JP3686280B2 - Light emitting display and driving method thereof - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有機EL素子等の容量性発光素子を用いて画像表示を行う発光ディスプレイ及びその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より有機ELなどの発光素子を用いたマトリクス表示ディスプレイが知られている。これは複数の陽極線と複数の陰極線をマトリクス(格子)状に配置し、このマトリクス状に配置した陽極線と陰極線の各交点位置に発光素子を接続したものである。
【0003】
なお、各交点位置に接続される発光素子は、図8にその等価回路を示すように、ダイオード特性からなる発光エレメントEと、これに並列接続された寄生容量Cとで表すことができるものである。従って、発光素子は電流が順方向から流れ込む場合のみ発光し、逆方向から流れ込む場合は発光しない。
【0004】
図7に、従来の発光ディスプレイの駆動方法を示す。同図の駆動方法は、単純マトリックス駆動方式と呼ばれるもので、陽極線A1〜Amと陰極線B1〜Bnをマトリックス(格子)状に配置し、このマトリックス状に配置した陽極線と陰極線の各交点位置に発光素子E1,1〜Em,nを接続し、この陽極線または陰極線のいずれか一方を一定の時間間隔で順次選択して走査するとともに、この走査に同期して他方の線を駆動源たる電流源21〜2mでドライブしてやることにより、任意の交点位置の発光素子を発光させるようにしたものである。
【0005】
前記駆動源によるドライブ方法には、陰極線走査・陽極線ドライブ、陽極線走査・陰極線ドライブの2つの方法があるが、図7は、陰極線走査・陽極線ドライブの場合を示しており、陰極線B1〜Bnに陰極線走査回路1を接続するとともに、陽極線A1〜Amに電流源21〜2mからなる陽極線ドライブ回路2を接続したものである。また、10は発光制御回路である。
【0006】
陰極線走査回路1は、走査スイッチ31〜3nを一定時間間隔で順次アース端子側へ切り換えながら走査していくことにより、陰極線B1〜Bn対してアース電位(0V)を順次与えていく。また、陽極線ドライブ回路2は、前記陰極線走査回路1のスイッチ走査に同期してドライブスイッチ41〜4mをオン・オフ制御することにより陽極線A1〜Amに定電流源21〜2mを接続し、所望の交点位置の発光素子に駆動電流を供給する。発光制御回路10は入力された発光データに応じて陰極走査回路1と陽極ドライブ回路2の動作を制御するものである。
【0007】
例えば、発光素子E2,1とE3,1を発光させる場合を例に採ると、図示するように、陰極線走査回路1の走査スイッチ31がアース側に切り換えられ、第1の陰極線B1にアース電位が与えられている時に、陽極線ドライブ回路2のドライブスイッチ42と43を定電流源側に切り換え、陽極線A2とA3に定電流源22と23を接続してやればよい。このような走査とドライブを高速で繰り返すことにより、任意の位置の発光素子を発光させるとともに、各発光素子があたかも同時に発光しているように制御するものである。
【0008】
走査中の陰極線B1以外の他の陰極線B2〜Bnには発光素子が発光する際に印可される順方向電圧と同電位の逆バイアス電圧Vccを印加してやることにより、電流源から電流が流れ込まないようにして誤発光を防止している。
【0009】
このとき図7の状態において、各発光素子の寄生容量の充電状態は次のようになる。発光させる発光素子E2,1とE3,1には順方向に電圧が印加されることにより順方向の電荷が充電されている。発光素子E1,1、E4,1〜Em,1はその両端がアース電位に接続されているため電荷は0である。発光素子E2,2〜E2,n及びE3,2〜E3,nは、陽極側が駆動源に接続されているが陰極側が逆バイアス電圧Vccに接続されているため充電される電荷は0である。また、発光素子E1,2〜E1,n、E4,2〜E4,n…Em,1〜Em,nは陽極側がアース電位に接続され陰極側が逆バイアス電圧Vccに接続されるため、図示されるように逆方向の電荷が充電されている。(なお図8において、順方向の電荷が充電され発光する発光素子はダイオード記号で表し、発光しない発光素子はコンデンサ記号で表している。また、逆方向の電荷が充電される発光素子はハッチングされたコンデンサで表している。)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の駆動法によれば、走査を切換える度に発光素子に充放電を行う必要があるため消費電力が増大するという問題がある。
【0011】
以下、図5、図6を基にして、従来の駆動法における電力の消費量にいて説明する。図5、図6は上述した従来の発光ディスプレイを4×4=16のマトリクスで示したものであって他の構成は同一である。
【0012】
なお、発光制御回路は図示省略されている。図5は陰極線B1の走査時に発光素子E1,1、E2,1を発光させる場合を示し、図6は陰極線B2の走査時に発光素子E1,2、E3,2を発光させる場合を示している。すなわち走査の切換えの前後において、陽極線Aは(1)ドライブ状態→ドライブ状態、(2)ドライブ状態→非ドライブ状態、(3)非ドライブ状態→ドライブ状態、(4)非ドライブ状態→非ドライブ状態、のいずれかの状態となりえるため、(1)を陽極線A1、(2)を陽極線A2、(3)を陽極線A3、(4)を陽極線A4でそれぞれ表した。また、発光素子は電圧Vccが印加されたとき電荷eが充電されるものとする。
【0013】
図5に示されるように、陰極線B1が走査されているときの各発光素子の電荷の状態は次のとおりである。発光する発光素子E1,1、E2,1は順方向の電荷eが保持される。発光素子E3,1、E4,1は陽極側及び陰極側ともにアース電位に接続されているため保持電荷は0である。発光素子E1,2〜E1,4、E2,2〜E2,4は陽極側が駆動源に接続され、陰極側が逆バイアス電圧Vccに接続されているため保持電荷は0である。発光素子E3,2〜E3,4、E4,2〜E4,4は陽極側がアース電位に接続され、陰極側が逆バイアス電圧Vccに接続されるため、逆方向の電荷eが保持される。
【0014】
また図6に示されるように、陰極線B2が走査されているときの各発光素子の電荷の状態は次のとおりである。発光する発光素子E1,2、E3,2は順方向の電荷eが保持される。発光素子E2,2、E4,2は陽極側及び陰極側ともにアース電位に接続されているため保持電荷は0である。発光素子E1,1、E1,3、E1,4、E3,1、E3,3、E3,4は陽極側が駆動源に接続され、陰極側が逆バイアス電圧Vccに接続されているため保持電荷は0である。発光素子E2,1、E2,3、E2,4、E4,1、E4,3、E4,4は陽極側がアース電位に接続され、陰極側が逆バイアス電圧Vccに接続されるため、逆方向の電荷eが保持される。
【0015】
従って、陰極線B1から陰極線B2に走査を切り換えたときの各発光素子の充放電量は次のようになる。なお、図6中には電荷の移動方向を矢印で示す。
【0016】
先ず、前回走査されていた陰極線B1上の発光素子については、発光素子E1,1は逆方向から電荷eが充電され、発光素子E2,1は逆方向から電荷2eを充電され、発光素子E3,1は充放電がなく、発光素子E4,1は逆方向から電荷eが充電される。
【0017】
また、切り換え後に走査される陰極線B2上の発光素子については、発光素子E1,2は順方向から電荷eが充電され、発光素子E2,2は充放電がなく、発光素子E3,2は順方向から電荷2eが充電され、発光素子E4,2は電荷eが放電される。
【0018】
また,切り換えの前後において走査がなされない発光素子については、発光素子E1,3、E1,4は充放電がなく、発光素子E2,3、E2,4は逆方向から電荷eを充電され、発光素子E3,3、E3,4は順方向から電荷eが充電され、発光素子E4,3、E4,4は充放電がなされない。
【0019】
このようにして走査の切換えにともなう発光素子の充放電はおこなわれるが、走査の切換えにともなう各陽極線毎の消費電力量(各陽極線に接続された発光素子に対してなされる充電電荷量)は上記した▲1▼〜▲4▼の場合毎に異なる。
【0020】
(1)の場合(陰極線A1)においては、前回走査された発光素子E1,1に逆方向から電荷eが充電され、今回走査される発光素子E1,2に順方向から電荷eが充電される。また、走査切換えの前後において走査対象とならない発光素子E1,3、E1,4には充電はなされない。よって▲1▼の場合の消費電荷が2eとなる。
【0021】
(2)の場合(陰極線A2)においては、前回走査された発光素子E2,1に逆方向から電荷2eが充電され、今回走査される発光素子E2,2は充電がなされない。また、走査切換えの前後において走査対象とならない発光素子E2,3、E2,4には逆方向から電荷eが充電される。よって▲2▼の場合の消費電荷が4eとなる。
【0022】
(3)の場合(陰極線A3)においては、前回走査された発光素子E3,1は充電がなされず、今回走査される発光素子E3,2に順方向から電荷2eが充電される。また、走査切換えの前後において走査対象とならない発光素子E3,3、E3,4には逆方向から電荷eが充電される。よって▲3▼の場合の消費電荷が4eとなる。
【0023】
(4)の場合(陰極線A4)においては、前回走査された発光素子E4,1に逆方向から電荷eが充電され、今回走査される発光素子E4,2は充電がなされない。(電荷eが放電される。)また、走査切換えの前後において走査対象とならない発光素子E4,3、E4,4は充電はなされない。よって▲1▼の場合の消費電荷がeとなる。
【0024】
以上の説明からわかるように、走査の切換えの度に電力が消費されるが、特に▲2▼、▲3▼の場合は、走査の切換えの前後において走査対象ならない発光素子に充電がなされるため、その消費電力は多くなる。(仮に走査線が64本だとすると63個の素子に対して充電が必要となる)
しかも、▲1▼、▲4▼の場合は走査線の数が多くなっても消費電力は変わらないが、▲2▼、▲3▼の場合は走査線の数が多いほど消費電力はより多くなるため、ディスプレイの大型化の妨げとなっている。
【0025】
本発明は以上の問題を解決するものであり、従来に比べて消費電力の少ない発光ディスプレイを提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、マトリクス状に配置した陽極線と陰極線に対してその各交点位置に所定の寄生容量を有する発光素子を接続し、前記陽極線及び陰極線のいずれか一方を走査線とするとともに他方をドライブ線とし、走査線を走査しながら、該走査に応じて所望のドライブ線に駆動源を接続することにより走査線とドライブ線の交点位置に接続された発光素子に電荷を蓄えさせて発光させるようにした発光ディスプレイであって、前記ドライブ線と他の前記ドライブ線を接続することにより、少なくとも1つのドライブ線に接続された発光素子に既に保持されている電荷を用いて、当該他のドライブ線に接続された発光素子を充電させる充電手段を設けたことを特徴としている。
【0027】
また、請求項2に記載の発明は、マトリクス状に配置した陽極線と陰極線に対してその各交点位置に所定の寄生容量を有する発光素子を接続し、前記陽極線及び陰極線のいずれか一方を走査線とするとともに他方をドライブ線とし、走査線を走査しながら、該走査に応じて所望のドライブ線に駆動源を接続することにより走査線とドライブ線の交点位置に接続された発光素子に電荷を蓄えさせて発光させるようにした発光ディスプレイであって、前記走査線は走査されるときはアース手段に接続され走査されないときは定電圧源に接続される一方、前記ドライブ線は前記発光素子を発光させるときは前記駆動源に接続され前記発光素子を発光させないときはアース手段に接続されると共に、前記ドライブ線と他の前記ドライブ線を接続することにより、少なくとも1つのドライブ線に接続された発光素子に既に保持されている電荷を用いて、当該他のドライブ線に接続された発光素子を充電させる充電手段を設けたことを特徴としている。
【0028】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記充電手段は前記ドライブ線のすべてが接続可能とされる接続ラインを有することを特徴としている。
【0029】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1ないしは3のいずれかに記載の発明において、前記充電手段は、任意の走査線の走査が行われる前走査期間が終了し次の走査線の走査が行われる次走査期間に切り換わるまでのリセット期間において、当該前走査期間中に発光素子に保持された電荷を用いて、前記充電を行うことを特徴としている。
【0031】
また、請求項7に記載の発明は、請求項1ないしは6のいずれかに記載の発明において、前記前記発光素子は有機EL材料を含んでなることを特徴としている。
【0032】
また、請求項8に記載の発明は、マトリクス状に配置した陽極線と陰極線に対してその各交点位置に所定の寄生容量を有する発光素子を接続し、前記陽極線及び陰極線のいずれか一方を走査線とするとともに他方をドライブ線とし、走査線を走査しながら、該走査に応じて所望のドライブ線に駆動源を接続することにより走査線とドライブ線の交点位置に接続された発光素子に電荷を蓄えさせて発光させるようにした発光ディスプレイの駆動方法であって、前記ドライブ線と他の前記ドライブ線を接続することにより、少なくとも1つのドライブ線に接続された発光素子に既に保持されている電荷を用いて、当該他のドライブ線に接続された発光素子を充電させる充電工程を具備することを特徴としている。
【0035】
【作用】
以上のように本発明の発光ディスプレイ及びその駆動方法によれば、従来の発光ディスプレイに比べて、走査の切換えに伴って発生する消費電力を低減させることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、図面を基にして本発明の実施の形態について説明する。図1〜図4は本発明の実施形態である発光ディスプレイを4×4=16のマトリクスで示したものである。なお、本実施形態と従来技術との構成上の違いは、任意の陽極線とそれ以外の他の陽極線とを接続可能とする陽極線接続ラインを設けたことであり、他の構成はすべて同一である。
【0037】
図示されるように、陽極線A1〜A4と陰極線B1〜B4はマトリクス(格子)状に配置され、このマトリクス状に配置した陽極線と陰極線の各交点位置に発光素子E1,1〜E4,4が接続される。陰極線B1〜B4は陰極線走査回路1に接続され、陽極線A1〜A4は電流源21〜24等からなる陽極線ドライブ回路2に接続される。
【0038】
陰極線走査回路1は、各陰極線B1〜B4を順次走査するための走査スイッチ31〜34を備えている。各走査スイッチ31〜34は2個の接続端子を有しており、第1の端子は電源電圧からなる逆バイアス電圧Vccに接続され、第2の端子はアース電位に接続されている。これにより各陰極線B1〜B4は、逆バイアス電圧Vccとアース電位のいずれかに接続可能とされている。なお、逆バイアス電圧Vccは、従来技術においても説明したとおり、走査されていない陰極線に対して発光素子の発光時間の両端電圧と同電位の電圧を印加するものであり、走査されていない陰極線上の発光素子の誤発光を防止するものである。
【0039】
陽極ドライブ回路2は駆動源である電流源21〜24と、各陽極線A1〜A4をドライブするためのドライブスイッチ41〜44とを備えており、各ドライブスイッチ41〜44は3個の接続端子を有している。第1の端子は電流源21〜24に接続され、第2の端子はアース電位に接続され、第3の端子は陽極線接続ライン5に接続されている。これにより、各陽極線A1〜A4は電流源21〜24、アース電位もしくは陽極線接続ライン5のいずれかに接続可能とされている。このドライブスイッチが操作されることによって、ドライブされる陽極線は電流源に接続され、ドライブされない陽極線はアース電位に接続される。なお、図示されていないが、従来技術と同様に、入力された発光データに応じて陰極線走査回路1と陽極線ドライブ回路2の動作制御を行う発光制御回路が設けられている。
【0040】
次に図1〜図4に基づき本発明の実施形態の動作について説明する。図1は陰極線B1の走査時において発光素子E1,1、E2,1が発光する状態を示し、図2は本発明の特徴であるリセット動作を示し、図3は走査が陰極線B2に切り換わり陽極線A2、A4をドライブする瞬間の状態を示し、図4は陰極線B2の走査時に陽極線A2、A4をドライブし、発光素子E1,2、E3,2が定常状態で発光する状態を示している。すなわち各各陽極線A1〜A4は、それぞれ上述した(1)〜(4)の場合に該当しており、(1)の場合は陽極線A1、(2)の場合は陽極線A2、(3)の場合は陽極線A3、(4)の場合は陽極線A4でそれぞれ表した。また、発光素子の寄生容量には電圧Vccが印加されたとき電荷eが充電されるものとする。
【0041】
図1において、陰極線B1はアース電位に接続され、陰極線B2〜B4は逆バイアス電圧Vccに接続され、陽極線A1、A2は電流源21、22に接続され、陽極線A3、A4はアース電位に接続される。
【0042】
このときの各発光素子の電荷の充電状態は次のとおりである。発光する発光素子E1,1、E2,1は順方向の電荷eが保持された状態で駆動源21、22から供給される電流により発光している。発光素子E3,1、E4,1は陽極側及び陰極側ともにアース電位に接続されているため保持電荷は0である。発光素子E1,2〜E1,4、E2,2〜E2,4は陽極側が駆動源に接続され、陰極側が逆バイアス電圧Vccに接続されているため保持電荷は0である。発光素子E3,2〜E3,4、E4,2〜E4,4は陽極側がアース電位に接続され陰極側が逆バイアス電圧Vccに接続されるため、逆方向の電荷eが保持される。
【0043】
陰極線B1の走査が終了すると、陰極線B2の走査に移行する前に、陽極線A2と陽極線A3を接続するリセット動作を行う。すなわち図2に示すように、ドライブスイッチ42、43を接続ライン5側に切り換えることにより陽極線A2と陽極線A3を接続する。このとき、他のドライブスイッチ41、44及びすべての走査スイッチ31〜34の切換動作は行わない。
【0044】
これにより、陽極線A2と陽極線A3は同一電位となり、互いに接続される陽極線A2上の発光素子と陽極線A3上の発光素子との間で、図2中矢印で示されるように電荷の移動がなされ、これらの発光素子が保持する電荷量はそれぞれ等しくなる。
【0045】
すなわち、図1の状態において発光素子E2,1に保持されていた順方向の電荷eと発光素子E3,2、E3,3、E3,4に各々保持されていた逆方向の電荷e(合計すると逆方向の電荷は3e)が相殺され、合計で2eの逆方向の電荷が、陽極線A2上の発光素子E2,1〜E2,4と陽極線A3上の発光素子E3,1〜E3,4の各々に均等に分散されて保持されることとなる。つまり図2に示すように、陽極線A2上の発光素子E2,1〜E2,4と陽極線A3上の発光素子E3,1〜E3,4は各々が逆方向の電荷1/4eを保持する状態となる。なおこのとき、発光素子E2,1〜E2,4、E3,1〜E3,4には駆動源もしくは電源電圧から電流が流れ込むことはないので、電力の消費はない。また、陽極線A1及びA4は図1の状態を維持したままであるため、発光素子E1,1はリセット動作中においても発光を持続することになるが、リセット動作に要する期間は走査期間に比べて短いため、リセット動作中の発光が画像の形成上及ぼす悪影響は殆どない。
【0046】
