JP3789886B2 - Roof board stripping tool - Google Patents
Roof board stripping tool Download PDFInfo
- Publication number
- JP3789886B2 JP3789886B2 JP2002329637A JP2002329637A JP3789886B2 JP 3789886 B2 JP3789886 B2 JP 3789886B2 JP 2002329637 A JP2002329637 A JP 2002329637A JP 2002329637 A JP2002329637 A JP 2002329637A JP 3789886 B2 JP3789886 B2 JP 3789886B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- fulcrum
- operation handle
- holding
- clamping member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋根の葺板引き剥がし具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
横葺屋根や縦葺屋根の葺板(屋根板)は、長期使用により老朽化すると、雨漏りなどの不具合が生じる恐れがあるため、適当な時期に改修(葺替え)を行うことが望ましい。
【0003】
この屋根板の葺替えにあたっては、葺板を野地板から全部引き剥がして取り去るが、この葺板引き剥がし作業は手作業によるものであるために多大な労力と費用を要し、また時間もかかる非常に厄介な作業であった。
【0004】
本発明は、このような現状に鑑み、これを解決するためのもので、葺板の引き剥がし作業を容易化できる実用性に秀れた屋根の葺板引き剥がし具を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0006】
横葺屋根用の横葺板1の、棟側に配設される連結用折曲部1Aに挟持係止する挟持部2を設け、この挟持部2は、挟持部材7と、この挟持部材7に対し挟持開閉作動し且つ前記横葺板1の連結用折曲部1Aに食い込み係止する係止爪2Aとで構成して、この挟持部材7と係止爪2Aとで連結用折曲部1Aを挟持係止する構成とし、この挟持部2を挟持開閉操作する操作ハンドル部3を設け、この挟持部2の近傍に支点部4を設けて、この支点部4を支点に操作ハンドル部3を可倒し得るように構成すると共に、挟持部2で前記横葺板1の連結用折曲部1Aを挟持係止したまま操作ハンドル部3を倒すと、この支点部4を支点としたテコ作用により挟持部2が起動し、この連結用折曲部1Aから横葺板1が屋根下地材5に対して引き剥がされるように構成したことを特徴とする屋根の葺板引き剥がし具に係るものである。
【0007】
また、前記挟持部2の反対側に向けて前記操作ハンドル部3を突設し、この挟持部2の外側近傍に前記支点部4を並設状態に設けて、この支点部4を支点にして前記操作ハンドル部3を倒すことにより挟持部2が上方へ起動するように構成したことを特徴とする請求項1記載の屋根の葺板引き剥がし具に係るものである。
【0008】
また、前記操作ハンドル部3は、一対のハンドル体3Aから成り、この一対のハンドル体3Aを接離操作することに連動して前記挟持部2が開閉作動する構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の屋根の葺板引き剥がし具に係るものである。
【0009】
また、丸形の前記挟持部材7を採用すると共に、この挟持部材7は、縦葺屋根の瓦棒6の瓦棒キャップ6Aに嵌合し得るように構成し、この挟持部材7の両側にこの挟持部材7に対して挟持開閉作動する前記係止爪2Aを設け、この挟持部材7を瓦棒キャップ6Aに嵌合して前記操作ハンドル部3を操作することにより前記瓦棒6の両側部を挟持部材7の周面と前記係止爪2Aとで挟持係止するように構成し、この挟持部2で瓦棒6を挟持係止したまま操作ハンドル部3を倒すと、前記支点部4を支点としたテコ作用により挟持部2が起動し、瓦棒6と共に縦葺板8が屋根下地材5に対して引き剥がされるように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の屋根の葺板引き剥がし具に係るものである。
【0010】
また、前記挟持部材7の一側周面と一方の前記係止爪2Aとで前記瓦棒6の一側を挟持係止し、前記挟持部材7の他側周面と他方の前記係止爪2Aとで前記瓦棒6の他側を挟持係止するように前記挟持部2を構成したことを特徴とする請求項4記載の屋根の葺板引き剥がし具に係るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
好適と考える本発明の実施の形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてその作用効果を示して簡単に説明する。
【0012】
先ず、横葺屋根の横葺板1の連結用折曲部1Aに挟持部2を配設し、操作ハンドル部3を操作してこの挟持部2で連結用折曲部1Aを挟持係止する。
【0013】
続いて、支点部4を支点にして操作ハンドル部3を倒すと、この支点部4を支点としたテコ作用により挟持部2が起動し、この連結用折曲部1Aから横葺板1が屋根下地材5に対して引き剥がされる。
【0014】
また、この際、挟持部2が横葺板1の連結用折曲部1Aに確固に挟持係止しているため、操作ハンドル部3を倒した際に挟持部2から連結用折曲部1Aが抜け外れてしまうようなことがなく、これにより本引き剥がし具が連結用折曲部1Aから外れることで作業者が屋根上でバランスを崩したり、本引き剥がし具と共に屋根上から落下したりするようなことがなく、安全に作業を行うことができる。
【0015】
従って、単に操作ハンドル部3を操作して挟持部2で横葺板1の連結用折曲部1Aを挟持係止し、そのまま操作ハンドル部3を倒すだけの作業で横葺板1を引き剥がすことができるため、この横葺板1の除去作業が容易にしかも安全に行われることになる極めて実用性に秀れた画期的な屋根の葺板引き剥がし具となる。
【0016】
また、例えば、前記挟持部2に縦葺屋根の瓦棒6の瓦棒キャップ6Aに嵌合する嵌合部7を設け、この嵌合部7の両側にこの嵌合部7に対して挟持開閉作動する係止爪2Aを設け、この嵌合部7を瓦棒キャップ6Aに嵌合して前記操作ハンドル部3を操作することにより前記瓦棒6の両側部に前記係止爪2Aが挟持係止するように構成すれば、この挟持部2(係止爪2A)で瓦棒6を挟持係止し、そのまま操作ハンドル部3を倒すと、前記支点部4を支点としたテコ作用により挟持部2が起動し、瓦棒6と共に縦葺板8が屋根下地材5に対して引き剥がされることになる。
【0017】
従って、この構成によれば、縦葺屋根の縦葺板8の引き剥がし除去作業も容易に行うことができることになり、しかも、この作業を行うにあたって係止爪2Aが瓦棒6に確固に食い込み係止するために挟持部2から瓦棒6が抜け外れてしまうようなことがなく、上記した横葺板1の除去作業と同様に安全に作業を行うことができ、一層実用的となる。
【0018】
【実施例】
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
【0019】
本実施例は、横葺板1も縦葺板8も引き剥がし除去することができる屋根の葺板引き剥がし具に係るもので、横葺屋根用の横葺板1の、棟側に配設される連結用折曲部1A及び、縦葺屋根の瓦棒6に挟持係止する挟持部2を設け、この挟持部2を挟持開閉操作する操作ハンドル部3を挟持部2の反対側に突設している。
【0020】
具体的に説明すると、図1に示すように、逆T字形の板状基体9を所定間隔を置いて対設し、この対設する基体9間の下側に挟持部2を設け、上側に操作ハンドル部3を設けている。
【0021】
更に説明すると、基体9の左右下部には垂下部9Aを設け、この左右の垂下部9Aの夫々の対向間隙部間に所定の長さを有する係止爪2Aを先端に備えた挟持半体10の先端寄りを配設して回動自在に枢着している。
【0022】
また、この挟持半体10は、略コ字形に形成して遊離杆部間に架け渡される中間杆部側を先端部とし、この先端部に遊離杆部に対して斜設状態となるように前記係止爪2Aを突設している。
【0023】
また、この係止爪2Aは、挟持半体10の先端を鋭角形に形成して構成し、この鋭利な係止爪2Aが横葺板1の連結用折曲部1Aや縦葺屋根の瓦棒6に食い込み係止し得るように構成している。
【0024】
操作ハンドル部3は、コ字形であって左右の遊離杆部を長く形成した二体のハンドル体3Aで成り、この二体のハンドル体3Aの遊離杆部の先端側(図面における下端側)途中部を交差軸着して、ハンドル体3Aの基端側の握持杆部3Bが互いに接離回動自在となるように構成している。
【0025】
また、この交差軸着部11(軸)を前記基体9の上方部に設けた縦長のガイド長窓12に上下スライド自在に装着している。
【0026】
そして、この操作ハンドル部3を構成する二体のハンドル体3Aの各遊離両先端部に、コ字形挟持半体10基端側の遊離両端を回動自在に枢着することで、握持杆部3Bの反対側に係止爪2Aが突設するように構成している。
【0027】
また、本実施例では、図2に示す状態から、図3に示すように二体のハンドル体3Aを互いに離反する方向に動かすと、交差軸着部11がガイド長窓12に沿って下降スライドすると共に、挟持半体10の基端部が外側に開くように作動して前記係止爪2Aが起動回動し、逆に、二体のハンドル体3Aを互いに接近する方向に動かすと、交差軸着部11がガイド長窓12に沿って上昇スライドすると共に、挟持半体10の基端部がハンドル体3Aに連動し、これにより基体9の垂下部9Aとの枢着部を支点にして夫々の係止爪2Aが起動して、内側に閉じるように作動するリンク機構を構成している。
【0028】
即ち、一対の握持杆部3Bを接離操作することに連動して係止爪2Aが開閉回動作動する構成としている。
【0029】
また、本実施例では、二体のハンドル体3Aを操作する際に、この二体のハンドル体3Aが前記基体9に対して均等に回動し、図2,図3に示すように左右対称に回動作動するように作動制御するハンドル作動機構部13を設けている。
【0030】
このハンドル作動機構部13について説明すると、図1〜図3に示すように、図面手前側の基体9の上部を上方へ延設形成すると共に、この上部延設部9Bに上下方向に長さのある長窓部14を形成している。
【0031】
一方、二体のハンドル体3Aには、図面手前側の遊離杆部の中程に夫々帯状の等長のガイド体15の一端部を回動自在に枢着し、この夫々のガイド体15の他端部同士を回動自在に枢着すると共に、この枢着部16(軸)を前記長窓部14に上下スライド自在に装着している。
【0032】
従って、図2,図3に示すように、一対の握持杆部3B(二体のハンドル体3A)を接離操作することに連動して枢着部16が長窓部14に沿って上下方向にだけスライド移動することになり、この枢着部16で連結された等長のガイド体15の夫々によって二体のハンドル体3Aが吊られた状態で枢着連結されているため、この二体のハンドル体3Aはガイド体15によって左右対称に回動作動する構成としている。
【0033】
よって、これにより二体のハンドル体3Aが別々に勝手に回動してしまうようなことがないため、操作ハンドル部3を操作し易く、秀れた操作性を発揮する構成としている。
【0034】
また、本実施例では、対設する前記基体9の下部中央部間に、縦葺屋根の瓦棒6の瓦棒キャップ6Aに嵌合し得る断面略丸形の嵌合部7を架設し、この嵌合部7の両側に配設する鋭利な前記係止爪2Aの先端縁の全縁部が、前記ハンドル体3Aを互いに離反するように開いた際に嵌合部7の周面に当接する構成としている。即ち、この嵌合部7としての挟持部材7の周面と係止爪2Aとで横葺板1の連結用折曲部1Aと、縦葺屋根の瓦棒6を挟持係止する前記挟持部2を構成している。
【0035】
また、この断面略丸形の嵌合部7は、図7に示すように瓦棒キャップ6Aに対してガタつかずに合致し得るように径寸法を設定構成し、これにより縦葺屋根の縦葺板8を引き剥がす際に、瓦棒6に対して本引き剥がし具が不安定にガタついたりすることなく、安定的に後述の引き剥がし作業を行えるようにしている。
【0036】
また、この挟持部2を更に説明すると、横葺板1の連結用折曲部1Aと、縦葺屋根の瓦棒6を挟持係止し得るもので、横葺屋根の横葺板1を引き剥がす場合には、嵌合部7とどちらか片側の係止爪2Aだけを使用して、嵌合部7の周面と係止爪2Aの全縁部との間で横葺板1の連結用折曲部1Aを挟持係止する構成とし、縦葺屋根の縦葺板8を引き剥がす場合には、嵌合部7の一側周面と一方の前記係止爪2Aとで前記瓦棒6の一側を挟持係止し、前記嵌合部7の他側周面と他方の前記係止爪2Aとで前記瓦棒6の他側を挟持係止する構成としている。
