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JP3797644B2 - How to squirt liquid - Google Patents

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JP3797644B2
JP3797644B2 JP33648998A JP33648998A JP3797644B2 JP 3797644 B2 JP3797644 B2 JP 3797644B2 JP 33648998 A JP33648998 A JP 33648998A JP 33648998 A JP33648998 A JP 33648998A JP 3797644 B2 JP3797644 B2 JP 3797644B2
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秀夫 野田
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Kansai Chemical Engineering Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体を噴出せしめる方法に関わり、さらに詳細には槽内の液体を加熱・冷却装置の伝熱面または槽周壁の内周面に向けて噴出せしめるための液体を噴出せしめる方法に係わる。
【0002】
【従来の技術、発明が解決しようとする課題】
醗酵および培養などにおいて、醗酵液および培養液は発泡性が大きく、作業中の攪拌によって著しく発泡し作業性を低下させることが多い。この様な発泡を防止したり、一旦生成された泡を消すために、シリコンなどの消泡剤が添加されている。しかしながら、この消泡剤の添加には多額の費用を要するのみならず、消泡剤自体は異物であるので、醗酵および培養などに悪影響を及ぼす危険性が有り、かつ、製品中に不純物として混入して製品の品質を低下させ、製品から除去する手間がかかり、また、廃液中に混入して廃液処理作業を妨害するので、消泡剤の添加は好ましくない手段であり、極力避けなけらばならない手段とされている。
【0003】
また、液表面の泡層中で円盤を回転させ、および、その大きい径の下部開口を液表面の泡層に臨ませて円錐台状の中空筒体を回転させるなどのような機械的手段によって、剪断力で泡を潰して消泡する試みがなされている。しかしながら、このような手段では、多大な動力が必要であるのみならず、泡は細分化されるだけであって、結局は消泡されないことが多いとの欠点がある。
【0004】
さらに、攪拌槽の周壁の内周面が、この内周面に微生物菌体ならびにそれぞれ固体の原料および生成物などが付着して汚染され、反応収率を低下せしめたり、攪拌槽周壁の伝熱係数を低下させることが多い。このような場合には、このような付着物を攪拌槽の内周面から落とすために、攪拌槽内での操作を中止することなしに攪拌槽の周壁の内周面を洗浄することは実質的に不可能である。
【0005】
また、攪拌槽内の液体の加熱・冷却装置として、たとえば、ジャケットならびに蛇管および多管束が、それぞれ攪拌槽の周壁の外周面および攪拌槽内に設けられている場合には、攪拌槽内の液体が、たとえば、蒸発などによって減少し時間の経過に伴って攪拌槽内の液面が低下し、これらの加熱・冷却装置の伝熱面積を有効に使用できないことが多い。
【0006】
この減少した伝熱面積を増加、回復させるためには、槽内に新しい液体を供給して液面を上昇せしめるとの手段または槽外に設置されたポンプで槽内の残留液を循環せしめて槽の周壁の内周面に散布する方法がある。前者においては、このような槽内への新しい液体の供給は、これにより、槽内の液体の組成の急激な変化をもたらし、このような変化に対応して、操作条件の変更が必要であり、また、製品の品質が変化するなどの欠点がある。また、後者においては、残留液を循環せしめるポンプおよび配管が必要であり、運転停止後には槽内および配管内に残留液が残るなどの欠点がある。従って、これらは現実には採用し得ない手段である。このように、この伝熱面積を有効に使用できないとの欠点を解消するための実用されるべき手段は未だ見出されていない。
【0007】
さらにまた、攪拌槽内の液体を蒸発せしめるには、加熱手段を該液体中に浸漬するか、または、攪拌槽周壁の外側に装着せしめて、液体を攪拌しつつ、または攪拌しないで、加熱し該液面から蒸発せしめる方法があるが、この方法では、加熱手段で加熱された液面上の空間の熱は有効に利用されず、液体の加熱は加熱手段との接触面積に限定され、加熱手段の熱は有効に利用されず液体の蒸発速度が遅いとの欠点がある。さらに、2種類の液体同士を構造が単純な装置で効率よく混合できることが好ましい。
【0008】
本発明者らは、従来の攪拌による消泡、攪拌槽の周壁の内周面および加熱・冷却装置の表面の汚染および伝熱面積の減少ならびに比重が異なる液体同士および懸濁液などの混合における低い混合率などのような欠点を、機械的な攪拌のみによって克服して、効率よく、かつ、確実に消泡し、攪拌槽の周壁の内周面および加熱・冷却装置の表面を洗浄し、攪拌槽の周壁の内周面および加熱・攪拌装置の伝熱面積の減少を防止し、かつ、比重が異なる液体同士および懸濁液を効率よく混合し得るべく攪拌翼および攪拌方法について、鋭意研鑚を重ねた結果、攪拌翼および攪拌方法に関する発明に到達して特許出願した(特開平6−335627号)。
【0009】
この先願発明の攪拌翼は、攪拌軸に装着せしめられる取付具に1乃至複数の、管体、樋状体および板体のような送液体が、好ましくは、斜に固着され、該送液体はその両端で上部開口および下部開口が開口せしめられている攪拌翼である。しかして、本発明者らは前記の諸課題を解決すべく、引続き、検討を重ねた結果、前記の特許出願に係わる発明において次のような課題を発見し、この課題を解決すべくさらに研鑚を重ねた。すなわち、前記の先願発明において送液体は、好ましくは、下端よりも上端を攪拌軸に接近せしめ、乃至は、上端よりも下端を攪拌軸に接近せしめ斜めに固着されているものであって傾斜の方向は特定されてなく、また、その傾斜角の大きさは固定され、可変とされていなかったので、該攪拌翼の使用目的および条件を変更するには、該攪拌翼の使用を中止して該攪拌翼を槽外に取り出して傾斜角の大きさを変更しなければならなかった。
【0010】
また、送液体とされる管体は、通常は、腐食性の大きい液体と接触せしめられることが多いので、その耐食性を完全なものとするためにその表面には、たとえば、ポリテトラフルオロエチレンのような合成樹脂ならびにガラスおよびセラミックスなどの耐食性の大きい物質でコーティング乃至はライニングされる。しかして、このコーティング乃至はライニングにおいてその技術は、近来、著しく向上せしめられてはいるが、依然としてピンホールの発生の危険性があり、従って、このピンホール発生の危険性によってコーティング乃至はライニングされた管体の耐食性の確実性は保証し難い。
【0011】
この管体の耐食性の確実性を高めるために、この管体の使用に先立って、この管体のコーティング層乃至はライニング層(これらの層を総称して以下 ライニング層など と記すこともある)におけるピンホールの有無をこの管体の外周面のみならず、内周面についても検査することが必要である。しかしながら、管体の内周面におけるピンホールの存在を検査することは極めて困難であり、また、仮にピンホールを発見しても、このピンホールを補修することが困難である。
ライニング層などにおけるピンホールの存在の検査が容易であり、従って、ピンホールの補修が容易であることから、送液体として樋状体を使用することが好ましい。
【0012】
さらに、前記先願特許出願の明細書には送液体として樋状体を使用する場合について、単に、液体が該樋状体を上昇し上部開口から排出される旨が記載されてはいるが、樋状体の装着面および装着方向などについては全く記載されてはいない。
【0013】
しかしながら、樋状体の上部開口から排出された液体を、たとえば、液面の泡層に散布して消泡する場合、槽周壁の内周面に散布せしめて該槽周壁の内周面を洗浄する場合、伝熱面に散布せしめて伝熱面積を確保し、および/または、洗浄する場合ならびに液面の空間に散布せしめて蒸発せしめる場合などに使用するには、樋状体の上部開口から液体が噴出される距離および量(以下それぞれ 噴出距離 および 噴出量 と記す)が大きいことが好ましいことは言うまでもない。
【0014】
本発明者らは、噴出液の噴出距離および噴出量を増大せしめるには、樋状体の傾斜の方向、傾斜角の大きさ、さらには、凹面を向ける方向、すなわち、偏向角の大きさ選択を選択しなければならないとの知見に基づいて本発明に到達した。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、攪拌軸と該軸に固定された樋状体とを容器内に備え、容器内の液体中に上記樋状体の下端を位置させながら、樋状体を攪拌軸の周りに回転して樋状体の上端より液体を容器内に噴出して、容器の壁に衝突させ、および/または容器内に散布して、該容器の壁の内周面もしくは伝熱面を洗浄し、湿状態に保持、および/または、液体の伝熱面積を確保するに当り、上記樋状体の凹面を回転軸乃至樋状体の回転方向に対面せしめ、しかも樋状体の開口または樋状体の回転平面での断面において回転方向に従って先行順に任意に選択された三点をそれぞれ A B および C とし、前記の樋状体の開口または断面と同一平面上の回転軸を D とした場合に、これらの点 A B および C ならびに D は、(1) B D 間の距離≧ C D 間の距離であり、かつ、(2)線分 AB と線分 BD とのなす∠ ABD および線分 BC と線分BDとのなす∠ CBD をそれぞれθ およびθ とすれば、θ およびθ のそれぞれは、点 B を中心として樋状体を時計回転に回転せしめた場合には正号が付され、他方、反時計回転方向に回転せしめた場合には負号が付され、樋状体が回転軸 D を中心として時計回転方向に回転せしめられる場合には、−75°≦θ ≦110°および−75°≦θ ≦110°とされ、また、樋状体が回転軸 D を中心として反時計回転方向に回転せしめられる場合には、−110°≦θ ≦75°および−110°≦θ ≦75°とすることを特徴とする方法である。
【0016】
本発明の液体を噴出せしめる方法において、樋状体の上端の上部開口から噴出せしめられた噴出液は、たとえば、容器周壁の内周面の洗浄、伝熱面積の確保および/または洗浄に使用されるが、液体の表面の泡層の消泡および液体上面の空間での液体の蒸発などのそれぞれにも使用される。本発明において特に断らない限りは、「上」および「下」は、それぞれ「液底に近い位置」および「液底から遠い位置」と定義される。
【0017】
【発明の実施の形態】
取付具は、1乃至複数の樋状体を攪拌軸に装着せしめるためのものであればよく、その形状および材質などに特に制限はない。取付具は、棒状体、角材、形鋼および孔が穿設された板状体(以下 穿孔板状体 と記すこともある)、または、穿孔されていない板状体(以下 非穿孔板状体 と記すこともある)などである。これらの穿孔されていない板状体および穿孔板状体は、液体中で回転させるときに流体抵抗が過大とならないように攪拌軸に取付けられることが好ましい。
【0018】
これらの棒状体、角材、形鋼、穿孔板状体および非穿孔板状体は、それぞれ、回転平面のほぼ半径上または直径上に位置せしめられている。また、これらの棒状体、角材、形鋼、多孔板、穿孔板状体および非穿孔板状体などは、1個でもよいが、複数とすることもでき、複数の場合には、通常は、同一な回転平面上に配設してもよく、また、互いに異なる回転平面上に配設してもよい。
1個の取付具に1乃至複数の樋状体が取付けられる。
【0019】
1個の取付具に取付けられる樋状体の数、1個の取付具に1個の樋状体が取付けられる場合の1個の樋状体の取付位置ならびに1個の取付具に複数の樋状体が取付けられる場合の樋状体同士の間隔および取付位置は、液体の粘度、樋状体の太さ、容器自体の径、攪拌軸と樋状体とのなす角および樋状体の上端の上部開口から噴出せしめられた液体(以下 噴出液 と記すこともある)の用途ならびに被混合液の種類などにより、適宜、選択される。
【0020】
樋状体は、通常は、鉄およびステンレスなどの金属製でその表面が、たとえば、ポリテトラフルオロエチレンのような合成樹脂ならびにガラスおよびセラミックなどの耐食性の大きい物質でコーティング乃至ライニングされているものが好ましいが、耐食性の大きいプラスチック製および金属製などならびにガラス製およびセラミック製などの耐食材製であってもよい。
【0021】
樋状体は、円筒体および角筒体などの中空体である管体が、その周壁において一部が長軸線方向に欠除せしめられて開口(この開口を以下 上面開口 と記すことがある)とされたものに相当し、その中間部の横断面(長軸線に垂直な断面以下同様)ならびに上端および下端(以下 それぞれ上部開口および下部開口と記すこともある。また、上部開口および下部開口を以下単に 開口 と記すこともある)のそれぞれの形状には、特に制限はなく、左右対称の形状および左右非対称の形状(以下それぞれ 対称形状および非対称形状 と記すこともある)のいずれにすることができるが、実用上、前者が好ましい。なお、樋状体の周壁の内周面を以下 樋状体の凹面 と記す。
【0022】
対称形状の代表例として、一部の円弧が欠損せしめられた円周(以下 欠損円周 と記すこともある)、半円周、半長円周、半楕円周、U字形、V字形ならびに台形、正方形、長方形、正八角形の第1頂点と第5頂点とを結ぶ直線で二等分された変形五角形および正八角形の第1辺と第5辺のそれぞれの中点を結ぶ直線で二分された変形六角形などの多角形ならびにこれらの多角形の頂角を丸めおよび/または辺を外方に小さい曲率で弯曲せしめた形状(以下 実質的多角形 と記すこともある)の一辺を欠く形状などを挙げることができる。
【0023】
非対称形状の代表例として、前記の対称形状の二つの開口周縁に相当する端(以下 開口端 と記すこともある)の一方の周または辺を延長せしめた形状などがある(これらの対称形状および非対称形状を以下 開放形状 と記すこともある)。また、等辺山形鋼、H形鋼および横断面形状が正方形乃至は長方形の四角形または円形のC形鋼などを樋状体とすることができる。就中、C形鋼が好ましい。 等辺山形鋼は頂角が直角で二辺が互いに実質的に等しいV字形の開口を有する樋状体とされる。
【0024】
H形鋼はそれぞれ一辺を欠く正方形または長方形の開口を有する樋状体とされる。横断面形状が四角形のC形鋼は一辺の一部を欠く四角形の開口を有する樋状体とされ、横断面形状が円形のC形鋼は欠損円周部分が開口とされた樋状体とされる。さらに、樋状体は、それ自体公知のコーティング乃至ライニングにおけるように、コーティング乃至ライニングに先立って、上面開口縁を丸めまたは円柱状に膨出せしめることが好ましい。
【0025】
樋状体の上部開口および下部開口のそれぞれの形状および大きさは、互いに同一でもよく、互いに相違していてもよい。上部開口の面積が下部開口の面積よりも小さいことが好ましい。樋状体の上部開口および下部開口のそれぞれの開口面積は、液体が樋状体の凹面を通過し得る面積として定義される。
【0026】
樋状体の上部開口および下部開口のそれぞれの開口面積は、これらの上部開口および下部開口のそれぞれの形状が左右対称の開放形状である場合には、これらの形状と両開口端を結んだ直線とで囲まれた閉鎖形状の面積であり、これらの上部開口および下部開口のそれぞれの形状が非対称の開放形状である場合には、これらの形状とその延長部端と他の開口端とを結んだ直線とで囲まれた非対称の閉鎖形状の面積乃至これらの形状と延長部を除外した両開口端を結んだ直線とで囲まれた対称な閉鎖形状の面積である。
【0027】
樋状体の側面の形状(以下 側面形状 と記すこともある)には特に制限はないが、通常は、直線、上方向または下方向に膨出せしめるように小さい曲率で弯曲せしめられた曲線ならびに直線および前記の曲線の上端および/または下端がさらに水平方向に延長せしめられたS字状とされる。曲線としては放物線が好ましい。樋状体の作成が容易であることから、就中、直線が好ましい。また、噴射距離および/または噴射量を増大せしめ得ることからは下方向に弯曲せしめて膨出せしめられた曲線が好ましく、下方向に弯曲せしめて膨出せしめられた放物線が特に好ましい。
【0028】
正面から見た形状(以下 正面形状 と記すこともある)には特に制限はないが、通常は、直線、小さい曲率で横方向(樋状体の回転平面に平行な方向 以下同様)に弯曲せしめられた曲線ならびに直線および前記の曲線の上端および/または下端がさらに横方向に延長せしめられたS字状とされるが、就中、直線が好ましい。
【0029】
また、上方または下方から見た形状(以下 平面形状 と記すこともある)も、前記の側面形状および正面形状のそれぞれと同様に特に制限はなく、直線、小さい曲率で樋状体の回転方向または反回転方向に向けて弯曲せしめられた曲線ならびに直線および前記の曲線の上端および/または下端がさらに横方向に円周に向けて延長せしめられたS字状とされるが、就中、直線が好ましい。樋状体の長さには特に制限はなく、取付具に取付けられる複数個の樋状体の長さは互いに同一でもよく、また、互いに相違していてもよい。
