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JP3661688B2 - 照明装置 - Google Patents

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JP3661688B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インテグレータを用いた照明装置に関するものであり、特に、カラーリキャプチャ方式の照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特開平6−88953号には、ランプ光源からの光を前方に集光させるための回転放物面型反射ミラーの前縁部にランプ光源からの光の一部を反射させるための前縁部ミラーを設け、この前縁部ミラーで反射された反射光を平行光にして前方へ反射させるための中心部ミラーを備えている。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−88953号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
光源から発せられた光のうち、インテグレータに入射された光線のみを照明光として前方の光学系にリレーする照明装置が提案されている。たとえば、単一光を変調する光学系、いわゆる単板式のプロジェクタなどの画像表示装置においてカラー画像を表示する際には、回転式のカラーフィルタで、白色光を選択的に透過または吸収させ3原色に時分割するカラーホイール(カラーフィルタ)と、光の強度分布を均一にするインテグレータとを備え、それぞれの色の光束をマイクロミラーデバイスなどのライトバルブで色変調し、スクリーンに投射してカラー画像を合成する方法で行われる。このシステム(光学系)のプロジェクタでは、カラーフィルタの後方に、インテグレータを配置しており、フィルタで白色光を色分離する際に、フィルタを通らない光は反射され捨てられる。これが、光の利用効率の低下の大きな要因となっている。
【0005】
これに対して、カラーリキャプチャ方式が提案されており、このカラーリキャプチャ方式では、カラーフィルタの入射側、すなわち、光源とカラーフィルタの間に、インテグレータが配置され、カラーフィルタは特定の色を透過し他の色の光を反射する半透過性のダイクロイック膜(フィルタ)が螺旋状などの適当な形状に組み合わされたカラーホイールが用いられる。このカラーリキャプチャ方式の照明装置においては、各色のダイクロイック膜で色分離を行うと共に、ダイクロイック膜を透過しない光はインテグレータ側に反射する。このため、インテグレータ内を一度で通過しカラーホイールの何れかの色のダイクロイック膜へ出力される光は数分の1の量であるが、カラーホイールにより透過せずに反射された光は、捨てられずにインテグレータに戻される。したがって、カラーホイールを通過しなかった光は、インテグレータ内を伝播して、再びカラーホイールに入射し、そのときに異なる色のダイクロイック膜であれば透過して出力される。このため、光源からの光を、光量をロスしないで利用でき、光のロスが減り、従来のカラー表示方法に比べて、光の利用効率を向上させることができるので、明るいカラー表示が実現できる。
【0006】
しかしながら、カラーリキャプチャ方式の照明装置であっても、光の利用効率は100%ではない。たとえば、入射側から射出側に光を伝達するインテグレータであるが、光源から入射側に供給された光を100%射出側に伝達するものではない。また、カラーホイールのダイクロイック膜を通過しない光はインテグレータに戻され、インテグレータで反射されて再びカラーホイールに向かって放出されることが期待されているが、必ずしもインテグレータで全ての戻り光が、有効に再度カラーホイールに向かって出力されるとは限らない。また、光源からの光が必ずしも有効に、インテグレータに入力されているとも限らない。
【0007】
このため、本発明においては、光源からの光の利用効率がさらに高い照明装置を提供することを目的としている。特に、本発明では、カラーリキャプチャ方式を用いた照明装置において、より光の利用効率の高い明るく、高画質なカラー画像を表示できる照明装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
インテグレータが全反射により光を伝達するものであっても、内周面が反射性になっているものであっても、光源から入射側に到達した光の一部は、インテグレータに入力されず反射されてしまうものがある。また、カラーリキャプチャ方式の照明装置において、カラーフィルタからインテグレータに戻された光のうち、インテグレータの入射側の開口から外界へ漏れ出してしまう光はロスになる。入射側を全て反射面にすれば、入射側から漏れ出す光はなく、戻り光を有効に利用できるが、インテグレータに新たな光を入射することができなくなってしまう。したがって、インテグレータを採用した照明装置においては、インテグレータから光源側に戻される光があることを本願の発明者は見出した。しかしながら、リフレクタとランプとを備えた光源においては、中心の出力強度は小さく、逆に、インテグレータの側から戻された光はランプの電極などにより吸収されてしまう可能性がある。このため、本発明においては、ランプの部分をインテグレータの入射側に向いたセンターミラーで覆うことにより、光源からインテグレータに対して供給される光量を減らさずに、インテグレータの側から光源側に戻される光を再びインテグレータに戻し、光の利用効率をさらに向上させるようにしている。
【0009】
すなわち、本発明の照明装置は、入射側からの光を射出側へ伝達するインテグレータと、リフレクタおよびその中心に位置するランプを備え、インテグレータの入射側の開口に光を供給する光源と、インテグレータの入射側の開口とランプとを結んだ線上で、インテグレータ側から光をインテグレータ側に反射するセンターミラーであって、リフレクタの開口よりも小さなセンターミラーとを有している。本発明の照明装置は、光源からインテグレータに供給された光のうち、インテグレータに入力されなかった光を再利用できるので、インテグレータを有するすべての照明装置に対して有効である。さらに、カラーリキャプチャ方式の照明装置においては、カラーフィルタからインテグレータに戻され、インテグレータの入力側から漏れ出た光もセンターミラーで再利用可能になるので、いっそう効果が高い。すなわち、本発明の照明装置は、インテグレータの射出側にカラーフィルタが設置されており、そのカラーフィルタが、ある波長範囲の光を透過し、この波長範囲以外の光を反射する複数の半透過部分であって、透過する波長範囲が互いに異なる複数の半透過部分を備えており、各々の波長範囲の半透過部分がインテグレータの射出側の開口を分割するように移動する(カラーホイール)カラーリキャプチャ方式の照明装置において特に有効である。
【0010】
ハロゲンランプやキセノンランプなどのランプ光源では、中心に位置するランプからその周囲を覆うリフレクタを介してインテグレータへ入射光が供給される。また、ランプの中心部分には電極が設けられているので、ランプから直にインテグレータに出力される光量は殆どない。このため、インテグレータへ入力される光の殆どはリフレクタにより反射された光であり、ランプとインテグレータの中心軸とを結んだ光軸に対して、ある程度傾いた角度(たとえば角度θ)にピークがある強度分布を持つ。一方、上述したように、インテグレータの入射側の開口から漏れ出す光は、光軸上の光源の中心に位置するランプ側へ至り、ランプの電極などで吸収・散乱され無駄になってしまう。したがって、光軸上の、インテグレータの入射側の開口と光源のランプとの間に、リフレクタの開口より小さなセンターミラーをインテグレータの側に反射面が向くように配置することにより、光源からの入射光の光量の多い部分(角度θを中心とする成分)をセンターミラーで遮らず、さらに、インテグレータの入射側の開口から漏れ出した光も、センターミラーで反射しインテグレータ内へ戻すことができる。
【0011】
このため、本発明の照明装置であれば、カラーホイールで反射されてインテグレータに戻された光は、センターミラーも含めてインテグレータ内で効率良く多重反射され、カラーホイールに向けて再び出力される。したがって、カラーリキャプチャ方式に正に適した構成となっており、光の利用効率が高い、明るく高画質なカラー画像を表示するのに適した照明装置を提供することができる。このため、本発明の照明装置と、この装置から出力された各色の光束に基づいて画像データを形成するライトバルブと、このライトバルブからの光を投影するレンズシステムとを設けることで、明るく、ムラのない高品質なカラー画像を表示するプロジェクタを提供できる。ライトバルブは透過型の液晶などであっても良いが、光の吸収が少なく、高速駆動可能な反射型のスイッチングデバイス、例えば、マイクロミラーデバイスやエバネセント波を利用したデバイスが適している。
【0012】
本発明で使用可能なインテグレータは、ストレートな直方体状のものに限らず、反射性の端面が、入射側の開口と射出側の開口との間にあり、2段あるいは多段構造となったインテグレータであっても良い。多段構造のインテグレータは、カラーホイールにより反射された光を射出側、すなわちカラーホイールに近い位置にある反射性の端面で反射できるので、インテグレータ内における反射回数を削減して光の利用効率を向上できる。
【0013】
本発明のセンターミラーは、光源とインテグレータの間の適当な位置に、独立して配置することも可能であるが、リフレクタの開口をカバーする防爆ガラスを有する場合には、この防爆ガラスにセンターミラーを作り込むことが可能であり、光源側にセンターミラーを一体化することができる。この構成は、センターミラーを別部品として用意する必要がないので、コスト的にも、照明装置を組み立てる手間および精度の点でも有利である。
【0014】
センターミラーは、平坦な鏡面(平面鏡)でも良く、コスト的にはメリットがある。センターミラーが、凹面鏡、すなわち、光源側に凸に湾曲した鏡面であれば、インテグレータの入射側の開口から漏れ出した光を拡散させずに、入射側の開口に戻すことができる。そのためには、凹面鏡のセンターミラーは、その焦点がインテグレータの入射側の開口の近傍に位置するものを採用することが望ましい。
【0015】
本発明の照明装置では、センターミラーの面積を大きくする程、インテグレータ側から漏れ出した光をセンターミラーで反射できるので、漏れ出した光の利用効率が向上する。その反面、光源またはリフレクタから供給される入射光の光路の面積を狭めることになり、入射光の量が削減される可能性がある。本発明者らの実験結果によると、センターミラーの外径が、リフレクタの開口の外径の25%以内であれば、光源からインテグレータに入射される光量として、センターミラーがない場合の半分以上を確保することができる。したがって、センターミラーとしてリフレクタの5%程度は必要であることを考慮すると、センターミラーの外径はリフレクタの開口の外径の5〜25%の範囲であることが望ましい。さらに、センターミラーの外径がリフレクタの外径の20%以内であれば、センターミラーがない場合の3/4程度の光量を確保できる。また、センターミラーの外径がリフレクタの外径の10%程度であれば、センターミラーがない場合と同程度の光量を確保できる。したがって、センターミラーの外径は、リフレクタの開口の外径の10〜20%の範囲であることがさらに望ましい。さらに、センターミラーの外径がリフレクタの外径の15%程度であれば、光量の減少は数%であり、その一方でセンターミラーで反射できるインテグレータ側からの漏れ光の量は増大する。したがって、センターミラーの外径はリフレクタの開口の外径の15%程度がさらに望ましい。なお、リフレクタの開口およびセンターミラーの外径は、これらが必ずしも円形である必要はなく、多角形などの場合は、平均的な外径または外接円の外径で指定することができる。
【0016】
さらに、センターミラーの有無に関わらず、光源から出力された光の全部がインテグレータに入力されるのではなく、一部はインテグレータの入射側の開口に取り込まれず無駄になる。光源のランプは理想的な点光源ではないので、またリフレクタによりインテグレータの入射側の開口に集光することは難しく、ある程度の広がりがあることは避けられないからである。したがって、20〜30%程度はインテグレータに入射されない。そこで、センターミラーに加え、インテグレータの入射側の開口の外周で光源の側に反射するアウターミラーを設け、このアウターミラーで開口の周囲の入射光を反射して、光源側へ戻すことで、再度、インテグレータの開口へ供給されるようにすることが望ましい。この際に、センターミラーがあることにより、アウターミラーで反射された光が光源のランプや電極などにより吸収・散乱されてしまうことを防止することができる。
【0017】
アウターミラーは、平面鏡でも効果があり、製造が容易で低コストで光の利用効率を向上できる。一方、アウターミラーを光源側に凸の円錐台状として、その外面をミラーとしたり、または、凸面鏡、すなわち、光源側に凸の面であれば、アウターミラーで光源側に反射された光はリフレクタおよびセンターミラーに向かうので、ランプによる吸収を防止できる。アウターミラーの中心側は平坦な鏡面であり、周辺側は凸面または光源側に凸の円錐台状に形成することも可能である。
【0018】
一方、アウターミラーをインテグレータの射出側に凸の円錐台状として、その内面をミラーとしたり、凹面鏡、すなわち、インテグレータの射出側に凸の面にすることも可能である。このようなアウターミラーであっても、光源側に反射された光は、リフレクタおよびセンターミラーに向かうので、ランプによる吸収を防止し、リフレクタおよびセンターミラーで効率良く反射されてインテグレータの入射側の開口に導かれる。また、アウターミラーは中心側が平坦な鏡面であり、周辺側は凹面またはインテグレータの射出側に凸の円錐台状であっても良い。
【0019】
リフレクタで反射されて供給された入射光をアウターミラーで反射して光軸上のセンターミラーに導いて、インテグレータの入力側の開口に導く光学システムが光の利用効率を高める。このために、アウターミラーが凸面鏡でセンターミラーの曲率半径より、アウターミラーの曲率半径の方が大きく、曲率が小さいことが望ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1に、本発明に係る照明装置10を用いたプロジェクタ1の概略構成を示してある。さらに、図2に、照明装置10を拡大して示す。プロジェクタ1は、照明装置10と、この照明装置10から色分離されて出力された各色の光束72R〜72Bを伝達するリレーレンズ49と、このレンズ49からの光束72R〜72Bを画像データにより変調するマイクロミラーデバイス50と、このミラーデバイス50から出力される表示光74をスクリーン58に投射してカラー画像を形成する投射レンズ52とを備えている。
【0021】
照明装置10は、光源部12の側から射出方向に順番に並んで配置された、光源部12と、中空で反射性の内周面24を備えた角柱状のインテグレータ20と、白色の光束71を時分割するカラーホイール40とを備えている。光源部12は、リフレクタ14と、その中心14cに位置するキセノンランプなどのアークランプ13とを備えており、白色の光束71が出力される。また、リフレクタ14の開口14aは、防爆ガラス16によりカバーされている。
【0022】
インテグレータ20は、内周面24が反射面となった中空で断面が方形の角柱状のロッドである。インテグレータ20の入射側の面20aには円形の開口22が設けられ、射出側20bは方形の開口23となっており、射出側の開口23はカラーホイール40に面して配置されている。カラーホイール40は、特定の色を透過し他の色の光を反射する半透過性のダイクロイック膜(フィルタ)41R〜41Bが螺旋状などの適当な形状に組み合わされたものである。このため、各色のダイクロイック膜41R〜41Bで色分離を行うと共に、ダイクロイック膜41R〜41Bを透過しない光73は、インテグレータ20の側に反射される。したがって、ダイクロイック膜41R〜41Bを通らない光73は捨てられずに、インテグレータ20に戻され、インテグレータ20で反射されて、再度、カラーホイール40に出力され、そのときに異なる色のダイクロイック膜41R〜41Bに当れば、それを透過して出力される。このため、本例の照明装置10は、光源部12から照射された白色の光束71がインテグレータ20でライトバルブの形状に合わせて強度分布が均一化されると共に、カラーホイール40から時間および空間的に色分割された状態で出力され、さらに、カラーホイール40を通過しなかった光は、インテグレータ20で再利用される。したがって、本例の照明装置10は、カラーリキャプチャ方式の照明装置である。
【0023】
このため、照明装置10からは、カラーホイール40の回転に伴い上下に動くダイクロイック膜41R〜41Bを透過した各色の光束72R〜72Bが、理想的にはカラーホイール40でのロスがなく空間的および時間的にセパレートされた状態で射出される。したがって、カラーホイール40の回転にしたがって光束72R〜72Bがシフトするタイミングに合わせてライトバルブ50の側を制御することにより、明るいマルチカラーの画像をスクリーン58に投影することができる。
【0024】
図2に示すように、本例の照明装置10において、インテグレータ20の入射側20aの開口22と、ランプ13とを結んだ線上(光軸)80に位置する防爆ガラス16の中心に、インテグレータ20の側に光を反射するセンターミラー30が形成されている。本例のセンターミラー30は、リフレクタ14の開口14aよりも小さい鏡面であり、防爆ガラス16の光源12の側の面16aの中心を部分的に光源12の側が凸となるように加工し、そのインテグレータ20の側を凹状の反射面31としている。この凹面鏡31の焦点はインテグレータ20の入射側の開口22の近傍に位置するように光学的にレイアウトされている。
【0025】
この照明装置10においては、キセノンランプ13から出力される光71は、リフレクタ14で反射され、インテグレータ20に向けて出力され、インテグレータ20の入射側の開口22から内部に導かれる入射光71となる。キセノンランプ13は、その中心13cに位置する電極などの構造などが要因となって、光軸80を通ってインテグレータ20へ直接供給される光は殆どなく、ランプ13の周囲を覆っているリフレクタ14を介して出力される光が主な入射光71となる。このため、インテグレータ20の入射光71は、光軸80に対して角度θだけ傾いた光が主となる強度分布を持った光となる。
【0026】
インテグレータ20に入射された光71は、カラーホイール40に導かれ、それを透過する光は射出光72となり、カラーホイール40に反射された光はインテグレータ20に戻される。戻り光の多くは、周面24および/または入射側の開口22の周囲に位置する反射性の端面29によりカラーホイール40の側に反射されるが、戻り光の一部はインテグレータ20の入射側の開口22から漏れ出す。本例の照明装置10においては、漏れ出した光73は、センターミラー30で反射され、インテグレータ20内へ、再び入射される。そして、戻された光73もインテグレータ20内で多重反射され、射出側20bの開口23へ向かい、カラーホイール40のダイクロイック膜41R〜41Bで選択されて出力される。
【0027】
センターミラー30がない場合、インテグレータ20の入射側の開口22から漏れ出した光73は、光源部12に向かって出力されるので、リフレクタ14で反射されればインテグレータ20に戻される可能性がある。しかしながら、開口22の延長上、すなわち光軸80にはランプ13が配置されており、漏れ出した光73がランプ13に至るとランプ13の電極などで吸収されたり、散乱されてインテグレータ20の側に戻される可能性は低くなる。これに対し、本例の照明装置10においては、センターミラー30が光軸80のランプ13のインテグレータ20の側に配置されているので、入射側の開口22から漏れ出した光73はランプ13などで吸収されたり、散乱されることなくインテグレータ20の入射側にもどされる。したがって、カラーホイール40でインテグレータ20に戻された光は、さらに有効にインテグレータ20を通して再利用され、カラーリキャプチャ方式の照明装置における光の利用効率をさらに向上することができる。このため、本例の照明装置10では、照明装置10のインテグレータ20から出力される光量をさらに増加することができ、明るく、高画質なカラー画像を表示できるプロジェクタ1を提供できる。
【0028】
センターミラー30は、インテグレータ20の入射側の開口22から漏れ出す光73を効率良く反射して光の利用効率を向上するためには、面積が大きい方が良い。その反面、センターミラー30は、光源部12とインテグレータ20の開口22の間に位置するため、センターミラー30が大きくなると、光源部12のリフレクタ14から供給される入射光71の光路の面積を狭めることになる。したがって、この点からはセンターミラー30の面積は小さいことが望ましい。図3に、光源部12からインテグレータ20に入射される入射光71の光量Iがセンターミラー30の外径により変化する様子を、ランプ13の出力I0に対する比(光量比(I/I0))により示してある。また、センターミラー30の外径D2も、図4に示すように、リフレクタ14の開口14aの直径(外径)D1に対する割合(%)で示してある。
【0029】
図3から分かるようにセンターミラー30の外径D2が、リフレクタ14の開口14aの外径D1の25%以内であれば、光量比は0.4程度以上になり、光源部12からインテグレータ20に入射される光量として、センターミラー30がない場合の光量比0.74程度の半分以上を確保することができる。一方、センターミラー30の外径D2としては、リフレクタ14の開口14aの外径D1の5%程度は必要であり、図3から分かるように、その程度であるとインテグレータ20に入射される光量に影響を与えない。したがって、センターミラー30の外径D2はリフレクタ14の開口14aの外径D1の5〜25%の範囲であることが望ましい。
【0030】
さらに、センターミラー30の外径D2がリフレクタ14の開口14aの外径D1の20%以内であれば、光量比が0.55程度となり、センターミラー30がない場合の3/4程度以上の光量を確保できる。したがって、ソースとなる入射光71の光量が増すので、上記より光の利用効率を向上できる可能性がある。また、センターミラー30の外径D2がリフレクタ14の開口14aの外径D1の10%程度であれば、センターミラー30がない場合と同程度の光量比を確保できる。したがって、この程度であれば、センターミラー30の面積を広げることによる入射光量による減少はなく、センターミラー30により漏れ光73を回収する効果だけを得ることができる。このため、センターミラー30の外径D2は、リフレクタ14の開口14aの外径D1の10〜20%の範囲であることがさらに望ましい。
【0031】
さらに、センターミラー30の外径D2がリフレクタ14の開口14aの外径D1の15%程度であれば、光量比の減少は数パーセントであり、その一方でセンターミラー30で反射できるインテグレータ20からの漏れ光の量は増大する。したがって、センターミラー30による入射光71の光量の削減を最小限に抑えて、センターミラー30により漏れ光73を回収するさらに高い効果を得ることができ、照明装置10のトータルの光の利用効率としては最も効率よい領域になると考えられる。したがって、センターミラー30の外径D2はリフレクタ14の開口14aの外径D1の15%程度がさらに望ましい。
【0032】
なお、リフレクタ14の開口14aは図4に示すように必ずしも円形にならないが、上述した開口14aの外径D1としては、多角形の場合は平均的な外径または外接円の外径で特定することができる。センターミラー30においても同様である。また、センターミラー30の背面、すなわち、ランプ13に面した側の面32をリフレクタ14の側に反射する鏡面にすることにより、ランプ13に吸収される光量を削減することが可能であり、この場合は、センターミラー30の外径D2をさらに大きくできる可能性がある。
【0033】
また、センターミラー30は、上記では防爆ガラス16に一体成形した例を示しているが、これに限らず、単独の光学素子として光源部12とインテグレータ20の間の中心線上80に配置することも可能である。しかしながら、部品点数が増加するので、コストおよび組立ての手間が増加する。したがって、本例のように防爆ガラス16のランプ側の面16aに作り込むか、インテグレータ20の側の面16bに作り込むことが望ましい。
【0034】
また、本例ではセンターミラー30は凹鏡面であり、インテグレータ20から漏れ出した光束73を確実にインテグレータ20の開口22に集光するには好ましい形状であるが、経済性を考慮し、容易に製作できる平坦な鏡面でセンターミラーを形成することも可能である。平面鏡であっても、漏れ出した光73がランプ13に到達させずにインテグレータ20の側に戻すことができるので、照明装置10の光の利用効率を向上することができる。
【0035】
リフレクタ14から反射した光は、ランプにおける電極のインテグレータ側の先端部分をあまり通過しない。電極がリフレクタ14からの行路を遮るためであり、このため、電極の先端部分に影が生じる。したがって、センターミラー30がこの影の部分に配置されれば、リフレクタ14から反射した光線がセンターミラー30によって遮られることがない。このようなセンターミラー30の配置方法として、以下に説明するように、耐熱接着剤を用いて別に準備したミラーをランプ先端に取り付ける方法がある。
【0036】
図5に、異なる照明装置10を示してある。上述したように、インテグレータ20からの光をインテグレータ20の側に効率良く反射するためには、センターミラー30の径は大きい方が好ましい。ランプ13からの光をセンターミラー30で妨げないようにセンターミラー30の径を大きくするためには、センターミラー30をランプ13にできるかぎり近づけることが望ましい。そこで、本例の照明装置10においては、ランプ13の中心軸に沿って前方に突き出た陰極シール部101の先端102にセンターミラー30を取付けている。この位置は、センターミラー30をランプ13に近づけて取付けるには最適であるが、高温になること、電極線が出ていること、さらには、陰極シール部101の先端102が平坦であるという保証はないので、センターミラー30の取り付け角度の制御が難しいなどの問題がある。
【0037】
図6(a)および(b)に、センターミラー30をランプ13の陰極シール管101の先端102に取付ける一例を示してある。この方法では、ランプ管13の先端側の端面102に耐熱性の接着材98を盛るように付ける。また、センターミラー30は、ランプ13の先端102から突き出た電極線13dを貫通する形状に加工しておく。本例では、センターミラー30は中心に1mmφ程度の貫通孔30aを予め設けてある。ランプ13の電極線13dは、0.6mmφ程度であるので、反射面31の面積をそれほど減らさずに電極線13dが通過する孔30aを開けることができる。
【0038】
センターミラー30と、接着材98の着いたランプ13の先端部102とを貼り合わせ、ランプ13の管軸13cとセンターミラー30の中心(反射面軸、貫通孔)30aとが同軸上に固定されるようにする。耐熱性の接着剤には、例えばスミセラムやアロンセラミック等を用いることができる。
【0039】
ランプの先端102が必ずしも平面でないことは上述した通りである。このため、接着剤98を盛り上げるにつれてセンターミラー30を接着することでセンターミラー30の角度は調整できるが、光軸80と反射面31とが垂直になるように取付けるのは至難の業である。このため、図7(a)および(b)においては、中心に電極線13dを通すことができる切れ込み91dを備えた円筒あるいは円柱状のジグ91を用いてセンターミラー30の面を光軸80に合わせるようにしている。すなわち、陰極シール管101は先端102の平面度は保証されないが、陰極シール管101が伸びている方向はほぼ光軸80の方向になる。したがって、円柱状のジグ91の外周面を陰極シール管101の外周面と繋がるように陰極シール管101の先端102に配置し、円柱状のジグ91の端面91aが円柱に対して垂直に設定されていれば、その面91aを基準面としてセンターミラー30を取付けできる。
【0040】
図8に示す方法では、Zステージ92にランプ管13を垂直に取付け、センターミラー30を鉛直方向に固定することにより光軸80に垂直な面を出すようにしている。すなわち、ランプ管13の陽極シール管103を下にしてシール管101および103が鉛直方向になるように、ステージ92にランプ管13を固定する。次に、シール管101の先端102に反射面31が水平になるように固定されたセンターミラー30を、Zステージを下げ、予め設けた接着剤98上で水平を決め、センターミラー30の固定を解いてから取付ける。これにより、ランプ管13の端102が平坦な面でなくても光軸80に垂直な反射面31cを高精度に得ることができる。
【0041】
さらに、発光管の先端の温度は通常で400℃にも達することがあり、そこに設けるセンターミラー30には、十分な高温耐久性が要求される。このため、高温耐熱性のある反射物構造を、すなわち反射膜を形成したミラーを採用する必要がある。反射面31の反射膜は、蒸着、スパッタリング、メッキ等の方法により形成できる。また、反射膜の材料には、ダイクロイック膜等の多層膜、Al、Ag、Pt、Au、Ti、Ta、Ni等、またはこれらの合金が適用できる。特に多層膜は、五酸化タンタルや二酸化珪素などの耐熱性の高い材料を用いて、日本電子株式会社製の内蔵形プラズマ銃装置等によるイオンプレーティング成膜などにより、ち密な多層膜として形成できる。このように、耐久性(高温耐熱性)に優れた反射部材を用いたセンターミラー30であれば、ランプ13の先端102に取付けても、十分に信頼性の高い照明装置を得ることができる。
【0042】
図9ないし図11に、ランプ13の先端102に取付けるセンターミラー30の幾つかの例を示してある。上述したように、センターミラー30は、予め、ランプ13の電極線13dが貫通するような形状に加工しておくことが望ましい。図9(a)および(b)に示すセンターミラー30には、中心に到達するようなU字型の切り込み30sが形成されている。図10(a)および(b)に示すセンターミラー30には、中央に1mmφ程度の穴30aが形成されている。このセンターミラー30は、張り合わせ部分30kから2つに分割され、ランプ管13から伸びた電極線13dを通すときに分割して挟むことができるので取り付けが容易である。図11(a)および(b)のセンターミラー30は、中心の貫通孔30aが設けられたもので、もっとも反射面31の面積を大きくできる。
【0043】
図12に、本発明の異なる照明装置11を有するプロジェクタ1を示してある。図12のプロジェクタ1と図1のプロジェクタ1とは、照明装置10が照明装置11で置き換わったことを除いて、基本的に同じである。
【0044】
また、図13に照明装置11を拡大して示してある。本例の照明装置11は、インテグレータ20の入射側20aの開口22の外周から鍔状に広がり、光源部12の側に反射するアウターミラー60が設けられている。本例のアウターミラー60は、光源部12に面した側61がミラーであり、中心側が平坦な鏡面60aとなり、周辺側は、光源部12の側が凸の凸面鏡60bとなっている。したがって、アウターミラー60で、光源部12からの入射光71のうち、開口22からインテグレータ20内へ入射できなかった光を反射し、光源部12の側へ戻すことができる。アウターミラー60で光源部12の側へ戻された光は、リフレクタ14またはセンターミラー30により再びインテグレータ20の方向に反射され、インテグレータ20の開口22からインテグレータ20の内部へ供給される可能性があり、従来はインテグレータ20に入らずに無駄になっていた光が利用できる。したがって、照明装置11における光の利用効率をさらに向上することができる。
【0045】
また、本例の照明装置11のインテグレータ20は、カラーホイール40からの戻り光を反射する端面29が、入射側20aから射出側20bに近づいた2段形状になっている。このような2段またはそれ以上の多段構造のインテグレータとすることにより、カラーホイール40により反射された光が、射出側に戻るために反射する回数を削減することができ、周面24などにおける吸収による光の損失を抑制できる。したがって、その点でも本例の照明装置11は、光の利用効率を向上させることができる。
【0046】
図14に、本例の照明装置11において、光源部12からインテグレータ20に入射される入射光71の光量Iがアウターミラー60の曲率に起因して変化する様子を、ランプ13の出力I0に対する比(光量比(I/I0))により示してある。図15に示すように、曲率1/Rがマイナスとは、アウターミラー60がインテグレータ20の射出側に凸の凹面鏡であることを示し、曲率1/Rがプラスとは、アウターミラー60がランプ13の側に凸の凸面鏡であることを示している。
【0047】
図14から分かるように、曲率1/Rが−0.05から+0.05の範囲で光量比は、先の図3に示した値を上回っており、アウターミラー60を設けることにより光の利用効率をさらに向上できることが分かる。さらに、アウターミラー60が平面鏡からその近傍の曲率1/Rが小さく曲率半径Rが大きい領域でアウターミラー60から反射された光がセンターミラー30の近傍に集まるので、センターミラー30で効率良く、インテグレータ20の入射側の開口22に導くことができる。したがって、光量比が増加しており、光の利用効率がさらに向上していることが分かる。さらに、アウターミラー60が凸面鏡で、曲率1/Rが0.015近傍における光量比は、0.9程度を上回っており、ランプ13から出力された光を殆どロスなくインテグレータ20に入力することができる。
【0048】
図13では、鏡面が湾曲したアウターミラーを例に示しているが、凸面鏡のアウターミラーの代わりに光源部12の側が凸となった円錐台状の鏡面(この場合は円錐台状の外周面がアウターミラー)を採用することも可能である。また、凹面鏡のアウターミラーの代わりにインテグレータ20の射出側20bに凸になった円錐台状の鏡面(この場合は円錐台状の内周面がアウターミラー)を採用することも可能であり、図12とほぼ同じ特性を示す。
【0049】
図16ないし図18に、本発明のセンターミラー30とアウターミラー60の幾つかの組合せを示してある。図16に示した組合せは、センターミラー30が凹面鏡で、アウターミラー60が平面鏡であり、アウターミラー60でインテグレータ20の入口側20aの開口22に入らなかった光71aを、センターミラー30の方向に反射してセンターミラー30を介して開口22に導くことができる。この組合せは、アウターミラー60が平面鏡で構成されているので比較的、低コストで実現できる。
【0050】
図17に示す組合せは、センターミラー30およびアウターミラー60が共に平面鏡で構成された例である。この組合せにおいても、アウターミラー60でインテグレータ20の入口側20aの開口22に入らなかった光71aをセンターミラー30の方向に反射し、センターミラー30を介して開口22に導くことができる。センターミラー30が平面鏡なので開口22に集光する能力は低く、回収効率は若干低下する可能性があるが、平面鏡だけで構成できるので最も低コストな組合せである。
【0051】
図18に示す組合せは、凹鏡面のセンターミラー30と、中心側が平坦な鏡面60aで周辺側が凸面鏡60bのアウターミラー60との組合せである。図7に示したように、アウターミラー60が凸面鏡である場合には、入射光71aをセンターミラー30の方向に効率良く導けるので最も光の利用効率が高くなる。さらに、本例では中心側が平面鏡60aになっているので、センターミラー30で反射されてもインテグレータ20に入力されなかった光は、アウターミラー60でさらにセンターミラー30の方向に反射され、凹面鏡のセンターミラー30により開口22に導かれる可能性がある。したがって、最も光の利用効率が高くなる組合せであると言える。この組合せにおいて、凸面鏡のアウターミラー60で反射された光を、凹面鏡のセンターミラー30で開口22に効率良く集光するためには、センターミラー30の曲率(1/R1)を、アウターミラー60の曲率(1/R2)よりも大きくする必要がある。したがって、センターミラー30の曲率半径R1はアウターミラー60の曲率半径R2よりも小さくすることが望ましい。さらに、センターミラー30の凹面鏡の焦点をインテグレータ20の入射側の開口22の近傍に設定しておくことにより、より効率的にアウターミラー60からの光をインテグレータ20の開口22に飲み込ませることができる。
【0052】
このように、本発明に係る照明装置10および11は、カラーリキャプチャ方式を適用したときにインテグレータ20の入射側の開口から漏れ出す可能性のある光をセンターミラーで回収することができる。さらに、光源からインテグレータ20の開口に入射されなかった光をアウターミラーを設けて回収したときに、センターミラーの効果を用いてより効率的にインテグレータ20に入力することが可能であり、本願の発明者らのシミュレーションによると、条件によっては光源のランプから出力される光の90%あるいはそれ以上を、インテグレータ20に入力することが可能となる。
【0053】
したがって、本発明の照明装置10および11は光の利用効率が高いので、コンパクトで高出力な照明装置として提供することが可能である。したがって、本例の照明装置10または11を、図1または図11に示したプロジェクタ1に組み込むことにより、鮮明な画像を表示することができるプロジェクタを提供することができる。
【0054】
図19に、本発明の異なる照明装置11aを有するプロジェクタ1aを示してある。本例の照明装置11aは、カラーリキャプチャ方式ではなく、カラーフィルタ45により各色の光を時分割してライトバルブ50に照射してカラー画像を表示するものである。
【0055】
図19のプロジェクタ1aと図12のプロジェクタ1とは、照明装置11が照明装置11aに置き換わったことを除いて、基本的に同じである。そして、図19の照明装置11aと図12の照明装置11とは、インテグレータ20がインテグレータ21に置き換わったことを除いて、基本的に同じである。インテグレータ21は、このインテグレータ20(図12)から端面29を取り除いた構造を有する。したがって、インテグレータ21の内部でのリサイクルはほとんどない。しかしながら、インテグレータ21からの光を反射するようなセンターミラー30を設け、さらにインテグレータ21の入口側に鍔状のアウターミラー60を設けることで、インテグレータに入力されなかった光をインテグレータ21と光源部12との間でリサイクルすることで光の利用効率を向上できる。
【0056】
図20に光源部12からインテグレータ21に入射され、インテグレータ21から出力される光量Iがセンターミラー30の曲率(曲率半径の逆数)に起因して変化する様子を、センターミラー30が平面のとき(曲率=0)の光量I0に対する比(光量比(I/I0))により示してある。図20に示すように、曲率半径Rがマイナス、すなわち、センターミラー30がインテグレータ21の側に凸の凸面鏡であることを示し、曲率半径Rがプラスとは、センターミラー30がランプ13の側に凸の凹面鏡であることを示している。曲率Rが−30および+70でピークが現れており、センターミラー30の曲率がインテグレータ30から出力される光の量に影響を及ぼしていることがわかる。したがって、センターミラー30を取付けることは、カラーリキャプチャ方式ではない照明装置11aにおいても有効であり、光の利用効率を高めることができる。
【0057】
なお、上記において説明した照明装置は中空のロッドインテグレータを備えた例であるが、内部が充填された、例えばガラスロッドレンズタイプのインテグレータであっても良い。
【0058】
また、プロジェクタのライトバルブとしてはマイクロミラーを駆動するミラーデバイス50に限らず、反射型のデバイスとしては、波長レベルの動きでエバネセント光を利用してオンオフする画像表示デバイスであるエバネセントデバイスを用いることが可能であり、これらの反射型のライトバルブは高速駆動が可能で高コントラストであるので、コンパクトで鮮明な画像を表示するプロジェクタに適している。また、透過型のデバイスとしては信頼性の高いLCDなどを用いることも可能である。本発明の照明装置は、プロジェクタに限らず、色分離された光が要求される直視型の表示装置や、プリンタなどにおいても適用することが可能である。
【0059】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の照明装置は、インテグレータの入射側にセンターミラーを設けることで、カラーリキャプチャ方式の照明装置に適したインテグレータを備えた照明装置における光の利用効率を高めることが可能となる。したがって、本発明の照明装置を採用することにより、さらに明るく、鮮明なカラー画像を表示可能なプロジェクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラーリキャプチャ方式の照明装置を用いたプロジェクタの概要を示す図である。
【図2】図1に示す照明装置の一部を拡大して示す図である。
【図3】光源のリフレクタの開口の外径とセンターミラーの外径の関係を示すグラフである。
【図4】図3に示すリフレクタの開口の外径とセンターミラーの外径を説明する図である。
【図5】異なる照明装置の概要を示す図である。
【図6】図5に示す照明装置においてセンターミラーの取付け方法を説明する図である。
【図7】図5に示す照明装置においてセンターミラーの角度調整を行なう方法を示す図である。
【図8】図5に示す照明装置においてセンターミラーの角度調整を行なう、異なる方法を示す図である。
【図9】図5に示す照明装置に適したセンターミラーの図であり、図9(a)は斜視図、図9(b)は平面図である。
【図10】図5に示す照明装置に適した、異なるセンターミラーの図であり、図10(a)は斜視図、図10(b)は平面図である。
【図11】図5に示す照明装置に適した、さらに異なるセンターミラーの図であり、図11(a)は斜視図、図11(b)は平面図である。
【図12】本発明に係る照明装置において、アウターミラーを備えたインテグレータを用いたプロジェクタの概要を示す図である。
【図13】図12に示す照明装置の一部を拡大して示す図である。
【図14】センターミラーとアウターミラーを組み合せることによる光量の変化を示す図である。
【図15】図14に示したアウターミラーの曲率と凹凸の関係を模式的に示す図である。
【図16】センターミラーとアウターミラーの組合せの一例を示す図である。
【図17】上記と異なるセンターミラーとアウターミラーの組合せを示す図である。
【図18】上記とさらに異なるセンターミラーとアウターミラーの組合せを示す図である。
【図19】本発明に係るセンターミラーとアウターミラーを備えた、異なる照明装置を用いたプロジェクタを示す図である。
【図20】図19に示した照明装置のセンターミラーの曲率と光量の変化の相関を示す図である。
【符号の説明】
1、1a プロジェクタ
10、11、11a 照明装置
12 光源部、13 ランプ、14 リフレクタ
16 防爆ミラー
20、21 インテグレータ
20a 入射側の面
20b 射出側の面
22 入射側の開口
23 出口側の開口
24 内周面
29 端面
30 センターミラー、31 反射面
40 カラーホイール
41R、41G、41B 各色のダイクロイック膜
50 ライトバルブ(マイクロミラーデバイス)
52 投射レンズ
58 スクリーン
60 アウターミラー
71 光源から照射される白色光の光束(入射光)
72 各色の光束(射出光)
73 漏れ出る光束

Claims (21)

  1. 入射側から射出側に光を伝達するインテグレータと、
    リフレクタおよびその中心に位置するランプを備え、前記インテグレータの入射側に光を供給する光源と、
    前記インテグレータの入射側と前記ランプとを結んだ線上で、前記インテグレータ側から光を当該インテグレータ側に反射するセンターミラーであって、前記リフレクタの開口よりも小さなセンターミラーとを有する照明装置。
  2. 請求項1において、さらに、前記インテグレータの射出側に配置されたカラーフィルタを有し、このカラーフィルタは、ある波長範囲の光を透過し他の該波長範囲以外の光を反射する複数の半透過部分であって、透過する波長範囲が互いに異なる複数の半透過部分を備え、各々の波長範囲の前記半透過部分が前記インテグレータの射出側の開口を分割するように移動する照明装置。
  3. 請求項1において、前記インテグレータは反射性の内周面を備えている照明装置。
  4. 請求項1において、前記インテグレータは多段式である照明装置。
  5. 請求項1において、前記リフレクタの開口をカバーする防爆ガラスを有し、この防爆ガラスに前記センターミラーが作り込まれている照明装置。
  6. 請求項1において、前記センターミラーは平坦な鏡面である照明装置。
  7. 請求項1において、前記センターミラーは凹面鏡である照明装置。
  8. 請求項7において、前記センターミラーの焦点が前記インテグレータの入射側の開口の近傍に位置する照明装置。
  9. 請求項1において、前記センターミラーの外径が、前記リフレクタの開口の外径の5〜25%の範囲である照明装置。
  10. 請求項1において、前記センターミラーの外径が、前記リフレクタの開口の外径の10〜20%の範囲である照明装置。
  11. 請求項1において、前記センターミラーの外径が、前記リフレクタの開口の外径の15%程度である照明装置。
  12. 請求項1において、前記インテグレータの入射側の開口の外周で前記光源の側に反射するアウターミラーを有する照明装置。
  13. 請求項12において、前記アウターミラーは平坦な鏡面である照明装置。
  14. 請求項12において、前記アウターミラーは前記光源の側に凸の円錐台状である照明装置。
  15. 請求項12において、前記アウターミラーは凸面鏡である照明装置。
  16. 請求項12において、前記アウターミラーの中心側は平坦な鏡面であり、周辺側は凸面または前記光源の側に凸の円錐台状である照明装置。
  17. 請求項12において、前記アウターミラーは前記射出側に凸の円錐台状である照明装置。
  18. 請求項12において、前記アウターミラーは凹面鏡である照明装置。
  19. 請求項12において、前記アウターミラーは中心側が平坦な鏡面であり、周辺側は凹面または前記射出側に凸の円錐台状である照明装置。
  20. 請求項12において、前記センターミラーは凹面鏡であり、前記アウターミラーは凸面鏡であり、前記センターミラーの曲率半径より、前記アウターミラーの曲率半径の方が大きい照明装置。
  21. 請求項1ないし20のいずれかに記載の照明装置と、
    この照明装置から出力された各色の光束に基づいて画像データを形成するライトバルブと、このライトバルブからの光を投影するレンズシステムとを有するプロジェクタ。
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