JP3796212B2 - 基地局装置及び送信割り当て制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、下り高速パケット通信の適応変調を行う無線通信システムにおける基地局装置及び送信割り当て制御方法に関し、例えば、基地局装置に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
無線通信の分野では、高速大容量な下りチャネルを複数の通信端末装置が共有し、基地局装置から通信端末装置にパケットを伝送する下り高速パケット伝送方式が開発されている。下り高速パケット伝送方式では、伝送効率を高めるために、スケジューリング技術及び適応変調技術が用いられている。
【0003】
スケジューリング技術とは、基地局装置がタイムスロット毎に下り高速パケットの送信先となる通信端末装置(以下、「送信先装置」という)を設定し、送信先装置に送信するパケットを割り当てる技術である。また、適応変調技術とは、パケット送信する通信端末装置の伝搬路の状態に応じて適応的に変調方式及び誤り訂正符号化方式(MCS: Modulation and Coding Scheme)を決定する技術である。
【0004】
また、高速パケット伝送を行う無線通信システムでは、データの受信性能の向上を図るためにARQ(Automatic Repeat Request)、特に、H−ARQ(Hybrid-Automatic Repeat Request)が用いられている。ARQとは、受信側装置で誤りが検出されたデータ単位(パケット)を送信側装置が再送信する処理を自動的に行う技術であり、H−ARQは、送信側装置が再送時に特定のビットのみを選択して受信側装置に送信し、受信側装置において再送信号と既受信信号とを合成する技術である。H−ARQには、初回送信と全く同じ符号化を行ったパケットを再送するCC(Chase Combining)方式と、初回送信と異なる符号化を行ったパケットを再送するIR(Incremental Redundancy)方式とがある。
【0005】
以下、スケジューリング技術及び適応変調技術を用いて高速パケット伝送を行う無線通信システムの基地局装置及び通信端末装置の動作について概説する。
【0006】
基地局装置は、各通信端末装置から送信された下り回線状態の報告値(例えば、CQI:Channel Quality of Indicator)に基づいて回線品質を予測し、最も回線品質が良い通信端末装置を送信先装置として、各タイムスロットにその送信先装置へのパケットを割り当てる。また、予測した回線品質に基づいて、TBS(Transport Block Size)、拡散コード数(以下、単に「コード数」という)、変調方式、符号化率、及び送信電力を決定する。そして、基地局装置は、このように定めた内容に従ってパケットを誤り訂正符号化及び変調して送信先装置に送信する。また、スケジューリングの結果を示すスケジューリング情報も送信先装置に送信する。
【0007】
各通信端末装置は、受信したスケジューリング情報に基づいて、自局宛のパケットが割り当てられたタイムスロットにおいて、基地局装置で決定された変調方式及び符号化率に対応した復調及び復号を行い、CRC検出等を行う。パケットデータを正しく復号できた場合にはこれを示すACK信号を、パケットデータを正しく復号できなかった場合にはこれを示すNACK信号を基地局装置に送信する。
【0008】
基地局装置は、ACK信号を受信すると新規データを送信し、NACK信号を受信すると同一データを再送信する。
【0009】
このように、下り高速パケット伝送方式は、セクタ内に存在する全ての通信端末装置で1つのチャネルを共有して効率的にパケットを伝送するので、コードリソースを有効活用することができる。
【0010】
ここで、上述したように従来においては、基地局装置は、各通信端末装置からのCQIに基づいてTBS、コード数、変調方式(これらの組み合わせを「TFRC:Transport Format and Resource Combination」という)、及び送信電力を決定しており、具体的には、例えば下記非特許文献1に開示されたテーブルに基づいて決定される。図20は、上記文献に開示されたCQIテーブルであり、TFRCが各CQIと対応付けられている。これは、各CQIにおいて、1回の送信でFER(Frame Error Rate)が0.1を満たすTFRCがシミュレーションにより求められたものである。
【0011】
上記文献では、シミュレーションにおいて、FERが0.1となるHS−PDSCH(High Speed-Physical Downlink Shared Channel)のSIR(Signal to Interference Ratio)は下記の数式1となることが示されている。
【0012】
SIR[dB]=−4.5+CQI ・・・(1)
ここで、CQIは図20の場合には、1〜30のいずれかの値をとり、−4.5はHSDPAを適用したシステムにおいて、通信端末装置がRAKE受信機を使用し、伝搬環境は1パスの静特性、FER=0.1となる場合の定数である。
【0013】
上記数式(1)のような関係を得るためには、HS−PDSCHの送信電力(PHS-PDSCH)、パイロットチャネル(CPICH:Common Pilot Channel)の送信電力(PCPICH)、オフセットΓの関係が以下の数式(2)を満たす必要がある。
【0014】
PHS-PDSCH=PCPICH+Γ ・・・(2)
【非特許文献1】
3GPP,R1-02-0675,Motorola,Ericsson,"Revised CQI Proposal"
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図20は、TFRCが取り得る組み合わせ全てについてシミュレーションを行った結果ではなく、部分的なシミュレーション結果に過ぎない。図20を別の表にCQIとコード数とを変調方式毎に対応させて概略まとめたのが図21である。図21の網掛け部分には、図21のCQIテーブルに示されたTBSよりも大きいTBSを設定できる可能性があり、スループットを最大化できていないという問題がある。
【0016】
また、HS−PDSCHの送信電力は、基地局装置において送信電力リソースをどのように通信端末装置に配分するかによって決められるものであり、送信電力リソースが不足しているような場合には、上述した数式(2)の関係が得られるとは限らない。従って、数式(2)が成り立たない場合には数式(1)も同様に成り立たず、HS−PDSCHの送信電力を考慮せず、通信端末装置から通知されたCQIに従ってCQIテーブルからTFRCを一義的に決定するのは適切ではない。