【0030】
樋状体の上部開口から液体を霧状に、微小液滴または細流として噴出せしめるために、樋状体の上部開口の全体を多数の孔が穿設された多孔板および網のそれぞれで覆うことができ、しかも好ましい。多孔板は、多数の孔が、規則正しく、または、不規則に穿設されていればよく、孔の形状および数などには特に制限はない。孔の形状の代表例には、円、楕円、正方形および長方形などがある。
【0031】
また、樋状体は、その上部開口が該樋状体の内周面に沿う間隙を空けて板体で塞がれていてもよい。さらに、樋状体の上面開口を着脱可能で、不透明乃至は透明な蓋で塞ぐことができる。さらにまた、樋状体の上部開口から噴出せしめられた液の方向を急激に転換せしめるために、上部開口から離隔せしめて反射板を設けることができる。
【0032】
また、樋状体は、液体を上昇せしめ得ることを限度として捻曲され、またはその長軸線の周囲を回動せしめられていることを妨げない。この場合に、樋状体が捻曲または回動せしめられる角度は、樋状体の開口形状および傾斜角の大きさ、容器内の液の粘度ならびに樋状体の回転速度などによって適宜選択される。
【0033】
後者の場合に、樋状体を取付具に回動可能に装着することもできる。この場合には、樋状体を任意の偏向角に向けてから固着することすることもできるし、または、樋状体の回転速度に応じて自動的に回動せしめることもできる。この場合には、樋状体は回動自在に攪拌軸に装着される。
【0034】
樋状体は、その長軸線が、取付具の取付け方向に相当する回転平面の半径方向と一致して取付具に取付けられていてもよく、また、前記の半径方向とは異なる方向で偏心せしめられて装着されていてもよい。
樋状体が偏心せしめられて取付けられる場合には、樋状体の長軸線は取付具の取付け方向に相当する回転平面上の半径方向と平行とされていてもよく、または、斜めとされていてもよい。また、斜に取付けられた複数の樋状体はその下端部が攪拌軸近辺で互いに交叉せしめられていてもよい。
【0035】
さらに、樋状体は、その凹面は回転軸(攪拌軸の中心 以下同様)乃至回転方向に対面せしめてられて攪拌軸に取付具を介して取付けられる。回転軸に対する樋状体の凹面の向きの程度は偏向角の大きさによって示される。偏向角は力学における偏角と同様に定義される。樋状体の開口または樋状体の回転平面での断面において回転方向に従って先行順に任意に選択された三点をそれぞれA、BおよびCとし、前記の樋状体の開口または断面と同一平面上の回転軸をDとした場合に、これらの点A、BおよびCならびにDは次の条件を満足するものである。すなわち、(1) B〜D間の距離≧C〜D間の距離であり、かつ、(2) 線分ABと線分BDとのなす∠ABDおよび線分BCと線分BDとのなす∠CBDをそれぞれθ1およびθ2とすれば、θ1およびθ2のそれぞれは、点Bを中心として樋状体を時計回転方向(右廻り)に回転せしめた場合には正号(+)が付され、他方、反時計回転方向(左廻り)に回転せしめた場合には負号(−)が付され、樋状体が回転軸Dを中心として時計回転方向に回転せしめられる場合には、−75°≦θ1≦110°および−75°≦θ2≦110°とされ、また、樋状体が回転軸Dを中心として反時計回転方向に回転せしめられる場合には、−110°≦θ1≦75°および−110°≦θ2≦75°とされる。しかして、偏向角の大きさは(θ1+θ2)/2で表わされる。従って、θ1とθ2とのそれぞれの絶対値が互いに等しい場合には偏向角が零となる。
【0036】
偏向角の大きさは、樋状体自体の形状および開口形状、上部開口と下部開口との開口面積比ならびに噴出液の用途などによって前記の範囲内で適宜選択される。なお、樋状体の取付具への取付けに際しては、取付具が樋状体の凹面内での液体の上昇を妨げてはならない。
【0037】
樋状体は取付具に所定の大きさの傾斜角で固着され、または、その傾斜角の大きさを任意に調節できるように取付具に装着されるが、後者が好ましい。この固着は、嵌着、溶接、接着などの常法によることができる。なお、傾斜角とは樋状体の長軸線と回転平面とのなす角として定義される。
【0038】
しかして、樋状体は、その傾斜角の大きさが0°よりも大乃至90°以下とされ、その下部開口が上部開口よりも回転軸に接近せしめられているか乃至は回転軸から下部開口および上部開口までのそれぞれの距離は互いに等しくされるが、実用上、前者が好ましい。後者の場合には、樋状体の下部開口を閉塞することが好ましい。この場合にも該樋状体の液体浸漬部での液体は該樋状体内を上昇せしめられる。樋状体の傾斜角の大きさは、樋状体自体の形状および開口形状、上部開口と下部開口との開口面積比、液の種類、樋状体の回転速度、噴出液の所望の噴出距離および噴出量ならびに噴出液の用途などに応じて適宜選択されるが、通常は、15°乃至80°程度が好適である。
【0039】
傾斜角の大きさを調節できるように樋状体を攪拌軸に装着するためには、たとえば、樋状体の下端部を攪拌軸に蝶着し、縦方向(攪拌軸の軸線方向 以下同様)移動手段または横方向(回転平面と平行な方向)移動手段によって、樋状体の上部開口を回転平面の半径に沿って移動せしめ得るように装着すればよい。前記において、樋状体の上部開口の移動が縦方向移動手段によるものおよび横方向移動手段によるものを、以下では、それぞれ縦方式および横方式と記すこともある。
【0040】
さらに、樋状体は折曲自在および/または伸縮自在とされていてもよい。樋状体を折曲自在とするには、たとえば、可撓性の材料で樋状体を作成してもよく、または、その長軸線について複数に分割された複数の樋状体(分割された樋状体を以下 樋片 と記すこともある)を関節材で連設せしめてもよい。また、樋状体を伸縮自在とするには、たとえば、複数の樋片を、互いに摺動可能に連設せしめることによって可能とされる。
【0041】
前記の樋状体は、複数が取付具に固着される場合には、これらの複数の樋状体は互いに独立とされていてもよく、また、互いに一体とされていてもよい。たとえば、攪拌軸に設けられた平板状構造物の槽周壁に対する端部を回転軸方向に曲げて樋状体とすることができる。このようにして取付具に一体とされた樋状体の代表例として、たとえば、平板構造物である板体を取付具とし、取付具とされた板体の水平ではない相対する辺部が、辺に沿って辺と実質的に平行に折曲げられ、または、下部頂角部を折込んで辺に沿って折曲げられ、板体の水平ではない相対する辺の端縁に樋状体がその上面開口側縁を衝き合わせて接続せしめられ、または、板体の水平ではない相対する辺の端縁に任意な角度で三角形もしくは四角形の平板体または小さな曲率で外方に弯曲せしめられた弯曲板体が接合せしめられて形成された樋状体などを挙げることができる。
【0042】
また、この場合に、取付具とされる平板構造物である板体は、通常は、好適には、三角形ならびに逆台形、長方形および正方形などの四角形の平板とされるが、それ以外の形状の板体とすることを妨げない。このようにして形成せしめられた樋状体において、上部開口および下部開口のそれぞれの形状は非対称形状である。取付具とされた板体は攪拌翼として作用する。この板体における流体抵抗が過大とならないように板体に孔を穿設してここでの流体抵抗を低減せしめることができ、かつ、好ましい。
【0043】
樋状体が取付けられた取付具は、攪拌軸に固着され、または、摺動可能に装着されて、該樋状体をその下部開口を液面下に沈め、その上部開口を液面から露出せしめて、攪拌軸を回転せしめて樋状体を回転せしめることにより、樋状体の液体浸漬部での液体は、遠心力により、樋状体内を上昇せしめられ、上部開口から噴出せしめられ、これとともに樋状体の液面下にある部分で液体は攪拌される。また、樋状体内の液体の流路に相当する部分の任意の中間部に穿孔し、この孔から液体を噴出せしめることもできる。さらにまた、穿設された孔の外側に回転平面の円周に向けて噴出管を設けることもできる。噴出管の先端にノズルさらには網および多孔板などを設けることもできる。
【0044】
本発明において使用される樋状体は、取付具によって攪拌軸に固着せしめられ、または、摺動可能に装着せしめられる。この固着の手段には特に制限はなく、たとえば、嵌着、螺着、溶着および接着などのいずれでもよい。
【0045】
固着せしめる場合には、攪拌軸に1個乃至は攪拌軸の長軸線方向に複数の取付具を装着せしめることができる。また、後者の場合には上段の樋状体の下部開口とその下段の樋状体の上部開口とは、攪拌軸の長軸線方向について互いに重複せしめられていることが好ましい。さらに、同一回転平面に複数の取付具を取付けることもできる。
【0046】
また、摺動可能に装着するには、たとえば、攪拌軸の表面に、その長軸線に沿って条溝または突起もしくは突条を設け、取付具には、この攪拌軸の表面の条溝または突起もしくは突条と嵌合・摺動せしめられる突起もしくは突条または条溝を設けることによって可能である。
【0047】
さらに、攪拌軸に摺動可能に装着された取付具は、自動的に、または、手動によって移動させることが可能である。たとえば、取付具に浮子を配設して液面上に浮上させて、槽内の液面の上下動に対応して自動的に移動させることができるし、また、槽外からの遠隔操作によって上下動させ、かつ、所定の位置に停止させることもできる。また、この取付具を槽の外部に連絡するワイヤで吊り下げて、槽外のワイヤーを緊張、弛緩させることにより手動で上下動させることもできる。
【0048】
前記の浮子は、取付具として兼用することもできる。また、浮子は、攪拌時において、流体抵抗が過大とならぬような形状および構造とされることが好ましい。本発明の液体を噴出せしめる方法において、樋状体の液体浸漬部分は攪拌翼として作用するが、該樋状体とともに、たとえば、タービン翼、プロペラ、ピッチ付平羽根、平羽根ディスクタービン、平羽根、弯曲羽根、ファウドラー型羽根およびブルマージン型羽根などの他の攪拌翼が併設されていてもよい。また、取付具自体も攪拌翼として作用する。
【0049】
本発明の液体を噴出せしめる方法において、樋状体の大きさには特に制限はなく、たとえば、フラスコ内などで使用される実験室的な小規模のもの乃至工場の製造装置での大型のタンク内などで使用される大規模のものなど任意な大きさとすることができる。フラスコ内において、樋状体は縦方式によりその傾斜角の大きさが調節可能とされたものであることが好ましい。
【0050】
樋状体の上部開口から噴出せしめられた噴出液は次のような種々の用途に使用される。すなわち、たとえば(イ) 槽周壁の内周面に散布せしめて該槽周壁の内周面を洗浄する。(ロ) 槽内の液面が低下した場合に、槽周壁の外周面にジャケットが設けられている槽では伝熱面である槽周壁の内周面ならびに槽内に蛇管および多管束などが設けられている槽では伝熱面である蛇管および多管束などのそれぞれの表面に散布して伝熱面積を確保し、および/または洗浄する。これとともに、(ハ) 液面の泡層に散布せしめて消泡するおよび(ニ) 液面上の空間に散布せしめて液体を蒸発せしめる。 などにも使用することができる。
【0051】
噴出液を液面での消泡および液面上の空間での液体の蒸発のそれぞれに使用する場合には、1個の取付具に1乃至複数の樋状体が回転平面の半径方向に、噴出液が高く噴出せしめられるように、傾斜角は樋状体の回転速度(回転平面における周速度)に応じて選択される。なお、樋状体の上部開口から離隔して設けられた反射板によって該上部開口からの噴出液の方向を液面上へ急激に転換せしめることができる。
【0052】
また、噴出液が槽内に満遍なく散布されるように、1個の取付具に複数の樋状体を取付けることが好ましい。なお、液面での消泡に使用する場合には、直径上の取付具において、各取付具に取付けられる樋状体は、それらの軌跡が互いに重複しないように取付けられることが好ましい。
【0053】
噴出液を、槽周壁の内周面の洗浄および/または伝熱面とされている槽周壁の伝熱面積の確保に使用する場合には、1個の取付具に、その先端で、樋状体の上部開口が該内周面から噴出液の噴出距離以内に接近せしめられて樋状体を1個設けるだけでよい。
【0054】
また、槽内に設けられた蛇管および多管束などの加熱・冷却装置の伝熱面の伝熱面積の確保および/または洗浄に使用する場合には、1個の取付具に、樋状体の上部開口が該伝熱面から噴出液の噴出距離以内に接近せしめられて樋状体を1個設けるだけでよい。
【0055】
攪拌軸に固着せしめられた平板状構造物である板体の取付具と一体にされた樋状体は、取付具である板体それ自体はこれを回転せしめた場合の攪拌作用が大きく攪拌槽内の二液の混合が効率よく行われるので好ましい。前記の互いに混合される二液は、比重が互いに異なる液体および固体含有率が互いに異なる懸濁液などである。
【0056】
本発明の液体を噴出せしめる方法において、樋状体の回転速度は、液の種類、樋状体の形状および太さおよび噴出液の用途ならびに被混合液の種類などによって、適宜、選択され得る。
【0057】
【実施例】
本発明において使用される樋状体を、図面で示された実施例によって、さらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。これらの図面は本発明の原理を示すための模式図であって、相対的な大きさなどは正確に表わされていない。
【0058】
図1は、取付具によって攪拌軸に固着して装着せしめられた複数の樋状体を示している。図1において、aは平面図であり、bはaに示された樋状体のB−B切断部断面図である。但し、aでは攪拌軸は横断部端面が示されている。この樋状体 1は取付具 2によって攪拌軸 3に固着せしめて装着せしめられている。
【0059】
樋状体 1はその中間部ならびに上部開口および下部開口のそれぞれの横断面の形状は半円周であって、円筒をその底面の中心を含む面で縦断した形状(底面の中心を含み長軸線方向に切断することを以下 半截 と記す)に相当する。この切断面が上面開口である。樋状体の周壁の内周面が樋状体の凹面である。また、樋状体 1はその上方がほぼ水平に円周に向けて延長せしめられている。取付具 2は、中心角90°で放射状に中心環21に固着された板体22,…,22であり、その先端には樋状体 1を保持するための保持具23が設けられている。しかして、中心環21には攪拌軸3が挿通せしめられ、取付具 2は攪拌軸 3に固着されている。
【0060】
板体22は、その先端が斜めとされた細長い台形の平板であり、その表面が攪拌軸の長軸線方向に平行とされている。保持具23は、前記の樋状体 1の外周半径と等しい内周半径を有する円筒である。樋状体 1は取付具 2の保持具23に挿入されて固着され、下部開口11が上部開口12よりも攪拌軸 3に接近せしめられ、かつ、凹面および上面開口を攪拌軸に向けて内面せしめられており、該取付具2の保持具23は該凹面内での液の上昇を妨げることはない。しかして、樋状体の傾斜角は、約60°とされている。
【0061】
この樋状体 1はその下部開口11を液面下に沈め、上部開口12を液面から露出せしめて、攪拌軸 3を回転せしめて回転せしめることにより、液体は遠心力により、樋状体 1の液体浸漬部での液は樋状体 1の上部開口12に向けて凹面内を上昇せしめられ、上部開口12から噴出せしめられ、これとともに、樋状体の液面下にある部分によって、液体は攪拌される。
【0062】
図2は、樋状体の代表例を示している。図2において、a、bおよびcは、それぞれ樋状体の側面図、斜め上方(aにおける矢印方向)から見た正面図および斜視図である。図2で示された樋状体 1は、ほぼ、縦長の無底の半截中空円錐台状であり、中間部ならびに下部開口11および上部開口12のそれぞれにおける横断面形状は、いずれも、半円周状である。また、側面形状は中間部が直線状であり、かつ、下端および上端がそれぞれ回転平面の中心方向および円周方向にほぼ水平に延長せしめられて、全体として縦長のS字状とされている。
【0063】
図3は、樋状体の他の例を示している。図3において、aおよびbはそれぞれ樋状体の側面図および斜め上方(aにおける矢印方向)から見た正面図である。図3で示された樋状体 1は、ほぼ、縦長の無底の半截円筒状であり、中間部ならびに下部開口11および上部開口12のそれぞれにおける横断面の形状は、いずれも、半円周状である。また、側面形状は小さい曲率で下方向に膨出せしめて弯曲せしめられた放物線状である。
【0064】
図4は樋状体の開口部における横断面の形状を示し、これらは全て対称形状である。なお、中間部の横断面形状においても同様である。イは半円周、ロは長軸で二等分された半楕円、ハはU字形、ニは頂角が鈍角であるV字形、ホは逆台形(上底−短辺−および下底−長辺−をそれぞれ下および上にした台形 以下同様)、ヘは長方形、トは正八角形の第1頂点と第5頂点とを結ぶ直線で二等分された変形五角形およびチは正八角形の第1辺と第5辺のそれぞれの中点を結ぶ直線で二等分された変形六角形である。
【0065】
リ、ヌ、ルおよびオは、樋状体とされた等辺山形鋼、横断面形状が長方形のC形鋼、横断面形状が円形のC形鋼およびH形鋼のそれぞれの横断面形状を示している。しかして、これらの樋状体において開口端13,14の間が開口端縁15であり、また、開口面積は、これらの樋状体の周面と開口端縁15とで囲まれた形状の面積である。
【0066】
図5は樋状体の開口部における横断面形状を示し、これらは全て非対称形状である。なお、中間部の横断面形状においても同様である。これらの非対称形状は、前記図4に示された対称形状における一方の開口端の周または辺を延長せしめた形状であって、図5におけるイ乃至チは、図4におけるイ乃至チのそれぞれ対応する。
【0067】
すなわち、たとえば、図5イは、図4イの半円周の開口端14が上方に、開口端14における接線方向に延長部端16まで延長せしめられた形状とされている。また、図5トは、図4トの変形五角形の開口端14を上方に、開口端14における辺がそのまま延長部端16まで延長せしめられた形状とされている。また、図5において、ワおよびカは、イおよびリにそれぞれ対応し、上面開口縁が円柱状に膨出せしめられた樋状体の横断面形状をそれぞれ示している。
【0068】
しかして、これらの樋状体において開口端13と延長部端16との間が開口端縁17である。また、開口面積は、樋状体の周面の対称形状とその前記の開口端15とで囲まれた面積乃至樋状体の非対称形状の周面と該上面開口端17とで囲まれた面積である。
【0069】
図6は、多孔板で覆われた樋状体の上部開口を示している。すなわち、図6イに示された樋状体 1の半円形の上部開口12を覆う多孔板 4は、該上部開口12に相当する半円形であって、複数の円形の小孔41,…,41が不規則に穿設されている。また、図6ロに示された樋状体 1の2個の頂角が丸められた実質的な長方形の上部開口12を覆う多孔板 4は、該上部開口12に相当する頂角が丸められた実質的な長方形であって、複数の細長い長方形の孔42,…,42がその長軸線を互いに平行に規則正しく穿設されている。
【0070】
図7は、上部開口の内周面に沿う間隙を空けて板体で覆われた樋状体の上部開口を示している。すなわち、図7イにおいて、樋状体 1の上部開口12は半円形で、板体 5の形状は、該樋状体 1の上部開口12の半円形の直径と等しい長さの長軸を有する半楕円形であり、間隙18の形状は三日月状である。また、図7ロにおいて、樋状体 1の上部開口12は2個の頂角が丸められた実質的な長方形で、板体 5の形状は、長辺が該樋状体 1の上部開口12の実質的な長方形の長辺の長さと等しく、短辺が樋状体 1の上部開口12の実質的な長方形の短辺の長さよりも短くされた長方形であり、間隙18の形状は2個の頂角が丸められた細長い実質的な長方形である。
【0071】
図8は、上部開口から離隔せしめて反射板が設けられた樋状体を示している。図8において、aはこの樋状体の平面図、bはaで示された樋状体のB−B切断部断面図である。すなわち、樋状体 1の上部開口12から離隔せしめて該樋状体 1の長軸線方向に対して垂直に長方形の反射板 6が設けられている。しかして、反射板 6は連絡杆61を介して樋状体 1を取付具 2に取付けるための保持具23に装着されている。
【0072】
図9によって偏向角を説明する。すなわち、樋状体 1の開口または樋状体 1の回転平面での断面において回転方向に従って先行順に任意に選択された三点をそれぞれA、BおよびCとし、前記の樋状体の開口または断面と同一平面上の回転軸(攪拌軸の中心 以下同様)をDとした場合に、これらの点A、BおよびCならびにDは次の条件を満足するものである。すなわち、(1) B〜D間の距離≧C〜D間の距離であり、かつ、(2) 線分ABと線分BDとのなす角ABDおよび線分BCと線分BDとのなす角CBDをそれぞれθ1およびθ2とすれば、θ1およびθ2のそれぞれは、点Bを中心として樋状体を時計回転方向(右廻り)に回転せしめた場合には正号(+)が付され、他方、反時計回転方向(左廻り)に回転せしめた場合には負号(−)が付され、樋状体が回転軸Dを中心として時計回転方向に回転せしめられる場合には、−75°≦θ1≦110°および−75°≦θ2≦110°とされ、また、樋状体が回転軸Dを中心として反時計回転方向に回転せしめられる場合には、−110°≦θ1≦75°および−110°≦θ2≦75°とされる。しかして、偏向角の大きさは(θ1+θ2)/2で表わされる。従って、θ1とθ2とのそれぞれの絶対値が互いに等しい場合には偏向角が零である。
【0073】
図10は、回動自在に攪拌軸に装着された樋状体の斜視図である。すなわち、樋状体 1の下部開口11にはその開口端 111と 112とを結ぶ下部支持体 113が設けられており、また、上部開口12にもその開口端 121と 122とを結ぶ上部支持体 123が設けられている。下部支持体 113および上部支持体 123には、それぞれその中央に丸棒が下部支持棒 114および上部支持棒 124として樋状体 1の長軸線方向に固着されている。
【0074】
攪拌軸 3に下部取付具 221および上部取付具 222が攪拌軸 3に対して垂直に半径方向に固着されている。しかして下部取付具 221および上部取付具 222はいずれも細長い長方形の板体であり下部取付具 221の長さは上部取付具 222の長さよりも短くされている。また、下部取付具 221と上部取付具 222との間隔は斜めとされた樋状体 1の攪拌軸 3と平行な長さ(樋状体の長さ×sin 傾斜角)と等しくされている。下部取付具 221および上部取付具222には先端部に円孔2211,2221がそれぞれ穿設されている。
【0075】
樋状体 1の下部支持棒 114および上部支持棒 124は、下部取付具 221の円孔2211および上部取付具 222の円孔2221をそれぞれ挿通せしめられている。上部支持棒 124には上部取付具 222の上面に接して蝶螺子 125が螺着されている。この樋状体 1は、この樋状体を攪拌軸の周囲を回転せしめた際に、その回転速度に応じて自動的に回動せしめられる。
【0076】
他方、この樋状体 1は所望の偏向角となるように回動せしめてかてから固着することもできる。この固着は、上部支持棒 124にナットを螺着し、このナットと前記の蝶螺子 125とで上部取付具 222を挟んで締め付けるか、および/または下部支持棒 114に2個のナットを螺着し、これらのナットで下部取付具 221を挟んで締め付けるかなどによって行われる。
【0077】
図11は、縦方式によって傾斜角の大きさが調節可能とされた樋状体を示している。図11においてa、b、cおよびdは、それぞれ斜視図、平面図、正面図および側面図である。但し、bにおいて攪拌軸は横断部端面が示されている。すなわち、樋状体 7は、下端部が蝶着板71によって攪拌軸 3に固定されており、他方、上端部が連結杆72を介して摺動環31に接続せしめれられている。該摺動環31は攪拌軸 3に摺動可能に装着されている。また該摺動環31には任意の位置で固定するための蝶螺子 311が設けられている。連結杆72および摺動環31が縦方向移動手段である。
【0078】
しかして、この樋状体 7は、摺動環31を攪拌軸 3に沿って回転平面に対して垂直方向に移動せしめることにより、その傾斜角の大きさを調節することができる。樋状体 7の傾斜角が所定の大きさになったときに、摺動環31は蝶螺子 311によって攪拌軸 3に固定せしめられる。
【0079】
図12は、横方式によって傾斜角の大きさが調節可能とされた樋状体を示している。図12においてa、b、cおよびdは、それぞれ斜視図、平面図、正面図および側面図である。但し、bにおいて攪拌軸は横断部端面が示されている。すなわち、樋状体 7は、下端部が蝶着板71によって攪拌軸 3に固定されており、他方、上端部が連結棒73を介して回動環32に接続せしめられている。回動環32は攪拌軸 3と平行に縦方向に回動するように回動軸 321に軸支されている。また、回動環32の中心部にはその長軸線に沿って前記の連結棒73を挿通せしめるための孔 322が穿設されている。さらに、回動環32には連結棒73を固定するための蝶螺子 323が設けられている。回動環32の孔 322には連結棒73が挿通せしめられている。連結棒73および回動環32が横方向移動手段である。
【0080】
しかして、この樋状体 7は、回動環32の孔 322を挿通せしめられた連結棒73を樋状体 7の回転平面に実質的に沿って移動せしめることにより、その傾斜角の大きさを調節することができる。樋状体 7の傾斜角が所望の大きさになったときに蝶螺子323によって連結棒73は回動環32を介して攪拌軸 3に固定せしめられる。
【0081】
図13は折曲自在とされた樋状体を示している。図13において、aは折り曲げられた樋状体ならびにb乃至dは伸ばされた樋状体を示しており、aおよびbはいずれも側面図、cおよびdはそれぞれbで示された樋状体の平面図および正面図である。また、e乃至gは中間樋片を示し、e、fおよびgはそれぞれ斜視図、側面図および背面図である。
【0082】
すなわち、樋状体 8は下端から順次、下部樋片81、中間樋片82および上部樋片83の3個の樋片からなっている。しかして、下部樋片81、中間樋片82および上部樋片83は、いずれも横断形状が互いに実質的に等しい半円周状である。但し、中間樋片82および上部樋片83は、それぞれの下端部が下部樋片81および中間樋片82のそれぞれの上端部を嵌入せしめ得るように膨出せしめられ膨出部821,831 とされている。また、下部樋片81および中間樋片82は、それぞれの上端部が、側面からみて四分円とされている。
【0083】
この四分円はその中心が下部樋片81および中間樋片82のそれぞれの上面開口近辺にある。この四分円の中心にノックピン812,812 および822,822がそれぞれ螺着されている。中間樋片82および上部樋片83のそれぞれの下端部の上面開口近辺には前記の樋片上端部のノックピン812,812および822,822を挿通せしめるノックピン孔823,823および833,833がそれぞれ穿設されている。この樋状体 8においてノックピン812,822およびノックピン孔823,833が関節材である。
【0084】
下部樋片81の上端部を中間樋片82の下端部の膨出部 821に嵌入せしめ下部樋片81のノックピン812,812を中間樋片82のノックピン孔823,823に挿通せしめて下部樋片81と中間樋片82とが接続され、同様にして、中間樋片82と上部樋片83とが接続され、以て、1本の樋状体 8が形成せしめられる。この樋状体 8は上端を攪拌軸に沿って移動せしめることにより、樋状体を任意に折曲げたり、伸ばしたりすることができる。
【0085】
図14は伸縮自在とされた樋状体を示している。図14においてaおよびbは伸ばされた樋状体を示し、cおよびdは縮められた樋状体を示している。また、aおよびcはいずれも側面図であり、bおよびdはいずれも平面図である。
すなわち、樋状体 9は下端から順次、下部樋片91、中間樋片92および上部樋片93の3個の樋片からなっている。しかして、下部樋片91、中間樋片92および上部樋片93は順次細くされ、横断形状は互いに実質的に相似の半円周状である。中間樋片92には、その下端部外側および上端部内側のそれぞれの上面開口近辺にノックピン921,921および922,922がそれぞれ螺着されている。下部樋片91および上部樋片93には、上面開口近辺で前記のノックピン921,921および922,922のそれぞれと対応する位置に上面開口の周縁と平行に、両端縁を除いて細長い溝孔912,912 および932,932がそれぞれ穿設されている。
【0086】
下部樋片91内に中間樋片92を収納せしめ、中間樋片92のノックピン921,921 を下部樋片の溝孔912,912 にそれぞれ挿通せしめて下部樋片91と中間樋片92とが接続され、同様にして、中間樋片92と下部樋片93とが接続され、以て、1本の樋状体 9が形成せしめられる。この樋状体 9は、その先端を該樋状体の長軸線に沿って移動せしめ、樋片同士を互いに摺動せしめることによって伸縮せしめることができる。
【0087】
図15乃至図18は、いずれも取付具とされた平板状構造物である板体と一体にされた2個の相対する樋状体を示している。図15においてaおよびbは、それぞれ正面図および平面図である。但し、bにおいて攪拌軸は横断部端面が示されている。すなわち、平板状構造物である逆台形の板体10が攪拌軸 3に取付けられ、該逆台形の板体10の斜辺部が、斜辺と平行に折り曲げられて樋状体 101が形成せしめられている。反対側にもこれと同様にして樋状体102が形成せしめられている。
【0088】
該樋状体101,102の下部開口1011,1021および上部開口1012,1022のそれぞれの形状はいずれも、頂角が丸められ、その1辺が長いV字形とされた非対称形状である。しかして、この逆台形の板体10において折曲げられていない平板部 103が取付具とされており、また、攪拌翼として作用する。平板部 103には3個の長方形の孔1031,…,1031が横長に穿設され、ここでの流体抵抗を低減せしめている。これらの樋状体101,102 はそれぞれ、偏心せしめられずに取付具に取付けられている樋状体に相当し、それぞれの偏向角は約35°とされている。
【0089】
図16においてaは正面図、bはaで示された樋状体のB−B切断部断面図である。すなわち、平板状構造物である逆台形の板体10が攪拌軸 3に取付けられ、該逆台形の板体10の斜辺部が、斜辺と平行に円弧状に折り曲げられて樋状体 101が形成せしめられている。反対側にも同様にして樋状体102が形成せしめられている。該樋状体101,102の下部開口1011,1021および上部開口1012,1022のそれぞれの形状はいずれも、ほぼ、半円周状でその周の一端が延長せしめられた非対称形状である。
【0090】
しかして、この逆台形の板体10において折曲げられていない平板部103が取付具とされており、また、攪拌翼として作用する。平板部 103には板体10の形状とほぼ相似な逆台形の孔1031が穿設され、ここでの流体抵抗を低減せしめている。これらの樋状体101,102はそれぞれ、それらの長軸線が平板部103の表面と平行とされ、偏心せしめられて取付具に取付けられている樋状体に相当し、それぞれの偏向角は約22.5°とされている。
【0091】
図17においてaは斜視図、bは平面図である。但し、bにおいて攪拌軸は横断部端面が示されている。すなわち、平板構造物である長方形の板体10が攪拌軸 3に取付けられ、該長方形の板体10の水平でない辺部が、該板体10の下部の頂角を包含する台形の折曲部 104を折込んで前記の辺に沿って折り曲げられて樋状体101が形成せしめられている。折曲部104の中央には該折曲部 104の上底以外の三辺と平行な辺を三辺とする三角形の孔1041が穿設されている。反対側にも同様にして樋状体 102が形成せしめられている。該樋状体101,102の下部開口1011,1021および上部開口1012,1022 のそれぞれの形状はいずれも、頂角が丸められ、その1辺が長いV字形とされた非対称形状に相当する。
【0092】
しかして、この長方形の板体10において折曲げられていない平板部 103が取付具とされており、また、攪拌翼として作用する。平板部103には平板部103の形状とほぼ相似な逆台形の孔1031が穿設され、ここでの流体抵抗を低減せしめている。これらの樋状体101,102 はそれぞれ、偏心せしめられて取付具に取付けられている樋状体に相当し、それぞれの偏向角は約52.5°とされている。
【0093】
図18においてaは斜視図、bは平面図である。但し、bにおいて攪拌軸は横断部端面が示されている。すなわち、平板構造物である台形の斜辺が外方に折曲せしめられた変形逆台形の板体10が攪拌軸 3に取付けられ、該変形逆台形の板体10の斜辺の端縁に、前記の変形逆台形の斜辺に合わせて折曲線1051から折曲げられた長方形の板体 105が衝き合わされて接続せしめられて樋状体 101が形成せしめられている。
【0094】
反対側にも同様にして樋状体 102が形成せしめられている。該樋状体101,102の下部開口1011,1021および上部開口1012,1022 のそれぞれの形状はいずれも、頂角が直角で、その1辺が長いV字形とされた非対称形状である。しかして、この変形逆台形の板体10において折曲げられていない平板部103が取付具とされており、また、攪拌翼として作用する。平板部 103には逆台形の孔1031が穿設され、ここでの流体抵抗を低減せしめている。これらの樋状体101,102 はそれぞれ、偏心せしめられずに取付具に取付けられている樋状体に相当し、それぞれの偏向角は約45°とされている。
【0095】
図15乃至図18のそれぞれに示された取付具とされた平板構造物である板体10と一体にされた2個の相対する樋状体101,102は、その下部開口1011,1021を液面下に沈め、上部開口1012,1022を液面から露出せしめて、攪拌軸 3を中心として回転せしめることにより液体は上部開口1012,1022から液面上の空間に噴出せしめられ、他方、その樋状体101,102を液体中に浸漬し、下部開口1011,1021および上部開口1012,1022を下層液および上層液のそれぞれに開口せしめ、攪拌軸 3を中心として回転せしめることにより下層液を樋状体の上部開口1012,1022から噴出せしめ、これとともに板体である取付具により液体を攪拌して攪拌槽内の二液を攪拌、混合することができる。なお、図15乃至図18のそれぞれに示された液体噴出装置においては、樋状体101,102を先行せしめ、平板部103を後行せしめて回転(図面で時計回転方向)せしめられる。
【0096】
図19および図20は、いずれも偏心して取付けられた樋状体を示している。図19においてaおよびbはそれぞれ平面図および正面図である。但し、aにおいて攪拌軸は横断部端面が示されている。cは、bに示された液体噴出装置のC−C切断部断面図である。すなわち、図19において、2個の樋状体1,1 が、その上部を細長い長方形の板体である取付具24によって、また下部を台形状の板体である取付具25によって、攪拌軸 3に傾斜角約20°で下部開口を上部開口よりも攪拌軸 3に接近せしめて取付けられている。取付具24,25は、互いに実質的に同一な直径上にある。
【0097】
樋状体 1は、その上部開口11および下部開口12のそれぞれの形状がいずれも頂角が直角のV字形であり、一辺が取付具24,25 に固着されており、他の一辺の先端が膨出せしめられている。なお、2個の樋状体 1, 1は、取付具24,25の反対側の表面に固着され、樋状体1,1 のそれぞれの長軸線は取付具の取付け方向に相当する回転平面上の半径と平行とされて、攪拌軸 3に対して偏心せしめられている。また、樋状体1,1 のそれぞれの偏向角は約45°とされている。この樋状体 1, 1は、取付具24,25よりも先行せしめるように(図面では時計回転方向に)回転せしめられる。
【0098】
図20において、aおよびbは、それぞれ平面図および(aにおける矢印B方向からの)正面図である。但し、aにおいて攪拌軸は横断部端面が示されている。すなわち、断面形状が長方形の棒体である取付具 2, 2 が回転平面の同一直径上に位置せしめられて攪拌軸 3に固着されている。該取付具 2, 2 の長さは互いに実質的に等しい。横断面形状が長方形であるC形鋼が樋状体 1, 1 として、上面の開口が内面せしめられ、上部が該取付具の 2, 2 の先端に、また、下端部が攪拌軸 3の反対側の周面にそれぞれ固着せしめられ、攪拌軸 3の位置で互いに交叉せしめられて、樋状体1,1 のそれぞれの長軸線は取付具の取付け方向に相当する回転平面上の半径に対して斜めとされており、樋状体 1, 1の下部開口11,11は攪拌軸 3に対して偏心せしめられている。
【0099】
これらの樋状体1,1 の偏向角は実質的に0°とされている。さらに、下部開口11が上部開口12よりも攪拌軸 3に接近せしめられ、樋状体 1はその傾斜角が約40°とされている。この樋状体 1は下部開口11を先行せしめ上部開口12を後行せしめて(図面で時計回転方向に)回転せしめられることが好ましいが、逆方向に回転せしめられてもよい。
【0100】
図21および図22のそれぞれに液体の流路に相当する部分の任意の中間部に穿孔された樋状体を示す。図21においてaおよびbはそれぞれ穿孔された樋状体の正面図および側面図である。図21に示された樋状体 1において、その周壁106,106 の接続部で形成される稜線107が液体の流路とされるが、この稜線107に孔1071が穿設されている。図22は穿孔された樋状体の斜視図である。図22に示された樋状体 7において、その外方周壁の中間部に孔74が穿設され、この孔74の外側に回転平面の円周に向けて噴出管741が設けられている。
【0101】
図23は、内部に樋状体が装着された攪拌槽の縦断面図である。すなわち、樋状体 1を攪拌軸 3に取付けるために2個で1組の取付具2,2 が使用されている他は図1に示されたと同様な樋状体が攪拌槽Tの中心部に装着されている。しかして、攪拌軸 3の上端は攪拌槽Tの上底板の電動機Mに接続されている。攪拌槽Tの周壁および底板の外周にはジャケットJが配設されている。なお、樋状体 1は攪拌槽Tの底部乃至ジャケットJの頂部までの長さとされている。
【0102】
樋状体 1の下部開口11は攪拌槽T内の液面L下に沈められ、他方、上部開口12は攪拌槽内の液面L上の空間に露出せしめられている。しかして、この樋状体は、攪拌槽Tの上底板の電動機Mを駆動することにより攪拌軸 3を回転せしめて、回転せしめられることにより、攪拌槽T内の液体は樋状体 1の下部開口11から樋状体 1内を経由して、上部開口12から噴出液として噴出せしめられ、該噴出液は攪拌槽Tの周壁の内周面上および/または液面L上の空間に散布せしめられる。また、樋状体 1の液面L下の部分および液面L下の取付具2,2はいずれも攪拌翼として作用する。
【0103】
図24は、内部に樋状体が装着されたフラスコの縦断面図である。
すなわち、蝶螺子 311を欠いており、攪拌軸 3の下部にストッパー34が固着されている他は図11に示されていると同様な縦方式によって傾斜角の大きさが調節可能とされた樋状体 7がフラスコFの中央部に装着されている。
【0104】
しかして、フラスコF外から、摺動環31を上方に攪拌軸 3の表面を摺動せしめて樋状体 7の傾斜角を拡大せしめて該樋状体 7の上端を攪拌軸 3に接近せしめ該樋状体 7を窄めてフラスコFの口から挿入し、次いで摺動環31を開放してストッパー34に当接するまで攪拌軸 3に沿って下降せしめて傾斜角を縮小せしめて所定の大きさとする。なお、ストッパー34を省略することができる。この場合には、樋状体 1, 1 の傾斜角は回転速度および/または連結杆72の長さに応じた大きさとなる。
【0105】
図25は、浮子兼用の取付具により攪拌軸に摺動可能に装着せしめられた樋状体を示している。図25において、aはこの樋状体の平面図であり、bはaに示された樋状体のB−B切断部断面図であり、cは樋状体の浮子兼用の取付具への取付部分の拡大斜視図である。すなわち、浮子は、いずれも環状で、断面形状がほぼ正方形であり、同一回転平面で互いに同心的に位置せしめられる小径の浮子26および大径の浮子27である。浮子26,27 には、攪拌軸 3を挟んで同一直径上に配置せしめられた2本で1組の樋状体 1, 1 の2組が、樋状体同士の中心角を90°として取付けられている。この1組の樋状体は長く、他の1組は短くされている。しかして、樋状体 1, 1は保持具19,…,19によって浮子26および27にそれぞれ取付けられている。浮子26,27は、支持棒29,29 によってこれらの中心部の中心環28と接続されている。また、支持棒29,29同士の中心角は直角である。
【0106】
中心環28の内周面には突条281が設けられている。他方、攪拌軸 3には、その外周面にその長軸線に沿って条溝33が穿設されている。しかして、攪拌軸 3を中心環28に挿通せしめ、攪拌軸 3の条溝33に中心環28の突条281を嵌合せしめることにより、浮子26,27は攪拌軸 3に摺動可能に装着される。この液体噴出装置は常に液面に浮上せしめられ、液面の高さの変化とは関係なしに、樋状体 1の上部開口12から液体が絶えることなく連続して噴出せしめられる。
【0107】
図26は、1個の取付具に取付けられた複数の樋状体を示している。図26において、aおよびbはそれぞれ平面図および正面図である。すなわち、取付具 2, 2 は互いに同じ長さで、攪拌軸 3を挟んで同一直径上に位置せしめられている。一方(図面向かって左側)の取付具には2個の樋状体1,1が取付けられ、他方(図面向かって右側)の取付具には3個の樋状体1,1,1が取付けられている。これらの樋状体の傾斜角は互いに等しく、いずれも約75°とされている。しかして、攪拌軸 3から各樋状体 1までの距離は全て相違せしめられており、攪拌軸 3を中心にして樋状体1,…,1を回転せしめた場合には、5個の樋状体の軌跡である円周は、互いに重複しない。
【0108】
【発明の効果】
本発明の液体を噴出せしめる方法は、に攪拌軸を回転せしめるだけで液体を大きい噴出距離、噴出量で噴出せしめることが可能であり、この噴出せしめられた液によって、槽周壁の内周面の洗浄、伝熱面積の確保および伝熱面の洗浄が容易になり、これらとともに液面での泡層の消泡および液体の蒸発ならびにニ液の混合にも使用し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】各樋状体が取付具によって攪拌軸に固着して装着せしめられた複数の樋状体を示している。
【図2】樋状体の一例を示している。
【図3】樋状体の他の例を示している。
【図4】樋状体の開口部における対称形状の横断面形状を示している。
【図5】樋状体の開口部における非対称形状の横断面形状を示している。
【図6】多孔板で覆われた樋状体の上部開口を示している。
【図7】上部開口の内周面に沿う間隙を空けて板体で覆われた樋状体の上部開口を示している。
【図8】上部開口から離隔せしめて反射板が設けられた樋状体を示している。
【図9】樋状体の偏向角を説明するための図面である。
【図10】回動自在に攪拌軸に装着された樋状体の斜視図である。
【図11】縦方式によって傾斜角の大きさが調節可能とされた樋状体を示している。
【図12】横方式によって傾斜角の大きさが調節可能とされた樋状体をを示している。
【図13】折曲自在とされた樋状体を示している。
【図14】伸縮自在とされた樋状体を示している。
【図15】平板状構造物である板体と一体化された2個の相対する樋状体を示している。
【図16】平板状構造物である板体と一体化された2個の相対する樋状体を示している。
【図17】平板状構造物である板体と一体化された2個の相対する樋状体を示している。
【図18】平板状構造物である板体と一体化された2個の相対する樋状体を示している。
【図19】偏心して取付けられた樋状体をを示している。
【図20】偏心して取付けられた樋状体を示している。
【図21】液体の流路に相当する部分の任意の中間部に穿孔された樋状体を示す。
【図22】液体の流路に相当する部分の任意の中間部に穿孔された樋状体を示す。
【図23】内部に樋状体が装着された攪拌槽の縦断面図である。
【図24】内部に樋状体が装着されたフラスコの縦断面図である。
【図25】浮子兼用の取付具により攪拌軸に摺動可能に装着せしめられた樋状体を示している。
【図26】1個の取付具に取付けられた複数の樋状体を示している。
【符号の説明】
1 樋状体
11 下部開口
111 開口端
112 開口端
113 下部支持体
114 下部支持棒
12 上部開口
121 開口端
122 開口端
123 上部支持体
124 上部支持棒
125 蝶螺子
13 開口端
14 開口端
15 開口端縁
16 延長部端
17 開口端縁
18 間隙
19 保持具
2 取付具
21 中心環
22 板体
221 下部取付具
2211 円孔
222 上部取付具
2221 円孔
23 保持具
24 取付具
25 取付具
26 浮子
27 浮子
28 中心環
281 突条
29 支持棒
3 攪拌軸
31 摺動環
311 蝶螺子
32 回動環
321 回動軸
322 孔
323 蝶螺子
33 条溝
34 ストッパー
4 多孔板
41 小孔
42 孔
5 板体
6 反射板
61 連絡杆
7 樋状体
71 蝶着板
72 連結杆
73 連結棒
74 孔
741 噴出管
8 樋状体
81 下部樋片
812 ノックピン
82 中間樋片
821 膨出部
822 ノックピン
823 ノックピン孔
83 上部樋片
831 膨出部
833 ノックピン孔
9 樋状体
91 下部樋片
912 溝孔
92 中間樋片
921 ノックピン
922 ノックピン
93 上部樋片
932 溝孔
10 板体
101 樋状体
1011 下部開口
1012 上部開口
102 樋状体
1021 下部開口
1022 上部開口
103 平板部
1031 孔
104 折曲部
1041 孔
105 板体
1051 折曲線
106 周壁
107 稜線
1071 孔
F フラスコ
J ジャケット
L 液面
M 電動機
T 攪拌槽
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for ejecting liquid, and more particularly, to a method for ejecting liquid for ejecting liquid in a tank toward a heat transfer surface of a heating / cooling device or an inner peripheral surface of a tank peripheral wall. .
[0002]
[Prior art, problems to be solved by the invention]
In fermentation and culture, fermented liquor and culture broth have a large foaming property, and often foam significantly by stirring during work, thereby reducing workability. An antifoaming agent such as silicon is added in order to prevent such foaming and to eliminate the foam once generated. However, the addition of this antifoaming agent is not only expensive, but since the antifoaming agent itself is a foreign substance, there is a risk of adversely affecting fermentation, culture, etc., and it is mixed as an impurity in the product. Therefore, it takes time and effort to remove the product from the product, and it is mixed with waste liquid and interferes with the waste liquid treatment work.Therefore, the addition of an antifoaming agent is an undesirable means and should be avoided as much as possible. It is regarded as a means not to be.
[0003]
Also, by rotating the disk in the foam layer on the liquid surface, and rotating the truncated cone-shaped hollow cylinder with the large-diameter lower opening facing the foam layer on the liquid surface, etc. Attempts have been made to eliminate bubbles by crushing bubbles with shearing force. However, such a means not only requires a great deal of power, but also has the disadvantage that the bubbles are only fragmented and often not defoamed in the end.
[0004]
Further, the inner peripheral surface of the peripheral wall of the stirring tank is contaminated by microbial cells and solid raw materials and products attached to the inner peripheral surface, thereby reducing the reaction yield and heat transfer of the peripheral wall of the stirring tank. Often reduces the coefficient. In such a case, in order to drop such deposits from the inner peripheral surface of the stirring tank, it is substantially impossible to clean the inner peripheral surface of the peripheral wall of the stirring tank without stopping the operation in the stirring tank. Is impossible.
[0005]
In addition, as a heating / cooling device for the liquid in the stirring tank, for example, when the jacket and the snake tube and the multi-tube bundle are provided in the outer peripheral surface of the peripheral wall of the stirring tank and the stirring tank, respectively, the liquid in the stirring tank However, for example, it decreases due to evaporation or the like, and the liquid level in the agitation tank decreases with the passage of time, and the heat transfer area of these heating / cooling devices cannot often be used effectively.
[0006]
In order to increase and recover the reduced heat transfer area, the liquid remaining in the tank is circulated by means of supplying a new liquid into the tank to raise the liquid level or using a pump installed outside the tank. There is a method of spraying on the inner peripheral surface of the peripheral wall of the tank. In the former, the supply of new liquid into the tank causes a sudden change in the composition of the liquid in the tank, and the operating conditions need to be changed in response to such a change. Also, there are drawbacks such as changes in product quality. In the latter case, a pump and a pipe for circulating the residual liquid are necessary, and there are drawbacks that the residual liquid remains in the tank and the pipe after the operation is stopped. Therefore, these are means that cannot be adopted in reality. Thus, no means to be put into practical use has yet been found to eliminate the disadvantage that this heat transfer area cannot be used effectively.
[0007]
Furthermore, in order to evaporate the liquid in the agitation tank, a heating means is immersed in the liquid or attached to the outside of the peripheral wall of the agitation tank and heated with or without agitation of the liquid. There is a method of evaporating from the liquid surface, but in this method, the heat of the space on the liquid surface heated by the heating means is not effectively used, and the heating of the liquid is limited to the contact area with the heating means, The heat of the means is not used effectively, and there is a disadvantage that the liquid evaporation rate is slow. Furthermore, it is preferable that two types of liquids can be efficiently mixed with an apparatus having a simple structure.
[0008]
In the conventional defoaming by stirring, contamination of the inner peripheral surface of the peripheral wall of the stirring tank and the surface of the heating / cooling device, reduction of the heat transfer area, and mixing of liquids and suspensions having different specific gravity Defects such as low mixing ratios can be overcome only by mechanical stirring, eliminating bubbles efficiently and reliably, cleaning the inner peripheral surface of the peripheral wall of the stirring tank and the surface of the heating / cooling device, In order to prevent a decrease in the inner peripheral surface of the peripheral wall of the stirring tank and the heat transfer area of the heating / stirring device and to mix liquids and suspensions having different specific gravities efficiently, the stirring blade and the stirring method have been intensively studied. As a result of repeating the soot, an invention relating to a stirring blade and a stirring method was reached and a patent application was filed (Japanese Patent Laid-Open No. 6-335627).
[0009]
In the stirring blade of the prior application, one or a plurality of liquid feeds such as a tube body, a bowl-like body and a plate body are preferably fixed obliquely on a fixture attached to the stirring shaft. A stirring blade having an upper opening and a lower opening at both ends. As a result, the present inventors have continued and studied to solve the above-mentioned problems, and as a result, discovered the following problems in the invention relating to the above-mentioned patent application, and further studied to solve the problems. Stacked firewood. That is, in the above-mentioned prior application, the liquid feeding is preferably inclined with the upper end closer to the stirring shaft than the lower end, or the lower end is brought closer to the stirring shaft than the upper end and is slanted. The direction of the blade was not specified, and the inclination angle was fixed and not variable. Therefore, to change the purpose and conditions of use of the stirring blade, the use of the stirring blade was stopped. Thus, the size of the tilt angle had to be changed by taking the stirring blade out of the tank.
[0010]
In addition, since the pipe body to be fed is usually brought into contact with a highly corrosive liquid, the surface thereof is made of, for example, polytetrafluoroethylene in order to complete its corrosion resistance. Such a synthetic resin and a material having high corrosion resistance such as glass and ceramics are coated or lined. Thus, although the technology in this coating or lining has been greatly improved in recent years, there is still a risk of pinholes, and therefore the coating or lining is caused by the risk of pinholes. The certainty of the corrosion resistance of the pipe is difficult to guarantee.
[0011]
In order to increase the certainty of the corrosion resistance of this pipe body, prior to the use of this pipe body, a coating layer or a lining layer of this pipe body (these layers may be collectively referred to as a lining layer hereinafter). It is necessary to inspect not only the outer peripheral surface of this tubular body but also the inner peripheral surface for the presence or absence of pinholes in However, it is extremely difficult to inspect the presence of a pinhole on the inner peripheral surface of the tube, and even if a pinhole is found, it is difficult to repair the pinhole.
Since it is easy to inspect the presence of pinholes in the lining layer and the like, and therefore it is easy to repair the pinholes, it is preferable to use a bowl-like body as the liquid feed.
[0012]
Further, in the specification of the prior patent application, it is described that when the rod is used as the liquid to be fed, the liquid simply rises up the rod and is discharged from the upper opening. The mounting surface and mounting direction of the rod-shaped body are not described at all.
[0013]
However, for example, when the liquid discharged from the upper opening of the bowl is sprayed on the foam layer on the liquid surface to defoam, the inner peripheral surface of the tank peripheral wall is cleaned by spraying it on the inner peripheral surface of the tank peripheral wall. When spraying on the heat transfer surface to secure the heat transfer area and / or for cleaning and spraying on the liquid surface space to evaporate, etc. Needless to say, it is preferable that the distance and amount of liquid to be ejected (hereinafter referred to as ejection distance and ejection amount, respectively) are large.
[0014]
  In order to increase the ejection distance and the ejection amount of the ejected liquid, the present inventors can increase the direction of inclination of the rod-shaped body, the size of the inclination angle, and the direction of directing the concave surface,That is,The present invention has been reached based on the knowledge that the choice of the deflection angle size must be selected.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
  The present inventionA stirring shaft and a bowl-shaped body fixed to the shaft are provided in the container, and the bowl-shaped body is rotated around the stirring shaft while the lower end of the bowl-shaped body is positioned in the liquid in the container. The liquid is ejected from the upper end of the body into the container, collides with the wall of the container, and / or is sprayed into the container.Clean inner surface or heat transfer surfaceHold in a wet state, and / orSecure the heat transfer area of the liquidAbovePlightthe body'sMake the concave face the rotation axis or the rotation direction of the rod-shaped bodyIn addition, three points arbitrarily selected in the order of precedence according to the rotation direction in the opening of the bowl or the cross section of the bowl in the plane of rotation A , B and C And the rotation axis on the same plane as the opening or cross section of the rod-shaped body D And if these points A , B and C And D (1) B ~ D Distance between ≧ C ~ D And (2) line segment AB And line segment BD The eggplant ABD And line segments BC Made with the line segment BD CBD Θ 1 And θ 2 Then θ 1 And θ 2 Each of the points B When the rod is rotated clockwise around the center, a positive sign is attached. On the other hand, when the rod is rotated counterclockwise, a negative sign is attached. D −75 ° ≦ θ 1 ≦ 110 ° and −75 ° ≦ θ 2 ≦ 110 °, and the rod-shaped body is the axis of rotation D −110 ° ≦ θ when rotated counterclockwise around the center 1 ≦ 75 ° and −110 ° ≦ θ 2 ≦ 75 °Is the method.
[0016]
In the method of ejecting the liquid of the present invention, the ejected liquid ejected from the upper opening at the upper end of the rod-like body is used, for example, for cleaning the inner peripheral surface of the container peripheral wall, securing the heat transfer area and / or cleaning. However, it is also used for defoaming the foam layer on the surface of the liquid and evaporating the liquid in the space above the liquid. Unless otherwise specified in the present invention, “upper” and “lower” are defined as “position close to the liquid bottom” and “position far from the liquid bottom”, respectively.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
There is no particular limitation on the shape and material of the fixture as long as it is for attaching one or more bowls to the stirring shaft. The fixture can be a rod-shaped body, a square member, a steel plate and a plate-shaped body with holes (hereinafter also referred to as a perforated plate-shaped body), or a plate-shaped body that is not perforated (hereinafter referred to as a non-perforated plate-shaped body). And so on). These unperforated plate and perforated plate are preferably attached to a stirring shaft so that fluid resistance does not become excessive when rotating in a liquid.
[0018]
These rod-shaped body, square bar, section steel, perforated plate-shaped body, and non-perforated plate-shaped body are respectively positioned on the radius or the diameter of the rotation plane. Further, these rod-shaped body, square bar, shaped steel, perforated plate, perforated plate-shaped body and non-perforated plate-shaped body may be one, but may be plural, and in the case of plural, usually, You may arrange | position on the same rotation plane, and may arrange | position on a mutually different rotation plane.
One or more hooks are attached to one fixture.
[0019]
The number of hooks attached to one fixture, the mounting position of one hook when one hook is attached to one fixture, and a plurality of hooks per fixture When the rod-like body is attached, the interval between the rod-like bodies and the attachment position are the viscosity of the liquid, the thickness of the rod-like body, the diameter of the container itself, the angle between the stirring shaft and the rod-like body, and the upper end of the rod-like body. The liquid is appropriately selected according to the use of the liquid ejected from the upper opening of the liquid (hereinafter sometimes referred to as the ejected liquid) and the kind of the liquid to be mixed.
[0020]
The rod-shaped body is usually made of a metal such as iron and stainless steel, and its surface is coated or lined with a synthetic resin such as polytetrafluoroethylene and a material having high corrosion resistance such as glass and ceramic. Although preferable, it may be made of a corrosion-resistant material such as plastic and metal having a high corrosion resistance and glass and ceramic.
[0021]
The rod-shaped body is a hollow body such as a cylindrical body or a rectangular tube body, and a part of the peripheral wall is notched in the longitudinal direction (this opening may be referred to as an upper surface opening hereinafter). The cross section of the middle part (same as the cross section perpendicular to the long axis) and the upper and lower ends (hereinafter also referred to as the upper opening and the lower opening, respectively). There is no particular limitation on the shape of each of the following (which may be simply referred to as an opening), and the shape may be either a symmetrical shape or an asymmetric shape (hereinafter also referred to as a symmetrical shape or an asymmetric shape, respectively). However, the former is preferable for practical use. The inner peripheral surface of the peripheral wall of the rod-shaped body is hereinafter referred to as the concave surface of the rod-shaped body.
[0022]
Typical examples of symmetrical shapes are circles with some arcs missing (hereinafter also referred to as missing circles), semicircles, semilong circles, semielliptical circles, U shapes, V shapes and trapezoids. A square, a rectangle, a regular octagon, a straight line connecting the first and fifth vertices, and a half of the deformed pentagon and a straight line connecting the midpoints of the first and fifth sides of the regular octagon. Polygons such as deformed hexagons and shapes that are rounded at the apex angle of these polygons and / or bent outward with a small curvature (hereinafter sometimes referred to as “substantial polygons”) Can be mentioned.
[0023]
As a typical example of the asymmetric shape, there is a shape in which one circumference or side of an end corresponding to the two peripheral edges of the above-mentioned symmetrical shape (hereinafter also referred to as an open end) is extended (these symmetrical shapes and The asymmetric shape is sometimes referred to as the open shape below). In addition, an equilateral mountain-shaped steel, an H-shaped steel, and a square or rectangular C-shaped steel having a cross-sectional shape of a square or a rectangle can be used as a bowl-shaped body. Of these, C-shaped steel is preferred. The equilateral angle steel is a bowl-shaped body having a V-shaped opening whose apex angle is a right angle and whose two sides are substantially equal to each other.
[0024]
Each of the H-shaped steels is a bowl-shaped body having a square or rectangular opening lacking one side. A C-shaped steel having a square cross-sectional shape is a bowl-shaped body having a square opening lacking a part of one side, and a C-shaped steel having a circular cross-sectional shape is a bowl-shaped body having an opening at the circumferential portion of the defect. Is done. Furthermore, it is preferable that the upper surface opening edge is rounded or bulged into a cylindrical shape prior to coating or lining, as in a coating or lining known per se.
[0025]
The shapes and sizes of the upper opening and the lower opening of the bowl-like body may be the same as each other or different from each other. The area of the upper opening is preferably smaller than the area of the lower opening. The opening area of each of the upper opening and the lower opening of the rod-shaped body is defined as an area where the liquid can pass through the concave surface of the rod-shaped body.
[0026]
The opening area of each of the upper and lower openings of the rod-shaped body is a straight line connecting these shapes and the ends of the openings when the shapes of the upper and lower openings are symmetrical open shapes. If the shape of each of the upper opening and the lower opening is an asymmetrical open shape, the shape, its extension end and the other opening end are connected. It is an area of an asymmetric closed shape surrounded by a straight line or an area of a symmetrical closed shape surrounded by a straight line connecting both ends of these shapes and excluding the extension.
[0027]
There is no particular restriction on the shape of the side surface of the bowl (hereinafter also referred to as the side shape), but usually a straight line, a curved line curved with a small curvature so as to bulge upward or downward, and The straight line and the upper end and / or the lower end of the curve are formed in an S-shape further extended in the horizontal direction. The curve is preferably a parabola. In particular, a straight line is preferable because it is easy to create a rod-like body. Further, in order to increase the injection distance and / or the injection amount, a curved line that is bent downward and bulged is preferable, and a parabola that is bent downward and bulged is particularly preferable.
[0028]
The shape seen from the front (hereinafter sometimes referred to as the front shape) is not particularly limited, but it is usually bent in a straight line with a small curvature in the horizontal direction (the direction parallel to the plane of rotation of the rod-like body). The curved line and the straight line and the upper end and / or the lower end of the curved line have an S-shape that is further extended in the lateral direction.
[0029]
In addition, the shape seen from above or below (hereinafter sometimes referred to as a planar shape) is not particularly limited as in the case of the side shape and the front shape, and the rotation direction of the rod-like body with a straight line and a small curvature or The curved line and the straight line and the upper end and / or the lower end of the curved line that are bent in the counter-rotating direction are further formed into an S shape that is extended in the lateral direction toward the circumference. preferable. The length of the hook-shaped body is not particularly limited, and the lengths of the plurality of hook-shaped bodies attached to the fixture may be the same or different from each other.
[0030]
Cover the entire upper opening of the rod-shaped body with a perforated plate and a net having a large number of holes in order to eject liquid from the upper opening of the rod-shaped body as a mist, as a fine droplet or a trickle. And it is preferable. The perforated plate may have a large number of holes formed regularly or irregularly, and the shape and number of the holes are not particularly limited. Typical examples of the hole shape include a circle, an ellipse, a square, and a rectangle.
[0031]
Further, the bowl-shaped body may have its upper opening closed with a plate body with a gap along the inner peripheral surface of the bowl-shaped body. Further, the upper surface opening of the bowl-shaped body can be attached and detached, and can be closed with an opaque or transparent lid. Furthermore, in order to rapidly change the direction of the liquid ejected from the upper opening of the bowl, a reflector can be provided separately from the upper opening.
[0032]
Further, the rod-shaped body does not prevent the liquid from being twisted as long as the liquid can be raised or rotated around its long axis. In this case, the angle at which the rod-shaped body is twisted or rotated is appropriately selected depending on the opening shape and the inclination angle of the rod-shaped body, the viscosity of the liquid in the container, the rotational speed of the rod-shaped body, and the like. .
[0033]
In the latter case, the hook-like body can be rotatably mounted on the fixture. In this case, the rod-shaped body can be fixed after being directed to an arbitrary deflection angle, or can be automatically rotated according to the rotation speed of the rod-shaped body. In this case, the bowl-like body is rotatably mounted on the stirring shaft.
[0034]
The rod-like body may be attached to the fixture such that its long axis coincides with the radial direction of the rotation plane corresponding to the attachment direction of the fixture, and is eccentric in a direction different from the radial direction. And may be mounted.
When the rod-shaped body is mounted eccentrically, the long axis of the rod-shaped body may be parallel to the radial direction on the rotation plane corresponding to the mounting direction of the fixture, or may be inclined. May be. In addition, the plurality of hooks attached obliquely may have their lower ends crossed with each other in the vicinity of the stirring axis.
