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JP3694651B2 - Recliner for vehicle seat - Google Patents

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JP3694651B2
JP3694651B2 JP2000398048A JP2000398048A JP3694651B2 JP 3694651 B2 JP3694651 B2 JP 3694651B2 JP 2000398048 A JP2000398048 A JP 2000398048A JP 2000398048 A JP2000398048 A JP 2000398048A JP 3694651 B2 JP3694651 B2 JP 3694651B2
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JP
Japan
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tooth
center
peripheral surface
cam
plate
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寛 松浦
邦之 杉本
勲 池ケ谷
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JTEKT Column Systems Corp
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Fuji Kiko Co Ltd
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はシートリクライニング装置に係り、特に内歯方式として知られる車両シート用リクライナーに関する。
【0002】
【従来の技術】
シートリクライニング装置は、運転乗員の安全運転姿勢の確保と安楽な着座を目的としてシートバックの傾斜角度を所定の範囲内で所望に設定できるようにした座席装置である。
【0003】
従来、図6に示すように、シートバックに固定するアーム40にセンターシャフト41を中心とするセクター42,43を形成し、その内周面に係止歯部44,45を設ける一方、シートクッションに固定するベースプレート46に案内部47,48を形成し、その案内部47,48をそれぞれ径方向に摺動するロックプレート49をベースプレート46の一側面に配置し、そのロックプレート49にピン50を突設してそのピン50が係合するカム孔51を有するコントロールプレート52を操作レバー53で回動することにより、ロックプレート49,49が半径方向へ移動してその係止歯部54,55が係止歯部44,45と噛合又は噛合解除できるようにし、かつ、コントロールプレート52にはロックプレート49に当接する押圧片56を固定したものが提供されている(実公昭53−15529号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記内歯方式のシートリクライナーによれば、ロックプレート49,49は案内部47,48により半径方向へ摺動可能に案内されているため、案内部47,48とロックプレート49,49との間には必ずクリアランスが設けられており、ロック時においてもロックプレート49はクリアランスの分だけ動けるため、シートバックにガタ感を発生するという不具合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記従来の車両シート用リクライナーの実情に鑑みて案出されたもので、請求項1に記載の発明は、ベースプレートにセンターシャフトを中心として前傾回転方向及び後傾回転方向へ回動可能に軸支されたツースプレートに、該ツースプレートの回動中心を中心とする所定半径の凹部を形成すると共に、該凹部の円弧状内周面に歯部を形成し、該円弧状の歯部に係脱する歯部を有するツース部材を、前記ベースプレートに設けられたガイド部に有する一対の対向するガイド面を介してほぼ径方向へ移動可能に係合し、かつ、該ツース部材を移動させるカム部材をベースプレートに軸着し、該カム部材を操作レバーにて回動可能に配置してなる車両シート用リクライナーにおいて、
前記対向する両ガイド面を、中心側が前記センターシャフトの中心方向に対して後傾回転方向へずれるように傾斜状に形成して、前記ツースプレートの歯部との噛み合い位置にある前記ツース部材を、前記両ガイド面に沿って移動案内させる際に、該ツース部材が前記センターシャフトの中心に対して後傾回転方向へ斜めに移動するように形成したことを特徴としている。
【0006】
したがって、操作レバーを上方へ回動操作すれば、カム部材が回動してツース部材をガイド部の両ガイド面に沿って径方向に移動させることにより、歯部の噛合を解除してリクライニング調節ができ、シートバック即ちツースプレートの所望の傾斜角度を設定した後、操作レバーを放すと、カム部材が逆方向へ回動してツース部材がガイド部を介して歯部側の径方向へ移動することにより、両歯部が噛合して設定した傾斜角度でロックする。
【0007】
そして、ツース部材は、径方向の移動時には、前記両ガイド面に案内されながら後傾回転方向へずれながら径方向に摺動するため、ロック時におけるツースプレートからツース部材を介して作用する回転方向の荷重は分散され、ツース部材を径方向に押し下げる荷重が増加し、これによってツース部材から各ガイド面に作用する荷重が減少する。
【0008】
請求項に記載の発明は、前記ツース部材の前記歯部と反対側に位置する内周面の一端側にカム面を形成する一方、前記カム部材の前記ツース部材の内周面と対向する外周面のほぼ中央または一端側に、前記カム面に係合する第1の段部を形成すると共に、前記外周面の他端側に、前記両歯部が噛合してロックした状態において前記ガイド部に回転方向の所定以上の荷重が作用した際に、前記内周面の他端側に当接する第2の段部を形成したことを特徴としている。
【0009】
請求項3に記載の発明は、前記ツース部材の前記歯部と反対側に位置する内周面の一端側にカム面を形成する一方、前記カム部材の前記ツース部材の内周面と対向する外周面のほぼ中央または一端側に、前記カム面に係合する第1の段部を形成すると共に、前記外周面の他端側に、前記両歯部が噛合してロックした状態において前記ガイド部に回転方向の所定以上の荷重が作用した際に、前記内周面の他端側に当接する第2の段部を形成したことを特徴としている
