JP3520419B2 - 電気光学装置、及び電子機器 - Google Patents
電気光学装置、及び電子機器Info
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Description
を供給する配線基板及び該配線基板と液晶パネルとの接
続構造に関する。
ば図3に示すものが知られている。この液晶装置は、ス
イッチング素子として導電体−絶縁体−導電体構造を有
するTFD(Thin Film Diode:薄膜ダイオード) 素子
が形成された素子基板1と該素子基板1の上側に対向配
置された対向基板2との間に四角環状のシール材3を介
して液晶4が封入されており、素子基板1のX辺は対向
基板2のX辺からY方向に突出して該突出部の上面に第
1のドライバIC5が実装され、対向基板2のY辺は素
子基板1のY辺からX方向に突出して該突出部の下面に
第2のドライバIC6が実装されている。
に延びるデータ線7及びTFD素子8を介して素子基板
1側の電極である画素電極9に接続されており、ドライ
バIC6の出力端子は画素電極9を覆うようにX方向に
延びる対向基板2側の対向電極10の電極端子部に金属
配線11を介して接続されている。
板1のX辺に取り付けられたFPC基板(フレキシブル
プリント基板)12に金属配線(外部入力端子)13を
介して接続されており、ドライバIC6の入力端子は対
向基板2のY辺に取り付けられたFPC基板14に金属
配線(外部入力端子)15を介して接続されている。
従来の液晶装置の構造においては、素子基板1及び対向
基板2の両基板で互いに他方の基板からそれぞれ張出し
た領域A,Bを設け、各基板辺にそれぞれ一枚ずつ合計
2枚のFPCを備える必要があるため、平面的に観て表
示に寄与しない領域(額縁領域)が増大し、更に形状,
構造が複雑(特に左右非対称)になることから、こうし
た液晶装置が搭載される電子器機側において電気的な接
続位置や機構面での自由度が少なく対応が困難であり、
組み込み性が著しく悪いものであった。
されたものであり、構造の簡略化、非表示領域(額縁領
域)の削減、及び電気機器への組み込み性を向上をでき
る液晶装置を提供することを目的とする。
めに、本発明による電気光学装置は、電極が形成された
第1の基板と第2の基板が電気光学物質を挟持して対向
して配置され、前記第1の基板には前記第2の基板の外
形から平面的に突出した張出し領域が設けられた電気光
学装置であって、前記張出し領域の端部には、第1の外
部入力端子群と該第1の外部入力端子群の両側に配置さ
れた第2の外部入力端子群が形成され、前記第1の外部
入力端子群に第1のフレキシブル基板が電気的に接続さ
れ、前記第1の外部入力端子群を跨いで前記第2の外部
入力端子群に第2のフレキシブル基板が電気的に接続さ
れてなり、前記第1のフレキシブル基板と前記第2のフ
レキシブル基板のうちいずれか一方が前記基板の背面側
に曲げられていることを特徴とする。
又は前記第2のフレキシブル基板にはドライバICが実
装され、前記第1の基板の電極には画像信号が供給さ
れ、前記第2の基板の電極には走査信号が供給されてい
る実施形態を採ることも可能である。
基板は前記第1の外部接続端子群を跨いで前記第2の外
部接続端子群に電気的に接続され、前記第1の外部接続
端子群には個別に前記第1のフレキシブル基板が電気的
に接続されているので、それぞれのフレキシブル基板の
電気的な接続方法、及び各フレキシブル基板と電子機器
(搭載される本体側回路基板)との接続位置に関係なく
接続自由度が向上する。更に表示領域(又は基板外形)
の中心線に対してほぼ左右対称でシンプルな構造を有す
るので電子機器への組み込み性の向上を図ることができ
るという効果が得られる。
を挟持して対向して配置され、前記第1の基板には前記
第2の基板の外形から平面的に突出した張出し領域が設
けら、該前記張出し領域の端部には、第1の外部接続端
子群と該第1の外部接続端子群の両側に配置された第2
の外部接続端子群とが形成され、前記第1の外部接続端
子群には第1のフレキシブル基板が電気的に接続され、
前記第2の外部接続端子群には前記第1の外部接続端子
群を跨いで第2のフレキシブル基板が電気的に接続され
た電気光学装置を搭載する電子機器であって、当該電子