【0017】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、HS−PDSCHの送信電力を考慮し、かつ、スループットを最大化することができる基地局装置及びスケジューリング方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本発明の基地局装置は、送信電力リソースに基づいて下り回線信号の送信電力を決定する送信電力決定手段と、前記送信電力決定手段によって決定された送信電力及び通信端末装置から受信した下り回線品質を示す回線報告値とに基づいて通信端末装置における信号品質を推定する品質推定手段と、前記品質推定手段によって推定された信号品質に応じて、所定の受信品質を満たす最大の送信ブロックサイズを決定し、決定した送信ブロックサイズに対応する拡散コード数及び変調方式の組み合わせを割り当てる割り当て手段と、を具備する構成を採る。
【0019】
この構成によれば、送信電力リソースに基づいて下り回線信号の送信電力と、下り回線品質を示す回線報告値とに基づいて推定された通信端末装置における信号品質に応じて所定の信号品質を満たす最大の送信ブロックサイズが決定されることより、スループットを向上させることができる。
【0020】
本発明の基地局装置は、前記割り当て手段が、自装置の拡散コードリソースと、通信端末装置の能力内の拡散コード数及び変調方式とに基づいて、送信ブロックサイズを決定する構成を採る。
【0021】
この構成によれば、例えば、予め送信ブロックサイズと拡散コード数及び変調方式が対応付けられたテーブルを用意しておき、自装置の拡散コードリソース及び通信端末装置の能力内の拡散コード数及び変調方式に対応する送信ブロックサイズを決定するようにすれば、テーブルの検索に要する時間を短縮することができる。
【0022】
本発明の基地局装置は、前記割り当て手段が、所定値以上の符号化率となる送信ブロックサイズを決定する構成を採る。
【0023】
この構成によれば、所定値以上の符号化率に制限することにより、初回送信時に送信可能なパリティビットが制限されるため、再送時に残りのパリティビットを送信するようにすれば、再送毎に符号化率が低くなる再送方法を用いた場合、より少ない再送回数で所定の受信品質を満たすことができる。
【0024】
本発明の基地局装置は、前記割り当て手段が、変調方式に応じて符号化率の所定値を変更する構成を採る。
【0025】
この構成によれば、例えば、QPSKに比べ誤りやすい16QAMの場合、所定値をQPSKの場合よりも大きくすることにより、再送毎に符号化率が低くなる再送方法を用いた場合、誤りやすい16QAMでもより少ない再送回数で所定の受信品質を満たすことができる。
【0026】
本発明の基地局装置は、前記割り当て手段が、推定された信号品質に応じて、所定の受信品質を満たすように決定された最大の送信ブロックサイズが送信待ちのデータ量を一定以上越える場合、送信ブロックサイズが送信待ちのデータ量から一定以内に収まるように送信ブロックサイズを調整する構成を採る。
【0027】
この構成によれば、最大の送信ブロックサイズが送信待ちのデータ量を一定以上越える場合、送信ブロックサイズが送信待ちのデータ量から一定以内に収まるように送信ブロックサイズを調整することにより、パディング処理を行わず、余分な処理を省くことができ、コードリソースや送信電力リソースを効率よく使用することができる。
【0028】
本発明の基地局装置は、前記割り当て手段が、送信ブロックサイズを調整するため下り回線信号の送信電力を低減する指示を前記送信電力決定手段に対して行い、前記送信電力決定手段は、前記割り当て手段の指示に従って、下り回線信号の送信電力を低減する構成を採る。
【0029】
この構成によれば、送信ブロックサイズを調整するため下り回線信号の送信電力を低減することより、送信電力リソースを効率よく使用することができる。
【0030】
本発明の基地局装置は、前記割り当て手段が、送信ブロックサイズを調整するため割り当てる拡散コード数を低減する構成を採る。
【0031】
この構成によれば、送信ブロックサイズを調整するため拡散コード数を低減することより、コードリソースを効率よく使用することができる。
【0032】
本発明の基地局装置は、前記割り当て手段が、送信ブロックサイズを調整するため変調多値数を低減する構成を採る。
【0033】
この構成によれば、送信ブロックサイズを調整するため変調多値数を低減することより、受信品質を向上させることができる。
【0034】
本発明の基地局装置は、前記割り当て手段が、送信ブロックサイズを調整するため割り当てる拡散コード数を低減し、変調多値数を低減すると共に、下り回線信号の送信電力を低減する指示を前記送信電力決定手段に対して行い、前記送信電力決定手段は、前記割り当て手段の指示に従って、下り回線信号の送信電力を低減する構成を採る。
【0035】
この構成によれば、送信ブロックサイズを調整するため送信電力、拡散コード数、及び変調多値数を低減することより、送信電力リソース及びコードリソースを効率よく使用することができ、また、受信品質を向上させることができる。
【0036】
本発明の基地局装置は、前記割り当て手段が、送信ブロックサイズを調整するため、前記最大の送信ブロックサイズに対する送信待ちデータ量の割合に応じて、前記送信電力決定手段によって決定された送信電力と、前記最大の送信ブロックサイズに対応するコード数を低減する構成を採る。
【0037】
この構成によれば、送信ブロックサイズが送信待ちデータ量を一定以上越える場合でも、送信ブロックサイズを調整するため、再度送信ブロックサイズを検索しないので、コード数及び変調方式を決定するまでに要する時間を短縮することができる。また、送信電力リソースを効率よく使用することができる。
【0038】
本発明の通信端末装置は、送信電力リソースに基づいて決定された下り回線信号の送信電力情報を受信する受信手段と、信号品質を測定する品質測定手段と、前記受信手段によって受信された送信電力情報と前記品質測定手段によって測定された信号品質とに基づいて、所定の受信品質を満たす最大の送信ブロックサイズを決定し、決定した送信ブロックサイズと、この送信ブロックサイズに対応する拡散コード数及び変調方式との組み合わせを基地局装置に要求する要求手段と、を具備する構成を採る。
【0039】
この構成によれば、通信端末装置毎に送信ブロックサイズを決定することより、通信端末装置の能力内の拡散コード数や変調方式等を考慮すると、通信端末装置毎に送信ブロックサイズを最適化させることができるので、スループットを向上させることができる。
【0040】
本発明の送信割り当て制御方法は、送信電力リソースに基づいて下り回線信号の送信電力を決定する送信電力決定工程と、前記送信電力決定工程によって決定された送信電力及び通信端末装置から受信した下り回線品質を示す回線報告値とに基づいて通信端末装置における信号品質を推定する品質推定工程と、前記品質推定工程によって推定された信号品質に応じて、所定の受信品質を満たす最大の送信ブロックサイズを決定し、決定した送信ブロックサイズに対応する拡散コード数及び変調方式の組み合わせを割り当てる割り当て工程と、を具備するようにした。
【0041】
この方法によれば、送信電力リソースに基づいて下り回線信号の送信電力と、下り回線品質を示す回線報告値とに基づいて推定された通信端末装置における信号品質に応じて所定の受信品質を満たす最大の送信ブロックサイズが決定されることより、スループットを向上させることができる。
