JP3591269B2 - Ultra-wideband chromatic dispersion compensation device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、波長多重通信用伝送路の波長分散を広帯域にわたって補償するための超広帯域波長分散補償デバイスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、1.55μm帯の光ファイバ増幅器の急速な進展に伴い、1.55μm帯の光信号を数波乃至数十波用いた波長多重伝送により、高速かつ大容量の情報を長距離伝送するシステムの研究開発が活発になってきた。このようなシステムの構成方法として、伝送路に零分散特性を1.3μmで持つシングルモード光ファイバを用い、これに1.55μm帯の波長多重された信号光を数波〜数十波伝送させる方法が検討されている。波長多重された信号光を長距離伝送する場合、問題になるのは波長分散(光の速度が波長により異なること)である。
【0003】
図9は分散状態と伝搬距離の関係を示す。パルス状の入力信号光が光ファイバを伝搬するとき、分散が零であれば光ファイバから出力される波形に変化は生じない。しかし、分散値が大きくなるにつれて、入力信号光のパルス波形自体が崩れて広がりを持ってくる。このように分散値の大きい光ファイバ内を入力信号光が長距離伝搬すると、その出力信号光が劣化する。そこで、波長分散を補償し、分散値を零にする必要がある。1.55μm帯での光ファイバの波長分散を補償する方法として、波長多重伝送路に分散補償ファイバを付加する方法が提案されている。その具体例が、特開平8−234255号公報及び特開平9−191290号公報に示されている。
【0004】
図10は従来の波長分散補償デバイスの第1例を示す。光分岐結合器(CPL)101は、波長λ1 〜λn により波長多重されている信号光100−1を入力とし、波長λ1 ,λ2 ・・・〜λn の波長毎に分岐して出力する。光分岐結合器101のn個の出力端のそれぞれには、予め設定した波長帯のみを通過させるバンドパスフィルタ(BPF)102−1〜102−nが接続されている。バンドパスフィルタ102−1〜102−nのそれぞれには、波長分散補償部(DC)103−1〜103−nが接続され、これらの出力端には光分岐結合器(CPL)104が接続されている。光分岐結合器104からは、波長λ1 〜λn を波長多重した信号光100−2が出力される。
【0005】
図10の構成では、光分岐結合器101によって波長λ1 〜λn が波長毎に分波され、更に、バンドパスフィルタ102−1〜102−nのそれぞれによって定められた波長以外の波長成分が除去される。この後、分波後の各波長の光信号毎にそれぞれ独立に波長分散補償部103−1〜103−nにより伝送路の波長分散が補償され、各波長λ1 〜λn のそれぞれに対して全体として零分散になる。波長分散補償部103−1〜103−nの出力は、光分岐結合器104によって多重化され、信号光100−2として出力される。
【0006】
また、伝送距離を延ばすため、伝送路の途中に光ファイバ増幅器を挿入する方法が考えられており、その一例が特開平8−316912号公報に示されている。これについて以下に説明する。
図11は従来の波長分散補償デバイスの第2例を示す。入力光伝送路201には波長λ1 〜λn により波長多重されている信号光入力100−1が伝搬されており、その出力端には光増幅器202が接続されている。光増幅器202には、光サーキュレータ203の第1のポート▲1▼が接続され、第2のポート▲2▼には波長分散補償ファイバ205が接続され、第3のポート▲3▼には出力光伝送路204が接続されている。更に、波長分散補償ファイバ205にはチャープトグレーティングファイバ (chirped grating fiber)206が接続され、その出力端には無反射終端207が設けられている。
【0007】
図11において、波長多重されている信号光100−1を入力光伝送路201に入力して伝搬させることにより、波長λ1 〜λn のそれぞれの信号光のパワー減衰と、各波長の信号光の波長分散値を補うことができる。すなわち、波長λ1 〜λn の各信号光のパワー減衰は、光増幅器202による信号光の増幅によって補われる。また、波長λ1 〜λn の各波長の信号光の波長分散値は、光増幅器202の出力信号光を光サーキュレータ203の第1のポート▲1▼に入射させ、第2のポート▲2▼から取り出し、第2のポート▲2▼に接続された波長分散補償ファイバ205とチャープトグレーティングファイバ206内を信号光208として伝搬させ、チャープトグレーティングファイバ206内で各波長毎に信号光を反射させた後、波長分散補償デバイス205内を信号光209として逆方向に伝搬させる。この逆方向に伝搬した信号光209は、光サーキュレータ203の第2のポート▲2▼から第3のポート▲3▼へ伝搬し、更に、出力光伝送路4内を信号光210として伝搬することで波長分散補償と高出力化が図られ、信号光出力100−2が得られる。
【0008】
図12は従来の波長分散補償デバイスの第3例を示す。図12の構成は、図11の構成において、光増幅器202を光サーキュレータ203と出力光伝送路204の間に移設した構成にしている。その他の構成に変更はないので、重複する説明は省略する。入力光伝送路201からの波長λ1 〜λn により波長多重された信号光入力100−1は、光サーキュレータ203を通過して波長分散補償ファイバ205に伝搬する。波長分散補償ファイバ205によって波長分散補償が行なわれた後、チャープトグレーティングファイバ206で反射し、この反射信号光は光サーキュレータ203の第2のポート▲2▼→第3のポート▲3▼の経路で光増幅器202に到達し、ここで光増幅された後、出力光伝送路204を通過して信号光出力100−2として取り出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の波長分散補償デバイスによると、以下に列挙する問題がある。(1)図10の構成の場合、波長分散補償部103−1〜103−nには通過型の光部品、例えば、分散補償ファイバが用いられるが、その長さが数km以上に及ぶため、光損失が大きい、サイズが大きい、低コスト化が難しい、等の問題がある。
(2)また、入力部に波長多重されている信号光出力をn分配するための光分岐結合器101を必要とし、更に、出力部にn分波された信号光を合波させるための光分岐結合器104を必要とするため、これら光分岐結合器での分岐損失により、波長多重された信号光が減衰し、伝送距離に制限を受けるという問題がある。
(3)更に、多数の光部品を使用しているため、各々の光部品間の接続損失が問題になるほか、それぞれの接続部からの反射光がそれぞれのチャンネル間のクロストークを劣化させるという問題がある。
(4)図11及び図12の構成の場合、独立した機能を有する光増幅器と波長分散補償部が設けられ、それらがカスケード接続されているため、光部品点数が多くなり、コストアップの要因になる。更に、光部品点数が多くなるのに伴って伝送損失が増え、小型化が難しいという問題がある。
(5)(4)のような光部品点数の増大は、それぞれの光部品との間の接続損失を増大させ、更に、偏光依存性損失をも増大させてしまう。
