つ粒界の面積も小さくなり、応力緩和性が向上する。一方、結晶粒径が300μmを超えると、かしめ加工時に肌割れ又は割れの原因となる。従って、本発明においては、結晶粒径は35乃至300μmとする。
【0024】
酸化皮膜の平均膜厚が10nm以下
アルミニウム合金板の表面に形成される酸化皮膜の平均膜厚が10nmを超えると、例えば、銅製端子材で求められているNiメッキ処理をアルミニウム合金に適用した場合に、Niメッキ膜の密着性を高めるために行う前処理が不十分なときに、前処理において酸化皮膜を完全に除去できず、接触抵抗が大きくなる。また、酸化皮膜が厚すぎると、NiPメッキ膜の密着性も低下する。このため、酸化皮膜の平均膜厚は、10nm以下とする。
【0025】
導電率:58%IACS以上
導電率が58%IACS未満では、導電体としての用途に適用できない。従って、かしめ加工用アルミニウム合金板の導電率は58%IACS以上とする。ここで、IACSとは、International Annealed Copper Standardのことであり、純銅焼鈍材の導電率を100%としたときの導電率をいう。
【0026】
160℃における応力緩和率:60%以下
160℃における応力緩和率が60%を超えると、強度が低下し、ボルト締め及びかしめ加工が困難になり、自動車部品等として使用に供し得ない。このため、160℃における応力緩和率は60%以下とする。
【0027】
次に、本発明のかしめ加工用アルミニウム合金板の製造方法の各条件の数値限定理由について説明する。
冷間圧延率30乃至80%
冷間圧延率が30%未満では、アルミニウム合金の結晶粒径が大きくなり、かしめ加工時に肌荒れ又は割れの原因となる。また、冷間圧延率が80%を超えると、結晶粒径が小さくなり応力緩和性が低下する。従って、冷間圧延率は30乃至80%とする。
【0028】
焼鈍条件
20℃/時未満の加熱速度では、Cu及びMnの析出が進行し、応力緩和性が低下する。300℃未満の保持では、圧延組織が残り、再結晶化せず、かしめ加工性が低下する。また、570℃を超えるとバーニングの懸念がある。更に、550℃以上で加熱時間が1時間より長くなると結晶粒径が粗大化し過ぎる。20℃/時未満の冷却速度では、Cu及びMnの析出が進行し、応力緩和性が低下する。従って、冷間圧延後の焼鈍の条件は、加熱速度20℃/時以上で300℃以上に加熱し、冷却速度20℃/時以上で冷却を施す必要がある。
【0029】
前記冷却速度とすることにより、アルミニウム合金板の表面に形成される酸化皮膜の平均膜厚を10nm以下とすることができる。
【0030】
【実施例】
以下、本発明の特許請求の範囲を満たす実施例の効果について、本発明の範囲から外れる比較例と比較して具体的に説明する。
【0031】
先ず、本発明の実施例及び比較例として、表1に示す組成のアルミニウム合金及び製造条件により、板厚が1.5mmのアルミニウム合金板を作製した。
【0032】
【表1】

Figure 0003728697
【0033】
【表2】
Figure 0003728697
【0034】
次に、上記工程により作製した各アルミニウム合金板に対して、下記の方法により、各種特性の評価を行った。
【0035】
〔結晶粒径〕
結晶粒径の測定は、アルミニウム合金板の圧延表面をバーカー法によりエッチングし、光学顕微鏡観察により切断法にて行った。
【0036】
〔酸化皮膜の平均膜厚〕
酸化皮膜の平均膜厚の測定は、前記各アルミニウム合金板に対して、オージェ電子分析装置(VG SCIENTIFIC社製、型式310D)を用いて、アルミニウム合金板の表面から深さ方向について酸素濃度分布を測定し、相対的な酸素濃度が20%になる深さを測定し、その深さを酸化皮膜の厚さとみなした。これを、各試料片に対して場所を変えて5箇所で測定し、平均したものを酸化皮膜の平均膜厚とした。
【0037】
〔導電率〕
導電率の測定は、フェルスター社製シグマテスタ(型番2.068)を用いて各アルミニウム合金板について行った。
【0038】
〔耐力〕
各アルミニウム合金板について、引張り方向が圧延方向と平行になるようにJIS5号による引張り試験片を作製した。その後、引張り試験を実施し、耐力を求めた。
【0039】
なお、かしめ加工用アルミニウム合金板の実用化に当っては、35N/mm以上の耐力が求められる。
【0040】
〔かしめ加工性〕
かしめ加工性の判定は、各アルミニウム合金板について90°曲げ試験(R=0.5)により行い、肌荒れ及び割れが発生しなかったものをかしめ加工性が良好として「○」とし、発生したものを不良として「×」と判定した。
【0041】
〔応力緩和性〕
図1は、応力緩和試験の模式図である。先ず、各アルミニウム合金板に、かしめ加工を想定して圧延率30%の冷間圧延を行い、幅10mm、長さ150mmの試験片に切り出した。
【0042】
その後、図1に示すように、日本電子材料工業会標準規格EMAS−3003に記載の片持ち梁式により、試験片に耐力の80%の応力を付加し変形させて試験片の変形量(δ)を測定した後、その状態のまま160℃で100時間保持し、応力を除去した後再度試験片の変形量(ε)を測定した。
【0043】
下記数式1より、εとδとの比から応力緩和率を求め、応力緩和率の値が60%以下のものを合格として「○」とし、60%を超えるものを不合格として「×」とした。
【0044】
【数1】
応力緩和率=(ε/δ)×100 (%)
【0045】
以上の評価結果を下記表2示す。表2に示すように、本発明の請求項1又は2を満足する実施例1乃至実施例5は、アルミニウム合金板の組成、結晶粒径、酸化皮膜の平均膜厚、導電率及び応力緩和率が全て本発明で規制した範囲内にあるため、優れたかしめ加工性及び応力緩和特性を示している。
【0046】
一方、本発明の請求項1又は2を満足しない比較例1乃至比較例12は、かしめ加工性及び/又は応力緩和性が劣るものであった。