請求項4に記載の発明は、前記ロックした状態における前記ツース部材の両側面を、前記両ガイド面に対してベースプレートの前側回転方向へ所定角度だけ傾斜状に形成したことを特徴としている。
【0010】
前述のように、ロック時には、ツース部材の歯部がツースプレートの歯部に噛合するが、この噛合時においてツース部材の両側端面が一対のガイド面に対して傾斜するように形成されているため、カム部材がツース部材を押圧することにより、ツース部材は一対のガイド面に対してクリアランス分だけ回動し、ツース部材の両側端面がその対角位置にてガイド面にそれぞれ当接した状態でロック保持される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下この発明の実施の形態につき図に基づき説明する。図1〜3はこの発明を実施する車両シート用リクライナーの基本となる構成に関し、車体に図示しないシートスライド装置を介して固定するベースプレート1にセンターシャフト2を介してツースプレート3が回動可能に軸着されている。ツースプレート3には連結用孔4を挿通するピン8を介してアーム5が連結され、アーム5はシートバック(図示略)の側面に固定される。なお、アーム5を介することなく、ツースプレート3をシートバックの側面に直接固定するようにしてもよい。
【0012】
ツースプレート3の内面側には、センターシャフト2を中心として所定半径の凹部6がエンボス加工等にて形成され、その凹部6の円弧状内周壁には歯部7が常道にて形成されている。ツースプレート3の上端部には押え部材9が連結用孔4に挿通されるピン8でアーム5と共締めされる。この押え部材9は歯部7とベースプレート1が剥離しないように、ベースプレート1の上部縁部をセンターシャフト2を中心とする所定半径の円弧部1bを形成し、その上部縁部を押え部材が挟持している。なお、押え部材9を設ける代わりに、ピン8の頭部を拡開し、この拡開したピンの頭部でベースプレート1の円弧部1bの周縁部を挟持するようにしてもよい。
【0013】
また、前記ベースプレート1には、一対のガイド面12a,13aを有する凸部又は凹部からなるガイド部12,13が形成されており、前記両ガイド面12a,13a間にツース部材11が径方向へ摺動自在に設けられている。
【0014】
すなわち、このツース部材11は、ツースプレート3の前記凹部6内に収納されつつベースプレート1とツースプレート3に挟まれながら前記両ガイド面12a,13a間を径方向に摺動案内されるようになっていると共に、外周面には前記ツースプレート3の歯部7に噛合可能な歯部10が形成されている。
【0015】
また、このツース部材11は、ガイド部12,13と平行な側部とこれに交叉する時計方向へ斜めに突設されたアーム部14を有すると共に、前記歯部10の反対側内周にカム面11aが形成され、このカム面11aの後傾回転方向の側部に前記アーム部14が設けられている。
【0016】
さらに、このツース部材11は、ガイド部12,13と平行な側部とこれに交叉する時計方向へ斜めに突設されたアーム部14を有する。そして、歯部10の反対側端部にカム面11aが形成され、このカム面11aの後傾回転方向の側部に前記アーム部14が設けられている。
【0017】
また、前記ガイド面12a,13aは、円弧状の歯部7の中心から後方側にずれて傾斜状に形成されており、つまり、対向する両ガイド面は、中心側が前記センターシャフトの中心方向に対して後傾回転方向へずれるように傾斜状に形成されている。したがって、ツースプレート3の歯部との噛み合い位置にあるツース部材11は、ガイド面12a,13aに案内されて後傾回転方向へずれながら径方向に摺動する。これにより、ツースプレート3からツース部材11を介して作用する後傾回転方向の荷重は分散され、ツース部材11を径方向に押し下げる荷重が増加し、ツース部材11からガイド面13aに作用する荷重が減少する。
【0018】
ツース部材11を摺動させるカム部材19が、ベースプレート1とツースプレート3に挟まれてセンターシャフト2を中心として回動可能に凹部6内及びベースプレート1の凹部1a内に収納されている。このカム部材19は前記ツース部材11に形成したカム面11aに係合する第1の段部15と、前記アーム部14の下面と通常は所定の間隙を有し、荷重が作用した際には当接可能な第2の段部16が形成されている。
【0019】
センターシャフト2は、つば部22を有してベースプレート1側から挿通してつば部22の側部に設けた異形断面部24にベースプレート1を回動不能に係合し、ついで、操作レバー23、カム部材19及びツースプレート3を順に挿通した後、ワッシャー38を挿通してその外側をかしめ固定する。また、センターシャフト2のベースプレート側端部には連結パイプ25を嵌合している。
【0020】
センターシャフト2の他端部側には、渦巻きばね27の内端部が係止され、渦巻きばね27の外端部は前記ツースプレート3に突設して外側へ突出するピン28に係止してある。したがって、ツースプレート3は常に前倒れ方向へ回転付勢されている。
【0021】
連結パイプ25の端部にリンク29を溶接等にて固定し、そのリンクの端部には切欠き溝30を設け、その切欠き溝30にはカム部材19に突設したピン31をベースプレート1に形成した長孔32を貫通して係合させることにより、操作レバー23と共に回動するカム部材19を介し、リンク29がセンターシャフト2を中心として回動することにより連結パイプ25が回動し、他方のシートリクライニング装置が連動するという、内歯式の両持ちタイプの他方のシートリクライニング装置を連動させる構成になっている。
【0022】
前記操作レバー23はセンターシャフト2の付近穴34形成され、この穴34に嵌着するエンボス部33前記カム部材19に形成されて嵌め合わせてあり、したがって操作レバー23とカム部材19は一体で回転可能である。なお、操作レバー23はカム部材19と小判形等の異形断面でセンターシャフト2に係合させて、これらが一体で回転するようにしてもよい。
【0023】
操作レバー23の自由端部にはノブ35が装着される。操作レバー23の他端部には長孔23aが穿設され、ツース部材11にエンボス形成した突部11bが長孔23aに挿通される。この長孔23aはカム部材19がツース部材11のカム面11aから外れた後に、突部11bと係合してツース部材11を強制的に径方向へ移動させる。また、操作レバー23にはリターンばね36の一端部が係止され、リターンばね36の他端部はベースプレート1に突設したピン37に係止される。
