JP3742815B2 - 粒状の動物用排泄物処理材及びその製造方法 - Google Patents
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Description
これら廃棄されたラミネート加工紙製の食器類又はパック容器類は、生ゴミと一緒集められて、生ゴミと一緒に押し潰されて焼却処理されている。
本発明は、ラミネート加工紙製の食器類及び容器類の使用後の処理に係る問題点を解決することを目的としている。
本発明者は、不透水性及び耐水性にされているラミネート加工紙製の食器類及び容器類の廃材の粉砕粉体が、吸水性及び保水性を発揮することを発見し、さらに、前記廃材の粉砕粉、特に使用済みラミネート加工紙製の食器類及び容器類の粉砕粉の造粒物が、吸水性及び保水性を発揮し、さらに、臭い等に係わらず猫砂として使用できることを発見して本発明に至った。
本発明において、使用済みのラミネート加工紙製の紙皿等の紙食器類に付着する飲食物の残滓、残飯等の量は、少ないのが好ましく、収集時に、その多くが分別されて取り除かれるのが好ましく、例えば、ラミネート加工紙製の紙皿等の紙食器類に液汁が付着する程度の量であるのが好ましい。ラミネート加工紙製のパック容器中に残留する牛乳、コーヒー及びお茶等の飲料の量は、少ないのが好ましく、パック容器等の収集段階で分別して取り除かれるのが好ましく、例えば容器内面に付着する程度であるのが好ましい。
吸油材は芯部又は該芯部を囲む被覆部或いは芯部及び被覆部の双方に使用することができる。本発明においては、使用後の食器類に付着する植物油等の油脂分を乳化させるために、油中和剤を使用することができる。油中和剤は、低毒性の乳化分散剤を使用するのが好ましく、カチオン系、ノニオン系及びアニオン系の界面活性剤などを使用することができる。油中和剤は、使用済みのラミネート加工紙製の紙食器類の粉砕物に混合して、芯部又は被覆部或いは芯部及び被覆部に使用できるが、吸油材のベントナイト粉及び、又は無定形シリカ粉と共用するのが好ましい。脱臭剤としては、活性炭、活性アルミナ、シリカゲル、酸化チタン、ベントナイト、酸性白土、珪藻土、炭酸カルシウムなどの吸着剤がある。
本発明において、高吸水性樹脂は、芯部又は被覆部或いは芯部及び被覆部に使用することができる。粒状の動物用排泄物処理材の粒状芯部に、例えば高吸水性樹脂を配合すると、高吸水性樹脂は、排泄時に粒状芯部の周囲から吸水して、膨潤し、保水するように作用するので、芯部及び被覆部の湿度を調整することができ好ましい。
本発明において、使用済みの紙皿等の食器に付着する飲食物の残滓及び残飯の臭いを消すために、粉状の活性炭、ベントナイト又はシリカ等の吸着剤又は脱臭剤を粒状芯部又は被覆材中に混合するのが好ましい。吸油材として、ベントナイト粉及び無定形シリカ粉を使用する場合には、ベントナイト粉及び無定形シリカ粉は、吸着作用及び脱臭作用を有するので、吸油と共に脱臭をも行うことができるので好ましい。
本発明において、ラミネート加工紙廃材粉及び高吸水性樹脂の混合物は、水を混合して又は水を混合しないで混合装置において混合され、造粒装置により造粒することができる。造粒装置としては、水を加えて混合するときには、従来周知の、押出し造粒装置を使用することができ、水を加えないで混合するときは、ロール型円盤押出し造粒機やディスクペレッタ等の造粒機を使用することができる。水を加えて造粒するときは、乾燥が必要であるが、水を加えないで造粒するときは、被覆層を形成する時に、水を噴霧して行われるが、それでも5重量%以下にでき、乾燥工程を必要としないで製造することができる。
図1は、本発明の一実施例の粒状の動物用排泄物処理材を製造する工程を示す概略の工程図である。
第一乾燥装置69に送られた被覆造粒物は、熱風乾燥機の第一乾燥装置69内で、乾燥される。
第二乾燥装置81で乾燥された被覆造粒物は、第二乾燥装置81の乾燥物出口82から、該乾燥被覆造粒物出口82に接続して設けられている乾燥被覆造粒物搬送用ベルトコンベヤ83及び84を経て、製品供給ホッパー85に送られる。
振動篩型整粒装置87で5mm以上の粒度に整粒された被覆造粒物は、被覆造粒物の製品として、振動篩型整粒装置87の整粒された被覆造粒物出口88から、被覆造粒物製品搬送ベルトコンベヤ89を介して被覆造粒物製品充填装置90に送られて袋詰めされて、出荷される。
