JP3629553B2 - 電源供給システム、コンピュータ装置、電池、異常充電の保護方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、充放電を繰り返して使用可能な電池(2次電池)を備えた電力供給システム等に係り、より詳しくは、異常充電に対する保護機能を設けた電力供給システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】
ノート型パーソナルコンピュータ(ノートPC)やPDA、携帯電話に代表される情報端末機器、MD(Mini Disc)装置、ビデオカメラ等の各種電気機器では、充放電を繰り返しながら何度も使用できるタイプの電池として、2次電池(secondary battery)が広く用いられている。この2次電池としては、比較的容量も大きく、価格も安い、ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池(ニッカド電池)が採用されている。また、ニッケルカドミウム電池に比べて単位重量あたりのエネルギ密度の高いリチウムイオン電池、液体の電解質を利用せずに固体のポリマーを用いるリチウムポリマー電池などが存在する。
【0003】
このニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池、リチウムイオン電池、リチウムポリマー電池等に代表される2次電池(電池)では、過充電状態や過放電状態になると、性能劣化や電極の損傷、電池内部の短絡等の不具合が発生する場合がある。このような不具合に対処するために、例えば、特開平6−86469号公報では、バッテリ電圧低下の検出とバッテリの内部短絡の検出による信号によって短絡警告を行う技術について示されている。また、特開2000−102185号公報では、第1電池群である各2次電池セルと、第2電池群である各2次電池セルとを監視制御手段に対してそれぞれ別個に接続して、何れか一の電池群で内部短絡が発生しても、他の電池群に属する2次電池セルに短絡電流が流れることを防止する技術について開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した、特開平6−86469号公報や特開2000−102185号公報では、危機の異常により電池を所定以上の電圧まで充電をした状態で内部短絡が発生した場合に、電池に短絡電流の流れることを防ぐことは可能であるが、電池が危険な状態になることを妨げることができない。これらの公報に記載された技術では、過電圧状態になってしまった電池に対し、さらに電池セルの内部短絡が発生すると、電池は危険な状態になってしまう。
【0005】
また、電池パックである2次電池に充電するためにACアダプタを経由した充電器が用いられるが、この充電器におけるスイッチングトランジスタや充電器における短絡防止のための短絡防止トランジスタが短絡破壊を起こすと、ACアダプタと電池とが電気的に短絡を起こし、結果として電池を異常充電してしまう(第1のエラー)。かかる場合に、電池パック内部の第1次保護回路が働くまで充電が行なわれるが、この時点で、電池電圧は、リチウムイオン電池を例にとると約4.35V/セルとなる。更に、電池セルの内部で短絡が発生した場合に(第2のエラー)、危険な状態が考えられ、電池が高温環境下に存在する状態も勘案して設計を施す必要がある。
【0006】
また、現在、2次電池である電池パックの内部にCPUを内蔵したインテリジェント電池が広く用いられている。このインテリジェント電池を構成する例えばリチウムイオン電池では、充電保護回路である充電停止FETと放電保護回路である放電停止FETとを電池パックに内蔵しているものが用いられている。電池パック内部のCPUは、電圧検出回路から信号を入力し、内部でA/D変換(アナログ・デジタル変換)をすることにより、電池電圧をモニタしている。この電池パックでは、例えば、セルあたり4.35V以上に達すると異常充電が行なわれているとみなして充電停止FETをオフすることにより強制的に充電を停止することができる。電池の満充電(100%充電)における電圧がセルあたり4.2V(±50mV)なので、検出誤差などを考慮して4.35V/セルで異常充電を検出する現在の設計は妥当であると考えられる。しかしながら、通常の状態では安全な状態を保つことができるが、セルあたり4.35Vまで充電をされた状態において、更に電池セルの内部短絡などの異常が発生すると危険な状態が考えられる。環境温度の条件等を考慮して、最悪な状態に対処する必要がある。
【0007】