【0037】
また、この際、本実施例では、所定の長さを有する係止爪2Aの全縁部が嵌合部7の周面に対して当接し得る構成のため、この係止爪2Aの全縁部と嵌合部7の周面とで横葺板1の連結用折曲部1Aも縦葺屋根の瓦棒6も極めて強固に挟持係止できることとなる。
【0038】
また、本実施例では、挟持部2の近傍に支点部4を設けて、この支点部4を支点に操作ハンドル部3を可倒すると、この支点部4を支点としたテコ作用により挟持部2が起動するように構成している。
【0039】
具体的に説明すると、前記基体9の左右下部の垂下部9Aの下端部が支点部4となるように構成している。
【0040】
また、この支点部4は、操作ハンドル部3を倒し易いようにこの垂下部9A(支点部4)の下端縁を湾曲縁に形成すると共に、この湾曲下縁に沿って基体9の外側へ湾曲板部を突設し、この湾曲板部の下面を保護部4Aとしてこの保護部4Aが横葺板1若しくは縦葺板8に面接することにより、支点部4が点接触する場合に比べて屋根下地材5に荷重が加わりにくくし、屋根下地材5が傷付きにくい構成としている。
【0041】
次に、本実施例の使用方法を説明する。
【0042】
先ず、横葺屋根の横葺板1を除去する場合について説明する。
【0043】
図4に示すように、横葺板1の連結用折曲部1Aに挟持部2を配設して、いずれか片側の係止爪2Aが連結用折曲部1Aの下方に位置するようにする。
【0044】
続いて、操作ハンドル部3をその対設する握持杆部3Bが互いに離反するように回動操作すると、係止爪2Aが起動して下方から連結用折曲部1Aを上方へ引き起こすように折曲させていき、図5に示すようにこの連結用折曲部1Aが係止爪2Aと嵌合部7の周面との間に挟持係止されることになる。
【0045】
続いて、図6に示すように、連結用折曲部1Aを挟持係止した係止爪2Aの外側に並設する支点部4を支点にして操作ハンドル部3を倒すと、この支点部4を支点としたテコ作用により挟持部2が起動し、この連結用折曲部1Aから横葺板1が屋根下地材5(野地板)に対して引き剥がされることになる。
【0046】
また、この際、係止爪2Aの全縁部が横葺板1の連結用折曲部1Aに食い込んで嵌合部7の周面との間に確固に挟持係止しているため、操作ハンドル部3を倒した際に挟持部2から連結用折曲部1Aが抜け外れてしまうようなことがなく、これにより本引き剥がし具が連結用折曲部1Aから外れることで作業者が屋根上でバランスを崩したり、本引き剥がし具と共に屋根上から落下したりするようなことがなく、安全に作業を行うことができる。
【0047】
従って、単に操作ハンドル部3を操作して挟持部2で横葺板1の連結用折曲部1Aを挟持係止し、そのまま操作ハンドル部3を倒すだけの作業で横葺板1を引き剥がすことができるため、この横葺板1の除去作業が容易にしかも安全に行われることになる極めて実用性に秀れた画期的な屋根の葺板引き剥がし具となる。
【0048】
次に、縦葺屋根の縦葺板8を除去する場合について説明する。
【0049】
瓦棒6の上方から瓦棒キャップ6Aに嵌合部7を嵌合し、操作ハンドル部3をその対設する握持杆部3Bが互いに離反するように回動操作すると、図7に示すように、嵌合部7の図面左側面と図面左側の係止爪2Aとで瓦棒6の上部左側を挟持係止し、嵌合部7の図面右側面と図面右側の係止爪2Aとで瓦棒6の上部右側を挟持係止することになる。
【0050】
続いて、図7中の矢印のように操作ハンドル部3を倒すと、前記支点部4を支点としたテコ作用により挟持部2が起動し、瓦棒6と共に縦葺板8が屋根下地材5に対して引き剥がされることになる。
【0051】
従って、縦葺屋根の縦葺板8の引き剥がし除去作業も容易に行うことができ、しかもこの作業を行うにあたっても、係止爪2Aが瓦棒6に確固に食い込み係止するために挟持部2から連結用折曲部1Aが抜け外れてしまうことがなく、上記した横葺屋根での横葺板1引き剥がし作業と同様に安全に作業を行うことができる。
【0052】
図中符号17は横葺板1及び縦葺板8を屋根下地材5に固定するための固定具(釘)である。
【0053】
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
【0054】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成したから、単に操作ハンドル部を操作することで挟持部が横葺板の連結用折曲部に確固に挟持係止することになり、そのまま操作ハンドル部を倒すだけの作業で横葺板を簡単に引き剥がすことができるため、横葺板の除去作業が容易に行われることになり、しかも挟持部は、係止爪が横葺板の連結用折曲部に確固に食い込み係止してこの係止爪と挟持部材により連結用折曲部を確固に挟持係止するため、操作ハンドル部を倒した際に挟持部から連結用折曲部が抜け外れてしまうようなことがなく、これにより本引き剥がし具が連結用折曲部から外れることで作業者が屋根上でバランスを崩したり、本引き剥がし具と共に屋根上から落下したりするようなことのない安全な作業が行われることになるなど、極めて実用性に秀れた画期的な屋根の葺板引き剥がし具となる。
【0055】
また、請求項2記載の発明においては、前記作用効果を確実に発揮する構成を簡易に設計実現可能となる一層実用性に秀れた屋根の葺板引き剥がし具となる。
【0056】
また、請求項3記載の発明においては、操作性に秀れた前記操作ハンドル部を簡易に設計実現可能となる一層実用性に秀れた構成の屋根の葺板引き剥がし具となる。
【0057】
また、請求項4記載の発明においては、挟持部の係止爪と嵌合部で瓦棒の両側部を確固に挟持係止することができ、そのまま支点部を支点にして操作ハンドル部を倒すことだけで、縦葺板を屋根下地材に対して引き剥がしできるため、縦葺屋根の縦葺板の引き剥がし除去作業も容易に行うことができ、しかもこの作業を行うにあたっても、挟持部から連結用折曲部が簡単に抜け外れてしまうようなことがないため、上記横葺屋根の葺板除去作業と同様に安全に作業を行うことができるなど、一層実用性に秀れた構成の屋根の葺板引き剥がし具となる。
【0058】
また、請求項5記載の発明においては、瓦棒に対して確固に挟持係止できる一層実用性に秀れた構成の屋根の葺板引き剥がし具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例を示す斜視図である。
【図2】 本実施例を示す側面図である。
【図3】 本実施例の操作ハンドル部を開いて挟持部を挟持閉塞した状態を示す一部を省略した側面図である。
【図4】 本実施例の横葺板の連結用折曲部に挟持部を配設した状態を示す説明図である。
【図5】 図4の状態から操作ハンドル部を開いて挟持部で横葺板の連結用折曲部を挟持係止した状態を示す説明図である。
【図6】 図5の状態から支点部を支点にして操作ハンドル部を倒し、横葺板を屋根下地材から引き剥がした状態を示す説明図である。
【図7】 本実施例の挟持部で縦葺屋根の瓦棒を挟持係止した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 横葺板
1A 連結用折曲部
2 挟持部
2A 係止爪
3 操作ハンドル部
3A ハンドル体
4 支点部
5 屋根下地材
6 瓦棒
6A 瓦棒キャップ
7 挟持部材(嵌合部)
8 縦葺板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a roof strip peeling tool.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
It is desirable to repair (replacing) the floorboard or the rooftop of the vertical roof (approaching) at an appropriate time because it may cause problems such as rain leakage if it becomes obsolete due to long-term use.
[0003]
When changing the roofboard, the entire board is peeled off and removed from the field board. However, since this work is done manually, it requires a lot of labor and cost, and it takes time. It was a difficult task.