【0024】
なお、操作レバー23とカム部材19をツースプレート3と同じセンターシャフト2に軸支しているが、操作レバー23とカム部材19をセンターシャフト以外の位置に軸着してもよく、また、操作レバー23とカム部材19を別々の軸に軸支するようにしてもよい。
【0025】
また、操作レバー23をベースプレート1とツースプレート3の間に配置しているが、操作レバー23をツースプレート3の外側に配置してもよく、この場合にはエンボス部33と突部11bをピン等としてツースプレート3に形成した長孔から突出させて操作レバー23の穴34及び長孔23aに挿通させることで操作レバー23の回動をカム部材19及びツース部材11に伝達するようにしてもよい。
【0026】
次にこの作用を説明すると、操作レバー23をリターンばね36の力に抗してセンターシャフト2を中心として時計方向へ回動すると、カム部材19が共に時計方向へ回転し、その第2の段部16がツース部材11のアーム部14の下部から離れるとともに、第1の段部15がツース部材11のカム面11aから外れ、ツース部材11はその突部11bが操作レバー23の長孔23aにより押し下げられガイド部12,13に案内されて下降し、これにより歯部7,10の噛合が解除される。
【0027】
したがって、ツースプレート3は渦巻きばね27の力で前倒れ方向へ回動する。そこで、シートバックを後方側へ押してその傾斜角度を定め、操作レバー23を放すと、リターンばね36の力で操作レバー23が元の位置に復帰するとともに、カム部材19が反時計方向へ回動して第1の段部15がツース部材11のカム面11aに摺接し、ツース部材11をガイド部12,13で案内しながら上方へ押し上げることにより歯部10,7が噛合するとともに、第2の段部16はアーム部14の下部に位置してロック状態となる。
【0028】
また、この発明の第2の実施形態としては、図4に示すように、ツース部材11にカム部材19と当接可能な突起部11cを一体形成する。この突起部11cは前記アーム部14と対向する前傾回転方向の側部に形成され、前記ガイド部12のガイド面12aより前傾回転方向側へ突出しており、この突起部11cの下面にカム部材19の第1の段部15が係合する前記カム面11aが設けられている。
【0029】
これにより、ロック時には、カム部材19の第1の段部15がツース部材11のカム面11aに係合して突起部11cを押圧することにより、ツース部材11はガイド部12の隅角部12bに当接する突起部11cの基部を支点としてクリアランス分だけ回動し、ツース部材11の反対側の側部がガイド部13のガイド面13aに当接した状態でロック保持される。
【0030】
そのため、座席装置に人が着座してシートバックに荷重が負荷された場合に、その荷重はアーム5を介してツースプレート3に入力され、歯部7,10を介してツース部材11を回転させようとしても、ツース部材11はガイド部12,13のガイド面12a,13aにそれぞれ当接した状態に保持されているため、ツース部材11は回動することができない。なお、この状態においても、ツース部材11のアーム部14とカム部材19の第2の段部16との間には所定の隙間を有するように設定する。したがって、ツース部材11とガイド面12a,13aの間にクリアランスを設けても、それが着座者にガタ感として把握されることが解消されるというものである。
【0031】
また、図5に示す第3の実施形態を説明すると、この例にあっては、ガイド部12,13のガイド面12a,13aであるツース部材11の移動方向Xに対し、ツース部材11の両側面をアーム5の前傾回転方向へ所定の角度θで傾斜して平行に形成されている。すなわち、ツースプレート3の歯部7とツース部材11の歯部10の噛合時においては、ツース部材11の両側面に対してガイド面12a,13aが角度θだけ傾斜しているため、ツース部材11の両側面の一部がそれぞれガイド面12a,13aに当接して保持され、歯部10,7の噛合が外れている時においては、ツース部材11はガイド面12a,13aとの間にクリアランスを有して移動し、歯部10,7が噛合する際にはツース部材11の歯部7の後傾回転方向側の歯から噛み合うように設定される。
【0032】
角度θは1度程度の僅かなもので足りる。また、ツース部材11の移動方向に対し、ツース部材11の両側面をアーム5の後傾回転方向へ所定の角度θで傾斜して平行に形成してもよい。したがって、ツース部材11が径方向へ移動して歯部10,7が噛合した状態では、ガイド面12a,13aにそれぞれ略三角形の隙間が形成される。なお、この状態においても、ツース部材11のアーム部14と、カム部材19の第2の段部との間には所定の隙間を有するように設定する。その他の構成は前記第1の形態と同じであるから、同一部分には同一符号を用いて重複する説明を省略する。
【0033】
そこで、この第3の実施形態において、座席装置に人が着座し、シートバックに荷重が負荷されると、その荷重はアーム5を介してツースプレート3に入力され、歯部7,10を介してツース部材11を回転させようとしても、ツース部材11の両側面はガイド面12a,13aにそれぞれ当接しているために動くことができない。したがって、座席装置に人が着座してシートバックに荷重が負荷された場合のガタ感が解消されるというものである。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、請求項1に記載の発明によれば、前記ツースプレートの歯部との噛み合い位置にある前記ツース部材は、前記両ガイド面に沿って移動案内させる際に、該ツース部材が前記センターシャフトの中心に対して後傾回転方向へ斜めに移動するため、ツースプレートからツース部材を介して作用する回転方向の荷重は分散され、ツース部材を径方向に押し下げる荷重が増加し、ツース部材から各ガイド面に作用する荷重が減少する。
【0035】
請求項に記載の発明によれば、ロック状態においてシートバックに後方へ所定以上の大きな荷重が発生すると、ツース部材の内周面の一端側のカム面と他端側に、カム部材の第1の段部と第2の段部がそれぞれ当接して、ツース部材は2点支持される。このため、各ガイド面に対する荷重を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す正面図
【図2】図1の断面側面図
【図3】図1の要部正面図
【図4】この発明の第2の実施形態を示す要部正面図
【図5】この発明の第3の実施形態を示す要部正面図
