JP3597894B2 - Motor with hydrodynamic bearing means - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はモータに関する。より詳細には、動圧流体軸受を備えたモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
これまで、例えば、図4に示すような、動圧流体軸受を使用しているスピンドルモータが、当業者に知られている。図4に示されているような動圧流体軸受を使用している公知のスピンドルモータ1では、固定ベース部材2のボス部3にシャフト4の下端部が固着され、更にこのボス部3の半径方向外方にはステータ5が固着されている。シャフト4の上端部には小径部6が設けてあり、この小径部6にスラストプレート7が嵌合固着され、かつこのスラストプレート7の上面を、同様に前記小径部6に嵌合しているブッシュ8が保持されている。該ブッシュ8の半径方向外方であって前記スラストプレート7の上方にはカバープレート9が配置されている。このカバープレート9の半径方向外方にはスリーブ部材10が設けられており、カバープレート9及びスリーブ部材10が相互に固定され、これらはシャフト保持部材を構成する。更に、スリーブ部材10の一部はスラストプレート7を保持しかつそこから該スラストプレート7の下方に伸長し、このスリーブ部11がシャフト4の中間に形成されているラジアル動圧流体軸受手段12を支承している。また、スリーブ部材10は前記ステータ5の半径方向外方において当該ステータ5に対置する位置にロータマグネット13を支持している。更にまた、スリーブ部材10はその半径方向外方にハブ14を有し、このハブ14が磁気デイスク(図示せず)を保持している。そして、スラストプレート7の上面とカバープレート9の下面との間、スラストプレート7の下面とスリーブ部材10との間にオイルが介在されてスラスト動圧流体軸受手段を構成し、またシャフト4とスリーブ部材10との間にオイルが介在されてラジアル動圧流体軸受手段を構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかして、このようなスピンドモータにおいては、作動時には極めて高速度で回転するため、スラスト動圧流体軸受手段及びラジアル動圧流体軸受手段のオイル境界面において空気が幾分混入し、これによりオイルミスト(オイルの微粒子)が発生してディスク室に進入する恐れがあった。オイルミストがディスク室に進入すると、このオイルミストが記録部材としてのディスク部材の表面に吸着し、ディスク部材に記録された情報を書き込み及び/又は読み出すためのヘッドがディスク表面に吸着し易くなり、所謂ヘッドスティクションの原因となる。
【0004】
本発明は、上述した課題を解決し、オイルミストがディスク室に進入するのを防止することができる動圧流体軸受手段を備えたモータを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明では、シャフトと、シャフトを軸受保持しているシャフト保持部材と、シャフトに設けられているスラストプレートと、を有し、スラストプレートとシャフト保持部材との間にスラスト動圧流体軸受手段が介在され、シャフトとシャフト保持部材との間にラジアル動圧流体軸受手段が介在された動圧流体軸受手段を備えたモータにおいて、動圧流体軸受手段のシール部の外側をモータ内部に導くための連通孔が設けられている。
【0006】
【作用】
本件発明のモータでは、動圧流体軸受手段のシール部の外側をモータの内部に導くための連通孔が設けられている。従って、シャフトとスラストプレートとが相対的に回転すると、この相対的回転により生じる遠心力の作用によってシール部外側からモータ内部に向かう空気流が生じる傾向がある。かく空気流が生じると、シール部外側の空気が連通孔を通ってモータ内部に流入し、シール部外側の、オイルミストを含む空気はモータ内部に導かれ、ディスク室に進入することが防止される。
【0007】
【実施例】
図1は、本発明のモ−タの一実施例の要部を示している。図1において、図示のモータは、固定ベース部材20のボス部22へ下端部が固定保持されているシャフト24を備えている。このシャフト24の上端部には、半径方向外方に突出するスラストプレート26が一体に設けられている。このスラストプレート26はシャフト24と別体に形成し、シャフト24に装着するようにしてもよい。シャフト24の上端部(詳細には、シャフト24の、スラストプレート26が設けられた部位よりも上側の部位)の半径方向外方であって前記スラストプレート26の上方にはカバープレート28が配設されている。このカバープレート28には、スリーブ部材30が取り付けてある。カバープレート28とスリーブ部材30とは相互に固定されてシャフト保持部材を構成している。スリーブ部材26の一部はスラストプレート26の周側面を保持しかつそこからスラストプレート26の下方に伸長し、更にシャフト24の中間に設けられているラジアル動圧流体軸受手段32を支持している。ラジアル動圧流体軸受手段32は、シャフト24の軸線方向に間隔を置いて形成された一対のラジアルベアリング溝34(図2において片方のみを示す)から構成されている。このベアリング溝34は、シャフト24に代えてスリーブ部材39の内周面に形成することもできる。