[0035]
Further, the concave surface of the bowl-like body is attached to the agitation shaft via a fixture with the concave surface facing the rotation axis (the same as the center of the agitation shaft) or the rotation direction. The degree of the direction of the concave surface of the rod-shaped body with respect to the rotation axis is indicated by the magnitude of the deflection angle. The deflection angle is defined in the same way as the deflection angle in dynamics. Three points arbitrarily selected in the preceding order according to the rotation direction in the opening of the rod-like body or the cross-section of the rod-like body in the plane of rotation are A, B, and C, respectively, on the same plane as the opening or the cross-section of the rod-like body When the rotation axis is D, these points A, B, C, and D satisfy the following conditions. That is, (1) the distance between B and D ≧ the distance between C and D, and (2) the ABD formed by the line segment AB and the line segment BD, and the fist formed by the line segment BC and the line segment BD. Each CBD is θ1And θ2Then θ1And θ2Each of these is marked with a positive sign (+) when the rod-shaped body is rotated clockwise around the point B (clockwise), while it is rotated counterclockwise (counterclockwise). In this case, a negative sign (−) is attached, and in the case where the rod-like body is rotated in the clockwise direction around the rotation axis D, −75 ° ≦ θ1≦ 110 ° and −75 ° ≦ θ2When ≦ 110 °, and when the rod-like body is rotated counterclockwise about the rotation axis D, −110 ° ≦ θ1≦ 75 ° and −110 ° ≦ θ2≦ 75 °. The magnitude of the deflection angle is (θ1+ Θ2) / 2. Therefore, θ1And θ2Are equal to each other, the deflection angle is zero.
[0036]
The magnitude of the deflection angle is appropriately selected within the above range depending on the shape and opening shape of the rod-like body itself, the opening area ratio between the upper opening and the lower opening, the use of the jet liquid, and the like. When attaching the bowl-shaped body to the fixture, the fixture must not prevent the liquid from rising in the concave surface of the bowl-shaped body.
[0037]
The rod-like body is fixed to the fixture with a predetermined inclination angle, or is attached to the fixture so that the inclination angle can be adjusted arbitrarily, the latter being preferred. This adhering can be performed by conventional methods such as fitting, welding, and adhesion. The inclination angle is defined as an angle formed by the long axis of the bowl and the rotation plane.
[0038]
Accordingly, the saddle-like body has an inclination angle larger than 0 ° to 90 ° and the lower opening is made closer to the rotating shaft than the upper opening or the lower opening from the rotating shaft. The distances to the upper opening and the upper opening are equal to each other, but the former is preferable in practice. In the latter case, it is preferable to close the lower opening of the bowl. Also in this case, the liquid in the liquid immersion portion of the rod is raised in the rod. The angle of inclination of the rod-shaped body is the shape and opening shape of the rod-shaped body itself, the ratio of the opening area between the upper opening and the lower opening, the type of liquid, the rotational speed of the rod-shaped body, and the desired ejection distance of the ejected liquid The amount is appropriately selected according to the amount of jetting and the use of the jetting liquid. Usually, about 15 ° to 80 ° is preferable.
[0039]
In order to attach the rod-shaped body to the stirring shaft so that the inclination angle can be adjusted, for example, the lower end of the rod-shaped body is hinged to the stirring shaft, and the vertical direction (the same applies to the axial direction of the stirring shaft). What is necessary is just to mount | wear so that the upper opening of a bowl-shaped body can be moved along the radius of a rotating plane by a moving means or a horizontal direction (direction parallel to a rotating plane) moving means. In the above description, the movement of the upper opening of the bowl-like body by the vertical movement means and the movement by the horizontal movement means may be referred to as a vertical method and a horizontal method, respectively.
[0040]
Furthermore, the hook-shaped body may be bendable and / or stretchable. In order to make the bowl-like body bendable, for example, the bowl-like body may be made of a flexible material, or a plurality of bowl-like bodies (divided into a plurality of divisions about its long axis) A rod-like body may be referred to as a piece below) and may be connected with a joint material. Further, in order to make the rod-like body extendable and retractable, for example, a plurality of rod pieces are slidably connected to each other.
[0041]
When a plurality of the hooks are fixed to the fixture, the plurality of hooks may be independent from each other or may be integrated with each other. For example, the edge part with respect to the tank surrounding wall of the flat structure provided in the stirring axis | shaft can be bent in a rotating shaft direction, and can be made into a bowl-shaped body. As a representative example of the bowl-shaped body integrated with the fixture as described above, for example, a plate body that is a flat plate structure is used as the fixture, and the opposite side portions that are not horizontal of the plate body that is the fixture are, Folded along the side substantially parallel to the side, or folded along the side by folding the lower apex, and the rod-like body is located at the edge of the opposite side of the plate that is not horizontal. A curved plate that is connected by striking the upper opening side edge, or bent outwardly with a small curvature or a triangular or quadrangular plate at an arbitrary angle to the edge of the opposite side of the plate that is not horizontal Examples thereof include a rod-like body formed by bonding bodies.
[0042]
In this case, the plate body, which is a flat plate structure used as a fixture, is usually preferably a triangular plate and a rectangular flat plate such as an inverted trapezoid, a rectangle, and a square. Does not interfere with the plate. In the bowl-shaped body formed in this manner, the shapes of the upper opening and the lower opening are asymmetrical shapes. The plate body used as a fixture acts as a stirring blade. It is preferable that a hole can be formed in the plate so that the fluid resistance in the plate does not become excessive, so that the fluid resistance can be reduced.
[0043]
The fixture to which the rod-like body is attached is fixed to the stirring shaft or is slidably mounted, and the lower-side opening of the rod-like body is submerged below the liquid surface, and the upper opening is exposed from the liquid surface. By rotating the stirrer shaft and rotating the rod-like body, the liquid in the liquid immersion part of the rod-like body is raised in the rod-like body by centrifugal force and ejected from the upper opening. At the same time, the liquid is agitated at a portion below the liquid surface of the rod-shaped body. Further, it is possible to perforate an arbitrary intermediate portion of the portion corresponding to the liquid flow path in the rod-like body, and to eject the liquid from this hole. Furthermore, an ejection pipe can be provided outside the drilled hole toward the circumference of the plane of rotation. A nozzle, a net, a perforated plate, and the like can be provided at the tip of the ejection pipe.
[0044]
The rod-shaped body used in the present invention is fixed to the stirring shaft by a fixture, or is slidably mounted. The fixing means is not particularly limited, and may be any one of, for example, fitting, screwing, welding, and adhesion.
[0045]
In the case of fixing, a plurality of fixtures can be attached to the stirring shaft in the longitudinal direction of one or the stirring shaft. In the latter case, the lower opening of the upper bowl and the upper opening of the lower bowl preferably overlap each other in the major axis direction of the stirring shaft. Furthermore, a plurality of attachments can be attached to the same rotational plane.
[0046]
In addition, in order to slidably mount, for example, a groove or protrusion or a protrusion is provided on the surface of the stirring shaft along the long axis, and the groove or protrusion on the surface of the stirring shaft is provided on the fixture. Alternatively, it is possible to provide protrusions or protrusions or grooves that can be fitted and slid with the protrusions.
[0047]
Furthermore, the fixture slidably attached to the stirring shaft can be moved automatically or manually. For example, a float can be placed on the fixture and floated on the liquid level, and can be automatically moved in response to the vertical movement of the liquid level in the tank, or by remote operation from outside the tank It can be moved up and down and stopped at a predetermined position. It is also possible to manually move the fixture up and down by suspending the fixture with a wire connected to the outside of the tank and tensioning or relaxing the wire outside the tank.
[0048]
The float can also be used as a fixture. Further, it is preferable that the float has a shape and a structure such that the fluid resistance does not become excessive during stirring. In the method of ejecting the liquid of the present invention, the liquid immersion portion of the rod-shaped body acts as a stirring blade, and together with the rod-shaped body, for example, a turbine blade, a propeller, a pitched flat blade, a flat blade disk turbine, a flat blade Other stirring blades such as a curved blade, a fiddler blade, and a bull margin blade may be provided. The fixture itself also acts as a stirring blade.
[0049]
In the method of ejecting the liquid of the present invention, the size of the rod-shaped body is not particularly limited. For example, a small-scale laboratory vessel used in a flask or a large tank in a factory production apparatus It can be of any size, such as a large scale used inside. In the flask, it is preferable that the rod-shaped body has an inclination angle adjustable by a vertical method.
[0050]
The erupted liquid ejected from the upper opening of the rod-like body is used for various applications as follows. That is, for example, (a) the inner peripheral surface of the tank peripheral wall is washed by spraying on the inner peripheral surface of the tank peripheral wall. (B) When the liquid level in the tank is lowered, in the tank where the jacket is provided on the outer peripheral surface of the tank peripheral wall, the inner peripheral surface of the tank peripheral wall, which is a heat transfer surface, and a snake tube and a multi-tube bundle are provided in the tank. In a tank, the heat transfer surface is sprayed on each surface such as a snake tube and a multi-tube bundle to secure a heat transfer area and / or clean. At the same time, (c) spraying on the foam layer on the liquid level to defoam and (d) spraying it on the space above the liquid level to evaporate the liquid. Can also be used.
[0051]
When the ejected liquid is used for defoaming at the liquid level and for evaporating the liquid in the space above the liquid level, one or more bowls are provided in one fixture in the radial direction of the plane of rotation. The inclination angle is selected according to the rotational speed of the rod-shaped body (circumferential speed in the plane of rotation) so that the ejected liquid can be ejected high. Note that the direction of the liquid ejected from the upper opening can be rapidly changed onto the liquid surface by the reflector provided apart from the upper opening of the bowl-shaped body.
[0052]
In addition, it is preferable to attach a plurality of hooks to one fixture so that the spray liquid is evenly dispersed in the tank. In addition, when using it for defoaming on the liquid surface, it is preferable that the hooks attached to the fixtures are attached so that their trajectories do not overlap with each other in the fixtures on the diameter.
[0053]
When using the erupted liquid to clean the inner peripheral surface of the tank peripheral wall and / or to secure the heat transfer area of the tank peripheral wall, which is used as the heat transfer surface, the tip is attached to one fixture at its tip. It is only necessary to provide a single bowl-shaped body with the upper opening of the body being brought close to the inner peripheral surface within the ejection distance of the ejection liquid.
[0054]
In addition, when used for securing and / or cleaning the heat transfer surface of the heat transfer surface of a heating / cooling device such as a serpentine tube or a multi-tube bundle provided in the tank, It is only necessary to provide one bowl-like body with the upper opening being brought close to the heat transfer surface within the ejection distance of the ejection liquid.
[0055]
The bowl-shaped body integrated with the plate-like fixture that is a flat plate structure fixed to the stirring shaft has a large stirring action when the plate itself as the fixture is rotated. It is preferable because mixing of the two liquids is performed efficiently. The two liquids mixed with each other include liquids having different specific gravities and suspensions having different solid contents.
[0056]
In the method of ejecting the liquid of the present invention, the rotational speed of the rod-shaped body can be appropriately selected depending on the type of liquid, the shape and thickness of the rod-shaped body, the use of the ejected liquid, the type of liquid to be mixed, and the like.
[0057]
【Example】
The cage used in the present invention will be described more specifically with reference to the examples shown in the drawings. However, the present invention is not limited to these examples. These drawings are schematic diagrams for illustrating the principle of the present invention, and the relative sizes and the like are not accurately represented.
[0058]
FIG. 1 shows a plurality of bowl-shaped bodies that are fixedly attached to a stirring shaft by a fixture. In FIG. 1, a is a plan view, and b is a cross-sectional view taken along the line BB of the bowl-shaped body shown in a. However, in a, the agitation shaft shows the end face of the transverse part. The rod-like body 1 is fixedly attached to the stirring shaft 3 by a fixture 2 and attached.
[0059]
The rod-shaped body 1 has a semicircular shape in the cross section of each of the middle part and the upper opening and the lower opening, and is a shape in which a cylinder is vertically cut along a plane including the center of the bottom surface (long axis including the center of the bottom surface). This is equivalent to cutting in the direction below. This cut surface is an upper surface opening. The inner peripheral surface of the peripheral wall of the bowl-shaped body is a concave surface of the bowl-shaped body. Further, the upper portion of the rod-like body 1 is extended almost horizontally toward the circumference. The fixture 2 is a plate 22,..., 22 fixed radially to the central ring 21 at a central angle of 90 °, and a holder 23 for holding the bowl 1 is provided at the tip thereof. . Thus, the stirring shaft 3 is inserted into the center ring 21, and the fixture 2 is fixed to the stirring shaft 3.
[0060]
The plate 22 is an elongated trapezoidal flat plate whose tip is inclined, and its surface is parallel to the major axis direction of the stirring shaft. The holder 23 is a cylinder having an inner peripheral radius equal to the outer peripheral radius of the bowl-shaped body 1. The bowl-like body 1 is inserted into and secured to the holder 23 of the fixture 2, and the lower opening 11 is made closer to the stirring shaft 3 than the upper opening 12, and the concave surface and the upper surface opening are made to face the stirring shaft. Thus, the holder 23 of the fixture 2 does not prevent the liquid from rising in the concave surface. Therefore, the inclination angle of the rod-shaped body is about 60 °.
[0061]
The rod-like body 1 has its lower opening 11 submerged below the liquid surface, the upper opening 12 is exposed from the liquid surface, and the stirring shaft 3 is rotated to rotate. The liquid in the liquid immersion part is raised in the concave surface toward the upper opening 12 of the rod-like body 1 and is ejected from the upper opening 12 together with the liquid under the liquid surface of the rod-like body. Is stirred.
[0062]
FIG. 2 shows a typical example of a rod-shaped body. In FIG. 2, a, b, and c are a side view, a front view, and a perspective view, respectively, seen from an obliquely upward direction (in the direction of the arrow in a). The bowl-shaped body 1 shown in FIG. 2 has a substantially vertically long bottomless semi-cylindrical hollow truncated cone shape, and the cross-sectional shape of each of the middle part and the lower opening 11 and the upper opening 12 is a semicircle. It is circumferential. Further, the side surface has a straight middle portion, and the lower end and the upper end are extended almost horizontally in the center direction and the circumferential direction of the rotation plane, respectively, so as to have a vertically long S-shape as a whole.
[0063]
FIG. 3 shows another example of a bowl-shaped body. In FIG. 3, a and b are a side view and a front view as seen from diagonally above (in the direction of the arrow in a) of the bowl-shaped body, respectively. The rod-shaped body 1 shown in FIG. 3 has a substantially vertically long bottomless semi-cylindrical cylindrical shape, and the cross-sectional shape of each of the middle portion and the lower opening 11 and the upper opening 12 is semicircular. Is. Further, the side surface shape is a parabolic shape that is bulged downward with a small curvature.
[0064]
FIG. 4 shows the shape of the cross section at the opening of the bowl, which are all symmetrical. The same applies to the cross-sectional shape of the intermediate portion. A is a semicircle, B is a semi-ellipse that is bisected by the major axis, C is a U-shape, D is a V-shape with an obtuse angle, and E is an inverted trapezoid (upper base-short side-and lower base- Trapezoids with long sides-below and above, respectively), F is a rectangle, G is a modified pentagon divided by a straight line connecting the first and fifth vertices of a regular octagon, and h is a regular octagon It is a deformed hexagon divided into two equal parts by straight lines connecting the midpoints of the first side and the fifth side.
[0065]
Ri, Nu, Le, and O indicate the cross-sectional shapes of equilateral mountain-shaped steel, a C-shaped steel having a rectangular cross-sectional shape, a C-shaped steel having a circular cross-sectional shape, and an H-shaped steel. ing. Thus, in these rod-shaped bodies, the space between the open ends 13 and 14 is an open edge 15, and the opening area is a shape surrounded by the peripheral surface of these rod-shaped bodies and the open edge 15. It is an area.
[0066]
FIG. 5 shows the cross-sectional shape at the opening of the bowl, all of which are asymmetrical. The same applies to the cross-sectional shape of the intermediate portion. These asymmetric shapes are shapes in which the circumference or side of one open end in the symmetrical shape shown in FIG. 4 is extended, and “a” to “h” in FIG. 5 correspond to “a” to “h” in FIG. To do.