【0047】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、アルミニウム合金の含有成分Cu、Mn及びFeの含有量を適正化し、不可避的不純物であるSiの含有量を規制し、更に、アルミニウム合金結晶粒径、酸化皮膜の平均膜厚と、冷間圧延率、冷間圧延後の焼鈍条件(加熱速度、加熱温度及び冷却速度)とを適正化したことにより、170℃程度以下、特に、120乃至160℃の使用環境温度下における応力緩和が抑制され、かしめ加工部を有する部品に使用された場合においても、所定の強度と応力緩和性を有するアルミニウム合金板を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアルミニウム合金板における応力緩和試験を示す模式図である。
【符号の説明】
1;アルミニウム合金板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an aluminum alloy plate for caulking and a method for producing the same, and more particularly to an aluminum alloy plate for caulking that can be used without stress relaxation even in a temperature range of 120 to 160 ° C. and a method for producing the same.
[0002]
[Prior art]
Aluminum alloys are lightweight, high in strength, excellent in heat and electrical conductivity, and corrosion resistance, and thus are used in a wide range of fields such as daily goods such as beverage cans and pans, engines and their peripheral parts, and electric wires.
[0003]
On the other hand, for example, when the aluminum alloy is used for screwing after being processed into a bolt shape, the fastening strength tends to decrease due to stress relaxation when used under a temperature environment of about 120 to 160 ° C. for a long time. It was never used in the temperature range.
[0004]
The same applies to the caulking process, and stress relaxation is remarkable in the temperature range of 120 to 160 ° C., so that the aluminum alloy was not used for parts having caulking portions.
[0005]
As described above, an aluminum alloy exhibits a remarkable creep or stress relaxation phenomenon under a temperature condition of about 120 to 160 ° C., so it is rarely used alone, and SUS or the like is used for bolting or threading. It is currently used only for applications that are used in combination with other metals and allow some deformation.
[0006]
Conductors (terminals) used to electrically connect battery groups and electric devices (inverters, motors, etc.) of electric vehicles, and to connect large currents such as connections between batteries and circuits in inverters In addition, it has been proposed to use an aluminum alloy that is lighter than conventional copper (Patent Document 1: Japanese Patent Laid-Open No. 2000-207940). This publication compares the aluminum or aluminum alloy 1060, 6101, 6063, and 6061 alloys defined in JIS standard H4180, and the 6101 alloy equivalent material having excellent strength and conductivity is most suitable as the aluminum conductor. It is stated that there is.