【0008】
前記シャフト24を保持しているベース部材20のボス部22の外周面には、ステータ36が固着保持されている。このステータ36の半径方向外方においてステータ36に対向する位置に、ロータマグネット38が配設されている。スリーブ部材26の上端部にはハブ部材40が固定されており、このハブ部材40の下端部はスリーブ部材26の外側にて下方に延びている。ロータマグネット38はハブ部材40の下端部内周面に、ヨーク部材42を介して装着されている。このハブ部材40の外側には、上下方向に所定の間隔をおいて複数枚の記録ディスクとしての磁気デイスク(図示せず)が装着される。
【0009】
実施例では、スラストプレート26と、このスラストプレート26の上面、側面及び下面を取り巻いているシャフト保持部材(カバープレート28及びスリーブ部材30)と、の間に、スラスト動圧流体軸受手段50が設けられ、またシャフト24とスリーブ部材26との間に、ラジアル動圧流体軸受手段32が設けられている。具体的には、スラスト動圧流体軸受手段50は、スラストプレ−ト26の上面及び下面に形成されたスラストベアリング溝から構成されている。このスラスト動圧流体軸受手段50のベアリング溝は、スラストプレート26に代えて、カバープレート28及び/又はスリーブ部材30に形成することもできる。尚、図3においては、スラストプレート26の上面に設けられているスラストベアリング溝を省略している。
【0010】
図2に示す通り、実施例のモータでは、スラストプレート26とシャフト24の角部に対向するスリーブ部材30の対向部分は、一部が三角状に削り取られており、かく削り取ることによって、この角部に空気室52が規定されている。この空気室52は、その容積を大きくするために、スラストプレート28の一部を切り欠くようにしてもよい。
【0011】
図1と共に図2を参照して、ラジアル動圧流体軸受手段32及びスラスト動圧流体軸受手段50に関連して、更に、次の通り構成されている。即ち、カバープレート28の半径方向内方部分とシャフト24の上端部との間にはディスク室54に連通する通路56が規定されている。カバープレート28の半径方向内方部分の下面には、そこから半径方向内方に向けて上方に所定角度(a°)で傾斜するテ−パ部58が設けられている。これにより、カバープレート28の半径方向内方の下面部分と、スラストプレート28の上面と、シャフト24と、の間に、空所60が形成されている。所謂シール部として機能するテーパ部58の角度aは5°〜10°であることが望ましい。
【0012】
スリーブ部材30の、前記シャフト24に面している下方部分には、シャフト24の下方に向けて半径方向外方に所定角度(b°)で傾斜するテーパ部62が設けられている。シール部として機能するテーパ部62の角度bは例えば5°?10°であることが望ましい。
【0013】
図1及び図2に示すように、スラスト動圧流体軸受手段50及びラジアル動圧流体軸受手段32には、オイルが充填されている。即ち、スラストプレート28の上面、周側面及び下面にオイルが介在されると共に、シャフト24の、スラストプレート26より下側の部分にオイルが介在される。実施例において、テーパ部58及び/又は62からオイルが漏洩しないように、テーパ部58及び62の最大間隔が、シャフト24とシャフト保持部材(カバープレート28及びスリーブ部材30)との間隔よりも大きく設定されており、これによりテーパ部58及び62からのオイルの流出が困難となる。
【0014】
スラストプレート26に関連して、更に、次の通り構成されている。主として図2及び図3を参照して、スラストプレート26の外周面とこれに対向するスリーブ部材30の内周面との間には、環状空間64が規定されている。スラストプレート26は円形であり、またスリーブ部材30の内周面も円形であり、従って上記環状空間64は実質上同一の幅で周方向に延びており、その幅は0.1乃至0.2mm程度であるのが好ましい。
【0015】
環状空間64の一部、実施例では図1乃至図3において右端部に位置する部位には空気室66が設けられている。スリーブ部材30の内周面には略半円状の凹部68が設けられており、かかる凹部68によって空気室68が規定されている。かく構成されているので、図3に明確に示す通り、空気室68においてはスラストプレート26の外周面とスリーブ部材30の内周面との間隔が大きいのでオイルはその底部を除いて実質上存在していない(空気が存在する)が、環状空間64の、空気室68を除く領域には、オイルが存在する。
【0016】
スリーブ部材30には、空気室68とモータ内部とを連通する第1の連通孔が設けられている。実施例では、スリーブ部材30には、空気室66に向けて延びる凹部70が設けられており、この凹部70の底部にパイプ部材72が圧入されている。パイプ部材72の内部は第1の連通孔を規定し、その一端は空気室66に開口し、その他端は凹部70を通してモータ内部(ステータ36及びロータマグネット38が収容されている空間)に開口している。このパイプ部材72の一端部は空気室66内にかなり突出しているのが望ましく、かく構成することによって環状空間64内のオイルが第1の連通孔を通してモータ内部に漏れるのが効果的に防止される。
