JP3769120B2 - 半導体素子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、トランジスタ構造を有する半導体素子に係わり、特にゲート電極下に電荷蓄積層を設けた半導体素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、単一電子現象をMOS型半導体素子に応用した構造として、フローティングゲート型のメモリ素子が提案されている(IBM, S.Tiwari, IEDM95,p521)。この素子においては、ゲート酸化膜内に形成された半導体微粒子に基板のチャネルを流れる電子が蓄えられるか否かでソース・ドレイン間の電流電圧特性に履歴が現れるため、メモリ素子としての応用が期待されている。
【0003】
図6は、上記文献に提案されている素子構造の断面図であり、1はSi基板、2はトンネル酸化膜、4はSiO2 膜、5はゲート電極、6はソース領域、7はドレイン領域、8は反転層、21はSi微粒子を示している。5nm程度の大きさを持つSi微粒子21を2nm以下の厚さを持つトンネル酸化膜2の上に形成し、この構造上にゲート電極5を持つという特徴を持っている。
【0004】
この素子において、ゲート電圧を印加することにより、トンネル酸化膜2上のSi微粒子21内に反転層8の電子が直接トンネリングを行う。電子がSi微粒子21へトンネリングすると、Si微粒子21の下方の反転層内におけるコンダクションバンドの電子分布が変化し、チャネルが通じるゲート電圧のしきい値が変化する。このしきい値の変化は0.36V程度となるので、Si微粒子21内の電子の状態を、反転層8を流れる電流のゲート電圧に対する変化として感知することができるのである。
【0005】
図7(a)〜(c)は、上記素子におけるコンダクションバンドの変化を示す図である。図7(a)に示すように、基板に対してゲート側に正の電圧を印加すると、反転層からトンネル酸化膜を介してSi微粒子に電荷が注入され蓄積される(書込)。また、図7(b)に示すように、この電荷は、ゲートの電圧印加を止めてもSi微粒子に保持される。(ストア)。そしてこの状態では、トランジスタとしてのしきい値が大きくなる。さらに、図7(c)に示すように、基板に対してゲート側に負の電圧を印加すると、Si微粒子に蓄積された電荷はトンネル酸化膜を介して基板側に排出される。そしてこの状態では、しきい値は元に戻る(消去)。
【0006】
つまり、Si微粒子に対して電荷を注入、保持、排出することができ、かつSi微粒子に電荷が蓄積されているか否かによりしきい値が変わることから、これをメモリとして用いることが可能となる。
【0007】
しかしながら、この種の素子においては次のような問題があった。即ち、従来のフローティングゲート型単一電子素子においては、量子ドットと基板のチャネル層との距離が2nm程度と近いために、フラッシュメモリで課題となっていた大きなしきい値電圧を抑制することが可能になった反面、電子が基板内に戻る確率も高くなり、リテンション時間、つまり量子ドット内の電荷が基板側に出ていってしまう時間が、数ヶ月と短くなってしまっていた。これは、単一電子効果を用いない通常のフラッシュメモリが数年持つのに比べてかなり短い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、Si微粒子を電荷蓄積層として用いたフローティングゲート型単一電子素子においては、しきい値電圧を小さくすることはできるが電荷を保持する時間が短くなり、これがメモリ素子としての応用を妨げる要因となっていた。
【0009】
本発明は、上記事情を考慮して成されたもので、その目的とするところは、フローティングゲート型単一電子素子のようにしきい値電圧を小さくすることができ、且つ電荷を保持する時間を十分に長くすることが可能な半導体素子を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(構成)
上記課題を解決するために本発明は、次のような構成を採用している。
