JP3722539B2 - Manufacturing method of annular laminated iron core and progressive mold apparatus - Google Patents
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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、環状積層鉄心の製造方法及び順送り金型装置に係わり、特に順送り金型装置を用いて長尺帯状の圧延鋼板から例えば電動機用鉄心等の環状積層鉄心を、積み厚偏差の少ない積層状態で能率良く製作するのに適した環状積層鉄心の製造方法及び順送り金型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の環状鉄心の製造方法としては、例えば特開平1−264548号公報に開示されたような第1の従来技術がある。
【0003】
この第1の従来技術は、薄板鉄心形状の一部を構成し、複数のスロット部を有する扇形のユニット板を連結部を介して直列状に連結したユニット板連結体を、長尺鉄板を連続打ち抜き加工することにより、直線的に連結された積層板を形成し、その後に治具に供給して各連結部を曲げ変形させて円環状に形成して環状鉄心を得るものである。
【0004】
この製造方法によると、鉄心材料である圧延鋼板の歩留まりの向上と組立作業の能率化を図ることができる等の効果がある。
【0005】
しかしながら、この製造方法では圧延鋼板の圧延による板厚偏差を解消することができず、環状鉄心を組立てた際に積層厚みが全周で一定にならずに傾いた形となり、鉄心製品の寸法精度及び磁気性能が低下する恐れがある。
【0006】
また、扇形のユニット板を一枚づつ治具に組み込んで積層する場合に比べれば組立作業の能率化を図ることができるが、ユニット板連結体を一枚又は2枚重ねにして治具に卷回させる上記方法も、必ずしも能率的ではない。
【0007】
次に、圧延による板厚偏差を解消する手段として、例えば特公平4−48530号公報に開示された第2の従来技術がある。
【0008】
この第2の従来技術は、外形打抜き(ブランキング)ダイを回転させる方式であり、帯状鉄板の複数箇所でブランキングダイによって鉄心を打ち抜き、ダイ内で打抜き鉄心をかしめ積層する際に、複数箇所のブランキングダイをプレスストローク毎に隣接するブランキングダイの位置へ同時に移動させることで板厚偏差を解消するようにした。
【0009】
しかしながら、第2の従来技術の場合に実施可能な鉄心形状は帯状鉄板の幅に対して小径で同時に複数の打抜きが可能な対称形状をしたものに限定され、第1の従来技術に開示されているような長尺で非対称形状をしたユニット板連結体の製作に適用することができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明では、第1の従来技術に開示されているユニット板連結体のような長尺で非対称形状の鉄心を、順送り金型装置を用いて圧延による板厚偏差を相殺させた状態で積層したユニット積層体を製作し、このユニット積層体を卷回して環状鉄心製品を能率良く製造する環状積層鉄心の製造方法及び順送り金型装置の提供を目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明による環状積層鉄心の製造方法では、環状鉄心を複数に分割した形状の各ユニット板片が連結部を介して連結される態様で、順送り金型を用いて長尺の圧延鋼板から連結ユニット板を順次打抜き加工すると共に、当該各連結ユニット板は外形打抜きして順送り金型のダイ内で規定枚数に積層して一体のユニット積層体を形成した後に、上記ダイ内から取り出したユニット積層体に対して連結部を変形させながら巻回して環状鉄心製品が形成され、上記打抜き工程では各ユニット板片が圧延方向と直交する方向に並設する態様で圧延方向に対して向きを正逆にした2種類の連結ユニット板を打抜き加工し、上記外形打抜き及び積層工程では所定枚数毎に一方の連結ユニット板を180度回転させた状態で他方の連結ユニット板が積層されるようにした。
【0012】
また、上記環状積層鉄心の製造方法に用いる順送り金型装置は、上記打抜き加工工程には上記2種類の打抜き加工を行う2組のパンチとダイを設け、上記外形打抜き及び積層工程には上記2種類の外形打抜きを行う2組のパンチとダイを設けると共に、このダイを回転ダイ中に設けて180度回転させると他方のパンチの直下へ移動可能に配備させた。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、順送り金型装置から取り出された第1実施例に於けるユニット積層体1の形状を示し、図2は、図1のユニット積層体1を卷回して製作された環状鉄心製品2の形状を示す。
【0014】
このユニット積層体1は、図1で示すように、複数(実施例では6個)に分割した扇形で内周側に沿って多数のスロット17が設けられた各ユニット板片3,3を、連結部4を介して相互に接続して長尺の連結ユニット板5が形成され、当該連結ユニット板5を製品に必要な規定枚数分だけ積層させると共に、上下に隣接する各連結ユニット板5の各ユニット板片3,3の間は、かしめ突起部20等の連結手段を介して一体化されている。
【0015】
上記ユニット積層体1は、金型外に於て成形用治具(図示せず)を用いて卷回して連結部4を折り曲げ成形させると、図2に示すように、連結部4の変形で隣接する各ユニット板片3の側面3a,3b同士が密着した状態で一体に接合した環状積層鉄心2が完成する。
【0016】
図3は、ユニット積層体1を製作する順送り金型装置を示し、図4は、ユニット積層体1を製作する工程図を示し、図中における工程(1)はパイロット穴の打抜き工程を、工程(2)はスロットの打抜き工程を、工程(3)は計量穴の打抜きまたはかしめ突起部の成形工程を、工程(4)は外形打抜きおよび積層かしめ工程を各々示す。
【0017】
順送り金型装置10は、上型11と下型12を備え、当該上型11と下型12の間を送り方向Fに沿って、鉄心材料となる帯状をした圧延鋼板13を所定ピッチで間欠送りさせ、各工程(1)〜(4)毎にそれぞれ配備されたパンチ及びダイ等の加工手段を用いて所定の加工を行い、最終工程(4)のダイからユニット積層体1が排出されるが、以下に各工程に付いて説明する。
【0018】
工程(1)のパイロット穴の打抜き工程には、前列側板面Aにパイロット穴14aを打ち抜くパンチ15aと後列側板面Bにパイロット穴14bを打ち抜くパンチ15bとを上型11側に設け、パンチ15aに対応するダイ16aとパンチ15bに対応するダイ16bとを下型12側に設け、これらのパンチとダイを用いて圧延鋼板13の幅方向の両側には、長さ方向即ち圧延鋼板13の送り方向Fに沿って所定ピッチでパイロット穴14a,14bが穿設され、当該パイロット穴14a,14bを位置決め手段として圧延鋼板1は順送り金型装置10内へ所定の送りピッチPで間欠的に順次送り込まれる。
【0019】
工程(2)のスロットの打抜き工程には、前列側板面Aにスロット17aを打ち抜くパンチ18aと後列側板面Bにスロット17bを打ち抜くパンチ18bとを上型11側に設け、パンチ18aに対応するダイ19aとパンチ18bに対応するダイ19bとを下型12側に設け、これらのパンチとダイを用いて圧延鋼板13の幅方向に沿って円弧状に配列された複数のスロット群を形成するスイロット17a,17bが穿設され、当該前列側板面Aと後列側板面Bの何れか一方を180度回転させて重ね合わせた状態でスロット17aとスロット17bが整合するように、円弧が逆向きで斜交いに対向した状態で打ち抜きされる。
【0020】
工程(3)の計量穴の打抜きまたはかしめ突起部の成形工程には、前列側板面Aに計量穴20aを打ち抜くパンチ21aとかしめ突起部22aを切起し成形するパンチ23a及び、後列側板面Bに計量穴20bを打ち抜くパンチ21bとかしめ突起部22bを切起し成形するパンチ23bとを上型11側に設け、パンチ21aに対応するダイ24aとパンチ21bに対応するダイ24b及び、パンチ23aに対応するダイ25aとパンチ23bに対応するダイ25bとを下型12側に設け、これらのパンチとダイを用いて計量穴の打抜きとかしめ突起部の成形が行われる。
【0021】
計量穴20a,20bは、積層する1枚目の連結ユニット板5になる前列側板面Aまたは後列側板面Bに対して打抜き加工され、かしめ突起部22a,22bは、残りの積層枚数分の連結ユニット板5になる前列側板面Aまたは後列側板面Bに対して切起し成形され、これにより次工程において加圧状態で積層した際に上下に隣接する連結ユニット板5が相互に連結されると共に、所定枚数が積層されたところで分離されるようにしている。
【0022】
尚、計量穴20a,20b用のパンチ21a,21bとかしめ突起部22a,22b用のパンチ23a,23bは、常時はパンチ23a,23bが下降した稼働位置位置でパンチ21a,21bが上昇した休止位置に配備されると共に、所定枚数毎に上記位置が入れ替わるように、例えば工程(4)側から制御指令を受けた図示しない制御装置がパンチを移動させ、これによって製品の打抜きおよび積層制御を可能にしている。
【0023】
工程(4)の外形打抜きおよび積層かしめ工程には、前列側板面Aに外形打抜き(ブランキング)を行うパンチ26aと後列側板面Bに外形打抜き(ブランキング)を行うパンチ26bとを上型11側に設け、パンチ26aに対応するダイ27aとパンチ26bに対応するダイ27bとを下型12側の回転ダイ28中に設けている。
【0024】
回転ダイ28は、実施例のようにタイミングベルト29やチェーン又はギヤ等の動力伝達手段を介して、インデックス装置等の回転駆動装置30に連結され、プレスストロークに連動させた駆動装置30の回転駆動によって回転中心Cを基準に水平面上を180度従動回転できるように構成されている。
【0025】
回転中心Cは、前列側板面Aと後列側板面Bの中間部に設定され、当該回転中心Cの両側には前列側板面Aに打抜きされたスロット群と後列側板面Bに打抜きされたスロット群とが対称状に配列されるので、図3の状態から回転ダイ28を180度回転させると、前列側板面Aに対して打ち抜きを行うパンチ26aの直下にダイ27bが位置決めされ、後列側板面Bに対して打ち抜きを行うパンチ26bの直下にダイ27aが位置決めされた状態に移行させることができる。
【0026】
順送り金型装置10の最終工程である工程(4)には、前工程で既にスロット17aとかしめ突起部22aを前列側板面Aに打抜き加工し、スロット17bとかしめ突起部22bを後列側板面Bに打抜き加工した圧延鋼板13が順次送り込まれ、通常の状態ではパンチ26aによって前列側板面Aから外形打抜きされた連結ユニット板5aはダイ27aへ抜き落とされ、パンチ26bによって後列側板面Bから外形打抜きされた連結ユニット板5bはダイ27bへ抜き落とされ、当該ダイ27a又はダイ27b内においてかしめ突起部22a又はかしめ突起部22bを介して各々積層状態でかしめ連結されると共に、所定枚数のところで計量穴20a又は計量穴20bが設けられた前列側板面A又は後列側板面Bから抜き落とされた連結ユニット板5が介在され、これにより所定枚数の連結ユニット板5を積層した図1のユニット積層体1が製作されことになる。
【0027】
しかしながら、上記した積層状態では圧延による板厚偏差がそのまま重畳されてしまうので、これを解消するために回転駆動装置30によって回転ダイ28を180度回転させ、この状態での外形打抜き及び積層かしめ連結を適時行うようにしている。
【0028】
即ち、回転ダイ28を180度回転させると、パンチ26aによって前列側板面Aから外形打抜きされた連結ユニット板5aは、それまで連結ユニット板5bが抜き落とされていたダイ27b内へ、パンチ26bによって後列側板面Bから外形打抜きされた連結ユニット板5bは、それまで連結ユニット板5aが抜き落とされていたダイ27a内へ、図4の状態から天地を逆にして抜き落とされることに成るので、圧延鋼板13の幅方向(短手方向)に板圧偏差が有っても相殺され、ほぼ一定の積み厚で積層させることができ、上記回転ダイ28によってダイの変換を行う時期や回数は板圧偏差に応じて任意に設定される。
【0029】
上記実施の形態では、多数のスロットを備えた扇形のユニット板片によって連結ユニット板が形成されている場合について説明したが、スロットの数や形状は勿論カシメ突起部の数や形状或いはユニット板片の数等に限定されず、要旨の範囲内において各種の変形を採り得るものである。
【0030】
例えば、図5及び図6で示す実施の形態のように、T字状をした9個のユニット板片31を連結部32で連結して連結ユニット板33が形成され、この連結ユニット板33を所定枚数に積層したユニット積層体34を順送り金型装置によって製作し、当該ユニット積層体34を治具を用いて卷回させて環状鉄心製品35にする事ができる。
【0031】
なお、符号36は上下に隣接する連結ユニット板33同士を一体化させるためのかしめ突起部を示すが、このかしめ突起部36による連結手段に代えて、例えばレーザスポット溶接を用いて連結ユニット部板33の連結部32を固着しても良く、その場合に溶接用レーザ照射手段を工程(4)の金型(ダイ)内へ組み込んで、外形打ち抜きした連結ユニット部板33を積層する際にプレスの動作に連動して一体化することも可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明でも明らかなように、本発明による環状積層鉄心の製造方法及び順送り金型装置によると、次のような効果を奏することができる。
この製造方法では、向きを正逆にした2種類の連結ユニット板を打抜き加工し、所定枚数毎に一方の連結ユニット板を180度回転させた状態で他方の連結ユニット板が積層されるようにしたので、圧延鋼板の幅方向に沿って生じた板厚偏差が相殺されて均一な積み厚のユニット積層体が得られるので、このユニット積層体を卷回して製作される環状鉄心製品は寸法精度及び磁気性能が改善される。
【0033】
上記ユニット積層体は順送り金型装置によって順次製作されるので作業能率が良く、圧延鋼板の幅方向に沿って板取りされるので歩留まりが良く、上記2種類に外形打抜きされた連結ユニット板は回転ダイを180度回転させるだけで板厚偏差が相殺された状態で容易に積層させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】順送り金型装置で成形される第1実施例に於けるユニット積層体の形状を示す。
【図2】図1のユニット積層体を卷回して製作された環状鉄心製品の形状を示す。
【図3】ユニット積層体を製作する順送り金型装置を示す。
【図4】ユニット積層体を製作する工程図を示す。
【図5】順送り金型装置で成形される第2実施例に於けるユニット積層体の形状を示す。
【図6】図5のユニット積層体を卷回して製作された環状鉄心製品の形状を示す。
【符号の説明】
1,34 ユニット積層体
2,35 環状鉄心製品
3,31 ユニット板片
4,32 連結部
5,5a,5b,33 連結ユニット板
10 順送り金型装置
11 上型
12 下型
13 圧延鋼板
14a,14b パイロット穴
15a,15b パンチ(パイロット穴打抜き用)
16a,16b ダイ(パイロット穴打抜き用)
17,17a,17b スロット
18a,18b パンチ(スロット打抜き用)
19a,19b ダイ(スロット打抜き用)
20a,20b 計量穴
21a,21b パンチ(計量穴打抜き用)
22,22a,22b かしめ突起部
23a,23b パンチ(かしめ突起部成形用)
24a,24b ダイ(計量穴打抜き用)
25a,25b ダイ(かしめ突起部成形用)
26a,26b パンチ(外形打抜き用)
27a,27b ダイ(積層かしめ用)
28 回転ダイ
29 タイミングベルト
30 回転駆動装置[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a method of manufacturing an annular laminated core and a progressive mold apparatus, and more particularly, an annular laminated core such as an electric motor core is laminated from a long strip-shaped rolled steel sheet using a progressive mold apparatus with a small stacking thickness deviation. The present invention relates to an annular laminated core manufacturing method and a progressive mold apparatus suitable for efficient production in a state.
[0002]
[Prior art]
As a method for manufacturing this type of annular core, for example, there is a first conventional technique as disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 1-264548.
[0003]
In this first prior art, a long plate is continuously connected to a unit plate assembly that forms a part of a thin iron core and is connected in series with a fan-shaped unit plate having a plurality of slot portions via a connecting portion. By punching, laminated plates connected linearly are formed, and then supplied to a jig to bend and deform each connecting portion to form an annular core, thereby obtaining an annular core.
[0004]
According to this manufacturing method, there are effects such as an improvement in the yield of the rolled steel sheet as the iron core material and an improvement in the efficiency of the assembly work.
[0005]
However, with this manufacturing method, the thickness deviation due to rolling of the rolled steel sheet cannot be eliminated, and when the annular core is assembled, the lamination thickness is not constant over the entire circumference, but becomes inclined, resulting in dimensional accuracy of the core product. In addition, the magnetic performance may be deteriorated.
[0006]
In addition, the efficiency of the assembly work can be improved as compared with the case where the fan-shaped unit plates are assembled and stacked one by one in the jig, but the unit plate coupling bodies are stacked one or two pieces on the jig. The above method of rotating is not necessarily efficient.
[0007]
Next, as a means for eliminating the thickness deviation due to rolling, for example, there is a second prior art disclosed in Japanese Patent Publication No. 4-48530.
[0008]
This second prior art is a method of rotating an external punching (blanking) die. When punching an iron core with a blanking die at a plurality of locations on a strip-shaped iron plate and caulking and stacking the punching iron cores within the die, a plurality of locations are provided. The blanking die was moved simultaneously to the position of the blanking die adjacent to each press stroke to eliminate the thickness deviation.
[0009]
However, the iron core shape that can be implemented in the case of the second prior art is limited to that having a small diameter with respect to the width of the belt-like iron plate and a symmetrical shape that can be simultaneously punched, and is disclosed in the first prior art. It cannot be applied to the production of a unit plate assembly having a long and asymmetric shape.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, in the present invention, a long and asymmetrical iron core like the unit plate connector disclosed in the first prior art is laminated in a state where the thickness deviation due to rolling is canceled using a progressive die apparatus. It is an object of the present invention to provide an annular laminated core manufacturing method and a progressive die apparatus for manufacturing a unit laminated body and winding the unit laminated body to efficiently produce an annular core product.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-described object, in the method for manufacturing an annular laminated core according to the present invention, a progressive die is used in such a manner that the unit plate pieces having a shape obtained by dividing the annular core into a plurality of parts are connected via a connecting portion. In addition to sequentially punching the connecting unit plates from the long rolled steel plate, each connecting unit plate is externally punched and stacked in a prescribed number in a die of a progressive die to form an integral unit laminate, An annular core product is formed by winding the unit laminated body taken out from the die while deforming the connecting portion, and in the punching process, the unit plate pieces are rolled in a direction perpendicular to the rolling direction. Two types of connecting unit plates whose directions are opposite to each other are punched, and in the outer shape punching and laminating process, one connecting unit plate is rotated 180 degrees every predetermined number of times. Square connecting unit plate has to be laminated in.
[0012]
Moreover, the progressive die apparatus used for the manufacturing method of the said cyclic | annular laminated iron core provides two sets of punch and die | dyes which perform said 2 types of punching in the said punching process, and said 2 in the said external punching and laminating process. Two sets of punches and dies for performing various types of external punching were provided, and this die was provided in a rotating die and rotated 180 degrees so that it could be moved directly under the other punch.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows the shape of the unit laminated
[0014]
As shown in FIG. 1, the
[0015]
When the unit laminated
[0016]
FIG. 3 shows a progressive mold apparatus for manufacturing the unit laminated
[0017]
The progressive
[0018]
In the pilot hole punching step of step (1), a
[0019]
In the slot punching step of step (2), a
[0020]
In the step of punching the measuring holes or forming the caulking projections in the step (3), the punch 21a for punching the measuring
[0021]
The measuring holes 20a and 20b are punched into the front row side plate surface A or the rear row side plate surface B to be the first
[0022]
Note that the
[0023]
In the outer shape punching and laminating caulking step in the step (4), the
[0024]
The rotary die 28 is connected to a
[0025]
The rotation center C is set at an intermediate portion between the front row side plate surface A and the rear row side plate surface B. On both sides of the rotation center C, a slot group punched on the front row side plate surface A and a slot group punched on the rear row side plate surface B are provided. 3 are arranged symmetrically, when the rotary die 28 is rotated 180 degrees from the state of FIG. 3, the die 27b is positioned directly below the punch 26a for punching the front row side plate surface A, and the rear row side plate surface B The die 27a can be shifted to a state directly under the punch 26b for punching.
[0026]
In step (4), which is the final step of the
[0027]
However, since the thickness deviation due to rolling is superimposed as it is in the above-described laminated state, the rotary die 28 is rotated 180 degrees by the
[0028]
That is, when the rotary die 28 is rotated 180 degrees, the connecting
[0029]
In the above embodiment, the case where the connecting unit plate is formed by the fan-shaped unit plate pieces having a large number of slots has been described. However, the number and shape of the slots, as well as the number and shape of the caulking projections, or the unit plate pieces are described. However, the present invention is not limited to this number, and various modifications can be made within the scope of the gist.
[0030]
For example, as in the embodiment shown in FIGS. 5 and 6, nine
[0031]
[0032]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the method for manufacturing an annular laminated core and the progressive die apparatus according to the present invention, the following effects can be obtained.
In this manufacturing method, two types of connection unit plates having the opposite directions are punched, and the other connection unit plates are stacked in a state where one connection unit plate is rotated 180 degrees for each predetermined number of sheets. As a result, the thickness deviation generated along the width direction of the rolled steel sheet is offset to obtain a unit laminate body with a uniform stacking thickness. And magnetic performance is improved.
[0033]
Since the unit laminate is manufactured sequentially by the progressive die device, the work efficiency is good, and the yield is good because the plate is cut along the width direction of the rolled steel plate. By simply rotating the die 180 degrees, stacking can be easily performed in a state where the thickness deviation is offset.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows the shape of a unit laminate in a first embodiment formed by a progressive die apparatus.
FIG. 2 shows the shape of an annular core product produced by winding the unit laminate of FIG.
FIG. 3 shows a progressive mold apparatus for producing a unit laminate.
FIG. 4 is a process diagram for manufacturing a unit laminate.
FIG. 5 shows the shape of a unit laminate body in a second embodiment formed by a progressive die apparatus.
6 shows the shape of an annular core product manufactured by winding the unit laminate of FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
16a, 16b Die (for pilot hole punching)
17, 17a,
19a, 19b Die (for slot punching)
20a,
22, 22a,
24a, 24b Die (for measuring hole punching)
25a, 25b Die (for caulking projection molding)
26a, 26b Punch (for external punching)
27a, 27b Die (for laminated caulking)
28
Claims (2)
前記順送り金型による打抜き加工工程中には、圧延鋼板の幅方向に沿って複数のスロットを配列したスロット群を、前列側板面と後列側板面に対して前後2列で、180度回転させた逆向きの対向状態に打抜きするスロットの打抜き工程と、前列側板面のスロット群を含む一方の連結ユニット板と後列側板面のスロット群を含む他方の連結ユニット板の外形を同時打抜きすると共に、前列側板面と後列側板面の中間部に回転中心を設定した回転ダイを、プレスストロークに連動させて所定枚数毎に180度回転させて積層する外形打抜き及び積層かしめ工程を設けたことを特徴とする環状積層鉄心の製造方法。Each unit plate piece having a shape obtained by dividing the annular iron core into a plurality of pieces is connected via a connecting portion, and the connecting unit plate is sequentially punched from a long rolled steel plate using a progressive die, and each connection The unit plate is punched out of shape and laminated to a specified number in a die of a progressive die to form an integrated unit laminate, and then wound while deforming the connecting portion of the unit laminate taken out from the die. A method for producing an annular laminated core for forming an annular core product,
During the punching process using the progressive die, the slot group in which a plurality of slots are arranged along the width direction of the rolled steel sheet was rotated 180 degrees in two rows in the front and rear direction with respect to the front row side plate surface and the rear row side plate surface. Simultaneously punching the outer shape of the other connecting unit plate including the slotting step of the slot for punching in the opposite facing state, one connecting unit plate including the slot group on the front row side plate surface and the slot group on the rear row side plate surface, and the front row An external punching and laminating caulking process is provided in which a rotating die having a center of rotation set between the side plate surface and the rear row side plate surface is rotated by 180 degrees for each predetermined number of layers in conjunction with the press stroke. Manufacturing method of annular laminated iron core.
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