【0042】
【発明の実施の形態】
本発明の骨子は、送信電力リソースに基づいたHS−PDSCHの回線品質及び下り回線品質を示す回線報告値(CQI:Channel Quality Indicator)に応じて、所定の信号品質を満たす最大の送信ブロックサイズ(TBS:Transport Block Size)と、その際の拡散コード数(以下、単に「コード数」という)及び変調方式の組み合わせを決定することである。これにより、HS−PDSCHの送信電力を考慮し、最適なTBSで送信することができるので、スループットを向上させることができる。
【0043】
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0044】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る基地局装置の構成を示すブロック図である。以下、図1に示した基地局装置100の各構成部分の作用について説明する。
【0045】
共用器(DUP)102は、アンテナ101に受信された信号を受信RF部103に出力する。また、共用器102は、送信RF部166から出力された信号をアンテナ101から無線送信する。
【0046】
受信RF部103は、共用器102から出力された無線周波数の受信信号をベースバンドのディジタル信号に変換し、復調部104に出力する。
【0047】
復調部104は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、受信ベースバンド信号に対して逆拡散、RAKE合成、誤り訂正復号等の復調処理を行い、分離部105に出力する。
【0048】
分離部105は、復調部104の出力信号をデータと制御信号とに分離する。分離部105にて分離された制御信号には、DL(Down Link)用TPCコマンド、CQI信号、パイロット信号、ACK/NACK信号等が含まれる。CQI信号及びACK/NACK信号はスケジューラ151に出力され、DL用TPCコマンドは送信電力制御部158に出力される。
【0049】
SIR測定部106は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、復調の過程で測定される希望波レベル及び干渉波レベルによって上り回線の受信SIRを測定し、SIRを示す信号をTPCコマンド生成部107に出力する。
【0050】
TPCコマンド生成部107は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、上り回線の受信SIRと目標SIRとの大小関係により、上り回線の送信電力の増減を指示するUL(Up Link)用TPCコマンドを生成する。
【0051】
本願発明の特徴部分であるスケジューラ151は、パケット伝送用制御信号、各通信端末装置からのCQI信号、ACK/NACK信号に基づいてパケットを送信する通信端末装置(以下、「送信先装置」という)を決定し、送信先装置及び送信するパケットデータを示す情報をバッファ(Queue)152に出力する。また、スケジューラ151は、送信先装置のCQI信号及びパイロット信号に基づいてTBS(Transport Block Size)、コード数及び変調方式を決定し、変調部153に指示し、TBSについてはバッファ152にも指示する。また、スケジューラ151は、送信先装置からのCQI信号に基づいてパケットデータの送信電力を決定し、送信電力を示す信号を送信電力制御部154に出力する。また、スケジューラ151は、HS−SCCH(Shared Control Channel of HS-PDSCH)によって送信先装置に送信する信号(以下、「HS-SCCH用信号」という)を増幅部161に出力する。HS-SCCH用信号には、パケットデータを送信するタイミング、パケットデータの符号化率及び変調方式等を示す情報(TFRI)が含まれる。なお、スケジューラ151の内部構成については後述する。
【0052】
バッファ152は、スケジューラ151に指示された送信先装置に対するパケットデータをTBS分、変調部153に出力する。
【0053】
変調部153は、スケジューラ151の指示に従ってパケットデータに対して誤り訂正符号化、変調及び拡散を行って増幅部155に出力する。
【0054】
送信電力制御部154は、増幅部155の増幅量を制御することにより、変調部153の出力信号の送信電力をスケジューラ151で決定された値となるように制御する。増幅部155の出力信号は、HS−PDSCHで送信される信号であって、多重部(MUX)165に出力される。
【0055】
多重部(MUX)156は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、各通信端末装置に送信する個別データ(制御信号も含む)にパイロット信号及びUL用TPCコマンドを多重して変調部157に出力する。
【0056】
変調部157は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、多重部156の出力信号に対して誤り訂正符号化、変調及び拡散を行って増幅部159に出力する。
【0057】
送信電力制御部158は、無線通信を行う通信端末装置の数だけ用意され、DL用TPCコマンドに従って増幅部159の増幅量を制御することにより、変調部157の出力信号の送信電力を制御する。また、送信電力制御部158は、送信電力値を示す信号を送信電力制御部160に出力する。増幅部159にて増幅された信号は、DPCH(Dedicated Physical Channel:A−DPCHを含む)で送信される信号であって、多重部(MUX)165に出力される。
【0058】
送信電力制御部160は、送信電力制御部158の送信電力値にオフセットをつけた値で増幅部161の増幅量を制御することにより、スケジューラ151から出力されたHS-SCCH用信号の送信電力を制御する。増幅部161にて増幅された信号は、HS−SCCHで送信される信号であって、多重部165に出力される。なお、送信電力制御部160は、再送状態等によりオフセット値を補正してもよい。
【0059】
変調部162は、共通制御データに対して誤り訂正符号化、変調及び拡散を行って増幅部164に出力する。送信電力制御部163は、増幅部164の増幅量を制御することにより、変調部162の出力信号の送信電力を制御する。増幅部164の出力信号は、CPICH等で送信される信号であって、多重部165に出力される。
【0060】
多重部165は、増幅部155、増幅部159、増幅部161及び増幅部164の各出力信号を多重し、送信RF部166に出力する。
【0061】
送信RF部166は、変調部159から出力されたベースバンドのディジタル信号を無線周波数の信号に変換して共用器102に出力する。
【0062】
