JP3606317B2 - Disc recording device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テープレコーダで、例えば、講演の録音をしながら、途中のここぞと思うポイントで、所定のキーを操作することにより、可聴帯域外の、あるいは音声の聞き取りに支障とならない低周波数のマーカ(キュー信号)をテープに記録するようにしたものが知られている。
【0003】
この低周波数のマーカが記録されたテープを高速再生すると、再生されたマーカの周波数が可聴帯域内になり、これを手がかりとして、録音内容のポイントを検索することができて、テープの編集などに便利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、記録媒体として、テープを使用するときは、上記マーカを記録したポイントをサーチするために、テープ早送りや巻き戻しを行わなければならず、マーカポイントを見付け出すのに時間がかかるという基本的な問題があった。
【0005】
また、前述のような従来のテープレコーダでは、使用者が、例えば講演を聴きながら、そのポイントであると判断してから、マーカキーを操作するので、内容判断のための時間だけキー操作が遅くなり、必然的に、テープ上のマーカ位置が希望するポイントの録音始点よりも下流側にずれてしまう。
【0006】
また、誤ってマーカキーに触れた場合でも、マーカがテープに記録されてしまい、ポイント検索の妨げになるという問題があった。
【0007】
この発明は、以上の点にかんがみ、記録媒体としてディスクを使用し、マーカポイントのサーチが容易に行え、しかも、希望するマーカポイントと実質的にずれがない、検索用の位置情報を生成することができるディスク記録装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明によるディスク装置は、
ディスクに記録中に位置をマークし、後の検索のために、上記ディスクの予め設定された所定領域に、上記位置を書き込むようにするディスク記録装置であって、
記録中に所定のキーが操作された時点の、上記ディスク上の情報位置に対応するアドレスを第1アドレスとして識別する手段と、
上記第1アドレスに対して遡及時間によって関係付けられる第2アドレスを識別し、この識別された第2アドレスを上記ディスクの予め設定された所定領域に書き込む手段と、
上記遡及時間を設定する手段と、
を備えることを特徴とする。
【0009】
上記の構成によれば、記録動作中に所定のキーが操作された時点で、このキー操作に対応するディスク上の位置情報が生成されて、その位置情報であるアドレスがディスク上の所定領域に書き込まれる。再生時には、この位置情報に基づいて、ディスク上の所望のマーカポイントが速やかに検出される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図1、図2及び図3を参照しながら、この発明によるディスク記録装置の実施の形態を、音声データ圧縮伸長型の光磁気ディスク記録再生装置に適用した場合について説明する。
【0011】
この発明の一実施例の構成を図3に示す。
図3において、1は光ディスクであって、この例の場合、光磁気記録膜を持った記録再生、消去が可能な書換形の光磁気ディスクが用いられる。
【0012】
ディスク1の外径は64mmで、このディスク1には、例えば1.6μmのピッチでスパイラル状に記録トラックが形成される。ディスク1は、一定の線速度、例えば1.2〜1.4m/sで回転される。そして、ディスク1には、オーディオ情報がデジタル信号とされ、かつ、圧縮されて記録されることにより、対象となる情報が130Mバイト以上記録再生可能である。
【0013】
また、ディスク1には、予め、光スポット制御用(トラッキング制御用)のプリグルーブが形成されているが、特に、この例の場合には、このプリグルーブにトラッキング用のウォブリング信号に重畳して絶対番地コードが記録されている。なお、ディスク1は防塵及び傷付着防止のため、ディスクカートリッジ2内に収納されている。
【0014】
また、ディスク1には、その最内周のトラック位置に、記録されているオーディオデータに関する情報が記録されている。これは、一般にTOC(Table of content)と呼ばれ、記録されている曲数、各曲の記録位置に関する情報、各曲の演奏時間などが含まれている。
【0015】
[記録再生装置の記録系]
図3の記録再生装置は、IC化によりできるだけ構成を簡略化できるように工夫されている。先ず、光磁気ディスクへの記録時について説明する。なお、記録時と再生時とでは、システム制御回路(マイクロコンピュータ)20からのモード切換信号R/Pにより、各回路部がモード切り換えされるように構成されている。
【0016】
システム制御回路20には、録音キーKr,再生キーKp,停止キーKs,マーカキーKm‥‥など、複数の操作キーを備えるキー操作部41が接続されており、これらのキーの操作により動作モードが指定される。
【0017】
また、この実施例では、システム制御回路20に、TOCメモリ20mが接続されて、後述のように、記録データに関する位置情報や、時間情報などを含むTOCデータが一時的に蓄えられる。
【0018】
なお、このメモリ20mは、マイクロコンピュータ内のRAM上に設定することもできるし、後述のバッファメモリ25上に設定しても良い。
【0019】
