JP3787325B2

JP3787325B2 - Sliding door interlocking device

Info

Publication number: JP3787325B2
Application number: JP2002330921A
Authority: JP
Inventors: 善行真崎; 祥平池田
Original assignee: 株式会社ムラコシ精工
Priority date: 2001-11-27
Filing date: 2002-11-14
Publication date: 2006-06-21
Anticipated expiration: 2022-11-14
Also published as: JP2004060429A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開口部の少なくとも一部を開閉可能にする第１の引戸および第２の引戸を連動させる引戸連動装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の引戸連動装置としての開閉体連動装置は、家具などの内部に設けられた収容空間の開口部の開口縁に沿って水平方向に向けて移動可能に取り付けられた複数、例えば３枚の開閉体としての平板矩形状の第１の扉体、第２の扉体および第３の扉体を互いに連動させて、この収容開口を開閉可能にする連動装置本体を備えている。
【０００３】
この連動装置本体は、第１の扉体の高さ方向における上端面の長手寸法と略等しい長手寸法を有する細長状に形成されて、この第１の扉体の上端面に取り付けられている。さらに、この連動装置本体の長手方向における両端部には、被嵌挿部としての取付孔がそれぞれ穿設されている。また、この連動装置本体は、開口部の開口縁である下端面にこの開口縁における周方向に沿って設けられた凹溝状の走行溝部に摺動可能に取り付けられる。
【０００４】
また、第１の扉体、第２の扉体および第３の扉体は、互いの面方向を平行にした状態で、これら第１の扉体、第２の扉体および第３の扉体それぞれの面方向に沿ってそれぞれが移動可能に配設されている。さらに、第１の扉体は、第２の扉体と第３の扉体との間に配設されている。そして、この第１の扉体の高さ方向の上端面におけるこの第１の扉体の幅方向の両端部それぞれには、この上端面から垂直に突出した嵌挿突部としてのピボット軸が進退可能に突設されている。さらに、これらピボット軸は、開口部に第１の扉体を取り付ける際に、この開口部の走行溝部に摺動可能に取り付けた連動装置本体の取付孔にそれぞれが嵌挿される(例えば、特許文献１参照。)。
【０００５】
【特許文献１】
特開平１０−３３９０６３号公報（第１８−２２頁、図１６および図１７）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した開閉体連動装置では、第１の扉体を開口部に取り付ける際に、この開口部の走行溝部に摺動可能に取り付けられた連動装置本体の各取付孔に各ピボット軸のそれぞれが嵌合されるように、この第１の扉体を持ち上げて位置合わせした状態で開口部に取り付けなければならない。
【０００７】
このため、第１の扉体を開口部に取り付ける際に、この第１の扉体の各ピボット軸それぞれを連動装置本体の取付孔に位置合わせするのに手間が掛かるから、これら各ピボット軸を各取付孔に嵌挿させる作業が容易ではないので、開口部への第１の扉体の取り付けが容易ではないという問題を有している。
【０００８】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、取り付けが容易な引戸連動装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の引戸連動装置は、開口部の開口上縁に沿って固定されたガイドレールの長手方向に沿って移動可能に取り付けられ、前記開口部の少なくとも一部を開閉可能にする第１の引戸とこの第１の引戸に隣接する第２の引戸とを逆方向に連動させる引戸連動装置であって、前記ガイドレールの長手方向に沿って移動する基部と、この基部の前記第１の引戸の移動方向における両端部のそれぞれに設けられた支持体と、前記第２の引戸に取り付けられた伝達体と、前記支持体間に支持されて一部が前記伝達体に接続され、前記第２の引戸の移動で、この移動の逆方向に向けて前記第１の引戸を連動させる調帯と、前記伝達体および前記第２の引戸のいずれか一方に上下方向に沿って突設された嵌挿突部と、前記伝達体および前記第２の引戸のいずれか他方に設けられ、前記嵌挿突部が嵌挿される被嵌挿部と、前記伝達体に前記第２の引戸を取り付ける際に、前記嵌挿突部による前記被嵌挿部への嵌挿を案内する案内部とを具備しているものである。
【００１０】
そして、第１の引戸および第２の引戸を開口部の開口上縁に沿って固定されたガイドレールの長手方向に沿って移動可能に取り付けて、この開口部の少なくとも一部を開閉可能にする。すると、これら第１の引戸および第２の引戸を取り付ける際に、伝達体および第２の引戸のいずれか一方に上下方向に沿って突設した嵌挿突部が、案内部により案内されて、伝達体および第２の引戸のいずれか他方に設けた被嵌挿部に嵌挿する。このため、第１の引戸および第２の引戸を引戸連動装置に取り付ける作業が容易になるので、開口部への第１の引戸および第２の引戸の取り付けが容易になる。
【００１１】
請求項２記載の引戸連動装置は、開口部の開口上縁に沿って固定されたガイドレールの長手方向に沿って移動し前記開口部の少なくとも一部を開閉可能にする第１の引戸およびこの第１の引戸に隣接する第２の引戸のうちの前記第１の引戸に取り付けられ、これら第１の引戸と第２の引戸とを逆方向に連動させる引戸連動装置であって、前記第１の引戸の長手方向に沿って取り付けられた基部と、この基部の前記第１の引戸の移動方向における両端部のそれぞれに設けられた支持体と、前記第２の引戸に取り付けられた伝達体と、前記支持体間に支持されて一部が前記伝達体に接続され、前記第２の引戸の移動で、この移動の逆方向に向けて前記第１の引戸を連動させる調帯と、前記伝達体および前記第２の引戸のいずれか一方に上下方向に沿って突設された嵌挿突部と、前記伝達体および前記第２の引戸のいずれか他方に設けられ、前記嵌挿突部が嵌挿される被嵌挿部と、前記伝達体に前記第２の引戸を取り付ける際に、前記嵌挿突部による前記被嵌挿部への嵌挿を案内する案内部とを具備しているものである。
【００１２】
そして、開口部の開口上縁に沿って固定されたガイドレールの長手方向に沿って移動するように第１の引戸および第２の引戸を取り付けて、この開口部の少なくとも一部を開閉可能にする。すると、これら第１の引戸および第２の引戸を取り付ける際に、伝達体および第２の引戸のいずれか一方に上下方向に沿って突設した嵌挿突部が、案内部により案内されて、伝達体および第２の引戸のいずれか他方に設けた被嵌挿部に嵌挿する。このため、第１の引戸および第２の引戸を引戸連動装置に取り付ける作業が容易になるので、開口部への第１の引戸および第２の引戸の取り付けが容易になる。
【００１３】
請求項３記載の引戸連動装置は、請求項１記載の引戸連動装置において、嵌挿突部は、基部および第１の引戸のいずれか一方に突設され、被嵌挿部は、前記基部および前記第１の引戸のいずれか他方に設けられ、案内部は、前記基部に前記第１の引戸を取り付ける際に、前記嵌挿突部による前記被嵌挿部への嵌挿を案内するものである。
そして、基部に第１の引戸を取り付ける際に、この基部および第１の引戸のいずれか一方に突設した嵌挿突部が案内部により案内されて、この基部および第１の引戸のいずれか他方に設けた被嵌挿部に嵌挿する。このため、これら第１の引戸および第２の引戸を基部に取り付ける作業が容易になる。
【００１４】
請求項４記載の引戸連動装置は、請求項１ないし３いずれか記載の引戸連動装置において、案内部は、ガイドレールの内側に連続して傾斜しているものである。
【００１５】
そして、案内部をガイドレールの内側に連続させて傾斜させたので、ガイドレールに第１の引戸および第２の引戸を取り付けた際に、嵌挿突部が被嵌挿部に嵌挿されていなくても、このガイドレールに沿って第１の引戸および第２の引戸を移動させることにより、各嵌挿突部を被嵌挿部に嵌挿させることができる。よって、開口部に対する第１の引戸および第２の引戸の取り付けがより容易になる。
【００１６】
請求項５記載の引戸連動装置は、請求項１ないし４いずれか記載の引戸連動装置において、案内部は、被嵌挿部に連続して傾斜しているものである。
【００１７】
そして、被嵌挿部に連続して案内部を傾斜させたので、引戸連動装置に第１の引戸および第２の引戸を取り付ける際に、嵌挿突部が少なくとも案内部にさえ接触すれば、この案内部の傾斜にて嵌挿突部が案内されて被嵌挿部へと嵌挿される。このため、嵌挿突部を被嵌挿部に嵌挿させる作業が容易になるから、開口部に対する第１の引戸および第２の引戸の取り付けがより容易になる。
【００１８】
請求項６記載の引戸連動装置は、請求項１または２記載の引戸連動装置において、案内部は、被嵌挿部に連続した溝状に形成されているものである。
【００１９】
そして、被嵌挿部に連続した溝状に案内部を形成したため、引戸連動装置に第１の引戸および第２の引戸を取り付ける際に、嵌挿突部が少なくとも案内部の一部にさえ接触すれば、この案内部の溝状にて嵌挿突部が案内されて被嵌挿部へと嵌挿される。このため、嵌挿突部を被嵌挿部に嵌挿させる作業がより容易になるから、開口部に対する第１の引戸および第２の引戸の取り付けがより容易になる。
【００２０】
請求項７記載の引戸連動装置は、請求項６記載の引戸連動装置において、案内部は、被嵌挿部の先端内側に設けられ第１の引戸および第２の引戸の移動方向に対して垂直に突出する係止突部を備えているものである。
【００２１】
そして、被嵌挿部の先端内側に第１の引戸および第２の引戸の移動方向に対して垂直に突出する係止突部を設けたので、嵌挿突部を案内部にて案内させて被嵌挿部に嵌挿させた際に、この嵌挿突部が係止突部によって係止される。このため、この嵌挿突部による被嵌挿部からの抜けが係止突部の内側面によって防止される。
【００２２】
請求項８記載の引戸連動装置は、請求項１、２、６および７いずれか記載の引戸連動装置において、嵌挿突部は、第２の引戸の上端面から突設され、先端にローラが回転自在に軸着された走行部材を備えた連結軸であるものである。
【００２３】
請求項９記載の引戸連動装置は、開口部の開口上縁に沿って固定されたガイドレールの長手方向に沿って移動可能に取り付けられ、前記開口部の少なくとも一部を開閉可能にする第１の引戸とこの第１の引戸に隣接する第２の引戸とを逆方向に連動させる引戸連動装置であって、前記ガイドレールの長手方向に沿って移動する基部と、この基部の前記第１の引戸の移動方向における両端部のそれぞれに設けられた支持体と、前記第２の引戸に取り付けられた伝達体と、前記支持体間に支持されて一部が前記伝達体に接続され、前記第２の引戸の移動で、この移動の逆方向に向けて前記第１の引戸を連動させる調帯と、前記伝達体から下方に突設され上下方向に沿った連結突部と、前記第２の引戸の移動方向における一端面に設けられ、前記連結突部による嵌合により前記伝達体を前記第２の引戸に固定させ、上下方向に沿った連結凹部とを具備しているものである。
【００２４】
そして、開口部の開口上縁に沿って固定されたガイドレールの長手方向に沿って移動可能に第１の引戸および第２の引戸を取り付けて、この開口部の少なくとも一部を開閉可能にする。このとき、第２の引戸に取り付けられた伝達体から下方に突設された連結突部が嵌合される連結凹部を、第２の引戸の移動方向における一端面に設けたので、この連結凹部に連結突部を目視しつつ嵌合させて伝達体を第２の引戸に固定できるので、第２の引戸への伝達体の取り付けが容易になる。
【００２５】
請求項１０記載の引戸連動装置は、開口部の開口上縁に沿って固定されたガイドレールの長手方向に沿って移動し前記開口部の少なくとも一部を開閉可能にする第１の引戸およびこの第１の引戸に隣接する第２の引戸のうちの前記第１の引戸に取り付けられ、これら第１の引戸と第２の引戸とを逆方向に連動させる引戸連動装置であって、前記第１の引戸の長手方向に沿って取り付けられた基部と、この基部の前記第１の引戸の移動方向における両端部のそれぞれに設けられた支持体と、前記第２の引戸に取り付けられた伝達体と、前記支持体間に支持されて一部が前記伝達体に接続され、前記第２の引戸の移動で、この移動の逆方向に向けて前記第１の引戸を連動させる調帯と、前記伝達体から下方に突設され上下方向に沿った連結突部と、前記第２の引戸の移動方向における一端面に設けられ、前記連結突部による嵌合により前記伝達体を前記第２の引戸に固定させ、上下方向に沿った連結凹部とを具備しているものである。
【００２６】
そして、第１の引戸および第２の引戸を開口部の開口上縁に沿って移動可能に取り付けて、この開口部の少なくとも一部を開閉可能にする。このとき、第２の引戸に取り付けられた伝達体から下方に突設された連結突部が嵌合される連結凹部を、第２の引戸の移動方向における一端面に設けたので、この連結凹部に連結突部を目視しつつ嵌合させて伝達体を第２の引戸に固定できるので、第２の引戸への伝達体の取り付けが容易になる。
【００２７】
請求項１１記載の引戸連動装置は、請求項９または１０記載の引戸連動装置において、基部に取り付けられた嵌挿突部と、第１の引戸の移動方向における一端面に設けられ、前記嵌挿突部による嵌挿により前記基部を前記第１の引戸に固定させ、上下方向に沿った被嵌挿部とを具備しているものである。
【００２８】
そして、基部に取り付けた嵌挿突部を、第１の引戸の移動方向における一端面に設けた被嵌挿部に嵌挿させることにより、この第１の引戸に基部が固定されるので、第１の引戸を基部に固定する作業が容易になる。
【００２９】
請求項１２記載の引戸連動装置は、請求項１１記載の引戸連動装置において、嵌挿突部は、ケースであり、被嵌挿部は、前記ケースが嵌合されるケースホルダであり、これらケースおよびケースホルダのいずれか一方に設けられた保持部と、これらケースおよびケースホルダのいずれか他方に設けられ、前記ケースを前記ケースホルダに嵌合させた際に前記保持部に係合してこの保持部への係合を付勢するロック部とを具備しているものである。
【００３０】
そして、ケースをケースホルダに嵌合させると、これらケースおよびケースホルダのいずれか一方に設けた保持部に、これらケースおよびケースホルダのいずれか他方に設けたロック部が係合して、この保持部への係合を付勢する。このため、引戸連動装置の第１の引戸および第２の引戸への取り付けが容易になるとともに、このロック部による保持部への付勢を解除させることにより、ケースホルダからケースが取り外し可能となる。
【００３１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の引戸連動装置の第１の実施の形態の構成を図１ないし図８を参照して説明する。
【００３２】
図１ないし図８において、１は被開閉体開閉装置としての間仕切装置であり、この間仕切装置１は、図示しない建物の廊下と部屋との間を開閉可能に間仕切る。また、この間仕切装置１は、天板２、図示しない底板、左側板３、右側板４により構成される矩形状の開口部７を開閉可能に間仕切る。
【００３３】
ここで、この開口部７の天板２は、図７に示すように、左右方向に延在するアルミニウム等にて成形されたレール体としての上ガイドレール11にて構成されており、長手方向を開口部７の周方向に向けた状態で固着されている。そして、この上ガイドレール11の長手方向における両端部は、左側板３および右側板４の上端部の内側にそれぞれ接続されている。
【００３４】
また、この上ガイドレール11は、開口部７の上端面に上面全域が固着される基部としての細長断面略矩形状の取付板部12を有しており、この取付板部12の下面の幅方向における中央部には、下方に向けて開口した断面略凹溝状の走行凹部13がこの取付板部12の長手方向に沿って形成されている。
【００３５】
そして、この走行凹部13内の幅方向における中央部には、後述するピボット軸26の嵌合体31の先端部が嵌合されてこのピボット軸26が走行する凹溝状の第１の軸支凹部14が走行凹部13の長手方向に沿って形成されている。この第１の軸支凹部14は、下方に向けて開口した断面略コ字状に形成されている。さらに、この第１の軸支凹部14から走行凹部13の幅方向の両側に向けて離間した位置には、互いに向かい合う方向、すなわち相対する方向に向けて略Ｌ字状に突出した対をなす第１の係合爪部15がそれぞれ形成されている。
【００３６】
また、これら対をなす第１の係合爪部15から走行凹部13の幅方向における両側に向けて離間した位置には、互いに反り合う方向、すなわち対向する方向に向けて略Ｌ字状に突出した対をなす第２の係合爪部16がそれぞれ形成されている。さらに、これら対をなす第２の係合爪部16から走行凹部13の幅方向における両側に向けて離間した位置には、第１の軸支凹部14と同形である凹溝状の第２の軸支凹部17および第３の軸支凹部18が走行凹部13の長手方向に沿ってそれぞれ形成されている。これら第２の軸支凹部17および第３の軸支凹部18それぞれは、下方に向けて開口した断面略コ字状に形成されており、後述するピボット軸26の嵌合体31の先端部が嵌合されてこのピボット軸26が走行する。
【００３７】
さらに、これら第２の軸支凹部17および第３の軸支凹部18それぞれから走行凹部13の幅方向における両側に向けて離間した位置であるとともに、この走行凹部13の両側内縁それぞれには、互いに向かい合う方向に向けて突出した対をなす第３の係合爪部19がそれぞれ形成されている。これら第３の係合爪部19それぞれは、取付板部12の下面と面一に形成されている。
【００３８】
一方、21は引戸装置としての扉装置であり、この扉装置21は、開口部７の少なくとも一部を開閉可能に閉塞する第１の引戸としての第１の扉体22、第２の引戸としての第２の扉体23、および第３の引戸としての第３の扉体24を備えている。これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれは、互いに略等しい大きさであり、上下方向に長手方向を有する矩形平板状に形成されている。
【００３９】
そして、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれは、開口部７の上端面に固着された上ガイドレール11の長手方向に沿って摺動可能、すなわち移動可能に係止されている。また、第１の扉体22は、開口部７を閉塞した際にこの開口部７のほぼ中央を閉塞する。さらに、第２の扉体23は、開口部７を閉塞した際に、例えば第１の扉体22の左側、すなわち開口部７の左側である閉塞位置に位置してこの開口部７の左側を閉塞する。また、第３の扉体24は、開口部７を閉塞した際に、例えば第１の扉体22の右側、すなわち開口部７の右側である閉塞位置に位置してこの開口部７の右側を閉塞する。
【００４０】
さらに、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの長手方向における一端面である上端面の長手方向に沿った両端部の幅方向における中央部には、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの上下方向に沿った軸方向を有する円筒状の埋設凹部25がそれぞれ設けられている。そして、これら埋設凹部25それぞれには、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの上方に向けて進退可能な嵌挿突部としてのピボット軸26がそれぞれ先端部を突出させた状態で埋設されている。
【００４１】
これらピボット軸26は、各埋設凹部25に埋設される略有底円筒状のケース体27を備えており、このケース体27の内部には、このケース体27の軸方向に沿った弾性力を有する弾性体としての巻ばね28と、この巻ばね28にてケース体27の開口方向に向けて付勢された細長円柱状の軸体29とが配設されている。さらに、この軸体29の先端部は、有底円筒状の嵌合体31の開口部に嵌合されており、この嵌合体31の開口外縁には、この嵌合体31の径方向に向けて周方向に沿って突出する円環状の嵌合受部32が形成されている。また、この嵌合体31の先端部の外周縁には、先端側から基端側に向けて周方向に沿って傾斜したテーパ状の傾斜面部33が形成されている。この傾斜面部33は、ピボット軸26の嵌合体31の先端部による後述する扉連動装置41のピボット嵌挿孔57または摺動孔部66への嵌挿を案内する。
【００４２】
ここで、第２の扉体23は、第１の扉体22に対して前方に位置し、この第１の扉体22の移動軌跡に沿った前側を移動する。また、第３の扉体は24、第１の扉体22に対して後方に位置し、この第１の扉体22の移動軌跡に沿った後側を移動する。このため、開口部７を閉塞した際にこの開口部７の左側板３に近接する側に位置する第２の扉体23の埋設凹部25に埋設されたピボット軸26の嵌合体31は、上ガイドレール11の第２の軸支凹部17に摺動可能に嵌挿される。同様に、開口部７を閉塞した際にこの開口部７の右側板４に近接する側に位置する第３の扉体24の埋設凹部25に埋設されたピボット軸26の嵌合体31は、上ガイドレール11の第３の軸支凹部18に摺動可能に嵌挿される。
【００４３】
一方、上ガイドレール11には、第１の扉体22に隣接する扉体、すなわち第２の扉体23および第３の扉体24の移動で、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24を互いに対向する方向に向けて連動させる引戸連動装置としての扉連動装置41が摺動にて移動可能に取り付けられている。この扉連動装置41は、第１の扉体22の上端面に位置する連動装置本体42を備えており、この連動装置本体42は、第１の扉体22の上端面と略等しい略矩形平板状に形成された基部としての基板部43を有している。この基板部43は、第１の扉体22の上端面に取り付けられる。
【００４４】
そして、この基板部43の長手方向における両端部には、この基板部43の幅方向である水平方向に沿って互いに離間された複数、例えば２つの軸支孔44がそれぞれ穿設されている。これら軸支孔44には、ガイド支持体である略円柱状の滑車としてのプーリ45の軸方向における一端部である下端部に同心状に回転可能に突設された軸部46が固着されている。これらプーリ45は、後述するベルト体61の回転をガイドして支持する。
【００４５】
ここで、これらプーリ45は、基板部43の幅寸法の２分の１より小さい外径寸法を有している。また、これらプーリ45は、基板部43の各軸支孔44に軸部46を回転可能に軸支させた状態で、この基板部43の各角部の近傍に配設される。なお、これらプーリ45は、扉連動装置41を第１の扉体22の上端面に取り付けた状態で、この第１の扉体22の移動方向における両端部に、この第１の扉体22の移動方向に直交、すなわちこの移動方向に対する直交方向に沿って並設されている。さらに、これらプーリ45の外周面における軸方向に沿った略中間部には、このプーリ45の周方向に沿った断面凹弧状の嵌合溝部としてのベルト溝部47がそれぞれ設けられている。
【００４６】
また、各軸支孔44より内側である基板部43の長手方向における両端部には、この基板部43の厚さ方向に貫通したねじ挿通孔48がそれぞれ穿設されている。これらねじ挿通孔48は、基板部43の幅方向における中央部に位置し、この基板部43の上端面である各ねじ挿通孔48の上側に、後述する伝達体64の移動距離を規制する規制体51を互いに向かい合わせた状態で位置決め固定させる。これら規制体51それぞれの下端面には、各ねじ挿通孔48に連通されるねじ止め孔52が穿設されている。よって、これら各規制体51は、ねじ止め孔52を基板部43の上側からこの基板部43のねじ挿通孔48に連通させた状態で、このねじ挿通孔48の下側からねじ体53を挿入させて、これらねじ体53をねじ止め孔52にねじ止めさせることにより、これらねじ挿通孔48の上側である基板部43の上端面に取り付けられる。
【００４７】
ここで、これら規制体51は、略凸字状に形成された規制体本体54を備えており、この規制体本体54の先端側における両側には、上下方向に沿って段状に切り欠かれた当接段部55がそれぞれ形成されている。さらに、規制体本体54の上端面には、この規制体本体54の先端側および両側それぞれに向けて水平に突出した略矩形平板状の係合板部56が一体的に取り付けられている。この係合板部56の両側部は、図７に示すように、扉連動装置41を上ガイドレール11に取り付けた際に、この上ガイドレール11の第１の係合爪部15にそれぞれが摺動可能に係合される。
【００４８】
また、各ねじ挿通孔48より内側である基板部43の長手方向における両端部には、この基板部43の厚さ方向に向けて貫通した被嵌挿部としてのピボット嵌挿孔57がそれぞれ穿設されている。これらピボット嵌挿孔57は、基板部43の幅方向における中央部に設けられており、この基板部43を第１の扉体22の上端面に取り付けた際に、この第１の扉体22の各埋設凹部25に同心状に連通する。また、これらピボット嵌挿孔57は、第１の扉体22の埋設凹部25にケース体27が埋設されたピボット軸26の嵌合体31の先端部が嵌合される。
【００４９】
さらに、各プーリ45のベルト溝部47には、これら各プーリ45の軸部46を基板部43の各軸支孔44に回転可能に軸支させた状態で、ベルトやワイヤなどの細長環状の無端体としての調帯であるベルト体61が回転可能に巻回されている。このベルト体61は、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれか一方の移動で、第１の扉体22と第２の扉体23および第３の扉体24のいずれか他方とを対向する方向に向けて連動させる。
【００５０】
また、このベルト体61の互いに対向する位置には、ストッパ体62が位置決め固定された状態でそれぞれ取り付けられている。これらストッパ体62は、複数、例えば２つの略球状のストッパ63にて構成されており、これらストッパ63は、ベルト体61に軸芯が貫通された状態で、このベルト体61の周方向における一部に連接されて固定されている。
【００５１】
さらに、これらストッパ体62それぞれには、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれか一方に接続される伝達体64がそれぞれ取り付けられている。これら伝達体64は、ストッパ体62に嵌合されて、ベルト体61の互いに対向する位置に接続される。ここで、これら伝達体64は、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれか一方の移動を、これら第２の扉体23および第３の扉体24のいずれか一方とは異なる第１の扉体22と、これら第２の扉体23および第３の扉体24のいずれか他方とに伝達して連動させる。
【００５２】
また、これら伝達体64は、矩形平板状の伝達体本体65を備えており、これら伝達体本体65の略中央部には、これら伝達体本体65の厚さ方向に向けて貫通した被嵌挿部としての摺動孔部66が穿設されている。これら摺動孔部66は、ピボット軸26の嵌合体31の先端部が摺動可能に嵌挿、すなわち遊嵌されるように、伝達体本体65の長手方向に沿った長穴状に形成されている。ここで、これら摺動孔部66の長さ寸法を大きくした場合には、これら摺動孔部66の長さ寸法を大きくした分に比例して、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24にて開口部７を閉塞した際の重なり寸法が小さくなる。
【００５３】
さらに、これら摺動孔部66は、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかの移動方向に沿って、これらの第２の扉体23および第３の扉体24いずれかを所定距離移動可能に取り付ける。すなわち、これら摺動孔部66は、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれにて開口部７を閉塞した状態で、これら第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかの第１の扉体22に近接する側の埋設凹部25に埋設されたピボット軸26の嵌合体31の先端部が下側から摺動可能に嵌合される。
【００５４】
ここで、上記所定距離とは、伝達体64に連結された第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれの上端面から突出したピボット軸26が伝達体64内を移動できる距離のことである。
【００５５】
また、この摺動孔部66の下端側の開口縁には、この摺動孔部66を拡開させるテーパ状に傾斜した案内部としての案内ガイド部である案内縁部67が形成されている。この案内縁部67は、摺動孔部66の開口縁から連続して、この摺動孔部66の径方向に向けて下方へと傾斜した傾斜面部である。よって、この案内縁部67は、扉連動装置41が取り付けられた上ガイドレール11に第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかを取り付ける際に、これら第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかの埋設凹部25に埋設されたピボット軸26の嵌合体31の先端部による摺動孔部66への嵌挿を案内する。
【００５６】
さらに、この摺動孔部66の長手方向における両側部である伝達体本体65の長手方向における両端縁の中央部には、案内縁部67に連続して傾斜した案内部としての案内ガイド部である案内傾斜面部68がそれぞれ突設されている。これら案内傾斜面部68それぞれは、伝達体本体65の下面側に形成されて、案内縁部67の長手方向における周縁に連続して上方へと傾斜している。
【００５７】
また、これら案内傾斜面部68それぞれは、扉連動装置41を上ガイドレール11に移動可能に取り付けた際に、この上ガイドレール11の第２の軸支凹部17および第３の軸支凹部18のいずれかに当接して、これら第２の軸支凹部17および第３の軸支凹部18のいずれかに連続して傾斜する。よって、これら案内傾斜面部68それぞれは、図８に示すように、扉連動装置41が取り付けられた上ガイドレール11に第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかを取り付ける際に、これら第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかのピボット軸26の嵌合体31の先端部による伝達体64の摺動孔部66への嵌挿を第２の軸支凹部17および第３の軸支凹部18のいずれかから、これら第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかの移動方向に沿って案内する。
【００５８】
さらに、伝達体本体65の幅方向における一側の一方の角部には、この伝達体本体65の幅方向に向けて突出した矩形平板状の連結板部69が一体的に形成されている。この連結板部69の上面側の略中央部には、ストッパ体62が嵌合される断面凹弧状の取付凹部71が形成されている。この取付凹部71は、伝達体本体65の長手方向に沿った長穴状に形成されている。また、この取付凹部71の長手方向における両端部には、この取付凹部71にストッパ体62を嵌合させた際に、このストッパ体62の両側から突出したベルト体61の一部を嵌合させる断面凹状の取付溝部72がそれぞれ設けられている。これら取付溝部72は、取付凹部71から連結板部69の両側面へと貫通した凹溝状に形成されている。
【００５９】
また、連結板部69を設けた側と対向する伝達体本体65の幅方向における他側面には、この伝達体本体65の長手方向に沿った断面凹溝状の係合溝部73が形成されている。この係合溝部73は、図７に示すように、扉連動装置41を上ガイドレール11に取り付けた際に、この上ガイドレール11の第３の係合爪部19のいずれか一方に摺動可能に係合される。
【００６０】
さらに、伝達体本体65の幅方向における一側の上面側には、この一側に向けて突出した断面略Ｌ字状の係合爪部74が、伝達体本体65の長手方向に沿って設けられている。この係合爪部74は、図７に示すように、扉連動装置41を上ガイドレール11に取り付けた際に、この上ガイドレール11の第２の係合爪部16のいずれか一方に摺動可能に係合される。
【００６１】
一方、図２ないし図６に示すように、上ガイドレール11の第２の軸支凹部17の長手方向における一端部と、この上ガイドレール11の第３の軸支凹部18の長手方向における他端部とのそれぞれには、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかによる開口部７の閉塞状態を保持する保持部材としての細長略矩形平板状のストッパ部材75がそれぞれ取り付けられている。これらストッパ部材75の長手方向における一端部の中央部には、凹溝状に切り欠かれた係止受部76がそれぞれ形成されている。
【００６２】
また、この係止受部76の互いに向かい合う内側における先端部には、先端に向けて拡開したテーパ状の案内拡開部77が形成されている。この案内拡開部77は、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかの埋設凹部25に埋設されたピボット軸26の軸体29を、係止受部76へと案内して嵌挿させて係止させる。さらに、この係止受部76の互いに向かい合う内側における中間部には、ピボット軸26の軸体29が係脱可能に係止される凹弧状の係合凹部78がそれぞれ設けられている。なお、これらストッパ部材75は、互いの係止受部76を向かい合わせた状態で、上ガイドレール11の第２の軸支凹部17の長手方向における一端部と、この上ガイドレール11の第３の軸支凹部18の長手方向における他端部とにそれぞれ取り付けられている。
【００６３】
次に、上記第１の実施の形態の組み立て動作を説明する。
【００６４】
まず、図１に示すように、基板部43の上面側からこの基板部43の各軸支孔44のそれぞれにプーリ45の各軸部46を回転可能に嵌合させる。
【００６５】
次いで、対をなす規制体51それぞれの先端側を互いに向かい合わせた状態で、これら各規制体51の下端面を、基板部43の上面側に当接させるとともに、これら規制体51それぞれのねじ止め孔52を基板部43のねじ挿通孔48にそれぞれ連通させる。
【００６６】
この状態で、この基板部43の下面側からこの基板部43の各ねじ挿通孔48にねじ体53の先端部をそれぞれ挿入させて、これらねじ体53の先端部を各規制体51の各ねじ止め孔52にそれぞれねじ止めして、これら規制体51を基板部43の上面側に固定する。
【００６７】
さらに、各ストッパ体62が互いに対向する基板部43の両側に位置するように、各プーリ45のベルト溝部47にベルト体61を回転可能に巻回する。
【００６８】
この後、対をなす伝達体64の連結板部69を互いに向かい合わせてこれら連結板部69の取付凹部71を上方に向けた状態で、これら伝達体64の取付凹部71にストッパ体62をそれぞれ嵌合させるとともに、これらストッパ体62の両側から突出するベルト体61の一部を各伝達体64の取付溝部72に嵌合させて扉連動装置41を形成する。
【００６９】
そして、図７に示すように、この扉連動装置41の各規制体51の係合板部56の両側部を、開口部７の上端面に固着された上ガイドレール11の第１の係合爪部15のそれぞれに係合させる。
【００７０】
この後、一方の伝達体64の係合溝部73を上ガイドレール11の一方の第３の係合爪部19に係合させるとともに、この一方の第３の係合爪部19と対向する上ガイドレール11の一方の第２の係合爪部16に、この一方の伝達体64の係合爪部74を係合させる。
【００７１】
同時に、他方の伝達体64の係合溝部73を上ガイドレール11の他方の第３の係合爪部19に係合させるとともに、この他方の第３の係合爪部19と対向する上ガイドレール11の他方の第２の係合爪部16に、この他方の伝達体64の係合爪部74を係合させる。
【００７２】
さらに、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの埋設凹部25にピボット軸26のケース体27を埋設させて、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの埋設凹部25からピボット軸26の嵌合体31および軸体29の先端部を進退可能に突出させる。
【００７３】
この後、第３の扉体24の一方の埋設凹部25に埋設されたピボット軸26の嵌合体31の先端部を、上ガイドレール11の第３の軸支凹部18に摺動可能に嵌挿させるとともに、この第３の扉体24の他方の埋設凹部25に埋設されたピボット軸26の嵌合体31の先端部を、開口部７の奥側に位置する伝達体64の摺動孔部66に摺動可能に嵌挿させて、この第３の扉体24を開口部７に吊り付けて、この開口部７の正面視右側に第３の扉体24を移動可能に建て付ける。
【００７４】
次いで、第１の扉体22の各埋設凹部25に埋設された各ピボット軸26の嵌合体31の先端部を、扉連動装置41の基板部43それぞれのピボット嵌挿孔57に嵌挿させて、この第１の扉体22を開口部７に吊り付けて、この開口部７の正面視中央に第１の扉体22を移動可能に建て付ける。
【００７５】
さらに、第２の扉体23の一方の埋設凹部25に埋設されたピボット軸26の嵌合体31の先端部を、上ガイドレール11の第２の軸支凹部17に摺動可能に嵌挿させるとともに、この第２の扉体23の他方の埋設凹部25に埋設されたピボット軸26の嵌合体31の先端部を、開口部７の開口側に位置する伝達体64の摺動孔部66に摺動可能に嵌挿させて、この第２の扉体23を開口部７に吊り付けて、この開口部７の正面視左側に第２の扉体23を移動可能に建て付ける。
【００７６】
次に、上記第１の実施の形態の開閉動作を説明する。
【００７７】
まず、図２に示すように、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれを、開口部７の正面視右側に向けて移動させて、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれを開口部７の正面視右側に重ね合わせて、この開口部７の正面視左側および中央を開口させる。
【００７８】
このとき、上ガイドレール11の第３の軸支凹部18に取り付けたストッパ部材75の係止受部76に第３の扉体24の正面視右側に位置するピボット軸26の軸体29が係止している。
【００７９】
また、この第３の扉体24の正面視左側に位置するピボット軸26が嵌挿された扉連動装置41の伝達体64の連結板部69は、この扉連動装置41の正面視左側に位置する規制体51の当接段部55に当接しているとともに、この第３の扉体24の正面視左側に位置するピボット軸26の嵌合体31の先端部は、扉連動装置41の正面視左側に位置する伝達体64の摺動孔部66の正面視左側に位置している。
【００８０】
同時に、第２の扉体23の正面視右側に位置するピボット軸26が嵌挿された扉連動装置41の伝達体64の連結板部69は、この扉連動装置41の正面視右側に位置する規制体51の当接段部55に当接しているとともに、この第２の扉体23の正面視右側に位置するピボット軸26の嵌合体31の先端部は、扉連動装置41の正面視右側に位置する伝達体64の摺動孔部66の正面視右側に位置している。
【００８１】
そして、この状態から第２の扉体23を正面視左側に向けて移動させると、図３に示すように、この第２の扉体23の正面視右側のピボット軸26の嵌合体31の先端部が、扉連動装置41の正面視右側に位置する伝達体64の摺動孔部66内を、正面視左側へと所定距離移動する。
【００８２】
さらに、第２の扉体23を正面視左側に向けて移動させると、図４に示すように、第２の扉体23の正面視右側のピボット軸26の嵌合体31とともに扉連動装置41の正面視右側に位置する伝達体64が正面視左側へと移動する。
【００８３】
このとき、この第２の扉体23のピボット軸26が嵌挿された伝達体64の移動により扉連動装置41のベルト体61が上面視右回りに回転するので、この伝達体64とは異なる第３の扉体24のピボット軸26が嵌挿された伝達体64が第１の扉体22に対して正面視右側へと移動して、この第１の扉体22が正面視左側へと移動する。
【００８４】
またさらに、第２の扉体23を正面視左側に向けて移動させると、図５に示すように、この第２の扉体23のピボット軸26が嵌挿された伝達体64が扉連動装置41の正面視左側に位置する規制体51の当接段部55に当接するとともに、第３の扉体24のピボット軸26が嵌挿された伝達体64が扉連動装置41の正面視右側に位置する規制体51の当接段部55に当接するまで、この第２の扉体23の移動に伴って第１の扉体22がさらに正面視左側へと移動する。
【００８５】
さらに、第２の扉体23を正面視左側に向けて移動させると、図６に示すように、この第２の扉体23の正面視左側に位置するピボット軸26の軸体29が、上ガイドレール11の第２の軸支凹部17に取り付けたストッパ部材75の係止受部76に係止するまで、この第３の扉体24の正面視左側に位置するピボット軸26の嵌合体31の先端部が、この嵌合体31の先端部を嵌挿した伝達体64の摺動孔部66内で相対的に正面視右側へと所定距離移動して、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれにて開口部７の全体が閉塞される。
【００８６】
また、この状態から、第２の扉体23を正面視右側に向けて移動させると、この第２の扉体23の正面視右側に位置するピボット軸26の嵌合体31の先端部が、扉連動装置41の正面視左側に位置する伝達体64の摺動孔部66内を正面視左側へと所定距離移動した後に第１の扉体22を連動させる。この後、第３の扉体24の正面視左側に位置するピボット軸26の嵌合体31の先端部が、扉連動装置41の正面視右側に位置する伝達体64の摺動孔部66内を正面視右側へと所定距離移動して、図２に示すように、開口部７の正面視右側に第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24が重なって、開口部７の正面視左側および中央が開口する。
【００８７】
つまり、上述の各所定距離とは、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかが、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24に隣設するこれら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれか他方を連動させずに、無関係に移動できる距離をいう。
【００８８】
さらに、図６に示す状態から、第３の扉体24を正面視左側に向けて移動させても、この第３の扉体24の移動に連動して第１の扉体22が移動するので、開口部７の正面視右側および中央を開口できる。
【００８９】
上述したように、上記第１の実施の形態によれば、扉連動装置41の各プーリ45の内径寸法を、この扉連動装置41の基板部43の幅寸法の２分の１より小さくしたので、この基板部43の両端部に、この基板部43の幅方向に沿って２つのプーリ45を並設できる。このため、この基板部43の両端部のそれぞれに幅方向に沿って２つのプーリ45を並設することにより、基板部43の長手方向に対するこれらプーリ45の長さ寸法をより小さくできる。
【００９０】
よって、扉連動装置41の伝達体64を互いに衝突などさせることなく、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24を扉連動装置41で連動させて開口部７を閉塞した際における、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの間の重なり代をより小さくできる。この結果、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれにて開口部７を開口した際に、この開口部７をより広く開口できるから、この開口部７の開口空間をより広く確保できる。
【００９１】
さらに、扉連動装置41の各伝達体64の摺動孔部66を、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの移動方向に沿った長手方向を有する長穴状に形成したので、これら第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかを移動させて、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24を連動させた際に、扉連動装置41の摺動孔部66に嵌挿されたピボット軸26の嵌合体31の先端部を、この摺動孔部66内で摺動させることができる。
【００９２】
このため、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24にて開口部７を閉塞した際に、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの間に存在する重なり代を小さくすることができる。よって、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24にて開口部７を開口した際における、この開口部７の開口空間をより広く確保できる。
【００９３】
また、扉連動装置41の各伝達体64の摺動孔部66の下端側の開口縁に、この摺動孔部66の開口縁から連続してこの摺動孔部66の径方向に向けて下方へと傾斜した案内縁部67を形成したので、扉連動装置41を取り付けた上ガイドレール11に第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかを取り付ける際に、これら第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかの埋設凹部25に埋設されたピボット軸26の嵌合体31の先端部が案内縁部67にさえ当接していれば、これらピボット軸26の嵌合体31の先端部を案内縁部67にて案内して、扉連動装置41の伝達体64の摺動孔部66に嵌挿させることができる。
【００９４】
さらに、扉連動装置41を上ガイドレール11に移動可能に取り付けた際に、この扉連動装置41の各伝達体64の下端面における摺動孔部66の長手方向における両側部のそれぞれに設けた案内傾斜面部68が、上ガイドレール11の第２の軸支凹部17および第３の軸支凹部18のいずれかに嵌挿されて、これら第２の軸支凹部17および第３の軸支凹部18のいずれかに連続して傾斜している。
【００９５】
このため、扉連動装置41を取り付けた上ガイドレール11に第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかを取り付ける際に、これら第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかの埋設凹部25に埋設したピボット軸26の嵌合体31の先端部が上ガイドレール11の第２の軸支凹部17および第３の軸支凹部18のいずれかに嵌挿さえしていれば、これら第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかを第２の軸支凹部17および第３の軸支凹部18のいずれかの長手方向に沿って移動させることにより、これらピボット軸26の嵌合体31の先端部を案内傾斜面部68にて案内して、扉連動装置41の伝達体64の摺動孔部66に嵌挿させることができる。
【００９６】
したがって、この扉連動装置41の案内縁部67および案内傾斜面部68のそれぞれにより、開口部７に取り付けた上ガイドレール11および扉連動装置41に第２の扉体23および第３の扉体24を建て付ける際の作業を容易にできるから、開口部７への第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの取り付けを容易にでき、扉装置21の組立性を向上できる。
【００９７】
次に、本発明の第２の実施の形態を図９を参照して説明する。
【００９８】
この図９に示す扉連動装置41は、基本的には図１ないし図８に示す扉連動装置41の構成と同様であるが、基板部43へのピボット軸26の嵌合体31の先端部の嵌挿を案内する案内部としての案内ガイド部である案内片部81および案内凹部82を、この基板部43の両側部および両端部のそれぞれに設けたものである。
【００９９】
そして、扉連動装置41の基板部43の幅方向における中央部には、この基板部43の長手方向に沿った長手方向を有する長穴状の被嵌挿部としてのピボット嵌挿溝部83が開口形成されている。このピボット嵌挿溝部83は、ピボット軸26の嵌合体31の先端部が嵌挿可能な幅寸法を有しており、第１の扉体22の各埋設凹部25に埋設されたそれぞれピボット軸26の嵌合体31の先端部が、このピボット嵌挿溝部83の長手方向における両端部のそれぞれに嵌合される長手寸法を有している。
【０１００】
また、このピボット嵌挿溝部83の幅方向における両側部である基板部43の幅方向における両側部には、この基板部43の下面側へと先端部が傾斜した案内片部81がそれぞれ一体的な折り曲げ形成にて設けられている。これら案内片部81の下面は、ピボット軸26の嵌合体31の先端部による基板部43のピボット嵌挿溝部83への嵌挿をこの基板部43の幅方向に向けて案内する。
【０１０１】
さらに、基板部43の各ねじ挿通孔48の下側には、ピボット軸26の嵌合体31の先端部による基板部43のピボット嵌挿溝部83への嵌挿を、この基板部43の長手方向に向けて案内する案内体84がそれぞれ取り付けられている。これら案内体84は、細長略矩形平板状の本体部85を備えており、この本体部85の下端面には、断面略凹状の案内凹部82がこの本体部85の長手方向に沿って形成されている。この案内凹部82は、ピボット軸26の嵌合体31の先端部の外径寸法より若干大きな幅寸法を有しており、この嵌合体31の先端部が嵌挿可能である。
【０１０２】
また、本体部85における案内凹部82内には、基板部43のねじ挿通孔48に連通されてねじ体53の先端部が挿通され、このねじ体53によるねじ止めにて案内体84を基板部43に位置決め固定させるねじ孔86が穿設されている。さらに、この本体部85の長手方向における一端部である基端部には、この本体部85の下端面に連続して傾斜した傾斜体87が一体的に突設されている。この傾斜体87の下側には、本体部85の案内凹部82の長手方向における一端部に連続し、先端側が上方へと傾斜した断面略凹溝状の案内部としての案内ガイド部である案内傾斜凹部88が形成されている。
【０１０３】
さらに、この傾斜体87の上端側には、扉連動装置41を上ガイドレール11に取り付けた際に、この上ガイドレール11の第１の軸支凹部14に摺動可能に嵌挿される凸状の嵌挿突部89が一体的に設けられている。この嵌挿突部89の上端面は、基板部43の面方向に沿った平面状に形成されている。ここで、案内体84は、互いの傾斜体87を対向させた状態で、基板部43の各ねじ挿通孔48の下面側にそれぞれ取り付けられている。
【０１０４】
上述したように、上記第２の実施の形態によれば、基板部43のピボット嵌挿溝部83に、第１の扉体22の各埋設凹部25に埋設したそれぞれのピボット軸26の嵌合体31の先端部を嵌挿させることにより、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかの移動で、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれが連動するので、図１ないし図８に示す扉連動装置41と同様の作用効果を奏することができる。
【０１０５】
さらに、扉連動装置41の基板部43に長穴状のピボット嵌挿溝部83を開口するとともに、この基板部43の両側部に下面側へと傾斜した案内片部81を設けたので、扉連動装置41を取り付けた上ガイドレール11に第１の扉体22を取り付ける際に、この第１の扉体22に埋設されたピボット軸26の嵌合体31の先端部が、この扉連動装置41の案内片部81にさえそれぞれ当接していれば、この案内片部81がピボット軸26の嵌合体31の先端部によるピボット嵌挿溝部83への嵌挿を基板部43の幅方向に向けて案内する。
【０１０６】
また、上ガイドレール11に扉連動装置41を取り付ける際に、この扉連動装置41の基板部43の各ねじ挿通孔48の下側に取り付けた各案内体84の嵌挿突部89を上ガイドレール11の第１の軸支凹部14に摺動可能に嵌挿させることにより、これら各案内体84の各案内傾斜凹部88が第１の軸支凹部14に連続して傾斜した状態となる。
【０１０７】
このため、扉連動装置41を取り付けた上ガイドレール11に第１の扉体22を取り付ける際に、この第１の扉体22に埋設された各ピボット軸26の嵌合体31の先端部が、この上ガイドレール11の第１の軸支凹部14にさえそれぞれ嵌挿されていれば、この第１の扉体22を第１の軸支凹部14の長手方向に沿って移動させることにより、この扉連動装置41のいずれかの案内体84の案内傾斜凹部88および案内凹部82内をピボット軸26の嵌合体31の先端部が摺動する。
【０１０８】
よって、第１の扉体22に埋設されたピボット軸26の嵌合体31の先端部によるピボット嵌挿溝部83への嵌挿を、この扉連動装置41の案内体84の案内傾斜凹部88および案内凹部82のそれぞれにより、基板部43の長手方向に向けて案内する。
【０１０９】
したがって、この扉連動装置41の基板部43の案内片部81、案内傾斜凹部88および案内凹部82のそれぞれにより、第１の扉体22のピボット軸26の嵌合体31の先端部を、基板部43の長手方向および幅方向のそれぞれに向けて案内して、扉連動装置41のピボット嵌挿溝部83の両端部のそれぞれに嵌挿させることができる。このため、開口部７に取り付けた上ガイドレール11および扉連動装置41に第１の扉体22を建て付ける際の作業を容易にできるから、開口部７への第１の扉体22の取り付けを容易にでき、扉装置21の組立性をより向上できる。
【０１１０】
次に、本発明の第３の実施の形態を図１０ないし図１３を参照して説明する。
【０１１１】
この図１０ないし図１３に示す扉連動装置41は、基本的には図１ないし図８に示す扉連動装置41の構成と同様であるが、各伝達体64の長手方向における一端部である先端部に、これら伝達体64の長手方向における他端部である基端部に向けて凹状の被嵌挿部としての切欠凹部91を形成したものである。
【０１１２】
また、この第３の実施の形態での所定距離とは、伝達体64に連結された第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれの上端面から突出したピボット軸26が伝達体64内を移動できる距離のことである。
【０１１３】
そして、上ガイドレール11は、第１の軸支凹部14を有する断面略凹状の細長板体である第１の上ガイドレール90aと、第２の軸支凹部17を有する断面略凹状の細長板体である第２の上ガイドレール90bと、第３の軸支凹部18を有する断面略凹状の細長板体である第３の上ガイドレール90cとを有している。これら上ガイドレール90a,90b,90cは、開口部７の上端面に取り付けられた天板２の下端面に、互いの長手方向を平行にして等間隔に離間された状態で嵌合固定されている。
【０１１４】
そして、各伝達体64は、弾性変形可能な合成樹脂などにより成形されている。また、これら各伝達体64の切欠凹部91は、各伝達体64の連結板部69と対向した位置である伝達体本体65の長手方向における先端部の中央部から上下方向に貫通した状態で切り欠かれている。この切欠凹部91は、ピボット軸26の軸体29の外径寸法より若干大きな幅寸法を有している。また、この切欠凹部91の先端部の内側には、互いに向かい合う方向に向けて突出した係止突部92がそれぞれ形成されている。これら係止突部92間は溝状に形成されており、これら係止突部92間の幅寸法は、ピボット軸26の軸体29の外径寸法より小さくされている。
【０１１５】
さらに、切欠凹部91の基端部には、伝達体本体65の長手方向における基端側に向けて上下方向に貫通した状態で切り欠かれた凹状の切欠溝部93が形成されている。この切欠溝部93は、切欠凹部91による各係止突部92間の弾性変形を容易にし、この切欠凹部91の幅寸法より小さく、ピボット軸26の軸体29の外径寸法より小さい幅寸法を有している。
【０１１６】
また、この切欠凹部91における各係止突部92より先端側の内側には、この切欠凹部91の先端側に向けて拡開したテーパ状の案内受部94が設けられている。よって、この案内受部94と係止突部92とにより、切欠凹部91への嵌挿を案内する案内部としての案内ガイド部である案内切欠部98が構成される。この案内切欠部98は、第１の扉体22に対して第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかを移動させて、これら第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかのピボット軸26の軸体29による扉連動装置41の切欠凹部91への嵌挿を案内する。
【０１１７】
さらに、この切欠溝部93と係止突部92との間である切欠凹部91には、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかの埋設凹部25に埋設されたピボット軸26の軸体29が、この切欠凹部91の先端側の係止突部92間から摺動可能に嵌挿、すなわち遊嵌される。
【０１１８】
一方、基板部43の各ピボット嵌挿孔57は、ピボット軸26の嵌合体31が挿通可能、すなわちこの嵌合体31の嵌合受部32の外径寸法より大きな内径寸法を有している。また、基板部43の各ねじ挿通孔48は、この基板部43の各ピボット嵌挿孔57より内側である基板部43の幅方向における中間部にそれぞれ穿設されており、この基板部43の上側からねじ体53が挿入されてこのねじ体53による第１の扉体22の上端面へのねじ止めにて、この基板部43を第１の扉体22の上端面に位置決め固定させる。
【０１１９】
次に、上記第３の実施の形態の組み立て動作を説明する。
【０１２０】
まず、図１０に示すように、第１の扉体22の各埋設凹部25に埋設されたピボット軸26の嵌合体31の先端部を扉連動装置41の基板部43のピボット嵌挿孔57に挿通させて、この第１の扉体22の上端面に扉連動装置41を取り付ける。
【０１２１】
この後、図１３に示すように、この第１の扉体22の各埋設凹部25に埋設されたピボット軸26の嵌合体31の先端部を第１の上ガイドレール90aの第１の軸支凹部14にそれぞれ摺動可能に嵌挿させる。
【０１２２】
次いで、第３の扉体24の各埋設凹部25に埋設されたピボット軸26の嵌合体31の先端部を第３の上ガイドレール90cの第３の軸支凹部18の正面視左側にそれぞれ摺動可能に嵌挿させる。
【０１２３】
この後、この第３の扉体24を正面視右側に向けて移動させて、この第３の扉体24の正面視右側のピボット軸26の軸体29を、扉連動装置41の奥側に位置する伝達体64の係止突部92間を弾性変形させて、この伝達体64の切欠凹部91に摺動可能に嵌挿させる。
【０１２４】
さらに、第２の扉体23の各埋設凹部25に埋設されたピボット軸26の嵌合体31の先端部を第２の上ガイドレール90bの第２の軸支凹部17の正面視右側にそれぞれ摺動可能に嵌挿させる。
【０１２５】
この後、この第２の扉体23を正面視左側に向けて移動させて、この第２の扉体23の正面視左側のピボット軸26の軸体29を、扉連動装置41の手前側に位置する伝達体64の係止突部92間を弾性変形させて、この伝達体64の切欠凹部91に摺動可能に嵌挿させる。
【０１２６】
次に、上記第３の実施の形態の開閉動作を説明する。
【０１２７】
まず、図１１に示すように、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれを、開口部７の正面視右側に向けて移動させて重ね合わせた状態から、この第３の扉体24を正面視左側に向けて移動させる。
【０１２８】
すると、この第３の扉体24の正面視右側のピボット軸26の軸体29が、扉連動装置41の奥側の伝達体64の切欠凹部91内を正面視左側へと所定距離移動した後、この第３の扉体24の移動に連動して、扉連動装置41の各伝達体64がこの扉連動装置41の両側のプーリ45に当接するまで、第１の扉体22が正面視左側へと移動する。
【０１２９】
さらに、第３の扉体24を正面視左側に向けて移動させると、第２の扉体23の正面視左側のピボット軸26の軸体29が、扉連動装置41の手前側の伝達体64の切欠凹部91内を相対的に正面視右側へと所定距離移動して、図１２に示すように、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれにて開口部７の全体が閉塞される。
【０１３０】
上述したように、上記第３の実施の形態によれば、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかの移動で、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれが連動するので、図１ないし図８に示す扉連動装置41と同様の作用効果を奏することができる。
【０１３１】
さらに、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの埋設凹部25に埋設されたピボット軸26の嵌合体31の先端部を、上ガイドレール11の第１の軸支凹部14、第２の軸支凹部17および第３の軸支凹部18に摺動可能に嵌挿させ、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれのいずれかの埋設凹部25に埋設されたピボット軸26の軸体29を伝達体64の切欠凹部91に嵌挿させる扉連動装置41であるので、この扉連動装置41の構成が簡略になるから、この扉連動装置41の製造性を向上できる。
【０１３２】
また、この扉連動装置41を取り付けた第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれを上ガイドレール11に建て付けた後、これら第２の扉体23および第３の扉体24を第１の扉体22に近づけることにより、これら第２の扉体23および第３の扉体24に埋設されたいずれかのピボット軸26の軸体29を、扉連動装置41の伝達体64の切欠凹部91の先端部に設けた案内受部94にて案内した上で、この伝達体64の切欠凹部91に摺動可能に嵌挿させることができる。よって、これら第１扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24を開口部７に建て付ける際の作業をより容易にできる。
【０１３３】
次に、本発明の第４の実施の形態を図１４ないし図１６を参照して説明する。
【０１３４】
この図１４ないし図１６に示す扉連動装置41は、基本的には図１０ないし図１３に示す扉連動装置41の構成と同様であるが、第１の扉体22の前側の両側に第２の扉体23および第３の扉体24を建て付けたものである。
【０１３５】
そして、第１の扉体22の幅寸法は、第２の扉体23の幅寸法と第３の扉体24の幅寸法とを加えた値に略等しい。また、これら第２の扉体23および第３の扉体24は、互いに等しい形状である。したがって、これら第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの幅寸法は、第１の扉体22の幅寸法の略２分の１である。
【０１３６】
一方、扉連動装置41の基板部43は、第１の扉体22の上端面に略等しい矩形平板状に形成されている。また、正面視右側に向けて切欠凹部91が切り欠かれた扉連動装置41の一方の伝達体64の連結板部69の幅方向における外側には、この連結板部69と略同形な略矩形平板状の支持板部95が一体的に設けられている。さらに、この支持板部95は、正面視左側に向けて切欠凹部91が切り欠かれた他方の伝達体64においてはこの伝達体64の連結板部69と伝達体本体65との間に設けられている。
【０１３７】
そして、これら支持板部95の上面の幅方向における中間部には、これら支持板部95の長手方向に向けて貫通した凹溝状の取付溝部96がそれぞれ設けられている。これら取付溝部96には、扉連動装置41のベルト体61の一部が摺動可能に嵌合される。また、各伝達体64の連結板部69と支持板部95との間である各伝達体64の長手方向における先端側には、上下方向に貫通した凹弧状の当接凹部97がそれぞれ形成されている。これら各当接凹部97の幅寸法および深さ寸法それぞれは、ピボット軸26の軸体29の外径寸法より若干大きい。
【０１３８】
よって、これら各当接凹部97は、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかを移動させて、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれにて開口部７を閉塞した際に、この第１の扉体22の埋設凹部25に埋設されたいずれか一方のピボット軸26の軸体29に嵌合されて、この軸体29の外周面に当接する。
【０１３９】
次に、上記第４の実施の形態の組み立て動作を説明する。
【０１４０】
まず、図１４に示すように、第１の扉体22の上端面に扉連動装置41を取り付けた際に、この扉連動装置41の奥側に位置するストッパ体62を、連結板部69と伝達体本体65との間に支持板部95が設けられた他方の伝達体64の連結板部69の取付凹部71に係合させるとともに、このストッパ体62の両側から突出したベルト体61の一部をこの伝達体64の取付溝部72に係合させ、さらに、この伝達体64の支持板部95の取付溝部96に、扉連動装置41の表面側に位置するベルト体61の一部を摺動可能に係合させる。
【０１４１】
また、第１の扉体22の上端面に扉連動装置41を取り付けた際に、この扉連動装置41の手前側に位置するストッパ体62を、連結板部69の外側に支持板部95が設けられた一方の伝達体64の連結板部69の取付凹部71に係合させるとともに、このストッパ体62の両側から突出したベルト体61の一部をこの伝達体64の取付溝部72に係合させ、さらに、この伝達体64の支持板部95の取付溝部96に、扉連動装置41の奥側に位置するベルト体61の一部を摺動可能に係合させる。
【０１４２】
そして、第１の扉体22のピボット軸26の嵌合体31を扉連動装置41の基板部43のピボット嵌挿孔57に挿通させて、この第１の扉体22の上端面に扉連動装置41を取り付ける。この後、この第１の扉体22のピボット軸26の嵌合体31の先端部を上ガイドレール11の第１の軸支凹部14にそれぞれ摺動可能に嵌挿させる。
【０１４３】
次いで、第３の扉体24のピボット軸26の嵌合体31の先端部を、上ガイドレール11の第２の軸支凹部17における第１の扉体22の建て付け位置より正面視右側に摺動可能に嵌挿させた後、この第３の扉体24を正面視左側へと移動して、この第３の扉体24の正面視左側に位置するピボット軸26の軸体29を、扉連動装置41の正面視右側に位置する他方の伝達体64の切欠凹部91に摺動可能に嵌挿させる。
【０１４４】
さらに、第２の扉体23のピボット軸26の嵌合体31の先端部を、上ガイドレール11の第２の軸支凹部17における第１の扉体22の建て付け位置より正面視左側に摺動可能に嵌挿させた後、この第２の扉体23を正面視右側へと移動して、この第２の扉体23の正面視右側に位置するピボット軸26の軸体29を、扉連動装置41の正面視左側に位置する一方の伝達体64の切欠凹部91に摺動可能に嵌挿させる。
【０１４５】
次に、上記第４の実施の形態の開閉動作を説明する。
【０１４６】
まず、図１５に示すように、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれを、開口部７の正面視右側に向けて移動させて第１の扉体22に第２の扉体23および第３の扉体24を重ね合わせた状態から、この第２の扉体23を正面視左側に向けて移動させる。
【０１４７】
この第２の扉体23を移動させると、この第２の扉体23の正面視右側のピボット軸26の軸体29が、扉連動装置41の正面視左側の一方の伝達体64の切欠凹部91内を正面視左側へと所定距離移動した後、この第２の扉体23の移動に連動して、第１の扉体22の各ピボット軸26の軸体29が扉連動装置41の各伝達体64の当接凹部97に嵌合するまで、第１の扉体22が正面視左側へと移動する。
【０１４８】
さらに、第２の扉体23を正面視左側へと移動させると、第３の扉体24の正面視左側のピボット軸26の軸体29が、扉連動装置41の正面視右側の伝達体64の切欠凹部91内を相対的に正面視右側へと所定距離移動して、図１６に示すように、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれにて開口部７の全体が閉塞される。
【０１４９】
上述したように、上記第４の実施の形態によれば、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかの移動で、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれが連動するので、図１０ないし図１３に示す扉連動装置41と同様の作用効果を奏することができる。
【０１５０】
さらに、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかを移動させて、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24にて開口部７を閉塞する際に、第１の扉体22の各埋設凹部25に埋設した各ピボット軸26の軸体29が扉連動装置41の各伝達体64の当接凹部97に嵌合する。このため、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24にて開口部７を閉塞する際に、扉連動装置41の各伝達体64がこの扉連動装置41のプーリ45などに当接などすることを防止できるから、この扉連動装置41の破損などを防止できるので、この扉連動装置41の耐久性を向上できる。
【０１５１】
次に、本発明の第５の実施の形態を図１７を参照して説明する。
【０１５２】
この図１７に示す扉連動装置41は、基本的には図１４ないし図１６に示す扉連動装置41の構成と同様であるが、第１の扉体22の裏面に扉連動装置41を取り付けたものである。
【０１５３】
そして、扉連動装置41の基板部43は、第１の扉体22の幅寸法と略等しい長手寸法を有している。また、この基板部43の一側における両端部には、この基板部43の面方向に対して裏面側に向けて直角に屈曲した取付片部101が折り曲げ形成にて一体的にそれぞれ設けられている。これら取付片部101は、基板部43を第１の扉体22の裏面側に向けた状態で、この第１の扉体22の上端面の長手方向における両端部にそれぞれ取り付けられる。このため、扉連動装置41のプーリ45は、この扉連動装置41を第１の扉体22に取り付けた際に、上下方向、すなわち鉛直方向に沿って並設された状態となる。
【０１５４】
また、この基板部43の各軸支孔44より内側であるこの基板部43の長手方向における両端部には、この基板部43に対して垂直に突出した円柱状の支持軸としてのローラ軸部102がそれぞれ設けられている。そして、これら各ローラ軸部102の先端部は、走行体としての円盤状のローラ体103の軸中心に回転可能に取り付けられている。
【０１５５】
さらに、第２の扉体23の裏面における上端側の両側部、および第３の扉体24の裏面における上端側の両側部それぞれには、細長い平板体を断面略コ字状に折り曲げた形状の連結体104の一端部の外側がそれぞれ取り付けられている。そして、これら連結体104の他端部の内側には、ローラ体103がこれら連結体104の他端部の面方向に沿って回転可能に取り付けられている。また、これら連結体104の内側面における中間部には、この内側面に対して垂直に突出した嵌挿突部としての細長円柱状のピン部105がそれぞれ取り付けられている。これらピン部105は、各伝達体64の切欠凹部91に摺動可能に嵌挿される。
【０１５６】
また、扉連動装置41の各伝達体64の連結板部69および支持板部95は、これら各伝達体64の伝達体本体65の裏面に、この伝達体本体65に対して直角に立設されている。さらに、これら伝達体64の各当接凹部97は、ベルト体61を回転させた際に、いずれかのローラ軸部102に嵌合されて当接して、このベルト体61の回転を固定する。
