JP3605140B2 - デジタル複写装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、出力画像の画質を複数レベルに調整可能な機能を備えたデジタル複写機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図36は従来のデジタル複写機の構成を示すブロック図である。
図36に示すように、主制御部101には、バス102を介してスキャナ103、A/D変換部104、画像処理部105、記録部106の各々が接続され、更に、図37に示す如き構成を有する操作部200が接続されている。
【0003】
操作部200は、変倍ボタン201(「拡大」、「縮小」、「等倍」)、用紙サイズ表示器202、用紙選択ボタン203、濃度設定ボタン204、複写枚数設定ボタン205等で各設定を行い、複写を開始させるスタートボタン206の各々を備えて構成される。
【0004】
以上の構成のデジタル複写装置において、スタートボタン206を押下すると、この操作を検知した主制御部101は動作を開始し、スキャナ103を駆動する。スキャナ103は原稿等の画像を光学系を介して読み取り、アナログ画像信号をA/D変換部104へ送出する。A/D変換部104は、スキャナ103からのアナログ信号をデジタル信号に変換(A/D変換)し、その変換結果を画像処理部105へ送出する。画像処理部105では、フィルタ処理、濃度調整等の画像処理を行い、処理後の信号を記録部106へ送出する。記録部106では信号を受けて画像をハードコピーとして出力する。
【0005】
次に、従来のデジタル複写装置における濃度調整方法について説明する。
デジタル複写機の画質調整機能の一つである濃度調整は、画像処理部105で行われる。画像処理部105は、図38に示すガンマテーブルROM107(濃度の幅の中央部と末端部のコントラストを変える為のガンマ補正を行うためのテーブルを備えたROM)を備え、このROMを用いてデータの変換が行われる。
【0006】
ガンマテーブルROM107は、ガンマテーブル選択信号3ビットを上位ビットとして反射率データのスキャナ画像データ8ビットとで構成する11ビットのアドレスを受け、濃度データを出力する。スキャナ103によって読み取られた反射率リニアのデータを濃度リニアに変換する際、ガンマテーブルROM107のデータが変換される。ガンマテーブルROM107は、反射率Yのデータに対応する0〜255の濃度データDに割り当てる処理を行う。
【0007】
図39は反射率Yと濃度Dの関係を示す特性図である。同図に示すように変換のデータは、特性▲1▼〜特性▲5▼の5通りが有る。この特性は、操作部200の“こく”、“うすく”の各ボタンの操作によって選択することができる。最も出力画像の薄くなるのが特性▲1▼であり、数字が大きくなるに従って濃くなり、特性▲5▼が最も濃い出力画像になる。
【0008】
ガンマテーブルROM107におけるガンマテーブル選択信号は、操作部200の設定に従って主制御部101から出力され、ガンマテーブルROM107のアドレスの上位を変更することにより、図39の特性に対応する5段階のテーブルデータの一つが選択される。
【0009】
このようにして、従来の複写機では出力画素の濃度の調整を行うが、この方法で濃度の調整を行った場合、図40に示すように、原稿に対して特性▲1▼〜▲5▼に対応した最大5枚の出力画像を取らなければ、好ましい画像出力を得ることはできない。
【0010】
なお、この種の技術に関する公知技術には、特開平2−54282号公報がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
このように、上記した従来技術にあっては、反射率Yと濃度Dに関する複数の特性に対応して、特性毎に各1枚の出力画像を取らねばならず、画像出力の回数が多くなって待ち時間が増え、用紙の使用枚数が多くなる為に不経済になる。また、出力枚数が多いために、濃度評価もし易いとは言えなかった。
【0012】
本発明は、かかる従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、出力画像の画質調整における画質設定作業効率の向上及び記録用紙の節約を図ることのできるデジタル複写装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明は、原稿等の画像を読み取り、その画像データを画素毎の電気信号にする画像読取手段と、この画像読取手段からの画像データを記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された画像データの特定の領域を繰返し読み出し、その読み出し毎に画像データの画質を変化させる画像処理手段と、この画像処理手段からの出力信号を記録用紙に画質合成画像として記録する画像記録手段とを設けるようにしている。
この場合、前記画像処理手段は、前記特定の領域の読み出し回数を設定する画像読出回数設定手段と、この画像読出回数設定手段で設定した回数及び出力する画像用紙サイズに基づいて読み出される前記特定の領域の範囲を設定する領域設定手段とを備えているように構成するとよい。
また、前記画像記録手段は、設定した画質の出力画像毎に異なるページ番号を印字するページ番号印字手段と、このページ番号印字手段によって印字された出力画像のページ番号が指定されたことをもって出力画像の画質を指定する画質設定手段とを備えているように構成するとよい。
更に、前記画像記録手段は、ユーザーの指定に応じて画像出力する記録用紙のサイズを設定する用紙サイズ設定手段を備えていることが好ましい。
【0020】
【作用】
上記した手段によれば、原稿等の画像を読み取って得られた画像データは画像記憶部に記憶され、その画像データの画像1枚分の特定の領域が画質を変えながら繰り返し読み出され、合成して1枚の記録用紙上に出力される。したがって、画像の状態を1枚の記録紙上で確認でき、無駄に用紙を消費することなく、効率よく画質設定を決めることができる。
その際、合成する画像の数を必要に応じてユーザーにより設定することができ、これにより、効率よく画質設定を決めることができる。
また、設定した画質の出力画像毎に異なるページ番号を付け、画像出力後に表示器にメッセージを出力し、これに応じてユーザーによりページ番号を入力し、その入力内容に応じて出力画像の画質を設定することにより、複数枚に渡って出力される画質合成画像を用いて複写機の画質を決定することができ、効率よく画質設定を決めることができる。
更に、画質合成画像における画質各々の画像サイズが小さくて見にくい場合、記録用紙のサイズを大きくすることにより個々の画像を大きくすることができる。このように画質合成画像を出力する用紙を選択できる結果、画質合成画像の原稿からの切出し領域の大きさや切出し領域の出力の繰返し回数の設定にあった用紙を選択でき、画質評価が容易になる。
【0033】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0034】
〔実施例1〕
図1は本発明によるデジタル複写装置の一実施例を示すブロック図である。また、図2は図1の操作部の詳細を示す平面図である。なお、本実施例においては、図36及び図37に示したと同一または同一機能を有するものには同一引用数字を用いたので、以下においては重複する説明を省略する。
【0035】
図1に示すように、A/D変換部104(画像読取手段)の出力及び画像処理部105(画像処理手段)の入力とバス102との間に、画像記憶部108(画像記憶手段)を設けたところに本発明の特徴がある。
【0036】
なお、図36で説明したように、A/D変換部104の前段にはスキャナ103(画像読取手段)が接続され、画像処理部105には記録部(画像記録手段)が接続され、バス102を介して各部には主制御部101が接続され、この主制御部101には操作部300が接続されている。また、図2に示すように、本発明に係る操作部300では、図37に示した操作部200に対し、濃度合成を指示するための濃度合成ボタン301を濃度設定ボタン204に隣接させて設置した構成が採用されている。
【0037】
なお、以下の説明では、「画質」とは出力画像の濃度の濃さを指し、濃度調整によって異なる濃度の画像を1枚にまとめて出力した画像を「濃度合成画像」と称している。
【0038】
次に、本実施例の動作について説明する。操作部300の全体の操作は上記した操作部200と同一であるが、本発明の「濃度合成画像」を得る為には、スタートボタン206を押下する前に濃度合成ボタン301を押下する。濃度合成ボタン301を押すことによって濃度合成画像出力モードがセットされ、ついでスタートボタン206を押すことにより、主制御部101はスキャナ103を駆動する。スキャナ103は原稿等の画像を読み取り、アナログ画像信号をA/D変換部104へ送出する。A/D変換部104ではスキャナ103からのアナログ信号をデジタル信号に変換する。濃度合成画像出力モードでない場合、画像信号はダイレクトに画像処理部105に送られる。しかし、濃度合成出力モードのときには、一旦、画像記憶部108に画像データが蓄えられる。
【0039】
ここで画像記憶部108には、図3の(a)に示す画像データが蓄えられたとすると、画像中心部において画像全体の5分の1のライン数の画像部分(図3の(b))のアドレスをアクセスし、画像処理部105に出力する。画像処理部105では、ガンマテーブルROM107を図39の特性▲1▼に対応するテーブルに切り替え、信号を濃度データに変換して出力する。
【0040】
画像記憶部108は、出力領域の最後のラインの出力が終わると、前記領域の最初のラインに戻り、再度、同じ領域をアクセスして出力する。画像処理部105では、図38のガンマテーブルROM107に入力されているガンマテーブル選択信号を変えることにより、特性▲2▼のガンマテーブルに切り替えて出力を行う。このような操作を5回繰り返すことにより、画像記憶部106から図4に示すように1枚に5段階の濃度データを記録した濃度合成画像出力を得ることができる。図中の▲1▼〜▲5▼は、図39のグラフに対応したガンマテーブルがその領域で使われていることを示している。
【0041】
〔実施例2〕
ところで、前記実施例では、画像記憶部108から出力される領域は、画像の特徴が現れやすい中心の領域であるが、画像によっては図5に示す画像のように、中心部分の領域の濃度合成画像出力が画質を決定するために有効でないものもある。もし、濃度合成画像を出したい領域をユーザーによって設定する(領域設定手段)ことができれば、本発明は更に有効であることは明白である。そこで、この領域設定手段を搭載した実施例を以下に説明する。
【0042】
この場合の操作部400の詳細構成を示したのが図6である。ここに示される操作部400は、図2の構成の操作部300に対して濃度合成ボタン401及び液晶ディスプレィ402を追加した構成になっている。濃度合成ボタン401は濃度設定ボタン204の下部に配設され、液晶ディスプレィ402は用紙サイズ表示器202及び濃度設定ボタン204の上部に配設されている。
【0043】
本実施例においては、濃度合成ボタン401を押下することにより、液晶表示部402に図7(a)に示す様な領域設定を促すメッセージ(「領域を設定してください。」)が表示される。ここで何もしないでスタートボタン206のみを押下すると、図5のように、画像の中心部分に領域が設定される。
【0044】
ユーザーによる領域設定が行えるように、本発明では図8に示すようにスキャナ103の上部にエディターボード800が備え付けられている。エディターボード800は、図9に示すようにパネル801内に電極を縦横に上部電極802と下部電極803を一定間隔に直交させた格子状の電極配置を有している。その断面図を示したのが図10であり、最上部にフィルター804が配設され、このフィルター804の下部に上部電極802が配設され、更に、上部電極802の下部の所定位置にスペーサー805が配設され、このスペーサー805の下部には、下部電極803が配設されている。このような構成において、エディターボード800の上面を押下すると、上部電極802と下部電極803とが接触し、2つの電極間が導通状態になり、電圧が印加されている状態のもとでは、電極間に電流が流れる。
【0045】
このような構成で、縦方向の電極に順次電圧をかけ、横方向で検知するようにして、パネル上に圧力がかかった位置を検知する。エディターボード800によって原稿の位置を指定するには、図11に示すように原稿1100をエディターボード800上に置き、備え付けのペン806の先端部を押し付ける。この操作により、例えば図12の矢印で示す横方向(2)番目と縦方向(8)番目の部分(以下、(2,8)と示す。)に圧力を加えるとスペーサーで非接触状態になっていた上部電極802と下部電極803が接触し、斜線で示す電極間に電流が流れる。縦(8)の電極に電圧をかけた時、(0)〜(9)の印加電圧の状態を監視する。このとき、電極の横(2)に電圧がかかっているので、圧力がかかった位置は、(2,8)であると判断する。
【0046】
このようにして画像上の位置を決定した後、スタートボタン206を押下すると、図13(a)に示すように、位置(*で示す位置)を中心にして、図13(b)のように画像全体の5分の1のライン数の領域が濃度合成画像の領域として画像記憶部から読み出され、図14に示すように、ユーザーで設定した領域に対する濃度合成画像を得ることができる。
【0047】
ところで、上記の濃度合成画像では、濃度を設定するために画像処理を変えて合成する画像の数は一定であったが、更に細かく濃度を設定したい場合もある。
【0048】
このように濃度を細かく設定して合成する画像の数をユーザーが設定できれば、本発明の効果は更に向上可能である。
【0049】
〔実施例3〕
以下に、合成する画像の数をユーザーが設定できるようにした実施例を説明する。
【0050】
図6に示す操作部400の濃度合成ボタン401を押下すると、図15(a)に示すように、液晶ディスプレイ402に合成する画像の数の入力を促すメッセージ(「濃度合成したい画像の数を入力してください。:」)が表示される。そこで、数字キー205によって数字を入力すると、図15(b)のように「:」の後のブランク部分に数字が表示され、合成する画像の数が設定される。出力する紙の大きさは一定であるため、合成する画像の数によって表示できる領域の大きさは異なる。そこで主制御部101では、図16に示すフローチャートに従って、画像記憶部108から出力する画像領域を決定する。
【0051】
まず、前記の手順に従って合成画像の数が入力されると(ステップ1601)、画像記憶部108に記憶されている画像の全ライン数を入力された数で割り、出力する領域のライン数を決定する(ステップ1602)。上記した画像領域設定手段によって、設定された位置と求められたライン数を基に画像記憶部108から出力する領域のアドレスを計算する(1603)。求められた領域を画像記憶部108から繰返し出力し、ガンマテーブルを切り替えることにより、濃度合成画像を得ることができる。更に、画像記憶部108からの出力画像に対し、各濃度画像に対する番号付けが行われる。これについて、図17を参照して以下に説明する。
【0052】
図17は図16の処理を達成するための装置構成図を示すブロック図である(なお、図中、破線は画像データ信号、実線は制御信号を示している)。濃度番号画像発生部1701は画像処理部105に設けられ、主制御部101からの濃度画像数を示す信号を基に各濃度画像の位置に対応するように「1」から数字を1ずつ増やし、等間隔に濃度レベル255の数字画像を印字する濃度番号画像1702を発生する。この濃度番号画像1702は画像合成部1703に入力され、濃度合成画像1704と合成される。合成の方式は、数字が画像の濃度の濃い部分で見えなくなるのを防止するため、画像合成部1703によって画素毎に各ビットのエクスクルージブ・オア(Exclusive OR)を取り、図18に示すような濃度番号(1〜5)を付した濃度合成画像1705を得ることができる。この濃度合成画像の出力後、図6の操作部400の液晶ディスプレイ402には、図19(a)に示すメッセージ(「設定したい濃度画像を選んでください。」)が表示される。次に数字キー205により、好ましい濃度の濃度画像の番号を入力することにより、図19(b)のように、液晶ディスプレイ402にその数字が表示され、その番号の濃度画像に対応したガンマテーブルが選択される。そのガンマテーブルを用いて画像記憶部108に記憶された画像全体が画像処理部105でガンマ変換され、さらに記録部106で出力することにより、好ましい濃度のコピーを得ることができる。
【0053】
〔実施例4〕
ところで前記のように数字で選択する方法よりも直接濃度合成画像の選択したい濃度の画像を指して選択(画質設定手段)できれば、更にユーザーの使い易さは向上する。この濃度画像選択手段を有する実施例を以下に説明する。
【0054】
本実施例では、濃度合成画像出力後、図6に示す操作部400の液晶ディスプレイ402に図20(a)に示すメッセージ(「出力したい濃度画像を選んでください。」)が表示され、図21に示すように画像2100をエディターボード800のパネル上に置き、備え付けのペン806の先端部を押し付ける。この操作により、図12を用いて説明したように、画像上の位置が認識できることから、ペンの先を押しつけた位置の濃度画像が選択されたことが主制御部101で認識される。その結果、図20(b)に示すメッセージ(「画像選択OK」)が表示され、画像の選択が完了したことを知ることができる。
【0055】
ところで濃度画像の数が増えると、1枚の用紙に濃度合成画像を出力したのでは、1つの濃度画像の大きさが小さくなり、濃度の評価に支障を来すことになる。そこで数枚の紙に渡って濃度合成画像を出力することが出来れば、更に本発明の効果は向上する。以下、この実施例を説明する。
【0056】
〔実施例5〕
本実施例では、最初に、ユーザーがエディターボード800を用いて濃度画像として出力する画像領域の指定が行われる。濃度合成ボタン301を押下すると、図6の操作部400の液晶ディスプレイ402には、図22(a)に示すように、濃度合成画像に出力する画像領域の上端部の指定を促すメッセージ(「出力する画像領域の上端部を指定してください。」)が表示される。そこで、図11に示したように、エディターボード800のパネル上に原稿1100を置き、備え付けのペン806の先端部を押し付けることにより、出力する画像領域の上端部を指定できる。次に、図22(b)のように表示される液晶ディスプレイ402のメッセージ(「出力する画像領域の下端部を指定してください。」)に従って、出力する画像領域の下端部を上端部と同様に指定する。
【0057】
次に、図15(a)のように、液晶ディスプレイ402には合成する濃度画像数の入力を促すメッセージが表示される。そこで、数字キー205を操作して濃度画像数を入力する。以上の一連の操作によって、主制御部101は指定された領域のライン数と濃度画像数によって濃度合成画像の枚数を計算する。
【0058】
例えば、図23に示すように、指定された領域が1000ラインあって、かつ濃度合成画像の出力に用いられる用紙が4752ラインであるとき、濃度合成画像数を「6」に設定したとすると、濃度合成画像は6000ライン必要になり、出力する用紙は2枚である。主制御部101で濃度画像の枚数を計算した後、図24に示すように、操作部400の液晶ディスプレス402に濃度画像の出力枚数が表示される。ユーザーはそのメッセージを確認後、スタートボタン206を押下することにより濃度合成画像を得ることができる。
【0059】
ところで、このように濃度合成画像を数枚に渡って得る場合、前記の濃度番号を付ける方式によれば、番号を入力することで、濃度画像を指定することが出来るが、エディターボード800上で指定する場合には、エディターボード800上で指定する前に何枚目の濃度合成画像かを主制御部に知らせる必要がある。
【0060】
そこで、図25に示すように、濃度画像毎に画像処理部によってページ番号を付けるようにしてもよい。濃度画像出力後は、図26に示すように、液晶ディスプレイ402のメッセージ内容(「指定したい濃度画像が含まれる画像のページ番号を指定してください。」)に従ってページ番号を入力し、エディターボード800を用いて濃度画像を指定すれば、濃度画像が選択される。
【0061】
また、濃度合成画像出力用の用紙を選択できるようにすれば(用紙サイズ設定手段)、更にユーザーの使い勝手は良くなる。例えば、図23のように、濃度合成画像出力がA4サイズで2枚になってしまう場合でも、A3サイズで出力した場合には1枚の用紙で出力することができる。そこで実施例では、ユーザーが濃度画像の領域指定、濃度画像の数等を設定した後、図27に示すように、液晶ディスプレイ402の指示に従って用紙サイズの設定を行う。この設定に基づいて、主制御部101は記録部106を制御し、図28に示すように、記録部106はA3サイズの濃度合成画像を出力する。
【0062】
ところで、図29の濃度−反射率特性に示されるように特性値が多数ある場合、これに応じてガンマテーブルの変換テーブルの数も多くなる。このような場合、1度に濃度合成画像として出力するよりも、最初、大まかなガンマテーブルを用いて濃度合成画像を作り、その中のもっとも好ましい濃度画像を選択し、再度その濃度画像のガンマテーブル周辺のガンマテーブルを用いた濃度合成画像を出力するようにすれば、更に細かい濃度設定による濃度合成画像を得ることができる。次に、この濃度画像の選択方法について、図30を用いて説明する。
【0063】
図30は図29の特性図に対応するガンマテーブルの内容を示している。画像の濃度がもっとも濃くなるガンマが丸付数字1のアドレス領域であり、以下、徐々に薄くなる順序で丸付数字15までがROMに格納されている。まず、広い濃度の範囲で異なる濃度画像が得られるように、図30内の*印で示す位置のガンマを用いて濃度合成画像を出力する。濃度合成画像を出力後、濃度画像番号や、エディターボード800上で指定し、濃度画像の1つを選択する。図30にハッチングで示した丸付数字11のガンマテーブルの濃度画像が選択されると、操作部400上の液晶ディスプレイ402には、図31に示すように、更に細かい濃度を指定するか否かのメッセージが表示され、そのまま何もせずにスタートボタン206を押せば、丸付数字11のガンマが設定されたまま、コピーが行われるが、もう1度濃度合成ボタン301を押してスタートボタン206を押下することにより、丸付数字11とその周りの丸付数字10,12のガンマの濃度画像が合成された濃度合成画像が出力される。この濃度合成画像を用いて、濃度画像の1つを指定することにより、更に細かい濃度設定を選ぶことができる。
【0064】
これまでデジタル複写機の出力画像の濃度の調整のため、濃度合成画像の実施例を説明してきたが、濃度の設定のようにROMのデータを切り替えて画質を調整するものの他、平滑化等のフィルタ処理のような画素の演算方法を変えて画質を調整する場合にも同様な方法で画質の設定が可能である。以下にその実施例を説明する。
【0065】
〔実施例6〕
本実施例においては、フィルタ処理を変えることによって異なる画質の画像を1枚にまとめた画像出力を「フィルタ合成画像」と定義し、その動作を図1のブロック図を参照して説明する。本実施例では、図32に示す操作部500が用いられ、その構成は、図6の操作部400における濃度合成ボタン401に代えてフィルタ合成ボタン501を設置すると共に濃度設定ボタン204に代えて平滑化強弱設定ボタン502を設置し、また、操作部400に設けられていた液晶ディスプレィ402は、本実施例には設けられていない。
【0066】
まず、操作部500を操作して、拡大、縮小等の各設定が行われるが、本発明のフィルタ合成画像を得るためには、スタートボタン206を押下する前にフィルタ合成ボタン501を押下する。フィルタ合成ボタン501を押下してフィルタ合成画像出力モードにセットしたら、スタートボタン206を押下し、主制御部101を動作させ、スキャナ103を駆動させる。
【0067】
スキャナ103は画像を読み取り、アナログ画像信号をA/D変換部104に送る。A/D変換部104では、スキャナ103からのアナログ信号をデジタル信号に変換する。フィルタ合成画像出力モードでない場合は直接、画像処理部105へ画像信号を送出するが、フィルタ合成出力モードのときは、一旦、画像記憶部108に画像データを格納する。ここで画像記憶部108に格納された画像データは、画像領域指定手段により指定された領域がアクセスされ、これが画像処理部105へ出力される。
【0068】
画像処理部105の内部には、図33に示す構成の処理系が設けられている(なお、図中、破線は画像データ信号、実線は制御信号を示している)。この処理系は、3ラインFIFO3301とフィルタ処理部3302から構成されており、先ず、画像データは3ラインFIFO3301に処理ラインの前後3ライン分の画像データが格納され、フィルタ処理部3302へ5×3画素毎に入力され、フィルタ処理が行われる。フィルタ処理部3302は、図34に示すように平滑化の強さにより、(a)図〜(e)図のような5種類のフィルタ係数を持ち、主制御部101からのフィルタ選択信号を受けてフィルタの切り替えを行う。
【0069】
なお、図34において、5×3ブロック内の数字は、ハッチング部分が処理画素の位置に対応し、各画素に対応する数字を画素の濃度値に掛け合わせて足した値に、ブロックに掛けられている数字を掛けた値が平滑化処理後の値になる。フィルタ処理部3302では、繰り返し読み出される画像記憶部108の画像領域毎に主制御部101のフィルタ選択信号により、フィルタが切り替えられ、これによる処理が行われる。このような処理を行うことによって、図35に示すように、5種類のフィルタ係数を切り替えたフィルタ合成画像を得ることができる(なお、図35における(a)〜(e)の各領域は、図33に対応する記号のフィルタで平滑化されている)。この画像を参照して、平滑化の強さを操作部500で設定することにより、欲しい画質の画像を適切に得ることができる。
【0070】
なお、以上の実施例においては、モノクロ画像を対象とし、その濃度調整、フィルタ処理について述べたが、本発明はカラー画像に対しても適用可能であり、画質合成画像を出力すれば、RGB、YMCKの色調整等に利用できる。
【0071】
【発明の効果】
本発明は上記の通り構成されているので、
イ)画質合成画像において合成する画像の数を設定でき、効率良く画質設定を決めることができる。
ロ)複数枚に渡って出力される画質合成画像を用いて複写機の画質を決定することができ、効率良く画質設定を決めることができる。
ハ)画質合成画像を出力する用紙を選択できるようになり、画質合成画像の原稿からの切出し領域の大きさや切出し領域の出力の繰返し回数の設定に合致した記録用紙を選択することができる。
などの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデジタル複写装置の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の操作部の詳細を示す平面図である。
【図3】本発明における1画質分の出力領域を示す説明図である。
【図4】本発明における画質合成画像の一例を示す画像図である。
【図5】中心部分の領域の濃度合成画像出力を画質決定に用いない方が良い例を示す説明図である。
【図6】本発明における第2実施例の操作部詳細構成を示す平面図である。
【図7】図6の操作部の濃度合成ボタンを操作することによって液晶ディスプレィに表示される表示例を示す説明図である。
【図8】本発明の第2実施例に対応するスキャナのエディターボードの構成を示す斜視図である。
【図9】本発明の第2実施例に係るパネル内の電極配置を示す平面図である。
【図10】図9のパネル内の電極配置を示す断面図である。
【図11】図8のエディターボードに原稿をセットする方法を示す説明図である。
【図12】エディターボード上に原稿の位置を指定した場合の電極間の通電状況を示す説明図である。
【図13】図11に示すように原稿を指定し、スタートボタンを押下した後の濃度合成画像の対象領域を示す説明図である。
【図14】図13で特定された領域を画質毎に変えて合成出力した状態を示す出力画像図である。
【図15】本発明の実施例3において合成する濃度画像数の入力を促すメッセージが液晶ディスプレイに表示された状態を示す説明図である。
【図16】画像記憶部から出力する画像領域を主制御部で決定する処理例を示すフローチャートである。
【図17】図16の処理を達成するための装置構成図を示すブロック図である。
【図18】図18の構成により得られる濃度番号を付した濃度合成画像を示す説明図である。
【図19】図18の濃度合成画像の出力後に伴って図6の操作部の液晶ディスプレイに表示されるメッセージ内容を示す画像図である。
【図20】図6の操作部の濃度合成ボタンを押下した際に液晶ディスプレイに表示されるメッセージ内容を示す画像図である。
【図21】図20のメッセージに対応して出力画像をエディターボードのパネル上に置いた状況を示す説明図である。
【図22】図21に対応して図6の操作部の液晶ディスプレイに表示されるメッセージ内容を示す説明図である。
【図23】図22のメッセージ内容に応じて指定した際の原稿内容と濃度合成画像の対応を示す説明図である。
【図24】指定された領域のライン数と濃度画像数によって算出された濃度合成画像の枚数が液晶ディスプレスに表示された様子を示す画像図である。
【図25】濃度合成画像を数枚に及ぶ場合、濃度画像毎に画像処理部によりページ番号を付す状況を示す説明図である。
【図26】図25の処理に伴うページ番号指定のメッセージ内容を示す説明図である。
【図27】図26の処理に伴うメッセージ内容を示す説明図である。
【図28】液晶ディスプレイの指示に従って用紙サイズが設定され、この設定に基づいて記録部から最適サイズのの濃度合成画像を出力するための処理例を示す説明である。
【図29】特性値が多数ある場合の濃度−反射率特性を示す特性図である。
【図30】図29の特性図に対応するガンマテーブルの内容を示す説明である。
【図31】更に細かい濃度を指定するか否かのメッセージが液晶ディスプレイに表示された様子を示す画像図である。
【図32】本発明の実施例6で用いられる操作部の詳細を示す平面図である。
【図33】本発明の実施例6に対応する画像処理部の内部に設置される処理系の構成を示すブロック図である。
【図34】図33に示すフィルタ処理部が有する5種類のフィルタ係数の内容を示す説明図である。
【図35】図33に示すフィルタ処理部によるフィルタ切り替えに伴って5種類のフィルタ係数が切り替えられることによって合成画像が得られる様子を示す説明図である。
【図36】従来のデジタル複写機の構成を示すブロック図である。
【図37】図36に示す操作部の詳細構成を示す平面図である。
【図38】図36の画像処理部に設定されているガンマテーブルROMの接続構成を示すブロック図である。
【図39】反射率Yと濃度Dの関係を示す特性図である。
【図40】原稿に対し、出力画素の濃度の調整を行った後に得られる複数枚の出力画像の内容を示す画像図である。
【符号の説明】
101 主制御部
102 バス
103 スキャナ
104 A/D変換部
105 画像処理部
106 記録部
107 ガンマテーブルROM
108 画像記憶部
200 操作部
201 変倍ボタン
202 用紙サイズ表示器
203 用紙選択ボタン
204 濃度設定ボタン
205 複写枚数設定ボタン
206 スタートボタン
300 操作部
400 操作部
401 濃度合成ボタン
402 液晶ディスプレィ
500 操作部
501 フィルタ合成ボタン
502 平滑化強弱設定ボタン
800 エディターボード
801 パネル
802 上部電極
803 下部電極
804 フィルター
805 スペーサー
806 ペン
1701 濃度番号画像発生部
1702 濃度番号画像
1703 画像合成部
1704 濃度合成画像
1705 濃度合成画像
2100 画像
3301 3ラインFIF
3302 フィルタ処理部
Claims (3)
- 原稿等の画像を読み取り、その画像データを画素毎の電気信号として出力する画像読取手段と、
この画像読取手段からの画像データを記憶する画像記憶手段と、
この画像記憶手段に記憶された画像データの特定の領域を繰返し読み出し、その読み出し毎に画像データの画質を変化させる画像処理手段と、
この画像処理手段からの出力信号を記録用紙に画質合成画像として記録する画像記録手段と、
を備えたデジタル複写機において、
前記画像処理手段は、前記特定の領域の読み出し回数を設定する画像読出回数設定手段と、この画像読出回数設定手段で設定した回数及び出力する画像用紙サイズに基づいて読み出される前記特定の領域の範囲を設定する領域設定手段とを備えていることを特徴とするデジタル複写装置。 - 原稿等の画像を読み取り、その画像データを画素毎の電気信号として出力する画像読取手段と、
この画像読取手段からの画像データを記憶する画像記憶手段と、
この画像記憶手段に記憶された画像データの特定の領域を繰返し読み出し、その読み出し毎に画像データの画質を変化させる画像処理手段と、
この画像処理手段からの出力信号を記録用紙に画質合成画像として記録する画像記録手段と、
を備えたデジタル複写機において、
前記画像記録手段は、設定した画質の出力画像毎に異なるページ番号を印字するページ番号印字手段と、このページ番号印字手段によって印字された出力画像のページ番号が指定されたことをもって出力画像の画質を指定する画質設定手段とを備えていることを特徴とするデジタル複写装置。 - 原稿等の画像を読み取り、その画像データを画素毎の電気信号として出力する画像読取手段と、
この画像読取手段からの画像データを記憶する画像記憶手段と、
この画像記憶手段に記憶された画像データの特定の領域を繰返し読み出し、その読み出し毎に画像データの画質を変化させる画像処理手段と、
この画像処理手段からの出力信号を記録用紙に画質合成画像として記録する画像記録手段と、
を備えたデジタル複写機において、
前記画像記録手段は、ユーザーの指定に応じて画像出力する記録用紙のサイズを設定する用紙サイズ設定手段を備えていることを特徴とするデジタル複写装置。
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