[0004]
In view of such a current situation, the present invention is to solve this problem and to provide a roof strip remover with excellent practicality that can facilitate the strip stripping operation.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The gist of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0006]
A
[0007]
Further, the operation handle 3 is projected toward the opposite side of the
[0008]
Further, the operation handle portion 3 includes a pair of
[0009]
Further, while adopting the clamping member 7 round, this clamping member 7 is configured so as to fit in
[0010]
Further, the clamping member 7 seals clamped engagement with one side of the tile rod 6 between the one side circumferential surface and one of the
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention (how to carry out the invention) considered to be suitable will be briefly described with reference to the drawings, showing its effects.
[0012]
First, the
[0013]
Subsequently, when the operation handle part 3 is tilted with the
[0014]
Further, at this time, since the
[0015]
Therefore, the operation handle portion 3 is simply operated to hold and lock the connecting bent portion 1A of the
[0016]
In addition, for example, a fitting portion 7 that fits to the
[0017]
Therefore, according to this configuration, the vertical roof plate 8 of the vertical roof can be easily peeled and removed, and the
[0018]
【Example】
Specific embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0019]
The present embodiment relates to a roof strip remover that can peel off and remove both the
[0020]
More specifically, as shown in FIG. 1, inverted T-shaped
[0021]
More specifically, a hanging portion 10A is provided at the lower left and right sides of the
[0022]
Further, the sandwiching
[0023]
Further, the latching
[0024]
The operation handle portion 3 is formed of two handle
[0025]
In addition, this cross-axis attaching portion 11 (axis) is mounted on a vertically long guide
[0026]
The free handle on the base end side of the
[0027]
Further, in this embodiment, when the two
[0028]
That is, the latching
[0029]
Further, in this embodiment, when the two
[0030]
The handle
[0031]
On the other hand, one end of a belt-like
[0032]
Accordingly, as shown in FIGS. 2 and 3, the pivoting
[0033]
Therefore, the two
[0034]
Further, in this embodiment, a fitting portion 7 having a substantially round cross section that can be fitted to the
[0035]
Further, as shown in FIG. 7, the fitting portion 7 having a substantially round cross section is configured to have a diameter dimension so as to be able to match the
[0036]
Further, the sandwiching
[0037]
At this time, in this embodiment, since the entire edge of the locking
[0038]
Further, in this embodiment, when the
[0039]
More specifically, the lower end portion of the hanging
[0040]
Further, the
[0041]
Next, the usage method of a present Example is demonstrated.
[0042]
First, the case of removing the
[0043]
As shown in FIG. 4, the clamping
[0044]
Subsequently, when the operating handle portion 3 is rotated so that the gripping hook portions 3B facing each other are separated from each other, the locking
[0045]
Subsequently, as shown in FIG. 6, when the operation handle part 3 is tilted with the
[0046]
At this time, since the entire edge portion of the locking
[0047]
Therefore, the operation handle portion 3 is simply operated to hold and lock the connecting bent portion 1A of the
[0048]
Next, the case where the vertical roof plate 8 of the vertical roof is removed will be described.
[0049]
As shown in FIG. 7, when the fitting portion 7 is fitted to the
[0050]
Subsequently, when the operation handle portion 3 is tilted as shown by an arrow in FIG. 7, the sandwiching
[0051]
Therefore, the work of peeling and removing the vertical roof plate 8 of the vertical roof can be easily performed, and also when performing this work, the holding
[0052]
[0053]
Note that the present invention is not limited to this embodiment, and the specific configuration of each component can be designed as appropriate.
[0054]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, by simply operating the operation handle portion, the holding portion is firmly held and locked to the connecting folding portion of the horizontal plate, and the operation handle portion is simply tilted as it is. In this operation, the horizontal plate can be easily peeled off, so the horizontal plate can be removed easily.In addition, the clamping claw is connected to the bent portion for connecting the horizontal plate. The connecting bent portion is firmly pinched and locked by the latching claw and the holding member, so that the connecting bent portion comes off from the holding portion when the operation handle is tilted. There is no such thing as this, so that the peeling tool is not detached from the bending part for connection, so that the operator does not lose the balance on the roof or falls off the roof together with the peeling tool. Extremely practical, including safe work The Xiu the innovative roof of 葺板 peel fixture to.
