JP3779643B2 - 携帯通信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話等の携帯通信装置のアンテナを接触することにより、他の人の携帯通信装置と情報交換を行ってコミュニケーションをとることのできる携帯通信装置及びその通信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話に関する技術開発は著しく、インターネットの閲覧や電子メールの送受信、他の携帯電話とのアドレス情報の交換等、多様な機能を備えるようになってきている。
【0003】
特に、他の携帯電話との通信機能を備えた携帯電話として、特開2001−298780号公報には、主として音声情報の通信、即ち通話を行う無線通信部と別に、近距離無線データ通信技術を適用した無線通信手段を備えた装置が提案されている。
【0004】
また、赤外線通信や特定小電力無線による通信等、他の方式の無線通信手段を備えた携帯電話も提案されている。
【0005】
これらの通信手段によれば、ケーブル等の付属品で接続する手間をかけずに、携帯電話間の通信を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のような無線通信手段を用いて通信を行う場合、ケーブルを接続する手間が省ける反面、接続状態を目視できず、接続しているか否かを判別しにくいという問題点があった。
【0007】
特に、携帯電話のメモリに記憶されている名前や住所、電話番号、メールアドレス等の個人情報を特定のユーザに送信する場合において、真にその通信相手とだけ接続しているのか否かをユーザが感得できず、不安を抱くことがあった。
【0008】
そこで本発明は、斯かる実情に鑑み、簡易で且つユーザに不安を起こさせることなく他の携帯通信装置との通信を行うことを可能とした携帯通信装置及び携帯通信装置の通信方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯通信装置及び携帯通信装置の通信方法は、無線基地局と通信を行う為の電波を送受信するアンテナと、このアンテナを介して通信を行う無線通信手段とを有する携帯通信装置にて、前記アンテナが他の携帯通信装置のアンテナと接触したことを検出し、このアンテナの接触を契機として前記他の携帯電話との通信を開始させるものである。
【0010】
これにより、ケーブルなどの特別な付属品で接続せずに簡易に通信を行うことができるようにし、且つアンテナを接触させた相手と通信を行うことで、所定の通信相手と接続していることを感得できるようにし、ユーザに不安を起こさせることを防止している。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0012】
(第1の実施形態)
図1は本発明の一実施の形態における携帯電話装置(携帯通信装置)を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の携帯電話装置1は、無線基地局(図示せず)と通信を行う為の電波(本例では800MHz)を送受信するアンテナ11と、アンテナ11で受信した電波の復調を行って受信データを生成すると共に送信データを所定の周波数へ変調してアンテナ11に変調信号を出力する無線回路部(無線通信手段)12と、無線回路部12で生成された復調信号を復号化するとともに、符号化した送信データを無線回路部12へ出力して通信を行わせる制御回路部13と、たとえばLCDからなり情報表示を行う表示部14とを有している。
【0013】
また、該携帯電話装置1は、ユーザデータや受信データが格納される記憶装置部15と、ユーザの所望する機能を実行するための入力(キー操作)が行われるキー操作部16と、使用者に着信を報知する着信報知回路部17と、制御回路部13により復号化された音声データを音声符号化方式の仕様で復号化した後にアナログ変換して音声信号を生成するとともに入力された音声信号をデジタル変換した後に音声符号化方式の仕様で符号化して音声データとして制御回路部13へ出力する音声コーデック18と、たとえばスピーカおよびアンプからなる音声出力部19と、たとえばマイクからなる音声入力部20と、近距離の他の携帯電話装置と通信を行う近距離通信手段21と、アンテナを接触させた場合の電気特性の変化を検知して前記アンテナ11が他の携帯電話装置のアンテナと接触したこと(該アンテナの接触状態)を検出する検出手段22とを有した構成とされている。
【0014】
なお、着信報知回路部17における着信報知としては、たとえばリンガ等の音による報知、LEDの点滅やLCD表示等の光による報知、またはバイブレータ駆動等の振動による報知が行われる。
【0015】
このような構成を有する携帯電話装置1において、同様の構成の携帯電話装置2との通話(送話および受話)は次のようにして行われる。
【0016】
まず発信側のユーザが、キー操作部16を操作して発信先の電話番号を設定し、通話ボタン(不図示)を押すと、制御回路部13が無線回路部12を制御して無線基地局に対する通信を開始させ、該電話番号に応じた信号(所謂トーン信号)を発信する。
【0017】
これに応じて無線基地局は、発信先の携帯電話装置へ着信を知らせる信号を送信する。該発信先の携帯電話は、アンテナ11を介してこの信号を受信し、これを無線回路部12で復号化し、制御回路部13で着信信号と判断すると着信報知回路部17により、着信側のユーザに着信を報知する。
【0018】
そして、着信側のユーザが通話ボタンを押し、この通話ボタンが押された旨の信号が無線基地局に通知されると、当該携帯電話装置間の回線が確立され、通話が開始される。
【0019】
このとき送話は、携帯電話装置1のユーザが音声入力部20へ向かって話すことで音声が入力され、この音声入力部20が入力された音声を音声信号(電気信号)に変換して音声コーデック18へ出力する。音声コーデック18は、音声入力部20から入力された音声信号をデジタル変換し、さらに音声符号化方式の仕様で符号化して制御回路部13へ出力する。制御回路部13は、音声コーデック18から入力された音声データを送信データとして符号化し、これを無線回路部12へ出力する。そして、無線回路部12は、制御回路部13から入力された送信データを変調して、アンテナ11へ出力する。アンテナ11は、無線回路部12から入力された変調信号を無線基地局(図示せず)へ電波として出力する。
【0020】
そして、受話においては、アンテナ11が無線基地局(図示せず)からの電波を受信し、変調信号を無線回路部12へ入力する。無線回路部12は、アンテナ11から入力された変調信号を復調して制御回路部13へ出力する。制御回路部13は、無線回路部12から入力された復調信号を受信データとして復号化し、この受信データを音声コーデック18へ入力する。音声コーデック18は、制御回路部13から入力された音声データを音声符号化方式の仕様で復号化し、さらにアナログ変換して音声信号として音声出力部19へ出力する。音声出力部19は入力された音声信号を音声として出力する。
【0021】
また、本実施形態の携帯電話装置1は、近距離通信手段によって近距離にある他の携帯電話装置と通信することが可能となっている。
【0022】
図2は、近距離にいるユーザが、名刺交換を行うように、相対して各々の携帯電話装置内に記憶された氏名や電話番号、住所等の情報(以下、便宜上これらの情報を名刺情報とも称する)を交換する場合の説明図、図3は近距離通信手順(本発明に係る携帯電話の通信方法)の説明図である。なお、携帯電話装置2は、上述の装置1と略同一の構成であるので、同一の要素に同符号を付し、再度の説明を省略する。また、携帯電話装置1と携帯電話装置2とは、同じ操作を行うので、携帯電話装置1を主として説明をし、携帯電話2の説明を一部省略する。
【0023】
先ず、ユーザの操作によりキー操作部16から「名刺情報の交換」の指示が入力されると(ステップ1、以下S1のように略記する)、携帯電話装置1の制御回路部13は、無線回路部12を制御して図4(A)に示す断続的な電波(800MHz)を出力する(S2)。
【0024】
また、制御回路部13は、検出手段22によりアンテナ11の接触状態の検出を開始する(S3)。
【0025】
該検出手段22は、アンテナ11と近接して配置されたコイル(不図示)を有し、アンテナ11に通信用の電波が伝わると、電磁誘導によって該コイルに電流が生じるので、この電流の有無によってアンテナ11の状態を検知している。
【0026】
このとき互いのユーザが図2に示すようにアンテナ11を接触させると、通信相手となる携帯電話装置2から発信された電波によっても検出手段22のコイルに電流が生じるので、この通信相手由来の電流の有無(通信相手由来の電流が無い状態から有る状態への電気特性の変化)によってアンテナ11の接触状態を検出できる。
【0027】
即ち前記図4(A)に示す電波を出力する携帯電話装置1のアンテナ11と、図4(B)に示す電波を出力する携帯電話装置2のアンテナ11とを接触させると、これらを重畳した図4(C)に示す波形が検出手段22で検出される。そして検出手段22は、このうち図4(A)に示す携帯電話装置1から出力している期間の波形を除き、図4(D)に示すように携帯電話装置2からの信号成分を検知した場合にアンテナ同士が接触した状態であることを検出し、この携帯電話装置2からの信号成分が無ければ、アンテナ同士が接触していないことを検出する。
【0028】
なお、検出手段22の感度によっては、アンテナ同士が近接した場合にも携帯電話装置2からの電波によって誘導電流が発生するが、近接して生じる電流値よりも接触して生じる電流値の方が格段に大きいので、これらの電流値の間に閾値を設け、接触した場合にのみ誘導電流を検知するように設定して、アンテナ同士が接触したか否かを検出できるようにしている。
【0029】
この検出手段22で、アンテナ同士が接触したことを検出した場合(Yes)、制御回路部13は、近距離通信手段21による通信を開始させる(S4)。なお、アンテナ同士が接触していないことを検出した場合(No)、制御回路部13は、接触したことを検出するまでこの検出を繰り返し、待機状態とする。
【0030】