【図6】従来例の正面図
【符号の説明】
1…ベースプレート
2…センターシャフト
3…ツースプレート
5…アーム
6…凹部
7,10…歯部
11…ツース部材
11b…突部
11c…突起部
12,13…ガイド部
12a,13a…ガイド面
12b…隅角部
14…アーム部
15…第1の段部
16…第2の段部
19…カム部材
23…操作レバー
23a…長孔
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a seat reclining device, and more particularly to a vehicle seat recliner known as an internal tooth system.
[0002]
[Prior art]
The seat reclining device is a seat device in which the inclination angle of the seat back can be set as desired within a predetermined range for the purpose of ensuring a safe driving posture of the driver and comfortable seating.
[0003]
Conventionally, as shown in FIG. 6, sectors 42 and 43 centered on a center shaft 41 are formed on an arm 40 fixed to a seat back, and locking teeth 44 and 45 are provided on the inner peripheral surface thereof, while a seat cushion is provided. Guide portions 47, 48 are formed on the base plate 46 fixed to the base plate 46, and a lock plate 49 that slides the guide portions 47, 48 in the radial direction is disposed on one side surface of the base plate 46. The control plate 52 having a cam hole 51 that is projected and engages with the pin 50 is rotated by the operation lever 53, whereby the lock plates 49 and 49 are moved in the radial direction and the locking tooth portions 54 and 55 are moved. Can be engaged with or disengaged from the locking teeth 44 and 45, and the control plate 52 is pressed against the lock plate 49. It is provided those 56 was fixed (see JP Utility Model 53-15529).
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the seat recliner of the internal tooth system, since the lock plates 49 and 49 are guided by the guide portions 47 and 48 so as to be slidable in the radial direction, the guide portions 47 and 48 and the lock plates 49 and 49 There is always a clearance between the lock plate 49 and the lock plate 49 can move by the clearance even when locked.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been devised in view of the actual situation of the conventional vehicle seat recliner. The invention according to claim 1 is directed to the base plate in the forward and backward rotation directions around the center shaft. A recess having a predetermined radius centered on the rotation center of the tooth plate is formed on the tooth plate rotatably supported, and a tooth portion is formed on an arc-shaped inner peripheral surface of the recess. A tooth member having a tooth portion engaged with and disengaged from a tooth portion is engaged with a pair of opposed guide surfaces provided on the guide portion provided on the base plate so as to be movable in a substantially radial direction, and the tooth member is In a vehicle seat recliner in which a cam member to be moved is pivotally attached to a base plate and the cam member is rotatably arranged by an operation lever.
The opposing guide surfaces are formed so as to be inclined so that the center side deviates in a backward inclined rotation direction with respect to the center direction of the center shaft, and the tooth member in the meshing position with the tooth portion of the tooth plate is provided. The tooth member is formed so as to move obliquely in the backward tilting rotation direction with respect to the center of the center shaft when moving and guiding along the both guide surfaces .
[0006]
Therefore, if the operating lever is rotated upward, the cam member rotates and moves the tooth member in the radial direction along both guide surfaces of the guide portion, thereby releasing the meshing of the tooth portion and adjusting reclining. After setting the desired inclination angle of the seat back, that is, the tooth plate, when the control lever is released, the cam member rotates in the reverse direction and the tooth member moves in the radial direction on the tooth side via the guide portion. By doing so, both the tooth portions are engaged and locked at an inclination angle set.
[0007]
When the tooth member is moved in the radial direction, the tooth member slides in the radial direction while being shifted in the backward tilting direction while being guided by the two guide surfaces. Therefore, the rotational direction in which the tooth member acts via the tooth member at the time of locking. And the load that pushes down the tooth member in the radial direction increases, thereby reducing the load acting on each guide surface from the tooth member.
[0008]
According to a second aspect of the present invention, a cam surface is formed on one end side of the inner peripheral surface located on the opposite side of the tooth portion of the tooth member, and the cam member faces the inner peripheral surface of the tooth member. A first step portion that engages with the cam surface is formed at substantially the center or one end side of the outer peripheral surface, and the guide member is engaged with and locked at the other end side of the outer peripheral surface. A second step portion that contacts the other end of the inner peripheral surface when a load greater than a predetermined value in the rotational direction is applied to the portion is formed.
[0009]
According to a third aspect of the present invention, a cam surface is formed on one end side of the inner peripheral surface located on the opposite side of the tooth portion of the tooth member, and the cam member faces the inner peripheral surface of the tooth member. A first step portion that engages with the cam surface is formed at substantially the center or one end side of the outer peripheral surface, and the guide member is engaged with and locked at the other end side of the outer peripheral surface. 5. The invention according to claim 4, wherein a second step portion that abuts against the other end side of the inner peripheral surface when a load greater than a predetermined value in the rotational direction is applied to the portion is formed by the lock. In this state, both side surfaces of the tooth member are formed so as to be inclined at a predetermined angle with respect to the both guide surfaces in the front side rotation direction of the base plate.
[0010]
As described above, at the time of locking, the tooth portion of the tooth member meshes with the tooth portion of the tooth plate. At the time of meshing, both end surfaces of the tooth member are formed to be inclined with respect to the pair of guide surfaces. When the cam member presses the tooth member, the tooth member rotates with respect to the pair of guide surfaces by the clearance, and the both end surfaces of the tooth member are in contact with the guide surfaces at the diagonal positions. Lock is held.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIGS. 1 to 3 relate to a basic configuration of a vehicle seat recliner embodying the present invention. A tooth plate 3 can be rotated via a center shaft 2 to a base plate 1 fixed to a vehicle body via a seat slide device (not shown). It is attached to the shaft. An arm 5 is connected to the tooth plate 3 via a pin 8 that passes through the connection hole 4, and the arm 5 is fixed to a side surface of a seat back (not shown). Note that the tooth plate 3 may be directly fixed to the side surface of the seat back without using the arm 5.
[0012]
On the inner surface side of the tooth plate 3, a recess 6 having a predetermined radius with the center shaft 2 as the center is formed by embossing or the like, and a tooth portion 7 is formed on the arcuate inner peripheral wall of the recess 6 in a normal way. . A presser member 9 is fastened together with the arm 5 at the upper end portion of the tooth plate 3 by a pin 8 inserted through the connecting hole 4. The presser member 9 is formed with an arcuate portion 1b having a predetermined radius centered on the center shaft 2 at the upper edge of the base plate 1 so that the tooth portion 7 and the base plate 1 are not separated, and the presser member holds the upper edge. doing. Instead of providing the pressing member 9, the head of the pin 8 may be expanded, and the peripheral edge of the arc portion 1 b of the base plate 1 may be sandwiched between the expanded head of the pin.
[0013]
The base plate 1 is formed with guide portions 12 and 13 each having a convex portion or a concave portion having a pair of guide surfaces 12a and 13a, and the tooth member 11 is provided between the guide surfaces 12a and 13a in the radial direction. It is slidably provided.
[0014]
That is, the tooth member 11 is slidably guided between the guide surfaces 12a and 13a in the radial direction while being sandwiched between the base plate 1 and the tooth plate 3 while being accommodated in the recess 6 of the tooth plate 3. In addition, a tooth portion 10 that can mesh with the tooth portion 7 of the tooth plate 3 is formed on the outer peripheral surface.
[0015]
The tooth member 11 has a side portion parallel to the guide portions 12 and 13 and an arm portion 14 projecting obliquely in a clockwise direction crossing the guide portion 12 and 13, and is camped on the inner periphery opposite to the tooth portion 10. A surface 11a is formed, and the arm portion 14 is provided on a side portion of the cam surface 11a in the backward tilt rotation direction.
[0016]
Further, the tooth member 11 includes a side portion parallel to the guide portions 12 and 13 and an arm portion 14 projecting obliquely in a clockwise direction intersecting with the side portion. And the cam surface 11a is formed in the edge part on the opposite side of the tooth | gear part 10, and the said arm part 14 is provided in the side part of this cam surface 11a in the backward inclination rotation direction.
[0017]
Further, the guide surfaces 12a, 13a are formed to be inclined with a shift from the center of the arcuate tooth portion 7 to the rear side, that is, the opposite guide surfaces are centered in the center direction of the center shaft. On the other hand, it is formed in an inclined shape so as to deviate in the backward tilt rotation direction. Therefore, the tooth member 11 in the meshing position with the tooth portion of the tooth plate 3 is guided by the guide surfaces 12a and 13a and slides in the radial direction while shifting in the backward tilting rotation direction. As a result, the load in the backward rotation direction acting from the tooth plate 3 via the tooth member 11 is dispersed, the load for pushing the tooth member 11 in the radial direction is increased, and the load acting on the guide surface 13a from the tooth member 11 is increased. Decrease.
[0018]
A cam member 19 that slides the tooth member 11 is sandwiched between the base plate 1 and the tooth plate 3 and accommodated in the recess 6 and in the recess 1 a of the base plate 1 so as to be rotatable about the center shaft 2. The cam member 19 has a first step portion 15 that engages with a cam surface 11a formed on the tooth member 11 and a lower surface of the arm portion 14, and usually has a predetermined gap. When a load is applied, A second stepped portion 16 is formed which can be contacted.
[0019]
The center shaft 2 has a collar portion 22 and is inserted from the base plate 1 side and engaged with the deformed cross-sectional portion 24 provided on the side portion of the collar portion 22 so as not to rotate. After the cam member 19 and the tooth plate 3 are inserted in order, the washer 38 is inserted and the outside thereof is caulked and fixed. A connecting pipe 25 is fitted to the end of the center shaft 2 on the base plate side.
[0020]
The inner end of the spiral spring 27 is locked to the other end portion of the center shaft 2, and the outer end of the spiral spring 27 is locked to a pin 28 protruding from the tooth plate 3 and protruding outward. It is. Accordingly, the tooth plate 3 is always urged to rotate forward.
[0021]
A link 29 is fixed to the end of the connection pipe 25 by welding or the like, and a notch groove 30 is provided at the end of the link. A pin 31 protruding from the cam member 19 is provided in the notch groove 30 on the base plate 1. By connecting through the long hole 32 formed in the guide member 19 through the cam member 19 that rotates together with the operation lever 23, the link 29 rotates about the center shaft 2 to rotate the connecting pipe 25. The other seat reclining device is interlocked, and the other seat reclining device of the internal tooth type both-end support type is interlocked.
[0022]
The operating lever 23, the hole 34 is formed in the vicinity of the center shaft 2, the embossed portion 33 is fitted in the hole 34 is Yes by fitting formed in the cam member 19, thus the operating lever 23 and the cam member 19 Can rotate together. The operation lever 23 may be engaged with the center shaft 2 with a cam member 19 and an odd-shaped cross section such as an oval shape so that these rotate together.
[0023]
A knob 35 is attached to the free end of the operation lever 23. A long hole 23a is formed in the other end of the operation lever 23, and a protrusion 11b embossed on the tooth member 11 is inserted into the long hole 23a. After the cam member 19 is disengaged from the cam surface 11a of the tooth member 11, the long hole 23a engages with the protrusion 11b to forcibly move the tooth member 11 in the radial direction. One end of a return spring 36 is locked to the operation lever 23, and the other end of the return spring 36 is locked to a pin 37 protruding from the base plate 1.
[0024]
Although the operation lever 23 and the cam member 19 are pivotally supported on the same center shaft 2 as that of the tooth plate 3, the operation lever 23 and the cam member 19 may be attached to a position other than the center shaft. The lever 23 and the cam member 19 may be supported on different shafts.
[0025]
Further, although the operation lever 23 is disposed between the base plate 1 and the tooth plate 3, the operation lever 23 may be disposed outside the tooth plate 3. In this case, the embossed portion 33 and the protrusion 11b are pinned. For example, the rotation of the operation lever 23 is transmitted to the cam member 19 and the tooth member 11 by projecting from the long hole formed in the tooth plate 3 and passing through the hole 34 and the long hole 23a of the operation lever 23. Good.
[0026]
Next, this operation will be described. When the operation lever 23 is rotated clockwise around the center shaft 2 against the force of the return spring 36, both the cam members 19 rotate clockwise, and the second stage The portion 16 is separated from the lower portion of the arm portion 14 of the tooth member 11, the first step portion 15 is detached from the cam surface 11 a of the tooth member 11, and the protrusion 11 b of the tooth member 11 is formed by the long hole 23 a of the operation lever 23. It is pushed down and guided by the guide parts 12 and 13 and descends, whereby the meshing of the tooth parts 7 and 10 is released.
[0027]
Therefore, the tooth plate 3 is rotated in the forward tilt direction by the force of the spiral spring 27. Therefore, when the seat back is pushed rearward to determine the inclination angle and the operation lever 23 is released, the operation lever 23 is returned to its original position by the force of the return spring 36 and the cam member 19 is rotated counterclockwise. Then, the first step portion 15 comes into sliding contact with the cam surface 11a of the tooth member 11, and the tooth portions 10 and 7 are engaged with each other by pushing up the tooth member 11 while being guided by the guide portions 12 and 13, and the second portion 15 is engaged. The step portion 16 is positioned below the arm portion 14 and is locked.
[0028]
As a second embodiment of the present invention, as shown in FIG. 4, a protrusion 11 c that can come into contact with the cam member 19 is integrally formed on the tooth member 11. The projecting portion 11c is formed on a side portion in the forward tilt rotation direction facing the arm portion 14, and protrudes toward the forward tilt rotation direction side from the guide surface 12a of the guide portion 12. A cam is formed on the lower surface of the projection portion 11c. The cam surface 11a with which the first step portion 15 of the member 19 is engaged is provided.
[0029]
Thus, at the time of locking, the first step portion 15 of the cam member 19 engages with the cam surface 11a of the tooth member 11 and presses the projection portion 11c, so that the tooth member 11 has a corner portion 12b of the guide portion 12. The base part of the protrusion 11c that contacts the base member 11 is rotated by the clearance amount, and the side part on the opposite side of the tooth member 11 is locked and held in contact with the guide surface 13a of the guide part 13.
[0030]
Therefore, when a person is seated on the seat device and a load is applied to the seat back, the load is input to the tooth plate 3 via the arm 5, and the tooth member 11 is rotated via the tooth portions 7 and 10. Even if it tries, since the tooth member 11 is hold | maintained in the state contact | abutted to the guide surfaces 12a and 13a of the guide parts 12 and 13, respectively, the tooth member 11 cannot rotate. Even in this state, a predetermined gap is set between the arm portion 14 of the tooth member 11 and the second step portion 16 of the cam member 19. Therefore, even if a clearance is provided between the tooth member 11 and the guide surfaces 12a and 13a, it is eliminated that the seated person grasps the backlash.
[0031]
Further, the third embodiment shown in FIG. 5 will be described. In this example, both sides of the tooth member 11 with respect to the movement direction X of the tooth member 11 which is the guide surfaces 12a and 13a of the guide portions 12 and 13 are described. The surface is formed in parallel by inclining at a predetermined angle θ in the forward tilt rotation direction of the arm 5. That is, when the teeth 7 of the tooth plate 3 and the teeth 10 of the tooth member 11 are engaged with each other, the guide surfaces 12a and 13a are inclined with respect to both side surfaces of the tooth member 11 by the angle θ. When the tooth portions 10 and 7 are disengaged, the tooth member 11 has a clearance between the guide surfaces 12a and 13a. When the tooth portions 10 and 7 mesh with each other, the tooth portions 7 of the tooth member 11 are set so as to mesh with the teeth of the tooth portion 7 on the side of the backward rotation direction.
[0032]
An angle θ of about 1 degree is sufficient. Further, both side surfaces of the tooth member 11 may be inclined in parallel with the movement direction of the tooth member 11 at a predetermined angle θ in the backward tilting rotation direction of the arm 5. Therefore, when the tooth member 11 moves in the radial direction and the tooth portions 10 and 7 mesh with each other, substantially triangular gaps are formed on the guide surfaces 12a and 13a, respectively. Even in this state, a predetermined gap is set between the arm portion 14 of the tooth member 11 and the second step portion of the cam member 19. Since other configurations are the same as those of the first embodiment, the same portions are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
[0033]
Therefore, in this third embodiment, when a person is seated on the seat device and a load is applied to the seat back, the load is input to the tooth plate 3 via the arm 5 and via the tooth portions 7 and 10. Even if the tooth member 11 is to be rotated, both side surfaces of the tooth member 11 cannot move because they are in contact with the guide surfaces 12a and 13a. Therefore, the rattling feeling when a person sits on the seat device and a load is applied to the seat back is eliminated.
[0034]
【The invention's effect】
As apparent from the above description, according to the invention described in claim 1, when the tooth member in the meshing position with the tooth portion of the tooth plate is moved and guided along the both guide surfaces, Since the tooth member is moved obliquely in the backward rotation direction with respect to the center of the center shaft, the load in the rotation direction acting via the tooth member from the tooth plate is dispersed, and the load for pushing the tooth member in the radial direction is distributed. The load acting on each guide surface from the tooth member is increased and the load is reduced.
[0035]
According to the second aspect of the present invention, when a large load more than a predetermined amount is generated rearward in the seat back in the locked state, the cam member first and second end sides of the inner peripheral surface of the tooth member are The first step portion and the second step portion are in contact with each other, and the tooth member is supported at two points. For this reason, the load with respect to each guide surface can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a sectional side view of FIG. 1. FIG. 3 is a front view of an essential part of FIG. FIG. 5 is a front view of an essential part showing a third embodiment of the present invention. FIG. 6 is a front view of a conventional example.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Base plate 2 ... Center shaft 3 ... Tooth plate 5 ... Arm 6 ... Recess 7, 10 ... Tooth part 11 ... Tooth member 11b ... Projection part 11c ... Projection part 12, 13 ... Guide part 12a, 13a ... Guide surface 12b ... Corner Corner portion 14 ... arm portion 15 ... first step portion 16 ... second step portion 19 ... cam member 23 ... operating lever 23a ... long hole

Claims (2)

ベースプレートにセンターシャフトを中心として前傾回転方向及び後傾回転方向へ回動可能に軸支されたツースプレートに、該ツースプレートの回動中心を中心とする所定半径の凹部を形成すると共に、該凹部の円弧状内周面に歯部を形成し、該円弧状の歯部に係脱する歯部を有するツース部材を、前記ベースプレートに設けられたガイド部に有する一対の対向するガイド面を介してほぼ径方向へ移動可能に係合し、かつ、該ツース部材を移動させるカム部材をベースプレートに軸着し、該カム部材を操作レバーにて回動可能に配置してなる車両シート用リクライナーにおいて、
前記対向する両ガイド面を、中心側が前記センターシャフトの中心方向に対して後傾回転方向へずれるように傾斜状に形成して、前記ツースプレートの歯部との噛み合い位置にある前記ツース部材を、前記両ガイド面に沿って移動案内させる際に、該ツース部材が前記センターシャフトの中心に対して後傾回転方向へ斜めに移動するように形成したことを特徴とする車両シート用リクライナー。
A recess having a predetermined radius centered on the rotation center of the tooth plate is formed on the tooth plate pivotally supported in the forward tilt rotation direction and the rear tilt rotation direction about the center shaft on the base plate, A tooth part is formed on the arcuate inner peripheral surface of the recess, and a tooth member having a tooth part engaged with and disengaged from the arcuate tooth part is provided through a pair of opposing guide surfaces provided in the guide part provided on the base plate. In a vehicle seat recliner, a cam member that is movably engaged in a substantially radial direction and a cam member that moves the tooth member is pivotally attached to a base plate, and the cam member is rotatably arranged by an operation lever. ,
The opposing guide surfaces are formed so as to be inclined so that the center side deviates in a backward inclined rotation direction with respect to the center direction of the center shaft, and the tooth member in the meshing position with the tooth portion of the tooth plate is provided. The vehicle seat recliner is formed so that the tooth member moves obliquely in a backward tilting rotation direction with respect to the center of the center shaft when moving and guiding along the both guide surfaces .
前記ツース部材の前記歯部と反対側に位置する内周面の一端側にカム面を形成する一方、前記カム部材の前記ツース部材の内周面と対向する外周面のほぼ中央または一端側に、前記カム面に係合する第1の段部を形成すると共に、前記外周面の他端側に、前記両歯部が噛合してロックした状態において前記ガイド部に回転方向の所定以上の荷重が作用した際に、前記内周面の他端側に当接する第2の段部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の車両シート用リクライナー。  A cam surface is formed on one end side of the inner peripheral surface located on the opposite side of the tooth portion of the tooth member, and at substantially the center or one end side of the outer peripheral surface of the cam member facing the inner peripheral surface of the tooth member. A first step portion that engages with the cam surface is formed, and at the other end side of the outer peripheral surface, the load on the guide portion is greater than or equal to a predetermined value in a state where both the tooth portions are engaged and locked. 2. The vehicle seat recliner according to claim 1, wherein a second step portion that contacts the other end side of the inner peripheral surface when the operation is applied is formed.
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