(6)更に、図11及び図12の構成の大きな問題は、波長多重された信号光の波長帯域が広がるにつれ、チャープトグレーティングファイバ206の波長分散特性を高精度にすることが困難なため、再現性良く製造することが難しく、環境変化によるチャープトグレーティング特性の信頼性も低い。
【0010】
したがって、本発明の目的は、広帯域にわたって伝送路の波長分散及びその分散スロープを補償することが可能な超広帯域波長分散補償デバイスを提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、波長分散補償された信号光の増幅を一体化回路で構成することのできる超広帯域波長分散補償デバイスを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するため、複数の異なる波長が多重化された信号光が伝搬される入力光伝送路と、前記入力光伝送路からの信号光を長波帯、短波帯等の複数の波長領域の信号光に分波する光分波器と、前記光分波器で分波した前記複数の波長領域の前記信号光を複数の異なる波長の信号光に分波すると共に分波した前記信号光を波長分散補償した後に合波して出力側へ送出する複数の光合分波器と、前記複数の光合分波器によって分波した前記信号光を個別に伝搬及び反射させて波長分散補償を施して前記光合分波器へ送出する複数のチャープトグレーティングファイバと、を備えることを特徴とする超広帯域波長分散補償デバイスを提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。本発明の各実施の形態においては、波長帯として、1.53μm〜1.56μmの短波長帯(以下、「Lバンド」という)と、1.57μm〜1.61μmの長波長帯(以下、「Hバンド」という)を用い、少なくとも8波以上が波長多重伝送されている光伝送路(例えば、シングルモードファイバ又は分散シフトファイバ)の波長分散を補償し、かつ、それらの分散スロープ(各波長λ1 〜λn に対して波長分散値が異なる特性)を制御し、上記波長帯でのそれぞれの波長の信号光の分散値をほぼ0にすることをめざしている。
【0013】
図1は本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの第1の実施の形態を示す。信号光13が伝搬されている入力光伝送路1には、分散補償ファイバ(DCF)2が接続され、この分散補償ファイバ2にWDMフィルタ(波長分割多重フィルタ: Wavelength Division Multiplexing filter)3が接続されている。WDMフィルタ3の信号光4a(短波長帯)を出力する端部には光サーキュレータ5のポート▲1▼が接続され、WDMフィルタ3(光分波器)の信号光4b(長波長帯)を出力する端部には光サーキュレータ6のポート▲1▼が接続されている。光サーキュレータ5のポート▲2▼にはWDMフィルタ7(光合分波器)が接続され、その4つの出力端のそれぞれにはチャープトグレーティングファイバ8a,8b,8c,8dが接続されている。同様に、光サーキュレータ6のポート▲2▼にはWDMフィルタ9(光合分波器)が接続され、その4つの出力端のそれぞれにはチャープトグレーティングファイバ10a,10b,10c,10dが接続されている。光サーキュレータ5,6のポート▲3▼のそれぞれには、WDMフィルタ11(光合波器)が接続され、その出力端には出力光伝送路12が接続されている。
【0014】
入力光伝送路1には、例えば、波長1.3μmにおいて零分散波長になるシングルモードファイバ(または、分散シフトファイバ)が用いられ、その長さは、数十kmに及んでいる。波長多重されている信号光13は上記したようにLバンド(波長領域)とHバンドで構成されている。例えば、Lバンドでは0.8nm間隔に8波の信号光(波長λ1 〜λ8 )を含み、Hバンドは0.8nm間隔に8波の信号光(波長λ9 〜λ16)を含んでいる。そして、これらの信号光は、例えば、10Gb/sの伝送速度で伝搬している。WDMフィルタ7,9は、共に1入力4出力の光合分波回路である。
【0015】
次に、図1の構成の超広帯域波長分散補償デバイスの動作について説明する。入力光伝送路1を伝搬してきた信号光13は分散補償ファイバ2に入力され、分散補償が行なわれる。分散補償ファイバ2は、入力光伝送路1内を波長λ1 〜λ16(ただし、λ1 <λ16)で波長多重されている信号光13が伝搬することにより生じる分散値(λ1 の場合はD1 、λ16の場合はD16、D1 <D16)と、ほぼ逆符号の値を持った分散値を有し、例えば、−D1 の分散値を持つようにファイバ長が定められている。分散補償ファイバ2より出力された信号光14は、WDMフィルタ3に入力される。このWDMフィルタ3とWDMフィルタ11との間で、上記それぞれの波長での分散偏差値が補償される。WDMフィルタ3は上記波長多重された信号光λ1 〜λ16を2つの波長帯、すなわち、λ1 〜λ8 とλ9 〜λ16に分波する。波長λ1 〜λ8 は信号光4aとして分波され、波長λ9 〜λ16は信号光4bとして分波され、それぞれ光サーキュレータ5,6の各ポート▲1▼に入力される。
【0016】
光サーキュレータ5は、そのポート▲1▼に入力された信号光4aを信号光15aとしてポート▲2▼へ出力させ、WDMフィルタ7へ伝搬させる。そして、WDMフィルタ7からの信号光16aをポート▲2▼からポート▲3▼へ出力させる。同様に、光サーキュレータ6は、そのポート▲1▼に入力された信号光4bを信号光15bとしてポート▲2▼へ出力させ、WDMフィルタ9へ伝搬させる。そして、WDMフィルタ9からの信号光16bをポート▲2▼からポート▲3▼へ出力させる。
【0017】
WDMフィルタ7は、波長多重されている信号光15aを4つの波長帯、すなわち、λ1 とλ2 、λ3 とλ4 、λ5 とλ6 、λ7 とλ8 に分波して出力する。具体的には、λ1 とλ2 がチャープトグレーティングファイバ8aに、λ3 とλ4 がチャープトグレーティングファイバ8bに、λ5 とλ6 がチャープトグレーティングファイバ8cに、λ7 とλ8 がチャープトグレーティングファイバ8dに出力される。同様に、WDMフィルタ9は、波長多重されている信号光15bを4つの波長帯、すなわち、λ9 とλ10、λ11とλ12、λ13とλ14、λ15とλ16に分波して出力する。λ9 とλ10はチャープトグレーティングファイバ10aに、λ11とλ12がチャープトグレーティングファイバ10bに、λ13とλ14がチャープトグレーティングファイバ10cに、λ15とλ16がチャープトグレーティングファイバ10dに出力される。
【0018】
これらチャープトグレーティングファイバ8a〜8d,10a〜10dは、分散補償ファイバ2で補償しきれなかった分散補償及び分散スロープ補償を行なうための波長分散補償回路である。例えば、チャープトグレーティングファイバ8aは、その中を伝搬する波長λ1 とλ2 の信号光の波長分散を補償するものであり、波長λ1 とλ2 の信号光は17aとしてチャープトグレーティングファイバ8a内を伝搬し、波長λ1 の信号光はチャープトグレーティングファイバ8a内の更に奥の方まで伝搬した後で反射する。また、波長λ2 の信号光はチャープトグレーティングファイバ8a内の波長λ1 の反射位置より少し手前で反射し、それぞれ信号光17bとして戻り、WDMフィルタ7で合波される。
【0019】
チャープトグレーティングファイバ8b内には波長λ3 とλ4 の信号光がそれぞれ伝搬し、波長λ4 は手前の方で、波長λ3 は波長λ4 より更に奥の方まで伝搬してそれぞれ反射した後、再びWDMフィルタ7へ戻り、ここで合波される。チャープトグレーティングファイバ8c内には波長λ5 とλ6 の信号光がそれぞれ伝搬し、波長λ6 は手前の方で、波長λ5 は更に奥の方でそれぞれ反射し、再びWDMフィルタ7に戻って合波される。更に、チャープトグレーティングファイバ8d内には波長λ7 とλ8 の信号光がそれぞれ伝搬し、波長λ8 は手前の方で、波長λ7 はそれより奥の方でそれぞれ反射し、再びWDMフィルタ7へ戻り、WDMフィルタ7で合波される。WDMフィルタ7では、それぞれの波長の信号光が伝搬遅延を与えられることにより波長分散が補償される。チャープトグレーティングファイバ10a,10b,10c,10dにおいても、WDMフィルタ7側と同様に入力された波長の信号光が伝搬し、所定の位置で反射した後、再びWDMフィルタ9に戻って合波され、それぞれの波長の信号光が伝搬遅延を与えられることにより波長分散が補償される。
【0020】
WDMフィルタ7,9で分散補償された信号光は、WDMフィルタ7,9内を逆方向に信号光16a,16bとして伝搬し、光サーキュレータ5,6の各ポート▲2▼からポート▲3▼を通ってWDMフィルタ11へ出力される。WDMフィルタ11は、Lバンドの分散補償された信号光16aとHバンドの分散補償された信号光16bとを合波し、分散補償された信号光19として出力光伝送路12へ出力する。
【0021】
波長多重された信号光13は、入力光伝送路1内を数十kmの長さにわたって伝送されるため、伝送距離が長くなるほど波長分散値が大きくなり、かつ、分散スロープを持つことになる。波長分散値はできるだけ0に近づけ、かつ、分散スロープを小さく、すなわち、入力伝送路1内を伝搬する信号光の伝送歪みをできるだけ小さくする必要がある。
【0022】
上記実施の形態によれば、波長多重された信号光13が入力光伝送路1内を伝搬することによって生じたそれぞれの波長の分散値(D1 〜D16)は、先ず、分散補償ファイバ2で−D1 だけ補償しておき、D2 −D1 、D3 −D1 ,D4 −D1 ,・・・D16−D1 までの波長分散値は、WDMフィルタ3とWDMフィルタ11の間で補償するようにしたため、波長分散値及び分散スロープを補償することが可能になった。この結果、出力光伝送路12側には、波長λ1 からλ16までの信号光の分散はほぼ0になり、かつ、相互間で波長分散値がほぼ等しくなるように補償された信号光18を得ることができる。
【0023】
図2は本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの第2の実施の形態を示す。図1の構成と相違するところは、次の3点である。まず、第1の相違点は、WDMフィルタ7,9のそれぞれに1入力8出力の光合分波器を用いている。すなわち、WDMフィルタ7は波長λ1 からλ8 の信号光を8つの出力端にそれぞれ分波し、それぞれの出力端に接続されたチャープトグレーティングファイバ8a,8b,8c,8d,8e,8f,8g,8h内に伝搬させている。同様に、WDMフィルタ9は波長λ9 からλ16の信号光を8つの出力端にそれぞれ分波し、それぞれの出力端に接続されたチャープトグレーティングファイバ10a,10b,10c,10d,10e,10f,10g,10h内に伝搬させている。
【0024】
第2の相違点は、チャープトグレーティングファイバ8aは、波長λ1 の信号光の分散を補償するためのものであり、同様に、チャープトグレーティングファイバ10aは、波長λ9 の信号光の分散を補償するために用いられる。これ以外のチャープトグレーティングファイバ8b〜8h,10b〜10hもそれぞれ1つの波長の信号光の分散を補償するために用いられる。
【0025】
第3の相違点は、図1のWDMフィルタ11に代え、光アイソレータ20と光サーキュレータ21を用いて光合波器を構成したところにある。すなわち、分散補償されたLバンドの信号光16aは、光アイソレータ20を通って信号光22として光サーキュレータ21のポート▲1▼に入射し、そのポート▲2▼を通って出力光伝送路12へ導かれる。他方、分散補償されたHバンドの信号光16bは、光サーキュレータ21のポート▲3▼へ入射し、そのポート▲1▼に導かれ、信号光23として光アイソレータ20へ伝搬する。そして、この光アイソレータ20で反射されて信号光24として光サーキュレータ21のポート▲1▼に入射し、そのポート▲2▼を通って出力光伝送路12へ出力される。
【0026】
図2の構成の特徴は、出力側にWDMフィルタ11に代え、光アイソレータ20と光サーキュレータ21を用いた結果、Lバンドの信号光16aとHバンドの信号光16bとの光アイソレーション特性を大きくとることができ、互いの光クロストーク特性を良好に保てることにある。また、光サーキュレータ21を用いているため、出力光伝送路12側からの反射戻り光を阻止することもできる。
【0027】
図3は本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの第3の実施の形態を示す。本実施の形態は、超広帯域の波長分散補償デバイスと増幅デバイスを一体化して増幅機能を持たせ、かつ、低コスト化が図れるようにした光デバイスの実現を目標にしている。図3においては、図1及び図2と同一または同一機能を有するものには同一引用数字を用いたので、ここでは重複する説明を省略する。
【0028】
図3においては、図1の光サーキュレータ5,6とWDMフィルタ11の間の伝送路にEr(希土類元素)添加光ファイバ31,32を用いている。Er添加光ファイバ31の入力側寄りにはWDMカプラ33が結合され、Er添加光ファイバ32の両側にはWDMカプラ34,35が結合されている。WDMカプラ33には励起光源36が接続され、WDMカプラ34,35には励起光源37,38が接続されている。励起光源36には波長1.48μm帯或いは0.98μm帯の半導体レーザが用いられ、励起光源37,38には波長1.48μm帯或いは0.98μm帯の半導体レーザが用いられる。更に、出力光伝送路12の途中には、出力側からの光入射を防止するために、光アイソレータ20が設置されている。
【0029】
すでに分散補償されたLバンドの信号光16aは、光サーキュレータ5からEr添加光ファイバ31に入力される。Er添加光ファイバ31には、励起光源36からの励起光がWDMカプラ33を通して入力される。この励起光をEr添加光ファイバ31に伝搬させて反転分布状態を形成すると、信号光16aは、例えば、数千倍から約10,000倍に増幅され、増幅された信号光がWDMフィルタ11の一方の入力端に入力される。更に、Er添加光ファイバ32にも励起光源37,38からの励起光がWDMカプラ34,35を通して入力される。その結果、信号光16bは、例えば、数千倍から約10,000倍に増幅され、この増幅された信号光がWDMフィルタ11の他方の入力端に入力される。WDMフィルタ11は、増幅された2つのバンドの信号光を合波して光アイソレータ20へ送出する。光アイソレータ20を通った上記2つのバンドの信号光は、出力光伝送路12を信号光18として伝搬する。光アイソレータ20は、出力光伝送路12からの信号光の反射戻り光を抑圧する機能を持っている。
