JP3627562B2 - Evaluation method of trace organic substances on silicon wafer surface - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はシリコンウェーハ表面の微量有機物の評価方法、詳しくは、例えばウェーハケースに長期保管されたシリコンウェーハの表面に発生した有機物凝集体の個数を計測するシリコンウェーハ表面の微量有機物の評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
研磨、洗浄後、デバイス工場へ出荷されるシリコンウェーハは、ウェーハケースに収納されて、運搬し、保管される。
ところで、このウェーハケースが、ポリプロピレン製のケース本体および中子と、ポリカーボネイト製の蓋とからなる場合、例えば1ヵ月以上もの長期にわたって保管していると、原因は解明されていないものの、ウェーハ表面に、直径10μm,厚さ0.1μmくらいの真円状をした微量な有機物の凝集体が発生する場合がある。
【0003】
このような有機物凝集体は、デバイスの微細化が進み、かつチップ面積が大きくなるにつれて、デバイスの製品歩留りや信頼性に大きな影響を与えてしまう。これは、ウェーハ表面の外観形状不良が、製品歩留りの低下の最大要因となっているためである。その結果、有機物凝集体が多ければ不良品となり、製品歩留りなどを低下させる。
そこで、この有機物凝集体を検出し、検出により有機物凝集体が多いと判明したシリコンウェーハを、デバイス製造ライン外に排出する必要がある。例えば再洗浄などを施すこととなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来、デバイス工程前に行われているウェーハ表面の検査では、低角入射のパーティクル検出装置を用いて、パーティクルの検査が実施されることがある。
しかしながら、この有機物凝集体は、高さが0.1μm程度と低いために、低角入射のパーティクル検出装置では検出されにくいという問題点があった。
【0005】
【発明の目的】
そこで、この発明は、シリコンウェーハの表面に存在する有機物凝集体の個数を計測して、この有機物凝集体の多寡を評価することができるシリコンウェーハ表面の微量有機物の評価方法を提供することを、その目的としている。
また、この発明は、シリコンウェーハを保管する状況(例えばプラスチックケース)の評価をも行うことを、その目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、COPを有しないシリコンウェーハの表面に、垂直方向および20〜40度の傾斜方向の2方向からレーザ光を照射し、上記垂直入射により得られたウェーハ表面の厚さ0.1μm未満の有機物凝集体を含むパーティクルの個数から、上記傾斜入射で得られた有機物凝集体を含まないパーティクルの個数を差し引くことで、この有機物凝集体の個数を計測して評価するシリコンウェーハ表面の微量有機物の評価方法である。
評価されるシリコンウェーハは、どのような発生原因によりウェーハ表面に有機物凝集体が生じたかは限定されない。例えばポリプロピレン製の部品と、ポリカーボネイト製の部品とを有するウェーハケースなどが挙げられる。
また、シリコンウェーハ表面に垂直方向からレーザ光を照射するパーティクル検出装置は特に限定されない。例えば、テンコール株式会社製の「SS6200」,「SP−1」,株式会社日立製作所製「LS−6310」,ADE社製「WIS−CR80」などが挙げられる。
【0007】
さらに、傾斜方向からレーザ光を照射するパーティクル検出装置も特に限定されない。例えばテンコール株式会社製の「SS6420」などが挙げられる。
レーザ光の入射角度は20〜80度、特に20〜40度が好ましい。20度未満では、微小なパーティクルを正確に検知することが出来なくなる。一方、80度を超えると、対象となる有機物凝集体を計測することとなる。
【0008】
【作用】
この発明によれば、まず、表面にCOPを有しないシリコンウェーハを所定の検査位置にセットする。その後、例えばウェーハ表面に垂直方向からレーザ光を照射して、ウェーハ表面に存在する有機物凝集体を含む微細なごみなどのパーティクルの合計数を計測する。
次に、このウェーハ表面対して傾斜方向からレーザ光を照射する。これにより、ウェーハ表面に存在する有機物凝集体を除いたパーティクル数を計測する。
そして、前者の有機物凝集体を含むパーティクル数から、後者の有機物凝集体を含まないパーティクル数を差し引くことにより、この有機物凝集体の個数が、簡単な演算により求められる。しかも、この演算結果から、その高さがわずかに0.1μmくらいと低くて、従来方法では検出がしづらかった有機物凝集体の多寡状態を評価することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施例に係るシリコンウェーハ表面の微量有機物の評価方法における垂直入射によるパーティクル検出中の説明図である。図2は、この発明の一実施例に係るシリコンウェーハ表面の微量有機物の評価方法における傾斜入射によるパーティクル検出中の説明図である。
【0010】
図1において、10はこの発明の一実施例に係るシリコンウェーハ表面の微量有機物の評価方法が適用されたシリコンウェーハ表面の微量有機物の検査装置10(以下、単に微量有機物検査装置10という場合がある)である。この微量有機物検査装置10は、シリコンウェーハWの表面に存在する微量な有機物凝集体a(直径d=10μm,厚さt=0.1μm程度),微細なごみなどを、垂直方向からレーザ光を入射させることで検査する第1のパーティクル検出装置11と、シリコンウェーハWの表面に存在する有機物凝集体を除く、他の微細なごみなどを、20度の傾斜角度でウェーハ表面に照射させることで検査する第2のパーティクル検出装置12とを備えている。なお、この第2のパーティクル検出装置12は、第1のパーティクル検出装置11より下流に設置されている。
【0011】
ここで使用されているシリコンウェーハWは、例えばCZ法により引き上げられたシリコン単結晶棒を、ブロック切断、ウェーハ切断、面取り、機械的化学的研磨、RCA洗浄による最終洗浄を施して得られ、その後、ポリプロピレン製のケース本体および中子と、ポリカーボネイト製の蓋とからなるウェーハケースに収納して出荷し、デバイス工場の倉庫で1ヵ月間ほど保管されていたシリコンウェーハである。なお、評価されるシリコンウェーハWは、ウェーハ表面が鏡面に仕上げられている。
第1のパーティクル検出装置11は、具体的にはテンコール株式会社製の「SS6200」である。すなわち、シリコンウェーハWの表面に対して、垂直方向からレーザ光を照射することで、この表面に存在する最小0.10μmのパーティクルの個数を検出する装置である。
【0012】
この装置構成は、ウェーハ表面に対して直交配置されたレーザ光の光源13と、この光源13を中心にして垂直面内でそれぞれ左右に2チャンネル(明視野用、暗視野用)ずつ放射配置されたホトマルチプライヤ14とを備えている。上方の光源13からウェーハ表面へ向かって、90°で照射されたレーザ光は、鏡面加工されたウェーハ表面に付着した有機物凝集体a,微細なごみなどのパーティクルに当たって乱反射する。反射光は、図1矢印に示すように放射状に広がる。これを任意のホトマルチプライヤ14が捕獲することで、シリコンウェーハWの表面に存在する有機物凝集体aを含むパーティクルの全体の個数を検出する。
【0013】
図2に示す第2のパーティクル検出装置12は、具体的にはテンコール株式会社製の「SS6420」である。すなわち、シリコンウェーハWの表面に対して、斜め上方向からレーザ光を照射して、このウェーハ表面上の有機物凝集体aを除く、最小0.15μmの微細なごみなどのパーティクルをカウントする。
その装置構成は、シリコンウェーハWの上方一側部に配置されて、レーザ光をシリコンウェーハWに対して平行に上方照射する光源15と、このレーザ光をシリコンウェーハW側へ下方屈曲させるミラー16と、ビームエキスパンダ17と、これを通過したレーザ光を集光するレンズ18と、シリコンウェーハWの上方他側部に配置されて、ウェーハ表面から反射したレーザ光を捕獲する大型のホトマルチプライヤ19とを備えている。
【0014】
光源15から照射されたレーザ光は、ミラー16によりウェーハWの表面に対して20度の角度で屈曲し、その後、ビームエキスパンダ17,レンズ18を経て、ウェーハ表面に照射される。このうち、パーティクルに当たって反射した反射光を2チャンネル(明視野用・暗視野用)のホトマルチプライヤ19が捕獲することで、このパーティクルの検出が行われる。
ただし、ここでは、前述したように有機物凝集体aの検出を行うことはできない。これは、有機物凝集体aの厚さtが、0.1μmと極めて薄いパーティクルであるために、傾斜方向からの光であると、側方の検出器では、凝集体aを捕獲可能な良好な反射光が得られないためである。
【0015】
ここで、SS6420によるスキャニング技術を説明すると、スキャン平面にウェーハ表面を置いた状態で、焦点機構が対象シリコンウェーハWを上下させる。シリコンウェーハWは、一定の速度で波長488nmの高速テレセントリック・スキャニング・レーザビームの中を移動する。このレーザビームは、基板表面を20°の角度で横切った時、直径75μmの円を投射するように焦点を合わせている。また、このスキャニングビームは、シリコンウェーハW上の直線パスを前後に横切り、確実にシリコンウェーハW全体をサンプリングしている。
【0016】
レーザビームがシリコンウェーハW上のLPD(異物)を照らすと、光が入射点から全方向へ散乱する。この散乱光の一部が収集され、低ノイズ光電子増倍管に導かれて増幅する。低ノイズ光電子増倍管PMTから出力されたアナログ信号は、高速アナログ−デジタル変換器によってデジタル化される。データ収集電子回路が、このデジタル変換器を定期的にサンプリングし、シリコンウェーハWの表面のラスタ画像を生成する。それから、このラスタ画像が、パイプラインプロセッサと専用の汎用コンピュータで分析されて、表面測定データを作成,表示,および操作するものである。
【0017】
次に、この微量有機物検査装置10を用いたシリコンウェーハ表面の微量有機物の評価方法を説明する。
図1に示すように、シリコンウェーハWを、第1のパーティクル検出装置11の検出ステージに、水平状態で配置する。
その後、シリコンウェーハWの表面に存在する有機物凝集体a,微細なごみなどを検査する。すなわち、ウェーハ表面のパーティクル検査においては、第1のパーティクル検出装置11の光源13からウェーハ表面へ向かって90°でレーザ光を照射し、その反射光をホトマルチプライヤ14で捕獲することで、ウェーハ表面に付着した有機物凝集体aを含むパーティクルをカウントする。
このように、第1のパーティクル検出装置11では、ウェーハ表面に対して垂直方向からレーザ光が入射される。したがって、図1の部分拡大図に示すように、高さの低い有機物凝集体aからの反射光も、良好にホトマルチプライヤ14を用いて捕獲することができる。
【0018】
次に、このシリコンウェーハWを第1のパーティクル装置12の検出ステージに移送する。
ここで、第2のパーティクル検出装置12により、ウェーハ表面に対して、光源15より傾斜方向からレーザ光を照射する。そして、その反射光をホトマルチプライヤ19により捕獲する。これにより、ウェーハ表面に存在する微細なごみなどのパーティクルが検出される。
しかしながら、この第2のパーティクル検出装置12では、レーザ光の入射角度が小さいために、図2の部分拡大図に示すように、厚さが0.1μm程度の高さのない有機物凝集体aでは、その反射光の反射角度が小さい。したがって、ホトマルチプライヤ19では、良好にその反射光を捕獲することができない。これにより、第2のパーティクル検出装置12により検出可能なパーティクルとしては、この有機物凝集体aを除いた微細なごみなどということになる。
【0019】
その後、この微量有機物検査装置10の制御部(図外)内において、第1のパーティクル検出装置11で得られたパーティクルの個数から、第2のパーティクル検出装置12のパーティクルの個数を差し引くという簡単な演算により、このシリコンウェーハWの表面に存在する有機物凝集体aの個数を計測し、その得られた結果に基づいて、検体であるシリコンウェーハW上の有機物凝集体aの多寡を評価する。
このように、ウェーハ表面上の有機物凝集体aの個数を計測する際に、ウェーハの表面に垂直方向および傾斜方向からレーザ光を照射し、その後、簡単な演算を行うことで有機物凝集体aの個数を測定するようにしたので、この有機物凝集体aの多い状態または少ない状態の評価を容易に下すことができる。
【0020】
【発明の効果】
この発明によれば、ウェーハの表面に垂直方向および傾斜方向からレーザ光を照射して、ウェーハ表面に存在する有機物凝集体を計測するようにしたので、この高さが低い有機物凝集体のウェーハ表面上で多いか否かの評価を簡単に行うことができる。特に、樹脂製ケースに保管したウェーハ表面の清浄度の評価を簡単に行うことができる。よって、樹脂製ケース自体の清浄度を評価することができる。また、ウェーハの洗浄などの評価も行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るシリコンウェーハ表面の微量有機物の評価方法における垂直入射によるパーティクル検出中の説明図である。
【図2】この発明の一実施例に係るシリコンウェーハ表面の微量有機物の評価方法における傾斜入射によるパーティクル検出中の説明図である。
【符号の説明】
10 シリコンウェーハ表面の微量有機物の検査装置、
11 第1のパーティクル検出装置、
12 第2のパーティクル検出装置、
W シリコンウェーハ、
a 有機物凝集体。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for evaluating trace organic substances on the surface of a silicon wafer, and more particularly to a method for evaluating trace organic substances on the surface of a silicon wafer, for example, measuring the number of organic aggregates generated on the surface of a silicon wafer stored for a long time in a wafer case.
[0002]
[Prior art]
After polishing and cleaning, the silicon wafer shipped to the device factory is stored in a wafer case, transported and stored.
By the way, if this wafer case consists of a case body and core made of polypropylene and a lid made of polycarbonate, for example, if stored for a long period of one month or longer, the cause has not been elucidated, In some cases, a minute amount of organic aggregates having a perfect circle shape with a diameter of 10 μm and a thickness of 0.1 μm may be generated.
[0003]
Such organic aggregates greatly affect the product yield and reliability of the device as the device is further miniaturized and the chip area is increased. This is because the appearance shape defect on the wafer surface is the largest cause of a decrease in product yield. As a result, if there are many organic substance aggregates, it becomes a defective product, and the product yield and the like are reduced.
Therefore, it is necessary to detect this organic aggregate and discharge the silicon wafer, which has been found to have a large amount of organic aggregate, from the device manufacturing line. For example, re-cleaning is performed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the conventional wafer surface inspection performed before the device process, the particle inspection may be performed using a low-angle incident particle detection apparatus.
However, this organic aggregate has a problem that it is difficult to be detected by a low-angle incident particle detection device because the height is as low as about 0.1 μm.
[0005]
OBJECT OF THE INVENTION
Therefore, the present invention provides a method for evaluating a small amount of organic matter on the surface of a silicon wafer by measuring the number of organic matter aggregates present on the surface of the silicon wafer and evaluating the number of organic matter aggregates. That is the purpose.
Another object of the present invention is to evaluate a situation (for example, a plastic case) in which a silicon wafer is stored.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, the surface of a silicon wafer having no COP is irradiated with laser light from two directions of a vertical direction and an inclination direction of 20 to 40 degrees, and the thickness of the wafer surface obtained by the normal incidence is obtained. Silicon that measures and evaluates the number of organic substance aggregates by subtracting the number of particles that do not contain organic substance aggregates obtained by oblique incidence from the number of particles that contain organic substance aggregates less than 0.1 μm in thickness. This is an evaluation method for trace organic substances on the wafer surface.
The silicon wafer to be evaluated is not limited to what causes the organic aggregates on the wafer surface. For example, a wafer case having parts made of polypropylene and parts made of polycarbonate may be mentioned.
Moreover, the particle detection apparatus which irradiates a laser beam to a silicon wafer surface from a perpendicular direction is not specifically limited. For example, “SS6200”, “SP-1” manufactured by Tencor Corporation, “LS-6310” manufactured by Hitachi, Ltd., “WIS-CR80” manufactured by ADE, and the like can be given.
[0007]
Further, the particle detection apparatus that irradiates laser light from the tilt direction is not particularly limited. For example, “SS6420” manufactured by Tencor Corporation may be used.
The incident angle of the laser beam is preferably 20 to 80 degrees, particularly preferably 20 to 40 degrees. If it is less than 20 degrees, minute particles cannot be detected accurately. On the other hand, when it exceeds 80 degrees, the target organic substance aggregate is measured.
[0008]
[Action]
According to the present invention, first, a silicon wafer having no COP on the surface is set at a predetermined inspection position. Thereafter, for example, the wafer surface is irradiated with laser light from the vertical direction, and the total number of particles such as fine dust including organic substance aggregates existing on the wafer surface is measured.
Next, laser light is irradiated to the wafer surface from the tilt direction. As a result, the number of particles excluding organic aggregates present on the wafer surface is measured.
Then, by subtracting the number of particles not including the latter organic substance aggregate from the number of particles including the former organic substance aggregate, the number of the organic substance aggregates can be obtained by a simple calculation. In addition, from this calculation result, it is possible to evaluate the multiple state of the organic aggregate that has a height as low as about 0.1 μm and is difficult to detect by the conventional method.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is an explanatory view during particle detection by vertical incidence in the method for evaluating a trace amount of organic substance on the surface of a silicon wafer according to one embodiment of the present invention. FIG. 2 is an explanatory view during particle detection by oblique incidence in the method for evaluating a trace amount of organic substance on the surface of a silicon wafer according to one embodiment of the present invention.
[0010]
In FIG. 1,
[0011]
The silicon wafer W used here is obtained, for example, by subjecting a silicon single crystal rod pulled up by the CZ method to block cleaning, wafer cutting, chamfering, mechanical chemical polishing, and final cleaning by RCA cleaning, and then These silicon wafers were stored and shipped in a wafer case consisting of a polypropylene case body and core and a polycarbonate lid, and were kept in a device factory warehouse for about one month. The silicon wafer W to be evaluated has a mirror finished surface.
The first particle detection device 11 is specifically “SS6200” manufactured by Tencor Corporation. That is, it is an apparatus for detecting the minimum number of particles of 0.10 μm existing on the surface of the silicon wafer W by irradiating the surface of the silicon wafer W with a laser beam from the vertical direction.
[0012]
In this apparatus configuration, a light source 13 of laser light arranged orthogonally to the wafer surface and two channels (for bright field and dark field) are radiated and arranged on the left and right in the vertical plane with the light source 13 as the center. The
[0013]
The second
The apparatus configuration is arranged on one upper side of the silicon wafer W, and a
[0014]
The laser light emitted from the
However, as described above, the organic substance aggregate a cannot be detected here. This is because the thickness t of the organic aggregate a is an extremely thin particle of 0.1 μm, and therefore, when the light is from the inclined direction, the side detector can capture the aggregate a. This is because the reflected light cannot be obtained.
[0015]
Here, the scanning technique by SS6420 will be described. The focus mechanism moves the target silicon wafer W up and down with the wafer surface placed on the scan plane. The silicon wafer W moves in a high-speed telecentric scanning laser beam having a wavelength of 488 nm at a constant speed. The laser beam is focused so as to project a 75 μm diameter circle when traversing the substrate surface at an angle of 20 °. Further, the scanning beam crosses a straight path on the silicon wafer W back and forth, and reliably samples the entire silicon wafer W.
[0016]
When the laser beam illuminates the LPD (foreign matter) on the silicon wafer W, the light is scattered in all directions from the incident point. Part of this scattered light is collected and guided to a low noise photomultiplier tube for amplification. The analog signal output from the low noise photomultiplier tube PMT is digitized by a high-speed analog-to-digital converter. Data acquisition electronics periodically sample the digital converter to generate a raster image of the surface of the silicon wafer W. The raster image is then analyzed by a pipeline processor and a dedicated general purpose computer to create, display and manipulate surface measurement data.
[0017]
Next, a method for evaluating a trace organic substance on the silicon wafer surface using the trace organic
As shown in FIG. 1, the silicon wafer W is placed in a horizontal state on the detection stage of the first particle detector 11.
Thereafter, the organic agglomerates a, fine dust, etc. present on the surface of the silicon wafer W are inspected. That is, in the particle inspection of the wafer surface, laser light is irradiated from the light source 13 of the first particle detection device 11 toward the wafer surface at 90 °, and the reflected light is captured by the
Thus, in the first particle detection device 11, the laser beam is incident from the direction perpendicular to the wafer surface. Therefore, as shown in the partially enlarged view of FIG. 1, the reflected light from the organic aggregate a having a low height can be well captured using the
[0018]
Next, the silicon wafer W is transferred to the detection stage of the
Here, the second
However, in the
[0019]
Thereafter, in the control unit (not shown) of the trace organic
In this way, when measuring the number of organic aggregates a on the wafer surface, the surface of the wafer is irradiated with laser light from the vertical direction and the tilt direction, and then the organic aggregates a are obtained by performing simple calculations. Since the number is measured, it is possible to easily evaluate the state in which the organic substance a is abundant or in a state in which the organic agglomerates a are small.
[0020]
【The invention's effect】
According to the present invention, the surface of the wafer is irradiated with the laser beam from the vertical direction and the tilt direction to measure the organic aggregates existing on the wafer surface. It is possible to easily evaluate whether or not there is much above. In particular, it is possible to easily evaluate the cleanliness of the wafer surface stored in the resin case. Therefore, the cleanliness of the resin case itself can be evaluated. In addition, wafer cleaning can be evaluated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view during particle detection by normal incidence in a method for evaluating a trace amount of organic matter on a silicon wafer surface according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view during particle detection by oblique incidence in the method for evaluating a trace amount of organic substance on the surface of a silicon wafer according to one embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
10 Inspection device for trace organic matter on silicon wafer surface,
11 1st particle | grain detection apparatus,
12 Second particle detection device,
W silicon wafer,
a Organic aggregate.
Claims (1)
上記垂直入射により得られたウェーハ表面の厚さ0.1μm未満の有機物凝集体を含むパーティクルの個数から、上記傾斜入射で得られた有機物凝集体を含まないパーティクルの個数を差し引くことで、この有機物凝集体の個数を計測して評価するシリコンウェーハ表面の微量有機物の評価方法。Irradiate the surface of a silicon wafer having no COP with laser light from two directions, a vertical direction and an inclination direction of 20 to 40 degrees ,
This organic matter is obtained by subtracting the number of particles that do not contain organic matter aggregates obtained by oblique incidence from the number of particles that contain organic matter aggregates having a thickness of less than 0.1 μm on the wafer surface obtained by normal incidence. A method for evaluating trace organic substances on the surface of silicon wafers, which measures and evaluates the number of aggregates.
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