JP3633446B2 - Clock with solar battery - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は太陽電池付き時計に係り、特に、太陽電池によって発電された電力を用いて駆動される腕時計を構成する場合に好適な時計構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、腕時計の本体構造においては、外装ケースの内部において位置決めされる中枠によってムーブメントを支持し、このムーブメントの前面側、すなわち表示窓が設けられている側に文字板が取り付けられる。
【0003】
ところで、上記の腕時計としては、太陽電池を内蔵し、太陽電池が発電した電力によって動作する太陽電池付き腕時計が知られている。この太陽電池付き腕時計においては、外装ケースの内部にムーブメントを収容し、このムーブメントの前面側に薄板状の太陽電池が配置される。この場合、太陽電池の受光面が表示窓を通してそのまま視認できるように露出した状態で設置される場合もあるが、多くの場合、上記の文字板の代替物として、半透明のプラスチックやセラミックなどからなる透光板が太陽電池の受光面を覆うように配置される。
【0004】
太陽電池の上に透光板を配置した構造の表示部を備えた太陽電池付き腕時計としては、ムーブメントの地板上に太陽電池を保持する太陽電池受け部材を取り付け、この太陽電池受け部材に太陽電池を装着した後、さらにその前面側に透光板を配置するものがある。このような構造は、例えば特開平10−239453号公報に記載されている。この公報に記載された構造では、太陽電池受け部材の背面側の部分にムーブメントに対する係合部を設け、太陽電池受け部材の前面側の部分に太陽電池を係合保持する係合フックと、透光板を係合保持する係合フックとを設けている。したがって、この太陽電池受け部材を用いることにより、ムーブメント、太陽電池及び透光板を一体的に保持することが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の太陽電池付き腕時計においては、外装ケースの内部において、背面側(裏蓋側)から前面側(表示窓側)へ向けて、中枠、ムーブメント、太陽電池受け部材、太陽電池、透光板が順次に配置されているので、時計本体の厚さを低減することが難しいという問題点がある。
【0006】
また、太陽電池付き腕時計の場合、通常の電池式腕時計に比べて表示部周りの部品点数が増加するため、組立作業が煩雑になるという問題点もある。
【0007】
さらに、上記透光板にはセラミックスやガラスなどの脆性材料が用いられる場合があり、このような脆性材料を透光板に用いる場合には、透光板の損傷を防止するために緩衝構造を設ける必要があるので、なおさら時計本体が厚くなってしまう。
【0008】
そこで本発明は上記問題点を解決するものであり、その課題は、太陽電池付き時計において、従来よりも薄型に構成することのできる本体構造を提供することにある。また、本発明の他の目的は、部品点数を削減し、容易に組立作業を行うことができる本体構造を提供することである。さらに、本発明の別の目的は、耐衝撃性の高い本体構造を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の太陽電池付き時計は、太陽電池と、ムーブメントと、前記太陽電池及び前記ムーブメントを収容位置決めし、外装ケースの内面に当接される支持枠体とを有する太陽電池付き時計であって、前記ムーブメントには、前面側に外周段部が設けられており、前記支持枠体には、前記ムーブメントを前面側から収容する開口を備えた収容部と、前記ムーブメントを背面側から支持する支持段部と、前記外周段部に前面側から係合する係合フックと、前記太陽電池の受光面側の外縁部を保持する第2フックと、を一体に備えていることを特徴とする。
ここで、太陽電池とムーブメントとの間を導電接続するための導通部が設けられている場合には、この導通部の近傍に上記第2フックを配置することが、導通部の導電接続状態の信頼性を得るために望ましい。
【0010】
支持枠体は支持段部によりムーブメントを保持したので、従来のように中枠によってムーブメントを位置決めした上で、このムーブメントに装着した太陽電池受け部材を介して太陽電池を取り付ける必要がなくなり、外装ケース内の内部構造を薄型化することが可能になる。また、支持枠体、ムーブメント及び太陽電池を組立時において一体化し、この一体化したものをそのまま外装ケースに収容すれば時計の組立が完了するので、組立作業を容易に行うことができる。さらに、ムーブメント、太陽電池及び支持枠体が相互に保持されているので、各構成部材の耐衝撃性を高めることができる。さらに、第2保持構造により、太陽電池とムーブメントとの間に配置される接点バネ(導通バネ)の応力(弾性力)に抗して太陽電池を保持することができるので、指針の取り付け作業を容易に行うことができる。
さらに、ムーブメントを前面側から支持枠体の収容部内へ受け入れることができるので、支持枠体に対するムーブメントと太陽電池の装着方向が同一となるから、組立作業をさらに容易化できる。また、支持枠体から見てムーブメントと太陽電池をいずれも前面側に保持するように構成できるので、内部構造の厚さ寸法をさらに低減することが可能になる。
さらに、係合フックと太陽電池との間に隙間があること、すなわち係合フックがムーブメントの前面より背面側に設けられていることにより、ムーブメントと太陽電池との間に支持枠体の一部を介在させなくても、係合フックが太陽電池に当接することがないので、ムーブメントと太陽電池との間に間隙を設けることなく配置することが可能になり、内部構造を薄型化できる。
さらに、前記第2フックにより、ムーブメントと太陽電池との間に支持枠体の構造部分を介在させる必要がなくなるので、内部構造をさらに薄型化できる。
【0011】
支持枠体は、例えば合成樹脂などによって形成されることが望ましく、射出成形法などによって一体成形されることが望ましい。
【0017】
前記第2フックは、前記外装ケースの内面に背面側から当接していることが望ましい。これにより、支持枠体が外装ケース内部で前面側にも支持されているので、ムーブメントや太陽電池などの内部構造の構成部材に伝わる衝撃を第2フックの弾性及び支持枠体によって緩和することができる。
【0018】
前記ムーブメントと前記太陽電池とは、直接相互に重なり合うように配置されていることが好ましい。すなわち、ムーブメントの前面と太陽電池の背面とが相互に対向配置され、若しくは相互に接触していることが好ましい。これにより、ムーブメントと太陽電池との間に他の部材が介在しないので、内部構造を薄型化することができる。
【0019】
前記太陽電池の受光面側には透光板が配置され、前記支持枠体には、前記透光板を保持するための第3保持構造が設けられていることが好ましい。
【0020】
前記第3保持構造には、前記透光板を前記太陽電池の受光面側から受け入れ可能に構成され、前記透光板の外縁部を保持するための係合部を有する第3の係合フックが設けられていることが好ましい。
【0021】
前記第3の係合フックは、前記外装ケースの内面に背面側から当接していることが望ましい。第3の係合フックが外装ケースに当接していることにより、支持枠体が外装ケースによって前面側から支持されていることとなるので、ムーブメント、太陽電池、透光板等に対する衝撃力を第3の係合フックの弾性及び支持枠体によって緩和することができる。
【0022】
前記透光板は、透光性部材と、該透光性部材の外縁部に取り付けられた取付枠とを有し、該取付枠が前記第3保持構造によって保持されていることが好ましい。取付枠を介して透光性部材を保持固定することによって、衝撃力を受けた場合の透光性部材の損傷を低減でき、耐衝撃性を向上することができる。特に透光性部材がガラス、貝材、セラミックス材等の脆性材料で構成されている場合にはその割れを防止するために効果的である。取付枠は金属材料などの高い剛性と弾性を備えたもので構成することが望ましい。合成樹脂で構成してもよい。
【0023】
前記取付枠が前記太陽電池に当接して、前記太陽電池の受光面と前記透光性部材との間に間隙が形成されていることが好ましい。間隙によって透光板が太陽電池に直接接触していないことから、取付枠を介して応力が伝達されるので、ムーブメントや太陽電池が配置された側から衝撃力を受けにくくなり、耐衝撃性を向上できる。
【0024】
ここで、前記取付枠と前記太陽電池との間に緩衝材が介在していることが耐衝撃性をさらに向上させるうえで好ましい。緩衝材は、PET(ポリエチレンテレフタレート)その他の合成樹脂、ゴム等の弾性材料によって構成することが望ましい。
【0025】
上記の支持枠体は、外装ケースにより位置決めされていることが好ましい。ここで、外装ケースとは、例えば腕時計の場合には胴、ガラス縁、裏蓋などの各種外装部材によって適宜に構成されるケース体を言う。
【0026】
なお、上記第2フックと第3の係合フックとは、前記支持枠体の外周部において周回方向に見て異なる位置にそれぞれ複数設けられていることが望ましい。また、上記第1フック、第2フック及び第3の係合フックは、それぞれ、弾性変形可能な構造となっていることが望ましく、また、上記支持枠体に一体に設けられていることが望ましい。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明に係る太陽電池付き時計の実施形態について詳細に説明する。以下に詳述する実施形態は腕時計の本体構造について本発明を適用した例を示すものであるが、本発明は腕時計に限らず、懐中時計その他の携帯時計、その他の各種時計にも同様に適用できるものである。
【0028】
図1は、本実施形態の太陽電池付きの腕時計100の内部構造を12時又は6時方向の切断面にて示すとともに、その一部を1時、2時、7時、11時方向の切断面にて示した縦断面図である。また、図2は、腕時計100の内部構造を、後述する支持枠体の底部に複数設けられた押上構造部における切断面にて示した縦断面図である。
【0029】
本実施形態の外装ケース110は、環状に形成された胴111と、胴111の前面側に取り付けられたガラス縁112と、胴111の背面側に取り付けられた裏蓋114とからなる。ガラス縁112にはガラス等からなる透明な表示窓113が取り付けられている。なお、本発明の外装ケースとしては、裏蓋のない、いわゆるワンピース型のケース体や、ガラス縁を有しないケース体など、どのような構造のものであっても構わない。
【0030】
外装ケース110の内部には、ムーブメント120と、合成樹脂を射出成形法等によって一体成形してなる支持枠体130と、この支持枠体130の前面側に係合保持された薄板状の太陽電池140と、太陽電池140のさらに前面側に係合保持された透光板150とが収容されている。
【0031】
ムーブメント120は、合成樹脂等によって形成された地板121に多数の部品が組み込まれて成るものであって、太陽電池140にて発電された電力を蓄積するための大容量コンデンサや化学2次電池等からなる蓄電手段122を備え、また、図示しない時計制御回路や駆動モータなどを内蔵している。この駆動モータは時計制御回路の制御下において指針部123に設けられた指針123a(時針、分針等)を運針させる。
【0032】
支持枠体130は、ムーブメント120を前面側から収容するための収容空間を形成する収容孔131を備えている。収容孔131の前面側に設けられた開口部はムーブメント120を導入可能に構成されている。また、この収容孔131の内周面には前面側に向いた支持段部131aが設けられている。この支持段部131aは、ムーブメント120の地板121等に形成された外周段部121aに当接し、ムーブメント120を背面側から支持している。
【0033】
収容孔131の周囲には、複数(図示例では12時側及び6時側の2箇所にそれぞれ一つずつ計2個)の係合フック132が設けられ、これらの係合フック132の係合端は内周側に突出し、背面側に向いた係合面を備えている。係合フック132はムーブメント120の外周部に設けられた外周段部121bに前面側から係合している。係合フック132はムーブメント120の径方向、すなわち図示左右方向に出没可能に弾性変形するように構成されているので、ムーブメント120を前面側から支持枠体130の収容孔131内に導入し、軽く押し入れると、自動的に係合フック132が弾性変形して外周段部121bに係合するようになっている。
【0034】
上記のように、ムーブメント120は、支持枠体130の支持段部131aと係合フック132とによって背面側及び前面側の双方から係合保持され、また、支持枠体130の内側面132bによって水平方向に弾性支持されているので、支持枠体130に対して一体化される。さらに、ムーブメント120は、支持枠体130に形成された位置決め用突起138とムーブメント120の図示しない穴若しくは凹部との嵌合によって回転方向に規制される。
【0035】
支持枠体130の収容孔131の外周側の部分は全体として環状の枠体部133となっており、枠体部133の前面133aはほぼ平坦に形成され、この前面133a上に後述する係合フック134,135が形成されている。一方、枠体部133の底部には、図2に示すように、内側押上バネ部133c及び外側押上バネ部133dが突出形成されている。これらの押上構造部は、内側押上バネ部133c及び外側押上バネ部133cの上部において枠体部133の内外方向に貫通する貫通孔を形成することによって、図示上下方向の弾性変形が可能になるように一体に形成されたものである。上記の内側押上バネ部133c及び外側押上バネ部133dは、枠体部133の底部における周回方向の複数箇所に分散して形成されている。
【0036】
枠体部133の前面133aは全体的に平坦に形成され、収容孔131内に収容されたムーブメント120の上面とほぼ面一になるように形成されている。この前面133aには、周回方向の複数箇所にそれぞれ係合フック134,135が前面側に突出するように設けられている。これらの係合フック134,135は、それぞれ背面側に向いた係合面を備えている。係合フック134は、太陽電池140の外縁部を前面側から係合保持するように構成され、係合フック135は、透光板150の外縁部を前面側から係合保持するように構成されている。
【0037】
図3は、支持枠体130の平面図及び各部の断面図を示すものである。枠体部133の前面133aにおいて、上記の係合フック134と係合フック135とは、相互に異なる周回方向の位置に設けられている。
【0038】
また、前面133aには、断面半円形の複数の位置決め突起137が設けられている。この位置決め突起137は、太陽電池140と透光板150の双方の外縁部に係合し、太陽電池140と透光板150の双方の姿勢を位置決めするためのものである。
【0039】
なお、支持枠体130の枠体部133には、背面側に開口する環状溝133bが設けられている。この環状溝133bは、リング状の接点バネ124を収容保持するためのものである。
【0040】
太陽電池140は、薄いステンレス鋼板の表面上にアモルファス等の半導体層を積層してPIN構造を形成し、表面にITO(インジウムスズ酸化物)等の透明導電体からなる透明電極を形成したものである。図4(a)に示すように、太陽電池140は、それぞれが上記の積層構造を有する複数(図示例では4つ)の分割部141が平面的に分割された状態で形成されている。これらの分割部141は接続パターン142を介して相互に直列に導電接続され、この直列回路の両端部が端子パターン143,144に導電接続されている。これらの端子パターン143,144はステンレス鋼板を貫通し、その裏面上に設けられた図示しない接続端子部に導電接続されている。
【0041】
太陽電池140の外縁には、上記接続パターン142が形成された張出縁部145が複数(図示例では3つ)設けられ、さらに、12時側の外縁部に上記端子パターン143,144が形成された張出縁部146が設けられている。上記の張出縁部145の周回方向の両端部には、それぞれ外縁が凹形状に形成されてなる切り欠き部145aが設けられている。
【0042】
なお、太陽電池140としては、上記のようにステンレス鋼板を基板として形成されたものに限られず、半導体基板を用いたもの、ガラス基板やセラミックス基板を用いたもの、合成樹脂等からなるフィルム基板を用いたものなど、種々の構造のものを用いることができる。
【0043】
一方、透光板150は、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、各種ガラス、セラミックス等の種々の材質の透明材料、半透明材料などで構成することができる。また、必要に応じて前面若しくは背面上に所定の模様、文字等を構成する被着層を塗布、印刷、接着等の方法により形成してもよい。図示例の透光板150は、透明樹脂若しくは白色等の微粒子を混入した透明樹脂などで形成された半透明の透光性基板151の前面上に、白蝶貝などの貝材の薄板152を貼着し、その上に適宜に印刷を施したものであって、全体として半透明の外観を呈するものである。
【0044】
透光板150の平面形状を図4(b)に示す。透光板150の外縁には、相互に対向する位置(図示例では1時半及び7時半方向の外縁部2箇所)に一対の張出縁部151が設けられ、また、相互に対向する位置(図示例では4時及び10時方向の外縁部2箇所)に一対の張出縁部152が設けられている。張出縁部152の中央部分には、凹状の外縁形状を備えた切り欠き部152aがそれぞれ形成されている。
【0045】
図5には、上記支持枠体130にムーブメント120、太陽電池140及び透光板150を装着して一体化したものの平面透視図を示す。ムーブメント120は、前面側(図の紙面に対し手前側)から支持枠体130の収容孔131内に押し込まれ、その内縁部に設けられた上記の支持段部131aに支持された状態になると同時に、係合フック132が外周段部121bに係合して保持された状態になる。ここで、ムーブメント120の前面と枠体部133の前面133aとはほぼ面一になるとともに、係合フック132は双方の前面よりも前面側に突出しないように形成されているので、ムーブメント120の前面及び枠体部133の前面133aによってほぼ平坦な支持面が構成される。
【0046】
次に、上記ムーブメント120及び枠体部133の前面上に太陽電池140を載せ、その外縁に形成された張出縁部145の両側の切り欠き部145aの一部及び張出縁部146の両側縁部を押圧して、係合フック134を弾性変形させ、太陽電池140の外縁を係合フック134の係合面の下に押し込む。このとき、太陽電池140の外縁にある、上記係合フック134に対応していない位置に設けられた切り欠き部145aを位置決め突起137に合わせるようにして位置決めした状態で、太陽電池140を枠体部133に装着する。
【0047】
上記の太陽電池140の取り付けに際しては、ムーブメント120内に設けられた接点端子(図示せず)を内蔵するガイド孔126a,126b内に、コイル状の導通バネ127a,127bを入れ、その上から太陽電池140を装着する。このようにすることによって、太陽電池140とムーブメント120との間において、導通バネ126a,126bが、ムーブメント120の接点端子と太陽電池140の裏面上に形成された上記の接続端子部とを導電接続させる。ここで、ムーブメント120の接点端子と太陽電池140の接続端子部とは共に時計の12時半から1時半方向までの範囲内に配置されており、これに対して枠体部133上に設けられた係合フック134のうちの一つは時計の1時方向に設けられている。したがって、太陽電池140の係合フック134がムーブメント120と太陽電池140との導電接続部の近傍に設けられていることとなるので、この係合フック134によって太陽電池140の外縁部を係合保持することによって、ムーブメント120と太陽電池140との導電接続の信頼性を高めることができる。また、この係合フック134によって導通バネ126a,126bのバネ応力に逆らって太陽電池140を枠体部133の前面133a上に押え付けることができるので、太陽電池140や透光板150がムーブメント120上において導通バネ126a,126bによって浮き上がるということがなくなるため、指針の取り付け時の作業性を向上させることができる。