即ち本発明は、フローティングゲート型の半導体素子において、半導体基板上に絶縁体若しくは高抵抗体からなる第1のゲート絶縁膜を介して形成された磁性体微粒子若しくは磁性体層からなり、磁化の一軸異方性を有する電荷蓄積層と、この電荷蓄積層上に絶縁体若しくは高抵抗体からなる第2のゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記基板の表面層に前記ゲート電極を挟んで形成されたソース・ドレイン領域とを具備してなることを特徴とする。
【0011】
また本発明は、ショットキーゲート型の半導体素子において、半導体基板上に該基板と接して形成された磁性体微粒子若しくは磁性体層からなり、磁化の一軸異方性を有する電荷蓄積層と、この電荷蓄積層上に絶縁体若しくは高抵抗体からなるゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記基板の表面層に前記ゲート電極を挟んで形成されたソース・ドレイン領域とを具備してなることを特徴とする。
【0012】
また本発明は、フローティングゲート型の半導体素子において、半導体基板上に絶縁体若しくは高抵抗体からなる第1のゲート絶縁膜を介して形成された磁性体微粒子若しくは磁性体層からなり、磁化の一軸異方性を有する第1の電荷蓄積層と、第1の電荷蓄積層上に絶縁体若しくは高抵抗体からなる第2のゲート絶縁膜を介して形成された少なくとも1層の磁性体微粒子若しくは磁性体層からなる第2の電荷蓄積層と、第2の電荷蓄積層上に絶縁体若しくは高抵抗体からなる第3のゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記基板の表面層に前記ゲート電極を挟んで形成されたソース・ドレイン領域とを具備してなることを特徴とする。
【0013】
また本発明は、ショットキーゲート型の半導体素子において、半導体基板上に該基板と接して形成された磁性体微粒子若しくは磁性体層からなり、磁化の一軸異方性を有する第1の電荷蓄積層と、第1の電荷蓄積層上に絶縁体若しくは高抵抗体からなる第1のゲート絶縁膜を介して形成された少なくとも1層の磁性体微粒子若しくは磁性体層からなる第2の電荷蓄積層と、第2の電荷蓄積層上に絶縁体若しくは高抵抗体からなる第2のゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記基板の表面層に前記ゲート電極を挟んで形成されたソース・ドレイン領域とを具備してなることを特徴とする。
【0014】
ここで、本発明の望ましい実施態様としては次のものがあげられる。
(1) 第2の電荷蓄積層は、磁性体微粒子若しくは磁性体層からなること。
(2) 半導体基板は、Si基板又はSOI基板であること。
(3) 電荷蓄積層として、Co,Fe,Ni,又はPtCoを用いたこと。
(4) 磁性体微粒子の大きさは、1〜50nmであること。
(5) 2層目以上の電荷蓄積層として、ポリSi等の低抵抗半導体を用いたこと。
【0015】
(作用)
本発明は、電荷蓄積層に磁性体を用いることを特徴としており、特にゲート絶縁膜内に形成される量子ドットに磁性体を用いることを特徴としている。
磁性体微粒子の中での電子のハミルトンニアンは、以下のように表される。
【0016】
【数1】
【0017】
図8は電子の状態密度を説明するための図であり、(a)は非磁性体微粒子の場合、(b)は磁性体微粒子の場合を示している。保持時間は、フェルミ面における電子の透過確率で表される。透過確率が電子の状態密度に比例するので、微粒子が磁性体である場合と非磁性体である場合における電子の透過確率の差ΔTは、
【0018】
【数2】
従って、微粒子が磁性体であることによって電子が量子ドットに余計に保持されるエネルギーΔEmは、
【0019】
【数3】
と書くことができる。例えば、EF =5eV,h=1eVの時、ΔEm=0.05eVである。このエネルギー障壁に逆らって、電子が量子ドットの外に出ていく時間は熱的な揺らぎとして考えると、t〜t0 exp (ΔEm/kB T)と評価できる(ここで、t0 は従来のTiwari型素子の保持時間)。従って室温の場合、kB T=2.35×10-2eVであるから、exp(0.05/0.235) 〜8.4倍、リテンション時間が増加することになる。量子ドットがいくつか並んだ一般の場合のエネルギーは量子ドット間の結合エネルギーが存在するため、単一量子ドットの場合に比べて、更に安定となり、保持時間が増える。
