JP3691607B2 - Electromagnetic force generator - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電磁力を発生させる装置に係り、特に電子天秤と通称される電磁平衡式秤量装置の電磁部として好適に利用可能な電磁力発生装置に関する。
【0002】
電磁平衡式秤量装置(以下「電子天秤」とする)においては、ビームを介して伝達された秤量物の荷重と平衡する電磁力を電磁力発生装置で発生させることにより秤量物の荷重をデジタル表示するようになっている。
【0003】
電磁力発生装置は、永久磁石(以下「マグネット」とする)により形成されている磁場内に、秤量物の荷重に対応して変位する可動コイルが配置された構成となっている。電子天秤は、電磁力発生装置におけるマグネットの静的な磁場の磁束と直交するよう当該可動コイル内に電流を流すことにより、この電流によるローレンツ力によって可動コイルの変位をゼロに平衡させるフィードバック回路が構成され、この際の平衡させる電気量を秤量物の荷重として演算処理する装置である。
【0004】
マグネットは一定の温度係数を有しており、前記可動コイルに流す電流によるジュール発熱の影響によってマグネットから発生する磁束量が変化し、秤量物の測定値に誤差が生じることになる。このため、マグネット近傍の温度変化を検出し、この温度変化を補正値として演算処理することにより測定値を補正する方法が採用されている。しかしながらこの方法では短時間の温度変化に対して正確に補正することが困難である。
【0005】
ここで、マグネットの磁束量を予め大きく設定しておけばその分可動コイルに流す電流は減少させることができ、従ってジュール発熱も低く押さえることが可能となる。このような技術的要請に対応して図5に示されるように、2個のマグネットを使用する電磁力発生装置(例えば実公平6−18248号)が提案されている。この装置は下部ヨーク50、中間ヨーク51、上部ヨーク52が積み重ね配置され、かつこれら各ヨークにより形成された内部には下段から順に、下部マグネット53、ポールピース54が配置され、かつポールピース54には下部マグネット53の極と同じ極が対向するようにして上部マグネット55が積み重ね配置された構成となっている。
【0006】
56はポールピース54と中間ヨーク51との間の環状の空間に配置された可動コイルであって、中間ヨーク51に形成された開口51aを挿通する連結部材57及びこの連結部材57に接続する他の連結部材58を介してビーム59に接続し、このビーム59を介して秤量物の荷重による変位が可動コイル56に伝達されるよう構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図5に示す構成は、磁束量を高める構成として、基本的には極めて合理的な構成であるが、反面この構成を電磁力発生装置として実際に組立形成するする段階では以下の如く、各種の問題がある。
【0008】
先ず図5に示す構成を実現するには上下のマグネット55、53、各ヨーク50、51、52は固定、即ち実際には接着剤を用いた固定が行われるわけである。このため、マグネットとなるべき部材の磁化を組立後に行おうとする場合、接近した上部マグネット55と下部マグネット53に反対方向の磁場を印加する必用があり、製造設備の設定に困難が生じる。具体的には磁気回路の空間的制限から磁気コイル挿入スペースの設定が困難となる。また予め磁化したマグネットを利用する場合、ポールピース54の厚みが磁気的に飽和しない程度に十分に厚い場合には上下のマグネット55、53は互いに同極が対向しているにも係わらず、それぞれがポールピース54に激しく吸着しようとする。
【0009】
上下のマグネット55、53は小型で且つ磁化方向においては肉厚が薄いという形状を有し、しかも保磁力の大きな希土類磁石を始めとする比較的脆い材料により形成されているため、ポールピースに激しく吸着すると破損する可能性がきわめて高い。この結果同図に示される装置を構成するためにはポールピース54に激しく吸着するのを防止し、しかも周囲のヨークに対して吸着するのを防止するため、特殊な治具を必要とし、かつ組立て作業に熟練を必要とする。
【0010】
更に、磁束密度を均一にするためには上下のマグネット、各ヨーク等の構成部材が所定の位置に正確に配置される必要があるが、主としてマグネットの磁力により各部材は吸着、反発等勝手な挙動をしようとし、このためこれら各部材を正確に配置しかつ固定(接着)することはかなり難しい。また更に、可動コイル56は非常に狭い空間内に配置されるため、万一この可動コイルが中間ヨーク51或いはポールピース54等に僅かでも接触していると秤量物の荷重に対してこの可動コイル56が正確に変位しなくなる。このため装置全体を組み立てた後も可動コイル56の配置に関して微妙な調整を行う必要があるが、図示の構成では上部ヨーク52は事実上中間ヨーク51に対して接着固定されるため、上部ヨーク52の取付け後の可動コイル56の調整は非常に困難となる。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の従来技術の問題点に鑑み構成された電磁力発生装置であって、ヨーク内に下段から順に、下部マグネット、ポールピース、上部マグネットが配置された構成を前提とし、ヨークは下部ヨークと、上部ヨークの二つから形成され、下部ヨークの中心軸と軸線を共有するよう軸体が立設配置され、当該軸体は非磁性材料により構成され、当該軸体に対しては下段から順に下部マグネット、ポールピース、上部マグネット、上部ヨークの順に挿通配置され、各々の部材の軸心がこの軸体の軸心と共通するよう、即ちこの軸体を介してこれら各部材がヨークと軸心を共通するよう当該ヨーク内に置されたことを特徴とする電磁力発生装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】
下部ヨークは電磁力発生装置の本体部を構成し、かつ上部ヨークはこの下部ヨーク内部を閉じるための蓋体としての機能も有する。下部ヨークの中心には開口が形成され、この開口には下部ヨークと中心軸を共有するように軸体として例えばボルトが立設配置される。このボルトは真鍮、アルミニウム、ステンレス鋼等の非磁性材料により形成されている。
【0013】
上下のマグネット及び中間に配置されるポールピースはいずれも中心に軸体挿通孔が形成されており、この挿通孔に軸体が相通することにより各部材はポールピース外径とヨーク内径の位置決めを行うことにより全て正確な位置関係での配置、即ち芯出しが自動的かつ極めて容易にできるようになっている。この軸体に対して先ず下部マグネットが挿通配置される。この下部マグネットは予め磁化されたものの他、下部ヨークに僅かな接着剤等で仮止めした後に磁化させる方法も採用可能である。
【0014】
この下部マグネットに対してポールピース、上部マグネット、上部ヨークの順に積み重ね配置される。もとよりこれら各部材の中心には軸体が挿通位置しているため、各部材は全て特別な治具を使用することなく適正な芯出しが行われることになり、電磁力発生装置の組立は正確且つ容易に行うことが可能となる。なお、組立順序は各部材の最終的な上下の位置関係と対応させる必用はなく、例えば上部ヨークに対して予め上部マグネット(まだ磁化させていない)を接着仮止めして一体化し、次にこの上部マグネットを磁化させ、これを軸体に対して挿通配置させるなどの方法も採用可能である。下部マグネットと同様、組立途中で磁化させることによりこの上部マグネットにおいても組立時のマグネットの吸引、反発力による悪影響を回避することができる。
【0015】
またポールピースの外径をマグネットの外径よりも大きくすれば各マグネットの位置決めを容易にするばかりでなく、ポールピースに集中する磁束の水平成分を増すことになる。これにより上下方向の磁束の漏れを防ぎ、この結果有効磁束を増加させることができるため可動コイル電流の減少につながる。
【0016】
【実施例】
以下本発明の実施例を図面を参考に具体的に説明する。
【0017】
図1及び図2は本発明の第1の実施例である電磁力発生装置の構成を示す。
符号1は電磁力発生装置の本体部を構成する下部ヨークであって、上端が開放された円筒状に形成されている。この下部ヨーク1の床部1cの裏面中心には凹所1aが形成され、かつ同凹所1aと軸心を共有するように挿通孔1bが形成されている。2はこの挿通孔1bを挿通して下部ヨーク1内に立設配置された軸体たるボルトであって、当該ボルト2は真鍮、アルミニウム、ステンレス鋼等の非磁性材料により形成されている。
【0018】
3はこの立設されたボルト2に対して挿通配置された下部マグネットであって、この下部マグネット3の中心にはボルト挿通孔3aが形成されている。これにより下部マグネット3がボルト2に挿通されることにより当該下部マグネット3は下部ヨーク1の中心に自動的に設定され、芯出しが終了するようになっている。なお必要とあれば組み立て位置精度を出す治具を用いることによって芯出しの精度をより一層高くすることもできる。
この下部マグネット3の上部にはやはり中心にボルト挿通孔4aが形成されたポールピース4が配置され、更にこのポールピース4の上部にはこれら下部マグネット3及びポールピース4と同様に、中心にボルト挿通孔5aを有する上部マグネット5が配置され、これらポールピース4、上部マグネット5の挿通孔4a、5aをボルト2が挿通することにより、各々の部材が所定の位置に自動的に芯出し配置されることになる。
【0019】
上部マグネット5が配置されたならば上部マグネット5の中心から突出しているボルト2の螺子部2aにナット6を螺合させて各部材を固定し、最後に上部ヨーク7を、下部ヨーク1の開放端に嵌挿固定することによって、全ての部材が軸心を共通するようにして電磁力発生装置が構成される。符号Hは内部に配置された可動コイルとビーム(何れも図示せず)を接続する部材(図5の符号57参照)が挿通する開口である。なお、上記構成のうち、上部ヨーク7は下部ヨーク1の上端部に嵌挿することにより事実上芯出しが終了する。
【0020】
上記記載は予め磁化された上部マグネット5及び下部マグネット3を用いて電磁部を構成した場合について説明しているが、次に電磁部を組み立てる途中でマグネット素材を磁化させる場合について説明する。
【0021】
先ず下部ヨーク1に対して磁化されていない状態の下部マグネット3を例えば僅かな接着剤等によりにより予め仮止めしておく。因みに、ボルト2による固定が完了した場合には仮止め部分の固定効果は全く不用となるため、接着剤は仮止めに対して必要な僅かな量で十分である。同様にポールピース4と上部マグネット5とを仮止めしておく。なお、これらの仮止めはそれぞれのマグネットがまだ磁化されていないため磁力による影響がなく、かつそれぞれの挿通孔1bと3a、4aと5aを一致させるだけで容易に芯出しが可能となるため作業に困難性はない。なお、後述する実施例の図3、図4の構成の様にポールピースや下部ヨークのマグネット接触面を凹所として形成しておけば、芯出しはより容易になる。次にそれぞれのマグネットを磁化させた後、図1に示す構成となるよう各部を組み立て、最終的にナット6をボルト2に螺合することにより各部材を、軸心を共通にして固定する。また後述の実施例の如くナット6自体を廃して上部ヨークの開口7aを雌螺子部としておくことにより、ボルト2の螺子部2aに上部ヨーク7を直接螺合するようにしてもよい。
【0022】
本発明に係る電磁部の構成では上下のマグネットを別々に磁化させるため、従来の磁化(着磁)装置がそのまま利用できる。因みに図5に示す従来構成において、敢えて組立後にマグネット部分を磁化させようとすると、専用の特殊な着磁装置を設計製造する必用があり、この着磁装置は他の分野での利用が不可能なため、電磁部の製造は極めて不経済なものとならざるを得ない。
【0023】
図3は第2の実施例を示す。先ずボルト2の基部には螺子部2bが形成され、かつ下部ヨーク1の挿通孔1bはこの螺子部2bと螺合する雌螺子部となっている。これによりボルト2は下部ヨーク1に対して確実に立設することができる構成となっている。またポールピース4は上下のマグネットの外径よりも大きな外径を有しており、ポールピース4におけるこれら上下のマグネットの接触面は凹所4b、4cとして形成され、下部マグネット3は凹所4bに、上部マグネット5は凹所4cに、その一部が嵌挿配置されるよう構成されている。これにより上下のマグネットの配置(芯出し)はより確実かつ容易となる。なお、図示の構成では図1の構成と同様、ナット6がボルト2の螺子部2aに螺合する構成となっているがナット6を上部ヨーク7側に固定したり、或いは後述の実施例3の如くナット6を廃して上部ヨーク7の開口自体を雌螺子部とすることにより上部ヨーク7をボルト2に螺合する構成としてもよい。
【0024】
図4は本発明の第3の実施例を示す。上部ヨーク7の中心に形成されている開口7aは雌螺子部として形成され、ボルト2の螺子部2aがこの開口7aに直接螺合するよう構成されている。また周縁のフランジ部の肉厚Wは上記実施例の構成に比較してやや薄く形成されおり、電磁力発生装置組立後にこの上部ヨーク7のフランジ部と下部ヨーク1の上端縁との間に間隙Sが形成されるようし、この間隙Sを、装置の組立誤差の吸収用として利用するよう構成する。この構成では上部マグネット5と上部ヨーク7とは常に接触する構成となるため、前記実施例1において説明した組立方法のうち、第2の組立方法である上部マグネット5と上部ヨーク7とを予め固定しておく方法を実施するのに非常に都合のよい構成でもある。
【0025】
また符号1dは下部ヨーク1の床面1cに凹設されたマグネット収納凹所であって、下部マグネット3の外径と等しく形成され、下部マグネット3の一部が嵌挿配置される構成となっている。下部マグネット3を凹所1dに配置するだけで下部マグネット3の芯出しは、芯出しのための特別な作業をすることなく自動的に行われ、この構成も上記第2の組立方法を実施するのに極めて有効である。
【0026】
【発明の効果】
以上具体的に説明した如く、本発明はヨーク、上下のマグネット、ポールピースの全てに軸体が挿通位置し、かつ各部材と軸体との軸心が共通となるよう構成されているため、各部材に軸体を挿通させるだけで特別な治具を用いることなくこれら各部材は正確な位置関係をもって自動的に配置され、しかもその組立は非常に容易なものとなる。
【0027】
また、上下のマグネットは組立前の磁化或いは組立後の磁化の如何に係わりなく装置の組立が可能となり、装置全体の工程に合わせて組立手順を自由に設定することが可能となり、しかも特殊な着磁装置を設計製造する必要がなく、従来から用いられている着磁装置を装置の組み立て段階で適宜使用できるため、高い経済性を保持したまま装置全体の信頼性を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す電磁力発生装置の縦断面図である。
【図2】 図1に示す電磁力発生装置の水平方向の断面を示し、(A)はA−A線による断面図、(B)はB−B線による断面図である。
【図3】 本発明の第2の実施例を示す電磁力発生装置の縦断面図である。
【図4】 本発明の第3の実施例を示す電磁力発生装置の縦断面図である。
【図5】 従来型電磁力発生装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 下部ヨーク
1b ボルト挿通孔
1c 下部ヨーク床面
2 ボルト(軸体)
3 下部マグネット
3a ボルト挿通孔
4 ポールピース
4a ボルト挿通孔
4b、4c マグネット嵌挿用凹所
5 上部マグネット
5a ボルト挿通孔
6 ナット
7 上部ヨーク
7a 開口[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an apparatus for generating electromagnetic force, and more particularly to an electromagnetic force generator that can be suitably used as an electromagnetic part of an electromagnetic balance type weighing apparatus commonly called an electronic balance.
[0002]
In the electromagnetic balance type weighing device (hereinafter referred to as “electronic balance”), the load of the weighing object is digitally displayed by generating an electromagnetic force that balances with the load of the weighing object transmitted via the beam. It is supposed to be.
[0003]
The electromagnetic force generator has a configuration in which a movable coil that is displaced in accordance with the load of a weighing object is disposed in a magnetic field formed by a permanent magnet (hereinafter referred to as “magnet”). The electronic balance has a feedback circuit that balances the displacement of the movable coil to zero by the Lorentz force due to the Lorentz force caused by the current flowing in the movable coil so as to be orthogonal to the magnetic flux of the static magnetic field of the magnet in the electromagnetic force generator. It is an apparatus that is configured to perform an arithmetic processing on the amount of electricity to be balanced at this time as the load of the weighing object.
[0004]
The magnet has a constant temperature coefficient, and the amount of magnetic flux generated from the magnet changes due to the influence of Joule heat generated by the current flowing through the movable coil, resulting in an error in the measured value of the weighing object. For this reason, a method is adopted in which a temperature change in the vicinity of the magnet is detected, and the measured value is corrected by calculating the temperature change as a correction value. However, with this method, it is difficult to accurately correct for a short-term temperature change.
[0005]
Here, if the amount of magnetic flux of the magnet is set large in advance, the current flowing through the movable coil can be reduced by that amount, and therefore the Joule heat generation can be suppressed low. In response to such technical demands, as shown in FIG. 5, an electromagnetic force generator (for example, Japanese Utility Model Publication No. 6-18248) using two magnets has been proposed. In this apparatus, a
[0006]
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The configuration shown in FIG. 5 is basically a very rational configuration for increasing the amount of magnetic flux, but on the other hand, at the stage of actually assembling and forming this configuration as an electromagnetic force generator, there are various types of configurations as follows. There's a problem.
[0008]
First, in order to realize the configuration shown in FIG. 5, the upper and
[0009]
The upper and
[0010]
Furthermore, in order to make the magnetic flux density uniform, the constituent members such as the upper and lower magnets and the respective yokes need to be accurately arranged at predetermined positions. However, the respective members are mainly attracted and repelled by the magnetic force of the magnets. It is quite difficult to place and fix (adhere) each of these members precisely because of their behavior. Furthermore, since the
[0011]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is an electromagnetic force generator configured in view of the above-described problems of the prior art, and is based on the premise that a lower magnet, a pole piece, and an upper magnet are arranged in order from the bottom in the yoke. A shaft body is formed upright and arranged so as to share the axis with the central axis of the lower yoke, and the shaft body is made of a non-magnetic material, and the lower side of the shaft body is lower than the shaft body. The lower magnet, the pole piece, the upper magnet, and the upper yoke are inserted and arranged in this order, so that the shaft center of each member is the same as the shaft center of this shaft body, that is, each member is connected to the yoke via this shaft body. An electromagnetic force generator characterized by being placed in the yoke so as to have a common axis .
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The lower yoke constitutes the main body of the electromagnetic force generator, and the upper yoke also has a function as a lid for closing the inside of the lower yoke. An opening is formed at the center of the lower yoke, and a bolt, for example, is erected and arranged as a shaft so as to share the central axis with the lower yoke. The bolt is made of a nonmagnetic material such as brass, aluminum, stainless steel or the like.
[0013]
Each of the upper and lower magnets and the pole piece arranged in the middle has a shaft body insertion hole formed at the center, and the shaft body passes through this insertion hole, so that each member positions the pole piece outer diameter and the yoke inner diameter. By doing so, it is possible to automatically and very easily perform the placement in an accurate positional relationship, that is, centering. First, a lower magnet is inserted into the shaft body. The lower magnet may be magnetized in advance, or may be magnetized after being temporarily fixed to the lower yoke with a slight adhesive or the like.
[0014]
A pole piece, an upper magnet, and an upper yoke are stacked in this order on the lower magnet. Of course, the shaft is inserted through the center of each of these members, so that each member is properly centered without using a special jig, and the assembly of the electromagnetic force generator is accurate. And it becomes possible to carry out easily. The assembly order does not need to correspond to the final vertical positional relationship of each member. For example, the upper magnet (not yet magnetized) is preliminarily bonded and integrated with the upper yoke, and then integrated. It is also possible to employ a method such as magnetizing the upper magnet and inserting it into the shaft body. As with the lower magnet, the upper magnet can be magnetized during assembly to avoid adverse effects due to magnet attraction and repulsion during assembly.
[0015]
Further, if the outer diameter of the pole piece is made larger than the outer diameter of the magnet, not only the positioning of each magnet is facilitated, but also the horizontal component of the magnetic flux concentrated on the pole piece is increased. This prevents leakage of the vertical direction of the magnetic flux, leading to a reduction in the order moving coil current can be increased as a result effective flux.
[0016]
【Example】
Embodiments of the present invention will be specifically described below with reference to the drawings.
[0017]
1 and 2 show the configuration of an electromagnetic force generator according to a first embodiment of the present invention.
[0018]
A
[0019]
When the
[0020]
In the above description, the case where the electromagnetic part is configured using the
[0021]
First, the
[0022]
In the configuration of the electromagnetic unit according to the present invention, the upper and lower magnets are separately magnetized, so that a conventional magnetization (magnetization) device can be used as it is. Incidentally, in the conventional configuration shown in FIG. 5, if the magnet part is to be magnetized after assembly, it is necessary to design and manufacture a dedicated special magnetizing device, and this magnetizing device cannot be used in other fields. Therefore, the production of the electromagnetic part has to be extremely uneconomical.
[0023]
FIG. 3 shows a second embodiment. First, a
[0024]
FIG. 4 shows a third embodiment of the present invention. An
[0025]
Reference numeral 1d denotes a magnet housing recess recessed in the
[0026]
【The invention's effect】
As specifically described above, the present invention is configured so that the shaft body is inserted through all of the yoke, the upper and lower magnets, and the pole piece, and the shaft center of each member and the shaft body is common. These members are automatically arranged with an accurate positional relationship without using a special jig simply by inserting a shaft through each member, and the assembly thereof is very easy.
[0027]
Further, the upper and lower magnet enables assembly of the device regardless of whether the magnetization after the magnetization or assembled prior to assembly, it is possible to freely set the assembly procedure in accordance with the overall device process, moreover special wear It is not necessary to design and manufacture a magnetic device, and a conventionally used magnetizing device can be used as appropriate at the stage of assembling the device . Therefore, the reliability of the entire device can be improved while maintaining high economic efficiency.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of an electromagnetic force generator showing a first embodiment of the present invention.
2 shows a horizontal cross section of the electromagnetic force generator shown in FIG. 1, in which (A) is a cross-sectional view taken along the line AA, and (B) is a cross-sectional view taken along the line BB.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view of an electromagnetic force generator showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view of an electromagnetic force generator showing a third embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a longitudinal sectional view of a conventional electromagnetic force generator.
[Explanation of symbols]
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3
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