【0048】
次に、太陽電池140の上に透光板150を押し付け、透光板150の外縁の張出縁部151を枠体部133上の係合フック135に係合させる。このとき、透光板150の張出縁部152に設けられた切り欠き部152aを位置決め突起137に嵌合するように位置決めした状態で、透光板150を装着する。
【0049】
このようにして組み立てられた内部構造は、胴111にガラス縁112を接合一体化した外装ケース内に背面側から導入され、その後、裏蓋114を胴111内に嵌入させることにより、裏蓋114によって支持枠体130が前面側に押し上げられ、透光板150の外縁部がガラス縁112の内面に当接した状態となる。このとき、支持枠体130の底部に設けられた上記押上構造部の弾性変形により、内部構造がガタなく外装ケース110内に収容固定されるようになっている。このとき、支持枠体130は、その外周面が外装ケース110の内面に当接することによって水平方向(平面方向)に位置決めされている。
【0050】
本実施形態においては、上述のように、支持枠体130に対して同じ方向からムーブメント120、太陽電池140、透光板150を順次装着していくことによって内部構造を組み立てることができるので、組立作業が容易になり、組立の自動化も容易である。また、ムーブメント120、支持枠体130、太陽電池140、透光板150が全て一体化されるので、製造工程中のハンドリング性を高めることができる。
【0051】
また、上記の内部構造においては、支持枠体130に装着されたムーブメント120の前面と、太陽電池140の背面とが支持枠体130を介することなく対向配置され、或いは相互に接触している。したがって、従来構造のようにムーブメントと太陽電池との間に受け部材が介在することはないので、支持枠体130によって一体化された内部構造の厚さを低減することができ、従来よりも大幅に薄い太陽電池付き腕時計を製造することが可能になった。ここで、ムーブメント120の前面と太陽電池140の背面とが直接に接触していてもよく、或いは、両者の間に僅かな間隙が形成されていてもよい。後者の場合には、枠体部133の前面133aを、ムーブメント120の前面よりも僅かに前面側に位置するように形成すればよい。
【0052】
次に、図6を参照して本発明に係る太陽電池付き腕時計の変形例について説明する。この変形例において、上記実施形態と同一の構造を有する構成部材には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0053】
この変形例においては、図6に示すように、組立状態において、支持枠体130に設けられた係合フック134,135(135は図示せず)の先端部がガラス縁115の内面に背面側から当接するように構成されている。
【0054】
また、太陽電池140の前面側には、上記実施形態とは異なる構造を備えた透光板160が配置されている。透光板160は、セラミックスやガラス等の脆性材料からなる透光性基板161と、この透光性基板161の表面上に接着固定された貝や金属リングなどからなる部材162と、透光性基板161の外縁部に接着固定された、金属材料からなる外周リング163とから構成されている。
【0055】
外周リング163は、PET(ポリエチレンテレフタレート)等の樹脂シート等からなる緩衝材164を介して太陽電池140の前面に接触している。また、上記の支持枠体130に設けられた係合フック135(図示せず)は、外周リング163を係合保持している。この外周リング163及び緩衝材164の存在によって、太陽電池140と透光性基板161との間に間隙G1が形成されるようになっている。また、外周リング163は、ガラス縁115の内面に対して僅かな隙間G2を介して背面側から対向するように構成されている。
【0056】
この変形例では、外周リング163及び緩衝材164からなる支持構造を設けることによって、太陽電池140と透光板160の透光性基板161との間に間隙G1が形成されているので、衝撃を受けた時にムーブメント120や太陽電池140が上方向へ変形、移動することにより、これらから透光性基板161へ伝達される応力を防止若しくは低減することができ、透光性基板161の破損を防止し、内部構造の耐衝撃性を向上することができる。
【0057】
この変形例においては、係合フック134,135の先端がガラス縁115の内面に背面側から当接しているので、支持枠体130は、外装ケース110内において水平方向のみならず、上下方向にも位置決め固定されている。したがって、外装ケース110内の内部構造は、全て支持枠体130を介して位置決めされていることとなるため、時計本体が衝撃を受けたときに、支持枠体130によって衝撃が吸収され、その他の構成部材、ムーブメント120、太陽電池140及び透光板160へ伝達される衝撃力を低減することができる。
【0058】
特に、支持枠体130の係合フック134,135が外装ケース110の内面に当接していることによって、係合フック134,135の弾性変形によって支持枠体130自体が受ける衝撃を緩和することができるという利点がある。
【0059】
また、衝撃が強い場合には、上記の間隙G2を介して対向配置された外周リング163にも外装ケースのガラス縁115の内面が当接し、衝撃力の一部を分担するので、内部構造全体としての耐衝撃性を高めることができる。
【0060】
また、前面133a上において係合フック134,135以外の突起を形成して、当該突起の高さを係合フック134,135と同じ高さ若しくはそれ以上の高さとし、当該突起により衝撃を吸収するようにしてもよい。
【0061】
次に、図7を参照して上記実施形態のさらに別の変形例について説明する。この変形例において、上記実施形態と同一の構造部材については同一符号を付し、その説明は省略する。
【0062】
この変形例においては、図6に示す変形例と同様に、太陽電池140上に上記と同様の緩衝材164と、外周リング163とを介して透光性基板161が配置されている。図示のように、外周リング163は係合フック135に係合し、これによって透光板160が支持枠体130に係合保持されている。
【0063】