[0067]
That is, for example, FIG. 5A has a shape in which the semicircular opening end 14 of FIG. 4A is extended up to the extension end 16 in the tangential direction at the opening end 14. Further, FIG. 5D has a shape in which the modified pentagonal opening end 14 of FIG. 4T is extended upward and the side of the opening end 14 is extended to the extension portion end 16 as it is. In addition, in FIG. 5, “wa” and “ka” respectively correspond to “a” and “ri”, and indicate the cross-sectional shapes of the bowl-shaped body in which the upper opening edge is bulged in a columnar shape.
[0068]
Therefore, the opening edge 17 is between the opening end 13 and the extension end 16 in these rod-shaped bodies. Further, the opening area is the area surrounded by the symmetrical shape of the peripheral surface of the bowl-shaped body and the opening end 15 to the asymmetrical peripheral surface of the bowl-shaped body and the area surrounded by the upper surface opening end 17. It is.
[0069]
FIG. 6 shows the upper opening of the rod-shaped body covered with the perforated plate. That is, the perforated plate 4 covering the semicircular upper opening 12 of the bowl 1 shown in FIG. 6A is a semicircular shape corresponding to the upper opening 12, and has a plurality of circular small holes 41,. 41 are drilled irregularly. Further, the perforated plate 4 covering the substantially rectangular upper opening 12 in which the two apex angles of the rod-shaped body 1 shown in FIG. 6B are rounded, the apex angle corresponding to the upper opening 12 is rounded. Further, a plurality of elongated rectangular holes 42,..., 42 are regularly formed with their long axes parallel to each other.
[0070]
FIG. 7 shows the upper opening of the bowl-shaped body covered with a plate with a gap along the inner peripheral surface of the upper opening. That is, in FIG. 7A, the upper opening 12 of the bowl-shaped body 1 is semicircular, and the shape of the plate body 5 has a long axis having a length equal to the semicircular diameter of the upper opening 12 of the bowl-shaped body 1. The shape of the gap 18 is a crescent shape. 7B, the upper opening 12 of the bowl 1 has a substantially rectangular shape with two apex angles rounded, and the shape of the plate 5 has the long side of the upper opening 12 of the bowl 1. Is a rectangle whose short side is equal to the length of the long side of the rectangular shape, and whose short side is shorter than the length of the short side of the rectangular shape of the upper opening 12 of the rod-shaped body 1, and the shape of the gap 18 is two pieces. It is an elongated, substantially rectangular shape with rounded apex angles.
[0071]
FIG. 8 shows a bowl-like body provided with a reflection plate spaced from the upper opening. In FIG. 8, a is a plan view of this bowl-shaped body, and b is a cross-sectional view of the bowl-shaped BB section indicated by a. That is, a rectangular reflector 6 is provided perpendicularly to the major axis direction of the bowl 1 so as to be separated from the upper opening 12 of the bowl 1. Thus, the reflector 6 is attached to the holder 23 for attaching the bowl 1 to the fixture 2 via the connecting rod 61.
[0072]
The deflection angle will be described with reference to FIG. That is, the three points arbitrarily selected in the order of precedence according to the rotation direction in the opening of the rod-shaped body 1 or the section of the rod-shaped body 1 in the plane of rotation are A, B, and C, respectively. If the rotation axis on the same plane (the center of the stirring axis is the same below) is D, these points A, B, C, and D satisfy the following conditions. That is, (1) a distance between B and D ≧ a distance between C and D, and (2) an angle ABD formed by the line segment AB and the line segment BD and an angle formed by the line segment BC and the line segment BD. Each CBD is θ1And θ2Then θ1And θ2Each of these is marked with a positive sign (+) when the rod-shaped body is rotated clockwise around the point B (clockwise), while it is rotated counterclockwise (counterclockwise). In this case, a negative sign (−) is attached, and in the case where the rod-like body is rotated in the clockwise direction around the rotation axis D, −75 ° ≦ θ1≦ 110 ° and −75 ° ≦ θ2When ≦ 110 °, and when the rod-like body is rotated counterclockwise about the rotation axis D, −110 ° ≦ θ1≦ 75 ° and −110 ° ≦ θ2≦ 75 °. The magnitude of the deflection angle is (θ1+ Θ2) / 2. Therefore, θ1And θ2Are equal to each other, the deflection angle is zero.
[0073]
FIG. 10 is a perspective view of a bowl-like body that is rotatably mounted on the stirring shaft. That is, the lower opening 11 of the bowl 1 is provided with a lower support 113 connecting the opening ends 111 and 112, and the upper support connecting the opening ends 121 and 122 also to the upper opening 12. 123 is provided. A round bar is fixed to the lower support 113 and the upper support 123 in the center of the lower support 113 and the upper support 123 as a lower support bar 114 and an upper support bar 124, respectively.
[0074]
A lower fixture 221 and an upper fixture 222 are fixed to the stirring shaft 3 in a radial direction perpendicular to the stirring shaft 3. Thus, both the lower fixture 221 and the upper fixture 222 are elongated rectangular plates, and the length of the lower fixture 221 is shorter than the length of the upper fixture 222. Further, the interval between the lower fixture 221 and the upper fixture 222 is equal to the length parallel to the stirring shaft 3 of the slanted rod-like body 1 (length of the saddle-like body × sin inclination angle). The lower fixture 221 and the upper fixture 222 are respectively provided with circular holes 2211 and 2221 at the distal ends.
[0075]
The lower support bar 114 and the upper support bar 124 of the bowl 1 are inserted through the circular hole 2211 of the lower fixture 221 and the circular hole 2221 of the upper fixture 222, respectively. A butterfly screw 125 is screwed onto the upper support rod 124 in contact with the upper surface of the upper fixture 222. The rod-shaped body 1 is automatically rotated according to the rotation speed when the rod-shaped body is rotated around the stirring shaft.
[0076]
On the other hand, the rod-like body 1 can be fixed after being turned to a desired deflection angle. This fixing is achieved by screwing a nut onto the upper support rod 124 and tightening the upper fixture 222 with this nut and the aforementioned butterfly screw 125 and / or screwing two nuts onto the lower support rod 114. Then, it is performed by clamping the lower attachment 221 with these nuts.
[0077]
FIG. 11 shows a bowl-shaped body whose inclination angle can be adjusted by a vertical method. In FIG. 11, a, b, c and d are a perspective view, a plan view, a front view and a side view, respectively. However, in b, the agitation shaft shows the cross-section end face. That is, the lower end of the bowl-like body 7 is fixed to the stirring shaft 3 by the hinge plate 71, while the upper end is connected to the sliding ring 31 via the connecting rod 72. The sliding ring 31 is slidably mounted on the stirring shaft 3. The sliding ring 31 is provided with a butterfly screw 311 for fixing at an arbitrary position. The connecting rod 72 and the sliding ring 31 are vertical movement means.
[0078]
Therefore, the size of the inclination angle of the bowl-like body 7 can be adjusted by moving the sliding ring 31 along the stirring shaft 3 in the direction perpendicular to the rotation plane. When the inclination angle of the bowl-shaped body 7 reaches a predetermined size, the sliding ring 31 is fixed to the stirring shaft 3 by the thumbscrew 311.
[0079]
FIG. 12 shows a bowl-shaped body whose inclination angle can be adjusted by the lateral method. In FIG. 12, a, b, c and d are a perspective view, a plan view, a front view and a side view, respectively. However, in b, the agitation shaft shows the cross-section end face. That is, the lower end portion of the bowl-like body 7 is fixed to the stirring shaft 3 by the hinge plate 71, while the upper end portion is connected to the rotating ring 32 via the connecting rod 73. The rotating ring 32 is supported by the rotating shaft 321 so as to rotate in the vertical direction in parallel with the stirring shaft 3. Further, a hole 322 through which the connecting rod 73 is inserted is formed in the central portion of the rotating ring 32 along the long axis thereof. Further, the rotating ring 32 is provided with a butterfly screw 323 for fixing the connecting rod 73. A connecting rod 73 is inserted into the hole 322 of the rotating ring 32. The connecting rod 73 and the rotating ring 32 are lateral movement means.
[0080]
Thus, the rod-like body 7 has a large inclination angle by moving the connecting rod 73 inserted through the hole 322 of the rotating ring 32 substantially along the plane of rotation of the rod-like body 7. Can be adjusted. When the inclination angle of the bowl-shaped body 7 reaches a desired size, the connecting rod 73 is fixed to the stirring shaft 3 via the rotating ring 32 by the butterfly screw 323.
[0081]
FIG. 13 shows a bowl-shaped body that can be bent. In FIG. 13, a is a folded bowl and b to d are stretched bowls, a and b are side views, and c and d are bowls indicated by b, respectively. It is the top view and front view of these. Moreover, e thru | or g show an intermediate piece, and e, f, and g are a perspective view, a side view, and a rear view, respectively.
[0082]
That is, the saddle-like body 8 is composed of three pieces of the lower piece 81, the intermediate piece 82 and the upper piece 83 in order from the lower end. Thus, the lower flange 81, the intermediate flange 82, and the upper flange 83 are all semicircular shapes having substantially the same transverse shape. However, the intermediate collar 82 and the upper collar 83 are bulged so that the lower ends of the intermediate collar 82 and the upper collar 83 can be fitted into the upper ends of the lower collar 81 and the intermediate collar 82, respectively. . Further, the lower end piece 81 and the intermediate end piece 82 each have a quadrant as viewed from the side.
[0083]
The center of this quadrant is in the vicinity of the upper surface opening of each of the lower flange 81 and the intermediate flange 82. Knock pins 812, 812 and 822, 822 are respectively screwed to the center of the quadrant. Knock pin holes 823, 823, 833, and 833 through which the above-mentioned knock pins 812, 812, 822, and 822 are inserted are formed in the vicinity of the upper surface opening at the lower ends of the intermediate collar 82 and the upper collar 83, respectively. In this rod-shaped body 8, the knock pins 812, 822 and the knock pin holes 823, 833 are joint materials.
[0084]
Insert the upper end of the lower flange 81 into the bulging portion 821 at the lower end of the intermediate flange 82 and insert the knock pins 812, 812 of the lower flange 81 into the knock pin holes 823, 823 of the intermediate flange 82 to connect the lower flange 81 and the intermediate flange The piece 82 is connected, and in the same manner, the intermediate piece 82 and the upper piece 83 are connected, so that one piece 8 is formed. By moving the upper end of the rod-shaped body 8 along the stirring axis, the rod-shaped body can be arbitrarily bent or stretched.
[0085]
FIG. 14 shows a bowl-shaped body that can be expanded and contracted. In FIG. 14, a and b indicate stretched rods, and c and d indicate shrunken rods. Moreover, both a and c are side views, and b and d are both plan views.
That is, the bowl-shaped body 9 is composed of three pieces of a piece of a lower piece 91, an intermediate piece 92, and an upper piece 93 in order from the lower end. Accordingly, the lower flange 91, the intermediate flange 92, and the upper flange 93 are sequentially narrowed, and the transverse shape is a semicircular shape substantially similar to each other. In the intermediate collar 92, knock pins 921, 921 and 922, 922 are respectively screwed in the vicinity of the upper surface opening on the outer side of the lower end and the inner side of the upper end. The lower flange 91 and the upper flange 93 have elongated slots 912, 912 and 932, 932 in parallel with the peripheral edge of the upper surface opening at positions corresponding to the knock pins 921, 921 and 922, 922 in the vicinity of the upper surface opening, except for both end edges. It has been drilled.
[0086]
The intermediate piece 92 is housed in the lower piece 91, and the knock pins 921, 921 of the intermediate piece 92 are inserted into the grooves 912, 912 of the lower piece, respectively, so that the lower piece 91 and the intermediate piece 92 are connected in the same manner. Thus, the intermediate hook 92 and the lower hook 93 are connected to each other, so that one hook-like body 9 is formed. The rod-shaped body 9 can be expanded and contracted by moving the tip of the rod-shaped body 9 along the long axis of the rod-shaped body and sliding the rod pieces together.
[0087]
FIGS. 15 to 18 show two opposing saddle-like bodies integrated with a plate body which is a flat plate-like structure which is a fixture. In FIG. 15, a and b are a front view and a plan view, respectively. However, in b, the agitation shaft shows the cross-section end face. That is, the inverted trapezoidal plate 10 that is a flat structure is attached to the stirring shaft 3, and the hypotenuse of the inverted trapezoidal plate 10 is bent in parallel with the hypotenuse to form the bowl 101. Yes. A hook-like body 102 is formed on the opposite side in the same manner.
[0088]
Each of the shapes of the lower openings 1011 and 1021 and the upper openings 1012 and 1022 of the rod-like bodies 101 and 102 is an asymmetric shape in which the apex is rounded and one side thereof is a long V shape. Thus, the flat plate portion 103 that is not bent in the inverted trapezoidal plate body 10 is used as a fixture, and also acts as a stirring blade. Three flat holes 1031,..., 1031 are perforated in the flat plate portion 103 to reduce the fluid resistance. Each of these hooks 101 and 102 corresponds to a hook attached to the fixture without being decentered, and the deflection angle thereof is about 35 °.
[0089]
In FIG. 16, a is a front view, and b is a cross-sectional view taken along the line BB of the bowl-shaped body indicated by a. That is, the inverted trapezoidal plate 10 that is a flat structure is attached to the stirring shaft 3, and the hypotenuse of the inverted trapezoidal plate 10 is bent in an arc parallel to the hypotenuse to form the bowl 101. I'm hurt. A hook-like body 102 is similarly formed on the opposite side. The shapes of the lower openings 1011 and 1021 and the upper openings 1012 and 1022 of the rod-like bodies 101 and 102 are almost semicircular and are asymmetrical shapes with one end of the circumference extended.
[0090]
Therefore, the flat plate portion 103 which is not bent in the inverted trapezoidal plate body 10 is used as a fixture, and also acts as a stirring blade. The flat plate portion 103 is formed with an inverted trapezoidal hole 1031 substantially similar to the shape of the plate body 10 to reduce the fluid resistance. Each of these hooks 101 and 102 corresponds to a hook that has a long axis parallel to the surface of the flat plate portion 103 and is eccentric to be attached to the fixture, and each deflection angle is about 22. It is set to 5 °.
[0091]
In FIG. 17, a is a perspective view and b is a plan view. However, in b, the agitation shaft shows the cross-section end face. That is, a rectangular plate 10 that is a flat plate structure is attached to the stirring shaft 3, and the non-horizontal side of the rectangular plate 10 includes a trapezoidal bent portion that includes the apex angle of the lower portion of the plate 10. A saddle-like body 101 is formed by folding 104 and bending it along the side. In the center of the bent portion 104, a triangular hole 1041 having three sides parallel to the three sides other than the upper bottom of the bent portion 104 is formed. A saddle-like body 102 is similarly formed on the opposite side. Each of the shapes of the lower openings 1011 and 1021 and the upper openings 1012 and 1022 of the rod-shaped bodies 101 and 102 corresponds to an asymmetric shape in which the apex angle is rounded and one side thereof is a long V shape.
[0092]
Thus, the flat plate portion 103 that is not bent in the rectangular plate 10 is used as a fixture, and also acts as a stirring blade. The flat plate portion 103 is formed with an inverted trapezoidal hole 1031 substantially similar to the shape of the flat plate portion 103 to reduce the fluid resistance. Each of the hooks 101 and 102 corresponds to a hook that is eccentric and attached to the fixture, and the deflection angle of each of the hooks is approximately 52.5 °.
[0093]
In FIG. 18, a is a perspective view and b is a plan view. However, in b, the agitation shaft shows the cross-section end face. That is, a deformed inverted trapezoidal plate 10 having a trapezoidal hypotenuse that is a flat plate structure bent outward is attached to the stirring shaft 3, and the edge of the hypotenuse of the deformed inverted trapezoidal plate 10 is A rectangular plate body 105 bent from a folding line 1051 according to the hypotenuse of the modified inverted trapezoidal shape is collided and connected to form a bowl-shaped body 101.