【0017】
また、スリーブ部材30の凹部70内には、オイル吸着手段74を設けるのが好ましい。オイル吸着手段74は、例えば吸油性フィルタから構成することができ、凹部70内に挿入される。かくオイル吸着手段74を設けることによって、パイプ部材72を通してモータ内部に進入するオイルミストを確実に除くことができる。
【0018】
また、スラストプレート26には、第2の連通孔76が設けられている。第2の連通孔76の一端はスラストプレート26の外周面に開口し、空気室66に連通している。この第2の連通孔76の他端部は上下方向に分岐し、その片方はスラストプレート26の上面に開口し、空所60、詳細にはスラスト動圧流体軸受手段50のテーパ部58の外側(テーパ部58のオイル境界面の外側)に連通し、その他方はスラストプレート26の下面に開口し、第2の空気室52に連通している。従って、空気室52、空所60及び空気室66は、第2の連通孔76を介して相互に連通している。
【0019】
尚、実施例では、スラストプレート26とシャフト24との角部に空気室52が設けられているが、小型のモータ等の場合には、この空気室52を省略することができる。この場合、第2の連通孔76は空気室66と空所60を連通するのみでよい。
【0020】
上述したモータの作用効果は、次の通りである。
シャフト24に対してスリーブ部材30が相対的に回転すると、この相対的回転によって生じる遠心力の作用によって空気室66内の空気はパイプ部材72を通してモータ内部に流入し、空気室66が負圧になる傾向にある。かかる傾向が生じると、空気室52及び空所56内の空気が第2の連通孔76を通して空気室66に流入し、更にパイプ部材72を通してモータ内部に導かれる。従って、空気室52内の空気及び空所60内の空気(これらの空気には、オイル境界面からのオイルミストがふくまれている)は通路56を通してディスク室54に流出することなく、第2の連通孔76を通してモータ内部に集めら、オイルミスト流出による悪影響を防止することができる。また、空気室66からモータ内部に流入する空気はオイル吸着手段74を通して導かれるので、空気に含まれているオイルミストはこの吸着手段74によって吸着され、モータ内部にはオイルを実質上含まれていない空気が送給されるようになり、かかる空気がその後、ベース部材20とハブ部材40との間を通してディスク室54に流出しても問題が生じることはない。
【0021】
以上、本発明に従うモータの一実施例について説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく、種々の変形乃至修正が可能である。
【0022】
例えば、図示の実施例では、環状空間64に設けた空気室66とモータ内部とを第1の連通孔を介して連通ているが、これに代えて、第2の空気室52とモータ内部とを第1の連通孔を介して連通するようにしてもい。
【0023】
また、例えば、図示の実施例では、スラストプレート26に第2の連通孔76を設けているが、これに代えて、空所60と空気室66とを連通する第2の連通孔76をカバー部材28に設けるようにしてもよい。更にまた、図示の実施例では、シャフト固定型のモータに適用して説明したが、シャフト回転型のモータにも同様に適用することができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明のモータでは、動圧流体軸受手段のシール部の外側をモータの内部に導くための連通孔が設けられている。それ故に、シャフトとスラストプレートとが相対的に回転すると、この相対的回転によってシール部外側からモータ内部に向かう空気流が生じる傾向がある。かく空気流が生じると、シール部外側の空気が連通孔を通ってモータ内部に流入し、シール部外側の、オイルミストを含む空気はモータ内部に導かれる。従って、オイルミストを含む空気がディスク室に進入することが防止され、ヘッドスティクション等の発生が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータの第一実施例を示す要部断面図。
【図2】図1のモータのスラストプレート及びその近傍を拡大して示す断面図。
【図3】図2におけるX−X線による断面図。
【図4】公知のモータの例を示す断面図。
【符号の説明】
20 ベース部材
24 シャフト
26 スラストプレート
28 カバー部材
30 スリーブ部材
32 ラジアル動圧流体軸受手段
50 スラスト動圧流体軸受手段
52 空気室(第2の空気室)
64 環状空間
66 空気室
68 凹部
74 オイル吸着手段
76 第2の連通孔[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a motor. More specifically, the present invention relates to a motor including a hydrodynamic bearing.
