JP3531285B2 - プラスチックボトル - Google Patents
プラスチックボトルInfo
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
- B65D1/0292—Foldable bottles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
ように偏平にたたみ易くしたプラスチックボトルに関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】従来,折りたたみ易さを図ったプラスチ
ックボトルには図9に示すようなプラスチックボトルが
知られている(特開平3−148451号公報参照)。 【0003】このプラスチックボトル20の材質はポリ
エチレン,ポリプロピレン,ポリ塩化ビニル等であり,
肉厚は0.1〜1.2mmとされ,ブロー成形により形
成されるもので,空のときに折り畳むことができ,材料
の使用量を減少化させたものである。プラスチックボト
ル20の特徴は底部21が二股に分かれていることで,
底部21にV字形状の折り畳み溝22を形成している。
底部21は丸く膨出する曲面とされており,二つの支持
点を有することにより,内容物を入れた場合に直立する
ことができる。プラスチックボトル20の胴部23は四
角の断面形状であるが,公報中には他にも六角或いは円
形の断面形状が開示されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら,このよ
うな従来のプラスチックボトル20は,手でもつ把手部
分がないのでもちにくいと共に,胴部23に開口部を形
成して把手部分とすると,把手部と開口部の曲率半径が
小さくなるので強度が増し,プラスチックボトル20が
折り畳み難くなるという問題がある。さらに,このプラ
スチックボトル20では底部22が丸いため,プラスチ
ックボトル20の硬度が硬いと,底部22を偏平にたた
み難くなるため,プラスチックボトル20の硬度を比較
的軟らかくしなければならないが,あまりに軟らかくす
ると,内容物が途中まで残っている状態のときに,底部
22の強度が不足してプラスチックボトル20が自立で
きなくなる懸念がある。 【0005】本発明にかかるプラスチックボトルはこの
ような問題に着目したもので,持ち易く,内容物が残っ
ている状態でも安定して自立でき,しかも,使用後に偏
平に折り畳むことができるプラスチックボトルを提供す
ることを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,請求項1に記載の発明は,容器全体が.手の握力で
変形可能な程度の軟らかさ及び肉厚を有し,容器の胴部
において相対する一対の側縁部が折り畳み用の稜線部と
され、この稜線部の両側にボトル上下方向に延びる一対
の溝部が形成され,胴部の稜線部近傍に胴部を貫通する
開口部が形成され,この開口部の前記稜線部側の部位が
中空の把手部とされ,この開口部の上縁部又は下縁部か
ら胴部中央部側に向けてボトル上斜め方向又は下斜め方
向に延びる蛇腹部が形成され、胴部の底部の中央部に,
上方に凸となるように長軸方向に延びる広角度の溝が形
成されていることを特徴とする。 【0007】 【作用】本発明にかかるプラスチックボトルによれば,
中空の把手部が曲率半径が小さいために硬くなっても,
稜線部の両側に上下に延びる一対の溝が形成されている
ために,胴部をたたむ力が小さくても容易に変形でき
る。さらに,開口部の上縁部又は下縁部から胴部中央部
側に向けてボトル上斜め方向又は下斜め方向に延びる蛇
腹部が形成され,変形時の応力が分散されるため,胴部
が湾曲した形状に形成されても折り畳み易くなる。しか
も、底部に上部に凸となる広角度の溝が形成されている
ので,底部を折り畳み易いとともに,平面に容器を置い
た場合に安定して直立する。 【0008】 【実施例】以下,本発明の実施例にかかるプラスチック
ボトルを図面に基づいて説明する。 【0009】図1は,本発明の実施例のプラスチックボ
トルを示したものであり,プラスチックボトル1は,手
指の握力により変形可能な硬度及び肉厚を有するもので
あって,容器全体がポリエチレンで形成され,胴部2の
肉厚は平均して約0.5mm程度である。プラスチック
ボトル1は押出ブローにより形成されるが,材質として
はポリ塩化ビニル,ポリプロピレン,ポリエステル等で
も良い。プラスチックボトル1の胴部2は,図1の平面
形状に示されるように,開口部3が胴部2を貫通するよ
うに形成されており,開口部3はほぼ4本の手指が挿入
できる大きさを有している。開口部3の縁部の一部は把
手部4とされている。 【0010】胴部2において開口部3の周縁部の壁面
は,図3に示すように,容器内側にへこむ凹状壁部5,
5とされ,把手部4の反対側の壁部は容器の外側に膨ら
む凸状壁部6,6とされている。開口部3の周縁部を形
成する凹状壁部5,5は,図5に示すような円弧状の断
面形状を有しており,凹状壁部5,5の周りは図3の平
面図に示すように容器の外側に膨出している。凹状壁部
5と胴部2の凸状壁部6,6が連なることにより把手部
4の周りの強度が向上し,内容物が入ったプラスチック
ボトル1を持ち上げたときに胴部2の表面が内側にへこ
むことを防止している。凹状壁部5,5の輪郭線は稜線
部7において合流する。稜線部7は曲率の小さな円弧形
状を有している。稜線部7が小さな円弧形状を有するこ
とにより,把手部4の強度が確保されている。 【0011】稜線部7の両側には溝8,8が一対形成さ
れ,溝8,8は把手部4を除いた稜線部7の両側に形成
されている。溝8,8は,図4の胴部2の断面図に示す
ように,容器の内側に窪んでおり,プラスチックボトル
1の上下方向に延びている。溝8,8が形成されている
ことにより,凹状壁部5,5及び凸状壁部6,6を偏平
に畳むときの応力が2箇所に分散され,凹状壁部5,5
及び凸状壁部6,6が原形に復帰しようとする力が緩和
されて畳まれた状態を維持する。なお,使用時において
は把手部4を補強する働きをもっている。 【0012】開口部3の上下の縁部であって,凹状壁部
5にはプラスチックボトル1の上下斜め方向に延びる蛇
腹部9が形成されている。蛇腹部9は凹状壁部5と同じ
肉厚で形成されており,三角形状の波が連続するような
断面形状に形成されている。蛇腹部9,9がプラスチッ
クボトル1の中央部側に延びているので,図6(a)
(b)(c)並びに図7(a)(b)(c)に示すよう
に,開口部3の容器中央部側の縁部のつぶれが進行する
ときに,開口部3の周縁部が変形し易くなり,凹状壁部
5,5及び凸状壁部6,6が折り畳み易くなる。 【0013】胴部2の凸状壁部6,6の連なる部分に
は,図3に示すように,折り畳み用の稜線部10が形成
されている。稜線部10の両側には,図4に示すよう
に,溝11,11が形成されている。溝11,11が形
成されていることにより,凸状壁部6,6及び凹状壁部
5,5が畳まれるときに,凸状壁部6,6の原形復帰力
が緩和されて胴部2がたたみ易くなっている。 【0014】図8に示すように,胴部2の底部12の中
央部には,容器の上方に凸となるように長軸方向に延び
る広角度の溝13が形成されると共に,短軸方向に延び
る広角度の溝14が形成され,この溝部13及び溝部1
4は上げ底部15を構成している。そして,底部12は
溝13及び溝14によって水平面上の4箇所の支持部1
6が区画されている。 【0015】このように底部12に上げ底部15がある
ことにより,プラスチックボトルの安定性が確保され
る。すなわち,内容物を充填すると,胴部2が肉薄のた
め胴脹れが生じて底部の形状が変形するが,本実施例に
おいては内容物が充填されて胴部2が膨れたときに上げ
底部15が容器上方に移動していくと共に,支持部16
の周縁部が上げ底部15に吸収されて面積が小さくな
る。このように支持部16の面積が小さくなっても支持
部16の水平面がそのまま維持されるので,優れた安定
性を発揮するのである。 【0016】さらに,胴部2を折り畳む際には溝13,
14があることにより折り畳み易いという利点があり,
底部12に生ずる歪みを溝部14によって緩和して原形
に復帰する弾性復帰力を緩和している。 【0017】本発明にかかるプラスチックボトルによれ
ば,中空の把手部が硬くても,稜線部の両側に上下に延
びる一対の溝が形成されているために,胴部をたたむ力
が小さくても容易に変形できる。さらに,開口部の上縁
部又は下縁部から胴部中央部側に向けてボトル上斜め方
向又は下斜め方向に延びる蛇腹部が形成され,変形時の
応力が分散されるため,胴部が湾曲した形状に形成され
ても折り畳み易くなる。しかも、底部に上部に凸となる
広角度の溝が形成されているので,底部を折り畳み易い
と共に,平面に容器を置いた場合に安定して直立する。
これによって,プラスチックボトルが持ち易くなり,内
容物が残っている状態でも安定して自立できる強度を維
持でき,しかも,使用後に容易に偏平に折り畳むことが
できる。
図 【図5】図1のプラスチックボトルのV−V線断面図 【図6】図6(a)は胴部を偏平にする前の蛇腹部の状
態を示す部分斜視図,図6(b)は胴部の偏平途中の状
態を示す部分斜視図,図6(c)は胴部の偏平完了状態
の部分斜視図 【図7】図7(a)は胴部を偏平にする前のプラスチッ
クボトルの斜視図,図7(b)はプラスチックボトルに
偏平にする力を加えている状態の斜視図,図7(c)は
プラスチックボトルを偏平に畳んだ状態の斜視図 【図8】図1のプラスチックボトルの底面図 【図9】従来の折り畳み型のプラスチックボトルの斜視
図 【符号の説明】 1 プラスチックボトル 2 胴部 3 開口部 4 把手部 5 凹状壁部 6 凸状壁部 7 稜線部 8 溝 9 蛇腹部 10 稜線部 11 溝 12 底部 13 底部の長軸方向の溝 14 底部の短軸方向の溝
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】容器全体が,手の握力で変形可能な程度の
軟らかさ及び肉厚を有し,容器の胴部において相対する
一対の側縁部が折り畳み用の稜線部とされ,この稜線部
の両側にボトル上下方向に延びる一対の溝部が形成さ
れ,胴部の稜線部近傍に胴部を貫通する開口部が形成さ
れ,この開口部の前記稜線部側の部位が中空の把手部と
され,この開口部の上縁部又は下縁部から胴部中央部側
に向けてボトル上斜め方向又は下斜め方向に延びる蛇腹
部が形成され、胴部の底部の中央部に,上方に凸となる
ように長軸方向に延びる広角度の溝が形成されているこ
とを特徴とするプラスチックボトル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12816495A JP3531285B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | プラスチックボトル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12816495A JP3531285B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | プラスチックボトル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08318921A JPH08318921A (ja) | 1996-12-03 |
JP3531285B2 true JP3531285B2 (ja) | 2004-05-24 |
Family
ID=14977982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12816495A Expired - Fee Related JP3531285B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | プラスチックボトル |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3531285B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3763927B2 (ja) * | 1997-03-17 | 2006-04-05 | 株式会社吉野工業所 | 使い捨て箱形容器 |
CN101743170B (zh) | 2007-06-01 | 2011-09-28 | 间片富士化成株式会社 | 饮用水瓶的带状把手部件 |
GB0818830D0 (en) * | 2008-10-14 | 2008-11-19 | G2 Design Consultants Ltd | Plastics container |
GB0918744D0 (en) * | 2009-10-26 | 2009-12-09 | Nampak Plastics Europe Ltd | Plastic container |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP12816495A patent/JP3531285B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH08318921A (ja) | 1996-12-03 |
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