1対の入力端子21LT,21RTを通じた2チャンネルのアナログオーディオ信号は、A−D変換器22において、サンプリング周波数44.1kHzでサンプリングされ、各サンプリング値が16ビットのデジタル信号に変換される。この16ビットのデジタル信号は、データ圧縮回路23Rに供給され、この例の場合には、入力デジタルデータが例えば1/5にデータ圧縮される。このデータ圧縮の方法としては種々用いることができるが、例えば量子化数4ビットのADPCM(Adaptive Delta Pulse Code Modulation) が使用される。
【0020】
また、例えば、入力デジタルデータを高域ほど帯域幅が広くなるように複数の帯域に分割し、分割された各帯域毎に複数のサンプル(サンプル数は各帯域で同数とする方が良い)からなるブロックを形成し、各帯域のブロックごとに直交変換を行ない、係数データを得、この係数データに基づいて各ブロックごとのビット割り当てを行なうようにする方法を用いることもできる。この場合のデータ圧縮方法は、音に対する人間の聴感特性を考慮しており、高能率でデータ圧縮ができる(特願平1−278207号参照)。
【0021】
こうしてA−D変換器22からのデジタルデータDAは、圧縮回路23Rにおける処理により1/5にデータ圧縮され、このデータ圧縮されたデータdaは、メモリ制御回路24により制御されるバッファメモリ25に転送される。この例の場合には、バッファメモリ25は、1Mビットの容量を有するD−RAMが用いられている。
【0022】
メモリ制御回路24は、記録中に振動等によりディスク1上の記録位置が飛んでしまうトラックジャンプが生じなければ、バッファメモリ25から圧縮データdaを書き込み速度の約5倍の転送速度で順次読み出し、読み出したデータを、データエンコード回路26Rに転送する。
【0023】
また、記録中にトラックジャンプが生じたことを検出したときは、エンコード回路26Rへのデータ転送を停止し、処理回路23Rからの圧縮データdaをバッファメモリ25に蓄積する。そして、記録位置が修正されたとき、バッファメモリ25からエンコード回路26Rへのデータ転送を再開するようにする制御を行う。
【0024】
トラックジャンプが生じたか否かの検出は、例えば振動計を装置に設け、振動の大きさがトラックジャンプが生じるようなものであるか否かを検出することにより行うことができる。また、この例のディスク1には、前述したように、プリグルーブを形成する際に、トラッキング制御用のウォブリング信号に重畳して絶対番地コードが記録されている。そこで、このプリグルーブからの絶対番地コードを記録時に読取り、そのデコード出力からトラックジャンプを検出するようにすることもできる。また、振動計と絶対番地コードのオアを取ってトラックジャンプを検出するようにしても良い。なお、トラックジャンプが生じたときには、光磁気記録のためのレーザ光のパワーを下げる、あるいはパワーを零とするようにしておくものである。
【0025】
そして、トラックジャンプが生じたときの記録位置の修正は、前記の絶対番地コードを用いて行うことができる。また、この場合のバッファメモリ25のデータ容量としては、上述から理解されるように、トラックジャンプが生じてから記録位置が正しく修正されるまでの間の時間分に相当する圧縮データdaを蓄積できる容量が最低必要である。この例では、バッファメモリ25の容量としては、前記のように1Mビット有し、この容量は前記の条件を十分に満足するように余裕を持ったものとして選定されているものである。
【0026】
また、この場合、メモリ制御回路24は、この記録時において、正常動作時は、できるだけバッファメモリ25に蓄積されるデータが少なくなるようにメモリ制御を行う。例えば、バッファメモリ25のデータ量が予め定められた所定量以上になったら、所定量のデータ、例えば32セクタ分(1セクタは1CD−ROMセクタ(約2Kバイト))のデータだけバッファメモリ25から読み出して、常に所定データ量以上の書込み空間を確保しておくようにメモリ制御を行う。
【0027】
データエンコード回路26Rは、バッファメモリ25から転送されてきた圧縮データdaをCD−ROMのセクタ構造のデータにエンコードする。なお、32セクタ分のオーディオデータを含むデータを以下クラスタと称する。
【0028】
このデータエンコード回路26Rの出力データ(クラスタ単位のデータ)は、記録エンコード回路27に供給される。この記録エンコード回路27では、データにエラー検出訂正用の符号化処理を行うと共に、記録に適した変調処理、この例ではEFM符号化処理などを施す。エラー検出訂正用の符号は、この例ではCDのCIRC(クロスインターリーブ・リード・ソロモン符号)に対してインターリーブを変更したものを用いる。記録データがクラスタ単位の間欠的なデータであるので、32セクタのクラスタデータの前後に、クラスタ接続用の複数個のリンキングセクタが付加される。
【0029】
この記録エンコード回路27からの符号化処理の施されたデータは、磁気ヘッド駆動回路28を介して磁気ヘッド29に供給される。磁気ヘッド駆動回路28は、記録データに応じた変調磁界をディスク1(光磁気ディスク)に印加するように磁気ヘッド29を駆動する。このヘッド29に供給される記録データは、クラスタ単位であり、記録は間欠的に行われる。
【0030】
ディスク1はカートリッジ2に収納されているが、装置に装填されることにより、シャッタ板が開けられて、シャッタ開口からディスク1が露呈する。そして、スピンドル挿入用開口にディスク駆動モータ30Mの回転軸が挿入連結されて、ディスク1が回転駆動される。この場合、ディスク駆動モータ30Mは、後述するサーボ制御回路32により、線速度1.2〜1.4m/sでディスク1を回転駆動するように回転速度制御がなされる。
【0031】
磁気ヘッド29は、前記カートリッジ2のシャッタ開口から露呈するディスク1に対向している。また、ディスク1の磁気ヘッドに対向する面とは反対側の面と対向する位置には、光学ヘッド30が設けられている。この光学ヘッド30は、例えばレーザダイオード等のレーザ光源、コリメータレンズ、対物レンズ、偏光ビームスプリッタ、円筒レンズなどの光学部品及び光検出器などから構成されており、この記録時は、記録トラックには、再生時より大きな一定のパワーのレーザ光が照射されている。この光照射と、磁気ヘッド29による変調磁界とにより、ディスク1には熱磁気記録によってデータが記録される。そして、磁気ヘッド29と光学ヘッド30とは、共にディスク1の半径方向に沿って移動できるように構成されている。
【0032】
なお、この記録時において、光学ヘッド30の出力がRF信号処理回路31を介して絶対番地デコード回路34に供給されて、ディスク1のプリグルーブからの絶対番地コードが抽出されると共に、デコードされる。そして、そのデコードされた絶対番地情報が記録エンコード回路27に供給されて、記録データ中に絶対番地情報として挿入されて、ディスクに記録される。絶対番地デコード回路34からの絶対番地情報は、また、システム制御回路20に供給され、前述したように、記録位置の認識及び位置制御に用いられる。
【0033】
また、RF信号処理回路31からの信号がサーボ制御回路32に供給され、ディスク1のプリグルーブからの信号からモータ30Mの線速度一定サーボのための制御信号が形成され、モータ30Mが速度制御される。
【0034】
[記録再生装置の再生系]
装置に装填されたディスクは、ディスク駆動モータ30Mにより回転駆動される。そして、記録時と同様にして、このディスク駆動モータ30Mは、サーボ制御回路32により、プリグルーブからの信号により、ディスク1が記録時と同じ速度、すなわち線速度1.2〜1.4m/sで、一定となるように回転速度制御される。
【0035】
再生時、光学ヘッド30は、目的トラックに照射したレーザ光の反射光を検出することにより、例えば非点収差法によりフォーカスエラーを検出し、また、例えばプッシュプル法によりトラッキングエラーを検出すると共に、目的トラックからの反射光の偏光角(カー回転角)の違いを検出して、再生RF信号を出力する。
【0036】
光学ヘッド30の出力は、RF信号処理回路31に供給される。RF信号処理回路31は、光学ヘッド30の出力からフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号を抽出してサーボ制御回路32に供給すると共に、再生信号を2値化して再生デコード回路33に供給する。
【0037】
サーボ制御回路32は、前記フォーカスエラー信号が零になるように、光学ヘッド30の光学系のフォーカス制御を行うと共に、トラッキングエラー信号が零になるように、光学ヘッド30の光学系のトラッキング制御を行う。
【0038】
また、RF信号処理回路31はプリプルーブからの絶対番地コードを抽出して絶対番地デコード回路34に供給する。そして、システム制御回路20に、このデコード回路34からの絶対番地情報が供給され、サーボ制御回路32による光学ヘッド30のディスク半径方向の再生位置制御のために使用される。また、システム制御回路20は、再生データ中から抽出されるセクタ単位のアドレス情報も、光学ヘッド30が走査している記録トラック上の位置を管理するために用いることができる。
【0039】
この再生時、後述するように、ディスク1から読み出された圧縮データはバッファメモリ25に書き込まれ、読み出されて伸長されるが、両データの伝送レートの違いから、ディスク1からの光学ヘッド30によるデータ読み出しは、例えばバッファメモリに蓄えられるデータが所定量以下にならないように間欠的に行われる。
【0040】
ディスク1から読み出されたデータは、RF信号処理回路31を介して再生デコード回路33に供給される。再生デコード回路33は、RF信号処理回路31からの2値化再生信号を受けて、記録エンコード回路27に対応した処理、すなわち、EFM復号化処理、エラー検出訂正のための復号化処理や補間処理などを行う。この再生デコード回路33の出力データは、データデコード回路26Pに供給される。
【0041】
このデータデコード回路26Pは、CD−ROMのセクタ構造のデータを圧縮された状態の元データにデコードする。
【0042】
このデータデコード回路26Pの出力データは、トラックジャンプメモリ制御回路24により制御されるバッファメモリ25に転送され、所定の書き込み速度で書き込まれる。
【0043】
そして、この再生時においては、メモリ制御回路24は、再生中に振動等により再生位置が飛んでしまうトラックジャンプが生じなければ、データデコード回路26Pからの圧縮された状態のデータを書き込み速度の約1/5倍の転送速度で順次読み出し、読み出したデータを、データ伸長処理回路23Pに転送する。この場合、メモリ制御回路24は、バッファメモリ25に蓄えられているデータ量が、所定以下にならないようにバッファメモリ25の書き込み/読み出しを制御する。
【0044】
また、再生中にトラックジャンプが生じたことを検出したときは、データデコード回路26Pからバッファメモリ25へのデータの書き込みを停止し、データ伸長処理回路23Pへのデータの転送のみを行う。そして、再生位置が修正されたとき、データデコード回路26Pからバッファメモリ25へのデータ書き込みを再開するようにする制御を行う。
【0045】
トラックジャンプが生じたか否かの検出は、記録時と同様に、例えば振動計を用いる方法及び光ディスクのプリグルーブにトラッキング制御用のウォブリング信号に重畳して記録されている絶対番地コードを用いる方法(つまり、絶対番地デコード回路34のデコード出力を用いる方法)、あるいは、振動計と絶対番地コードのオアを取ってトラックジャンプを検出する方法を用いることができる。さらには、この再生時には、前述したように再生データ中から絶対番地情報及びセクタ単位のアドレス情報が抽出されるのでこれを用いることもできる。
【0046】
この再生時の場合のバッファメモリ25のデータ容量としては、上述から理解されるように、トラックジャンプが生じてから再生位置が正しく修正されるまでの間の時間分に相当するデータを常に蓄積できる容量が最低必要である。何故なら、それだけの容量があれば、トラックジャンプが生じても、バッファメモリ25からデータ伸長回路23Pにデータを転送し続けることができるからである。この例のバッファメモリ25の容量としての1Mビットは、前記の条件を十分に満足するように余裕を持った容量として選定されている。
【0047】
また、前述もしたように、メモリ制御回路24は、正常動作時は、できるだけバッファメモリ25に前記必要最小限以上の所定データが蓄積されるようにメモリ制御を行う。この場合、例えば、バッファメモリ25のデータ量が予め定められた所定量以下になったら、光学ヘッド30によりディスク1からのデータの間欠的な取り込みを行って、データデコード回路26Pからのデータの書き込みを行い、常に所定データ量以上の読み出し空間を確保しておくようにメモリ制御を行う。
【0048】
データ伸長処理回路23Pでは、ADPCMデータを、記録時のデータ圧縮処理とは逆に、約5倍に伸長する。このデータ伸長回路23Pからのデジタルオーディオデータは、D−A変換器35に供給され、2チャンネルのアナログオーディオ信号に戻され、1対の出力端子36LT,36RTから出力される。
【0049】
[記録系のマーカ記録動作]
通常、例えば複数の曲を記録する場合に、曲ごとに記録を行うときには、各曲の記録開始時に、トラックナンバーが設定されると共に、その記録開始位置のディスク上の前記絶対番地がTOCデータとして、それぞれ記録される。この場合には、トラックナンバーは、順次、更新される。また、複数の曲を1回の記録で、記録する場合には、曲と曲との間の無音区間などを検出して、自動的にトラックナンバーを曲の頭で更新し、その位置のディスク上の絶対番地がTOCデータとして記録される。
【0050】
上記のように、通常は、記録開始時や、曲間の無音区間を検出して、曲の頭の位置で、トラックナンバーが更新され、このトラックナンバーがTOCに記録されているので、再生時、このTOCのトラックナンバーを指標として、いわゆる頭出しなどを行うようにする。しかし、曲の途中や、希望する位置を頭出しのポイントとして設定することは、従来、行われていない。
【0051】
この例においては、上記のTOCデータに加えて、記録動作中にマーカキーKmを操作すると、その操作時点の記録位置(ディスク1上の絶対アドレス、以下同じ)、あるいはそれより以前の記録位置を、マーカ打ち込みポイントとしてディスク1のTOCエリアに記録するようにする。そして、その操作時点位置で、トラックナンバーを更新するようにする。
【0052】
次に、図1及びその続きである図2のフローチャートを参照しながら、この発明の一実施例のマーカ記録動作について説明する。
【0053】
先ず、録音に先立って、TOCメモリ20mには、マーカキーKmの任意の操作時点to のディスク1上のアドレスを記憶するか、あるいは、操作時点to からΔT時間だけ前の遡及時点tb (=to −ΔT)のアドレスを記憶するかが、録音対象に応じて設定される(ステップS1)。
【0054】
この遡及時間ΔTは、この例では任意に設定することができる。前述のように、例えば、講演の録音をする場合は、この遡及時間ΔTは、例えば1〜2秒程度とされる。また、例えば音楽などのように、その内容が予め判っているものを録音する場合は、例えば曲の間にマーカキーを操作すればよいので、遡及時間ΔT=0として、マーカキーKmの操作時点t0 を記憶することができる。
【0055】
次に、ステップS2において、キー操作部41でのキー操作入力を待つ。キー操作入力があればステップS2からステップS3に進み、操作されたキーが記録キーKrであるか否か判別され、操作されたキーが記録キーKrでなければ、操作キーに応じた処理ルーチンに進む。操作されたキーが記録キーKrであれば、装置は録音待機状態となる(ステップS4)。
【0056】
次に、ステップS5において、キー操作部41でのキー操作入力を待ち、キー操作入力があればステップS5からステップS6に進み、操作されたキーがスタート(再生)キーKpであるか否か判別される。そして、操作されたキーが再生キーKpでなければ、操作キーに応じた処理ルーチンに進み、操作されたキーが再生キーKpであれば、録音が開始され、通常のように、対象とする音声の録音始点のアドレスがメモリ20mに記憶される(ステップS7)。
【0057】
この実施の形態では、録音動作中は、装置がキー操作部41のキー操作待ちの状態となり(ステップS8)、キー操作があれば、そのキー操作がマーカキーKmの操作か否か判別される(ステップS9)。キー操作がマーカキーKmの操作であれば、ステップS9からステップS10に進み、操作時点t0 のアドレスがTOC用メモリ20mに記憶される。
【0058】
ステップS10の後はステップS11に進む。このステップS11においては、例えば1〜2秒の所定時間Tcにわたり、マーカキーKmが継続して操作されたか否かが判断される。
【0059】
継続操作時間がTcに満たない場合は、マーカキーKmの誤操作とみなされて、ステップS11からステップS12に進み、上述のステップS10でTOC用メモリ20mに記憶されたキー操作時点t0 のアドレスが消去される。ステップS12の後は、ステップS8に戻る。
【0060】
一方、マーカキーKmの継続操作時間がTc以上の場合には、ステップS11からステップS13に進み、マーカポイントのアドレスが演算される。すなわち、上述のステップS1で録音対象に応じて設定された条件がΔT≠0のときには、マイクロコンピュータ20により、マーカキーKmの操作時点t0 よりΔT時間だけ前の遡及時点tb が計算されて、その時点tb に相当するアドレスが演算される。ΔT=0のときには、マーカキー操作時点t0 のアドレスがそのまま時点tb のアドレスとされる。
【0061】
ステップS13の後はステップS14に進み、TOCメモリ20mの内容として、トラックナンバーが+1されて更新され、前記時点tb のマーカポイントのアドレスがそのスタートアドレスとして記憶される。すなわち、曲の頭や、記録開始点以外のマーカキーKmの操作点においても、トラックナンバーが更新され、そのスタートアドレスが記憶される。
【0062】
ステップS14の後は、ステップS8に戻り、上述のようなマーカキーKmの操作による、ステップS9〜S14の一連の動作は、後のステップS16において、停止キーKsが操作されるまで、循環的に繰り返される。
【0063】
そして、ステップS9において、マーカキーKmの操作ではないと判別されたときには、ステップS9からステップ15に進み、ポーズ(一時停止)キーの操作か否か判別され、ポーズキーの操作であると判別されたときには、ステップS4に戻り、録音待機状態になる。
【0064】
ステップS15でポーズキーの操作でないと判別されたときには、ステップS15からステップS16に進み、操作キーが停止キーKsか否か判別される。停止キーKsが操作されなかったと判別されたときには、そのキー操作は誤操作として無視され、ステップS16からステップS8に戻る。また、停止キーKsが操作されたときには、ステップS16からステップS17に進み、録音動作が終了すると共に、メモリ20mに記憶されたマーカポイントの時点tb のアドレスを含むTOCデータが、ディスク上のTOC領域に書き込まれて、装置の記録動作が終了する。
【0065】
したがって、ディスクの再生時には、上述のようにしてTOC領域に書き込まれた各アドレスに基づいて、所望のマーカポイントを速やかに検出することができる。
【0066】
なお、上述の実施例では、マーカキーKmを独立に設けたが、これを独立に設けずに、他の操作キー、例えば、録音キーKrをマーカキーKmに兼用することもできる。
【0067】
以上は、この発明を、オーディオデータを圧縮して間欠的に記録再生するディスク装置に適用した場合であるが、この発明は、ディスク上にアドレスデータが予め記録され、また、特定のエリアにTOCやディレクトリなど、記録データに関するデータを記録する仕様のディスク装置であれば、どのようなものでも適用可能である。
【0068】
なお、ディスク上の絶対アドレスデータとしては、タイムコードを用いることもできる。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、アドレスデータが予め記録されており、所定領域にTOC(記録データに関する情報)を書き込むようにしたディスクを用いるディスク記録装置において、記録動作中に、所定のキーが操作されたとき、このキー操作時点に対応するディスク上のアドレスをTOCとして所定領域に書き込むようにしたので、ディスク上のマーカ点と実質的にずれがない、検索用の位置情報を生成することができる。
【0070】
そして、再生時には、このTOCは実際の再生に先立って読み込まれるので、このTOCデータの位置情報に基づいて、所望のマーカ点が速やかに検出されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるディスク記録装置の動作を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。
【図2】この発明によるディスク記録装置の動作を説明するためのフローチャートの一部を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
20…システム制御回路(マイクロコンピュータ)、20m…TOC用メモリ、Km…マーカキー、Kr…録音キー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a disk recording apparatus.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a low-frequency marker that is out of the audible band or does not interfere with listening to sound by operating a predetermined key at a point you think is in the middle while recording a lecture with a tape recorder. There is known one in which (cue signal) is recorded on a tape.
[0003]
When playing a tape with this low-frequency marker recorded at high speed, the frequency of the reproduced marker falls within the audible band, and using this as a clue, you can search for the point of the recorded content and use it for tape editing, etc. Convenient.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, when using a tape as a recording medium, the tape must be fast-forwarded and rewound in order to search for the point where the marker is recorded, and it takes time to find the marker point. There was a serious problem.
[0005]
Further, in the conventional tape recorder as described above, the user operates the marker key after determining that it is the point while listening to a lecture, for example, so that the key operation is delayed by the time for content determination. Inevitably, the marker position on the tape is shifted downstream from the recording start point of the desired point.
[0006]
In addition, even if the marker key is touched by mistake, the marker is recorded on the tape, which hinders point search.
[0007]
In view of the above points, the present invention uses a disk as a recording medium, can easily search for marker points, and generates position information for search that is not substantially deviated from the desired marker points. It is an object of the present invention to provide a disc recording apparatus that can perform recording.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a disc device according to the present invention provides:
A disk recording device for marking a position during recording on a disk and writing the position in a predetermined area on the disk for later retrieval,
Means for identifying, as a first address, an address corresponding to the information position on the disc when a predetermined key is operated during recording;
Means for identifying a second address related to the first address by retroactive time, and writing the identified second address to a predetermined area of the disc;
Means for setting the retroactive time;
It is characterized by providing.
[0009]
According to the above configuration, when a predetermined key is operated during the recording operation, position information on the disk corresponding to the key operation is generated, and the address which is the position information is stored in a predetermined area on the disk. Written. During reproduction, a desired marker point on the disc is quickly detected based on this position information.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a case where the embodiment of the disk recording apparatus according to the present invention is applied to an audio data compression / decompression type magneto-optical disk recording / reproducing apparatus will be described with reference to FIG. 1, FIG. 2 and FIG.
[0011]
The configuration of one embodiment of the present invention is shown in FIG.
In FIG. 3, reference numeral 1 denotes an optical disk. In this example, a rewritable magneto-optical disk having a magneto-optical recording film and capable of recording / reproducing and erasing is used.
[0012]
The outer diameter of the disk 1 is 64 mm, and recording tracks are formed on the disk 1 in a spiral shape with a pitch of 1.6 μm, for example. The disk 1 is rotated at a constant linear velocity, for example, 1.2 to 1.4 m / s. The audio information is converted into a digital signal on the disc 1 and compressed and recorded, so that the target information can be recorded and reproduced by 130 Mbytes or more.
[0013]
In addition, a pre-groove for light spot control (for tracking control) is formed in advance on the disk 1. In particular, in this example, this pre-groove is superimposed on a tracking wobbling signal. The absolute address code is recorded. The disk 1 is housed in a
[0014]
In addition, information related to the recorded audio data is recorded on the disc 1 at the innermost track position. This is generally called TOC (Table of content) and includes the number of recorded songs, information on the recording position of each song, the performance time of each song, and the like.
[0015]
[Recording system of recording / playback device]
The recording / reproducing apparatus shown in FIG. 3 is devised so that the configuration can be simplified as much as possible by using an IC. First, recording at the time of recording on a magneto-optical disk will be described. Note that, at the time of recording and at the time of reproduction, each circuit unit is configured to be switched in mode by a mode switching signal R / P from the system control circuit (microcomputer) 20.
[0016]
The
[0017]
In this embodiment, the
[0018]
The
[0019]
Two-channel analog audio signals that pass through the pair of input terminals 21LT and 21RT are sampled at a sampling frequency of 44.1 kHz in the A-D converter 22, and each sampling value is converted into a 16-bit digital signal. This 16-bit digital signal is supplied to the
[0020]
In addition, for example, the input digital data is divided into a plurality of bands so that the bandwidth becomes wider as the frequency is higher, and a plurality of samples for each divided band (the number of samples should be the same in each band) It is also possible to use a method in which a block is formed, orthogonal transformation is performed for each block in each band, coefficient data is obtained, and bit allocation is performed for each block based on this coefficient data. In this case, the data compression method takes into consideration human auditory sensation characteristics with respect to sound and can perform data compression with high efficiency (see Japanese Patent Application No. 1-278207).
[0021]
Thus, the digital data DA from the A / D converter 22 is compressed to 1/5 by the processing in the
[0022]
The
[0023]
When it is detected that a track jump has occurred during recording, the data transfer to the
[0024]
Whether or not a track jump has occurred can be detected by, for example, providing a vibration meter in the apparatus and detecting whether or not the magnitude of vibration is such that a track jump occurs. Further, as described above, the absolute address code is recorded on the disk 1 of this example so as to be superimposed on the wobbling signal for tracking control when the pregroove is formed. Therefore, the absolute address code from the pregroove can be read at the time of recording, and the track jump can be detected from the decoded output. Further, the track jump may be detected by taking the OR of the vibration meter and the absolute address code. When a track jump occurs, the power of the laser beam for magneto-optical recording is lowered or the power is made zero.
[0025]
The recording position can be corrected when a track jump occurs using the absolute address code. In this case, as can be understood from the above, the data capacity of the buffer memory 25 can store the compressed data da corresponding to the time from when the track jump occurs until the recording position is correctly corrected. Minimum capacity is required. In this example, the capacity of the buffer memory 25 is 1M bits as described above, and this capacity is selected as having a margin so as to sufficiently satisfy the above conditions.
[0026]
In this case, the
[0027]
The
[0028]
The output data (cluster unit data) of the
[0029]
Data subjected to the encoding process from the
[0030]
Although the disk 1 is stored in the
[0031]
The
[0032]
At the time of recording, the output of the
[0033]
Further, a signal from the RF
[0034]
[Reproducing system of recording / reproducing apparatus]
The disk loaded in the apparatus is rotationally driven by a
[0035]
At the time of reproduction, the
[0036]
The output of the
[0037]
The
[0038]
Further, the RF
[0039]
During this reproduction, as will be described later, the compressed data read from the disk 1 is written into the buffer memory 25 and read and decompressed. However, due to the difference in transmission rate between the two data, the optical head from the disk 1 is read. Data reading by 30 is performed intermittently, for example, so that the data stored in the buffer memory does not fall below a predetermined amount.
[0040]
Data read from the disk 1 is supplied to the
[0041]
The
[0042]
The output data of the
[0043]
At the time of this reproduction, the
[0044]
When it is detected that a track jump has occurred during reproduction, data writing from the
[0045]
Whether or not a track jump has occurred is detected, for example, by a method using a vibrometer or a method using an absolute address code recorded on a pregroove of an optical disc superimposed on a wobbling signal for tracking control (as in recording). That is, a method of using the decode output of the absolute address decoding circuit 34) or a method of detecting the track jump by taking the OR of the vibration meter and the absolute address code can be used. Further, at the time of reproduction, as described above, absolute address information and sector unit address information are extracted from the reproduction data, and can be used.
[0046]
As can be understood from the above description, as the data capacity of the buffer memory 25 at the time of reproduction, data corresponding to the time from when a track jump occurs until the reproduction position is correctly corrected can always be accumulated. Minimum capacity is required. This is because if there is enough capacity, data can continue to be transferred from the buffer memory 25 to the
[0047]
Further, as described above, the
[0048]
In the data
[0049]
[Recorder marker recording operation]
Normally, when recording a plurality of songs, for example, when recording each song, a track number is set at the start of recording of each song, and the absolute address on the disc at the recording start position is set as TOC data. , Respectively. In this case, the track number is updated sequentially. In addition, when recording multiple songs in a single recording, it detects the silent section between songs and automatically updates the track number at the beginning of the song, and the disc at that position. The absolute address above is recorded as TOC data.
[0050]
As described above, normally, at the start of recording, a silent section between songs is detected, the track number is updated at the beginning of the song, and this track number is recorded in the TOC. The so-called cueing or the like is performed using the track number of the TOC as an index. However, setting a desired position in the middle of a song or a desired position has not been performed conventionally.
[0051]
In this example, in addition to the above TOC data, when the marker key Km is operated during the recording operation, the recording position at the time of the operation (absolute address on the disk 1, the same applies hereinafter), or the recording position before that, It is recorded in the TOC area of the disc 1 as a marker driving point. Then, the track number is updated at the operation time point.
[0052]
Next, a marker recording operation according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 1 and the flowchart of FIG.
[0053]
First, prior to recording, the
[0054]
This retroactive time ΔT can be arbitrarily set in this example. As described above, for example, when recording a lecture, the retroactive time ΔT is, for example, about 1 to 2 seconds. Also, when recording what is known in advance, such as music, for example, the marker key may be operated during the song, for example, the retroactive time ΔT = 0 and the operation time t0 of the marker key Km is set to Can be remembered.
[0055]
Next, in step S2, a key operation input from the
[0056]
Next, in step S5, the key operation input is waited for in the
[0057]
In this embodiment, during the recording operation, the apparatus waits for a key operation of the key operation unit 41 (step S8). If there is a key operation, it is determined whether or not the key operation is an operation of the marker key Km ( Step S9). If the key operation is an operation of the marker key Km, the process proceeds from step S9 to step S10, and the address at the operation time point t0 is stored in the
[0058]
After step S10, the process proceeds to step S11. In step S11, for example, it is determined whether or not the marker key Km has been operated continuously for a predetermined time Tc of 1 to 2 seconds.
[0059]
If the continuous operation time is less than Tc, it is regarded as an erroneous operation of the marker key Km, the process proceeds from step S11 to step S12, and the address of the key operation time point t0 stored in the
[0060]
On the other hand, when the continuous operation time of the marker key Km is Tc or more, the process proceeds from step S11 to step S13, and the address of the marker point is calculated. That is, when the condition set according to the recording target in the above-described step S1 is ΔT ≠ 0, the
[0061]
After step S13, the process proceeds to step S14 where the track number is incremented by 1 as the contents of the
[0062]
After step S14, the process returns to step S8, and the series of operations in steps S9 to S14 by the operation of the marker key Km as described above is repeated cyclically until the stop key Ks is operated in the subsequent step S16. It is.
[0063]
When it is determined in step S9 that the operation is not the marker key Km, the process proceeds from step S9 to step 15 where it is determined whether or not the operation is a pause (pause) key, and when it is determined that the operation is the pause key. Returning to step S4, the recording standby state is entered.
[0064]
When it is determined in step S15 that the operation is not the pause key operation, the process proceeds from step S15 to step S16, and it is determined whether or not the operation key is the stop key Ks. When it is determined that the stop key Ks has not been operated, the key operation is ignored as an erroneous operation, and the process returns from step S16 to step S8. When the stop key Ks is operated, the process proceeds from step S16 to step S17, the recording operation is completed, and the TOC data including the address of the marker point time tb stored in the
[0065]
Therefore, at the time of reproducing the disc, a desired marker point can be quickly detected based on each address written in the TOC area as described above.
[0066]
In the above-described embodiment, the marker key Km is provided independently, but other operation keys, for example, the recording key Kr can also be used as the marker key Km without being provided independently.
[0067]
The above is a case where the present invention is applied to a disk apparatus that compresses audio data and intermittently records / reproduces the data. However, according to the present invention, address data is recorded in advance on a disk, and the TOC Any disk device having a specification for recording data related to recording data, such as a directory or a directory, can be applied.
[0068]
A time code can also be used as absolute address data on the disk.
[0069]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in the disk recording apparatus using the disk in which the address data is recorded in advance and the TOC (information about the recording data) is written in the predetermined area, the recording is performed during the recording operation. When the key is operated, the address on the disk corresponding to this key operation time is written in the predetermined area as the TOC, so that the position information for search that does not substantially deviate from the marker point on the disk can be obtained. Can be generated.
[0070]
At the time of reproduction, since this TOC is read prior to actual reproduction, a desired marker point is quickly detected based on the position information of this TOC data.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a part of a flowchart for explaining the operation of a disk recording apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a part of a flowchart for explaining the operation of the disk recording apparatus according to the present invention;
FIG. 3 is a block diagram showing a configuration example of an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
20 ... System control circuit (microcomputer), 20m ... Memory for TOC, Km ... Marker key, Kr ... Recording key
Claims (4)
記録中に所定のキーが操作された時点の、上記ディスク上の情報位置に対応するアドレスを第1アドレスとして識別する手段と、
上記第1アドレスに対して遡及時間によって関係付けられる第2アドレスを識別し、この識別された第2アドレスを上記ディスクの予め設定された所定領域に書き込む手段と、
上記遡及時間を設定する手段と、
を備えることを特徴とするディスク記録装置。A disk recording device for marking a position during recording on a disk and writing the position in a predetermined area on the disk for later retrieval,
Means for identifying, as a first address, an address corresponding to the information position on the disc when a predetermined key is operated during recording;
Means for identifying a second address related to the first address by a retroactive time, and writing the identified second address to a predetermined area of the disc;
Means for setting the retroactive time;
A disk recording apparatus comprising:
マーカキーと、
記録動作中に上記マーカキーが操作された位置に応じた上記光磁気ディスク上のアドレスを、上記所定領域に書き込む手段と、
上記光磁気ディスク上のマーカポイントから、実質的にオフセット無しに、データ検索のための位置情報を生成する手段と、
上記位置情報に基づいて、上記マーカポイントを検索するために上記所定領域の上記アドレスを読み取る手段と、
を備えるディスク記録装置。In a disk recording apparatus that uses a magneto-optical disk in which address data is recorded in advance, and information related to the recording data is recorded in a predetermined area of the magneto-optical disk,
Marker key and
Means for writing an address on the magneto-optical disk according to a position where the marker key is operated during a recording operation in the predetermined area;
Means for generating position information for data retrieval from the marker point on the magneto-optical disk substantially without offset;
Means for reading the address of the predetermined area to search for the marker point based on the position information;
A disk recording apparatus comprising:
上記マーカキーの操作時点に応じたアドレスが一時メモリに保持され、記録処理が終了した後、上記所定領域に上記一時メモリに保持されたアドレスが書き込まれることを特徴とするディスク記録装置。The disk recording apparatus according to claim 3, wherein
An address according to the operation point of the marker key is held in a temporary memory, and after the recording process is completed, the address held in the temporary memory is written in the predetermined area.
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