また、芯部の造粒物粒子を形成する原料として、防黴剤、吸油材及び高吸水性樹脂の中の一種又は二種を組み合わせて使用することができる。この場合、被覆層を形成する原材料として、防黴剤、吸油材及び高吸水性樹脂の中の少なくとも一種又は二種を選択して使用してもよい。
本例は、図1に示す装置を使用して行われた。使用済み紙皿4.5kgは、植物油0.1kg及び食塩0.05を含んでいた。前記使用済み紙皿は、インパクトクラッシャー型の粗粉砕機及び微粉砕機を使用して、3mm以下の粒度に粉砕された。
3mm以下の粒度に粉砕された紙皿4.5重量部に、0.1mm以下の粒度のベントナイト粉0.5重量部及び3.0重量部の水を加えて、リボンミキサーに入れて混合した。37.5重量%含水率の混合物を得た。この混合物を押出し造粒装置の押出部に入れて、直径5.5mmの開口及び30mmのプレート厚さのダイスを通して押出し、チョッパーで適宜裁断して造粒した。この造粒物を整粒装置で整粒し、4mm以上の粒度の造粒物粒子を、円形運動する円板型の第一の被覆装置に供給する。この造粒物粒子を供給する過程で、造粒物粒子に水を噴霧し、その水が付着した粒子の上に、皿状円板を円形運動させながら、0.1mm以下の粒度の被覆用無定形シリカ粉0.16重量部を散布した。散布された被覆用無定形シリカ粉を造粒物粒子に被覆させるために、さらに円形運動する円板型の第二の被覆装置及びさらに第三の被覆装置使用して、造粒物粒子を転動させながら、散布された被覆用無定形シリカ粉と接触させて、被覆用無定形シリカ粉を造粒物粒子に被覆させた。
被覆用無定形シリカ粉が被覆された4mm以上の粒度の造粒物粒子を、円形運動する円板型の第一の被覆装置に供給する。この造粒物粒子を供給する過程で、水を噴霧し、その水が付着している粒子の上に、皿状円板を円形運動させながら、0.4mm以下の粒度の紙粉60重量部、及び30μm以下の粒度の澱粉アクリル酸ナトリウムの高吸水性樹脂(ハイモ株式会社製のハイモサブ1100)の30重量部及び100μm以下の粒度のポリアクリルアミド系凝集剤(ハイモ株式会社製のハイモロックSS130)10重量部部の被覆用混合物を、造粒物粒子に対し15重量%の割合で散布して、造粒物粒子に被覆した。被覆用混合物が被覆された造粒物を整粒機でほぐして、熱風乾燥機で、水分が14%になるまで乾燥した。
室内において、この猫のトイレ用の砂100gに、水道水1000ミリリツトルに食塩10g及びアンモニア水10ミリリツトルを溶解した疑似尿を20ミリリツトルを加え、疑似尿により固まった部分を取出した。その重量は30.5gであった。したがつて、本例のトイレ用の砂10.5gが吸収した疑似尿の量は20mlであり、本例のトイレ砂、即ち猫砂における吸水性は、20÷10.5(倍)、即ち1.9倍であった。
また、この猫のトイレ用の砂を猫のトイレとして、厚さ70mmの厚さに敷いて使用したが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、トイレの使用の上で何等支障がなかった。本例のトイレ砂は、尿の吸水スピードが早く、70mmの深さまで、即ち底部にまで尿が達することはなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂の、猫が排泄した部分については、容易に取り出すことができた。しかも、本例の猫のトイレ用の砂は、使用済み紙皿を原材料とするが、表面に油分の滲みもみられず、また、吸水性及び脱臭性を有しており、使用後のアンモニア臭や屋内への不快な臭いの発生を避けることができた。
本例は、例1と同様に、図1に示す装置を使用して行われた。使用済み紙皿5.0kgは、植物油0.1kgを含んでいた。前記使用済み紙皿は、インパクトクラッシャー型の粗粉砕機及び微粉砕機を使用して、3mm以下の粒度に粉砕された。
3mm以下の粒度に粉砕された紙皿5.0重量部に、3.0重量部の水を加えて、リボンミキサーに入れて混合した。37.5重量%含水率の混合物を得た。この混合物を押出し造粒装置の押出部に入れて、直径5.5mmの開口及び30mmのプレート厚さのダイスを通して押出し、チョッパーで適宜裁断して造粒した。この造粒物を整粒装置で整粒し、4mm以上の粒度の造粒物粒子を、円形運動する円板型の第一の被覆装置に供給する。この造粒物粒子を供給する過程で、造粒物粒子に水を噴霧し、その水が付着した粒子の上に、皿状円板を円形運動させながら、0.1mm以下の粒度の被覆用無定形シリカ粉0.16重量部を散布した。散布された被覆用無定形シリカ粉を造粒物粒子に被覆させるために、さらに円形運動する円板型の第二の被覆装置及びさらに第三の被覆装置使用して、造粒物粒子を転動させながら、散布された被覆用無定形シリカ粉と接触させて、被覆用無定形シリカ粉を造粒物粒子に被覆させた。
得られた製品は、粒度5mm以上の粒度の粒状物であり、この粒状物を猫のトイレ用の砂として使用した。
室内において、この猫のトイレ用の砂100gに、水道水1000ミリリツトルに食塩10g及びアンモニア水10ミリリツトルを溶解した疑似尿を20ミリリツトルを加え、疑似尿により固まった部分を取り出した。その重量は31gであった。したがつて、本例のトイレ用の砂11gが吸収した疑似尿の量は20mlであり、本例の猫のトイレ用の砂、即ち猫砂における吸水性は、20÷11(倍)、即ち1.8倍であった。
またこの猫のトイレ用の砂を猫のトイレに厚さ70mmの厚さに敷いて使用したが、猫は普段と同様にトイレとして使用しており、トイレの使用の上で何等支障がなかった。本例のトイレ砂は、尿の吸水スピードが早いために、70mmの深さまで、即ち底部にまで尿が達することはなかった。
猫が排泄に使用後、この猫のトイレ用の砂の、猫が排泄した部分については、容易に取り出すことができた。しかも、本例の猫のトイレ用の砂は、使用済み紙皿を原材料とするが、表面に油分の滲みもみられず、また、吸水性及び脱臭性を有しており、使用後のアンモニア臭や屋内への不快な臭いの発生を避けることができた。
以上の実施例においては、何れも水を添加して造粒しているが、水を添加しないで造粒することができる。このような場合の多くは、被覆造粒物の含水率が5重量%以下で被覆造粒物が得られるので、乾燥工程を必要としない。
2 粗粉砕機
3 使用済み紙皿ホッー
4 下端出口
5 定量式ベルトコンベヤ
6 定量式ベルトコンベヤ5の搬入部
7 定量式ベルトコンベヤ5の搬出部
8、11 粉砕物移送管
9、12 ブロワー
10 微粉砕機
13 紙皿粉砕物収容ホッパー
14 バグフィルター
15 定量スクリューコンベヤ
16 定量スクリューコンベヤの出口部
17 メインスクリューコンベヤ
18 防黴剤計量供給ホッパー
19 定量スクリューコンベヤ
20 定量スクリューコンベヤ19の出口部
21 吸油材計量供給ホッパー
22 吸油材搬送用の定量スクリューコンベヤ
23 吸油材搬送用の定量スクリューコンベヤ22の出口部
24 高吸水性樹脂の計量供給ホッパー
25 高吸水性樹脂搬送用の定量スクリューコンベヤ
26 高吸水性樹脂搬送用の定量スクリューコンベヤ25の出口部
27 混合装置
28 水供給管
29 混合装置27の出口
30 混合物搬送用のスクリューコンベヤ
31 押出し造粒装置
32 混合物ホッパー
33 ダイス
34 振動篩
35 振動篩34の篩上出口
36 第一系列の第一の円形運動型被覆装置
37 案内部
38 水噴霧ノズル
39 吸油材計量供給ホッパー
40 吸油材の無定形シリカ粉用の定量スクリューコンベヤ
41 振動篩34の篩下出口
42 篩下造粒物粒子搬送用ベルトコンベヤ
43 第一系列の第一の円形運動型被覆装置36の出口
44 第一系列の第二の円形運動型被覆装置
45 第一系列の第二の円形運動型被覆装置44の出口
46 第一系列の第三の円形運動型被覆装置
47 第一系列の第三の円形運動型被覆装置46の出口
48 振動篩型整粒装置
49 振動篩型整粒装置48の篩下出口
50 振動篩型整粒装置48の篩下造粒物粒子搬送用ベルトコンベヤ
51 振動篩型整粒装置48の篩上出口
52 第二系列の第一の円形運動型被覆装置
53 案内部
54 水噴霧ノズル
55 被覆用材料混合物計量供給ホッパー
56 被覆用材料混合物の定量スクリューコンベヤ
57 第一系列の第一の円形運動型被覆装置36の出口
58 第一系列の第二の円形運動型被覆装置
59 第一系列の第二の円形運動型被覆装置58の出口
60 第一系列の第三の円形運動型被覆装置
61 第一系列の第三の円形運動型被覆装置60の出口
62 振動篩型整粒装置
63 振動篩型整粒装置62の篩下出口
64 振動篩型整粒装置62の篩下造粒物粒子搬送用ベルトコンベヤ
65 振動篩型整粒装置62の篩上出口
66、67、68 被覆造粒物搬送用ベルトコンベヤ
69 第一乾燥装置
70 第一乾燥装置69の乾燥物出口
71、72 第一乾燥被覆造粒物搬送用ベルトコンベヤ
73 ポリビニルアルコール希釈液の噴霧装置
74 第一乾燥被覆造粒物搬送用ベルトコンベヤ72の出口部
75 案内部
76 噴霧用ポリビニルアルコール希釈液タンク
77 噴霧用ノズル
78 被覆造粒物搬送用ベルトコンベヤ
79 連絡管
80 被覆造粒物搬送用ベルトコンベヤの搬出部
81 第二乾燥装置
82 第二乾燥装置の乾燥物出口
83、84 乾燥造粒物搬送用ベルトコンベヤ
85 製品ホッパー
86 製品ホッパー85の出口
87 振動篩型整粒装置
88 整粒された被覆造粒物出口
89 被覆造粒物製品搬送用ベルトコンベヤ
90 被覆造粒物製品充填装置
Claims (16)
- 3mm以下の粒度の、使用済みの飲食物の残滓が付着するラミネート加工紙製容器廃材粉と、該ラミネート加工紙製容器廃材粉より少量の防黴剤と、前記ラミネート加工紙製容器廃材粉より少量の吸水性樹脂と、前記ラミネート加工紙製容器廃材粉より少量の吸油材と、前記ラミネート加工紙製容器廃材粉より少量の脱臭剤とを含有して粒状に形成されている芯部と、該芯部を囲み、紙廃材粉と吸水性樹脂粉の混合物を含有する被覆材層とを有し、前記被覆材層の厚さが、前記芯部の半径より小さい厚さであることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材。
- 3mm以下の粒度の、使用済みの飲食物の残滓が付着するラミネート加工紙製容器廃材粉と、該ラミネート加工紙製容器廃材粉より少量の防黴剤と、前記ラミネート加工紙製容器廃材粉より少量の吸水性樹脂の混合物と、前記ラミネート加工紙製容器廃材粉より少量の脱臭剤とを含有して粒状に形成されている芯部と、該芯部を囲んで、該芯部表面上に形成されている吸油材を含有する第一の被覆材層と、該吸油材を含有する第一の被覆材層を囲み、紙廃材粉と吸水性樹脂粉の混合物を含有する第二の被覆材層とを有し、前記第一及び第二の被覆材層の厚さの和が、前記芯部の半径より小さいものであることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材。
- 3mm以下の粒度の、使用済みの飲食物の残滓が付着するラミネート加工紙製容器廃材粉と、該ラミネート加工紙製容器廃材粉より少量の防黴剤と、前記ラミネート加工紙製容器廃材粉より少量の吸水性樹脂と、前記ラミネート加工紙製容器廃材粉より少量の吸油材と、前記ラミネート加工紙製容器廃材粉より少量の脱臭剤とを含有して粒状に形成されている芯部と、該芯部を囲んで、該芯部表面上に形成されている吸油材を含有する第一の被覆材層と、該吸油材を含有する第一の被覆材層を囲み、紙廃材粉と吸水性樹脂粉の混合物を含有する第二の被覆材層とを有し、前記第一及び第二の被覆材層の厚さの和が、前記芯部の半径より小さいものであることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材。
- 吸油材が、ゼオライト、ベントナイト、無定形ケイ酸、籾殻、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、又は活性炭を含んで形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の粒状の動物用排泄物処理材。
- 吸油材が、ゼオライト若しくは無定形ケイ酸又はそれらの混合物を含んで形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の粒状の動物用排泄物処理材。
- 使用済みの飲食物の残滓が付着するラミネート加工紙製容器廃材粉の少なくとも一部を形成するラミネート加工紙が、紙の表面がプラスチック材料のみで被覆されているものであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の粒状の動物用排泄物処理材。
- 使用済みの飲食物の残滓が付着するラミネート加工紙製容器の廃材粉が食用油脂を付着するものであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の粒状の動物用排泄物処理材。
- 被覆材層において、吸水性樹脂がポリアクリルアミドと共に使用されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の粒状の動物用排泄物処理材。
- 使用済みの飲食物の残滓が付着するラミネート加工紙製容器廃材を3mm以下の粒径に粉砕し、このラミネート加工紙製容器廃材粉に、該ラミネート加工紙製容器廃材粉より少量の防黴剤、該ラミネート加工紙製容器廃材粉より少量の吸水性樹脂と、前記ラミネート加工紙廃材粉より少量の吸油材と、前記ラミネート加工紙廃材粉より少量の脱臭剤とを混合して、造粒して、造粒物を形成し、この造粒物の表面に液体を付着させ、この液体が付着している造粒物表面に、紙廃材粉及び吸水性樹脂粉を含む粉状被覆材を付着させることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材の製造方法。
- 使用済みの飲食物の残滓が付着するラミネート加工紙製容器廃材を3mm以下の粒径に粉砕し、このラミネート加工紙製容器廃材粉に、該ラミネート加工紙製容器廃材粉より少量の防黴剤と、該ラミネート加工紙製容器廃材粉より少量の吸水性樹脂と、前記ラミネート加工紙廃材粉より少量の脱臭剤とを混合して、造粒して、造粒物を形成し、この造粒物の表面に液体を付着させ、この液体が付着している造粒物表面に粉状の吸油材含有被覆材を付着させ、次いでこの付着した粉状の吸油材含有被覆材の上に液体を付着させ、液体が付着している吸油材含有被覆材の上に、紙廃材粉及び吸水性樹脂粉を含む粉状被覆材を付着させることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材の製造方法。
- 使用済みの飲食物の残滓が付着するラミネート加工紙製容器廃材を3mm以下の粒径に粉砕し、このラミネート加工紙製容器廃材粉に、該ラミネート加工紙製容器廃材粉より少量の防黴剤と、該ラミネート加工紙製容器廃材粉より少量の吸水性樹脂と、前記ラミネート加工紙廃材粉より少量の吸油材と、前記ラミネート加工紙廃材粉より少量の脱臭剤とを混合して、造粒して、造粒物を形成し、この造粒物の表面に液体を付着させ、この液体が付着している造粒物表面に粉状の吸油材含有被覆材を付着させ、次いでこの付着した粉状の吸油材含有被覆材の上に液体を付着させ、液体が付着している吸油材含有被覆材の上に、紙廃材粉及び吸水性樹脂粉を含む粉状被覆材を付着させることを特徴とする粒状の動物用排泄物処理材の製造方法。
- 吸油材が、ゼオライト、ベントナイト、無定形ケイ酸、籾殻、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、又は活性炭を含んで形成されていることを特徴とする請求項9乃至11の何れか一項に記載の粒状の動物用排泄物処理材。
- 吸油材が、ゼオライト又は無定形ケイ酸或いはそれらの混合物を含んで形成されていることを特徴とする請求項9乃至11の何れか一項に記載の粒状の動物用排泄物処理材の製造方法。
- 使用済みの飲食物の残滓が付着するラミネート加工紙製容器廃材粉の少なくとも一部を形成するラミネート加工紙が、紙の表面がプラスチック材料のみで被覆されているものであることを特徴とする請求項9乃至11の何れか一項に記載の粒状の動物用排泄物処理材の製造方法。
- 使用済みの飲食物の残滓が付着するラミネート加工紙製容器廃材粉が食用油脂を含有するものであることを特徴とする請求項9乃至11の何れか一項に記載の粒状の動物用排泄物処理材の製造方法。
- 被覆材層において、吸水性樹脂がポリアクリルアミドと共に使用されていることを特徴とする請求項10乃至13の何れか一項に記載の粒状の動物用排泄物処理材の製造方法。
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