【０１５７】
一方、上ガイドレール11は、天板２の上端面における前側に、この天板２の幅方向に沿って取り付けられている。また、この上ガイドレール11の上面側には、互いに平行に並設された断面凹弧状の第１の走行凹部106および第２の走行凹部107がそれぞれ設けられている。これら第１の走行凹部106および第２の走行凹部107には、ローラ体103が回転にて走行可能である。
【０１５８】
次に、上記第５の実施の形態の組み立て動作を説明する。
【０１５９】
まず、第１の扉体22の裏面側に扉連動装置41の基板部43を向けた状態で、この扉連動装置41の取付片部101を第１の扉体22の上端面の長手方向における両端部に取り付ける。また、第２の扉体23の裏面における上端側の両側部と、第３の扉体24の裏面における上端側の両側部とのそれぞれに、連結体104の一端部の外側をそれぞれ取り付ける。
【０１６０】
この後、開口部７の天板２の上端面の前側に取り付けられた上ガイドレール11の第１の走行凹部106の正面視中央部に、第１の扉体22に取り付けた扉連動装置41の各ローラ体103を走行可能に係合させる。
【０１６１】
次いで、第２の扉体23に取り付けた各連結体104のローラ体103を、上ガイドレール11の第２の走行凹部107における第１の扉体22を建て付けた位置より正面視左側に走行可能に係合させた後、この第２の扉体23を正面視右側へと移動して、この第２の扉体23の正面視右側の連結体104のピン部105を、扉連動装置41の正面視左側の伝達体64の切欠凹部91に摺動可能に嵌挿させる。
【０１６２】
さらに、第３の扉体24に取り付けた各連結体104のローラ体103を、上ガイドレール11の第２の走行凹部107における第１の扉体22を建て付けた位置より正面視右側に走行可能に係合させた後、この第３の扉体24を正面視左側へと移動して、この第３の扉体24の正面視左側の連結体104のピン部105を、扉連動装置41の正面視右側の伝達体64の切欠凹部91に摺動可能に嵌挿させる。
【０１６３】
上述したように、上記第５の実施の形態によれば、扉連動装置41の各プーリ45を上下方向に並設しても、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかの移動で、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれが連動するので、図１４ないし図１６に示す扉連動装置41と同様の作用効果を奏することができる。
【０１６４】
次に、本発明の第６の実施の形態を図１８を参照して説明する。
【０１６５】
この図１８に示す扉連動装置41は、基本的には図１ないし図８に示す扉連動装置41の構成と同様であるが、各伝達体64の下端面および基板部43の下端面のそれぞれに円柱状の嵌挿突部としての嵌挿ピン部111をそれぞれ突設させ、これら嵌挿ピン部111が嵌挿する被嵌挿部としての円柱状の嵌挿溝部112を、第１の扉体22の上端面における両端部に設けるとともに、被嵌挿部としての長穴状の嵌挿長溝部115を、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの上端面における一端部のみにそれぞれ設けたものである。
【０１６６】
また、この第６の実施の形態での所定距離とは、第２の扉体23および第３の扉体24の嵌挿長溝部115のそれぞれに対して伝達体64が移動できる距離のことである。
【０１６７】
そして、これら嵌挿ピン部111は、扉連動装置41の各伝達体64の伝達体本体65の下端面の中央部に、この下端面に対して垂直、すなわち軸方向を伝達体本体65の厚さ方向に平行にした状態で突出している。また、これら嵌挿ピン部111は、扉連動装置41の基板部43のねじ挿通孔48より内側であるこの基板部43の下端面の長手方向における両端部に、この下端面に対して垂直に突出している。さらに、これら各嵌挿ピン部111の軸方向における先端部の外周縁には、これら嵌挿ピン部111の先端側に向けて縮径したテーパ状の縮径部113がこれら嵌挿ピン部111の周方向に沿って形成されている。
【０１６８】
一方、嵌挿溝部112は、第１の扉体22の上端面の両端部における中間部にそれぞれ設けられている。また、これら嵌挿溝部112は、第１の扉体22の上下方向に軸方向を有する略円筒状に形成されている。そして、これら嵌挿溝部112には、扉連動装置41の基板部43の下端面に突設された嵌挿ピン部111が嵌挿されて、この基板部43が第１の扉体22の上端面に位置決め固定される。
【０１６９】
また、嵌挿長溝部115は、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの上端面の互いに向かい合う他端部における中間部にそれぞれ設けられている。さらに、これら嵌挿長溝部115は、第２の扉体23および第３の扉体24の上下方向に沿った軸方向を有しており、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの上端面の長手方向に沿った長手方向を有する長穴状に形成されている。
【０１７０】
そして、これら嵌挿長溝部115には、扉連動装置41の各伝達体64の下端面に突設された嵌挿ピン部111が第２の扉体23および第３の扉体24いずれかの移動方向に向けて摺動可能に嵌挿、すなわち遊嵌される。さらに、これら各嵌挿溝部112および各嵌挿長溝部115それぞれの開口内縁には、これら嵌挿溝部112および嵌挿長溝部115の開口方向に向けて拡開して傾斜したテーパ状の案内部としての案内ガイド部である案内傾斜溝部114が形成されている。
【０１７１】
次に、上記第６の実施の形態の組み立て動作を説明する。
【０１７２】
まず、上ガイドレール11に取り付けた扉連動装置41の基板部43の下端面の各嵌挿ピン部111を、第１の扉体22の各嵌挿溝部112に嵌挿させて、この第１の扉体22を上ガイドレール11の正面視中央に建て付ける。
【０１７３】
次いで、第２の扉体23の嵌挿長溝部115に、扉連動装置41の正面視左側に位置する伝達体64の嵌挿ピン部111を嵌挿させて、この第２の扉体23を上ガイドレール11の正面視左側に建て付けるとともに、第３の扉体24の嵌挿長溝部115に、扉連動装置41の正面視右側に位置する伝達体64の嵌挿ピン部111を嵌挿させて、この第３の扉体24を上ガイドレール11の正面視右側に建て付ける。
【０１７４】
上述したように、上記第６の実施の形態によれば、扉連動装置41の基板部43に設けた嵌挿ピン部111を第１の扉体22の嵌挿溝部112のそれぞれに嵌挿させ、この扉連動装置41の各伝達体64に設けた嵌挿ピン部111を、第２の扉体23および第３の扉体24の嵌挿長溝部115に嵌挿させることにより、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24が連動するので、図１ないし図８に示す扉連動装置41と同様の作用効果を奏することができる。
【０１７５】
なお、上記第６の実施の形態では、被嵌挿部としての長穴状の嵌挿長溝部115を、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの上端面の一端部に設けた形態について説明したが、これに限らず、例えば、嵌挿ピン部111を水平方向に突出させ、この嵌挿ピン部111が嵌挿される嵌挿長溝部115を第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの移動方向に対する一側面に設けてもよく、また、嵌挿長溝部115および案内傾斜溝部114を設けた別部材を第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの上端面の一端部や一側面の一端部などに取り付けるものであってもよい。
【０１７６】
次に、本発明の第７の実施の形態を図１９を参照して説明する。
【０１７７】
この図１９に示す扉連動装置41は、基本的には、図１０ないし図１３に示す扉連動装置41の構成と同様であるが、各伝達体64の切欠凹部91の長さ寸法を段階的に調整可能にしたものである。
【０１７８】
そして、これら各伝達体64は、これら各伝達体64の切欠凹部91の長手方向における略中間部で伝達体本体65と調整部材121とに分割されて形成されている。この伝達体本体65の先端部の上端側には、この伝達体本体65の幅方向に沿った段状の取付段部122が形成されている。また、この取付段部122の上端面には、伝達体本体65の幅方向および長手方向のそれぞれに沿った複数、例えば４個のボス部123がこの伝達体本体65の厚さ方向に沿って突出している。これら各ボス部123は、取付段部122の上端面に軸方向を伝達体本体65の厚さ方向に向けた状態で一体的に接続された円柱状の基体部124を備えており、これら基体部124それぞれの先端部には、球状の係止突部125が一体的に取り付けられている。
【０１７９】
さらに、各調整部材121の基端部の下端面には、この調整部材121の幅方向に沿った段状の取付段部126が形成されている。この取付段部126の下端面には、調整部材121の幅方向および長手方向のそれぞれに沿った複数、例えば４個の係止穴部127がこの調整部材121の厚さ方向に沿って貫通した状態で穿設されている。これら係止穴部127は、伝達体本体65の係止突部125が取り外し可能に嵌挿されて、この伝達体本体65の先端部に各調整部材121がそれぞれ取り付けられる。
【０１８０】
上述したように、上記第７の実施の形態によれば、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかのピボット軸26の軸体29が、扉連動装置41の伝達体64の切欠凹部91内を、これら第２の扉体23および第３の扉体24の移動方向に沿って移動するので、図１０ないし図１３に示す扉連動装置41と同様の作用効果を奏することができる。
【０１８１】
さらに、扉連動装置41の伝達体本体65のボス部123による調整部材121の係止穴部127への嵌挿位置を、伝達体本体65の長手方向に沿って変更させることにより、これら伝達体本体65および調整部材121にて構成される伝達体64の切欠凹部91の長さ寸法、すなわちこの切欠凹部91内における第２の扉体23および第３の扉体24のピボット軸26の軸体29の所定の移動距離を、これら第２の扉体23および第３の扉体24の移動方向に沿って調整できる。
【０１８２】
このため、第１の扉体22に対する第２の扉体23および第３の扉体24の重なり代の寸法設定が可能となるので、第１の扉体22に対する第２の扉体23および第３の扉体24の重なり代が異なる場合であっても、要望に応じて、伝達体本体65のボス部123による調整部材121の係止穴部127への嵌挿位置を変更して伝達体64の切欠凹部91の長さ寸法を、第１の扉体22に対する第２の扉体23および第３の扉体24の重なり代に調整して一致させるなどすることにより、第１の扉体22に対する第２の扉体23および第３の扉体24間それぞれの光漏れを防止しつつ、重なり代の異なる各種の扉体に対応させて用いることができる。
【０１８３】
次に、本発明の第８の実施の形態の構成を図２０ないし図２２を参照して説明する。
【０１８４】
この図２０ないし図２２に示す扉連動装置41は、基本的には図１０ないし図１３に示す扉連動装置41の構成と同様であるが、開口部７を閉じた状態から第３の扉体24を開動作させた際に、この第３の扉体24が第１の扉体22を連動させずに所定距離移動するとともに、第１の扉体22が第２の扉体23を連動させずに所定距離移動する。また、この扉連動装置41は、開口部７を開いた状態から第３の扉体24を閉動作させた際に、この第３の扉体24が第１の扉体22を連動させずに所定距離移動するとともに、第１の扉体22が第２の扉体23を連動させずに所定距離移動する。
【０１８５】
また、この第８の実施の形態での所定距離とは、第２の扉体23および第３の扉体24に取り付けられた取付部材137のそれぞれに対して伝達体64が移動できる距離のことである。
【０１８６】
そして、第１の扉体22の上端面の長手方向における両端域には、対をなす基板部43が取り付けられている。これら基板部43における互いに対向した内側には、一対のねじ挿通孔48がそれぞれ穿設されている。これらねじ挿通孔48は、各基板部43の長手方向に沿って離間されて、これら各基板部43の幅方向における中心部に設けられている。また、これらねじ挿通孔48のそれぞれは、基板部43の長手方向に沿った長手方向を有する長穴状に形成されている。
【０１８７】
また、これら各基板部43における各ねじ挿通孔48より長手方向に沿った外側端部側には、ピボット嵌挿孔57がそれぞれ穿設されている。これらピボット嵌挿孔57には、第１の扉体22の上端面から突出したピボット軸26が挿通される。すなわち、これら基板部43は、これら基板部43の各ねじ挿通孔48のそれぞれにねじ体53を挿通させるとともに、これら基板部43のピボット嵌挿孔57に第１の扉体22から突出したピボット軸26を挿通させて、各ねじ体53を第１の扉体22の上端面にねじ止めさせることにより、この第１の扉体22の上端面に取り付けられる。
【０１８８】
さらに、これら基板部43の長手方向における外側である幅方向における両側縁には、これら基板部43の面方向に対して垂直に上方に向けて突出した対をなす当接突部131が一体的に設けられている。また、これら基板部43の第１の扉体22の長手方向における両端部には、プーリ45がそれぞれ固着されており、これらプーリ45間には、ベルト体61が回転可能に巻回されている。このベルト体61の互いに対向した位置には、ストッパ体62がそれぞれ取り付けられており、これらストッパ体62は、一対の伝達体64の取付凹部71に取り付けられている。
【０１８９】
そして、これら各伝達体64における取付凹部71に対向した外側面の長手方向における一端部には、この外側面に対して水平に突出した連結片部132が設けられている。この連結片部132の水平方向における先端部には、伝達体64の移動方向に沿った軸方向を有する円弧状の円弧面部133が形成されている。さらに、この連結片部132の長手方向における一端面と伝達体64の移動方向における一端面との間には、厚さ方向に沿ったＬ字状の当接凹部134が形成されている。この当接凹部134は、ベルト体61を回動させた際に、基板部43の当接突部131に当接して、このベルト体61の回動を規制する。
【０１９０】
また、この連結片部132には、伝達体64の移動方向に沿った軸方向を有する軸挿通孔135が穿設されている。この軸挿通孔135は、円弧面部133に対して同心状に形成されている。さらに、この軸挿通孔135には、細長円柱状の軸体136が摺動可能かつ回転可能に挿通されており、この軸体136の軸方向における両端部は、平板状の取付部材137の幅方向における一側面に厚さ方向に向けて貫通した凹状の軸受凹部138の互いに対向した内側面に穿設された軸固定孔139に挿通されてかしめ固定されている。
【０１９１】
ここで、この軸受凹部138における互いに対向した内側面間は、伝達体64の連結片部132を軸体136の軸方向に沿って所定距離移動させることにより、取付部材137をベルト体61に対して所定距離移動可能にする。なお、取付部材137は、第２の扉体23あるいは第３の扉体24の一部を構成する。
【０１９２】
さらに、この取付部材137の下端面には、この下端面に対して垂直に突出した略棒状の嵌挿突部としての連結突部141が一体的に設けられている。この連結突部141は、伝達体64の当接凹部134に対向した取付部材137の長手方向における一端側であるとともに、この取付部材137の幅方向における中心部に取り付けられている。
【０１９３】
そして、この連結突部141における取付部材137の長手方向における他端側は、この連結突部141の上下方向に沿った円弧状に形成されており、径方向断面が略Ｕ字状とされている。さらに、この連結突部141の下端側には、この連結突部141の両側および円弧状の部分を水平方向に向けて同心状に拡径させて、周方向に沿って突出させた位置決め突部142が設けられている。また、この位置決め突部142には、取付部材137の長手方向に沿って貫通したねじ挿通孔143が穿設されている。
【０１９４】
さらに、取付部材137における連結突部141に対向した側には、第２の扉体23の上端面から突出したピボット軸26に嵌合される凹弧状の切欠凹部91が形成されている。また、この切欠凹部91における軸受凹部138に対向した側の内縁には、基端から先端に向けて切欠凹部91の開口縁を拡開させるように傾斜した案内受部94が設けられている。この案内受部94は、第２の扉体23の上端面から突出したピボット軸26による切欠凹部91への嵌合を案内する。
【０１９５】
一方、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの移動方向である面方向に沿った一端面145には、これら第２の扉体23および第３の扉体24の高さ方向に沿った凹弧状の被嵌挿部としての連結凹部146がそれぞれ形成されている。これら連結凹部146は、第２の扉体23および第３の扉体24の幅方向における中心部に位置し、これら第２の扉体23および第３の扉体24の高さ方向に沿った軸方向を有している。また、これら連結凹部146は、第２の扉体23および第３の扉体24の上端面まで貫通しており、取付部材137の連結突部141が嵌挿されるように、この連結突部141に略等しい径方向断面Ｕ字状に形成されている。
【０１９６】
さらに、これら連結凹部146の下端部には、これら連結凹部146を水平方向に向けて段掘りして周方向に沿って拡径させた位置決め凹部147が設けられている。この位置決め凹部147は、取付部材137の位置決め突部142が嵌挿されて位置決めされるように、この位置決め突部142に略等しい径方向断面Ｕ字状に形成されている。すなわち、これら位置決め凹部147は、取付部材137の連結突部141を連結凹部146に嵌挿させた際に、この連結凹部146に対する連結突部141の上下方向へのぶれやがたつきを防止する。
【０１９７】
次に、上記第８の実施の形態の組み立て動作を説明する。
【０１９８】
まず、第１の扉体22の上端面から突出したピボット軸26を、各基板部43のピボット嵌挿孔57に挿通させて、これら各基板部43を第１の扉体22の上端面に取り付ける。
【０１９９】
この後、これら各基板部43のプーリ45間にベルト体61を回転可能に巻回し、このベルト体61の各ストッパ体62に各伝達体64の取付凹部71を嵌合させる。
【０２００】
そして、図２１に示すように、この第１の扉体22を開口部７の開口方向における中間部に取り付けて、この第１の扉体22を開口部７の幅方向に沿って移動可能にする。
【０２０１】
次いで、第１の扉体22より開口部７の奥側に第３の扉体24を取り付けて、この第３の扉体24を開口部７の幅方向に沿って移動可能にする。
【０２０２】
この後、この第３の扉体24の連結凹部146および位置決め凹部147に、第１の扉体22の後側に位置する伝達体64に連結された取付部材137の連結突部141および位置決め突部142を嵌合させた後、この位置決め突部142のねじ挿通孔143に固定ねじとしてのねじ体148を挿通させて、このねじ体148を第３の扉体24の位置決め凹部147の内側面に対してねじ止めし、この第３の扉体24の一端面145に取付部材137を連結させる。
【０２０３】
さらに、第１の扉体22より開口部７の手前側に第２の扉体23を取り付けて、この第２の扉体23を開口部７の幅方向に沿って移動可能にする。
【０２０４】
この後、この第２の扉体23の連結凹部146および位置決め凹部147に、第１の扉体22の前側に位置する伝達体64に連結された取付部材137の連結突部141および位置決め突部142を嵌合させた後、この位置決め突部142のねじ挿通孔143にねじ体148を挿通させて、このねじ体148を第２の扉体23の位置決め凹部147の内側面に対してねじ止めし、この第２の扉体23の一端面145に取付部材137を連結させる。
【０２０５】
次に、上記第８の実施の形態の開閉動作を説明する。
【０２０６】
まず、図２１に示すように、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれを、開口部７の正面視右側に向けて移動させて重ね合わせた状態から、この第３の扉体24を正面視左側に向けて移動させる。
【０２０７】
すると、この第３の扉体24における正面視右側に取り付けた取付部材137の軸受凹部138内の軸体136に沿って、第１の扉体22の奥側に位置する伝達体64の連結片部132が所定距離摺動した後、この第３の扉体24の移動に連動して各伝達体64が基板部43の当接突部131に当接するまで、第１の扉体22が正面視左側へと移動する。
【０２０８】
さらに、第３の扉体24を正面視左側に向けて移動させると、第２の扉体23における正面視左側に取り付けた取付部材137の軸受凹部138内の軸体136に沿って、第１の扉体22の手前側に位置する伝達体64の連結片部132が所定距離摺動して、図２２に示すように、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれにて開口部７の全体が閉塞される。
【０２０９】
上述したように、上記第８の実施の形態によれば、第１の扉体22の上端面に取り付けた各伝達体64に対して第１の扉体22の移動方向に沿って所定距離移動可能な取付部材137を取り付けて、これら取付部材137を第２の扉体23および第３の扉体24に連結させたので、これら各伝達体64の連結片部132による取付部材137の軸体136に沿った軸受凹部138間の摺動により、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24にて開口部７を閉塞した際に生じる重なり代を少なくできるから、図１０ないし図１３に示す扉連動装置41と同様の作用効果を奏することができる。
【０２１０】
そして、各取付部材137の軸受凹部138内に取り付けた軸体136に対して伝達体64を回動可能としたので、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかを上下方向に移動させて、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24の高さ調整をした際に、これら第２の扉体23および第３の扉体24に取り付けた取付部材137の軸体136に対して伝達体64が回動するから、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24の高さ調整を容易にできる。
【０２１１】
さらに、各取付部材137の軸体136に沿って伝達体64が摺動する構成としたことにより、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかを移動させた際に、この伝達体64が軸体136に対して厚さ方向に向けてがたつかずに摺動するので、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれかを移動させた際に生じる厚さ方向へのがたつきを防止できる。
【０２１２】
また、伝達体64に摺動可能に連結された取付部材137の連結突部141が嵌合される連結凹部146を、第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれの移動方向における一端面145に設けたので、これら第２の扉体23および第３の扉体24の連結凹部146に各取付部材137の連結突部141を嵌合させる際に、これら連結凹部146への連結突部141による嵌合、およびこの連結突部141のねじ挿通孔143へのねじ体148の挿通およびねじ止めを目視しつつ確認しながら作業できるので、第１の扉体22への第２の扉体23および第３の扉体24の連結作業をより容易にでき、この第１の扉体22への第２の扉体23および第３の扉体24の取り付け性を向上できる。
【０２１３】
さらに、各取付部材137の連結突部141の下端側の周面を拡径させて位置決め突部142を設けるとともに、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの連結凹部146の下端部を拡開させて位置決め凹部147を設けたので、各取付部材137の連結突部141を第２の扉体23および第３の扉体24の連結凹部146に嵌合させる際に、これら各取付部材137の位置決め突部142を第２の扉体23および第３の扉体24の位置決め凹部147に嵌合させることにより、これら第２の扉体23および第３の扉体24に対する取付部材137による上下方向へのがたつきや浮き上がりを簡単な構成で確実に防止できる。
【０２１４】
次に、本発明の第９の実施の形態を図２３および図２４を参照して説明する。
【０２１５】
この図２３および図２４に示す扉連動装置41は、基本的には図２０ないし図２２に示す扉連動装置41の構成と同様であるが、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれに対して扉連動装置41が着脱可能なものである。
【０２１６】
そして、第１の扉体22の上端面に取り付けられた扉連動装置41の基板部43は、この第１の扉体22の上端面に略合致した細長平板状に形成されている。また、この基板部43の長手方向における両端部には、図２４に示すように、取付部材としての嵌挿突部である細長矩形状のケース151の上端部が回動可能に取り付けられている。このケース151は、基板部43の長手方向に沿った方向に向けて垂直に回動可能となるように、この基板部43の両端部に設けられた軸支部152の軸挿通孔153に挿通された図示しない軸体としてのピン体がピン挿通孔154に挿通されて回動可能とされている。
【０２１７】
また、このケース151の外側面下方には、略細長半円形状の取付開口部155が穿設されている。さらに、このケース151の下方略中央には、このケース151の下方から上方に向けて切り欠いた切欠凹部156が形成されている。そして、この切欠凹部156と取付開口部155との間であるケース151の上下方向における略中間部には、幅方向に向けて貫通した一対の嵌合溝部157が形成されている。
【０２１８】
そして、これら取付開口部155、切欠凹部156および嵌合溝部157には、ケース151を着脱可能に収容するための係合体としてのロック部であるロックレバー158が付勢手段としての弾性体であるばね体159を介して移動可能に取り付けられている。このロックレバー158は、ケース151の切欠凹部156から下方に進むに連れて先細状に突出する係合爪部161を備えており、この係合爪部161の基端両側には、ケース151の嵌合溝部157のそれぞれに嵌合してこの係合爪部161の上下方向における移動を規制する一対の規制突部162が幅方向に向けて突設されている。
【０２１９】
さらに、この規制突部162の基端側には、ケース151の取付開口部155から突出して、係合爪部161の移動を操作する操作部としてのレバー部163が形成されている。このレバー部163は、下方に向けて移動させることにより、規制突部162がケース151の嵌合溝部157に当接するまで、係合爪部161を下方に向けて移動する。また、このレバー部163は、ケース151をケースホルダ165に嵌合させた際に、係合爪部161を爪受片部167に係合させて、この係合爪部161による爪受片部167への係合をばね体159による弾性力にて付勢する。さらに、ケース151の上端面の長手方向における両側には、このケース151の長手方向に沿った係合段部164が形成されている。
【０２２０】
また、ケース151は、上端および一側が開口した被嵌挿部としてのケース体であるケースホルダ165に側方から嵌合されて着脱可能に収容されている。そして、このケースホルダ165の上端の相対する内縁には、相対する方向に向けて突出した一対の嵌合突部166が形成されている。これら一対の嵌合突部166は、ケースホルダ165にケース151を収容した状態で、このケース151の係合段部164に係合する。さらに、ケースホルダ165の一側の開口内縁であるこのケースホルダ165内の下端側には、上方に向かうに連れて徐々に長手方向において先細状の保持部としての爪受片部167が形成されている。この爪受片部167は、ケースホルダ165にケース151を収容した状態で、このケース151の係合爪部161に係合する。また、このケースホルダ165は、第１の扉体22の上端面の長手方向における両端縁の端面側に形成された埋設凹部168に埋設されて、この埋設凹部168内にねじ体169にてねじ止め固定されて取り付けられている。
【０２２１】
さらに、図２３に示すように、扉連動装置41の各伝達体64に連結された取付部材137にもケース151が一体的に設けられている。また、第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれの一端面にも埋設凹部168が形成されている。そして、これら埋設凹部168の内部には、ケースホルダ165が埋設されており、これらケースホルダ165がねじ体169にてねじ止め固定されている。
【０２２２】
このため、第１の扉体22の上端面に取り付けた扉連動装置41の各伝達体64は、これら各伝達体64が連結された取付部材137のケース151を、第２の扉体23および第３の扉体24のケースホルダ165に嵌合させて、このケースホルダ165の爪受片部167にケース151の係合爪部161を係合させることにより、これら第２の扉体23および第３の扉体24に取り外し可能に連結される。
【０２２３】
次に上記第９の実施の形態の組み立て動作を説明する。
【０２２４】
まず、第１の扉体22の上端面から突出したピボット軸26を、基板部43のピボット嵌挿孔57に挿通させて、この基板部43の下面を第１の扉体22の上端面に接触させる。
【０２２５】
この状態で、この基板部43の両端部に位置するケース151を回動させて、これらケース151を第１の扉体22の埋設凹部168に取り付けたケースホルダ165に嵌合させ、このケースホルダ165の爪受片部167にロックレバー158の係合爪部161を係合させる。
【０２２６】
そして、この第１の扉体22を開口部７の開口方向における中間部に取り付けて、この第１の扉体22を開口部７の幅方向に沿って移動可能にする。
【０２２７】
次いで、第１の扉体22より開口部７の奥側に第３の扉体24を取り付けて、この第３の扉体24を開口部７の幅方向に沿って移動可能にする。
【０２２８】
この後、この第３の扉体24の埋設凹部168に取り付けたケースホルダ165に、第１の扉体22の後側に位置する伝達体64に連結した取付部材137のケース151を嵌合させて、このケースホルダ165の爪受片部167にロックレバー158の係合爪部161を係合させる。
【０２２９】
さらに、第１の扉体22より開口部７の手前側に第２の扉体23を取り付けて、この第２の扉体23を開口部７の幅方向に沿って移動可能にする。
【０２３０】
この後、この第２の扉体23の埋設凹部168に取り付けたケースホルダ165に、第１の扉体22の手前側に位置する伝達体64に連結した取付部材137のケース151を嵌合させて、このケースホルダ165の爪受片部167にロックレバー158の係合爪部161を係合させる。
【０２３１】
上述したように、上記第９の実施の形態によれば、第１の扉体22に取り付けた扉連動装置41の各伝達体64に対して所定距離移動可能な取付部材137を第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれに連結させて、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24の重なり代を小さくさせたので、図２０ないし図２２に示す扉連動装置41と同様の作用効果を奏することができる。
【０２３２】
さらに、第１の扉体22の埋設凹部168に取り付けたケースホルダ165に、扉連動装置41の基板部43の両端部に取り付けたケース151を回動させて嵌合させて、このケース151のロックレバー158の係合爪部161をケースホルダ165の爪受片部167に係合させるだけで、この扉連動装置41を第１の扉体22の上端面の所定位置に取り付けることができるので、この第１の扉体22に対する扉連動装置41の取り付けをより容易にできる。
【０２３３】
また、この扉連動装置41の各伝達体64に連結された取付部材137のケース151を、第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれの埋設凹部168に取り付けたケースホルダ165に嵌合させて、このケースホルダ165の爪受片部167にロックレバー158の係合爪部161を係合させるだけで、扉連動装置41の各伝達体64の取付部材137を第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれに連結できるので、これら第２の扉体23および第３の扉体24に対する取付部材137の連結をより容易にできる。
【０２３４】
さらに、扉連動装置41の基板部43の両端部に取り付けたケース151、およびこの扉連動装置41の各伝達体64の取付部材137に取り付けたケース151のそれぞれのロックレバー158のレバー部163を操作して、このロックレバー158をばね体159による付勢に抗して上方に向けて移動させることにより、このロックレバー158の係合爪部161によるケースホルダ165の爪受片部167への係合が解除されて、このケースホルダ165からケース151を取り外すことができる。
【０２３５】
なお、上記第９の実施の形態では、扉連動装置41の各伝達体64に連結した取付部材137と基板部43の両端部とのそれぞれにケース151を取り付け、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24に設けた埋設凹部168にケースホルダ165を取り付けたが、取付部材137と基板部43の両端部とのそれぞれにケースホルダ165を取り付け、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれの埋設凹部168にケース151を取り付けても、上記第９の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【０２３６】
また、扉連動装置41の伝達体64に対して間接的に取付部材137を連結させて、この取付部材137を伝達体64に対して別体として、この取付部材137を第２の扉体23および第３の扉体24の一部として構成したが、各伝達体64に対して取付部材137を直接連結させて、この取付部材137を伝達体64の一部として構成することもできる。
【０２３７】
そして、各ケース151に対してロックレバー158を別体に構成して、このロックレバー158を各ケース151の取付開口部155に取り付けたが、このロックレバー158をケース151に対して一体に構成することもできる。
【０２３８】
次に、本発明の第１０の実施の形態を図２５を参照して説明する。
【０２３９】
この図２５に示す扉連動装置41は、基本的には図１０に示す扉連動装置41の構成と同様であるが、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれを間仕切装置１の開口部７に対して上荷重、すなわち上吊り式としたものである。
【０２４０】
そして、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの上端面における長手方向の両端部には、細長矩形平板状の基板部43がねじ止めにてそれぞれ取り付けられている。さらに、これら基板部43の上端面の中央部には、嵌挿突部としての細長円柱状の連結軸部171がそれぞれ突設されている。
【０２４１】
ここで、これら連結軸部171は、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの上端面に対して軸方向を垂直に向けた状態で突出している。また、これら連結軸部171は、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの上端面における長手方向の両端縁から内側に離間された位置に設けられている。さらに、これら連結軸部171は、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの上端面における幅方向の中央部に設けられている。
【０２４２】
また、これら連結軸部171それぞれの先端部には、走行体としての走行部材172が、各連結軸部171の周方向に向けて回転自在に取り付けられている。これら走行部材172は、水平方向に長手方向を有する細長角柱状のホルダ173を備えている。このホルダ173の長手方向における両端部の両側面には、複数、例えば４個の円環状のローラ174が回転自在に軸着されている。これら各ローラ174は、各連結軸部171の軸方向に直交する方向を回転中心として、回転自在とされている。
【０２４３】
さらに、第１の扉体22の上端面における両端部に取り付けられた基板部43それぞれの両端縁の両側には、回転方向を水平な方向に向けた状態でプーリ45が回転自在に取り付けられている。そして、これらプーリ45には、ベルト体61が回転可能に巻回されている。さらに、このベルト体61には、伝達体64が連結されている。また、この伝達体64の切欠凹部91には、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24の上端面に突設された連結軸部171が嵌合されて挿通されている。
【０２４４】
そして、これら伝達体64の切欠凹部91の先端部の内側の一方には、この切欠凹部91の先端部の内側の他方に向けて突出した係止突部92が形成されている。この係止突部92は、切欠凹部91の内側における連結板部69に対向した側である幅方向における他側に向けて突出している。また、この係止突部92は、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24の移動方向に対して垂直に突出している。さらに、この係止突部92は、切欠凹部91の先端部を弾性変形にて開閉可能に略閉塞する。
【０２４５】
したがって、この係止突部92により、伝達体64の切欠凹部91の先端部には、この切欠凹部91の幅方向における中心部よりも伝達体64の基端側に幅方向における中心部を有する溝状の抜止溝部170が形成されている。この抜止溝部170は、主として案内切欠部98を構成し、この案内切欠部98は、案内受部94および抜止溝部170によって構成されている。
【０２４６】
また、この抜止溝部170の幅方向における中央部は、切欠凹部91の幅方向における中央部よりも第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24の移動方向に対して垂直な方向に離間されている。このため、この抜止溝部170は、この抜止溝部170の幅方向における中央部を切欠凹部91の幅方向における中央部と一致させた場合に比べ、切欠凹部91に嵌挿された連結軸部171による抜止溝部170からの抜けをより確実に防止する。
【０２４７】
また、この係止突部92における切欠凹部91の基端側に向いた一側面である内側面には、凹弧状の抜止面部175が形成されている。この抜止面部175は、伝達体64の厚さ方向に沿って平坦とされている。さらに、係止突部92における切欠凹部91の先端側に向いた他側面は、この係止突部92の抜止面部175に連続したテーパ状の案内部としての案内受部94が形成されている。この案内受部94は、係止突部92の先端から基端に向けて湾曲した円弧面状に形成されている。なお、この案内受部94は、係止突部92に対向した切欠凹部91の一側面の先端部にも形成されている。したがって、連結軸部171は、この連結軸部171を切欠凹部91へと嵌挿させる際に、各案内受部94によって案内されて切欠凹部91へと嵌挿される。
【０２４８】
そして、この案内受部94の先端部には、切欠凹部91の開口方向に向けて突出したリブ状である平板状の操作片部176が一体的に設けられている。この操作片部176は、伝達体本体65の先端側の側面に沿って突出している。また、この操作片部176は、この操作片部176を把持して伝達体64を弾性変形させて、この伝達体64の切欠凹部91を拡開させることにより、この切欠凹部91に嵌挿された連結軸部171が切欠凹部91の係止突部92間から抜いて取り外すことを可能とする。
【０２４９】
また、伝達体本体65における切欠溝部93の基端部には、この切欠溝部93に連通した円形状の切欠孔部177が形成されている。この切欠孔部177は、伝達体本体65の上下方向に向けて貫通している。また、この切欠孔部177は、伝達体本体65の操作片部176の操作による、切欠凹部91の両側部の弾性変形を容易にさせて、この切欠凹部91の拡開操作を容易にさせる。
【０２５０】
さらに、伝達体本体65の下面における係止突部92に対向した一側縁の先端部には、この伝達体本体65の一側縁に沿って垂直に下方に向けて突出した略平板状の揺止片部178が一体的に設けられている。この揺止片部178は、伝達体本体65の長手方向および上下方向に沿った面方向を有している。また、この揺止片部178は、第１の扉体22と第２の扉体23あるいは第３の扉体24との間に上端側から嵌挿されて、伝達体本体65の幅方向への揺れ、すなわちがたつきを防止して、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24を開閉動作させた際における、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24による厚さ方向へのがたつきを防止する。
【０２５１】
一方、上ガイドレール11は、断面略コ字状で内部に走行部材172のローラ174が回転可能に嵌合される複数、例えば３本のレール溝181，182，183が平行に連続して並べられた状態で設けられている。そして、これらレール溝181，182，183は、走行部材172のローラ174を長手方向に沿って案内しつつガイドして走行させる。
【０２５２】
ここで、これらレール溝181，182，183のうち、前側に位置するレール溝181には、第２の扉体23の上端面に取り付けられた走行部材172が走行可能に保持されている。また、これらレール溝181，182，183のうち、中央に位置するレール溝182には、第１の扉体22の上端面に取り付けられた走行部材172が走行可能に保持されている。さらに、これらレール溝181，182，183のうち、後側に位置するレール溝183には、第３の扉体24の上端面に取り付けられた走行部材172が走行可能に保持されている。
【０２５３】
そして、この上ガイドレール11の下面中央には、ホルダ173を長手方向に沿って摺動させて移動可能とするガイド溝184，185，186が設けられている。さらに、このガイド溝184，185，186の両側縁部には、各ローラ174の下面を支持して抜け止め保持する断面円弧状のローラ受部187が設けられている。したがって、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24のそれぞれは、走行部材172のローラ174を上ガイドレール11のレール溝181，182，183に走行可能に嵌合させることにより、この上ガイドレール11に吊り上げ支持されている。
【０２５４】
上述したように、上記第１０の実施の形態では、長手方向における一端部が幅方向に沿って予め切断されて分割された上ガイドレール11を、間仕切装置１の開口部７の開口縁の上側の一端側に寄せて取り付ける。そして、この上ガイドレール11の中央に位置するレール溝182に、第１の扉体22の上端面に予め取り付けられた走行部材172を走行可能に保持させるとともに、この上ガイドレール11の前側に位置するレール溝181に、第２の扉体23の上端面に予め取り付けられた走行部材172を走行可能に保持させ、さらに、この上ガイドレール11の後側に位置するレール溝183に、第３の扉体24の上端面に予め取り付けられた走行部材172を走行可能に保持させる。
【０２５５】
この状態で、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24が吊り込まれた上ガイドレール11の一端部に、この上ガイドレール11の予め切断して分割した一端部を連通させて取り付ける。この後、第２の扉体23および第３の扉体24を上ガイドレール11に対して移動させて、これら第２の扉体23および第３の扉体24の上端面に突設された連結軸部171を、第１の扉体22の上端面に取り付けられた扉連動装置41の伝達体64の切欠凹部91に嵌挿させて、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24を扉連動装置41にて連動可能とする。
【０２５６】
したがって、上記図１０に示す扉連動装置41と同様の作用効果を奏することができるとともに、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24を扉連動装置41にて連動可能に接続させる作業をより容易にできるから、間仕切装置１の開口部７への第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの取り付けをより容易にできる。
【０２５７】
さらに、扉連動装置41の各伝達体64の切欠凹部91の先端内側に設けた係止突部92における切欠凹部91の基端側に向いた一側面に、伝達体64の凹弧状の抜止面部175を形成した。この結果、第２の扉体23および第３の扉体24の上端面に突設した連結軸部171を各伝達体64の切欠凹部91に嵌挿させた際に、これら連結軸部171のそれぞれが係止突部92の抜止面部175によって係止されて抜け止め保持される。したがって、これら連結軸部171による各伝達体64の切欠凹部91からの抜けを係止突部92の抜止面部175にて防止できる。
【０２５８】
また、伝達体本体65の下面における一側縁に下方に向けて突出した揺止片部178を設け、これら揺止片部178を第１の扉体22と第２の扉体23あるいは第３の扉体24との間に上端側から嵌挿させた。このため、これら各揺止片部178によって伝達体本体65の幅方向への揺れ、すなわちがたつきを防止できる。したがって、これら各揺止片部178にて伝達体本体65のがたつきを防止することにより、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24を開閉動作させた際における、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24の厚さ方向へのがたつきを防止できる。よって、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24による開口部７の開閉動作をより容易にできる。
【０２５９】
次に、本発明の第１１の実施の形態を図２６を参照して説明する。
【０２６０】
この図２６に示す扉連動装置41は、基本的には図２５に示す扉連動装置41の構成と同様であるが、図２３および図２４に示す扉連動装置41のケース151が基板部43の両端部に取り付けられ、この図２３および図２４に示す扉連動装置41のケースホルダ165が第１の扉体22の上端面の両端部に形成された埋設凹部168のそれぞれ取り付けられたものである。
【０２６１】
さらに、第２の扉体23および第３の扉体24の上端面における互いに近接した一端部のそれぞれにもまた、埋設凹部168がそれぞれ形成されている。そして、これら各埋設凹部168にもまたケース151が着脱可能に嵌合されている。さらに、これらケース151の上端面には、連結軸部171が垂直に突設されており、この連結軸部171の先端部には、走行部材172が回転自在に取り付けられている。
【０２６２】
上述したように、上記第１１の実施の形態によれば、基板部43の両端部に取り付けられた走行部材172を上ガイドレール11の中央に位置するレール溝182に走行可能に保持させるとともに、ケース151に取り付けられた走行部材172を上ガイドレール11の前側および後側に位置するレール溝181，183のそれぞれに走行可能に保持させた状態で、この上ガイドレール11を間仕切装置１の開口部７の開口縁の上側に取り付ける。
【０２６３】
この後、基板部43の両端部に取り付けられたケース151を下方に向けて回動させて、このケース151を第１の扉体22の上端面の両端部に取り付けられたケースホルダ165のそれぞれに嵌合させるとともに、走行部材172に連結されたケース151を、第２の扉体23および第３の扉体24の上端面の一端部に取り付けられたケースホルダ165に嵌合させる。
【０２６４】
そして、これら第２の扉体23および第３の扉体24を上ガイドレール11に対して移動させて、これら第２の扉体23および第３の扉体24の上端面から突出した連結軸部171を、第１の扉体22の上端面に取り付けられた扉連動装置41の伝達体64の切欠凹部91に嵌挿させて、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24を扉連動装置41にて連動可能とする。
【０２６５】
したがって、上記図２３および図２４に示す扉連動装置41および上記図２５に示す扉連動装置41のそれぞれと同様の作用効果を奏することができるとともに、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24を扉連動装置41にて連動可能に接続させる作業をより容易にできるから、間仕切装置１の開口部７への第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの取り付けをより容易にできる。
【０２６６】
なお、上記第１１の実施の形態では、第１の扉体22の上端面に取り付けられる伝達体64と、第２の扉体23および第３の扉体24の上端面に取り付けられる走行部材172とを別体に構成したが、図２７に示す本発明の第１２の実施の形態のように、第１の扉体22の上端面の伝達体64と、第２の扉体23および第３の扉体24の上端面の走行部材172とを一体に構成することもできる。
【０２６７】
また、上記第１０ないし第１２の実施の形態では、伝達体64の切欠凹部91の先端部の内側に設けた係止突部92を第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの移動方向に対して垂直に突出させたが、この係止突部92を、切欠凹部91に対する連結軸部171の挿入方向である嵌挿方向に対して傾斜させて突出、すなわち第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24の移動方向に対して垂直な方向成分を少なくとも有する方向に向けて突出させても、上記第１０ないし第１２の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【０２６８】
さらに、上記各実施の形態では、扉連動装置41の基板部43の幅方向に沿って２つのプーリ45を並設した場合には、２つ以上、すなわち複数であれば必要に応じてさらにプーリ45を加えても、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【０２６９】
また、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの鉛直方向下側に設けた図示しない下ガイドレールにてこれら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの荷重を支える下荷重式の扉装置21に限られず、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24それぞれの荷重を上ガイドレール11にて支える上荷重式の扉装置21であっても、これら第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24の下側に扉連動装置41を適応させて取り付ければ、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【０２７０】
さらに、建物の廊下と部屋とを間仕切る間仕切装置１について説明したが、家具の開口部７を開閉可能に閉塞する開閉装置としても対応させて用いることができる。
【０２７１】
また、開口部７を開閉した際に回転するベルト体61をプーリ45の回転にてガイドする構成について説明したが、このベルト体61の回転をガイドできる構成であれば、ベルト溝部47を有する回転しない支持体などであってもよく、プーリ45のうち少なくとも一つは軸ピンなどであってもよい。
【０２７２】
さらに、第２の扉体23および第３の扉体24のいずれか一方を開口部７の正面視左側または右側に固定して袖壁としても、上記各実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【０２７３】
また、第１の扉体22、第２の扉体23および第３の扉体24の上端面に取り付けたピボット軸26の嵌合体31を、扉連動装置41の基板部43または伝達体64に貫通させて、上ガイドレール11の第１の軸支凹部14、第２の軸支凹部17および第３の軸支凹部18のいずれかに摺動可能に嵌合させてもよい。
【０２７４】
【発明の効果】
請求項１記載の引戸連動装置によれば、第１の引戸および第２の引戸を取り付ける際に、伝達体および第２の引戸のいずれか一方に上下方向に沿って突設した嵌挿突部を、案内部が案内して伝達体および第２の引戸のいずれか他方に設けた被嵌挿部に嵌挿できるので、第１の引戸および第２の引戸を引戸連動装置に取り付ける作業が容易にできるから、開口部への第１の引戸および第２の引戸の取り付けを容易にできる。
【０２７５】
請求項２記載の引戸連動装置によれば、第１の引戸および第２の引戸を取り付ける際に、伝達体および第２の引戸のいずれか一方に上下方向に沿って突設した嵌挿突部を、案内部が案内して伝達体および第２の引戸のいずれか他方に設けた被嵌挿部に嵌挿できるので、第１の引戸および第２の引戸を引戸連動装置に取り付ける作業が容易にできるから、開口部への第１の引戸および第２の引戸の取り付けを容易にできる。
【０２７６】
請求項３記載の引戸連動装置によれば、請求項１記載の引戸連動装置の効果に加え、基部に第１の引戸を取り付ける際に、この基部および第１の引戸のいずれか一方に突設した嵌挿突部を案内部にて案内して、この基部および第１の引戸のいずれか他方に設けた被嵌挿部に嵌挿できるから、これら第１の引戸および第２の引戸を基部に取り付ける作業を容易にできる。
【０２７７】
請求項４記載の引戸連動装置によれば、請求項１ないし３いずれか記載の引戸連動装置の効果に加え、案内部をガイドレールの内側に連続させて傾斜させたので、ガイドレールに第１の引戸および第２の引戸を取り付けた際に、嵌挿突部が被嵌挿部に嵌挿されなくても、このガイドレールに沿って第１の引戸および第２の引戸を移動させれば、各嵌挿突部を被嵌挿部に嵌挿できるから、開口部への第１の引戸および第２の引戸の取り付けをより容易にできる。
【０２７８】
請求項５記載の引戸連動装置によれば、請求項１ないし４いずれか記載の引戸連動装置の効果に加え、被嵌挿部に連続して案内部を傾斜させたので、引戸連動装置に第１の引戸および第２の引戸を取り付ける際に、嵌挿突部が案内部にさえ接触すれば、この案内部の傾斜にて嵌挿突部を案内して被嵌挿部に嵌挿できるから、嵌挿突部を被嵌挿部に嵌挿させる作業を容易にでき、開口部への第１の引戸および第２の引戸の取り付けをより容易にできる。
【０２７９】
請求項６記載の引戸連動装置によれば、請求項１または２記載の引戸連動装置の効果に加え、被嵌挿部に連続した溝状に案内部を形成したため、引戸連動装置に第１の引戸および第２の引戸を取り付ける際に、嵌挿突部が案内部の一部にさえ接触すれば、この案内部の溝状にて嵌挿突部を案内して被嵌挿部に嵌挿できるから、嵌挿突部を被嵌挿部に嵌挿させる作業をより容易でき、開口部への第１の引戸および第２の引戸の取り付けをより容易にできる。
【０２８０】
請求項７記載の引戸連動装置によれば、請求項６記載の引戸連動装置の効果に加え、被嵌挿部の先端内側に第１の引戸および第２の引戸の移動方向に対して垂直に突出する係止突部を設けたので、嵌挿突部を被嵌挿部に嵌挿させた際に、この嵌挿突部が係止突部にて係止できるから、この嵌挿突部による被嵌挿部からの抜けを係止突部の内側面にて防止できる。
【０２８１】
請求項８記載の引戸連動装置によれば、請求項１、２、６および７いずれか記載の引戸連動装置の効果に加え、第２の引戸の上端面から突設され、先端にローラが回転自在に軸着された走行部材を備えた連結軸を嵌挿突部とした。
【０２８２】
請求項９記載の引戸連動装置によれば、第２の引戸に取り付けた伝達体から下方に突設された連結突部が嵌合される連結凹部を、第２の引戸の移動方向における一端面に設けたことにより、この連結凹部に連結突部を目視しつつ嵌合させて伝達体を第２の引戸に固定できるので、第２の引戸への伝達体の取り付けを容易にできる。
【０２８３】
請求項１０記載の引戸連動装置によれば、第２の引戸に取り付けた伝達体から下方に突設された連結突部が嵌合される連結凹部を、第２の引戸の移動方向における一端面に設けたことにより、この連結凹部に連結突部を目視しつつ嵌合させて伝達体を第２の引戸に固定できるので、第２の引戸への伝達体の取り付けを容易にできる。
【０２８４】
請求項１１記載の引戸連動装置によれば、請求項９または１０記載の引戸連動装置の効果に加え、基部に取り付けた嵌挿突部を、第１の引戸の移動方向における一端面に設けた被嵌挿部に嵌挿させれば、この第１の引戸に基部を容易に固定できる。
【０２８５】
請求項１２記載の引戸連動装置によれば、請求項１１記載の引戸連動装置の効果に加え、ケースをケースホルダに嵌合させることにより、保持部にロック部が係合してこの保持部への係合を付勢するので、引戸連動装置の第１の引戸および第２の引戸への取り付けを容易にでき、このロック部による保持部への付勢を解除させることにより、ケースホルダからケースを取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の引戸連動装置の第１の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図２】同上引戸連動装置で開口部を開口した状態を示す説明上面図である。
【図３】同上引戸連動装置で開口部の一部を閉塞した状態を示す説明上面図である。
【図４】同上引戸連動装置で第２の引戸を中央まで移動した状態を示す説明上面図である。
【図５】同上引戸連動装置で開口部をほぼ閉塞した状態を示す説明上面図である。
【図６】同上引戸連動装置で開口部を閉塞した状態を示す説明上面図である。
【図７】同上引戸連動装置を示す断面図である。
【図８】同上引戸連動装置の組み立て動作を示す説明側面図である。
【図９】本発明の第２の実施の形態の引戸連動装置を示す分解斜視図である。
【図１０】本発明の第３の実施の形態の引戸連動装置を示す分解斜視図である。
【図１１】同上引戸連動装置で開口部を開口した状態を示す説明上面図である。
【図１２】同上引戸連動装置で開口部を閉塞した状態を示す説明上面図である。
【図１３】同上引戸連動装置を示す側面図である。
【図１４】本発明の第４の実施の形態の引戸連動装置を示す分解斜視図である。
【図１５】同上引戸連動装置で開口部を開口した状態を示す説明上面図である。
【図１６】同上引戸連動装置で開口部を閉塞した状態を示す説明上面図である。
【図１７】本発明の第５の実施の形態の引戸連動装置を示す分解斜視図である。
【図１８】本発明の第６の実施の形態の引戸連動装置の一部を示す分解斜視図である。
【図１９】本発明の第７の実施の形態の引戸連動装置の一部を示す斜視図である。
【図２０】本発明の第８の実施の形態の引戸連動装置の一部を示す分解斜視図である。
【図２１】同上引戸連動装置で開口部を開口した状態を示す説明上面図である。
【図２２】同上引戸連動装置で開口部を閉塞した状態を示す説明上面図である。
【図２３】本発明の第９の実施の形態の引戸連動装置の一部を示す分解斜視図である。
【図２４】同上引戸連動装置の一部を示す分解斜視図である。
【図２５】本発明の第１０の実施の形態の引戸連動装置の一部を示す分解斜視図である。
【図２６】本発明の第１１の実施の形態の引戸連動装置の一部を示す分解斜視図である。
【図２７】本発明の第１２の実施の形態の引戸連動装置の一部を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
７開口部
11 ガイドレールとしての上ガイドレール
22 第１の引戸としての第１の扉体
23 第２の引戸としての第２の扉体
26 嵌挿突部としてのピボット軸
41 引戸連動装置としての扉連動装置
43 基部としての基板部
45 支持体としてのプーリ
57 被嵌挿部としてのピボット嵌挿孔
61 調帯としてのベルト体
64 伝達体
66 被嵌挿部としての摺動孔部
67 案内部としての案内縁部
68 案内部としての案内傾斜面部
81 案内部としての案内片部
82 案内部としての案内凹部
83 被嵌挿部としてのピボット嵌挿溝部
88 案内部としての案内傾斜凹部
91 被嵌挿部としての切欠凹部
92 係止突部
98 案内部としての案内切欠部
105 嵌挿突部としてのピン部
111 嵌挿突部としての嵌挿ピン部
112 被嵌挿部としての嵌挿溝部
114 案内部としての案内傾斜溝部
141 嵌挿突部としての連結突部
145 一端面
146 被嵌挿部としての連結凹部
151 嵌挿突部としてのケース
158 ロック部としてのロックレバー
165 被嵌挿部としてのケースホルダ
167 保持部としての爪受片部
171 嵌挿突部としての連結軸である連結軸部
172 走行部材
174 ローラ [0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention makes it possible to open and close at least a part of the opening.1st sliding door and 2nd sliding doorInterlocksliding doorRelated to interlocking device.
[0002]
[Prior art]
  Traditionally this kind ofAs a sliding door interlock deviceThe opening / closing body interlocking device has a flat rectangular shape as a plurality of, for example, three opening / closing bodies attached to be movable in the horizontal direction along the opening edge of the opening of the accommodation space provided in the interior of the furniture or the like. An interlocking device main body that allows the first door body, the second door body, and the third door body to interlock with each other to open and close the accommodation opening is provided.
[0003]
  The interlock device main body is formed in an elongated shape having a longitudinal dimension substantially equal to the longitudinal dimension of the upper end surface in the height direction of the first door body, and is attached to the upper end surface of the first door body. Furthermore, attachment holes as fitting insertion portions are formed at both ends in the longitudinal direction of the interlocking device main body. Further, the interlock device main body is slidably attached to a traveling groove portion having a groove shape provided along a circumferential direction of the opening edge on a lower end surface which is an opening edge of the opening portion.
[0004]
  The first door body, the second door body, and the third door body are the first door body, the second door body, and the third door body in a state where the surface directions thereof are parallel to each other. Each is arranged so as to be movable along each surface direction. Furthermore, the first door body is disposed between the second door body and the third door body. A pivot shaft as a fitting insertion projecting portion projecting vertically from the upper end surface is advanced and retracted at each of both end portions in the width direction of the first door body at the upper end surface in the height direction of the first door body. Protrusions are possible. Further, when the first door body is attached to the opening, these pivot shafts are respectively inserted into the attachment holes of the interlocking device main body slidably attached to the running groove portion of the opening (for example, Patent Documents). 1).
[0005]
[Patent Document 1]
          JP-A-10-339063 (pages 18-22, FIGS. 16 and 17)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
  However, in the above-described opening / closing body interlocking device, when the first door body is attached to the opening, each pivot shaft is inserted into each mounting hole of the interlocking device main body slidably attached to the running groove of the opening. Must be attached to the opening in a state where the first door body is lifted and aligned.
[0007]
  For this reason, when attaching the first door body to the opening, it takes time to align the pivot shafts of the first door body with the mounting holes of the interlock device body. Since it is not easy to fit in each mounting hole, there is a problem that it is not easy to attach the first door body to the opening.
[0008]
  The present invention has been made in view of these points, and is easy to mount.sliding doorAn object is to provide an interlocking device.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
  ContractClaim1Describedsliding doorThe interlocking deviceA first sliding door that is movably attached along the longitudinal direction of the guide rail fixed along the upper edge of the opening of the opening, and that allows at least a part of the opening to be opened and closed, and adjacent to the first sliding door A sliding door interlocking device that interlocks the second sliding door in the reverse direction, and a base portion that moves along the longitudinal direction of the guide rail and both ends of the base portion in the moving direction of the first sliding door. A support provided and attached to the second sliding doorCommunicatorAnd a belt that is supported between the supports and a part thereof is connected to the transmission body, and in the movement of the second sliding door, a band that interlocks the first sliding door in the opposite direction of the movement,Said transmitter and saidSecond sliding doorEither one ofAn insertion protrusion protruding along the vertical direction;Said transmitter andSaid second sliding doorProvided on the otherA fitting insertion portion into which the fitting insertion protrusion is inserted, and a guide portion that guides the insertion into the fitting insertion portion by the fitting insertion protrusion when the second sliding door is attached to the transmission body. And hasIs.