[0002]
[Prior art]
Heretofore, those skilled in the art have known spindle motors using hydrodynamic bearings, for example, as shown in FIG. In a known spindle motor 1 using a hydrodynamic bearing as shown in FIG. 4, a lower end of a
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In such a spinned motor, since it rotates at an extremely high speed during operation, some air is mixed at the oil boundary surface between the thrust hydrodynamic bearing means and the radial hydrodynamic bearing means, thereby causing oil mist. (Particles of oil) may be generated and may enter the disk chamber. When the oil mist enters the disk chamber, the oil mist adheres to the surface of the disk member as a recording member, and the head for writing and / or reading information recorded on the disk member easily adheres to the disk surface, This causes so-called head stiction.
[0004]
An object of the present invention is to solve the above-described problems and to provide a motor including a hydrodynamic bearing means capable of preventing an oil mist from entering a disk chamber.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, a shaft, a shaft holding member that holds the shaft as a bearing, and a thrust plate provided on the shaft, wherein a thrust hydrodynamic bearing means is provided between the thrust plate and the shaft holding member. In the motor having the hydrodynamic bearing means interposed and having the radial hydrodynamic bearing means interposed between the shaft and the shaft holding member, the motor is provided for guiding the outside of the seal portion of the hydrodynamic bearing means into the motor. A communication hole is provided.
[0006]
[Action]
In the motor of the present invention, a communication hole for guiding the outside of the seal portion of the hydrodynamic bearing means to the inside of the motor is provided. Therefore, when the shaft and the thrust plate are relatively rotated, there is a tendency that the air flow directed from the sealing portion outside the internal motor by the centrifugal force arising by the relative rotation occurs. When the air flow is generated, air outside the seal portion flows into the motor through the communication hole, and air containing oil mist outside the seal portion is guided into the motor and is prevented from entering the disk chamber. You.
[0007]
【Example】
FIG. 1 shows a main part of an embodiment of the motor of the present invention. In FIG. 1, the illustrated motor includes a
[0008]
A
[0009]
In the embodiment, a thrust hydrodynamic bearing means 50 is provided between the
[0010]
As shown in FIG. 2, in the motor of the embodiment, a portion of the
[0011]
Referring to FIG. 2 together with FIG. 1, the radial dynamic pressure fluid bearing means 32 and the thrust dynamic pressure fluid bearing means 50 are further configured as follows. That is, a
[0012]
The lower portion of the
[0013]
As shown in FIGS. 1 and 2, the thrust hydrodynamic bearing means 50 and the radial hydrodynamic bearing means 32 are filled with oil. That is, oil is interposed on the upper surface, the peripheral side surface, and the lower surface of the
[0014]
In connection with the
[0015]
An
[0016]
The
[0017]
Further, it is preferable to provide an oil adsorbing means 74 in the
[0018]
Further, a
[0019]
Although the
[0020]
The operation and effect of the above-described motor are as follows.
When the
[0021]
The embodiment of the motor according to the present invention has been described above. However, the present invention is not limited to such an embodiment, and various changes and modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
[0022]
For example, in the illustrated embodiment, the
[0023]
Further, for example, in the illustrated embodiment, the
[0024]
【The invention's effect】
In the motor of the present invention, a communication hole for guiding the outside of the seal portion of the hydrodynamic bearing means to the inside of the motor is provided. Therefore, when the shaft and the thrust plate rotate relative to each other, the relative rotation tends to generate an airflow from the outside of the seal portion toward the inside of the motor. When the air flow is generated, air outside the seal portion flows into the motor through the communication hole, and air containing oil mist outside the seal portion is guided into the motor. Therefore, the air containing the oil mist is prevented from entering the disk chamber, and the occurrence of head stiction or the like is prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view showing a main part of a first embodiment of a motor according to the present invention.
FIG. 2 is an enlarged sectional view showing a thrust plate of the motor of FIG. 1 and its vicinity;
FIG. 3 is a sectional view taken along line XX in FIG. 2;
FIG. 4 is a sectional view showing an example of a known motor.
[Explanation of symbols]
64
Claims (7)
該動圧流体軸受手段のシール部の外側をモータ内部に導くための連通孔が設けられ、該シャフトと該シャフト保持部材との相対的回転により生ずる遠心力によって該シール部の外側の空気が該連通孔を通して該モータ内部に送給されることを特徴とする動圧流体軸受手段を備えたモータ。A communication hole is provided for guiding the outside of the seal portion of the hydrodynamic bearing means to the inside of the motor, and air outside the seal portion is formed by centrifugal force generated by relative rotation of the shaft and the shaft holding member. A motor provided with hydrodynamic bearing means, which is fed into the motor through a communication hole.
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JP33015194A JP3597894B2 (en) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | Motor with hydrodynamic bearing means |
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SG92616A1 (en) * | 1997-09-12 | 2002-11-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Spindle device having a dynamic-pressure-fluid bearing |
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1994
- 1994-12-05 JP JP33015194A patent/JP3597894B2/en not_active Expired - Fee Related
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