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、偶発的な異常が2重に起きたと想定した場合でもより安全な電池を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的のもと、本発明は、例えば、電池セル内部に短絡が発生しても安全性を保つと共に、接続されている充電器(または機器のある部分)などの不具合によって電池が所定以上の電圧に充電されてしまったような場合であっても、従来の第1番目の過電圧保護を働かせる前に、充電器(または機器のある部分)の異常を検出することで、充電を強制的に停止するものである。即ち、本発明は、本体に対して電力を供給する電池を備えた電源供給システムであって、電池の充電電流を測定する充電電流測定手段と、電池の電池容量を算出(積算)する電池容量算出手段と、得られた充電電流値と算出された電池容量とに基づいて、電池の異常発生を検出する検出手段(異常発生検出手段)と、異常発生の検出に基づいて、保護機能を動作させる保護機能作動手段と、異常発生の検出に基づいて、本体に対して異常発生を通知する通知手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】
この検出手段(異常発生検出手段)は、例えば、電池容量と異常検出電流値との関係を示した異常検出のためのテーブル情報に基づいて異常発生を検出するように構成することができる。また、電池容量に応じて場合分けされて定められた電池容量と充電電流値との関係式に基づいて異常発生を検出するように構成することができる。
【0010】
更に、本発明は、データ処理を行なうシステム本体と、システム本体に対して電力を供給するインテリジェント電池とを備えたコンピュータ装置であって、このインテリジェント電池は、充放電を行なう電池セルと、この電池セルに対する充電電流を検出する電流検出回路と、検出された充電電流を積算することにより電池容量を算出すると共に、電流検出回路により検出された充電電流値と算出された電池容量とに基づいて異常発生を認識するCPUと、このCPUによる異常発生の認識に基づいてCPUからの指示により停止動作を実行する保護回路とを備えたことを特徴としている。
【0011】
一方、本発明は、コンピュータ装置等の本体に接続される電池 (インテリジェント電池)として把握することができる。即ち、本発明が適用される電池は、電池セルと、電池セルに対する電圧を検出する電圧検出回路と、充電電流を検出する電流検出回路と、電池セルに対する充電を停止する充電停止部と、電圧検出回路から検出された電圧に基づいて充電停止部を動作させる制御部とを備え、この制御部は、充電停止部を動作させる電圧に達する以前に、電流検出回路から検出される充電電流値に基づいて異常状態を検出し、充電停止部を動作させることを特徴とすることができる。
【0012】
また、他のカテゴリから把えると、本発明は、電池における異常充電の保護方法であって、電池に対する充電電流値を測定し、電池における積算容量を算出し、算出される積算容量に対して測定される充電電流値の値が所定の値よりも大きい場合に保護機能を働かせることを特徴している。
【0013】
ここで、例えばテーブル情報や計算式等、積算容量に対して異常と検出される充電電流値の値を示す基準値を定めた情報に基づいて保護機能を働かせることを特徴とすれば、積算容量に対して異常な電流が流れた場合に即座に異常発生を検知することができる点で好ましい。また、積算容量が100%未満の状態にて保護機能を働かせることができるので、安全上にも非常に優れた電池を提供することができる。
【0014】
また、他の観点から把えると、本発明が適用される異常充電の保護方法は、例えば一般のノートPC等、定電流・定電圧充電を行なう充電器を備える機器に電池が接続されたことを、機器から送出される識別情報であるID等によって認識し、定電流充電から定電圧充電に移行しながら電池に対して充電が行なわれる際の充電電流値を測定し、測定される充電電流値に基づいて異常充電がなされているか否かを判断し、異常充電がなされていると判断される場合に充電を強制的に停止することを特徴としている。
【0015】
更に本発明は、電池に含まれるマイクロコンピュータにこれらの各機能を実現させるためのプログラムとして把握することができる。これらのプログラムは、例えば、遠隔地にあるプログラム伝送装置からネットワークを介して、演算処理装置であるマイクロコンピュータに対して提供することができる。このプログラム伝送装置としては、プログラムを記憶させたCD−ROM、DVD、メモリ、ハードディスク等の記憶手段と、これらの記憶手段からプログラムを読み出し、プログラムを実行する装置側にコネクタ、インターネットやLAN等のネットワークを介して伝送する伝送手段とを備える構成とすれば良い。また、CD−ROM等の記憶媒体を用いてプログラムを提供する場合も考えられる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用されるコンピュータシステム10のハードウェア構成を示した図である。このコンピュータシステム10を備えるコンピュータ装置は、例えば、OADG(Open Architecture Developer’s Group)仕様に準拠して、所定のOS(オペレーティングシステム)を搭載したノートブックPC(ノートブック型パーソナルコンピュータ)として構成されている。
【0017】
図1に示すコンピュータシステム10において、CPU11は、コンピュータシステム10全体の頭脳として機能し、OSの制御下で各種プログラムを実行している。CPU11は、システムバスであるFSB(Front Side Bus)12、高速のI/O装置用バスとしてのPCI(Peripheral Component Interconnect)バス20、低速のI/O装置用バスとしてのISA(Industry Standard Architecture)バス40という3段階のバスを介して、各構成要素と相互接続されている。このCPU11は、キャッシュメモリにプログラム・コードやデータを蓄えることで、処理の高速化を図っている。近年では、CPU11の内部に1次キャッシュとして128Kバイト程度のSRAMを集積させているが、容量の不足を補うために、専用バスであるBSB(Back Side Bus)13を介して、512K〜2Mバイト程度の2次キャッシュ14を置いている。尚、BSB13を省略し、FSB12に2次キャッシュ14を接続して端子数の多いパッケージを避けることで、コストを低く抑えることも可能である。
【0018】
FSB12とPCIバス20は、メモリ/PCIチップと呼ばれるCPUブリッジ(ホスト−PCIブリッジ)15によって連絡されている。このCPUブリッジ15は、メインメモリ16へのアクセス動作を制御するためのメモリコントローラ機能や、FSB12とPCIバス20との間のデータ転送速度の差を吸収するためのデータバッファ等を含んだ構成となっている。メインメモリ16は、CPU11の実行プログラムの読み込み領域として、あるいは実行プログラムの処理データを書き込む作業領域として利用される書き込み可能メモリである。例えば、複数個のDRAMチップで構成され、例えば64MBを標準装備し、320MBまで増設することが可能である。この実行プログラムには、OSや周辺機器類をハードウェア操作するための各種ドライバ、特定業務に向けられたアプリケーションプログラム、後述するフラッシュROM44に格納されたBIOS(Basic Input/Output System:基本入出力システム)等のファームウェアが含まれる。
【0019】
ビデオサブシステム17は、ビデオに関連する機能を実現するためのサブシステムであり、ビデオコントローラを含んでいる。このビデオコントローラは、CPU11からの描画命令を処理し、処理した描画情報をビデオメモリに書き込むと共に、ビデオメモリからこの描画情報を読み出して、液晶ディスプレイ(LCD)18に描画データとして出力している。
【0020】
PCIバス20は、比較的高速なデータ転送が可能なバスであり、データバス幅を32ビットまたは64ビット、最大動作周波数を33MHz、66MHz、最大データ転送速度を132MB/秒、528MB/秒とする仕様によって規格化されている。このPCIバス20には、I/Oブリッジ21、カードバスコントローラ22、オーディオサブシステム25、ドッキングステーションインターフェース(Dock I/F)26、miniPCIコネクタ27が夫々接続されている。
【0021】
カードバスコントローラ22は、PCIバス20のバスシグナルをカードバススロット23のインターフェースコネクタ(カードバス)に直結させるための専用コントローラであり、このカードバススロット23には、PCカード24を装填することが可能である。ドッキングステーションインターフェース26は、コンピュータシステム10の機能拡張装置であるドッキングステーション(図示せず)を接続するためのハードウェアである。ドッキングステーションにノートPCがセットされると、ドッキングステーションの内部バスに接続された各種のハードウェア要素が、ドッキングステーションインターフェース26を介してPCIバス20に接続される。また、miniPCIコネクタ27には、ミニPCI(miniPCI)カード28が接続される。
【0022】
I/Oブリッジ21は、PCIバス20とISAバス40とのブリッジ機能を備えている。また、DMAコントローラ機能、プログラマブル割り込みコントローラ(PIC)機能、プログラマブル・インターバル・タイマ(PIT)機能、IDE(Integrated Device Electronics)インターフェース機能、USB(Universal Serial Bus)機能、SMB(System Management Bus)インターフェース機能を備えると共に、リアルタイムクロック(RTC)を内蔵している。
【0023】
DMAコントローラ機能は、FDD等の周辺機器とメインメモリ16との間のデータ転送をCPU11の介在なしに実行するための機能である。PIC機能は、周辺機器からの割り込み要求(IRQ)に応答して、所定のプログラム(割り込みハンドラ)を実行させる機能である。PIT機能は、タイマ信号を所定周期で発生させる機能である。また、IDEインターフェース機能によって実現されるインターフェースは、IDEハードディスクドライブ(HDD)31が接続される他、CD−ROMドライブ32がATAPI(AT Attachment Packet Interface)接続される。このCD−ROMドライブ32の代わりに、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブのような、他のタイプのIDE装置が接続されても構わない。HDD31やCD−ROMドライブ32等の外部記憶装置は、例えば、ノートPC本体内の「メディアベイ」または「デバイスベイ」と呼ばれる収納場所に格納される。これらの標準装備された外部記憶装置は、FDDや電池パックのような他の機器類と交換可能かつ排他的に取り付けられる場合もある。
【0024】
また、I/Oブリッジ21にはUSBポートが設けられており、このUSBポートは、例えばノートPC本体の壁面等に設けられたUSBコネクタ30と接続されている。更に、I/Oブリッジ21には、SMバスを介してEEPROM33が接続されている。このEEPROM33は、ユーザによって登録されたパスワードやスーパーバイザーパスワード、製品シリアル番号等の情報を保持するためのメモリであり、不揮発性で記憶内容を電気的に書き換え可能とされている。
【0025】
更にまた、I/Oブリッジ21は、電源回路50に接続されている。電源回路50は、例えばAC100Vの商用電源に接続されてAC/DC変換を行なうACアダプタ51、バッテリ(2次電池)としてのインテリジェント電池52、このインテリジェント電池52を充電すると共にACアダプタ51やインテリジェント電池52からの電力供給経路を切り換えるバッテリ切換回路54、およびコンピュータシステム10で使用される+15V、+5V、+3.3V等の直流定電圧を生成するDC/DCコンバータ(DC/DC)55等の回路を備えている。尚、インテリジェント電池52は、電池パックとして本体システムに対して取り外しが自由であるものの他、本体システムの筐体内部に設けられる場合もある。
【0026】
一方、I/Oブリッジ21を構成するコアチップの内部には、コンピュータシステム10の電源状態を管理するための内部レジスタと、この内部レジスタの操作を含むコンピュータシステム10の電源状態の管理を行なうロジック(ステートマシン)が設けられている。このロジックは、電源回路50との間で各種の信号を送受し、この信号の送受により、電源回路50からコンピュータシステム10への実際の給電状態を認識する。電源回路50は、このロジックからの指示に応じて、コンピュータシステム10への電力供給を制御している。
【0027】
ISAバス40は、PCIバス20よりもデータ転送速度が低いバスである(例えば、バス幅16ビット、最大データ転送速度4MB/秒)。このISAバス40には、ゲートアレイロジック42に接続されたエンベデッドコントローラ41、CMOS43、フラッシュROM44、Super I/Oコントローラ45が接続されている。更に、キーボード/マウスコントローラのような比較的低速で動作する周辺機器類を接続するためにも用いられる。このSuper I/Oコントローラ45にはI/Oポート46が接続されており、FDDの駆動やパラレルポートを介したパラレルデータの入出力(PIO)、シリアルポートを介したシリアルデータの入出力(SIO)を制御している。
【0028】
エンベデッドコントローラ41は、図示しないキーボードのコントロールを行なうと共に、電源回路50に接続されて、内蔵されたパワー・マネージメント・コントローラ(PMC:Power Management Controller)によってゲートアレイロジック42と共に電源管理機能の一部を担っている。
【0029】
図2は、本実施の形態における異常充電保護機能を備えたインテリジェント電池52の構成を示した図である。本実施の形態が適用されるインテリジェント電池52は、電池パック内部に、異常充電保護のための処理を実行するマイクロコンピュータであるCPU61、電池セル62の電圧を検出してCPU61に通知する電圧検出回路63、電池セル62に流れる電流を測定してCPU61に通知する電流検出回路64を備えている。また、異常放電に際してインテリジェント電池52を保護する放電停止FET65(FET3)、異常充電に際してインテリジェント電池52を保護する充電停止FET66(FET4)を備えている。
【0030】
CPU61は、電圧検出回路63から信号を入力し、内部でA/D変換して電池電圧をモニタしている。例えば、アルカリイオン電池を例に挙げた場合に、電池セル62のセルあたり4.35V以上に達すると異常充電が行なわれていると見なして、充電停止FET66(FET4)をオフすることにより強制的に充電を停止するように構成されている。即ち、電池の満充電(100%)における電圧がセルあたり4.2V(±50mV)であることから、検出誤差などを鑑みて4.35V/セルで異常充電を検出するように構成されている。また、CPU61は、システム側であるエンベデッドコントローラ41との間で、通信線(COM1)を用いた通信により、検出された異常充電の情報を送信する場合の他、電池の容量や寿命に関する情報等、各種情報を送受信している。
【0031】
図3(a),(b)は、リチウムイオン電池の充電特性を示した図であり、図3(a)は正常な充電時の特性を示し、図3(b)は故障による異常充電の特性を示している。図3(a),(b)において、それぞれ横軸は充電時間(hours)、縦軸は充電電流(mA)と電池容量(%)を示しており、それぞれ電池容量と充電電流とが示されている。図3(a)に示すように、正常な充電時では、電池容量がある一定(図3(a)では60%)以上になると、充電器が定電流充電から定電圧充電に移行して充電電流が小さくなっていく。例えば、充電電流値が約300mA以下になると、満充電に達したと見なして、充電を停止するのが通常の充電方式である。
【0032】
しかしながら、システム本体がパワー・オフのときにFET3またはFET4が短絡破壊を起こすと、図3(b)に示すような異常充電が行なわれてしまう。図3(b)に示す例では、例えばACアダプタ51が16Vの定電圧、3.3A(3300mA)の定電流特性を有しており、短絡が起きると、充電を強制的に止めるまで、即ち、セルあたり4.35V以上に達すると異常充電が行なわれているとみなして動作する保護回路(充電停止FET66)により充電を強制的に止めるまで、3.3Aで電池を充電してしまう。システム本体がオペレーション中のときには、システム本体にも電力を供給するので、充電電流が、例えば2.0Aなどと小さくなるが、やはり保護回路(充電停止FET66)が働くまでは電池を充電し続けてしまう。
【0033】
そこで、本実施の形態では、電池容量と充電電流との関係を把握することで、電池に対して異常が発生したと判断することとした。
図4は、正常充電時の電池容量と充電電流との関係を示した図である。図4では、横軸を電池容量(%)、縦軸を充電電流(mA)としている。図4に示すように、電池容量が大きくなると、一般に充電電流が小さくなる。そのことから、電池の容量に対してあまりにも大きな電流が流れているときには、異常が発生したと判断することが可能である。即ち、電池容量に応じて、異常と検出できる電流値を予め定め、かかる電流値に対して検出される充電電流値が大きければ、即座に異常の発生を検知することが可能となる。
【0034】
図5(a),(b)は、本実施の形態で用いられる異常検出のための判断基準の一例を示すものであり、図5(a)は異常検出のためのテーブルの一例を示し、図5(b)は、図5(a)の例に基づく異常電流検出閾値と異常電流との関係を示した図である。図5(a)に示すテーブルを参照することで、電池容量(%)に対して、テーブルに示される値以上の大きな充電電流が流れていることを検知すると、異常が発生したと判断することができる。例えば、図5(b)に示すように、3.3Aの電流が流れた場合には、即座に異常電流であると検知することができる。また、2.0Aの電流が流れた場合には、電池容量81%の時点で異常と判断することができる。何れの場合も電池容量は100%未満であり、電池電圧は4.20V/セル以下で保護回路が働くことから、安全上の問題が発生することがなくなる。尚、図5(a)に示す値では、電池容量の値は整数値で表現されており、その間の数は、例えば四捨五入して近似すればよい。
【0035】
次に、このような異常状態の検出と保護機能を達成するに際し、本実施の形態において実行される処理を更に詳述する。
図6は、インテリジェント電池52のCPU61にて実行される処理ブロックを示した図である。本実施の形態では、電流検出回路64からの出力を受けて充電電流を測定する充電電流測定部71、充電電流測定部71により測定された充電電流に基づいて、または、この充電電流と電圧検出回路63からの電圧とに基づいて、電池容量を算出する電池容量積算部72とを備えている。この電池容量積算部72では、電流値と時間とを積算して電荷量(Ah)としての電池容量、または、電流値に電圧値をかけ合わせて時間により積算した電力量(Wh)としての電池容量を算出することができる。
【0036】
異常電流検出テーブル73には、例えば図5(a)に示すようなテーブルが格納されている。異常電流判断部74では、異常電流検出テーブル73に格納されている値と、充電電流測定部71および電池容量積算部72からの出力結果とを比較し、異常か否かを判断している。充電保護FETオフ指示部75では、異常電流判断部74から異常であると判断された場合に、充電停止FET66(FET4)を動作させて充電を強制的に停止させる。また、異常発生通知部76は、異常電流判断部74からの異常発生の出力を受けて、システム側であるエンベデッドコントローラ41に対して、異常状態が発生した旨を通知している。
【0037】
図7は、図5(a)に示すテーブルを使用した場合の処理の流れを示したフローチャートである。インテリジェント電池52のCPU61では、まず、充電中か否かの判断がなされ(ステップ101)、充電中でない場合には待機し、充電中である場合には、充電電流測定部71にて充電電流値の測定がなされる(ステップ102)。そして、電池容量積算部72にて積算容量が求められる(ステップ103)。次に、異常電流判断部74では、異常電流検出テーブル73に格納されたテーブル情報に基づいて、まず、積算された容量が容量満杯を100%としたうちの0%から70%(小数点以下を含めて概数で表現、以下同様)であるか否かが判断される(ステップ104)。条件を満たす場合には、電流値が3.0A以下か否かが判断され、3.0A以下である場合には、正常であるとしてステップ101に戻る。3.0Aより大きい場合には、異常発生であると認識し、異常処理に移行する。
【0038】
異常処理では、充電保護FETオフ指示部75により、まず、保護回路である充電停止FET66(FET4)による充電停止処理が行なわれる(ステップ106)。その後、異常発生通知部76により、異常の発生をシステム側のエンベデッドコントローラ41に通知される(ステップ107)。その後、システム側では、例えばLCD18を用いて異常の発生をユーザに通知し(ステップ108)、異常処理が終了する。
【0039】
次に、異常電流判断部74にて、ステップ104の条件を満たさない場合には、異常電流検出テーブル73に格納されたテーブル情報に基づいて容量が71%から80%の間か否かが判断され(ステップ109)、間にある場合には、電流値が2.5Aを超えていないか否かが判断される(ステップ110)。2.5A以内であれば、正常であるとしてステップ101に戻り、2.5Aよりも大きい場合には、異常発生であると認識して、ステップ106〜108の異常処理に移行する。
【0040】
同様に、異常電流検出テーブル73に格納されたテーブル情報に基づいて、容量が81%から90%の間か否かが判断され(ステップ111)、間にある場合には、電流値が2.0A以内か否かが判断され(ステップ112)、値を超えている場合には、ステップ106〜108の異常処理がなされる。また、同様に、容量が91%から95%の間か否かが判断され(ステップ113)、間にある場合には、電流値が1.3A以内か否かが判断され(ステップ114)、値を超えている場合には、ステップ106〜108の異常処理がなされる。更に、同様に、容量が96%から100%の間か否かが判断され(ステップ115)、間にある場合には、電流値が0.8A以内か否かが判断され(ステップ116)、値を超えている場合には、ステップ106〜108の異常処理がなされる。このようにして、例えば図5(a)に示すような異常検出のためのテーブルの値を順次、検証することで、インテリジェント電池52における異常状態を確実に把握することができる。
【0041】
次に、異常電流検出テーブル73に格納されている図5(a)に示すようなテーブル情報を用いずに、計算式を用いた異常電流の検出方法について説明する。例えば、図4に示す電池容量と充電電流との関係から、近似式を求め、かかる近似式をもとにして、異常状態を検出することができる。図4に示す関係から、異常電流値をY、電池の容量をXとすると、異常電流と判断される場合は、例えば、以下のような計算式で求めることができる。
・ 電池容量X≦70%の場合、Y=3100(mA)
・ 71%<電池容量X≦100%の場合、Y=−60X+6700(mA)
【0042】
図8は、上述したような計算式に基づく異常状態検出処理の流れを示したフローチャートである。インテリジェント電池52のCPU61では、まず、充電中か否かの判断がなされ(ステップ201)、充電中でない場合には待機し、充電中である場合には、充電電流測定部71によって充電電流値が測定され(ステップ202)、電池容量積算部72にて積算容量が求められる(ステップ203)。次に、上記した計算式によって、積算容量から異常電流値が計算で求められる(ステップ204)。そして、ステップ204で求められた異常電流値と、ステップ202にて測定された充電電流値とが比較され(ステップ205)、充電電流値が異常電流値を超えていない場合には、正常状態としてステップ201に戻る。
【0043】
ステップ205にて、充電電流値が異常電流値を超えている場合には、保護回路である充電停止FET66(FET4)による充電停止が行なわれる(ステップ206)。その後、異常の発生をシステム側のエンベデッドコントローラ41に通知する(ステップ207)。その後、システム側では、例えばLCD18を用いて異常の発生をユーザに通知し(ステップ208)、一連の処理が終了する。
【0044】
このように本実施の形態では、異常充電を早期に検出し、充電を強制的に停止するメカニズムを電池(インテリジェント電池52)に搭載している。仮に、電池セル62自身が短絡不具合を持っていても、システム側にて異常充電によって規定電圧を超える充電をしなければインテリジェント電池52の安全性は確保される。本実施の形態により、電池セル62自身の短絡不具合およびシステム側の充電回路不具合が発生した場合でも、より安全なシステムを提供することが可能となる。更に、電池パック(インテリジェント電池52)内部の異常充電検出機構によって異常が検出された場合、充電を強制的に停止すると同時に、システム側に異常の発生を通知することにより、不具合の発生をユーザに通知することができる。
【0045】
尚、図4に示す正常充電時の電池容量と充電電流との関係における特性は、電池の種類(メーカ)により若干の違いが見られる。しかしながら、図5(a)に示すような異常検知のためのテーブル情報を電池内の異常電流検出テーブル73に備え、電池のCPU61が異常を判断して保護回路を働かせればよいので、システム側では、電池の種類の違いなどを認識する必要がない。また、異常を検知した電池パックのCPU61は、保護回路(充電停止FET66(FET4))を動作させると共に、通信線(COM1)を用いて、システム側に異常が発生したことを通知している。エンベデッドコントローラ41は、電池(インテリジェント電池52)から異常発生の通知を受けると、メインのプロセッサであるCPU11に対してアラートをあげる。アラートを受け取ったCPU11は、LCD18やCRTモニタ等に対して異常が発生したことを表示することにより、ユーザに対して異常の発生を通知することができる。尚、ユーザに異常の発生を通知するものとしては、例えば、LEDを点滅させる方法や、ビープ音を用いる方法等も考えられる。
【0046】
最後に、ノートPC等である本体機器の充電器が通常の定電流・定電圧充電方式を採用し、外部充電器がパルス充電方式を採用しているようなケースを考える。例えばリチウムイオン電池やリチウムポリマー電池に対してパルス充電を行なう特殊な充電器に関しては、本実施の形態における異常充電検出機構を適用することはできない。パルス充電は、急速充電を行なう目的であり、通常の充電電圧より高い電圧をかけてパルス状に大電流を流している。このような場合では、上述したような構成をそのまま適用すると、外部充電器の充電電流を異常充電と見なして充電を強制的に停止してしまう。これを避けるために、例えば、電池(インテリジェント電池52)を接続している機器が通信線(COM1)を使い、機器の識別情報であるIDを電池内部のCPU61に送るように構成することができる。CPU61では機器本体に接続されたことをIDにより認識した場合に本実施の形態における異常充電検出機構をイネーブルにし、そうでない場合にはディスエーブルにすればよい。このように構成すれば、異なる充電方式を持つ充電器に接続される可能性が合っても、効果的に本実施の形態を適用することができる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、偶発的な異常が2重に起きたと想定した場合でもより安全な電池を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態が適用されるコンピュータシステムのハードウェア構成を示した図である。
【図2】本実施の形態における異常充電保護機能を備えたインテリジェント電池の構成を示した図である。
【図3】(a),(b)は、リチウムイオン電池の充電特性を示した図である。
【図4】正常充電時の電池容量と充電電流との関係を示した図である。
【図5】(a),(b)は、本実施の形態で用いられる異常検出のための判断基準の一例を示した図である。
【図6】インテリジェント電池のCPUにて実行される処理ブロックを示した図である。
【図7】図5(a)に示すテーブルを使用した場合の処理の流れを示したフローチャートである。
【図8】計算式に基づく異常状態検出処理の流れを示したフローチャートである。
【符号の説明】
10…コンピュータシステム、11…CPU、18…液晶ディスプレイ(LCD)、41…エンベデッドコントローラ、50…電源回路、51…ACアダプタ、52…インテリジェント電池、61…CPU、62…電池セル、63…電圧検出回路、64…電流検出回路、65…放電停止FET、66…充電停止FET、71…充電電流測定部、72…電池容量積算部、73…異常電流検出テーブル、74…異常電流判断部、75…充電保護FETオフ指示部、76…異常発生通知部
Claims (12)
- 本体に対して電力を供給する電池を備えた電源供給システムであって、
前記電池の充電電流を測定する充電電流測定手段と、
前記電池の電池容量を算出する電池容量算出手段と、
前記充電電流測定手段により得られた充電電流値と前記電池容量算出手段により算出された前記電池容量とに基づき、電池容量に応じて予め定められた異常と検出できる電流値と当該充電電流値とを比較することで前記電池の異常発生を検出する検出手段と、を備えたことを特徴とする電源供給システム。 - 前記検出手段による異常発生の検出に基づいて、保護機能を動作させる保護機能作動手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の電源供給システム。
- 前記検出手段による異常発生の検出に基づいて、前記本体に対して異常発生を通知する通知手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の電源供給システム。
- データ処理を行なうシステム本体と、
前記システム本体に対して電力を供給するインテリジェント電池と、を備えたコンピュータ装置であって、
前記インテリジェント電池は、
充放電を行なう電池セルと、
前記電池セルに対する充電電流を検出する電流検出回路と、
前記電流検出回路により検出された充電電流を積算することにより電池容量を算出すると共に、当該電流検出回路により検出された充電電流値と算出された当該電池容量とに基づき、電池容量に応じて予め定められた異常と検出できる電流値と当該充電電流値とを比較することで電池の異常発生を認識するCPUと、を備えたことを特徴とするコンピュータ装置。 - 前記インテリジェント電池は、前記CPUによる異常発生の認識に基づいて、当該CPUからの指示により停止動作を実行する保護回路を更に備えたことを特徴とする請求項4記載のコンピュータ装置。
- 電気機器に対して電力を供給する電池であって、
電池セルに対する充電電流を測定する充電電流測定手段と、
前記電池セルの電池容量を積算する電池容量積算手段と、
前記充電電流測定手段により測定された充電電流値と前記電池容量積算手段により積算された電池容量とに基づき、電池容量に応じて予め定められた異常と検出できる電流値と当該充電電流値とを比較することで異常発生を検出する異常発生検出手段と、を備えたことを特徴とする電池。 - 前記異常発生検出手段は、電池容量と異常検出電流値との関係を示した異常検出のためのテーブル情報に基づいて異常発生を検出することを特徴とする請求項6記載の電池。
- 前記異常発生検出手段は、電池容量に応じて場合分けされて定められた電池容量と充電電流値との関係式に基づいて異常発生を検出することを特徴とする請求項6記載の電池。
- 電池における異常充電の保護方法であって、
前記電池に対する充電電流値を測定し、
前記電池における電池容量を算出し、
算出される電池容量に対して測定される充電電流値の値が電池容量に応じて予め定められた異常と検出できる電流値よりも大きい場合に保護機能を働かせること、を特徴とする異常充電の保護方法。 - 電池容量に対して異常と検出される充電電流値の値を示す基準値を定めた情報に基づいて保護機能を働かせることを特徴とする請求項9記載の異常充電の保護方法。
- 前記電池容量が100%未満の状態にて保護機能を働かせることを特徴とする請求項9記載の異常充電の保護方法。
- 電池に含まれるマイクロコンピュータに、
前記電池に対する充電電流値を測定する機能と、
前記電池における電池容量を算出する機能と、
算出される電池容量に対して測定される充電電流値の値が電池容量に応じて予め定められた異常と検出できる電流値よりも大きい場合に保護機能を働かせる機能と、を実現させるためのプログラム。
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