通信の開始が指示されると近距離通信手段21は、記憶装置部15から名刺情報を読み出し、所定のプロトコルに従って変調して携帯電話装置2に送信する(S5)。
【0031】
また、近距離通信手段21は、携帯電話装置2から受信した信号を復号化して、通信相手の名刺情報とし、これを記憶装置部15に記憶する(S6)。
【0032】
このように本実施形態によれば、アンテナを接触させた相手と通信を行うので、誰と通信を行っているのかが視覚的に捉えられ、意図しない相手に情報を送信してしまうといった心配を生じさせない。なおかつ本実施携帯ではケーブル等の付属品を用いて接続する必要が無く、簡易に通信を行うことができるようにしている。
【0033】
なお、本実施形態では、近距離通信時のみでアンテナの接触状態を検出したが、これに加え、近距離通信時以後も所定の間隔で検出を行い、接触していないことを検出した時点で近距離通信を終了させる構成としても良い。
【0034】
また、本形態では、アンテナの接触を電磁誘導によって検出したが、接触状態が検出できるものであればこれに限らず、アンテナを接触させたときの電位変動や静電容量の変化を検出するものであっても良い。
【0035】
また、本実施形態において、近距離とは、特定省電力無線や赤外線等で通信が可能な距離(例えば100m)であって、少なくとも通信開始時にアンテナ同士を接触できる距離である。
【0036】
(第2の実施形態)
図5は、本発明に係る第2の実施形態の概略図である。本実施形態は、前述の形態と比べて近距離通信手段を省略し、アンテナ接触後の通信を通話と同様に無線基地局を介して行う点が異なっており、その他の構成は略同じである。なお、前述の実施形態と同一の要素については、同符号を付すなどして再度の説明を省略している。
【0037】
本実施形態の携帯電話装置3,4は、データ通信を選択すると図6に示すように無線基地局40を介して回線を確立し、接触状態の検出を行う。
【0038】
そして、アンテナ11が接触したことを検知すると制御回路部13は記憶装置部15に記憶されている名刺情報を読み出し、無線回路部12によって変調信号とし、無線基地局40に送信する。
【0039】
無線基地局40は、該変調信号をデータサーバ41で受信し、当該通信相手である携帯電話装置に送信する。
【0040】
この無線基地局40から変調信号を受信した携帯電話装置は、これを復調して名刺情報とし、記憶装置部15に記憶する。
【0041】
このように、本実施形態によれば、近距離通信手段を備えていなくても、通信相手と相対して情報の交換を行うことができる。
【0042】
〈その他の実施形態〉
【0043】
本発明の携帯通信装置及びその通信方法は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0044】
例えば以下の各項に示した構成であっても前述の実施形態と同様の効果が得られる。
【0045】
〔1〕:
無線基地局と通信を行う為の電波を送受信するアンテナと、
前記アンテナで受信した電波の復調を行って受信データを生成すると共に送信データを所定の周波数へ変調して前記アンテナに変調信号を出力する無線通信手段とを有する携帯通信装置において、
前記アンテナが、他の携帯通信装置のアンテナと接触したことを検出する検出手段と、
前記検出手段が接触を検知した場合に前記無線通信手段を制御して前記他の携帯電話との通信を開始させる通信制御手段と、
を備えたことを特徴とする携帯通信装置。
【0046】
〔2〕:
無線基地局と通信を行う為の電波を送受信するアンテナと、
前記アンテナで受信した電波の復調を行って受信データを生成すると共に送信データを所定の周波数へ変調して前記アンテナに変調信号を出力する無線通信手段とを有する携帯通信装置において、
近距離で他の携帯通信装置と無線通信を行う近距離通信手段と
前記アンテナが、他の携帯通信装置のアンテナと接触したことを検出する検出手段と、
前記検出手段が接触を検知した場合に前記近距離通信手段を制御して前記他の携帯電話との通信を開始させる通信制御手段と、
を備えることを特徴とする携帯通信装置。
【0047】
〔3〕:
前記検出手段が前記アンテナを接触させた場合の電気特性の変化を検知してアンテナの接触状態を検出することを特徴とする〔1〕又は〔2〕に記載の携帯通信装置。
【0048】
〔4〕:
所定の情報を記憶する記憶手段を備え、前記アンテナの接触が検出された場合に、前記通信制御手段が、前記記憶手段に記憶された所定情報を前記他の携帯通信装置に送信する及び/又は他の携帯通信装置からの所定情報を受信して前記記憶手段に記憶することを特徴とする〔1〕から〔3〕の何れかに記載の携帯通信装置。
【0049】
〔5〕:
前記他の携帯通信装置から所定情報を受信した場合に、この受信結果を表示する表示手段を備えたことを特徴とする〔4〕に記載の携帯通信装置。
【0050】
〔6〕:
無線基地局と通信を行う為の電波を送受信するアンテナと、前記アンテナを介して通信を行う無線通信手段とを有する携帯通信装置の通信方法であって、
前記アンテナが、他の携帯通信装置のアンテナと接触したことを検出する検出ステップと、
前記アンテナの接触を検出するステップで、該アンテナが接触したことを検出した場合に、前記無線通信手段を制御して前記他の携帯電話との通信を開始させるステップとを含む携帯通信装置の通信方法。
【0051】
〔7〕:
無線基地局と通信を行う為の電波を送受信するアンテナと、前記アンテナを介して通信を行う無線通信手段と、距離で他の携帯通信装置と無線通信を行う近距離通信手段とを有する携帯通信装置の通信方法であって、
前記アンテナが、他の携帯通信装置のアンテナと接触したことを検出する検出ステップと、
前記アンテナの接触を検出するステップで、該アンテナが接触したことを検出した場合に、前記近距離通信手段を制御して前記他の携帯電話との通信を開始させるステップとを含む携帯通信装置の通信方法。
【0052】
本発明において、上記の各構成は、可能な限り組み合わせることができる。
【0053】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の携帯通信装置及びその通信方法は、簡易で且つユーザに不安を起こさせることなく他の携帯通信装置との通信を行うことを可能とした携帯通信装置及び携帯通信装置の通信方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態としての携帯電話装置の概略図
【図2】近距離通信手段により名刺情報を交換する場合の説明図
【図3】本発明に係る携帯電話の通信方法の説明図
【図4】アンテナの接触状態を検出する際の説明図
【図5】本発明に係る第2の実施形態としての携帯電話装置の概略図
【図6】図5の携帯電話装置間で情報を交換する場合の説明図
【符号の説明】
1,2,3,4 携帯電話装置(携帯通信装置)
11 アンテナ
12 無線回路部
13 制御回路部
14 表示部
15 記憶装置部
16 キー操作部
17 着信報知回路部
18 音声コーデック
19 音声出力部
20 音声入力部
21 近距離通信手段
22 検出手段
40 無線基地局
41 データサーバ
Claims (7)
- 無線基地局と通信を行う為の電波を送受信するアンテナと、
前記アンテナで受信した電波の復調を行って受信データを生成すると共に送信データを所定の周波数へ変調して前記アンテナに変調信号を出力する無線通信手段とを有する携帯通信装置において、
前記アンテナが、他の携帯通信装置のアンテナと接触したことを検出する検出手段と、
前記検出手段が接触を検知した場合に前記無線通信手段を制御して前記他の携帯電話との通信を開始させる通信制御手段と、
を備えたことを特徴とする携帯通信装置。 - 無線基地局と通信を行う為の電波を送受信するアンテナと、
前記アンテナで受信した電波の復調を行って受信データを生成すると共に送信データを所定の周波数へ変調して前記アンテナに変調信号を出力する無線通信手段とを有する携帯通信装置において、
近距離で他の携帯通信装置と無線通信を行う近距離通信手段と
前記アンテナが、他の携帯通信装置のアンテナと接触したことを検出する検出手段と、
前記検出手段が接触を検知した場合に前記近距離通信手段を制御して前記他の携帯電話との通信を開始させる通信制御手段と、
を備えることを特徴とする携帯通信装置。 - 前記検出手段が前記アンテナを接触させた場合の電気特性の変化を検知してアンテナの接触状態を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯通信装置。
- 所定の情報を記憶する記憶手段を備え、前記アンテナの接触が検出された場合に、前記通信制御手段が、前記記憶手段に記憶された所定情報を前記他の携帯通信装置に送信する及び/又は他の携帯通信装置からの所定情報を受信して前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の携帯通信装置。
- 前記他の携帯通信装置から所定情報を受信した場合に、この受信結果を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の携帯通信装置。
- 無線基地局と通信を行う為の電波を送受信するアンテナと、前記アンテナを介して通信を行う無線通信手段とを有する携帯通信装置の通信方法であって、
前記アンテナが、他の携帯通信装置のアンテナと接触したことを検出する検出ステップと、
前記アンテナの接触を検出するステップで、該アンテナが接触したことを検出した場合に、前記無線通信手段を制御して前記他の携帯電話との通信を開始させるステップとを含む携帯通信装置の通信方法。 - 無線基地局と通信を行う為の電波を送受信するアンテナと、前記アンテナを介して通信を行う無線通信手段と、距離で他の携帯通信装置と無線通信を行う近距離通信手段とを有する携帯通信装置の通信方法であって、
前記アンテナが、他の携帯通信装置のアンテナと接触したことを検出する検出ステップと、
前記アンテナの接触を検出するステップで、該アンテナが接触したことを検出した場合に、前記近距離通信手段を制御して前記他の携帯電話との通信を開始させるステップとを含む携帯通信装置の通信方法。
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