また、この変形例でも、係合フック134,135(134は図示せず)の先端がガラス縁116の内面に当接し、これによって支持枠体130が外装ケース110内において上下方向にも位置決めされている。
【0064】
この変形例に対して強い衝撃力が加わると、上記と同様に、係合フック134,135の上端に応力が伝わり、係合フック134,135の弾性変形によって衝撃力が緩和される。また、この変形例においては、係合フック135の係合端によって外周リング163が支持されているので、透光板160に対する応力集中を防止することができる。
【0065】
この変形例においても、図6に示す変形例と同様に、係合フック134,135以外の突起を設け、当該突起によって衝撃を吸収するようにしてもよい。
【0066】
尚、本発明の実施態様は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0067】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、太陽電池付き時計構造の薄型化を図ることができるとともに、組立作業を容易化することができ、さらに、耐衝撃性の向上を期することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る太陽電池付き時計の実施形態の構造を示す縦断面図である。
【図2】図1とは異なる部位について同実施形態の構造を示す縦断面図である。
【図3】同実施形態における支持枠体の構造を示す平面図及び支持枠体のA−A’線、B−B’線、C−C’線、D−D’線、E−E’線、F−F’線に沿った切断面を示す各断面図である。
【図4】同実施形態における太陽電池の平面図(a)及び透光板の平面図(b)である。
【図5】同実施形態における組立状態の内部構造を示す透視平面図である。
【図6】同実施形態の変形例を示す縦断面図である。
【図7】同実施形態の別の変形例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
100 腕時計
110 外装ケース
111 胴
112、115,116 ガラス縁
113 表示窓
114 裏蓋
120 ムーブメント
121 地板
121a,121b 外周段部
130 支持枠体
131 収容孔(収容部)
131a 支持段部
132 係合フック(第1フック)
133 枠体部
133a 上面
134 係合フック(第2フック)
135 係合フック(第3フック)
136,137 位置決め突起
140 太陽電池
150,160 透光板
161 透光性基板
162 貝材
163 外周リング
164 緩衝材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a timepiece with a solar battery, and more particularly to a timepiece structure suitable for constituting a wristwatch driven using electric power generated by a solar battery.
[0002]
[Prior art]
Generally, in a watch body structure, a movement is supported by an inner frame positioned inside an exterior case, and a dial is attached to the front side of the movement, that is, the side where a display window is provided.
[0003]
By the way, as the above-described wristwatch, a wristwatch with a solar cell that is built in a solar cell and operates by electric power generated by the solar cell is known. In this wristwatch with a solar battery, a movement is accommodated in the exterior case, and a thin plate-like solar battery is disposed on the front side of the movement. In this case, it may be installed with the light receiving surface of the solar cell exposed so that it can be seen as it is through the display window, but in many cases, as an alternative to the above dial, translucent plastic or ceramic is used. The translucent plate is arranged so as to cover the light receiving surface of the solar cell.
[0004]
As a wristwatch with a solar cell provided with a display unit having a structure in which a light transmitting plate is arranged on a solar cell, a solar cell receiving member for holding the solar cell is attached on the ground plate of the movement, and the solar cell is attached to the solar cell receiving member After mounting, a translucent plate is further arranged on the front side. Such a structure is described, for example, in JP-A-10-239453. In the structure described in this publication, an engagement portion for the movement is provided on the back side portion of the solar cell receiving member, and an engagement hook for engaging and holding the solar cell on the front side portion of the solar cell receiving member; An engagement hook for engaging and holding the optical plate is provided. Therefore, by using this solar cell receiving member, it is possible to integrally hold the movement, the solar cell, and the light transmitting plate.