【0030】
Er添加光ファイバ31への励起光は、Er添加光ファイバ31の入力側のみからではなく、出力側から励起してもよい。また、励起光源36のほかに1台を追加して両側から励起する構成にしてもよい。
図4は本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの第4の実施の形態を示す。本実施の形態における基本構成は図3と同一であり、チャープトグレーティングファイバ8aに光フィルタ41を設け、波長λ1 ,λ2 ,λ3 ,λ4 ,λ5 ,λ6 ,λ7 ,λ8 からなるLバンドの信号光の増幅度を一様にすることができるようにしたところに特徴がある。すなわち、波長λ1 の1.53μm帯の利得ピークを抑えるために、チャープトグレーティングファイバ8aの途中に光フィルタ41を設け、1.53μm帯の信号光を減衰させている。本実施の形態においては、チャープトグレーティングファイバ8aを伝搬する波長λ1 及びλ2 の信号光のうち、主に波長λ1 (=1.53μm)の信号光の一部を減衰させるようにしている。これにより、波長λ1 〜λ16までの信号光の増幅度をほぼ一様にすることができる。
【0031】
LバンドとHバンドとの増幅度の調節は、Er添加光ファイバ31,32の長さ、Er添加量、励起光源36,37,38の光パワー等を適宜設定することにより可能である。Er添加光ファイバ31,32には、Erの添加のほか、Alが共添加された石英系ファイバまたはフッ化物系ファイバを用いることができる。或いは、Alが共添加された石英系ファイバとフッ化物系ファイバを組み合わせたファイバを用いることもできる。
【0032】
図4の実施の形態によれば、図3の実施の形態と同様に、波長分散補償に加え、信号光の増幅を行なうことが可能になる。
図5は本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの第5の実施の形態を示す。本実施の形態は、図4で用いたEr添加光ファイバ31,32、WDMカプラ33,34,35、励起光源36,37,38を図2の構成に追加した構成になっている。すなわち、光サーキュレータ5と光アイソレータ20との間、及び光サーキュレータ6と光サーキュレータ21との間に、それぞれEr添加光ファイバ131,32を接続し、これらのEr添加光ファイバ31,32に励起光源36,37,38からの励起光をそれぞれ伝搬させ、信号光16a,16bのそれぞれを独立に増幅できるようにしている。
【0033】
図5の実施の形態によれば、波長分散補償に加え、信号光の増幅も行なうことができる。
図6は本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの第6の実施の形態を示す。図6においては、図1に用いたと同一であるものには同一引用数字を用いている。入力光伝送路1には光サーキュレータ61のポート▲1▼が接続され、そのポート▲2▼には分散補償ファイバ2が接続され、ポート▲3▼には出力光伝送路12が接続されている。分散補償ファイバ2にはWDMフィルタ3が接続され、このWDMフィルタ3にはWDMフィルタ7,9が接続されている。WDMフィルタ7にはチャープトグレーティングファイバ8a〜8dが接続され、WDMフィルタ9にはチャープトグレーティングファイバ10a〜10dが接続されている。
【0034】
図6においては、入力光伝送路1を伝搬してきた信号光13(波長λ1 〜λ16からなる)を光サーキュレータ61のポート▲1▼に入力させ、これをポート▲2▼から分散補償ファイバ2へ信号光62として出力し、また、分散補償ファイバ2からの信号光63をポート▲3▼へ信号光12として出力する。
入力光伝送路1を伝搬してきたことによって生じる波長分散値(D1 〜D16)の約1/2の分散(約、−D1 /2)が、分散補償ファイバ2によって補償される。この分散補償ファイバ2を通った信号光64は光分波器であるWDMフィルタ3に入射し、このWDMフィルタ3で2つの波長帯、つまりLバンドの信号光15aとHバンドの信号光15bに分離される。Lバンドの信号光15a(波長λ1 〜λ8 の信号光)は、WDMフィルタ7に入射する。また、Hバンドの信号光15b(波長λ9 〜λ16の信号光)は、WDMフィルタ9に入射する。
【0035】
WDMフィルタ7に入射した波長λ1 〜λ8 から成る8つの波長のそれぞれは4つの出力端に分波され、それぞれの出力端に接続されたチャープトグレーティングファイバ8a〜8dを伝搬する。例えば、チャープトグレーティングファイバ8aには波長λ1 とλ2 の信号光が伝搬し、波長λ2 の信号光はチャープトグレーティングファイバ8aの手前で反射して戻り、波長λ1 の信号光はλ2 の反射位置より奥の方で反射して戻り、再びWDMフィルタ7の出力端へ達し、合波されて信号光16aとして伝搬する。同様に、波長λ4 とλ5 、λ7 とλ8 の信号光のそれぞれもチャープトグレーティングファイバ8b,8c,8dを伝搬し、所定の位置で反射して戻り、WDMフィルタ7で合波され、信号光16aとして伝搬し、更に、WDMフィルタ3で合波されて信号光65として伝搬する。また、波長λ9 〜λ16のHバンドの信号光15bもWDMフィルタ9で4つの波長帯λ9 とλ10、λ13とλ14、λ15とλ16のように分波され、それぞれのチャープトグレーティングファイバ10a,10b,10c,10d内を伝搬し、それぞれ所定の位置で反射してチャープトグレーティングファイバ内を逆方向へ伝搬し、WDMフィルタ9に戻って合波され、信号光16bのように伝搬し、WDMフィルタ3で信号光16aと共に合波され、信号光65のように伝搬し、分散補償ファイバ2を通過した後、光サーキュレータ3のポート▲2▼からポート▲3▼を通って出力光伝送路12へ信号光18として出力される。
【0036】
以上のように、図6の超広帯域波長分散補償デバイスは、入力光伝送路1を波長多重された信号光13が伝搬することによって生じた波長分散は、まず、分散補償ファイバ2内を光信号光62が通ることによって概略の分散値を補償し、残りの分散値は、WDMフィルタ3からの信号光65を逆方向から分散補償ファイバ2に伝搬させるときに補償している。なお、分散補償ファイバ2での分散補償量は小さくし、チャープトグレーティングファイバ8a〜10dでの分散補償量を大きくするように構成し、信号光の分散補償ファイバ2での減衰を小さくすれば、長距離伝送に対応することができる。したがって、分散補償ファイバ2での分散補償量は、図1〜図6の場合、少ない方がより効果的であり、その分だけそれぞれのチャープトグレーティングファイバで大きな分散補償量を持たせるようにした方がよい。なお、分散補償ファイバ2を設けず、それぞれのチャープトグレーティングファイバでのみ波長分散補償を行なってもよい。このようにすれば、より低損失の波長分散補償が行なえることになり、より長距離伝送を実現することができる。
【0037】