このリセット動作が終了すると、図3、図4に示すように陰極線B2の走査に移行し、発光素子E1,2とE3,2の発光を行う。すなわち、陰極線B2はアース電位に接続され、陰極線B1、B3、B4は逆バイアス電圧Vccに接続され、陽極線A1、A3は電流源21、23に接続され、陽極線A2、A4はアース電位に接続される。
【0047】
このときの各発光素子の電荷の状態は図4に示される。すなわち、発光素子E1,2、E3,2は順方向の電荷eが保持される。発光素子E2,2、E4,2は陽極側及び陰極側ともにアース電位に接続されているため保持される電荷は0である。発光素子E1,1、E1,3、E1,4、E3,1、E3,3、E3,4は陽極側が駆動源に接続され、陰極側が逆バイアス電圧Vccに接続されているため保持される電荷は0である。発光素子E2,1、E2,3、E2,4、E4,1、E4,3、E4,4は陽極側がアース電位に接続され、陰極側が逆バイアス電圧Vccに接続されるため逆方向の電荷eが充電される。
【0048】
以上の状態に移行する際の電荷の移動は、図2に示すリセット動作中の状態から図3に示す陰極線B2を走査する状態に切り換わった瞬間に行われる。図3に充放電による電荷の流れを矢印で示す。
【0049】
まず、陽極線A1上の発光素子においては、素子E1,1に逆方向から電荷eが充電され、素子E1,2は順方向の電荷eが充電されたところで所望の瞬時輝度で発光する定常発光状態となる。また素子E1,3、E1,4は充放電はなされない。
【0050】
また、陽極線A2上の発光素子においては、E2,1は逆方向から電荷3/4eが充電され、E2,2は逆方向の電荷1/4eが放電され、E2,3は逆方向から電荷3/4eが充電され、E2,4も逆方向から電荷3/4eが充電される。
【0051】
また、陽極線A3上の発光素子においては、陰極線B2の走査に切り換わった瞬間に陽極線A3に電流源23が接続され、電流源23は素子E3,2を定常発光させるべく、その充電電荷が順方向の電荷eとなるように陽極線A3に電流を供給することから、E3,1は順方向から電荷1/4eが充電され、E3,2は順方向の電荷5/4eが充電されたところで定常発光状態となり、E3,3は順方向から電荷1/4eが充電され、E3,4も順方向から電荷1/4eが充電される。
【0052】
また、陽極線A4上の発光素子においては、E4,1は逆方向から電荷eが充電され、E4,2は逆方向に電荷eを放電し、E4,3及びE4,4電荷の充放電はなされない。
【0053】
その後は、図4に示すように、発光素子E1,2とE3,2が定常発光する状態となる。陰極線B2の走査の期間中は、電流源21から陽極線A1に供給される駆動電流はE1,2の発光にのみ費やされ、同様に電流源23から陽極線A3に供給される駆動電流はE3,2の発光にのみ費やされる。
【0054】
このように本発明の駆動方法によれば、陰極線B1の走査が終了してから陰極線B2に走査が切り換わるまでの間において、(1)の場合の消費電荷は2eであり、(2)の場合の消費電荷は2eであり、(3)の場合の消費電荷は9/4eであり(4)の場合の消費電荷はeとなる。すなわち、従来に比べて、(1)及び(4)の場合の消費電荷は同じであるが(2)の場合の消費電荷は2e減少し、(3)の場合の消費電荷は7/4e減少する。
【0055】
以上説明したように、本実施形態によれば、前走査期間(陰極線B1の走査)から次走査期間(陰極線B2の走査)の間にリセット期間を設け、このリセット期間においては、走査の切り換えに伴う消費電力が多いドライブ線、すなわち、接続される発光素子が前走査期間と次走査期間のいずれか一方で発光するドライブ線(陽極線A2、陽極線A3)を、陽極線接続ライン5に接続することで互いに接続するようにしている。
【0056】
その結果、前走査期間のみ発光するドライブ線上の発光素子と次走査期間のみ発光するドライブ線上の発光素子が保持する電荷量を平均化し、走査が切り換わった際にこれらの発光素子に充電される電荷量を従来よりも減少させている。
従って、本実施形態は、ディスプレイの駆動電力を従来に比べて低減させることができ、駆動電力コストの低い発光ディスプレイを実現している。
【0057】
【発明の効果】
以上のように本発明の発光ディスプレイ及びその駆動方法によれば、従来の発光ディスプレイに比べて走査の切換えに伴って発生する消費電力を低減させることができ、電力コストが低減させたパネルの大型化に好適な発光ディスプレイ及びその駆動方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の説明図
【図2】 本発明の実施形態の説明図
【図3】 本発明の実施形態の説明図
【図4】 本発明の実施形態の説明図
【図5】 従来の問題点を説明する説明図
【図6】 従来の問題点を説明する説明図
【図7】 従来の発光ディスプレイの説明図
【図8】 発光素子の等価回路を示す図
【符号の説明】
1 陰極線走査回路
2 陽極線ドライブ回路
21〜2m 駆動源(定電流源)
31〜3n 走査スイッチ
4 ドライブスイッチ
5 陽極線接続ライン
10 発光制御回路
A1〜Am 陽極線(ドライブ線)
B1〜Bn 陰極線(走査線)
E1,1〜Em,n 発光素子
Vcc 逆バイアス電圧(定電圧源)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a light emitting display that displays an image using a capacitive light emitting element such as an organic EL element, and a driving method thereof.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a matrix display using a light emitting element such as an organic EL is known. In this example, a plurality of anode lines and a plurality of cathode lines are arranged in a matrix (lattice), and light emitting elements are connected to the intersections of the anode lines and the cathode lines arranged in this matrix.
[0003]
The light emitting element connected to each intersection position can be represented by a light emitting element E having a diode characteristic and a parasitic capacitance C connected in parallel thereto as shown in an equivalent circuit in FIG. is there. Accordingly, the light emitting element emits light only when current flows from the forward direction, and does not emit light when flowing from the reverse direction.
[0004]
FIG. 7 shows a conventional driving method of a light emitting display. The driving method shown in the figure is called a simple matrix driving system, in which anode lines A1 to Am and cathode lines B1 to Bn are arranged in a matrix (lattice), and each intersection position of the anode lines and cathode lines arranged in this matrix form. Are connected to the light emitting elements E1,1 to Em, n, and either one of the anode line or the cathode line is sequentially selected and scanned at a constant time interval, and the other line is used as a driving source in synchronization with the scanning. By driving with the
[0005]
There are two drive methods by the drive source: cathode line scan / anode line drive and anode line scan / cathode line drive. FIG. 7 shows the case of cathode line scan / anode line drive. A cathode
[0006]
The cathode
[0007]
For example, taking the case where the light emitting elements E2,1 and E3,1 emit light as an example, as shown in the figure, the
[0008]
By applying a reverse bias voltage Vcc having the same potential as the forward voltage applied when the light emitting element emits light to the other cathode lines B2 to Bn other than the cathode line B1 being scanned, no current flows from the current source. This prevents false light emission.
[0009]
At this time, in the state of FIG. 7, the charged state of the parasitic capacitance of each light emitting element is as follows. The light emitting elements E2,1 and E3,1 that emit light are charged with a forward charge by applying a voltage in the forward direction. Since the light emitting elements E1,1, E4,1 to Em, 1 have both ends connected to the ground potential, the charge is zero. The light emitting elements E2,2 to E2, n and E3,2 to E3, n have the anode side connected to the drive source, but the cathode side is connected to the reverse bias voltage Vcc, so the charge to be charged is zero. Further, the light emitting elements E1,2 to E1, n, E4,2 to E4, n... Em, 1 to Em, n are illustrated because the anode side is connected to the ground potential and the cathode side is connected to the reverse bias voltage Vcc. Thus, the charge in the reverse direction is charged. (In FIG. 8, a light emitting element that emits light when charged in the forward direction is represented by a diode symbol, and a light emitting element that does not emit light is represented by a capacitor symbol. Also, a light emitting element that is charged by a reverse charge is hatched. (Represented by a capacitor)
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
According to the above-described conventional driving method, there is a problem that power consumption increases because it is necessary to charge and discharge the light emitting element each time scanning is switched.
[0011]
The power consumption in the conventional driving method will be described below with reference to FIGS. 5 and 6 show the above-described conventional light emitting display in a matrix of 4 × 4 = 16, and the other configurations are the same.
[0012]
The light emission control circuit is not shown. FIG. 5 shows a case where the light emitting elements E1,1, E2,1 emit light during scanning of the cathode line B1, and FIG. 6 shows a case where the light emitting elements E1,2, E3,2 emit light during scanning of the cathode line B2. That is, before and after scanning switching, the anode line A is (1) drive state → drive state, (2) drive state → non-drive state, (3) non-drive state → drive state, and (4) non-drive state → non-drive. Therefore, (1) is represented by anode line A1, (2) is represented by anode line A2, (3) is represented by anode line A3, and (4) is represented by anode line A4. The light emitting element is charged with the charge e when the voltage Vcc is applied.
[0013]
As shown in FIG. 5, the state of electric charge of each light emitting element when the cathode line B1 is scanned is as follows. The light emitting elements E1,1, E2,1 that emit light hold the forward charge e. Since the light emitting elements E3,1, E4,1 are connected to the ground potential on both the anode side and the cathode side, the retained charge is zero. The light-emitting elements E1,2 to E1,4 and E2,2 to E2,4 have an anode side connected to the drive source and a cathode side connected to the reverse bias voltage Vcc, so the retained charge is zero. Since the light emitting elements E3,2 to E3,4 and E4,2 to E4,4 are connected to the ground potential on the anode side and connected to the reverse bias voltage Vcc on the cathode side, the charge e in the reverse direction is held.
[0014]
Further, as shown in FIG. 6, the state of the electric charge of each light emitting element when the cathode line B2 is scanned is as follows. The light emitting elements E1,2, E3,2 that emit light retain the forward charge e. Since the light emitting elements E2,2, E4,2 are connected to the ground potential on both the anode side and the cathode side, the retained charge is zero. The light-emitting elements E1,1, E1,3, E1,4, E3,1, E3,3, and E3,4 have zero anode charge because the anode side is connected to the drive source and the cathode side is connected to the reverse bias voltage Vcc. It is. Since the light emitting elements E2,1, E2,3, E2,4, E4,1, E4,3, E4,4 are connected to the ground potential on the anode side and connected to the reverse bias voltage Vcc, the charge in the reverse direction e is retained.
[0015]
Therefore, the charge / discharge amount of each light emitting element when scanning is switched from the cathode line B1 to the cathode line B2 is as follows. In FIG. 6, the direction of charge movement is indicated by an arrow.
[0016]
First, for the light emitting element on the cathode line B1 that was scanned last time, the light emitting element E1,1 is charged with the charge e from the reverse direction, the light emitting element E2,1 is charged with the charge 2e from the reverse direction, and the light emitting element E3, 1 has no charge / discharge, and the light emitting element E4,1 is charged with the charge e from the opposite direction.
[0017]
As for the light emitting elements on the cathode line B2 scanned after switching, the light emitting elements E1,2 are charged with the charge e from the forward direction, the light emitting elements E2,2 are not charged / discharged, and the light emitting elements E3,2 are in the forward direction. Thus, the charge 2e is charged, and the charge e is discharged from the light emitting elements E4,2.
[0018]
As for the light emitting elements that are not scanned before and after the switching, the light emitting elements E1,3, E1,4 are not charged / discharged, and the light emitting elements E2,3, E2,4 are charged with the charge e from the opposite direction to emit light. The elements E3, 3, E3,4 are charged with the electric charge e from the forward direction, and the light emitting elements E4, 3, E4, 4 are not charged / discharged.
[0019]
In this way, the light emitting elements are charged / discharged along with the switching of scanning, but the power consumption for each anode line (the amount of charge to be charged for the light emitting elements connected to each of the anode lines) along with the switching of scanning. ) Differs for each of the cases (1) to (4).
[0020]
In the case of (1) (cathode line A1), the previously scanned light emitting element E1,1 is charged from the reverse direction, and the currently scanned light emitting element E1,2 is charged from the forward direction. . In addition, the light emitting elements E1,3, E1,4 that are not to be scanned before and after the scan switching are not charged. Therefore, the charge consumption in the case of (1) is 2e.
[0021]
In the case of (2) (cathode line A2), the light-emitting element E2,1 scanned last time is charged with the charge 2e from the opposite direction, and the light-emitting element E2,2 scanned this time is not charged. Further, the charge e is charged from the opposite direction to the light emitting elements E2,3, E2,4 which are not to be scanned before and after the scanning switching. Therefore, the charge consumption in the case of (2) is 4e.
[0022]
In the case of (3) (cathode line A3), the light-emitting element E3,1 scanned last time is not charged, and the light-emitting element E3,2 scanned this time is charged with the charge 2e from the forward direction. Further, the charge e is charged in the reverse direction to the light emitting elements E3, 3, and E3 that are not to be scanned before and after the scan switching. Therefore, the consumption charge in the case of (3) is 4e.
[0023]
In the case of (4) (cathode line A4), the light-emitting element E4,1 scanned last time is charged with the charge e from the opposite direction, and the light-emitting element E4,2 scanned this time is not charged. (The charge e is discharged.) Further, the light emitting elements E4,3, E4,4 which are not to be scanned before and after the scan switching are not charged. Therefore, the consumption charge in the case of (1) is e.
[0024]
As can be seen from the above description, power is consumed each time the scanning is switched, but in the case of (2) and (3), the light emitting elements that are not to be scanned are charged before and after the scanning switching. The power consumption increases. (If there are 64 scanning lines, 63 elements need to be charged.)
In addition, in the cases of (1) and (4), the power consumption does not change even if the number of scanning lines increases, but in the cases of (2) and (3), the power consumption increases as the number of scanning lines increases. Therefore, the display is obstructed.
[0025]
The present invention solves the above problems, and an object of the present invention is to provide a light-emitting display that consumes less power than conventional ones.
[0026]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, a light emitting element having a predetermined parasitic capacitance is connected to each of the intersections of anode lines and cathode lines arranged in a matrix, and either one of the anode lines and the cathode lines is connected to a scanning line. The other is the drive line, and the scanning line is scanned, and a drive source is connected to the desired drive line in accordance with the scan to charge the light emitting element connected to the intersection of the scan line and the drive line. A light-emitting display configured to store and emit light, by using the electric charge already held in the light-emitting element connected to at least one drive line by connecting the drive line and another drive line A charging means for charging a light emitting element connected to the other drive line is provided.
[0027]
According to a second aspect of the present invention, a light emitting element having a predetermined parasitic capacitance is connected to each of the intersections of the anode lines and the cathode lines arranged in a matrix, and either the anode line or the cathode line is connected. and drive line and the other with the scanning line, while scanning the scanning lines, the light emitting element connected to the intersection of the scanning lines and the drive lines by connecting the driving source to the desired drive line in response to the scanning a light-emitting display which is adapted to emit light let stored charge, while the scanning line when not in connected to ground means scanning when scanned Ru is connected to a constant voltage source, the drive line is the light emitting element when no light is emitted the light emitting element is connected to the driving source when the emit is connected to ground means Rutotomoni, child connect the drive line and the other of said drive lines By using already the charge held in the light emitting element connected to at least one drive line, it is characterized in that a charging means for charging the light-emitting element connected to the other drive lines.
[0028]
Further, an invention according to
[0029]
According to a fourth aspect of the present invention, in the invention according to any one of the first to third aspects of the present invention, the charging unit is configured to detect a next scanning line after a previous scanning period in which scanning of an arbitrary scanning line is performed. In the reset period until switching to the next scanning period in which scanning is performed , the charging is performed using the charge held in the light emitting element during the previous scanning period .
[0031]
The invention according to claim 7 is the invention according to any one of
[0032]
In the invention according to
[0035]
[Action]
As described above, according to the light emitting display and the driving method thereof according to the present invention, it is possible to reduce the power consumption generated when the scanning is switched as compared with the conventional light emitting display.
[0036]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 4 show a light emitting display according to an embodiment of the present invention in a matrix of 4 × 4 = 16. The difference in configuration between the present embodiment and the prior art is that an anode line connecting line that can connect an arbitrary anode line and other anode lines is provided. Are the same.
[0037]
As shown in the figure, the anode lines A1 to A4 and the cathode lines B1 to B4 are arranged in a matrix (lattice), and the light emitting elements E1,1 to E4,4 are arranged at the intersections of the anode lines and the cathode lines arranged in this matrix. Is connected. The cathode lines B1 to B4 are connected to the cathode
[0038]
The cathode
[0039]
The
[0040]
Next, the operation of the embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 shows a state in which the light emitting elements E1,1, E2,1 emit light during scanning of the cathode line B1, FIG. 2 shows a reset operation which is a feature of the present invention, and FIG. FIG. 4 shows a state in which the lines A2 and A4 are driven, and FIG. 4 shows a state in which the anode lines A2 and A4 are driven when the cathode line B2 is scanned, and the light emitting elements E1,2, E3,2 emit light in a steady state. . That is, each of the anode lines A1 to A4 corresponds to the cases (1) to (4) described above. In the case of (1), the anode line A1, and in the case of (2), the anode lines A2 and (3 ) For the anode wire A3, and (4) for the anode wire A4. Further, it is assumed that the charge e is charged when the voltage Vcc is applied to the parasitic capacitance of the light emitting element.
[0041]
In FIG. 1, the cathode line B1 is connected to the ground potential, the cathode lines B2 to B4 are connected to the reverse bias voltage Vcc, the anode lines A1 and A2 are connected to the
[0042]
At this time, the charge state of each light emitting element is as follows. The light emitting elements E1,1, E2,1 that emit light emit light by the current supplied from the
[0043]
When the scanning of the cathode line B1 is completed, a reset operation for connecting the anode line A2 and the anode line A3 is performed before shifting to the scanning of the cathode line B2. That is, as shown in FIG. 2, the anode switches A2 and A3 are connected by switching the drive switches 42 and 43 to the
[0044]
As a result, the anode line A2 and the anode line A3 are at the same potential, and charge is generated between the light emitting element on the anode line A2 and the light emitting element on the anode line A3 connected to each other as shown by the arrow in FIG. The amount of charge held by these light emitting elements becomes equal.
[0045]
That is, the forward charge e held in the light emitting element E2,1 in the state of FIG. 1 and the reverse charge e held in each of the light emitting elements E3, 2, E3, 3, and E3,4 ( The reverse charge 3e) is canceled out, and a total of 2e reverse charge is generated by the light emitting elements E2,1 to E2,4 on the anode line A2 and the light emitting elements E3,1 to E3,4 on the anode line A3. Are uniformly distributed and held in each of these. That is, as shown in FIG. 2, each of the light emitting elements E2,1 to E2,4 on the anode line A2 and the light emitting elements E3,1 to E3,4 on the anode line A3 holds the
[0046]
When this reset operation is completed, as shown in FIGS. 3 and 4, the process proceeds to scanning of the cathode line B2, and the light emitting elements E1,2 and E3,2 emit light. That is, the cathode line B2 is connected to the ground potential, the cathode lines B1, B3, B4 are connected to the reverse bias voltage Vcc, the anode lines A1, A3 are connected to the
[0047]
The state of charge of each light emitting element at this time is shown in FIG. That is, the forward light charges e are held in the light emitting elements E1,2, E3,2. Since the light emitting elements E2,2, E4,2 are connected to the ground potential on both the anode side and the cathode side, the electric charge held is zero. The light-emitting elements E1,1, E1,3, E1,4, E3,1, E3,3, and E3,4 have their anodes connected to the drive source and their cathodes connected to the reverse bias voltage Vcc, so that they are retained. Is 0. The light-emitting elements E2,1, E2,3, E2,4, E4,1, E4,3, E4,4 have the anode side connected to the ground potential and the cathode side connected to the reverse bias voltage Vcc. Is charged.
[0048]
The movement of the charge when shifting to the above state is performed at the moment when the state during the reset operation shown in FIG. 2 is switched to the state of scanning the cathode line B2 shown in FIG. FIG. 3 shows the flow of charge by charging and discharging with arrows.
[0049]
First, in the light emitting element on the anode line A1, the element E1,1 is charged with the charge e from the reverse direction, and the element E1,2 emits light with a desired instantaneous luminance when the forward charge e is charged. It becomes a state. The elements E1,3 and E1,4 are not charged / discharged.
[0050]
In the light emitting element on the anode line A2, E2,1 is charged with a
[0051]
In the light emitting element on the anode line A3, the
[0052]
In the light emitting element on the anode line A4, E4,1 is charged with the charge e from the reverse direction, E4,2 is discharged with the charge e in the reverse direction, and E4,3 and E4,4 are charged and discharged. Not done.
[0053]
After that, as shown in FIG. 4, the light emitting elements E1,2 and E3,2 are in a state of steady light emission. During the scanning of the cathode line B2, the drive current supplied from the
[0054]
As described above, according to the driving method of the present invention, during the period from when the scanning of the cathode line B1 is completed until the scanning is switched to the cathode line B2, the consumption charge in the case of (1) is 2e. In this case, the consumed charge is 2e, the consumed charge in the case of (3) is 9 / 4e, and the consumed charge in the case of (4) is e. That is, compared with the conventional case, the consumed charges in the cases (1) and (4) are the same, but the consumed charges in the case (2) are reduced by 2e, and the consumed charges in the case (3) are reduced by 7 / 4e. To do.
[0055]
As described above, according to the present embodiment, a reset period is provided between the previous scanning period (scanning of the cathode line B1) and the next scanning period (scanning of the cathode line B2), and in this reset period, switching of scanning is performed. Drive lines with high power consumption, that is, drive lines (anode line A2 and anode line A3) in which the connected light emitting elements emit light in either the previous scanning period or the next scanning period are connected to the anode
[0056]
As a result, the amount of charge held by the light emitting elements on the drive line that emit light only during the previous scanning period and the light emitting elements on the drive line that emit light only during the next scanning period is averaged, and these light emitting elements are charged when the scan is switched. The amount of charge is reduced as compared with the prior art.
Therefore, this embodiment can reduce the drive power of the display compared to the conventional case, and realizes a light emitting display with low drive power cost.
[0057]
【The invention's effect】
As described above, according to the light-emitting display and the driving method thereof of the present invention, it is possible to reduce the power consumption generated by the switching of scanning as compared with the conventional light-emitting display, and the size of the panel with reduced power cost. It is possible to provide a light-emitting display and a driving method thereof that are suitable for manufacturing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of an embodiment of the present invention. FIG. 2 is an explanatory diagram of an embodiment of the present invention. FIG. 3 is an explanatory diagram of an embodiment of the present invention. 5] Explanatory drawing explaining conventional problems [FIG. 6] Explanatory drawing explaining conventional problems [FIG. 7] Explanatory drawing of conventional light emitting display [FIG. 8] A diagram showing an equivalent circuit of the light emitting element Description】
1 Cathode
31 ~ 3n
10 Light emission control circuit A1 ~ Am Anode line (drive line)
B1 ~ Bn Cathode line (scan line)
E1,1 ~ Em, n Light emitting element Vcc Reverse bias voltage (constant voltage source)
Claims (10)
前記ドライブ線と他の前記ドライブ線を接続することにより、少なくとも1つのドライブ線に接続された発光素子に既に保持されている電荷を用いて、当該他のドライブ線に接続された発光素子を充電させる充電手段を設けたことを特徴とする発光ディスプレイ。 A light emitting element having a predetermined parasitic capacitance is connected to each of the intersecting positions of the anode lines and the cathode lines arranged in a matrix, and one of the anode lines and the cathode lines is a scanning line and the other is a drive line, Light emission that causes a light-emitting element connected to the intersection of the scan line and the drive line to accumulate charges and emit light by scanning the scan line and connecting a drive source to a desired drive line according to the scan A display,
By connecting the drive line and the other drive line, the charge already held in the light emitting element connected to at least one drive line is used to charge the light emitting element connected to the other drive line. A light-emitting display characterized in that charging means is provided.
前記走査線は走査されるときはアース手段に接続され走査されないときは定電圧源に接続される一方、前記ドライブ線は前記発光素子を発光させるときは前記駆動源に接続され前記発光素子を発光させないときはアース手段に接続されると共に、
前記ドライブ線と他の前記ドライブ線を接続することにより、少なくとも1つのドライブ線に接続された発光素子に既に保持されている電荷を用いて、当該他のドライブ線に接続された発光素子を充電させる充電手段を設けたことを特徴とする発光ディスプレイ。 A light emitting element having a predetermined parasitic capacitance is connected to each of the intersecting positions of the anode lines and the cathode lines arranged in a matrix, and one of the anode lines and the cathode lines is a scanning line and the other is a drive line, Light emission that causes a light-emitting element connected to the intersection of the scan line and the drive line to accumulate charges and emit light by scanning the scan line and connecting a drive source to a desired drive line according to the scan A display,
While the scanning line which when not in connected to ground means scanning when scanned Ru is connected to a constant voltage source, the drive line when the light emitting the light emitting element is connected to said driving source emitting the light emitting element Rutotomoni is connected to the ground means when not to,
By connecting the drive line and the other drive line, the charge already held in the light emitting element connected to at least one drive line is used to charge the light emitting element connected to the other drive line. A light-emitting display characterized in that charging means is provided.
(a)前記前走査期間において発光状態にあり、且つ、次走査期間において非発光状態に移行する発光素子の接続されたドライブ線と、(A) a drive line connected to a light emitting element that is in a light emitting state during the previous scanning period and transitions to a non-light emitting state during the next scanning period;
(b)前記前走査期間において非発光状態にあり、且つ、次走査期間において発光状態に移行する発光素子の接続されたドライブ線と、(B) a drive line connected to a light emitting element that is in a non-light-emitting state in the previous scanning period and transitions to a light-emitting state in the next scanning period;
を接続することを特徴とする請求項5に記載の発光ディスプレイ。The light emitting display according to claim 5, wherein the light emitting display is connected.
前記ドライブ線と他の前記ドライブ線を接続することにより、少なくとも1つのドライブ線に接続された発光素子に既に保持されている電荷を用いて、当該他のドライブ線に接続された発光素子を充電させる充電工程を具備することを特徴とする発光ディスプレイの駆動方法。 A light emitting element having a predetermined parasitic capacitance is connected to each of the intersecting positions of the anode lines and the cathode lines arranged in a matrix, and one of the anode lines and the cathode lines is a scanning line and the other is a drive line, Light emission that causes a light-emitting element connected to the intersection of the scan line and the drive line to accumulate charges and emit light by scanning the scan line and connecting a drive source to a desired drive line according to the scan A display driving method,
By connecting the drive line and the other drive line, the charge already held in the light emitting element connected to at least one drive line is used to charge the light emitting element connected to the other drive line. A driving method of a light-emitting display, comprising a charging step.
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