[0010]
  And1st sliding door and 2nd sliding doorThe opening of the openingUpAlong the edgeAlong the longitudinal direction of the fixed guide railIt attaches so that movement is possible, and at least one part of this opening part can be opened and closed. ThenThese first and second sliding doorsWhen installingTransmitter and number 2 sliding doorsEither one ofAlong the vertical directionThe projecting insertion projecting part is guided by the guide part,Transmitter and second sliding doorIt inserts in the to-be-inserted insertion part provided in either one of these. For this reason,The first sliding door and the second sliding door as a sliding door interlocking deviceAs the installation work becomes easy,1st sliding door and 2nd sliding doorIs easy to install.
[0011]
  The sliding door interlocking device according to claim 2 is a first sliding door that moves along the longitudinal direction of the guide rail fixed along the upper edge of the opening of the opening and enables at least a part of the opening to be opened and closed. A sliding door interlocking device that is attached to the first sliding door among the second sliding doors adjacent to the first sliding door and interlocks the first sliding door and the second sliding door in the reverse direction, A base attached along the longitudinal direction of the sliding door, a support provided at each of both ends of the base in the moving direction of the first sliding door, and a transmitter attached to the second sliding door A band which is supported between the supports and a part of which is connected to the transmission body, and in which the first sliding door is interlocked in the direction opposite to the movement of the second sliding door, and the transmission Vertically on either the body or the second sliding door And a fitting insertion portion provided on the other of the transmission body and the second sliding door, and a fitting insertion portion into which the fitting insertion projection is inserted, and the transmission body. When attaching 2 sliding doors, it has the guide part which guides the insertion by the said insertion insertion protrusion to the said to-be-inserted insertion part.
[0012]
  Then, the first sliding door and the second sliding door are attached so as to move along the longitudinal direction of the guide rail fixed along the upper edge of the opening of the opening, and at least a part of the opening can be opened and closed. To do. Then, when attaching the first sliding door and the second sliding door, the fitting insertion protrusion projecting along the vertical direction on either one of the transmission body and the second sliding door is guided by the guide portion, It inserts in the to-be-inserted insertion part provided in either one of a transmission body and a 2nd sliding door. For this reason, since the operation | work which attaches a 1st sliding door and a 2nd sliding door to a sliding door interlocking | linkage apparatus becomes easy, attachment of the 1st sliding door and a 2nd sliding door to an opening part becomes easy.
[0013]
  The sliding door interlocking device according to claim 3 is the sliding door interlocking device according to claim 1, wherein the fitting insertion protrusion protrudes from one of the base and the first sliding door, and the fitting insertion portion includes the base and It is provided in either one of the first sliding doors, and the guide portion guides the insertion into the fitted insertion portion by the fitting insertion protrusion when the first sliding door is attached to the base portion. is there.
And when attaching a 1st sliding door to a base, the insertion insertion protrusion which protruded in any one of this base and the 1st sliding door was guided by the guide part, and either of this base and the 1st sliding door It inserts in the to-be-inserted insertion part provided in the other. For this reason, the operation | work which attaches these 1st sliding doors and 2nd sliding doors to a base becomes easy.
[0014]
  Claim 4sliding doorThe interlock device according to any one of claims 1 to 3.sliding doorIn the interlocking device,PlanInsideGuide railAre inclined continuously inside.
[0015]
  And, DraftInsideGuide railSince it was continuously inclined insideGuide railIn1st sliding door and 2nd sliding doorEven if the insertion protrusion is not inserted into the insertion insertion part,Guide railalong1st sliding door and 2nd sliding doorBy moving the, the insertion insertion protrusions can be inserted into the insertion insertion parts. Therefore, against the opening1st sliding door and 2nd sliding doorIs easier to install.
[0016]
  Claim 5sliding doorThe interlocking device is claimed in claims 1 to4Anysliding doorIn the interlocking device, the guide portion is continuously inclined to the fitted insertion portion.
[0017]
  And since the guide part was inclined continuously to the fitted insertion part,Sliding door interlocking deviceIn1st sliding door and 2nd sliding doorWhen the insertion protrusion is in contact with at least the guide part, the insertion insertion protrusion is guided by the inclination of the guide part and is inserted into the insertion part. For this reason, since the operation | work which inserts a fitting insertion protrusion into a to-be-inserted insertion part becomes easy, it is with respect to an opening part.1st sliding door and 2nd sliding doorIs easier to install.
[0018]
  Claim 6sliding doorThe interlocking device is claimed in claim 1.Or 2Describedsliding doorIn the interlocking device, the guide portion is formed in a groove shape continuous to the fitted insertion portion.
[0019]
  And because the guide portion was formed in a groove shape continuous to the fitted insertion portion,Sliding door interlocking deviceIn1st sliding door and 2nd sliding doorWhen the insertion protrusion is in contact with at least a part of the guide portion, the insertion protrusion is guided by the groove shape of the guide portion and is inserted into the insertion portion. For this reason, since the operation | work which inserts the insertion insertion protrusion into a to-be-inserted insertion part becomes easier, it is with respect to an opening part.1st sliding door and 2nd sliding doorIs easier to install.
[0020]
  Claim 7sliding doorThe interlocking device according to claim 6.sliding doorIn the interlocking device, the guide portion is provided on the inner side of the distal end of the fitted insertion portion.1st sliding door and 2nd sliding doorFor the direction of movementVerticallyA locking projection that protrudes is provided.
[0021]
  And inside the tip of the fitted insertion part1st sliding door and 2nd sliding doorFor the direction of movementVerticallySince the protruding locking protrusion is provided, when the insertion protrusion is guided by the guide and inserted into the insertion portion, the insertion protrusion is locked by the locking protrusion. . For this reason, it is prevented by the inner side surface of the locking projection that the fitting projection protrudes from the inserted portion.
[0022]
  The sliding door interlocking device according to claim 8 is the sliding door interlocking device according to any one of claims 1, 2, 6 and 7, wherein the fitting projection protrudes from the upper end surface of the second sliding door, and a roller is provided at the tip. This is a connecting shaft provided with a traveling member rotatably mounted on the shaft.
[0023]
  The sliding door interlocking device according to claim 9 is attached movably along the longitudinal direction of the guide rail fixed along the upper edge of the opening of the opening, and allows the opening / closing of at least a part of the opening. A sliding door interlocking device that interlocks the second sliding door adjacent to the first sliding door in the opposite direction, a base that moves along the longitudinal direction of the guide rail, and the first of the base A support body provided at each of both ends in the moving direction of the sliding door, a transmission body attached to the second sliding door, a part of which is supported between the support bodies and connected to the transmission body, 2 in the movement of the sliding door 2 in the reverse direction of the movement, the adjusting band, the connecting protrusion projecting downward from the transmission body along the vertical direction, the second Provided on one end surface in the moving direction of the sliding door, Projection of the transmission member is fixed to the second sliding door by fitting by, those that are and a connecting recess along the vertical direction.
[0024]
  Then, the first sliding door and the second sliding door are attached so as to be movable along the longitudinal direction of the guide rail fixed along the upper edge of the opening of the opening, and at least a part of the opening can be opened and closed. . At this time, since the connection concave portion into which the connection protrusion projecting downward from the transmission body attached to the second sliding door is fitted is provided on one end surface in the moving direction of the second sliding door, this connection concave portion Since the transmission body can be fixed to the second sliding door by fitting it while visually observing the connecting protrusion, the transmission body can be easily attached to the second sliding door.
[0025]
  The sliding door interlocking device according to claim 10, wherein the sliding door interlocking device moves along the longitudinal direction of the guide rail fixed along the upper edge of the opening of the opening, and at least a part of the opening can be opened and closed. A sliding door interlocking device that is attached to the first sliding door among the second sliding doors adjacent to the first sliding door and interlocks the first sliding door and the second sliding door in the reverse direction, A base attached along the longitudinal direction of the sliding door, a support provided at each of both ends of the base in the moving direction of the first sliding door, and attached to the second sliding doorCommunicatorAnd a part of which is supported between the supports and connected to the transmission body. A band that interlocks the first sliding door in the opposite direction of movement, a connecting projection that protrudes downward from the transmission body along the vertical direction, and one end surface in the moving direction of the second sliding door A coupling recess provided in the vertical direction, the coupling body being fixed to the second sliding door by fitting with the coupling protrusion.WhenIt is equipped with.
[0026]
  And the 1st sliding door and the 2nd sliding door are attached so that movement along the opening upper edge of an opening part is possible, and at least one part of this opening part can be opened and closed. At this time, since the connection concave portion into which the connection protrusion projecting downward from the transmission body attached to the second sliding door is fitted is provided on one end surface in the moving direction of the second sliding door, this connection concave portion Since the transmission body can be fixed to the second sliding door by fitting it while visually observing the connecting protrusion, the transmission body can be easily attached to the second sliding door.
[0027]
  The sliding door interlocking device according to claim 11 is the sliding door interlocking device according to claim 9 or 10, wherein the sliding door interlocking device is provided on one end face in the moving direction of the first sliding door and the fitting insertion protrusion attached to the base. The base is fixed to the first sliding door by fitting with a protrusion, and a fitted insertion portion is provided along the vertical direction.
[0028]
  And since the base is fixed to this 1st sliding door by making the fitting insertion part provided in the one end surface in the movement direction of the 1st sliding door insert the fitting insertion protrusion attached to the base, the 1st The operation | work which fixes 1 sliding door to a base becomes easy.
[0029]
  The sliding door interlocking device according to claim 12 is the sliding door interlocking device according to claim 11, wherein the fitting insertion protrusion is a case, and the fitting insertion portion is a case holder into which the case is fitted. And a holding portion provided on either one of the case holder and the case holder, and provided on either one of the case and the case holder. When the case is fitted to the case holder, the holding portion is engaged with the holding portion. And a lock portion that biases the engagement with the holding portion.
[0030]
  Then, when the case is fitted to the case holder, the holding portion provided on one of the case and the case holder is engaged with the lock portion provided on the other of the case and the case holder, and this holding is performed. Energize the part. For this reason, it becomes easy to attach the sliding door interlocking device to the first sliding door and the second sliding door, and the case can be removed from the case holder by releasing the biasing of the holding portion by the lock portion. .
[0031]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Hereinafter, the present inventionsliding doorThe configuration of the interlocking device according to the first embodiment will be described with reference to FIGS.
[0032]
  1 to 8, reference numeral 1 denotes a partition device as an opening / closing body opening / closing device. The partition device 1 partitions a hallway and a room (not shown) so as to be openable and closable. Moreover, this partition device 1 partitions the rectangular opening part 7 comprised with the top plate 2, the baseplate which is not shown in figure, the left side board 3, and the right side board 4 so that opening and closing is possible.
[0033]
  Here, the top plate 2 of the opening 7 is constituted by an upper guide rail 11 as a rail body formed of aluminum or the like extending in the left-right direction as shown in FIG. Is fixed in a state in which is directed in the circumferential direction of the opening 7. Then, both end portions in the longitudinal direction of the upper guide rail 11 are connected to the inside of the upper end portions of the left side plate 3 and the right side plate 4, respectively.
[0034]
  Further, the upper guide rail 11 has a mounting plate portion 12 having an elongated rectangular cross section as a base portion whose entire upper surface is fixed to the upper end surface of the opening portion 7, and the width of the lower surface of the mounting plate portion 12. A traveling recess 13 having a substantially concave groove shape in cross section that opens downward is formed along the longitudinal direction of the mounting plate 12 at the center in the direction.
[0035]
  Then, a distal end portion of a fitting body 31 of a pivot shaft 26, which will be described later, is fitted to the center portion in the width direction in the traveling recess 13 so that the pivot shaft 26 travels. 14 is formed along the longitudinal direction of the traveling recess 13. The first shaft support recess 14 is formed in a substantially U-shaped cross section that opens downward. Further, at a position spaced from the first shaft support recess 14 toward both sides in the width direction of the travel recess 13, a pair projecting in a substantially L shape toward each other, that is, in the opposite direction, is formed. One engaging claw portion 15 is formed.
[0036]
  Further, at positions spaced apart from the paired first engaging claws 15 toward both sides in the width direction of the traveling recess 13, it protrudes in a substantially L shape in the direction of warping, that is, in the opposite direction. The paired second engaging claws 16 are respectively formed. Further, a second groove-like second shape which is the same shape as the first shaft support recess 14 is located at a position spaced apart from the pair of second engaging claws 16 toward both sides in the width direction of the travel recess 13. A shaft support recess 17 and a third shaft support recess 18 are formed along the longitudinal direction of the travel recess 13, respectively. Each of the second shaft support recess 17 and the third shaft support recess 18 is formed in a substantially U-shaped cross section that opens downward, and a distal end portion of a fitting body 31 of a pivot shaft 26 to be described later is fitted. Combined, this pivot shaft 26 travels.
[0037]
  Further, the distance between the second shaft support recess 17 and the third shaft support recess 18 is spaced from each other in the width direction of the travel recess 13. A pair of third engaging claws 19 projecting in the opposite direction are formed. Each of the third engaging claws 19 is formed flush with the lower surface of the mounting plate 12.
[0038]
  On the other hand, 21sliding doorThis door device 21 is a first device that closes at least a part of the opening 7 so as to be openable and closable.sliding doorAs the first door body 22, the secondsliding doorAs a second door body 23, and a thirdsliding doorThe third door body 24 is provided. Each of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 has substantially the same size, and is formed in a rectangular flat plate shape having a longitudinal direction in the vertical direction.
[0039]
  And each of the 1st door body 22, the 2nd door body 23, and the 3rd door body 24 is slidable along the longitudinal direction of the upper guide rail 11 fixed to the upper end surface of the opening part 7, That is, it is movably locked. The first door body 22 closes substantially the center of the opening 7 when the opening 7 is closed. Further, when the opening 7 is closed, the second door body 23 is positioned, for example, on the left side of the first door body 22, that is, at the closing position that is the left side of the opening 7. Block. Further, when the opening portion 7 is closed, the third door body 24 is positioned, for example, on the right side of the first door body 22, that is, on the right side of the opening portion 7. Block.
[0040]
  Furthermore, in the center part in the width direction of the both ends along the longitudinal direction of the upper end surface which is one end surface in the longitudinal direction of each of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24, Cylindrical embedded recesses 25 each having an axial direction along the vertical direction of each of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 are provided. Each of these embedded recesses 25 has a pivot shaft 26 as a fitting projection that can be advanced and retracted above the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24, respectively. It is embedded with the tip protruding.
[0041]
  Each of the pivot shafts 26 includes a substantially bottomed cylindrical case body 27 embedded in each embedded recess 25, and an elastic force along the axial direction of the case body 27 is provided inside the case body 27. A winding spring 28 serving as an elastic body and an elongated cylindrical shaft body 29 urged toward the opening direction of the case body 27 by the winding spring 28 are disposed. Further, the distal end portion of the shaft body 29 is fitted into the opening portion of the bottomed cylindrical fitting body 31, and the opening outer edge of the fitting body 31 is circumferentially directed toward the radial direction of the fitting body 31. An annular fitting receiving portion 32 protruding along the direction is formed. A tapered inclined surface portion 33 that is inclined along the circumferential direction from the distal end side toward the proximal end side is formed on the outer peripheral edge of the distal end portion of the fitting body 31. The inclined surface portion 33 guides the insertion of the door interlocking device 41, which will be described later, into the pivot fitting insertion hole 57 or the sliding hole portion 66 by the distal end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26.
[0042]
  Here, the second door body 23 is positioned in front of the first door body 22, and moves on the front side along the movement locus of the first door body 22. Further, the third door body 24 is positioned rearward with respect to the first door body 22 and moves on the rear side along the movement locus of the first door body 22. For this reason, when the opening 7 is closed, the fitting body 31 of the pivot shaft 26 embedded in the embedded recess 25 of the second door body 23 located on the side close to the left side plate 3 of the opening 7 is The guide rail 11 is slidably fitted into the second shaft support recess 17. Similarly, when the opening 7 is closed, the fitting body 31 of the pivot shaft 26 embedded in the embedded recess 25 of the third door body 24 located on the side close to the right side plate 4 of the opening 7 is The guide rail 11 is slidably inserted into the third shaft support recess 18.
[0043]
  On the other hand, the upper guide rail 11 has a door body adjacent to the first door body 22, that is, the movement of the second door body 23 and the third door body 24. The door body 23 and the third door body 24 are interlocked so as to face each other.sliding doorA door interlocking device 41 as an interlocking device is slidably mounted. The door interlocking device 41 includes an interlocking device main body 42 positioned on the upper end surface of the first door body 22, and the interlocking device main body 42 is a substantially rectangular flat plate substantially equal to the upper end surface of the first door body 22. It has the board | substrate part 43 as a base formed in the shape. The substrate portion 43 is attached to the upper end surface of the first door body 22.
[0044]
  A plurality of, for example, two shaft support holes 44 that are spaced apart from each other along the horizontal direction that is the width direction of the substrate portion 43 are formed at both ends in the longitudinal direction of the substrate portion 43. The shaft support hole 44 is fixed with a shaft portion 46 projecting concentrically and rotatably at a lower end portion which is one end portion in the axial direction of a pulley 45 as a substantially cylindrical pulley serving as a guide support body. Yes. These pulleys 45 support and support the rotation of a belt body 61 described later.
[0045]
  Here, these pulleys 45 have an outer diameter dimension that is smaller than a half of the width dimension of the substrate portion 43. The pulleys 45 are disposed in the vicinity of the corners of the substrate portion 43 in a state where the shaft portions 46 are rotatably supported in the shaft support holes 44 of the substrate portion 43. These pulleys 45 are attached to both ends of the first door body 22 in the moving direction of the first door body 22 with the door interlocking device 41 attached to the upper end surface of the first door body 22. It is arranged in parallel along the direction perpendicular to the movement direction, that is, the direction perpendicular to the movement direction. Further, belt grooves 47 as fitting groove portions having a cross-sectional concave arc shape along the circumferential direction of the pulley 45 are provided at substantially intermediate portions along the axial direction on the outer peripheral surfaces of the pulleys 45, respectively.
[0046]
  Further, screw insertion holes 48 penetrating in the thickness direction of the substrate portion 43 are formed in both end portions in the longitudinal direction of the substrate portion 43 that are inside the shaft support holes 44, respectively. These screw insertion holes 48 are located at the center portion in the width direction of the substrate portion 43, and the restriction for restricting the movement distance of the transmission body 64 described later on the upper side of each screw insertion hole 48 that is the upper end surface of the substrate portion 43. The body 51 is positioned and fixed while facing each other. A screwing hole 52 communicating with each screw insertion hole 48 is formed in the lower end surface of each of the restriction bodies 51. Therefore, each regulation body 51 inserts the screw body 53 from below the screw insertion hole 48 in a state where the screwing hole 52 is communicated with the screw insertion hole 48 of the board portion 43 from above the board portion 43. Then, by screwing these screw bodies 53 into the screwing holes 52, the screw bodies 53 are attached to the upper end surface of the substrate portion 43 that is above the screw insertion holes 48.
[0047]
  Here, these regulating bodies 51 are provided with a regulating body main body 54 formed in a substantially convex shape. Both sides of the regulating body main body 54 at the front end side are notched in steps along the vertical direction. Each contact step 55 is formed. Furthermore, a substantially rectangular flat plate-like engagement plate portion 56 that is horizontally projected toward the front end side and both sides of the restriction body main body 54 is integrally attached to the upper end surface of the restriction body main body 54. As shown in FIG. 7, when the door interlocking device 41 is attached to the upper guide rail 11, the both side portions of the engagement plate portion 56 slide on the first engagement claw portion 15 of the upper guide rail 11, respectively. It is movably engaged.
[0048]
  Further, at both ends in the longitudinal direction of the substrate portion 43 that are inside each screw insertion hole 48, pivot fitting insertion holes 57 as insertion insertion portions penetrating in the thickness direction of the substrate portion 43 are respectively drilled. It is installed. These pivot insertion holes 57 are provided in the center in the width direction of the substrate portion 43, and when the substrate portion 43 is attached to the upper end surface of the first door body 22, the first door body 22 is provided. The concavity 25 communicates concentrically. Further, the pivot fitting insertion holes 57 are fitted to the tip end portions of the fitting bodies 31 of the pivot shaft 26 in which the case body 27 is embedded in the embedded recesses 25 of the first door body 22.
[0049]
  Further, in the belt groove portion 47 of each pulley 45, an endless end of an elongated ring such as a belt or a wire in a state where the shaft portion 46 of each pulley 45 is rotatably supported in each shaft support hole 44 of the substrate portion 43. A belt body 61, which is a belt as a body, is wound so as to be rotatable. This belt body 61 is one of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 when one of the second door body 23 and the third door body 24 moves. The other is linked in the opposite direction.
[0050]
  Further, the stopper body 62 is attached to the belt body 61 at positions facing each other in a state where the stopper body 62 is positioned and fixed. These stopper bodies 62 are constituted by a plurality of, for example, two substantially spherical stoppers 63. These stoppers 63 are arranged in the circumferential direction of the belt body 61 in a state where the shaft core is passed through the belt body 61. It is connected and fixed to the part.
[0051]
  Further, each of the stopper bodies 62 is provided with a transmission body 64 connected to one of the second door body 23 and the third door body 24. These transmission bodies 64 are fitted to the stopper body 62 and connected to positions where the belt body 61 faces each other. Here, the transmission body 64 is configured so that the movement of either the second door body 23 or the third door body 24 is different from the movement of either the second door body 23 or the third door body 24. It is transmitted to and linked to the different first door body 22 and either the second door body 23 or the third door body 24.
[0052]
  Further, these transmission bodies 64 include a rectangular flat plate-shaped transmission body main body 65, and a fitting insertion penetrating in the thickness direction of the transmission body main body 65 is inserted in a substantially central portion of the transmission body main body 65. A sliding hole 66 is formed as a portion. These sliding hole portions 66 are formed in a long hole shape along the longitudinal direction of the transmission body 65 so that the tip end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 is slidably inserted, that is, loosely fitted. ing. Here, when the length dimensions of the sliding hole portions 66 are increased, the first door body 22 and the second door are in proportion to the increased length dimensions of the sliding hole portions 66. The overlapping dimension when the opening 7 is closed by the body 23 and the third door body 24 is reduced.
[0053]
  Further, these sliding hole portions 66 are arranged along either the second door body 23 or the third door body 24 in the moving direction of either the second door body 23 or the third door body 24. Is attached so that it can move a predetermined distance. That is, these sliding hole portions 66 are formed in a state where the opening portion 7 is closed by the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24, respectively. The distal end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 embedded in the embedded recess 25 on the side of the third door body 24 adjacent to the first door body 22 is slidably fitted from below. .
[0054]
  Here, the predetermined distance is a distance that the pivot shaft 26 protruding from the upper end surfaces of the second door body 23 and the third door body 24 connected to the transmission body 64 can move within the transmission body 64. That is.
[0055]
  Further, a guide edge portion 67 which is a guide guide portion as a guide portion inclined in a tapered shape for expanding the slide hole portion 66 is formed at the opening edge on the lower end side of the slide hole portion 66. . The guide edge portion 67 is an inclined surface portion that is continuously inclined from the opening edge of the sliding hole portion 66 and is inclined downward in the radial direction of the sliding hole portion 66. Therefore, the guide edge portion 67 is used when the second door body 23 or the third door body 24 is attached to the upper guide rail 11 to which the door interlocking device 41 is attached. In addition, the insertion of the pivot shaft 26 embedded in one of the embedded recesses 25 of the third door body 24 into the sliding hole 66 by the distal end portion of the fitting body 31 is guided.
[0056]
  Further, a guide guide portion as a guide portion inclined continuously from the guide edge portion 67 is provided at the center portion of both end edges in the longitudinal direction of the transmission body 65 which is both sides of the slide hole portion 66 in the longitudinal direction. A certain guide inclined surface portion 68 is provided so as to protrude. Each of these guide inclined surface portions 68 is formed on the lower surface side of the transmission body 65 and is inclined upward continuously from the peripheral edge in the longitudinal direction of the guide edge portion 67.
[0057]