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above conventional wristwatch with a solar cell, the inner frame, the movement, the solar cell receiving member, the solar cell, the transparent cell, from the back side (back cover side) to the front side (display window side) inside the exterior case. Since the light plates are sequentially arranged, there is a problem that it is difficult to reduce the thickness of the watch body.
[0006]
Further, in the case of a wristwatch with a solar battery, the number of parts around the display unit is increased as compared with a normal battery-powered wristwatch, and there is a problem that assembly work becomes complicated.
[0007]
Furthermore, a brittle material such as ceramics or glass may be used for the translucent plate. When such a brittle material is used for the translucent plate, a buffer structure is provided to prevent the translucent plate from being damaged. Since it is necessary to provide it, the watch body becomes even thicker.
[0008]
Therefore, the present invention solves the above problems, and an object of the present invention is to provide a main body structure that can be configured to be thinner than in a conventional watch with a solar cell. Another object of the present invention is to provide a main body structure which can reduce the number of parts and can be easily assembled. Furthermore, another object of the present invention is to provide a body structure having high impact resistance.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The solar cell timepiece of the present invention is a solar cell timepiece having a solar cell, a movement, the solar cell and the movement accommodating and positioning, and a support frame that comes into contact with the inner surface of the outer case, The movement is provided with an outer peripheral step on the front side, the support frame is provided with an accommodating portion having an opening for accommodating the movement from the front side, and a support step for supporting the movement from the rear side. And an engagement hook that engages with the outer peripheral step from the front side, and a second hook that holds the outer edge of the light receiving surface of the solar cell.
Here, when a conductive portion for conductively connecting the solar cell and the movement is provided, the second hook is disposed in the vicinity of the conductive portion so that the conductive connection state of the conductive portion is Desirable for reliability.