【0020】
また、磁性体微粒子を半導体基板に接触させて形成した場合、磁性体微粒子と基板との間が金属・半導体のショットキー接合となるために、量子ドットと基板との間には酸化膜を介したのと同じトンネル障壁が形成され、上記の効果が現れる。なお、書き込み時のしきい値電圧は、主に半導体基板と微粒子間の距離とその間に存在する絶縁膜の誘電率、又はショットキーバリアの高さで決まるので、前述した(S.Tiwari)らが提案している素子と同等のものができる。
【0021】
なお、上記した磁気的なバリアによってリテンション時間が増加する現象は、微粒子に限るものではなく、通常の層構造の電荷蓄積層に関しても同様に言えることである。従って、電荷蓄積層を微粒子ではなく層構造にした場合にも、上記と同じ効果が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の詳細を図示の実施形態によつて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる半導体素子の構造を示す断面図である。
【0023】
n型Si基板1上にトンネル酸化膜(第1のゲート絶縁膜)2を介して磁性体微粒子(電荷蓄積層)3が形成され、その上にSi酸化膜(第2のゲート絶縁膜)4を介してゲート電極5が形成されている。そして、ゲート電極部を挟んで基板1の表面層にはソース・ドレイン領域6,7が形成されている。
【0024】
本実施形態素子の製造工程としては、Si基板1上に通常のLSI工程で素子領域を形成した後、厚さ2nm程度のトンネル酸化膜2を作成する。ここで、Si基板1の代わりにSOI基板を用いることもできる。さらに、トンネル酸化膜2として自然酸化膜を用いることも可能である。
【0025】
次いで、トンネル酸化膜2上にスパッタ法を用いて、例えば10nmの大きさのCoの磁性体微粒子3を形成する。この過程で磁場中成膜により磁性体微粒子3に磁化の一軸異方性を付けても良い。ここで、磁性体微粒子としてCoを用いたが、Fe,FeNi,Ni,PtCo等の他の磁性体微粒子を用いても良い。続いて、磁性体微粒子3上にCVD法により厚さ7nm程度のSi酸化膜(SiO2 )4を生成する。その後、ポリSi膜をLPCVD法により堆積し、ゲート電極5となるようにパターニングを行う。
【0026】
次いで、ゲート電極部をマスクとして用い、基板表面にp型不純物のイオンインプランテーションを行い、ソース領域6とドレイン領域7を形成する。これ以降は、層間絶縁膜を形成した後にコンタクトホールをあけ、3端子としての電極を外部電極につなぐラインを作成する。
【0027】
このように構成された本実施形態素子では、反転層8と微粒子3間のトンネリングによりトランジスタとしてのしきい値を変えることができ、前記図6に示した従来素子と同様にメモリ素子として用いることができる。しきい値が変わる原理は、前記図7に示したのと基本的には同様である。そしてこの場合、電荷蓄積層として磁性体微粒子3を用いているので、磁気的なバリアによってリテンション時間の増大をはかることができる。
【0028】
ちなみに、微粒子3に電荷を蓄積していない状態でのしきい値電圧は1.25Vで、基板1に対してゲート側に+2Vの電圧を印加することにより微粒子3に電荷を注入することができ、この場合のしきい値は1.6Vになった。また、基板側に−2Vの電圧を印加することにより、微粒子3から電荷を基板側に排出することができ、しきい値電圧を1.25Vに戻すことができた。従って、読み出し電圧として例えば1.4Vを印加することにより、トランジスタのオン・オフ状態からデータの読み出しが可能となる。これに加えて本実施形態では、微粒子3に磁性体を用いているので、リテンション時間がSi微粒子を用いた場合と比較して格段に長くなった。
【0029】
このように本実施形態によれば、不揮発性メモリセルの電荷蓄積層として微粒子3を用いることにより、前述したフローティングゲート型単一電子素子のようにしきい値電圧を小さくすることができ、さらに微粒子3の数によりしきい値の厳密な制御を行うことも可能となる。しかも、微粒子3として磁性体を用いることによって、電荷を保持する時間を十分に長くすることができ、不揮発性メモリとしての使用に十分に堪えることが可能となる。
【0030】
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態に係わる半導体素子の構造を示す断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0031】
基本的な構成は先に説明した第1の実施形態と同じであり、本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、磁性体微粒子3をSi基板1上に直接形成し、ショットキー接合を形成したことにある。
【0032】
作成過程としては、Si基板1若しくはSOI基板上に通常のLSI工程で素子領域を形成した後、スパッタ法を用いてCoの磁性体微粒子3を蒸着する。続いて、熱酸化によりゲート絶縁膜となるSi酸化膜4を形成し、その上にゲート電極5となるポリSi膜を蒸着で形成する。その後、ポリSi膜をパターニングした後、ソース領域6,ドレイン領域7を第1の実施形態と同様に形成する。
【0033】
ここで、Si基板1の代わりにSOI基板を用いることができ、磁性体微粒子3としてCoの代わりに、Fe,FeNi,Ni,PtCo等の他の磁性体微粒子を用いることも可能である。
【0034】
本実施形態のように、磁性体微粒子3をSi基板1に接触させて形成した場合、微粒子3と基板1との間が金属・半導体のショットキー接合となるために、量子ドットと基板との間には酸化膜を介したのと同じトンネル障壁が形成される。従って本実施形態素子においても、フローティングゲート型単一電子素子のようにしきい値電圧を小さくすることができ、かつ電荷を保持する時間を十分に長くすることができ、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0035】
(第3の実施形態)
図3は、本発明の第3の実施形態に係わる半導体素子の構造を示す断面図である。なお、図1及び図2と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0036】
本実施形態は、第1及び第2の実施形態における磁性体微粒子の代わりに、磁性体層を用いたことにある。即ち、図3(a)では、図1の磁性体微粒子3の代わりに、PtCoの磁性体アイランド(磁性体層)11が形成されており、その他の構成は図1と全く同様である。図3(b)では、図1の磁性体微粒子3の代わりに、PtCoの磁性体アイランド11が形成されており、その他の構成は図1と全く同様である。
【0037】
このような構成は、単一電子素子とは言えないが、リテンション時間に関しては、フローティングゲートとして磁性体を用いたことにより十分に長くすることができ、第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られる。
【0038】
(第4の実施形態)
図4は、本発明の第4の実施形態に係わる半導体素子の構造を示す断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0039】
本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、電荷蓄積層を2層に形成したことにある。即ち、図4(a)では、磁性体微粒子(第1の電荷蓄積層)3上にSi酸化膜4aを介して磁性体層(第2の電荷蓄積層)9が形成され、図4(b)では、磁性体微粒子(第1の電荷蓄積層)3上にSi酸化膜4aを介して磁性体微粒子(第2の電荷蓄積層)10が形成されている。そして、磁性体層9又は磁性体微粒子10の上にSi酸化膜4bを介してゲート電極5が形成されている。
【0040】
作成過程としては、Si基板1若しくはSOI基板上に通常のLSI工程で素子領域を形成した後、2nm程度のトンネル酸化膜(第1のゲート絶縁膜)2を作成する。この酸化膜2上にスパッタ法を用いて、Coの磁性体微粒子3を作成する。この過程で、磁場中成膜により磁性体微粒子3に一軸異方性を付けても良い。さらに、この微粒子3上にCVD法によりSi酸化膜(第2のゲート絶縁膜)4aを2nm程度生成する。ここで、再びスパッタ法を用いてPtCoの磁性体アイランド9又はCoの微粒子10を形成する。そして、磁性体アイランド9又は微粒子10上にCVD法によりSi酸化膜(第3のゲート絶縁膜)4bを3nm程度生成する。
【0041】
次いで、Si酸化膜4b上にポリSi膜をLPCVD法により蒸着し、ゲート電極5となるようにパターニングを行う。その後、イオンインプランテーションを行い、ソース領域6とドレイン領域7を形成する。これ以降は、層間絶縁膜を形成した後にコンタクトホールをあけ、3端子としての電極を外部電極につなぐラインを形成する。
【0042】
このような構成であれば、磁性体微粒子3と磁性体層9若しくは磁性体微粒子10とが共に電荷蓄積層として働くため、先の第1の実施形態と同様の効果が得られるのは勿論のこと、トンネル電荷の蓄積量を増やすことができ、しきい値のシフト量を増大させることができる。しきい値のシフト量が大きくなることは、メモリ素子として用いる場合に読み出しマージンの増大につながる。
【0043】
(第5の実施形態)
図5は、本発明の第5の実施形態に係わる半導体素子の構造を示す断面図である。なお、図2と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0044】
本実施形態が第2の実施形態と異なる点は、電荷蓄積層を2層に形成したことにある。即ち、図5(a)では、磁性体微粒子(第1の電荷蓄積層)3上にSi酸化膜4aを介して磁性体層(第2の電荷蓄積層)9が形成され、図5(b)では、磁性体微粒子(第1の電荷蓄積層)3上にSi酸化膜4aを介して磁性体微粒子(第2の電荷蓄積層)10が形成されている。そして、磁性体層9又は磁性体微粒子10の上にSi酸化膜4bを介してゲート電極5が形成されている。
【0045】
作成過程としては、Si基板1若しくはSOI基板上に通常のLSI工程で素子領域を形成した後、スパッタ法を用いてCoの磁性体微粒子3を形成し、ショットキーゲートを作成する。この過程で、磁場中成膜により磁性体微粒子3に一軸異方性を付けても良い。さらに、この微粒子3上にCVD法によりSi酸化膜(第1のゲート絶縁膜)4aを2nm程度生成する。ここで、再びスパッタ法を用いてPtCoの磁性体アイランド9又はCoの微粒子10を形成する。そして、磁性体アイランド9又は微粒子10上にCVD法によりSi酸化膜(第2のゲート絶縁膜)4bを3nm程度生成する。
【0046】
次いで、Si酸化膜4b上にポリSi膜をLPCVD法により蒸着し、ゲート電極5となるようにパターニングを行う。その後、イオンインプランテーションを行い、ソース領域6とドレイン領域7を形成する。これ以降は、層間絶縁膜を形成した後にコンタクトホールをあけ、3端子としての電極を外部電極につなぐラインを形成する。
【0047】
このような構成であれば、磁性体微粒子3と磁性体層9若しくは磁性体微粒子10とが共に電荷蓄積層として働くため、先の第2の実施形態と同様の効果が得られるのは勿論のこと、トンネル電荷の蓄積量を増やすことができ、しきい値のシフト量を増大させることができる。しきい値のシフト量が大きくなることは、メモリ素子として用いる場合に読み出しマージンの増大につながる。
【0048】
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。電荷蓄積層の形成方法としては、スパッタに限らず、電子ビーム蒸着法、抵抗加熱法などを用いても良い。さらに、CVD法を用いることも可能である。また、実施形態では磁性体微粒子としてCoを用いたが、Fe,Ni,PtCo等の他の磁性体微粒子を用いても良い。ここで、電荷蓄積層としての磁性体微粒子の大きさは、トンネル電子を制御性良く制御する観点から100nm以下、望ましくは1nm以上で50nm以下が良い。
【0049】
また、実施形態ではゲート絶縁膜にSi酸化膜を用いたが、この他にSiNや磁性体よりも酸化しやすい酸化Mg,アルミナ,酸化Ca,酸化Li,酸化窒素,又は窒化アルミなどを用いても良い。磁性体微粒子とAl,Ti,Au等とを同時にスパッタした合金としても良い。さらに、磁性体微粒子とSi,Ge,GaAsなどの半導体との合金としても良い。また、電荷蓄積層下の膜、ゲート下の膜に絶縁体を用いたが、これに限らず高抵抗Siなどの半導体をエピタキシャル成長しても良い。つまり、ゲート絶縁膜は絶縁体に限らず高抵抗体であっても良い。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。
【0050】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、電荷蓄積層として磁性体微粒子又は磁性体層を用いることにより、フローティング型単一電子素子のようにしきい値電圧を小さくすることができ、且つ電荷を保持する時間を十分に長くすることが可能となり、不揮発性メモリとしての用途に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係わる半導体素子の構造を示す断面図。
【図2】第2の実施形態に係わる半導体素子の構造を示す断面図。
【図3】第3の実施形態に係わる半導体素子の構造を示す断面図。
【図4】第4の実施形態に係わる半導体素子の構造を示す断面図。
【図5】第5の実施形態に係わる半導体素子の構造を示す断面図。
【図6】従来のフローティングゲート型単一電子素子の構造を示す断面図。
【図7】図6の素子の動作原理を示す模式図。
【図8】磁性体と非磁性体との状態密度の違いを示す図。
【符号の説明】
1…Si基板
2…トンネル酸化膜
3,10…磁性体微粒子
4…Si酸化膜
5…ゲート電極
6…ソース領域
7…ドレイン領域
8…反転層
9,11…磁性体層
Claims (5)
- 半導体基板上に絶縁体若しくは高抵抗体からなる第1のゲート絶縁膜を介して形成された磁性体微粒子若しくは磁性体層からなり、磁化の一軸異方性を有する電荷蓄積層と、この電荷蓄積層上に絶縁体若しくは高抵抗体からなる第2のゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記基板の表面層に前記ゲート電極を挟んで形成されたソース・ドレイン領域とを具備してなることを特徴とする半導体素子。
- 半導体基板上に該基板と接して形成された磁性体微粒子若しくは磁性体層からなり、磁化の一軸異方性を有する電荷蓄積層と、この電荷蓄積層上に絶縁体若しくは高抵抗体からなるゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記基板の表面層に前記ゲート電極を挟んで形成されたソース・ドレイン領域とを具備してなることを特徴とする半導体素子。
- 半導体基板上に絶縁体若しくは高抵抗体からなる第1のゲート絶縁膜を介して形成された磁性体微粒子若しくは磁性体層からなり、磁化の一軸異方性を有する第1の電荷蓄積層と、第1の電荷蓄積層上に絶縁体若しくは高抵抗体からなる第2のゲート絶縁膜を介して形成された少なくとも1層の磁性体微粒子若しくは磁性体層からなる第2の電荷蓄積層と、第2の電荷蓄積層上に絶縁体若しくは高抵抗体からなる第3のゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記基板の表面層に前記ゲート電極を挟んで形成されたソース・ドレイン領域とを具備してなることを特徴とする半導体素子。
- 半導体基板上に該基板と接して形成された磁性体微粒子若しくは磁性体層からなり、磁化の一軸異方性を有する第1の電荷蓄積層と、第1の電荷蓄積層上に絶縁体若しくは高抵抗体からなる第1のゲート絶縁膜を介して形成された少なくとも1層の磁性体微粒子若しくは磁性体層からなる第2の電荷蓄積層と、第2の電荷蓄積層上に絶縁体若しくは高抵抗体からなる第2のゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記基板の表面層に前記ゲート電極を挟んで形成されたソース・ドレイン領域とを具備してなることを特徴とする半導体素子。
- 第2の電荷蓄積層は、第1の電荷蓄積層と同じ材料であることを特徴とする請求項3又は4に記載の半導体素子。
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