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JP3640654B2 - block - Google Patents

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JP3640654B2
JP3640654B2 JP2002293608A JP2002293608A JP3640654B2 JP 3640654 B2 JP3640654 B2 JP 3640654B2 JP 2002293608 A JP2002293608 A JP 2002293608A JP 2002293608 A JP2002293608 A JP 2002293608A JP 3640654 B2 JP3640654 B2 JP 3640654B2
Authority
JP
Japan
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block
surface portion
index
sides
portions
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2002293608A
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Japanese (ja)
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JP2004124634A (en
Inventor
久利 井戸
Original Assignee
株式会社ユニソン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ユニソン filed Critical 株式会社ユニソン
Priority to JP2002293608A priority Critical patent/JP3640654B2/en
Publication of JP2004124634A publication Critical patent/JP2004124634A/en
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  • Road Paving Structures (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば建物の壁面、歩道、広場等に敷設されるブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、歩道、広場等に敷設されるブロックとしては、敷設後において意匠面を構成する表面部の正面形状が矩形状をなしているブロック(以下、「汎用ブロック」という。)が主として用いられていた。しかし、この汎用ブロックは、表面部が対辺同士をそれぞれ同一長さの直線にて構成する線対称の形状であったため、敷設した場合に形成される目地模様も直線的で単調なものとなり、景観的には面白味に欠けるという問題があった。そこで、近年、このような汎用ブロックに替わって表面部の正面形状が自然石のような非線対称の形状をしたブロック(以下、「変形ブロック」という。)が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、表面部の正面形状が一見したところは自然石を砕いたような形状でありながら、実際には当該表面部の各辺に関して所定の規則性を持たせた人造石からなる変形ブロックが記載されている。即ち、この変形ブロックは、変形略六角形に形成された表面部を有しており、その表面部における各辺(6つの辺)のうち内角が120度の角部を境にして隣り合う二辺同士が、一方の辺の線形状を他方の辺の線形状に対して陰画形状とするように形成されている。そして、ブロック敷設時には当該ブロックにおける前記一方の辺の側面部と隣接するブロックにおける前記他方の辺の側面部とが互いに対向面となるように並置して目地模様が変化に富んだ敷設パターンを得るようにしていた。
【0004】
【特許文献1】
国際公開第01/44578号パンフレット
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような変形ブロックを敷設する場合には、矩形状の汎用ブロックの場合と異なり、敷設しようとする変形ブロックにおける各側面部のうち何れの側面部が隣接する他の変形ブロックの目地形成前における側面部の対向面となるのかを見極めるのが非常に困難であった。そのため、ブロックの敷設作業に際しては、敷設しようとする変形ブロックを隣接する他の変形ブロックに対して仮配置してみたりすることが多く、敷設作業に相当の時間を費やすことになり、作業効率が低減されていた。また、場合によっては、隣接し合うブロック同士で互いに対向させる面を間違えたまま敷設してしまうこともあった。従って、そのような敷設間違いに気付かず作業を進めていった場合、再度ブロックを敷設しなおさなければならなくなり、作業効率が著しく低減される原因となっていた。
【0006】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、効率的な敷設作業が可能でありながら、意匠性に優れた目地模様の敷設パターンを得ることができるブロックを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、ブロックに係る請求項1に記載の発明は、意匠面を構成する表面部の正面形状が多種多様な線形状の複数辺にて仕切り形成された非線対称形状をなすブロック本体を有し、且つ前記表面部における各辺は特定の二辺同士が一方の辺の線形状を他方の辺の線形状に対して陰画形状とするように形成されたブロックにおいて、前記ブロック本体における各側面部のうち、前記一方の辺に個別対応して連なる第1の側面部には第1の指標が付され、前記他方の辺に個別対応して連なる第2の側面部には、ブロック敷設時に当該第2の側面部が隣接して敷設される他のブロックにおける前記第1の側面部の対向面となることを示す第2の指標が付されていることを要旨とした。
【0008】
また、同じく請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のブロックにおいて、前記第1の指標と第2の指標とは互いに同一の指標形態をなしていることを要旨とした。
【0009】
また、同じく請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のブロックにおいて、前記特定の二辺同士が対応する両側面部に付された前記第1の指標及び第2の指標と、他の特定の二辺同士が対応する両側面部に付された第1の指標及び第2の指標とは、互いに異なる指標形態をなしていることを要旨とした。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を歩道、広場等に敷設されるブロックに具体化した一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
【0011】
図1〜図3に示すように、本実施形態におけるブロック11は、コンクリートからなるブロック本体12を有している。また、当該ブロック本体12には、敷設後において意匠面を構成する表面部13、地面に対向する底面部14及び隣接して敷設される他のブロック11のブロック本体12や縁石部分に対向する側面部15〜20が設けられている。前記表面部13の正面形状は非線対称の多角形状であって複数(本実施形態では6つ)の角部21〜26を頂点とする変形略六角形に形成されている。なお、前記表面部13上には、当該表面部13の略全面を覆う表面層13aが所定の凹凸面を有して形成されている。
【0012】
また、前記表面部13を空間から仕切り形成している複数(6つ)の辺27〜32のうち、内角θが120度をなす所定の角部(以下、「共通頂点」ともいう。)21,23,25を境にして隣り合う特定の二辺同士は、一方の辺の線形状が他方の辺の線形状に対して陰画形状となるように形成されている。即ち、辺27と辺28、辺29と辺30、辺31と辺32の各二辺同士は、それぞれの共通頂点21,23,25を中心に一方の辺27,29,31を120度だけ他方の辺28,30,32の方向へ回転移動させると前記各二辺同士が一致する線形状に形成されている。
【0013】
また、図1〜図3に示すように、前記ブロック本体12における表面部13の各辺27〜32に個別対応して連なる各側面部15〜20には指標としての凸部33,34が設けられている。即ち、前記一方の辺27,29,31に個別対応して連なる第1の側面部15,17,19には第1の指標となる凸部33が形成され、前記他方の辺28,30,32に個別対応して連なる第2の側面部16,18,20には第2の指標となる凸部34が形成されている。
【0014】
本実施形態の場合、辺27に連なる第1の側面部15には3つの凸部33が第1の指標として形成され、辺28に連なる第2の側面部16には3つの凸部34が第2の指標として形成されている。また、辺29に連なる第1の側面部17には4つの凸部33が第1の指標として形成され、辺30に連なる第2の側面部18には4つの凸部34が第2の指標として形成されている。また、辺31に連なる第1の側面部19には2つの凸部33が第1の指標として形成され、辺32に連なる第2の側面部20には2つの凸部34が第2の指標として形成されている。
【0015】
即ち、第1の側面部15,17,19に形成されて第1の指標となる凸部33と、第2の側面部16,18,20に形成されて第2の指標となる凸部34とは、互いに同一の指標形態(この場合は、形成個数が同一となる指標形態)となるようにされている。また、特定の二辺同士(例えば、辺27,28)が対応する両側面部(側面部15,16)に形成された凸部33,34と、他の特定の二辺同士(例えば、辺29,30、辺31,32)が対応する両側面部(側面部15,16)に形成された凸部33,34とは、形成個数が相違する相互に異なる指標形態をなしている。
【0016】
前記各凸部33,34は、それぞれ対応する側面部15〜20から所定の突出高さ(本実施形態では2.5mm)を有するようにして突設した略半円柱状をなしている。そして、第1の指標となる凸部33と第2の指標となる凸部34とは、各々対応する側面部15〜20に対して、ブロック敷設時に隣接し合う両ブロック11,11における第1の側面部15,17,19と第2の側面部16,18,20とが対向配置された際に互いに当接しない位置関係となるように形成されている。また、前記各凸部33,34は、各々対応する側面部15〜20の上端より下側に所定距離(本実施形態では10mm)だけ離れた位置から底面部14にかけて形成されている。
【0017】
以上のように形成された各凸部33,34は、ブロック11の敷設時に隣接する他のブロック11との互いの対向面(いずれか一つの側面部)を確定させる指標(目印)としての機能を果たす。更に、隣接する他のブロック11との競り合いによるブロック本体12の角欠けを防ぐための目地を確保する機能及び目地材(本実施形態では目地砂)を充填するスペースを確保する機能をも具備している。なお、前記目地材は、個々のブロック11を拘束し、各ブロック11間の噛み合いを強め、荷重を分散させる役割を有している。
【0018】
次に、このように構成された本実施例におけるブロック11を歩道、広場等に敷設する際の作業工程を図4,図5(図4のY−Y’断面図)に基づいて説明する。ブロック11の敷設は、整地、敷き詰め、固定、及び目地砂充填の各作業により行われる。以下、各作業について説明する。なお、図4におけるブロック11は、表面層13aを省略して表示する。
【0019】
まず、整地作業では、ブロック11を舗装する領域が所定の深さだけ堀り下げられ地面35が平滑化される。このとき、掘り下げられる深さは、地面35の強度に応じて決定される。即ち、地面35の強度が弱い場合には、強度が十分強い場合より深く掘り下げ、砕石等の補強材36を敷き詰めることで補強される。そして、十分な強度を有する前記地面35、若しくは前記補強材36により補強された補強面上には、サンドクッション37がブロック敷設領域の全面に渉って敷き詰められる。なお、前記サンドクッション37はブロック11の表面層13aが舗装仕上げ高さとなるように、その敷き詰め量(高さ)が調整される。
【0020】
次に、敷き詰め作業では、ブロック11がブロック敷設領域の端側から順次敷き詰められていく。いま、図4に示すように3個のブロック11(ブロック11A,11B,11C)が既に敷設された状態において、4個目のブロック11(ブロック11D)を新たに敷き詰めようとする際には、以下のような手順で当該4個目のブロック11Dが図4に点線で示すように敷き詰められる。
【0021】
まず、既に敷き詰められている各ブロック11A,11B,11Cの各側面部15〜20のうち4個目のブロック11Dの側面部と対向することになる目地形成前の側面部(ブロック11Aでは側面部18,ブロック11Bでは側面部17,ブロック11Cでは側面部20)における凸部33,34の個数が数えられる。そして次に、前記4個目のブロック11Dの各側面部15〜20のうちから同一個数の凸部33,34が形成されている側面部が識別される。すると、前記4個目のブロック11Dの各側面部15〜20に関しては、ブロック11Aの側面部18、ブロック11Bの側面部17、ブロック11Cの側面部20の各々と同一個数の凸部33,34が形成された側面部は2つずつあることが識別される。
【0022】
即ち、ブロック11Dにおいてブロック11Aの側面部18と同一個数の凸部33,34が形成された側面部として側面部17と側面部18が識別される。また、ブロック11Dにおいてブロック11Bの側面部17と同一個数の凸部33,34が形成された側面部として側面部17と側面部18が識別される。また、ブロック11Dにおいてブロック11Cの側面部20と同一個数の凸部33,34が形成された側面部として側面部19と側面部20が識別される。
【0023】
そこで次には、そのブロック11Dにおいて識別された前記各側面部17〜20のうちから何れの側面部が、ブロック11Aの側面部18、ブロック11Bの側面部17、ブロック11Cの側面部20の各々と対向配置されるべき側面部であるかが判別される。そして、その際には、ブロック11Dにおける当該各側面部17〜20が個別対応している各辺29〜32と前記ブロック11A等における各側面部18等が個別対応している各辺29,30,32との陰画形状関係の有無が判別基準とされる。
【0024】
従って、かかる判別基準に基づけば、ブロック11Aの側面部18にはブロック11Dの側面部17が対向面とされ、ブロック11Bの側面部17にはブロック11Dの側面部18が対向面とされ、さらにブロック11Cの側面部20にはブロック11Dの側面部19が対向面とされるべきものと目視にて判別される。そこで、かかる判別結果に従って、ブロック11Dを図4に点線で示す敷設向きにし、その各側面部17〜19から突設された各凸部33,34を対向面となる各ブロック11A〜11Cの各側面部18,17,20に当接させながら降下させると、新たにブロック11Dが前記サンドクッション37上に設置される。
【0025】
全てのブロック11の敷き詰め作業が完了すると、当該ブロック11の表面層13aが図示しないコンパクタ等によって下方に向かって締固めされることにより、固定作業が実施される。このブロック11の締固めによって、敷き詰められたサンドクッション37も締固められると同時に、ブロック11がサンドクッション37内に沈下する。更には側面部15〜20と、当該側面部15〜20から突設された凸部33,34とにより確保された目地38内にも当該サンドクッション37の一部が入り込み、ブロック11がより一層強固に固定される。
【0026】
そして、固定作業の後、目地砂充填作業が実施される。目地砂は、一旦敷き詰められたブロック11上に撒かれ、箒等により当該ブロック11の表面を掃くことで、前記目地38内に充填される。なお、目地砂には、目地38への充填が容易となるよう、粒径が小さく(通常、粒度が1mm〜1.3mm程度のもの)乾燥した砂が使用される。
【0027】
上記実施形態のブロックによれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、ブロック11(11D)の敷設時において隣接する他のブロック11(11A〜11C)における目地形成前の側面部の対向面となる側面部がいずれになるかを両ブロック11の各側面部15〜20に形成された凸部(指標)33,34の形成態様比較に基づき判別できるようにした。従って、ブロック11を敷設する際には、新たに敷き詰めようとするブロック11Dと既に敷き詰められているブロック11A〜11Cとの各側面部15〜20における凸部33,34を見て比較するだけで、対向面となるべき互いの側面部同士を容易に判断することができ、敷設作業を効率的に実施できる。
【0028】
(2)上記実施形態では、ブロック敷設時に隣り合う両ブロック11間で互いに対向面となる第1の側面部15,17,19と第2の側面部16,18,20とに形成される凸部33,34の形成個数が同一となることで、対向面同士の指標形態が同一となるようにされている。従って、隣り合う両ブロック11間における対向面の判別を客観的基準(凸部の個数比較)により確実にできる。
【0029】
(3)上記実施形態では、特定の二辺(例えば辺27,28)同士が対応する両側面部(例えば側面部15,16)に付された各凸部(指標)33,34の形成個数と、他の特定の二辺(例えば辺29,30)同士が対応する両側面部(例えば側面部17,18)に付された各凸部33,34の形成個数が相違している。即ち、特定の二辺(例えば辺27,28)同士が対応する両側面部(例えば側面部15,16)と他の特定の二辺(例えば辺29,30)同士が対応する両側面部(例えば側面部17,18)とで指標となる各凸部33,34が互いに異なる指標形態をなしている。従って、隣り合う両ブロック11間における対向面の判別をする際に、判別間違いすることもないので、敷設ミスを確実に予防することができる。
【0030】
(4)上記実施形態では、ブロック11の表面部13の正面形状を、角部21〜26を頂点とする非線対称の変形略六角形に形成させた。従って、当該ブロック11を複数敷設した際の目地模様から、矩形状をなすブロックに比べて変化に富み、意匠性に優れた敷設パターンを得ることができる。
【0031】
(5)上記実施形態では、凸部33と凸部34とは、各々対応する側面部15〜20に対して、ブロック敷設時に隣接し合う両ブロック11,11における第1の側面部15,17,19と第2の側面部16,18,20とが対向配置された際に互いに当接しない位置関係となるように形成されている。従って、隣り合う両ブロック11の凸部33,34同士を噛み合わせるように敷設することが可能となり、地面35と略平行方向に荷重が加えられた場合であっても、ブロック11がスライドすることを防止することができる。
【0032】
(6)上記実施形態では、共通頂点21,23,25を境にして隣り合う二辺に連なる側面部15と側面部16、側面部17と側面部18、側面部19と側面部20とにそれぞれ同数個の凸部33,34を形成した。そして、前記側面部15と側面部16、側面部17と側面部18、側面部19と側面部20とが各々対応する辺27と辺28、辺29と辺30、辺31と辺32の各線形状が互いに陰画形状となるようにされている。従って、敷き詰めようとするブロック11の敷設向きを決める際には、前記共通頂点21,23,25を基準に当該ブロック11を回転させればよいので、敷設作業を楽に行うことができる。