[0010]
Since the support frame body holds the movement by the support step portion, it is not necessary to position the movement by the middle frame as in the prior art, and it is not necessary to attach the solar cell via the solar cell receiving member attached to the movement. It is possible to reduce the thickness of the internal structure. Further, if the support frame, the movement, and the solar cell are integrated at the time of assembly, and the integrated product is housed in the outer case as it is, the assembly of the timepiece is completed, so that the assembly operation can be easily performed. Furthermore, since the movement, the solar cell, and the support frame are held together, the impact resistance of each component can be increased. Furthermore, the second holding structure can hold the solar cell against the stress (elastic force) of the contact spring (conduction spring) arranged between the solar cell and the movement, so that the pointer can be attached. It can be done easily.
Furthermore, since the movement can be received from the front side into the housing part of the support frame, the mounting direction of the movement and the solar cell with respect to the support frame is the same, so that the assembly work can be further facilitated. Further, since both the movement and the solar cell can be held on the front side when viewed from the support frame, the thickness dimension of the internal structure can be further reduced.
Furthermore, there is a gap between the engagement hook and the solar cell, that is, the engagement hook is provided on the back side from the front surface of the movement, so that a part of the support frame body is located between the movement and the solar cell. Since the engagement hook does not come into contact with the solar cell even without the interposition, it can be arranged without providing a gap between the movement and the solar cell, and the internal structure can be thinned.
In addition, the second hook eliminates the need to interpose the structural portion of the support frame between the movement and the solar cell, thereby further reducing the internal structure.
[0011]
The support frame is preferably formed of, for example, a synthetic resin, and is preferably integrally formed by an injection molding method or the like.
[0017]
The second hook is preferably in contact with the inner surface of the outer case from the back side. Thereby, since the support frame is also supported on the front side inside the outer case, the impact transmitted to the structural members of the internal structure such as the movement and the solar cell can be mitigated by the elasticity of the second hook and the support frame. it can.
[0018]
It is preferable that the movement and the solar cell are arranged so as to directly overlap each other. That is, it is preferable that the front surface of the movement and the back surface of the solar cell are arranged opposite to each other or in contact with each other. Thereby, since another member does not intervene between a movement and a solar cell, an internal structure can be made thin.
[0019]
It is preferable that a light transmissive plate is disposed on the light receiving surface side of the solar cell, and the support frame body is provided with a third holding structure for holding the light transmissive plate.
[0020]
In the third holding structure, a third engagement hook configured to receive the light transmitting plate from the light receiving surface side of the solar cell and having an engaging portion for holding an outer edge portion of the light transmitting plate. Is preferably provided.
[0021]
The third engagement hook is preferably in contact with the inner surface of the exterior case from the back side. Since the third engagement hook is in contact with the exterior case, the support frame is supported from the front side by the exterior case, so that the impact force on the movement, solar cell, translucent plate, etc. is reduced. 3 can be relaxed by the elasticity of the engagement hook and the support frame.
[0022]
The translucent plate includes a translucent member and an attachment frame attached to an outer edge portion of the translucent member, and the attachment frame is preferably held by the third holding structure. By holding and fixing the translucent member via the mounting frame, damage to the translucent member when subjected to impact force can be reduced, and impact resistance can be improved. In particular, when the translucent member is made of a brittle material such as glass, shell material, ceramic material, etc., it is effective for preventing the crack. The mounting frame is preferably made of a metal material having high rigidity and elasticity. You may comprise a synthetic resin.
[0023]
It is preferable that the mounting frame is in contact with the solar cell, and a gap is formed between the light receiving surface of the solar cell and the translucent member. Since the translucent plate is not in direct contact with the solar cell due to the gap, stress is transmitted through the mounting frame, so it is difficult to receive impact force from the side where the movement or solar cell is placed, and impact resistance is improved. It can be improved.
[0024]
Here, it is preferable that a cushioning material is interposed between the mounting frame and the solar cell in order to further improve the impact resistance. The buffer material is preferably made of an elastic material such as PET (polyethylene terephthalate), other synthetic resins, or rubber.
[0025]
The support frame is preferably positioned by an exterior case. Here, the exterior case refers to a case body appropriately configured by various exterior members such as a case, a glass edge, and a back cover in the case of a wristwatch, for example.
[0026]
In addition, it is desirable that a plurality of the second hooks and the third engagement hooks are provided at different positions in the outer circumferential portion of the support frame body as viewed in the circumferential direction. Further, the first hook, the second hook, and the third engagement hook are each preferably configured to be elastically deformable, and are preferably provided integrally with the support frame. .
[0027]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of a timepiece with a solar cell according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. The embodiment described in detail below shows an example in which the present invention is applied to the main body structure of a wristwatch. However, the present invention is not limited to a wristwatch, and is similarly applied to a pocket watch, other portable watches, and other various watches. It can be done.
[0028]
FIG. 1 shows the internal structure of a
[0029]
The
[0030]
Inside the
[0031]
The
[0032]
The
[0033]
Around the
[0034]
As described above, the
[0035]
The outer peripheral portion of the receiving
[0036]
The
[0037]
FIG. 3 shows a plan view of the
[0038]
A plurality of positioning
[0039]
In addition, the
[0040]
The
[0041]
A plurality of (three in the illustrated example) overhanging
[0042]
The
[0043]
On the other hand, the
[0044]
The planar shape of the
[0045]
FIG. 5 shows a plan perspective view of the
[0046]
Next, the
[0047]
When the
[0048]
Next, the
[0049]
The internal structure assembled in this way is introduced from the back side into an exterior case in which the
[0050]
In the present embodiment, as described above, the internal structure can be assembled by sequentially attaching the
[0051]
Further, in the above internal structure, the front surface of the
[0052]
Next, a modification of the wristwatch with a solar cell according to the present invention will be described with reference to FIG. In this modification, the same reference numerals are given to the constituent members having the same structure as the above embodiment, and the description thereof is omitted.
[0053]
In this modified example, as shown in FIG. 6, in the assembled state, the front ends of engagement hooks 134 and 135 (135 not shown) provided on the
[0054]
In addition, a
[0055]
The outer
[0056]
In this modification, the gap G1 is formed between the
[0057]
In this modification, the front ends of the engagement hooks 134 and 135 are in contact with the inner surface of the
[0058]
In particular, since the engagement hooks 134 and 135 of the
[0059]
In addition, when the impact is strong, the inner surface of the
[0060]
Further, protrusions other than the engagement hooks 134 and 135 are formed on the
[0061]
Next, still another modification of the above embodiment will be described with reference to FIG. In this modification, the same reference numerals are given to the same structural members as those in the above embodiment, and the description thereof is omitted.
[0062]
In this modified example, as in the modified example shown in FIG. 6, a
[0063]
Also in this modified example, the front ends of the engagement hooks 134 and 135 (134 is not shown) abut against the inner surface of the
[0064]
When a strong impact force is applied to this modified example, stress is transmitted to the upper ends of the engagement hooks 134 and 135 as described above, and the impact force is relieved by elastic deformation of the engagement hooks 134 and 135. In this modification, the outer
[0065]
Also in this modified example, similarly to the modified example shown in FIG. 6, protrusions other than the engaging
[0066]
It should be noted that the embodiment of the present invention is not limited to the illustrated examples described above, and various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
[0067]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the timepiece structure with solar cell can be thinned, the assembling work can be facilitated, and the impact resistance can be improved. It is.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing the structure of an embodiment of a timepiece with a solar cell according to the present invention.
FIG. 2 is a longitudinal sectional view showing the structure of the embodiment for a portion different from FIG. 1;
FIG. 3 is a plan view showing the structure of the support frame body in the embodiment, and the AA ′ line, BB ′ line, CC ′ line, DD ′ line, and EE ′ of the support frame body; It is each sectional drawing which shows the cut surface along a line and FF 'line.
FIG. 4 is a plan view (a) of a solar cell and a plan view (b) of a light transmitting plate in the same embodiment.
FIG. 5 is a perspective plan view showing an internal structure in an assembled state according to the embodiment.
FIG. 6 is a longitudinal sectional view showing a modification of the embodiment.
FIG. 7 is a longitudinal sectional view showing another modified example of the embodiment.
[Explanation of symbols]
100 watches
110 Exterior case
111 torso
112, 115, 116 Glass edge
113 Display window
114 Back cover
120 movement
121 Ground plane
121a, 121b outer peripheral step
130 Support frame
131 Accommodating hole (accommodating part)
131a support step
132 Engagement hook (first hook)
133 Frame body
133a top surface
134 Engagement hook (second hook)
135 Engagement hook (third hook)
136, 137 Positioning protrusion
140 Solar cell
150,160 Translucent plate
161 Translucent substrate
162 Shell material
163 Outer ring
164 cushioning material
Claims (8)
前記ムーブメントには、前面側に外周段部が設けられており、
前記支持枠体には、
前記ムーブメントを前面側から収容する開口を備えた収容部と、
前記ムーブメントを背面側から支持する支持段部と、
前記外周段部に前面側から係合する係合フックと、
前記太陽電池の受光面側の外縁部を保持する第2フックと、
を一体に備えていることを特徴とする太陽電池付き時計。A timepiece with a solar cell, comprising: a solar cell; a movement; and a support frame body that accommodates and positions the solar cell and the movement and is in contact with an inner surface of an outer case,
The movement is provided with an outer peripheral step on the front side,
In the support frame,
An accommodating portion having an opening for accommodating the movement from the front side;
A support step for supporting the movement from the back side;
An engagement hook that engages with the outer peripheral step from the front side;
A second hook for holding an outer edge portion on the light receiving surface side of the solar cell;
A watch with a solar cell, characterized in that it is integrally provided.
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