図2は、図1に示した基地局装置と無線通信を行う通信端末装置の構成を示すブロック図である。図2の通信端末装置200は、基地局装置100から個別データ、共通制御データ、パケットデータ、HS−SCCH用信号を受信する。以下、図2の通信端末装置200における各構成部分の作用について説明する。
【0063】
共用器(DUP)202は、アンテナ201で受信された信号を受信RF部203に出力する。また、共用器202は、送信RF部258から出力された信号をアンテナ201から無線送信する。
【0064】
受信RF部203は、共用器202から出力された無線周波数の受信信号をベースバンドのディジタル信号に変換し、HS−PDSCHの信号をバッファ204に出力し、HS−SCCH用信号を復調部205に出力し、DPCHの信号を復調部208に出力し、共通制御チャネルの信号をCIR(Carrier to Interference Ratio)測定部212に出力する。
【0065】
バッファ204は、HS−PDSCHの信号を一時的に保存して復調部206に出力する。
【0066】
復調部205は、HS−SCCH用信号に対して逆拡散、RAKE合成、誤り訂正復号等の復調処理を行い、自局宛パケットデータの到来タイミング、当該パケットデータのコード数及び変調方式等、パケットデータの復調に必要な情報を取得して復調部206に出力する。
【0067】
復調部206は、復調部205にて取得された情報に基づいてバッファに保存されているHS−PDSCHの信号に対して逆拡散、RAKE合成、誤り訂正復号等の復調処理を行い、復調処理によって得られたパケットデータを誤り検出部207に出力する。
【0068】
誤り検出部207は、復調部206から出力されたパケットデータに対して誤り検出を行い、誤りが検出されなかった場合にはACK信号を、誤りが検出されなかった場合にはNACK信号を多重部(MUX)251に出力する。
【0069】
復調部208は、DPCHの信号に対して逆拡散、RAKE合成、誤り訂正復号等の復調処理を行い、分離部209に出力する。
【0070】
分離部209は、復調部208の出力信号をデータと制御信号とに分離する。分離部209にて分離された制御信号には、UL用TPCコマンド等が含まれる。UL用TPCコンドは送信電力制御部257に出力される。
【0071】
SIR測定部210は、復調の過程で測定される希望波レベル及び干渉波レベルによって下り回線の受信SIRを測定し、測定した全ての受信SIRをTPCコマンド生成部211に出力する。
【0072】
TPCコマンド生成部211は、SIR測定部210から出力された受信SIRと目標SIRとの大小関係によりDL用TPCコマンドを生成し、多重部(MUX)254に出力する。
【0073】
CIR測定部212は、基地局装置からの共通制御チャネルの信号を用いてCIRを測定し、測定結果をCQI生成部213に出力する。CQI生成部213は、基地局装置から送信された信号のCIRに基づくCQI信号を生成して多重部251に出力する。
【0074】
多重部251は、CQI信号及びACK/NACK信号を多重して変調部252に出力する。変調部252は、多重部251の出力信号に対して誤り訂正符号化、変調及び拡散を行って多重部(MUX)256に出力する。
【0075】
変調部253は、基地局装置100に送信するデータに対して誤り訂正符号化、変調及び拡散を行って多重部256に出力する。
【0076】
多重部254は、DL用TPCコマンド、パイロット信号を多重して変調部255に出力する。変調部255は、多重部254の出力信号に対して誤り訂正符号化、変調及び拡散を行って多重部256に出力する。
【0077】
多重部256は、変調部252、変調部253及び変調部255の各出力信号を多重し、送信RF部258に出力する。
【0078】
送信電力制御部257は、UL用TPCコマンドに従って送信RF部258の増幅量を制御することにより、多重部256の出力信号の送信電力を制御する。なお、複数の基地局装置と接続している場合、送信電力制御部257は、全てのUL用TPCコマンドが送信電力の上昇を指示する場合のみ送信電力を上昇させる制御を行う。
【0079】
送信RF部258は、多重部256から出力されたベースバンドのディジタル信号を増幅し、無線周波数の信号に変換して共用器202に出力する。
【0080】
次に、基地局装置100のスケジューラ151の内部構成について図3を用いて説明する。
【0081】
送信先決定部301は、パケット伝送用制御信号よりパケットを送信する候補となる各通信端末装置を選択し、選択した各通信端末装置からのCQI信号に基づいて送信先装置を決定する。例えば、CQI信号に基づいて受信品質が最も良い通信端末装置を送信先装置として決定する。そして、送信先決定部301は、送信先装置を示す情報をバッファ152、HS−PDSCH SIR推定部303、MCS決定部304及びHS−SCCH用信号生成部305に出力する。また、送信先決定部301は、ACK信号を入力した場合には新しいデータを送信するように、NACK信号を入力した場合には前回送信したデータを再送するようにバッファ152に指示する。
【0082】
送信電力決定部302は、送信電力リソースを管理し、HS−PDSCHの送信電力及びパイロットチャネルの送信電力を決定する。そして、送信電力決定部302は、決定した送信電力を示す信号をHS−PDSCH SIR推定部303及び送信電力制御部154、163に出力する。
【0083】
HS−PDSCH SIR推定部303は、CQI信号及び送信電力に基づいて送信先装置における信号品質としてのHS−PDSCHのSIRを推定し、推定結果をMCS決定部304に出力する。HS−PDSCHのSIRの推定は、具体的には、送信電力リソースから決定したHS−PDSCHの送信電力(PHS-PDSCH)、パイロットチャネルの送信電力(PCPICH)、オフセットΓより、以下の数式(3)により行われる。
【0084】
HS−PDSCH SIR[dB]=−4.5+CQI+{PHS-PDSCH−(PCPICH+Γ)} ・・・(3)
【0085】
MCS決定部304は、HS−PDSCH SIRに基づいてTBSを決定すると、送信先装置のMCS選択(コード数及び変調方式の決定)を行い、MCSをHS−SCCH用信号生成部305に出力するとともに変調部153に指示する。また、TBSについては、バッファ152への指示を行う。
【0086】
HS−SCCH用信号生成部305は、MCS決定部304から出力されたMCS等をもとに送信先装置用のHS-SCCH用信号を生成し、増幅部161に出力する。
【0087】
ここで、MCS決定部304の詳細について説明する。図4は、MCS決定部304が有するTBSテーブルの概略図であり、HS−PDSCH SIRが−3.5[dB]〜25.5[dB]まで1[dB]ずつ30段階に区切られており、それぞれにコード数1〜15までに対応するTBSが割り当てられている。さらに、このテーブルが変調方式毎に設けられており、図4では、QPSKと16QAMについて設けられている。このテーブルに割り当てられるTBSは、所用品質(例えば、FER=0.1)を満たして伝送できる最大のTBSが設定される。従来のCQIテーブルと上述のTBSテーブルとを比較した様子を示したのが図5である。この図では、縦軸にTBS[bit]を、横軸にHS−PDSCH SIR[dB]をとったグラフである。丸印のプロットを結ぶ折れ線が従来のCQIテーブルを示すものであり、四角のプロットを結ぶ折れ線が本実施の形態におけるTBSテーブルを示すものである。本実施の形態が示すTBSは、コード数及び変調方式の組み合わせにより最適化されたものである。この図によれば、どのSIRの場合にもTBSテーブルの方がCQIテーブルよりも多くのTBSを送ることができ、スループットを向上させることが分かる。図4のTBSテーブルは、実際には例えば図6に示すようになる。
【0088】
図6(A)は、符号化率1/3のターボ符号を適用した場合について具体的なTBSの値を示したテーブルであり、図6(B)は、図6(A)のTBSに対応する符号化率を示したものである。これらは、説明の簡便化のためコード数を1〜5までについて例示した。図6(A)及び図6(B)から分かるように、各コード数には、HS−PDSCH SIRの所定範囲が対応している。これは、図6(B)に着目すると、ほとんどの符号化率が1/3以上、1以下となっており、1/3未満となると、符号化後の冗長性が高くなり、すなわち、レートマッチングを行うためリピティションにより同じ符号化ビットが物理チャネル上の複数シンボルにマッピングされ、効率が悪くなるためである。1/3未満となっているのは、物理チャネルのビット数が最小となるQPSK、1コードの場合のみであり、これは、HS−PDSCH SIRが非常に低い場合、誤りやすい環境となるため、符号化率を低くし、冗長性を高める必要があることから、TBSを小さくせざるを得ないためである。一方、符号化率が1以下となっているのは、ターボ符号におけるシステマティックビットを全ビット必ず送信することにしているためである。
【0089】
図6(A)から分かることは、ある変調方式のあるコード数についてみると、HS−PDSCH SIRが大きいほどTBSを大きくすることができる。また、あるHS−PDSCH SIRのある変調方式についてみると、コード数が大きいほどTBSを大きくすることができる。
【0090】
さらに、あるHS−PDSCH SIRについて物理チャネルのビット数が同じとなる組み合わせ(例えば、QPSKで2コードと16QAMで1コード)を比較すると、QPSKの方がTBSを大きくすることができ、これはQPSKの方が誤りに強いためである。このような場合、コードリソースに余裕があれば、変調多値数の低いQPSKを用いることが考えられる。
【0091】
次に、MCS決定部304においてTBSテーブルを用いてMCSを決定する手順について図7を参照して説明する。図7において、ステップ(以下、「ST」と省略)701では、通信端末装置の能力や基地局装置が割り当て可能なコード数に基づいて、選択不可能なコード数及び変調方式の組み合わせをマスクする。これにより、変調方式及びコード数の多くの組み合わせを減らすことができるため、以下におけるTBS選択にかける時間を短縮することができる。選択不可能な組み合わせがない場合は、マスクすることなくST702に移行する。
【0092】
ST702では、通信端末装置が受信する際のHS−PDSCH SIRの推定値を、CQI、送信電力リソースから決定したHS−PDSCHの送信電力、パイロットチャネルの送信電力及びオフセットΓから算出する。
【0093】
ST703では、推定したHS−PDSCH SIRにおいて、選択可能なコード数及び変調方式の組み合わせの中から最大のTBSを検索し、検索したTBSを候補とする。
【0094】
ST704では、ST703において選択されたTBSとなるコード数、変調方式を決定し、MCS決定手順を終了する。
【0095】
このように本実施の形態によれば、送信電力リソースを考慮したHS−PDSCHのSIRに基づいたTBSテーブルを、コード数及び変調方式の全ての組み合わせについて用意し、通信端末装置が受信する際のHS−PDSCHのSIRからTBSを決定することにより、TBSの最適化を図ることができ、スループットを向上させることができる。
【0096】
なお、本実施の形態では、TBSテーブルを用いて説明したが、TBSが一義的に決定されれば数式を用いてもよい。
【0097】
(実施の形態2)
実施の形態1では、初回送信時、再送時を区別せず同一のTBSテーブルを用いて説明したが、この実施の形態では、再送時、特にIR方式の再送を考慮したTBSテーブルについて説明する。
【0098】
図8は、本発明の実施の形態2におけるTBSテーブルである。図8(A)は、具体的なTBSの値を示したテーブルであり、図8(B)は、TBSに対応する符号化率を示したものである。これらは、説明の簡便化のためコード数を1〜5までについて例示した。図8(B)に着目すると、ほとんどの符号化率が0.6以上、1以下となっており、図6の符号化率に比べ、符号化率を制限している。
【0099】
従来のCQIテーブルと上述のTBSテーブルとを比較した様子を示したのが図9である。この図では、縦軸にTBS[bit]を、横軸にHS−PDSCHSIR[dB]をとったグラフである。菱形のプロットを結ぶ折れ線が従来のCQIテーブルを示すものであり、三角のプロットを結ぶ折れ線が本実施の形態におけるTBSテーブルを示すものである。そして四角のプロットを結ぶ折れ線が実施の形態1におけるTBSテーブルを示すものである。本実施の形態が示すTBSは、コード数及び変調方式の組み合わせにより最適化されたものである。この図によれば、HS−PDSCH SIRが低いところでは、従来との差はほとんどないが、10[dB]付近から従来よりも多くのTBSを送ることができ、実施の形態1の場合とほぼ同じTBSで送ることができる。
【0100】
本実施の形態におけるTBSテーブルは、H−ARQのIR方式、すなわち、初回送信と部分的に、あるいは全て異なる未送信の符号化ビットを含めて再送を行う場合に適しており、この様子を図10を用いて説明する。図10は、送信1回当たりに必要なSIRとFERとの関係を示す図である。この図では、縦軸にFERを、横軸に送信1回当たりに必要なSIRをとる。また、四角でプロットした点を結ぶ線がQPSKで1回送信(1Tx)した場合を示し、三角でプロットした点を結ぶ線がCC方式で2回送信(2Tx)した場合を示しており、また、丸でプロットした点を結ぶ線がIR方式で2回送信(2Tx)した場合を示している。CC方式もIR方式も2回送信の場合は、送信1回当たりに必要なSIRを低減している。ところが、IR方式はCC方式に比較してさらに低いSIRで送信することができ、この差分がIR方式の利得(IR利得)である。このように、符号化率を0.6以上としたことにより、初回送信時に送信することができるパリティビットが限られ、再送時に残りのパリティビットを送信することになる。IR方式では、受信側の通信端末装置において前回までに受信したパリティビットと再送時に送られてきたパリティビットとを合わせてシステマティックビットを復号することになるので、再送回数が増える毎に符号化率が小さくなり、常にIR方式の利得を確保することができる。すなわち、所定の品質を満たすまでの再送回数をより少なくすることができる。