図7は本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの第7の実施の形態を示す。本実施の形態は、図6の構成に増幅機能を付加したところに特徴がある。すなわち、光サーキュレータ61のポート▲3▼と出力光伝送路12の間にEr添加光ファイバ71、及び光アイソレータ72を直列に挿入するほか、Er添加光ファイバ71の両側にWDMカプラ73,74を結合させ、それぞれに励起光源75,76を接続した構成にしている。他の構成は図6に示した通りである。
【0038】
信号光13が光サーキュレータ61のポート▲1▼→光サーキュレータ61のポート▲2▼→分散補償ファイバ2→WDMフィルタ3→WDMフィルタ7,9→WDMフィルタ3→分散補償ファイバ2→光サーキュレータ61のポート▲3▼に至るまでの動作は図6と同じであるので、ここでは説明を省略する。
波長分散補償された光サーキュレータ61のポート▲3▼からの信号光63をEr添加光ファイバ71に伝搬させ、それと共に励起光源75,76からの励起光をWDMカプラ73,74を通してEr添加光ファイバ71内に伝搬させる。これにより、Er添加光ファイバ71を通過する信号光63は数千倍から10000倍に増幅され、光アイソレータ72を通って出力光伝送路12へ信号光18として出力される。
【0039】
以上のように、図7の超広帯域波長分散補償デバイスによれば、波長分散補償機能と増幅機能を備えたデバイスが、簡単な構成、少ない光部品点数、及び光損失の少ない伝送系により実現することができる。なお、信号光13から信号光18までの波長分散補償もそれぞれのチャープトグレーティングファイバ8a〜10dで分担する構成にしてもよいことは言うまでもない。
【0040】
図8は図7の変形例を示す。本例は図7の構成にゲインイコライザの機能を付加したものである。すなわち、波長1.53μm帯(λ1 )の信号光の増幅利得を抑えるために、チャープトグレーティングファイバ8aの途中に波長1.53μm帯の信号光を減衰させるための光フィルタ41(図4で用いたと同じフィルタ)を挿入した構成にしている。これにより、波長λ1 からλ16までの信号光の増幅度を一様に保つことができる。
【0041】
本発明は上記した各実施の形態の構成に限定されるものではない。まず、チャープトグレーティングファイバ8a〜10dの代わりに、導波路型のチャープトグレーティングフィルタを用いてもよい。また、WDMフィルタ3,7,9,11は、導波路型、干渉膜フィルタ型、ファイバグレーティング型のいずれを用いてもよい。波長多重された信号光は、8、20、32、64、100、・・・・などのチャンネル数を用いることができる。したがって、WDMフィルタ7,9での合波数は、上記チャンネル数に応じて、4、8、20、32、50、・・・・等のように増える。ただし、WDMフィルタ7,9の出力端数は必ずしも上記チャンネル数の半分である必要はなく、それぞれのチャープトグレーティングファイバ内へ伝搬させるチャンネル数を増やすことによって対応させることができる。例えば、波長多重数が32チャンネルの場合、図1の構成でそれぞれのチャープトグレーティングファイバ8a〜10d内に伝搬させるチャンネル数を4チャンネルづつにすればよい。入力光伝送路1に波長1.53μm帯で零分散波長を有する分散シフトファイバを用い、数十Km以上の距離を伝搬させる場合には、図1〜図8に使用している分散補償ファイバ2は用いなくともよい。
【0042】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明の超広帯域波長分散補償・増幅デバイスによれば、入力光伝送路からの信号光を光分波器で複数の波長領域に分波し、複数の光合分波器で前記分波した前記複数の波長領域を所定数の波長帯に分波すると共に該分波した波長帯の信号光を波長分散補償した後の信号光を合波して出力側へ送出し、複数のチャープトグレーティングファイバを用いて前記光合分波器によって分波した各波長帯の信号光を個別に伝搬させ、その信号光が所定の位置から反射してくる過程で波長分散補償が施された各信号光を前記光合分波器へ送出して合波させるようにしたので、具体的に以下に示す効果が得られる。
(1)波長1.53μm〜1.61μmを用いてシングルモードファイバ或いは分散シフトファイバを数十Km以上にわたって波長多重伝送する際に生じる波長分散を補償することができる。
(2)光部品点数が少なく、低損失で不要な特性烈火要因が少なくなり、長距離、大容量、高速伝送が可能になり、これらを低コストに達成することができる。
(3)それぞれの波長毎に精密な分散補償が行なえるので、高品質の伝送が可能になる。
(4)超広帯域にわたって多くの波長多重された信号光の波長分散補償と、それらの信号光の増幅が一体化された簡易な構成にできるので、より高性能で低コストな通信システムを構築することができる。
(5)それぞれのチャープトグレーティングファイバの波長分散補償は、1波長または数波長の信号光に対してであるため、小形化、低コスト化、量産化が可能なチャープトグレーティングファイバの使用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの第1の実施の形態を示す接続図である。
【図2】本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの第2の実施の形態を示す接続図である。
【図3】本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの第3の実施の形態を示す接続図である。
【図4】本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの第4の実施の形態を示す接続図である。
【図5】本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの第5の実施の形態を示す接続図である。
【図6】本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの第6の実施の形態を示す接続図である。
【図7】本発明に係る超広帯域波長分散補償デバイスの第7の実施の形態を示す接続図である。
【図8】図7の変形例を示す接続図である。
【図9】図9は分散状態と伝搬距離の関係を示す説明図である。
【図10】従来の波長分散補償デバイスの第1例を示す接続図である。
【図11】従来の波長分散補償デバイスの第2例を示す接続図である。
【図12】従来の波長分散補償デバイスの第3例を示す接続図である。
【符号の説明】
1 入力光伝送路
2 分散補償ファイバ
3,7,9,11 WDMフィルタ
5,6,21,61 光サーキュレータ
8a,8b,8c,8d チャープトグレーティングファイバ
8e,8f,8g,8h チャープトグレーティングファイバ
10a,10b,10c,10d チャープトグレーティングファイバ
10e,10f,10g,10h チャープトグレーティングファイバ
12 出力光伝送路
20,72 光アイソレータ
31,32,71 Er添加光ファイバ
33,34,35,73,74 WDMカプラ
36,37,38,75,76 励起光源
41 光フィルタ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an ultra-wide band chromatic dispersion compensating device for compensating chromatic dispersion of a transmission line for wavelength multiplex communication over a wide band.
[0002]
[Prior art]
In recent years, with the rapid development of 1.55 μm band optical fiber amplifiers, a system for transmitting high-speed, large-capacity information over a long distance by wavelength multiplexing transmission using several to several tens of 1.55 μm band optical signals. R & D has become active. As a configuration method of such a system, a single mode optical fiber having a zero-dispersion characteristic of 1.3 μm is used in a transmission line, and several to several tens of wavelength-multiplexed signal light in the 1.55 μm band is transmitted thereto. A method is being considered. When transmitting wavelength-multiplexed signal light over a long distance, a problem is chromatic dispersion (the speed of light varies depending on the wavelength).
[0003]
FIG. 9 shows the relationship between the dispersion state and the propagation distance. When the pulse-shaped input signal light propagates through the optical fiber, if the dispersion is zero, no change occurs in the waveform output from the optical fiber. However, as the dispersion value increases, the pulse waveform itself of the input signal light collapses and expands. When the input signal light propagates in the optical fiber having a large dispersion value over a long distance, the output signal light deteriorates. Therefore, it is necessary to compensate for chromatic dispersion and make the dispersion value zero. As a method of compensating for the chromatic dispersion of an optical fiber in the 1.55 μm band, a method of adding a dispersion compensating fiber to a wavelength division multiplex transmission line has been proposed. Specific examples thereof are disclosed in JP-A-8-234255 and JP-A-9-191290.
[0004]
FIG. 10 shows a first example of a conventional chromatic dispersion compensating device. The optical branching coupler (CPL) 101 has a wavelength λ 1 ~ Λ n The signal light 100-1 wavelength-multiplexed by the 1 , Λ 2 ... ~ λ n And outputs for each wavelength. Bandpass filters (BPFs) 102-1 to 102-n that pass only predetermined wavelength bands are connected to each of the n output terminals of the
[0005]
In the configuration of FIG. 10, the wavelength λ 1 ~ Λ n Is demultiplexed for each wavelength, and wavelength components other than the wavelength determined by each of the band-pass filters 102-1 to 102-n are removed. Thereafter, the chromatic dispersion of the transmission line is compensated by the chromatic dispersion compensators 103-1 to 103-n independently for each of the optical signals of the respective wavelengths after the demultiplexing. 1 ~ Λ n Is zero dispersion as a whole. Outputs of the chromatic dispersion compensators 103-1 to 103-n are multiplexed by the optical branching
[0006]
In order to extend the transmission distance, a method of inserting an optical fiber amplifier in the middle of a transmission line has been considered, and an example thereof is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-316912. This will be described below.