  Further, each of these guide inclined surface portions 68 is formed by the second shaft support recess 17 and the third shaft support recess 18 of the upper guide rail 11 when the door interlocking device 41 is movably attached to the upper guide rail 11. It abuts on either one, and inclines continuously to either the second shaft support recess 17 or the third shaft support recess 18. Therefore, each of these guide inclined surface portions 68 is provided when either the second door body 23 or the third door body 24 is attached to the upper guide rail 11 to which the door interlocking device 41 is attached, as shown in FIG. The second shaft support recess is configured so that the distal end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 of either the second door body 23 or the third door body 24 is inserted into the sliding hole 66 of the transmission body 64. From either the 17 or the third shaft support recess 18, guidance is provided along the moving direction of either the second door body 23 or the third door body 24.
[0058]
  Further, a rectangular flat plate-like connecting plate portion 69 protruding in the width direction of the transmission body 65 is integrally formed at one corner on one side in the width direction of the transmission body 65. A mounting recess 71 having a concave arc shape in section is formed in a substantially central portion on the upper surface side of the connecting plate portion 69. The mounting recess 71 is formed in a long hole shape along the longitudinal direction of the transmission body 65. Further, at both ends in the longitudinal direction of the mounting recess 71, when the stopper body 62 is fitted to the mounting recess 71, a part of the belt body 61 protruding from both sides of the stopper body 62 is fitted. A mounting groove 72 having a concave cross section is provided. These mounting groove portions 72 are formed in a concave groove shape penetrating from the mounting concave portion 71 to both side surfaces of the connecting plate portion 69.
[0059]
  Further, on the other side surface in the width direction of the transmission body 65 facing the side on which the connecting plate 69 is provided, an engagement groove 73 having a concave groove shape along the longitudinal direction of the transmission body 65 is formed. Yes. As shown in FIG. 7, the engagement groove 73 slides on one of the third engagement claws 19 of the upper guide rail 11 when the door interlocking device 41 is attached to the upper guide rail 11. Engageable.
[0060]
  Further, on the upper surface side of one side in the width direction of the transmission body 65, an engaging claw portion 74 having a substantially L-shaped cross section protruding toward the one side is provided along the longitudinal direction of the transmission body 65. It has been. As shown in FIG. 7, when the door interlocking device 41 is attached to the upper guide rail 11, the engagement claw portion 74 slides on either one of the second engagement claw portions 16 of the upper guide rail 11. It is movably engaged.
[0061]
  On the other hand, as shown in FIGS. 2 to 6, one end portion of the upper guide rail 11 in the longitudinal direction of the second shaft support recess 17 and the other in the longitudinal direction of the third shaft support recess 18 of the upper guide rail 11 An elongated substantially rectangular flat plate stopper member 75 as a holding member for holding the closed state of the opening 7 by either the second door body 23 or the third door body 24 is attached to each of the end portions. It has been. At the center portion of one end portion in the longitudinal direction of the stopper member 75, a locking receiving portion 76 cut out in a groove shape is formed.
[0062]
  In addition, a tapered guide expanding portion 77 that is expanded toward the tip is formed at the tip of the engagement receiving portion 76 on the inner side facing each other. The guide expanding portion 77 guides the shaft body 29 of the pivot shaft 26 embedded in the embedded recessed portion 25 of either the second door body 23 or the third door body 24 to the locking receiving portion 76. Insert and lock. Furthermore, a concave arc-shaped engaging concave portion 78 is provided at an intermediate portion of the locking receiving portion 76 on the inner side facing each other so that the shaft body 29 of the pivot shaft 26 is detachably locked. The stopper members 75 are arranged so that the locking receiving portions 76 face each other, one end portion of the upper guide rail 11 in the longitudinal direction of the second shaft supporting recess 17, and the third end of the upper guide rail 11. Are attached to the other end portion in the longitudinal direction of the shaft support recess 18.
[0063]
  Next, the assembly operation of the first embodiment will be described.
[0064]
  First, as shown in FIG. 1, each shaft portion 46 of the pulley 45 is rotatably fitted to each shaft support hole 44 of the substrate portion 43 from the upper surface side of the substrate portion 43.
[0065]
  Next, in a state where the front ends of the pair of regulating bodies 51 face each other, the lower end surfaces of the regulating bodies 51 are brought into contact with the upper surface side of the substrate portion 43, and each of the regulating bodies 51 is screwed. The holes 52 are communicated with the screw insertion holes 48 of the substrate portion 43, respectively.
[0066]
  In this state, the tip end portions of the screw bodies 53 are respectively inserted into the screw insertion holes 48 of the substrate portion 43 from the lower surface side of the substrate portion 43, and the tip portions of the screw bodies 53 are inserted into the screw portions of the regulating bodies 51. These restricting bodies 51 are fixed to the upper surface side of the substrate portion 43 by screwing them into the stop holes 52, respectively.
[0067]
  Further, the belt body 61 is rotatably wound around the belt groove portion 47 of each pulley 45 so that the stopper bodies 62 are positioned on both sides of the substrate portion 43 facing each other.
[0068]
  Thereafter, with the connecting plate portions 69 of the pair of transmitting bodies 64 facing each other and the mounting recesses 71 of the connecting plate portions 69 facing upward, the stopper bodies 62 are respectively attached to the mounting recesses 71 of the transmitting bodies 64. At the same time, a part of the belt body 61 protruding from both sides of the stopper body 62 is fitted into the mounting groove 72 of each transmission body 64 to form the door interlocking device 41.
[0069]
  Then, as shown in FIG. 7, the first engaging claws of the upper guide rail 11 that are fixed to the upper end surface of the opening 7 on both sides of the engaging plate portion 56 of each regulating body 51 of the door interlocking device 41. Engage with each of the parts 15.
[0070]
  Thereafter, the engaging groove 73 of one of the transmission bodies 64 is engaged with the one third engaging claw 19 of the upper guide rail 11 and the upper facing the one third engaging claw 19. The engagement claw portion 74 of this one transmission body 64 is engaged with one second engagement claw portion 16 of the guide rail 11.
[0071]
  At the same time, the engaging groove portion 73 of the other transmission body 64 is engaged with the other third engaging claw portion 19 of the upper guide rail 11 and the upper guide facing the other third engaging claw portion 19. The engagement claw portion 74 of the other transmission body 64 is engaged with the other second engagement claw portion 16 of the rail 11.
[0072]
  Further, a case body 27 of the pivot shaft 26 is embedded in the embedded recess 25 of each of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24. The fitting body 31 of the pivot shaft 26 and the distal end portion of the shaft body 29 are projected from the embedded recesses 25 of the door body 23 and the third door body 24 so as to be able to advance and retreat.
[0073]
  Thereafter, the distal end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 embedded in one embedded recess 25 of the third door body 24 is slidably inserted into the third shaft support recess 18 of the upper guide rail 11. In addition, the distal end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 embedded in the other embedded concave portion 25 of the third door body 24 is moved to the sliding hole portion 66 of the transmission body 64 positioned on the back side of the opening 7. The third door body 24 is suspended from the opening 7 so as to be slidable, and the third door 24 is movably built on the right side of the opening 7 when viewed from the front.
[0074]
  Next, the distal end portion of the fitting body 31 of each pivot shaft 26 embedded in each embedded recess 25 of the first door body 22 is inserted into the pivot insertion hole 57 of each substrate portion 43 of the door interlocking device 41. The first door body 22 is suspended from the opening 7, and the first door body 22 is movably built in the center of the opening 7 as viewed from the front.
[0075]
  Further, the distal end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 embedded in one embedded recess 25 of the second door body 23 is slidably inserted into the second shaft support recess 17 of the upper guide rail 11. At the same time, the front end of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 embedded in the other embedded recess 25 of the second door body 23 is inserted into the sliding hole 66 of the transmission body 64 located on the opening side of the opening 7. The second door body 23 is hung from the opening 7 by being slidably inserted, and the second door body 23 is movably built on the left side of the opening 7 when viewed from the front.
[0076]
  Next, the opening / closing operation of the first embodiment will be described.
[0077]
  First, as shown in FIG. 2, each of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 is moved toward the right side of the opening 7 as viewed from the front, and these first door bodies 22 are moved. The door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 are superimposed on the right side of the opening 7 when viewed from the front, and the left side and center of the opening 7 are opened.
[0078]
  At this time, the shaft body 29 of the pivot shaft 26 located on the right side of the third door body 24 in front view is engaged with the locking receiving portion 76 of the stopper member 75 attached to the third shaft support recess 18 of the upper guide rail 11. It has stopped.
[0079]
  Further, the connecting plate portion 69 of the transmission body 64 of the door interlocking device 41 into which the pivot shaft 26 located on the left side of the third door body 24 is viewed is the left side of the door interlocking device 41 when viewed from the front. The front end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 that is in contact with the contact step portion 55 of the regulating body 51 that is located on the left side of the third door body 24 when viewed from the front is viewed from the front of the door interlocking device 41. The sliding hole 66 of the transmitting body 64 located on the left side is located on the left side as viewed from the front.
[0080]
  At the same time, the connecting plate portion 69 of the transmission body 64 of the door interlocking device 41 into which the pivot shaft 26 located on the right side of the second door 23 is inserted is located on the right side of the door interlocking device 41 when viewed from the front. The front end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 that is in contact with the contact step portion 55 of the restricting body 51 and is located on the right side of the second door body 23 in the front view is on the right side of the door interlocking device 41 in the front view. Is located on the right side of the sliding hole 66 of the transmitting body 64 located in the front view.
[0081]
  Then, when the second door body 23 is moved toward the left side in the front view from this state, the tip of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 on the right side in the front view of the second door body 23 as shown in FIG. The part moves within the sliding hole 66 of the transmitting body 64 located on the right side of the door interlocking device 41 in the front view to the left side of the front view by a predetermined distance.
[0082]
  Further, when the second door body 23 is moved toward the left side when viewed from the front, as shown in FIG. 4, the door interlocking device 41 and the fitting body 31 of the pivot shaft 26 on the right side when viewed from the front of the second door body 23 are arranged. The transmitting body 64 located on the right side when viewed from the front moves to the left side when viewed from the front.
[0083]
  At this time, the belt body 61 of the door interlocking device 41 is rotated clockwise as viewed from above by the movement of the transmission body 64 in which the pivot shaft 26 of the second door body 23 is inserted and inserted. The transmission body 64 in which the pivot shaft 26 of the third door body 24 is inserted is moved to the right side in the front view with respect to the first door body 22, and the first door body 22 is moved to the left side in the front view. Moving.
[0084]
  Furthermore, when the second door body 23 is moved toward the left side when viewed from the front, as shown in FIG. 5, the transmission body 64 into which the pivot shaft 26 of the second door body 23 is inserted is connected to the door interlocking device. 41 is in contact with the contact step portion 55 of the restricting body 51 located on the left side of the front view 41, and the transmission body 64 into which the pivot shaft 26 of the third door body 24 is inserted is located on the right side of the door interlocking device 41 in the front view. As the second door body 23 moves, the first door body 22 further moves to the left in the front view until it comes into contact with the contact step portion 55 of the regulating body 51 that is positioned.
[0085]
  Further, when the second door body 23 is moved toward the left side in the front view, as shown in FIG. 6, the shaft body 29 of the pivot shaft 26 located on the left side in the front view of the second door body 23 is moved upward. The fitting body 31 of the pivot shaft 26 located on the left side of the third door body 24 when viewed from the front until it is locked to the locking receiving portion 76 of the stopper member 75 attached to the second shaft support recess 17 of the guide rail 11. The first door body 22 and the second door portion are moved by a predetermined distance relatively to the right in the front view in the sliding hole 66 of the transmission body 64 into which the distal end portion of the fitting body 31 is inserted. The entire opening 7 is closed by each of the door body 23 and the third door body 24.
[0086]
  Further, when the second door body 23 is moved toward the right side in the front view from this state, the distal end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 located on the right side in the front view of the second door body 23 is The first door body 22 is interlocked after moving within a sliding hole 66 of the transmission body 64 located on the left side of the interlocking device 41 in the front view to the left in the front view. Thereafter, the tip end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 located on the left side of the third door body 24 in the front view passes through the sliding hole 66 of the transmission body 64 located on the right side of the door interlocking device 41 in the front view. As shown in FIG. 2, the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 overlap with the front view right side of the opening 7 as shown in FIG. The left side and the center of the opening 7 in front view are opened.
[0087]
  That is, each of the above-mentioned predetermined distances means that any one of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 is the first door body 22, the second door body 23, and The distance that can be moved independently without linking any one of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 adjacent to the third door body 24.
[0088]
  Further, even if the third door body 24 is moved from the state shown in FIG. 6 toward the left side of the front view, the first door body 22 moves in conjunction with the movement of the third door body 24. The right side and center of the opening 7 can be opened.
[0089]
  As described above, according to the first embodiment, the inner diameter dimension of each pulley 45 of the door interlocking device 41 is smaller than one half of the width dimension of the substrate portion 43 of the door interlocking device 41. Two pulleys 45 can be provided at both ends of the substrate portion 43 along the width direction of the substrate portion 43. For this reason, by arranging two pulleys 45 in parallel in the width direction at each of both end portions of the substrate portion 43, the length dimension of the pulleys 45 in the longitudinal direction of the substrate portion 43 can be further reduced.
[0090]
  Therefore, the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 are interlocked by the door interlock device 41 without causing the transmission bodies 64 of the door interlock device 41 to collide with each other. The overlap margin between each of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 can be further reduced. As a result, when the opening 7 is opened in each of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24, the opening 7 can be opened more widely. 7 opening space can be secured more widely.
[0091]
  Furthermore, the sliding hole portion 66 of each transmission body 64 of the door interlocking device 41 has a longitudinal direction along the moving direction of each of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24. Since it is formed in a long hole shape, either the second door body 23 or the third door body 24 is moved to move the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24. Can be slid in the sliding hole 66. The tip of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 fitted in the sliding hole 66 of the door interlocking device 41 can be slid.
[0092]
  Therefore, when the opening 7 is closed by the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24, the first door body 22, the second door body 23, and The overlap margin existing between the third door bodies 24 can be reduced. Therefore, when the opening portion 7 is opened by the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24, the opening space of the opening portion 7 can be secured more widely.
[0093]
  Further, the opening edge on the lower end side of the sliding hole 66 of each transmission body 64 of the door interlocking device 41 is continuously directed from the opening edge of the sliding hole 66 toward the radial direction of the sliding hole 66. Since the guide edge portion 67 inclined downward is formed, when either the second door body 23 or the third door body 24 is attached to the upper guide rail 11 to which the door interlocking device 41 is attached, As long as the tip end of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 embedded in the embedded recess 25 of either the door body 23 or the third door body 24 is in contact with the guide edge 67, the pivot shaft 26 The distal end portion of the fitting body 31 can be guided by the guide edge 67 and can be fitted into the sliding hole 66 of the transmission body 64 of the door interlocking device 41.
[0094]
  Further, when the door interlocking device 41 is movably attached to the upper guide rail 11, the door interlocking device 41 is provided on each of both side portions in the longitudinal direction of the sliding hole 66 on the lower end surface of each transmission body 64 of the door interlocking device 41. The guide inclined surface portion 68 is fitted into one of the second shaft support recess 17 and the third shaft support recess 18 of the upper guide rail 11, and the second shaft support recess 17 and the third shaft support recess 18 are inserted. Inclined continuously to any one of 18.
[0095]
  For this reason, when attaching either the second door body 23 or the third door body 24 to the upper guide rail 11 to which the door interlocking device 41 is attached, the second door body 23 and the third door body 24 are attached. The tip of the fitting 31 of the pivot shaft 26 embedded in any of the embedded recesses 25 is even inserted into either the second shaft support recess 17 or the third shaft support recess 18 of the upper guide rail 11. By moving either the second door body 23 or the third door body 24 along the longitudinal direction of either the second shaft support recess 17 or the third shaft support recess 18, The distal end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 can be guided by the guide inclined surface portion 68 and can be fitted into the sliding hole 66 of the transmission body 64 of the door interlocking device 41.
[0096]
  Therefore, the second door body 23 and the third door body 24 are added to the upper guide rail 11 and the door interlock device 41 attached to the opening 7 by the guide edge portion 67 and the guide inclined surface portion 68 of the door interlock device 41, respectively. Therefore, the second door body 23 and the third door body 24 can be easily attached to the opening 7 and the assemblability of the door device 21 can be improved.
[0097]
  Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
[0098]
  The door interlocking device 41 shown in FIG. 9 is basically the same as the structure of the door interlocking device 41 shown in FIGS. 1 to 8, except that the front end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 to the base plate portion 43. Guide piece portions 81 and guide recess portions 82 as guide portions for guiding insertion are provided on both side portions and both end portions of the substrate portion 43, respectively.
[0099]
  A pivot fitting groove 83 serving as a long hole-shaped fitting insertion portion having a longitudinal direction along the longitudinal direction of the substrate portion 43 is opened at the center portion in the width direction of the substrate portion 43 of the door interlocking device 41. Is formed. The pivot fitting groove 83 has a width dimension in which the tip of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 can be fitted, and each pivot shaft 26 embedded in each embedded recess 25 of the first door body 22. The front end portion of the fitting body 31 has a longitudinal dimension to be fitted to each of both end portions in the longitudinal direction of the pivot fitting insertion groove portion 83.
[0100]
  In addition, guide piece portions 81 whose tip portions are inclined toward the lower surface side of the substrate portion 43 are integrally formed on both side portions in the width direction of the substrate portion 43, which are both sides in the width direction of the pivot fitting groove portion 83. It is provided by a simple bending formation. The lower surfaces of the guide pieces 81 guide the insertion of the board 43 into the pivot fitting groove 83 by the tip of the fitting 31 of the pivot shaft 26 in the width direction of the board 43.
[0101]
  Further, below each screw insertion hole 48 of the board portion 43, the insertion of the fitting portion 31 of the pivot shaft 26 into the pivot fitting groove 83 of the board portion 43 is inserted in the longitudinal direction of the board portion 43. Each of the guide bodies 84 for guiding toward is attached. These guide bodies 84 are provided with a main body portion 85 having an elongated and substantially rectangular flat plate shape, and a guide concave portion 82 having a substantially concave cross section is formed on the lower end surface of the main body portion 85 along the longitudinal direction of the main body portion 85. ing. The guide recess 82 has a width that is slightly larger than the outer diameter of the tip of the fitting 31 of the pivot shaft 26, and the tip of the fitting 31 can be inserted.
[0102]
  Further, in the guide recess 82 in the main body 85, the tip end portion of the screw body 53 is inserted through the screw insertion hole 48 of the board portion 43, and the guide body 84 is fixed to the board portion by screwing with the screw body 53. A screw hole 86 for positioning and fixing to 43 is formed. Further, an inclined body 87 that is continuously inclined to the lower end surface of the main body 85 is integrally provided at the base end that is one end in the longitudinal direction of the main body 85. Under the inclined body 87, a guide is a guide guide portion as a guide portion having a substantially concave groove shape that is continuous with one end portion in the longitudinal direction of the guide recess 82 of the main body portion 85 and the tip end side is inclined upward. An inclined recess 88 is formed.
[0103]
  Further, a convex shape is inserted into the upper end side of the inclined body 87 so as to be slidably fitted into the first shaft support concave portion 14 of the upper guide rail 11 when the door interlocking device 41 is attached to the upper guide rail 11. The fitting insertion protrusion 89 is integrally provided. The upper end surface of the fitting insertion projection 89 is formed in a planar shape along the surface direction of the substrate portion 43. Here, the guide bodies 84 are respectively attached to the lower surface side of each screw insertion hole 48 of the board portion 43 with the inclined bodies 87 facing each other.
[0104]
  As described above, according to the second embodiment, the fitting body 31 of each pivot shaft 26 embedded in each embedded recess 25 of the first door body 22 in the pivot insertion groove 83 of the substrate portion 43. The first door body 22, the second door body 23, and the third door body can be moved by either the second door body 23 or the third door body 24 by inserting the front end portion of the second door body 23. Since each of 24 interlock | cooperates, there exists an effect similar to the door interlocking apparatus 41 shown in FIG. 1 thru | or FIG.
[0105]
  In addition, a slot-like pivot insertion groove 83 is opened in the base plate 43 of the door interlocking device 41, and guide pieces 81 inclined to the lower surface are provided on both sides of the base plate 43. When the first door body 22 is attached to the upper guide rail 11 to which the device 41 is attached, the distal end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 embedded in the first door body 22 is connected to the door interlock device 41. As long as each guide piece 81 is in contact with the guide piece portion 81, the guide piece portion 81 guides the insertion of the fitting portion 31 of the pivot shaft 26 into the pivot fitting insertion groove portion 83 in the width direction of the substrate portion 43. To do.
[0106]
  Further, when the door interlocking device 41 is attached to the upper guide rail 11, the fitting guide protrusions 89 of the guide bodies 84 attached to the lower side of the screw insertion holes 48 of the base plate portion 43 of the door interlocking device 41 are guided by the upper guide. The guide inclined recesses 88 of the guide bodies 84 are continuously inclined to the first shaft support recess 14 by being slidably fitted into the first shaft support recess 14 of the rail 11.
[0107]
  Therefore, when the first door body 22 is attached to the upper guide rail 11 to which the door interlocking device 41 is attached, the distal end portion of the fitting body 31 of each pivot shaft 26 embedded in the first door body 22 is If even the first shaft support recess 14 of the upper guide rail 11 is respectively inserted and inserted, the first door body 22 is moved along the longitudinal direction of the first shaft support recess 14 to The distal end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 slides in the guide inclined recess 88 and the guide recess 82 of any of the guide bodies 84 of the door interlocking device 41.
[0108]
  Therefore, the insertion of the pivot shaft 26 embedded in the first door body 22 into the pivot fitting groove 83 by the tip of the fitting body 31 is performed by the guide inclined recess 88 and the guide of the guide body 84 of the door interlocking device 41. Each of the concave portions 82 guides the substrate portion 43 in the longitudinal direction.
[0109]
  Therefore, the leading end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 of the first door body 22 is moved by the guide piece portion 81, the guide inclined recess portion 88 and the guide recess portion 82 of the substrate portion 43 of the door interlocking device 41 to the substrate portion. It can be guided toward the longitudinal direction and the width direction of 43, and can be inserted into both ends of the pivot insertion groove 83 of the door interlocking device 41. For this reason, since the operation | work at the time of constructing the 1st door body 22 to the upper guide rail 11 and the door interlocking device 41 attached to the opening part 7 can be made easy, the attachment of the 1st door body 22 to the opening part 7 is possible. Thus, the assembly of the door device 21 can be further improved.
[0110]
  Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0111]
  The door interlocking device 41 shown in FIGS. 10 to 13 is basically the same as the structure of the door interlocking device 41 shown in FIGS. 1 to 8, but the tip that is one end portion in the longitudinal direction of each transmitting body 64. In this portion, a notch recess 91 is formed as a concave insertion insertion portion toward the base end portion, which is the other end portion in the longitudinal direction of the transmission body 64.
[0112]
  The predetermined distance in the third embodiment is that the pivot shaft 26 protruding from the upper end surfaces of the second door body 23 and the third door body 24 connected to the transmission body 64 is the transmission body. It is the distance that can move within 64.
[0113]
  The upper guide rail 11 includes a first upper guide rail 90a, which is an elongated plate body having a substantially concave shape in cross section having a first pivotal support recess 14, and an elongated plate having a substantially concave shape in cross section having a second pivotal support recess 17. A second upper guide rail 90b, which is a body, and a third upper guide rail 90c, which is an elongated plate body having a substantially concave cross section and having a third pivotal support recess 18. These upper guide rails 90a, 90b, 90c are fitted and fixed to the lower end surface of the top plate 2 attached to the upper end surface of the opening 7 in a state in which the longitudinal directions thereof are parallel to each other and spaced apart at equal intervals. Yes.
[0114]
  Each transmission body 64 is formed of an elastically deformable synthetic resin or the like. In addition, the notch recess 91 of each transmission body 64 is cut in a state of penetrating in the vertical direction from the central portion of the distal end portion in the longitudinal direction of the transmission body main body 65, which is a position facing the connecting plate portion 69 of each transmission body 64. It is missing. This notch recess 91 has a width that is slightly larger than the outer diameter of the shaft 29 of the pivot shaft 26. In addition, on the inner side of the front end portion of the notch recess 91, a locking projection 92 that protrudes toward each other is formed. The locking projections 92 are formed in a groove shape, and the width dimension between the locking projections 92 is smaller than the outer diameter of the shaft body 29 of the pivot shaft 26.