機器は、前記電気光学装置の前記第1のフレキシブル基
板と電気的に接続する接続箇所と、前記電気光学装置の
前記第2のフレキシブル基板と電気的に接続する接続箇
所とを個別に有してなり、前記第1のフレキシブル基板
の前記接続箇所への引出し方向と、前記第2のフレキシ
ブル基板の前記接続箇所への引出し方向とが異なってい
ることを特徴とする。
の電子器機への組み込み性において、前記第1の外部入
力端子に電気的に接続される前記第1のフレキシブル基
板が前記第2のフレキシブル基板と個別に設けられるの
で、搭載される電子器機間とのインターフェースにおい
て、各フレキシブル基板と電子機器本体側の接続箇所と
の電気的な接続が異なる位置に個別に設けられていても
(実装されたフレキシブル基板の引出し・延在方向と異
なる方向に回路基板との接続箇所が配置されていて
も)、適宜、且つ柔軟に対応が可能で良好な電気的接続
を確保された電子機器を提供することができる。
第2の基板とが電気光学物質を挟持して対向して配置さ
れ、前記第1の基板には前記第2の基板の外形から平面
的に突出した張出し領域が設けら、該前記張出し領域の
端部には、第1の外部接続端子群と該第1の外部接続端
子群の両側に配置された第2の外部接続端子群とが形成
され、前記第1の外部接続端子群には第1のフレキシブ
ル基板が電気的に接続され、前記第2の外部接続端子群
には前記第1の外部接続端子群を跨いで第2のフレキシ
ブル基板が電気的に接続された電気光学装置を搭載する
電子機器であって、前記電気光学装置と当電子機器との
電気的な接続は前記第1のフレキシブル基板による接続
と前記第2のフレキシブル基板による接続とを個別に有
してなり、前記電気光学装置の背面側には当電子機器側
のコネクタが配置され、前記第1のフレキシブル基板又
は前記第2のフレキシブル基板のうちいずれか一方が前
記電気光学装置の背面側に曲げられて前記コネクタと電
気的に接続されていることを特徴とする。
を電子器機に組み込む場合、前記第1のフレキシブル基
板及び前記第2のフレキシブル基板のうち一方が前記基
板の背面側に曲げられて引き出されているので、電気光
学装置が搭載される電子器機間とのインターフェースに
おいて、電気的な接続位置及び接続方向がこの両フレキ
シブル基板で異なる場合でも適宜、且つ柔軟に対応でき
良好な電子器機との電気的接続を確保することができ
る。
の実施の形態を図を参照して説明する。図1は本発明の
第1の態様の実施の形態である液晶装置を説明するため
の斜視図である。
20と該素子基板20の上側に対向配置された対向基板
(第2の基板)21との間に、図示しない液晶注入部が
設けられた四角環状のシール材22を介して液晶23が
封入されており、素子基板20は対向基板21より外形
(基板面積)が大きく、素子基板20の一つの基板辺X
1のみが対向基板21から突出して張出し領域Hが設け
られている。張出し領域Hの上面には第1のドライバI
C24がCOG(チップ・オン・グラス)方式により実
装されている。
にはY方向に所定の間隔で複数形成された画素電極(第
1の基板の電極)26がX方向に複数列配置されてお
り、該画素電極26はTFD素子27及びY方向に延び
るデータ線電極(第1の基板の電極)28を介してドラ
イバIC24の出力端子(図示省略)に接続されてい
る。また、対向基板21の下面には素子基板20のデー
タ線電極28と交差する方向(X方向)に走査側の電極
(第2の基板の電極)29が、画素電極26と平面的に
重なるように複数形成されている。
シール材22のうち、張出し領域Hを形成する基板辺X
1と対向しない他の基板辺Y1,Y2側のY方向に延び
る部分には導電性粒子を混入して導通部30(斜線部)
を構成している。導通部30の上側(対向基板側)には
走査側電極29と電気的に接続されており、導通部30
の下側(素子基板側)には張出し領域Hに向けて配線形
成された配線31と電気的に接続されている。これによ
り、走査側電極29が導通部30を介して素子基板20
の配線31に電気的に引き出されている。
的に接続された配線31は、張出し領域Hを形成する基
板辺X1と対向しない他の基板辺Y1,Y2の左右両側
において1ライン毎に櫛歯状に走査側電極29と電気的
に接続されている。また、配線31は基板辺Y1,Y2
の左右両側に分割され、それぞれ基板辺Y1,Y2とシ