【0101】
図10には、送信回数2回目までしか示していないが、3回以上としてもよく、IR方式の利得は再送回数が増えて符号化率が小さくなるに従い大きくなる。
【0102】
なお、本実施の形態では、通信端末装置がH−ARQに用いるメモリ量を考慮して、TBSの上限を決めるものとする。
【0103】
このように本実施の形態によれば、TBSテーブルに用いられるTBSを所定の符号化率以上とすることにより、再送毎に異なる符号化率で送信するIR方式の1回当たりの送信に必要なSIRを低減することができる。
【0104】
なお、本実施の形態では、符号化率を0.6以上とする場合について説明したが、これに限らず、符号化器の符号化率以上の適切な値に調整すればよい。例えば、変調方式に応じた適切な値に調整してもよく、この場合、QPSKに比べ誤りやすい16QAMの場合を考えると、適切な値をQPSKの場合よりも大きくすることにより、IR方式の再送方法を用いた場合、誤りやすい16QAMでもより少ない再送回数で所定の受信品質を満たすことができる。この結果、スループットの向上を図ることができる。
【0105】
(実施の形態3)
この実施の形態では、バッファ(Queue)内の送信待ちデータ量を考慮して、TBSを調整する場合について説明する。
【0106】
図11は、本発明の実施の形態3におけるスケジューリング部の内部構成を示すブロック図である。ただし、図11が、図3と共通する部分には図3と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。図11が図3と異なる点は、MCS決定部304をMCS決定部1101に変更した点である。
【0107】
バッファ152は、送信待ちデータのデータ量(以下、「Queue内データ量」という)をカウントし、MCS決定部1101に通知する。MCS決定部1101は、Queue内データ量を考慮し、TBSが送信データ量を一定以上越えないようにする。例えば、HS−PDSCH SIRがよく、Queue内データ量を一定以上越えるTBS候補が決定されると、パディング処理を行い空き領域を埋める必要があるが、この処理を行わなくてもよい。また、リソースの浪費を回避することができる。
【0108】
次に、MCS決定部1101においてTBSテーブルを用いてMCSを決定する手順について図12を参照して説明する。ただし、図12が図7と共通する部分には図7と同一の符号を付し、その説明は省略する。ST1201では、バッファ152から通知されたQueue内データ量とST703において検索されたTBS候補との大小比較が行われる。すなわち、Queue内データ量がTBS候補以上であるか否かが判定される。Queue内データ量がTBS候補以上である場合は、ST704に移行し、Queue内データ量がTBS候補以上ではない場合、ST1202に移行する。
【0109】
ST1202では、Queue内データ量と一致するか、Queue内データ量よりも大きく、かつ最も近いTBSに調整し、ST704に移行する。
【0110】
このように本実施の形態によれば、MCS決定の際に、Queue内のデータ量を考慮し、TBSを調整することにより、リソースの浪費を回避することができる。
【0111】
(実施の形態4)
図13は、本発明の実施の形態4におけるスケジューリング部の内部構成を示すブロック図である。ただし、図13が、図3と共通する部分には図3と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。図13が図3と異なる点は、MCS決定部304をMCS決定部1301に変更した点である。
【0112】
MCS決定部1301は、バッファ152から通知されたQueue内データ量とTBS候補との大小比較を行い、TBSがQueue内データ量を一定以上越える場合、TBSがQueue内データ量を一定以上越えないようにする。すなわち、TBSテーブルにおいて、HS−PDSCH SIRを下げる方向にTBSを調整する。MCS決定部1301は、低減したHS−PDSCH SIR分の送信電力を下げるように送信電力決定部302に指示する。
【0113】
次に、MCS決定部1301においてTBSテーブルを用いてMCSを決定する手順について図14を参照して説明する。ただし、図14が図12と共通する部分には図12と同一の符号を付し、その説明は省略する。ST1401では、TBSテーブルにおいて、HS−PDSCH SIRを減少させる方向にTBSを減らし、Queue内データ量と一致するか、Queue内データ量よりも大きく、かつ最も近いTBSに調整する。
【0114】
ST1402では、ST1401で減少させた分のHS−PDSCH SIRに相当する送信電力を減少させるため、MCS決定部1301が送信電力決定部302に送信電力減少を指示し、ST704に移行する。
【0115】
このように本実施の形態によれば、MCS決定の際に、HS−PDSCH SIRに基づいて検索されたTBSがQueue内データ量を一定以上越えた場合、HS−PDSCH SIRを減少させる方向にTBSを調整し、減少させたHS−PDSCH SIRに相当する分の送信電力を減少させることにより、送信電力リソースを有効に利用することができる。
【0116】
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5におけるスケジューリング部の内部構成は図11と共通するので、図11を代用し、MCS決定部1101におけるMCS決定手順について図15を参照して説明する。ただし、図15が図12と共通する部分には図12と同一の符号を付し、その説明は省略する。図15において、MCS決定部1101は、ST1201でバッファ152から通知されたQueue内データ量とST703において検索されたTBS候補との大小比較が行われる。すなわち、Queue内データ量がTBS候補以上であるか否かが判定される。Queue内データ量がTBS候補以上である場合は、ST704に移行し、Queue内データ量がTBS候補以上ではない場合、ST1501に移行する。
【0117】
ST1501では、TBSテーブルにおいて、コード数及び変調多値数を減少させる方向にTBSを減らし、Queue内データ量と一致するか、Queue内データ量よりも大きく、かつ最も近いTBSに調整する。
【0118】
ここでは、コード数を減少させることから、コードリソースを有効に利用することができ、多くの通信端末装置にコードを割り当てることができるため、スループットを向上させることができる。
【0119】
また、変調多値数を減少させることから、誤りにくくなるため、通信端末装置での受信品質を向上させることができる。
【0120】
このように本実施の形態によれば、MCS決定の際に、HS−PDSCH SIRに基づいて検索されたTBSがQueue内データ量を一定以上越えた場合、コード数及び変調多値数を減少させる方向にTBSを調整することにより、コードリソースを有効に利用することができるため、スループットを向上させることができ、また、通信端末装置での受信品質を向上させることができる。