[0115]
  Furthermore, a concave notch groove portion 93 that is notched in a state of penetrating in the vertical direction toward the proximal end side in the longitudinal direction of the transmission body 65 is formed at the proximal end portion of the notch recess 91. The notch groove portion 93 facilitates elastic deformation between the locking projections 92 by the notch recess 91, and has a width dimension smaller than the width dimension of the notch recess 91 and smaller than the outer diameter dimension of the shaft body 29 of the pivot shaft 26. Have.
[0116]
  In addition, a tapered guide receiving portion 94 that is widened toward the front end side of the notch recess 91 is provided on the inner side of each notch recess 91 in the front end side of each locking projection 92. Therefore, the guide receiving portion 94 and the locking projection 92 constitute a guide notch portion 98 which is a guide guide portion as a guide portion for guiding insertion into the notch recess 91. The guide notch 98 moves either the second door body 23 or the third door body 24 with respect to the first door body 22 so as to move the second door body 23 and the third door body. The insertion of the door interlocking device 41 into the notch recess 91 by the shaft body 29 of any one of the pivot shafts 26 is guided.
[0117]
  Further, in the notch recess 91 between the notch groove 93 and the locking projection 92, the pivot shaft 26 embedded in the embedded recess 25 of either the second door body 23 or the third door body 24 is provided. The shaft body 29 is slidably inserted, that is, loosely fitted, from between the engaging protrusions 92 on the front end side of the notch recess 91.
[0118]
  On the other hand, each pivot fitting insertion hole 57 of the substrate portion 43 is capable of inserting the fitting body 31 of the pivot shaft 26, that is, has an inner diameter dimension larger than the outer diameter dimension of the fitting receiving portion 32 of the fitting body 31. Further, each screw insertion hole 48 of the substrate portion 43 is formed in an intermediate portion in the width direction of the substrate portion 43 that is inside each pivot fitting insertion hole 57 of the substrate portion 43. The screw body 53 is inserted from above, and the board portion 43 is positioned and fixed to the upper end surface of the first door body 22 by screwing the upper end surface of the first door body 22 with the screw body 53.
[0119]
  Next, the assembling operation of the third embodiment will be described.
[0120]
  First, as shown in FIG. 10, the distal end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 embedded in each embedded recess 25 of the first door body 22 is inserted into the pivot insertion hole 57 of the substrate portion 43 of the door interlocking device 41. The door interlocking device 41 is attached to the upper end surface of the first door body 22 by being inserted.
[0121]
  Thereafter, as shown in FIG. 13, the tip end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 embedded in each embedded recess 25 of the first door body 22 is used as the first shaft support of the first upper guide rail 90a. The recesses 14 are slidably inserted.
[0122]
  Next, the front end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 embedded in each embedded recess 25 of the third door body 24 is slid to the left side in front view of the third shaft support recess 18 of the third upper guide rail 90c. It is inserted so that it can move.
[0123]
  Thereafter, the third door body 24 is moved toward the right side of the front view, and the shaft body 29 of the pivot shaft 26 on the right side of the third door body 24 is moved to the back side of the door interlocking device 41. Between the locking projections 92 of the transmission body 64 positioned, the transmission projection 64 is elastically deformed and is slidably fitted into the cutout recess 91 of the transmission body 64.
[0124]
  Further, the front end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 embedded in each embedded recess 25 of the second door body 23 is slid to the right side in front view of the second shaft support recess 17 of the second upper guide rail 90b. It is inserted so that it can move.
[0125]
  Thereafter, the second door body 23 is moved toward the left side in the front view, and the shaft body 29 of the pivot shaft 26 on the left side in the front view of the second door body 23 is moved to the front side of the door interlocking device 41. Between the locking projections 92 of the transmission body 64 positioned, the transmission projection 64 is elastically deformed and is slidably fitted into the cutout recess 91 of the transmission body 64.
[0126]
  Next, the opening / closing operation of the third embodiment will be described.
[0127]
  First, as shown in FIG. 11, each of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 is moved toward the right side of the opening 7 and overlapped. Therefore, the third door body 24 is moved toward the left side of the front view.
[0128]
  Then, after the shaft body 29 of the pivot shaft 26 on the right side of the third door body 24 in the front view moves in the notch recess 91 of the transmission body 64 on the back side of the door interlocking device 41 to the left side of the front view by a predetermined distance. In conjunction with the movement of the third door body 24, the first door body 22 is on the left side when viewed from the front until each transmission body 64 of the door interlocking device 41 contacts the pulleys 45 on both sides of the door interlocking device 41. Move to.
[0129]
  Further, when the third door body 24 is moved toward the left side in the front view, the shaft body 29 of the pivot shaft 26 on the left side in the front view of the second door body 23 is transferred to the transmitting body 64 on the near side of the door interlocking device 41. The notch recess 91 is relatively moved to the right in the front view by a predetermined distance to each of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 as shown in FIG. Thus, the entire opening 7 is closed.
[0130]
  As described above, according to the third embodiment, when the second door body 23 or the third door body 24 is moved, the first door body 22 and the second door body 23 are moved. And since each of the 3rd door body 24 interlock | cooperates, there can exist an effect similar to the door interlocking device 41 shown in FIG. 1 thru | or FIG.
[0131]
  Further, the front end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 embedded in the embedded recess 25 of each of the first door body 22, the second door body 23 and the third door body 24 is connected to the first guide rail 11. The pivot recess 14, the second pivot recess 17, and the third pivot recess 18 are slidably fitted into either one of the second door body 23 and the third door body 24. 25 is a door interlocking device 41 for fitting the shaft body 29 of the pivot shaft 26 embedded in 25 into the notch recess 91 of the transmission body 64, and therefore the configuration of the door interlocking device 41 is simplified. The productivity of can be improved.
[0132]
  In addition, after the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24, to which the door interlocking device 41 is attached, are installed on the upper guide rail 11, the second door body 23 and By bringing the third door body 24 closer to the first door body 22, the second door body 23 and the shaft body 29 of one of the pivot shafts 26 embedded in the third door body 24 are interlocked with the door. The guide 41 can be slidably fitted into the notch recess 91 of the transmission body 64 after being guided by the guide receiving portion 94 provided at the tip of the notch recess 91 of the transmission body 64 of the device 41. Therefore, the work at the time of constructing these 1st door body 22, 2nd door body 23, and 3rd door body 24 in opening 7 can be made easier.
[0133]
  Next, a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0134]
  The door interlocking device 41 shown in FIGS. 14 to 16 is basically the same as the structure of the door interlocking device 41 shown in FIGS. 10 to 13, but second doors are provided on both sides of the front side of the first door body 22. The door body 23 and the third door body 24 are built.
[0135]
  The width dimension of the first door body 22 is substantially equal to the value obtained by adding the width dimension of the second door body 23 and the width dimension of the third door body 24. The second door body 23 and the third door body 24 have the same shape. Therefore, the width dimension of each of the second door body 23 and the third door body 24 is approximately one half of the width dimension of the first door body 22.
[0136]
  On the other hand, the substrate portion 43 of the door interlocking device 41 is formed in a rectangular flat plate shape substantially equal to the upper end surface of the first door body 22. Further, on the outer side in the width direction of the connecting plate portion 69 of one transmission body 64 of the door interlocking device 41 in which the notch concave portion 91 is cut out toward the right side when viewed from the front, a substantially rectangular shape substantially identical to the connecting plate portion 69 is provided. A flat support plate portion 95 is integrally provided. Further, the support plate portion 95 is provided between the connection plate portion 69 of the transmission body 64 and the transmission body main body 65 in the other transmission body 64 in which the notch recess 91 is cut out toward the left side when viewed from the front. ing.
[0137]
  A concave mounting groove 96 that penetrates in the longitudinal direction of the support plate 95 is provided in each intermediate portion of the upper surface of the support plate 95 in the width direction. A part of the belt body 61 of the door interlocking device 41 is slidably fitted in these mounting groove portions 96. Further, a concave arc-shaped contact recess 97 penetrating in the vertical direction is formed on the distal end side in the longitudinal direction of each transmission body 64 between the connection plate portion 69 and the support plate portion 95 of each transmission body 64. ing. The width dimension and the depth dimension of each of the contact recesses 97 are slightly larger than the outer diameter dimension of the shaft body 29 of the pivot shaft 26.
[0138]
  Accordingly, each of the contact recesses 97 moves either the second door body 23 or the third door body 24 to move the first door body 22, the second door body 23, and the third door. When each of the bodies 24 closes the opening 7, the shaft body 29 is fitted into the shaft body 29 of one of the pivot shafts 26 embedded in the embedded recess 25 of the first door body 22. It touches the outer peripheral surface of 29.
[0139]
  Next, the assembly operation of the fourth embodiment will be described.
[0140]
  First, as shown in FIG. 14, when the door interlocking device 41 is attached to the upper end surface of the first door body 22, the stopper body 62 positioned on the back side of the door interlocking device 41 is connected to the connecting plate portion 69. One of the belt bodies 61 protruding from both sides of the stopper body 62 is engaged with the mounting recess 71 of the connecting plate section 69 of the other transmission body 64 provided with the support plate section 95 between the transmission body 65 and the transmission body main body 65. Part of the belt body 61 positioned on the surface side of the door interlocking device 41 is slid into the mounting groove part 96 of the support plate part 95 of the transmission body 64. Engage movably.
[0141]
  Further, when the door interlocking device 41 is attached to the upper end surface of the first door body 22, the stopper body 62 positioned on the front side of the door interlocking device 41 is connected to the support plate portion 95 outside the connecting plate portion 69. Engage with the mounting recess 71 of the connecting plate portion 69 of the one transmission body 64 provided, and engage part of the belt body 61 protruding from both sides of the stopper body 62 with the mounting groove 72 of the transmission body 64 Further, a part of the belt body 61 located on the back side of the door interlocking device 41 is slidably engaged with the mounting groove portion 96 of the support plate portion 95 of the transmission body 64.
[0142]
  Then, the fitting body 31 of the pivot shaft 26 of the first door body 22 is inserted into the pivot fitting insertion hole 57 of the base plate portion 43 of the door interlocking device 41, and the door interlocking device is inserted into the upper end surface of the first door body 22. 41 is installed. Thereafter, the tip end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 of the first door body 22 is slidably inserted into the first shaft support recess 14 of the upper guide rail 11.
[0143]
  Next, the front end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 of the third door body 24 is slid to the right in front view from the installation position of the first door body 22 in the second shaft support recess 17 of the upper guide rail 11. After the third door body 24 is moved to the left side of the front view, the shaft body 29 of the pivot shaft 26 located on the left side of the front view of the third door body 24 is moved to the door. The interlocking device 41 is slidably inserted into the notch recess 91 of the other transmission body 64 located on the right side in front view.
[0144]
  Further, the front end portion of the fitting body 31 of the pivot shaft 26 of the second door body 23 is slid to the left in the front view from the installation position of the first door body 22 in the second shaft support recess 17 of the upper guide rail 11. After being movably inserted, the second door body 23 is moved to the right side of the front view, and the shaft body 29 of the pivot shaft 26 located on the right side of the second door body 23 is moved to the door. The interlocking device 41 is slidably inserted into the cutout recess 91 of one of the transmission bodies 64 located on the left side when viewed from the front.
[0145]
  Next, the opening / closing operation of the fourth embodiment will be described.
[0146]
  First, as shown in FIG. 15, each of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 is moved toward the right side in front view of the opening 7 to move the first door. From the state in which the second door body 23 and the third door body 24 are superposed on the body 22, the second door body 23 is moved toward the left side in a front view.
[0147]
  When the second door body 23 is moved, the shaft body 29 of the pivot shaft 26 on the right side of the front view of the second door body 23 is notched in the notch recess of one transmission body 64 on the left side of the door interlocking device 41 in the front view. After moving a predetermined distance to the left in the front view in 91, in conjunction with the movement of the second door body 23, the shaft body 29 of each pivot shaft 26 of the first door body 22 is connected to each of the door interlock devices 41. The first door body 22 moves to the left in the front view until it fits in the contact recess 97 of the transmission body 64.
[0148]
  Further, when the second door body 23 is moved to the left in the front view, the shaft body 29 of the pivot shaft 26 on the left side in the front view of the third door body 24 is transferred to the transmission body 64 on the right side in the front view of the door interlocking device 41. Is moved by a predetermined distance to the right in the front view, and the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 are respectively moved as shown in FIG. Thus, the entire opening 7 is closed.
[0149]
  As described above, according to the fourth embodiment, when the second door body 23 or the third door body 24 is moved, the first door body 22 and the second door body 23 are moved. Since the third door body 24 and the third door body 24 are interlocked with each other, the same operational effects as those of the door interlocking device 41 shown in FIGS. 10 to 13 can be obtained.
[0150]
  Further, either the second door body 23 or the third door body 24 is moved, and the opening 7 is closed by the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24. At this time, the shaft body 29 of each pivot shaft 26 embedded in each embedded recess 25 of the first door body 22 is fitted in the contact recess 97 of each transmission body 64 of the door interlocking device 41. Therefore, when the opening 7 is closed by the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24, each transmission body 64 of the door interlocking device 41 is connected to the door interlocking device 41. Since it is possible to prevent the door interlocking device 41 from coming into contact with the pulley 45, it is possible to prevent the door interlocking device 41 from being damaged, and the durability of the door interlocking device 41 can be improved.
[0151]
  Next, a fifth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
[0152]
  The door interlocking device 41 shown in FIG. 17 is basically the same as the structure of the door interlocking device 41 shown in FIGS. 14 to 16, but the door interlocking device 41 is attached to the back surface of the first door body 22. Is.
[0153]
  The substrate portion 43 of the door interlocking device 41 has a longitudinal dimension substantially equal to the width dimension of the first door body 22. Further, at both end portions on one side of the substrate portion 43, mounting piece portions 101 bent at right angles toward the back surface side with respect to the surface direction of the substrate portion 43 are integrally provided by bending formation, respectively. Yes. These attachment pieces 101 are respectively attached to both end portions in the longitudinal direction of the upper end surface of the first door body 22 with the substrate portion 43 facing the back side of the first door body 22. For this reason, when the door interlocking device 41 is attached to the first door body 22, the pulley 45 of the door interlocking device 41 is arranged side by side along the vertical direction, that is, the vertical direction.
[0154]
  Further, at both ends in the longitudinal direction of the substrate portion 43 that are inside the shaft support holes 44 of the substrate portion 43, roller shaft portions as cylindrical support shafts that protrude perpendicularly to the substrate portion 43 are provided. 102 are provided. The tip end portions of these roller shaft portions 102 are rotatably attached to the shaft center of a disk-like roller body 103 as a traveling body.
[0155]
  Further, a long flat plate is folded into a substantially U-shaped cross section on both side portions on the upper end side on the back surface of the second door body 23 and on both side portions on the upper end side on the back surface of the third door body 24. The outer side of the one end part of the coupling body 104 is attached. A roller body 103 is attached to the inside of the other end portions of the connecting bodies 104 so as to be rotatable along the surface direction of the other end portions of the connecting bodies 104. In addition, elongated cylindrical pin portions 105 as fitting insertion protrusions that protrude perpendicularly to the inner surface are attached to intermediate portions on the inner surfaces of the coupling bodies 104, respectively. These pin portions 105 are slidably inserted into the notch recesses 91 of the respective transmission bodies 64.
[0156]
  Further, the connecting plate portion 69 and the support plate portion 95 of each transmission body 64 of the door interlocking device 41 are erected on the back surface of the transmission body 65 of each transmission body 64 at a right angle to the transmission body 65. ing. Further, the contact recesses 97 of these transmission bodies 64 are fitted into and contacted with any of the roller shaft portions 102 when the belt body 61 is rotated, thereby fixing the rotation of the belt body 61.
[0157]
  On the other hand, the upper guide rail 11 is attached to the front side of the upper end surface of the top plate 2 along the width direction of the top plate 2. Further, on the upper surface side of the upper guide rail 11, a first traveling recess 106 and a second traveling recess 107, which are provided in parallel with each other and have a concave arc shape in cross section, are provided. In these first traveling recess 106 and second traveling recess 107, the roller body 103 can travel by rotation.
[0158]
  Next, the assembling operation of the fifth embodiment will be described.
[0159]
  First, in a state where the substrate portion 43 of the door interlocking device 41 is directed to the back side of the first door body 22, the mounting piece 101 of the door interlocking device 41 is placed in the longitudinal direction of the upper end surface of the first door body 22. Attach to both ends. Further, the outer sides of the one end portions of the coupling body 104 are respectively attached to both side portions on the upper end side on the back surface of the second door body 23 and both side portions on the upper end side on the back surface of the third door body 24.
[0160]
  Thereafter, the door interlocking device 41 attached to the first door body 22 is provided in the center portion of the first guide recess 106 of the upper guide rail 11 attached to the front side of the upper end surface of the top plate 2 of the opening 7. Each roller body 103 is engaged so that it can run.
[0161]
  Next, the roller body 103 of each connecting body 104 attached to the second door body 23 travels to the left in the front view from the position where the first door body 22 is built in the second travel recess 107 of the upper guide rail 11. After being engaged, the second door body 23 is moved to the right in the front view, and the pin portion 105 of the connecting body 104 on the right side in the front view of the second door body 23 is moved to the door interlocking device 41. Is inserted into the cutout recess 91 of the transmission body 64 on the left side of the front view so as to be slidable.
[0162]
  Furthermore, the roller body 103 of each coupling body 104 attached to the third door body 24 travels to the right in front view from the position where the first door body 22 is built in the second travel recess 107 of the upper guide rail 11. After the engagement, the third door body 24 is moved to the left in the front view, and the pin portion 105 of the connecting body 104 on the left side in the front view of the third door body 24 is moved to the door interlocking device 41. Is inserted into the cutout recess 91 of the transmission body 64 on the right side of the front view so as to be slidable.
[0163]
  As described above, according to the fifth embodiment, even if the pulleys 45 of the door interlocking device 41 are juxtaposed in the vertical direction, either the second door body 23 or the third door body 24 is used. Since the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 are interlocked with each other, the same effect as that of the door interlocking device 41 shown in FIGS. Can do.
[0164]
  Next, a sixth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
[0165]
  The door interlocking device 41 shown in FIG. 18 is basically the same as the structure of the door interlocking device 41 shown in FIGS. 1 to 8, but each of the lower end surface of each transmitting body 64 and the lower end surface of the substrate portion 43. Into the first door, there are inserted insertion pin portions 111 as columnar insertion insertion protrusions, and columnar insertion groove portions 112 as insertion insertion portions into which the insertion insertion pin portions 111 are inserted. It is provided at both ends of the upper end surface of the body 22, and a long hole-like insertion insertion long groove portion 115 as an insertion insertion portion is provided only at one end portion of the upper end surface of each of the second door body 23 and the third door body 24. Are provided respectively.
[0166]
  In addition, the predetermined distance in the sixth embodiment is a distance that the transmission body 64 can move with respect to each of the fitting insertion long groove portions 115 of the second door body 23 and the third door body 24. is there.
[0167]
  These fitting pin portions 111 are arranged at the center of the lower end surface of the transmission body 65 of each transmission body 64 of the door interlocking device 41, perpendicular to the lower end surface, that is, in the axial direction. It protrudes in a state parallel to the vertical direction. Further, these insertion pin portions 111 are perpendicular to the lower end surface at both ends in the longitudinal direction of the lower end surface of the substrate portion 43, which is inside the screw insertion hole 48 of the substrate portion 43 of the door interlocking device 41. It protrudes. Further, on the outer peripheral edge of the distal end portion in the axial direction of each of the fitting insertion pin portions 111, a tapered reduced diameter portion 113 having a diameter reduced toward the distal end side of the fitting insertion pin portion 111 is provided. It is formed along the circumferential direction.
[0168]
  On the other hand, the insertion groove 112 is provided at each intermediate portion at both ends of the upper end surface of the first door body 22. Further, the fitting insertion grooves 112 are formed in a substantially cylindrical shape having an axial direction in the vertical direction of the first door body 22. Then, in these fitting groove portions 112, fitting insertion pin portions 111 protruding from the lower end surface of the substrate portion 43 of the door interlocking device 41 are fitted, and this substrate portion 43 is placed on the first door body 22. Positioned and fixed to the end face.
[0169]
  Further, the fitting insertion long groove portions 115 are respectively provided at intermediate portions at the other end portions of the upper end surfaces of the second door body 23 and the third door body 24 facing each other. Furthermore, these fitting insertion long grooves 115 have axial directions along the vertical direction of the second door body 23 and the third door body 24, and the second door body 23 and the third door body 24. It is formed in a long hole shape having a longitudinal direction along the longitudinal direction of each upper end surface.
[0170]
  In these fitting insertion long groove portions 115, fitting insertion pin portions 111 protruding from the lower end surfaces of the respective transmission bodies 64 of the door interlocking device 41 are either the second door body 23 or the third door body 24. It is slidably inserted into the moving direction, that is, loosely fitted. Further, tapered guide portions that are widened and inclined toward the opening direction of the fitting insertion groove portions 112 and the fitting insertion long groove portions 115 at the opening inner edges of the fitting insertion groove portions 112 and the fitting insertion long groove portions 115, respectively. A guide inclined groove 114 serving as a guide guide is formed.
[0171]
  Next, the assembly operation of the sixth embodiment will be described.
[0172]
  First, each insertion pin portion 111 on the lower end surface of the substrate portion 43 of the door interlocking device 41 attached to the upper guide rail 11 is inserted into each insertion groove portion 112 of the first door body 22, and this first The door body 22 is built in the center of the upper guide rail 11 as viewed from the front.
[0173]
  Next, the insertion insertion pin portion 111 of the transmission body 64 located on the left side of the door interlocking device 41 is inserted into the insertion insertion long groove 115 of the second door body 23, and the second door body 23 is inserted. The upper guide rail 11 is installed on the left side of the front view, and the insertion pin portion 111 of the transmission body 64 located on the right side of the door interlocking device 41 is inserted into the insertion insertion long groove 115 of the third door body 24. Then, the third door body 24 is built on the right side of the upper guide rail 11 when viewed from the front.
[0174]
  As described above, according to the sixth embodiment, the insertion pin portion 111 provided on the substrate portion 43 of the door interlocking device 41 is inserted into each of the insertion groove portions 112 of the first door body 22. The insertion insertion pin portion 111 provided on each transmission body 64 of the door interlocking device 41 is inserted into the insertion insertion long groove portion 115 of the second door body 23 and the third door body 24, thereby Since the door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 are interlocked, the same operational effects as the door interlocking device 41 shown in FIGS. 1 to 8 can be obtained.
[0175]
  In the sixth embodiment, a long hole-like insertion insertion long groove 115 as an insertion insertion portion is provided at one end of each of the upper end surfaces of the second door body 23 and the third door body 24. However, the present invention is not limited to this. For example, the insertion insertion pin portion 111 is protruded in the horizontal direction, and the insertion insertion long groove portion 115 into which the insertion insertion pin portion 111 is inserted is formed in the second door body 23 and the second The second door body 23 and the third door body 24 may be provided on one side surface with respect to the moving direction of each of the three door bodies 24. It may be attached to one end of the upper end surface or one end of one side.
[0176]
  Next, a seventh embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
[0177]
  The door interlocking device 41 shown in FIG. 19 is basically the same as the structure of the door interlocking device 41 shown in FIGS. 10 to 13, but the length dimension of the notch recess 91 of each transmission body 64 is stepwise. Can be adjusted.
[0178]
  Each of these transmission bodies 64 is formed by being divided into a transmission body main body 65 and an adjustment member 121 at a substantially intermediate portion in the longitudinal direction of the notch recess 91 of each of these transmission bodies 64. On the upper end side of the distal end portion of the transmission body 65, a stepped attachment step 122 along the width direction of the transmission body 65 is formed. In addition, a plurality of, for example, four bosses 123 along the width direction and the longitudinal direction of the transmission body 65 are provided along the thickness direction of the transmission body 65 on the upper end surface of the mounting step 122. It protrudes. Each of these bosses 123 includes a columnar base portion 124 integrally connected to the upper end surface of the mounting step portion 122 in a state where the axial direction is directed to the thickness direction of the transmission body 65. A spherical locking projection 125 is integrally attached to the tip of each portion 124.
[0179]