ール材22の形成領域との間であって張出し領域Hに向
けて素子基板20上に延在形成されている。
31は、張出し領域Hにおいて第1のドライバIC24
の短辺側の両脇2箇所に第2の外部接続端子群39とし
てまとめて導出され、第1のドライバIC24の入力端
子(図示省略)に電気的に接続された外部入力端子32
(第1の外部接続端子群)は張出し領域Hの基板辺X1
の中央部に導出されて設けられている。
箇所にまとめて導出された配線31は張出し領域Hの端
部に第2の外部接続端子群39として導出され、前記外
部入力端子32を跨いでCOF(チップオンフィルム)
基板33(第2のフレキシブル基板)が異方性導電膜
(ACF)等によって電気的に接続されている。COF
基板33には第2のドライバIC25が搭載され、張出
し領域Hの第2の外部接続端子群39と第2のドライバ
ICの出力端子(図示省略)とを電気的に接続し2つに
分けられて配線されたフィルム上出力配線35、及び第
2のドライバICの入力端子(図示省略)とフィルム上
入力端子37とを電気的に接続するフィルム上入力配線
36がCOF基板上に形成されている。また、外部接続
端子32(第1の外部接続端子群)にはFPC基板(第
1のフレキシブル基板)34が異方性導電膜(ACF)
等によって電気的に接続され、FPC基板34はCOF
基板33が配線31と接続している両脇2箇所の間を通
して曲げられ、液晶パネルCの背面側に導かれている。
つまり、FPC基板34の一方の端は、液晶パネルCの
第1の外部接続端子群32と電気的に接続され、これと
FPC基板上の配線パターン(図示省略)によって電気
的に接続される他方の端の入力部38は、液晶パネルC
の背面側に引き出されてコネクタCN2に電気的に接続
されている。従って、液晶パネルCの外部入力端子32
(第1の外部接続端子群)及び第1のドライバIC24
には、液晶パネルCの背面側に曲げられて導かれたFP
C基板34を介して、電子器機側の回路基板40に設け
られた接続コネクタCN2から、第1のドライバICの
制御信号、電源電圧、表示画像に基づいたデータ信号等
が供給される。
示画像に基づいた画像信号をデータ線電極28に供給
し、COF基板33上の第2のドライバIC25は2つ
の群に分割されたフィルム上出力配線35を介して液晶
パネルCの配線31、上下導通30を経由して走査側の
電極(第2の基板の電極)29に走査信号が供給されて
いる。
配線31は張出し領域Hにおいて第1のドライバIC2
4の短辺両側に2分して延在形成され、張出領域Hの端
部において第2の外部接続端子群として導出されてい
る。また、COF基板33(第2のフレキシブル基板)
は外部接続端子32(第1の外部接続端子群)を跨いだ
2箇所の第2の外部接続端子群に電気的に接続されてい
るため、外部入力端子32による第1のドライバIC2
4への電気的な接続方法、及び前記外部入力端子と電子
器機との接続位置に関係なく配線31に接続されたCO
F基板33の接続自由度が向上する。更に第1のドライ
バIC24の長辺を横切る表示領域(又は基板外形)の
中心線Dに対してほぼ左右対称でシンプルな構造を有す
るので電子器機への組み込み性の向上を図ることができ
るという効果が得られる。
及び第2の基板のうち第1の基板20のみで且つ1箇所
(第1の基板20の1つの基板辺X1のみ)に第2の基
板21の外形から平面的に突出した張出し領域Hが設け
られ、両基板間での上下導通を行うことで張出し領域H
に第2の基板の電極29と電気的に接続された配線31
と、第1の基板の電極と接続された第1のドライバIC
24及び外部接続端子32とが配置、及び形成されるこ
とで更に非表示領域(額縁領域)の低減を同時に図るこ
とができるので液晶装置の小型化につながる。ここで表
示領域とはシール材22によって液晶23を封止された
領域であって且つ第1の電極と第2の電極との交差部に
形成される表示画素がマトリクス状に群とされて表示に
寄与する領域であり、非表示領域(額縁領域)とは液晶
パネルCにおいて表示領域を除いた領域である。
部入力端子32に電気的に接続されるFPC基板34が
COF基板33と個別に設けられるので、第1の基板の
電極(又は該電極に信号電圧を印加する前記第1のドラ
イバIC)へ供給される信号(電圧)入力と前記第2の