【0121】
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6におけるスケジューリング部の内部構成は図13と共通するので、図13を代用し、MCS決定部1301におけるMCS決定手順について図16を参照して説明する。ただし、図16が図14と共通する部分には図14と同一の符号を付し、その説明は省略する。図16において、MCS決定部1301は、ST1201でバッファ152から通知されたQueue内データ量とST703において検索されたTBS候補との大小比較が行われる。すなわち、Queue内データ量がTBS候補以上であるか否かが判定される。Queue内データ量がTBS候補以上である場合は、ST704に移行し、Queue内データ量がTBS候補以上ではない場合、ST1601に移行する。
【0122】
ST1601では、TBSテーブルにおいて、HS−PDSCH SIR、コード数及び変調多値数を減少させる方向にTBSを減らし、Queue内データ量と一致するか、Queue内データ量よりも大きく、かつ最も近いTBSに調整する。
【0123】
ST1402では、ST1601で減少させた分のHS−PDSCH SIRに相当する送信電力を減少させるため、MCS決定部1301が送信電力決定部302に送信電力減少を指示し、ST704に移行する。
【0124】
このように本実施の形態によれば、MCS決定の際に、HS−PDSCH SIRに基づいて検索されたTBSがQueue内データ量を一定以上越えた場合、HS−PDSCH SIR、コード数及び変調多値数を減少させる方向にTBSを調整し、減少させたHS−PDSCH SIRに相当する分の送信電力を減少させることにより、送信電力リソースを有効に利用することができる。また、コードリソースを有効利用することにより、多くの通信端末装置にコードを割り当てることができるため、スループットを向上させることができる。さらに、通信端末装置での受信品質を向上させることができる。
【0125】
(実施の形態7)
本発明の実施の形態5におけるスケジューリング部の内部構成は図13と共通するので、図13を代用し、MCS決定部1301におけるMCS決定手順について図17を参照して説明する。ただし、図17が図14と共通する部分には図14と同一の符号を付し、その説明は省略する。図17において、MCS決定部1301は、ST1201でバッファ152から通知されたQueue内データ量とST703において検索されたTBS候補との大小比較が行われる。すなわち、Queue内データ量がTBS候補以上であるか否かが判定される。Queue内データ量がTBS候補以上である場合は、ST704に移行し、Queue内データ量がTBS候補以上ではない場合、ST1701に移行する。
【0126】
ST1701では、ST703において検索されたTBS候補に対するQueue内データ量の割合に応じてコード数及びHS−PDSCH SIRを減少する。例えば、この割合が1/Aとすると、コード数及びHS−PDSCH SIRを1/A倍する。これにより、TBS調整のためにTBSテーブルを再検索する必要がなくなり、MCS決定までに要する時間を短縮することができる。
【0127】
このように本実施の形態によれば、MCS決定の際に、HS−PDSCH SIRに基づいて検索されたTBSがQueue内データ量を一定以上越えた場合、TBS候補に対するQueue内データ量の割合に応じてコード数及びHS−PDSCH SIRを減少することにより、MCS決定までに要する時間を短縮することができる。また、減少させたHS−PDSCH SIRに相当する分の送信電力を減少させることにより、送信電力リソースを有効に利用することができる。
【0128】
(実施の形態8)
上述した各実施の形態では、基地局装置がMCSを決定していたが、本実施の形態では通信端末装置がMCSを決定する場合について説明する。
【0129】
図18は、本発明の実施の形態8に係る基地局装置におけるスケジューリング部の内部構成を示すブロック図である。送信先決定部1801は、通信端末装置が要求するMCSの情報を取得し、MCS情報に基づいてTBSが大きい通信端末装置を選択し、選択した送信先装置をHS−SCCH用信号生成部1803及びMCS制御部1804に通知する。
【0130】
送信電力決定部1802は、HS−PDSCHの送信電力を決定し、決定した送信電力を示す情報をHS−SCCH用信号生成部1803に出力する。
【0131】
HS−SCCH用信号生成部1803は、送信電力決定部1802から出力されたHS−PDSCHの送信電力情報を含め、HS−SCCH用信号を生成し、増幅部161に出力する。
【0132】
MCS制御部1804は、送信先決定部1801が決定した通信端末装置にMCSを割り当てるため、MCS情報に基づいて変調部153を制御する。
【0133】
図19は、本発明の実施の形態8に係る通信端末装置の構成を示すブロック図である。ただし、図19が図2と共通する部分は図2と同一の符号を付し、その詳しい説明を省略する。復調部205は、基地局装置から送信されたHS−SCCH用信号を復調し、HS−PDSCHの送信電力情報を抽出した後、HS−PDSCH SIR推定部1901に出力する。
【0134】
HS−PDSCH SIR推定部1901は、CIR測定部212が測定した下り回線品質を示すCIRと、復調部205から出力されたHS−PDSCHの送信電力情報とから、HS−PDSCH SIRを推定し、MCS決定部1902に通知する。
【0135】
MCS決定部1902は、実施の形態1又は実施の形態2で説明したTBSテーブルを有し、HS−PDSCH SIR推定部から通知された値に基づいてTBSを検索し、TBSを決定する。そして、決定したTBSに対応するMCSを決定する。決定したMCS及びこのMCSに対応するTBSは、MCS情報として多重部(MUX)251に出力され、所定の送信処理を施された後、基地局装置に送信される。なお、MCS決定部1902が有するTBSテーブルは、各通信端末装置の能力、例えば、受信可能な多重コード数や変調多値数等に応じて通信端末装置毎に最適なTBSが割り当てられたTBSテーブルを用いることとする。このため、通信端末装置毎のスループットが改善するので、システムのスループットも向上させることができる。
【0136】
このように本実施の形態によれば、通信端末装置が自装置の能力に応じたTBSテーブルを個別に有し、自装置が所望するMCSを基地局装置に要求することにより、通信端末装置毎のスループットが改善され、結果としてシステムのスループットも向上させることができる。
【0137】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、送信電力リソースに基づいたHS−PDSCHの回線品質に応じて、所定の品質を満たすTBSとなるコード数及び変調方式の組み合わせを決定することにより、HS−PDSCHの送信電力を考慮し、最適なTBSで送信することができるので、スループットを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る基地局装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る基地局装置と無線通信を行う通信端末装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1に係る基地局装置におけるスケジューラの内部構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態1に係る基地局装置におけるMCS決定部が有するTBSテーブルの概略図
【図5】従来のCQIテーブルと実施の形態1のTBSテーブルとを比較した様子を示す図
【図6】本発明の実施の形態1のTBSテーブル及び各TBSの符号化率を示す図
【図7】本発明の実施の形態1に係る基地局装置におけるMCS決定部においてTBSテーブルを用いてMCSを決定する手順を示すフロー図
【図8】本発明の実施の形態2のTBSテーブル及び各TBSの符号化率を示す図
【図9】従来のCQIテーブルと実施の形態2のTBSテーブルとを比較した様子を示す図
【図10】送信1回当たりに必要なSIRとFERとの関係を示す図
【図11】本発明の実施の形態3及び5におけるスケジューリング部の内部構成を示すブロック図
【図12】本発明の実施の形態3におけるMCS決定部においてTBSテーブルを用いてMCSを決定する手順を示すフロー図
【図13】本発明の実施の形態4、6及び7におけるスケジューリング部の内部構成を示すブロック図
【図14】本発明の実施の形態4におけるMCS決定部においてTBSテーブルを用いてMCSを決定する手順を示すフロー図
【図15】本発明の実施の形態5におけるMCS決定部においてTBSテーブルを用いてMCSを決定する手順を示すフロー図
【図16】本発明の実施の形態6におけるMCS決定部においてTBSテーブルを用いてMCSを決定する手順を示すフロー図
【図17】本発明の実施の形態7におけるMCS決定部においてTBSテーブルを用いてMCSを決定する手順を示すフロー図
【図18】本発明の実施の形態8に係る基地局装置におけるスケジューリング部の内部構成を示すブロック図
【図19】本発明の実施の形態8に係る通信端末装置の構成を示すブロック図
【図20】従来におけるCQIテーブルを示す図
【図21】従来におけるCQIテーブルをCQIとコード数とを変調方式毎に対応させた概略図
【符号の説明】
151 スケジューラ
152 バッファ
153 変調部
154 送信電力制御部
301、1801 送信先決定部
302、1802 送信電力決定部
303、1901 HS−PDSCH SIR推定部
304、1101、1301、1902 MCS決定部
1804 MCS制御部
Claims (12)
- 送信電力リソースに基づいて下り回線信号の送信電力を決定する送信電力決定手段と、
前記送信電力決定手段によって決定された送信電力及び通信端末装置から受信した下り回線品質を示す回線報告値とに基づいて通信端末装置における信号品質を推定する品質推定手段と、
前記品質推定手段によって推定された信号品質に応じて、所定の受信品質を満たす最大の送信ブロックサイズを決定し、決定した送信ブロックサイズに対応する拡散コード数及び変調方式の組み合わせを割り当てる割り当て手段と、
を具備することを特徴とする基地局装置。 - 前記割り当て手段は、自装置の拡散コードリソースと、通信端末装置の能力内の拡散コード数及び変調方式とに基づいて、送信ブロックサイズを決定することを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
- 前記割り当て手段は、所定値以上の符号化率となる送信ブロックサイズを決定することを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
- 前記割り当て手段は、変調方式に応じて符号化率の所定値を変更することを特徴とする請求項3に記載の基地局装置。
- 前記割り当て手段は、推定された信号品質に応じて、所定の受信品質を満たすように決定された最大の送信ブロックサイズが送信待ちのデータ量を一定以上越える場合、送信ブロックサイズが送信待ちのデータ量から一定以内に収まるように送信ブロックサイズを調整することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の基地局装置。
- 前記割り当て手段は、送信ブロックサイズを調整するため下り回線信号の送信電力を低減する指示を前記送信電力決定手段に対して行い、
前記送信電力決定手段は、前記割り当て手段の指示に従って、下り回線信号の送信電力を低減することを特徴とする請求項5に記載の基地局装置。 - 前記割り当て手段は、送信ブロックサイズを調整するため割り当てる拡散コード数を低減することを特徴とする請求項5に記載の基地局装置。
- 前記割り当て手段は、送信ブロックサイズを調整するため変調多値数を低減することを特徴とする請求項5に記載の基地局装置。
- 前記割り当て手段は、送信ブロックサイズを調整するため割り当てる拡散コード数を低減し、変調多値数を低減すると共に、下り回線信号の送信電力を低減する指示を前記送信電力決定手段に対して行い、
前記送信電力決定手段は、前記割り当て手段の指示に従って、下り回線信号の送信電力を低減することを特徴とする請求項5に記載の基地局装置。 - 前記割り当て手段は、送信ブロックサイズを調整するため、前記最大の送信ブロックサイズに対する送信待ちデータ量の割合に応じて、前記送信電力決定手段によって決定された送信電力と、前記最大の送信ブロックサイズに対応するコード数を低減することを特徴とする請求項5に記載の基地局装置。
- 送信電力リソースに基づいて決定された下り回線信号の送信電力情報を受信する受信手段と、
信号品質を測定する品質測定手段と、
前記受信手段によって受信された送信電力情報と前記品質測定手段によって測定された信号品質とに基づいて、所定の受信品質を満たす最大の送信ブロックサイズを決定し、決定した送信ブロックサイズと、この送信ブロックサイズに対応する拡散コード数及び変調方式との組み合わせを基地局装置に要求する要求手段と、
を具備することを特徴とする通信端末装置。 - 送信電力リソースに基づいて下り回線信号の送信電力を決定する送信電力決定工程と、
前記送信電力決定工程によって決定された送信電力及び通信端末装置から受信した下り回線品質を示す回線報告値とに基づいて通信端末装置における信号品質を推定する品質推定工程と、
前記品質推定工程によって推定された信号品質に応じて、所定の受信品質を満たす最大の送信ブロックサイズを決定し、決定した送信ブロックサイズに対応する拡散コード数及び変調方式の組み合わせを割り当てる割り当て工程と、
を具備することを特徴とする送信割り当て制御方法。
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