JP3765326B2 - DC reactor - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源の電流波形を改善するためスイッチング電源やインバータに用いる、バイアス磁石を有する直流リアクトルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、平滑電流の小さい領域では大きなインダクタンスを、平滑電流の大きい領域では小さいインダクタンスを得るためのバイアス磁石を有する直流リアクトルとして、中央磁脚に巻回した巻線と、中央磁脚と側磁脚を有する第1の磁心と、第1の磁心のおのおのの磁脚に直接接する第1の磁性体と、第1の磁性体に対向する第2の磁心と、第1の磁性体と第2の磁心間にバイアス用の永久磁石を間挿したものがある(例えば、特公昭61−19098号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の技術では、巻線の作る磁束が第1の磁性体を飽和状態にし、過大な磁束をバイアス用の永久磁石を経由して、第2の磁心に流すようにしてあるので、瞬時停電や装置の故障などで突発的な大電流が流れた場合、永久磁石が減磁したり、永久磁石に希土類磁石等の高導電率のものを用いた場合、永久磁石内部に鉄損が発生するという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するため、本発明は、巻線の作る磁束が流れる磁路と永久磁石の作る磁束が流れる磁路を永久磁石の手前で分岐させ、巻線の作る磁束φeが永久磁石4内を流れないようにし、バイアス用の永久磁石が減磁しないようにしている。
【0005】
【発明の実施の形態】
脚に巻線を巻回した第1の磁心と、この第1の磁心と組み合わせて閉鎖磁気回路を構成する第2の磁心と、前記巻線の作る磁束と対向するように着磁したバイアス用の永久磁石を備え、この永久磁石を前記第1の磁心と第2の磁心間に間挿した直流リアクトルにおいて、前記第2の磁心が、前記第1の磁心の脚を間挿する開口部と、この開口部の両側に、前記巻線に過大な電流が流れても飽和しない断面積を有するリップ部を備え、前記開口部の側面と前記第1の磁心の脚の側面の間に磁気的空隙を形成し、前記巻線を第2の磁心の内部空間にもうけ、前記永久磁石を前記第2の磁心のリップ部の外側に設け、前記巻線の作る磁束と前記永久磁石の作る磁束が、前記リップ部で分岐するようする。
前記第1および第2の磁心を所定の形状に打ち抜いた電磁鋼板を複数枚積層して形成し、前記第1の磁心をT形磁心とし、前記第2の磁心をC形磁心としたり、
前記第1および第2の磁心を焼結磁心とし、前記第1の磁心を円板部の中央に前記脚となる円柱を直立させて設けたT形磁心とし、前記第2の磁心をディスクコアとポットコアとで構成したり、
前記ディスクコアの中心に前記開口部となる穴を設け、前記ポットコアを前記ディスクコアで覆蓋し、前記永久磁石を前記T形磁心と前記ディスクコア間に間挿したり、
前記ポットコアの底部に前記開口部となる穴を設け、前記T形磁心の円板部を前記ポットコアの開口部に当接させて、前記脚が前記ポットコアの底部から突設するように覆蓋し、前記永久磁石の上面と前記脚の頂面に前記ディスクコアを当接させ、前記永久磁石を前記ポットコアの外底と前記ディスクコア間に間挿したりする。
また、前記脚の途中と前記開口部にテーパ部を設け、前記脚を上下させることにより、おのおののテーパ部間の空隙を変化させて、磁気的空隙の大きさを調整する。
【0006】
【実施例】
以下に、図面に基づき実施例を説明する。
図1は、本発明の第1の実施例を示す斜視図である。
所定の形状に打ち抜いた電磁鋼板を複数枚積層したT形磁心1の脚11には、巻線2を巻回してある。脚11は高さH1で幅Btとしてある。
T形磁心1の頭部の下面には、厚さH2の矩形の一対の永久磁石4を、脚11の側面と比較的大きな間隙を保ち、上下方向の極性を同一にし、左右対称に設けてある。
所定の形状に打ち抜いた電磁鋼板を複数枚積層したC形磁心3の上部には、脚11を挿入したとき、所定の磁気的空隙13を保ように幅Buの溝3Gを設けてあり、巻線2の作る磁束が飽和しない断面積を確保できる厚さH4でリップ部3Lを形成してある。
ここで、C形磁心3の内底と上面との高さをH3としたとき、H1=H2+H3となるようにしてある。
C形磁心3の側面の開口部から内部空間に向けて、巻線2を巻回したT形磁心1を挿入し、脚11と溝3Gの両側に、所定のインダクタンスを得るのに必要な磁気的空隙13と対向面積を保つようにして、C形磁心3の内部空間にT形磁心1を固定する。
【0007】
図2は、本発明の第2の実施例を示す側断面図である。
この例は、第1の実施例の各磁心をフェライト等を焼結し、T形磁心を円形状にし、C形磁心をポットコアとディスクコアに分割してある。
円板部10の中央に直立させて直径Dt、高さH1の円柱状の脚11を設けてT形磁心1を形成する。
円板部10の下面には、リング状の永久磁石4Lを設けてある。永久磁石4Lは、巻線2の作る磁束の流れと対向する方向に磁束を生じるように着磁した、中心に脚11の直径Dtより遙に大きい直径の穴3Hを設けた厚さH2にしてある。
永久磁石4Lの下面には、ディスクコア5を設けてある。ディスクコア5は、脚11と間に所定の磁気的空隙13を保つように直径Duの穴3Hを設け、巻線2Lの作る磁束が飽和しない断面積を確保できる厚さH4としてある。
ディスクコア5の下面には、深さH5のポットコア31を設けてある。
ポットコア31の内底には、リング状に巻回した巻線2Lを、中心に脚11を挿通させて設けてある。
【0008】
図3は、本発明の第3の実施例を示す側断面図である。
この例は、第2の実施例の、ポットコア、ディスクコアと永久磁石の配置を変えたものである。
T形磁心1の円板部10を、底部の中心に直径Duの穴3Hを設けたポットコア31の開口面に直接接してある。
ここで、脚11と穴3H間は、所定のインダクタンスを得るのに必要な磁気的空隙13と対向面積を保つようにしてある。
ポットコア31の内底には、巻線2Lを収納してある。ポットコア31の外底には、永久磁石4Lを設けてある。
永久磁石4Lの下面と脚11の頂部に直接接しさせてディスクコア5を設けてある。
このようにすることにより、ディスクコア5内に巻線の作る脈動する磁束が流れなくなり、ディスクコア5は通常の軟鉄板で構成できるので、第2の実施例よりも安価になる。
【0009】
図4は、本発明の第4の実施例を示す断面図で,(a)側断面図、(b)第1の実施例の場合の(a)のA−A矢視図である。
この例は、第1及び第2の実施例の磁気的空隙を変化させ、インダクタンスを調整可能にしたものである。
高さH6の脚11は、根元の幅をBr、途中から頂部までの幅はBtとし、途中にリップ部1Lの厚さより薄いテーパ部11Tを設けてある。
C形磁心3のリップ部1L(もしくはディスクコア5)には、脚11の途中に設けたテーパ部11Tと対応する位置にテーパ部31Tを設けてある。
C形磁心3の厚さH7の底部(ポットコア31の底部)には、脚11の頂部が僅かな隙間を持って嵌め合う、溝3Ggもしくは穴3Ghを設けてある。
ここで、脚11の高さH6は、溝3Ggもしくは穴3Ghと脚11の対向面積がこの部分で磁気飽和しない範囲で、H6<H1+H7としてある。
なお、第1の実施例においては、溝3GgによりC形磁心3が左右に分離するので、図4(b)に示すように、C形磁心3の積層方向の両側面に側板7を設け、溶接等でC形磁心3と一体化し、C形磁心3の底部に機械加工により溝3Ggを開削する。
組立は、C形磁心3(もしくはポットコア31)の内部空間に巻線2をセットし、C形磁心3(もしくはディスクコア5)の上面にアモルファス等の高透磁率のシム6と永久磁石4をセットし、巻線2の心部の空間、溝3Ggもしくは穴3Ghに脚11を挿通する。
シム6の厚さを変えることにより、脚11を上下させてテーパ部の磁気的空隙を変化させ、インダクタンスを調整する。
【0010】
図5は、本発明の第5の実施例を示す断面図である。
この例は、第3の実施例の磁気的空隙を変化させ、インダクタンスを調整可能にしたものである。
脚11の途中にテーパ部11Tを設け、ポットコア31のリップ部31L対応する位置にテーパ部31Tを設けてある。
ポットコア31とT形磁心1の合わせ面にシム6を挟み込み、脚11を上下させて、対向するテーパ部11Tと31Tの空隙の大きさを調整することにより、インダクタンスを調整する。
なお、脚11と溝もしくは穴3Gb間に磁性流体を介在させてもよい。
第4および第5の実施例においては、図6に示すように、対向するテーパ部の空隙が大きいときはb、小さいときはcのように、インダクタンスを変化させることができる。
【0011】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば下記の効果がある。
(1)巻線の作る磁束は永久磁石内を流れないので、永久磁石が減磁することがなく、永久磁石内で鉄損を発生することもない。
(2)巻線の作る磁束と永久磁石の作る磁束は磁心内で対向して流れるので、励磁電流が所定値に達するまでは磁心は飽和せず、小型化できる。
(3)第4および第5の実施例においては、インダクタンスを調整できるので、使用状態に適合したインダクタンスを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す斜視図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す側断面図。
【図3】本発明の第3の実施例を示す側断面図。
【図4】本発明の第4の実施例を示す、(a)側断面図、(b)第1の実施例に適用する場合の(a)のA−A矢視図。
【図5】本発明の第5の実施例を示す側断面図。
【図6】リアクトルの性能を示すグラフ。
【符号の説明】
1 T形磁心
1L、31L リップ部
10 円板部
11 脚
11T、31T テーパ部
2、2L 巻線
3 C形磁心
3G、3Gg 溝
3H、3Gh 穴
31 ポットコア
4、4L 永久磁石
5 ディスクコア
6 シム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a DC reactor having a bias magnet used for a switching power supply and an inverter in order to improve a current waveform of the power supply.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a DC reactor having a bias magnet for obtaining a large inductance in a region where the smooth current is small and a small inductance in a region where the smooth current is large, a winding wound around the central magnetic leg, a central magnetic leg and a side magnetic leg A first magnetic core having a first magnetic body, a first magnetic body in direct contact with each magnetic leg of the first magnetic core, a second magnetic core facing the first magnetic body, a first magnetic body, and a second magnetic body There is one in which a permanent magnet for biasing is inserted between magnetic cores (for example, Japanese Patent Publication No. 61-19098).
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional technique, the magnetic flux generated by the winding causes the first magnetic body to be saturated, and an excessive magnetic flux is caused to flow to the second magnetic core via the biasing permanent magnet. When a sudden large current flows due to a power failure or equipment failure, the permanent magnet is demagnetized, or when a permanent magnet with a high conductivity such as a rare earth magnet is used, iron loss occurs inside the permanent magnet. There is a problem of doing.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention branches the magnetic path through which the magnetic flux generated by the winding flows and the magnetic path through which the magnetic flux generated by the permanent magnet flows before the permanent magnet, and the magnetic flux φe generated by the winding is the
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A first magnetic core in which a winding is wound on a leg, a second magnetic core that forms a closed magnetic circuit in combination with the first magnetic core, and a bias magnet that is magnetized so as to face the magnetic flux created by the winding In the direct current reactor in which the permanent magnet is inserted between the first magnetic core and the second magnetic core, the second magnetic core has an opening for inserting the leg of the first magnetic core. And a lip portion having a cross-sectional area that does not saturate even when an excessive current flows through the winding on both sides of the opening, and magnetically between the side of the opening and the side of the leg of the first magnetic core. An air gap is formed, the winding is provided in the internal space of the second magnetic core, the permanent magnet is provided outside the lip portion of the second magnetic core, and the magnetic flux generated by the winding and the magnetic flux generated by the permanent magnet are The lip portion branches off.
A plurality of electromagnetic steel sheets in which the first and second magnetic cores are punched into a predetermined shape are laminated, the first magnetic core is a T-shaped core, and the second magnetic core is a C-shaped magnetic core,
The first and second magnetic cores are sintered magnetic cores, the first magnetic core is a T-shaped magnetic core provided with the column that serves as the leg upright in the center of the disk portion, and the second magnetic core is a disk core. And a pot core,
A hole serving as the opening is provided in the center of the disk core, the pot core is covered with the disk core, and the permanent magnet is inserted between the T-shaped core and the disk core,
A hole serving as the opening is provided at the bottom of the pot core, the disc portion of the T-shaped magnetic core is brought into contact with the opening of the pot core, and the leg is covered so as to protrude from the bottom of the pot core, The disk core is brought into contact with the upper surface of the permanent magnet and the top surface of the leg, and the permanent magnet is inserted between the outer bottom of the pot core and the disk core.
Further, a taper is provided in the middle of the leg and in the opening, and the leg is moved up and down to change the gap between the respective taper to adjust the size of the magnetic gap.
[0006]
【Example】
Embodiments will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing a first embodiment of the present invention.
A
A pair of rectangular
A
Here, when the height between the inner bottom and the upper surface of the C-shaped
The T-shaped
[0007]
FIG. 2 is a side sectional view showing a second embodiment of the present invention.
In this example, each magnetic core of the first embodiment is sintered with ferrite or the like, the T-shaped magnetic core is formed into a circular shape, and the C-shaped magnetic core is divided into a pot core and a disk core.
A T-shaped
A ring-shaped permanent magnet 4L is provided on the lower surface of the
A
On the lower surface of the
On the inner bottom of the
[0008]
FIG. 3 is a side sectional view showing a third embodiment of the present invention.
In this example, the arrangement of the pot core, disk core and permanent magnet in the second embodiment is changed.
The
Here, a space between the
The winding 2L is housed in the inner bottom of the
The
By doing so, the pulsating magnetic flux generated by the windings does not flow in the
[0009]
4A and 4B are cross-sectional views showing a fourth embodiment of the present invention, in which FIG. 4A is a side cross-sectional view, and FIG. 4B is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
In this example, the magnetic air gap of the first and second embodiments is changed to make the inductance adjustable.
The
The lip portion 1L (or the disk core 5) of the C-shaped
At the bottom of the C-shaped
Here, the height H6 of the
In the first embodiment, the C-shaped
For the assembly, the winding 2 is set in the internal space of the C-shaped magnetic core 3 (or pot core 31), and a high-
By changing the thickness of the
[0010]
FIG. 5 is a sectional view showing a fifth embodiment of the present invention.
In this example, the magnetic air gap of the third embodiment is changed so that the inductance can be adjusted.
A tapered
The
A magnetic fluid may be interposed between the
In the fourth and fifth embodiments, as shown in FIG. 6, the inductance can be changed as b when the gap between the opposing tapered portions is large and as c when the gap is small.
[0011]
【The invention's effect】
As described above, the present invention has the following effects.
(1) Since the magnetic flux generated by the winding does not flow in the permanent magnet, the permanent magnet is not demagnetized and iron loss does not occur in the permanent magnet.
(2) Since the magnetic flux generated by the winding and the magnetic flux generated by the permanent magnet flow in opposition in the magnetic core, the magnetic core does not saturate until the exciting current reaches a predetermined value, and the size can be reduced.
(3) In the fourth and fifth embodiments, since the inductance can be adjusted, it is possible to obtain an inductance suitable for the state of use.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side sectional view showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a side sectional view showing a third embodiment of the present invention.
4A is a side cross-sectional view showing a fourth embodiment of the present invention, and FIG. 4B is a view taken along the line AA in FIG. 4A when applied to the first embodiment.
FIG. 5 is a side sectional view showing a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a graph showing the performance of a reactor.
[Explanation of symbols]
1 T-shaped
Claims (6)
前記第2の磁心が、前記第1の磁心の脚を間挿する開口部と、この開口部の両側に、前記巻線に過大な電流が流れても飽和しない断面積を有するリップ部を備え、
前記開口部の側面と前記第1の磁心の脚の側面の間に磁気的空隙を形成し、
前記巻線を第2の磁心の内部空間に設け、前記永久磁石を前記第2の磁心のリップ部の外側に設け、
前記巻線の作る磁束と前記永久磁石の作る磁束が、前記リップ部で分岐するようにしたことを特徴とする直流リアクトル。A first magnetic core in which a winding is wound on a leg, a second magnetic core that forms a closed magnetic circuit in combination with the first magnetic core, and a bias magnet that is magnetized so as to face the magnetic flux created by the winding A direct current reactor in which the permanent magnet is interposed between the first magnetic core and the second magnetic core,
The second magnetic core includes an opening for interposing the leg of the first magnetic core, and lip portions on both sides of the opening that have a cross-sectional area that does not saturate even if an excessive current flows through the winding. ,
Forming a magnetic gap between a side surface of the opening and a side surface of the leg of the first magnetic core;
Providing the winding in the internal space of the second magnetic core, and providing the permanent magnet outside the lip portion of the second magnetic core;
A DC reactor, wherein a magnetic flux generated by the winding and a magnetic flux generated by the permanent magnet are branched at the lip portion.
前記第1の磁心を円板部の中央に前記脚となる円柱を直立させて設けたT形磁心とし、前記第2の磁心をディスクコアとポットコアとで構成した請求項1に記載の直流リアクトル。The first and second magnetic cores are sintered magnetic cores,
2. The DC reactor according to claim 1, wherein the first magnetic core is a T-shaped magnetic core in which a columnar column is provided upright in the center of a disc portion, and the second magnetic core is constituted by a disk core and a pot core. .
前記第1の磁心を円板部の中央に前記脚となる円柱を直立させて設けたT形磁心とし、The first magnetic core is a T-shaped magnetic core provided with the column that serves as the leg standing upright in the center of the disc part,
前記第2の磁心をディスクコアとポットコアとで構成し、The second magnetic core is composed of a disk core and a pot core,
前記ポットコアは底部に前記開口部となる穴を設け、The pot core is provided with a hole to be the opening at the bottom,
前記T形磁心の円板部を前記ポットコアの開口部に当接させて、前記脚が前記ポットコアの底部から突設するように覆蓋し、Covering the disc part of the T-shaped magnetic core with the opening of the pot core so that the legs protrude from the bottom of the pot core;
前記ディスクコアは前記脚の頂部に当接させ、The disc core is in contact with the top of the leg;
前記永久磁石を前記ポットコアの外底と前記ディスクコア間に間挿したThe permanent magnet was inserted between the outer bottom of the pot core and the disk core.
ことを特徴とする直流リアクトル。DC reactor characterized by that.
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