[0007]
On the other hand, copper alloys are used for electric wires and terminals because of their excellent conductivity, and are caulked in many parts, and stress relaxation is a general evaluation test (non-patent) Reference 1).
[0008]
Further, the stress relaxation property of the copper alloy at a temperature of 120 to 160 ° C. is that when C2600 (70% Cu—Zn alloy) defined in JIS standard H3250 is held at a temperature of 160 ° C. for 1000 hours, the residual stress is 20 % Or less (stress relaxation over 80%) is disclosed (see Non-Patent Document 2).
[0009]
[Patent Document 1]
JP 2000-207940 A [Non-Patent Document 1]
Edited by Yotaro Murakami, "Basics and Industrial Technology of Copper and Copper Alloys", 1st Edition, Japan Copper and Brass Association, May 25, 1988, p. 384
[Non-Patent Document 2]
Edited by Yotaro Murakami, “Copper Products Data Book”, 1st Edition, Japan Copper and Brass Association, August 1, 1997, p. 187
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
However, even in parts where deformation is not permitted, if the demand for weight reduction becomes strong, it becomes necessary to use an aluminum alloy alone.
[0011]
In this case, it has already been proposed to use an aluminum alloy as a terminal material (Patent Document 1), but a conventional aluminum alloy is insufficient in terms of performance for caulking. Accordingly, there is a strong demand for the development of an aluminum alloy that has little creep and stress relaxation, and that can be applied to parts that are not easily deformed even when the aluminum alloy is used alone, and deformation is not allowed.
[0012]
The present invention has been made in view of such problems, has high conductivity, can be bolted and caulked with a strong initial stress, and is left at a temperature of 120 to 160 ° C. for a long time. However, it is an object of the present invention to provide an aluminum alloy sheet and a method for producing the same, in which the strength is hardly reduced and stress relaxation is small in a temperature range of 120 to 160 ° C.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The aluminum alloy plate for caulking according to the present invention contains Cu: 0.03 to 0.5 mass%, Mn: 0.005 to 0.3 mass%, Fe: 0.05 to 1.0 mass% or less. And the balance consists of Al and inevitable impurities, and among the inevitable impurities, Si has a composition regulated to 0.2% by mass or less, and is subjected to cold rolling at a rolling rate of 30 to 80%, and heated. An average of oxide films formed on the surface, which is heated at a rate of 20 ° C./hour or higher and then heated to 300 ° C. or higher and then cooled at a cooling rate of 20 ° C./hour or higher, having a crystal grain size of 35 to 300 μm. The film thickness is 10 nm or less, the electrical conductivity is 58% IACS or more, and the stress relaxation rate at 160 ° C. is 60% or less.
[0014]
The method for producing an aluminum alloy plate for caulking according to the present invention comprises melting an aluminum alloy, casting, homogenizing heat treatment, hot rolling, and then cold rolling at a rolling rate of 30 to 80%. And heating at a heating rate of 20 ° C./hour or more to 300 ° C. or more and then cooling at a cooling rate of 20 ° C./hour or more to produce an aluminum alloy for caulking with the above configuration.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be specifically described. The present inventors diligently researched the relationship between the aluminum alloy and the stress relaxation characteristics by the stress relaxation test described above, and as a result, developed an aluminum alloy plate having high conductivity and low stress relaxation. It came to. Needless to say, when the stress relaxation is small, the stress relaxation property is improved, and conversely, when the stress relaxation is large, the stress relaxation property is lowered.
[0016]
Below, the reason for adding components and the reason for limiting the composition of the aluminum alloy sheet of the present invention will be described in detail.
[0017]
Cu: 0.03 to 0.5 mass%
Cu contained in the aluminum alloy plate for caulking according to the present invention is an element that affects material strength and stress relaxation characteristics. When the Cu content is less than 0.03% by mass, the material strength is lowered and the stress relaxation is increased. On the contrary, when Cu content exceeds 0.5 mass%, corrosion resistance will fall and caulking workability will fall. For this reason, Cu content shall be 0.03 to 0.5 mass%.
[0018]
Mn: 0.005 to 0.3% by mass
Mn is an element that affects the material strength and the stress relaxation characteristics, like Cu. When the Mn content is less than 0.005% by mass, the stress relaxation increases, and when the Mn content exceeds 0.3% by mass, the caulking processability decreases, and at the same time, the stress relaxation increases. For this reason, Mn content shall be 0.005 thru | or 0.3 mass%.
[0019]
Fe: 0.05 to 1.0% by mass
When the Fe content is less than 0.05% by mass, the material strength decreases and stress relaxation increases. On the other hand, if the Fe content exceeds 1.0% by mass, the caulking processability is lowered, and at the same time, the stress relaxation is increased. Therefore, the Fe content is set to 0.05 to 1.0% by mass.
[0020]
Inevitable impurities Si: 0.2% by mass or less If the content of Si, which is an inevitable impurity, exceeds 0.2% by mass, the caulking processability decreases and the stress relaxation increases. Therefore, the Si content is restricted to 0.2% or less. Si is inevitably mixed in the aluminum alloy when scrap or the like is used as a raw material.
[0021]
In addition, solid solution Cu, Mn, Fe, and Si captures dislocations, suppresses dislocation movement, and improves stress relaxation properties. For this reason, the effect of improving the stress relaxation property is greater when the above-mentioned elements are increased within a range where the solid solution is possible.
[0022]
Since other inevitable impurities Cr are easy to refine crystal grains, the content thereof is restricted to 0.3 mass% or less. When the content of Zn exceeds 0.3% by mass, the stress relaxation property is lowered, so the content is regulated to 0.3% by mass or less. Ti contributes to refinement of the ingot structure, but when the content exceeds 0.1% by mass, the stress relaxation property decreases, so the content is restricted to 0.1% by mass or less. If the content of Zr exceeds 0.15% by mass, the giant compound Al 3 Zr is likely to be generated, and the caulking processability is deteriorated.
[0023]
Crystal grain size: 35 to 300 μm
When the crystal grain size is less than 35 μm, the distance to the grain boundary, which is a dislocation disappearance site, is shortened, and the area of the grain boundary is also increased, so that the stress relaxation characteristics are degraded. Further, when the crystal grain size is increased, the distance to the grain boundary, which is a dislocation disappearance site, is increased, and the area of the grain boundary is also reduced, so that the stress relaxation property is improved. On the other hand, if the crystal grain size exceeds 300 μm, it causes skin cracking or cracking during caulking. Therefore, in the present invention, the crystal grain size is set to 35 to 300 μm.
[0024]
When the average film thickness of the oxide film formed on the surface of the aluminum alloy plate exceeds 10 nm when the average film thickness of the oxide film exceeds 10 nm, for example, when Ni plating treatment required for a copper terminal material is applied to an aluminum alloy In addition, when the pretreatment performed to increase the adhesion of the Ni plating film is insufficient, the oxide film cannot be completely removed in the pretreatment, and the contact resistance increases. Moreover, if the oxide film is too thick, the adhesion of the NiP plating film also decreases. For this reason, the average film thickness of an oxide film shall be 10 nm or less.
[0025]
Conductivity: 58% IACS or more If the conductivity is less than 58% IACS, it cannot be applied for use as a conductor. Accordingly, the electrical conductivity of the aluminum alloy plate for caulking is 58% IACS or more. Here, IACS is the International Annealed Copper Standard, which means the conductivity when the conductivity of the pure copper annealed material is 100%.
[0026]
Stress relaxation rate at 160 ° C .: 60% or less When the stress relaxation rate at 160 ° C. exceeds 60%, the strength decreases, bolting and caulking work becomes difficult, and it cannot be used as an automobile part or the like. For this reason, the stress relaxation rate at 160 ° C. is set to 60% or less.
[0027]
Next, the reasons for limiting the numerical values of the respective conditions in the method for producing a caulking aluminum alloy sheet of the present invention will be described.
Cold rolling rate 30 to 80%
If the cold rolling rate is less than 30%, the crystal grain size of the aluminum alloy becomes large, which causes roughening or cracking during caulking. On the other hand, when the cold rolling rate exceeds 80%, the crystal grain size becomes small and the stress relaxation property is lowered. Therefore, the cold rolling rate is 30 to 80%.
[0028]
At a heating rate of less than 20 ° C./hour for annealing conditions, precipitation of Cu and Mn proceeds and stress relaxation properties decrease. When the temperature is lower than 300 ° C., the rolled structure remains and recrystallization does not occur, and the caulking processability is lowered. Moreover, when it exceeds 570 degreeC, there exists a concern of burning. Furthermore, when the heating time is longer than 1 hour at 550 ° C. or higher, the crystal grain size becomes too coarse. At a cooling rate of less than 20 ° C./hour, precipitation of Cu and Mn proceeds, and the stress relaxation properties are reduced. Accordingly, the annealing conditions after cold rolling are required to be heated at a heating rate of 20 ° C./hour or more to 300 ° C. or more and cooled at a cooling rate of 20 ° C./hour or more.
[0029]
By setting it as the said cooling rate, the average film thickness of the oxide film formed in the surface of an aluminum alloy plate can be 10 nm or less.
[0030]
【Example】
Hereinafter, the effects of the examples satisfying the claims of the present invention will be specifically described in comparison with comparative examples that are out of the scope of the present invention.
[0031]
First, as an example and a comparative example of the present invention, an aluminum alloy plate having a thickness of 1.5 mm was manufactured according to an aluminum alloy having a composition shown in Table 1 and manufacturing conditions.
[0032]
[Table 1]
Figure 0003728697
[0033]
[Table 2]
Figure 0003728697
[0034]
Next, various characteristics were evaluated by the following methods for each aluminum alloy plate produced by the above steps.
[0035]
[Crystal grain size]
The crystal grain size was measured by etching the rolled surface of the aluminum alloy plate by the Barker method, and cutting by optical microscope observation.
[0036]
[Average film thickness of oxide film]
The average film thickness of the oxide film is measured with respect to each aluminum alloy plate by using an Auger electron analyzer (manufactured by VG SCIENTIFIC, model 310D) to measure the oxygen concentration distribution in the depth direction from the surface of the aluminum alloy plate. The depth at which the relative oxygen concentration was 20% was measured, and the depth was regarded as the thickness of the oxide film. This was measured at five locations with different locations for each sample piece, and the average was taken as the average film thickness of the oxide film.
[0037]
〔conductivity〕
The conductivity was measured for each aluminum alloy plate using a Sigma Tester (model number 2.068) manufactured by Forster.
[0038]
[Strength]
About each aluminum alloy plate, the tension test piece by JIS5 was produced so that a tension direction might become parallel to a rolling direction. Thereafter, a tensile test was performed to determine the yield strength.
[0039]
For practical use of the aluminum alloy plate for caulking, a proof stress of 35 N / mm 2 or more is required.
[0040]
[Caulking workability]
The caulking workability was determined by a 90 ° bending test (R = 0.5) for each aluminum alloy plate, and those that did not cause rough surface or cracking were evaluated as “◯” as good caulking workability. Was judged as “x” as defective.
[0041]
[Stress relaxation]
FIG. 1 is a schematic diagram of a stress relaxation test. First, each aluminum alloy plate was cold-rolled at a rolling rate of 30% assuming a caulking process, and cut into test pieces having a width of 10 mm and a length of 150 mm.
[0042]
Thereafter, as shown in FIG. 1, the test piece is deformed by applying a stress of 80% of the proof stress by the cantilever type described in the Japan Electronic Materials Industry Standard EMMA-3003. After measuring 0 ), it was kept at 160 ° C. for 100 hours in that state, and after removing the stress, the deformation amount (ε) of the test piece was measured again.
[0043]
From the following formula 1, the stress relaxation rate is obtained from the ratio of ε and δ 0. If the value of the stress relaxation rate is 60% or less, the result is “O”, and the value exceeding 60% is rejected. It was.
[0044]
[Expression 1]
Stress relaxation rate = (ε / δ 0 ) × 100 (%)
[0045]
The above evaluation results are shown in Table 2 below. As shown in Table 2, Examples 1 to 5 satisfying Claim 1 or 2 of the present invention are compositions of aluminum alloy sheets, crystal grain size, average film thickness of oxide film, conductivity and stress relaxation rate. Are all within the range regulated by the present invention, and therefore show excellent caulking workability and stress relaxation characteristics.
[0046]
On the other hand, Comparative Examples 1 to 12 that do not satisfy claim 1 or 2 of the present invention were inferior in caulking workability and / or stress relaxation properties.
[0047]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, the contents of the aluminum alloy components Cu, Mn, and Fe are optimized, the content of Si, which is an inevitable impurity, is regulated, and the crystal grain size of the aluminum alloy is further controlled. By optimizing the average film thickness of the oxide film, the cold rolling rate, and the annealing conditions after the cold rolling (heating rate, heating temperature and cooling rate), about 170 ° C. or less, in particular, 120 to 160 ° C. Even when used in a part having a caulking portion, the aluminum alloy plate having a predetermined strength and stress relaxation property can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view showing a stress relaxation test in an aluminum alloy plate of the present invention.
[Explanation of symbols]
1: Aluminum alloy plate

Claims (2)

Cu:0.03乃至0.5質量%、Mn:0.005乃至0.3質量%、Fe:0.05乃至1.0質量%以下を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、前記不可避的不純物のうち、Si:0.2質量%以下に規制した組成を有し、圧延率30乃至80%にて冷間圧延を施し、加熱速度20℃/時以上で300℃以上に加熱した後、20℃/時以上の冷却速度で冷却したものであって、結晶粒径が35乃至300μmであり、表面に形成された酸化皮膜の平均膜厚が10nm以下であると共に、導電率が58%IACS以上、160℃における応力緩和率が60%以下であることを特徴とするかしめ加工用アルミニウム合金板。Cu: 0.03 to 0.5% by mass, Mn: 0.005 to 0.3% by mass, Fe: 0.05 to 1.0% by mass or less, with the balance consisting of Al and inevitable impurities, Among the unavoidable impurities, Si has a composition regulated to 0.2% by mass or less, is subjected to cold rolling at a rolling rate of 30 to 80%, and is heated to 300 ° C. or more at a heating rate of 20 ° C./hour or more. After cooling at a cooling rate of 20 ° C./hour or more, the crystal grain size is 35 to 300 μm, the average film thickness of the oxide film formed on the surface is 10 nm or less, and the conductivity is An aluminum alloy plate for caulking, characterized by having a stress relaxation rate at 160 ° C. of 58% IACS or more and 60% or less. アルミニウム合金を溶解し、鋳造し、均質化熱処理し、熱間圧延し、その後、圧延率30乃至80%にて冷間圧延を施し、加熱速度20℃/時以上で300℃以上に加熱した後、20℃/時以上の冷却速度で冷却することにより、Cu:0.03乃至0.5質量%、Mn:0.005乃至0.3質量%、Fe:0.05乃至1.0質量%以下を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、前記不可避的不純物のうち、Si:0.2質量%以下に規制した組成を有し、結晶粒径が35乃至300μmであり、表面に形成された酸化皮膜の平均膜厚が10nm以下であると共に、導電率が58%IACS以上、160℃における応力緩和率が60%以下であるかしめ加工用アルミニウム合金板を製造することを特徴とするかしめ加工用アルミニウム合金板の製造方法。After the aluminum alloy is melted, cast, homogenized, heat-rolled, hot-rolled, and then cold-rolled at a rolling rate of 30 to 80% and heated to 300 ° C or higher at a heating rate of 20 ° C / hour or higher By cooling at a cooling rate of 20 ° C./hour or more, Cu: 0.03 to 0.5 mass%, Mn: 0.005 to 0.3 mass%, Fe: 0.05 to 1.0 mass% The balance is composed of Al and unavoidable impurities, and the composition of the unavoidable impurities is regulated to Si: 0.2% by mass or less, the crystal grain size is 35 to 300 μm, An aluminum alloy plate for caulking is produced, in which the average thickness of the formed oxide film is 10 nm or less, the electrical conductivity is 58% IACS or more, and the stress relaxation rate at 160 ° C. is 60% or less. Caulking process al Manufacturing method of chloride alloy plate.
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