  Further, a step-shaped attachment step 126 along the width direction of the adjustment member 121 is formed on the lower end surface of the base end portion of each adjustment member 121. A plurality of, for example, four locking holes 127 along the width direction and the longitudinal direction of the adjustment member 121 penetrate along the thickness direction of the adjustment member 121 at the lower end surface of the mounting step portion 126. It is drilled in a state. The locking projections 125 of the transmission body 65 are removably inserted into the locking holes 127, and the adjustment members 121 are attached to the distal ends of the transmission body 65, respectively.
[0180]
  As described above, according to the seventh embodiment, the shaft body 29 of the pivot shaft 26 of either the second door body 23 or the third door body 24 is connected to the transmission body 64 of the door interlocking device 41. In the notch recess 91, the second door body 23 and the third door body 24 are moved along the movement direction of the second door body 23, so that the same effect as the door interlocking device 41 shown in FIGS. Can do.
[0181]
  Further, by changing the insertion position of the adjustment member 121 into the locking hole 127 by the boss 123 of the transmission body 65 of the door interlocking device 41 along the longitudinal direction of the transmission body 65, these transmission bodies are changed. The length dimension of the notch recess 91 of the transmission body 64 constituted by the main body 65 and the adjusting member 121, that is, the shaft body of the pivot shaft 26 of the second door body 23 and the third door body 24 in the notch recess 91. The predetermined movement distance of 29 can be adjusted along the movement direction of the second door body 23 and the third door body 24.
[0182]
  For this reason, since the dimension of the overlap allowance of the 2nd door body 23 and the 3rd door body 24 with respect to the 1st door body 22 is attained, the 2nd door body 23 with respect to the 1st door body 22 and the 1st 3, even if the overlap margin of the door body 24 is different, the transmission body can be changed by changing the fitting insertion position of the adjustment member 121 into the locking hole portion 127 by the boss portion 123 of the transmission body main body 65 as required. By adjusting the length dimension of the 64 notch recesses 91 to the overlapping margin of the second door body 23 and the third door body 24 with respect to the first door body 22, the first door body is adjusted. While preventing light leakage between the second door body 23 and the third door body 24 with respect to 22, it can be used corresponding to various door bodies having different overlap allowances.
[0183]
  Next, the structure of the 8th Embodiment of this invention is demonstrated with reference to FIG.
[0184]
  The door interlocking device 41 shown in FIGS. 20 to 22 is basically the same as the structure of the door interlocking device 41 shown in FIGS. 10 to 13, but the third door body is opened from the state where the opening 7 is closed. When the door 24 is opened, the third door body 24 moves a predetermined distance without interlocking the first door body 22, and the first door body 22 interlocks the second door body 23. Without moving. Further, when the third door body 24 is closed from the state in which the opening 7 is opened, the door interlocking device 41 prevents the third door body 24 from interlocking with the first door body 22. While moving a predetermined distance, the first door body 22 moves a predetermined distance without interlocking the second door body 23.
[0185]
  Further, the predetermined distance in the eighth embodiment is a distance that the transmission body 64 can move with respect to each of the mounting members 137 attached to the second door body 23 and the third door body 24. It is.
[0186]
  A pair of substrate portions 43 are attached to both end regions in the longitudinal direction of the upper end surface of the first door body 22. A pair of screw insertion holes 48 are bored inside the substrate portions 43 facing each other. These screw insertion holes 48 are spaced apart along the longitudinal direction of each substrate portion 43 and are provided at the center of each substrate portion 43 in the width direction. Each of the screw insertion holes 48 is formed in a long hole shape having a longitudinal direction along the longitudinal direction of the substrate portion 43.
[0187]
  Further, pivot fitting insertion holes 57 are formed on the outer end portions along the longitudinal direction from the screw insertion holes 48 in the substrate portions 43, respectively. A pivot shaft 26 protruding from the upper end surface of the first door body 22 is inserted into the pivot fitting insertion holes 57. That is, the board portions 43 allow the screw bodies 53 to be inserted into the respective screw insertion holes 48 of the board portions 43, and pivots projecting from the first door body 22 into the pivot fitting insertion holes 57 of the board portions 43. The shaft 26 is inserted, and each screw body 53 is screwed to the upper end surface of the first door body 22 to be attached to the upper end surface of the first door body 22.
[0188]
  Further, a pair of abutting protrusions 131 projecting upwards perpendicularly to the surface direction of these substrate portions 43 are integrally formed on both side edges in the width direction which is the outside in the longitudinal direction of these substrate portions 43. Is provided. In addition, pulleys 45 are fixed to both ends of the first door body 22 in the longitudinal direction of the substrate portion 43, and a belt body 61 is rotatably wound between the pulleys 45. . Stopper bodies 62 are respectively attached to the belt bodies 61 at positions facing each other, and these stopper bodies 62 are attached to attachment recesses 71 of the pair of transmission bodies 64.
[0189]
  A connecting piece portion 132 that protrudes horizontally with respect to the outer surface is provided at one end portion in the longitudinal direction of the outer surface facing the mounting recess 71 in each of the transmission bodies 64. An arcuate arc surface portion 133 having an axial direction along the moving direction of the transmission body 64 is formed at the tip end portion of the connecting piece portion 132 in the horizontal direction. Further, an L-shaped contact recess 134 is formed along the thickness direction between one end surface in the longitudinal direction of the connecting piece 132 and one end surface in the moving direction of the transmission body 64. The contact recess 134 contacts the contact protrusion 131 of the substrate portion 43 when the belt body 61 is rotated, thereby restricting the rotation of the belt body 61.
[0190]
  The connecting piece 132 is provided with a shaft insertion hole 135 having an axial direction along the moving direction of the transmission body 64. The shaft insertion hole 135 is formed concentrically with the arcuate surface portion 133. Further, an elongated cylindrical shaft body 136 is slidably and rotatably inserted into the shaft insertion hole 135, and both end portions in the axial direction of the shaft body 136 have a width of the flat mounting member 137. Are inserted into shaft fixing holes 139 drilled in mutually facing inner surfaces of a concave bearing recess 138 penetrating in the thickness direction on one side surface in the direction and fixed by caulking.
[0191]
  Here, between the opposing inner surfaces of the bearing recess 138, the connecting member 132 of the transmission body 64 is moved by a predetermined distance along the axial direction of the shaft body 136, whereby the mounting member 137 is moved relative to the belt body 61. To be able to move a predetermined distance. The attachment member 137 constitutes a part of the second door body 23 or the third door body 24.
[0192]
  Further, a connecting projection 141 as a substantially rod-shaped fitting insertion projection protruding perpendicularly to the lower end surface is integrally provided on the lower end surface of the mounting member 137. The connecting protrusion 141 is one end side in the longitudinal direction of the attachment member 137 facing the contact recess 134 of the transmission body 64 and is attached to the center portion of the attachment member 137 in the width direction.
[0193]
  The other end side of the connecting projection 141 in the longitudinal direction of the mounting member 137 is formed in an arc shape along the vertical direction of the connecting projection 141, and the radial cross section is substantially U-shaped. Yes. Further, on the lower end side of the connecting projection 141, both sides of the connecting projection 141 and the arc-shaped portion are concentrically expanded in the horizontal direction and protruded along the circumferential direction. 142 is provided. The positioning protrusion 142 is provided with a screw insertion hole 143 penetrating along the longitudinal direction of the attachment member 137.
[0194]
  Further, on the side of the mounting member 137 facing the connecting projection 141, a concave arc-shaped notch 91 that is fitted to the pivot shaft 26 protruding from the upper end surface of the second door body 23 is formed. In addition, a guide receiving portion 94 that is inclined so as to widen the opening edge of the notch recess 91 from the base end to the tip end is provided on the inner edge of the notch recess 91 on the side facing the bearing recess 138. The guide receiving portion 94 guides the fitting into the notch recess 91 by the pivot shaft 26 protruding from the upper end surface of the second door body 23.
[0195]
  On the other hand, the height direction of the second door body 23 and the third door body 24 is provided on one end face 145 along the surface direction that is the moving direction of each of the second door body 23 and the third door body 24. The connecting concave portions 146 are formed as concave arc-shaped insertion insertion portions along the. These connecting recesses 146 are located in the center in the width direction of the second door body 23 and the third door body 24, and are along the height direction of the second door body 23 and the third door body 24. Has an axial direction. Further, these connection recesses 146 penetrate to the upper end surfaces of the second door body 23 and the third door body 24, and the connection protrusions 141 so that the connection protrusions 141 of the mounting member 137 are fitted. Is formed in a U-shaped radial cross section substantially equal to.
[0196]
  Furthermore, a positioning recess 147 is provided at the lower end of the connection recess 146. The positioning recess 146 is formed by stepping the connection recess 146 in the horizontal direction and expanding the diameter in the circumferential direction. The positioning recess 147 is formed in a U-shaped radial section substantially equal to the positioning protrusion 142 so that the positioning protrusion 142 of the mounting member 137 is fitted and positioned. In other words, the positioning recesses 147 prevent the connection protrusions 141 from vertically shaking or rattling with respect to the connection recesses 146 when the connection protrusions 141 of the mounting member 137 are fitted into the connection recesses 146. .
[0197]
  Next, the assembling operation of the eighth embodiment will be described.
[0198]
  First, the pivot shaft 26 protruding from the upper end surface of the first door body 22 is inserted into the pivot fitting insertion hole 57 of each substrate portion 43, and each of these substrate portions 43 is placed on the upper end surface of the first door body 22. Install.
[0199]
  Thereafter, the belt body 61 is rotatably wound between the pulleys 45 of the respective board portions 43, and the mounting recesses 71 of the respective transmission bodies 64 are fitted into the respective stopper bodies 62 of the belt body 61.
[0200]
  And as shown in FIG. 21, this 1st door body 22 is attached to the intermediate part in the opening direction of the opening part 7, and this 1st door body 22 is movable along the width direction of the opening part 7. As shown in FIG. To do.
[0201]
  Next, a third door body 24 is attached to the back side of the opening 7 from the first door body 22, and the third door body 24 is movable along the width direction of the opening 7.
[0202]
  Thereafter, the connection protrusion 141 and the positioning protrusion of the attachment member 137 connected to the transmission body 64 located on the rear side of the first door body 22 are connected to the connection recess 146 and the positioning recess 147 of the third door body 24. After the portion 142 is fitted, a screw body 148 as a fixing screw is inserted into the screw insertion hole 143 of the positioning projection 142, and the screw body 148 is inserted into the inner surface of the positioning recess 147 of the third door body 24. Then, the attachment member 137 is connected to the one end surface 145 of the third door body 24.
[0203]
  Further, a second door body 23 is attached to the front side of the opening 7 from the first door body 22 so that the second door body 23 can be moved along the width direction of the opening 7.
[0204]
  Thereafter, the connection protrusion 141 and the positioning protrusion of the attachment member 137 connected to the transmission body 64 located on the front side of the first door body 22 are connected to the connection recess 146 and the positioning recess 147 of the second door body 23. After fitting 142, the screw body 148 is inserted into the screw insertion hole 143 of the positioning protrusion 142, and the screw body 148 is screwed to the inner surface of the positioning recess 147 of the second door body 23. Then, the attachment member 137 is connected to the one end surface 145 of the second door body 23.
[0205]
  Next, the opening / closing operation of the eighth embodiment will be described.
[0206]
  First, as shown in FIG. 21, each of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 is moved and superimposed on the right side of the opening 7 when viewed from the front. Therefore, the third door body 24 is moved toward the left side of the front view.
[0207]
  Then, the connecting piece of the transmission body 64 located on the back side of the first door body 22 along the shaft body 136 in the bearing recess 138 of the mounting member 137 attached to the right side of the third door body 24 when viewed from the front. After the portion 132 has slid a predetermined distance, the first door 22 is in front until each transmitter 64 abuts against the abutment protrusion 131 of the base plate 43 in conjunction with the movement of the third door 24. Move to the left side.
[0208]
  Further, when the third door body 24 is moved toward the left side when viewed from the front, the first door is formed along the shaft body 136 within the bearing recess 138 of the mounting member 137 attached to the left side when viewed from the front of the second door body 23. As shown in FIG. 22, the connecting piece 132 of the transmission body 64 located on the front side of the door body 22 slides a predetermined distance, and as shown in FIG. 22, the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 22 Each of the door bodies 24 closes the entire opening 7.
[0209]
  As described above, according to the eighth embodiment, a predetermined distance is moved along the moving direction of the first door body 22 with respect to each transmission body 64 attached to the upper end surface of the first door body 22. Since possible attachment members 137 are attached and these attachment members 137 are connected to the second door body 23 and the third door body 24, the shaft body of the attachment member 137 by the connection piece portion 132 of each of the transmission bodies 64 By sliding between the bearing recesses 138 along 136, the overlap allowance generated when the opening 7 is closed by the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 can be reduced. The effect similar to the door interlocking device 41 shown in FIGS. 10 to 13 can be obtained.
[0210]
  Since the transmission body 64 can be rotated with respect to the shaft body 136 mounted in the bearing recess 138 of each mounting member 137, the first door body 22, the second door body 23, and the third door body. When any one of 24 is moved up and down to adjust the height of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24, the second door body 23 and Since the transmission body 64 rotates with respect to the shaft body 136 of the mounting member 137 attached to the third door body 24, the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 Easy height adjustment.
[0211]
  Furthermore, since the transmission body 64 is configured to slide along the shaft body 136 of each mounting member 137, any one of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 is provided. When the transmission body 64 is moved, the transmission body 64 slides with respect to the shaft body 136 in the thickness direction without rattling, so that the first door body 22, the second door body 23, and the third door body Shaking in the thickness direction that occurs when any of the door bodies 24 is moved can be prevented.
[0212]
  In addition, the connection recess 146 in which the connection protrusion 141 of the mounting member 137 slidably connected to the transmission body 64 is fitted is provided in the respective movement directions of the second door body 23 and the third door body 24. Since it is provided on the one end surface 145, when the connection protrusions 141 of the mounting members 137 are fitted into the connection recesses 146 of the second door body 23 and the third door body 24, the connection to the connection recesses 146 is performed. Since the fitting by the protrusion 141 and the insertion and screwing of the screw body 148 into the screw insertion hole 143 of the connection protrusion 141 can be performed while visually confirming, the second to the first door body 22 can be performed. The connecting operation of the door body 23 and the third door body 24 can be facilitated, and the attachment of the second door body 23 and the third door body 24 to the first door body 22 can be improved.
[0213]
  Further, the positioning protrusion 142 is provided by enlarging the peripheral surface on the lower end side of the connection protrusion 141 of each mounting member 137, and the lower ends of the connection recesses 146 of the second door body 23 and the third door body 24, respectively. Since the positioning recess 147 is provided by expanding the portion, when the connection protrusion 141 of each mounting member 137 is fitted into the connection recess 146 of the second door body 23 and the third door body 24, each of these By fitting the positioning protrusion 142 of the mounting member 137 into the positioning recess 147 of the second door body 23 and the third door body 24, the mounting member for the second door body 23 and the third door body 24 is provided. It is possible to reliably prevent vertical shaking and lifting due to 137 with a simple configuration.
[0214]
  Next, a ninth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0215]
  The door interlocking device 41 shown in FIGS. 23 and 24 is basically the same in structure as the door interlocking device 41 shown in FIGS. 20 to 22, but the first door body 22 and the second door body 23. The door interlocking device 41 can be attached to and detached from each of the third door bodies 24.
[0216]
  And the board | substrate part 43 of the door interlocking device 41 attached to the upper end surface of the 1st door body 22 is formed in the elongate flat plate shape substantially corresponded to the upper end surface of this 1st door body 22. As shown in FIG. Moreover, as shown in FIG. 24, the upper end part of the elongate rectangular case 151 which is a fitting insertion protrusion as an attachment member is attached to the both ends in the longitudinal direction of this board | substrate part 43 so that rotation is possible. . The case 151 is inserted into the shaft insertion holes 153 of the shaft support portions 152 provided at both ends of the substrate portion 43 so as to be vertically rotatable in the direction along the longitudinal direction of the substrate portion 43. A pin body as a shaft body (not shown) is inserted into the pin insertion hole 154 so as to be rotatable.
[0217]
  A substantially elongated semicircular mounting opening 155 is formed below the outer surface of the case 151. Furthermore, a notch recess 156 is formed in the center of the lower part of the case 151 by notching from the lower part of the case 151 upward. A pair of fitting groove portions 157 penetrating in the width direction is formed in a substantially intermediate portion in the vertical direction of the case 151 between the notch recess 156 and the mounting opening 155.
[0218]
  In the mounting opening 155, the cutout recess 156, and the fitting groove 157, a lock lever 158 serving as an engaging body for detachably housing the case 151 is an elastic body as a biasing means. The spring body 159 is attached so as to be movable. The lock lever 158 includes an engaging claw portion 161 that projects in a tapered manner as it advances downward from the notch recess 156 of the case 151. On the both sides of the base end of the engaging claw portion 161, A pair of restricting projections 162 that project in the width direction are fitted in each of the fitting groove portions 157 to restrict the movement of the engaging claw portion 161 in the vertical direction.
[0219]
  Further, a lever portion 163 is formed on the base end side of the restricting projection 162 so as to protrude from the mounting opening 155 of the case 151 and to operate the movement of the engagement claw 161. By moving the lever portion 163 downward, the engaging claw portion 161 moves downward until the restricting projection 162 abuts on the fitting groove portion 157 of the case 151. Further, the lever portion 163 engages the engaging claw portion 161 with the claw receiving piece portion 167 when the case 151 is fitted to the case holder 165, and the claw receiving piece portion by the engaging claw portion 161 is obtained. Engagement with 167 is urged by the elastic force of the spring body 159. Further, on both sides of the upper end surface of the case 151 in the longitudinal direction, engagement step portions 164 along the longitudinal direction of the case 151 are formed.
[0220]
  Further, the case 151 is detachably accommodated by being fitted from the side by a case holder 165 which is a case body as a fitted insertion portion having an upper end and one side opened. A pair of fitting projections 166 projecting in the opposite direction are formed on the inner edges of the upper end of the case holder 165 facing each other. The pair of fitting protrusions 166 engage with the engaging step 164 of the case 151 in a state where the case 151 is accommodated in the case holder 165. Further, a claw receiving piece portion 167 as a tapered holding portion is formed in the longitudinal direction gradually toward the upper side at the lower end side in the case holder 165, which is the inner edge of the opening on one side of the case holder 165. ing. The claw receiving piece 167 engages with the engaging claw 161 of the case 151 in a state where the case 151 is accommodated in the case holder 165. The case holder 165 is embedded in an embedded recess 168 formed on the end surface side of both end edges in the longitudinal direction of the upper end surface of the first door body 22, and is screwed into the embedded recess 168 with a screw body 169. It is fixed and fixed.
[0221]
  Further, as shown in FIG. 23, a case 151 is also integrally provided on the attachment member 137 connected to each transmission body 64 of the door interlocking device 41. An embedded recess 168 is also formed on one end surface of each of the second door body 23 and the third door body 24. A case holder 165 is embedded in the embedded recess 168, and the case holder 165 is fixed by screwing with a screw body 169.
[0222]
  For this reason, each transmission body 64 of the door interlocking device 41 attached to the upper end surface of the first door body 22 is connected to the case 151 of the mounting member 137 to which the transmission bodies 64 are connected with the second door body 23 and The second door body 23 and the case holder 165 of the third door body 24 are fitted into the claw receiving piece portion 167 of the case holder 165 and the engaging claw portion 161 of the case 151 is engaged. Removably connected to the third door body 24.
[0223]
  Next, the assembling operation of the ninth embodiment will be described.
[0224]
  First, the pivot shaft 26 protruding from the upper end surface of the first door body 22 is inserted into the pivot insertion hole 57 of the substrate portion 43, and the lower surface of the substrate portion 43 is made to be the upper end surface of the first door body 22. Make contact.
[0225]
  In this state, the cases 151 located at both ends of the substrate portion 43 are rotated so that the cases 151 are fitted into the case holders 165 attached to the embedded recesses 168 of the first door body 22. The engaging claw portion 161 of the lock lever 158 is engaged with the claw receiving piece portion 167 of the 165.
[0226]
  Then, the first door body 22 is attached to an intermediate portion in the opening direction of the opening portion 7 so that the first door body 22 can be moved along the width direction of the opening portion 7.
[0227]
  Next, a third door body 24 is attached to the back side of the opening 7 from the first door body 22, and the third door body 24 is movable along the width direction of the opening 7.
[0228]
  Thereafter, the case 151 of the attachment member 137 connected to the transmission body 64 located on the rear side of the first door body 22 is fitted into the case holder 165 attached to the embedded recess 168 of the third door body 24. Thus, the engaging claw portion 161 of the lock lever 158 is engaged with the claw receiving piece portion 167 of the case holder 165.
[0229]
  Further, a second door body 23 is attached to the front side of the opening 7 from the first door body 22 so that the second door body 23 can be moved along the width direction of the opening 7.
[0230]
  Thereafter, the case 151 of the attachment member 137 connected to the transmission body 64 located on the front side of the first door body 22 is fitted into the case holder 165 attached to the embedded recess 168 of the second door body 23. Thus, the engaging claw portion 161 of the lock lever 158 is engaged with the claw receiving piece portion 167 of the case holder 165.
[0231]
  As described above, according to the ninth embodiment, the attachment member 137 that can move a predetermined distance with respect to each transmission body 64 of the door interlocking device 41 attached to the first door body 22 is provided to the second door. 20 and FIG. 20 because the overlapping margin of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 is reduced by connecting to the body 23 and the third door body 24, respectively. The same effect as the door interlocking device 41 shown in FIG.
[0232]
  Further, the case 151 attached to both ends of the substrate portion 43 of the door interlocking device 41 is rotated and fitted to the case holder 165 attached to the embedded recess 168 of the first door body 22, and the case 151 The door interlock device 41 can be attached to a predetermined position on the upper end surface of the first door body 22 simply by engaging the engaging claw portion 161 of the lock lever 158 with the claw receiving piece portion 167 of the case holder 165. The attachment of the door interlocking device 41 to the first door body 22 can be facilitated.
[0233]
  Further, the case 151 of the attachment member 137 connected to each transmission body 64 of the door interlocking device 41 is attached to the case holder 165 attached to the respective embedded recesses 168 of the second door body 23 and the third door body 24. The attachment member 137 of each transmission body 64 of the door interlocking device 41 can be connected to the second door simply by engaging and engaging the engaging claw 161 of the lock lever 158 with the claw receiving piece 167 of the case holder 165. Since the body 23 and the third door body 24 can be connected to each other, the attachment member 137 can be more easily connected to the second door body 23 and the third door body 24.
[0234]
  Further, the case 151 attached to both ends of the substrate portion 43 of the door interlocking device 41 and the lever portion 163 of each lock lever 158 of the case 151 attached to the attachment member 137 of each transmission body 64 of the door interlocking device 41 By operating and moving the lock lever 158 upward against the urging force of the spring body 159, the engagement claw portion 161 of the lock lever 158 moves the claw receiving piece portion 167 of the case holder 165. The case 151 can be removed from the case holder 165 after the engagement is released.
[0235]
  In the ninth embodiment, the case 151 is attached to each of the attachment member 137 connected to each transmission body 64 of the door interlocking device 41 and both ends of the board portion 43, and the first door body 22, The case holder 165 is attached to the embedded recess 168 provided in the second door body 23 and the third door body 24. The case holder 165 is attached to each of the attachment member 137 and both ends of the substrate portion 43, and the first holder Even if the case 151 is attached to the embedded recess 168 of each of the door body 22, the second door body 23, and the third door body 24, the same effects as those of the ninth embodiment can be obtained.
[0236]
  Further, the mounting member 137 is indirectly connected to the transmission body 64 of the door interlocking device 41, and the mounting member 137 is separated from the transmission body 64, and the mounting member 137 is used as the second door body 23. Although configured as a part of the third door body 24, the mounting member 137 can be directly connected to each transmission body 64 and the mounting member 137 can be configured as a part of the transmission body 64.
[0237]
  The lock lever 158 is configured separately from each case 151, and the lock lever 158 is attached to the mounting opening 155 of each case 151. The lock lever 158 is configured integrally with the case 151. You can also
[0238]
  Next, a tenth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
[0239]
  The door interlocking device 41 shown in FIG. 25 is basically the same as the structure of the door interlocking device 41 shown in FIG. 10, but the first door body 22, the second door body 23, and the third door body. Each of 24 is an upper load with respect to the opening 7 of the partition device 1, that is, an upper suspension type.
[0240]
  Then, at both ends in the longitudinal direction of the upper end surfaces of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24, elongated rectangular flat plate-like substrate portions 43 are respectively screwed. It is attached. Further, at the center of the upper end surface of the substrate portion 43, an elongated columnar connecting shaft portion 171 as a fitting insertion protrusion is provided.
[0241]
  Here, the connecting shaft portions 171 protrude in a state in which the axial direction is perpendicular to the upper end surfaces of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24. The connecting shaft portions 171 are provided at positions spaced inward from both longitudinal edges on the upper end surfaces of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24, respectively. Yes. Further, the connecting shaft portions 171 are provided in the center portions in the width direction on the upper end surfaces of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24, respectively.
[0242]
  Further, a traveling member 172 as a traveling body is attached to the distal end portion of each of the connecting shaft portions 171 so as to be rotatable in the circumferential direction of each connecting shaft portion 171. These traveling members 172 are provided with an elongated prismatic holder 173 having a longitudinal direction in the horizontal direction. A plurality of, for example, four annular rollers 174 are rotatably mounted on both side surfaces of both end portions in the longitudinal direction of the holder 173. Each of these rollers 174 is rotatable about a direction perpendicular to the axial direction of each connecting shaft portion 171 as a rotation center.
[0243]
  Furthermore, pulleys 45 are rotatably attached to both sides of both end edges of the substrate portion 43 attached to both end portions of the upper end surface of the first door body 22 in a state where the rotation direction is in a horizontal direction. Yes. A belt body 61 is rotatably wound around these pulleys 45. Further, a transmission body 64 is connected to the belt body 61. In addition, a connecting shaft portion 171 protruding from the upper end surfaces of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 is fitted into the cutout recess 91 of the transmission body 64. It is inserted.
[0244]
  Further, a locking projection 92 that protrudes toward the other inside of the tip of the notch recess 91 is formed on one inside of the tip of the notch recess 91 of the transmission body 64. The locking protrusion 92 protrudes toward the other side in the width direction, which is the side facing the connecting plate portion 69 inside the notch recess 91. Further, the locking protrusion 92 protrudes perpendicularly to the moving direction of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24. Further, the locking projection 92 substantially closes the tip of the notch recess 91 so as to be opened and closed by elastic deformation.
[0245]
  Therefore, due to the locking projection 92, the distal end portion of the cutout recess 91 of the transmission body 64 has a center portion in the width direction on the base end side of the transmission body 64 rather than the center portion in the width direction of the cutout recess portion 91. A groove-shaped retaining groove 170 is formed. The retaining groove portion 170 mainly constitutes a guide notch portion 98, and the guide notch portion 98 is composed of a guide receiving portion 94 and a retaining groove portion 170.
[0246]
  Further, the central portion in the width direction of the retaining groove portion 170 is in the moving direction of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 rather than the central portion in the width direction of the notch recess 91. Are spaced apart in the vertical direction. For this reason, the retaining groove portion 170 is formed by the connecting shaft portion 171 fitted in the notch recess 91, as compared with the case where the center portion in the width direction of the retaining groove portion 170 is aligned with the center portion in the width direction of the notch recess 91. The removal from the retaining groove 170 is more reliably prevented.
[0247]
  In addition, a concave arc-shaped retaining surface portion 175 is formed on the inner side surface, which is one side surface of the locking projection 92 facing the proximal end side of the notch recess 91. The retaining surface portion 175 is flat along the thickness direction of the transmission body 64. Further, a guide receiving portion 94 as a tapered guide portion is formed on the other side surface of the locking projection 92 facing the front end side of the notch recess 91 and is continuous with the retaining surface portion 175 of the locking projection 92. . The guide receiving portion 94 is formed in an arcuate surface curved from the distal end of the locking projection 92 toward the proximal end. The guide receiving portion 94 is also formed at the tip of one side surface of the notch recess 91 that faces the locking projection 92. Therefore, the connecting shaft portion 171 is guided by each guide receiving portion 94 and is inserted into the notch recess 91 when the connecting shaft portion 171 is inserted into the notch recess 91.
[0248]
  In addition, a flat plate-like operation piece 176 that is a rib shape protruding toward the opening direction of the notch recess 91 is integrally provided at the distal end portion of the guide receiving portion 94. The operation piece 176 protrudes along the side surface on the distal end side of the transmission body 65. The operation piece 176 is inserted into the notch recess 91 by gripping the operation piece 176 and elastically deforming the transmission body 64 to expand the notch recess 91 of the transmission body 64. Thus, the connecting shaft portion 171 can be removed from between the locking projections 92 of the notch recess 91 and removed.
[0249]
  Further, a circular cutout hole portion 177 communicating with the cutout groove portion 93 is formed at the base end portion of the cutout groove portion 93 in the transmission body 65. The cutout hole 177 penetrates the transmission body 65 in the vertical direction. Further, the notch hole portion 177 facilitates elastic deformation of both side portions of the notch recess 91 due to the operation of the operation piece portion 176 of the transmission body 65, and facilitates the opening operation of the notch recess 91.
[0250]
  Furthermore, the tip of one side edge facing the locking projection 92 on the lower surface of the transmission body 65 has a substantially flat plate-like shape that projects vertically downward along one side edge of the transmission body 65. A rocking piece 178 is integrally provided. The rocking piece portion 178 has a surface direction along the longitudinal direction and the vertical direction of the transmission body 65. Further, the rocking piece portion 178 is inserted between the first door body 22 and the second door body 23 or the third door body 24 from the upper end side in the width direction of the transmission body 65. Of the first door body 22 when the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 are opened and closed. Shaking in the thickness direction by the second door body 23 and the third door body 24 is prevented.
[0251]
  On the other hand, the upper guide rail 11 has a substantially U-shaped cross section, and a plurality of, for example, three rail grooves 181, 182, and 183 into which the roller 174 of the traveling member 172 is rotatably fitted are arranged in parallel. Provided. The rail grooves 181, 182, and 183 guide and run the roller 174 of the running member 172 along the longitudinal direction.
[0252]
  Here, a traveling member 172 attached to the upper end surface of the second door body 23 is movably held in the rail groove 181 located on the front side of the rail grooves 181, 182, and 183. Of these rail grooves 181, 182, and 183, a traveling member 172 attached to the upper end surface of the first door 22 is movably held in the rail groove 182 located at the center. Further, of these rail grooves 181, 182, and 183, a traveling member 172 attached to the upper end surface of the third door body 24 is held so as to be able to travel in the rail groove 183 located on the rear side.
[0253]
  At the center of the lower surface of the upper guide rail 11, guide grooves 184, 185, and 186 that allow the holder 173 to move along the longitudinal direction are provided. Further, on both side edge portions of the guide grooves 184, 185, 186, there are provided roller receiving portions 187 having an arcuate cross section for supporting the lower surface of each roller 174 and retaining it. Accordingly, each of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 is fitted so that the roller 174 of the traveling member 172 can travel in the rail grooves 181, 182, and 183 of the upper guide rail 11. By being combined, the upper guide rail 11 is lifted and supported.
[0254]
  As described above, in the tenth embodiment, the upper guide rail 11 whose one end portion in the longitudinal direction is cut in advance along the width direction is divided above the opening edge of the opening portion 7 of the partition device 1. Attach to one end of The rail groove 182 located in the center of the upper guide rail 11 holds the traveling member 172 attached in advance to the upper end surface of the first door body 22 so that the traveling member 172 can travel, and on the front side of the upper guide rail 11 The rail groove 181 located on the upper end surface of the second door body 23 is preliminarily supported by the rail groove 181 so that the travel member 172 can travel, and the rail groove 183 located on the rear side of the upper guide rail 11 The traveling member 172 attached in advance to the upper end surface of the third door body 24 is held so as to be able to travel.
[0255]
  In this state, the upper guide rail 11 is cut in advance and divided into one end portion of the upper guide rail 11 in which the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 are suspended. Attach the one end to the end. Thereafter, the second door body 23 and the third door body 24 are moved with respect to the upper guide rail 11, and are projected from the upper end surfaces of the second door body 23 and the third door body 24. The connecting shaft portion 171 is inserted into the notch recess 91 of the transmission body 64 of the door interlocking device 41 attached to the upper end surface of the first door body 22, and the first door body 22 and the second door body are inserted. 23 and the third door body 24 can be interlocked by the door interlocking device 41.
[0256]
  Therefore, the same effect as the door interlocking device 41 shown in FIG. 10 can be obtained, and the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 are connected to the door interlocking device 41. Since it is possible to more easily connect them so that they can be interlocked, it is possible to more easily attach the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 to the opening 7 of the partition device 1. .
[0257]
  Furthermore, a concave arc-shaped retaining surface portion of the transmission body 64 is provided on one side surface of the locking projection 92 provided on the inner side of the front end of the notch recess portion 91 of each transmission body 64 of the door interlocking device 41 and facing the proximal end side of the cutout recess portion 91. 175 was formed. As a result, when the connecting shaft portions 171 protruding from the upper end surfaces of the second door body 23 and the third door body 24 are inserted into the notch recesses 91 of the respective transmission bodies 64, the connecting shaft portions 171 Each is latched and retained by the retaining surface portion 175 of the latching projection 92. Therefore, it is possible to prevent the connecting shaft portions 171 from coming off the notch recesses 91 of the respective transmission bodies 64 by the retaining surface portion 175 of the locking projection 92.
[0258]
  Further, a rocking piece portion 178 projecting downward is provided on one side edge of the lower surface of the transmission body 65, and these rocking piece portions 178 are provided as the first door body 22 and the second door body 23 or the third door. The door body 24 was inserted from the upper end side. For this reason, the rocking piece portions 178 can prevent the transmission body 65 from shaking in the width direction, that is, rattling. Therefore, the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 are opened / closed by preventing the transmission body 65 from rattling with each of the rocking piece portions 178. It is possible to prevent the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 from rattling in the thickness direction. Therefore, the opening / closing operation of the opening 7 by the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 can be facilitated.
[0259]
  Next, an eleventh embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
[0260]
  The door interlocking device 41 shown in FIG. 26 is basically the same as the door interlocking device 41 shown in FIG. 25, except that the case 151 of the door interlocking device 41 shown in FIGS. The case holder 165 of the door interlocking device 41 shown in FIGS. 23 and 24 is attached to both ends, and embedded recesses 168 formed at both ends of the upper end surface of the first door body 22 are attached. .
[0261]
  Further, an embedded recess 168 is also formed in each of the end portions adjacent to each other on the upper end surfaces of the second door body 23 and the third door body 24. A case 151 is also detachably fitted to each of the embedded recesses 168. Further, a connecting shaft portion 171 is vertically projected on the upper end surfaces of the cases 151, and a traveling member 172 is rotatably attached to the distal end portion of the connecting shaft portion 171.
[0262]
  As described above, according to the eleventh embodiment, the traveling members 172 attached to both end portions of the substrate portion 43 are held in the rail groove 182 located at the center of the upper guide rail 11 so as to be able to travel, With the traveling member 172 attached to the case 151 held in the rail grooves 181 and 183 positioned on the front side and the rear side of the upper guide rail 11, the upper guide rail 11 is opened in the partition device 1. It is attached to the upper side of the opening edge of the part 7.
[0263]
  Thereafter, the case 151 attached to both ends of the substrate portion 43 is rotated downward, and each of the case holders 165 attached to both ends of the upper end surface of the first door body 22 is rotated. The case 151 connected to the traveling member 172 is fitted to a case holder 165 attached to one end of the upper end surface of the second door body 23 and the third door body 24.
[0264]
  Then, the second door body 23 and the third door body 24 are moved with respect to the upper guide rail 11, and the connecting shaft protrudes from the upper end surfaces of the second door body 23 and the third door body 24. The portion 171 is inserted into the notch recess 91 of the transmission body 64 of the door interlocking device 41 attached to the upper end surface of the first door body 22, and the first door body 22, the second door body 23, and The third door body 24 can be interlocked by the door interlocking device 41.
[0265]
  Accordingly, the same effects as the door interlocking device 41 shown in FIGS. 23 and 24 and the door interlocking device 41 shown in FIG. 25 can be obtained, and the first door 22 and the second door can be obtained. 23 and the third door body 24 can be more easily connected to each other by the door interlocking device 41 so that the first door body 22 and the second door body 23 to the opening 7 of the partition device 1 can be obtained. And attachment of each of the 3rd door bodies 24 can be made easier.
[0266]
  In the eleventh embodiment, the transmission body 64 attached to the upper end surface of the first door body 22, and the traveling member 172 attached to the upper end surfaces of the second door body 23 and the third door body 24 are used. Are configured as separate bodies, but as in the twelfth embodiment of the present invention shown in FIG. 27, the transmission body 64 on the upper end surface of the first door body 22, the second door body 23 and the third door body The traveling member 172 on the upper end surface of the door body 24 can be integrally formed.
[0267]
  In the tenth to twelfth embodiments, the locking projection 92 provided on the inner side of the tip of the notch recess 91 of the transmission body 64 is provided with the first door body 22, the second door body 23, and the second door body 23. The locking projections 92 are protruded perpendicularly to the moving direction of each of the three door bodies 24, but are inclined with respect to the insertion direction, which is the insertion direction of the connecting shaft portion 171 with respect to the notch recess 91 That is, even if the first door 22, the second door 23, and the third door 24 are protruded in a direction having at least a direction component perpendicular to the moving direction, the tenth to twelfth described above. The same effects as those of the embodiment can be obtained.
[0268]
  Furthermore, in each of the above-described embodiments, when two pulleys 45 are arranged in parallel along the width direction of the substrate portion 43 of the door interlocking device 41, two or more pulleys, that is, a plurality of pulleys may be provided if necessary. Even if 45 is added, the same effects as those of the above embodiments can be obtained.
[0269]
  Further, the first door body 22, the second door are provided by lower guide rails (not shown) provided on the lower sides in the vertical direction of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24, respectively. The load of each of the first door body 22, the second door body 23, and the third door body 24 is not limited to the lower load type door device 21 that supports the load of the body 23 and the third door body 24. Even in the case of the upper load type door device 21 supported by the upper guide rail 11, the door interlocking device 41 is applied to the lower side of the first door body 22, the second door body 23 and the third door body 24. If attached, the same effects as those of the above embodiments can be obtained.
[0270]
  Furthermore, although the partition device 1 for partitioning the hallway and the room of the building has been described, the partition device 1 can also be used as an opening / closing device for closing the opening 7 of the furniture so as to be openable and closable.
[0271]
  In addition, the configuration has been described in which the belt body 61 that rotates when the opening 7 is opened and closed is guided by the rotation of the pulley 45. It may be a non-supporting body, and at least one of the pulleys 45 may be a shaft pin or the like.
[0272]
  Furthermore, even if one of the second door body 23 and the third door body 24 is fixed to the left side or the right side of the opening portion 7 as viewed from the front, the same effect as the above-described embodiments can be obtained. be able to.
[0273]
  Further, the fitting body 31 of the pivot shaft 26 attached to the upper end surfaces of the first door body 22, the second door body 23 and the third door body 24 is connected to the substrate portion 43 or the transmission body 64 of the door interlocking device 41. It may be slidably fitted into any one of the first shaft support recess 14, the second shaft support recess 17, and the third shaft support recess 18 of the upper guide rail 11.
[0274]
【The invention's effect】
  ContractClaim1Describedsliding doorAccording to the interlocking device,1st sliding door and 2nd sliding doorWhen installingTransmitter and second sliding doorEither one ofAlong the vertical directionThe guide part guides the protruding insertion partTransmitter and second sliding doorSince it can be inserted into the fitted insertion part provided on either of the other,The first sliding door and the second sliding door as a sliding door interlocking deviceBecause the installation work can be done easily,1st sliding door and 2nd sliding doorCan be easily installed.
[0275]
  According to the sliding door interlocking apparatus of Claim 2, when attaching the 1st sliding door and the 2nd sliding door, the insertion insertion protrusion which protruded along the up-down direction in either one of the transmission body and the 2nd sliding door Since the guide portion can guide and be inserted into the fitting insertion portion provided on the other of the transmission body and the second sliding door, it is easy to attach the first sliding door and the second sliding door to the sliding door interlocking device. Therefore, it is possible to easily attach the first sliding door and the second sliding door to the opening.
[0276]
  According to the sliding door interlocking device described in claim 3, in addition to the effect of the sliding door interlocking device described in claim 1, when the first sliding door is attached to the base, it projects from either the base or the first sliding door. Since the fitted insertion protrusion is guided by the guide portion and can be fitted into the fitted insertion portion provided on the other of the base and the first sliding door, the first sliding door and the second sliding door are used as the base. Can be easily attached to the camera.
[0277]
  Claim 4sliding doorAccording to the interlocking device, any one of claims 1 to 3sliding doorIn addition to the effects of the interlocking device, DraftInsideGuide railSince it was continuously inclined insideGuide railIn1st sliding door and 2nd sliding doorEven when the insertion protrusion is not inserted into the insertion insertion portion,Guide railalong1st sliding door and 2nd sliding doorSince each insertion insertion protrusion can be inserted into the insertion insertion portion by moving the1st sliding door and 2nd sliding doorCan be installed more easily.
[0278]
  Claim 5sliding doorAccording to the interlocking device, claims 1 to4Anysliding doorIn addition to the effect of the interlocking device, because the guide part is inclined continuously to the fitted insertion part,Sliding door interlocking deviceIn1st sliding door and 2nd sliding doorWhen the insertion projection is in contact with the guide portion, the insertion projection can be guided by the inclination of the guide portion and inserted into the insertion portion. The work of inserting into the insertion part can be easily performed, and1st sliding door and 2nd sliding doorCan be installed more easily.
[0279]
  Claim 6sliding doorAccording to the interlocking device, claim 1Or 2Describedsliding doorIn addition to the effect of the interlocking device, because the guide part was formed in a groove shape continuous to the fitted insertion part,Sliding door interlocking deviceIn1st sliding door and 2nd sliding doorIf the insertion protrusion protrudes into contact with a part of the guide part, the insertion insertion protrusion can be guided by the groove shape of the guide part to be inserted into the insertion insertion part. The work to insert the part into the insertion part can be made easier,1st sliding door and 2nd sliding doorCan be installed more easily.
[0280]
  Claim 7sliding doorAccording to the interlocking device of claim 6sliding doorIn addition to the effect of the interlocking device, on the inner side of the tip of the insertion part1st sliding door and 2nd sliding doorFor the direction of movementVerticallySince the protruding locking protrusion is provided, when the fitting protrusion is inserted into the fitting insertion part, the fitting protrusion can be locked by the locking protrusion. Can be prevented from coming off from the fitted insertion portion on the inner surface of the locking projection.
[0281]
  According to the sliding door interlocking device of the eighth aspect, in addition to the effect of the sliding door interlocking device of any one of the first, second, sixth and seventh aspects, the second sliding door protrudes from the upper end surface, and the roller rotates at the tip. The connecting shaft provided with the traveling member that was freely attached to the shaft was used as the fitting projection.
[0282]
  According to the sliding door interlocking device according to claim 9, the one end face in the moving direction of the second sliding door is formed by connecting the connecting concave portion into which the connecting protrusion protruding downward from the transmission body attached to the second sliding door is fitted. Since the transmission body can be fixed to the second sliding door by fitting the connection protrusion to the connection recess while visually observing the connection protrusion, the transmission body can be easily attached to the second sliding door.
[0283]
  According to the sliding door interlocking device according to claim 10, the one end face in the moving direction of the second sliding door is formed by connecting the connecting concave portion into which the connecting protrusion protruding downward from the transmission body attached to the second sliding door is fitted. Since the transmission body can be fixed to the second sliding door by fitting the connection protrusion to the connection recess while visually observing the connection protrusion, the transmission body can be easily attached to the second sliding door.
[0284]
  According to the sliding door interlocking device of claim 11, in addition to the effect of the sliding door interlocking device of claim 9 or 10, the fitting insertion protrusion attached to the base is provided on one end face in the moving direction of the first sliding door. If it is made to insert in a to-be-inserted insertion part, a base can be easily fixed to this 1st sliding door.
[0285]
  According to the sliding door interlocking device of the twelfth aspect, in addition to the effect of the sliding door interlocking device of the eleventh aspect, by fitting the case to the case holder, the lock portion is engaged with the holding portion, and the holding portion is moved to this case. Since the engagement of the sliding door interlocking device can be easily attached to the first sliding door and the second sliding door, by releasing the biasing to the holding portion by the lock portion, Can be removed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 of the present inventionsliding doorIt is a disassembled perspective view which shows 1st Embodiment of an interlocking | linkage apparatus.
[Figure 2] Same as abovesliding doorIt is an explanatory top view which shows the state which opened the opening part by the interlocking | linkage apparatus.
[Figure 3] Same as abovesliding doorIt is explanatory top view which shows the state which obstruct | occluded a part of opening part with the interlocking | linkage apparatus.
[Figure 4] Same as abovesliding doorWith interlocking deviceSecond sliding doorIt is explanatory top view which shows the state which moved to the center.
[Figure 5] Same as abovesliding doorIt is an explanatory top view which shows the state which substantially closed the opening part by the interlocking device.
[Figure 6] Same as abovesliding doorIt is explanatory top view which shows the state which obstruct | occluded the opening part with the interlocking | linkage apparatus.
[Figure 7] Same as abovesliding doorIt is sectional drawing which shows an interlocking device.
[Figure 8] Same as abovesliding doorIt is explanatory side view which shows the assembly operation | movement of an interlocking device.
FIG. 9 shows the second embodiment of the present invention.sliding doorIt is a disassembled perspective view which shows an interlocking device.
FIG. 10 shows a third embodiment of the present invention.sliding doorIt is a disassembled perspective view which shows an interlocking device.
[Fig. 11] Same as abovesliding doorIt is an explanatory top view which shows the state which opened the opening part by the interlocking | linkage apparatus.
Fig. 12 Same as abovesliding doorIt is explanatory top view which shows the state which obstruct | occluded the opening part with the interlocking | linkage apparatus.
Fig. 13 Same as abovesliding doorIt is a side view which shows an interlocking device.
FIG. 14 shows the fourth embodiment of the present invention.sliding doorIt is a disassembled perspective view which shows an interlocking device.
Fig. 15 Same as abovesliding doorIt is an explanatory top view which shows the state which opened the opening part by the interlocking | linkage apparatus.
Fig. 16 Same as abovesliding doorIt is explanatory top view which shows the state which obstruct | occluded the opening part with the interlocking | linkage apparatus.
FIG. 17 shows the fifth embodiment of the present invention.sliding doorIt is a disassembled perspective view which shows an interlocking device.
FIG. 18 shows the sixth embodiment of the present invention.sliding doorIt is a disassembled perspective view which shows a part of interlocking | linkage apparatus.
FIG. 19 shows the seventh embodiment of the present invention.sliding doorIt is a perspective view which shows a part of interlocking | linkage apparatus.
FIG. 20 shows an eighth embodiment of the present invention.sliding doorIt is a disassembled perspective view which shows a part of interlocking | linkage apparatus.
Fig. 21 Same as abovesliding doorIt is an explanatory top view which shows the state which opened the opening part by the interlocking | linkage apparatus.
Fig. 22 Same as abovesliding doorIt is explanatory top view which shows the state which obstruct | occluded the opening part with the interlocking | linkage apparatus.
FIG. 23 shows a ninth embodiment of the present invention.sliding doorIt is a disassembled perspective view which shows a part of interlocking | linkage apparatus.
FIG. 24 Same as abovesliding doorIt is a disassembled perspective view which shows a part of interlocking | linkage apparatus.
FIG. 25 shows a tenth embodiment of the present invention.sliding doorIt is a disassembled perspective view which shows a part of interlocking | linkage apparatus.
FIG. 26 shows an eleventh embodiment of the present invention.sliding doorIt is a disassembled perspective view which shows a part of interlocking | linkage apparatus.
FIG. 27 shows a twelfth embodiment of the present invention.sliding doorIt is a disassembled perspective view which shows a part of interlocking | linkage apparatus.
[Explanation of symbols]
        7 opening
        11Guide railAs upper guide rail
        twenty two First sliding doorAs the first door
        twenty three Second sliding doorAs the second door
        26 Pivot shaft as insertion protrusion
        41sliding doorDoor interlocking device as interlocking device
        Four3 Substrate part as base
        45    Pulley as support
        57 Pivot insertion hole as insertion insertion part
        61    Belt body as a band
        64 Transmitter
        66 Sliding hole as insertion part
        67 Guide edge as guide
        68 Guide slope surface as guide
        81 Guide piece as guide
        82 Guide recess as guide
        83 Pivot insertion groove as insertion insertion part
        88 Guidance inclined recess as guide
        91 Notch recess as fitting insertion part
        92 Locking protrusion
        98 Guide notch as guide
        105 Pin as insertion protrusion
        111 Insertion pin as an insertion protrusion
        112 Insertion groove as insertion insertion part
        114 Guide inclined groove as guide
        141   Connecting protrusion as an insertion protrusion
        145 One end
        146   Connecting recess as a fitting insertion part
        151 Case as insertion protrusion
        158 Lock lever as lock
        165 Case holder as fitting insertion part
        167 Claw receiving piece as a holding part
        171 As an insertion protrusionIt is a connecting shaftConnecting shaft
        172RunRow member
        174   roller

Claims

A first sliding door that is movably attached along the longitudinal direction of the guide rail fixed along the upper edge of the opening of the opening, and that allows at least a part of the opening to be opened and closed, and adjacent to the first sliding door A sliding door interlocking device for interlocking with the second sliding door in the reverse direction,
A base that moves along the longitudinal direction of the guide rail;
A support provided at each of both ends of the base in the moving direction of the first sliding door;
A transmitter attached to the second sliding door ;
A band which is supported between the supports and a part thereof is connected to the transmission body, and the second sliding door moves, and the first sliding door is interlocked in the opposite direction of the movement,
A fitting insertion protrusion projecting along one of the vertical direction on either one of the transmission body and the second sliding door ;
A fitted insertion portion that is provided on the other of the transmission body and the second sliding door , and into which the fitting projection is inserted;
When attaching the second sliding door to the transmission body, a guide portion that guides insertion into the fitted insertion portion by the fitting insertion projection portion;
A sliding door interlocking device characterized by comprising:

A first sliding door that moves along the longitudinal direction of the guide rail fixed along the upper edge of the opening of the opening and allows at least a part of the opening to be opened and closed, and a second sliding door adjacent to the first sliding door A sliding door interlocking device that is attached to the first sliding door among the sliding doors and interlocks the first sliding door and the second sliding door in opposite directions,
A base attached along the longitudinal direction of the first sliding door;
A support provided at each of both ends of the base in the moving direction of the first sliding door;
A transmitter attached to the second sliding door;
A band which is supported between the supports and a part thereof is connected to the transmission body, and the second sliding door moves, and the first sliding door is interlocked in the opposite direction of the movement,
A fitting insertion protrusion projecting along one of the vertical direction on either one of the transmission body and the second sliding door;
A fitted insertion portion that is provided on the other of the transmission body and the second sliding door, and into which the fitting projection is inserted;
When attaching the second sliding door to the transmission body, a guide portion that guides insertion into the fitted insertion portion by the fitting insertion projection portion;
A sliding door interlocking device characterized by comprising:

Fitting挿突portion is protruded on either one of the base portion and the first sliding door,
The fitted insertion portion is provided on the other side of the base and the first sliding door ,
The sliding door interlocking device according to claim 1 , wherein the guide portion guides insertion into the fitted insertion portion by the fitting insertion projection when the first sliding door is attached to the base portion .

Draft interior, claims 1 and characterized in that inclined continuously to the inside of the guide rail 3 sliding door interlock device according to any one.

The sliding door interlocking device according to any one of claims 1 to 4 , wherein the guide portion is continuously inclined to the fitted insertion portion.

The sliding door interlocking device according to claim 1 or 2 , wherein the guide portion is formed in a groove shape continuous to the fitted insertion portion.

The guide part is provided with the latching protrusion which is provided in the front-end | tip inner side of the to-be-inserted insertion part, and protrudes perpendicularly | vertically with respect to the moving direction of a 1st sliding door and a 2nd sliding door. Sliding door interlocking device.

The fitting protrusion is a connecting shaft provided with a traveling member that protrudes from the upper end surface of the second sliding door and has a roller rotatably mounted at the tip.
The sliding door interlocking device according to any one of claims 1, 2, 6 and 7.

A first sliding door that is movably attached along the longitudinal direction of the guide rail fixed along the upper edge of the opening of the opening, and that allows at least a part of the opening to be opened and closed, and adjacent to the first sliding door A sliding door interlocking device for interlocking with the second sliding door in the reverse direction,
A base that moves along the longitudinal direction of the guide rail;
A support provided at each of both ends of the base in the moving direction of the first sliding door;
A transmitter attached to the second sliding door ;
A band which is supported between the supports and a part thereof is connected to the transmission body, and the second sliding door moves, and the first sliding door is interlocked in the opposite direction of the movement,
A connecting protrusion that protrudes downward from the transmission body along the vertical direction;
Provided on one end surface in the moving direction of the second sliding door, and fixed to the second sliding door by fitting with the connecting projection, and a connecting recess along the vertical direction;
A sliding door interlocking device characterized by comprising:

A first sliding door that moves along the longitudinal direction of the guide rail fixed along the upper edge of the opening of the opening and allows at least a part of the opening to be opened and closed, and a second sliding door adjacent to the first sliding door A sliding door interlocking device that is attached to the first sliding door among the sliding doors and interlocks the first sliding door and the second sliding door in opposite directions,
A base attached along the longitudinal direction of the first sliding door;
A support provided at each of both ends of the base in the moving direction of the first sliding door;
A transmitter attached to the second sliding door ;
A band which is supported between the supports and a part thereof is connected to the transmission body, and the second sliding door moves, and the first sliding door is interlocked in the opposite direction of the movement,
A connecting protrusion that protrudes downward from the transmission body along the vertical direction;
Provided on one end surface in the moving direction of the second sliding door, and fixed to the second sliding door by fitting with the connecting projection, and a connecting recess along the vertical direction ;
A sliding door interlocking device characterized by comprising:

A fitting protrusion attached to the base ,
Provided on one end face in the moving direction of the first sliding door, and by fixing the base to the first sliding door by insertion by the fitting projection,
The sliding door interlocking device according to claim 9 or 10 , further comprising:

The insertion protrusion is a case,
The fitted insertion part is a case holder into which the case is fitted,
A holding portion provided in one of the case and the case holder and a holding portion provided in the other of the case and the case holder and engaged with the holding portion when the case is fitted to the case holder. The sliding door interlocking device according to claim 11 , further comprising: a lock portion that biases engagement with the lever holding portion.