JP3756330B2 - 防犯センサ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、簡易に設置できる一般住宅用の防犯センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ビルや店舗などでは、不法侵入を検知し、盗難などの被害を防ぐために防犯センサが設置されており、例えば、窓がこじ開けられたり、窓ガラスが割られたり、ビル内などで人間による熱量の変化を検知すれば、警報音を出力し、侵入者を威嚇するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の防犯センサは、AC100VやDC12Vなどの電源供給のために配線が必要であり、簡単に取り付けることが出来なかった。特に、一般住宅において、窓からの侵入などを防ぐため、窓枠などに簡単に設置することが困難であった。
【0004】
また、従来の防犯センサは、人体を検知すると、警報音が大音量で出力されるため、侵入者に対しては威嚇効果が十分にあるものの、小動物や太陽光、カーテンの揺らぎ等による誤作動であったときには近所迷惑になり、特に一般住宅には不向きであった。
更に、近時では、いたずらや覗きなどの犯罪も多いため、特に女性の独り暮しなどでは防犯の重要性は高まっており、そのため、犯罪を未然に防止し、身を危険から守り、侵入者が早く立ち去ることを主目的とした簡易な防犯センサの開発が望まれていた。また、防犯のために、警備会社と契約するにしても、かなりのユーザコストがかかるので、ユーザにとっては気軽に導入しづらい面もあり、それ故、簡単に自分で取り付け導入できる防犯センサが望まれていた。
【0005】
また、一般住宅用としては窓ガラスが割られたのを検知して警報音を発するガラス破壊センサもあるが、ガラスが割られないと検知ができないので、犯罪を未然に防止する効果に乏しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、一般住宅向きで簡単に設置でき、犯罪を未然に防止するための防犯センサを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の防犯センサは、ハウジングに内蔵された電池又は太陽電池から供給される電源によって駆動する構成の屋外設置用の防犯センサであって、所定エリア内に侵入する人体を検知する人体検知センサユニットと、人体検知センサユニットが人体を検知したときに警報音を出力する警報出力手段とをハウジングに収容して一体に構成されており、警報出力手段は、人体検知センサユニットにより、人体を継続して検知している場合には、検知開始からの時間経過に従って、警報音の出力態様を、少なくとも予備警報と本警報との2段階に分けて変化させ、予備警報と本警報とで、警報音の出力周期を変化させ、かつ、本警報では予備警報よりも警報音の音量を大きくしていることを特徴とする。
【0007】
この防犯センサは、内蔵の電池や太陽電池からの電源供給によって駆動するので、電源供給のための配線が不要になる。なお、人体検知センサユニットには、焦電型の赤外線センサが好適である。また、出力される警報音は、ブザー音の他、音声メッセージであってもよい。
【0008】
また、時間が経過するに従って、警報音の音量を小音量から大音量にすれば、誤報の場合は最初の段階で警報音の出力は停止するので、近所に迷惑がかからない。また、警報音が大きくなっていけば、侵入者に対する威嚇効果が更に高まる。
【0009】
請求項2では、請求項1において、警報出力手段から出力する警報音の音量を予め設定する音量設定手段を更に備える。音量の設定は、段階的に変化する警報音の段階毎にすることもできる。
【0010】
請求項3では、電源をオン、オフするための操作する電源スイッチ手段を更に備える。これによって、電源をオフしておけば、人体検知を行わないようにできる。
請求項4では、警報出力手段が警報音を出力するときに、受信器に対してワイヤレス信号を送信するワイヤレス信号送信手段を更に備える。受信器は、ワイヤレス信号を受信すると、警報音を出力する構成とすればよく、これによって、住戸内の離れた場所であっても、人体を検知したことがわかる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面とともに説明する。
図1は、防犯センサの構成の一例を示したブロック図である。
この防犯センサSは、ハウジングに内蔵された電池5から供給される電源によって駆動するようになっており、各部を制御するCPU1と、所定エリア内に侵入する人体を検知する人体検知センサユニット2と、人体検知センサユニット2が人体を検知したときに警報音を出力する警報出力手段であるブザー4と、電池5からの電源を各部に供給する電源回路6とを備える。
【0012】
人体検知センサユニット2には、焦電型の赤外線センサが好適であり、レンズ3が人体から輻射される赤外線エネルギーを集光し、センサユニット2内の焦電素子が熱線の変化を感知して、人体の存在を検知するようになっている。
また、警報出力手段は、ブザー4の他、音声メッセージを出力する構成にしてもよい。更に、防犯センサSは、屋外の窓枠(掃き出し窓、出窓、浴室窓など)などに設置されるので、電池5の代わりに、太陽電池を内蔵するようにしてもよい。
【0013】
この防犯センサSは、電池5をハウジングに収容して一体に構成され、内蔵電池5からの電源供給によって駆動するようになっているので、従来の防犯センサのように配線が必要でなくなり、簡単に設置ができる。また、電源(5)と人体検知センサユニット2と警報出力手段(4)とを一体化したことにより、コンパクトになり、容易に設置できるので、ユーザが簡単に屋外に設置できる一般住宅向けの防犯センサを実現できる。
【0014】
更に、屋外において人体検知センサユニット2にて人体を検知すると警報音を出力することにより、侵入者に対して自身が検知されているという威圧感を与え威嚇効果を発揮し、犯罪を未然に防止するための一般住宅向けの防犯センサを実現できる。
また、人体検知センサユニット2と警報出力手段(4)とを一体化したことにより、センサの検知エリア付近で警報音を出力できるので、警報音の音量にかかわらず、侵入者に対して自身が検知されているという威圧感を効果的に与え、威嚇効果を発揮できる。例えば、近所迷惑などを考慮して、警報音をある程度小音量にしたとしても、侵入者に警報音が十分に聞こえるようにでき、威嚇効果を発揮することができる。
【0015】
図2には、防犯センサSの動作をタイムチャートで示している。ここには、予め、スイッチ操作などによって、警報モードに設定されている場合を示しており、図2(a)は実際に侵入者(本明細書では、窓などの外に形成された人体検知エリアに無断で入った者をいう)が近づいて来たので警報音を出力する場合、同図(b)は誤報の場合を示している。
【0016】
ブザー4が出力する警報音は、人体検知センサユニット2が人体を継続して検知している場合、検知開始からの時間経過に従って、警報音を段階的に出力するようになっている。すなわち、人体を検知し続けていれば、2段階以上の複数段階に分けて、警報音の出力態様を変化させ、段階がすすめば、侵入者が検知エリアに長時間居ることや、警報音が誤報ではなく、実際に侵入者がいることを知らせることができる。
【0017】
ここでは、(a)に示すように、人体の検知入力があってからの所定時間Ta(例えば20秒)の間は予備警報を出力し、時間Taが経過しても人体を検知していれば、本警報を所定時間Tb(例えば1分)出力する。なお、予備警報と本警報の2段階で警報出力することには限定されず、警報出力を3段階以上に分割して行うようにしてもよい。
【0018】
一方、(b)に示すように予備警報を出力している時間Taの間に、人体の検知入力がなくなれば、住戸人や、犬、猫などの小動物が検知エリアに入ったり、干している洗濯物が風などによって検知エリアに入ったとして、予備警報の出力を停止し、監視状態に戻る。住戸人が検知エリアに入ってしまったときは、すぐに立ち去れば、予備警報は停止するので、近所迷惑になることがない。
【0019】
予備警報の出力時間Taには、実際の窓のこじ開け、窓ガラスの破壊などの所要時間に合わせた時間を設定し、この時間Taを超えれば、本警報を出力する。一方、本警報の出力時間Tbは、侵入者に対して、現在、人体を検知していることが分かり、威嚇効果が発揮されるために十分な時間を設定すればよく、すぐに立ち去って、人体を検知しなくなった場合でも、(a)に示すように、継続して出力することが望ましい。また、本警報を出力したときに、住戸内に人が居ず、警報音の出力を停止できない場合を防ぐため、侵入者が立ち去れば十分である場合は、所定時間Tbが経過すれば、本警報は停止するほうがよい。
【0020】
このように、本発明の防犯センサSでは、検知開始からの時間経過に従って、警報音を段階的に出力するので、警報音の出力態様を時間によって変化させることにより、侵入者に対して自身が検知されているという威圧感および威嚇効果をより高めることができる。
図3には、予め、スイッチ操作などによって、報知モードに設定されている場合の防犯センサSの動作をタイムチャートで示している。この報知モードとは、住戸人に侵入者が居ることを報知することを主目的としている。図3(a)は実際に侵入者が近づいて来て警報音を出力する場合、同図(b)は誤報の場合であるが、双方とも、人体を検知している間だけ、予備警報を出力するようになっている。
【0021】
次に、防犯センサSの他の動作の例を図4に示す。ここでは、警報出力手段であるブザー4から出力する警報音の音量を予め設定する音量設定手段を備えている場合を示しており、図4(a)は音量を小(例えば60dB)に設定している場合、同図(b)は音量を大(例えば70dB)に設定している場合である。
このように警報音の音量が設定できるようにしたのは、防犯センサSが設置される場所は様々であり、近所迷惑の防止を重視するか、侵入者への威嚇を重視するか等、ユーザのニーズも異なるからである。なお、ここでは、音量を2段階に設定できる場合を示したが、音量設定手段をボリュームスイッチのように構成して、音量を3以上の複数段階に設定できるようにしてもよい。
【0022】
ここでは、ブザー4は、予備警報と本警報の各段階において、音量は同じなので、両者を識別するために警報音の出力周期を変化させている。例えば、予備警報では「ピッピッピッピッ」、本警報では「ピーピーピーピー」といった音を出力をする。
また、ここでは、上述したように、本警報は、人体の検知入力が継続していても、所定時間Tbが経過すれば、自動的にその出力を停止している。
【0023】
次に、図5に、予備警報のみが音量調節が可能な場合を示している。図5(a)は予備警報の音量が小に設定され、本警報の音量が大に予め決まっている場合であり、一方(b)は予備警報の音量が大に設定され、本警報の音量が大に予め決まっている場合である。なお、防犯センサSでは、音量調整手段を備えずに、予め、予備警報の音量は小、本警報の音量は大に決めておいてもよい。いずれにしろ、(a)のように、警報出力手段であるブザー4は、警報出力の各段階において、警報音の音量を変化させることができる。
【0024】
一般に音量の変化は、(a)に示すように、時間が経過するに従って、警報音の音量を小さい音量から大きい音量にする。そうすれば、誤報の場合は最初の段階で警報音の出力を停止できるので、近所に迷惑がかからずに済む。ただし、小音量の警報音でも、侵入者にとっては自身が検知されているという心理効果が働き、十分な威圧感を与え、威嚇効果及び犯罪を思いとどまらせる効果を発揮する。また、時間を経過しても侵入者が立ち去らない場合は、警報音が大きくなっていけば、侵入者に対する威嚇効果が更に高まることになる。
【0025】
また、防犯センサSには、電源をオン、オフするために操作する電源スイッチ手段を備える。図6には、電源のオン、オフに対応した動作を示している。電源をオフしたときに、人体検知センサユニット2がその駆動を停止してもよいし、人体検知センサユニット2は駆動しているが、ブザー4の駆動を停止するようにしてもよい。
【0026】
図を見れば分かるように、予備警報、本警報のいずれの出力中であっても、電源スイッチをオフ操作すれば、検知エリアに人体が存在していても、警報音は停止し、また、電源オフ状態で、検知エリアに人体が存在するようになっても、警報音を出力しない。
逆に、電源スイッチをオン操作したときに、検知エリアに人体が存在していれば、警報音の出力を開始する。このとき、既に予備警報の出力時間Ta以上、人体の検知入力があったときには、予備警報は行わず、本警報から出力するようにしてもよい。
【0027】
なお、電源スイッチは、タイマや明度センサなどを備えて、時間帯や周囲の明るさなどによって自動的にオン、オフされるようにしてもよい。例えば、昼間は電源スイッチをオフとし、夜間は電源スイッチをオンとする。また逆に、昼間の外出中の場合に電源スイッチをオンとしてもよい。
次に、防犯センサの別の構成を、図7にブロック図で示す。
【0028】
この防犯センサSAは、図1の構成に比べて、更に、受信器(不図示)に対してワイヤレス信号を送信するワイヤレス信号送信手段として、電波信号送信部7とアンテナAとを備えている。
CPU1は、人体検知センサユニット2が人体を検知すると、警報出力手段であるブザー4から警報音を出力させるとともに、電波信号送信部7によって、人体を検知したことを示す信号を送信させる。ワイヤレス信号は、人体を検知している間は送信し続けてもよいし、また、最初に人体を検知したときや、検知が終了したとき、警報音出力の段階が変わるときなどの各々のときに応じて出力するようにしてもよい。
【0029】
受信器は、住戸内などに設置されており、防犯センサSからのワイヤレス信号を受信すると、警報音を出力する。これによって、防犯センサSとは離れた場所であっても、窓付近で人体を検知したことがすぐに分かる。
次に、防犯センサS,SAによる人体検知の方法について説明する。
図8は、防犯センサS,SAが形成する人体検知エリアの構成を模式的に示した図であり、ここでは、人体検知センサユニット2に2つのセンサを設けて、窓の下に向かって、各々の検知エリアa1,a2を形成している。
【0030】
同図(a)は検知エリアを側方から見た図、同図(b),(c)は検知エリアを上方から見た図である。上方から見た場合の検知エリアa1,a2の構成は、(b)と(c)の何れであってもよい。このように、本発明の防犯センサS,SAは、窓枠などに取り付けて、外部に人体検知エリアa1,a2を形成するので、窓が開いているときや、窓に鍵がかかっていないときでも、人体Mが近づいて来れば、防犯機能を果たすことが出来る。
【0031】
このような防犯センサS,SAは、検知エリアa1,a2を2つで構成することで、人体を正しく検知することができる。図9には、人体の検出方法をタイムチャートで示している。
ここでは、図9(a),(c)に示すように、人体検知センサユニット2の2つのセンサ(センサ1、センサ2)は、パルスカウント方式を採用しており、2回のパルスをカウントすることによって、(b),(d)に示すように、各々のタイマ(タイマ1、タイマ2)を作動させ、各タイマの作動開始の時間差tによって、人体が通過したか、他の場合かを判別し、人体が通過したと判断すれば、警報を出力させている((e)〜(g))。
【0032】
タイマの作動開始の時間差tが、例えば、0.5〜1.0秒の範囲の間であれば、人体が移動し、窓などに近づいてきたと判断する。ところが、その範囲以下であれば洗濯物やカーテンの搖れ、太陽光などによる検知であると判断し、その範囲以上であると犬猫などの通過による検知と判断する。なお、この時間差tの判断基準は、各検知エリアa1,a2の距離と、通常の人体の移動速度によって求められる。このように判断することによって、防犯センサS,SAの誤作動が減ることになる。
【0033】
次に、防犯センサS,SAの構造について説明する。
図10は、その構造の例を示した図であり、(a)はハウジング本体の正面と左側面、(b)はハウジング本体に被せられる本体カバーの正面と左右の両側面を示している。
この防犯センサS,SAは、電池ボックス5’に収容された電池5によって電源が供給されている。また、人体検知センサユニット2には、センサ回転体2aを設けており、検知方向調整部9(調整つまみ)を操作すれば、センサの検知方向が変えられるようになっている。
【0034】
検知方向調整部9とは反対の側面には、電源スイッチ8を設けており、電源スイッチ8によって電源オフ操作をすれば、検知エリア内に人体が存在しても、ブザー4から警報音は出力されないようになる。
次に、図11とともに、防犯センサS,SAの取付構造について説明する。
防犯センサS,SAは、裏蓋11を閉じ、この裏蓋11をベースプレート12に取り付けることによって、簡単に、軒下や窓に取り付けられるようになっている。
【0035】
図中、10はディップスイッチで構成された音量スイッチである。この音量スイッチの設定によって、警報音(予備警報、本警報)の音量が定まる。なお、音量スイッチ10は、その設定が勝手に変更されないように、図示したように内蔵することが望ましいが、任意に音量が変更できるように、検知方向調整部9などと同様に、外部から操作できる構成にしてもよい。また、図中、3’はレンズ3をカバーするレンズカバーである。
【0036】
このような構造にすれば、ベースプレート12を両面テープなどで、サッシ枠、雨戸枠、シャッター雨戸戸袋、網戸枠など貼り付ければ、簡単に防犯センサS,SAを取り付けることができる。また、転居時にも、簡単に取り外しができ、外した跡が残らずに済むので、修繕費用を支払わなくてよい。更に、ベースプレート12から本体が簡単に分離できるので、電池5の交換がしやすい。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明からも理解できるように、本発明の請求項1に記載の防犯センサは、電源と人体検知センサユニットと警報出力手段とを一体化したことにより容易に設置できるので、ユーザが簡単に屋外に設置できる一般住宅向けの防犯センサを実現でき、更に、屋外において人体検知センサユニットにて人体を検知すると警報音を出力することにより、侵入者に対して自身が検知されているという威圧感を与え威嚇効果を発揮し、犯罪を未然に防止するための一般住宅向けの防犯センサを実現できる。
【0038】
また、請求項1では、検知開始からの時間経過に従って、警報音を段階的に出力でき、警報音の出力態様を、予備警報と本警報とで周期を変化させることにより、侵入者に対して自身が検知されているという威圧感および威嚇効果をより高めることができる。
更に、最初の予備警報の段階では、警報音の音量が小さいので、誤報であった場合でも近所に迷惑をかけず、かつ、侵入者に対しては自身が検知されているという威圧感を与え威嚇効果を発揮できる。一方、時間が経過しても侵入者が立ち去らない場合には、警報音が大きくなるので、侵入者に対する威嚇効果をより高めることができる。
【0039】
請求項2では、警報音の音量を予め設定できるので、防犯センサの設置場所などにあわせて近所迷惑の防止を重視するか、侵入者への威嚇を重視するかなど、ユーザのニーズに合った防犯機能を発揮することができる。
請求項3では、電源スイッチによって電源をオンオフできるので、必要なときにのみ防犯機能を作動できる。
【0040】
請求項4では、警報音を出力するときに、同時にワイヤレス信号を送信するので、受信器側でも警報音を出力することができ、離れた場所でも人体を検知したことがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防犯センサの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の防犯センサの動作の一例を示すタイムチャートである(警報モード)。
【図3】本発明の防犯センサの動作の他の例を示すタイムチャートである(報知モード)。
【図4】本発明の防犯センサの動作の他の例を示すタイムチャートである(音量設定)。
【図5】本発明の防犯センサの動作の他の例を示すタイムチャートである(音量変化)。
【図6】本発明の防犯センサの動作の他の例を示すタイムチャートである(電源オン/オフ操作)。
【図7】本発明の防犯センサの構成の他の例を示すブロック図である。
【図8】本発明の防犯センサが形成する人体検知エリアの例を示す図である。
【図9】図8に示した人体検知エリアによる防犯センサの動作の例を示すタイムチャートである。
【図10】本発明の防犯センサの構造の例を示す図である。
【図11】本発明の防犯センサの取付構造の例を示す図である。
【符号の説明】
S,SA 防犯センサ
1 CPU
2 人体検知センサユニット
4 ブザー
5 電池
7 電波信号送信部
8 電源スイッチ
9 検知方向調整部
10 音量スイッチ
Ta 予備警報の出力時間
Tb 本警報の出力時間
a1,a2 人体検知エリア
Claims (4)
- ハウジングに内蔵された電池又は太陽電池から供給される電源によって駆動する構成の屋外設置用の防犯センサであって、
所定エリア内に侵入する人体を検知する人体検知センサユニットと、上記人体検知センサユニットが人体を検知したときに警報音を出力する警報出力手段とを上記ハウジングに収容して一体に構成されており、
上記警報出力手段は、上記人体検知センサユニットにより、人体を継続して検知している場合には、検知開始からの時間経過に従って、警報音の出力態様を、少なくとも予備警報と本警報との2段階に分けて変化させ、予備警報と本警報とで、警報音の出力周期を変化させ、かつ、本警報では予備警報よりも警報音の音量を大きくしていることを特徴とする防犯センサ。 - 上記警報出力手段は、警報出力の各段階において、警報音の出力周期を変化させることを特徴とする、請求項1に記載の防犯センサ。
- 上記警報出力手段から出力する警報音の音量を予め設定する音量設定手段を更に備えた、請求項1または2に記載の防犯センサ。
- 電源をオン、オフするための操作する電源スイッチ手段を更に備えた、請求項1〜3のいずれかに記載の防犯センサ。
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