JP3677230B2 - Poultry feeding equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は養鶏用給餌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ブロイラーの飼育には、飼料給送用コンベアに多数の給餌装置を取り付け、コンベアの給餌口から給餌装置の落下フード内に飼料を導入し、下方の給餌皿上に飼料を分配するようにしている。
特公昭55−40208号公報等に示される装置では、落下フードに対し給餌皿を係止部材を介して上下方向に複数段に亙って高さ調整自在、かつ取り外し自在に設けている。
これにより、落下フードと給餌皿との間隙が調整でき、給餌皿への飼料の供給量を調整できる。また、給餌皿を取り外して給餌皿の洗浄が行える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ブロイラーの飼育では、雛から成鶏に至る間に、成長段階に応じた異なる飼料が与えられる。
成鶏まで健康に育つには、まだ抵抗力の弱い雛の段階での飼料供給が重要となる。この時期では、成長が速いので、栄養価の高い飼料を十分な量与える必要がある。この栄養価の高い、油分の多い飼料は、粘着性があり、落下フード内等でブリッジ現象を起こしやすいので、落下フードと給餌皿との間の飼料流下間隙を大きくあけて、飼料が給餌皿上に良好に供給されるようにするのが好ましい。一方、成鶏に近くなると、固い、さらさらとした飼料となり、上記飼料流下間隙が大きいと飼料が出すぎるので、飼料流下間隙を狭くするのが好ましい。
【0004】
しかしながら、従来の給餌装置では、上記のように、係止部材を人手により操作して飼料流下間隙を調整しなければならず、極めて多数の給餌装置の調整を行うのは極めて多大の労力を要する。
このため、実際には、あらかじめ中間的な飼料流下間隙に調整しておき、雛から成鶏段階まで同じ飼料流下間隙としているのが現状であり、ブリッジ現象が生じたり、特に重要な雛の段階での飼料供給量が少なくなるなど、理想的な給餌には程遠いものであった。
【0005】
そこで本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、飼育段階に応じて容易に自動的に飼料流下間隙を調整でき、理想的な給餌が行える養鶏用給餌装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため次の構成を備える。
すなわち、本発明に係る給餌装置は、飼料給送用コンベアの給餌口に連結可能となっており、該給餌口から落下フード内に飼料を導入し、落下フード下方の給餌皿上に飼料を供給する養鶏用給餌装置において、前記給餌皿上方に位置して、前記落下フードに上下動可能に設けられ、下方に移動した際、落下フードに係止して移動が規制され、給餌皿との間に、給餌皿上に飼料を流下させる飼料流下間隙を形成する調整フードと、前記給餌皿に設けた貫通孔を貫通して、下部が給餌皿下方に突出し、上部が前記調整フード内に延び、連結リブを介して該調整フードに連結された棒状体とを具備し、該棒状体が当接部に当接して押し上げられると、棒状体と共に前記調整フードが押し上げられ、前記飼料流下間隙が広げられることを特徴とする。
【0007】
また、前記調整フードが、下方移動位置で前記落下フードに係止する第1のフードと、該第1のフードに対して、上下方向の位置が複数段に調整可能に係止される第2のフードからなる二重筒状に設けられていることを特徴とする。
さらに、前記給餌皿は、網枠部を介して前記落下フードに係止される、高さ方向に幅を有するリング部と、該リング部に対して上下方向に移動可能に設けられ、下方に移動した位置で前記リング部に係止する皿本体とからなり、深さ調整が可能になっていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は給餌装置10の断面図である。
給餌装置10は、飼料給送用コンベア12に取付具13により取りつけられる。
コンベア12は、搬送パイプ11内にスクリューコンベア等の搬送手段(図示せず)が配置されて成り、飼料を搬送する。
給餌装置10は、搬送パイプ11に開口された給餌口に対応して取り付けられ、該給餌口から飼料が導入されるのである。
【0009】
14は筒状をなす落下フードであり、この落下フード14の部位において取付具13により搬送パイプ11に取りつけられる。飼料は給餌口から、この落下フード14内に導入される。
図2は、落下フード14の拡大図である。落下フード14の外周中途部には、上下に間隔をおいて、係止リング15と係止突起(周方向に複数設けられる)16が設けられている。係止突起16の上面側はテーパー面に形成されている。この係止リング15と係止突起16との間には後記する網枠部の取付部が嵌め込まれて取り付けられる。
落下フード14の下部には、係止突条17が形成されている。係止突条の代わりに、周方向に複数の突起を設けるようにしてもよい。
【0010】
図1において、18は調整フードであり、筒状に形成され、落下フード14と同軸に、落下フード14に対して上下動自在に取り付けられている。
調整フード18は、内筒(第1のフード)19と外筒(第2のフード)との二重筒状をなし、内筒19が落下フード14の外周上で上下動自在となっている。
内筒19の上縁には、内方に突出する係止突部20が周方向に適宜間隔をおいて複数設けられている(図3)。この係止突部20が、落下フード14の係止突条17に係止することによって、調整フード18の下方への移動が規制される。
21は外方に突出するつまみ部である。
【0011】
また、図3、図4に示すように、内筒19の外周面には、互いに反対側に位置する部位に2つの係止溝23が設けられている。
この係止溝23は、図4に示すように、内筒19の下端から上部に至る縦溝13aと、高さを異にする複数(図では3本)の横溝23b、23c、23dを有する。横溝23b、23c、23dは縦溝23eによって連通している。また縦溝23aと縦溝23eとは横溝23fによって連通している。
【0012】
横溝23fの中途部には、溝を横切って、断面三角形状の高さの低い突部24が形成されている。また、各横溝23b、23c、23dの入口側にも、同様の突部25、26、27がそれぞれ設けられている。
【0013】
外筒20は、内筒19に対して、上下方向の位置が複数段に調整可能に係止される。
図5は外筒20の詳細を示す。
外筒20の下部は、外方にラッパ状に広がって、給餌皿との間で飼料を給餌皿上に流下させる飼料流下間隙30を形成する。
外筒20の上縁には、内方に突出する突起31が互いに対向する位置に2個設けられている。32はつまみ部である。
【0014】
外筒20は、突起31を、内筒19の縦溝23aに下方から進入させるようにして内筒19に沿って上方に移動させ、突起31が縦溝23aの上端に至ったら、横方向に外筒20を回転させることによって、突起31が突部24を乗り越え、縦溝23eに進入し、縦溝23e内で上下動させながら外筒20をさらに横方向に回転させることで、突起31をいずれかの横溝23b、23c、23dに進入させることができる。
つまり、外筒20を内筒19に対して3段階に高さ調節可能となる。
なお、調整フード18を内筒19と外筒20とで構成したが、1つの筒状体で形成してもよい。
【0015】
上記外筒20の中心部には、複数枚の連結リブ33を介して、上下方向に延びる棒状体34が固定されている。リブ33は、飼料の落下の妨げとならないように、板状のものが用いられ、実施例では120°間隔をおいて3枚用いられている。また、リブ33は、内筒19に対する外筒20の移動の障害とならない位置に固定されることは言うまでもない。
実施例での棒状体34は上端が閉塞されたパイプ状をなし、上部は内筒19内に延出し、リブ33と共に、調整フード18内を落下する飼料を周方向に分配する機能も有する。
【0016】
棒状体34の下部は、外筒20下端よりも下方に長く延出し、後記する給餌皿の底部材の中央に設けた貫通孔を貫通して下方に突出するようになっている。
また、底部材より下方に突出する棒状体34の部位は、図6に示すように二股状に分岐され、該分岐片35を指により挟み込むことで、弾性力に抗して分岐片35を接近させられるようになっている。
また分岐片35の下部には、外周よりも外方に突出する突出部36が形成されている。
【0017】
次に、給餌皿40について説明する。
給餌皿40は、図1に示すように、網枠部41のリング状の取付部42が、落下フード14の係止突起16と係止リング15との間に嵌入されることで、落下フード14に取り付けられる。
網枠部41は図7に示すように、取付部41から放射状、かつ下方に延びる複数本のアーム43を有する。このアーム43間の間隙から、雛であれば、雛が給餌皿40内に進入して飼料をついばむことができ、成鶏であれば、首を突っ込んで飼料をついばむことができる。
【0018】
複数本のアーム43の下端には、給餌皿40の一部をなすリング部45が網枠部41に固定されている。
リング部45は高さ方向に所要の幅(例えば3cm程度)を有する円筒状をなしている。
またリング部45の下端部は下方に行く程縮径された絞り部(係止部)45aに形成されている。
このリング部45に、皿本体46(図1)が取りつけられる。
【0019】
皿本体46は本体部47(図8)と底部材48(図9)とで浅皿状をなす。
本体部47の上縁には、リング部45内に進入し、リング部45の係止部45a上面に係合する係合部47aが外方に向けて突設されている。
したがって、皿本体46はリング部45に対し、リング部45の幅(高さ)の範囲内で上下動可能であり、係合部47aが係止部45aに係止することで下方への移動が規制される。
このように、皿本体46がリング部45に対して上下動することで、給餌皿40の深さが調節可能となっている。
【0020】
本体部47の中央部は円形状に大きく開口され、開口部には下方にほぼ円筒状に延びる下部壁49が形成されている。この下部壁49には、周方向に延びたのち下縁に開口する切欠部50が周方向に適宜間隔をおいて複数個設けられている。
底部材48は、図9に示すように、ほぼ円錐状に形成され、その頂部には前記棒状体34の下部が貫通する貫通孔52が形成されている。貫通孔52の縁は若干内方に突出する突周縁52aとなっている。底部材48の下部は、本体部47の下部壁49に内側から嵌合する、ほぼ円筒状をなす嵌合壁53が形成されている。この嵌合壁53の外面には、突起54が周方向に適宜間隔をおいて複数個設けられている。
【0021】
突起54が切欠部50に進入するように底部材48を本体部47に当てがい、底部材48を横方向に回転すると、突起54が、切欠部50の周方向部分に進入し、これにより、底部材48が本体部47に取り付け可能となる。取り外すには、底部材48を逆方向に回転すればよい。
底部材48の円錐状部分は本体部47上方に突出し、その上面のテーパー面と、調整フード18の外筒20下部のテーパー面の下面との間の間隙が前記したように、飼料流下間隙30となる。
なお、55は補強用のリブである。
【0022】
続いて動作を説明する。
給餌装置10は、搬送パイプ11に吊り下げ状態で多数取り付けられる。この搬送パイプ11は図示しない吊り下げ装置により上下動可能にして用いられる。
雛の生育段階では、搬送パイプ11を下げ、図10に示すように給餌皿40の底が床に当接し、かつ、皿本体46がリング部45に対して上方に移動した状態で用いる。
これにより、給餌皿40が浅くなり、雛が容易に給餌皿40内に入り込むことができ、餌をついばむことができる。
また、給餌皿40の底が床面に当接することで、棒状体34が上方に移動し、調整フード18が上昇し、これにより飼料流下間隙が広げられ、飼料が十分に給餌皿40上に供給される。飼料が油分を含む粘着性の高いものであっても、飼料流下間隙30が大きいから給餌皿40に好適に飼料が供給される。したがってまた飼料のブリッジ現象も極力回避される。
【0023】
雛が成長するにつれて、搬送パイプ11を引き上げる。これにより皿本体46側は床面に当接したままであるが、リング部45が引き上げられるから、給餌皿40は高さが順次高くなり、雛の成長に合わせられる。飼料流下間隙30の大きさは変わらないことが理解されよう。
このようにして雛の段階で十分に飼料を与えることができる。
図11に示すように、皿本体46の係合部47aがリング部45の係止部45aに当接した以後、さらに搬送パイプ11が引き上げられると、これに伴って皿本体46側も引き上げられる。棒状体34は床面に当接したままである。これにより、飼料流下間隙30が次第に狭められることが理解される。
【0024】
この段階では鶏がかなり成長した段階であり、飼料も雛用のものとは異なっており、さらさらした固形の飼料であるから、飼料流下間隙30が狭くなっても、十分に給餌皿40上に飼料が供給される。
鶏は背が高くなっているが、引き上げられた給餌皿40に容易に首を突っ込んで餌をついばむことができる。
【0025】
内筒19の係止突部20が、落下フード14の係止突条17に係止すると、以後は調整フード18も引き上げられるから、飼料流下間隙30の大きさは変わらなくなる。この段階は鶏のほぼ出荷時期となる。
以上のように、雛、鶏の成長段階に応じて、連続的、あるいは段階的に飼料流下間隙30を調整できるから、理想的な給餌が行える。
特に雛の段階の飼育が重要であるが、この給餌装置10によれば、十分な飼料を与えることができる。
【0026】
飼育が終了すると給餌装置10を洗浄する必要がある。
本実施の形態の給餌装置10では、洗浄も容易に行える。
すなわち、図13に示すように、給餌皿40の底部材48を軸線を中心として回転することによって、本体部47から底部材48を取り外す。
底部材48は下方に移動し、突周縁52aが棒状体34下部に設けた突出部36に当接した位置で停止する。
このようにして、皿本体46の底を大きく開口できるから、残った飼料を容易に排出でき、また洗浄水により容易に洗浄できる。洗浄水も皿内に残ってしまうことがない。
【0027】
また、底部材48は棒状体34に吊り下げられた状態となるから、置き場所も心配することがなく、極めて多数の給餌装置10の洗浄が作業性よく行えることになる。底部材48を床面等に置く必要がないから、衛生的にも好適である。また、洗浄後、再度本体部47に組み付ける作業も容易であり、効率よく行うことができる。
さらに、分岐片35をすぼめることによって、底部材48を完全に分離することもできる。これにより、外筒20を移動させて、外筒20の内筒19に対する高さ、すなわち、飼料流下間隙30の初期の大きさの設定や、その他の修理等が容易に行える。
【0028】
【発明の効果】
請求項1によれば、雛、鶏の成長段階に応じて、給餌装置を床面等の当接部から引き上げていくだけで自動的に飼料流下間隙の大きさを調整でき、成長段階に応じた飼料を容易かつ十分に給餌皿上に供給でき、理想的な給餌が可能となる。
請求項2によれば、初期の飼料流下間隙の調整が行える。
また請求項3によれば、雛、鶏の成長段階に応じて給餌皿の深さを容易に調整できるので、好適な給餌が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】給餌装置を吊り下げた状態の断面図である。
【図2】落下フードの正面図である。
【図3】内筒の断面図である。
【図4】内筒の正面図である。
【図5】外筒の断面図である。
【図6】外筒の正面図である。
【図7】網枠部の断面図である。
【図8】皿本体の本体部の断面図である。
【図9】皿本体の底部材の断面図である。
【図10】給餌装置を床面に当接させた状態の断面図である。
【図11】搬送パイプを若干引き上げた際の給餌装置の状態を示す断面図である。
【図12】搬送パイプをさらに引き上げた際の給餌装置の状態を示す断面図である。
【図13】底部材を取り外した状態を示す給餌装置の断面図である。
【符号の説明】
10 給餌装置
11 搬送パイプ
12 コンベア
14 落下フード
18 調整フード
19 内筒
20 外筒
23 係止溝
30 飼料流下間隙
31 突起
34 棒状体
40 給餌皿
41 網枠部
45 リング部
46 皿本体
47 本体部
48 底部材
52 貫通孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a poultry feeding apparatus.
[0002]
[Prior art]
For breeding broilers, a large number of feeding devices are attached to the feed feeding conveyor, feed is introduced into the falling hood of the feeding device from the feeding port of the conveyor, and the feed is distributed on the lower feeding tray. .
In an apparatus disclosed in Japanese Patent Publication No. 55-40208, etc., a feeding tray is provided on a falling hood so as to be adjustable in height and detachable in a plurality of stages in the vertical direction via a locking member.
Thereby, the clearance gap between a fall hood and a feeding tray can be adjusted, and the supply amount of the feed to a feeding tray can be adjusted. In addition, the feeding dish can be removed and the feeding dish can be washed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In broiler breeding, different feeds according to the growth stage are given from chicks to adult chickens.
Feeding at the stage of chicks with weak resistance is important for growing healthy chickens. At this time, the growth is fast, so it is necessary to give a sufficient amount of nutritious feed. This highly nutritious and oily feed is sticky and easily causes a bridging phenomenon in the falling hood, etc., so that the feed flow gap between the falling hood and the feeding tray is widened to allow the feed to feed. It is preferable to ensure a good supply on top. On the other hand, when it becomes close to an adult chicken, it becomes a hard and smooth feed, and when the feed flow gap is large, feed is excessively produced. Therefore, it is preferable to narrow the feed flow gap.
[0004]
However, in the conventional feeding device, as described above, it is necessary to manually adjust the feed flow gap by operating the locking member, and adjusting a large number of feeding devices requires a great deal of labor. .
Therefore, in practice, the current feed flow gap is adjusted to an intermediate feed flow gap in advance, and the same feed flow gap is set from the chick to the adult chicken stage. It was far from ideal feeding, for example, the amount of feed in Japan was reduced.
[0005]
Therefore, the present invention has been made to solve the above-described problems, and the object of the present invention is to provide a poultry feeding device that can automatically adjust the feed flow gap according to the breeding stage and can perform ideal feeding. To provide.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has the following configuration in order to solve the above problems.
That is, the feeding device according to the present invention can be connected to a feeding port of a feed feeding conveyor, introduce feed into the falling hood from the feeding port, and feed the feeding onto the feeding tray below the falling hood In the poultry feeding device, the upper part of the feeding hood is located above the feeding tray so as to be movable up and down. In addition, an adjustment hood that forms a feed flow gap for allowing the feed to flow down on the feeding dish, and a through hole provided in the feeding dish, the lower part protrudes below the feeding dish, and the upper part extends into the adjustment hood, A rod-shaped body connected to the adjustment hood via a connecting rib. When the rod-shaped body is pushed up against the contact portion, the adjustment hood is pushed up together with the rod-shaped body, and the feed flow gap is widened. It is characterized by being able to.
[0007]
The adjustment hood has a first hood that is locked to the falling hood at a downward movement position, and a second hood that is vertically locked with respect to the first hood so that the vertical position can be adjusted in a plurality of stages. It is provided in the double cylinder shape which consists of hoods.
Furthermore, the feeding tray is provided on a ring portion having a width in the height direction, which is locked to the falling hood via a net frame portion, and is provided so as to be movable in the vertical direction with respect to the ring portion. It consists of a plate body which is locked to the ring portion at the moved position, and the depth can be adjusted.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Preferred embodiments of the present invention will be described below in detail with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a cross-sectional view of the feeding device 10.
The feeding apparatus 10 is attached to a
The
The feeding device 10 is attached corresponding to the feeding port opened in the transport pipe 11 and feed is introduced from the feeding port.
[0009]
FIG. 2 is an enlarged view of the falling
A locking protrusion 17 is formed at the lower part of the falling
[0010]
In FIG. 1, reference numeral 18 denotes an adjustment hood, which is formed in a cylindrical shape and is attached to the dropping
The adjustment hood 18 has a double cylinder shape of an inner cylinder (first hood) 19 and an outer cylinder (second hood), and the
A plurality of
[0011]
As shown in FIGS. 3 and 4, two
As shown in FIG. 4, the
[0012]
In the middle part of the lateral groove 23f, a low-
[0013]
The
FIG. 5 shows details of the
The lower part of the
Two
[0014]
The
That is, the height of the
The adjustment hood 18 is composed of the
[0015]
A rod-
The rod-shaped
[0016]
The lower portion of the rod-
Further, the portion of the rod-
A projecting
[0017]
Next, the feeding tray 40 will be described.
As shown in FIG. 1, the feeding tray 40 is configured such that the ring-shaped
As shown in FIG. 7, the
[0018]
A
The
Further, the lower end portion of the
The plate body 46 (FIG. 1) is attached to the
[0019]
The dish body 46 has a shallow dish shape with a body part 47 (FIG. 8) and a bottom member 48 (FIG. 9).
An engaging
Therefore, the plate body 46 can move up and down with respect to the
In this manner, the depth of the feeding tray 40 can be adjusted by moving the tray body 46 up and down relative to the
[0020]
A central portion of the
As shown in FIG. 9, the
[0021]
When the
The conical portion of the
[0022]
Next, the operation will be described.
Many feeding apparatuses 10 are attached to the transport pipe 11 in a suspended state. The transport pipe 11 is used by being able to move up and down by a suspension device (not shown).
In the growth stage of the chicks, the transport pipe 11 is lowered, and the bottom of the feeding tray 40 is in contact with the floor as shown in FIG.
Thereby, the feeding tray 40 becomes shallow, the chick can easily enter the feeding tray 40, and can feed the food.
Further, when the bottom of the feeding tray 40 comes into contact with the floor surface, the rod-shaped
[0023]
As the chicks grow, the transport pipe 11 is pulled up. As a result, the dish main body 46 side remains in contact with the floor surface, but the
In this way, the feed can be sufficiently fed at the chick stage.
As shown in FIG. 11, after the engaging
[0024]
At this stage, the chicken has grown considerably, and the feed is also different from that for chicks, and is a free-flowing solid feed. Therefore, even if the
Although the chicken is tall, it can easily pour its neck into the raised food tray 40 and pour the food.
[0025]
When the locking
As described above, since the
In particular, although feeding at the chick stage is important, this feeding device 10 can provide sufficient feed.
[0026]
When the breeding is finished, the feeding device 10 needs to be washed.
In the feeding device 10 of the present embodiment, cleaning can be easily performed.
That is, as shown in FIG. 13, the
The
In this way, the bottom of the dish body 46 can be greatly opened, so that the remaining feed can be easily discharged and can be easily washed with washing water. Washing water does not remain in the dish.
[0027]
Further, since the
Further, the
[0028]
【The invention's effect】
According to claim 1, according to the growth stage of chicks and chickens, the size of the feed flow gap can be automatically adjusted just by pulling up the feeding device from the abutting part such as the floor surface. Feed can be easily and sufficiently supplied onto the feeding tray, and ideal feeding becomes possible.
According to the second aspect, the initial feed flow gap can be adjusted.
According to claim 3, since the depth of the feeding dish can be easily adjusted according to the growth stage of the chicks and chickens, suitable feeding can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a state in which a feeding device is suspended.
FIG. 2 is a front view of a falling hood.
FIG. 3 is a cross-sectional view of an inner cylinder.
FIG. 4 is a front view of an inner cylinder.
FIG. 5 is a cross-sectional view of an outer cylinder.
FIG. 6 is a front view of an outer cylinder.
FIG. 7 is a cross-sectional view of a net frame portion.
FIG. 8 is a cross-sectional view of the main body portion of the dish main body.
FIG. 9 is a cross-sectional view of the bottom member of the dish body.
FIG. 10 is a cross-sectional view of a state where the feeding device is in contact with the floor surface.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing a state of the feeding device when the transport pipe is slightly pulled up.
FIG. 12 is a cross-sectional view showing a state of the feeding device when the transport pipe is further pulled up.
FIG. 13 is a sectional view of the feeding device showing a state in which the bottom member is removed.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Feeding device 11 Conveying
Claims (3)
前記給餌皿上方に位置して、前記落下フードに上下動可能に設けられ、下方に移動した際、落下フードに係止して移動が規制され、給餌皿との間に、給餌皿上に飼料を流下させる飼料流下間隙を形成する調整フードと、
前記給餌皿に設けた貫通孔を貫通して、下部が給餌皿下方に突出し、上部が前記調整フード内に延び、連結リブを介して該調整フードに連結された棒状体とを具備し、
該棒状体が当接部に当接して押し上げられると、棒状体と共に前記調整フードが押し上げられ、前記飼料流下間隙が広げられることを特徴とする養鶏用給餌装置。In the feeding device for poultry farming, which can be connected to the feed port of the feed feeding conveyor, introduce feed into the falling hood from the feeding port, and feed the feed onto the feeding tray below the falling hood,
Located above the feeding tray, is provided on the falling hood so as to be movable up and down, and when moved downward, the movement is restricted by being locked to the falling hood, and the feed is placed on the feeding tray between the feeding tray and the feeding tray. An adjustment hood that forms a feed flow gap,
A through-hole provided in the feeding pan, and a lower portion protruding below the feeding pan, an upper portion extending into the adjustment hood, and a rod-like body connected to the adjustment hood via a connection rib,
The feeding apparatus for poultry farming, wherein when the rod-shaped body is pushed up against the abutting portion, the adjustment hood is pushed up together with the rod-shaped body, and the feed flow gap is widened.
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