JP3603583B2 - 資料提示装置 - Google Patents
資料提示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3603583B2 JP3603583B2 JP02478698A JP2478698A JP3603583B2 JP 3603583 B2 JP3603583 B2 JP 3603583B2 JP 02478698 A JP02478698 A JP 02478698A JP 2478698 A JP2478698 A JP 2478698A JP 3603583 B2 JP3603583 B2 JP 3603583B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- video signal
- storage medium
- external storage
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Image Input (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、書類や立体物などの資料をモニタ装置の画面上やプロジェクタ等を介してスクリーン等に映し出すために資料を映像信号へ変換する資料提示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
会議用および講演用として用いられる視聴覚機器として、平板状のステージ上に資料(被写体)を載置し、照明装置で投光しながら上方から撮像して資料(被写体)をモニタ装置の画面に表示させたり、プロジェクタでスクリーンなどに投影させたりする資料提示装置が使用されてきている。
【0003】
図4は従来の資料提示装置の外観図である。従来の資料提示装置101は、資料等の被写体Oを載置するためのステージ2を備えている。ステージ2の上方にはCCD撮像素子を備えた撮像部3が取付アーム4を介して装置本体に設けられている。5a,5bは被写体Oを照明するための照明装置であり、一般には蛍光灯などが使用されている。
【0004】
図5は従来の資料提示装置のブロック構成図である。従来の資料提示装置は、光学ブロック11と、撮像回路12と、映像信号処理回路13と、エンコーダ14と、出力端子15と、制御回路16と、CPU17と、操作部18とから構成されている。操作部18は、ズーム調整ボタン18aとフォーカス調整ボタン18bとを備えている。
【0005】
光学ブロック11は、光学レンズ,光学フィルタ,ズーム調整機構,フォーカス調整機構,アイリス調整機構等を備え、被写体を撮像回路12内のCCD撮像素子に結像させる。撮像回路12は、CCD撮像素子,CCD駆動回路,サンプリング回路,前置増幅器等を備え、CCD撮像素子に結像された光学情報を映像信号に変換して出力する。映像信号は映像信号処理回路13へ供給される。光学ブロック11と撮像回路12とで、図4に示した撮像部3が構成されている。
【0006】
映像信号処理回路13は、撮像回路12から出力された映像信号に非線形処理,輝度信号処理,色信号処理,画質補正処理等の各種処理を施して、色差信号(またはRGB信号)を出力する。色差信号(またはRGB)はエンコーダ14へ供給される。エンコーダは、色差信号(またはRGB信号)を複合映像信号に変換して出力端子15へ出力する。制御回路16は、各種制御信号,タイミング信号,同期信号等を発生して、各部11〜14へ供給する。CPU17は、操作部18からの操作入力に基づいて資料提示装置の全体動作を制御する。
【0007】
光学ブロック11から入射した被写体像は、撮像回路12内のCCD撮像素子に結像された後に電気信号へ変換され、サンプリング回路,前置増幅器を介して映像信号として出力される。映像信号処理回路13は、映像信号に非線形処理,画質補正処理,輝度信号処理,色信号処理(単板CCD方式の場合)を施して、色差信号(またはRGB信号)を出力する。エンコーダ14は、色差信号(またはRGB信号)を複合映像信号に変換して出力端子15へ出力する。制御回路16は、光学ブロック11へズーム調整,フォーカス調整等の制御信号を供給するとともに、撮像回路12,映像信号処理回路13,エンコーダ14へタイミング信号および同期信号を供給する。
【0008】
出力端子15から出力される複合映像信号をモニタ装置へ供給することで被写体の映像をモニタ装置の画面上に表示させることができる。また、複合映像信号をプロジェクタ装置へ供給することで、被写体の映像をスクリーンへ投影することができる。さらに、複合映像信号を画像入力装置(または画像入力基板)を介してパーソナルコンピュータ等へ入力することで、画像データ処理等を行なうことができる。
【0009】
図6は従来の他の資料提示装置のブロック構成図である。図6に示す資料提示装置は、被写体の撮像画像をフレームメモリに記憶させておいて、記憶させた画像を出力できるようにしたものである。このため、図6に示す資料提示装置は、図5に示したものに対して、A/D変換回路19と、フレームメモリ20と、D/A変換回路21と、出力切換スイッチ回路22が追加されている。操作部18には、記録ボタン18cと出力選択ボタン18dとが追加されている。
【0010】
記録ボタン18cを操作することで、映像信号処理回路13から出力された映像信号はA/D変換回路19でデジタル映像信号へ変換され、フレームメモリ20に記憶される。出力選択ボタン18dを操作することで、フレームメモリ20に記憶されたデジタル映像信号がD/A変換回路21でアナログ映像信号へ変換され、出力切換スイッチ回路22を介してエンコーダ14へ供給され、エンコーダ14で複合映像信号に変換されて出力端子15から出力される。
【0011】
また、従来の資料提示装置は、入力選択ボタンの操作により、装置の入力端子に入力された映像信号と、撮像部で撮像された映像信号が出力切換で切換えられ、選択されて出力端子から外部のモニタ,スクリーンなどに映し出すよう構成されたものも知られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
(1)資料提示装置で撮影した映像をパーソナルコンピュータに取り込む場合従来の資料提示装置の映像出力はアナログ信号であるため、パーソナルコンピュータ側に画像入力装置(画像入力基板)等を接続して、アナログ映像信号をデジタル映像信号へ変換してから取り込む必要がある。このため、機器のセッティングがパーソナルコンピュータの初心者には難しかったり、結線する配線や画像入力装置自体が邪魔であったりするという問題がある。
【0013】
(2)提示する資料の内容が毎回決まっている場合
従来の資料提示装置は撮像部で撮影した映像をそのまま出力するため、提示する被写体を変更する場合は、その都度ステージ上の被写体を交換する必要がある。 また、一連の流れに沿った資料提示を複数回行なう場合にも、毎回同一の手順で被写体を交換する必要がある。このように、従来の資料提示装置では、被写体となる資料がいつも必要である。
【0014】
(3)フレームメモリ回路だけ搭載されている資料提示装置の場合
従来の資料提示装置は、フレームメモリの記憶容量によって記録できる画面数が制限されている。このため、記録できる画面数が1または数画面である。また、資料提示装置の電源を切断すると、記録内容が消去されてしまう。
【0015】
この発明はこのような課題を解決するためなされたもので、撮像部で撮像した映像を外部記憶メディアへ記憶できるようにするとともに、外部記憶メディアに記憶された画像を出力できるようにすることで、パーソナルコンピュータ等への画像データの供給を簡易に行なえるようにし、また、記録できる画像数の制約をなくすとともに画像の長期記録を可能にし、さらに、事前に資料を外部記憶メディアに記憶させておくことで資料を準備しなくても資料提示を可能にし、また、一連の流れに沿った資料提示を容易に行なえるようにした資料提示装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためこの発明に係る資料提示装置は、ステージ上に載置された資料などの被写体を撮像する撮像部と、この撮像部を支持する支持部と、ステージ上に設けられ、提示すべき映像を記憶可能とする外部記憶メディアを装填可能とする開口部と、提示すべき映像を外部装置より取込む入力部と、この入力部より取込まれた映像を開口部に装着された外部記憶メディアに転送する転送回路と、開口部に装着された外部記憶メディアに記憶された映像を読み取って出力する出力部とを備えたことを特徴とする。
【0017】
この発明に係る資料提示装置は、記憶回路とリムーバブル型(装着・脱着が可能な可搬型)の外部記憶メディアとの間でデジタル映像信号を転送できる構成としたので、撮像部で撮像した被写体のデジタル画像を外部記憶メディアを介してパーソナルコンピュータ等へ供給することができる。また、記憶回路の記憶容量に制約されることなく多数枚の画像を外部記憶メディアに記憶させることができる。よって、事前に被写体の撮像を行なって外部記憶メディアに記憶させておけば、それ以降は被写体なしで資料提示を行える。よって、一連の流れに沿った資料提示も容易となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る資料提示装置の外観図である。この発明に係る資料提示装置1は、図4に示した従来の資料提示装置101に対して、カード型の外部記憶メディア10の挿入口6を設けてなる。さらに、この発明に係る資料提示装置1は、操作・表示部7に、記録ボタン7a、ページ順送りボタン7b,ページ逆送りボタン7c,出力選択ボタン7d、ならびに、各表示器8a,8bを追加してなる。
【0019】
外部記憶メディア10を挿入口6へ装着した状態で、記録ボタン7aを押すと1フレームの静止画が外部記憶メディア10に記録される。外部記憶メディア10への記録動作中はその旨を表示器8aで表示する。ページ順送りボタン7bまたはページ逆送りボタン7cを押すと、外部記憶メディア10に記録されている画像データが読み出される。読み出すページは表示器8bで表示し、読み出し中はその旨を表示器8aで表示する。出力選択ボタン7dを押すと外部記憶メディア10から読み出した静止画の映像信号が出力される。本実施の形態では、表示器8bを2桁の7セグメント発光ダイオードを用いて構成し、最大99ページ(99画像)までの指定ができるようにしている。最大ページ数は、外部記憶メディア10の記録容量によって制約される。記録容量の大きな外部記憶メディア10を用いて、99ページ以上の画像を記録できるようにした場合は、それに応じてページ表示用の表示器8bを構成する。
【0020】
出力された映像信号を図示しないモニタ装置やプロジェクタ装置へ供給することで、モニタ装置の画面上に表示させたり、スクリーンに投影表示させることができる。また、静止画を記録した外部記憶メディア10を図示しないパーソナルコンピュータのPCカードスロットへ装着して、パーソナルコンピュータで画像データの処理を行なうことができる。さらに、複数の静止画を記録した外部記録メディア10を用い、各ページボタン7b,7cを操作することで、一連の静止画をモニタ装置の画面上に順次表示させたり、プロジェクタ装置を介してスクリーン上に順次表示させることができる。
【0021】
図2はこの発明に係る資料提示装置のブロック構成図である。この発明に係る資料提示装置1は、図5に示した従来の他の資料提示装置に対して、変換回路23と、逆変換回路24と、転送回路25と、クロック発生回路26と、転送制御回路27と、圧縮伸長回路28とが追加されてなる。全体動作を制御するCPU17には、ズーム調整,フォーカス調整ボタン18a,18bの他に、記録,順送り,逆送り,出力選択の各ボタン7a〜7d、ならびに、各表示器8a,8bが接続される。
【0022】
映像信号処理回路13から出力される色差信号(またはRGB信号)は、出力切換スイッチ回路22の一方の入力端子、変換回路23へそれぞれ供給される。
変換回路23は、色差信号をRGB信号へ変換する。RGB信号はA/D変換回路19へ供給される。なお、映像信号処理回路13がRGB信号を出力する構成の場合は、変換回路23を設けずに映像信号処理回路13から出力されるRGB信号をA/D変換回路19へ直接供給する構成とする。
【0023】
A/D変換回路19は、RGB信号(RGBアナログ信号)をA/D変換してデジタル映像信号(RGBデジタル信号)を出力する。フレームメモリ20は、1フレーム分のデジタル映像信号を記憶する。フレームメモリ20は、半導体メモリを用いて構成している。D/A変換回路21は、フレームメモリ20から読み出されたデジタル映像信号(RGBデジタル信号)をD/A変換してRGB信号(RGBアナログ信号)を出力する。
【0024】
D/A変換回路21から出力されたRGB信号(RGBアナログ信号)は逆変換回路24へ供給される。逆変換回路24は、RGB信号(RGBアナログ信号)を色差信号へ変換する。逆変換回路24から出力された色差信号は、出力切換スイッチ回路22を介してエンコーダ14へ供給される。エンコーダ14は、出力切換スイッチ回路22によって選択切換された色差信号(映像信号処理回路13から出力される色差信号または逆変換回路24から出力される色差信号)を複合映像信号へ変換して出力端子15へ出力する。
【0025】
なお、エンコーダ14がRGB信号(RGBアナログ信号)を複合映像信号へ変換する構成である場合は、逆変換回路24を設けずにD/A変換回路21から出力されたRGB信号(RGBアナログ信号)を出力切換スイッチ回路22を介してエンコーダ14へ供給する構成とする。
【0026】
また、映像信号処理回路13がデジタル映像信号(RGBデジタル信号)を出力し、エンコーダ14がデジタル映像信号(RGBデジタル信号)を複合映像信号へ変換する構成である場合は、変換回路23ならびにA/D変換回路19を設けずに映像信号処理回路13から出力されるデジタル映像信号をフレームメモリ20へ直接供給する構成にするとともに、D/A変換回路21ならびに逆変換回路24を設けずにフレームメモリ20から読み出されたデジタル映像信号を出力切換スイッチ回路22を介してエンコーダ14へ供給する構成とする。
【0027】
さらに、映像信号処理回路13がデジタル色差信号を出力し、エンコーダ14がデジタル色差信号を複合映像信号へ変換して出力する構成である場合は、映像信号処理回路13から出力されたデジタル色差信号を変換回路23でRGBデジタル信号へ変換してフレームメモリ20へ供給するとともに、フレームメモリ20から読み出したRGBデジタル信号を逆変換回路24でデジタル色差信号へ変換して、出力切換スイッチ回路22を介してエンコーダ14へ供給する構成とする。
【0028】
本実施の形態では、フレームメモリ20に記憶する映像信号をRGBデジタル信号とする場合の構成例を示しているが、フレームメモリ20に記憶する映像信号をRGBデジタル信号に限定する必要はなく、フレームメモリ20に例えばデジタル色差信号を記憶する構成としてもよい。
【0029】
転送回路25は、フレームメモリ20と外部記憶メディア10との間で画像データの転送を行なう。クロック発生回路26は、制御回路16から供給される同期信号に基づいて基準クロックを発生する。基準クロックは転送制御回路27へ供給される。なお、クロック発生回路26側で同期信号を生成し、生成した同期信号を撮像回路12ならびに映像信号処理回路13側へ供給する構成としてもよい。
【0030】
圧縮伸長回路28は、外部記憶メディア10へ画像データを圧縮して記録する場合、ならびに、外部記憶メディア10から読み出した圧縮画像データを伸長する場合に、圧縮ならびに伸長動作を行なう。フレームメモリ20に記録されているRGBデジタル信号を圧縮することなく外部記憶メディア10へ転送した場合、外部記憶メディア10に記録された映像信号データはビットマップ形式である。 圧縮伸長回路28に、例えばJPEG形式の圧縮伸長回路を設けることで、外部記憶メディア10へJPEG形式の画像データを記録することができる。画像データの圧縮を行なうことで、外部記憶メディア10に記憶できる画像枚数を増加させることができる。JPEG形式以外の他のデータ形式で記録再生するようにしてもよい。なお、外部記憶メディア10へ画像データを圧縮して記録しない場合は、圧縮伸長回路28は不要である。
【0031】
外部記憶メディア10には、PCMCIA準拠のPCカード、例えばフラッシュATAカード,ハードディスクカード等を用いることができる。外部記憶メディア10は、他のメモリカードであってもよい。また、外部記憶メディア10は、コンパクトフラッシュ(登録商標),スマートメディア(登録商標),フロッピィディスク等の他の記録媒体であってもよい。
【0032】
転送回路25は、外部記憶メディア10が装着されていることを検出すると、メディアアクセス可能情報を転送制御回路27へ供給する。転送制御回路27は、メディアアクセス可能情報をCPU17へ中継する。CPU17は、メディアアクセス可能情報に基づいて外部記憶メディア10が装着されていることを認識すると、転送制御回路27ならびに転送回路25を介して外部記憶メディア10の記録データを読み出し、外部記憶メディア10の全容量、記録済容量、記録画像枚数(記録ページ数)、記録済領域等を認識する。
【0033】
次に、撮像部3で撮影した映像信号を外部記憶メディア10へ記録する場合の動作を説明する。操作・表示部7の記録ボタン7aが押されると、CPU17は記録要求を転送制御回路27へ供給する。転送制御回路27は、クロック発生回路26から供給される基準クロックに基づいてA/D変換タイミング信号を生成してA/D変換回路19へ供給するとともに、書き込みアドレス信号,書き込みタイミング信号を生成してフレームメモリ20へ供給する。これにより、撮像部3で撮影した1フレーム分の映像信号がデジタル映像信号(RGBデジタル信号)へ変換されてフレームメモリ20に格納される。
【0034】
CPU17は、1フレーム分の映像をフレームメモリ20に格納させ後に、外部記憶メディア10に既に記録されている画像枚数(記録ページ数)に+1したページ数を含んだファイル名として指定し、転送制御回路27,転送回路25を介して外部記憶メディア10にファイル名を記録させるとともに、外部記録メディア10の書き込み開始アドレスを含めた書き込み要求を転送制御回路27へ供給する。転送制御回路27は、書き込み開始アドレスを転送回路25へ供給した後に、フレームメモリ20に対する読み出しアドレス信号,読み出しタイミング信号を生成し、フレームメモリ20に格納されている1フレーム分のデジタル映像信号(RGBデジタル信号)を順次読み出す。
【0035】
転送回路25は、フレームメモリ20から読み出されたデジタル映像信号(RGBデジタル信号)を、指定された書き込みアドレスから外部記憶メディア10へ順次書き込む。これにより、1フレーム分のデジタル映像信号(RGBデジタル信号)の転送がなされる。CPU17は、映像データの転送中は、転送中であることを表示器8aに表示させる。
【0036】
なお、図示しない設定スイッチ等によって、例えばJPEG形式での記録・再生が設定されている場合、転送回路25は、フレームメモリ20から読み出されたデジタル映像信号(RGBデジタル信号)を圧縮伸長回路28へ供給して、画像データの圧縮処理を行なわせ、圧縮伸長回路28から出力される圧縮データを外部記憶メディア10へ記録する。
【0037】
次に、外部記憶メディア10に格納されている画像データを読み出して、読み出した画像データを複合映像信号へ変換して出力する動作について説明する。各ページ送りボタン7b,7cの操作によってページが指定されると、CPU17は、転送制御回路27ならびに転送回路25を介して外部記憶メディア10から該当するページのファイル情報と映像信号データを読み出させるとともに、読み出した映像信号データをフレームメモリ20へ書き込ませる。CPU17は、データ転送中は転送中であることを表示器8aに表示させる。
【0038】
なお、読み出したファイル情報によって、例えばJPEG形式での記録・再生が設定されている場合、転送回路25は、外部記憶メディア10から読み出した圧縮データを圧縮伸長回路28へ供給して、画像データの伸長処理を行なわせ、圧縮伸長回路28から出力される伸長されたデジタル映像信号(RGBデジタル信号)をフレームメモリ20へ書き込む。
【0039】
CPU17は、出力選択ボタン7dが操作されたことを検出すると、制御回路16を介して出力選択スイッチ回路22を図示実線側へ切り替えさせる。また、CPU17は、転送制御回路27を介してフレームメモリ20からデジタル映像信号(RGBデジタル信号)を所定の周期(例えば毎秒30フレーム)で繰り返し読み出させるとともに、デジタル映像信号(RGBデジタル信号)の読み出しに同期したD/A変換タイミング信号をD/A変換回路21へ供給させて、D/A変換回路21からRGBアナログ信号を出力させる。RGBアナログ信号は、逆変換回路24で色差信号へ変換され、出力スイッチ回路22を介してエンコーダ14へ供給され、エンコーダ14で複合映像信号へ変換され、出力端子15から出力される。これにより、外部記憶メディア10から読み出した画像データを静止画像として図示しないモニタ装置の画面上に表示させたり、プロジェクタを介してスクリーンに投影表示させたりすることできる。
【0040】
図3はこの発明に係る資料提示装置の別実施の形態ブロック構成図である。
図3において、入力端子30,出力切換スイッチ回路31,デコーダ32,切換スイッチ回路33、切換スイッチ回路34および操作・表示部7に入力選択ボタン7eを付加した点が図2のブロック構成図と異なる。
【0041】
図3において、入力端子30に供給された映像信号(例えば、CVTR,TV映像等)はデコーダ32を介して同期信号とRGB信号に変換され、入力選択ボタン7eの操作により、同期信号は切換スイッチ33(破線接続表示)を介してクロック発生回路26に供給される。一方、RGB信号は切換スイッチ34(破線接続表示)を介してA/D変換回路19に供給される。以降の外部記憶メディア10への記録、再生の詳細は図2で説明したものと同じである。
このように、入力端子30に供給される任意の映像信号を外部記憶メディア10に記憶させることができる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明に係る資料提示装置は、記憶回路とリムーバブル型(装着・脱着が可能な可搬型)の外部記憶メディアとの間でデジタル映像信号を転送できる構成としたので、撮像部で撮像した被写体のデジタル画像を外部記憶メディアを介してパーソナルコンピュータ等へ供給することができる。また、記憶回路の記憶容量に制約されることなく多数枚の画像を外部記憶メディアに記憶させることができる。よって、事前に被写体の撮像を行なって外部記憶メディアに記憶させておけば、それ以降は被写体なしで資料提示を行える。よって、一連の流れに沿った資料提示も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る資料提示装置の外観図
【図2】この発明に係る資料提示装置のブロック構成図
【図3】この発明に係る資料提示装置の別実施の形態ブロック構成図
【図4】従来の資料提示装置の外観図
【図5】従来の資料提示装置のブロック構成図
【図6】従来の他の資料提示装置のブロック構成図
【符号の説明】
1…資料提示装置、2…ステージ、3…撮像部、4…取付アーム、5a,5b…照明装置、6…外部記憶メディアの挿入口、7…操作・表示部、7a…記録ボタン、7b…ページ順送りボタン、7c…ページ逆送りボタン、7d…記録ボタン、8a…転送状態の表示器、8b…ページ情報の表示器、10…外部記憶メディア、11…撮像部を構成する光学ブロック、12…撮像部を構成する撮像回路、13…映像信号処理回路、14…エンコーダ、15…出力端子、16…制御回路、17…CPU、19…A/D変換回路、20…フレームメモリ(デジタル化した信号の少なくとも1フレーム分を記憶する記憶回路)、21…D/A変換回路、22…出力切換スイッチ回路、23…変換回路、24…逆変換回路、25…転送回路、26…クロック発生回路、27…転送制御回路、28…圧縮伸長回路、O…被写体。
Claims (2)
- ステージ上に載置された資料などの被写体を撮像し、撮像された前記被写体の映像をモニタ,スクリーンなどに投影して提示する資料提供装置において、
前記ステージ上に載置された資料などの被写体を撮像する撮像部と、この撮像部を支持する支持部と、前記ステージ上に設けられ、提示すべき映像を記憶可能とする外部記憶メディアを装填可能とする開口部と、提示すべき映像を外部装置より取込む入力部と、この入力部より取込まれた映像を前記開口部に装着された外部記憶メディアに転送する転送回路と、前記開口部に装着された前記外部記憶メディアに記憶された映像を読み取って出力する出力部とを備えたことを特徴とする資料提供装置。 - 前記入力部に取り込まれた映像または前記外部記憶メディアに記憶された提示すべき映像を選択する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の資料提供装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02478698A JP3603583B2 (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 資料提示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02478698A JP3603583B2 (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 資料提示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11225281A JPH11225281A (ja) | 1999-08-17 |
JP3603583B2 true JP3603583B2 (ja) | 2004-12-22 |
Family
ID=12147879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02478698A Expired - Fee Related JP3603583B2 (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 資料提示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3603583B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005142699A (ja) * | 2003-11-05 | 2005-06-02 | Mega Chips Corp | 画像圧縮伸張装置 |
JP4722827B2 (ja) * | 2006-12-28 | 2011-07-13 | 株式会社リコー | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム |
JP5457270B2 (ja) * | 2010-05-21 | 2014-04-02 | 株式会社メガチップス | 画像伸張チップおよび電子機器 |
-
1998
- 1998-02-05 JP JP02478698A patent/JP3603583B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11225281A (ja) | 1999-08-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05137041A (ja) | デジタル電子スチルカメラ | |
US20120050572A1 (en) | Information processing apparatus and method for operating same | |
JPH1013725A (ja) | 情報処理装置 | |
US20050237396A1 (en) | Data recording apparatus and electronic camera | |
JP2000253342A (ja) | ディジタルカメラ | |
US20060061671A1 (en) | Information input apparatus that reproduces sound corresponding to a picture range | |
JP3603583B2 (ja) | 資料提示装置 | |
JP2000125251A (ja) | デジタルカメラ、その制御方法および記録媒体 | |
JP4518582B2 (ja) | 画像撮像装置及び方法 | |
US20010017657A1 (en) | Information input apparatus and method | |
JP3370586B2 (ja) | デジタルカメラ | |
KR100215304B1 (ko) | 정지화상 기록기능을 가지는 비디오 카메라 | |
JP4635545B2 (ja) | カメラ装置、画像記録方法、プログラム及び書画カメラ | |
JPH11275415A (ja) | 資料提示装置 | |
GB2391687A (en) | Digital video recorder with simultaneous record and playback capability | |
JP2000069428A (ja) | ディジタルカメラ装置 | |
JPH11331764A (ja) | 記録再生装置及び方法 | |
JPH1032735A (ja) | 表示制御装置 | |
JPH08298610A (ja) | 映像信号処理機能付きメモリカード | |
JPH10304306A (ja) | データ記録媒体への書き込み可能データ数の計算方法,デジタルスチルカメラ及びその撮影可能フレーム数計算方法並びに記録媒体 | |
JP2001111965A (ja) | 画像再生装置、電子カメラ及びプリンタ装置 | |
JPH07231401A (ja) | 電子スチルカメラ | |
JPH09331495A (ja) | 情報入力装置 | |
JP2002314923A (ja) | 画像撮像装置、画像撮像方法、およびプログラム | |
JP2004242042A (ja) | 画像記録装置及び画像再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040907 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040920 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071008 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111008 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111008 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121008 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121008 Year of fee payment: 8 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121008 Year of fee payment: 8 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |