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JP3642639B2 - 複数の荷重変換手段を備える計量装置 - Google Patents

複数の荷重変換手段を備える計量装置 Download PDF

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JP3642639B2
JP3642639B2 JP26123696A JP26123696A JP3642639B2 JP 3642639 B2 JP3642639 B2 JP 3642639B2 JP 26123696 A JP26123696 A JP 26123696A JP 26123696 A JP26123696 A JP 26123696A JP 3642639 B2 JP3642639 B2 JP 3642639B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、被計量物が保持される物品保持手段を複数の計量用荷重変換手段で支持して、各計量用荷重変換手段が生成する計量信号を加算することにより被計量物の重量又は質量を計量する複数の荷重変換手段を備える計量装置に関し、詳しくは、例えば船上のように振動する床に設置されても正確な重量又は質量の計量を可能にする複数の荷重変換手段を備える計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車等のようにサイズや重量が大きな被計量物の重量測定では、計量台を複数の計量セルで支持して、各計量セルからの荷重信号を加算するようにした多点セル型計量装置が使用されている(特願昭63−285941号)。この多点セル型計量装置によれば1つの計量セルに荷重を集中させるものに比較して、複数の計量セルの定格重量の総和がその1つの計量セルの定格重量と同程度のものを用いながらも、計量台のサイズを大きくすることができる利点がある。これら計量セルは、例えば、起歪体に歪ゲージを貼り付けたものである。
【0003】
しかしながら、上記装置では、計量装置の設置場所において生じる地盤、建屋、床、架台等の環境振動(床振動)を計量セルが拾う場合がある。従って、上記加算計量信号は、計量系振動に低周波の床振動が重畳された合成信号として出力される。図10は、床振動がない状態の振動モデルを示す図であり、図11は床振動が加わった状態の振動モデルを示す図である。
【0004】
つまり、加算計量信号が図10に示すように床振動が加わっていない場合では、(a1 、a2 、a3 )、(a2 、a3 、a4 )、・・・・というように時系列データのいくつかを予め定めた各時点で平均する移動平均法を使用することによって、安定時間Sまで待つことなく被計量物の重量を比較的高速、かつ、正確に計量することができる。しかし、加算計量信号が図11に示すように床振動が加わっている場合では、周期の長い床振動に引きずられて加算計量信号の収束に時間がかかり、上記移動平均法を使用しても被計量物の重量を求めるのに時間がかかるという問題がある。なお、計量装置にフィルタを設けて遮断周波数を低くして床振動の影響を低減すると、安定時間Sが更に延びることとなるので、結局、フィルタによっては計量時間を短縮することができない。
【0005】
そこで、この床振動に基づく振動成分を除去した加算計量信号を出力するようにして、被計量物の重量を比較的高速、かつ、正確に計量しようとする多点セル型計量装置が特願平6−293744号(特開平7−209066号公報)に開示されている。図12は、この計量装置の電気回路を示すブロック図であり、図13はそのブロック図のCPU25の詳細を示す図である。
【0006】
この計量装置は、計量台を複数の計量セル11 〜1m により支持して各計量セル11 〜1m からの計量信号W1 〜Wm を加算した加算信号により計量台の負荷荷重を求めるものであって、各計量セル11 〜1m と同一の床F(5)に設置されて床振動を検出する床振動検出セル161 〜16n と、床振動検出セル161 〜16n から出力される床振動検出信号Y1 〜Yn の振動成分によって各計量信号を補正することにより、床振動に起因する計量信号W1 〜Wm の誤差を補償した床振動補正済信号D1 〜Dm を出力する床振動補償手段80と、を備えている。そして、この床振動補償手段80は、図13に示すように、床振動算出手段84と床振動補正手段82を備えている。床振動算出手段84は、床振動検出セル161 〜16n が生成するフィルタ済み信号FY1 〜FYn の振動成分に基づいて床振動モードを算出し、この算出した床振動モードに基づいて各計量セル11 〜1m が設置されている位置における床Fの上下方向の振動信号M1 〜Mm を算出する。床振動補正手段82は、各計量セル11 〜1m から出力される夫々のフィルタ済み信号FW1 〜FWm から各計量セル11 〜1m ごとに算出されて感度補正された対応する振動信号S1 〜Sm を夫々減算し、これにより床振動成分を除去した床振動補正済み信号D1 〜Dm を生成する。そして、加算手段46がこれら床振動補正済み信号D1 〜Dm を加算して加算信号BWを被計量物の重量として出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、各計量セル11 〜1m から出力される各計量信号W1 〜Wm の加算信号に含まれている床振動成分は、各計量セル11 〜1m の設置位置における振動成分の合計値と等しくはなく、各計量セル11 〜1m が支持する計量台とその上に載置された被計量物の合成重心位置における振動成分と等しく、従って、図12及び図13に示す上記従来の計量装置では、各計量セル11 〜1m から出力される計量信号W1 〜Wm に含まれている床振動成分を正確に除去することができず、その結果、被計量物の重量を正確に計量することができないという問題がある。
【0008】
次に、これを式を使って説明する。図5は、計量装置に設けられている4台の計量セル及び合成重心位置P(xC 、yC )の座標位置を示す正面斜視図であり、矩形板状の計量台5の四隅を計量セル11 〜14 が支持しており、各計量セル11 〜14 の座標位置を(x1 、y1 )〜(x4 、y4 )とする。ここで説明を簡単にするために、
1 =x2 、y1 =y3 、x3 =x4 、y4 =y2 ・・・・(1)
とする。そして、被計量物の質量をM、計量台5の質量をm1 とし、被計量物と計量台5の合計重心位置をP(xC 、yC )とする。ここで、被計量物と計量台5の合成重心位置P(xC 、yC )における床振動成分Vxcyc(t)は、
xcyc(t)=xC A(t)+yC B(t)+C(t) ・・・・(2)
となる。ただし、A(t)は、夫々が互いに直交するX軸、Y軸、Z軸を座標軸として、Y軸回りの回転運動のZ軸方向の加速度、B(t)はX軸回りの回転運動のZ軸方向の加速度、C(t)はZ軸方向の直線運動の加速度である。
また、座標位置(x1 、y1 )に設置された計量セル11 の生成する計量信号中の床振動成分Vd1 (t)は、
Vd1 (t)={(x3 −xC )(y3 −yC )/(x3 −x1 )(y3 −y1 )}Vxcyc(t) ・・・・(3)
となる。一方、座標位置(x1 、y1 )における床振動成分Vd1 ’(t)は、
Vd1 ’(t)=x1 A(t)+y1 B(t)+C(t)・・・・(4)
となる。これら(3)式と(4)式とは、xC =x1 、yC =y1 でない限り互いに一致しない。
【0009】
つまり、計量セル11 の生成する計量信号FW1 から式(3)で表される床振動成分Vd1 (t)を除去すべきであるのに、図13に示す従来の計量装置では、計量信号FW1 から式(4)で表される座標位置(x1 、y1 )における床振動成分Vd1 ’(t)を減算しているので、被計量物の重量を正確に計量することができないという問題がある。
【0010】
本発明は、計量信号中の床振動の成分を正確に除去する補正を行い、被計量物の重量又は質量を正確に計量することができる複数の荷重変換手段を備える計量装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、物品保持手段が複数の計量用荷重変換手段により支持され、各計量用荷重変換手段の生成する計量信号を加算した加算信号により上記物品保持手段に掛かる被計量物の重量又は質量を演算する複数の荷重変換手段を備える計量装置において、上記複数の計量信号に基づいて上記被計量物と上記物品保持手段の合成重心の位置を演算する重心位置演算手段と、上記各計量用荷重変換手段が設けられている物体に設置され物体の振動と対応する振動検出信号を生成する振動検出用荷重変換手段と、上記複数の振動検出信号の振動成分に基づいて物体の振動モードを検出しこの振動モードを使用して上記合成重心位置における振動成分を算出する振動算出手段と、上記加算信号から上記合成重心位置における振動成分を除去した補正済み計量信号を生成する振動補正手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0012】
第2の発明は、第1の発明の複数の荷重変換手段を備える計量装置において、上記物品保持手段が被計量物を移動させる移動手段を備え、上記移動手段によって移動させられている被計量物の重量又は質量を演算することを特徴とする複数の荷重変換手段を備える計量装置。
【0013】
本発明によると、重心位置演算手段が複数の各計量用荷重変換手段の生成する計量信号に基づいて被計量物と物品保持手段の合成重心の位置を演算し、振動算出手段が複数の各振動検出用荷重変換手段の生成する振動検出信号の振動成分に基づいて物体の振動モードを検出し、この振動モードを使用して合成重心位置における振動成分を算出する。そして、振動補正手段が複数の各計量用荷重変換手段の生成する計量信号の加算信号から合成重心位置における振動成分を除去した補正済み計量信号を生成する。この補正済み計量信号は、物体の振動に基づく振動成分が除去されている被計量物の重量又は質量を表す信号である。
【0014】
そして、合成重心位置における振動成分を算出してこの算出した振動成分を計量信号の加算信号から除去しているので、被計量物が物品保持手段上で移動することにより合成重心位置が変動する場合であっても、この合成重心位置の変動が計量精度に悪影響を及ぼさないように補償することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施形態を各図を参照して説明する。図3は、同実施形態に係る複数の荷重変換手段を備える計量装置(以下、単に「計量装置」ともいう。)の外観を示す正面斜視図であり、図4は同計量装置の正面図である。この計量装置は、被計量物20が載置される矩形の平板状の計量台15を有し、計量台15の四隅が4台の計量用荷重変換手段(以下、「計量セル」という。)11 、12 、13 、14 により支持されている。被計量物20は、計量台15上に載置された状態で計量セル11 〜14 によって計量される。
【0016】
各計量セル11 〜14 は、図3に示すように、固定端11 a〜14 aが固定具31 〜34 を介して片持ち梁状に基台5に固定されており、この基台5は床Fに取り付けられている。また、自由端11 b〜14 bには、固定具61 〜64 が固定して取り付けられている。111 〜114 は、計量台支持具である。これら各計量台支持具111 〜114 は、四角錐形の先細り金具であり、各計量セル11 〜14 の各固定具61 〜64 の上端に固定して取り付けてあって、計量台15の四隅を点支持している。
【0017】
基台5上には、3台の振動検出用荷重変換手段(以下、「床振動検出セル」という。)161 、162 、163 が配設されている。これら床振動検出セル161 〜163 は、各計量セル11 〜14 と同様に、固定側の一端が固定具171 〜173 を介して基台5(床F)に固定されていると共に、自由端に重り181 〜183 が取り付けられている。なお、床振動検出セル161 、162 、又は163 の風袋質量と各錘181 、182 、又は183 の合成質量をm2 とする。
【0018】
ただし、計量セル1の台数mは、4台としたが、4台以外の他の複数の台数としてもよいし、床振動検出セル16の台数nを3台としたが3台以外の他の複数の台数としてもよい。
【0019】
この計量装置は、同装置が設置されている床Fの振動モードを算出することにより床振動補正を行うことができるものである。以下、まず、この床Fの振動モードについて説明する。
この計量装置に設けられている計量セル11 〜14 及び床振動検出セル161 〜163 のモデルを図9(a)に示す。このタイプのロードセル1、16は、4箇所の各ノッチ部51に貼着された歪ゲージ53によって、ロードセル1、16の変形量を歪み量として検出するものである。更に、これら4枚の歪ゲージ53は、ホイートストンブリッジ回路を構成しており、ロードセル1、16が破線で示すようにロバーバル(平行四辺形)状態に変形したときのみに出力が変化し、それ以外の変形状態では出力が変化しないようになっている。従って、ロードセル1、16の固定端1aと自由端1b(荷重側)の相対的変位の内、ロバーバル変形の成分のみが検出されるので、床振動に対して垂直方向成分のみを考慮すればよい。
【0020】
今、図9(b)に示すように、XY平面上の点Q(x、y)の位置にロードセル1が固定されているとする。XY平面の挙動は、X軸回りの回転、Y軸回りの回転、及びXY平面に垂直なZ軸方向の運動から成る。それ以外の運動は、ここで使用するロードセル1(16)では検出しないので、ここでは論じない。
【0021】
ここで、Y軸回りの回転運動のZ軸方向の加速度をA(t)、X軸回りの回転運動のZ軸方向の加速度をB(t)、Z軸方向の直線運動の加速度をC(t)とすると、点Q(x、y)の位置でのロードセル1(16)の出力信号の内、床Fの振動成分の加速度Vp(t)は、
Vp(t)=xA(t)+yB(t)+C(t) ・・・・(5)
となる。
【0022】
ところで、床Fの振動モードは、式(5)におけるA(t)、B(t)、C(t)を求めればよいので、これを求めるためには、一直線上にない3点で床Fの運動を検出する。即ち、3元一次連立方程式を解けばよい。実際には、各ロードセル(床振動検出セル161 〜163 )の出力には誤差を含んでいるため、3台以上の床振動検出セルを使用して3点以上の位置で振動を検出し、最小自乗法等を用いてA(t)、B(t)、C(t)を求めるのがよい。
【0023】
ここで、計量セルが床F上に平面的、つまり2次元的に配置されている場合は、床F上で一直線上にない3点以上の位置の床振動を床振動検出セルにより検出し、それら検出された振動から、被計量物20及び計量台15等の計量セルに重量が掛かるものの合成重心位置における床振動成分を求めて、各計量セルが出力する計量信号の加算信号から上記床振動成分を差し引き、これにより、床振動成分を含まない計量セルの加算信号(補正済み計量信号)が得られる。他方、計量セルが床F上に直線的、つまり一次元的に配置されている場合は、計量セルどうしを結ぶ直線上の2点以上の位置の床振動を床振動検出セルにより検出し、それら検出された振動から、上記二次元的配置の場合と同様に、被計量物20及び計量台15の合成重心位置における振動成分を求めて、各計量セルが出力する計量信号の加算信号から上記床振動成分を差し引き、これにより、床振動成分を含まない計量セルの加算信号(補正済み計量信号)が得られる。
【0024】
上記のような床の振動モードを用いる当該実施形態の計量装置の信号処理部の構成を図12に示す。同図において、CPU41が従来の計量装置のCPU25と相違しており、これ以外は従来と同等である。図1は、このCPU41の構成図である。図12において、計量セル11 〜14 が生成した計量信号は、増幅器22で増幅され、床振動検出セル161 〜163 が生成した床振動検出信号は、増幅器23で増幅された後、夫々マルチプレクサ24に入力する。マルチプレクサ24は、CPU41からの制御信号cを受けて切り換え作動し、各信号を選択的にA/D変換器26に出力する。このA/D変換器26は、アナログ計量信号をデジタル計量信号W1 〜W4 に変換し、アナログ床振動検出信号をデジタル床振動検出信号Y1 〜Y3 に変換する。そして、これら各信号W1 〜W4 及びY1 〜Y3 はCPU41に入力する。
【0025】
CPU41は、各信号W1 〜W4 及びY1 〜Y3 に遮断周波数10Hz〜20Hz以上のローパスフィルタ特性を有するデジタルフィルタ281 〜284 、291 〜293 によりフィルタリング処理を行う。このフィルタリング処理には、例えば周知のたたみ込み演算が用いられる。この結果、各デジタルフィルタ281 〜284 、291 〜293 は、各信号W1 〜W4 及びY1 〜Y3 から被計量物20を計量台15に載置した際に生じる計量系振動を低減したフィルタ済信号FW1 〜FW4 及びFY1 〜FY3 を出力する。また、デジタルフィルタ291 〜293 は、信号Y1 〜Y3 に対して錘18と風袋の合成質量m2 による直流成分の零補正を行って得られた信号FY1 〜FY3 を出力している。
【0026】
また、CPU41は、図1に示すように、計量加算手段42、重心位置算出手段43、床振動算出手段44、床振動補正手段45、感度算出手段47、感度補正手段48を備えている。
計量加算手段42は、計量セル11 〜14 から生成されたフィルタ済み計量信号FW1 〜FW4 を加算して、被計量物20と計量台15の合計重量である加算信号WKを生成する手段である。
重心位置算出手段43は、4つの計量信号FW1 〜FW4 から3つの計量信号の組合せを種々に選択して、これら各組合せの計量信号に基づいて被計量物20と計量台15の合成重心の位置P(xC 、yC )を演算して求める手段である。
【0027】
床振動算出手段44は、床振動検出セル161 〜163 から生成されたフィルタ済み床振動検出信号FY1 〜FY3 の振動成分に基づいて式(5)における床Fの振動モードA(t)、B(t)、C(t)を検出し、この振動モードを使用して被計量物20と計量台15の合成重心位置P(xC 、yC )における振動成分WDを算出する手段である。
感度算出手段47は、計量セル1と床振動検出セル16とのばね定数及び負荷重量(風袋重量を含む)の相違の程度を表すことのできる計量セル1と床振動検出セル16との出力感度比を感度補正係数Kとして算出する手段である。なお、この感度算出手段47は、前回のサンプル時間に得られた被計量物20の質量M(j−1)に基づいて感度補正係数K(j)を逐次的に修正するものである。
感度補正手段48は、感度補正係数Kを被計量物20と計量台15の合成重心位置P(xC 、yC )における振動成分WDに乗算して、この感度補正して得られた振動成分SD(=K(j)WD)を出力する手段である。
床振動補正手段45は、計量信号FW1 〜FW4 を加算して得られた加算信号WKから感度補正して得られた振動成分SDを減算して床振動補正を行い、被計量物20の質量Mを出力する手段である。
【0028】
次に、上記計量装置に設けられているCPU41が計量信号FW1 〜FW4 を加算して得られた加算信号WKから振動成分SDを減算して被計量物20の質量Mを出力する理論について説明する。
ここで、計量セル11 〜14 の設置された座標位置を、図5に示すように、(x1 、y1 )、(x2 、y2 )、(x3 、y3 )、(x4 、y4 )とする。ただし、
|x1 |=|x2 |=|x3 |=|x4 |=h
|y1 |=|y2 |=|y3 |=|y4 |=h
とする。そして、床Fに床振動検出セル161 〜163 が同一直線上にないように設置されているとする。
そして、質量Mを次の手順で演算する。
(1)被計量物20と計量台15の加算信号(合計荷重)WKを演算する。
(2)計量セル11 〜14 の計量信号W1 〜W4 を用いて被計量物20と計量台15の合成重心位置P(xC 、yC )を演算する。
(3)床振動検出セル161 〜163 の床振動検出信号Y1 〜Y3 の振動成分を使用して被計量物20と計量台15の合成重心位置P(xC 、yC )における振動成分WDを算出する。
(4)被計量物20と計量台15の加算信号WKから振動成分SDを減算して被計量物20の質量Mを演算する。
【0029】
即ち、(1)について、
被計量物20と計量台15の加算信号WK(t)は、
WK(t)=E1 {M(t)+m1 }{g+Vp(t)} ・・・・(6)
と表すことができる。ただし、E1 は計量セル11 〜14 の感度であり、各計量セル11 〜14 の感度E1 の値はここでは簡単にするために同一とする。そして、gは重力加速度、Vp(t)は床振動による合成重心位置P(xC 、yC )における上下方向(Z軸方向)の加速度、m1 は計量台15及び計量セルの風袋の合計質量である。
【0030】
(2)について、
複数の計量信号W1 〜W4 を用いて被計量物20と計量台15の合成重心位置P(xC 、yC )を演算する方法は従来から知られているので詳細は省略するが、ここでは3台の計量セル11 〜13 を使用して合成重心位置P(xC 、yC )を演算する方法を説明する。各計量セル11 〜13 が生成する各計量信号W1 (t)〜W3 (t)は、
1 (t)=E1 (h−xC )(h+yC )WK(t)/(4h2 )・・(7)
2 (t)=E1 (h−xC )(h−yC )WK(t)/(4h2 )・・(8)
3 (t)=E1 (h+xC )(h+yC )WK(t)/(4h2 )・・(9)
となる。従って、(7)式と(9)式、及び(7)式と(8)式から
C =h{W3 (t)−W1 (t)}/{W1 (t)+W3 (t)}・・(10)
C =h{W1 (t)−W2 (t)}/{W1 (t)+W2 (t)}・・(11)
のように、被計量物20と計量台15の合成重心位置P(xC 、yC )を演算することができる。
【0031】
(3)について、
演算された合成重心位置P(xC 、yC )における上下方向の床振動成分WD(t)は、床振動検出セル161 〜163 の床振動検出信号Y1 〜Y3 の振動成分を使用して演算することができる。即ち、床振動検出信号Y1 〜Y3 の振動成分を使用して(5)式より床振動モードA(t)、B(t)、C(t)を求めて合成重心位置P(xC 、yC )における床振動成分WD(t)を演算する。このWD(t)は、
WD(t)=E2 2 Vp(t) ・・・・(12)
より演算することができる。ただし、E2 は床振動検出セル161 〜163 の感度であり、m2 は各床振動検出セル161 、162 、又は163 の風袋質量と各錘181 、182 、又は183 の質量の合成質量である。これら各床振動検出セル161 〜163 の感度E2 の値、及び各合成質量m2 はここでは簡単にするために同一とする。そして、(12)式のWD(t)は、合成質量m2 による直流成分を零補正してある。
【0032】
ここで、被計量物20と計量台15の加算信号WK(t)及び合成重心位置P(xC 、yC )における床振動成分WD(t)をサンプル時点でのサンプル値信号に書き直すと、
WK(j)=E1 {M(j)+m1 }{g+Vp(j)}・・・・(13)
WD(j)=E2 2 Vp(j) ・・・・(14)
となる。ただし、j=1、2、・・・、Nであり、WK(j)、WD(j)、Vp(j)は、WK(t)、WD(t)、Vp(t)のjサンプル時点でのサンプル値、Nは測定時間TKとサンプリング時間Tで決まる最大サンプル数(TK/Tの最大整数)である。
【0033】
(4)について、
被計量物20と計量台15の加算信号WKから振動成分SDを減算して被計量物20の質量Mを演算する。この振動成分SDは、床振動検出セル161 〜163 の出力信号である床振動成分WD(t)に感度補正係数K(j)を乗算して計量セル11 〜13 に対して感度補正したものであり、
SD(j)=K(j)WD(j) ・・・・(15)
として求められる。ただし、感度補正係数K(j)は、
K(j)=E1 {M(j−1)+m1 }/(E2 2 )・・・・(16)
である。従って、被計量物20の質量M(j)は、
M(j)=〔{WK(j)−SD(j)}/E1 g〕−m1 ・・・(17)
によって、被計量物20の質量の計量結果M(j−1)を使用して感度補正係数K(j)を修正しながら被計量物20の質量の計量値M(j)を逐次的に求めることができる。
【0034】
次に、上記構成の計量装置の動作手順を図2に示すフローチャートを参照して説明する。まず、オペレータが入力手段であるキーボード(図示せず)を操作して計量台(風袋)の質量m1 、床振動検出セル16の風袋と錘18の合計質量m2 、計量セル1及び床振動検出セル16の感度E1 、E2 、並びに計量セル11 〜13 、床振動検出セル161 〜163 の設置座標位置(x1 、y1 )、(x2 、y2 )、(x3 、y3 )、(x4 、y4 )、及び(xd1、yd1)、(xd2、yd2)、(xd3、yd3)、被計量物20の初期計量値M(0)、重力加速度g、最大サンプル数N等の各値を入力する(S100)。ただし、M(0)は、被計量物20の標準的な質量を用いればよく、この計量装置を例えば重量選別機に適用した場合では選別基準値を用いればよい。
【0035】
次に、CPU41がサンプル数jを1と設定し(S102)、感度補正係数K(j)を計量結果の質量M(j−1)に基づいて修正する(S104)。ただし、初回の場合はM(0)に基づいて設定する。そして、計量セル11 〜14 、床振動検出セル161 〜163 の各信号を対応するデジタルフィルタにより処理してフィルタ済み信号FW1 (j)〜FW4 (j)及びFY1 (j)〜FY3 (j)を生成し(S106)、FW1 (j)〜FW4 (j)及び関係するパラメータのhを用いて被計量物20と計量台15の合成重心位置P(xC 、yC )を算出すると共に(S108)、FW1 (j)〜FW4 (j)を加算して被計量物20と計量台15の加算信号WK(j)を求める(S110)。更に床振動成分であるフィルタ済み信号FY1 (j)〜FY3 (j)及び床振動検出セル161 〜163 の設置座標位置を用いて床振動モードを算出し(S112)、次に、この算出した床振動モードに基づいて被計量物20と計量台15の合成重心位置P(xC 、yC )における床F(基台5)の上下方向(Z軸方向)の振動成分WD(j)を算出する(S114)。そして、振動成分WD(j)に感度補正係数K(j)を乗算して感度補正された床Fの上下方向の振動成分SD(j)を出力する(S116)。しかる後に、加算信号WK(j)から振動成分SD(j)を減算して床振動成分を除去する補正を行い、補正後の信号値をE1 gで除算して計量台15の質量m1 を減算し、これによって被計量物20の質量M(j)を演算して出力する(S118、S120)。そして、サンプル数jの大きさがN未満であるか否かを判定して(S122)、j=Nと判定した場合は質量計量を終了し、j<Nと判定した場合はサンプル数j=Nとなるまでサンプル数を累加してステップ104に戻り計量を続ける(S124)。
【0036】
上記複数の荷重変換手段を備える計量装置は、各計量セル11 〜14 の生成する計量信号W1 〜W4 の加算信号WK(j)に含まれている振動成分が、被計量物20と計量台15の合成重心位置P(xC 、yC )における上下方向の振動成分SD(j)であることに鑑み、この合成重心位置P(xC 、yC )における上下方向の振動成分SD(j)を算出して、この振動成分SD(j)を加算信号WK(j)から除去して被計量物20の質量M(j)を求める構成である。従って、この被計量物20の質量M(j)を、図12及び図13に示す従来の計量装置よりも正確に計量することができる。つまり、従来の装置では、加算信号WK(j)に含まれている振動成分は、各計量セル11 〜14 が設置されている位置における振動成分と考えてそれらの振動成分の合計を加算信号WK(j)から除去しているので、従来の計量装置では、本発明の計量装置ほど被計量物20の質量M(j)を正確に計量することができないのである。
【0037】
更に、例えば被計量物20を計量台15上で移動させながら計量する場合であっても、上記実施形態では、合成重心位置P(xC 、yC )における上下方向の振動成分SD(j)を逐次的に求めて質量M(j)を演算しているので、この合成重心位置P(xC 、yC )の変動が計量精度に悪影響を及ぼさないように補償することができ、従って、この場合でも被計量物20の質量M(j)を正確に計量することができる。
【0038】
次に、第2実施形態の複数の荷重変換手段を備える計量装置(以下、単に「計量装置」ともいう。)を図6乃至図8等を参照して説明する。この実施形態の計量装置と第1実施形態の計量装置とが相違するところは、第1実施形態では、図3に示すように、計量台15を4台の計量セル11 〜14 により支持し、床Fの振動を3台の床振動検出セル161 〜163 により検出する構成としたのに対して、第2実施形態では、図8に示すように、計量台15を2台の計量セル11 、12 により支持し、床Fの振動を2台の床振動検出セル161 、162 により検出する構成としたところである。
【0039】
この実施形態の計量装置は、図6に示すように、計量台15上に計量コンベア(移動手段)10が設けられていて、この計量コンベア10によって被計量物20が搬送されている際に質量Mを計量するものである。この被計量物20の計量台15上の位置は、図8に示すように、X軸と平行する一直線上の任意の位置に限定されるから、床Fの振動を2台の床振動検出セル161 、162 により正確に検出することができ、被計量物20の質量Mを2台の計量セル11 、12 により正確に計量することができる。
【0040】
図6に示すように、計量台15上に設けられている計量コンベア10は、駆動機(図示せず)によって回転駆動される駆動ローラ10aと、従動ローラ10bと、両ローラ10aと10bの間に架け渡されているコンベアベルト10cと、を備えている。両ローラ10a、10bの各軸10d、10eは、支持部材10f、10gを介して計量台15に支持されている。この計量台15の前後が2台の計量セル11 、12 に支持されている。これら各計量セル11 、12 は第1実施形態のものと同等のものであるので、詳細な説明を省略する。
【0041】
被計量物20は、上流側の取り込み用コンベア40から計量コンベア10へ搬送され、計量コンベア10上をX軸方向に移動しながら1対の計量セル11 、12 によってその重量が計量される。即ち、各計量セル11 、12 からは、図7に示すように、被計量物20の移動と共に変化する計量信号W1 、W2 が出力され、これら両計量信号W1 、W2 の加算値W1 +W2 から被計量物20の質量Mが求められる。
【0042】
また、図8に示すように、計量セル11 、12 は、互いに同一の形状であり、固定端11 a(12 a)と自由端11 b(12 b)とを結ぶ軸線11 c(12 c)が被計量物20の搬送方向Xと直交するように配置されており、固定端11 a、12 aが固定具31 、32 を介して片持ち梁状に床Fとなる基台5に固定され、自由端11 b(12 b)には、固定具61 、62 を介してアーム81 、82 が水平に固定されている。
【0043】
111 、112 、121 、122 は、計量台支持具であり、各アーム81 、82 の両端2箇所にボルト111 a、121 a、112 a、122 aに、円錐形の先細り金具111 b、121 b、112 b、122 bを固定して設けた構成であり、これら計量台支持具111 、121 、112 、122 により計量台15の四隅を点支持している。
【0044】
床振動検出セル161 、162 は、図8に示すように、計量セル11 と12 の各設置位置を通る直線上に配置され、床振動検出セル161 が計量セル11 の近傍に、床振動検出セル162 が計量セル12 の近傍に夫々設けられている。なお、これら床振動検出セル161 、162 は、第1実施形態のものと同等であるので詳細な説明を省略する。
【0045】
上記構成の計量装置の信号処理部の構成は、図12においてCPU25に代えてCPU41を備える第1実施形態の信号処理部と同等であり、このCPU41の構成も図1に示す第1実施形態のものと同等であるので、それらの詳細な説明を省略する。ただし、計量セル11 、12 及び床振動検出セル161 、162 は、夫々2台ずつ設けられているので、デジタルフィルタ28、29も2台ずつ設けられている。
【0046】
また、第1実施形態では、床Fの振動成分の加速度Vp(t)を
Vp(t)=xA(t)+yB(t)+C(t) ・・・・(5)
の式で求めたが、X軸回りの回転運動のZ軸方向の加速度をB(t)を考慮する必要がないので、床Fの振動成分の加速度Vp(t)を、
Vp(t)=xA(t)+C(t) ・・・・(18)
の式で求めることとする。
【0047】
更に、被計量物20と計量台15の合成重心位置を、第1実施形態ではP(xC 、yC )として求めたが、第2実施形態では、Y軸方向の座標位置を考慮する必要がないので合成重心位置P(xC )として求めればよい。従って、式(10)を使用してxC を求めて、この合成重心位置P(xC )における床振動成分WD(t)、及びこのWD(t)から振動成分SD(j)を得ることができる。
これによって、第1実施形態と同様に、式(17)に基づいて被計量物20と計量台15の加算信号WK(j)から振動成分SD(j)を減算して床振動成分を除去した被計量物20の質量M(j)を正確に演算することができ、質量M(j)を逐次的に出力することができる。そして、第2実施形態では、被計量物20を計量コンベア10によって計量台15上で移動させながら計量する構成であるが、合成重心位置P(xC )における床振動成分SD(j)を逐次的に得ているので、第1実施形態と同様に、合成重心位置P(xC )の変動が計量精度に悪影響を及ぼさないように補償することができ、従って、この場合でも被計量物20の質量M(j)を正確に計量することができる。
【0048】
ただし、上記第1及び第2実施形態では、被計量物20の質量Mを計量する構成としたが、図2に示すステップ118(式(17))において、M(j)を演算する代わりに、被計量物20の重量M(j)gを、
M(j)g=〔{WK(j)−SD(j)}/E1 〕−m1 g・・・(19)
により演算して求める構成としてもよい。
【0049】
【発明の効果】
本発明によると、被計量物と物品保持手段の合成重心位置における振動成分を算出してこの算出した振動成分を計量信号の加算信号から除去する構成である。つまり、各計量用荷重変換手段の生成する計量信号中の振動成分は、被計量物と物品保持手段の合成重心位置における振動成分の分担であるので、各計量用荷重変換手段の生成する計量信号の加算信号から上記合成重心位置における振動成分を除去した補正済み計量信号は、被計量物の質量Mと等しい値となる。従って、被計量物の重量又は質量を、図12及び図13に示す従来の計量装置よりも正確に計量することができるという効果がある。更に、例えば被計量物を物品保持手段上で移動させながら計量する場合であっても、被計量物と物品保持手段の合成重心位置における振動成分を逐次的に求めているので、この合成重心位置の変動が計量精度に悪影響を及ぼさないように補償することができ、従って、この場合でも被計量物の重量又は質量を正確に計量することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る複数の荷重変換手段を備える計量装置の信号処理部の構成を示す図である。
【図2】同実施形態の同計量装置の動作手順を示すフローチャートである。
【図3】同実施形態の同計量装置の計量セル及び床振動検出セルの配置を示す正面斜視図である。
【図4】同実施形態の同計量装置の計量セル及び床振動検出セルの配置を示す正面図である。
【図5】同実施形態の同計量装置の計量セル、床振動検出セル及び合成重心位置P(xC 、yC )の座標位置を示す正面斜視図である。
【図6】同発明の第2実施形態に係る計量装置の概略を示す正面図である。
【図7】同第2実施形態の同計量装置における計量信号を示す信号波形図である。
【図8】同第2実施形態の同計量装置の概略を示す分解斜視図である。
【図9】(a)は同発明に係る同計量装置の計量セル及び床振動検出セルのモデルを示す図、(b)は同計量セル及び床振動検出セルのXY座標面上の配置を示す図である。
【図10】振動モデルを示す図である。
【図11】床振動が加わった場合の振動モデルを示す図である。
【図12】従来の計量装置の信号処理部の構成を示す図である。
【図13】図12に示す従来の計量装置の信号処理部に設けられているCPUの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 〜14 計量セル
10 計量台
161 〜163 床振動検出セル
41 CPU
42 計量加算手段
43 重心位置算出手段
44 床振動算出手段
45 床振動補正手段

Claims (2)

  1. 物品保持手段が複数の計量用荷重変換手段により支持され、各計量用荷重変換手段の生成する計量信号を加算した加算信号により上記物品保持手段に掛かる被計量物の重量又は質量を演算する複数の荷重変換手段を備える計量装置において、
    上記複数の計量信号に基づいて上記被計量物と上記物品保持手段の合成重心の位置を演算する重心位置演算手段と、上記各計量用荷重変換手段が設けられている物体に設置され物体の振動と対応する振動検出信号を生成する振動検出用荷重変換手段と、上記複数の振動検出信号の振動成分に基づいて物体の振動モードを検出しこの振動モードを使用して上記合成重心位置における振動成分を算出する振動算出手段と、上記加算信号から上記合成重心位置における振動成分を除去した補正済み計量信号を生成する振動補正手段と、を具備することを特徴とする複数の荷重変換手段を備える計量装置。
  2. 請求項1に記載の複数の荷重変換手段を備える計量装置において、上記物品保持手段が被計量物を移動させる移動手段を備え、上記移動手段によって移動させられている被計量物の重量又は質量を演算することを特徴とする複数の荷重変換手段を備える計量装置。
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