[0055]
Further, in the invention described in
[0056]
Further, in the invention according to claim 3 , the roof handle stripping tool of the construction with further excellent practicality that enables the design and realization of the operation handle portion with excellent operability can be easily realized.
[0057]
Further, in the invention according to
[0058]
Moreover, in the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment.
FIG. 2 is a side view showing the embodiment.
FIG. 3 is a side view with a part omitted showing a state in which the operation handle part of the present embodiment is opened and the holding part is held and closed.
FIG. 4 is an explanatory view showing a state in which a clamping portion is disposed in a connecting bent portion of the horizontal board of the present embodiment.
5 is an explanatory view showing a state in which the operation handle portion is opened from the state shown in FIG. 4 and the connecting bent portion of the horizontal plate is held and held by the holding portion. FIG.
6 is an explanatory view showing a state in which the operation handle portion is tilted from the state of FIG. 5 with the fulcrum portion as a fulcrum, and the horizontal board is peeled off from the roof base material.
FIG. 7 is an explanatory diagram showing a state in which a tile rod of a vertical roof is sandwiched and locked by the sandwiching portion of the present embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
8 Vertical board
Claims (5)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002329637A JP3789886B2 (en) | 2002-11-13 | 2002-11-13 | Roof board stripping tool |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002329637A JP3789886B2 (en) | 2002-11-13 | 2002-11-13 | Roof board stripping tool |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004162380A JP2004162380A (en) | 2004-06-10 |
JP3789886B2 true JP3789886B2 (en) | 2006-06-28 |
Family
ID=32807575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002329637A Expired - Fee Related JP3789886B2 (en) | 2002-11-13 | 2002-11-13 | Roof board stripping tool |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3789886B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102889000A (en) * | 2012-11-06 | 2013-01-23 | 南通建筑工程总承包有限公司 | Device and method for vertically transporting super-long flexible roof plates |
-
2002
- 2002-11-13 JP JP2002329637A patent/JP3789886B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102889000A (en) * | 2012-11-06 | 2013-01-23 | 南通建筑工程总承包有限公司 | Device and method for vertically transporting super-long flexible roof plates |
CN102889000B (en) * | 2012-11-06 | 2015-04-15 | 江苏中南建筑产业集团有限责任公司 | Device and method for vertically transporting super-long flexible roof plates |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004162380A (en) | 2004-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2017375358B2 (en) | Ceramic tile leveling bracket, pushing and clamping pliers and ceramic tile leveling and laying system | |
CA2579684A1 (en) | Pulling tool | |
JP3789886B2 (en) | Roof board stripping tool | |
JP2001017558A (en) | Safety apparatus for fall prevention | |
US3913370A (en) | Supplemental bending attachment for portable sheet material bending brake | |
KR101548581B1 (en) | a lifting apparatus for concrete beam bridge | |
JP2578580Y2 (en) | Scaffold board | |
CA2390732C (en) | Roof curb installation tool | |
CN213806442U (en) | Ceramic tile support of making level, push away tight pincers and ceramic tile system of paving | |
JP2018035586A (en) | Shingle tearing-off tool of roof | |
KR100228135B1 (en) | Hood-stay rod fixing clip | |
JP2530878Y2 (en) | Stopper jig for trunk lid | |
JPH0357533Y2 (en) | ||
FR2756600A1 (en) | Fixing for tensioned membrane between building walls | |
JP3145303U (en) | Ceiling board auxiliary support | |
JP2794564B2 (en) | Sliding clasp for roof | |
JP3570008B2 (en) | Cab skylight opening and closing device | |
JP4711312B2 (en) | Simple roof construction method and construction jig | |
JPH11320439A (en) | Bolt holding jig | |
JP3811860B2 (en) | Heel support | |
JPH0632211U (en) | Mole fixture | |
JP2583187Y2 (en) | Door panel connecting device for shutters | |
FR2516135A1 (en) | Tool for nailing roof tiles to support - has bearing block spacing striker from support | |
JP2818305B2 (en) | Roof panel hanging jig | |
JPS6122779Y2 (en) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051121 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060309 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060329 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3789886 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140407 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |