JP3671368B2 - Web情報検索装置、web情報検索方法及びその方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents
Web情報検索装置、web情報検索方法及びその方法をコンピュータに実行させるプログラム Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザから入力されたキーワードに基づいてインターネット上のWEBサイトを検索するWEB情報検索装置、WEB情報検索方法及びその方法をコンピュータに実行させるプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ユーザの検索指示によりインターネット上のWEBサイト(WEBページ)を全文検索する検索エンジンとしては、ロボット型検索エンジン、ディレクトリ型検索エンジン及びメタ検索エンジンが従来から一般的に知られている。
【0003】
ロボット型検索エンジンは、検索したい情報に関連するキーワードを指定すると、WEBロボットやスパイダーと呼ばれる WWW探索プログラムを用いて,インターネット上で見つけることのできる全WWWサーバ上の情報を定期的に収集し、その情報の索引付けを自動的に行うものである。このロボット型検索エンジンは,コンピュータによって自動的に全世界のWEBサイトのデータを収集しているため、情報量が多いという利点を有している。
【0004】
ディレクトリ型検索エンジンは、作業者が予めWEBサイトのURL(Universal Resource Locator)を、芸術、ビジネス、教育等のように分野別に人為的に分類しておき、ユーザは分野別にキーワードを指定して検索するものである。このディレクトリ型検索エンジンでは情報を分野別に分類しているので、ユーザは職業別電話帳のような使い方ができ、分野を決めてから探す場合に便利であるという利点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の検索エンジンには次のような問題がある。ロボット型検索エンジンの場合には、収集した情報量が多いという利点をもつ反面、検索ロボットは収集したWEBサイト情報に出てくる単語から単純に索引付けを行うため、キーワード検索した場合にWEBサイトが何万件と出てしまう場合が多い。このため、ユーザとは本来関係無いようなサイトまで検索結果として表示されてしまい、検索結果の品質が低く、ユーザは目的のWEBサイトを絞り込むのに膨大な時間を要してしまうという問題がある。
【0006】
また、検索ロボットが検索を行うので、異なるユーザが検索した場合でも同一キーワードで検索する限り常に同じ検索結果しか得られず、異なるプロフィールや嗜好を有するユーザの全てに対して満足のいく検索結果が得られることは少ないという問題がある。
【0007】
ディレクトリ型検索エンジンの場合には、WEBサイトのデータ入力及び分類を基本的に人手で行っているため、ロボット型検索エンジンによるサービスと比較して情報量が2、3桁少なく、有名なWEBサイト以外を探すことが出来ないという問題がある。また、WEBサイトのデータ入力と分類を作業者の事務処理能力に頼っているため、情報量を増大するのにも限界がある。
【0008】
また、ディレクトリ型エンジンの場合には、単に収集したWEBサイトの情報を分野別に分類しているだけなので、ロボット型検索エンジンと同様に、異なるユーザが検索した場合でも同一キーワードで検索する限り常に同じ検索結果しか得られず、異なるプロフィールや嗜好等を有するユーザの全てに対して満足のいく検索結果が得られることは少ないという問題がある。
【0009】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、多大なWEBサイトの情報量を検索対象としながらも、検索を行うユーザにとって必要なWEBサイト情報の検索結果を最適な形式で提供することができるWEB情報検索装置およびWEB情報検索方法を提供することを主な目的とする。本発明の別の目的は、多大なWEBサイトの情報量を検索対象としながらも、WEBサイト情報の検索結果をWEBサイトに対する利用状況を反映した形式でユーザに提供することができるWEB情報検索装置およびWEB情報検索方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明は、ユーザ端末から入力された検索キーワードに基づいてインターネット上のWEBサイトを検索して検索結果をユーザ端末に送信するWEB情報検索装置において、ユーザごとに、ユーザ固有データを予め登録したユーザファイルと、ユーザがアクセスするWEBサイトの識別情報を含むブックマークを記録する記憶手段と、前記記憶手段から全てのユーザのブックマークを収集して、ユーザのブックマーク利用情報とWEBサイトの識別情報とWEBサイトに対するアクセス情報とを含むブックマーク分析データを生成してブックマーク分析ファイルに登録する分析手段と、全ての前記ブックマーク分析データに基づいて、インターネット上のWEBサイトからデータを収集し、検索用ファイルに登録するデータ収集手段と、所定の時期に、全ての前記ブックマーク分析データと前記ユーザ固有データとから、WEBサイトに対するユーザ全体の利用状況を記録したマクロプロファイルを生成するマクロプロファイル作成手段と、所定の時期に、全ての前記ブックマーク分析データと前記ユーザ固有データとから、ユーザごとのWEBサイトの利用状況を記録したミクロプロファイルを生成するミクロプロファイル作成手段と、ユーザ端末から検索キーワードによる検索指示が入力されたときに、前記キーワードに基づいて検索用ファイルからデータを検索する検索手段と、前記検索されたデータの夫々を、前記検索指示を行ったユーザのユーザ固有データ及び/又は前記マクロプロファイル及び/又は前記ミクロプロファイルとに基づいて評価する評価手段と、前記評価手段による評価に基づいて前記検索されたデータから検索結果データを生成してユーザ端末に送信する検索結果生成手段と、を備え、前記マクロプロファイルにおける前記ユーザ全体の利用状況には、WEBサイト毎に、前記ユーザ全体のうち該WEBサイトの参照回数が最も多いユーザの特定のユーザ固有データが該WEBサイトと関連づけられて含まれており、前記評価手段は、前記検索指示を行ったユーザの前記ユーザ固有データに、前記マクロプロファイルに含まれる前記特定のユーザ固有データと一致する特定のユーザ固有データが含まれる場合に、該特定のユーザ固有データに関連するWEBサイトと対応する前記検索されたデータに重み付け値を付与し、前記検索結果生成手段は、前記検索されたデータを前記重み付け値に基づいた順番でソートして検索結果データを生成することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明では、ユーザ端末から入力された検索キーワードに基づいてインターネット上のWEBサイトを検索して検索結果をユーザ端末に送信するWEB情報検索装置において、ユーザごとに、ユーザ固有データを予め登録したユーザファイルと、ユーザがアクセスするWEBサイトの識別情報を含むブックマークを記録する記憶手段と、記憶手段から全てのユーザのブックマークを収集して、ユーザのブックマーク利用情報とWEBサイトの識別情報とWEBサイトに対するアクセス情報とを含むブックマーク分析データを生成してブックマーク分析ファイルに登録する分析手段と、全ての前記ブックマーク分析データに基づいて、インターネット上のWEBサイトからデータを収集し、検索用ファイルに登録するデータ収集手段と、所定の時期に、全ての前記ブックマーク分析データと前記ユーザ固有データとから、WEBサイトに対するユーザ全体の利用状況を記録したマクロプロファイルを生成するマクロプロファイル作成手段と、所定の時期に、全ての前記ブックマーク分析データと前記ユーザ固有データとから、ユーザごとのWEBサイトの利用状況を記録したミクロプロファイルを生成するミクロプロファイル作成手段と、ユーザ端末から検索キーワードによる検索指示が入力されたときに、前記キーワードに基づいて検索用ファイルからデータを検索する検索手段と、前記検索されたデータの夫々を、前記検索指示を行ったユーザのユーザ固有データ及び/又は前記マクロプロファイル及び/又は前記ミクロプロファイルとに基づいて評価する評価手段と、前記評価手段による評価に基づいて前記検索されたデータから検索結果データを生成してユーザ端末に送信する検索結果生成手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明では、ユーザのブックマークを、ユーザ端末側ではなく検索装置側(即ち検索サーバ側)の記憶手段に格納しているので、全ユーザが使用するブックマークの情報を収集することが可能である。本発明では、この検索装置側の記憶手段から全てのユーザのブックマークを収集して分析し、ユーザのブックマーク利用情報、WEBサイトの識別情報、WEBサイトに対するアクセス情報とを含むブックマーク分析データを生成してブックマーク分析ファイルに登録する。更に、所定時期に、作成された全てのブックマーク分析データとユーザ固有データからマクロプロファイル作成手段によって全てのブックマーク分析データと前記ユーザ固有データとからマクロプロファイルを生成し、またミクロプロファイル作成手段によってミクロプロファイルを生成し、検索手段によって検索されたデータの夫々に対して、評価手段により検索指示を行ったユーザのユーザ固有データとマクロプロファイル及び/又はミクロプロファイルとに基づいて評価する。ここで、マクロプロファイルはWEBサイトに対するユーザ全体の利用状況を記録したものであり、ミクロプロファイルはユーザごとのWEBサイトの利用状況を記録したものであるため、検索されたデータは、WEBサイトに対するユーザ全体の利用状況とユーザごとのWEBサイトの利用状況に基づいて評価されて検索結果データが生成されユーザ端末に送信される。
【0012】
このように本発明では、ユーザ固有データとWEBサイトに対するユーザ全体の利用状況とユーザごとのWEBサイトの利用状況を利用して検索されたデータを評価し、その評価結果に基づいて検索されたデータから検索結果データを生成してユーザ端末に送信しているので、多大なWEBサイトの情報量を検索対象としながらも、検索結果としてユーザに必要な情報をユーザにとって最適な形式で提供することが可能となる。
【0013】
即ち、本発明では、ユーザ固有データとマクロプロファイルのWEBサイトに対する全ユーザの利用状況を利用して検索されたデータを評価しているので、WEBサイトにアクセスするユーザの傾向や偏りを提供する検索結果に反映することができる。また、本発明ではマクロプロファイルのWEBサイトに対する全ユーザの利用状況を利用して検索されたデータを評価しているので、人気のあるWEBサイトやアクセスの多いWEBサイトを中心に検索結果を提供することができ、リンク切れやアクセス頻度の少ないWEBサイトのデータを提供してしまうことを防止できる。更に、本発明では、ユーザ固有データとミクロプロファイルのユーザごとのWEBサイトの利用状況を利用して評価しているので、同一キーワードでもユーザが異なれば各ユーザごとに異なる最適な検索結果を提供することができる。
【0014】
また、本発明では、マクロプロファイル作成手段とミクロプロファイル作成手段により、所定の時期にマクロプロファイルとミクロプロファイルを生成しているので、刻々と変化するユーザ全体の利用状況やユーザごとのWEBサイトの利用状況を逐次取得して検索されたデータの評価に用いることができ、同一キーワードでも検索する時期に最も適した検索結果をユーザに提供することができる。
【0015】
さらに、ユーザのブックマークを検索装置上の記憶手段に格納しているために、このようなブックマークの分析や検索されたWEBサイトのデータの評価をユーザに全く意識させずに行うことができ、ユーザ自らWEBサイトの分類や評価を行う必要がなく、ユーザの便宜となる。
【0016】
本発明におけるユーザ固有データは、各ユーザに固有の情報であれば任意のデータを用いることができ、例えば、ユーザ名若しくはユーザID、パスワード、職業、学歴、趣味等をが該当する。また、WEBサイトの識別情報は、WEBサイトをインターネット上で識別できるものであればいずれの情報も該当し、例えばURL,IPアドレス等が該当する。また、本発明におけるブックマークは、このWEBサイト識別情報を含むものであれば良く、更にタイトル名等他のデータを含めた情報としても良い。
【0017】
本発明におけるブックマーク利用情報は、ユーザのブックマークの利用状況に関する情報であり、上述のブックマークの情報の他、更にブックマークの登録数、ブックマーク作成日時、最終訪問日時等を含めることが可能である。また、本発明におけるWEBサイトのアクセス情報とは、各WEBサイトに対する参照回数、アクセス頻度、アクセス数が一定数以上となる時間帯等、アクセスしたユーザ名若しくはユーザID等アクセスに関する全ての情報が該当する。
【0018】
本発明のマクロプロファイル作成手段及びミクロプロファイル作成手段が各ファイルを生成する「所定の時期」としては、例えば、一定時間毎、ユーザのブックマーク登録時、ブックマークに記録されたWEBサイトへいずれかのユーザがアクセスしたとき、ユーザにより検索指示時等、任意に定めることができる。
【0019】
本発明のマクロプロファイル及びミクロプロファイルは、所定時期に生成されるものであれば良く、メモリ等の主記憶装置に一時的に生成する他、ハードディスク等の外部記憶装置に生成して格納したり、更にデータベースファイルとして生成することも可能である。この場合には、次回の検索時に反映することが可能となる。
【0020】
本発明におけるマクロプロファイルの「WEBサイトに対するユーザ全体の利用状況」は、例えば、WEBサイトに対するユーザのブックマーク総登録数、WEBサイトに対してアクセスしたユーザの偏り、WEBサイトに対する全ユーザのアクセス数、WEBサイトに対するアクセス時間帯の偏り。特定のユーザのWEBサイトに対するアクセス数等が該当するがユーザ全体の利用状況を示すものであれば任意の情報とすることができる。
【0021】
また、本発明におけるミクロプロファイルの「各ユーザのWEBサイトに対する利用状況」は、例えば ユーザ情報、ユーザが利用したWEBサイト統計、WEBサイト統計による偏り、ユーザのWEBサイトに対するアクセス時間、ユーザの検索キーワードの統計及び各キーワードにより検索されたWEBサイトの履歴情報等が該当するが、ユーザ個人の利用状況を示すものであれば任意の情報とすることができる。
【0022】
データ収集手段によってWEBサイトから収集して検索用ファイルに登録するデータは全文データとすることが好ましいが、キーワードのみのデータ、あるいは収集したデータを要約したデータとすることも可能である。
【0023】
本発明における評価手段は、検索手段により検索されたデータをユーザ固有データと前記マクロプロファイル及び/又は前記ミクロプロファイルとに基づいて評価するものであれば良く、その評価方法及び評価結果の利用方法としては本発明では特に限定しない。例えば、WEBサイトをランキングしたり、所定のWEBサイトのみをフィルタリングする等は任意に行うことができる。
【0024】
尚、本発明のユーザファイル、ブックマーク分析ファイルは、通常ファイルとすることもできるが、データベース形式のファイルとすることが好ましい。
【0025】
本発明のWEB情報検索装置において、前記マクロプロファイル作成手段は、前記ブックマーク分析データと前記ユーザ固有データとから、各WEBサイトにアクセスしたユーザを特定のユーザ固有データ別に統計したユーザ統計情報を含むマクロプロファイルを生成するものであり、前記評価手段は、前記検索されたデータの夫々を、前記検索指示を行ったユーザの特定のユーザ固有データと前記ユーザ統計情報とに基づいて評価するものであることを特徴とする。
【0026】
本発明では、マクロプロファイル作成手段によって各WEBサイトにアクセスしたユーザを特定のユーザ固有データ別に統計したユーザ統計情報を含むマクロプロファイルを生成しているので、各WEBサイトごとにアクセスするユーザの特定のユーザ固有データに基づいた偏りを求めることができる。このため、検索指示を行ったユーザの特定のユーザ固有データとユーザ統計情報とに基づいて、検索されたデータを評価することにより、多大なWEBサイトの情報量を検索対象としながらも、ユーザの興味の対象となるWEBサイトのデータを優先的に検索結果として提供することが可能となる。
【0027】
本発明における「特定のユーザ固有データ」とは、ユーザ名やパスワード等の管理情報を除いた固有情報であり、例えば年齢、職業、学歴、趣味等が該当する。例えば、マクロプロファイル作成手段によって「職業」という特定のユーザ固有データに基づいてユーザ統計情報を作成することより、同一又は類似の「職業」を有するユーザがよくアクセスするWEBサイトの偏りを求めることができる。このとき、このユーザ統計情報によってある職業のユーザにアクセス数の多いWEBサイトが存在している場合において、この職業データを有するユーザからの検索指示により検索されたデータに当該WEBサイトが含まれていた場合には、このWEBサイトのデータに対し優先的な評価を行い、検索結果のWEBページに当該WEBサイトを最初にランキングして検索結果データを生成するように構成すれば、ユーザにとって最適な検索結果を提供することが可能となる。
【0028】
本発明のWEB情報検索装置において、前記マクロプロファイル作成手段は、前記ブックマーク分析データと前記ユーザ固有データとから、各WEBサイトに対するアクセスの統計情報を含むマクロプロファイルを生成するものであり、前記評価手段は、前記検索されたデータの夫々を、前記アクセス統計情報に基づいて評価するものであることを特徴とする。
【0029】
本発明では、マクロプロファイル作成手段によって各WEBサイトに対するアクセス統計情報を含むマクロプロファイルを生成しているので、各WEBサイトのアクセス状況をを求めることができる。このため、このアクセス状況に基づいて検索されたデータを評価することができ、多大なWEBサイトの情報量を検索対象としながらも、ユーザにアクセス数やアクセス頻度の高いWEBサイトのデータを優先的に検索結果として提供することが可能となる。
【0030】
例えば、アクセス統計情報としてWEBサイトに対する総参照回数を求め、総参照回数の多いWEBサイトを人気度の高いサイトであると評価するように構成する。そして、検索結果生成手段を、アクセス回数の多いWEBサイト順にソートして検索結果データを生成したり、アクセス回数が一定以上のWEBサイトのみを選択して検索結果データを生成するように構成することにより、人気度の高いWEBサイトのデータのみをユーザに提供することが可能となる。
【0031】
本発明におけるアクセス統計情報は、例えば、WEBサイトの総参照回数の他、WEBサイトに対する参照時間、アクセス数の高い時間帯等が該当するが、アクセスに関する統計情報であれば特に限定されるものではない。
【0032】
本発明の別の態様としては、WEB情報検索装置において、前記マクロプロファイル作成手段は、前記検索用ファイルと前記ブックマーク分析データとから、各WEBサイトに対する過去の検索で使用されたキーワードと過去に検索されたWEBサイトの識別情報からなる履歴データを含むマクロプロファイルを生成するものであり、前記評価手段は、前記検索されたデータの夫々を、前記検索キーワードと前記履歴データとに基づいて評価するものであることを特徴とする。この発明によれば、過去の検索キーワードと履歴データに基づいて検索結果を評価するので、過去の検索状況を反映して全く関係のないWEBサイトの検索結果を提供してしまうことを防止することができる。
【0033】
本発明のWEB情報検索装置において、前記ミクロプロファイル作成手段は、前記ブックマーク分析データと前記ユーザ固有データとから、各ユーザのWEBサイトに対するアクセスのサイト統計情報を含むミクロプロファイルを生成するものであり、前記評価手段は、前記検索されたデータの夫々を、前記検索指示を行ったユーザのユーザ固有データと前記サイト統計情報に基づいて評価するものであることを特徴とする。
【0034】
本発明では、ミクロプロファイル作成手段によってユーザの各WEBサイトに対するサイト統計情報を含むミクロプロファイルを生成しているので、各ユーザのWEBサイトに対する偏りを求めることができる。このため、検索指示を行ったユーザの固有データ(ユーザ名、ユーザID等)とそのユーザのサイト統計情報とによるWEBサイトの偏りに基づいて検索されたデータを評価することにより、多大なWEBサイトの情報量を検索対象としながらも、ユーザの過去のアクセス状況を反映した検索結果を提供することが可能となる。
【0035】
本発明におけるサイト統計情報とは、例えば各WEBサイトに対するアクセス回数(参照回数)、参照後滞在時間、参照した時間帯等が該当するが、これに限定されるものではない。
【0036】
本発明のWEB情報検索装置において、前記ミクロプロファイル作成手段は、前記ブックマーク分析データと前記ユーザ固有データとから、各ユーザが過去に使用したキーワードとその検索結果によりアクセスしたWEBサイトの識別情報からなる履歴データを含むミクロプロファイルを生成するものであり、前記評価手段は、前記検索されたデータの夫々を、前記検索指示を行ったユーザのユーザ固有データと前記履歴データに基づいて評価するものであることを特徴とする。
【0037】
本発明では、ミクロプロファイル作成手段によって各ユーザが過去に使用したキーワードとその検索結果によりアクセスしたWEBサイトの識別情報からなる履歴データを含むミクロプロファイルを生成しているので、ユーザの使用したキーワードに基づくアクセスの傾向を求めることができる。このため、検索指示を行ったユーザの固有データ(ユーザ名、ユーザID等)とそのユーザの履歴データとによるWEBサイトに対するアクセス傾向に基づいて検索されたデータを評価することにより、ユーザの過去のアクセス傾向を反映した検索結果を提供することが可能となる。
【0038】
例えば、評価手段により、検索指示を行ったユーザの履歴データに現在指定されている検索キーワードが存在していると判断した場合には、検索結果生成手段によって検索されたデータの中でその検索キーワードに基づいて過去にアクセスしたWEBサイトを優先的に検索結果データに取り込むように構成することができる。この場合には、ユーザにとってある関連のあるWEBサイトのデータを優先的に検索結果として提供することができ、無関係なサイトを検索結果として表示してしまうことを回避することができる。
【0039】
本発明のWEB情報検索装置において、前記評価手段は、前記検索されたデータの夫々を評価した後、前記検索されたデータの夫々に対し評価結果に基づいて重み付け値を付与するものであり、前記検索結果生成手段は、前記検索されたデータを前記重み付け値に基づいた順番でソートして検索結果データを生成するものであることを特徴とする。
【0040】
検索手段によって検索されたWEBサイトのデータは、いずれも同じレベルで重要であるとは限らない。このため、本発明では、評価手段によって検索されたデータの夫々に対し、ユーザ固有データとマクロプロファイルのユーザ全体の利用状況及びミクロプロファイルの各ユーザの利用状況とによる評価結果に基づいて重み付け値を付与して検索されたデータをランク付けし、検索結果生成手段によって前記重み付け値に基づいた順番でソートして検索結果データを生成しているので、多大なWEBサイトの情報量を検索対象としながらも、ユーザにとって必要性の高いWEBサイトから順に表示した検索結果を提供することが可能となる。
【0041】
このような評価手段としては、例えば、重要性の高い順若しくはアクセス頻度の高い順に高い重み付けを付与しておき、検索結果生成手段によって重み付け値の昇順に検索されたデータを表示するように構成することができる。この場合には、ユーザにとって重要なサイトやアクセス頻度の高いサイトから表示されるので、何度も検索結果のページを表示させなくても目的のWEBサイトへたどり着けユーザの便宜となるという利点がある。この場合の評価手段による重み付け値の付与は、マクロプロファイルのアクセス頻度、アクセス回数やミクロプロファイルの職業、趣味等のユーザ固有データに基づいて行うことが可能である。
【0042】
本発明のWEB情報検索装置において、前記評価手段は、前記検索されたデータの夫々を評価した後、前記検索されたデータの夫々を評価結果に基づいて分類するものであり、前記検索結果生成手段は、所定の分類に属する前記検索されたデータのみを選択して検索結果データを生成するものであることを特徴とする。
【0043】
検索手段によって検索されたWEBサイトのデータは、全てユーザに必要であるとは限られず、ユーザによっては不要なデータも多数存在する。このため、本発明では、評価手段によって検索されたデータを、ユーザ固有データとマクロプロファイルのユーザ全体の利用状況及びミクロプロファイルの各ユーザの利用状況とによる評価結果に基づいて分類し、検索結果生成手段によって所定の分類に属するデータのみから検索結果データを生成しているので、多大なWEBサイトの情報量を検索対象としながらも、ユーザにとって必要性のあるWEBサイトのデータのみからなる検索結果を提供することが可能となる。
【0044】
このような評価手段としては、ユーザのアクセス数が一定数以上のユーザ固有データごとに検索されたデータを分類しておき、検索結果生成手段によって検索指示を行ったユーザのユーザ固有データの属する分類のデータのみを選択して検索結果データを生成するように構成することができる。この場合には、ユーザの職業や嗜好等に最も適したサイトのみが表示されるので、何度も検索結果のページを表示させなくても目的のWEBサイトへたどり着けユーザの便宜となるという利点がある。この場合の評価手段による分類は、マクロプロファイルのWEBサイトにアクセスするユーザの偏り、ユーザ固有データに基づいて行うことが可能である。
【0045】
本発明のWEB情報検索装置において、前記ブックマーク分析ファイルは、ブックマーク利用情報を含むブックマークデータを登録したブックマークファイルと、WEBサイトの識別情報とWEBサイトに対するアクセス情報とを含むサイトデータを登録したサイトファイルとを有するものであることを特徴とする。
【0046】
本発明では、ブックマーク分析ファイルを、ブックマーク利用情報を含むブックマークデータを登録したブックマークファイルと、WEBサイトの識別情報とWEBサイトに対するアクセス情報とを含むサイトデータを登録したサイトファイルとを含むように構成しているので、各ファイルの管理が容易となる。
【0060】
以下に添付図面を参照して、本発明に係るWEB情報検索装置、WEB情報検索方法及びWEB情報検索プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。本実施形態は、本発明のWEB情報検索システムは、ユーザがユーザ端末からインターネットを介してWEB情報検索サーバにキーワードによる検索指示を行い、このキーワードによってインターネット上のWEBサイトのデータの全文メタ検索を行うものである。
【0061】
(WEB情報検索サーバのハードウェア構成)
図1は本実施形態に係るWEB情報検索サーバのシステム構成を示すブロック図である。図1に示すように、このWEB情報検索サーバ101には、インターネットを介して検索指示を行うユーザの端末がTCP/IP等の公知の通信プロトコルによって接続される。
【0062】
本サーバには、CPU、グラフィックボード、ROM等の制御装置103、メインメモリ(RAM)等の主記憶装置104と、ハードディスク(HD)、CD−ROM、フロッピーディスク等の記憶媒体及び各記憶媒体に対するREAD/WRITEを制御するドライブ装置等の外部記憶装置105と、イーサネットボードやモデム等の通信装置102と、ディスプレイ装置やプリンタ装置等の出力装置107と、キーボードやマウス等の入力装置106とが主に接続されており、ワークステーション(WS)、パーソナルコンピュータ(PC)等のコンピュータを利用した通常の構成となっている。
【0063】
本実施形態のWEB情報検索サーバ101では、外部記憶装置105としてのハードディスクに、後述するユーザデータベース(ユーザDB)110、設定データベース(設定DB)112、ブックマークデータベース(ブックマークDB)109、URLデータベース(URL DB)111、全文メタ検索用データベース(全文メタ検索用DB)113が格納されている。また、本実施形態では、ユーザがアクセスするWEBサイトのブックマークがユーザごとにハードディスクに格納され、各ユーザがインターネットを介して更新、削除等が可能となっている。
【0064】
また、本実施形態のWEB情報検索サーバ101では、主記憶装置104としてのメインメモリにに、後述するマクロプロファイル208とミクロプロファイル209とこれら各ファイルを作成するための一時データが格納される。なお、外部記憶装置105と主記憶装置は本発明の記憶手段を構成する。
【0065】
本実施形態のWEB情報検索サーバ101で実行されるWEB情報検索プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フロッピーディスク(FD)等の記憶媒体で提供される。そして、WEB情報検索プログラムは、本装置における起動により主記憶装置104上にロードされるようになっている。なお、本実施形態のWEB情報検索プログラムを、ネットワークを介したダウンロードにより提供するような形態とすることも可能である。
【0066】
尚、ユーザ端末114は、それぞれインターネットに接続可能なPC、WS等の通常のコンピュータであるが、この他インターネットに接続可能な携帯電話、PHS、携帯情報端末(PDA)等の携帯端末を使用することも可能である。
【0067】
(WEB情報検索サーバの機能的構成)
次に本実施形態に係るWEB情報検索サーバ101のソフトウェア構成(機能的構成)について説明する。図2は、本実施形態に係るWEB情報検索サーバ101のソフトウェア構成を示す機能ブロック図である。図2に示す各部は、本実施形態のWEB情報検索プログラムをサーバ上で実行することにより主記憶装置104上に生成されるものである。
【0068】
図2に示すように、本実施形態に係るWEB情報検索サーバ101は、分析部201と、データ収集部202と、マクロプロファイル作成部203と、ミクロプロファイル作成部204と、検索部205と、評価部206と、検索結果生成部207とから主に構成される。図2において、矢印線はこれら各部間の各種データの流れを示している。なお、本実施形態では、各部が一つのWEB情報検索サーバ内に存在する構成としているが、これに限られるものではなく、データ収集部202及び検索部205と、他の各部とを別々のコンピュータに設けるようなハードウェア構成とすることも可能である。
【0069】
分析部201は、外部記憶装置105のユーザのブックマークディレクトリ108から全てのブックマークを収集して、後述するブックマークデータを生成し各ブックマークデータを1レコードとしてブックマークデータベース109に登録すると共に、WEBサイトの後述するURL情報とWEBサイトに対するアクセス情報とを含むURLデータを生成して各URLデータを1レコードとしてURLデータベース111に登録するものである。
【0070】
データ収集部202は、URLデータベース111に登録されたすべてのURLデータを参照して、そのURL情報からインターネット上に存在するWEBサイトにアクセスし、各WEBサイトの全文データを収集する。そして、収集したデータに対して索引付けを行って各WEBサイトごとに全文メタ検索用データベース113に登録する。
【0071】
マクロプロファイル作成部203は、URLデータベース111に登録されている全てのURLデータを参照し、各URLデータ中に記録されているユーザIDのユーザ固有データをユーザデータベース110から抽出する。そして、URLデータと抽出したユーザ固有データから、WEBサイトに対するユーザ全体の利用状況を示す後述する各種統計データを生成し、マクロプロファイル208として主記憶装置104上に格納するものである。本実施形態の検索サーバ101では、マクロプロファイル作成部203によるマクロファイルの生成が一定時間ごとに行われるようになっている。なお、この他、ユーザのブックマーク登録時または更新時や、ユーザのブックマークによるWEBサイトへのアクセス時にマクロプロファイル作成処理を実行するように構成してもよい。
【0072】
ミクロプロファイル作成部204は、ブックマークデータベース109に登録されている全てのブックマークデータを参照し、各ブックマークデータ中に記録されているユーザIDのユーザ固有データをユーザデータベース110から抽出する。そして、ブックマークデータと抽出したユーザ固有データから、ユーザごとのWEBサイトの利用状況を示す後述する各種統計データを生成し、ミクロプロファイル209として主記憶装置104上に格納するものである。
【0073】
検索部205は、ユーザ端末114からインターネットを介して検索キーワードによる検索指示を受付け、検索指示があったときに検索キーワードにより全文メタ検索用データベース113から索引付けされたデータを検索するものである。
【0074】
評価部206は、検索部205により検索されたデータの各々に対し、検索指示を行ったユーザの固有データと、マクロプロファイル、ミクロプロファイルとを参照して、重み付け値を付与したり、フィルタリング(所定条件のサイトのデータのみを選択)する等の評価を行うものである。
【0075】
検索結果生成部207は、検索されたWEBサイトのデータを、評価部206によって重み付け値の順番でソートして検索結果データを生成してユーザ端末114に送信したり、一定のフィルタリングされたデータのみから検索結果データを生成してユーザ端末114に送信するものである。
【0076】
(ブックマークの構造)
本実施形態においてブックマークはユーザにより作成、更新されるが、従来の検索システムとは異なり、ブックマークはすべて検索サーバ101の外部記憶装置105(ハードディスク)にユーザごとに作成される。図3(a)は本実施形態のWEB情報検索サーバ101におけるブックマークのディレクトリ構造図であり、図3(b)は各ブックマークのデータ構造図である。
【0077】
図3(a)に示す通り、ブックマークはユーザごとのディレクトリツリー(以下、ブックマークディレクトリという)の中にあり、ブックマークディレクトリ108の直下に作成しても、カテゴリごとにブックマークディレクトリ108の下にフォルダを作成し、そのフォルダの下に作成してもよい。
【0078】
各ブックマークは、図3(b)に示すように、主としてブックマーク名、URL、作成日時、編集日時、最終参照時間、参照回数等から構成され、これ以外のデータを含めることも可能である。
【0079】
このブックマークはユーザ端末114には次のように表示される。図19に示す初期画面の左端のボタンをマウスでクリックすると、図20に示すように、画面左側にブックマーク用フォルダの一覧がツリー形式で表示された検索画面が表示される。ユーザは、所望のフォルダをクリックすると、そのフォルダに格納されているブックマーク一覧が表示されるようになっている。なお、図20に示すように、複数の外部メタ検索エンジン名と各外部メタ検索エンジンに対応してチェックボックス10が表示されている。このチェックボックス10は、全文メタ検索用データベース113からの検索の他、外部メタ検索エンジンを利用して検索を行うことを指定するためのものであり、後述するように、チェックボックス10にチェックされた外部メタ検索エンジンによっても指定した検索キーワードによる検索処理が行われるようになっている。
【0080】
(データベースファイルの構造)
次に、本実施形態のWEB情報検索サーバ101で使用される各種データベースについて説明する。本実施形態では、ユーザデータベース110と、設定データベース112と、ブックマークデータベース109と、URLデータベース111と、全文メタ検索用データベース113とを外部記憶装置105に格納して使用している。尚、図1に示すように本実施形態ではこれらのデータベースを一つの外部記憶装置105(ハードディスク)に記録しているが、各データベース毎に異なる外部記憶装置105に格納して構成しても良い。
【0081】
ユーザデータベース110は、WEB情報検索サーバ101を使用するユーザを管理するものであり、ユーザごとのユーザ固有データを1レコードとして予め登録したものである。図4はユーザデータベース110に登録されるユーザ固有データの構造図である。
【0082】
図4に示すように、ユーザ固有データは主として、ユーザID、パスワード(暗号化データ)、最終アクセス日時、国籍、誕生日、性別、氏名、住所、E-mailアドレス、ホームページURL、電話番号、インターネット歴、職業(例えば、システムエンジニア、セールス、会社経営者、研究職等)、趣味、学歴(例えば、文系/理系や、大学卒/高卒等)等から構成され、ユーザIDがキーとなっている。尚、ユーザ固有データにはさらにユーザに関する情報を含む他のデータを含めてもよい。ここで、ユーザデータベース110は本発明におけるユーザファイルを構成する。
【0083】
ブックマークデータベース109は、ユーザのブックマークの利用状況を示すブックマークデータを1レコードとして登録したものであり、各ブックマークデータは分析部201によりユーザのブックマークディレクトリ108からブックマークを収集して分析することにより生成される。図5は、本実施形態のブックマークデータベース109に登録されるブックマークデータの構造図である。
【0084】
図5に示すように、ブックマークデータは、主としてブックマークIDと、ブックマーク名と、URL、最終参照日時と、ブックマークの作成日時および編集日時と、IPアドレスと、参照回数等から構成される。尚、ブックマークデータにはこの他のデータを含めて構成してもよい。
【0085】
「ブックマークID」は、収集した全てのブックマークについて一意的な識別子である。「ブックマーク名」は、ブックマークディレクトリ108に格納されたブックマークのファイル名である。「ユーザID」はブックマークを所有するユーザのIDであり、後述するユーザデータベース110に登録されているものである。「URL」は、ブックマークを指定したときにアクセスされるWEBサイトのURLであり、URLのIPアドレスが「IPアドレス」して登録される。「参照回数」は、URLの示すWEBサイトに対するユーザの参照回数である。これらの各データの中で、「ブックマーク名」、「URL」、「最終参照日時」、「作成日時」、「編集日時」、「参照回数」の各データは、ブックマークディレクトリ108のブックマークの同一名のフィールドから分析部201によってそのままコピーされ、ユーザIDは、ブックマークディレクトリ108の所有者からユーザデータベース110を参照してユーザIDを取得して生成される。「ブックマークID」は、分析部201によってブックマークデータを登録する際に自動生成され付与される。ここで、ブックマークデータベース109は本発明におけるブックマークファイルを構成する。
【0086】
URLデータベース111は、WEBサイトのURL情報とWEBサイトに対するアクセス情報とを含むURLデータを1レコードとして登録したものであり、各URLデータは分析部201によりユーザのブックマークディレクトリ108からブックマークを収集して分析することにより生成される。図6は,URLデータベース111に登録されるURLデータの構造図である。
【0087】
図6に示すように、URLデータは、主として,作成日時、最終編集日時、URL、タイトル、参照回数、ユーザID等から構成され、URLとユーザIDがキーとなっている。尚、URLデータにはこの他のデータを含めて構成してもよい。また、URLデータベース111にはURLデータが追加されて登録されるようになっており、同一のURLをキーとするURLデータを登録する場合にも既存のURLデータは更新されずに新規のURLデータを追加するようになっている。
【0088】
これらの各データの中で、「URL」、「最終編集日時」、「参照回数」の各データは、ブックマークディレクトリ108のブックマークの同一名のフィールドから分析部201によってそのままコピーされ、「ユーザID」は、ブックマークディレクトリ108のあるユーザディレクトリ名から生成される。
【0089】
ここで、URLデータは本発明におけるサイトデータを構成し、URLデータベース111は本発明におけるサイトファイルを構成する。また、ブックマークデータとURLデータとは本発明におけるブックマーク分析データを構成し、ブックマークデータベース109とURLデータベース111は本発明におけるブックマーク分析ファイルを構成する。
【0090】
設定データベース112は、各ユーザのブックマーク表示画面の各種設定を設定データとしてユーザごとに登録したものである。図7は設定データベース112に登録される設定データの構造図である。この設定データはユーザの指定により変更が可能である。設定データは、図7に示すように、主としてユーザID、スキン(壁紙)設定、所有者、高さ、幅、フォント等から構成され、この他ブックマーク表示に関する設定項目を含めてもよい。
【0091】
全文メタ検索用データベース113は、メタ検索エンジン用の情報を記録するものであり、データ収集部202によりインターネット上のWEBサイトから収集した検索データが登録される。図8は全文メタ検索用データベース113に登録される検索データの構造図である。図8に示すように、検索データは主としてID,ユーザが入力したキーワード、属性、データ取得時間、データ取得URL、URLのタイトル、全文データ(Description)等から構成されるが、この他のデータを含めてもよい。ここで、「ID」は各検索データの識別情報であり、データ収集部202によって検索データの登録時に自動生成されて付与される。また「全文データ」に収集したデータが格納される。
【0092】
(ブックマーク分析処理)
次に以上のように構成された本実施形態のWEB情報検索サーバ101の分析部201によるブックマーク分析処理について説明する。図9は、ブックマーク分析処理のフローチャートである。
【0093】
分析部201では、まずハードディスクのユーザのブックマークディレクトリ108を参照し(ステップS901)、このディレクトリに保存されているブックマークを読み込み、図3(b)に示す各種データを取得する(ステップS902)。このとき、ブックマークがユーザのブックマークディレクトリ108のトップディレクトリではなく、トップディレクトリ中のフォルダに存在している場合には、そのフォルダを参照しフォルダに格納されているブックマークを読み込む。
【0094】
次いで、このブックマークディレクトリ108の所有者をユーザIDとしてユーザデータベース110を検索し、検索されたユーザIDのユーザ固有データを取得する(ステップS903)。そして、ブックマークデータを生成しブックマークデータベース109に登録する(ステップS904)。ここで、ブックマークデータは次のように生成される。
【0095】
ブックマークデータの「ブックマーク名」、「URL」、「最終参照日時」、「作成日時」、「編集日時」、「参照回数」の各データは、ブックマークディレクトリ108のブックマークからコピーされる。「ユーザID」は、ユーザ固有データのユーザIDからコピーされる。「ブックマークID」は、一意的な識別番号が生成されて付与される。尚、他のフィールドは現時点では空である。
【0096】
ブックマークデータの生成及び登録が終了したら、次にURLデータを生成してURLデータベース111へ登録する(ステップS905)。このとき、同一のURLが既に存在するか否かを問わずにURLデータはURLデータベース111へ追加登録される。ここで、URLデータの生成は次のように行われる。
【0097】
URLデータの「URL」、「最終編集日時」、「参照回数」の各データは、ブックマークディレクトリ108のブックマークからコピーされ、「ユーザID」は既に取得したユーザ固有データのユーザIDからコピーされる。尚、他のフィールドは現時点では空である。
【0098】
URLデータの生成及び登録が終了したら、ブックマークディレクトリ108に存在する全てのブックマークについて、ステップS902から905までの処理を繰り返す(ステップS906)。そして、全てのブックマークに対する分析処理が終了したら、次のユーザのブックマークへブックマークディレクトリ108についてステップS901からステップS906までの処理を繰り返す(ステップS907)。これにより、全ユーザの全ブックマークに対してブックマークデータとURLデータが生成され、ブックマークデータはブックマークデータベース109へ、URLデータはURLデータベース111へ登録される。
【0099】
(データ収集処理)
図10は、データ収集部202によるWEBサイトからのデータ収集処理のフローチャートである。データ収集部202では、まずURLデータベース111を参照し(ステップS1001)、登録されているURLデータを読み込む(ステップS1002)。次いで、URLデータのURLフィールドに格納されているURLを指定してWEBサイトにアクセスし(ステップS1003)、WEBサイトのURL、URLタイトル及び全文データを収集すると共に(ステップS1004)、現在日時を取得し、さらに一意的な識別番号を生成する(ステップS1005)。そして、識別番号、現在時刻、URL、タイトル、全文データを、それぞれ検索用データのID、データ取得日時、取得URL、URLタイトル、全文データの各フィールドにコピーすることにより検索用データを生成し、全文メタ検索用データベース113に登録する(ステップS1006)。以上のステップS1001からステップS1006までの処理を、URLデータベース111に登録されている全てのURLデータを参照して行う(ステップS1007)。
【0100】
(マクロプロファイル作成処理)
次に、マクロプロファイル作成部203によるマクロプロファイルの作成処理について説明する。図11は、マクロプロファイル作成処理のフローチャートである。図12は、マクロプロファイル作成部203により作成されるマクロプロファイルの一例を示す説明図である。マクロプロファイル作成部203は、まずURLデータベース111を参照して先頭レコードからURLデータを読み込み、このURLデータから、URL、ユーザID,参照回数、最終参照日時を取得するとともに、取得したURLに対して過去に入力されたすべての入力キーワードを、全文メタ検索用データベース113から検索して抽出する(ステップS1101)。そして、主記憶装置104(メインメモリ)上にマクロプロファイルが作成されているか否かをチェックし(ステップS1102)、未だ作成されていない場合には、マクロプロファイルを主記憶装置104上に生成し(ステップS1103)、その先頭に現在日時を作成日時として記録する(ステップS1104)。
【0101】
次いで、取得したURLが既にマクロプロファイルに記録されているか否かをチェックして(ステップS1105)、未だ記録されていない場合には、取得したURLを記録する。そして、そのURLのブロック内に、ブックマークの総登録数として「1」を記録すると共に、取得した参照回数を総参照回数として記録する。また、取得した最終参照日時の時刻が属する時間帯を定め(例えば、最終参照時刻が1:20の場合、時間帯「0:00〜1:00」とする等)、URLブロック内に参照時間帯として記録する。更に、更に取得したキーワードをURLブロック内に記録する(ステップS1107)。
【0102】
一方、既に取得したURLがマクロプロファイルに記録されている場合には、該当するURLのブロック内の総登録数をインクリメントし、かつ総参照回数に取得した参照回数を加算することにより、URLブロック内総登録数と総参照回数を集計する。また、取得した最終参照日時の時刻が属する時間帯を定めてURLブロック内の参照時間帯に追加し、取得したキーワードをURLブロック内のキーワードに追加する(ステップS1106)。
【0103】
次いで、取得したユーザIDをキーとしてユーザデータベース110を検索し、ユーザ固有データを読み込み、このユーザ固有データから職業、学歴、趣味等の特定の固有データを取得する(ステップS1108)。尚、取得する固有データは一例であり、他の固有データ、例えば年齢等を取得してもよい。
【0104】
次いで、URLブロック内で、職業別登録数(ブックマークの登録数)、職業別参照回数、学歴別登録数、学歴別参照回数、趣味別登録数、趣味別参照回数を集計して、集計したデータをマクロプロファイルのURLブロック内に記録する(ステップS1109)。ここで、集計は、取得した職業等と同一データの職業等の登録数をインクリメントし(最初の記録時には「1」に設定し)、また取得した職業等と同一データの職業等の参照回数を加算する(最初の記録時には参照回数を記録する)ことにより行う。例えば、取得した職業が「システムエンジニア」である場合には、職業「システムエンジニア」のブックマークの登録数をインクリメントすると共に職業「システムエンジニア」の参照回数に取得した参照回数を加算し、他の職業、例えば「セールス」等の登録数及び参照回数は変更しない。
【0105】
このようなステップS1101からステップS1109までの処理を全てのURLデータに対して実行する(ステップS1110)。これにより、ブックマークの総登録数、参照回数、キーワードのアクセス統計データと、参照時間帯、職業別の登録数及び参照回数、学歴別の登録数及び参照回数、趣味別の登録数及び参照回数のユーザ統計データが、URLデータごとに生成される。
【0106】
次いで、これらの統計データから、ブックマーク登録数が最大となる職業データ、参照回数が最大となる職業データを、それぞれ職業別登録数特性データ、職業別参照回数特性データとしてマクロプロファイルに記録する。例えば、ブックマーク登録数が最大となる職業データが「システムエンジニア」の場合には、職業別登録数データを「システムエンジニア」とし、参照回数が最大となる職業データが「セールス」の場合には、職業別参照回数特性データは「セールス」としてマクロプロファイルに記録される。同様に、学歴別登録数特性データ、学歴別参照回数特性データ、趣味別登録数特性データ、趣味別参照回数特性データも求めて、それぞれマクロプロファイルに記録する(ステップS1111)。このような特性データは、それぞれブックマーク登録及びWEBサイトへの参照回数のユーザの偏りを示すものとなる。
【0107】
以上の処理により図12に示すようなマクロプロファイルが作成される。図12に示すように、マクロプロファイルにはURLごとにブロック化され、各ブロック内に、ブックマークの総登録数、職業別登録数、学歴別登録数、趣味別登録数、WEBサイトの総参照回数、職業別参照回数、学歴別参照回数、趣味別参照回数、最多参照時間帯、キーワード等が記録されている。
【0108】
マクロプロファイルの作成について更に一例をあげて説明する。例えば、図13(a)に示すように、URL「http://xxx.xxx.co.jp」についての3個のURLデータと、URL「http://yyy.yyy.com」についての3個のURLデータと、URL「http://zzz.zzz.ne.jp」についての2個のURLデータがURLデータベース111に登録されている場合を考える。ここで、説明の都合上、各URLデータではユーザIDと参照回数のみについて図13(a)に示す値を有する場合を考える。
【0109】
また、図13(b)に示すように、ユーザID「AAA」、「BBB」、「CCC」、「DDD」、「EEE」の5名のユーザ固有データがユーザデータベース110に登録されている場合を考える。ここで、説明の都合上、各ユーザ固有データではユーザIDと職業と学歴のみについて図13(b)に示す値を有する場合を考える。
【0110】
かかる場合、マクロプロファイルには図13(c)に示すデータが記録される。例えば、URL「http://xxx.xxx.co.jp」については、ユーザ「AAA」、「CCC」、「DDD」の3名がアクセスしており、その総参照回数は3名の参照回数の合計である「5回」が記録される。そして、職業別の参照回数をみると、職業「システムエンジニア」の参照回数については、ユーザ「AAA」、「CCC」の2名の参照回数の合計である「3回」が記録され、職業「セールス」の参照回数についてはユーザ「DDD」1名の参照回数である「2回」が記録される。従って、職業別参照回数特性データは、参照回数の多い職業を選択し、「システムエンジニア」として記録される。また、学歴別参照回数特性データも同様に求め、参照回数の多い学歴である「文系」としてマクロプロファイルに記録される。他のURLの総参照回数、職業別の参照回数と職業別参照回数特性データ、学歴別の参照回数と学歴別参照回数特性データについても同様の方法で統計されて、図13(c)に示すように記録される。
【0111】
尚、図12及び図13(c)はマクロプロファイルの一例を示すものであり、ユーザ全体のWEBサイトの利用状況に応じて任意の構造を有するマクロプロファイルを作成することが可能である。また、本実施形態では、マクロプロファイルに職業データごとの登録数や参照回数等のユーザ固有データごとの登録数や参照回数を記録しているが、これらのデータはメモリ上に保持しておくだけとし、最終的な職業別登録数特性データ、職業別参照回数特性データ等の特性データのみをマクロプロファイルに記録するように構成してもよい。
【0112】
尚、本実施形態では、特性データを職業、学歴、趣味について求めているが、他のユーザ固有データについての特性データを更に求めてもよい。
【0113】
(ミクロプロファイル作成処理)
次に、ミクロプロファイル作成部204によるミクロプロファイルの作成処理について説明する。図14は、ミクロプロファイル作成処理のフローチャートである。図15は、ミクロプロファイル作成部204により作成されるミクロプロファイルの一例を示す説明図である。ミクロプロファイル作成部204は、まずユーザデータベース110を参照してユーザ固有データを先頭レコードから読み込み、読み込んだユーザ固有データからユーザIDを取得する(ステップS1401)。
【0114】
そして、主記憶装置104(メインメモリ)上にミクロプロファイルが作成されているか否かをチェックし(ステップS1402)、未だ作成されていない場合には、ミクロプロファイルを主記憶装置104上に生成し(ステップS1403)、その先頭に現在日時を作成日時として記録する(ステップS1404)。
【0115】
次いで、取得したユーザIDをキーとしてブックマークデータベース109からブックマークデータを検索する(ステップS1405)。そして、検索されたブックマークデータを読み込み、URL、最終参照日時、参照回数を取得するとともに、取得したURLに対して過去に入力されたすべての入力キーワードを、全文メタ検索用データベース113から検索して抽出する(ステップS1406)。次いで、取得したURLと参照回数とをミクロファイルのユーザIDのブロック内に記録すると共に、取得した最終参照日時の時刻が属する時間帯を定めて(例えば、最終参照時刻が1:20の場合、時間帯「0:00〜1:00」を選択)、参照時間帯としてミクロプロファイルのユーザIDのブロック内に記録する(ステップS1407)。
【0116】
このようなステップS1406及びステップS1407の処理を、ステップS1405で検索された、同一ユーザIDを有する全てのブックマークデータに対して行う(ステップS1408)。検索された全てのブックマークデータに対する処理が終了したら、以上のステップS1401からステップS1408までの処理を全てのユーザ固有データに対して実行する(ステップS1409)。
【0117】
以上の処理により図15に示すようなミクロプロファイルが作成される。図15に示すように、ミクロプロファイルにはユーザIDごとに、URLごとの参照回数、URLごとの参照時間帯が記録されている。ここで、URLごとの参照回数、URLごとの参照時間帯は本発明におけるサイト統計データを構成する。
【0118】
尚、図15はミクロプロファイルの一例を示すものであり、各ユーザのWEBサイトの利用状況に応じて任意の構造を有するミクロプロファイルを作成することが可能である。
【0119】
(検索処理、評価処理及び検索結果生成処理)
次に、本実施形態のWEB情報検索サーバ101による検索処理、評価処理及び検索結果生成処理について説明する。図16は、検索、評価及び検索結果生成処理のフローチャートである。
【0120】
ユーザ端末114からインターネットを介してキーワードによる検索指示があると、まず検索部205は、ユーザ端末114から図20の画面で各外部メタ検索エンジンのチェックボックス10にチェックがされているか否かを確認することにより、外部メタ検索エンジンを利用するか否かを確認する(ステップS1601)。
【0121】
そして、いずれかの外部メタ検索エンジンがチェックされていれば、チェックされている外部メタ検索エンジンを利用すると判断し、ユーザ端末114から指示された検索キーワードを指定された外部メタ検索エンジンごとにその外部メタ検索エンジン用のキーワードの形式に加工する(ステップS1602)。キーワードの加工は、例えば、AND条件、OR条件の指定形式等を外部メタ検索エンジン用に変更することにより行う。
【0122】
ついで、加工したキーワードをそれぞれ各外部メタ検索エンジンに渡し(ステップS1603)、各外部メタ検索エンジンで同時に検索を実行させる。そして、各外部メタ検索エンジンからの検索結果を全文メタ検索用データベース113に登録することによりマージする(ステップS1604)。そして、ステップS1605で、全文メタ検索用データベース113を検索することにより、結果的に、ユーザは全文メタ検索用データベース113だけでなく、外部メタ検索エンジンによるリアルタイムな検索結果を利用することが可能となる。一方、ステップS1601において、いずれの外部メタ検索エンジンも利用しないと判断した場合には、ステップS1605で全文メタ検索用データベースからの検索を行う。
【0123】
ステップS1605では、公知の手法で全文メタ検索用データベース113から指定されたキーワードに基づいた検索を行い、検索条件に合致するデータ(以下、「検索データ」という)を取得する。そして、検索指示を行ったユーザのログイン情報等からユーザIDを取得して、このユーザIDをキーとしてユーザデータベース110からユーザ固有データを検索して取得する(ステップS1606)。
【0124】
次いで、評価部206によってマクロプロファイルに基づく検索データの評価処理を行う(ステップS1607)。図17は、マクロプロファイルに基づく評価処理のフローチャートである。
【0125】
評価部206では、まず検索データを読み込み、WEBサイトのURLを取得する(ステップS1701)。そして、主記憶装置104上のマクロプロファイルを参照し、検索データのURLと同一URLのブロックに記録されているアクセス統計データ及びユーザ統計データを取得する(ステップS1702)。
【0126】
次いで、ユーザ固有データの職業、学歴、趣味等の各固有データと、URLに対する職業別登録数特性データ、学歴別登録数特性データ、趣味別登録数特性データ等の各固有データ別登録数特性データとをそれぞれ比較する(ステップS1703)。そして、各固有データが各特性データと一致する場合には、現在処理している検索データに対する重み付け値をインクリメントすると共に、この検索データを選択対象とする旨を主記憶装置104上に記憶しておく(ステップS1704)。かかる処理は、職業等の各データと固有データ別の参照回数特性データについても行う(ステップS1705、S1706)。
【0127】
次いで、現在時刻がマクロプロファイルのURLブロックに記録された参照時間帯に含まれているか否かを判断し(ステップS1707)、含まれている場合には現在処理中の検索データに対して重み付け値をインクリメントすると共に、この検索データを選択対象とする旨を主記憶装置104上に記憶しておく(ステップS1708)。更に、指定されたキーワードがマクロプロファイルのURLブロックに記録されたキーワードに含まれているか否かを判断し(ステップS1709)、含まれている場合には現在処理中の検索データに対して重み付け値をインクリメントすると共に、この検索データを選択対象とする旨を主記憶装置104上に記憶しておく(ステップS1710)。
【0128】
以上のステップS1701からステップS1710までの処理を、検索された全ての検索データに対して順次行う(ステップS1711)。これにより、各検索データに重み付け値が付与されると共に、一定の検索データが選択対象となる。
【0129】
尚、本実施態様では各検索データに対して重み付け値を付与すると共に、選択対象とするか否かを判断してるが、いずれかのみを行うように構成してもよい。
【0130】
マクロプロファイルに基づく評価処理が終了したら、図16に戻り、ユーザIDから検索指示を行っているユーザがすでにユーザデータベース110に登録されているユーザか、一時的に検索システムを利用しているゲストユーザかを判断する(ステップS1608)。検索指示を行ったユーザがゲストユーザでない場合には、評価部206によってミクロプロファイルに基づく検索データの評価処理を行う(ステップS1609)。一方、検索指示を行ったユーザがゲストユーザである場合には、ミクロプロファイルに基づく評価処理を行わない。図18は、ミクロプロファイルに基づく評価処理のフローチャートである。
【0131】
評価部206では、まず検索データを読み込み、WEBサイトのURLを取得する(ステップS1801)。そして、主記憶装置104上のミクロプロファイルを参照し、図16のステップS1606で取得したユーザIDのブロック中で、検索データのURLと同一URLのブロック内のサイト統計データを取得する(ステップS1802)。
【0132】
次いで、現在時刻を取得して、現在時刻がミクロプロファイルの前記URLブロック内の参照時間帯に含まれるか否かを判断し(ステップS1803)、含まれる場合には現在処理中の検索データに対する重み付けをインクリメントすると共に、この検索データを選択対象とする旨を主記憶装置104上に記憶しておく(ステップS1804)。更に、指定されたキーワードがミクロプロファイルに記録されたURLに対するキーワードに含まれているか否かを判断し(ステップS1805)、含まれている場合には現在処理中の検索データに対して重み付け値をインクリメントすると共に、この検索データを選択対象とする旨を主記憶装置104上に記憶しておく(ステップS1806)。次いで、ミクロプロファイルに記録されている前記URLブロック内の参照回数を、現在処理中の検索データに対する重み付け値に加算する(ステップS1807)。
【0133】
以上のステップS1801からステップS1807までの処理を、検索された全ての検索データに対して順次行う(ステップS1808)。これにより、更に各検索データに重み付け値が付与されると共に、一定の検索データが選択対象となる。
【0134】
尚、本実施態様では各検索データに対して重み付け値を付与すると共に、選択対象とするか否かを判断してるが、いずれかのみを行うように構成してもよい。
【0135】
マクロプロファイル及びミクロプロファイルに基づく評価処理が終了したら、図16に戻り、検索結果生成部207による検索結果データの生成処理が行われる。検索結果生成部207では、選択対象とされている検索データのみを抽出(フィルタリング)し(ステップS1610)、更にフィルタリングされた検索データを、重み付け値の高い順番にソート(昇順ソート)する(ステップS1611)。そして、ソートされた検索データを一覧表示するための検索結果データを生成し、生成された検索結果データをユーザ端末114に送信する(ステップS1612)。図21に、ユーザ端末114に表示される検索結果一覧画面の一例を示す。これにより、ユーザ端末114には、WEBサイトのユーザ全体の利用状況とユーザのWEBサイトの利用状況が反映された検索結果が表示されることになる。
【0136】
このように本実施形態のWEB情報検索サーバ101では、マクロプロファイルのWEBサイトに対する全ユーザの利用状況を利用して検索データに対し重み付け値の付与やフィルタリング処理を行っているので、WEBサイトにアクセスするユーザの傾向や偏りを検索結果一覧に反映することができ、また人気のあるWEBサイトやアクセスの多いWEBサイトを中心に検索結果一覧を提供することが可能となる。また、本実施形態のWEB情報検索サーバ101では、ミクロプロファイルのユーザごとのWEBサイトの利用状況を利用して検索データに対し重み付け値の付与やフィルタリング処理を行っているので、同一キーワードでもユーザが異なったり検索時刻が異なれば、各ユーザごとに時刻による最適な検索結果を提供することが可能となる。
【0137】
以上説明したとおり、本発明によれば、多大なWEBサイトの情報量を検索対象としながらも、検索結果としてユーザに必要な情報をユーザにとって最適な形式で提供することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、刻々と変化するユーザ全体の利用状況やユーザごとのWEBサイトの利用状況を逐次取得して検索されたデータの評価に用いることができ、同一キーワードでも検索する時期に最も適した検索結果をユーザに提供することができるという効果を奏する。さらに、本発明によれば、ブックマークの分析や検索されたWEBサイトのデータの評価をユーザに全く意識させずに行うことができ、ユーザ自らWEBサイトの分類や評価を行う必要がなく、ユーザの便宜が図られるという効果を奏する。特に、本発明によれば、WEBサイトにアクセスするユーザの傾向や偏りを検索結果に反映することができ、また人気のあるWEBサイトやアクセスの多いWEBサイトを中心に検索結果の提供を行えるという効果を奏する。更に、同一キーワードでもユーザが異なったり、検索時刻が異なれば各ユーザごとに時刻による最適な検索結果を提供できるという効果を奏する。
【0138】
また、本発明によれば、各WEBサイトごとにアクセスするユーザの特定のユーザ固有データに基づいた偏りを求めることができ、多大なWEBサイトの情報量を検索対象としながらも、ユーザの興味の対象となるWEBサイトのデータを優先的に検索結果として提供することができるという効果を奏する。
【0139】
また、本発明によれば、各WEBサイトのアクセス状況を求めることができ、多大なWEBサイトの情報量を検索対象としながらも、ユーザにアクセス数やアクセス頻度の高いWEBサイトのデータを優先的に検索結果として提供することができるという効果を奏する。
【0140】
また、本発明によれば、各ユーザのWEBサイトに対する偏りを求めることができ、多大なWEBサイトの情報量を検索対象としながらも、ユーザの過去のアクセス状況を反映した検索結果を提供することができるという効果を奏する。
【0141】
また、本発明によれば、多大なWEBサイトの情報量を検索対象としながらも、ユーザにとって必要性の高いWEBサイトから順に一覧表示した検索結果を提供することができるという効果を奏する。
【0142】
また、本発明によれば、多大なWEBサイトの情報量を検索対象としながらも、ユーザにとって必要性のあるWEBサイトのデータのみからなる検索結果を提供することができるという効果を奏する。
【0143】
また、本発明によれば、ブックマーク分析ファイルをブックマークファイルとサイトファイルとを含むように構成して各ファイルの管理が容易となるという効果を奏する。
【0144】
【発明の効果】
本発明によれば、多大なWEBサイトの情報量を検索対象としながらも、検索結果としてユーザに必要な情報をユーザにとって最適な形式で提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のWEB情報検索サーバのハードウェア構成図である。
【図2】本実施形態のWEB情報検索サーバのソフトウェア構成を示す機能ブロック図である。
【図3】図3(a)は本実施形態のWEB情報検索サーバにおけるブックマークのディレクトリ構造図であり、図3(b)は各ブックマークのデータ構造図である。
【図4】本実施形態のWEB情報検索サーバにおけるユーザデータベースのデータ構造図である。
【図5】本実施形態のWEB情報検索サーバにおけるブックマークデータベースのデータ構造図である。
【図6】本実施形態のWEB情報検索サーバにおけるURLデータベースのデータ構造図である。
【図7】本実施形態のWEB情報検索サーバにおける設定データベースのデータ構造図である。
【図8】本実施形態のWEB情報検索サーバにおける全文メタ検索用データベースのデータ構造図である。
【図9】本実施形態のWEB情報検索サーバにおけるブックマーク分析処理のフローチャートである。
【図10】本実施形態のWEB情報検索サーバにおけるデータ収集処理のフローチャートである。
【図11】本実施形態のWEB情報検索サーバにおけるマクロプロファイル作成処理のフローチャートである。
【図12】本実施形態のWEB情報検索サーバにおけるマクロプロファイルの構造の一例を示す説明図である。
【図13】本実施形態のWEB情報検索サーバにおけるマクロプロファイル作成過程の一例を示す説明図である。
【図14】本実施形態のWEB情報検索サーバにおけるミクロプロファイル作成処理のフローチャートである。
【図15】本実施形態のWEB情報検索サーバにおけるミクロプロファイルの構造の一例を示す説明図である。
【図16】本実施形態のWEB情報検索サーバにおける検索、評価及び検索結果表示の全体処理のフローチャートである。
【図17】本実施形態のWEB情報検索サーバにおけるマクロプロファイルを使用した評価処理のフローチャートである。
【図18】本実施形態のWEB情報検索サーバにおけるミクロプロファイルを使用した評価処理のフローチャートである。
【図19】本実施形態のWEB情報検索サーバを使用するユーザ端末に表示される初期画面を示す模式図である。
【図20】本実施形態のWEB情報検索サーバを使用するユーザ端末に表示されるブックマークの例を示す検索画面の模式図である。
【図21】本実施形態のWEB情報検索サーバを使用するユーザ端末に表示される検索結果表示画面の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
101 情報検索サーバ、102 通信装置、103 制御装置、104 主記憶装置、105 外部記憶装置、106 入力装置、107 出力装置、108 ブックマークディレクトリ、109 ブックマークデータベース、110 ユーザデータベース、111 URLデータベース、112 設定データベース、113 全文メタ検索用データベース、114 ユーザ端末、201 分析部、202 データ収集部、203 マクロプロファイル作成部、204 ミクロプロファイル作成部、205 検索部、206 評価部、207 検索結果生成部、208 マクロプロファイル、209 ミクロプロファイル、10 外部メタ検索エンジン指定用チェックボックス
Claims (11)
- ユーザ端末から入力された検索キーワードに基づいてインターネット上のWEBサイトを検索して検索結果をユーザ端末に送信するWEB情報検索装置において、
ユーザごとに、ユーザ固有データを予め登録したユーザファイルと、
ユーザがアクセスするWEBサイトの識別情報を含むブックマークを記録する記憶手段と、
前記記憶手段から全てのユーザのブックマークを収集して、ユーザのブックマーク利用情報とWEBサイトの識別情報とWEBサイトに対するアクセス情報とを含むブックマーク分析データを生成してブックマーク分析ファイルに登録する分析手段と、
全ての前記ブックマーク分析データに基づいて、インターネット上のWEBサイトからデータを収集し、検索用ファイルに登録するデータ収集手段と、
所定の時期に、全ての前記ブックマーク分析データと前記ユーザ固有データとから、WEBサイトに対するユーザ全体の利用状況を記録したマクロプロファイルを生成するマクロプロファイル作成手段と、
ユーザ端末から検索キーワードによる検索指示が入力されたときに、前記キーワードに基づいて検索用ファイルからデータを検索する検索手段と、
前記検索されたデータの夫々を、前記検索指示を行ったユーザのユーザ固有データ及び前記マクロプロファイルに基づいて評価する評価手段と、
前記評価手段による評価に基づいて前記検索されたデータから検索結果データを生成してユーザ端末に送信する検索結果生成手段と、
を備え、
前記マクロプロファイルにおける前記ユーザ全体の利用状況には、WEBサイト毎に、前記ユーザ全体のうち該WEBサイトの参照回数が最も多いユーザの特定のユーザ固有データが該WEBサイトと関連づけられて含まれており、
前記評価手段は、前記検索指示を行ったユーザの前記ユーザ固有データに、前記マクロプロファイルに含まれる前記特定のユーザ固有データと一致する特定のユーザ固有データが含まれる場合に、該特定のユーザ固有データに関連するWEBサイトと対応する前記検索されたデータに重み付け値を付与し、
前記検索結果生成手段は、前記検索されたデータを前記重み付け値に基づいた順番でソートして検索結果データを生成することを特徴とするWEB情報検索装置。 - 前記マクロプロファイルにおける前記ユーザ全体の利用状況には、WEBサイト毎に、前記ユーザ全体のうち該WEBサイトの前記ブックマークへの登録数が最も多いユーザの特定のユーザ固有データが該WEBサイトと関連づけられて更に含まれており、
前記評価手段は、前記検索指示を行ったユーザの前記ユーザ固有データに、前記マクロプロファイルに含まれる前記特定のユーザ固有データと一致する特定のユーザ固有データが含まれる場合に、該特定のユーザ固有データに関連するWEBサイトと対応する前記検索されたデータに重み付け値を更に付与することを特徴とする請求項1に記載のWEB情報検索装置。 - 前記マクロプロファイルにおける前記ユーザ全体の利用状況には、前記WEBサイト毎の最後に参照された時間に関する参照時間情報が更に含まれ、
前記評価手段は、前記マクロプロファイルに含まれる前記参照時間情報と、前記検索指示が行われた時刻とに基づいて、前記検索されたデータに重み付け値を更に付与することを特徴とする請求項1又は2に記載のWEB情報検索装置。 - 前記評価手段は、前記検索されたデータの夫々を評価した後、前記検索されたデータの夫々を評価結果に基づいて分類するものであり、
前記検索結果生成手段は、所定の分類に属する前記検索されたデータのみを選択して検索結果データを生成するものである
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のWEB情報検索装置。 - 前記ブックマーク分析ファイルは、ブックマーク利用情報を含むブックマークデータを登録したブックマークファイルと、WEBサイトの識別情報とWEBサイトに対するアクセス情報とを含むサイトデータを登録したサイトファイルとを有するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のWEB情報検索装置。
- ユーザ端末から入力された検索キーワードに基づいてインターネット上のWEBサイトを検索して検索結果をユーザ端末に送信するWEB情報検索方法において、
ユーザ固有データを予め登録したユーザファイルに登録された全てのユーザに対して、記憶手段に格納されたWEBサイトの識別情報を含むブックマークを収集して、ユーザのブックマーク利用情報とWEBサイトの識別情報とWEBサイトに対するアクセス情報とを含むブックマーク分析データをブックマーク分析ファイルに登録する分析ステップと、
予め全ての前記ブックマーク分析データに基づいて、インターネット上のWEBサイトからデータを収集して検索用ファイルに登録するデータ収集ステップと、
所定の時期に、全ての前記ブックマーク分析データと前記ユーザ固有データとから、WEBサイトに対するユーザ全体の利用状況を記録したマクロプロファイルを生成するマクロプロファイル作成ステップと、
ユーザ端末から検索キーワードによる検索指示が入力されたときに、前記キーワードに基づいて検索用ファイルからデータを検索する検索ステップと、
前記検索されたデータの夫々を、前記検索指示を行ったユーザのユーザ固有データ及び前記マクロプロファイルに基づいて評価する評価ステップと、
前記評価手段ステップにおける評価に基づいて前記検索されたデータから検索結果データを生成し、ユーザ端末に送信する検索結果生成ステップとを備え、
前記マクロプロファイルにおける前記ユーザ全体の利用状況には、WEBサイト毎に、前記ユーザ全体のうち該WEBサイトの参照回数が最も多いユーザの特定のユーザ固有データが該WEBサイトと関連づけられて含まれており、
前記評価ステップでは、前記検索指示を行ったユーザの前記ユーザ固有データに、前記マクロプロファイルに含まれる前記特定のユーザ固有データと一致する特定のユーザ固有データが含まれる場合に、該特定のユーザ固有データに関連するWEBサイトと対応する前記検索されたデータに重み付け値が付与され、
前記検索結果生成ステップでは、前記検索されたデータが前記重み付け値に基づいた順番でソートされて検索結果データが生成されることを特徴とするWEB情報検索方法。 - 前記マクロプロファイルにおける前記ユーザ全体の利用状況には、WEBサイト毎に、前記ユーザ全体のうち該WEBサイトの前記ブックマークへの登録数が最も多いユーザの特定のユーザ固有データが該WEBサイトと関連づけられて更に含まれており、
前記評価ステップは、前記検索指示を行ったユーザの前記ユーザ固有データに、前記マクロプロファイルに含まれる前記特定のユーザ固有データと一致する特定のユーザ固有データが含まれる場合に、該特定のユーザ固有データに関連するWEBサイトと対応する前記検索されたデータに重み付け値が更に付与される
ことを特徴とする請求項6に記載のWEB情報検索方法。 - 前記マクロプロファイルにおける前記ユーザ全体の利用状況には、前記WEBサイト毎の最後に参照された時間に関する参照時間情報が更に含まれ、
前記評価ステップでは、前記マクロプロファイルに含まれる前記参照時間情報と、前記検索指示が行われた時刻とに基づいて、前記検索されたデータに重み付け値が更に付与されることを特徴とする請求項6又は7に記載のWEB情報検索方法。 - 前記評価ステップでは、前記検索されたデータの夫々が評価された後、前記検索されたデータの夫々をが評価結果に基づいて分類されるものであり、
前記検索結果生成ステップでは、所定の分類に属する前記検索されたデータのみが選択されて検索結果データが生成されるものである
ことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載のWEB情報検索方法。 - 前記ブックマーク分析ファイルは、ブックマーク利用情報を含むブックマークデータを登録したブックマークファイルと、WEBサイトの識別情報とWEBサイトに対するアクセス情報とを含むサイトデータを登録したサイトファイルとを有するものであることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載のWEB情報検索方法。
- 請求項6〜10のいずれか1項に記載のWEB情報検索方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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