[0094]
A saddle-like body 102 is similarly formed on the opposite side. Each of the shapes of the lower openings 1011 and 1021 and the upper openings 1012 and 1022 of the rod-like bodies 101 and 102 is an asymmetrical shape having a vertical angle of a right angle and a long V-shape. Therefore, the flat plate portion 103 that is not bent in the deformed inverted trapezoidal plate body 10 is used as a fixture, and also acts as a stirring blade. The flat plate portion 103 is formed with an inverted trapezoidal hole 1031 to reduce the fluid resistance. Each of these hooks 101 and 102 corresponds to a hook attached to the fixture without being eccentric, and the deflection angle thereof is about 45 °.
[0095]
Two opposing bowl-shaped bodies 101, 102 integrated with the plate body 10 which is a flat plate structure shown in each of FIGS. 15 to 18 have their lower openings 1011 and 1021 below the liquid level. Then, the upper openings 1012 and 1022 are exposed from the liquid surface, and the liquid is ejected from the upper openings 1012 and 1022 into the space above the liquid surface by rotating around the stirring shaft 3, while the rod-like body 101,102 are immersed in the liquid, the lower opening 1011,1021 and the upper opening 1012,1022 are opened in the lower layer liquid and the upper layer liquid, respectively, and the lower layer liquid is opened at the upper part of the rod-shaped body by rotating around the stirring shaft The two liquids in the agitation tank can be agitated and mixed by being ejected from 1012, 1022 and agitating the liquid by means of a plate-like fixture. In the liquid ejection device shown in each of FIGS. 15 to 18, the rod-like bodies 101 and 102 are preceded and the flat plate portion 103 is moved backward and rotated (clockwise in the drawing).
[0096]
FIG. 19 and FIG. 20 each show a bowl-like body attached eccentrically. In FIG. 19, a and b are a plan view and a front view, respectively. However, in a, the agitation shaft shows the end face of the transverse part. c is a cross-sectional view taken along the line CC of the liquid ejection device shown in b. That is, in FIG. 19, the two bowl-shaped bodies 1,1 have an agitation shaft 3 by means of a fixture 24 which is an elongated rectangular plate at the top and a fixture 25 which is a trapezoidal plate at the bottom. At a tilt angle of about 20 °, the lower opening is mounted closer to the stirring shaft 3 than the upper opening. The fixtures 24 and 25 are on substantially the same diameter as each other.
[0097]
The bowl-like body 1 has a V-shaped apex angle of each of the upper opening 11 and the lower opening 12, one side is fixed to the fixtures 24 and 25, and the tip of the other side is It is swollen. The two hooks 1, 1 are fixed to the opposite surfaces of the fixtures 24, 25, and the long axes of the hooks 1, 1 are on the plane of rotation corresponding to the mounting direction of the fixtures. Is eccentric with respect to the stirring shaft 3. Further, the deflection angle of each of the rod-like bodies 1 and 1 is about 45 °. The hooks 1 and 1 are rotated so as to precede the fixtures 24 and 25 (clockwise in the drawing).
[0098]
20, a and b are a plan view and a front view (from the direction of arrow B in a), respectively. However, in a, the agitation shaft shows the end face of the transverse part. That is, the fixtures 2 and 2, which are rods having a rectangular cross section, are positioned on the same diameter on the rotation plane and fixed to the stirring shaft 3. The lengths of the fixtures 2, 2 are substantially equal to each other. C-shaped steel with a rectangular cross-section is a rod-shaped body 1, 1 with the top opening on the inside, the top at the tip of the fixture 2, 2 and the bottom at the opposite side of the stirring shaft 3 The long axis of each of the rod-like bodies 1 and 1 is relative to the radius on the rotation plane corresponding to the mounting direction of the fixture. The lower openings 11 and 11 of the bowls 1 and 1 are eccentric with respect to the stirring shaft 3.
[0099]
The deflection angle of these rods 1 and 1 is substantially 0 °. Further, the lower opening 11 is made closer to the stirring shaft 3 than the upper opening 12, and the slanted body 1 has an inclination angle of about 40 °. The rod-shaped body 1 is preferably rotated with the lower opening 11 leading and the upper opening 12 following (clockwise in the drawing), but may be rotated in the opposite direction.
[0100]
FIG. 21 and FIG. 22 each show a bowl-shaped body perforated in an arbitrary intermediate portion of a portion corresponding to a liquid flow path. In FIG. 21, a and b are a front view and a side view, respectively, of a punched rod-shaped body. In the bowl-shaped body 1 shown in FIG. 21, a ridgeline 107 formed at a connection portion between the peripheral walls 106 and 106 is used as a liquid flow path, and a hole 1071 is formed in the ridgeline 107. FIG. 22 is a perspective view of a perforated bowl-shaped body. In the bowl-shaped body 7 shown in FIG. 22, a hole 74 is formed in an intermediate portion of the outer peripheral wall, and an ejection pipe 741 is provided outside the hole 74 toward the circumference of the rotation plane.
[0101]
FIG. 23 is a vertical cross-sectional view of a stirring tank having a bowl-like body mounted therein. That is, except that two sets of fixtures 2 and 2 are used to attach the bowl 1 to the stirring shaft 3, the bowl like the one shown in FIG. It is attached to. Thus, the upper end of the stirring shaft 3 is connected to an electric motor M on the upper bottom plate of the stirring tank T. A jacket J is disposed on the peripheral wall of the stirring tank T and the outer periphery of the bottom plate. Note that the bowl 1 has a length from the bottom of the stirring tank T to the top of the jacket J.
[0102]
The lower opening 11 of the bowl 1 is submerged below the liquid level L in the stirring tank T, while the upper opening 12 is exposed to the space above the liquid level L in the stirring tank. Thus, this bowl-shaped body rotates the stirring shaft 3 by driving the electric motor M on the upper bottom plate of the stirring tank T, and the liquid in the stirring tank T is moved to the lower part of the bowl-shaped body 1 by being rotated. From the opening 11 through the rod-like body 1, it is ejected as an ejected liquid from the upper opening 12, and the ejected liquid is dispersed in the space on the inner peripheral surface of the peripheral wall of the stirring tank T and / or the liquid surface L. It is done. Further, the portion below the liquid level L of the bowl 1 and the fixtures 2 and 2 below the liquid level L act as stirring blades.
[0103]
FIG. 24 is a vertical cross-sectional view of a flask having a rod-like body mounted therein.
That is, the size of the inclination angle can be adjusted by the same vertical method as shown in FIG. 11 except that the butterfly screw 311 is omitted and the stopper 34 is fixed to the lower portion of the stirring shaft 3. A body 7 is attached to the center of the flask F.
[0104]
Then, from the outside of the flask F, the sliding ring 31 is slid upward on the surface of the stirring shaft 3 to increase the inclination angle of the rod 7 and the upper end of the rod 7 is brought close to the stirring shaft 3. The rod-like body 7 is constricted and inserted through the mouth of the flask F, and then the sliding ring 31 is opened and lowered along the stirring shaft 3 until it comes into contact with the stopper 34 to reduce the inclination angle to a predetermined size. Say it. The stopper 34 can be omitted. In this case, the inclination angle of the rod-like bodies 1, 1 has a magnitude corresponding to the rotational speed and / or the length of the connecting rod 72.
[0105]
FIG. 25 shows a bowl-like body that is slidably mounted on the stirring shaft by means of an attachment that also serves as a float. In FIG. 25, a is a plan view of this bowl-shaped body, b is a cross-sectional view of the bowl-shaped section taken along the line B-B shown in a, and c is a hook of the bowl-shaped body to the attachment that also serves as a float. It is an expansion perspective view of an attachment part. That is, the floats are a small-diameter float 26 and a large-diameter float 27 that are both annular and have a substantially square cross-section and are positioned concentrically with each other on the same plane of rotation. Two sets of two rods 1, 1 arranged on the same diameter across the stirring shaft 3 are attached to the floats 26 and 27 with a central angle of 90 ° between the rods. It has been. This set of bowls is long and the other set is short. Thus, the cages 1, 1 are attached to the floats 26 and 27 by holders 19,. The floats 26 and 27 are connected to the central ring 28 at the center by support rods 29 and 29. The central angle between the support rods 29 and 29 is a right angle.
[0106]
A protrusion 281 is provided on the inner peripheral surface of the center ring 28. On the other hand, the stirrer shaft 3 is provided with a groove 33 on its outer peripheral surface along its long axis. The stirrer 26 and 27 are slidably mounted on the stirrer shaft 3 by inserting the stirrer shaft 3 into the center ring 28 and fitting the protrusion 281 of the center ring 28 into the groove 33 of the stirrer shaft 3. Is done. The liquid ejecting device is always floated on the liquid level, and the liquid is continuously ejected from the upper opening 12 of the rod-shaped body 1 without any change regardless of the change in the height of the liquid level.
[0107]
FIG. 26 shows a plurality of hooks attached to one fixture. In FIG. 26, a and b are a plan view and a front view, respectively. That is, the fixtures 2 and 2 have the same length and are positioned on the same diameter with the stirring shaft 3 interposed therebetween. Two hooks 1,1 are attached to one (left side as viewed in the drawing), and three hooks 1,1,1 are attached to the other (right side as viewed in the drawing). It has been. The inclination angles of these rod-shaped bodies are equal to each other, and both are set to about 75 °. Thus, the distances from the stirring shaft 3 to the rods 1 are all different. When the rods 1,..., 1 are rotated around the stirring shaft 3, five rods are used. Circumferences that are trajectories of the shapes do not overlap each other.
[0108]
【The invention's effect】
According to the method of ejecting the liquid of the present invention, it is possible to eject the liquid at a large ejection distance and ejection amount simply by rotating the stirring shaft, and the ejected liquid causes the inner peripheral surface of the tank peripheral wall to be ejected. Cleaning, securing of the heat transfer area and cleaning of the heat transfer surface are facilitated, and together with these, it can be used for defoaming the foam layer and evaporating the liquid on the liquid surface and mixing the two liquids.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows a plurality of bowl-like bodies in which each bowl-like body is fixedly attached to a stirring shaft by a fixture.
FIG. 2 shows an example of a bowl-shaped body.
FIG. 3 shows another example of a bowl-shaped body.
FIG. 4 shows a symmetrical cross-sectional shape in the opening of a bowl-shaped body.
FIG. 5 shows an asymmetric cross-sectional shape in the opening of the bowl-shaped body.
FIG. 6 shows an upper opening of a bowl-shaped body covered with a perforated plate.
FIG. 7 shows an upper opening of a bowl-shaped body covered with a plate body with a gap along the inner peripheral surface of the upper opening.
FIG. 8 shows a bowl-like body provided with a reflection plate spaced apart from the upper opening.
FIG. 9 is a drawing for explaining a deflection angle of a bowl-shaped body.
FIG. 10 is a perspective view of a bowl-like body that is rotatably mounted on a stirring shaft.
FIG. 11 shows a rod-shaped body whose inclination angle can be adjusted by a vertical method.
FIG. 12 shows a bowl-shaped body whose inclination angle can be adjusted by a lateral method.
FIG. 13 shows a bowl-shaped body that can be bent.
FIG. 14 shows a bowl-shaped body that is made to be extendable and contractible.
FIG. 15 shows two opposing rod-shaped bodies integrated with a plate body that is a flat structure.
FIG. 16 shows two opposing rod-shaped bodies integrated with a plate body that is a flat structure.
FIG. 17 shows two opposing rod-shaped bodies integrated with a plate body that is a flat structure.
FIG. 18 shows two opposing rod-shaped bodies integrated with a plate body that is a flat structure.
FIG. 19 shows a bowl attached eccentrically.
FIG. 20 shows a bowl mounted eccentrically.
FIG. 21 shows a rod-shaped body perforated in an arbitrary intermediate portion of a portion corresponding to a liquid flow path.
FIG. 22 shows a rod-shaped body perforated in an arbitrary intermediate portion of a portion corresponding to a liquid flow path.
FIG. 23 is a longitudinal sectional view of a stirring tank having a bowl-like body mounted therein.
FIG. 24 is a longitudinal sectional view of a flask in which a rod-like body is mounted.
FIG. 25 shows a bowl-like body that is slidably mounted on the stirring shaft by means of an attachment that also serves as a float.
FIG. 26 shows a plurality of hooks attached to one fixture.
[Explanation of symbols]
1 rod
11 Bottom opening
111 Open end
112 Open end
113 Lower support
114 Lower support rod
12 Top opening
121 Open end
122 Open end
123 Upper support
124 Upper support rod
125 butterfly screw
13 Open end
14 Open end
15 Open edge
16 Extension end
17 Open edge
18 gap
19 Holder
2 Fitting
21 Central ring
22 Plate
221 Lower fitting
2211 hole
222 Upper fitting
2221 hole
23 Holder
24 Fixture
25 Fixture
26 Float
27 Float
28 Central ring
281
29 Support rod
3 Stirring shaft
31 Slide ring
311 butterfly screw
32 Rotating ring
321 Rotating axis
322 holes
323 Butterfly Screw
33 groove
34 Stopper
4 perforated plate
41 small hole
42 holes
5 plate
6 Reflector
61 Contact
7 Rod
71 Butterfly board
72 Linkage
73 Connecting rod
74 holes
741 Blowout pipe
8 Rod
81 Lower piece
812 dowel pin
82 Middle piece
821 bulge
822 knock pin
823 knock pin hole
83 Upper piece
831 bulge
833 knock pin hole
9 Rod
91 Lower strip
912 slot
92 Intermediate
921 Knock pin
922 knock pin
93 Upper piece
932 slot
10 plate
101 rod
1011 Bottom opening
1012 Top opening
102 rod
1021 Bottom opening
1022 Top opening
103 Flat part
1031 hole
104 Folding part
1041 hole
105 plate
1051 folding line
106 perimeter wall
107 Ridge line
1071 hole
F Flask
J jacket
L level
M motor
T stirring tank

Claims (3)

容器内の液体を散布し、容器の周壁の内周面もしくは伝熱面を洗浄し、および/または、液体の伝熱面積を確保する方法であって、上記容器は攪拌軸と、少くとも1つの樋状体とを有し、該樋状体はその下部開口がその上部開口よりも攪拌軸に接近して攪拌軸に支持されており、上記樋状体はその下部開口を液体中に沈め、その上部開口を液面より上に露出させ、かつ、その凹面を回転軸乃至樋状体の回転方向に対面せしめ、該凹面の向きの程度を示す偏向角の大きさを選択し、攪拌軸の周りを回転して液体を樋状体中に上昇せしめ、樋状体の上部開口からの噴出液の噴出距離および噴出量を増大せしめることを特徴とする樋状体の上部開口から液体を噴出せしめる方法。 A method of spraying a liquid in a container, cleaning an inner peripheral surface or a heat transfer surface of a peripheral wall of the container, and / or ensuring a heat transfer area of the liquid, the container having a stirring shaft and at least 1 And has a lower opening that is supported by the stirring shaft so that the lower opening is closer to the stirring shaft than the upper opening, and the lower opening sinks the lower opening in the liquid. The upper opening is exposed above the liquid level, and the concave surface is made to face the rotation direction of the rotating shaft or the rod-like body, the magnitude of the deflection angle indicating the degree of the concave surface direction is selected, and the stirring shaft raised by rotating the liquid around in the gutter body, jetting liquid from the upper opening of the gutter-like bodies, characterized in that allowed to increase the ejection distance and ejection quantity of ejected liquid from the upper opening of the gutter-like bodies How to squeeze. 攪拌軸に設けられた平板状構造物の容器周壁に対向する端部を攪拌軸方向に曲げて樋状体を形成せしめた請求項1記載の方法。  2. The method according to claim 1, wherein the end of the flat structure provided on the stirring shaft facing the container peripheral wall is bent in the direction of the stirring shaft to form a bowl-shaped body. 攪拌軸に設けられた平板状構造物の側面に樋状体を取り付けた請求項1記載の方法。  The method of Claim 1 which attached the bowl-shaped body to the side surface of the flat structure provided in the stirring shaft.
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