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JP3772559B2 - ヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネル - Google Patents

ヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネル Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、宇宙機や人工衛星の機器搭載用パネルとして使用されるヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8(a)は、人工衛星に使用される従来のヒートパイプ埋め込みサンドイッチパネルに電子機器が取付けられた状態の一例を示した図であり、図8(b)はヒートパイプ埋め込みサンドイッチパネルの構成を示す図である。図8において、1は搭載電子機器、2は低温熱環境時に電子機器1を許容温度下限以上に保持するパネル上保温用ヒータ、3は電子機器1及びパネル上保温用ヒータ2の発熱を面内及び面外に伝導熱結合により伝達する機器搭載側パネル表皮、4はパネルに剛性を与えるハニカムコア、5は電子機器1及びパネル上保温用ヒータ2直下の機器搭載側パネル表皮3に接することによりパネル面外及びア方向の熱結合を大きくするラテラルヒートパイプ、6はラテラルヒートパイプ5に接することによりパネル面外及びイ方向の熱結合を大きくするヘッダーヒートパイプ、7はヘッダーヒートパイプ6からの熱流を面内に伝導熱結合により伝達すると共に宇宙空間に放射熱結合により排熱する宇宙側パネル表皮である。電子機器1で発生する熱量は、ラテラルヒートパイプ5及びヘッダーヒートパイプ6で形成されるヒートパイプネットワークによりパネル全面に効率よく輸送され、宇宙側パネル表皮7を介し宇宙空間に排熱される。電子機器1が非動作等で発熱量が不足しパネルが低温熱環境にさらされる時は、ラテラルヒートパイプ5上の機器搭載側パネル表皮3に装着された保温用ヒータ2を動作させることにより、上記ヒートパイプネットワークを介しパネル全面に効率的に熱量を供給し、電子機器1を許容温度下限以上に保持することができる。
従って、特に高発熱の電子機器、及び保温用ヒータはラテラルヒートパイプの埋め込められているパネル面上に取付ける必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルに搭載された高発熱の電子機器は、排熱能力を高める観点からヒートパイプの埋め込まれたところに取り付けなければならない。また、低温環境下において電子機器を許容温度下限以上に保持するための保温用ヒータも、その効率を高めるためヒートパイプの埋め込まれたところに取り付ける必要があり、ヒートパイプ上パネル表皮には保温用ヒータのスペースが必要である。このため、パネル上に電子機器を高密度に実装することが困難であるという問題がある。電子機器を高密度に実装できる発明としては、例えば特開平10−215093号公報に示されたヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルがあるが、この公報記載の発明は電子機器の電源線及び信号線の配線スペースを大幅に削減するものであり、保温用ヒータのスペースが必要なことは解決されていない。
【0004】
この発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、保温用ヒータに必要なスペースを小さくし、パネル上に電子機器を高密度に実装できることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の発明によるヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルは、ヒートパイプの少なくとも電子機器と対応する部分に保温用ヒータを取付け、ハニカムサンドイッチパネルの中に埋め込んでいる。
【0006】
第2の発明によるヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルは、ヒートパイプ周囲の内軽量化用の切り欠きにヒータを取付け、ハニカムサンドイッチパネルの中に埋め込んでいる。
【0007】
第3の発明によるヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルは、ヘッダーヒートパイプのスプレッダー部にヒータを取付け、ハニカムサンドイッチパネルの中に埋め込んでいる。
【0008】
第4の発明によるヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルは、ヒートパイプ側面に保温用ヒータの抵抗パターンをプリントし、ハニカムサンドイッチパネルの中に埋め込んでいる。
【0009】
第5の発明によるヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルは、第1,2、または4の発明のヒータに対し、ヒートパイプ長手方向に沿って複数の端子を出している。
【0010】
第6の発明によるヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルは、第1から5の発明のヒータに対し、一系統のヒータを複数のヒータ抵抗で構成している。
【0011】
第7の発明によるヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルは、第1から第6の発明のヒータと、パネル表皮上に貼るヒータを組み合わせている。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1を示す図である。図1(a)は、ヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルに電子機器を取付けた状態を示した図であり、図1(b)はそのヒートパイプネットワークを示した図であり、この発明の実施の形態の詳細を示す。図において1及び3〜6は上記従来のハニカムサンドイッチパネルと同一のもの、8はラテラルヒートパイプ5の両側面につけたテープ状の保温用ヒータ、9は保温用ヒータ8の電力供給用リード線であり、9の先端以外はヒートパイプとともにハニカムサンドイッチパネルに埋め込む。なおこの図においては、一本のラテラルヒートパイプ5に対し、主系と冗長系の二系統の保温用ヒータ8を取付けている。ヒートパイプネットワークに熱量を供給する保温用ヒータがリード線先端を除きパネル内に埋め込まれているため、ラテラルヒートパイプの埋め込められているパネル面上のスペースが大幅に空く。このため図1(a)に示すように、ヒートパイプ上に配置する電子機器の数を増やすことができ、パネルに機器を高密度に実装することが可能となる。
【0013】
実施の形態2.
図2は、この発明の実施の形態2を示す図である。図2(a)は、ヒータ付きのヒートパイプネットワークを示した図であり、図2(b)はそのAA断面である。図において8はラテラルヒートパイプ5の長手方向に形成した軽量化用切り欠き部につけた保温用ヒータ、9は保温用ヒータ8の電力供給用リード線であり、9の先端以外はヒートパイプとともにハニカムサンドイッチパネルに埋め込む。なおこの図においては、一本のラテラルヒートパイプ5に対し、主系と冗長系の二系統の保温用ヒータ8を取付けている。ヒートパイプネットワークに熱量を供給する保温用ヒータがリード線先端を除きパネル内に埋め込まれているため、ラテラルヒートパイプの埋め込められているパネル面上のスペースが大幅に空く。このためヒートパイプ上に配置する電子機器の数を増やすことができ、パネルに機器を高密度に実装することが可能となる。またヒートパイプの切り欠き部領域にヒータを取付けるため、ヒートパイプの包絡領域を大きく変更したりヒートパイプとハニカムパネルとの熱伝達率を劣化させずに、直列に接続した巻き線抵抗等厚みのあるヒータ抵抗を使用できる。
【0014】
実施の形態3.
図3は、この発明の実施の形態3を示す図である。図3(a)は、ヒータ付きのヒートパイプネットワークを示した図であり、図3(b)はそのAA断面である。図において8はヘッダーヒートパイプ6のラテラルヒートパイプ5との接合部であるスプレッダー部に取付けてある保温用ヒータ、9は保温用ヒータ8の電力供給用リード線であり、9の先端以外はヒートパイプとともにハニカムサンドイッチパネルに埋め込む。なおこの図においては、一つのスプレッダー部に対し、主系と冗長系の二系統の保温用ヒータ8を取付けている。ヒートパイプネットワークに熱量を供給する保温用ヒータがリード線先端を除きパネル内に埋め込まれているため、ラテラルヒートパイプの埋め込められているパネル面上のスペースが大幅に空く。このためヒートパイプ上に配置する電子機器の数を増やすことができ、パネルに機器を高密度に実装することが可能となる。また、ヘッダーヒートパイプのスプレッダー部にヒータを取付けることは、厚さ方向の制約が少ないためヒータ種類の自由度が高い上、ラテラルヒートパイプとヘッダーヒートパイプの接点に位置するためヒータ発生熱量を効率的にパネル全体に供給することができる。
【0015】
実施の形態4.
図4は、この発明の実施の形態4を示す図である。図4は、ヒータ付きのヒートパイプネットワークを示した図である。図において10は保温用ヒータの抵抗パターンがヒートパイプの側面に施されているヒートパイププリントヒータ、9はヒートパイププリントヒータ10の電力供給用リード線であり、9の先端以外はヒートパイプとともにハニカムサンドイッチパネルに埋め込む。なおこの図においては、一本のラテラルヒートパイプ5に対し、主系と冗長系の二系統のヒートパイププリントヒータ10が取付けてある。ヒートパイプネットワークに熱量を供給するヒートパイププリントヒータがリード線先端を除きパネル内に埋め込まれているため、ラテラルヒートパイプの埋め込められているパネル面上のスペースが大幅に空く。このためヒートパイプ上に配置する電子機器の数を増やすことができ、パネルに機器を高密度に実装することが可能となる。
【0016】
実施の形態5.
図5は、この発明の実施の形態5を示す図である。図において8はラテラルヒートパイプ5の両側面につけた長手方向に沿って抵抗値が大きくなるテープ状の保温用ヒータ、11は保温用ヒータ8の長手方向に沿って複数箇所から出ている端子であり、ヒートパイプとともにハニカムサンドイッチパネルに埋め込み、11の先端はパネル外部からアクセスできるようにしておく。なおこの図においては、一本のラテラルヒートパイプ5に対し、主系と冗長系の二系統の保温用ヒータ8を取付けている。ヒートパイプネットワークに熱量を供給する保温用ヒータが端子先端を除きパネル内に埋め込まれているため、ラテラルヒートパイプの埋め込められているパネル面上のスペースが大幅に空く。このためヒートパイプ上に配置する電子機器の数を増やすことができ、パネルに機器を高密度に実装することが可能となる。また使用する端子の組み合わせを選択することにより、パネル成形後でもヒータ容量を変更できる。例えば図の端子が、保温用ヒータの抵抗値を長手方向に沿って三等分する位置に設置されている場合、両端端子を使用するのに比べ真ん中の二端子を使用すればヒータ容量は三倍になる。また端子として、パネル表皮面から飛び出ないソケットコンタクトを採用することにより、使用しない端子上に電子機器を配置することが可能になる。
また上記は保温用ヒータとしてテープ状のヒータを例に挙げているが、ヒートパイプの側面に施されているヒートパイププリントヒータ、ヒートパイプの切り欠き部に装着する直列接続の巻き線抵抗等でも同様の効果をもつ。
【0017】
実施の形態6.
図6は、この発明の実施の形態6を示す図である。図において8はラテラルヒートパイプ5の両側面につけた複数個の抵抗で構成される保温用ヒータ、12は保温用ヒータ8を構成する複数個のヒータ抵抗、9はヒータ抵抗12の両端から引き出されているリード線であり、9の先端以外はヒートパイプとともにハニカムサンドイッチパネルに埋め込む。なおこの図においては、一本のラテラルヒートパイプ5に対し、主系と冗長系の二系統の保温用ヒータ8を取付けている。ヒートパイプネットワークに熱量を供給する保温用ヒータがリード線先端を除きパネル内に埋め込まれているため、ラテラルヒートパイプの埋め込められているパネル面上のスペースが大幅に空く。このためヒートパイプ上に配置する電子機器の数を増やすことができ、パネルに機器を高密度に実装することが可能となる。またリード線接続の組み合わせを選択することにより、パネル成形後でもヒータ容量を変更できる。例えば図に示すように保温用ヒータ一系統が二個のヒータ抵抗で構成されている場合は、一個のヒータ抵抗のみを使用するのに比べ、二個を並列に接続すれば二倍の、二個を直列に接続すれば半分のヒータ容量になる。また二個のヒータ抵抗をそれぞれ別のヒータ系統として使用すれば、運用時に二通りのヒータ電力を供給することができる。
【0018】
実施の形態7.
図7は、この発明の実施の形態7を示す図である。図において1〜6は上記従来のハニカムサンドイッチパネルと同一のもの、8はラテラルヒートパイプ5の両側面につけたテープ状の保温用ヒータ、9は保温用ヒータ8の電力供給用リード線であり、9の先端以外はヒートパイプとともにハニカムサンドイッチパネルに埋め込む。ヒートパイプネットワークに熱量を供給する保温用ヒータの大部分がリード線先端を除きパネル内に埋め込まれているため、ラテラルヒートパイプの埋め込められているパネル面上のスペースが大幅に空く。このため図7に示すように、ヒートパイプ上に配置する電子機器の数を増やすことができ、パネルに機器を高密度に実装することが可能となる。
またパネル上保温用ヒータによって、パネル成形後でも全保温用ヒータ容量を微調整することが可能になる。
また上記はヒートパイプに取付ける保温用ヒータとしてテープ状のヒータを例に挙げているが、ヒートパイプの側面に施されているヒートパイププリントヒータ、ヒートパイプの切り欠き部に装着する直列に接続した巻き線抵抗等でも同様の効果をもつ。
またヒートパイプに取付ける保温用ヒータを複数のヒータ抵抗で構成したり、長手方向に沿って複数の端子を設けることによって、パネル成形後にヒータ容量を変更する自由度は更に増す。
【0019】
【発明の効果】
第1の発明によれば、ヒートパイプ上表皮に、保温用ヒータを貼らないで済み、高発熱の電子機器を高密度に実装できるようになる。
【0020】
第2の発明によれば、ヒートパイプ上表皮に、保温用ヒータを貼らないで済み、高発熱の電子機器を高密度に実装できるようになる。またヒートパイプの切り欠き部にヒータを実装するため、ヒートパイプの包絡領域を大きく変更したりヒートパイプとハニカムパネルとの熱伝達率を劣化させずに、直列に接続した巻き線抵抗等厚みのあるヒータ抵抗を使用できる。
【0021】
第3の発明によれば、ヒートパイプ上表皮に、保温用ヒータを貼らないで済み、高発熱の電子機器を高密度に実装できるようになる。またヘッダーヒートパイプのスプレッダー部にヒータを取付けることは、厚さ方向の制約が少ないためヒータ種類の自由度が高い上、ラテラルヒートパイプとヘッダーヒートパイプの接点に位置するためヒータ発生熱量を効率的にパネル全体に供給することができる。
【0022】
第4の発明によれば、ヒートパイプ上表皮に、保温用ヒータを貼らないで済み、高発熱の電子機器を高密度に実装できるようになる。またヒータ取付けのための作業の省力化ができしかもヒータの軽量化の効果がある。
【0023】
第5の発明によれば、ヒートパイプ上表皮に、保温用ヒータを貼らないで済み、高発熱の電子機器を高密度に実装できるようになる。またパネル成形後にヒータ容量とヒータ端子位置を選択できるので、汎用性の高いヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルが得られる。汎用性が高いことから、量産による生産性向上及びコスト低減の効果もある。
【0024】
第6の発明によれば、ヒートパイプ上表皮に、保温用ヒータを貼らないで済み、高発熱の電子機器を高密度に実装できるようになる。またパネル成形後にヒータ容量及び系統数を選択できるので、汎用性の高いヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルが得られる。汎用性の高いことから、量産による生産性向上及びコスト低減の効果もある。
【0025】
第7の発明によれば、ヒートパイプ上表皮に、保温用ヒータを大幅に削減でき、高発熱の電子機器を高密度に実装できるようになる。またパネル成形後にヒータ容量を変更できるので、汎用性の高いヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルが得られる。ヒートパイプに取付ける保温用ヒータを複数のヒータ抵抗で構成したり、長手方向に沿って複数の端子を設けることによって、パネル成形後にヒータ容量を変更する自由度は更に増す。汎用性の高いことから、量産による生産性向上及びコスト低減の効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に関わるヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルの実施の形態1の構成を示す図である。
【図2】 この発明に関わるヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルの実施の形態2の構成を示す図である。
【図3】 この発明に関わるヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルの実施の形態3の構成を示す図である。
【図4】 この発明に関わるヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルの実施の形態4の構成を示す図である。
【図5】 この発明に関わるヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルの実施の形態5の構成を示す図である。
【図6】 この発明に関わるヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルの実施の形態6の構成を示す図である。
【図7】 この発明に関わるヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルの実施の形態7の構成を示す図である。
【図8】 従来のヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 電子機器、2 保温用ヒータ、3 機器搭載側パネル表皮、4 ハニカムコア、5 ラテラルヒートパイプ、6 ヘッダーヒートパイプ、7 宇宙側パネル表皮、8 保温用ヒータ、9 電力供給用リード線、10 ヒートパイププリントヒータ、11 端子、12 ヒータ抵抗。

Claims (6)

  1. 複数の電子機器が搭載されるハニカムサンドイッチパネルと、このハニカムサンドイッチパネルの中に埋め込まれたヒートパイプと、上記ヒートパイプの少なくとも上記複数の電子機器に対応する部分に取付けた保温用ヒータより構成されるヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルにおいて、
    上記ヒートパイプの長手方向に切り欠き部を形成し、当該切り欠き部に上記保温用ヒータを取付けたことを特徴とするヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネル。
  2. 複数の電子機器が搭載されるハニカムサンドイッチパネルと、このハニカムサンドイッチパネルの中に埋め込まれたヒートパイプと、上記ヒートパイプの少なくとも上記複数の電子機器に対応する部分に取付けた保温用ヒータより構成されるヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルにおいて、
    上記ヒートパイプにおける少なくとも上記複数の電子機器に対応する部分の側面に、保温用ヒータの抵抗パターンをプリントしたことを特徴とするヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネル。
  3. 複数の電子機器が搭載されるハニカムサンドイッチパネルと、このハニカムサンドイッチパネルの中に埋め込まれたヒートパイプネットワークより構成されるヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネルにおいて、
    保温用ヒータを上記ヒートパイプネットワークの内ヘッダーヒートパイプのスプレッダー部に取付けたことを特徴とするヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネル。
  4. 上記保温用ヒータを抵抗値がヒートパイプ長手方向に沿って増加するよう取付け、当該保温用ヒータの複数個の電力供給用端子をヒートパイ
    プ長手方向に沿って設けたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項記載のヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネル。
  5. 上記保温用ヒータをヒータ抵抗の接続組合せが選択できるように複数のヒータ抵抗で構成したことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載のヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネル。
  6. 上記ハニカムサンドイッチパネル上にヒータを取付けたことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載のヒートパイプ埋め込みハニカムサンドイッチパネル。
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