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JP3628999B2 - Anonymous tea and its manufacturing method - Google Patents

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JP3628999B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は苦瓜茶とその製造方法に関する。より詳しくは、乳酸発酵により、苦瓜特有の苦みや青臭さを除去するとともに、苦瓜が有する薬理効果を減ずることなく、かつ、乳酸発酵による薬理効果を付与した苦瓜茶及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、我国においては、食生活の欧米化と高級化に伴い、糖尿病や、高脂血症、高血圧をはじめとする所謂生活習慣病の患者数が増加しており、重大な社会問題となっている。また、生体内で活性酸素が発生しやすい状況となっており、これが生活習慣病を一層悪化させるとともに、老化やガンの原因となるとも言われている。このため、これらに対する予防法や治療法の確立が急務とされるとともに、これらを改善するために効果の高い食品についての関心が高まっている。
【0003】
このような状況下、予防医学的な食素材として、苦瓜が注目されている。苦瓜(Momordica charantia Linn)は和名をツルレイシといい、沖縄ではゴーヤと呼ばれる蔓性の一年生ウリ科植物である。
【0004】
苦瓜は、古くは中国・東南アジアにおいて、免疫疾患、感染症などの治療薬用植物として広く用いられてきた。また、ラテンアメリカ、中央アメリカ、カリブなどにおいては、民間の植物療法の一つとして知られ、肝臓の疾患、大腸炎、貧血、かゆみ止め、発熱、糖尿、虫下し、潰瘍の生薬として用いられている。特に、血糖値を下げる働きは強く、糖尿病に伴う網膜症の進行の抑制などについても報告されており、近年その伝承的効果を科学的に立証する研究が進められ、多くの知見が集積されつつある。
【0005】
例えば、苦瓜の果肉からのエーテル抽出成分に抗突然変異体活性があることが報告されている他、特に、苦瓜の種子抽出物は、ガン細胞をはじめとするタンパク質合成阻害作用や各種ウィルスの増殖抑制作用を示すことがin vitro試験において確認されている。
また、苦瓜の種子抽出物は、免疫抑制、ガン細胞増殖抑制等の各種作用を示すことに加え、HIV−1急性感染での複製活性に対して顕著な抑制効果を示すという研究結果も見られる。
【0006】
その他、苦瓜が、豊富に含むビタミンCは、炒めても壊れにくいことから美容、疲労回復、抗ストレスに対する効果が期待されるとともに、さらにその苦み成分による食欲増進、解熱、解毒、利尿作用も期待されている。
しかし、苦瓜は夏期のみに収穫される野菜であるとともに、含有水分量が多く、保存が困難であるため、いつでも簡単に摂取することのできるものではなかった。
また、苦瓜には苦みがあるため、健康に対して高い効果が得られるにも拘わらず、その摂取を敬遠するものも多い。
【0007】
そこで、このような課題を解決するために、特公平8−17672号公報は、苦瓜の果肉を乾燥後炒ることによる苦瓜茶及びその製造方法を開示している。
これにより、苦瓜の苦みを敬遠するものであっても容易に、いつでも苦瓜を摂取することが可能となった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、苦瓜の果肉細片をそのまま乾燥した場合には、苦瓜のもつ有効成分が十分に活かしきれないという問題があった。
特に、苦瓜のもつ各種薬理効果を一層高め、苦瓜の種子がもつ有効成分をも取り込んだ苦瓜茶を提供するものではなかった。
そこで、本発明の発明者らは、鋭意検討した結果、苦瓜を一部乾燥させた後に、乳酸菌を使用して発酵処理することにより、苦瓜茶に抗酸化能及び高い薬理効果を付与することを見出し、本発明を完成させた。
本発明は、苦瓜に乳酸菌を加えて発酵処理させた苦瓜茶及びその製造方法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の苦瓜茶は、苦瓜の小片及び種子を乾燥させ、かつ、乳酸発酵させてなることを特徴とする。
このようにして得られた苦瓜茶は、乳酸発酵によって、苦瓜特有の苦みや青臭さが除去され、また、苦瓜が有する薬理効果に加えて、乳酸発酵による抗酸化能や、血圧降下作用、血糖降下作用等の付与されたものとなる。
【0010】
また、本発明の苦瓜茶の製造方法は、苦瓜を切断し、乳酸菌を加えて発酵させることを特徴とする。
このように苦瓜茶の製造方法を実施することにより、乳酸菌の働きによって、この苦瓜茶に抗酸化能を付与することができる。すなわち、活性酸素を容易に取り込み、この活性酸素に対して優れた抑制効果を発揮できる苦瓜茶を提供することができる。
また、乳酸菌による薬理効果として、血圧抑制作用、ダイエット効果、整腸作用等を付与することができる。これらの効果は、苦瓜自体のもつ効果でもあり、苦瓜を乳酸発酵させることにより、一層高い効果を得ることができる。
【0011】
さらに、苦瓜を乳酸発酵させることにより、苦瓜中に存在するフロリジン(phlorigin)を減少させることができる。
フロリジンは、実験的腎性糖尿症を発現させる物質で、大量に摂取した場合、尿細管等の再吸収を強力に抑制して糖尿(フロリジン糖尿)を引き起こす作用がある。このため、その減少効果は健康のために有効である。
【0012】
加えて、苦瓜が有する苦みや青臭さの成分である精油成分やその他の高分子物質(難水溶性成分)を効率的に分解し、低分子量化(水溶化)することにより、苦みや青臭さのない苦瓜茶を提供することが可能となり、苦みや青臭さ故に苦瓜を敬遠していた者も、苦瓜を容易に摂取することができる。
【0013】
また、本発明の苦瓜茶の製造方法を実施するにあたり、苦瓜が種子を含んでいることが好ましい。苦瓜の種子抽出物は、上述のように免疫抑制、ガン細胞増殖抑制等の各種作用を示すことに加え、HIV−1急性感染での複製活性に対して顕著な抑制効果を示す。苦瓜茶の原料として苦瓜の種子を含有させることにより、これらの薬効を苦瓜茶に付与させることが可能となる。
【0014】
また、本発明の苦瓜茶の製造方法を実施するにあたり、苦瓜を乾燥して、水分含有量を3〜70重量%とした後、乳酸菌を加えて発酵させることが好ましい。乳酸発酵させる苦瓜の水分量をこのように調節することにより、効果的に乳酸発酵させることができる。
【0015】
また、本発明の苦瓜茶の製造方法を実施するにあたり、苦瓜を10〜40mmの大きさに切断した後に、乾燥を行うことが好ましい。苦瓜をこのようなサイズに切断した後に乾燥を行うことにより、適切な乾燥効果が得られるとともに、乳酸発酵を効率的に行わせることができる。
【0016】
また、本発明の苦瓜茶の製造方法を実施するにあたり、乳酸菌が、ストレプトコッカスフエカリス(Streptococcus faecalis)、ラクトバシルスプランターム(Lactobacillus plantarum)及びラクトバシルスカゼイ(Lactobacillus casei)を含むことが好ましい。
【0017】
乳酸菌をこのように調整することにより、苦瓜は、乳酸球菌であるストレプトコッカスフエカリス(Streptococcus faecalis)により速やかに乳酸発酵されるとともに、これにより産生される乳酸によりpHが低下し、乳酸桿菌であるラクトバシルスプランターム(Lactobacillusplantarum)及びラクトバシルスカゼイ(Lactobacillus casei)の増殖が促され、エネルギー損失を最小限に抑えた、効率的な乳酸発酵が実現される。
【0018】
また、本発明の苦瓜茶の製造方法を実施するにあたり、乳酸菌による発酵をpH4.2以下で行うことが好ましい。乳酸発酵の初期段階においては、乳酸球菌により乳酸が産生され、pHが5付近まで低下する。これによって、乳酸桿菌の増殖が促進されるとともに、他種の細菌群の増殖は抑制され、pH4.2以下の環境により乳酸発酵が安定して、苦瓜の良質な乳酸発酵が得られる。
【0019】
また、本発明の苦瓜茶の製造方法を実施するにあたり、苦瓜を乾燥した後に、粉末化することが好ましい。このように粉末化することにより、苦瓜茶に苦瓜の有効成分を溶けやすくすることができる。また、苦瓜を粉末化することにより、苦瓜茶を飲む際に、この粉末も一緒に食することができ、苦瓜の有効成分の摂取の効果をさらに高めることができる。
【0020】
また、本発明の苦瓜茶の製造方法を実施するにあたり、乾燥に、苦瓜の調製を含むことが好ましい。この調製とは、苦瓜茶の味を調製するために、苦瓜に各種薬草類を混合することである。これによって、生成する苦瓜茶の味を良くすることができる。
また、本発明の苦瓜茶の製造方法を実施するにあたり、乾燥に、苦瓜の焙煎を含むことが好ましい。この焙煎によって、苦瓜茶の風味を高めることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明は、苦瓜茶及びその製造方法であって、苦瓜に乳酸菌を加え、この苦瓜を発酵させることを特徴とする。以下、本発明の実施形態を具体的に説明する。
【0022】
(苦瓜)
本発明で使用される苦瓜は、特に限定されるものではなく、沖縄や九州あるいは、東南アジア、アフリカ、中国、ラテンアメリカ、中央アメリカ等において栽培されているウリ科の一年生蔓性植物である苦瓜であれば、その品種はいずれでもよい。
【0023】
(乳酸菌)
また、本発明で使用される乳酸菌は、特に限定されるものではないが、上述したように、乳酸球菌と乳酸桿菌とを組合せて調整したものであることが好ましい。これは、乳酸球菌の働きにより、苦瓜の乳酸発酵を速やかに開始させるとともに、他の菌類の増殖を抑制して乳酸桿菌が増殖しやすい環境を生成させ、次に乳酸桿菌により効果的な乳酸発酵を行わせることができるためである。
さらに、乳酸菌としては、ホモ型乳酸菌が、高い増殖速度を示すという利点をもつ一方で、ヘテロ型乳酸菌を用いた場合には、素材の風味が減退するため、使用する乳酸菌はホモ型であることが好ましい。
【0024】
また、より具体的な乳酸菌としては、ストレプトコッカスフエカリス(Streptococcus faecalis)、ラクトバシルスプランターム(Lactobacillus plantarum)及びラクトバシルスカゼイ(Lactobacillus casei)等が挙げられる。
ストレプトコッカスフエカリス(Streptococcus faecalis)は、ホモ型乳酸球菌であり、材料の詰め込み後、速やかに増殖を開始し、酪酸菌などの好ましくない菌の増殖を抑制する。
【0025】
ラクトバシルス(Lactobacillus)属の乳酸菌は、ホモ型乳酸桿菌であり、良質のサイレージ中に存在する。特に、ラクトバシルスプランターム(L.plantarum)は、優良菌種として古くから注目されている。また、ラクトバシルスカゼイ(L.casei)は、ルーメン中での利用率の高いL型乳酸を旺盛に産生する。
【0026】
(糖類)
また、本発明で使用される糖類は、炭水化物中の単糖類及び多糖類であれば特に制限されるものではなく、ブドウ糖、果糖、蔗糖、ガラクトース、糖蜜及び黒糖等を挙げることができる。なお、これらの糖類は、単独使用することもできるし、あるいは二種以上を組合せて使用することも好ましい。
【0027】
(製造方法)
次に、本発明の苦瓜茶の製造方法を、図1を用いて説明する。同図は、本発明の苦瓜茶の製造方法の工程を示すブロック図である。
本発明の苦瓜茶の製造方法は、苦瓜を乳酸発酵させることが可能であれば特に限定されるものではないが、同図の(A)前処理工程、(B)混合工程、(C)発酵工程、(D)乾燥工程、(E)粉末化工程の各工程を含むことが好ましい。
以下、これらの各工程について順に説明する。
【0028】
(A)前処理工程
生苦瓜を水洗いし、汚れを落としてから小片に切断する。このときの小片のサイズは、上述のように10〜40mmであることが好ましい。この際、小片からは、種子を除かない。
【0029】
次に、この切断した小片を熱風を用いることなどにより、一部脱水する。この脱水は、苦瓜の水分含有量が3〜70重量%の範囲になるまで行うことが好ましい。
苦瓜の水分含有量が、この範囲より多い場合には、ファージ汚染により乳酸発酵が抑制される可能性が高まり、この範囲より少ない場合には、十分な乳酸発酵を得ることができない。
また、水分含有量10%前後が、最も乳酸発酵効率が高く、特に好ましい。
【0030】
(B)混合工程
前処理工程を経た苦瓜に対して、糖類と乳酸菌を加え、ブレンダーなどにより均一に混合する。
【0031】
(C)発酵工程
糖類及び乳酸菌を混合した苦瓜を容器に詰め、この容器の脱気を行う。乳酸発酵は嫌気性であるため、このように脱気を行うことは、乳酸発酵を促進させるために好ましい。
【0032】
ここで、苦瓜の乳酸発酵条件は、特に限定されるものではないが、25〜35℃の温度条件にて、24〜72時間発酵させることが好ましい。このような条件で苦瓜を発酵させることにより、効率的に乳酸発酵をさせ、乳酸菌による抗酸化能及び血圧降下作用や血糖降下作用といった各種薬理効果の付与、並びに苦瓜の苦みや青臭さの除去を確実にすることができる。
また、このような効果を一層高めるために、苦瓜を30〜35℃の温度条件にて、48〜72時間発酵させることがより好ましい。
【0033】
さらに、発酵をpH4.2程度以下で行うことが好ましい。発酵条件をこのようにすることによって、乳酸桿菌による乳酸発酵が十分に行われる。また、苦瓜の細胞壁が溶解して、苦みや青臭さの成分が低分子に分解され、水溶化するためである。
【0034】
(D)乾燥工程
発酵工程終了後に、この発酵した苦瓜を容器から取り出し、温度50〜80℃、12〜48時間の条件にて乾燥させる工程を含むことが好ましい。
このような条件で、発酵後に乾燥処理することにより、苦瓜が有する各種薬効成分を低下させることなく乳酸菌による効能が付加されるとともに、発酵工程にて水溶化した苦みや青臭さの成分を、容易に除去することができる。
また、このような効果を一層高めるために、発酵後の乾燥条件を、温度65〜75℃、12〜24時間とすることがより好ましい。
【0035】
さらに、この乾燥の後に、苦瓜に他の薬草類等を混合することによって、苦瓜茶の味の調製を行うことが好ましい。この薬草類等としては、特に限定されないが、例えば、グァバ、ハトムギ、ハブ茶等を挙げることができる。また、その混合物に対する薬草類等の含有量は、10〜40重量%とすることが好ましい。
そして、この調製後の苦瓜を焙煎する。
【0036】
なお、上記調製において混合を行うことなく、100%苦瓜の苦瓜茶としてもかまわない。また、焙煎を省略することも可能である。
このように、本発明においては、乾燥工程に、調製及び焙煎の工程を含む場合がある。
【0037】
(E)粉末化工程
乾燥工程終了後、得られた苦瓜を粉砕機により粉砕して粉末化し、ティーパックの形態とする。
このように苦瓜を粉末化することにより、苦瓜の有効成分を、苦瓜茶に溶けやすくすることができる。また、苦瓜茶を飲む際に、この粉末自体も食することができるため、その有効成分の摂取を一層効果的に行うことができる。
このような観点から、苦瓜茶をティーパックの形態とすることなく、粉末の状態で提供するようにすることも好ましい。
【0038】
【実施例】
(実施例1)
(1)苦瓜茶の作製
以下の(A)〜(E)の工程にしたがって、苦瓜茶を作製した。
(A)前処理工程
生苦瓜を水洗いし、汚れを落としてから10〜40mmのサイズにスライスした。この際、苦瓜の種子を取り除くことはしなかった。次に、含まれる水分含有量が3重量%程度になるまで、このスライスした苦瓜を、熱風を用いて加熱脱水した。
【0039】
(B)混合工程
次に、この脱水した苦瓜を室温まで冷却して、この苦瓜30kgに、黒糖粉末1.5kg、水63リットルを攪拌しながら加えるとともに、乳酸菌として、ストレプトコッカスフエカリス(Streptococcus faecalis)、ラクトバシルスプランターム(Lactobacillus plantarum)及びラクトバシルスカゼイ(Lactobacillus casei)を18g添加し、ブレンダーを用いて均一になるまで混合した。
【0040】
(C)発酵工程
次に、苦瓜が水分を吸収した後、120リットル用のペールに踏圧しながら詰め込み、上部をビニールシートで覆って脱気した。そして、室温(約30℃)にて3日間発酵させた。
【0041】
(D)乾燥工程
得られた苦瓜発酵物を、乾燥機にて乾燥(温度70〜80℃、24時間)させて、本発明の苦瓜茶の原料を約32kg得た。
さらに、ブレンダーを用いて、グァバ、ハトムギ、ハブ茶を30重量%の含有量となるように混合して味の調製を行った後、バーナにより加熱して焙煎した。
【0042】
(E)粉末化工程
最後に、生成した苦瓜茶の原料を粉砕機により粉砕して粉末化し、ティーパックの形態とした。
【0043】
(2)抗酸化能の評価
得られた苦瓜茶の抗酸化能を、DPPH法により評価した。そして、苦瓜から種子を除去して発酵工程を経ずに作製した、従来の乾燥苦瓜から得られた苦瓜茶による活性酸素の消去率を100とした場合に対する、本発明の苦瓜茶による活性酸素の消去率を算出した。結果を図2に示す。
【0044】
(3)血圧降下(抑制)作用の評価A
アンジオテンシン変換酵素(以下、ACEと称する。)阻害活性を測定することにより、苦瓜茶の血圧降下作用の評価を行った。このACE阻害活性が高い程、血圧降下作用が高いと考えることができる。
【0045】
以下、ACE阻害活性の測定方法について詳細に説明する。
▲1▼試料の調整
苦瓜茶0.2mgを、蒸留水1mlに溶解した。
【0046】
▲2▼活性の測定
ACE阻害活性は、Cushman&Cheungらの測定法を改良した方法に準じて行った。
pH8.3のホウ酸緩衝液に7.6mMとなるように溶解した基質Hippuryl−Histidyl−Leucine 250μlに、上記の様に調整した試料を30μl、ACE(60mU/ml)を100μl加えて、37℃で30分間インキュベーションを行った。また、このSampleに比較して、試料を加えなかったこと以外は、上記と同様にして調整したBlankと、ACEを加えなかったこと以外は、上記と同様にして調整したControlを作製した。これを図3に示す。
【0047】
次に、1NのHClを250μl加えるとともに、Blankに対しては、ACEを100μl、Controlに対しては、試料を30μl加え、ACEにより生成したHippuric acidを抽出するために、酢酸エチルを2ml加えて、ボルテックスを15秒間行った。
さらに、3000rpmで12分間遠心分離を行い、その上澄み1mlを別の試験管に移して、水流アスピレーターで酢酸エチルを吸引除去した。
【0048】
次に、蒸留水1mlを加えて、再度ボルテックスを15秒間行った。
そして、得られた物質に対して、分光光度計(SHIMADZU UV1240mini UV−Vis spectrophotometer、以下同様)を用い、228nmで吸光度を測定して、これをACE活性とした。
【0049】
阻害活性は、試料を加えた時のACEの活性低下分を阻害率とし、以下のように算出した。
ACE活性(%)=(Sample−Blank/Control−Blank)×100
ACE阻害活性(%)=100−ACE活性
この結果を図2に示す。
【0050】
(4)血圧降下作用の評価B
得られた苦瓜茶の血圧降下作用を確認するため、ラットを用いた動物試験を行った。
【0051】
以下、この動物試験方法について詳細に説明する。
▲1▼試験物質
苦瓜茶
▲2▼供試動物
11週齢の雄性ラット(SPF/VANCrj:Wistar)
使用時体重280〜298g
5匹
【0052】
▲3▼動物管理
供試動物は試験期間中、温度:23±3度、湿度:50±15%、照明時間:12時間(7:00〜19:00点灯)に設定された飼育室内でポリカーボネイト製ゲージ(W260×D420×H180mm)に収容し飼育した。飼料は、飼育ラット用固定型飼料MFを、飲料水は、市水道水を自由摂取させた。
【0053】
▲4▼試験方法
投与素材:苦瓜茶
投与量:150mg/kg
試験物質の調整:試験物質は投与容量が4.0ml/kgとなるように1%CMCにて懸濁調整した。
投与方法:ラット用ゾンデにて強制的に単回経口投与した。
【0054】
▲5▼血圧測定法
血圧の測定は尾動脈の血圧を非観血的に測定するTail−cuff法により行い、測定装置は小動物用非観血式自動血圧計(BP−98A 株式会社ソフトロン製)を使用した。なお、測定は、供試動物を38℃で約10分間保温した後に行った。
【0055】
▲6▼観察項目
血圧測定は試験物質投与前(0時間)、投与後2,4,6及び8時間の計5ポイントで実施し、各ポイントでの血圧測定は、3回ずつ実施し、その平均値を測定値とした。なお、供試動物の最高血圧の平均値(0時間)は、217.2mmHgであった。結果を図4及び図2に示す。
【0056】
(5)血糖降下作用の評価
得られた苦瓜茶の血糖降下作用を確認するため、ラットを用いた動物試験を行った。試験物質、供試動物、動物管理については、上記(4)血圧降下作用の評価Bと同様に行った。試験方法については、供試動物を以下のように高血糖ラットとした以外は、上記(4)の試験方法と同様に行った。
【0057】
▲1▼ストレプトゾトシン処置及び試験物質投与
ラットにストレプトゾトシン(以下、SZと称する。)処置を行い、糖尿病化して観察した。すなわち、50mMクエン酸緩衝液(pH4.5)にSZを35mg/μlの濃度で溶解し、ラット尾静脈より70mg/kg量を注入した。SZ処置後3日目に血糖値を測定した結果、全ラットとも200mg/dl以上(平均512.2mg/dl)であったので、SZ処置高血糖ラットとして試験に用いた。なお、ラットは12時間絶食後、試験物質を投与した。
【0058】
▲2▼血糖値の測定
ラットを固定器に入れ、24G注射器針にて尾静脈を切刺して出血(約0.1μl)させ、血清を分離した後、ムタロターゼ・GOD法によるグルコースCII−テストワコー(和光純薬工業株式会社製)を用い、分光光度計(505nm)にて吸光度を測定した。血糖値の測定は試験物質の投与前(0時間)、投与後5,10及び12時間の4ポイントで実施した。
