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JP3740264B2 - 車輌用灯具 - Google Patents

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JP3740264B2
JP3740264B2 JP31594997A JP31594997A JP3740264B2 JP 3740264 B2 JP3740264 B2 JP 3740264B2 JP 31594997 A JP31594997 A JP 31594997A JP 31594997 A JP31594997 A JP 31594997A JP 3740264 B2 JP3740264 B2 JP 3740264B2
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博和 青山
秀樹 田中
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Koito Manufacturing Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光源からの光を複数の方向に出射することができるようにした車輌用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車輌用灯具、例えば、自動車の前部の角部に設けられるターンシグナルランプにあっては、一つの光源からの光を自動車の前方だけではなく側方にも出射することができるようにされたものがある。
【0003】
図15はそのような従来のターンシグナルランプの一例aを示すものである。即ち、該ターンシグナルランプaは、前面が左斜め前方に向かって開口したランプボディbと、該ランプボディbの内部に配置された反射鏡cと、上記ランプボディbの前面開口を覆うレンズdと、ランプボディbにその内面側に突出するように配設された光源である電球e等から成るものである。また、反射鏡cは、その一部が切欠かれた様な形状に形成されて、切欠部fとされている。
【0004】
しかして、電球eから出射した光は、直接または反射鏡cによって反射されてレンズdを通ってターンシグナルランプaの外部、即ち、自動車の前方に向かって出射される光束g、gと、反射鏡cの切欠部fが形成された部分に達し、反射鏡cによって前方に反射されずに切欠部fを通って左側方に向かい自動車の側方に向かって出射される光束h、hとに分かれる。従って、ターンシグナルランプaに複数の機能、即ち、前方に向かって出射される光束g、gによる通常のターンシグナルランプの機能に加えて、側方に向かって出射される光束h、hによるサイドターンシグナルランプの機能をも併せ持つようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記したような車輌用灯具、即ち、ターンシグナルランプaにあっては、レンズdを通して反射鏡cの切欠部fが見えてしまうため、美観を損なうという問題があった。
【0006】
特に、近年においては、レンズdに、拡散レンズステップが少ないものや、拡散レンズステップが全く無い素通しのものが多く用いられるようになってきており、従って、灯具の内部がはっきりと見えてしまうために、上記問題がよりいっそうクローズアップされることとなってきた。
【0007】
従って、本発明車輌用灯具は、光源の光を側方にも出射することができるようにして、灯具に複数の機能を併せ持たせると共に、アウターレンズを透して灯具内部の構造が見えても、見栄えが悪くならないようにした車輌用灯具を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明車輌用灯具は上記課題を解決するために、車輌の端部に取着され、反射鏡は、光源からの光を外部に反射して出射させる反射部と、反射部と一体に形成された意匠部とを有し、インナーレンズが反射部と意匠部の両方に亘って設けられた切欠部に嵌合されて取着されることにより、切欠部の周囲の反射鏡の面形状とインナーレンズの面形状とが連続し段差のない均一な面になるようにし、インナーレンズの反射鏡の反射部に位置する部分と意匠部に位置する部分にはそれぞれ屈折レンズステップが形成され、光源からの光のうちインナーレンズを透過した光をそれ以外の光と全く異なった方向に出射するようにしたものである。
【0009】
従って、反射鏡の切欠部が、その周囲の反射鏡の面形状と連続し段差のない均一な面となるような形状をしたインナーレンズによって覆われているため、アウターレンズを透して反射鏡の切欠部が目立つことが無く見栄えを損なうことがなくなり、また、インナーレンズには屈折レンズステップが形成されているため、光源からの光をより細かく制御することができるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明車輌用灯具の実施の形態について添付図面に従って説明する。尚、以下に示す各実施の形態は、本発明車輌用灯具をヘッドランプとターンシグナルランプが一体に形成された自動車用の前照灯(以下、単に「ランプ」という。)に適用したものであり、車体の前部左側に設けられるものについて説明したものである。
【0011】
尚、以下の説明において、前後左右の方向をいう時は、上記ランプが自動車の所定の箇所に取り付けられた場合における、自動車の前後左右の方向に対応する方向をいうものとする。
【0012】
図1乃至図9は、第1の実施の形態を示すものである。
【0013】
即ち、ランプ1は、略容器状を為すランプボディ2と、該ランプボディ2にその開口を覆うように取着固定されたアウターレンズ3と、上記ランプボディ2の所定の位置に配置されたヘッドランプ及びターンシグナルランプ用の2種類の光源である電球4a及び4bと、同じく、上記ランプボディ2とアウターレンズ3とによって画成された空間内に配設されたヘッドランプ及びターンシグナルランプ用の2種類の反射鏡5a及び5b等から成るものである。
【0014】
ランプボディ2は、図2及び図9に示すように、前方から見て開口部の形状が左右非対称を為し、左側の右半部6に連続して左半部7が斜め後方に向かって延び、前方及び左側方に向かって開口している。そして、アウターレンズ3は、上記ランプボディ2の形状に従って、左方に行くに従って後方へ変位するように湾曲した形状に形成され、更に、下述する反射鏡5bの側方反射部に対応した部分には適宜な形状をした多数の屈折レンズステップ3a、3a、・・・が形成されている。
【0015】
ヘッドランプ用として適宜な形状に形成された反射鏡5aは、上記ランプボディ2の右半部6の内面に沿って配置され、また、ターンシグナルランプ用の反射鏡5bはランプボディ2の左半部7に配置される。
【0016】
そして、反射鏡5bは、ランプボディ2の左半部7の内面に沿って略同じ方向に延びる形状を有し、前方及び側方側となる一方の面の全て又は一部が、例えば、真空蒸着等によって反射面とされ、図1及び図3に示すように、右端には略前後方向に延びる側壁部8が、該側壁部8の左側には湾曲し前面が回転放物面の一部を為すように形成された主反射部9が、該主反射部9の左側には前後方向に延びた中間壁部10が、そして、該中間壁部10に続いて斜め後方に向かって延びた側方反射部11が一体に形成されて成るものである。
【0017】
上記側方反射部11は、後述するように、ランプ1のサイドターンシグナルランプとして機能する部分に位置するものであり、その部分にまで反射鏡5bを延長する必要性及び、側部反射面11の表面を必ずしも反射面とする必要性は特にはないが、反射鏡5bの他の部分との意匠的な均衡を保つためにも反射面とすることが望ましいものである。従って、側方反射部11は、所謂意匠的に設けられる意匠部であるということができる。
【0018】
更に、反射鏡5bの上下の略中間の位置において、主反射部9と中間壁部10が、図3及び図9に示すように、恰も切欠かれた様な形状に形成されて、その部分が他の部分のように前方に突出せずに略平坦な部分を形成して切欠部12とされている。また、該切欠部12には、左側に2カ所係合孔13、13が開口していると共に、右側には上記係合孔13、13よりも大きな別の係合孔14が形成されている。
【0019】
そして、上記切欠部12には、例えば透明のプラスチックから成るインナーレンズ15が取着されている。該インナーレンズ15は、図1及び図2に示すように、上記切欠部12にぴったりと填り込んで、切欠部3の周囲の主反射部9と中間壁部10と一体となるような形状を有している。
【0020】
即ち、インナーレンズ15は、図4乃至図8に示すように、上方から見て、略前後方向に略垂直に延びる左半部16と、該左半部16の前端から右方に略斜め後方に向かって延びた右半部17とから成るものである。そして、上記左半部16の前端面16a及び後端面16bは、図6に示すように、反射鏡5bの反射面の形状に合わせて緩やな曲面に形成されている。更に、左半部16の後端からは2カ所、支持脚18、18が後方に向かって、また、右半部17の後端からも支持脚19が後方に向かって、それぞれ後方に向かって一体に突出形成されている。尚、上記支持脚18、18の左側の面及び19の右側の面の後端部にはそれぞれ、係合爪20、20及び21が形成されている。
【0021】
そして、右半部17の斜め前方を向いた前面22は、反射鏡5bの主反射部9の反射面に対応した回転放物面とされている。右半部17の斜め後方を向いた後面23の一部及び左半部16の左側面24にはそれぞれ、適宜な形状をした屈折レンズステップ25、25、・・・が多数形成されている。尚、上記インナーレンズ15に形成された屈折レンズステップ25、25、・・・と同様に、アウターレンズ3の前記反射鏡5の側部反射部11を側方から覆う部分にも図示しない適宜な形状の屈折レンズステップが多数形成されている。
【0022】
しかして、上記インナーレンズ15は、図1及び図2に示すように、反射鏡5bの切欠部12に嵌合されて取着される。即ち、切欠部12の係合孔13、13及び14に、インナーレンズ15を撓ませながら、その後端部の支持脚18、18及び19をそれぞれ弾発的に挿入し、係合孔13、13及び14の後方の開口縁に係合爪20、20及び21を引掛けることにより固定する。尚、この時、左半部16及び右半部17の後端面16b及び17aが、係合孔13、13及び14の開口の周囲の反射鏡5bの表面にぴったりと接するようになる。このようにして、インナーレンズ15は反射鏡5bの主反射部9及び中間壁部10と一体化し、特に、主反射部9と中間壁部10の反射面とインナーレンズ15の右半部17の前面22及び左半部16の左側面24とがそれぞれ段差のない均一な面となる。
【0023】
そして、図1に示すように、電球4bが点灯すると、その光束26は、直接又は主反射部9の反射面によって反射されてランプ1の前方に向かって出射されると共に、インナーレンズ15が取着された切欠部12に達した一部の光束26は、インナーレンズ15を透過して、屈折レンズステップ25、25、・・・によって屈折され、アウターレンズ3の屈折レンズステップ3a、3a、・・・によって更に屈折されて、ランプ1の斜め後方に出射される。
【0024】
従って、ランプ1のターンシグナルランプとして機能する左側の部分は、1つの電球4bの光を2方向に出射し、サイドターンシグナルランプの機能をも併せ持つようになる。そして、電球4bが点灯していないときには、当該ランプ1に正対した状態で見た場合においても、アウターレンズ3を通して見たランプボディ2の左半部7に対応した部分は、反射鏡5bの切欠部12にはインナーレンズ15が嵌合し、しかも、インナーレンズ15の表面が反射鏡5bの反射面と均一な面となっているので、見栄えが低下することがない。しかも、単に反射鏡に切欠を設けただけのものと比べて、インナーレンズ15の屈折レンズステップ25、25、・・・により、光束26の出射方向等を細かく制御することが可能となる。
【0025】
また、インナーレンズ15の屈折レンズステップ25、25、・・・に加えて、アウターレンズ3にも屈折レンズステップ3a、3a、・・・を形成することによって、インナーレンズ15を透過した光の方向を細かく制御して、例えば、より後方に向かって出射することが可能となる。
【0026】
図10乃至図14は本発明車輌用灯具の第2の実施の形態1Aを示すものである。当該第2の実施の形態1Aは、インナーレンズの形状、即ち、インナーレンズの反射鏡への取付方法が前記第1の実施の形態と異なるものである。従って、以下の第2の実施の形態の説明は、第1の実施の形態と異なる部分についてのみ行い、同様の部分については、前記第1の実施の形態の説明において、同様の部分に用いた符号と同じ符号を用いることにより、その説明を省略する。
【0027】
即ち、反射鏡5bの切欠部12には、その右側に上記係合孔30が形成されている。そして、該係合孔30の反射鏡5bの後面側の開口縁には、係合孔30の開口の右側に取付ボス31が後方に向かって突出して形成されていると共に、切欠部12の左側縁に沿って凹部32が形成されている。
【0028】
そして、上記切欠部12には、インナーレンズ33が取着されている。該インナーレンズ33は、図10に示すように、上記切欠部12にぴったりと填り込んで、切欠部12の周囲の主反射部9と中間壁部10と一体となるような形状を有している。
【0029】
即ち、インナーレンズ33は、図11乃至図14に示すように、上方から見て、略前後方向に略垂直に延びる左半部34と、該左半部34の前端から右方に略斜め後方に向かって延びた右半部35から成るものである。そして、上記左半部34の前端面34a及び後端面34bは、図12に示すように、反射鏡5bの反射面の形状に合わせて緩やな曲面に形成されている。更に、右半部35の後端からは支持脚36が後方に向かって一体に突出形成されている。
【0030】
支持脚36の後端部の上部及び下部からはそれぞれ右方に向かって、略L字状をした係合突片37、37が突出形成され、同様に、中央部からは、右方に向かってビス挿通孔を有する固定片38が突出形成されている。尚、上記係合突片37、37の先端の間隔は、前記反射鏡5の取付ボス31の外径より稍狭い幅とされている。
【0031】
そして、右半部35の斜め前方を向いた前面39は、反射鏡5bの主反射部9の反射面に対応した回転放物面とされている。右半部35の斜め後方を向いた後面40の一部及び左半部34の左側面41にはそれぞれ、適宜な形状をした屈折レンズステップ42、42、・・・が多数形成されている。
【0032】
しかして、上記インナーレンズ33は、図10に示すように、反射鏡5bの切欠部12に嵌合されて取着される。即ち、インナーレンズ33の左半部34の後端と切欠部12の凹部32の位置を合わせ、同時に、係合孔30に、インナーレンズ33、特に、支持脚36を有する右半部35を撓ませながら、その後端部の支持脚36を挿入する。すると、反射鏡5の後面において、取付ボス部31が係合突片37、37の間にその先端を押し広げるように撓ませながら入り込み、固定ボス31が恰も係合突片37、37に抱きかかえられたような状態となり、同時に、固定片38が取付ボス部31の後端と接するようになる。
【0033】
そして、ビス43を固定片38のビス挿通孔から挿入し取付ボス部31の螺孔に螺合すると、インナーレンズ33は、左半部34と右半部35の後端が取付ボス部31と凹部32とによって支持され、反射鏡5bの切欠部12内に固定されることになる。尚、この時、右半部35の後端面も係合孔の30の開口縁部の反射鏡5bの表面にぴったりと接するようになる。
【0034】
このようにして、インナーレンズ33は反射鏡5bの主反射部9及び中間壁部10と一体化し、特に、主反射部9と中間壁部10の反射面とインナーレンズ33の右半部35の前面39及び左半部36の左側面41とがそれぞれ段差のない均一な面となる。
【0035】
そして、図10に示すように、電球4bが点灯すると、その光束44は、直接又は主反射部9の反射面によって反射されてランプ1Aの前方に向かって出射されると共に、インナーレンズ33が取着された切欠部12に達した一部の光束44は、インナーレンズ33を透過して、屈折レンズステップ42、42、・・・によって屈折され、アウターレンズ3の屈折レンズステップ3a、3a、・・・によって更に屈折されて、ランプ1Aの斜め後方に出射される。
【0036】
【発明の効果】
以上に記載したところから明らかなように本発明車輌用灯具は、車輌の端部に取着され、反射鏡は、光源からの光を外部に反射して出射させる反射部と、反射部と一体に形成された意匠部とを有し、インナーレンズが反射部と意匠部の両方に亘って設けられた切欠部に嵌合されて取着されることにより、切欠部の周囲の反射鏡の面形状とインナーレンズの面形状とが連続し段差のない均一な面になるようにし、インナーレンズの反射鏡の反射部に位置する部分と意匠部に位置する部分にはそれぞれ屈折レンズステップが形成され、光源からの光のうちインナーレンズを透過した光をそれ以外の光と全く異なった方向に出射するようにしたので、反射鏡とインナーレンズとの一体感により、反射鏡に段差のある切欠部が形成されているにも関わらず車輌用灯具内部の見栄えが良くなると共に、光源の光を本来の出射方向とは別の方向にもインナーレンズを通して出射することができる。すなわち、インナーレンズは反射鏡の反射部と意匠部の両方に亘って設けられた切欠部に嵌合されて取着されているので、切欠部が外部から見えてしまうことがない。また、インナーレンズの反射鏡の反射部に位置する部分と意匠部に位置する部分にそれぞれ屈折レンズステップを形成したので、インナーレンズを透してその背後の切欠部をより見え難くすることができると共に、インナーレンズを透過した光源の光をより細かく制御することができる。
【0040】
請求項に記載した発明にあっては、アウターレンズのインナーレンズを透過した光が通過する部分に屈折レンズステップを形成したので、インナーレンズを透過した光源の光をより一層細かく制御することができる。
【0041】
尚、前記各実施の形態において示した各部具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施するに当たっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図8と共に本発明車輌用灯具の第1の実施の形態を示すものであり、本図は要部を概略的に示す水平断面図である。
【図2】アウターレンズを外した状態を示す正面図である。
【図3】反射鏡の拡大水平断面図である。
【図4】インナーレンズを上方より見た状態で示す拡大平面図である。
【図5】インナーレンズの一部を拡大して示す水平断面図である。
【図6】インナーレンズを拡大して示す左側面図である。
【図7】インナーレンズを拡大して示す右側面図である。
【図8】インナーレンズを拡大して示す背面図である。
【図9】ランプボディ及び反射鏡の斜視図である。
【図10】図11乃至図14と共に本発明車輌用灯具の第2の実施の形態を示すものであり、本図は要部を概略的に示す水平断面図である。
【図11】インナーレンズを上方より見た状態で示す拡大平面図である。
【図12】インナーレンズを拡大して示す左側面図である。
【図13】インナーレンズを拡大して示す右側面図である。
【図14】インナーレンズを拡大して示す背面図である。
【図15】従来の車輌用灯具の一例を概略的に示す水平断面図である。
【符号の説明】
1…車輌用灯具、2…ランプボディ、3…アウターレンズ、3a…屈折レンズステップ、4b…光源(電球)、5b…反射鏡、9…反射部(主反射部)、11…意匠部(側部反射部)、12…切欠部、15…インナーレンズ、25…屈折レンズステップ、1A…車輌用灯具、33…インナーレンズ、42…屈折レンズステップ

Claims (2)

  1. ランプボディと、該ランプボディ内に配置され又はランプボディと一体に形成された反射鏡と、上記ランプボディの開口を覆うアウターレンズと、上記ランプボディとアウターレンズとによって画成された空間内に配置された光源とを有する車輌用灯具であって、
    上記車輌用灯具は車輌の端部に取着され、
    上記反射鏡は、上記光源からの光を外部に反射して出射させる反射部と、該反射部と一体に形成された意匠部とを有し、
    インナーレンズが上記反射部と上記意匠部の両方に亘って設けられた切欠部に嵌合されて取着されることにより、該切欠部の周囲の反射鏡の面形状とインナーレンズの面形状とが連続し段差のない均一な面になるようにし、
    上記インナーレンズの上記反射鏡の反射部に位置する部分と意匠部に位置する部分にはそれぞれ屈折レンズステップが形成され、
    上記光源からの光のうち上記インナーレンズを透過した光をそれ以外の光と全く異なった方向に出射するようにした
    ことを特徴とする車輌用灯具。
  2. アウターレンズのインナーレンズを透過した光が通過する部分に屈折レンズステップが形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車輌用灯具。
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