JP3522873B2 - シャンプー組成物 - Google Patents
シャンプー組成物Info
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Description
びしっとり感を付与し、ごわつき、べたつきのないシャ
ンプー組成物に関する。
清潔で健やかな髪を保つ上で重要である。このため、シ
ャンプーは、洗浄力、起泡性、泡の感触が良好であるこ
と等が基本性能として要求されている。
化及びヘアケアに対する消費者の意識の高まりの中で、
上記の基本性能を持つのみのシャンプーでは消費者の欲
求を満足することはできず、すすぎ時のきしみがなく、
乾燥後のクシ通りが良く、髪のすべりが良い等々の種々
の特徴を持つものが望まれている。これらのうち、近
年、女性の髪のロング化に伴い、特に、乾燥後の髪のす
べりを良くするシャンプーが強く求められている。
又はその誘導体をシャンプーに配合して、毛髪にすべり
を与えるという試みがなされている(特開昭63−22
010号公報、特開平1−151510号公報等)。こ
の毛髪にすべりを与える効果は、高分子量のシリコーン
が一般に優れているが、シャンプーの粘度が極めて高く
なるため、シャンプー組成物にはほとんど用いられてい
ない。また、高分子量のシリコーンをシャンプーに配合
する場合には、実際には、低分子量のシリコーン(誘導
体)と混合して用いているが、乾燥後のすべり感が充分
でなくなるという問題が生じる。更に高分子量のシリコ
ーンは他の成分と分離して浮遊し易く、組成物とした場
合の安定性にも問題があった。また、アミノ変性シリコ
ーンを用いた毛髪用組成物(特開平3−153620号
公報、特開平5−85918号公報)が提案されている
が、これらは、毛髪特にダメージヘアへの付着性が充分
でなく、コンディショニング効果が不充分であった。
は、髪のコンディショニング効果、特にすべり感を付与
する効果に優れ特にダメージヘアに有効なシャンプー組
成物を提供することにある。
明者らは鋭意研究を行った結果、界面活性剤と、特定の
アミノ変性シリコーン及びこれ以外のシリコーン誘導体
を組合わせて用いればダメージヘアに対しても、すすぎ
時のきしみがなく、髪に良好なすべり感及びしっとり感
を付与し、しかも乾燥後にごわつき、べたつきのないシ
ャンプー組成物が得られることを見出し、本発明を完成
した。
(b)及び(c): (a)アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤及びノニ
オン性界面活性剤から選ばれる一種又は二種以上、
(b)次の一般式(1)
1〜5のアルキル基を示し、R2 は同一又は異なって、
炭素数1〜5のアルキル基又は基-R3-NH-CH2CH2-NH
2(ここでR3 は炭素数3〜6のアルキレン基を示す)
を示し、少なくとも1つは基-R3-NH-CH2CH2-NH2であ
る。xは50〜1,000の数を示し、yはアミン当量
が4,000未満となるような数を示す。〕で表わされ
るアミノ変性シリコーン、 (c)次の一般式(5) (CH 3 ) 3 SiO[(CH 3 ) 2 SiO] a Si(CH 3 ) 3 (5) 〔式中、aは3〜20,000の数を示す。〕で表わさ
れるジメチルポリシロキサンを含有し、(c)成分と
(b)成分の重量比が100〜1/100である シャン
プー組成物を提供するものである。
剤のうちアニオン性界面活性剤としては、硫酸塩、スル
ホン酸塩又はカルボン酸塩等が挙げられ、詳細には次の
(1)〜(14)に示すものが挙げられる。
又は分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩。 (2)平均炭素数10〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキ
ル基又はアルケニル基を有し、1分子内に平均0.5〜
8モルのエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、
ブチレンオキサイド、エチレンオキサイドとプロピレン
オキサイドが0.1/9.9〜9.9/0.1の比で、
あるいはエチレンオキサイドとブチレンオキサイドが
0.1/9.9〜9.9/0.1の比で付加したアルキ
ル又はアルケニルエーテル硫酸塩。 (3)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニ
ル基を有するアルキル又はアルケニル硫酸塩。 (4)平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するオ
レフィンスルホン酸塩。 (5)平均10〜20の炭素原子を1分子中に有するア
ルカンスルホン酸塩。 (6)平均10〜24の炭素原子を1分子中に有する飽
和又は不飽和脂肪酸塩。(7)平均炭素数10〜20の
アルキル基又はアルケニル基を有し、1分子中に平均
0.5〜8モルのエチレンオキサイド、プロピレンオキ
サイド、ブチレンオキサイド、エチレンオキサイドとプ
ロピレンオキサイドが0.1/9.9〜9.9/0.1
の比で、あるいはエチレンオキサイドとブチレンオキサ
イドが0.1/9.9〜9.9/0.1の比で付加した
アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩。 (8)平均10〜20の炭素原子から成るアルキル基又
はアルケニル基を有するα−スルホン脂肪酸塩又はエス
テル。 (9)炭素数8〜24のアシル基、及び遊離カルボン酸
残基を有するN−アシルアミノ酸型界面活性剤。 (10)炭素数8〜24のアルキル基又はアルケニル基
を有するリン酸モノ又はジエステル型界面活性剤。 (11)炭素数8〜22の高級アルコール若しくはその
エトキシレートなどのスルホコハク酸エステル又は高級
脂肪酸アミド由来のスルホコハク酸エステル。 (12)炭素数8〜20の高級脂肪酸モノエタノールア
マイド若しくはジエタノールアマイド又はそれらのエト
キシレートなどのスルホン酸塩。 (13)炭素数8〜20のモノグリセライドのスルホン
酸塩。 (14)炭素数8〜20の高級脂肪酸とイセチオン酸と
の縮合物の塩。
5)〜(16)に示されるものが挙げられる。
しくはアシル基を有するα位付加型、2級アミド若しく
は3級アミド型のイミダゾリン系両性界面活性剤。 (16)炭素数8〜24のアルキル基、アルケニル基若
しくはアシル基を有するカルボベタイン系、アミドベタ
イン系、スルホベタイン系、ヒドロキシスルホベタイン
系、若しくはアミドスルホベタイン系両性界面活性剤。
これらの界面活性剤のアニオン性残基の対イオンとして
は、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属イオン、カ
ルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属イオン、
アンモニウムイオン、炭素数2又は3のアルカノール基
を1〜3個有するアルカノールアミン(例えばモノエタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールア
ミン、トリイソプロパノールアミンなど)を挙げること
ができる。またカチオン性残基の対イオンとしては、塩
素、臭素、沃素等のハロゲンイオン及びメトサルフェー
ト、サッカリネートイオンを挙げることができる。
の(17)〜(24)に示されるものが挙げられる。
ニル基を有し、1〜20モルのエチレンオキサイドを付
加したポリオキシエチレンアルキル又はアルケニルエー
テル。 (18)平均炭素数6〜12のアルキル基を有し、1〜
20モルのエチレンオキサイドを付加したポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル。 (19)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケ
ニル基を有し、1〜20モルのプロピレンオキサイドを
付加したポリオキシプロピレンアルキル又はアルケニル
エーテル。 (20)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケ
ニル基を有し、1〜20モルのブチレンオキサイドを付
加したポリオキシブチレンアルキル又はアルケニルエー
テル。 (21)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケ
ニル基を有し、総和で1〜30モルのエチレンオキサイ
ドとプロピレンオキサイドあるいはエチレンオキサイド
とブチレンオキサイドを付加した非イオン性活性剤(エ
チレンオキサイドとプロピレンオキサイド又はブチレン
オキサイドとの比は0.1/9.9〜9.9/0.
1)。 (22)次の式で表わされる高級脂肪酸アルカノールア
ミド又はそのアルキレンオキサイド付加物。
基又はアルケニル基を示し、R5 は水素原子又はメチル
基を示し、tは1〜3の整数を示し、uは0〜3の整数
を示す〕 (23)平均炭素数10〜20の脂肪酸とショ糖から成
るショ糖脂肪酸エステル。 (24)平均炭素数10〜20の脂肪酸とグリセリンか
ら成る脂肪酸グリセリンモノエステル。 (25)次の式で表わされるアルキルグルコシド等
くは分枝鎖のアルキル、アルケニル又はアルキルフェニ
ル基を示し、R7 は炭素数2〜4のアルキレン基を示
し、Gは炭素数5又は6の還元糖を示し、vは0〜10
の数を、wは1〜10の数を示す〕
ルキルエーテル硫酸塩、(3)アルキル硫酸塩、(6)
飽和又は不飽和脂肪酸塩、(9)N−アシルアミノ酸型
界面活性剤、(10)リン酸モノエステル型界面活性
剤、(11)スルホコハク酸エステル、(12)アマイ
ドエーテルサルフェート、(15)2級アミド型イミダ
ゾリン系両性界面活性剤、(16)ベタイン型界面活性
剤、(25)アルキルグルコシド等が好ましい。これら
のうち、両性界面活性剤としては、(15)2級アミド
型イミダゾリン系両性界面活性剤のうち、アミドアミン
型界面活性剤、特に次の一般式(3)又は(4)
9の飽和又は不飽和炭化水素基を示し、R9 及びR11は
基-CH2COOM又は-CH2CH2COOM(ここでMはアルカリ金属
又はアルカノールアミンを表わす)を示し、R12は水素
原子又は基-CH2COOM又は-CH2CH 2COOM(Mは前記と同じ
である)を示す〕で表わされるアミドアミン型両性界面
活性剤が好ましい。(16)としては、アミドベタイ
ン、ヒドロキシスルホベタインが好ましい。更に、シャ
ンプー組成物中における無機塩類量が1重量%以下とな
るように脱塩処理されたものが好ましい。
ルエーテル硫酸塩、脱塩処理されたアミドアミン型両性
活性剤等が挙げられる。
は二種以上を組み合わせて用いることができ、泡立ち等
のシャンプーとしての基本性能の維持及び製造のしやす
さの点から全組成中に5〜40重量%(以下、単に%で
示す)配合するのが好ましく、特に10〜35%、更に
15〜30%配合すると、乾燥後の髪の感じを損わない
ので好ましい。
リコーンは前記一般式(1)で表わされるものである。
式中R1 及びR2 で示される炭素数1〜5のアルキル基
としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−
プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル
基、n−ペンチル基、i−ペンチル基等が挙げられる。
また、R2 中のR3 の炭素数3〜6のアルキレン基とし
ては、トリメチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペ
ンチレン基が挙げられ、これらは直鎖でも分岐鎖を有し
ていてもよい。xは50〜10,000の数を示し、好
ましくは50〜1,000である。またyはアミノ変性
シリコーン(1)のアミン当量が4,000未満となる
ような数である。ここでアミン当量とは、アミノ基1モ
ル当量に対するアミノ変性シリコーンの重量をいい、ア
ミン窒素を14グラム含有するアミノ変性シリコーンの
グラム数に等しい。このアミン当量は4,000未満で
あるのが好ましく、特に500〜3,000、更に1,
000〜2,000となるようyを調整したものが好ま
しい。(b)成分のアミノ変性シリコーンとしては、一
般式(1)中、R1=CH3、R3=炭素数3のアルキレン基、
x=50〜500、y=1〜10のものが好ましい。
発明の効果を充分発揮するために全組成中に0.01〜
5%配合するのが好ましく、特に0.1〜3%、更に
0.1〜2%配合すると、乾燥後の髪のすべり感としっ
とり感が適度なので好ましい。
性、不揮発性シリコーン誘導体としては、(b)成分以
外のもので、例えば以下の1)〜8)のものが挙げられ
る。
基を示し、eは1〜500(好ましくは1〜250)、
eは1〜50(好ましくは1〜30)の数を示す〕
250)の数を示す〕
し、g及びhはそれぞれ1〜500(好ましくは1〜2
00)の数を示す〕
基を示し、R16はCnH2n(nは0〜4)を示し、R17は
炭素数10〜16のアルキル基を示し、i及びjはそれ
ぞれ1〜500(好ましくは1〜200)の数を示す〕
示し、R19は同一又は異なって、炭素数1〜28(好ま
しくは炭素数12〜22)のアルキル基を示し、kは1
〜3,000の数を示し、l及びmはl+m=1〜50
0となる数を示し、nは0〜6の数を示し、oは0〜
6、pは0〜6を示す〕
個々にそのままの形態で用いる場合、あらかじめ少なく
とも二種を混合して用いる場合、若しくは通常使用され
る乳化剤としての界面活性剤、例えば非イオン活性剤、
アニオン活性剤、カチオン活性剤、両性活性剤の一種又
は二種以上を組合わせシリコーン誘導体を水性媒体中に
ミクロに分散させた状態(シリコーンエマルジョン)で
用いる場合がある。
方法や乳化重合による方法などによって得られる。この
ようなシリコーンエマルジョンとしては、例えばKM8
80、KM883、KM884、KM885、KM88
6、KM887(以上、信越化学工業社製)や、TEX
100、TSW831、TEX150、TEX154、
TEX170、TEX152、TEX172、XS65
−A2773、TSC930(以上、東芝シリコーン社
製)や、BY22−007、BY22−029、BY2
2−019、BY22−034、BY22−020、B
Y22−009、BY22−008、BY22−83
5、SM5571、SM8705(以上、東レ・ダウコ
ーニングシリコーン社製)などが市販されている。
メチルポリシロキサンが好ましい。(c)成分のシリコ
ーン誘導体は、組合わせて用いることができ、乾燥後の
髪のすべりの点から、全組成中に0.1〜20 %配合
するのが好ましく、特に1〜5%配合すると、乾燥後の
髪のすべりが良く、かつすすぎ時のきしみがないので好
ましい。また、(b)成分のアミノ変性シリコーンに対
して、重量比で100〜1/100、特に100〜1/
10の割合で配合するのが好ましい。また、すすぎの時
のきしみのなさの点から、シリコーンの平均粒径は、
0.05μ〜50μ、特に0.1μ〜10μ、更に0.
5μ〜5μが好ましい。
記必須成分の他、シャンプー中に通常用いられる成分、
例えばカチオン性ポリマー、カチオン性界面活性剤等の
感触向上剤;プロピレングリコール、グリセリン、グル
コース、ジエチレングリコールモノエチルエーテル等の
保湿剤;メチルセルロース、カルボキシビニルポリマ
ー、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコー
ル、エタノール等の粘度調整剤;香料;色素;紫外線吸
収剤;酸化防止剤;抗菌剤;メチルパラベン、ブチルパ
ラベン等の防腐剤などを発明の効果を損なわない範囲で
適宜添加することができる。
常法に従って製造され、またその際にアルカリ性又は酸
性薬剤を用いpHを調整することができ、これによりpH2
〜10、特にpH4〜8とすることが好ましい。
状、粉末状、クリーム状、液状等通常用いられる剤型と
することができる。
にきしみがなく、乾燥後の髪のすべりが極めて良好であ
り、更に髪にしっとり感を付与し、ごわつき、べたつき
がない優れたものである。特に、長い髪、傷みやすい髪
及び傷んだ髪の洗髪用として有用である。
するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。なお、実施例における髪の「すすぎ時のきしみのな
さ」、「すべり感」、「しっとり感」及び「ごわつき・
べたつきのなさ」の評価は以下の方法により行った。
(長さ15cm)を束ね、この毛髪束にシャンプー1gを
塗布して1分間泡立てた後、30秒間流水ですすぎ、
「すすぎ時のきしみのなさ」を以下の基準により官能評
価した。次いで、タオルで水分を拭き取り、ドライヤー
にて乾燥した。乾燥状態の髪の「すべり感」、「しっと
り感」及び「ごわつき・べたつきのなさ」を以下の基準
により官能評価した。
悪い。 ×:すすぎ時、毛髪にきしみがあり、指通りが悪い。
る。 ○:毛髪にすべり感が付与され大変さらさらする。 △:毛髪に多少すべり感が付与され多少さらさらする。 ×:毛髪にすべり感がなくさらさらしない。
すすぎ時のきしみのなさ、すべり感、しっとり感及びご
わつき・べたつきのなさについて評価した。結果を表1
及び表2に示す。
ン誘導体エマルジョン及び各種添加剤(保存料、着色
剤、香料及びpH調整剤)を除いた各成分と水を混合し、
70℃〜80℃に加熱し、溶解させた。その後、ゆっく
りと冷却し、室温に戻した後、アミノ変性シリコーン、
シリコーン誘導体エマルジョン及び各種添加剤(比較例
は添加剤のみ)を加え、シャンプーを得た。
組成物は、いずれも優れた各特性を有していた。一方、
アミノ変性シリコーン及びシリコーン誘導体エマルジョ
ンを配合していない組成物は、ごわつき以外のすべての
点で不充分であった。また、これにアミノ変性シリコー
ンを配合した組成物に関しては、すべての点で不充分で
あり、シリコーン誘導体エマルジョンのみを配合しアミ
ノ変性シリコーンを配合しない組成物に関しては、すす
ぎ時にきしみ、しっとり感、ごわつき・べたつきのなさ
が不充分であった。
の組成物は、いずれも優れた各特性を有していた。(特
にアミドアミン型両性活性剤を配合した組成物は、特に
髪のすべり感において優れた特性を有していた。)一
方、アミノ変性シリコーン及びシリコーン誘導体エマル
ジョンを配合していない組成物は、ごわつき・べたつき
のなさ以外はすべての点で不充分であった。また、これ
にアミノ変性シリコーンのみを配合した組成物に関して
は、乾燥後のすべり・しっとり感が不充分であり、シリ
コーン誘導体エマルジョンのみを配合しアミノ変性シリ
コーンを配合しない組成物に関しては、すすぎ時にきし
み、すべり感、しっとり感、ごわつき・べたつきのなさ
が不充分であった。
例1〜10と同様に評価した。結果を同表に示す。
Claims (6)
- 【請求項1】 次の成分(a)、(b)及び(c): (a)アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤及びノニ
オン性界面活性剤から選ばれる一種又は二種以上、 (b)次の一般式(1) 【化1】 〔式中、R1 は同一又は異なって、炭素数1〜5のアル
キル基を示し、R2 は同一又は異なって、炭素数1〜5
のアルキル基又は基-R3-NH-CH2CH2-NH2(ここでR3 は
炭素数3〜6のアルキレン基を示す)を示し、少なくと
も1つは基-R3-NH-CH2CH2-NH2である。xは50〜1,
000の数を示し、yはアミン当量が4,000未満と
なるような数を示す。〕で表わされるアミノ変性シリコ
ーン、 (c)次の一般式(5) (CH 3 ) 3 SiO[(CH 3 ) 2 SiO] a Si(CH 3 ) 3 (5) 〔式中、aは3〜20,000の数を示す。〕で表わさ
れるジメチルポリシロキサンを含有し、(c)成分と
(b)成分の重量比が100〜1/100である シャン
プー組成物。 - 【請求項2】 (c)成分のシリコーン誘導体が、平均
粒径0.05μ〜50μのジメチルポリシロキサンであ
る請求項1記載のシャンプー組成物。 - 【請求項3】 アニオン性界面活性剤が、硫酸塩、スル
ホン酸塩又はカルボン酸塩である請求項1記載のシャン
プー組成物。 - 【請求項4】 両性界面活性剤が、アミドアミン型両性
界面活性剤である請求項1記載のシャンプー組成物。 - 【請求項5】 アミドアミン型両性界面活性剤が次式
(3)又は(4); 【化2】 〔式中、R8 及びR10は各々炭素数7〜19の飽和又は
不飽和炭化水素基を示し、R9 及びR11は基-CH2COOM又
は-CH2CH2COOM(ここでMはアルカリ金属又はアルカノ
ールアミンを表わす)を示し、R12は水素原子又は基-C
H2COOM又は-CH2CH2COOM(Mは前記と同じである)を示
す〕で表わされるものである請求項4記載のシャンプー
組成物。 - 【請求項6】 アミドアミン型両性界面活性剤が、シャ
ンプー組成物中における無機塩類量が1重量%以下とな
るように脱塩処理されたものである請求項5記載のシャ
ンプー組成物。
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