得られた血糖値は各試験物質投与前値(0時間)を100として百分率に変換し、変換率を求めた。結果を図5及び図2に示す。
【0059】
(6)フロリジン除去効果の評価
得られた苦瓜茶のフロリジン除去効果を確認するため、カラムクロマトグラフィにより、苦瓜茶に含まれるフロリジン含有量の測定を行った。
測定装置としては、UVスペクトルはUV SPD−10AV、HPLCはSCL−10A、カラムオーブンはCTO−10A、インジェクタはSIL−10AD、送液ユニットはLC−10AD,DGU−12Aを使用した(全てSHIMADZU製)。結果を図2に示す。
【0060】
(7)苦み・青臭さ除去効果の評価
得られた苦瓜茶のティーパック(2.0g/包)に、500mlの湯(100℃)を注いでお茶を抽出し、以下の基準で苦み・青臭さ除去効果を評価した。結果を図2に示す。
◎:苦瓜の匂いが全くしない。
○:苦瓜の匂いがわずかに感じられる。
△:苦瓜の匂いが少々感じられる。
×:苦瓜の匂いが強く感じられる。
【0061】
(比較例1)
(1)苦瓜茶の作製
生苦瓜を水洗いし、汚れを落としてから縦割りにして、内部の種子を除去した。次に、5〜8mm程度に切断した後、乾燥機で乾燥させた。そして、グァバ、ハトムギ、ハブ茶を混合して味を調製し、焙煎した。さらに、得られた苦瓜を粉砕機により粉砕し、ティーパックの形態とした。
なお、上記以外の乾燥条件や調製条件等の詳細については、実施例1と同様とした。
【0062】
(2)抗酸化能の評価
得られた苦瓜茶における抗酸化能を、実施例1と同様に測定した。ここで、比較例1に対する実施例1の抗酸化能を算出するために、比較例1の苦瓜茶による活性酸素の消去率を100とした。結果を図2に示す。
【0063】
(3)血圧降下作用の評価A
得られた苦瓜茶における血圧降下作用を、実施例1と同様にACE阻害活性を測定することにより評価した。結果を図2に示す。
(4)血圧降下作用の評価B
得られた苦瓜茶における血圧降下作用を、実施例1と同様にラットを用いた動物試験を行うことにより評価した。結果を図4及び図2に示す。
【0064】
(5)血糖降下作用の評価
得られた苦瓜茶における血糖降下作用を、実施例1と同様にラットを用いた動物試験を行うことにより評価した。結果を図5及び図2に示す。
(6)フロリジン除去効果の評価
得られた苦瓜茶におけるフロリジン除去効果を、実施例1と同様にフロリジン含有量を測定することにより評価した。結果を図2に示す。
【0065】
(7)苦み・青臭さ除去効果の評価
得られた苦瓜茶のティーパック(2.0g/包)に、500mlの湯(100℃)を注いでお茶を抽出し、実施例1と同様にして、苦み・青臭さ除去効果の評価を行った。結果を図2に示す。
【0066】
上記血圧降下作用の評価Bの実験結果を示す図4において、実施例1の苦瓜茶による血圧推移は、投与後8時間までほぼ経時的に血圧の降下作用を認めることができる。
一方、比較例1の苦瓜茶によるによる血圧推移によれば、実施例1に比べ、1/3以下の血圧の降下作用しか得られていないことがわかる。
したがって、本発明の苦瓜茶は、従来のものに比べ、大きな血圧降下作用をもつことが確認された。
【0067】
また、上記血糖降下作用の評価の実験結果を示す図5において、実施例1の苦瓜茶による血糖値の変化率の推移は、投与後12時間までほぼ経時的に血糖値の降下作用を認めることができる。
一方、比較例1の苦瓜茶による血糖値の変化率の推移によれば、血糖値の上昇がみられ、血糖降下作用が認められないことがわかる。
したがって、従来の苦瓜茶では血糖降下作用を得ることはできないが、本発明の苦瓜茶には、有効な血糖降下作用のあることが確認された。
【0068】
【発明の効果】
苦瓜に乳酸菌を加えて、乳酸発酵させることにより、苦瓜特有の薬理効果を減少させることなく、苦瓜茶の抗酸化能を増長させることが可能となった。
また、乳酸発酵により、苦瓜のもつ血圧降下作用や、血糖降下作用を一層向上させた苦瓜茶を提供することが可能となった。
【0069】
さらに、乳酸発酵により、苦瓜中に含まれ、大量に摂取した場合に人体に悪影響を及ぼすフロリジン含有量を低減させることができるとともに、苦瓜の苦みや青臭さの成分を分解し、除去することができるようになった。
また、苦瓜茶に、乳酸菌由来によるダイエット効果や、整腸作用等の薬理効果を付与することもできるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の苦瓜茶の製造方法の工程を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例の実験結果を示す図である。
【図3】本発明の実施例の血圧降下作用の測定における被験物の調整内容を示す図である。
【図4】本発明の実施例の血圧降下作用の評価Bの実験結果を示す図である。
【図5】本発明の実施例の血糖降下作用の評価の実験結果を示す図である。
【符号の説明】
(A) 前処理工程
(B) 混合工程
(C) 発酵工程
(D) 乾燥工程
(E) 粉末化工程
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to bitter tea and a method for producing the same. More particularly, the present invention relates to a bitter tea that removes bitterness and blue odor peculiar to bitter melon by lactic acid fermentation, does not reduce the pharmacological effect of bitter melon, and imparts a pharmacological effect by lactic acid fermentation, and a method for producing the same.
[0002]
[Prior art]
In recent years, the number of patients with so-called lifestyle-related diseases such as diabetes, hyperlipidemia, and hypertension has increased in Japan with the westernization and upgrading of dietary habits, which has become a serious social problem. Yes. In addition, active oxygen is easily generated in the living body, which is said to further aggravate lifestyle-related diseases and cause aging and cancer. For this reason, the establishment of a preventive method and a therapeutic method for these is urgently required, and there is an increasing interest in foods that are highly effective for improving them.
[0003]
Under such circumstances, bitter melon is attracting attention as a preventive medicine food material. The bitter melon (Mordicica charantia Linn) is called Tsurureishi, and is a vine annual cucurbitaceae plant called bitter gourd in Okinawa.
[0004]
Long ago, agony has been widely used as a medicinal plant for immune diseases and infectious diseases in China and Southeast Asia. Also, in Latin America, Central America, Caribbean, etc., it is known as one of the private phytotherapy and used as a crude drug for liver disease, colitis, anemia, itching prevention, fever, diabetes, worm, and ulcer. . In particular, it has a strong role in lowering blood glucose levels, and it has been reported on the suppression of the progression of retinopathy associated with diabetes. In recent years, research has been carried out to scientifically prove its traditional effects, and a lot of knowledge is being accumulated. is there.
[0005]
For example, it has been reported that the ether extract component from bitter pulp has antimutant activity, and in particular, bitter seed extract has an inhibitory effect on protein synthesis including cancer cells and the growth of various viruses. It has been confirmed in an in vitro test that it exhibits an inhibitory action.
In addition, in addition to showing various actions such as immunosuppression and cancer cell growth inhibition, the research result that bitter melon seed extract shows a remarkable inhibitory effect on the replication activity in HIV-1 acute infection is also seen. .
[0006]
In addition, vitamin C, rich in bitter melon, is expected to have an effect on beauty, recovery from fatigue, and anti-stress because it is hard to break even when fried. In addition, the appetite increase, antipyretic, detoxification, and diuretic effects are expected due to the bitter ingredients. Has been.
However, bitter melon is a vegetable that is harvested only in summer and has a high water content and is difficult to preserve, so it cannot be easily consumed at any time.
Also, since bitter melon has bitterness, many of them refrain from taking it even though it has a high effect on health.
[0007]
Therefore, in order to solve such problems, Japanese Patent Publication No. 8-17672 discloses bitter tea by frying bitter pulp after drying and a method for producing the bitter tea.
This makes it easy to ingest bitter melons at any time, even if they refrain from bitter agonies.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the bitter flesh pieces are dried as they are, there is a problem that the active ingredients of bitter melon cannot be fully utilized.
In particular, it did not provide bitter tea that further enhances various pharmacological effects of bitter melon and incorporates the active ingredients of bitter melon seeds.
Therefore, the inventors of the present invention, as a result of diligent research, after imparting antioxidative ability and high pharmacological effect to bitter tea by carrying out fermentation treatment using lactic acid bacteria after partially drying bitter melon. The headline and the present invention were completed.
An object of this invention is to provide the bitter tea which added the lactic acid bacteria to the bitter melon, and was fermented, and its manufacturing method.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
That is, the bitter tea of the present invention is characterized in that small pieces and seeds of bitter melon are dried and lactic acid fermented.
The bitter tea obtained in this way has its bitterness and blue odor peculiar to bitter melon removed by lactic acid fermentation. In addition to the pharmacological effects of bitter melon, the antioxidant ability, blood pressure lowering action, It will be given a descent action.
[0010]
Moreover, the method for producing bitter tea of the present invention is characterized in that bitter melon is cut and fermented by adding lactic acid bacteria.
Thus, by implementing the manufacturing method of bitter tea, antioxidant ability can be provided to this bitter tea by the action of lactic acid bacteria. That is, it is possible to provide bitter tea that can easily take in active oxygen and exhibit an excellent inhibitory effect on the active oxygen.
Moreover, as a pharmacological effect by lactic acid bacteria, a blood pressure suppressing action, a dieting effect, an intestinal regulating action and the like can be imparted. These effects are also effects of bitter melon itself, and higher effects can be obtained by lactic acid fermentation of bitter melon.
[0011]
Furthermore, phloridine present in bitter melon can be reduced by lactic acid fermentation of bitter melon.
Phloridin is a substance that causes experimental renal diabetes, and when ingested in large quantities, it effectively suppresses reabsorption of tubules and the like and causes diabetes (phloridin diabetes). For this reason, the reduction effect is effective for health.
[0012]
In addition, the essential oil component and other high-molecular substances (poorly water-soluble components) that are bitterness and blue odor components of bitter melon are efficiently decomposed to lower the molecular weight (water-solubilized), resulting in bitterness and blue odor. It is possible to provide an unsweetened bitter tea, and even those who have shunned bitterness due to bitterness and blue odor can easily take bitter tea.
[0013]
Moreover, when implementing the manufacturing method of the bitter melon tea of this invention, it is preferable that the bitter melon contains the seed. In addition to exhibiting various actions such as immunosuppression and suppression of cancer cell proliferation as described above, the seed extract of bitter melon exhibits a remarkable inhibitory effect on the replication activity in HIV-1 acute infection. By including bitter melon seeds as a raw material for bitter tea, it is possible to impart these medicinal effects to bitter tea.
[0014]
In carrying out the method for producing bitter tea of the present invention, it is preferable to dry the bitter melon to make the water content 3 to 70% by weight, and then add lactic acid bacteria and ferment. By adjusting the water content of the bitter melon that undergoes lactic acid fermentation in this way, lactic acid fermentation can be effectively carried out.
[0015]
Moreover, when implementing the manufacturing method of the bitter melon tea of this invention, it is preferable to dry, after cutting bitter melon into the magnitude | size of 10-40 mm. By performing drying after cutting the bitter melon into such a size, an appropriate drying effect can be obtained and lactic acid fermentation can be performed efficiently.
[0016]
In carrying out the method for producing bitter tea of the present invention, it is preferable that the lactic acid bacteria include Streptococcus faecalis, Lactobacillus plantarum, and Lactobacillus casei.
[0017]
By adjusting lactic acid bacteria in this way, bitter melon is rapidly lactically fermented by Streptococcus faecalis, a lactic acid cocci, and the lactate produced thereby reduces the pH, resulting in Growth of Lactobacillus casei and Lactobacillus casei is promoted, and an efficient lactic acid fermentation with minimal energy loss is realized.
[0018]
In carrying out the method for producing bitter tea of the present invention, it is preferable to perform fermentation with lactic acid bacteria at a pH of 4.2 or less. In the initial stage of lactic acid fermentation, lactic acid is produced by lactic acid cocci and the pH drops to around 5. As a result, the growth of lactobacilli is promoted, the growth of other types of bacteria is suppressed, lactic acid fermentation is stabilized in an environment of pH 4.2 or lower, and high-quality lactic acid fermentation of bitter melon is obtained.
[0019]
Moreover, in practicing the method for producing bitter tea of the present invention, it is preferable to powder after drying bitter melon. By pulverizing in this way, it is possible to easily dissolve the active ingredient of bitter melon in the bitter tea. In addition, by pulverizing bitter melon, this powder can be eaten together when drinking bitter melon tea, and the effect of taking the active ingredient of bitter melon can be further enhanced.
[0020]
Moreover, in carrying out the method for producing bitter tea of the present invention, it is preferable that the drying includes preparation of bitter melon. This preparation is to mix various herbs with bitter melon in order to prepare the taste of bitter melon tea. This can improve the taste of the bitter tea produced.
In carrying out the method for producing bitter tea according to the present invention, it is preferable that the drying includes roasting bitter melon. By this roasting, the flavor of bitter tea can be enhanced.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention is bitter tea and a method for producing the same, characterized in that lactic acid bacteria are added to the bitter melon and the bitter melon is fermented. Hereinafter, embodiments of the present invention will be specifically described.
[0022]
(Anguish)
The bitter melon used in the present invention is not particularly limited, and is bitter melon which is an annual vine plant of Cucurbitaceae that is cultivated in Okinawa, Kyushu or Southeast Asia, Africa, China, Latin America, Central America, etc. As long as there are any, the kind may be sufficient.
[0023]
(Lactic acid bacteria)
The lactic acid bacterium used in the present invention is not particularly limited, but as described above, it is preferably one prepared by combining lactic acid cocci and lactobacilli. This is due to the action of lactic acid cocci to quickly start lactic acid fermentation of bitter melon, suppress the growth of other fungi, create an environment where Lactobacilli are easy to grow, and then effective lactic acid fermentation by Lactobacilli It is because it can be made to perform.
Furthermore, as a lactic acid bacterium, the homo-type lactic acid bacterium has the advantage of showing a high growth rate, but when the hetero-type lactic acid bacterium is used, the flavor of the material is reduced. Is preferred.
[0024]
More specific lactic acid bacteria include Streptococcus faecalis, Lactobacillus plantarum, Lactobacillus casei, and the like.
Streptococcus faecalis is a homolactococcal lactic acid bacterium and starts to grow rapidly after stuffing of materials and suppresses the growth of undesirable bacteria such as butyric acid bacteria.
[0025]
Lactobacillus lactic acid bacteria are homo-type lactobacilli and are present in high-quality silage. In particular, L. plantarum (L. plantarum) has attracted attention for a long time as an excellent bacterial species. Lactobacillus casei (L. casei) vigorously produces L-type lactic acid with a high utilization rate in rumen.
[0026]
(Sugar)
The saccharides used in the present invention are not particularly limited as long as they are monosaccharides and polysaccharides in carbohydrates, and examples thereof include glucose, fructose, sucrose, galactose, molasses and brown sugar. In addition, these saccharides can be used alone or in combination of two or more.
[0027]
(Production method)
Next, the manufacturing method of the bitter tea of this invention is demonstrated using FIG. This figure is a block diagram showing the steps of the method for producing bitter tea of the present invention.
The method for producing bitter tea of the present invention is not particularly limited as long as bitter can be subjected to lactic acid fermentation, but (A) pretreatment step, (B) mixing step, and (C) fermentation in FIG. It is preferable to include each process of a process, (D) drying process, and (E) powdering process.
Hereinafter, these steps will be described in order.
[0028]
(A) Pretreatment process
Wash raw bitter melon with water, remove dirt and cut into small pieces. The size of the small piece at this time is preferably 10 to 40 mm as described above. At this time, the seeds are not removed from the small pieces.
[0029]
Next, the cut pieces are partially dehydrated by using hot air or the like. This dehydration is preferably carried out until the water content of the bitter melon is in the range of 3 to 70% by weight.
When the water content of bitter melon is larger than this range, the possibility that lactic acid fermentation is suppressed by phage contamination increases, and when it is smaller than this range, sufficient lactic acid fermentation cannot be obtained.
Further, a moisture content of around 10% is particularly preferable because of the highest lactic acid fermentation efficiency.
[0030]
(B) Mixing process
Saccharides and lactic acid bacteria are added to the bitter melon that has undergone the pretreatment process and mixed uniformly by a blender or the like.
[0031]
(C) Fermentation process
The container is filled with bitter melon mixed with saccharides and lactic acid bacteria, and the container is degassed. Since lactic acid fermentation is anaerobic, it is preferable to perform deaeration in this manner in order to promote lactic acid fermentation.
[0032]
Here, although the lactic acid fermentation conditions of bitter melon are not specifically limited, it is preferable to ferment for 24 to 72 hours on 25-35 degreeC temperature conditions. By fermenting bitter melon under such conditions, lactic acid fermentation can be efficiently carried out, imparting various pharmacological effects such as antioxidant ability and blood pressure lowering action and blood sugar lowering action by lactic acid bacteria, and removal of bitter bitterness and blue odor Can be sure.
Moreover, in order to raise such an effect further, it is more preferable to ferment a bitter melon at the temperature conditions of 30-35 degreeC for 48 to 72 hours.
[0033]
Furthermore, it is preferable to perform fermentation at about pH 4.2 or less. By making the fermentation conditions in this way, lactic acid fermentation by Lactobacillus is sufficiently performed. In addition, the cell wall of bitter melon dissolves, and the bitter and blue odor components are decomposed into low molecules and become water-soluble.
[0034]
(D) Drying process
It is preferable to include a step of taking out the fermented bitter melon from the container after the fermentation step and drying it under conditions of a temperature of 50 to 80 ° C. and 12 to 48 hours.
Under such conditions, by drying after fermentation, the effects of lactic acid bacteria are added without lowering the various medicinal properties of bitter melon, and the bitter and blue odor components that have become water-soluble in the fermentation process can be easily added. Can be removed.
Moreover, in order to raise such an effect further, it is more preferable that the drying conditions after fermentation shall be the temperature of 65-75 degreeC, and 12 to 24 hours.
[0035]
Furthermore, after this drying, it is preferable to prepare the taste of bitter tea by mixing other herbs or the like with the bitter melon. Examples of the herbs include, but are not limited to, guava, pearl barley, and hub tea. Moreover, it is preferable that content of medicinal herbs etc. with respect to the mixture shall be 10 to 40 weight%.
And the bitter melon after this preparation is roasted.
[0036]
Note that 100% bitter melon tea may be used without mixing in the above preparation. It is also possible to omit roasting.
Thus, in the present invention, the drying process may include a preparation and roasting process.
[0037]
(E) Powdering process
After completion of the drying process, the obtained bitter melon is pulverized by a pulverizer to form a tea pack.
Thus, by pulverizing bitter melon, the active ingredient of bitter melon can be easily dissolved in bitter melon tea. Moreover, since this powder itself can be eaten when drinking bitter tea, the intake of the active ingredient can be performed more effectively.
From such a viewpoint, it is also preferable to provide bitter tea in the form of a powder without making it in the form of a tea pack.
[0038]
【Example】
(Example 1)
(1) Preparation of bitter tea
According to the following steps (A) to (E), bitter tea was prepared.
(A) Pretreatment process
The raw bitter melon was washed with water, cleaned, and sliced to a size of 10 to 40 mm. At this time, the seeds of bitter melon were not removed. Next, the sliced bitter melon was heated and dehydrated using hot air until the water content contained was about 3% by weight.
[0039]
(B) Mixing process
Next, the dehydrated bitter melon is cooled to room temperature, and 1.5 kg of brown sugar powder and 63 liters of water are added to 30 kg of the bitter melon with stirring. (Lactobacillus plantarum) and Lactobacillus casei (18 g) were added and mixed until uniform using a blender.
[0040]
(C) Fermentation process
Next, after the bitter melon absorbed moisture, it was packed into a 120-liter pail while stepping on, and the upper part was covered with a vinyl sheet and deaerated. And it fermented for 3 days at room temperature (about 30 degreeC).
[0041]
(D) Drying process
The obtained fermented bitter melon was dried with a dryer (temperature 70 to 80 ° C., 24 hours) to obtain about 32 kg of the raw material for bitter tea of the present invention.
Further, using a blender, guava, pearl barley, and hub tea were mixed so as to have a content of 30% by weight to prepare a taste, and then heated and roasted with a burner.
[0042]
(E) Powdering process
Finally, the raw material of the bitter melon tea produced was pulverized by a pulverizer to obtain a tea pack.
[0043]
(2) Evaluation of antioxidant capacity
The antioxidant ability of the obtained bitter tea was evaluated by the DPPH method. Then, the active oxygen of the bitter tea of the present invention was removed when the seeds were removed from the bitter melon and the active oxygen elimination rate of the bitter tea obtained from the conventional dry bitter melon was set to 100. The erase rate was calculated. The results are shown in FIG.
[0044]
(3) Evaluation A of blood pressure lowering (suppression) effect A
By measuring the angiotensin converting enzyme (hereinafter referred to as ACE) inhibitory activity, the blood pressure lowering effect of bitter tea was evaluated. It can be considered that the higher the ACE inhibitory activity, the higher the blood pressure lowering effect.
[0045]
Hereinafter, the measuring method of ACE inhibitory activity is demonstrated in detail.
(1) Preparation of sample
0.2 mg of bitter tea was dissolved in 1 ml of distilled water.
[0046]
(2) Activity measurement
The ACE inhibitory activity was performed according to a method improved by the method of Cushman & Cheung et al.
To 250 μl of the substrate Hippuryl-Histidyl-Leucine dissolved to 7.6 mM in a pH 8.3 borate buffer solution, 30 μl of the sample adjusted as described above and 100 μl of ACE (60 mU / ml) were added, and the mixture was incubated at 37 ° C. For 30 minutes. Also, compared with this Sample, a Blank adjusted in the same manner as above except that no sample was added and a Control adjusted in the same manner as above except that ACE was not added were prepared. This is shown in FIG.
[0047]
Next, 250 μl of 1N HCl is added, 100 μl of ACE is added to Blank, 30 μl of sample is added to Control, and 2 ml of ethyl acetate is added to extract Hippuric acid generated by ACE. Vortex for 15 seconds.
Further, centrifugation was performed at 3000 rpm for 12 minutes, 1 ml of the supernatant was transferred to another test tube, and ethyl acetate was removed by suction with a water flow aspirator.
[0048]
Next, 1 ml of distilled water was added and vortexed again for 15 seconds.
And with respect to the obtained substance, the light absorbency was measured at 228 nm using the spectrophotometer (SHIMADZU UV1240mini UV-Vis spectrophotometer, the same below), and this was made into ACE activity.
[0049]
The inhibitory activity was calculated as follows using the ACE activity decrease when the sample was added as the inhibition rate.
ACE activity (%) = (Sample-Blank / Control-Blank) × 100
ACE inhibitory activity (%) = 100-ACE activity
The result is shown in FIG.
[0050]
(4) Evaluation of blood pressure lowering effect B
In order to confirm the blood pressure lowering effect of the bitter melon tea obtained, an animal test using rats was conducted.
[0051]
Hereinafter, this animal test method will be described in detail.
(1) Test substance
Bitter tea
(2) Test animals
11-week-old male rat (SPF / VANCrj: Wistar)
280-298g weight when used
5 animals
[0052]
(3) Animal management
During the test period, the test animals had a polycarbonate gauge (W260 ×) in a breeding room set at a temperature of 23 ± 3 degrees, a humidity of 50 ± 15%, and an illumination time of 12 hours (lighting from 7: 00 to 19:00). D420 × H180 mm) and reared. The feed was a fixed feed MF for breeding rats, and the city water was freely consumed as drinking water.
[0053]
(4) Test method
Administration material: bitter tea
Dose: 150 mg / kg
Preparation of test substance: The test substance was suspended in 1% CMC so that the administration volume was 4.0 ml / kg.
Administration method: A single oral administration was performed forcibly using a rat sonde.
[0054]
(5) Blood pressure measurement method
The blood pressure was measured by the Tail-cuff method for noninvasively measuring the blood pressure of the tail artery, and a non-invasive automatic blood pressure monitor for small animals (BP-98A manufactured by Softron Co., Ltd.) was used as the measuring device. The measurement was carried out after the test animals were kept warm at 38 ° C. for about 10 minutes.
[0055]
(6) Observation items
Blood pressure was measured at 5 points before test substance administration (0 hour), 2, 4, 6 and 8 hours after administration, and blood pressure measurement at each point was performed 3 times, and the average value was measured. It was. In addition, the average value (0 hour) of the maximum blood pressure of the test animals was 217.2 mmHg. The results are shown in FIGS.
[0056]
(5) Evaluation of hypoglycemic effect
In order to confirm the hypoglycemic effect of the bitter melon tea obtained, an animal test using rats was conducted. Test substances, test animals, and animal management were performed in the same manner as in (4) Evaluation B of blood pressure lowering action. The test method was the same as the test method (4) except that the test animals were hyperglycemic rats as follows.
[0057]
(1) Streptozotocin treatment and test substance administration
Rats were treated with streptozotocin (hereinafter referred to as SZ), diabetic and observed. That is, SZ was dissolved at a concentration of 35 mg / μl in 50 mM citrate buffer (pH 4.5), and an amount of 70 mg / kg was injected from the rat tail vein. As a result of measuring the blood glucose level on the third day after the SZ treatment, all the rats were 200 mg / dl or more (average 512.2 mg / dl), so they were used as SZ-treated hyperglycemia rats in the test. The rats were administered the test substance after fasting for 12 hours.
[0058]
(2) Measurement of blood glucose level
Rats were placed in a fixator, and the tail vein was punctured with a 24G syringe needle to bleed (about 0.1 μl), serum was separated, and then glucose CII-Test Wako by mutarotase / GOD method (Wako Pure Chemical Industries, Ltd.) The absorbance was measured with a spectrophotometer (505 nm). The blood glucose level was measured at 4 points before administration of the test substance (0 hour), 5, 10 and 12 hours after administration.
The obtained blood glucose level was converted into percentage by setting the value before administration of each test substance (0 hour) as 100, and the conversion rate was determined. The results are shown in FIGS.
[0059]
(6) Evaluation of phlorizin removal effect
In order to confirm the phlorizin removal effect of the obtained bitter tea, the content of phlorizin contained in bitter tea was measured by column chromatography.
As a measuring device, UV SPD-10AV for UV spectrum, SCL-10A for HPLC, CTO-10A for column oven, SIL-10AD for injector, LC-10AD, DGU-12A for liquid feeding unit (all manufactured by SHIMADZU) ). The results are shown in FIG.
[0060]
(7) Evaluation of bitterness and blue odor removal effect
Tea was extracted by pouring 500 ml of hot water (100 ° C.) into the tea pack (2.0 g / pack) of the bitter tea obtained, and the bitterness / blue odor removal effect was evaluated according to the following criteria. The results are shown in FIG.
A: There is no smell of bitter melon.
○: The smell of bitter melon is slightly felt.
Δ: A bitter smell is felt.
X: The smell of agony is felt strongly.
[0061]
(Comparative Example 1)
(1) Preparation of bitter tea
The raw bitter melon was washed with water, and after removing the dirt, it was cut vertically to remove the internal seeds. Next, after cutting to about 5-8 mm, it was dried with a dryer. Then, guava, pearl barley, and hub tea were mixed to prepare a taste and roasted. Further, the obtained bitter melon was pulverized by a pulverizer to form a tea pack.
The details of drying conditions and preparation conditions other than those described above were the same as in Example 1.
[0062]
(2) Evaluation of antioxidant capacity
The antioxidant ability of the obtained bitter tea was measured in the same manner as in Example 1. Here, in order to calculate the antioxidant capacity of Example 1 against Comparative Example 1, the elimination rate of active oxygen by bitter tea of Comparative Example 1 was set to 100. The results are shown in FIG.
[0063]
(3) Evaluation A of blood pressure lowering effect
The blood pressure lowering effect of the obtained bitter tea was evaluated by measuring the ACE inhibitory activity in the same manner as in Example 1. The results are shown in FIG.
(4) Evaluation of blood pressure lowering effect B
The blood pressure lowering effect of the obtained bitter tea was evaluated by conducting an animal test using rats in the same manner as in Example 1. The results are shown in FIGS.
[0064]
(5) Evaluation of hypoglycemic effect
The hypoglycemic action of the obtained bitter tea was evaluated by conducting an animal test using rats in the same manner as in Example 1. The results are shown in FIGS.
(6) Evaluation of phlorizin removal effect
The phlorizin removal effect in the obtained bitter tea was evaluated by measuring the phlorizin content in the same manner as in Example 1. The results are shown in FIG.
[0065]
(7) Evaluation of bitterness and blue odor removal effect
Pour 500 ml of hot water (100 ° C.) into the tea pack (2.0 g / pack) of the obtained bitter tea, extract the tea, and evaluate the bitterness / blue odor removal effect in the same manner as in Example 1. It was. The results are shown in FIG.
[0066]
In FIG. 4 which shows the experiment result of the evaluation B of the blood pressure lowering action, the blood pressure transition by the bitter tea of Example 1 can be seen to have a blood pressure lowering action almost over time until 8 hours after administration.
On the other hand, according to the blood pressure transition by the bitter tea of Comparative Example 1, it can be seen that only a blood pressure lowering effect of 1/3 or less is obtained as compared with Example 1.
Therefore, it was confirmed that the bitter tea of the present invention has a greater blood pressure lowering effect than the conventional tea.
[0067]
Moreover, in FIG. 5 which shows the experimental result of the evaluation of the blood glucose lowering action, the change in the blood sugar level change rate by the bitter tea of Example 1 shows that the blood sugar level lowering action is observed over time until 12 hours after administration. Can do.
On the other hand, according to the transition of the change rate of the blood sugar level by the bitter tea of Comparative Example 1, it can be seen that the blood sugar level is increased and the blood glucose lowering effect is not recognized.
Therefore, although it is not possible to obtain a blood glucose lowering effect with conventional bitter tea, it was confirmed that the bitter tea of the present invention has an effective blood glucose lowering effect.
[0068]
【The invention's effect】
By adding lactic acid bacteria to bitter melon and subjecting it to lactic acid fermentation, the antioxidant ability of bitter melon tea can be increased without reducing the pharmacological effects peculiar to bitter melon.
In addition, it has become possible to provide bitter tea with further improved blood pressure lowering action and blood sugar lowering action of bitter melon by lactic acid fermentation.
[0069]
Furthermore, lactic acid fermentation can reduce the content of phlorizin contained in bitter melon and adversely affect the human body when ingested in large quantities, and can decompose and remove bitter melon bitterness and blue odor components. I can do it now.
In addition, dietary effects derived from lactic acid bacteria and pharmacological effects such as intestinal regulation can be imparted to bitter tea.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing steps of a method for producing bitter tea according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing experimental results of an example of the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing adjustment contents of a test object in measurement of blood pressure lowering effect of an example of the present invention.
FIG. 4 is a diagram showing an experimental result of evaluation B of blood pressure lowering action of an example of the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing an experimental result of evaluation of a hypoglycemic effect of an example of the present invention.
[Explanation of symbols]
(A) Pretreatment process
(B) Mixing process
(C) Fermentation process
(D) Drying process
(E) Powdering process

Claims (10)

一部脱水した苦瓜の小片及び種子を乳酸発酵させ、かつ乾燥させてなることを特徴とする苦瓜茶。Bitter tea characterized by lactic acid fermentation and drying of partially dehydrated bitter melon pieces and seeds. 苦瓜を切断し、乳酸菌を加えて発酵させ、その後乾燥させることを特徴とする苦瓜茶の製造方法。A method for producing bitter tea characterized in that the bitter melon is cut, fermented with lactic acid bacteria, and then dried. 前記苦瓜が種子を含んでいることを特徴とする請求項2に記載の苦瓜茶の製造方法。The method for producing bitter tea according to claim 2, wherein the bitter melon contains seeds. 前記苦瓜を脱水して、水分含有量を3〜70重量%とした後、前記乳酸菌を加えて発酵させることを特徴とする請求項2又は3に記載の苦瓜茶の製造方法。The method for producing bitter tea according to claim 2 or 3, wherein the bitter tea is dehydrated to a moisture content of 3 to 70% by weight and then fermented by adding the lactic acid bacteria. 前記苦瓜を10〜40mmの大きさに切断した後に、前記脱水を行うことを特徴とする請求項4に記載の苦瓜茶の製造方法。The method for producing bitter tea according to claim 4, wherein the dehydration is performed after cutting the bitter melon into a size of 10 to 40 mm. 前記乳酸菌が、ストレプトコッカスフエカリス(Streptococcus faecalis)、ラクトバシルスプランターム(Lactobacillus plantarum)及びラクトバシルスカゼイ(Lactobacillus casei)を含むことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の苦瓜茶の製造方法。The bitter tea according to any one of claims 2 to 5, wherein the lactic acid bacteria include Streptococcus faecalis, Lactobacillus plantarum, and Lactobacillus casei. Production method. 前記乳酸菌による発酵をpH4.2以下で行うことを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の苦瓜茶の製造方法。The method for producing bitter tea according to any one of claims 2 to 6, wherein fermentation with the lactic acid bacteria is performed at a pH of 4.2 or less. 前記苦瓜を乾燥した後に、粉末化することを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載の苦瓜茶の製造方法。The method for producing bitter tea according to claim 2, wherein the bitter tea is pulverized after being dried. 前記乾燥に、前記苦瓜の調製を含むことを特徴とする請求項2〜8のいずれかに記載の苦瓜茶の製造方法。The method for producing bitter tea according to any one of claims 2 to 8, wherein the drying includes preparation of the bitter melon. 前記乾燥に、前記苦瓜の焙煎を含むことを特徴とする請求項2〜9のいずれかに記載の苦瓜茶の製造方法。The method for producing bitter tea according to any one of claims 2 to 9, wherein the drying includes roasting the bitter melon.
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