FIG. 11 shows a second example of a conventional chromatic dispersion compensating device. The input
[0007]
In FIG. 11, the wavelength multiplexed signal light 100-1 is input to the input
[0008]
FIG. 12 shows a third example of a conventional chromatic dispersion compensating device. The configuration in FIG. 12 has a configuration in which the
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional chromatic dispersion compensating device has the following problems. (1) In the case of the configuration shown in FIG. 10, pass-through optical components, for example, dispersion compensating fibers are used for the chromatic dispersion compensating units 103-1 to 103-n. There are problems such as large light loss, large size, and difficulty in reducing cost.
(2) Further, an optical splitter /
(3) Further, since a large number of optical components are used, a connection loss between the optical components becomes a problem, and reflected light from each connecting portion deteriorates crosstalk between the channels. There's a problem.
(4) In the case of the configurations shown in FIGS. 11 and 12, an optical amplifier having independent functions and a chromatic dispersion compensator are provided, and they are cascaded, so that the number of optical components increases and the cost increases. Become. Further, there is a problem that transmission loss increases as the number of optical components increases, and miniaturization is difficult.
(5) The increase in the number of optical components as in (4) increases the connection loss between each optical component and the polarization-dependent loss.
(6) Further, a major problem of the configurations of FIGS. 11 and 12 is that it is difficult to make the chromatic dispersion characteristics of the chirped
[0010]
Therefore, an object of the present invention is to provide an ultra-wide band chromatic dispersion compensating device capable of compensating chromatic dispersion of a transmission line and its dispersion slope over a wide band.
Still another object of the present invention is to provide an ultra-wide band chromatic dispersion compensating device capable of constructing, with an integrated circuit, amplification of chromatic dispersion-compensated signal light.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides an input optical transmission line on which signal light in which a plurality of different wavelengths are multiplexed is propagated, and converts the signal light from the input optical transmission line into a long wave band, a short wave band, or the like. An optical demultiplexer that demultiplexes the signal light of a plurality of wavelength regions into signal light of a plurality of wavelength regions, and demultiplexes the signal light of the plurality of wavelength regions demultiplexed by the optical demultiplexer into signal light of a plurality of different wavelengths. A plurality of optical multiplexers / demultiplexers for multiplexing and transmitting the output to the output side after compensating for the chromatic dispersion of the signal light, and individually transmitting and reflecting the signal light demultiplexed by the plurality of optical multiplexers / demultiplexers. And a plurality of chirped grating fibers for performing dispersion compensation and sending the optical fiber to the optical multiplexer / demultiplexer.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In each embodiment of the present invention, as a wavelength band, a short wavelength band of 1.53 μm to 1.56 μm (hereinafter, referred to as “L band”) and a long wavelength band of 1.57 μm to 1.61 μm (hereinafter, referred to as “L band”). “H band”), the chromatic dispersion of an optical transmission line (for example, a single mode fiber or a dispersion shift fiber) in which at least eight or more wavelengths are multiplexed is compensated, and their dispersion slopes (each wavelength) are compensated. λ 1 ~ Λ n The characteristic is that the chromatic dispersion values of the respective wavelengths are different from each other, and the chromatic dispersion value of the signal light of each wavelength in the above-mentioned wavelength band is set to be substantially zero.
[0013]
FIG. 1 shows a first embodiment of an ultra-wide band chromatic dispersion compensating device according to the present invention. A dispersion compensating fiber (DCF) 2 is connected to the input
[0014]
For the input
[0015]
Next, the operation of the ultra-wide band chromatic dispersion compensating device having the configuration shown in FIG. 1 will be described. The
[0016]
The optical circulator 5 outputs the
[0017]
The
[0018]
The chirped
[0019]
The wavelength λ is contained in the
[0020]
The signal light that has been dispersion-compensated by the WDM filters 7 and 9 propagates in the WDM filters 7 and 9 in the opposite direction as
[0021]
Since the wavelength-multiplexed
[0022]
According to the above embodiment, the dispersion value (D) of each wavelength caused by the propagation of the wavelength-multiplexed
[0023]
FIG. 2 shows a second embodiment of the ultra-wide band chromatic dispersion compensating device according to the present invention. There are the following three points different from the configuration of FIG. First, the first difference is that each of the WDM filters 7 and 9 uses an optical multiplexer / demultiplexer having one input and eight outputs. That is, the
[0024]
The second difference is that the
[0025]
A third difference lies in that an optical multiplexer is configured using an
[0026]
2 is that the
[0027]
FIG. 3 shows a third embodiment of the ultra-wide band chromatic dispersion compensating device according to the present invention. The present embodiment aims at realizing an optical device that has an amplifying function by integrating an ultra-wide band chromatic dispersion compensating device and an amplifying device and that can reduce the cost. In FIG. 3, the same reference numerals are used for those having the same or the same functions as those in FIGS. 1 and 2, and thus the duplicated description will be omitted here.
[0028]
In FIG. 3, Er (rare earth element) doped
[0029]
The dispersion-compensated L-band signal light 16 a is input from the optical circulator 5 to the Er-doped
[0030]
The pump light to the Er-doped
FIG. 4 shows a fourth embodiment of the ultra-wide band chromatic dispersion compensating device according to the present invention. The basic configuration in the present embodiment is the same as that of FIG. 3, and an
[0031]
The degree of amplification of the L band and the H band can be adjusted by appropriately setting the length of the Er-doped
[0032]
According to the embodiment of FIG. 4, similarly to the embodiment of FIG. 3, it becomes possible to amplify the signal light in addition to the chromatic dispersion compensation.
FIG. 5 shows a fifth embodiment of the ultra-wide band chromatic dispersion compensating device according to the present invention. The present embodiment has a configuration in which the Er-doped
[0033]
According to the embodiment of FIG. 5, amplification of signal light can be performed in addition to chromatic dispersion compensation.
FIG. 6 shows a sixth embodiment of the ultra-wide band chromatic dispersion compensating device according to the present invention. In FIG. 6, the same reference numerals are used for the same components as those used in FIG. The input
[0034]
In FIG. 6, the signal light 13 (wavelength λ) propagating through the input
The chromatic dispersion value (D 1 ~ D 16 ) (About, −D 1 / 2) is compensated by the
[0035]
Wavelength λ incident on
[0036]
As described above, in the ultra-wideband chromatic dispersion compensating device shown in FIG. 6, the chromatic dispersion caused by the propagation of the
[0037]
FIG. 7 shows an ultra-wide band chromatic dispersion compensating device according to a seventh embodiment of the present invention. The present embodiment is characterized in that an amplification function is added to the configuration of FIG. That is, the Er-doped
[0038]
The
The signal light 63 from the port (3) of the
[0039]
As described above, according to the ultra-wideband chromatic dispersion compensating device of FIG. 7, a device having a chromatic dispersion compensating function and an amplifying function can be realized with a simple configuration, a small number of optical components, and a transmission system with a small optical loss. be able to. It is needless to say that the chromatic dispersion compensation from the
[0040]
FIG. 8 shows a modification of FIG. In this example, a function of a gain equalizer is added to the configuration of FIG. That is, the wavelength 1.53 μm band (λ 1 4) In order to suppress the amplification gain of the signal light, an optical filter 41 (the same filter as used in FIG. 4) for attenuating the signal light in the 1.53 μm band is inserted in the
[0041]
The present invention is not limited to the configurations of the above embodiments. First, a waveguide-type chirped grating filter may be used instead of the chirped
[0042]
【The invention's effect】
As described above, according to the ultra-wide band chromatic dispersion compensating / amplifying device of the present invention, the signal light from the input optical transmission line is demultiplexed into a plurality of wavelength regions by the optical demultiplexer, and is demultiplexed by the plurality of optical demultiplexers. Demultiplexing the plurality of wavelength regions into a predetermined number of wavelength bands and multiplexing the signal light after compensating chromatic dispersion of the demultiplexed wavelength band, and transmitting the multiplexed signal light to an output side; The signal light of each wavelength band demultiplexed by the optical multiplexer / demultiplexer is individually propagated using the chirped grating fiber, and chromatic dispersion compensation is performed in a process where the signal light is reflected from a predetermined position. Since each signal light is transmitted to the optical multiplexer / demultiplexer and multiplexed, the following effects are specifically obtained.
(1) It is possible to compensate for chromatic dispersion generated when wavelength-division multiplex transmission of a single mode fiber or a dispersion-shifted fiber over several tens of km is performed using a wavelength of 1.53 μm to 1.61 μm.
(2) The number of optical components is small, the loss is small, and unnecessary characteristics are less likely to cause a fire. Long-distance, large-capacity, high-speed transmission becomes possible, and these can be achieved at low cost.
(3) Since high-precision dispersion compensation can be performed for each wavelength, high-quality transmission becomes possible.
(4) Since a simple configuration in which chromatic dispersion compensation of many wavelength-multiplexed signal lights over an ultra-wide band and amplification of those signal lights can be integrated, a communication system with higher performance and lower cost can be constructed. be able to.
(5) Since the chromatic dispersion compensation of each chirped grating fiber is for signal light of one wavelength or several wavelengths, it is possible to use a chirped grating fiber which can be reduced in size, cost, and mass-produced. become.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a connection diagram showing a first embodiment of an ultra-wide band chromatic dispersion compensating device according to the present invention.
FIG. 2 is a connection diagram showing a second embodiment of the ultra-wide band chromatic dispersion compensating device according to the present invention.
FIG. 3 is a connection diagram showing a third embodiment of the ultra-wide band chromatic dispersion compensating device according to the present invention.
FIG. 4 is a connection diagram showing a fourth embodiment of the ultra-wide band chromatic dispersion compensating device according to the present invention.
FIG. 5 is a connection diagram showing a fifth embodiment of the ultra-wide band chromatic dispersion compensating device according to the present invention.
FIG. 6 is a connection diagram showing a sixth embodiment of the ultra-wide band chromatic dispersion compensating device according to the present invention.
FIG. 7 is a connection diagram showing a seventh embodiment of the ultra-wide band chromatic dispersion compensating device according to the present invention.
FIG. 8 is a connection diagram showing a modification of FIG. 7;
FIG. 9 is an explanatory diagram showing a relationship between a dispersion state and a propagation distance.
FIG. 10 is a connection diagram showing a first example of a conventional chromatic dispersion compensating device.
FIG. 11 is a connection diagram showing a second example of a conventional chromatic dispersion compensating device.
FIG. 12 is a connection diagram showing a third example of a conventional chromatic dispersion compensating device.
[Explanation of symbols]
1 Input optical transmission line
2 Dispersion compensating fiber
3,7,9,11 WDM filter
5,6,21,61 Optical circulator
8a, 8b, 8c, 8d Chirped grating fiber
8e, 8f, 8g, 8h Chirped grating fiber
10a, 10b, 10c, 10d Chirped grating fiber
10e, 10f, 10g, 10h Chirped grating fiber
12 Output optical transmission line
20,72 Optical isolator
31, 32, 71 Er-doped optical fiber
33, 34, 35, 73, 74 WDM coupler
36,37,38,75,76 Excitation light source
41 Optical Filter
Claims (14)
前記入力光伝送路からの信号光を長波帯、短波帯等の複数の波長領域の信号光に分波する光分波器と、
前記光分波器で分波した前記複数の波長領域の前記信号光を複数の異なる波長の信号光に分波すると共に分波した前記信号光を波長分散補償した後に合波して出力側へ送出する複数の光合分波器と、
前記複数の光合分波器によって分波した前記信号光を個別に伝搬及び反射させて波長分散補償を施して前記光合分波器へ送出する複数のチャープトグレーティングファイバと、
を備えることを特徴とする超広帯域波長分散補償デバイス。An input optical transmission line through which signal light in which a plurality of different wavelengths are multiplexed is propagated,
An optical splitter that splits the signal light from the input optical transmission line into signal lights in a plurality of wavelength regions such as a long wave band and a short wave band,
The signal light in the plurality of wavelength regions demultiplexed by the optical demultiplexer is demultiplexed into signal light of a plurality of different wavelengths, and the signal light demultiplexed is subjected to wavelength dispersion compensation and then multiplexed to the output side. A plurality of optical multiplexer / demultiplexers for transmission;
A plurality of chirped grating fibers for individually propagating and reflecting the signal light demultiplexed by the plurality of optical multiplexers / demultiplexers, performing chromatic dispersion compensation, and sending out the optical multiplexer / demultiplexer,
An ultra-wide band chromatic dispersion compensating device comprising:
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