基板の電極へ供給される信号(電圧)入力とが液晶パネ
ルとこれを搭載する電子器機間でのインターフェースと
して個別に設けられる場合や、電気的な接続位置及び接
続方向がこの両フレキシブル基板(FPC基板、COF
基板)で異なる場合でも適宜、且つ柔軟に対応でき良好
な電子器機との電気的接続を確保することができる。
素子基板20とし第2の基板を対向基板21として、素
子基板20側に第1のドライバIC24を設けた場合を
例に採ったが、これに代えて、第1の基板を対向基板と
し第2の基板を素子基板として、ドライバIC24を対
向基板に設けて該対向基板側にFPC基板34、COF
基板33を取り付けるようにしてもよい。この場合、図
示は省略するが、素子基板のデータ線を導通部30を介
して対向基板側に電気的に引き出して該対向基板に素子
基板の画素電極に接続されるドライバIC24を実装す
る。
に導電性粒子を混入して導通部30を構成しているが、
これに代えて、四角環状のシール材22とは個別に、基
板辺Y1,Y2とシール材22の形成領域との間であっ
て素子基板20と対向基板21との間に導電性粒子を含
有する樹脂層(ACF/異方性導電膜)をY方向に沿っ
て延在させてそれぞれ形成し導通部30としてもよい。
の回路基板40にFPC基板34(第1のフレキシブル
基板)と接続されるコネクタCN2及びCOF基板33
(第2のフレキシブル基板)と接続されるコネクタCN
1が共に設けられていたが、液晶パネルCの背面側に引
き出されるFPC基板34(第1のフレキシブル基板)
と接続されるコネクタCN2が、液晶パネルCの背面側
(裏面側)に配置された電子機器本体側の回路基板40
とは個別の回路基板(図示省略)に設けられている構成
となっていても良いものである。
実施の形態を図を参照して説明する。図2は本発明の第
2の態様の実施の形態である液晶装置を説明するための
斜視図である。
20と該素子基板20の上側に対向配置された対向基板
(第2の基板)21との間に、図示しない液晶注入部が
設けられた四角環状のシール材22を介して液晶23が
封入されており、素子基板20は対向基板21より外形
(基板面積)が大きく、素子基板20の一つの基板辺X
1のみが対向基板21から突出して張出し領域Hが設け
られている。張出し領域Hの上面には第1のドライバI
C24がCOG(チップ・オン・グラス)方式により実
装されている。
にはY方向に所定の間隔で複数形成された画素電極(第
1の基板の電極)26がX方向に複数列配置されてお
り、該画素電極26はTFD素子27及びY方向に延び
るデータ線電極(第1の基板の電極)28を介してドラ
イバIC24の出力端子(図示省略)に接続されてい
る。また、対向基板21の下面には素子基板20のデー
タ線電極28と交差する方向(X方向)に走査側の電極
(第2の基板の電極)29が、画素電極26と平面的に
重なるように複数形成されている。
シール材22のうち、張出し領域Hを形成する基板辺X
1と対向しない他の基板辺Y1,Y2側のY方向に延び
る部分には導電性粒子を混入して導通部30(斜線部)
を構成している。導通部30の上側(対向基板側)には
走査側電極29と電気的に接続されており、導通部30
の下側(素子基板側)には張出し領域Hに向けて配線形
成された配線31と電気的に接続されている。これによ
り、走査側電極29が導通部30を介して素子基板20
の配線31に電気的に引き出されている。
的に接続された配線31は、張出し領域Hを形成する基
板辺X1と対向しない他の基板辺Y1,Y2の左右両側
において1ライン毎に櫛歯状に走査側電極29と電気的
に接続されている。また、配線31は基板辺Y1,Y2
の左右両側に分割され、それぞれ基板辺Y1,Y2とシ
ール材22の形成領域との間であって張出し領域Hに向
けて素子基板20上に延在形成されている。
31は、張出し領域Hにおいて第1のドライバIC24
の短辺側の両脇2箇所に第2の外部接続端子群39とし
てまとめて導出され、第1のドライバIC24の入力端
子(図示省略)に電気的に接続された外部入力端子32
(第1の外部接続端子群)は張出し領域Hの基板辺X1
の中央部に導出されて設けられている。
箇所にまとめて導出された配線31は張出し領域Hの端
部に第2の外部接続端子群39として導出され、前記外
部入力端子32を跨いでCOF(チップオンフィルム)
基板33(第2のフレキシブル基板)が異方性導電膜
(ACF)等によって電気的に接続されている。COF
基板33には第2のドライバIC25が搭載され、張出
し領域Hの第2の外部接続端子群39と第2のドライバ
ICの出力端子(図示省略)とを電気的に接続し2つに
分けられて配線されたフィルム上出力配線35、及び第
2のドライバICの入力端子(図示省略)とフィルム上
入力端子37とを電気的に接続するフィルム上入力配線
36がCOF基板上に形成されている。また、外部接続
端子32(第1の外部接続端子群)にはFPC基板(第
1のフレキシブル基板)34が異方性導電膜(ACF)
等によって電気的に接続されてそのまま延ばされている
一方、他方のCOF基板33は曲げられて、液晶パネル
Cの背面側に導かれている。つまり、COF基板33の
一方の端、即ち第2のドライバIC25の出力側である
フィルム上出力配線35は、液晶パネルCの左右に分け
られた2箇所の第2の外部接続端子群39と電気的に接
続され、他方の端であるの第2のドライバIC25の入
力側であるフィルム上入力配線36及び入力部37は、
液晶パネルCの背面側に引き出されてコネクタCN1に
電気的に接続されている。従って、COF基板33上に
実装された第2のドライバIC25には、電子器機側の
回路基板40に設けられた接続コネクタCN1から、制
御信号、電源電圧、垂直同期信号等が供給され、第2の
ドライバIC25からはフィルム上出力配線35を介し
て液晶パネルCの外部入力端子39(第2の外部接続端
子群)に走査線信号が供給される。
示画像に基づいた画像信号をデータ線電極28に供給
し、COF基板33上の第2のドライバIC25は2つ
の群に分割されたフィルム上出力配線35を介して液晶
パネルCの第2の外部接続端子群39、配線31、上下
導通30を経由して走査側の電極(第2の基板の電極)
29に走査信号が供給されている。
配線31は張出し領域Hにおいて第1のドライバIC2
4の短辺両側に2分して延在形成され、張出領域Hの端
部において第2の外部接続端子群として導出されてい
る。また、COF基板33(第2のフレキシブル基板)
は外部接続端子32(第1の外部接続端子群)を跨いだ
2箇所の第2の外部接続端子群に電気的に接続されてい
るため、外部入力端子32による第1のドライバIC2
4への電気的な接続方法、及び前記外部入力端子と電子
器機との接続位置に関係なく配線31に接続されたCO
F基板33の接続自由度が向上する。更に第1のドライ
バIC24の長辺を横切る表示領域(又は基板外形)の
中心線Dに対してほぼ左右対称でシンプルな構造を有す
るので電子器機への組み込み性の向上を図ることができ
るという効果が得られる。
及び第2の基板のうち第1の基板20のみで且つ1箇所
(第1の基板20の1つの基板辺X1のみ)に第2の基
板21の外形から平面的に突出した張出し領域Hが設け
られ、両基板間での上下導通を行うことで張出し領域H
に第2の基板の電極29と電気的に接続された配線31
と、第1の基板の電極と接続された第1のドライバIC
24及び外部接続端子32とが配置、及び形成されるこ
とで更に非表示領域(額縁領域)の低減を同時に図るこ
とができるので液晶装置の小型化につながる。ここで表
示領域とはシール材22によって液晶23を封止された
領域であって且つ第1の電極と第2の電極との交差部に
形成される表示画素がマトリクス状に群とされて表示に
寄与する領域であり、非表示領域(額縁領域)とは液晶
パネルCにおいて表示領域を除いた領域である。
部入力端子32に電気的に接続されるFPC基板34が
COF基板33と個別に設けられるので、第1の基板の
電極(又は該電極に信号電圧を印加する前記第1のドラ
イバIC)へ供給される信号(電圧)入力と前記第2の
基板の電極へ供給される信号(電圧)入力とが液晶パネ
ルとこれを搭載する電子器機間でのインターフェースと
して個別に設けられる場合や、電気的な接続位置及び接
続方向がこの両フレキシブル基板(FPC基板、COF
基板)で異なる場合でも適宜、且つ柔軟に対応でき良好
な電子器機との電気的接続を確保することができる。
素子基板20とし第2の基板を対向基板21として、素
子基板20側に第1のドライバIC24を設けた場合を
例に採ったが、これに代えて、第1の基板を対向基板と
し第2の基板を素子基板として、ドライバIC24を対
向基板に設けて該対向基板側にFPC基板34、COF
基板33を取り付けるようにしてもよい。この場合、図
示は省略するが、素子基板のデータ線を導通部30を介
して対向基板側に電気的に引き出して該対向基板に素子
基板の画素電極に接続されるドライバIC24を実装す
る。
に導電性粒子を混入して導通部30を構成しているが、
これに代えて、四角環状のシール材22とは個別に、基
板辺Y1,Y2とシール材22の形成領域との間であっ
て素子基板20と対向基板21との間に導電性粒子を含
有する樹脂層(ACF/異方性導電膜)をY方向に沿っ
て延在させてそれぞれ形成し導通部30としてもよい。
の回路基板40にFPC基板34(第1のフレキシブル
基板)と接続されるコネクタCN2及びCOF基板33
(第2のフレキシブル基板)と接続されるコネクタCN
1が共に設けられていたが、液晶パネルCの背面側に引
き出されるCOF基板33(第2のフレキシブル基板)
と接続されるコネクタCN1が、液晶パネルCの背面側
(裏面側)に配置された電子機器本体側の回路基板40
とは個別の回路基板(図示省略)に設けられている構成
となっていても良いものである。
表示装置を電子機器に用いた例について説明する。 <その1:モバイル型コンピュータ>まず、上述した表
示装置を、モバイル型のパーソナルコンピュータの表示
部に適用した例について説明する。図4は、このパーソ
ナルコンピュータの構成を示す斜視図である。図におい
て、コンピュータ1100は、キーボード1102を備
えた本体部1104と、表示部として用いられる液晶パ
ネル100とを備えている。なお、この液晶パネル10
0の背面には、視認性を高めるためにバックライトユニ
ットBLが設けられるが、外観には表れないので、図示
を省略している。
示装置を、携帯電話の表示部に適用した例について説明
する。図5は、この携帯電話の構成を示す斜視図であ
る。図において、携帯電話1200は、複数の操作ボタ
ン1202のほか、受話口1204、送話口1206と
ともに、上述した液晶パネル100を備えるものであ
る。なお、この液晶パネル100の背面にも、視認性を
高めるためのバックライトユニットBLが設けられる
が、外観には現れないので、図示を省略している。上述
したように液晶パネル100は素子基板200の面積を
縮小することができるので、携帯電話1200のように
小型軽量化が求められる機器に好適である。
に、上述した表示装置をファインダに用いたディジタル
スチルカメラについて説明する。図6は、このディジタ
ルスチルカメラの構成を示す斜視図であるが、外部機器
との接続についても簡易的に示すものである。
てフィルムを感光するのに対し、ディジタルスチルカメ
ラ1300は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled
Device)などの撮像素子により光電変換して撮像信号
を生成するものである。ここで、ディジタルスチルカメ
ラ1300におけるケース1302の背面には、上述し
た液晶パネル100が設けられ、CCDによる撮像信号
に基づいて、表示を行う構成となっている。このため、
液晶パネル100は、被写体を表示するファインダとし
て機能する。また、ケース1302の前面側(図6にお
いては裏面側)には、光学レンズやCCDなどを含んだ
受光ユニット1304が設けられている。
された被写体像を確認して、シャッタボタン1306を
押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、回
路基板1308のメモリに転送・格納される。また、こ
のディジタルスチルカメラ1300にあっては、ケース
1302の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、デ
ータ通信用の入出力端子1314とが設けられている。
そして、図に示されるように、前者のビデオ信号出力端
子1312にはテレビモニタ1320が、また、後者の
データ通信用の入出力端子1314にはパーソナルコン
ピュータ1330が、それぞれ必要に応じて接続され
る。さらに、所定の操作によって、回路基板1308の
メモリに格納された撮像信号が、テレビモニタ1320
や、パーソナルコンピュータ1330に出力される構成
となっている。
ルコンピュータや、図5の携帯電話、図6のディジタル
スチルカメラの他にも、液晶テレビや、ビューファイン
ダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビ
ゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプ
ロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端
末、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。そ
して、これらの各種電子機器の表示部として、上述した
表示装置が適用可能なのは言うまでもない。
置を説明するための斜視図である。
置を説明するための斜視図である。
る。
一例たるパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図で
ある。
電話の構成を示す斜視図である。
ジタルスチルカメラの構成を示す斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 電極が形成された第1の基板と第2の基
板が電気光学物質を挟持して対向して配置され、前記第
1の基板には前記第2の基板の外形から平面的に突出し
た張出し領域が設けられた電気光学装置であって、 前記張出し領域の端部には、第1の外部入力端子群と該
第1の外部入力端子群の両側に配置された第2の外部入
力端子群が形成され、前記第1の外部入力端子群に第1
のフレキシブル基板が電気的に接続され、前記第1の外
部入力端子群を跨いで前記第2の外部入力端子群に第2
のフレキシブル基板が電気的に接続されてなり、前記第
1のフレキシブル基板と前記第2のフレキシブル基板の
うちいずれか一方が前記基板の背面側に曲げられている
ことを特徴とする電気光学装置。 - 【請求項2】 第1の基板と第2の基板とが電気光学物
質を挟持して対向して配置され、前記第1の基板には前
記第2の基板の外形から平面的に突出した張出し領域が
設けら、該前記張出し領域の端部には、第1の外部接続
端子群と該第1の外部接続端子群の両側に配置された第
2の外部接続端子群とが形成され、前記第1の外部接続
端子群には第1のフレキシブル基板が電気的に接続さ
れ、前記第2の外部接続端子群には前記第1の外部接続
端子群を跨いで第2のフレキシブル基板が電気的に接続
された電気光学装置を搭載する電子機器であって、 当該電子機器は、前記電気光学装置の前記第1のフレキ
シブル基板と電気的に接続する接続箇所と、前記電気光
学装置の前記第2のフレキシブル基板と電気的に接続す
る接続箇所とを個別に有してなり、前記第1のフレキシ
ブル基板の前記接続箇所への引出し方向と、前記第2の
フレキシブル基板の前記接続箇所への引出し方向とが異
なっていることを特徴とする電子機器。 - 【請求項3】 第1の基板と第2の基板とが電気光学物
質を挟持して対向して配置され、前記第1の基板には前
記第2の基板の外形から平面的に突出した張出し領域が
設けら、該前記張出し領域の端部には、第1の外部接続
端子群と該第1の外部接続端子群の両側に配置された第
2の外部接続端子群とが形成され、前記第1の外部接続
端子群には第1のフレキシブル基板が電気的に接続さ
れ、前記第2の外部接続端子群には前記第1の外部接続
端子群を跨いで第2のフレキシブル基板が電気的に接続
された電気光学装置を搭載する電子機器であって、 前記電気光学装置と当電子機器との電気的な接続は前記
第1のフレキシブル基板による接続と前記第2のフレキ
シブル基板による接続とを個別に有してなり、前記電気
光学装置の背面側には当電子機器側のコネクタが配置さ
れ、前記第1のフレキシブル基板又は前記第2のフレキ
シブル基板のうちいずれか一方が前記電気光学装置の背
面側に曲げられて前記コネクタと電気的に接続されてい
ることを特徴とする電子機器。
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JP2001-54607 | 2001-02-28 | ||
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