【0033】
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、凸部33,34をブロック11の敷設時に互いに当接することのない位置関係となるように形成したが、これとは逆に、凸部33,34同士が互いに当接する位置関係となるように形成してもよい。このような構成とした場合、ブロック11の側面部15〜20を対向させた際に当接することがない凸部33,34があれば、ブロック11の敷設方向が間違っていると瞬時に判断できる。
【0034】
○上記実施形態では、ブロック11の各側面部15〜20から凸部33,34を突設させたが、これに限られることはなく、前記ブロック11の敷設時に対向させる側面部15〜20が識別可能な同一の指標形態であればよい。例えば、前記側面部15〜20からブロック本体12の内部にかけて前記凸部33,34とは逆となる凹状の指標を形成してもよい。また、側面部15〜20に模様や目印(例えば、側面部15,16には○印、側面部17,18には△印といった目印。)となるものを付してもよい。
【0035】
○上記実施形態では、ブロック本体12の形状を変形略六角形に形成したが、これには限られず、表面部13の正面形状が非線対称となっていれば、どのような形状であってもよい。角部21〜26がない曲線のみからなるブロック形状であってもよい。
【0036】
○上記実施形態では、表面部13を空間から仕切り形成している6つの辺27〜32のうち、内角θが120度をなす所定の角部21,23,25を境にして隣り合う二辺同士が、一方の辺の線形状が他方の辺の線形状に対して陰画形状となるように形成されていた。しかしながら、隣り合う二辺同士が陰画形状となっていなくてもよく、特定の二辺(例えば、対辺)同士が一方の辺の線形状を他方の辺の線形状に対して陰画形状とするように形成されていればよい。
【0037】
○上記実施形態では、歩道、広場等に敷設されるブロック11に具体化したが、これに限られず、ブロック本体12の側面部15〜20に指標としての機能を有する凸部33,34等を備えたブロック11であれば建物の壁面等に使用するブロック等に具体化してもよい。この場合、目地材としては、接着作用を有する樹脂接着剤、モルタル、ウレタン等を使用するのが望ましい。
【0038】
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(a)前記第1及び第2の各指標はそれぞれ所定の突出高さを有するようにして前記第1及び第2の各側面部から突設された凸状の指標であって、前記第1の指標と第2の指標とは、ブロック敷設時に隣接し合う両ブロックにおける前記第1の側面部と第2の側面部とが対向配置された際において互いに当接しない位置関係となるように形成されている請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載のブロック。この(a)に記載の発明によれば、隣り合う両ブロックの凸状の指標同士を噛み合わせるように敷設することが可能となり、地面と略平行方向に荷重が加えられた場合であっても、ブロックがスライドすることを防止することができる。
【0039】
(b)前記凸状の指標は、各々対応する前記第1及び第2の側面部の上端より下側に所定距離だけ離れた位置から底面部にかけて突設されていることを特徴とする上記(a)に記載のブロック。この(b)に記載の発明によれば、ブロックに荷重が加えられ、競り合いが生じた場合であっても、当該ブロック間に所定の間隔が備わっていることでブロック本体の角欠けを防止することができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、効率的な敷設作業が可能でありながら、意匠性に優れた目地模様の敷設パターンを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るブロックの平面図。
【図2】同じくブロックの斜視図。
【図3】図1のX−X’線矢視断面図。
【図4】ブロック敷設時の平面図。
【図5】図4のY−Y’線矢視断面図。
【符号の説明】
11 ブロック
12 ブロック本体
13 表面部
15,17,19 第1の側面部
16,18,20 第2の側面部
27〜32 辺
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a block laid on, for example, a wall surface of a building, a sidewalk, or a plaza.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a block laid on a sidewalk, a plaza or the like, a block (hereinafter referred to as a “general-purpose block”) in which the front shape of the surface portion constituting the design surface after laying is rectangular has been mainly used. It was. However, since this general-purpose block has a line-symmetric shape in which the surface part is composed of straight lines of the same length on opposite sides, the joint pattern formed when laying is also linear and monotonous, In particular, there was a problem that it was not interesting. Therefore, in recent years, a block (hereinafter referred to as “deformed block”) in which the front surface shape of the surface portion is asymmetrical like natural stone has been proposed in place of such a general-purpose block.
[0003]
For example, Patent Document 1 discloses that an artificial stone having a predetermined regularity with respect to each side of the surface portion although the front shape of the surface portion looks like a shape obtained by crushing natural stone. A deformation block consisting of is described. That is, this deformed block has a surface portion formed in a deformed substantially hexagonal shape, and two of the sides (six sides) on the surface portion are adjacent to each other with a corner having an inner angle of 120 degrees. The sides are formed so that the line shape of one side is a negative shape with respect to the line shape of the other side. Then, when laying a block, the side surface portion of the one side of the block and the side surface portion of the other side of the adjacent block are juxtaposed so as to face each other, thereby obtaining a laying pattern with a variety of joint patterns. It was like that.
[0004]
[Patent Document 1]
WO 01/44578 pamphlet [0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, when laying such a deformed block, unlike in the case of a rectangular general-purpose block, joint formation of another deformed block adjacent to any one of the side surfaces of the deformed block to be laid is performed. It was very difficult to determine whether the front side faced the opposite side. For this reason, when laying a block, it is often the case that a deformed block to be laid is temporarily placed with respect to another adjacent deformed block. Was reduced. In some cases, adjacent blocks may be laid with the wrong faces facing each other. Therefore, when the work is proceeded without noticing such a mistake in laying, the block has to be laid again, which causes a significant reduction in work efficiency.
[0006]
The present invention has been made in order to solve such problems, and an object thereof is to obtain a laying pattern having a joint design excellent in design while being able to be efficiently laid. To provide a block.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the invention according to claim 1 relating to the block is a non-axisymmetric shape in which the front surface of the surface portion constituting the design surface is formed by partitioning a plurality of sides of various linear shapes. In the block having a block main body and each side in the surface portion is formed so that two specific sides have a negative shape with respect to the line shape of one side of the other side, Of each side surface portion of the block body, a first side surface portion individually corresponding to the one side is provided with a first index, and a second side surface portion continuously corresponding to the other side. The gist is that the second index indicating that the second side surface portion becomes an opposing surface of the first side surface portion in another block laid adjacently at the time of block laying is attached. did.
[0008]
Further, the invention according to claim 2 is summarized in that, in the block according to claim 1, the first index and the second index are in the same index form.
[0009]
Similarly, the invention according to claim 3 is the block according to claim 1 or 2, wherein the first index and the second index applied to both side surfaces corresponding to the specific two sides. The first index and the second index applied to both side surfaces corresponding to the other two specific sides are different from each other in the form of an index.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment in which the present invention is embodied as a block laid on a sidewalk, a plaza or the like will be described with reference to FIGS.
[0011]
As shown in FIGS. 1-3, the block 11 in this embodiment has the block main body 12 which consists of concrete. In addition, the block body 12 has a surface portion 13 that forms a design surface after laying, a bottom surface portion 14 that faces the ground, and a side surface that faces the block body 12 and curb portion of another block 11 that is laid next to the block body 12. Parts 15 to 20 are provided. The front shape of the surface portion 13 is a non-axisymmetric polygonal shape, and is formed in a deformed substantially hexagonal shape having a plurality (six in this embodiment) of corner portions 21 to 26 as apexes. On the surface portion 13, a surface layer 13a covering substantially the entire surface portion 13 is formed with a predetermined uneven surface.
[0012]
In addition, among a plurality of (six) sides 27 to 32 that form the surface portion 13 from the space, a predetermined corner portion (hereinafter also referred to as “common vertex”) 21 having an inner angle θ of 120 degrees. , 23 and 25 are formed such that the two adjacent sides are in a negative shape with respect to the line shape of one side. That is, the two sides of the side 27 and the side 28, the side 29 and the side 30, and the side 31 and the side 32 are respectively set to one side 27, 29, and 31 by 120 degrees around the respective common vertices 21, 23, and 25. When rotated in the direction of the other side 28, 30, 32, the two sides are formed in a linear shape.
[0013]
Moreover, as shown in FIGS. 1-3, the convex parts 33 and 34 as a parameter | index are provided in each side part 15-20 connected corresponding to each edge | side 27-32 of the surface part 13 in the said block main body 12 individually. It has been. That is, a convex portion 33 serving as a first index is formed on the first side surfaces 15, 17, and 19 that correspond to the one side 27, 29, and 31 individually, and the other side 28, 30, Convex portions 34 serving as a second index are formed on the second side surface portions 16, 18, and 20 that are consecutively associated with 32.
[0014]
In the case of the present embodiment, three convex portions 33 are formed as the first index on the first side surface portion 15 that is continuous with the side 27, and three convex portions 34 are formed on the second side surface portion 16 that is continuous with the side 28. It is formed as a second indicator. In addition, four convex portions 33 are formed as first indicators on the first side surface portion 17 connected to the side 29, and four convex portions 34 are provided as second indicators on the second side surface portion 18 continuous to the side 30. It is formed as. In addition, two convex portions 33 are formed as the first index on the first side surface portion 19 connected to the side 31, and two convex portions 34 are formed on the second side surface portion 20 continuous to the side 32 as the second index. It is formed as.
[0015]
That is, the convex portion 33 formed on the first side surface portions 15, 17 and 19 and serving as the first index, and the convex portion 34 formed on the second side surface portions 16, 18 and 20 and serving as the second index. Are in the same index form (in this case, the same index form is formed). Moreover, the convex parts 33 and 34 formed in the both side surface parts (side surface parts 15 and 16) to which two specific sides (for example, sides 27 and 28) correspond, and other specific two sides (for example, side 29) , 30 and sides 31 and 32) form convex portions 33 and 34 formed on both side surface portions (side surface portions 15 and 16) corresponding to mutually different index forms.
[0016]
Each of the convex portions 33 and 34 has a substantially semi-cylindrical shape protruding from the corresponding side surface portions 15 to 20 so as to have a predetermined protruding height (2.5 mm in this embodiment). And the convex part 33 used as the 1st parameter | index and the convex part 34 used as the 2nd parameter | index are the 1st in both the blocks 11 and 11 which adjoin each side surface part 15-20 at the time of block laying. The side surfaces 15, 17, 19 and the second side surfaces 16, 18, 20 are formed so as not to contact each other when they are arranged to face each other. In addition, each of the convex portions 33 and 34 is formed from a position separated by a predetermined distance (10 mm in the present embodiment) from the upper end of the corresponding side surface portions 15 to 20 to the bottom surface portion 14.
[0017]
Each of the convex portions 33 and 34 formed as described above functions as an index (a mark) for determining a mutually opposing surface (any one side surface) with another adjacent block 11 when the block 11 is laid. Fulfill. Furthermore, it also has a function of securing joints for preventing corner chipping of the block main body 12 due to competition with other adjacent blocks 11 and a function of securing a space for filling joint materials (joint sand in this embodiment). ing. In addition, the said joint material has the role which restrains each block 11, strengthens the meshing between each block 11, and distributes a load.
[0018]
Next, an operation process when laying the block 11 in the present embodiment configured in this way on a sidewalk, a plaza or the like will be described with reference to FIGS. 4 and 5 (YY ′ cross-sectional view of FIG. 4). The laying of the block 11 is performed by leveling, laying, fixing, and filling of joint sand. Each operation will be described below. Note that the block 11 in FIG. 4 is displayed with the surface layer 13a omitted.
[0019]
First, in the leveling work, the area for paving the block 11 is dug down by a predetermined depth, and the ground 35 is smoothed. At this time, the depth to be dug is determined according to the strength of the ground 35. That is, when the strength of the ground 35 is weak, it is reinforced by digging deeper than when the strength is sufficiently strong and laying a reinforcing material 36 such as crushed stone. A sand cushion 37 is spread over the entire surface of the block laying region on the ground 35 having sufficient strength or the reinforcing surface reinforced by the reinforcing material 36. In addition, the spread amount (height) of the sand cushion 37 is adjusted so that the surface layer 13a of the block 11 has a paved finish height.
[0020]
Next, in the laying operation, the blocks 11 are laid sequentially from the end side of the block laying area. Now, when three blocks 11 (blocks 11A, 11B, and 11C) are already laid as shown in FIG. 4, when trying to spread a fourth block 11 (block 11D) newly, The fourth block 11D is spread as shown by the dotted line in FIG. 4 in the following procedure.
[0021]
First, among the side surfaces 15 to 20 of the blocks 11A, 11B, and 11C that have already been spread, the side surface portion before the joint formation that faces the side surface portion of the fourth block 11D (the side surface portion in the block 11A) 18, the number of the convex portions 33 and 34 on the side surface portion 17 in the block 11B and the side surface portion 20) in the block 11C is counted. Then, the side surface portion on which the same number of convex portions 33 and 34 are formed is identified from among the side surface portions 15 to 20 of the fourth block 11D. Then, with respect to the side surface portions 15 to 20 of the fourth block 11D, the same number of convex portions 33 and 34 as the side surface portion 18 of the block 11A, the side surface portion 17 of the block 11B, and the side surface portion 20 of the block 11C. It is identified that there are two side portions each having a shape formed thereon.
[0022]
That is, the side surface portion 17 and the side surface portion 18 are identified as side surface portions in which the same number of convex portions 33 and 34 as the side surface portion 18 of the block 11A are formed in the block 11D. Further, in the block 11D, the side surface portion 17 and the side surface portion 18 are identified as side surface portions on which the same number of convex portions 33 and 34 as the side surface portion 17 of the block 11B are formed. Further, in the block 11D, the side surface portion 19 and the side surface portion 20 are identified as side surface portions on which the same number of convex portions 33 and 34 as the side surface portion 20 of the block 11C are formed.
[0023]
Therefore, next, among the side surface portions 17 to 20 identified in the block 11D, any one of the side surface portions 18 is the side surface portion 18 of the block 11A, the side surface portion 17 of the block 11B, and the side surface portion 20 of the block 11C. It is discriminated whether it is a side surface portion to be arranged oppositely. At that time, the sides 29 to 32 individually corresponding to the side surfaces 17 to 20 in the block 11D and the sides 29 and 30 individually corresponding to the side surfaces 18 and the like in the block 11A and the like. , 32 is used as a discrimination criterion.
[0024]
Therefore, based on such a determination criterion, the side surface portion 17 of the block 11D is the opposing surface to the side surface portion 18 of the block 11A, the side surface portion 18 of the block 11D is the opposing surface to the side surface portion 17 of the block 11B, and It is visually determined that the side surface portion 19 of the block 11D should be the opposing surface of the side surface portion 20 of the block 11C. Therefore, according to the determination result, the block 11D is set in the laying direction indicated by a dotted line in FIG. 4, and the convex portions 33 and 34 projecting from the side surface portions 17 to 19 are respectively opposed to the blocks 11A to 11C. When it is lowered while being brought into contact with the side surface portions 18, 17, 20, the block 11 </ b> D is newly installed on the sand cushion 37.
[0025]
When all the blocks 11 have been laid, the surface layer 13a of the block 11 is compacted downward by a compactor or the like (not shown), whereby the fixing operation is performed. By the compaction of the block 11, the spread sand cushion 37 is also compacted, and at the same time, the block 11 sinks into the sand cushion 37. Furthermore, a part of the sand cushion 37 also enters the joint 38 secured by the side surface portions 15 to 20 and the convex portions 33 and 34 protruding from the side surface portions 15 to 20, and the block 11 is further increased. It is firmly fixed.
[0026]
Then, joint sand filling work is performed after the fixing work. The joint sand is crushed on the block 11 once laid, and the surface of the block 11 is swept with a hoe or the like to fill the joint 38. For the joint sand, dry sand having a small particle size (usually having a particle size of about 1 mm to 1.3 mm) is used so that the joint 38 can be easily filled.
[0027]
According to the block of the said embodiment, the following effects can be acquired.
(1) In the above embodiment, both blocks determine which side surface is the opposite surface of the side surface before forming joints in other adjacent blocks 11 (11A to 11C) when the block 11 (11D) is laid. It was made possible to discriminate based on the comparison of the formation modes of the convex portions (indexes) 33 and 34 formed on each of the 11 side surface portions 15 to 20. Therefore, when laying the block 11, just look at the convex portions 33 and 34 on the side surface portions 15 to 20 of the block 11D to be newly laid and the already laid blocks 11A to 11C and compare them. In addition, it is possible to easily determine the side surfaces to be opposed to each other, and to efficiently perform the laying work.
[0028]
(2) In the above embodiment, the protrusions formed on the first side surface portions 15, 17, 19 and the second side surface portions 16, 18, 20 that are opposed to each other between the adjacent blocks 11 when the blocks are laid. By forming the number of the portions 33 and 34 to be the same, the indicator forms of the opposing surfaces are made to be the same. Therefore, it is possible to reliably determine the facing surfaces between the adjacent blocks 11 by objective criteria (comparison of the number of convex portions).
[0029]
(3) In the above embodiment, the number of convex portions (indexes) 33 and 34 formed on both side surfaces (for example, side surfaces 15 and 16) corresponding to two specific sides (for example, sides 27 and 28) The number of projections 33 and 34 formed on both side surfaces (for example, side surfaces 17 and 18) corresponding to other two specific sides (for example, sides 29 and 30) is different. That is, both side surfaces (for example, side surfaces 15 and 16) to which two specific sides (for example, sides 27 and 28) correspond and both side surfaces (for example, side surfaces) to which the other two specific sides (for example, sides 29 and 30) correspond. The convex portions 33 and 34 serving as indexes in the portions 17 and 18) have different index forms. Therefore, when determining the facing surface between the adjacent blocks 11, there is no determination error, so that a laying error can be reliably prevented.
[0030]
(4) In the said embodiment, the front shape of the surface part 13 of the block 11 was formed in the non-axisymmetric deformation | transformation substantially hexagon which makes the corner | angular parts 21-26 the vertex. Therefore, it is possible to obtain a laying pattern that is rich in change from the joint pattern when a plurality of the blocks 11 are laid and is excellent in design as compared with a rectangular block.
[0031]
(5) In the said embodiment, the convex part 33 and the convex part 34 are the 1st side parts 15 and 17 in both the blocks 11 and 11 which adjoin at the time of block laying with respect to the corresponding side parts 15-20, respectively. , 19 and the second side surface portions 16, 18, 20 are formed so as to be in a positional relationship where they do not come into contact with each other. Therefore, it becomes possible to lay so that the convex parts 33 and 34 of both adjacent blocks 11 may mesh, and even if it is a case where a load is applied in the direction substantially parallel to the ground 35, the block 11 slides. Can be prevented.
[0032]
(6) In the above embodiment, the side surface 15 and the side surface 16, the side surface 17 and the side surface 18, and the side surface 19 and the side surface 20 are connected to two adjacent sides with the common vertices 21, 23, 25 as boundaries. The same number of convex portions 33 and 34 were formed. Then, the side line 15 and the side part 16, the side part 17 and the side part 18, the side part 19 and the side part 20 respectively correspond to the side 27 and side 28, the side 29 and side 30, and the side 31 and side 32 lines. The shapes are set to negative shapes. Therefore, when determining the laying direction of the block 11 to be laid, the block 11 may be rotated with reference to the common vertices 21, 23, 25, so that the laying work can be performed easily.
[0033]
In addition, you may change the said embodiment as follows.
In the above embodiment, the protrusions 33 and 34 are formed so as not to contact each other when the block 11 is laid, but on the contrary, the positions where the protrusions 33 and 34 contact each other. You may form so that it may become a relationship. In such a configuration, if there are convex portions 33 and 34 that do not come into contact when the side surface portions 15 to 20 of the block 11 are opposed, it can be instantaneously determined that the laying direction of the block 11 is wrong. .
[0034]
In the above embodiment, the convex portions 33 and 34 are projected from the side surface portions 15 to 20 of the block 11, but the present invention is not limited to this, and the side surface portions 15 to 20 that are opposed to each other when the block 11 is laid are provided. Any identifiable index form may be used. For example, a concave index opposite to the convex portions 33 and 34 may be formed from the side surface portions 15 to 20 to the inside of the block main body 12. Moreover, you may attach | subject what becomes a pattern and a mark (For example, the mark which is (circle) in the side parts 15 and 16 and (triangle) mark in the side parts 17 and 18) to the side parts 15-20.
[0035]
In the above embodiment, the shape of the block body 12 is formed in a deformed substantially hexagonal shape. However, the shape is not limited to this, and any shape can be used as long as the front shape of the surface portion 13 is axisymmetric. Also good. The block shape which consists only of a curve without the corner | angular parts 21-26 may be sufficient.
[0036]
In the above embodiment, of the six sides 27 to 32 that partition and form the surface portion 13 from the space, two sides adjacent to each other at predetermined corner portions 21, 23, 25 having an inner angle θ of 120 degrees They were formed such that the line shape of one side had a negative shape with respect to the line shape of the other side. However, the two adjacent sides do not have to be in the negative shape, and the specific two sides (for example, opposite sides) make the line shape of one side a negative shape with respect to the line shape of the other side. What is necessary is just to be formed.
[0037]
In the above embodiment, the block 11 is laid on a sidewalk, a plaza or the like. However, the present invention is not limited to this. The provided block 11 may be embodied as a block used for a wall surface of a building or the like. In this case, it is desirable to use a resin adhesive having an adhesive action, mortar, urethane or the like as the joint material.
[0038]
Next, technical ideas that can be grasped from the above-described embodiment and other examples will be described below together with their effects.
(A) Each of the first and second indicators is a convex indicator projecting from each of the first and second side surfaces so as to have a predetermined protruding height, The second index and the second index are formed so as to be in a positional relationship in which the first side surface portion and the second side surface portion of both adjacent blocks adjacent to each other when the blocks are laid are not in contact with each other. The block according to any one of claims 1 to 3, wherein: According to the invention described in (a), it is possible to lay so as to mesh the convex indexes of both adjacent blocks, even when a load is applied in a direction substantially parallel to the ground. It is possible to prevent the block from sliding.
[0039]
(B) The convex index is provided so as to protrude from a position separated from the upper ends of the corresponding first and second side surfaces by a predetermined distance from the bottom to the bottom surface. The block described in a). According to the invention described in (b), even when a load is applied to the block and a competition occurs, a corner gap of the block body is prevented by providing a predetermined interval between the blocks. be able to.
[0040]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the laying pattern of the joint design excellent in the designability can be obtained, while an efficient laying operation is possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a block according to an embodiment.
FIG. 2 is a perspective view of the block.
3 is a cross-sectional view taken along line XX ′ in FIG.
FIG. 4 is a plan view when a block is laid.
5 is a cross-sectional view taken along line YY ′ of FIG.
[Explanation of symbols]
11 Block 12 Block body 13 Surface portion 15, 17, 19 First side surface portion 16, 18, 20 Second side surface portion 27-32 side

Claims (3)

意匠面を構成する表面部の正面形状が多種多様な線形状の複数辺にて仕切り形成された非線対称形状をなすブロック本体を有し、且つ前記表面部における各辺は特定の二辺同士が一方の辺の線形状を他方の辺の線形状に対して陰画形状とするように形成されたブロックにおいて、
前記ブロック本体における各側面部のうち、前記一方の辺に個別対応して連なる第1の側面部には第1の指標が付され、前記他方の辺に個別対応して連なる第2の側面部には、ブロック敷設時に当該第2の側面部が隣接して敷設される他のブロックにおける前記第1の側面部の対向面となることを示す第2の指標が付されているブロック。
The front surface of the surface portion constituting the design surface has a block main body having a non-axisymmetric shape formed by partitioning a plurality of sides of various linear shapes, and each side in the surface portion is a specific two sides In a block formed so that the line shape of one side is a negative shape with respect to the line shape of the other side,
Of each side surface portion of the block body, a first side surface portion individually corresponding to the one side is provided with a first index, and a second side surface portion continuously corresponding to the other side. Is a block to which a second index indicating that the second side surface portion becomes an opposing surface of the first side surface portion in another block laid adjacently when the block is laid.
前記第1の指標と第2の指標とは互いに同一の指標形態をなしている請求項1に記載のブロック。The block according to claim 1, wherein the first index and the second index are in the same index form. 前記特定の二辺同士が対応する両側面部に付された前記第1の指標及び第2の指標と、他の特定の二辺同士が対応する両側面部に付された第1の指標及び第2の指標とは、互いに異なる指標形態をなしている請求項1又は請求項2に記載のブロック。The first index and the second index attached to both side surfaces corresponding to the two specific sides, and the first index and the second index attached to the two side surfaces corresponding to the other two sides. The block according to claim 1 or 2, wherein the indicators are different from each other.
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