JP3653134B2 - Electric lock - Google Patents
Electric lock Download PDFInfo
- Publication number
- JP3653134B2 JP3653134B2 JP07720196A JP7720196A JP3653134B2 JP 3653134 B2 JP3653134 B2 JP 3653134B2 JP 07720196 A JP07720196 A JP 07720196A JP 7720196 A JP7720196 A JP 7720196A JP 3653134 B2 JP3653134 B2 JP 3653134B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- lock
- retractor
- shaft
- link plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハンドル操作によりラッチボルトが没入し、電磁石に通電したときにはハンドル操作により施錠,解錠される電気錠に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気錠には、例えば特公平4−12351号公報に示すように、デッドボルトとラッチボルトを有する箱錠が扉に埋設され、扉の室外側表面に取り付けられる外側エスカッションには、暗証番号を投入する入力設定部と、機械的に施錠,解錠するシリンダ錠と、電気的に施錠,解錠するためのソレノイドが設けられ、扉の室内側表面に取り付けられる内側エスカッションに電源である電池と制御部の基板が収容され、両エスカッションにラッチボルトを没入させるハンドルが設けられるものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような電気錠では、内側エスカッション内の制御部の基板及び電池に接続する配線が、扉を貫通して外側エスカッション内の入力設定部やソレノイドに接続されるので、扉に配線用の孔を加工する手間や、配線に接続コネクタを設けたり防水処理する手間や、両エスカッションの間を配線する困難な作業が必要であり、配線作業の工数が増大するためにコスト高になる問題や、接続コネクタに起因する接触不良の問題があった。
【0004】
又、デッドボルトとラッチボルトを機械的に操作する箱錠を備えた既存のドア錠に、電気的に施錠,解錠する機構を付加して電気錠に改造したい場合には、上記の孔加工や配線が工場内作業よりも作業し難い現場工事となるので、更に非能率となりコスト高になる等の問題がある。
又、電気錠は左右両勝手の扉に兼用して使用できることが望まれる。
本発明は、かかる課題を解決することを目的とし、電源,入力設定部,電気アクチュエータ(ソレノイド)及び配線を全て外側エスカッションに集約することにより、扉への取り付け工事や既存のドア錠を電気錠に改造する工事を容易にし、操作性がよく且つ左右両勝手に兼用できる電気錠を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の電気錠は、
扉に埋設される錠ケースに設けられ回動したときにラッチボルトを上記錠ケースから出没させるハブと、上記錠ケースに設けられ回動したときにデッドボルトを出没させるカムとを操作する電気錠において、
該扉の室外側表面に固着される本体に、電源である電池と、番号を入力する入力設定部と、該入力設定部への番号入力により通電される電磁石とを配設すると共に、上記本体内に、ハンドル操作により回動するハブと、該ハブの回動により移動するレトラクタプレートと、該レトラクタプレートと同方向に移動可能に設けられるスライドプレートと、長軸を有し一端を上記レトラクタプレートに枢着され他端に設けた係合突起が上記スライドプレートに係脱するフックプレートと、上記レトラクタプレートと同方向に移動可能に設けられ、上記長軸を押動するカム溝と上記電磁石が通電されたときに吸着される可動片とを有し、上記レトラクタプレートにマグネットスプリングを介して係合するマグネットホルダと、上記スライドプレートに枢着され中立位置に付勢されるリンクプレートと、上記カムに連結され、上記リンクプレートに押動される一対の軸を有するドライブシャフトとを備え、
上記可動片が吸着されたときに上記マグネットホルダに移動が阻止され、上記レトラクタプレートの移動により上記フックプレートの長軸は上記カム溝に押動され上記フックプレートの係合突起が上記スライドプレートに係合し、上記レトラクタプレートと共に移動する上記リンクプレートが上記一対の軸の一方を押動して上記ドライブシャフトが施錠角度と解錠角度との間を回動することを特徴とするものである。
【0006】
上記本体に固着されるシリンダ錠と、上記本体内に回動可能に設けられ上記シリンダ錠のロータに係合し、偏心軸を有するシリンダカムと、上記スライドプレートと同方向に移動可能に設けられ上記スライドプレートとロックスプリングを介して係合し、上記偏心軸が係入する係合凹部を有するロックレトラクタとを設けることができる。
【0007】
上記リンクプレートが上記一対の軸の一方の軸を押動したときに、上記リンクプレートは上記他方の軸が当接しない位置に傾動するようにするとよい。
又、上記一対の軸が上記リンクプレートの下端と平行位置において、上記リンクプレートが上記一対の軸に当接したときに、上記一対の軸の一方の軸に押動されて上記リンクプレートを傾動させる傾斜面を上記リンクプレートに設けるとよい。
又、上記本体内に上記ドライブシャフトの回動を検知する一対のスイッチが設けられ、上記ドライブシャフトの一端に上記スイッチを作動させる突出面を形成するとよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は扉の室外側表面に取り付けられる本体Aの正面図、図2は図1の一部破断側面図を示す。
扉Dに固着される本体Aは、図2及び図14に示すように、外側エスカッション1と、外側エスカッション1の裏面を閉塞するバックプレート7とから構成され、図1に示すように、外側エスカッション1の上部には上方にスライド可能な被覆カバー2が設けられ、被覆カバー2の下方には手前に倒すことができるシリンダ錠カバー3が設けられ、シリンダ錠カバー3の下方にハンドルの角軸部を挿入するハンドル挿入孔4が設けられる。
【0009】
図2に鎖線で示すように、被覆カバー2を上方にスライドさせて開くと、複数のスイッチを操作して暗証番号を入力する入力設定部5が露出し、シリンダ錠カバー3を手前に倒すとシリンダ錠6の鍵孔(図示しない)にキーを差し込むことができる(図1,図2参照)。
外側エスカッション1の下端部には、電源である電池を収容するケース89が設けられる。
外側エスカッション1の裏面には、バックプレート7がねじ8により締着される(図6参照)。
【0010】
バックプレート7に設けられたねじ孔16(図8参照)に、外側エスカッション1と丸座1′(図14参照)連結軸(図示しない)雄ねじ部が螺合し、外側エスカッション1及び丸座1′が扉の両面に取り付けられる。
バックプレート7のほぼ中央部に、バックプレート7の外側に突出する筒部10が形成され、筒部10の内面に螺設された雌ねじ10aに、シリンダアタッチメント11の外周面に設けられた雄ねじ11aが螺合する(図7,図8参照)。
【0011】
筒部10の下方にカム挿入孔12が設けられ、カム挿入孔12の両側に案内長孔13,14が設けられ、カム挿入孔12の下方にハブ挿入孔15が設けられ、ハブ挿入孔15の下側に設けられる孔9に挿入されるねじ17は、内部ケース18に設けられた2つの軸19の先端面に固着されることにより、内部ケース18がバックプレート7に取り付けられ、バックプレート7に制御部の基板87がねじ止めされる(図6,図7,図8参照)。
【0012】
内部ケース18には両側端から屈曲して起立する案内壁20が形成され、両案内壁20の下端にばね支持壁21が設けられる。
両案内壁20のほぼ中間に2つの開口22が設けられ、開口22の下方にシリンダ錠6のロータ6aに相対するカム挿入孔23が設けられ、カム挿入孔23の下方には、ハブ挿入孔15に相対するハブ用孔24が設けられる(図8参照)。
【0013】
内部ケース18の内部に挿入されるスライドプレート25の上部にピン26が固着され、ピン26にリンクプレート27の上部が枢着され、リンクプレート27はばね27b(図5参照)により垂下した中立位置に付勢される。
ピン26の下方に2つの開口28が設けられ、開口28の下方に長孔29が設けられ、図5において開口28の左側に、切り起こし加工により起立したばね支持片30が形成され、開口28の右側に、係合溝31が形成される。
【0014】
内部ケース18の下部18aは、スライドプレート25の厚さだけ内側に隆起しているので、スライドプレート25は直接内部ケース18に接触した状態で、案内壁20に案内されながら上下動することができる(図8参照)。
【0015】
スライドプレート25に重ねられるレトラクタプレート32は、上端に開口する長孔33が形成され、上端の右端に切り起こし加工により起立したばね支持片34が形成され、ばね支持片34の下方に孔35,36が設けられる。
レトラクタプレート32の下端部の両側に屈曲加工されたばね支持片37が形成され、ばね支持片37と内部ケース18のばね支持壁21との間にレトラクタスプリング38が挿入される。
従って、レトラクタプレート32は上方に付勢される。
【0016】
フックプレート39は、孔36に枢着される軸部40と、孔35に遊嵌する長軸41と、上端部から横方向に突出する係合突起42を有し、軸部40を支点として揺動したときに係合突起42がスライドプレート25の係合溝31に係脱可能である。
長軸41の先端は、レトラクタプレート32の孔35を貫通して次に述べるマグネットホルダ43に設けられたカム溝44に係入する。
【0017】
マグネットホルダ43は、上記のカム溝44の上方に、上端面に埋設された可動片45と矩形状の長孔46が設けられ、カム溝44の反対面に突起47が突設される。
カム溝44の上端は、図8において右方向に屈曲しているので、カム溝44の上端部に係入する長軸41が下降するとフックプレート39が軸部40を支点として反時計方向に傾き、係合突起42がスライドプレート25の係合溝31に係入する。
【0018】
バックプレート7の内壁面に電磁石ホルダ86がねじ88により締着され、電磁石ホルダ86に電磁石48が設けられる(図6,図8参照)。
可動片45は、バックプレート7に設けられた電磁石48が通電されたときに電磁石48に吸着されるものであり、突起47は、バックプレート7の案内長孔13(図6参照)に挿入される。
矩形状の長孔46の下面とレトラクタプレート32のばね支持片34との間にマグネットスプリング49が挿入される(図8,図9参照)。
【0019】
シリンダカム50は、円板50aの両面に突出する軸部50b,50cが設けられ、軸部50bがバックプレート7のカム挿入孔12に挿入され、軸部50cは、レトラクタプレート32の長孔33及びスライドプレート25の長孔29を経由して内部ケース18のカム挿入孔23に挿入される(図7,図8参照)。
軸部50b,50cを貫通する非円形孔51にはシリンダ錠6のロータ6aが挿入され、円板50aに設けられた偏心軸52が次に述べるロックレトラクタ53の係合凹部54に係合する。
【0020】
ロックレトラクタ53に設けられた矩形状の長孔55の下面とスライドプレート25のばね支持片30との間にロックスプリング56が挿入され(図8,図9参照)、ロックレトラクタ53に設けられた突起57は、バックプレート7の案内長孔14(図6参照)に挿入される。
以上述べたシリンダ錠6,シリンダカム50,ロックレトラクタ53,ロックスプリング56により機械的な非常解錠機構が構成される。
【0021】
ハブ58は、両端に押動突起59が形成される板状の本体58aの両面に軸部58b,58cが設けられ(図7参照)、一方に軸部58bは内部ケース18のハブ用孔24に挿入され、他方の軸部58cはバックプレート7のハブ挿入孔15に挿入される。
ハブ58の中央を貫通する角孔60には、ハンドルH(図14参照)の端部に形成された角軸部が嵌入する。
【0022】
シリンダアタッチメント11に回動可能に挿入されたシリンダジョイント61の一端は、円形の2か所をV字形状に切欠した形状の非円形軸に形成され、他端面に2つの孔が設けられる。
ドライブシャフト62に設けられた2本の軸63が、内部ケース18の2つの開口22,スライドプレート25の2つの開口28を経由して、シリンダアタッチメント11の他端面の2つの孔にそれぞれ挿入される(図8,図9参照)。
【0023】
図12(A)〜(D)はドライブシャフト62とリンクプレート27との相互関係を示す略図であり、図12(A)をドライブシャフト62の施錠角度とすると、ドライブシャフト62の左側の軸63aが高く、右側の軸63bが低くなっている。
一方、リンクプレート27はばね27a(図5参照)によりピン26を支点として垂下した中立位置に付勢され、リンクプレート27の下端の押動面27aに左側の軸63aがほぼ接触している。
【0024】
この状態で、リンクプレート27が下降すると、リンクプレート27の押動面27aが左側の軸63aに当たって時計方向に傾動し、リンクプレート27の右側の側面27bが、右側の軸63bの上昇を妨げない位置に変位すると共に、リンクプレート27の押動面27aに軸63aを押されたドライブシャフト62が反時計方向に回動し始める(図12(B)参照)。
【0025】
リンクプレート27の下降が終了すると、ドライブシャフト62が反時計方向に約90度回動して解錠角度となり、右側の軸63bが上昇位置になり、左側の軸63aが下降位置になる(図12(C)参照)。
リンクプレート27は上昇すると再び図12(A)に示すような中立位置に復帰するが、ドライブシャフト62は解錠角度のままである。
【0026】
次に、再びリンクプレート27が下降すると押動面27aに、右側の軸63bを押されたドライブシャフト62が時計方向に約90度回動して施錠角度となり、左右の軸63a,63bの位置は図12(A)に状態に復帰する。
すなわち、リンクプレート27が下降,上昇を繰り返す度に、ドライブシャフト62が施錠角度と解錠角度を交互に繰り返し、ドライブシャフト62に係合するシリンダジョイント61も施錠角度と解錠角度を交互に繰り返す。
【0027】
リンクプレート27の押動面27aと側面27bとの交叉点に傾斜面27cが形成されるが、図12(D)において左側の傾斜面27cが右側の傾斜面27cよりも大きくなっているので、仮に左右の軸63a,63bが押動面27aに平行な同じ高さに揃った事態が生じたとしても、リンクプレート27が下降したときに、左側の軸63aに当たった左側の傾斜面27cにリンクプレート27を反時計方向に回動する分力が生じるので、押動面27aが軸63bを押動することができ、図12(A)の状態になる。
【0028】
扉に内設される箱錠Bは、箱形の錠ケース64の前壁であるフロント65が扉の端面に取り付けられ、フロント65にデッドボルト用孔66及びラッチボルト用孔67が設けられる。
デッドボルト用孔66に出没可能に挿入されるデッドボルト68に凹部69が形成され、錠ケース64に枢着されたカム70にシリンダジョイント61の先端部が嵌入する非円形の孔71が設けられ、カム70に設けられた駆動片72がデッドボルト68の凹部69に係合する。
駆動片72に設けられたピン73と錠ケース64に設けられたピン74にスプリング75の両端部が係止されるので、デッドボルト68は突出した施錠位置と没入した解錠位置に付勢される(図16参照)。
【0029】
ラッチボルト用孔67に挿入されるラッチボルト76は、頭部76aと、頭部76aの後面から延びる軸部76bとを有し、軸部76bは錠ケース64の内壁面から起立する支持壁77に設けられた孔を貫通する。
頭部76aと支持壁77との間にラッチスプリング78が挿入されるので、ラッチボルト76の頭部76aはフロント65から突出する方向に付勢される。
【0030】
錠ケース64に枢着されたハブ79はハンドルの角軸が挿入される角孔80が設けられ、ハブ79の両端に押動部81が形成される。
錠ケース64の内壁面に沿って摺動可能なレトラクタ82は、屈曲加工されて起立する起立壁83と被押動壁84が設けられ、起立壁83の孔に挿入された軸部76bの端部に止め輪85が嵌着され、被押動壁84は、ハブ79が回動したときに押動部81に押動される。
【0031】
次に、以上のように構成された電気錠の作用を、解錠状態,電気的な施錠並びに解錠操作,機械的な非常解錠操作の順に説明する。
解錠状態では、ドライブシャフト62が解錠角度にあり、左側の軸63aが上昇位置にあり右側の軸63bが下降位置にある(図9参照)。
ドライブシャフト62に係合するシリンダジョイント61は解錠角度にあり、シリンダジョイント61に係合する箱錠Bのカム70も図16に示すような解錠角度にあり、デッドボルト68は錠ケース64内に没入している。
【0032】
レトラクタスプリング38に押されているレトラクタプレート32は上昇端まで上昇し、レトラクタプレート32のばね支持片34に係合するマグネットホルダ43も上昇し、可動片45が電磁石48に接している。
フックプレート39の長軸41が、マグネットホルダ43のカム溝44の上端部に係合しているので、係合突起42はスライドプレート25の係合溝31から離れており、レトラクタプレート32はスライドプレート25と独立して下降可能な状態にある。
【0033】
シリンダ錠6のロータ6aは施錠角度にあり、ロータ6aに係合するシリンダカム50の偏心軸52はロックレトラクタ53を上昇位置に押し上げているので、ロックスプリング56を介してばね支持片30を上方に押されているスライドプレート25は上昇している。
ハブ58の2つの押動突起59は共にばね支持片37に当接している(図9参照)。
箱錠Bのラッチボルト76はフロント65から突出してドア框に設けられたストライクの係合孔(図示しない)に係入しているので、扉は閉扉状態に保持されている。
【0034】
このような解錠状態において、扉のハンドルを回動操作すると、ハブ58が回動して一方の押動突起59がレトラクタプレート32のばね支持片37を下方に押動し、レトラクタプレート32が下降するが、レトラクタプレート32のばね支持片34にマグネットスプリング49を介して同方向に押されるマグネットホルダ43も下降する。
【0035】
このときには、スライドプレート25は下降しないので、リンクプレート27も下降しない(図10参照)。
一方、ハンドルHの回動操作により箱錠Bのハブ79が回動し、後退するレトラクタ82と共にラッチボルト76が錠ケース64内に没入し、扉を開くことができる(図16参照)。
【0036】
次に、電気的な施錠並びに解錠操作を説明すると、被覆カバー2を上に開いて入力設定部5により暗証番号を投入すると、電磁石48が所定時間通電され、電磁石48に可動片45が吸引される。
この状態でハンドルを操作するとハブ58の押動突起59に押されたレトラクタプレート32が下降すると共に箱錠Bのラッチボルト76が没入するが、可動片45を吸着されているマグネットホルダ43は、マグネットスプリング49も押圧力よりも強い吸着力で保持されているので、下降しない。
【0037】
従って、レトラクタプレート32と共に下降するフックプレート39の長軸41が、マグネットホルダ43のカム溝44の上端から下降するので、フックプレート39が図11において反時計方向に傾動し、係合突起42が係合溝31に係入し、レトラクタプレート32と共にスライドプレート25も下降する。
このとき、ロックスプリング56がロックレトラクタ53を下方に押すが、シリンダカム50の偏心軸52に係合するロックレトラクタ53は下降しない(図11参照)。
【0038】
スライドプレート25と共に下降するリンクプレート27の下端の押動面27aが、高位置にある右側の軸63aを押動し(図10参照)、軸63aを押されたドライブシャフト62が解錠角度から施錠角度に回動し、左側の軸63bが高位置になる。
又、ドライブシャフト62が施錠角度に回動すると、ドライブシャフト62に係合するシリンダジョイント61及びシリンダジョイント61に係合する箱錠Bのカム70が施錠角度に(図10において時計方向に)回動するので、駆動片72に押されたデッドボルト68が突出して施錠される。
【0039】
以上のように施錠された電気錠に再び通電してハンドルHを操作すると、再びレトラクタプレート32と共にスライドプレート25が下降し、リンクプレート27が高位置になっている軸63bを下方に押動するので、ドライブシャフト62が解錠角度に回動し、ドライブシャフト62に係合するシリンダジョイント61,箱錠Bのカム70が解錠角度に回動し、デッドボルト68が没入して解錠される。
【0040】
施錠されている電気錠を機械的に非常解錠するには、シリンダ錠カバー3を手前に引いてシリンダ錠6の鍵孔に差し込んだキーを解錠方向(図10において反時計方向)に回動すると、ロータ6aに係合しているシリンダカム50が解錠角度に回動し、偏心軸52がロックレトラクタ53を下方に押し下げるので、ロックレトラクタ53の長孔55がスライドプレート25のばね支持片30を下方に押し、スライドプレート25と共に下降するリンクプレート27が高位置にある軸63aを押し、ドライブシャフト62,シリンダジョイント61と共に箱錠Bのカム70が解錠角度に回動し、デッドボルト68が没入する。
その後、キーを元の角度に戻して引き抜く。
【0041】
この機械的な非常解錠操作時には、ロックレトラクタ53及びスライドプレート25のみが下降し、レトラクタプレート32は上昇位置に停止したままでよいのでハンドルHの操作は不要である。
機械的に施錠するには、キーを再び反時計方向に回動すると、スライドプレート25が下降してリンクプレート27が高位置にある軸63bを押動するため、ドライブシャフト62,シリンダジョイント61と共に箱錠Bのカム70が施錠角度に回動し、デッドボルト68が突出する。
【0042】
次に、本発明の電気錠が左右両勝手の扉Dに兼用可能に構成されていることを説明する。
外側エスカッション1の内部には、図13に示すように、ドライブシャフト62の両側に一対の検出スイッチ91,92がねじにより固着される。
ドライブシャフト62の外周面には、検出スイッチ91,92の作動片を押動しない切欠部62a,62b,62cと、検出スイッチ91,92の作動片を押動する突出面62dが形成される。
【0043】
図13に示すように、ドライブシャフト62が施錠角度にあるときには、軸63aが高位置にあり、一方のスイッチ91の作動片は切欠部62bに押動されないが、他方のスイッチ92の作動片は突出面62dに押動されるので、ドライブシャフト62が施錠角度にあり、デッドボルト68が突出した施錠状態にあることが検知される。
【0044】
ドライブシャフト62が図13において時計方向にほぼ90度回動した解錠角度にあるときには、一方のスイッチ91の作動片は切欠部62aによって、他方のスイッチ92の作動片は切欠部62cによって共に押動されないので、ドライブシャフト62が解錠角度にあり、デッドボルト68が没入した施錠状態にあることが検知される。
扉が勝手反対の場合にも、一対の検出スイッチ91,92の押動状態の検出によって施錠状態及び解錠状態を検知することができる。
【0045】
本発明の電気錠は、外側エスカッション1内において、レトラクタプレート32,スライドプレート25の係合を制御するようにしたので、ハンドルHの操作のみでラッチボルト76,デッドボルト68を駆動することができ、簡単な構成で操作性のよい電気錠を得ることができた。
レトラクタプレート32とスライドプレート25の係合は、電気的に直接行うことなくハンドルH操作によるレトラクタプレート32の移動と、マグネットホルダ43のカム溝44により行うようにしたため、極めて小さな電磁石48を用いればよく、電気錠の小型化が図れるので、外側エスカッション1が大きくならない利点がある。
【0046】
リンクプレート27により、施錠と解錠の回動方向の異なるドライブシャフト62を制御できるため、部品点数が少なくなる利点と、勝手違いの錠ケースにもそのまま取り付けることができる利点がある。
【0047】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(1) 入力設定部,電池,電磁石,制御部の基板などの全ての電気機器を外側エスカッションの内部に収容したので、扉を経由して内側エスカッションに配線する作業が不要になり、組立並びに配線作業を容易に且つ効率的に行うことができる。
(2) 同じ理由により、内外のエスカッションの取り付け作業が簡単になり、既存のドア錠を電気錠に改造し易くなった。
(3) ハンドルを操作すればラッチボルトが没入し、通電してハンドルを操作すればラッチボルトが没入すると共に電気的に解錠され、もう一度通電してハンドルを操作すれば電気的に施錠されるので、施錠,解錠操作が同一動作で簡単に行われる。
(4) 電気的な施錠、解錠機構及び機械的な非常解錠機構の構造が簡単であり、部品点数が少ないので、エスカッションを薄くすることができる。
(5) 勝手違いの扉にそのまま取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気錠の本体の正面図である。
【図2】図1の一部破断側面図である。
【図3】外側エスカッションの縦断面図である。
【図4】外側エスカッションの裏面図である。
【図5】バックプレートに組立られた主要構成部品の正面図である。
【図6】図5の裏面図である。
【図7】図5の側面図である。
【図8】電気錠の主要構成部品の分解斜視図である。
【図9】解錠状態における電気錠の主要構成部品の正面図である。
【図10】解錠時にハンドルを操作した状態を示す電気錠の主要構成部品の正面図である。
【図11】施錠操作を説明する電気錠の主要構成部品の正面図である。
【図12】図12(A)〜(D)はリンクプレートの作動説明図である。
【図13】ドライブシャフトとスイッチの取り付け位置の関係を示す要部正面図である
【図14】扉の断面図である。
【図15】扉の斜視図である。
【図16】箱錠の内部構造を説明する正面図である。
【符号の説明】
A 電気錠本体
B 箱錠
1 外側エスカッション
5 入力設定部
6 シリンダ錠
7 バックプレート
11 シリンダアタッチメント
18 内部ケース
25 スライドプレート
26 ピン
27 リンクプレート
30,34,37 ばね支持片
31 係合溝
32 レトラクタプレート
38 レトラクタスプリング
39 フックプレート
41 長軸
42 係合突起
43 マグネットホルダ
44 カム溝
45 可動片
48 電磁石
49 マグネットスプリング
50 シリンダカム
52 偏心軸
53 ロックレトラクタ
54 係合凹部
56 ロックスプリング
58 ハブ
59 押動突起
61 シリンダジョイント
62 ドライブシャフト
63 軸
64 錠ケース
68 デッドボルト
70 カム
76 ラッチボルト
79 ハブ
82 レトラクタ
87 基板
91,92 検出スイッチ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an electric lock that is latched and unlocked by a handle operation when a latch bolt is immersed by the handle operation and an electromagnet is energized.
[0002]
[Prior art]
In the conventional electric lock, for example, as shown in Japanese Patent Publication No. 4-12351, a box lock having a dead bolt and a latch bolt is embedded in the door, and an outer escutcheon attached to the outdoor surface of the door has a password. A battery that is a power source for the inner escutcheon that is attached to the indoor side surface of the door, and is provided with an input setting unit that inputs the power, a cylinder lock that is mechanically locked and unlocked, and a solenoid that is electrically locked and unlocked In many cases, the control board is accommodated and a handle for inserting the latch bolt into both escutions is provided.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In such an electric lock, the wiring connected to the circuit board and the battery of the control unit in the inner escutcheon passes through the door and is connected to the input setting unit and the solenoid in the outer escutcheon. The trouble of processing, the need to install a connection connector on the wiring, the trouble of waterproofing, and the difficult work of wiring between both escutions, and the problem of high cost due to increased man-hours for wiring work, connection There was a problem of poor contact due to the connector.
[0004]
If the existing door lock with a box lock for mechanically operating the dead bolt and latch bolt is to be modified to an electric lock by adding a mechanism for electrically locking and unlocking, the above hole processing is performed. And wiring is a site work that is harder to work than in-factory work, and there are problems such as inefficiency and high costs.
In addition, it is desirable that the electric lock can be used for both right and left doors.
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention aims to solve such a problem, and consolidates the power supply, input setting unit, electric actuator (solenoid) and wiring into the outer escutcheon, so that the installation work to the door or the existing door lock can be electrically locked. It is an object of the present invention to provide an electric lock that facilitates the work of remodeling, has good operability, and can be used both left and right.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the electric lock of the present invention comprises:
An electric lock that is provided in a lock case embedded in the door and operates a hub that causes the latch bolt to protrude and retract from the lock case and a cam that is provided in the lock case and causes the dead bolt to protrude and retract. In
A battery that is a power source, an input setting unit that inputs a number, and an electromagnet that is energized by inputting a number to the input setting unit are disposed on the main body fixed to the outdoor surface of the door. Inside, a hub that is rotated by a handle operation, a retractor plate that is moved by the rotation of the hub, a slide plate that is provided so as to be movable in the same direction as the retractor plate, and a long axis that has one end A hook plate pivotally attached to the retractor plate and provided at the other end engages and disengages with the slide plate, and a cam groove is provided to be movable in the same direction as the retractor plate and pushes the long shaft. And a movable piece that is attracted when the electromagnet is energized, and is engaged with the retractor plate via a magnet spring, and the slide plate It includes a link plate which is biased to the destination is the neutral position, is connected to the cam, and a drive shaft having a pair of axes that are pushed to the link plate,
When the movable piece is attracted, the magnet holder is prevented from moving, and by moving the retractor plate, the long axis of the hook plate is pushed into the cam groove, and the engaging projection of the hook plate is moved to the slide plate. The link plate that engages with the retractor plate and pushes one of the pair of shafts so that the drive shaft rotates between a locking angle and an unlocking angle. It is.
[0006]
A cylinder lock fixed to the main body, a cylinder cam that is rotatably provided in the main body, engages with a rotor of the cylinder lock, has an eccentric shaft, and is movable in the same direction as the slide plate. It is possible to provide a lock retractor that engages with the slide plate via a lock spring and has an engagement recess into which the eccentric shaft is engaged.
[0007]
When the link plate pushes one of the pair of shafts, the link plate may tilt to a position where the other shaft does not contact.
Further, when the pair of shafts is parallel to the lower end of the link plate and the link plate contacts the pair of shafts, the link plate is tilted by being pushed by one of the pair of shafts. It is preferable to provide the link plate with an inclined surface.
A pair of switches for detecting the rotation of the drive shaft may be provided in the main body, and a projecting surface for operating the switch may be formed at one end of the drive shaft.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a front view of a main body A attached to the outdoor surface of a door, and FIG. 2 is a partially broken side view of FIG.
As shown in FIGS. 2 and 14, the main body A fixed to the door D is composed of an
[0009]
As shown by the chain line in FIG. 2, when the covering
A
A
[0010]
The
A
[0011]
A
[0012]
The
Two
[0013]
A
Two
[0014]
Since the
[0015]
The
A bent
Accordingly, the
[0016]
The
The distal end of the long shaft 41 passes through the
[0017]
The
Since the upper end of the
[0018]
An
The
A
[0019]
The
The
[0020]
A
The above-described
[0021]
The
A square shaft portion formed at an end portion of the handle H (see FIG. 14) is fitted into the
[0022]
One end of the cylinder joint 61 that is rotatably inserted into the
Two
[0023]
12A to 12D are schematic views showing the mutual relationship between the
On the other hand, the
[0024]
In this state, when the
[0025]
When the lowering of the
When the
[0026]
Next, when the
That is, every time the
[0027]
An
[0028]
In the box lock B installed in the door, a front 65 which is a front wall of a box-shaped
A
Since both ends of the
[0029]
The
Since the
[0030]
The
The
[0031]
Next, the operation of the electric lock configured as described above will be described in the order of unlocked state, electrical locking and unlocking operation, and mechanical emergency unlocking operation.
In the unlocked state, the
The cylinder joint 61 that engages with the
[0032]
The
Since the long axis 41 of the
[0033]
The
The two pushing
Since the
[0034]
In such an unlocked state, when the handle of the door is rotated, the
[0035]
At this time, since the
On the other hand, the
[0036]
Next, electrical locking and unlocking operations will be described. When the
When the handle is operated in this state, the
[0037]
Accordingly, the long axis 41 of the
At this time, the
[0038]
The pushing
When the
[0039]
When power is supplied again to the electric lock locked as described above and the handle H is operated, the
[0040]
To mechanically unlock the locked electric lock mechanically, pull the
Then, pull the key back to its original angle.
[0041]
At the time of this mechanical emergency unlocking operation, only the
To lock mechanically, when the key is rotated counterclockwise again, the
[0042]
Next, it will be described that the electric lock of the present invention is configured to be used as both right and left doors D.
As shown in FIG. 13, a pair of detection switches 91 and 92 are fixed to both sides of the
On the outer peripheral surface of the
[0043]
As shown in FIG. 13, when the
[0044]
When the
Even when the door is opposite, the locked state and the unlocked state can be detected by detecting the pushing state of the pair of detection switches 91 and 92.
[0045]
Electric lock of the present invention, the
Since the
[0046]
Since the
[0047]
【The invention's effect】
Since this invention is comprised as mentioned above, there exists an effect as described below.
(1) Since all the electrical equipment such as the input setting unit, battery, electromagnet, and control unit board is housed inside the outer escutcheon, the work of wiring to the inner escutcheon via the door becomes unnecessary, and assembly and wiring Work can be performed easily and efficiently.
(2) For the same reason, it is easy to attach the escutcheon inside and outside, and it is easy to convert the existing door lock into an electric lock.
(3) When the handle is operated, the latch bolt is immersed, and when the handle is operated by energizing the latch bolt, the latch bolt is retracted and electrically unlocked. When the handle is operated again by energizing, the handle is electrically locked. Therefore, locking and unlocking operations are easily performed with the same operation.
(4) Since the structure of the electrical locking, unlocking mechanism and mechanical emergency unlocking mechanism is simple and the number of parts is small, the escutcheon can be made thin.
(5) Can be attached to the wrong door.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a main body of an electric lock.
FIG. 2 is a partially cutaway side view of FIG.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view of an outer escutcheon.
FIG. 4 is a rear view of the outer escutcheon.
FIG. 5 is a front view of main components assembled on a back plate.
6 is a rear view of FIG. 5. FIG.
7 is a side view of FIG. 5. FIG.
FIG. 8 is an exploded perspective view of main components of the electric lock.
FIG. 9 is a front view of main components of the electric lock in the unlocked state.
FIG. 10 is a front view of main components of the electric lock showing a state in which the handle is operated during unlocking.
FIG. 11 is a front view of main components of an electric lock for explaining a locking operation.
FIGS. 12A to 12D are operation explanatory views of the link plate.
FIG. 13 is a front view of the main part showing the relationship between the drive shaft and the mounting position of the switch. FIG. 14 is a sectional view of the door.
FIG. 15 is a perspective view of a door.
FIG. 16 is a front view illustrating the internal structure of the box lock.
[Explanation of symbols]
A Electric lock body
Claims (5)
該扉の室外側表面に固着される本体に、電源である電池と、番号を入力する入力設定部と、該入力設定部への番号入力により通電される電磁石とを配設すると共に、上記本体内に、ハンドル操作により回動するハブと、該ハブの回動により移動するレトラクタプレートと、該レトラクタプレートと同方向に移動可能に設けられるスライドプレートと、長軸を有し一端を上記レトラクタプレートに枢着され他端に設けた係合突起が上記スライドプレートに係脱するフックプレートと、上記レトラクタプレートと同方向に移動可能に設けられ、上記長軸を押動するカム溝と上記電磁石が通電されたときに吸着される可動片とを有し、上記レトラクタプレートにマグネットスプリングを介して係合するマグネットホルダと、上記スライドプレートに枢着され中立位置に付勢されるリンクプレートと、上記カムに連結され、上記リンクプレートに押動される一対の軸を有するドライブシャフトとを備え、
上記可動片が吸着されたときに上記マグネットホルダに移動が阻止され、上記レトラクタプレートの移動により上記フックプレートの長軸は上記カム溝に押動され上記フックプレートの係合突起が上記スライドプレートに係合し、上記レトラクタプレートと共に移動する上記リンクプレートが上記一対の軸の一方を押動して上記ドライブシャフトが施錠角度と解錠角度との間を回動することを特徴とする電気錠。An electric lock that is provided in a lock case embedded in the door and operates a hub that causes the latch bolt to protrude and retract from the lock case and a cam that is provided in the lock case and causes the dead bolt to protrude and retract. In
A battery that is a power source, an input setting unit that inputs a number, and an electromagnet that is energized by inputting a number to the input setting unit are disposed on the main body fixed to the outdoor surface of the door. Inside, a hub that is rotated by a handle operation, a retractor plate that is moved by the rotation of the hub, a slide plate that is provided so as to be movable in the same direction as the retractor plate, and a long axis that has one end A hook plate pivotally attached to the retractor plate and provided at the other end engages and disengages with the slide plate, and a cam groove is provided to be movable in the same direction as the retractor plate and pushes the long shaft. And a movable piece that is attracted when the electromagnet is energized, and is engaged with the retractor plate via a magnet spring, and the slide plate It includes a link plate which is biased to the destination is the neutral position, is connected to the cam, and a drive shaft having a pair of axes that are pushed to the link plate,
When the movable piece is attracted, the magnet holder is prevented from moving, and by moving the retractor plate, the long axis of the hook plate is pushed into the cam groove, and the engaging projection of the hook plate is moved to the slide plate. The link plate that moves together with the retractor plate pushes one of the pair of shafts so that the drive shaft rotates between a locking angle and an unlocking angle. Tablets.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07720196A JP3653134B2 (en) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | Electric lock |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07720196A JP3653134B2 (en) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | Electric lock |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09264084A JPH09264084A (en) | 1997-10-07 |
JP3653134B2 true JP3653134B2 (en) | 2005-05-25 |
Family
ID=13627222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07720196A Expired - Fee Related JP3653134B2 (en) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | Electric lock |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3653134B2 (en) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100440207B1 (en) * | 2001-09-26 | 2004-07-14 | 주식회사 뉴웰 | Door lock assembly |
CN105122313B (en) | 2013-03-11 | 2018-04-03 | 品谱股份有限公司 | Electronics plug-inserting lock |
JP6041266B2 (en) * | 2013-04-18 | 2016-12-07 | 株式会社 ユーシン・ショウワ | Battery-powered electric lock device |
CN109163174B (en) * | 2018-10-15 | 2020-08-04 | 江苏惠利隆塑业集团有限公司 | Linkage detection equipment for automobile engine support |
CN110863719B (en) * | 2019-11-30 | 2024-07-19 | 北京博得交通设备有限公司 | Emergency unlocking component for subway door |
KR102397020B1 (en) * | 2021-12-23 | 2022-05-16 | 정태원 | Digital door locking device |
CN114898500B (en) * | 2022-04-07 | 2023-09-12 | 湖南盛滔信息科技有限公司 | Lock structure for vending machine and control method |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP07720196A patent/JP3653134B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09264084A (en) | 1997-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6098433A (en) | Lock for safes and other security devices | |
US6580355B1 (en) | Remote door entry system | |
US7052054B2 (en) | Electric drop bolt with slidable drive mechanism | |
US5876073A (en) | Electrically operable door locking apparatus and method for operating the same | |
JP3653134B2 (en) | Electric lock | |
KR0137881B1 (en) | Locking apparatus with a card key | |
KR101895216B1 (en) | Mortise for door lock | |
KR20180034648A (en) | Electric strike system with keeper monitoring | |
JP2001152713A (en) | Electric lock | |
JP2832235B2 (en) | Locking device for trunk door | |
GB2152576A (en) | Strike assembly | |
JP3698806B2 (en) | Electronic lock | |
GB2572027A (en) | Door lock device | |
KR100387951B1 (en) | Auto re-locking type mortise locking system | |
CN114450460B (en) | Latch assembly | |
JPH09151636A (en) | Door lock device | |
JP2813989B2 (en) | Operation mode switchable electric lock | |
JP2512590Y2 (en) | Electric lock | |
KR100514116B1 (en) | Locking device for electric type door-lock | |
CN212837152U (en) | Lock body and intelligent household door lock | |
KR200407876Y1 (en) | Locking device for electric type door-lock | |
JPH0455155Y2 (en) | ||
JPH01250574A (en) | Electric door lock | |
KR200325797Y1 (en) | Locking device for electric type door-lock | |
KR200226222Y1 (en) | apparatus locking in door |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050119 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050225 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |